JPH10280694A - コンクリート製品の吊上具 - Google Patents
コンクリート製品の吊上具Info
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- JPH10280694A JPH10280694A JP10104597A JP10104597A JPH10280694A JP H10280694 A JPH10280694 A JP H10280694A JP 10104597 A JP10104597 A JP 10104597A JP 10104597 A JP10104597 A JP 10104597A JP H10280694 A JPH10280694 A JP H10280694A
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートに埋設される定着部材と吊上用
具を掛止させる吊部材とからなるコンクリート製品の吊
上具において、定着部材の吊部材を係止する部分を、コ
ンクリート製品の吊上作業時に荷重が集中しても破損し
ないようにする。 【解決手段】 先端側方に係止突起13を突出させた軸
体12を有する金属製の吊部材1と、軸体12が挿入さ
れる差込孔23を基端面に開放して有するとともにそれ
らの先端に連続して軸体12を回動可能とする奥孔部2
5を有し且つこの奥孔部25の頂面に係止突起13を嵌
合する窪み部33を有する合成樹脂製の定着部材2とか
らなるコンクリート製品の吊上具において、窪み部33
を合成樹脂部分に埋め込んだ金属の係止部材3に形成し
た。
具を掛止させる吊部材とからなるコンクリート製品の吊
上具において、定着部材の吊部材を係止する部分を、コ
ンクリート製品の吊上作業時に荷重が集中しても破損し
ないようにする。 【解決手段】 先端側方に係止突起13を突出させた軸
体12を有する金属製の吊部材1と、軸体12が挿入さ
れる差込孔23を基端面に開放して有するとともにそれ
らの先端に連続して軸体12を回動可能とする奥孔部2
5を有し且つこの奥孔部25の頂面に係止突起13を嵌
合する窪み部33を有する合成樹脂製の定着部材2とか
らなるコンクリート製品の吊上具において、窪み部33
を合成樹脂部分に埋め込んだ金属の係止部材3に形成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場で生産された
コンクリート製品を運搬や設置のために吊り上げるとき
に使用される吊上具に関するものである。
コンクリート製品を運搬や設置のために吊り上げるとき
に使用される吊上具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場で所定の寸法、形状に成形された各
種コンクリート製品の多くは、人力で持ち上げるのが著
しく困難または不可能な重量を有している。
種コンクリート製品の多くは、人力で持ち上げるのが著
しく困難または不可能な重量を有している。
【0003】このようなコンクリート製品を工場内或い
は施工現場において運搬する際や、施工時には、クレー
ンやウインチ等のような重機を用いて吊り上げなければ
ならない。
は施工現場において運搬する際や、施工時には、クレー
ンやウインチ等のような重機を用いて吊り上げなければ
ならない。
【0004】従来は、コンクリート製品の成形時に、袋
ナット状のインサートをその雌ねじ孔が製品表面に開放
されるように埋め込んでおいて、吊り上げ時に、アイボ
ルトをインサートの雌ねじに螺合させ、アイボルトにロ
ープ等の吊上用具を取り付けてその吊上用具を重機に結
合し吊り上げるのが一般的である。
ナット状のインサートをその雌ねじ孔が製品表面に開放
されるように埋め込んでおいて、吊り上げ時に、アイボ
ルトをインサートの雌ねじに螺合させ、アイボルトにロ
ープ等の吊上用具を取り付けてその吊上用具を重機に結
合し吊り上げるのが一般的である。
【0005】そして、インサートは、吊上時に荷重のバ
ランスがとれるような位置に、二個所或いはそれ以上埋
設され、例えば工場内の移動や運搬車両への積み降ろ
し、更には施工時と、その都度、各々のコンクリート製
品について、複数個のインサートにアイボルトを手作業
でねじ込んだり抜き取ったりしなければならず、極めて
面倒な作業となっていた。殊に、多数のコンクリート製
品を扱う大規模な現場においては、このような作業は能
率向上の妨げとなっていた。
ランスがとれるような位置に、二個所或いはそれ以上埋
設され、例えば工場内の移動や運搬車両への積み降ろ
し、更には施工時と、その都度、各々のコンクリート製
