JPH10286984A - サーマルプリンタ及びその制御方法 - Google Patents

サーマルプリンタ及びその制御方法

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JPH10286984A
JPH10286984A JP10051797A JP10051797A JPH10286984A JP H10286984 A JPH10286984 A JP H10286984A JP 10051797 A JP10051797 A JP 10051797A JP 10051797 A JP10051797 A JP 10051797A JP H10286984 A JPH10286984 A JP H10286984A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ライン型サーマルプリンタの高速記録で、且つ
視覚的に印字品質の良好な記録を実現する。 【構成】通電対象発熱素子数を計数する手段1、前記素
子数の分布を判定する手段2、同時通電に適合したブロ
ックに分別する手段3、前記分布データを基にブロック
駆動順序を判定する手段5、ブロック分別データと駆動
順序データからブロックを通電する手順等を決めてヘッ
ド駆動回路を制御する手段4、前記制御に対応して記録
媒体を搬送する手段6を有する。これら手段により、高
速で、視覚的な印字品質の優れた記録をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はライン型のサーマル
プリンタに関する技術であって、特に低電力で、高速、
高品質の記録を実現する簡易なプリンタを提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ライン型のサーマルプリンタでは、サー
マルヘッドの一列に配列された複数の発熱素子(以下、
1ラインと言う)を所定数のブロックに分割し、1ライ
ンの端のブロックから順次にブロック単位で前記発熱素
子を選択的に通電、発熱させるようにブロック毎に駆動
し、感熱紙等の媒体へ記録している。前記媒体はブロッ
ク毎の駆動に同期させて搬送し、前記1ラインの記録で
前記発熱素子の媒体搬送方向の長さに対応する距離だけ
搬送する。一般には、発熱素子は抵抗体の両端の電極近
傍では温度が低い温度分布になっており、感熱紙等を発
色させる実効的な発熱素子の長さは前記抵抗体の長さの
80〜90%(以下、この長さを発熱素子の長さと言
う)で、1ラインの記録で感熱紙をこの長さ分搬送する
ことになる。この方法は、高品質の記録が要求される感
熱記録式のファクシミリ、ライン型のサーマルプリンタ
等で一般に行われている。
【0003】しかし、前述の方法では、前記の各ブロッ
クの通電対象の前記発熱素子の数とは無関係に、ブロッ
ク毎に駆動し、それに同期して前記媒体を搬送するた
め、記録速度が遅くなる欠点がある。これに対して、高
速記録に主眼を置いたサーマルプリンタの制御、記録方
法が提案されている。即ち、前記ブロックの通電対象の
前記発熱素子の数が少ない複数ブロックを同時に駆動
し、記録速度を高める方法である。
【0004】例えば、1ラインを構成する各ブロック毎
に通電対象の発熱素子数を計数し、複数のブロックの前
記発熱素子数の合計が、同時通電可能な発熱素子数より
小さければ、前記の複数のブロックを同時通電させ、記
録速度を高める方法である。(特開昭63−22497
2、特開平6−99603など)。又、各ブロックの内
で、通電対象の発熱素子が一番多いブロックと一番少な
いブロックとを組にし、二番目に多いブロックと二番目
に少ないブロックとを組にし、それぞれの組毎に同時通
電し、通電の電流量を平坦化しながら記録速度を高める
方法も開示されている(特開昭63−224972)。
これらの同時通電させる前記発熱素子数の上限は、電源
の許容電流量等で制限されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の各ブロックの
通電対象の発熱素子数に応じて、複数のブロックを同時
通電する方法では、1ライン分の記録を完了させてから
前記媒体を発熱素子の長さに相当する量だけ搬送し、次
の1ライン分の記録をするように前記発熱素子の駆動と
前記媒体の搬送をすれば、高品質の記録が可能である。
しかし、この方式では、前記媒体を間歇的に搬送するた
めにモータの消費電力が大きく、搬送の高速化にも難点
がある。更には、高温の発熱素子が前記媒体の一定箇所
に止まる時間が長くなり、この発熱素子と媒体との接着
現象が生じて、媒体の安定な搬送の阻害要因ともなる。
【0006】上記の問題の対策には、1ライン分の記録
の間でも、前記媒体を搬送させる方式が適している。し
かし、この方式で従来例のような複数ブロックを同時通
電する方法では、1ラインを構成する各ブロックによっ
ては、1ラインと次の1ラインの記録間で不要な空隙や
重なりが生じたり、隣同士のブロック間で不自然な段差
が生じ、前記媒体に記録した画質を低下させる。この画
質の視覚的な良否は、記録した画像や文字等のモードに
よって非常に異なるが、このような課題に着眼し、解決
の手段を開示した従来例はない。
【0007】図9の1)には、ある一定の条件で記録し
た場合の画像のモードにより、視覚的な良否への影響が
異なる例を、図9の2)にはその通電のタイミングチャ
ートを示した。1ラインの発熱素子は〜の4つのブ
