JPH10284871A - 電磁波シールド材 - Google Patents

電磁波シールド材

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Publication number
JPH10284871A
JPH10284871A JP10663297A JP10663297A JPH10284871A JP H10284871 A JPH10284871 A JP H10284871A JP 10663297 A JP10663297 A JP 10663297A JP 10663297 A JP10663297 A JP 10663297A JP H10284871 A JPH10284871 A JP H10284871A
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JP
Japan
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electromagnetic wave
wave shielding
conductive layer
sheet
shielding sheet
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JP10663297A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Fujita
和秀 藤田
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁波シールド材のシールド効果を向上させ
る。 【構成】 電磁波シールド材100は、導電層111と
絶縁層112とを積層してなる電磁波シールドシート1
10と、その電磁波シールドシート110の一端側と他
端側とにそれぞれ設けられ互いに着脱可能な着脱部12
0、121とを備え、その着脱部120、121を相互
に付けた場合には、導電層111が内側に来るように変
形させることが可能である電磁波シールド材であって、
電磁波シールドシート110の導電層111側には、接
着部120、121と平行して、電磁波シールドシート
110の一部を重ね合わて突出させた屈曲状接触部11
1aを形成し、その屈曲状接触部111aであって電磁
波シールドシート110の一端側の導電層111と、電
磁波シールドシート110の他端側の導電層111とを
接触させることができる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線や信号線等の
被シールド材を被覆することにより、外部の電磁波が被
シールド材へ侵入することを防止し、または/および、
被シールド材から発生する電磁波が外側に漏れることを
防止する電磁波シールド材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁波シールド材には、特開平7
−66583号公報にて開示されているように、導電性
を有する導電層および絶縁性を有する絶縁層とを積層し
てなる導電性シートの一端を、導電層が外側になるよう
に折り返して接触部を形成し、接触部に、所定の間隔毎
に所定の深さの切り込みを形成し、更に導電性シートを
円筒状に固定する面ファスナを設けることにより構成し
たものがある。この電磁波シールド材は、電線等を被覆
した際に、接触部と導電層とが接触して、電線等を電磁
的に隙間なく被覆し、電磁波の侵入または/および漏れ
を防止しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の電
磁波シールド材は、被シールド材(電線等)を物理的に
隙間なく被覆していないと電磁波の侵入または/および
漏れを防止できない。つまり、この従来の電磁波シール
ド材は、構造上、導電性シートを単にロール状に巻いて
円筒状に変形して使用するので、そのロール状になって
いる導電性シートの重なり部分に隙間が少しでもできる
と、そこから電磁波の侵入または/および漏れが発生す
る。そして、実際上、被シールド材が一本であるにし
ろ、多数本であるにしろ、被シールド材の全体に対して
きっちりと電磁波シールド材を巻いたつもりであって
も、被シールド材を電磁波シールド材の内側に隙間なく
納めることはできない。したがって、導電性シートの重
なり部分に隙間ができて、そこから電磁波の侵入または
/および漏れが発生する。また、被シールド材の全体の
太さが、円筒状に形成された電磁波シールド材の内径よ
りも細い場合には、電磁波シールド材に弛みが発生し、
電磁波シールドシートの重なり部分に更に大きな隙間が
発生し、面ファスナの接合部分からの電磁波の侵入また
は/および漏れが更に大きくなる。
【0004】本発明の目的は、被シールド材に対して電
磁波シールドを確実に行え、特に被シールド材の全体の
太さが電磁波シールド材を組み立てた場合の内径よりも