品について、複数個のインサートにアイボルトを手作業
でねじ込んだり抜き取ったりしなければならず、極めて
面倒な作業となっていた。殊に、多数のコンクリート製
品を扱う大規模な現場においては、このような作業は能
率向上の妨げとなっていた。
【0006】そこで、近年は、図5のように、ロープ等
を取り付ける吊部材50とコンクリート製品に埋め込ま
れる定着部材60との着脱を、ねじを回すことなく簡単
に行うことができるような吊上具が提案されている。
を取り付ける吊部材50とコンクリート製品に埋め込ま
れる定着部材60との着脱を、ねじを回すことなく簡単
に行うことができるような吊上具が提案されている。
【0007】即ち、この吊上具は、吊上用具掛止用の環
体51を有するとともに、軸体52の先端にその軸線方
向と直角方向に突設された係止突起53を有する吊部材
50と、基端から先端に向かって対向位置に溝部62を
有する通孔61を設けているとともに、通孔61に挿入
した吊部材50を所定角度、例えば90度だけ回転させ
た後、吊部材50を引抜方向に引き上げたときに係止突
起53が嵌合される窪み部63が形成されている定着部
材60とからなっている。そして、この吊部材50の係
止突起53を溝部62に合わせて挿入した後、90度回
転させたところで吊部材50を引き上げて係止突起53
を窪み部63に嵌め込み、吊部材50を挿着するもので
ある。
体51を有するとともに、軸体52の先端にその軸線方
向と直角方向に突設された係止突起53を有する吊部材
50と、基端から先端に向かって対向位置に溝部62を
有する通孔61を設けているとともに、通孔61に挿入
した吊部材50を所定角度、例えば90度だけ回転させ
た後、吊部材50を引抜方向に引き上げたときに係止突
起53が嵌合される窪み部63が形成されている定着部
材60とからなっている。そして、この吊部材50の係
止突起53を溝部62に合わせて挿入した後、90度回
転させたところで吊部材50を引き上げて係止突起53
を窪み部63に嵌め込み、吊部材50を挿着するもので
ある。
【0008】このような吊上具において、吊部材50は
強度上、金属製とされるのが普通であり、一方、定着部
材60は、コンクリート製品にその基端を露出させて埋
設されるものであって、成形性や耐久性等の面から、通
常は硬質の合成樹脂で作られる。
強度上、金属製とされるのが普通であり、一方、定着部
材60は、コンクリート製品にその基端を露出させて埋
設されるものであって、成形性や耐久性等の面から、通
常は硬質の合成樹脂で作られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、係止突起5
3を定着部材60の窪み部63に嵌合させた状態でコン
クリート製品を吊り上げる際、係止突起53がコンクリ
ート製品の全重量を支持するので、これが嵌合している
窪み部63の殊に上面にコンクリート製品の荷重が集中
して作用する。そのため、合成樹脂で作られた定着部材
60が窪み部63から裂断するなどの破損が生じる心配
がある。また、裂断によって窪み部63が変形すると、
係止突起53が安定して嵌合されなくなることがある。
3を定着部材60の窪み部63に嵌合させた状態でコン
クリート製品を吊り上げる際、係止突起53がコンクリ
ート製品の全重量を支持するので、これが嵌合している
窪み部63の殊に上面にコンクリート製品の荷重が集中
して作用する。そのため、合成樹脂で作られた定着部材
60が窪み部63から裂断するなどの破損が生じる心配
がある。また、裂断によって窪み部63が変形すると、
係止突起53が安定して嵌合されなくなることがある。
【0010】その対策として、従来は、大重量のコンク
リート製品については吊上具の使用数を増して荷重を分
散させるようにしていたが、吊部材50の着脱やロープ
等の取り付け等、作業数が増加し能率の面で好ましくな
い。また、定着部材60全体を金属製とすることが考え
られるが、経年とともに定着部材60に錆が生じて美観
上好ましくなく、それを防ぐためには、コンクリート製
品の施工後、定着部材60の基端の露出部を塞がなけれ
ばならず、余計な手間がかかるという問題があった。
リート製品については吊上具の使用数を増して荷重を分
散させるようにしていたが、吊部材50の着脱やロープ
等の取り付け等、作業数が増加し能率の面で好ましくな
い。また、定着部材60全体を金属製とすることが考え
られるが、経年とともに定着部材60に錆が生じて美観
上好ましくなく、それを防ぐためには、コンクリート製
品の施工後、定着部材60の基端の露出部を塞がなけれ