ロックに分割され、同時通電が可能な発熱素子の上限数
は1つのブロックの発熱素子数に等しく、又ブロック群
の通電は1ラインの図の左側から順次通電する一般的に
行われている方法である。記録する媒体は、1ラインの
記録に対して、発熱素子の長さに相当する距離だけ移動
するような速度で搬送される。
【0008】図9の1)、2)のA)の〜の各ブロ
ックの通電対象の発熱素子数と前記媒体上の記録位置は
次の通りである。第一列の記録でのブロック〜の通
電対象の発熱素子数の合計は上記上限数以内なので、ブ
ロック〜の発熱素子は同時に通電される。ブロック
〜の記録位置は一直線上にある。第二列の記録で
は、ブロックは全ての発熱素子が通電対象であり、ブ
ロック〜の通電対象の発熱素子数の合計は上記上限
数以内なので、先ずブロックに通電し、次にブロック
〜へ同時に通電する。ブロックの記録では第一列
と第二列が連続した位置に記録される。ブロック〜
では、第一列と第二列との記録位置の間に空隙が生じ
る。媒体が一定速度で搬送されていれば、例えば発熱素
子の長さの1/4程度の空隙となるが、この空隙や後述
の重なり記録の長さは搬送速度、通電時間幅等と関連し
て異なってくる(以下、同様)。第三列の記録は、第一
列の記録と同様に、ブロック〜の通電対象の発熱素
子数の合計が上記上限数以内なので、ブロック〜の
発熱素子は同時に通電され、一直線上に記録される。ブ
ロックの記録位置は第二列に連続して記録される。ブ
ロック〜では、第二列と重なり記録される。通電対
象の発熱素子数の多いブロックは所望の連続した記録
となり、通電対象の発熱素子数の少ないブロック〜
では、前述した空隙や重なりの記録となるが、記録の密
度が低いので、視覚的には欠点が目立たない。
【0009】図9の1)、2)のB)の場合を以下に説
明する。第一列の記録でのブロック〜の通電対象の
発熱素子数の合計は上記上限数以内なので、ブロック
〜の発熱素子は同時に通電される。〜の記録位置
は一直線上にある。第二列の記録では、ブロックは全
ての発熱素子が通電対象であり、ブロック〜の通電
対象の発熱素子数の合計は上記上限数以内である。先ず
ブロック〜へ同時に通電し、次にブロックへ通電
する。前記媒体上で、ブロック〜の記録位置は第二
の列の記録位置に連続している。ブロックでは、第二
の列の記録位置との間に前述同様の空隙を生じる。第三
列の記録は、第一列の記録と同様に、ブロック〜の
通電対象の発熱素子数の合計が上記上限数以内なので、
ブロック〜の発熱素子は同時に通電され、一直線上
に記録される。ブロック〜の記録位置は第二列の記
録位置に連続している。ブロックでは、第二列との重
なり記録の部分が生じる。ブロック〜では、所望の
連続した記録となるが、通電対象の発熱素子数の多いブ
ロックで、前述した空隙や重なりの記録となる。ブロ
ックでは、記録密度が高いので、これらの欠点が目立
ってくる。又、記録のモードによっては、ブロック間で
の記録位置のずれも目立ってくる。
【0010】上述のように、同時通電する発熱素子の上
限数のみを考え、複数ブロックを同時通電する従来例で
は、記録密度などの記録モードによって画像品質が劣化
するので、記録モードを考慮したサーマルプリンタの制
御方法が必要になる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルプリン
タは、1ラインに配列した発熱素子をブロックに分割し
たサーマルヘッドと、各ブロック毎の発熱素子を選択的
に通電する駆動手段と、ブロック毎の通電対象の発熱素
子数を求める計数手段と、各ブロックの通電対象の発熱
素子数の1ライン上での分布を求める分布判定手段と、
同時通電する発熱素子の上限数と比較して同時通電する
ブロックをブロック群に分別するブロック分別手段と、
1ライン上の前記の分布に応じてブロック群を駆動する
順序を判定するブロック駆動順序判定手段と、判定され
た順序に沿ってブロック群を駆動して1ラインの発熱素
子を選択的に通電させるように駆動手段を制御するブロ
ック通電制御手段と、1ライン分の記録に対して感熱紙
等の記録媒体を一定距離搬送する搬送手段とを備えたサ
ーマルプリンタである。
【0012】本発明では、一つ又は複数のブロックを同
時通電することで高速の記録がなされ、更に、記録のモ
ード、即ち1ライン上の通電対象の発熱素子数の分布、
に応じてブロック群の通電順序を変えることで後述の視
覚的な記録品質の向上が実現される。
【0013】本発明のサーマルプリンタの制御方法は、
1ラインの発熱素子の各ブロック毎に発熱素子を選択的
に通電する駆動工程と、ブロック毎の通電対象の発熱素
子数を求める計数工程と、1ラインでの前記の計数され
た数の分布を求める分布判定工程と、発熱素子の同時通
電の上限数を基に、同時通電する一つ以上の連続したブ
ロックからなるブロック群又は前記のブロック群の左右
に連続した複数ブロックからなるブロック群に分別する
ブロック分別工程と、1ライン上の前記の分布に応じて
ブロック群を駆動する順序を判定するブロック駆動順序
判定工程と、判定された順序に沿ってブロック群を駆動
し1ラインの発熱素子を選択的に通電させるように制御
するブロック通電制御工程と、1ライン分の記録に対し
て感熱紙等の記録媒体を一定距離搬送する搬送工程とを
含むサーマルプリンタの制御方法である。この制御方法
は、サーマルプリンタの高速記録、視覚的な高品質記録
を実現させる方法の基本をなすものである。