細い場合であっても、確実に電磁波シールドできる電磁
波シールド材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の電磁波シールド材は、導電性を有する導電
層と絶縁性を有する絶縁層とを積層してなる電磁波シー
ルドシートと、この電磁波シールドシートの一端側とこ
の一端側を除いた他端側の少なくともいずれかの部分と
にそれぞれ設けられ互いに着脱可能な着脱部とを備え、
この着脱部にて前記電磁波シールドシートの一端側と他
端側とを付けた場合には、前記導電層が内側になるよう
に変形可能な電磁波シールド材であって、前記電磁波シ
ールドシートの導電層側には、前記着脱部と平行して、
前記電磁波シールドシートの一部を重ね合わせて突出さ
せた屈曲状接触部が形成され、この屈曲状接触部であっ
て前記電磁波シールドシートの一端側の導電層と、前記
電磁波シールドシートの他端側の導電層の面とを接触さ
せる。
【0006】この構成により、突出させた屈曲状接触部
の基端側に前記電磁波シールドシートの一端側の導電層
の先端側を挿入させる形となる。したがって、電磁波が
侵入または/および漏れる可能性のあるルートは、(断
面視)略ヘアピン状に形成されている。しかもその略ヘ
アピン状に形成されているルートの周囲は、電磁波シー
ルドシートの導電層の部分であるため、電磁波はこのル
ートを通過中に吸収損失や反射損失によって効率よく減
衰させられるので電磁波が通過しにくくなっている。ま
た、屈曲状接触部であって前記電磁波シールドシートの
一端側の導電層と、前記電磁波シールドシートの他端側
の導電層とを面接触させるので、電気的に閉回路とな
り、電磁波が遮断される。
【0007】また、本発明の電磁波シールド材は、前記
屈曲状接触部であって前記電磁波シールドシートの一端
側の導電層、または/および、それに連なる前記一端側
の導電層の面には、少なくとも弾性を有する内材を導電
性体で被った弾性導電性部を積層して設けてもよい。
【0008】この構成により、前記略ヘアピン状に形成
されたルートの周囲に、この少なくとも弾性を有する内
材を導電性体で被った弾性導電性部が、このルートの幅
を狭めるように迫り出す形となる。したがって、このル
ートを通過する電磁波の反射回数が増加するので、より
確実に前記電磁波を吸収損失や反射損失によって減衰さ
せられる。また、屈曲状接触部であって前記電磁波シー
ルドシートの一端側の導電層の面に積層して設けられた
導電性体で被った弾性導電性部と、前記電磁波シールド
シートの他端側の導電層とを面接触させるので、電気的
に閉回路となり、電磁波が遮断される。よって、より確
実に電磁波の侵入または/および漏れを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る電磁波シールド材について図1を参照しつつ説明
する。図1(A)は本発明の第1の実施の形態に係る電
磁波シールド材を示す展開斜視図、図1(B)は被シー
ルド材を本発明の第1の実施の形態に係る電磁波シール
ド材で被覆した状態を示す断面図である。
【0010】本発明の第1の実施の形態に係る電磁波シ
ールド材100は、導電性を有する導電層111と絶縁
性を有する絶縁層112とを積層してなる方形状の電磁
波シールドシート110と、電磁波シールドシート11
0の一端側とそれと対向する他端側付近とにそれぞれ設
けられ互いに着脱可能な着脱部としての面ファスナ12
0、121と、面ファスナ120を電磁波シールドシー
ト110の一端側に固定するための面ファスナ固定シー
ト126と、アース線150とを備えている。
【0011】前記電磁波シールドシート110の導電層
111側には、前記電磁波シールドシート110の一部
を重ね合わせて突出させた屈曲状接触部111aを形成
する。この屈曲状接触部111aは、面ファスナ12
0、121と平行に形成する。屈曲状接触部111aの
基端側は、絶縁性の接着剤または両面テープ等の固定手
段を用いて113の位置で固定する。その固定部分から
屈曲状接触部111aの先端側にかけては、電磁波シー
ルドシート110の重ね合わせを断面視Ωを偏平にした
ような形状(以下、「略偏平Ω状」と呼ぶ)とする。
【0012】面ファスナ固定シート126は、面ファス
ナ120の幅方向よりも幅を広くした方形状の絶縁性シ
ートである。面ファスナ120は、面ファスナ固定シー
ト126の一端部に寄せて接着剤または両面テープ等の
固定手段で固定する。その固定後に、面ファスナ120
が固定された面側であって、面ファスナ固定シート12
6の前記一端部と対向する他端部側の(面ファスナ12
0が固定されていない)部分と、電磁波シールドシート
110の前記一端側の絶縁層112部分とを熱圧接また
は絶縁性の接着剤または両面テープ等の固定手段で固定
する。つまり、面ファスナ120は、面ファスナ120
の上面が導電層111側になり且つ面ファスナ120の
長手方向が電磁波シールドシート110の一端側の縁部
と平行となるように電磁波シールドシート110に固定
