JPH1028202A - 画像読取り装置 - Google Patents
画像読取り装置Info
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- JPH1028202A JPH1028202A JP18052196A JP18052196A JPH1028202A JP H1028202 A JPH1028202 A JP H1028202A JP 18052196 A JP18052196 A JP 18052196A JP 18052196 A JP18052196 A JP 18052196A JP H1028202 A JPH1028202 A JP H1028202A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 3
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 3
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】見開き原稿の読取りにおける原稿のセッティン
グ方向の制約を緩和して実用性を高める。 【解決手段】原稿画像を電気信号に変換する撮像デバイ
スを有し、主走査及び副走査によって原稿画像を画素に
細分化して読み取る画像読取り装置において、主走査方
向及び副走査方向の2方向についての原稿面の湾曲状態
の測定を可能に構成し、見開き原稿の読取りに際して、
見開き方向が副走査方向と主走査方向のどちらであって
も、原稿面の湾曲に応じた適切な制御を行うようにす
る。
グ方向の制約を緩和して実用性を高める。 【解決手段】原稿画像を電気信号に変換する撮像デバイ
スを有し、主走査及び副走査によって原稿画像を画素に
細分化して読み取る画像読取り装置において、主走査方
向及び副走査方向の2方向についての原稿面の湾曲状態
の測定を可能に構成し、見開き原稿の読取りに際して、
見開き方向が副走査方向と主走査方向のどちらであって
も、原稿面の湾曲に応じた適切な制御を行うようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍や雑誌などの
製本された原稿の読取りに好適な画像読取り装置に関す
る。
製本された原稿の読取りに好適な画像読取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブックスキャナと呼称される画像読取り
装置が商品化されている。この装置では、原稿台の上方
に撮像系が配置され、原稿台と撮像系との間に高さ数十
cmの開放空間が存在する。書籍や雑誌などの製本形態
の原稿(これを「ブック原稿」と呼称する)の読取りに
際して、ユーザーは原稿台上にブック原稿を見開いた状
態で上向きにセットする。スタートキーのオンに呼応し
て照明ランプが点灯され、まず読取り環境を測定するた
めの予備スキャンニングが行われる。予備スキャンニン
グで得られた情報に基づいて動作設定が行われ、その後
に本スキャンニングが開始される。本スキャンニングに
おいて、読み取られた画像が逐次に外部装置へ出力され
る。外部装置がプリンタであれば、リアルタイムで複写
画像が形成される。ブックスキャナを用いると、原稿台
上でページをめくることができるので、多数ページの読
取り作業の能率を高めることができる。また、書籍を見
開いてうつ伏せ(下向き)にセットする場合に比べて、
書籍の受けるダメージを格段に低減することができる。
なお、ブック原稿にはファイリングされた書類も含まれ
る。
装置が商品化されている。この装置では、原稿台の上方
に撮像系が配置され、原稿台と撮像系との間に高さ数十
cmの開放空間が存在する。書籍や雑誌などの製本形態
の原稿(これを「ブック原稿」と呼称する)の読取りに
際して、ユーザーは原稿台上にブック原稿を見開いた状
態で上向きにセットする。スタートキーのオンに呼応し
て照明ランプが点灯され、まず読取り環境を測定するた
めの予備スキャンニングが行われる。予備スキャンニン
グで得られた情報に基づいて動作設定が行われ、その後
に本スキャンニングが開始される。本スキャンニングに
おいて、読み取られた画像が逐次に外部装置へ出力され
る。外部装置がプリンタであれば、リアルタイムで複写
画像が形成される。ブックスキャナを用いると、原稿台
上でページをめくることができるので、多数ページの読
取り作業の能率を高めることができる。また、書籍を見
開いてうつ伏せ(下向き)にセットする場合に比べて、
書籍の受けるダメージを格段に低減することができる。
なお、ブック原稿にはファイリングされた書類も含まれ
る。
【0003】単票のシート原稿と違ってブック原稿の原
稿面(読取り対象面)は湾曲している。つまり、左右に
見開いて原稿台の上に置いたとき、左右方向(見開き方
向)の位置によって原稿面の高さが異なる。このため、
読取り画像(撮影像)にいわゆるピントボケや湾曲状態
に応じた歪みが生じる。ブックスキャナは、湾曲状態を
測定し、その測定結果に応じてピント合わせ(合焦制
御)及び歪み補正を行う。外部装置へはシート原稿を読
み取った場合と同様の画質の読取り画像が出力される。
原稿面の湾曲状態の測定方法としては、書籍における
「天(head)」と呼称される部分を撮影して画像解析を
行う方法(特開平5−161002号)、3次元計測で
用いられているスリット光投影法(特開平5−2193
23号)がある。
稿面(読取り対象面)は湾曲している。つまり、左右に
見開いて原稿台の上に置いたとき、左右方向(見開き方
向)の位置によって原稿面の高さが異なる。このため、
読取り画像(撮影像)にいわゆるピントボケや湾曲状態
に応じた歪みが生じる。ブックスキャナは、湾曲状態を
測定し、その測定結果に応じてピント合わせ(合焦制
御)及び歪み補正を行う。外部装置へはシート原稿を読
み取った場合と同様の画質の読取り画像が出力される。
原稿面の湾曲状態の測定方法としては、書籍における
「天(head)」と呼称される部分を撮影して画像解析を
行う方法(特開平5−161002号)、3次元計測で
用いられているスリット光投影法(特開平5−2193
23号)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブックスキャナ
は、原稿台の上面(原稿支持面)に沿った一方向のみに
ついて、原稿面の湾曲状態を測定するように構成されて
いた。つまり、ピントボケや歪みの無い読取り画像を得
る上で、ブック原稿のセッティングの向きが1つに限ら
れていた。具体的には、ユーザーは見開き方向を原稿台
の左右方向と一致させるようにブック原稿をセッティン
グしなければならなかった。
は、原稿台の上面(原稿支持面)に沿った一方向のみに
ついて、原稿面の湾曲状態を測定するように構成されて
いた。つまり、ピントボケや歪みの無い読取り画像を得
る上で、ブック原稿のセッティングの向きが1つに限ら
れていた。具体的には、ユーザーは見開き方向を原稿台
の左右方向と一致させるようにブック原稿をセッティン
グしなければならなかった。
【0005】例えば、見開きサイズがA3の原稿におけ
る片側の1ページ分の原稿画像(A4サイズ)を等倍で
プリントする場合には、規定の向きにブック原稿をセッ
ティングしても問題はない。これに対して、2ページ分
のA3サイズに拡大してプリントする場合には、原稿画
像の全体をプリントするために、規定の向きに対して9
0°回転させた向きにセッティングする必要がある。し
かし、セッティングの向きを変更すると読取り画像の品
質が低下するという問題があった。
る片側の1ページ分の原稿画像(A4サイズ)を等倍で
プリントする場合には、規定の向きにブック原稿をセッ
ティングしても問題はない。これに対して、2ページ分
のA3サイズに拡大してプリントする場合には、原稿画
像の全体をプリントするために、規定の向きに対して9
0°回転させた向きにセッティングする必要がある。し
かし、セッティングの向きを変更すると読取り画像の品
質が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、見開いた状態のブック原稿(見
開き原稿)の読取りにおける原稿のセッティングの向き
の制約を緩和し、画像読取り装置の実用性を高めること
を目的としている。
開き原稿)の読取りにおける原稿のセッティングの向き
の制約を緩和し、画像読取り装置の実用性を高めること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】原稿面の湾曲状態の測定
の対象方向を、読取りにおける主走査方向及び副走査方
向の2方向とする。そして、見開き方向がこの2方向の
どちらであるかによって、撮像の合焦制御・歪み補正と
いった画質向上のための処理の形態を切り換える。見開
き方向は、ユーザーが指定してもよいし、自動的に判別
するようにしてもよい。ユーザー指定と自動判別とに係
わらず、制御系には見開き方向を示す信号が入力される
ことになる。
の対象方向を、読取りにおける主走査方向及び副走査方
向の2方向とする。そして、見開き方向がこの2方向の