【0014】1ラインの任意の第一の列の記録と次の第
二の列の記録とにおいて、第一の列の記録で通電対象の
発熱素子数が最大となる所定ブロックを含むブロック群
を感熱紙等へ記録する位置と第二列で前記所定ブロック
を含むブロック群を記録する位置との間隔を、感熱紙を
搬送する前記一定距離に合わせるように制御する。前記
の位置と一定距離は実測してもよいが、前記の第一と第
二の記録をするタイミングの間隔と前記の一定距離を搬
送する時間とを合わせることで実質的に前記の位置の間
隔と感熱紙搬送の一定距離とを合わせてもよい(以下、
同様)。
【0015】1ラインの任意の第一の列の記録と次の第
二の列の記録とにおいて、第一の列の記録で通電対象の
発熱素子数が最大となるブロックを含むブロック群を感
熱紙等へ記録する位置と第二の列の記録で通電対象の発
熱素子数が最大となるブロックを含むブロック群を記録
する位置との間隔を、感熱紙を搬送する前記一定距離に
合わせるように制御する。更に、第一の列の記録で通電
対象の発熱素子数が最大となるブロックが第二の列の記
録でも通電対象の発熱素子数が最大となる場合には、こ
のブロックを含むブロック群を記録する位置の間隔を、
優先的に前記の一定の搬送距離に合わせる。
【0016】前述の通電対象の発熱素子数が最大である
ブロックに注目して、任意の第一の列及び次の第二の列
の記録の間隔を制御する方法は、発熱する素子数が多い
ブロック、即ち記録密度が高い記録部分、でのライン間
の空隙や重なり記録は視覚的な観点からの記録品質の劣
化に繋がることに着眼し、この問題を効果的に回避する
方法を提供するものである。
【0017】1ラインの記録のブロック群の駆動順序
を、第一番目のブロック群を先ず駆動し、それに引き続
いて駆動する第二番目以降のブロック群は第一番目のブ
ロック群に近いブロック群から順次駆動する制御方法で
ある。この方法により、ブロック群毎の記録位置のずれ
は少なくなり、記録の1ライン方向の視覚的な記録品質
を高めることになる。
【0018】1ラインの記録のブロック群の駆動順序を
制御する他の方法は、1ラインの中央の両側で通電対象
となる発熱素子数を比較し、その素子数が多い側の端の
ブロック群から順次駆動する制御方法である。この方法
は、制御が簡易であり、且つ密度の高い記録が1ライン
の片側に偏ったサーマルプリンタの用途に着眼し、視覚
的な記録品質を高めるものである。
【0019】奇数個のブロックに分割された場合、1ラ
インの記録のブロック群の駆動順序を制御する別の方法
として、中央のブロックの両側の通電対象となる発熱素
子数を比較し、その素子数が多い側の端のブロック群か
ら順次駆動する制御方法を提供するものである。この方
法も、制御が簡易で、1ラインの記録密度が偏った記録
に対して高品質の記録を可能にする。
【0020】更なる制御方法は、通電対象の発熱素子数
の分布データを予め複数種類予測し、それぞれの分布デ
ータに適合したブロック群を順次駆動するようにサーマ
ルヘッドの駆動工程を制御するブロック通電制御データ
をメモリに記憶しておき、実際の印字データから求めた
実測分布と前記分布データとを比較し、実測分布に類似
した前記分布データに対応した前記ブロック通電制御デ
ータを基に前記駆動工程を制御する方法である。この方
法では、予め用意されたブロック通電制御データに従っ
て制御するので、制御の更なる簡易化と高速化が可能と
なる。
【0021】ブロック群への同時通電の前述の制御に加
えて、各ブロック群に含まれるブロック数に対応して、
例えばブロック数に比例して、感熱紙等の媒体を搬送す
る距離又は時間を制御する方法である。各ブロック群の
通電での媒体の搬送量は、1ラインの記録毎の一定搬送
量を前記ブロック数に対応させて分割した量にする。こ
の制御では、搬送速度や通電時間幅等とも関連させて、
前述の空隙や重なり量を変えることができ、前述の効果
に加えて、更なる記録品質の改善や記録の高速化等の効
用が発揮されることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はサーマルプリンタの本発明
に係わる基本構成ブロック図を示した。文字、図形等の
印字データは計数手段1へ入力される。計数手段1でサ
ーマルヘッド8の1ラインの発熱素子の各ブロックの通
電対象数を前記印字データから求め、分別判定手段2へ
計測データを送る。又、サーマルヘッド8による印字の
ための駆動手段7に含まれる後述のシフトレジスタへも
印字データを送る。分布判定手段2では、1ラインの記
録でのブロック毎の通電対象の発熱素子数の分布を求
め、その分布データをブロック分別手段3とブロック駆
動順序判定手段5へ送る。ブロック分別手段3では、同
時通電する発熱素子数の上限数と比較して、前記上限数
以内で且つ最大数になるように各ブロックを集合した同
時通電のブロック群に分別する。ブロック群間での印字
の位置ずれを少なくするためには、ブロック群は1つ以
上の隣同士で連続したブロックや前記ブロック群の左右
に連続したブロックで構成するのが都合が良い。
【0023】ブロック駆動順序判定手段5では、分布判
定データに基づき、任意の1ラインの記録と次の1ライ
ンの記録での空隙や重なりが視覚的に目立たなくなるよ
うにブロックの駆動順序を判定する。後述する記録密度
の高い部分、即ち、通電対象の発熱素子数の多いブロッ
クに注目して、1ライン及び次の1ラインのブロック駆
動順序を判定するのが好都合である。この判定されたブ