されている。
【0013】もう一方の面ファスナ121は、電磁波シ
ールド材100をその導電層111が内側に来るように
変形させて電磁波シールドシート110の他端側の先端
部分を屈曲状接触部111aの電磁波シールド材100
の一端側の基端部に位置させたとき、面ファスナ121
と面ファスナ120とが相互に接触する位置に固定され
る。また、この面ファスナ121は、長手方向が電磁波
シールドシート110の他端側の縁部と平行となるよう
に固定される。この面ファスナ121の固定は、電磁波
シールドシート110の他端側付近の絶縁層112側に
絶縁性の接着剤または両面テープ等の固定手段114を
用いて行われる。
【0014】アース線150は、電磁波シールドシート
110の他端側の端部に沿って糸で縫合固定する。但
し、電磁波シールドシート110の前記他端側の端部
は、導電層111が外側となるように折り曲げ、その重
なり部分の基端部を糸で縫うことでアース線150の設
置部115を予め設けている。そしてアース線150
は、導電層111の一部が絶縁層112側に折れ曲がっ
た部分に縫合固定する。尚、設置部115は、アース線
150を縫合固定後でも、断面視ループ状等の内部空間
ができるように前記縫合を行う。
【0015】以上のように構成された電磁波シールド材
100で被シールド材200をシールドする様子を説明
する。
【0016】先ず、図1(A)において、電磁波シール
ドシート110の導電層111であって、屈曲状接触部
111aよりも左側の左側導電層111Lの上に、電磁
波シールド材100でシールドされるべき被シールド材
200を置く。次に、電磁波シールド材100の左端に
設けられたアース線150側を、屈曲状接触部111a
よりも右側の導電層111である右側導電層111R側
であって屈曲状接触部111aの基端部に、アース線1
50側の先端部分が当接するように位置させる。次に、
面ファスナ120と面ファスナ121とを相互に付ける
と、図1(B)の状態となる。
【0017】この状態で、被シールド材200は電磁波
シールド材100により、物理的に完全に包まれてい
る。また、被シールド材200は導電層111に完全に
囲まれている。更に、右側導電層111Rと屈曲状接触
部111aの右側部とで形成される部分が、電磁波シー
ルド材100に被シールド材200を包んだ後は、(断
面視)略ヘアピン状になっている。そのため、被シール
ド材200の全体の太さが、電磁波シールド材100を
被シールド材200に包んだ後の電磁波シールド材10
0の内径と一致する場合は、前記略ヘアピン状の部分が
相互に密着され、電気的に接続される。つまり、電磁波
シールド材100は閉回路になっている。よって、電磁
波シールド材100により、被シールド材200は完全
に電磁的に密閉される。
【0018】また、被シールド材200の全体の太さ
が、電磁波シールド材100を被シールド材200に包
んだ後の電磁波シールド材100の内径よりも小さいと
きであって、電磁波シールド材100に弛みができた状
態であっても、前記略ヘアピン状の部分が電磁波の侵入
や漏れを防止するように働く。つまり、略ヘアピン状の
部分が完全には密着していない状態となっているが、こ
の略ヘアピン状の部分(ルート)を伝って電磁波の侵入
や漏れを起こそうとしても、この略ヘアピン状の部分
(ルート)の周囲が、導電層111で被われているた
め、電磁波はこのルートを通過している間に吸収損失や
反射損失によって効率よく減衰させられる。
【0019】また、アース線150は、この略ヘアピン
状のルート上に位置させられている。更に、略偏平Ω状
に形成された屈曲状接触部111aと略ループ状等に形
成されたアース線150の設置部115とは、この略ヘ
アピン状のルート上に膨らんで略ヘアピン状のルートの
幅を狭めるように位置させられているので、電磁波の通
過を阻止するように働く。したがって、前記略ヘアピン
状の部分が相互に接触され、電気的に接続される。つま
り、電磁波シールド材100は閉回路になっている。よ
って、電磁波シールド材100により、被シールド材2
00は電磁的に密閉される。
【0020】なお、以上に説明した電磁波シールド材1
00の構成部材のうち、アース線150は省くことが可
能である。また、電磁波シールドシート110は、絶縁
性の合成樹脂シートにアルミ箔を貼り合わせて構成する
が、その他に絶縁性の合成繊維の織物等の片側面を金属
塗布もしくは金属蒸着等により導電化したものでもよい
し、それらの複合物でもよい。また、略偏平Ω状に形成
された屈曲状接触部111aと略ループ状等に形成され
たアース線150の設置部115とは、その内面側全体
を両面テープや接着剤等を用いて相互に接着してもよ
い。ただし、その場合は、屈曲状接触部111aと設置
部115とがそれぞれ膨らみを持つように弾性を有した
内材を内面に入れることが望ましい。
【0021】また、電磁波シールドシート110と、面