どちらであるかによって、撮像の合焦制御・歪み補正と
いった画質向上のための処理の形態を切り換える。見開
き方向は、ユーザーが指定してもよいし、自動的に判別
するようにしてもよい。ユーザー指定と自動判別とに係
わらず、制御系には見開き方向を示す信号が入力される
ことになる。
【0008】請求項1の発明の装置は、原稿画像を電気
信号に変換する撮像デバイスを有し、主走査及び副走査
によって原稿画像を画素に細分化して読み取る画像読取
り装置であって、主走査方向及び副走査方向の2方向に
ついての原稿面の湾曲状態の測定が可能に構成され、前
記撮像デバイスに原稿画像を結像するための合焦機構
と、見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副走査
方向であるときには、副走査方向における原稿面の湾曲
状態に応じて前記合焦機構の制御を行い、見開き方向が
主走査方向であるときには、主走査方向における原稿面
の湾曲状態に応じて前記合焦機構の制御を行う合焦制御
手段とを有している。
信号に変換する撮像デバイスを有し、主走査及び副走査
によって原稿画像を画素に細分化して読み取る画像読取
り装置であって、主走査方向及び副走査方向の2方向に
ついての原稿面の湾曲状態の測定が可能に構成され、前
記撮像デバイスに原稿画像を結像するための合焦機構
と、見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副走査
方向であるときには、副走査方向における原稿面の湾曲
状態に応じて前記合焦機構の制御を行い、見開き方向が
主走査方向であるときには、主走査方向における原稿面
の湾曲状態に応じて前記合焦機構の制御を行う合焦制御
手段とを有している。
【0009】請求項2の発明の装置は、原稿画像を電気
信号に変換する撮像デバイスを有し、主走査及び副走査
によって原稿画像を画素に細分化して読み取る画像読取
り装置であって、主走査方向及び副走査方向の2方向に
ついての原稿面の湾曲状態の測定が可能に構成され、原
稿面の湾曲に因る読取り画像の歪みを補正する画像処理
手段と、見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副
走査方向であるときには、副走査方向における原稿面の
湾曲状態に応じて前記画像処理手段の制御を行い、見開
き方向が主走査方向であるときには、主走査方向におけ
る原稿面の湾曲状態に応じて前記画像処理手段の制御を
行う補正制御手段とを有している。
信号に変換する撮像デバイスを有し、主走査及び副走査
によって原稿画像を画素に細分化して読み取る画像読取
り装置であって、主走査方向及び副走査方向の2方向に
ついての原稿面の湾曲状態の測定が可能に構成され、原
稿面の湾曲に因る読取り画像の歪みを補正する画像処理
手段と、見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副
走査方向であるときには、副走査方向における原稿面の
湾曲状態に応じて前記画像処理手段の制御を行い、見開
き方向が主走査方向であるときには、主走査方向におけ
る原稿面の湾曲状態に応じて前記画像処理手段の制御を
行う補正制御手段とを有している。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はブックスキャナ1の外観を
示す斜視図、図2はブックスキャナ1の使用状態を示す
図、図3はブックスキャナ1による読取りの模式図であ
る。
示す斜視図、図2はブックスキャナ1の使用状態を示す
図、図3はブックスキャナ1による読取りの模式図であ
る。
【0011】ブックスキャナ1は、ブック原稿(見開き
原稿)の読取りに好適な画像読取り装置であって、電源
回路などを収納する本体ハウジング10、原稿を支持す
る暗色の原稿台20、原稿画像を電気信号に変換する撮
像ユニット30、及び原稿の照明を担うランプユニット
40を備えている。原稿台20は本体ハウジング10の
前面側に配置されている。撮像ユニット30は、原稿台
20の上方に配置され、本体ハウジング10の上面から
上方に延びた支柱12によって片持ち形式で支持されて
いる。ランプユニット40は、支柱12における撮像ユ
ニット30の下面側の位置に固定されている。原稿台2
0と撮像ユニット30との間の空間80は装置外の自由
空間に対して開放されており、ブック原稿のセッティン
グに十分な広さを有している。原稿台20と撮像ユニッ
ト30の下面との距離は30cm以上であり、原稿台2
0の上でのページめくりが可能である。
原稿)の読取りに好適な画像読取り装置であって、電源
回路などを収納する本体ハウジング10、原稿を支持す
る暗色の原稿台20、原稿画像を電気信号に変換する撮
像ユニット30、及び原稿の照明を担うランプユニット
40を備えている。原稿台20は本体ハウジング10の
前面側に配置されている。撮像ユニット30は、原稿台
20の上方に配置され、本体ハウジング10の上面から
上方に延びた支柱12によって片持ち形式で支持されて
いる。ランプユニット40は、支柱12における撮像ユ
ニット30の下面側の位置に固定されている。原稿台2
0と撮像ユニット30との間の空間80は装置外の自由
空間に対して開放されており、ブック原稿のセッティン
グに十分な広さを有している。原稿台20と撮像ユニッ
ト30の下面との距離は30cm以上であり、原稿台2
0の上でのページめくりが可能である。
【0012】本体ハウジング10の前面の上端側に液晶
ディスプレイを含む操作パネルOPが設けられており、
本体ハウジング10における操作パネルOPに向かって
右側の側面には、メインスイッチ51が設けられてい
る。原稿台20の前面側にはアームレスト25が設けら
れている。
ディスプレイを含む操作パネルOPが設けられており、
本体ハウジング10における操作パネルOPに向かって
右側の側面には、メインスイッチ51が設けられてい
る。原稿台20の前面側にはアームレスト25が設けら
れている。
【0013】原稿台20の上面には、原稿面の高さを検
出するための平面視L字状の投影板ユニット18が配置
されている。投影板ユニット18は、原稿台20の後方
側の端縁に沿って延びる投影板18aと、原稿台20の
左半部で前後方向に延びる投影板18bとを有してい
る。各投影板18a,bの表面は光沢面であり、原稿台
20の上面に対する45°の傾斜面となっている。これ
ら投影板18a,bの一方にブック原稿における見開き
方向の端面(これを側面と呼称する)の像が写り、他方
に見開き方向と直交する方向の端面である天の像が写
る。そして、その状態の投影板18a,18bが原稿画
像とともに撮影される。
出するための平面視L字状の投影板ユニット18が配置
されている。投影板ユニット18は、原稿台20の後方
側の端縁に沿って延びる投影板18aと、原稿台20の
左半部で前後方向に延びる投影板18bとを有してい
る。各投影板18a,bの表面は光沢面であり、原稿台
20の上面に対する45°の傾斜面となっている。これ
ら投影板18a,bの一方にブック原稿における見開き
方向の端面(これを側面と呼称する)の像が写り、他方
に見開き方向と直交する方向の端面である天の像が写
る。そして、その状態の投影板18a,18bが原稿画
像とともに撮影される。
【0014】図1において、撮像ユニット30は、CC
Dアレイからなるラインセンサ31、結像レンズ32、
及びミラー33を有している。ミラー33と結像レンズ
32とによって、原稿画像がラインセンサ31の受光面
に投影される。結像レンズ32は、前後方向に移動可能
に設けられており、AF機構(レンズ駆動部)132に
よって位置決めされる。ラインセンサ31は、図示しな
い走査機構の可動体に取付けられており、CCD素子の
配列方向を上下方向に保った状態で左右方向(副走査方
向)M2に沿って平行移動をする。この平行移動によっ
て2次元の原稿画像の撮像が行われる。つまり、ブック
スキャナ1においては、ラインセンサ31の移動によっ
て2次元の撮像面が形成されることになる。ラインセン
サ31に代えてエリアセンサを用いた場合にはその受光
面が撮像面になる。原稿画像の主走査方向は、原稿台2
0上では前後方向であり、撮像面上では上下方向であ
る。
Dアレイからなるラインセンサ31、結像レンズ32、
及びミラー33を有している。ミラー33と結像レンズ
32とによって、原稿画像がラインセンサ31の受光面
に投影される。結像レンズ32は、前後方向に移動可能
に設けられており、AF機構(レンズ駆動部)132に
よって位置決めされる。ラインセンサ31は、図示しな
い走査機構の可動体に取付けられており、CCD素子の
配列方向を上下方向に保った状態で左右方向(副走査方
向)M2に沿って平行移動をする。この平行移動によっ
て2次元の原稿画像の撮像が行われる。つまり、ブック
スキャナ1においては、ラインセンサ31の移動によっ
て2次元の撮像面が形成されることになる。ラインセン
サ31に代えてエリアセンサを用いた場合にはその受光
面が撮像面になる。原稿画像の主走査方向は、原稿台2
0上では前後方向であり、撮像面上では上下方向であ