ばならず、余計な手間がかかるという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、吊上
用具掛止用の環体と先端側方に係止突起を突出させた軸
体とを有する金属製の吊部材と、軸体が挿入される差込
孔を基端面に開放して有するとともにそれらの先端に連
続して軸体を回動可能とする奥孔部を有し且つこの奥孔
部の頂面に係止突起を嵌合する窪み部を有する合成樹脂
製の定着部材とからなるコンクリート製品の吊上具にお
いて、窪み部を合成樹脂部分に埋め込んだ金属製の係止
部材に形成することとした。
用具掛止用の環体と先端側方に係止突起を突出させた軸
体とを有する金属製の吊部材と、軸体が挿入される差込
孔を基端面に開放して有するとともにそれらの先端に連
続して軸体を回動可能とする奥孔部を有し且つこの奥孔
部の頂面に係止突起を嵌合する窪み部を有する合成樹脂
製の定着部材とからなるコンクリート製品の吊上具にお
いて、窪み部を合成樹脂部分に埋め込んだ金属製の係止
部材に形成することとした。
【0012】窪み部を金属で形成して強度を向上させる
ことによって、係止突起が窪み部に嵌合された状態で吊
り上げられるときに、窪み部に集中して大きな荷重が作
用しても損傷することなく、常に係止突起を安定した状
態で嵌合することができる。そして、窪み部を設けた係
止部材は係止突起よりも当然に大きいので、定着部材の
合成樹脂部分に荷重が分散して作用し、裂断させること
がなくなる。
ことによって、係止突起が窪み部に嵌合された状態で吊
り上げられるときに、窪み部に集中して大きな荷重が作
用しても損傷することなく、常に係止突起を安定した状
態で嵌合することができる。そして、窪み部を設けた係
止部材は係止突起よりも当然に大きいので、定着部材の
合成樹脂部分に荷重が分散して作用し、裂断させること
がなくなる。
【0013】また、係止部材を、定着部材の係止部材よ
りも基端側に位置する部分の外径よりも大径の環状とし
た場合は、吊上作業の際に作用する荷重によるコンクリ
ートのコーン破壊や支圧破壊に対する許容荷重が大きく
なるうえ、大きな荷重が作用したときに、これらの破壊
が起こるよりも先に定着部材が破壊することがない。
りも基端側に位置する部分の外径よりも大径の環状とし
た場合は、吊上作業の際に作用する荷重によるコンクリ
ートのコーン破壊や支圧破壊に対する許容荷重が大きく
なるうえ、大きな荷重が作用したときに、これらの破壊
が起こるよりも先に定着部材が破壊することがない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1は本発明の好ましい実施の形態の一例
であり、本発明の吊上具は、吊部材1と定着部材2とか
らなる。
であり、本発明の吊上具は、吊部材1と定着部材2とか
らなる。
【0016】吊部材1は、基端に吊上用具であるロープ
を掛止させるための環体11が固着突設され、そこから
先端方向へ延びる円柱状の軸体12の先端の対向位置に
は、係止突起13が両側方に向けて突設されている。
を掛止させるための環体11が固着突設され、そこから
先端方向へ延びる円柱状の軸体12の先端の対向位置に
は、係止突起13が両側方に向けて突設されている。
【0017】定着部材2は、先端に抜け止めのためのフ
ランジ27を有する円筒状の本体21と、本体21内に
コンクリートが流入しないように先端を閉止する栓体2
2とから構成され、本体21および栓体22は、通常、
硬質の合成樹脂で成形されている。
ランジ27を有する円筒状の本体21と、本体21内に
コンクリートが流入しないように先端を閉止する栓体2
2とから構成され、本体21および栓体22は、通常、
硬質の合成樹脂で成形されている。
【0018】本体21には、基端面から先端方向に向か
って、吊部材1の係止突起13を有する軸体12が挿入
可能な径を有する差込孔23が軸線方向に延びている。
そして、差込孔23の先端は、軸体12が回動可能な径
に形成された奥孔部25に連続している。
って、吊部材1の係止突起13を有する軸体12が挿入
可能な径を有する差込孔23が軸線方向に延びている。
そして、差込孔23の先端は、軸体12が回動可能な径
に形成された奥孔部25に連続している。
【0019】奥孔部25の内径は、それよりも基端側に
位置する本体21の外径よりも大きく形成されており、
奥孔部25の外周部はフランジ27を形成している。そ
して、奥孔部25の頂面26と栓体22とに両端を挟ま
れて、奥孔部25の内径とほぼ等しい、即ち、それより
も基端側に位置する本体21の外径よりも大きい外径を
有する係止部材3が、定着部材2内に保持されている。