ロック駆動の順序データ及び前述のブロック群を構成す
るブロックの分別データは、それぞれブロック駆動順序
判定手段5及びブロック分別手段3からブロック通電制
御手段4へ送る。ブロック通電制御手段4は順序データ
と分別データから求めた1ラインを記録するブロック群
の駆動順序、駆動タイミング等の通電制御信号を駆動手
段7へ送り、前記シフトレジスタの印字データに従って
サーマルヘッド8の発熱素子を選択的に発熱させ、感熱
紙9へ記録する。又、ブロック通電制御手段4から搬送
手段6へは搬送制御信号を送り、発熱素子の通電制御と
連動させて、モータ等を制御して感熱紙9を搬送させ
る。この作用の繰り返しにより、所定の情報を感熱紙9
へ視覚的に高い品質で、且つ高速に記録する。
【0024】図2は、サーマルヘッド及び駆動手段の内
容を示す構成図である。サーマルヘッド8の1ラインの
発熱素子10はブロック1からブロックnのnに分割さ
れている。発熱素子10の一端部11はVHの電圧が印
加されるように共通に接続され、他端部12はトランジ
スタ13を介して、例えば図示しない接地レベルに接続
され、トランジスタ13の制御で通電対象の発熱素子1
0へ電流を流し、発熱させる。トランジスタ13は発熱
素子10に対応してブロック1からブロックnに分割さ
れ、ブロック通電制御手段4より各ブロック毎にそれぞ
れSTR1からSTRnの通電タイミングの信号が送ら
れる。
【0025】計数手段1からの印字データはクロック信
号CLKに同期してシフトレジスタ16に入力され、通
電対象の発熱素子に対応して1ライン分の印字データが
保持されている。ブロック通電制御手段4からのラッチ
信号LAにより、シフトレジスタ16の1ライン分の印
字データがラッチ回路15へラッチされる。
【0026】ブロック通電制御手段4からは、分別され
たブロック群を構成するブロックに対するSTR信号が
送られ、前記ブロック群のラッチされている印字データ
に従ってトランジスタ13を制御する。前記ブロック群
の印字データに対応して、発熱素子10に電流が流れ
る。即ち、判定された順序に従って、ブロック群を順次
駆動するようにブロック群に対応するSTR信号を送
り、1ラインの通電対象の発熱素子10へ通電して1ラ
インの記録を完了する。1ライン毎にこの操作を繰り返
し、所望の情報を感熱紙9へ記録する。
【0027】図3は、本発明のサーマルプリンタの全体
の回路構成の一例を示す。サーマルヘッド8は電力供給
用の電圧端子に接続されている。その電圧はA/D変換
器22の電圧測定部で測定され、A/D変換された測定
データはMPU20に入力さされ監視されている。又、
サーマルヘッド8の温度もA/D変換器22の温度測定
部で測定され、A/D変換されたその測定データはMP
U20に入力され、サーマルヘッド8の温度に従って発
熱素子(即ち、ブロック群)に流す電流パルス幅を変
え、媒体へ記録する印字濃度の制御もできるようになっ
ている。
【0028】図3の本発明に係わる制御について以下に
説明する。インタフェース回路21にはホストコンピュ
ータからコマンド、印字データ等が入力され、プリンタ
に適合したデータ構造に変換し、MPU20へ送る。M
PU20はカウンタ18、印字駆動シーケンス制御回路
19、搬送制御回路25、RAM23等の主制御やデー
タ変換、転送等を行う。ROM24にはMPU20を制
御するプログラム、印字制御用の各種パラメータや必要
に応じて通電パターンのデータ等が記憶されている。計
数手段のカウンタ18はMPU20から印字データを受
け取り、印字データをヘッド駆動回路17のシフトレジ
スタ部へ転送しながら、サーマルヘッド8のブロック単
位の通電対象の発熱素子数に相当する数を計数し、その
計数結果はRAM23へ記憶する。
【0029】印字駆動シーケンス制御回路19では、図
1で述べた通電対象の発熱素子数の分布判定、ブロック
分別、ブロック駆動順序判定をし、その結果に基づいて
ブロック通電制御の手順を決定し、通電制御信号と搬送
制御信号をそれぞれヘッド駆動回路17と搬送制御回路
25へ送る。即ち、先ずRAM23からブロック毎の通
電対象発熱素子数を読みだし、その分布を判別し、RO
M24に記憶されている同時通電する発熱素子の上限数
と対比して、適合したブロックで構成された同時通電す
るブロック群を決め、その結果をRAM23へ記憶して
おく。又、前記分布のデータからブロックを駆動する順
序を判定する。この結果とRAM23から読みだしたブ
ロック群のデータとからブロック群を通電する順序を判
定し、後述する高品質印字をさせるブロック通電制御の
通電手順、パラメータ等を決定する。ブロック通電制御
のこれらデータはRAM23へ記憶でき、これらデータ
を基にして通電制御信号をへッド駆動回路17へ、搬送
制御信号を搬送制御回路25へと送り、それぞれの回路
を動作させる。ヘッド駆動回路17は図2で述べた通り
の構成と動作をする。搬送制御回路25はパルスモー
タ、DCモータ等のモータ26の起動、停止、速度制御
等を前記通電制御信号と連動して実行させ、感熱紙等の
媒体を搬送させ、サーマルヘッド8で所望の情報を高速
で、視覚的に高品質な記録を可能にさせる。
【0030】前述以外の図示してない別の実施例とし
て、予め予測した通電対象の発熱素子数の分布の複数種
類のモデルの分布データとそれぞれの分布データに適合
した分別ブロック群やブロック群の通電順序等に関する
ブロック通電制御のモデルのデータをROMへ記憶して