る。
【0015】ブックスキャナ1の使用に際して、ユーザ
ーは、図2のように原稿台20の上にブック原稿BDを
見開いた状態で上向きに置く。そのとき、左右のページ
の境界を原稿台20の左右方向又は前後方向の中心と合
わせるとともに、投影板18aの前端縁又は投影板18
bの前端縁にブック原稿BDを押し当てて位置決めを行
う。投影板18a,bと原稿台20との境界が原稿のセ
ッティングの基準線となっている。図2(A)の例で
は、見開き方向が左右方向(副走査方向)となるように
原稿台20にブック原稿BDが置かれている。この向き
のセッティング形態を“タテ置き”と呼称する。タテ置
きでは、投影板18aに天の像が写り、投影板18bに
側面の像が写る。図2(B)の例では、見開き方向が前
後方向(主走査方向)となるようにブック原稿BDが置
かれている。この向きのセッティング形態を“ヨコ置
き”と呼称する。ヨコ置きでは、投影板18aに側面の
像が写り、投影板18bに天の像が写る。なお、ブック
スキャナ1では、ユーザーはパネル操作によってタテ置
き又はヨコ置きを指定することができる。また、ユーザ
ーが自動判別モードを指定すると、ブックスキャナ1に
よってタテ置きとヨコ置きとが判別される。
ーは、図2のように原稿台20の上にブック原稿BDを
見開いた状態で上向きに置く。そのとき、左右のページ
の境界を原稿台20の左右方向又は前後方向の中心と合
わせるとともに、投影板18aの前端縁又は投影板18
bの前端縁にブック原稿BDを押し当てて位置決めを行
う。投影板18a,bと原稿台20との境界が原稿のセ
ッティングの基準線となっている。図2(A)の例で
は、見開き方向が左右方向(副走査方向)となるように
原稿台20にブック原稿BDが置かれている。この向き
のセッティング形態を“タテ置き”と呼称する。タテ置
きでは、投影板18aに天の像が写り、投影板18bに
側面の像が写る。図2(B)の例では、見開き方向が前
後方向(主走査方向)となるようにブック原稿BDが置
かれている。この向きのセッティング形態を“ヨコ置
き”と呼称する。ヨコ置きでは、投影板18aに側面の
像が写り、投影板18bに天の像が写る。なお、ブック
スキャナ1では、ユーザーはパネル操作によってタテ置
き又はヨコ置きを指定することができる。また、ユーザ
ーが自動判別モードを指定すると、ブックスキャナ1に
よってタテ置きとヨコ置きとが判別される。
【0016】ブックスキャナ1は、同一の原稿に対して
予備スキャンニングと本スキャンニングとを行う。ブッ
ク原稿BDでは、シート原稿と違って原稿面S1が湾曲
しているので、湾曲状態に応じて撮像のピント調整を行
う必要がある。副走査方向に縮んだ歪みの修正や輝度の
差異を補う処理も必要である。このため、予備スキャン
ニングで湾曲状態が測定され、測定の結果に基づいて本
スキャンニングの動作条件が設定される。外部装置への
画像出力は本スキャンニング時に行われる。読取りモー
ドには、左右の両ページを一括して読み取るモード(シ
ート原稿モード)と、左右の各ページを別々に読み取る
モード(ブック分割モード)とがある。どちらのモード
においても、予備スキャンニングと本スキャンニングと
が実施される。
予備スキャンニングと本スキャンニングとを行う。ブッ
ク原稿BDでは、シート原稿と違って原稿面S1が湾曲
しているので、湾曲状態に応じて撮像のピント調整を行
う必要がある。副走査方向に縮んだ歪みの修正や輝度の
差異を補う処理も必要である。このため、予備スキャン
ニングで湾曲状態が測定され、測定の結果に基づいて本
スキャンニングの動作条件が設定される。外部装置への
画像出力は本スキャンニング時に行われる。読取りモー
ドには、左右の両ページを一括して読み取るモード(シ
ート原稿モード)と、左右の各ページを別々に読み取る
モード(ブック分割モード)とがある。どちらのモード
においても、予備スキャンニングと本スキャンニングと
が実施される。
【0017】図4は原稿面の湾曲状態の測定方法を説明
するための図である。図4(A)はタテ置きの場合の読
取り画像と注目ラインの輝度分布とを示し、図4(B)
はヨコ置きの場合の読取り画像と注目列の輝度分布とを
示している。図中の破線は注目ライン又は注目列の位置
を示している。
するための図である。図4(A)はタテ置きの場合の読
取り画像と注目ラインの輝度分布とを示し、図4(B)
はヨコ置きの場合の読取り画像と注目列の輝度分布とを
示している。図中の破線は注目ライン又は注目列の位置
を示している。
【0018】読取り画像G0は、ブック原稿BDの撮影
像G1、原稿台20の撮影像G20、投影板18aの撮
影像G18a、及び投影板18bの撮影像G18bから
構成されている。撮影像G18aの中の像G182及び
撮影像G18bの中の像G183は、セッティングされ
たブック原稿BDの端面(天又は側面)の形状を示して
いる。撮影像G18aの中の像182以外の像G180
は、投影板18aに映った背景像であり、撮影像G18
bの中の像183以外の像G181は、投影板18bに
映った背景像である。
像G1、原稿台20の撮影像G20、投影板18aの撮
影像G18a、及び投影板18bの撮影像G18bから
構成されている。撮影像G18aの中の像G182及び
撮影像G18bの中の像G183は、セッティングされ
たブック原稿BDの端面(天又は側面)の形状を示して
いる。撮影像G18aの中の像182以外の像G180
は、投影板18aに映った背景像であり、撮影像G18
bの中の像183以外の像G181は、投影板18bに
映った背景像である。
【0019】上述したとおり原稿台20は暗色に着色さ
れているので、原稿台20の撮影像G20は他の像と比
べて暗い像になる。したがって、読取り画像G0の輝度
の判別によって、撮影像G1及び像G182,183を
抽出することができる。具体的には、タテ置きが指定さ
れた場合は、ライン毎に主走査方向の先頭画素から順に
輝度(画素値)を調べ、輝度が第1の閾値th1を越え
る範囲の先頭側の画素位置(画素番号)n1、輝度が第
2の閾値th2(th2>th1)を越える範囲の先頭
側及び後端側の画素位置n3,n4を検出する。画素位
置n1と投影板18aの前縁に対応した既知の画素位置
n5との間の画素数が、注目ラインにおける原稿面の高
さに対応し、画素位置n3と画素位置n4との間の画素
数が主走査方向の原稿サイズに対応する。ヨコ置きが指
定された場合は、1列毎に副走査方向の先頭画素から順
に輝度を調べ、輝度が閾値th1を越える範囲の先頭側
のライン位置(ライン番号)N1、輝度が閾値th2を
越える範囲の先頭側及び後端側のライン位置N3,N4
を検出する。ライン位置N1と投影板18bの前縁に対
応した既知のライン位置N5との間の画素数が、注目列
における原稿面の高さに対応し、ライン位置N3とライ
ン位置N4との間の画素数が副走査方向の原稿サイズに
対応する。原稿面の副走査方向の湾曲状態は各ラインに
おける原稿面の高さを示すデータの集合によって特定さ
れ、主走査方向の湾曲状態は各列における原稿面の高さ
を示すデータの集合によって特定される。
れているので、原稿台20の撮影像G20は他の像と比
べて暗い像になる。したがって、読取り画像G0の輝度
の判別によって、撮影像G1及び像G182,183を
抽出することができる。具体的には、タテ置きが指定さ
れた場合は、ライン毎に主走査方向の先頭画素から順に
輝度(画素値)を調べ、輝度が第1の閾値th1を越え
る範囲の先頭側の画素位置(画素番号)n1、輝度が第
2の閾値th2(th2>th1)を越える範囲の先頭
側及び後端側の画素位置n3,n4を検出する。画素位
置n1と投影板18aの前縁に対応した既知の画素位置
n5との間の画素数が、注目ラインにおける原稿面の高
さに対応し、画素位置n3と画素位置n4との間の画素
数が主走査方向の原稿サイズに対応する。ヨコ置きが指
定された場合は、1列毎に副走査方向の先頭画素から順
に輝度を調べ、輝度が閾値th1を越える範囲の先頭側
のライン位置(ライン番号)N1、輝度が閾値th2を
越える範囲の先頭側及び後端側のライン位置N3,N4
を検出する。ライン位置N1と投影板18bの前縁に対
応した既知のライン位置N5との間の画素数が、注目列
における原稿面の高さに対応し、ライン位置N3とライ
ン位置N4との間の画素数が副走査方向の原稿サイズに
対応する。原稿面の副走査方向の湾曲状態は各ラインに
おける原稿面の高さを示すデータの集合によって特定さ
れ、主走査方向の湾曲状態は各列における原稿面の高さ
を示すデータの集合によって特定される。
【0020】自動判別モードにおいては、画素位置n1
の検出及びライン位置N1の検出が行われる。すなわ
ち、副走査方向及び主走査方向の両方の湾曲状態が測定
される。そして、各方向の湾曲状態の比較によってブッ
ク原稿BDの見開き方向が特定される。
の検出及びライン位置N1の検出が行われる。すなわ
ち、副走査方向及び主走査方向の両方の湾曲状態が測定
される。そして、各方向の湾曲状態の比較によってブッ
ク原稿BDの見開き方向が特定される。
【0021】なお、読取り画像G0において、撮影像G