位置する本体21の外径よりも大きく形成されており、
奥孔部25の外周部はフランジ27を形成している。そ
して、奥孔部25の頂面26と栓体22とに両端を挟ま
れて、奥孔部25の内径とほぼ等しい、即ち、それより
も基端側に位置する本体21の外径よりも大きい外径を
有する係止部材3が、定着部材2内に保持されている。
【0020】係止部材3は金属で作られ、全体として環
状を呈している。そして、図3および図4に示すよう
に、吊部材2の係止突起13が挿入可能な案内溝32を
有する通孔31が貫通形成されており、定着部材2の基
端から差し込んだ軸体12の係止突起13の位置を案内
溝32に合わせて更に差し込むことによって、そのまま
奥孔部25まで挿入されるようになっている。また、係
止部材3の先端側には、差込孔23に挿入した軸体12
を約90度回転させた後、基端方向へ引き上げたときに
係止突起13が嵌合されるような窪み部33が形成され
ている。この係止部材3は、例えばインサート成型法に
よって、定着部材2内に設置される。
状を呈している。そして、図3および図4に示すよう
に、吊部材2の係止突起13が挿入可能な案内溝32を
有する通孔31が貫通形成されており、定着部材2の基
端から差し込んだ軸体12の係止突起13の位置を案内
溝32に合わせて更に差し込むことによって、そのまま
奥孔部25まで挿入されるようになっている。また、係
止部材3の先端側には、差込孔23に挿入した軸体12
を約90度回転させた後、基端方向へ引き上げたときに
係止突起13が嵌合されるような窪み部33が形成され
ている。この係止部材3は、例えばインサート成型法に
よって、定着部材2内に設置される。
【0021】前記の定着部材2は、工場でコンクリート
製品を成形する際に、型枠の内面に定着部材2の基端面
を当接保持させてコンクリートを打設することによっ
て、型枠を外したときに、コンクリート製品の表面に基
端面を露出させた状態に埋設され、コンクリート製品を
吊り上げるときに重量のバランスがとれるような位置
に、通常は二個所に埋設されるが、必要によってそれ以
上が埋設されることもある。
製品を成形する際に、型枠の内面に定着部材2の基端面
を当接保持させてコンクリートを打設することによっ
て、型枠を外したときに、コンクリート製品の表面に基
端面を露出させた状態に埋設され、コンクリート製品を
吊り上げるときに重量のバランスがとれるような位置
に、通常は二個所に埋設されるが、必要によってそれ以
上が埋設されることもある。
【0022】そして、定着部材2の基端面から、軸体1
2を差込孔23に挿入し、係止部材3の位置まで到達し
た後、係止突起13を案内溝32に嵌合させて吊部材1
を更に挿入する。係止突起13の基端面が奥孔部25に
達するまで十分に軸体12を差し込んだ後、吊部材1を
約90度回転させ、係止突起13と窪み部33の位置が
一致したときに吊部材1を基端方向に引き上げると、係
止突起13が窪み部33に嵌合され、吊部材1が定着部
材2に固定される。
2を差込孔23に挿入し、係止部材3の位置まで到達し
た後、係止突起13を案内溝32に嵌合させて吊部材1
を更に挿入する。係止突起13の基端面が奥孔部25に
達するまで十分に軸体12を差し込んだ後、吊部材1を
約90度回転させ、係止突起13と窪み部33の位置が
一致したときに吊部材1を基端方向に引き上げると、係
止突起13が窪み部33に嵌合され、吊部材1が定着部
材2に固定される。
【0023】その後、環体11にロープ等の吊上用具を
結合して、クレーン等の重機を用いて吊り上げる。この
とき、係止突起13が受けるコンクリート製品の重量
は、環状の係止部材3と頂面26との接触面に分散して
作用するので、定着部材2の本体21を裂断させる心配
がなく、定着部材2を薄肉に形成することが可能とな
る。また、係止部材3は金属製であるので、その窪み部
33から裂断する心配もない。
結合して、クレーン等の重機を用いて吊り上げる。この
とき、係止突起13が受けるコンクリート製品の重量
は、環状の係止部材3と頂面26との接触面に分散して
作用するので、定着部材2の本体21を裂断させる心配
がなく、定着部材2を薄肉に形成することが可能とな
る。また、係止部材3は金属製であるので、その窪み部
33から裂断する心配もない。
【0024】更に、金属製の係止部材3が、定着部材2
の本体21の係止部材3よりも基端側に位置する部分の
外径よりも大径に形成されているので、吊上作業の際に
作用する荷重によって起こりうるコンクリートのコーン
破壊や支圧破壊に対する許容荷重が大きくなるうえ、吊