ファスナ120、121またはアース線150との相互
接続は、単なる例示であり、上述以外の固定手段であっ
ても差し支えない。また、アース線150の設置部11
5への固定手段や設置部115の形成方法も単なる例示
であり、上述以外であっても差し支えない。また、面フ
ァスナ120、121の代わりに粘着テープやスライド
ファスナ等を用いてもよい。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態に係る電
磁波シールド材について図2を参照しつつ説明する。図
2(A)は本発明の第2の実施の形態に係る電磁波シー
ルド材を示す展開斜視図、図2(B)は被シールド材を
本発明の第2の実施の形態に係る電磁波シールド材で被
覆した状態を示す断面図である。
【0023】本発明の第2の実施の形態に係る電磁波シ
ールド材101と上述の本発明の第1の実施の形態に係
る電磁波シールド材100との相違点は、弾性を有する
内材としてのウレタンフォーム141を導電性布142
で被った弾性導電性部140を、屈曲状接触部111a
の右側面から右側導電面111Rにかけて積層して設け
た点である。
【0024】したがって、第2の実施の形態に係る電磁
波シールド材101で、被シールド材200をシールド
する様子も基本的に同じである。つまり、電磁波シール
ドシート110の左側導電層111Lの上に、電磁波シ
ールド材101でシールドされるべき被シールド材20
0を置く。次に、電磁波シールド材101の左端に設け
られたアース線150側を、右側導電層111Rと屈曲
状接触部111aの右側部とで形成される部分に積層し
設けた弾性導電性部140に対して、アース線150側
の先端部分が弾性導電性部140の屈曲部に当接するよ
うに位置させる。次に、面ファスナ120と面ファスナ
121とを相互に付けると、図2(B)の状態となる。
【0025】この状態で、被シールド材200は電磁波
シールド材101により、物理的に完全に包まれてい
る。また、被シールド材200は導電層111に完全に
囲まれている。更に、弾性導電性部140が、電磁波シ
ールド材101に被シールド材200を包んだ後は、
(断面視)略ヘアピン状になっている。そのため、被シ
ールド材200の全体の太さが、電磁波シールド材10
1を被シールド材200に包んだ後の電磁波シールド材
101の内径と一致する場合は、前記略ヘアピン状の部
分が相互に密着され、電気的に接続される。つまり、電
磁波シールド材101は閉回路になっている。よって、
電磁波シールド材101により、被シールド材200は
電磁的に完全に密閉される。
【0026】また、被シールド材200の全体の太さ
が、電磁波シールド材101を被シールド材200に包
んだ後の電磁波シールド材101の内径よりも小さいと
きであって、電磁波シールド材101に弛みができた状
態であっても、前記略ヘアピン状の部分が電磁波の侵入
や漏れを防止するように働く。
【0027】つまり、略ヘアピン状の部分が完全には密
着していない状態となっているが、この略ヘアピン状の
部分(ルート)を伝って電磁波の侵入や漏れを起こそう
としても、この略ヘアピン状の部分(ルート)の周囲
が、弾性導電性部140と導電層111とで被われてい
るため、電磁波はこのルートを伝わっている間に吸収損
失や反射損失によって効率よく減衰させられる。尚、こ
のルートの隙間は、弾性導電性部140にウレタンフォ
ーム141が内材として入っているため、第1の実施の
形態に係る電磁波シールド材100の場合よりも狭くな
る。したがって、このルートを通過する電磁波の反射回
数が増加するので、より確実に前記電磁波を吸収損失や
反射損失によって減衰させられる。よって、第1の実施
の形態に係る電磁波シールド材100の場合よりも、更
に確実に電磁波シールド材101により、被シールド材
200は電磁的に密閉される。
【0028】また、アース線150は、この略ヘアピン
状のルート上に位置させられている。そのため、電磁波
はこのアース線150によっても、吸収損失や反射損失
によって効率よく減衰させられる。更に、略偏平Ω状に
形成された屈曲状接触部111aと略ループ状等に形成
されたアース線150の設置部115とは、この略ヘア
ピン状のルート上に膨らんで略ヘアピン状のルートの幅
を狭めるように位置させられているので、電磁波の通過
を阻止するように働く。したがって、第1の実施の形態
に係る電磁波シールド材100の場合よりも、前記略ヘ
アピン状の部分が相互により確実に接触され、電気的に
接続される(つまり、電磁波シールド材100は閉回路
になっている)。よって、電磁波シールド材101によ
って、被シールド材200はより確実に電磁的に密閉さ
れる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る電磁波シールド材は、導電性を有する導電層と絶
縁性を有する絶縁層とを積層してなる電磁波シールドシ
ートと、この電磁波シールドシートの一端側とこの一端