1の端縁が湾曲しているのは、原稿面の高さが一定では
ないからである。つまり、撮像面に近い被写体は遠くの
被写体よりも大きく撮像される。本スキャンニング時に
は、見開き方向の歪み補正と合わせて、この見開き方向
と直交する方向の歪みに対する補正も行われる。見開き
方向の歪み補正(伸長処理)は、微小区間毎に原稿面の
高さの変化量(傾き)に応じてラインを重複させる変倍
処理である。見開き方向と直交する方向の歪み補正は、
原稿台20の上方の一定距離(例えば5cm)の位置の
平面を基準面とし、見開き方向の各位置における基準面
と原稿面との高低差に応じて画素を重複させる変倍処理
である。
1の端縁が湾曲しているのは、原稿面の高さが一定では
ないからである。つまり、撮像面に近い被写体は遠くの
被写体よりも大きく撮像される。本スキャンニング時に
は、見開き方向の歪み補正と合わせて、この見開き方向
と直交する方向の歪みに対する補正も行われる。見開き
方向の歪み補正(伸長処理)は、微小区間毎に原稿面の
高さの変化量(傾き)に応じてラインを重複させる変倍
処理である。見開き方向と直交する方向の歪み補正は、
原稿台20の上方の一定距離(例えば5cm)の位置の
平面を基準面とし、見開き方向の各位置における基準面
と原稿面との高低差に応じて画素を重複させる変倍処理
である。
【0022】ブックスキャナ1は、上述の方法で測定し
た見開き方向の湾曲状態に応じて、本スキャンニングに
際して撮影のピント調整を行う。見開き方向が副走査方
向である場合には、つまりタテ置きであれば、副走査の
進行に合わせて合焦状態が得られるように結像レンズ3
2を移動させる。各ラインにおける原稿面内の各ライン
の位置が高いときには結像レンズ32を原稿面に近づ
け、逆に低いときには遠ざける。結像レンズ32の位置
は、公知の幾何学的な条件式である(1)式によって算
定することができる。
た見開き方向の湾曲状態に応じて、本スキャンニングに
際して撮影のピント調整を行う。見開き方向が副走査方
向である場合には、つまりタテ置きであれば、副走査の
進行に合わせて合焦状態が得られるように結像レンズ3
2を移動させる。各ラインにおける原稿面内の各ライン
の位置が高いときには結像レンズ32を原稿面に近づ
け、逆に低いときには遠ざける。結像レンズ32の位置
は、公知の幾何学的な条件式である(1)式によって算
定することができる。
【0023】 1/f=(1/a)+(1/b) …(1) f:結像レンズの焦点距離 a:像面距離(図3参照) b:被写界距離(図3参照) 一方、見開き方向が主走査方向である場合には、つまり
ヨコ置きであれば、ラインセンサ31を原稿台20に対
して傾けることによって原稿画像の結像状態を最適化す
る。
ヨコ置きであれば、ラインセンサ31を原稿台20に対
して傾けることによって原稿画像の結像状態を最適化す
る。
【0024】図5はヨコ置きにおける湾曲の度合いの算
定方法を説明するための図、図6はヨコ置きにおけるピ
ント調整の模式図、図7はラインセンサ31の取付け構
造を示す図である。
定方法を説明するための図、図6はヨコ置きにおけるピ
ント調整の模式図、図7はラインセンサ31の取付け構
造を示す図である。
【0025】図5のように、ヨコ置きの場合は、原稿面
S1を2つの点P,Qを通る直線hで近似する。点P
は、図4で説明した基準の画素位置n5から主走査方向
の後方側に原稿長Wの1/4に相当する長さだけ離れた
高さH1の点である。また、点Qは、画素位置n5から
原稿長Wの3/4に相当する長さだけ離れた高さH2の
点である。ここで、原稿長Wは画素位置n5,n4間の
距離である。高さH1は、原稿面S1の後方側半分(図
5における左半分)の高さの代表値であって、画素位置
n5とそれから原稿長Wの1/2に相当する長さだけ離
れた画素位置n6との間における高さの度数分布を求め
たときの最大度数の高さである。高さH2は、原稿面S
1の前方側半分(図5における右半分)の高さの代表値
であって、画素位置n6と画素位置n4との間における
高さの度数分布を求めたときの最大度数の高さである。
S1を2つの点P,Qを通る直線hで近似する。点P
は、図4で説明した基準の画素位置n5から主走査方向
の後方側に原稿長Wの1/4に相当する長さだけ離れた
高さH1の点である。また、点Qは、画素位置n5から
原稿長Wの3/4に相当する長さだけ離れた高さH2の
点である。ここで、原稿長Wは画素位置n5,n4間の
距離である。高さH1は、原稿面S1の後方側半分(図
5における左半分)の高さの代表値であって、画素位置
n5とそれから原稿長Wの1/2に相当する長さだけ離
れた画素位置n6との間における高さの度数分布を求め
たときの最大度数の高さである。高さH2は、原稿面S
1の前方側半分(図5における右半分)の高さの代表値
であって、画素位置n6と画素位置n4との間における
高さの度数分布を求めたときの最大度数の高さである。
【0026】原稿面S1を近似した直線hの傾きに応じ
て、図6のようにラインセンサ31を傾ける。その際、
傾きの角度を上述の(1)式に基づいて算定する。つま
り、原稿面内の低い位置に対応した受光部分を結像レン
ズ32に近づけ、高い位置に対応した受光部分を結像レ
ンズ32から遠ざける。
て、図6のようにラインセンサ31を傾ける。その際、
傾きの角度を上述の(1)式に基づいて算定する。つま
り、原稿面内の低い位置に対応した受光部分を結像レン
ズ32に近づけ、高い位置に対応した受光部分を結像レ
ンズ32から遠ざける。
【0027】図7のように、ラインセンサ31は、ピエ
ゾ素子311,312を介してスキャナ(可動体)30
0に支持されたプレート310に取り付けられている。
プレート310は、常にバネ321,322によってピ
エゾ素子311,312に押し付けられている。電界を
加えて各ピエゾ素子311,312を伸長させることに
より、ラインセンサ31を傾けることができる。
ゾ素子311,312を介してスキャナ(可動体)30
0に支持されたプレート310に取り付けられている。
プレート310は、常にバネ321,322によってピ
エゾ素子311,312に押し付けられている。電界を
加えて各ピエゾ素子311,312を伸長させることに
より、ラインセンサ31を傾けることができる。
【0028】図8はセッティング方向の第1及び第2の
自動判別方法を説明するための図、図9はセッティング
方向の第3の自動判別方法を説明するための図である。
図8(A)のように、見開き方向では原稿面S1の高さ
が位置によって変化するのに対し、見開き方向と直交す
る方向では原稿面の高さがほぼ一定である。そして、本
実施形態のように上向けにブック原稿BDを置く場合に
は、見開き方向における高さの分布SH1に注目する
と、左右のページの境界(書籍の綴じ代部分)の高さ分
布がV字状となる(このことを条件と呼称する)。ま
た、各ページの中間部の高さ分布が緩やかな山状となる
(このことを条件と呼称する)。見開き方向と直交す
る方向では、このような特徴的な分布は見られない。
自動判別方法を説明するための図、図9はセッティング
方向の第3の自動判別方法を説明するための図である。
図8(A)のように、見開き方向では原稿面S1の高さ
が位置によって変化するのに対し、見開き方向と直交す
る方向では原稿面の高さがほぼ一定である。そして、本
実施形態のように上向けにブック原稿BDを置く場合に
は、見開き方向における高さの分布SH1に注目する
と、左右のページの境界(書籍の綴じ代部分)の高さ分
布がV字状となる(このことを条件と呼称する)。ま
た、各ページの中間部の高さ分布が緩やかな山状となる
(このことを条件と呼称する)。見開き方向と直交す
る方向では、このような特徴的な分布は見られない。
【0029】したがって、投影板18aの撮影像によっ
て副走査方向の高さ分布を調べたとき、2つの条件,
の少なくとも一方を満たせば、副走査方向が見開き方
向であるので、タテ置きと判別することができる。逆に
投影板18bの撮影像によって主走査方向の高さ分布を
調べたとき、2つの条件,の少なくとも一方を満た
せば、主走査方向が見開き方向であるので、ヨコ置きと
判別することができる。なお、条件のみを満たす場合
としては、1ページ分の原稿サイズが最大読取りサイズ
に相当するような大型サイズである場合が考えられる。
このように条件,の成否によってセッティング方向
を判別するのが第1の自動判別方法である。
て副走査方向の高さ分布を調べたとき、2つの条件,
の少なくとも一方を満たせば、副走査方向が見開き方
向であるので、タテ置きと判別することができる。逆に
投影板18bの撮影像によって主走査方向の高さ分布を
調べたとき、2つの条件,の少なくとも一方を満た
せば、主走査方向が見開き方向であるので、ヨコ置きと
判別することができる。なお、条件のみを満たす場合
としては、1ページ分の原稿サイズが最大読取りサイズ
に相当するような大型サイズである場合が考えられる。
このように条件,の成否によってセッティング方向
を判別するのが第1の自動判別方法である。
【0030】第2の自動判別方法は、原稿面の高さ変化