おく。分布判定で求めた実測分布データと前記のモデル
の分布データとを対比し、実測分布データに類似したモ
デルの分布データを選び、そのモデルの分布データに対
応したブロック通電制御のモデルのデータに従ってブロ
ック通電制御を行う。このブロック通電制御により1ラ
インの発熱素子を選択的に通電するように前記駆動工程
を制御し、発熱素子に通電させ媒体に記録しする。媒体
の搬送は前述と同様にして行う。この方法では、予めモ
デル化したデータを基に制御するので、制御が簡易で高
速となり、サーマルプリンタ全体をより合理的なものに
することができる。
【0031】なお、回路構成は以上に示した実施例に限
られるものではなく、例えば、図1の計数手段1、分布
判定手段2、ブロック分別手段3等をMPUで実行させ
ることも可能である。
【0032】図4、図5は実施例の記録の例を擬似的に
示したものであり、図6には図4、図5の記録でのサー
マルヘッドのブロック駆動順序を示した。本例では同時
通電の発熱素子の上限数はブロックを構成する発熱素子
の合計数とした。媒体は1ラインの記録に対して発熱素
子の長さの相当量を搬送し、この相当量に合わせて任意
の1ライン目と次の2ライン目を記録すれば、ライン間
の空隙や重なり記録は発生しないようにした。又、媒体
の搬送速度は、1ラインに通電対象の発熱素子がない時
及び1ラインでの通電対象の全ての発熱素子への通電が
終了した時には高速で搬送し、1ラインでの全ての通電
が終了するまでは一定速度で搬送した。これは高速記録
のための搬送制御法の一実施例でもある。
【0033】図4は、前記1ライン目で通電対象の発熱
素子数を最も多く含む最大ブロックの記録位置と次の2
ライン目の記録での前記最大ブロックの記録位置との間
に空隙や重なり記録が生じないように制御した例であ
る。即ち、印字品質の目立つ高密度記録ブロックが媒体
へ記録する位置を優先させて、同ブロックへの通電と媒
体の搬送のタイミングを合わせて記録させた例である。
【0034】図4のA)では、ブロックk、l、mの発
熱素子へ選択的に通電して、1〜12列を記録する。1
列では、ブロックl、mで構成されるブロック群を同時
通電する。次にブロックkを含むブロック群へ通電する
が、媒体は所定量だけ搬送されているので、ブロック
l、mとブロックkのライン方向での記録位置にはずれ
が生じている。媒体が発熱素子の長さ相当分搬送された
時点で、2列を1列と同様に記録する。1、2列の記録
では空隙や重なりは発生しない。3列はブロックk、
l、mを含むブロック群を同時通電するが、通電するタ
イミングはブロックmの2列と3列の記録で空隙や重な
りを生じないよう制御する。ブロックkの3列の記録で
は、2列の通電タイミングより早まるので重なり記録を
生じる。4、5列は3列と同様に記録する。6列の記録
では、ブロックk、lで構成されるブロック群とブロッ
クmを含むブロック群に分別される。5列の記録での発
熱素子数の最大ブロックはブロックkであるので、6列
の記録でのブロックk、lのブロック群の通電タイミン
グはブロックkの5、6列の記録間で空隙や重なりが発
生しない制御がなされる。6列のブロックmへの通電タ
イミングは遅れるので、ブロックmの5、6列の記録間
では空隙が発生する。7列は6列と同様に記録するの
で、6、7列間では空隙や重なりは発生しない。8列
は、ブロックk、l、mを含むブロック群を同時通電す
る。8列の通電タイミングは、7列の記録で通電対象の
発熱素子数が最大のブロックkを優先した制御にし、ブ
ロックk、lの7、8列の間では空隙や重なり記録が発
生しない。ブロックmの8列の通電タイミングは早まる
ことになり、7、8列間で重なり記録が生じる。
【0035】上記と同様の制御を12列まで繰り返し、
記録した例が図4のA)であり、この場合の各列毎のブ
ロックk、l、mの通電タイミングに対応するブロック
駆動順序を図6の1)のA)に示した。前述の説明から
も判るように、駆動順序が列間で1から2へ変化する時
は空隙が、2から1へ変化する時は重なり記録が発生す
る。この制御方法は、記録密度の高い部分では空隙や重
なり記録がないので、視覚的には印字品質を高くするこ
とになる。
【0036】図4のB)は、図4のA)の印字パターン
を、ブロックj、k、l、mにずらして、A)と同様の
制御をして記録した例である。図6の1)のB)には、
ブロックj、k、l、mの駆動順序を示した。図4の
A)と同様の記録密度の高い部分での空隙や重なり記録
は発生せず、記録密度の低い部分で発生する空隙や重な
り記録の位置は図4のA)と異なるが、これらの発生頻
度は同等である。即ち、一つの印字パターンを複数のブ
ロック間にまたがって記録しても、同等の品質の記録が
可能である。
【0037】図5は、任意の1ライン目で通電対象の発
熱素子数を最も多く含む最大ブロックの記録位置と次の
2ライン目の記録での通電対象の発熱素子数を最も多く
含む最大ブロックの記録位置との間隔を発熱素子の長さ
相当にした制御、即ちライン間のピッチと最大ブロック
間のピッチとを合わせて記録した例である。この方法も
印字品質の目立つ高密度記録ブロックが媒体へ記録する
位置を優先させて、同ブロックへの通電と媒体の搬送の
タイミングを合わせて記録させ、視覚的な高品質性を実
現させる一例である。
【0038】図5のA)では、ブロックk、l、mの発
熱素子へ選択的に通電して、1〜12列を記録する。1
列では、ブロックl、mで構成されるブロック群を同時
通電し、次にブロックkを含むブロック群へ通電する。
ブロックl、mとブロックkとのライン方向での記録位
置は、両ブロック群の通電タイミングの差に対応する媒
体搬送分だけずれる。媒体が発熱素子の長さ相当分搬送
された時点で、2列を1列と同様に記録するので、1、
2列の記録では空隙や重なりは発生しない。3列はブロ
ックk、l、mを含むブロック群を同時通電する。この
通電タイミングは、2列の記録での最大ブロック(ブロ
ックm)の通電タイミングと3列の記録での最大ブロッ
ク(ブロックk)の通電タイミングとの差がライン間ピ
ッチ(発熱素子の長さ相当、以下同様)に対応するよう
に制御する。即ち、本実施例では、2列でのブロック
l、mからなるブロック群の通電タイミングと3列での
ブロックk、l、mを含むブロック群の通電タイミング
との差をライン間ピッチに対応させる。ブロックkの3
列の記録では、2列の通電タイミングより早まるので重
なり記録を生じる。4、5列は3列と同様に記録する。
6列の記録では、ブロックk、lで構成されるブロック
群とブロックmを含むブロック群に分別され、それぞれ
のブロック群毎の通電をする。5列と6列の記録での最
大ブロックは共にブロックkであり、ブロックkを含む
ブロック群の5列と6列での通電タイミングの差をライ
ン間ピッチに対応するように制御する。ブロックmの通
電タイミングは、6列では5列よりライン間ピッチの相
当分以上に遅れるため、ブロックmでは空隙が発生す
る。以下、同様に12列まで記録して図5のA)の記録
例を得た。
【0039】図6の2)のA)には、図5A)の記録で
の各記録列のブロック駆動順序を示し、この順序は通電
タイミングに相当するものである。駆動順序が列間で1
から2へ変化する時は空隙が、2から1へ変化する時は
重なり記録が発生する。図4と同様に、この制御方法も
記録密度の高い部分では空隙や重なり記録がないので、
視覚的には印字品質を高くすることになる。
【0040】図5のB)は、図5のA)の印字パターン
を、ブロックj、k、l、mにずらして、A)と同様の
制御をして記録した例である。図6の2)のB)には、
その記録での列毎のブロック駆動順序を示した。この場
合も記録密度の高い部分での空隙や重なりは発生せず、
記録密度の低い部分で発生する空隙や重なりの位置は図
5のA)と異なるものの、これらの発生頻度は同等であ
る。複数のブロック間にまたがったパターンの記録で
も、同等の品質が得られる。
【0041】又、図5A)、B)には、1ラインに複数
の最大ブロックが存在する例を図示してないが、1ライ
ン目の記録で1つの最大ブロックを選択し、2ライン目
の最大ブロックにも先に選択したブロックが含まれる場
合には、その選択したブロックで空隙や重なりが発生し
ない前述の通電タイミング制御をすれば、前記同等の記
録品質が得られる。
【0042】更に、図4、5の記録例で、ブロック群に
含まれるブロック数に応じて、各ブロック群の通電時で
の媒体の搬送速度を速めれば、記録速度をより高めるこ
とになる。この場合の空隙幅や重なり幅の変化は、通電
の電流パルス幅と搬送速度とに相関するが、記録密度の
低い部分での記録ドットの長さが増加する分、空隙幅は
狭まり、重なり幅は増加する傾向となる。記録密度の高
い部分では、空隙や重なりは発生しないので、視覚的に
は良質な記録が可能である。
【0043】図7は、任意の1ラインの記録で、通電対
象の発熱素子数の左右での多寡に応じて右端又は左端の
ブロック群から順次に通電して記録する実施の一例であ
る。図7の1)はサーマルヘッドのブロック〜の記
録の例、2)はその各列でのブロック群の通電タイミン
グチャートである。又、図8には、図7の記録でのブロ
ック分別と記録媒体を搬送するパルスモータの駆動の例
を示した。本実施例での記録条件は、同時通電の発熱素
子の上限数は一つのブロックを構成する発熱素子数と
し、ブロック群を構成するブロック数は1、2、4又は
6とし、媒体はバルスモータの3ステップ駆動で発熱素
子の長さ分(即ち、1ラインピッチ)の搬送をした。
【0044】図7の1)の1列ではブロック〜を一
つのブロック群として同時通電する。この通電ではパル
スモータの1ステップを駆動し、残りの2ステップ分で
は高速駆動し、合計で1ラインピッチ分の媒体を搬送す
る。2列では、左側の通電対象の発熱素子数が多く、ブ
ロック、共に全発熱素子が通電対象なので、図7の
2)に示すように、先ずブロックを通電し、次にブロ
ックを通電する。この間に、媒体を1ステップ分だけ
搬送する。この後に、ブロック〜のブロック群を通
電し、1ステップの媒体搬送をし、残りの1ステップ分
は高速搬送する。3列も、左側の通電対象の発熱素子数
が多く、ブロッツとのその素子数の合計は前記上限
数を超えるので、ブロックとを順に通電し、ブロッ
ク〜を次に同時通電する。媒体の搬送条件は2列と
同じなので、2と3列の間では連続した記録がなされ
る。
【0045】11列では、右側の通電対象の発熱素子数
が多く、ブロックととのその素子数の合計が前記上
限数となるので、先ずブロック、で構成されるブロ
ック群を通電し、媒体を1ステップ分搬送する。ブロッ
クとの通電対象の発熱素子数の合計は前記上限数を
超えないが、ブロック、のその素子分を加算すると
前記上限数を超えてしまうので、図7の2)のようにブ
ロック、で構成するブロック群へ通電し、後に残り
のブロック、のブロック群へ通電する。この二つの
ブロック群の通電に対応して、それぞれ1ステップ分づ
つ媒体を搬送すると、11列の全体で1ラインピッチ分
の媒体が搬送されることになる。12列も右側のブロッ
ク群からの順次通電となり、先ずブロック、のブロ
ック群の通電と1ステップの搬送、次にブロック〜
のブロック群への通電と1ステップ分の搬送をし、無通
電で1ステップ分を搬送する。13列ではブロック〜
のブロック群を同時通電する。以上のブロックの分別
とパルスモータの駆動ステップは図8のa欄に纏めて示
した。
【0046】図7の実施例の場合も、記録密度の低い領
域では空隙や重なり記録が発生するが、記録密度の高い
領域では連続した記録となるので、記録全体の視覚的な
品質は良好になる。
【0047】又、ブロック群に含まれるブロック数に応
じてパルスモータの駆動速度(ステップ数)を高める一
例を図8のb欄に示してある。この場合も、記録品質へ
の寄与は通電の電流バルス幅と媒体の搬送速度との相関
性に係わるが、ブロック群に含まれるブロック数が多い
時、即ち密度の低い記録領域での高速駆動なので、前述
した記録密度の低い領域での空隙や重なりの変化として
現れる。高速駆動部分では、記録ドットが長めになって
空隙幅が狭まる傾向にある。この高速駆動も、記録を高
速化させる一例である。
【0048】
【発明の効果】請求項1は高速記録で、視覚的な記録品
質が高い記録を実現させるサーマルプリンタを提供する
ものである。
【0049】請求項2乃至6は高速記録をしながら、視
覚的に高品質な記録をさせるサーマルプリンタの制御方
法である。請求項7、8は、前述の効果に加え、制御を
より簡易化させるものである。
【0050】請求項9は制御の簡易化、高速化する効果
も含め、高速記録、視覚的に高品質な記録をさせるサー
マルプリンタの制御方法である。請求項10は、前述の
効果に加え、更に記録速度を高めるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの本発明に係わる基本構成の
ブロック図。
【図2】サーマルヘッド及びその駆動回路の構成の実施
例の図。
【図3】サーマルプリンタ全体の回路の構成の実施例の
図。
【図4】本発明の方法で記録した例を示す図。
【図5】本発明の方法で記録した他の例を示す図。
【図6】図4、図5の記録でのブロック駆動順序を示す
図。
【図7】本発明の方法で記録した別の例と通電タイミン
グチャートを示す図。
【図8】図7の記録でのブロック分別とパルスモータ駆
動の例を示す図。
【図9】従来例の方法で記録した例と通電タイミングチ
ャートを示す図。
【符号の説明】 1 計測手段、 2 分別判定手段、 3
ブロック分別手段、4 ブロック通電制御手段、5
ブロック駆動順序判定手段、6 搬送手段、
7 駆動手段、 8 サーマルヘッド、9 感
熱紙、 10 発熱素子、 11 一端
部、12 他端部、 13 トランジスタ、
14 配線、15 ラッチ回路、 16 シフト
レジスタ、 17 ヘッド駆動回路、18 カウンタ、
19 印字駆動シーケンス制御回路、20 M
PU、 21 インタフェース回路、22 A
/D変換器、 23 RAM、 24 RO
M、25 搬送制御回路、 26 モータ、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一列に配列された複数の発熱素子を複数の
    ブロックに分割したサーマルヘッドと、 前記ブロックの前記発熱素子へ選択的に通電するための
    駆動手段と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数を求
    める計数手段と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数の分
    布を求める分布判定手段と、 同時通電する前記発熱素子の上限数と前記分布判定手段
    で求めた分布とを比較し、一つ又は複数のブロックから
    なり同時通電されるブロック群に分別するブロック分別
    手段と、 前記分布判定手段で求めた分布に応じて、前記ブロック
    群を駆動する順序を判定するブロック駆動順序判定手段
    と、 前記ブロック駆動順序判定手段で判定された順序に従っ
    て、前記ブロック群をを順次駆動し、一列の前記発熱素
    子の通電が制御されるように前記駆動手段を制御するブ
    ロック通電制御手段と、 一列の前記発熱素子の通電による発熱に対応して、発熱
    によって記録される媒体を一定距離搬送する搬送手段と
    を備えたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】複数の発熱素子が一列に配列され、前記発
    熱素子は複数のブロックに分割され、前記ブロックの前
    記発熱素子へ選択的に通電する駆動工程と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数を求
    める計数工程と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数の分
    布を求める分布判定工程と、 同時通電する前記発熱素子の上限数と前記分布判定工程
    で求めた分布とを比較し、一つのブロック又は連続した
    複数のブロックからなる同時通電するブロック群、又は
    前記ブロック群の左右に連続した複数のブロックからな
    る同時通電するブロック群を含むように前記ブロックを
    分別するブロック分別工程と、 前記分布判定工程で求めた分布に応じて、前記ブロック
    群を駆動する順序を判定するブロック駆動順序判定工程
    と、 前記ブロック駆動順序判定工程で判定された順序に従っ
    て、前記ブロック群をを順次駆動し、一列の前記発熱素
    子の通電が制御されるように前記駆動工程を制御するブ
    ロック通電制御工程と、 一列の前記発熱素子の通電による発熱に対応して、発熱
    によって記録される媒体を一定距離搬送する搬送工程と
    を含むことを特徴とするサーマルプリンタの制御方法。
  3. 【請求項3】一列の前記発熱素子を選択的に発熱させた
    任意の第一の列の記録と次の第二の列の記録とにおい
    て、前記第一の列の記録で通電対象の前記発熱素子の数
    の最大であるブロックの少なくとも一つの最大ブロック
    が前記媒体に記録する位置と前記第二の列の記録で前記
    最大ブロックが記録する位置との間隔を、前記媒体が搬
    送される前記一定距離に合わせた制御をすることを特徴
    とする請求項2記載のサーマルプリンタの制御方法。
  4. 【請求項4】一列の前記発熱素子を選択的に発熱させた
    任意の第一の列の記録と次の第二の列の記録とにおい
    て、前記第一の列の記録で通電対象の前記発熱素子の数
    の最大であるブロックの少なくとも一つの最大ブロック
    が前記媒体に記録する位置と前記第二の列の記録で通電
    対象の前記発熱素子の数の最大であるブロックの少なく
    とも一つの最大ブロックが記録する位置との間隔を、前
    記媒体が搬送される前記一定距離に合わせた制御をする
    ことを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタの制
    御方法。
  5. 【請求項5】前記第一の列の記録で通電対象の前記発熱
    素子の数が最大であるブロックと前記第二の列の記録で
    通電対象の前記発熱素子の数が最大であるブロックとで
    同一ブロックが存在する場合において、前記同一ブロッ
    クを前記最大ブロックとして扱う制御をすることを特徴
    とする請求項4記載のサーマルプリンタの制御方法。
  6. 【請求項6】一列の前記発熱素子を選択的に通電するた
    めの前記ブロック群を駆動する順序において、第二番目
    以降に駆動する前記ブロック群は、第一番目に駆動する
    前記ブロック群に近いブロック群から順次駆動すること
    を特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のサーマ
    ルプリンタの制御方法。
  7. 【請求項7】一列の前記発熱素子を選択的に通電するた
    めの前記ブロック群を駆動する順序において、一列の前
    記発熱素子の中央の両側で通電対象となる前記発熱素子
    数が多い側の端のブロック群から順次駆動することを特
    徴とする請求項2記載のサーマルプリンタの制御方法。
  8. 【請求項8】奇数個の前記ブロックに分割された一列の
    前記発熱素子を選択的に通電するための前記ブロック群
    を駆動する順序において、一列の前記発熱素子の中央の
    ブロックの両側で通電対象となる前記発熱素子数が多い
    側の端の前記ブロック群から順次駆動することを特徴と
    する請求項2記載のサーマルプリンタの制御方法。
  9. 【請求項9】複数の発熱素子が一列に配列され、前記発
    熱素子は複数のブロックに分割され、前記ブロックの前
    記発熱素子へ選択的に通電する駆動工程と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数を求
    める計数工程と、 前記ブロック毎の通電対象となる前記発熱素子の数の分
    布を求める分布判定工程と、 通電対象となる前記発熱素子の数の分布を予め予測した
    分布データと、前記分布データに対応して分別されたブ
    ロック群を順次駆動するように前記駆動工程をを制御す
    るためのブロック通電制御データとを記憶する記憶工程
    と、 一列の前記発熱素子の通電による発熱に対応して、発熱
    によって記録される媒体を一定距離搬送する搬送工程と
    を含み、 前記分布判定工程で求めた分布に類似した前記分布デー
    タに対応するブロック通電制御データに従って前記駆動
    工程を制御することを特徴とするサーマルプリンタの制
    御方法。
  10. 【請求項10】前記ブロック群に含まれるブロックの数
    に対応して、前記媒体を搬送する距離又は搬送する時間
    を制御することを特徴とする請求項2乃至9のいずれか
    に記載のサーマルプリンタの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015020283A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 富士通コンポーネント株式会社 サーマルプリンタ
CN116604947A (zh) * 2023-04-26 2023-08-18 珠海移科智能科技有限公司 一种热敏打印机及其分段打印策略的优化方法

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