側を除いた他端側の少なくともいずれかの部分とにそれ
ぞれ設けられ互いに着脱可能な着脱部とを備え、この着
脱部にて前記電磁波シールドシートの一端側と他端側と
を付けた場合には、前記導電層が内側になるように変形
可能な電磁波シールド材であって、前記電磁波シールド
シートの導電層側には、前記着脱部と平行して、前記電
磁波シールドシートの一部を重ね合わせて突出させた屈
曲状接触部が形成され、この屈曲状接触部であって前記
電磁波シールドシートの一端側の導電層と、前記電磁波
シールドシートの他端側の導電層の面とを接触させる。
【0030】この構成により、突出させた屈曲状接触部
の基端側に前記電磁波シールドシートの一端側の導電層
の先端側を挿入させる形となる。したがって、電磁波が
侵入または/および漏れる可能性のあるルートは、(断
面視)略ヘアピン状に形成されている。しかもその略ヘ
アピン状に形成されているルートの周囲は、電磁波シー
ルドシートの導電層の部分であるため、電磁波はこのル
ートを通過中に吸収損失や反射損失によって効率よく減
衰させられるので電磁波が通過しにくくなっている。ま
た、屈曲状接触部であって前記電磁波シールドシートの
一端側の導電層と、前記電磁波シールドシートの他端側
の導電層とを面接触させるので、電気的に閉回路とな
り、電磁波が遮断される。したがって、被シールド材の
全体の太さが電磁波シールド材を組み立てた場合の内径
よりも細い場合でも、確実に電磁波をシールドできる。
【0031】また、本発明の請求項2に係る電磁波シー
ルド材は、前記屈曲状接触部であって前記電磁波シール
ドシートの一端側の導電層、または/および、それに連
なる前記一端側の導電層の面には、少なくとも弾性を有
する内材を導電性体で被った弾性導電性部を積層して設
けた。
【0032】この構成により、前記略ヘアピン状に形成
されたルートの周囲に、この少なくとも弾性を有する内
材を導電性体で被った弾性導電性部が、このルートの幅
を狭めるように迫り出す形となる。したがって、このル
ートを通過する電磁波の反射回数が増加するので、より
確実に前記電磁波を吸収損失や反射損失によって減衰さ
せられる。また、屈曲状接触部であって前記電磁波シー
ルドシートの一端側の導電層の面に積層して設けられた
導電性体で被った弾性導電性部と、前記電磁波シールド
シートの他端側の導電層とを面接触させるので、電気的
に閉回路となり、電磁波が遮断される。よって、より確
実に電磁波の侵入または/および漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る電磁
波シールド材を示す展開斜視図、(B)は被シールド材
を本発明の第1の実施の形態に係る電磁波シールド材で
被覆した状態を示す断面図である。
【図2】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る電磁
波シールド材を示す展開斜視図、(B)は被シールド材
を本発明の第2の実施の形態に係る電磁波シールド材で
被覆した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
100 電磁波シールド材 110 電磁波シールドシート 111 導電層 111a 屈曲状接触部 112 絶縁層 120 面ファスナ(着脱部) 121 面ファスナ(着脱部) 200 被シールド材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する導電層と絶縁性を有する
    絶縁層とを積層してなる電磁波シールドシートと、この
    電磁波シールドシートの一端側とこの一端側を除いた他
    端側の少なくともいずれかの部分とにそれぞれ設けられ
    互いに着脱可能な着脱部とを備え、この着脱部にて前記
    電磁波シールドシートの一端側と他端側とを付けた場合
    には、前記導電層が内側になるように変形可能な電磁波
    シールド材において、 前記電磁波シールドシートの導電層側には、前記着脱部
    と平行して、前記電磁波シールドシートの一部を重ね合
    わせて突出させた屈曲状接触部が形成され、この屈曲状
    接触部であって前記電磁波シールドシートの一端側の導
    電層と、前記電磁波シールドシートの他端側の導電層の
    面とを接触させることが可能であることを特徴とする電
    磁波シールド材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁波シールド材にお
    いて、屈曲状接触部であって前記電磁波シールドシート
    の一端側の導電層、または/および、それに連なる前記
    一端側の導電層の面には、少なくとも弾性を有する内材
    を導電性体で被った弾性導電性部を積層して設けたこと
    を特徴とする電磁波シールド材。
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