の度合いに着目してセッティング方向を判別する方法で
ある。主走査方向及び副走査方向のそれぞれについて高
さの度数分布を求め、所定値より高く且つ度数が閾値T
H2を越える高さ範囲(高さ変動幅)を算定する。見開
き方向の高さ変動幅ΔH1は、見開き方向と直交する方
向の高さ変動幅ΔH2より広い。したがって、副走査方
向の高さ変動幅が主走査方向より広ければ、副走査方向
が見開き方向であるので、セッティングはタテ置きであ
る。逆に、主走査方向の高さ変動幅が副走査方向より広
ければ、主走査方向が見開き方向であるので、セッティ
ングはヨコ置きである。
の度合いに着目してセッティング方向を判別する方法で
ある。主走査方向及び副走査方向のそれぞれについて高
さの度数分布を求め、所定値より高く且つ度数が閾値T
H2を越える高さ範囲(高さ変動幅)を算定する。見開
き方向の高さ変動幅ΔH1は、見開き方向と直交する方
向の高さ変動幅ΔH2より広い。したがって、副走査方
向の高さ変動幅が主走査方向より広ければ、副走査方向
が見開き方向であるので、セッティングはタテ置きであ
る。逆に、主走査方向の高さ変動幅が副走査方向より広
ければ、主走査方向が見開き方向であるので、セッティ
ングはヨコ置きである。
【0031】以上の2つの自動判別方法は、原稿面S1
の高さの測定結果を用いるものであるが、高さの測定に
よらずにセッティングの向きを判別することができる。
第3の自動判別方法は、図4で説明した見開き方向と直
交する方向の画像歪みを利用するものである。
の高さの測定結果を用いるものであるが、高さの測定に
よらずにセッティングの向きを判別することができる。
第3の自動判別方法は、図4で説明した見開き方向と直
交する方向の画像歪みを利用するものである。
【0032】図9(A)のように、読取り画像G0の解
析の基準位置Oから主走査方向M1における撮影像(原
稿像)G1の端縁(エッジ)までの距離をXとし、基準
位置Oから副走査方向M2における撮影像G1の端縁ま
での距離をYとする。まず、副走査方向M2の各位置に
おける距離(画素数)Xを調べて距離Xの度数分布を求
め、主走査方向M1の各位置における距離Yを調べて距
離Yの度数分布を求める。次に、度数が閾値TH3を越
える距離Xの範囲(変動幅)ΔXと、度数が閾値TH3
を越える距離Yの範囲(変動幅)ΔYとを算出する。そ
して、変動幅ΔXと変動幅ΔYとを比較する。ここで、
通常のブック原稿BDでは、見開き方向の端縁はほぼ直
線状であり、見開き方向と直交する方向の端縁は曲線状
である。したがって、変動幅ΔXが変動幅ΔYより広い
場合(図9の例の場合)は、副走査方向が見開き方向で
あるので、セッティングはタテ置きである。逆に、変動
幅ΔYが変動幅ΔXより広い場合は、主走査方向が見開
き方向であるので、セッティングはヨコ置きである。
析の基準位置Oから主走査方向M1における撮影像(原
稿像)G1の端縁(エッジ)までの距離をXとし、基準
位置Oから副走査方向M2における撮影像G1の端縁ま
での距離をYとする。まず、副走査方向M2の各位置に
おける距離(画素数)Xを調べて距離Xの度数分布を求
め、主走査方向M1の各位置における距離Yを調べて距
離Yの度数分布を求める。次に、度数が閾値TH3を越
える距離Xの範囲(変動幅)ΔXと、度数が閾値TH3
を越える距離Yの範囲(変動幅)ΔYとを算出する。そ
して、変動幅ΔXと変動幅ΔYとを比較する。ここで、
通常のブック原稿BDでは、見開き方向の端縁はほぼ直
線状であり、見開き方向と直交する方向の端縁は曲線状
である。したがって、変動幅ΔXが変動幅ΔYより広い
場合(図9の例の場合)は、副走査方向が見開き方向で
あるので、セッティングはタテ置きである。逆に、変動
幅ΔYが変動幅ΔXより広い場合は、主走査方向が見開
き方向であるので、セッティングはヨコ置きである。
【0033】図10はブックスキャナ1の信号処理系1
00のブロック図である。信号処理系100は、CPU
101、AD変換部102、画像メモリ104、画像処
理回路103、RAM105、比較器111、及びカウ
ンタ112を有している。
00のブロック図である。信号処理系100は、CPU
101、AD変換部102、画像メモリ104、画像処
理回路103、RAM105、比較器111、及びカウ
ンタ112を有している。
【0034】ラインセンサ31から出力された光電変換
信号は、AD変換部102によって例えば8ビットの画
素単位の画像データに変換される。画像データは走査順
に画像メモリ104に書き込まれる。すなわち読取り画
像G0が一旦格納される。画像メモリ104は、読取り
画像G0を必要に応じて90°回転させるために設けら
れている。画像メモリ104のアドレス(行アドレス、
列アドレス)と走査方向(主走査方向、副走査方向)と
の対応関係を、書込み時と読出し時とで入れ換えること
により、画像回転を実現することができる。読取り画像
G0を90°回転させると、例えばヨコ置きの場合であ
っても、タテ置きの場合と同じ要領で画像解析や歪み補
正などのデータ処理を行えばよく、制御が簡単になる。
信号は、AD変換部102によって例えば8ビットの画
素単位の画像データに変換される。画像データは走査順
に画像メモリ104に書き込まれる。すなわち読取り画
像G0が一旦格納される。画像メモリ104は、読取り
画像G0を必要に応じて90°回転させるために設けら
れている。画像メモリ104のアドレス(行アドレス、
列アドレス)と走査方向(主走査方向、副走査方向)と
の対応関係を、書込み時と読出し時とで入れ換えること
により、画像回転を実現することができる。読取り画像
G0を90°回転させると、例えばヨコ置きの場合であ
っても、タテ置きの場合と同じ要領で画像解析や歪み補
正などのデータ処理を行えばよく、制御が簡単になる。
【0035】予備スキャンニング時において、画像メモ
リ104から所定の順序で読み出された画像データは、
比較器111に入力される。比較器111は、入力され
た画像データと閾値th1,th2とを比較し、比較結
果をCPU101及びカウンタ112に通知する。カウ
ンタ112は閾値th1を越える画素の数をカウントす
る。つまり、原稿面S1の高さを測定する。CPU10
1は、カウンタ112のカウント値を取り込み、原稿面
S1の湾曲状態を示す原稿高さデータDHを生成する。
また、比較器111によって検出された画素位置n3,
n4を取り込み、原稿の平面視サイズを示すサイズデー
タDSを生成する。原稿高さデータDH及びサイズデー
タDSはRAM105に一旦格納される。予備スキャン
ニングの終了後、CPU101は、原稿高さデータDH
及びサイズデータDSに基づいて、本スキャンニングの
準備としてピント調整及び画像歪み補正のための制御デ
ータを生成する。そして、1ページ分の原稿面S1の見
開き方向の長さ(ページ長)を求め、出力画像範囲(有
効読取り範囲)を設定する。また、自動用紙選択(AP
S)又は自動倍率選択(AMS)を行う場合には、ペー
ジ長に適した用紙サイズ又は読取り倍率を設定する。
リ104から所定の順序で読み出された画像データは、
比較器111に入力される。比較器111は、入力され
た画像データと閾値th1,th2とを比較し、比較結
果をCPU101及びカウンタ112に通知する。カウ
ンタ112は閾値th1を越える画素の数をカウントす
る。つまり、原稿面S1の高さを測定する。CPU10
1は、カウンタ112のカウント値を取り込み、原稿面
S1の湾曲状態を示す原稿高さデータDHを生成する。
また、比較器111によって検出された画素位置n3,
n4を取り込み、原稿の平面視サイズを示すサイズデー
タDSを生成する。原稿高さデータDH及びサイズデー
タDSはRAM105に一旦格納される。予備スキャン
ニングの終了後、CPU101は、原稿高さデータDH
及びサイズデータDSに基づいて、本スキャンニングの
準備としてピント調整及び画像歪み補正のための制御デ
ータを生成する。そして、1ページ分の原稿面S1の見
開き方向の長さ(ページ長)を求め、出力画像範囲(有
効読取り範囲)を設定する。また、自動用紙選択(AP
S)又は自動倍率選択(AMS)を行う場合には、ペー
ジ長に適した用紙サイズ又は読取り倍率を設定する。
【0036】本スキャンニング時において、画像メモリ
104から所定の順序で読み出された画像データは、画
像処理回路103に入力される。画像処理回路103
は、原稿面S1の照度むらを補正する処理、画質改善の
ためのMTF補正、原稿面S1の湾曲に起因する画像歪
みの補正処理、濃度補正、及び出力画像範囲の外側を空
白とするマスキングなどの処理を担う。所定の画像処理
を受けた画像データは外部装置(例えばディジタル複写
機)に出力される。
104から所定の順序で読み出された画像データは、画
像処理回路103に入力される。画像処理回路103
は、原稿面S1の照度むらを補正する処理、画質改善の
ためのMTF補正、原稿面S1の湾曲に起因する画像歪
みの補正処理、濃度補正、及び出力画像範囲の外側を空
白とするマスキングなどの処理を担う。所定の画像処理
を受けた画像データは外部装置(例えばディジタル複写
機)に出力される。