上時に大きな荷重が作用した場合に、定着部材2がコン
クリートよりも先に破断してしまうことがない。従っ
て、コンクリートに対して吊部材1が十分な強度を有
し、大重量のコンクリート製品を安全に吊り上げること
ができる。
の本体21の係止部材3よりも基端側に位置する部分の
外径よりも大径に形成されているので、吊上作業の際に
作用する荷重によって起こりうるコンクリートのコーン
破壊や支圧破壊に対する許容荷重が大きくなるうえ、吊
上時に大きな荷重が作用した場合に、定着部材2がコン
クリートよりも先に破断してしまうことがない。従っ
て、コンクリートに対して吊部材1が十分な強度を有
し、大重量のコンクリート製品を安全に吊り上げること
ができる。
【0025】吊上作業が終了した後は、吊部材1を先端
方向に押し込むと、係止突起13が窪み部33から脱出
するので、そのまま約90度回転させて係止突起13を
案内溝32の位置に合わせる。その後引き抜けば、吊部
材1を定着部材2から容易に分離させることができる。
方向に押し込むと、係止突起13が窪み部33から脱出
するので、そのまま約90度回転させて係止突起13を
案内溝32の位置に合わせる。その後引き抜けば、吊部
材1を定着部材2から容易に分離させることができる。
【0026】尚、窪み部33に嵌合された係止突起13
を外れにくくするために、圧縮コイルばねからなる押圧
ばねを、例えば吊部材1の軸体12に巻装したり、或い
は定着部材2の奥孔部25に挿入したりして、押圧ばね
の復元力によって係止突起13を窪み部33の上面に押
さえ付けるようにしてもよい。
を外れにくくするために、圧縮コイルばねからなる押圧
ばねを、例えば吊部材1の軸体12に巻装したり、或い
は定着部材2の奥孔部25に挿入したりして、押圧ばね
の復元力によって係止突起13を窪み部33の上面に押
さえ付けるようにしてもよい。
【0027】また、係止部材3は図示形態のように環状
のものに限らず、例えば窪み部33が位置する部分のみ
に設置される門形のものであってもよいが、成型のしや
すさや、荷重の分散等を考慮すれば、上記のものが好ま
しい。
のものに限らず、例えば窪み部33が位置する部分のみ
に設置される門形のものであってもよいが、成型のしや
すさや、荷重の分散等を考慮すれば、上記のものが好ま
しい。
【0028】そして、係止突起13は一個所でもよい
が、図示形態のように二個所設けた方が荷重が分散しバ
ランスよく係止される。
が、図示形態のように二個所設けた方が荷重が分散しバ
ランスよく係止される。
【0029】更に、定着部材2の差込孔23の形状を、
係止部材3の通孔31と同様に、中央を軸体12とほぼ
等しい径とし、その側面に係止突起13を嵌合させる案
内溝を有する形状としてもよく、この場合には、吊上荷
重を係止部材3の上面全体に分散させることができるの
で、特に大重量のコンクリート製品の吊上作業に適して
いる。
係止部材3の通孔31と同様に、中央を軸体12とほぼ
等しい径とし、その側面に係止突起13を嵌合させる案
内溝を有する形状としてもよく、この場合には、吊上荷
重を係止部材3の上面全体に分散させることができるの
で、特に大重量のコンクリート製品の吊上作業に適して
いる。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、コンクリート製品を吊
り上げる際、係止突起を介して窪み部に大重量が集中し
て作用しても、窪み部を金属製の係止部材に設けたため
に、窪み部が破損することがない。従って、繰り返し吊
上作業を行っても、係止突起が常に窪みに嵌合され、吊
部材を安定して固定させることができる。
り上げる際、係止突起を介して窪み部に大重量が集中し
て作用しても、窪み部を金属製の係止部材に設けたため
に、窪み部が破損することがない。従って、繰り返し吊
上作業を行っても、係止突起が常に窪みに嵌合され、吊
部材を安定して固定させることができる。
【0031】そのため、定着部材はコンクリートの流入
を留めるだけでよいので、薄肉に形成することができ
る。
を留めるだけでよいので、薄肉に形成することができ
る。
【0032】そして、窪み部の周辺が金属製とされ、定
着部材本体は合成樹脂製とされているので、成型が容易
であるうえ、定着部材全体の重量が大幅に大きくならな
いために、コンクリート製品成形用の型枠への保持が容
易である。
着部材本体は合成樹脂製とされているので、成型が容易
であるうえ、定着部材全体の重量が大幅に大きくならな
いために、コンクリート製品成形用の型枠への保持が容
易である。
【0033】しかも、吊部材の定着部材への取り付けお
よび取り外しを従来と同じ方法で行うことができ、更に