【0037】CPU101は、スキャナ駆動部130、
撮像制御回路131、レンズ駆動部132、及びランプ
制御部140を含む駆動系の制御をも担う。スキャナ駆
動部130によって、スキャナ300の平行移動、及び
ピエゾ素子311,312に対する電界印加が行われ
る。撮像制御回路131は、ラインセンサ31に各種の
駆動信号を供給する。レンズ駆動部132は、結像レン
ズ32を適切な位置に配置する。CPU101には、操
作パネルOP及びスタートキー52,53を含む各種ス
イッチが接続されている。RAM105は、制御に係わ
る種々のデータの一時記憶に用いられる。
撮像制御回路131、レンズ駆動部132、及びランプ
制御部140を含む駆動系の制御をも担う。スキャナ駆
動部130によって、スキャナ300の平行移動、及び
ピエゾ素子311,312に対する電界印加が行われ
る。撮像制御回路131は、ラインセンサ31に各種の
駆動信号を供給する。レンズ駆動部132は、結像レン
ズ32を適切な位置に配置する。CPU101には、操
作パネルOP及びスタートキー52,53を含む各種ス
イッチが接続されている。RAM105は、制御に係わ
る種々のデータの一時記憶に用いられる。
【0038】以下、フローチャートに基づいてブックス
キャナ1の動作を説明する。図11は手動判別モードに
おけるCPU101の読取り制御動作のメインフローチ
ャートである。
キャナ1の動作を説明する。図11は手動判別モードに
おけるCPU101の読取り制御動作のメインフローチ
ャートである。
【0039】ユーザーが必要な指定を終えてスタートキ
ーをオンすると、CPU101は、ランプ制御部140
に対して照明ランプの点灯を指示し、スキャナ駆動部1
32及び撮像制御回路131に対して予備スキャンニン
グの開始を指示する(#11)。予備スキャンニング中
においては、上述したように読取り画像G0が画像メモ
リ104に書き込まれる。書込みに際して、行アドレス
は副走査方向に対応づけられ、列アドレスは主走査方向
に対応づけられる。
ーをオンすると、CPU101は、ランプ制御部140
に対して照明ランプの点灯を指示し、スキャナ駆動部1
32及び撮像制御回路131に対して予備スキャンニン
グの開始を指示する(#11)。予備スキャンニング中
においては、上述したように読取り画像G0が画像メモ
リ104に書き込まれる。書込みに際して、行アドレス
は副走査方向に対応づけられ、列アドレスは主走査方向
に対応づけられる。
【0040】予備スキャンニングが終了した時点で、セ
ッティング方向に関するユーザーの指定内容をチェック
する(#12)。タテ置きが指定されているときには、
タテ置きモードを設定し(#13)、画像メモリ104
から読取り画像G0を回転させずに読み出すためのタテ
置き読出し設定を行う(#14)。ヨコ置きが指定され
ているときには、ヨコ置きモードを設定し(#15)、
画像メモリ104から読取り画像G0を回転させて読み
出すためのヨコ置き読出し設定を行う(#16)。#1
4又は#16で設定した順序で読取り画像G0の各画素
のデータを読出し(#17)、原稿面の高さを求めてピ
ント調整や歪み補正の制御データを生成する(#1
8)。
ッティング方向に関するユーザーの指定内容をチェック
する(#12)。タテ置きが指定されているときには、
タテ置きモードを設定し(#13)、画像メモリ104
から読取り画像G0を回転させずに読み出すためのタテ
置き読出し設定を行う(#14)。ヨコ置きが指定され
ているときには、ヨコ置きモードを設定し(#15)、
画像メモリ104から読取り画像G0を回転させて読み
出すためのヨコ置き読出し設定を行う(#16)。#1
4又は#16で設定した順序で読取り画像G0の各画素
のデータを読出し(#17)、原稿面の高さを求めてピ
ント調整や歪み補正の制御データを生成する(#1
8)。
【0041】本スキャンニングを開始し(#19)、セ
ッティングモードのチェックを行う(#20)。タテ置
きモードであればタテ置きピント調整を実行し(#2
1)、ヨコ置きモードであればヨコ置きピント調整を実
行する(#22)。本スキャンニングが終了するまで、
予備スキャンニング時と同じ順序で画像データを画像メ
モリ104に書き込む(#23、24)。本スキャンニ
ングが終了すると、#14又は#16で設定した順序で
画像メモリ104から画像データを読出し(#25)、
画像処理回路103に対して原稿高さデータDHに応じ
た補正指示を与える(#26)。外部装置への画像出力
が終了した時点で照明ランプの消灯を指示する。
ッティングモードのチェックを行う(#20)。タテ置
きモードであればタテ置きピント調整を実行し(#2
1)、ヨコ置きモードであればヨコ置きピント調整を実
行する(#22)。本スキャンニングが終了するまで、
予備スキャンニング時と同じ順序で画像データを画像メ
モリ104に書き込む(#23、24)。本スキャンニ
ングが終了すると、#14又は#16で設定した順序で
画像メモリ104から画像データを読出し(#25)、
画像処理回路103に対して原稿高さデータDHに応じ
た補正指示を与える(#26)。外部装置への画像出力
が終了した時点で照明ランプの消灯を指示する。
【0042】図12はタテ置き読出し設定のフローチャ
ートである。書込み時と同様に、画像メモリ104の読
出し時の列アドレスを主走査方向に対応づけるととも
に、行アドレスを副走査方向に対応づける(#141、
142)。
ートである。書込み時と同様に、画像メモリ104の読
出し時の列アドレスを主走査方向に対応づけるととも
に、行アドレスを副走査方向に対応づける(#141、
142)。
【0043】図13はヨコ置き読出し設定のフローチャ
ートである。書込み時とは逆に、画像メモリ104の読
出し時の行アドレスを主走査方向に対応づけるととも
に、列アドレスを副走査方向に対応づける(#161、
162)。これにより、読取り画像G0を90°回転さ
せた画像が画像処理回路103へ送られることになる。
ートである。書込み時とは逆に、画像メモリ104の読
出し時の行アドレスを主走査方向に対応づけるととも
に、列アドレスを副走査方向に対応づける(#161、
162)。これにより、読取り画像G0を90°回転さ
せた画像が画像処理回路103へ送られることになる。
【0044】図14はタテ置きピント調整のフローチャ
ートである。ラインセンサ31の傾きを零(0)に固定
し(#211)、ピエゾ素子311,312を初期状態
に保つ(#212)。結像レンズ32の移動量を算出し
(#213)、レンズ駆動部132に移動の指示を与え
る(#214)。つまり、このルーチンにおいて、副走
査方向の原稿高さ変化に応じた合焦制御を実行する。
ートである。ラインセンサ31の傾きを零(0)に固定
し(#211)、ピエゾ素子311,312を初期状態
に保つ(#212)。結像レンズ32の移動量を算出し
(#213)、レンズ駆動部132に移動の指示を与え
る(#214)。つまり、このルーチンにおいて、副走
査方向の原稿高さ変化に応じた合焦制御を実行する。
【0045】図15はヨコ置きピント調整のフローチャ
ートである。結像レンズ32の移動量を零(0)に固定
し(#221)、結像レンズ32を合焦位置に固定する
(#222)。ラインセンサ31の傾き角を算出し(#
223)、スキャナ駆動部132にピエゾ素子311,
312の伸縮の指示を与える(#224)。つまり、こ
のルーチンにおいて、主走査方向の原稿高さ変化に応じ
た合焦制御を実行する。
ートである。結像レンズ32の移動量を零(0)に固定
し(#221)、結像レンズ32を合焦位置に固定する
(#222)。ラインセンサ31の傾き角を算出し(#
223)、スキャナ駆動部132にピエゾ素子311,
312の伸縮の指示を与える(#224)。つまり、こ
のルーチンにおいて、主走査方向の原稿高さ変化に応じ
た合焦制御を実行する。
【0046】図16は自動判別モードにおけるCPU1
01の読取り制御動作のメインフローチャートである。
CPU101は、スタートキーのオンに呼応して、照明
ランプの点灯を指示し、スキャナ駆動部132及び撮像
制御回路131に対して予備スキャンニングの開始を指
示する(#31)。予備スキャンニング中においては、
読取り画像G0の各画素の画像データを画像メモリ10
4に書き込む。書込みに際して、行アドレスを副走査方
向に対応づけ、列アドレスを主走査方向に対応づける。
01の読取り制御動作のメインフローチャートである。
CPU101は、スタートキーのオンに呼応して、照明
ランプの点灯を指示し、スキャナ駆動部132及び撮像
制御回路131に対して予備スキャンニングの開始を指
示する(#31)。予備スキャンニング中においては、
読取り画像G0の各画素の画像データを画像メモリ10
4に書き込む。書込みに際して、行アドレスを副走査方
向に対応づけ、列アドレスを主走査方向に対応づける。
【0047】予備スキャンニングが終了すると、画像メ
モリ104から画像データを読出し(#32)、読取り
画像G0の解析によって原稿面の高さなどを算出する高
さ演算処理を行う(#33)。画像解析で得られた情報
に基づいてセッティング方向を判別して動作モードを設
定する自動判別処理を実行し(#34)、本スキャンニ
ングを開始する(#35)。モードチェックを行い(#
36)、タテ置きモードであれば結像レンズ32の移動
制御ルーチンであるタテ置きピント調整を実行し(#3
7)、ヨコ置きモードであればピエゾ素子311,31
2の伸縮制御ルーチンであるヨコ置きピント調整を実行
する(#38)。本スキャンニングが終了するまで、予
備スキャンニング時と同じ順序で画像データを画像メモ
リ104に書き込む(#39、40)。
モリ104から画像データを読出し(#32)、読取り
画像G0の解析によって原稿面の高さなどを算出する高
さ演算処理を行う(#33)。画像解析で得られた情報
に基づいてセッティング方向を判別して動作モードを設
定する自動判別処理を実行し(#34)、本スキャンニ
ングを開始する(#35)。モードチェックを行い(#
36)、タテ置きモードであれば結像レンズ32の移動
制御ルーチンであるタテ置きピント調整を実行し(#3
7)、ヨコ置きモードであればピエゾ素子311,31
2の伸縮制御ルーチンであるヨコ置きピント調整を実行
する(#38)。本スキャンニングが終了するまで、予
備スキャンニング時と同じ順序で画像データを画像メモ
リ104に書き込む(#39、40)。
【0048】本スキャンニングが終了すると、再びモー
ドチェックを行う(#41)。タテ置きモードであれ
ば、画像メモリ104から読取り画像G0を回転させず
に読み出すためのタテ置き読出し設定を行う(#4
2)。ヨコ置きモードであれば、画像メモリ104から
読取り画像G0を回転させて読み出すためのヨコ置き読
出し設定を行う(#16)。#42又は#43で設定し
た順序で読取り画像G0の各画素のデータを画像メモリ
104から読出して画像処理回路103に転送する(#
44)。そして、画像処理回路103に対して原稿高さ
データDHに応じた補正指示を与える(#45)。外部
装置への画像出力が終了した時点で照明ランプの消灯を
指示する。
ドチェックを行う(#41)。タテ置きモードであれ
ば、画像メモリ104から読取り画像G0を回転させず
に読み出すためのタテ置き読出し設定を行う(#4
2)。ヨコ置きモードであれば、画像メモリ104から
読取り画像G0を回転させて読み出すためのヨコ置き読
出し設定を行う(#16)。#42又は#43で設定し
た順序で読取り画像G0の各画素のデータを画像メモリ
104から読出して画像処理回路103に転送する(#
44)。そして、画像処理回路103に対して原稿高さ
データDHに応じた補正指示を与える(#45)。外部
装置への画像出力が終了した時点で照明ランプの消灯を
指示する。
【0049】図17は自動判別処理の第1の例を示すフ
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第1
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、副走査方向及び主走査方向における原稿面の高さ
分布を求める(#341)。具体的にはカウンタ112
のカウント値を取り込んで各方向について原稿高さデー
タDHを生成する。
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第1
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、副走査方向及び主走査方向における原稿面の高さ
分布を求める(#341)。具体的にはカウンタ112
のカウント値を取り込んで各方向について原稿高さデー
タDHを生成する。
【0050】次に、副走査方向の高さ分布が上述の条件
を満たすか否かを判断する(#342)。条件を満
たせば、タテ置きモードを設定する(#343)。条件
を満たさない場合は、条件を満たすか否かを判断す
る(#344)。条件を満たせば、タテ置きモードを
設定する(#343)。副走査方向の高さ分布が条件
及び条件のどちらも満たさない場合は、主走査方向の
高さ分布が条件を満たすか否かを判断する(#34
5)。条件を満たせば、ヨコ置きモードを設定する
(#346)。条件を満たさない場合は、条件を満
たすか否かを判断する(#347)。条件を満たせ
ば、ヨコ置きモードを設定する(#346)。
を満たすか否かを判断する(#342)。条件を満
たせば、タテ置きモードを設定する(#343)。条件
を満たさない場合は、条件を満たすか否かを判断す
る(#344)。条件を満たせば、タテ置きモードを
設定する(#343)。副走査方向の高さ分布が条件
及び条件のどちらも満たさない場合は、主走査方向の
高さ分布が条件を満たすか否かを判断する(#34
5)。条件を満たせば、ヨコ置きモードを設定する
(#346)。条件を満たさない場合は、条件を満
たすか否かを判断する(#347)。条件を満たせ
ば、ヨコ置きモードを設定する(#346)。
【0051】副走査方向及び主走査方向のどちらにおい
ても条件が満たされず且つ条件も満たされない場合
は、判別ができない旨のメッセージを操作パネルOPの
ディスプレイに表示する。この場合、ユーザーは、ブッ
ク原稿BDのセッティング状態を修正するか、自動判別
モードを手動判別モードに切換えてセッティング方向を
指定するといった対処を行えばよい。
ても条件が満たされず且つ条件も満たされない場合
は、判別ができない旨のメッセージを操作パネルOPの
ディスプレイに表示する。この場合、ユーザーは、ブッ
ク原稿BDのセッティング状態を修正するか、自動判別
モードを手動判別モードに切換えてセッティング方向を
指定するといった対処を行えばよい。
【0052】図18は自動判別処理の第2の例を示すフ
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第2
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、副走査方向及び主走査方向における原稿面の高さ
分布を求める(#401)。続いて、副走査方向及び主
走査方向における原稿面の高さの度数分布を求める(#
402)。このとき、各方向について、度数が閾値TH
2(図8参照)を越える高さ範囲(ΔH1、ΔH2)を
算出する。
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第2
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、副走査方向及び主走査方向における原稿面の高さ
分布を求める(#401)。続いて、副走査方向及び主
走査方向における原稿面の高さの度数分布を求める(#
402)。このとき、各方向について、度数が閾値TH
2(図8参照)を越える高さ範囲(ΔH1、ΔH2)を
算出する。
【0053】次に、副走査方向の高さ範囲と主走査方向
の高さ範囲とを比較する。副走査方向の高さ範囲が主走
査方向の高さ範囲より明らかに広い場合、すなわち高さ
範囲の差が所定値以上である場合は、タテ置きモードを
設定する(#403、404)。逆に主走査方向の高さ
範囲が副走査方向の高さ範囲より明らかに広い場合は、
ヨコ置きモードを設定する(#405、406)。各方
向の高さ範囲に顕著な差が無かったり、度数分布が平坦
で高さ範囲が特定できなかったりしたときには、自動判
別ができない旨のメッセージを表示する(#407)。
の高さ範囲とを比較する。副走査方向の高さ範囲が主走
査方向の高さ範囲より明らかに広い場合、すなわち高さ
範囲の差が所定値以上である場合は、タテ置きモードを
設定する(#403、404)。逆に主走査方向の高さ
範囲が副走査方向の高さ範囲より明らかに広い場合は、
ヨコ置きモードを設定する(#405、406)。各方
向の高さ範囲に顕著な差が無かったり、度数分布が平坦
で高さ範囲が特定できなかったりしたときには、自動判
別ができない旨のメッセージを表示する(#407)。
【0054】図19は自動判別処理の第3の例を示すフ
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第3
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、比較器111の出力に基づいて画素位置n3(図
4参照)を検知し、主走査方向及び副走査方向における
原稿端の位置を示す距離X,Y(図9参照)を算出する
(#501)。続いて、主走査方向及び副走査方向にお
ける原稿端位置の度数分布を求める(#502)。この
とき、各方向について、度数が閾値TH3を越える距離
範囲ΔX,ΔYを算出する。
ローチャートである。このルーチンでは、上述した第3
の自動判別方法によってセッティング方向を判別する。
まず、比較器111の出力に基づいて画素位置n3(図
4参照)を検知し、主走査方向及び副走査方向における
原稿端の位置を示す距離X,Y(図9参照)を算出する
(#501)。続いて、主走査方向及び副走査方向にお
ける原稿端位置の度数分布を求める(#502)。この
とき、各方向について、度数が閾値TH3を越える距離
範囲ΔX,ΔYを算出する。
【0055】次に、主走査方向の距離範囲ΔXと副走査
方向の距離範囲ΔYとを比較する。主走査方向の距離範
囲ΔXが副走査方向の距離範囲ΔYより明らかに広い場
合、すなわち距離範囲の差が所定値以上である場合は、
タテ置きモードを設定する(#503、504)。逆に
副走査方向の距離範囲ΔYが主走査方向の距離範囲ΔX
より明らかに広い場合は、ヨコ置きモードを設定する
(#505、506)。各方向の距離範囲ΔX,ΔYに
顕著な差が無かったり、度数分布が平坦で距離範囲Δ
X,ΔYが特定できなかったりしたときには、自動判別
ができない旨のメッセージを表示する(#507)。
方向の距離範囲ΔYとを比較する。主走査方向の距離範
囲ΔXが副走査方向の距離範囲ΔYより明らかに広い場
合、すなわち距離範囲の差が所定値以上である場合は、
タテ置きモードを設定する(#503、504)。逆に
副走査方向の距離範囲ΔYが主走査方向の距離範囲ΔX
より明らかに広い場合は、ヨコ置きモードを設定する
(#505、506)。各方向の距離範囲ΔX,ΔYに
顕著な差が無かったり、度数分布が平坦で距離範囲Δ
X,ΔYが特定できなかったりしたときには、自動判別
ができない旨のメッセージを表示する(#507)。
【0056】以上の実施形態においては、投影板18
a,18bに写った像を解析して2方向の高さ測定を行
う例を挙げたが、2方向にスリット光を投影する光投影
法によって原稿面における主走査方向及び副走査方向の
湾曲情報を得ることができる。画像メモリ104に対す
る書込みの順序を固定し、読出しの順序を切り換えるも
のとして説明したが、読出しの順序を固定して書込みの
順序を切換えることによって画像の回転を実現してもよ
い。
a,18bに写った像を解析して2方向の高さ測定を行
う例を挙げたが、2方向にスリット光を投影する光投影
法によって原稿面における主走査方向及び副走査方向の
湾曲情報を得ることができる。画像メモリ104に対す
る書込みの順序を固定し、読出しの順序を切り換えるも
のとして説明したが、読出しの順序を固定して書込みの
順序を切換えることによって画像の回転を実現してもよ
い。
【0057】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
見開き原稿の読取りにおけるセッティング方向の制約を
緩和し、画像読取り装置の実用性を高めることができ
る。
見開き原稿の読取りにおけるセッティング方向の制約を
緩和し、画像読取り装置の実用性を高めることができ
る。
【0058】請求項1の発明によれば、見開き方向が主
走査方向と副走査方向のどちらであっても、ピントの合
った高品位の読取り画像を出力することができる。請求
項2の発明によれば、見開き方向が主走査方向と副走査
方向のどちらであっても、原稿面の湾曲に因る歪みを補
正した高品位の読取り画像を出力することができる。
走査方向と副走査方向のどちらであっても、ピントの合
った高品位の読取り画像を出力することができる。請求
項2の発明によれば、見開き方向が主走査方向と副走査
方向のどちらであっても、原稿面の湾曲に因る歪みを補
正した高品位の読取り画像を出力することができる。
【図1】ブックスキャナの外観を示す斜視図である。
【図2】ブックスキャナの使用状態を示す図である。
【図3】ブックスキャナによる読取りの模式図である。
【図4】原稿面の湾曲状態の測定方法を説明するための
図である。
図である。
【図5】ヨコ置きにおける湾曲の度合いの算定方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図6】ヨコ置きにおけるピント調整の模式図である。
【図7】ラインセンサの取付け構造を示す図である。
【図8】セッティング方向の第1及び第2の自動判別方
法を説明するための図である。
法を説明するための図である。
【図9】セッティング方向の第3の自動判別方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図10】ブックスキャナの信号処理系のブロック図で
ある。
ある。
【図11】手動判別モードにおけるCPUの読取り制御
動作のメインフローチャートである。
動作のメインフローチャートである。
【図12】タテ置き読出し設定のフローチャートであ
る。
る。
【図13】ヨコ置き読出し設定のフローチャートであ
る。
る。
【図14】タテ置きピント調整のフローチャートであ
る。
る。
【図15】ヨコ置きピント調整のフローチャートであ
る。
る。
【図16】自動判別モードにおけるCPUの読取り制御
動作のメインフローチャートである。
動作のメインフローチャートである。
【図17】自動判別処理の第1の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図18】自動判別処理の第2の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図19】自動判別処理の第3の例を示すフローチャー
トである。
トである。
1 ブックスキャナ(画像読取り装置) 31 ラインセンサ(撮像デバイス) 32 結像レンズ(合焦機構の一部) 101 CPU(合焦制御手段、補正制御手段) 103 画像処理回路(画像処理手段) 130 スキャナ駆動部(合焦機構の一部) 132 レンズ駆動部(合焦機構の一部) 311,312 ピエゾ素子(合焦機構の一部) M1 主走査方向 M2 副走査方向
Claims (2)
- 【請求項1】原稿画像を電気信号に変換する撮像デバイ
スを有し、主走査及び副走査によって原稿画像を画素に
細分化して読み取る画像読取り装置であって、 主走査方向及び副走査方向の2方向についての原稿面の
湾曲状態の測定が可能に構成され、 前記撮像デバイスに原稿画像を結像するための合焦機構
と、 見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副走査方向
であるときには、副走査方向における原稿面の湾曲状態
に応じて前記合焦機構の制御を行い、見開き方向が主走
査方向であるときには、主走査方向における原稿面の湾
曲状態に応じて前記合焦機構の制御を行う合焦制御手段
とを有したことを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項2】原稿画像を電気信号に変換する撮像デバイ
スを有し、主走査及び副走査によって原稿画像を画素に
細分化して読み取る画像読取り装置であって、 主走査方向及び副走査方向の2方向についての原稿面の
湾曲状態の測定が可能に構成され、 原稿面の湾曲に因る読取り画像の歪みを補正する画像処
理手段と、 見開き原稿の読取りに際して、見開き方向が副走査方向
であるときには、副走査方向における原稿面の湾曲状態
に応じて前記画像処理手段の制御を行い、見開き方向が
主走査方向であるときには、主走査方向における原稿面
の湾曲状態に応じて前記画像処理手段の制御を行う補正
制御手段とを有したことを特徴とする画像読取り装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18052196A JPH1028202A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 画像読取り装置 |
| US08/827,777 US5705806A (en) | 1994-03-14 | 1997-04-11 | Image reading apparatus |
| US08/890,352 US5847884A (en) | 1996-07-10 | 1997-07-09 | Image reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18052196A JPH1028202A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 画像読取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1028202A true JPH1028202A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16084727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18052196A Pending JPH1028202A (ja) | 1994-03-14 | 1996-07-10 | 画像読取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1028202A (ja) |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18052196A patent/JPH1028202A/ja active Pending
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