大重量のコンクリート製品に対しても少ない個数で安全
に吊り上げることができるので、作業効率がよい。
よび取り外しを従来と同じ方法で行うことができ、更に
大重量のコンクリート製品に対しても少ない個数で安全
に吊り上げることができるので、作業効率がよい。
【0034】更に、係止部材が、定着部材の係止部材よ
りも基端側に位置する部分の外径よりも大径に形成され
ることによって、吊上作業時に作用する荷重を分散させ
ることができ、コンクリートのコーン破壊や支圧破壊に
対する許容荷重が大きくなるうえ、コンクリートよりも
先に定着部材が破壊することがなくなるので、大重量の
コンクリート製品を安全に吊り上げることができる。
りも基端側に位置する部分の外径よりも大径に形成され
ることによって、吊上作業時に作用する荷重を分散させ
ることができ、コンクリートのコーン破壊や支圧破壊に
対する許容荷重が大きくなるうえ、コンクリートよりも
先に定着部材が破壊することがなくなるので、大重量の
コンクリート製品を安全に吊り上げることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の定着部材の平面図である。
【図3】図1の環体の斜視図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
1 吊部材 2 定着部材 3 係止部材 11 環体 12 軸体 13 係止突起 23 差込孔 24 案内溝 25 奥孔部 32 窪み部
Claims (2)
- 【請求項1】 吊上用具掛止用の環体と先端側方に係止
突起を突出させた軸体とを有する金属製の吊部材と、前
記軸体が挿入される差込孔を基端面に開放して有すると
ともにそれらの先端に連続して前記軸体を回動可能とす
る奥孔部を有し且つこの奥孔部の頂面に前記係止突起を
嵌合する窪み部を有する合成樹脂製の定着部材とからな
るコンクリート製品の吊上具において、前記窪み部を合
成樹脂部分に埋め込んだ金属の係止部材に形成したこと
を特徴とするコンクリート製品の吊上具。 - 【請求項2】 前記係止部材が環状であって、前記定着
部材の前記係止部材よりも基端側に位置する部分の外径
よりも大径とされている請求項1記載のコンクリート製
品の吊上具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104597A JPH10280694A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | コンクリート製品の吊上具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104597A JPH10280694A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | コンクリート製品の吊上具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280694A true JPH10280694A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14290172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10104597A Pending JPH10280694A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | コンクリート製品の吊上具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022113012A (ja) * | 2021-01-22 | 2022-08-03 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | アイボルト |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP10104597A patent/JPH10280694A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022113012A (ja) * | 2021-01-22 | 2022-08-03 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | アイボルト |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |