JPH10287272A - 自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造 - Google Patents
自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造Info
- Publication number
- JPH10287272A JPH10287272A JP11177297A JP11177297A JPH10287272A JP H10287272 A JPH10287272 A JP H10287272A JP 11177297 A JP11177297 A JP 11177297A JP 11177297 A JP11177297 A JP 11177297A JP H10287272 A JPH10287272 A JP H10287272A
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- Japan
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- bracket
- reinforcing plate
- front pillar
- pillar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カウルに加わるねじり力に対する剛性を向上
できる、自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造
を提供すること。 【解決手段】 水平の仮想面においてフロントピラー
(12)とカウル(14)とにわたるように配置された
カウルサイド補強板(16)と、カウルサイド補強板と
カウルとの間に介在されたブラケット(18)とを備え
る。カウルサイド補強板は、フロントピラーの閉じ構造
(10)を実質的に横切っている中間部分(30)と、
閉じ構造内に配置されたピラー補強板(24)に結合さ
れた、中間部分から伸びている第1の端部(31)と、
ブラケットに結合された、中間部分から伸びている第2
の端部(32)とを有する。ブラケットとカウルとは、
カウルにねじり力が加わるとき、せん断力がブラケット
に加わるように結合されている。
できる、自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造
を提供すること。 【解決手段】 水平の仮想面においてフロントピラー
(12)とカウル(14)とにわたるように配置された
カウルサイド補強板(16)と、カウルサイド補強板と
カウルとの間に介在されたブラケット(18)とを備え
る。カウルサイド補強板は、フロントピラーの閉じ構造
(10)を実質的に横切っている中間部分(30)と、
閉じ構造内に配置されたピラー補強板(24)に結合さ
れた、中間部分から伸びている第1の端部(31)と、
ブラケットに結合された、中間部分から伸びている第2
の端部(32)とを有する。ブラケットとカウルとは、
カウルにねじり力が加わるとき、せん断力がブラケット
に加わるように結合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、特に乗用車
のフロントピラーと、車体の幅方向へ配置されるカウル
との結合構造に関する。
のフロントピラーと、車体の幅方向へ配置されるカウル
との結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水平の仮想面で切断した断面が閉じ構造
を呈するように形成されるフロントピラーと、車体の幅
方向へ配置されるカウルとの結合構造として、フロント
ピラー内に補強板を配置すると共に、この補強板をフロ
ントピラーのインナパネルを横切って車体の幅方向の内
方へ張り出し、カウルの下側面と前記補強板の上側面と
を溶接したものがある(特開昭62-6872 号公報)。
を呈するように形成されるフロントピラーと、車体の幅
方向へ配置されるカウルとの結合構造として、フロント
ピラー内に補強板を配置すると共に、この補強板をフロ
ントピラーのインナパネルを横切って車体の幅方向の内
方へ張り出し、カウルの下側面と前記補強板の上側面と
を溶接したものがある(特開昭62-6872 号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記結合構造では、カ
ウルにねじり力が加わるとき、カウルと補強板との結合
部にその結合を引き剥がそうとするはく離力が働き、結
合部を大きく変形させてしまう。したがって、ねじり剛
性の向上を図ろうとする場合には採用しにくい結合構造
である。
ウルにねじり力が加わるとき、カウルと補強板との結合
部にその結合を引き剥がそうとするはく離力が働き、結
合部を大きく変形させてしまう。したがって、ねじり剛
性の向上を図ろうとする場合には採用しにくい結合構造
である。
【0004】本発明は、カウルに加わるねじり力に対す
る剛性を向上できる、自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造を提供する。
る剛性を向上できる、自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平の仮想面
で切断した断面が閉じ構造を呈するように形成されるフ
ロントピラーと、車体の幅方向へ配置されるカウルとの
結合構造であって、前記仮想面において前記フロントピ
ラーと前記カウルとにわたるように配置されたカウルサ
イド補強板と、このカウルサイド補強板と前記カウルと
の間に介在されたブラケットとを備える。前記カウルサ
イド補強板は、前記仮想面において、前記閉じ構造を実
質的に横切っている中間部分と、前記閉じ構造内に配置
されたピラー補強板に又は前記フロントピラーに結合さ
れた、前記中間部分から伸びている第1の端部と、前記
ブラケットに結合された、前記中間部分から伸びている
第2の端部とを有する。前記ブラケットと前記カウルと
は、前記カウルにねじり力が加わるとき、せん断力が前
記ブラケットに加わるように結合されている。
で切断した断面が閉じ構造を呈するように形成されるフ
ロントピラーと、車体の幅方向へ配置されるカウルとの
結合構造であって、前記仮想面において前記フロントピ
ラーと前記カウルとにわたるように配置されたカウルサ
イド補強板と、このカウルサイド補強板と前記カウルと
の間に介在されたブラケットとを備える。前記カウルサ
イド補強板は、前記仮想面において、前記閉じ構造を実
質的に横切っている中間部分と、前記閉じ構造内に配置
されたピラー補強板に又は前記フロントピラーに結合さ
れた、前記中間部分から伸びている第1の端部と、前記
ブラケットに結合された、前記中間部分から伸びている
第2の端部とを有する。前記ブラケットと前記カウルと
は、前記カウルにねじり力が加わるとき、せん断力が前
記ブラケットに加わるように結合されている。
【0006】
【作用及び効果】カウルに加わるねじり力はブラケット
にせん断力として加わり、カウルサイド補強板を経てピ
ラー補強板に又はフロントピラーに伝えられ、ここで受
け止められる。
にせん断力として加わり、カウルサイド補強板を経てピ
ラー補強板に又はフロントピラーに伝えられ、ここで受
け止められる。
【0007】カウルにねじり力が加わっても、カウルか
らブラケットへはせん断力が加わり、はく離力が加わら
ないため、カウルとブラケットとの結合部は十分な剛性
を有することとなる。はく離力は、結合部にある2つの
板材又は部材を互いに他から引き剥がすように作用し、
結合部を大きく変形させる。これに対し、せん断力は、
結合部にある2つの板材又は部材を結合部における境界
面にそって相対変位させるように作用し、その場合の変
形量は少ない。これは、同じねじり力がカウルに加わっ
た場合、せん断力で受ける方がねじりに対する剛性が高
いことを示している。このように、カウルに加わるねじ
り力に対する剛性が向上する結果、車体全体の剛性を高
めることがことができ、また振動騒音性能を改善でき
る。
らブラケットへはせん断力が加わり、はく離力が加わら
ないため、カウルとブラケットとの結合部は十分な剛性
を有することとなる。はく離力は、結合部にある2つの
板材又は部材を互いに他から引き剥がすように作用し、
結合部を大きく変形させる。これに対し、せん断力は、
結合部にある2つの板材又は部材を結合部における境界
面にそって相対変位させるように作用し、その場合の変
形量は少ない。これは、同じねじり力がカウルに加わっ
た場合、せん断力で受ける方がねじりに対する剛性が高
いことを示している。このように、カウルに加わるねじ
り力に対する剛性が向上する結果、車体全体の剛性を高
めることがことができ、また振動騒音性能を改善でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】水平の仮想面で切断した断面が閉
じ構造を呈するように形成されるフロントピラーと、車
体の前後方向へ伸びる中心軸線を含む鉛直の仮想面で切
断した断面が閉じ構造を呈するように形成されるカウル
との結合構造は、前記水平の仮想面において前記フロン
トピラーと前記カウルとにわたるように配置されたカウ
ルサイド補強板と、このカウルサイド補強板と前記カウ
ルとの間に介在されたブラケットとを備える。
じ構造を呈するように形成されるフロントピラーと、車
体の前後方向へ伸びる中心軸線を含む鉛直の仮想面で切
断した断面が閉じ構造を呈するように形成されるカウル
との結合構造は、前記水平の仮想面において前記フロン
トピラーと前記カウルとにわたるように配置されたカウ
ルサイド補強板と、このカウルサイド補強板と前記カウ
ルとの間に介在されたブラケットとを備える。
【0009】カウルサイド補強板は、前記水平の仮想面
において、フロントピラーの前記閉じ構造を実質的に横
切っている中間部分と、前記閉じ構造内に配置されたピ
ラー補強板に結合された、前記中間部分から伸びている
第1の端部と、前記ブラケットに結合された、前記中間
部分から伸びている第2の端部とを有する。カウルサイ
ド補強板は、一枚の板材を折り曲げて形成でき、中間部
分が実質的に鉛直となるようにフロントピラーの閉じ構
造内に配置される。第1の端部は、ピラー補強板の他、
フロントピラーのフランジ接合部に結合することができ
る。前記カウルサイド補強板は、フロントピラーの閉じ
構造と、カウルの閉じ構造とを横切るように形成するこ
とができる。この場合、ブラケットは、たとえば2つの
ブラケット片で形成することができる。
において、フロントピラーの前記閉じ構造を実質的に横
切っている中間部分と、前記閉じ構造内に配置されたピ
ラー補強板に結合された、前記中間部分から伸びている
第1の端部と、前記ブラケットに結合された、前記中間
部分から伸びている第2の端部とを有する。カウルサイ
ド補強板は、一枚の板材を折り曲げて形成でき、中間部
分が実質的に鉛直となるようにフロントピラーの閉じ構
造内に配置される。第1の端部は、ピラー補強板の他、
フロントピラーのフランジ接合部に結合することができ
る。前記カウルサイド補強板は、フロントピラーの閉じ
構造と、カウルの閉じ構造とを横切るように形成するこ
とができる。この場合、ブラケットは、たとえば2つの
ブラケット片で形成することができる。
【0010】前記ブラケットと前記カウルとは、前記カ
ウルにねじり力が加わるとき、せん断力が前記ブラケッ
トに加わるように結合されている。ブラケットの2つの
ブラケット片をカウルの全周にわたるように配置する
か、カウルの少なくとも前方部分と後方部分とにブラケ
ット片がくるように配置することによって、カウルに加
わるねじり力をせん断力としてブラケットに伝えること
ができる。
ウルにねじり力が加わるとき、せん断力が前記ブラケッ
トに加わるように結合されている。ブラケットの2つの
ブラケット片をカウルの全周にわたるように配置する
か、カウルの少なくとも前方部分と後方部分とにブラケ
ット片がくるように配置することによって、カウルに加
わるねじり力をせん断力としてブラケットに伝えること
ができる。
【0011】
【実施例】水平の仮想面で切断した断面状態を示す図1
と、車体の前後方向へ伸びる中心軸線に直交する鉛直の
仮想面で切断した断面状態を示す図2と、側面状態を模
式的に示す図3とを参照すると、本発明は、水平の仮想
面で切断した断面が閉じ構造10を呈するように形成さ
れるフロントピラー12と、車体の幅方向へ配置される
カウル14とを結合する構造であって、カウルサイド補
強板16と、ブラケット18とを備える。
と、車体の前後方向へ伸びる中心軸線に直交する鉛直の
仮想面で切断した断面状態を示す図2と、側面状態を模
式的に示す図3とを参照すると、本発明は、水平の仮想
面で切断した断面が閉じ構造10を呈するように形成さ
れるフロントピラー12と、車体の幅方向へ配置される
カウル14とを結合する構造であって、カウルサイド補
強板16と、ブラケット18とを備える。
【0012】フロントピラー12は、アウタパネル20
と、インナパネル22とからなるが、アウタパネル18
はサイドメンバのアウタパネルとして車体の前後方向へ
わたって配置されているものの一部である。アウタパネ
ル20及びインナパネル22は、それぞれの後方のフラ
ンジ部21a ,23a を重ね合わせ、スポット溶接して
互いに結合されている。図示の実施例では、ピラー補強
板24が閉じ構造10内に配置されており、そのフラン
ジ部25a がフランジ部21a ,23a の間にはさまれ
ている。フランジ接合部には図示しないドアが取り付け
られる。
と、インナパネル22とからなるが、アウタパネル18
はサイドメンバのアウタパネルとして車体の前後方向へ
わたって配置されているものの一部である。アウタパネ
ル20及びインナパネル22は、それぞれの後方のフラ
ンジ部21a ,23a を重ね合わせ、スポット溶接して
互いに結合されている。図示の実施例では、ピラー補強
板24が閉じ構造10内に配置されており、そのフラン
ジ部25a がフランジ部21a ,23a の間にはさまれ
ている。フランジ接合部には図示しないドアが取り付け
られる。
【0013】カウル14は、アッパパネル26とロアパ
ネル28とからなる。分解状態を示す図5を参照する
と、アッパパネル26は、全体がほぼ逆U 字状の断面形
状となるように形成されており、下方の前側部と下方の
後ろ側部とがフランジ部27aとなっている。一方、ロ
アパネル28は、ほぼ平坦状であるが前側部と後ろ側部
とがわずかに下方へ曲げられ、フランジ部29a となっ
ている。アッパパネル26及びロアパネル28は、それ
ぞれの対面するフランジ部27a ,29a を重ね合わ
せ、スポット溶接して互いに結合されている。その結
果、カウル14は、車体の前後方向へ伸びる中心軸線を
含む鉛直の仮想面で切断した断面が閉じ構造を呈するよ
うに形成されている。
ネル28とからなる。分解状態を示す図5を参照する
と、アッパパネル26は、全体がほぼ逆U 字状の断面形
状となるように形成されており、下方の前側部と下方の
後ろ側部とがフランジ部27aとなっている。一方、ロ
アパネル28は、ほぼ平坦状であるが前側部と後ろ側部
とがわずかに下方へ曲げられ、フランジ部29a となっ
ている。アッパパネル26及びロアパネル28は、それ
ぞれの対面するフランジ部27a ,29a を重ね合わ
せ、スポット溶接して互いに結合されている。その結
果、カウル14は、車体の前後方向へ伸びる中心軸線を
含む鉛直の仮想面で切断した断面が閉じ構造を呈するよ
うに形成されている。
【0014】カウルサイド補強板16は、水平の仮想面
においてフロントピラー12とカウル14とにわたるよ
うに配置されている。カウルサイド補強板16は、前記
仮想面において、閉じ構造10を実質的に横切っている
中間部分30と、閉じ構造10内に配置されたピラー補
強板24に結合された、中間部分30から伸びている第
1の端部31と、ブラケット18に結合された、中間部
分30から伸びている第2の端部32とを有し、板材を
折り曲げて形成されている。
においてフロントピラー12とカウル14とにわたるよ
うに配置されている。カウルサイド補強板16は、前記
仮想面において、閉じ構造10を実質的に横切っている
中間部分30と、閉じ構造10内に配置されたピラー補
強板24に結合された、中間部分30から伸びている第
1の端部31と、ブラケット18に結合された、中間部
分30から伸びている第2の端部32とを有し、板材を
折り曲げて形成されている。
【0015】互いに接合される面にクロス線を施して示
した図5の実施例では、ピラー補強板24はロア補強板
36と、アッパ補強板38とからなり、カウルサイド補
強板16は、端部31と、中間部分30から端部32に
至る遷移部分33とでロア補強板36及びアッパ補強板
38に結合されている。端部31の外側面をロア補強板
36のフランジ部37a の内側面及びアッパ補強板38
のフランジ部39a の内側面に突き当ててスポット溶接
し、さらに、遷移部分33の外側面をロア補強板36の
フランジ部37b の内側面及びアッパ補強板38のフラ
ンジ部39b の内側面に突き当ててスポット溶接し、こ
れによってカウルサイド補強板16をロア補強板36及
びアッパ補強板38に結合すると共に、ロア補強板36
とアッパ補強板38とを相互に結合している。ピラー補
強板24に結合されたカウルサイド補強板16は、ピラ
ー補強板24と相まって閉じ構造34(図1)を形成し
ている。カウルサイド補強板16の上下方向の高さは、
図3に示すように、カウル14の高さより高いことが好
ましい。
した図5の実施例では、ピラー補強板24はロア補強板
36と、アッパ補強板38とからなり、カウルサイド補
強板16は、端部31と、中間部分30から端部32に
至る遷移部分33とでロア補強板36及びアッパ補強板
38に結合されている。端部31の外側面をロア補強板
36のフランジ部37a の内側面及びアッパ補強板38
のフランジ部39a の内側面に突き当ててスポット溶接
し、さらに、遷移部分33の外側面をロア補強板36の
フランジ部37b の内側面及びアッパ補強板38のフラ
ンジ部39b の内側面に突き当ててスポット溶接し、こ
れによってカウルサイド補強板16をロア補強板36及
びアッパ補強板38に結合すると共に、ロア補強板36
とアッパ補強板38とを相互に結合している。ピラー補
強板24に結合されたカウルサイド補強板16は、ピラ
ー補強板24と相まって閉じ構造34(図1)を形成し
ている。カウルサイド補強板16の上下方向の高さは、
図3に示すように、カウル14の高さより高いことが好
ましい。
【0016】ブラケット18は、カウルサイド補強板と
カウルとの間に介在されている。図5に示す実施例で
は、ブラケット18は2つのブラケット片42,44か
らなる。ブラケット片42は、板材をほぼ円弧状に曲
げ、さらに外側の突き合わせ面43a を実質的に直角に
折り曲げて形成されている。突き合わせ面43a をカウ
ルサイド補強板16の端部32の内側面に突き当ててス
ポット溶接し、ブラケット片42はカウルサイド補強板
16に結合されている。
カウルとの間に介在されている。図5に示す実施例で
は、ブラケット18は2つのブラケット片42,44か
らなる。ブラケット片42は、板材をほぼ円弧状に曲
げ、さらに外側の突き合わせ面43a を実質的に直角に
折り曲げて形成されている。突き合わせ面43a をカウ
ルサイド補強板16の端部32の内側面に突き当ててス
ポット溶接し、ブラケット片42はカウルサイド補強板
16に結合されている。
【0017】一方、ブラケット片44は、基部46と、
基部46の後方端から斜め上向きに前方へ向けて立ち上
がっている傾斜部48と、基部46の前方端から斜め上
向きに後方へ向けて立ち上がっている傾斜部50と、基
部46の内方に連なる実質的な平坦部52とからなる。
基部46、傾斜部48、さらに傾斜部50それぞれの外
側でほぼ直角に折り曲げられた突き合わせ面47a ,4
9a ,51a をカウルサイド補強板16の端部32の内
側面に突き当ててスポット溶接し、ブラケット片44は
カウルサイド補強板16に結合されている。ブラケット
片44の傾斜部48,50それぞれの内側の側部49b
,51b は、ブラケット片42の内側の側部43b の
延長上に位置するように寸法決めされ、さらに、両者の
外形は、カウル14のアッパパネル26の側部27b を
嵌めることができる形状である。ブラケット片42,4
4の側部43b ,49b ,51b にアッパパネル26の
側部27b を被せ、スポット溶接してアッパパネル26
がブラケット18に結合されている。さらに、ロアパネ
ル28の側部29b をブラケット片44の平坦部52に
ある側部53b に載せてスポット溶接し、ロアパネル2
8がブラケット片44に結合されている。
基部46の後方端から斜め上向きに前方へ向けて立ち上
がっている傾斜部48と、基部46の前方端から斜め上
向きに後方へ向けて立ち上がっている傾斜部50と、基
部46の内方に連なる実質的な平坦部52とからなる。
基部46、傾斜部48、さらに傾斜部50それぞれの外
側でほぼ直角に折り曲げられた突き合わせ面47a ,4
9a ,51a をカウルサイド補強板16の端部32の内
側面に突き当ててスポット溶接し、ブラケット片44は
カウルサイド補強板16に結合されている。ブラケット
片44の傾斜部48,50それぞれの内側の側部49b
,51b は、ブラケット片42の内側の側部43b の
延長上に位置するように寸法決めされ、さらに、両者の
外形は、カウル14のアッパパネル26の側部27b を
嵌めることができる形状である。ブラケット片42,4
4の側部43b ,49b ,51b にアッパパネル26の
側部27b を被せ、スポット溶接してアッパパネル26
がブラケット18に結合されている。さらに、ロアパネ
ル28の側部29b をブラケット片44の平坦部52に
ある側部53b に載せてスポット溶接し、ロアパネル2
8がブラケット片44に結合されている。
【0018】図1に示す実施例では、フロントピラー1
2のアウタパネル20の端部21bは、ブラケット片4
2に対面する部位ではカウルサイド補強板16の厚みの
分だけ曲げられており、端部21b とブラケット片42
との間のすきまにカウルサイド補強板16の端を差し込
んで、三者をスポット溶接してある。さらに、カウルの
アッパパネル26と、フロントピラー12のアウタパネ
ル20と、ブラケット片42とを重ね合わせてスポット
溶接してある。また、フロントピラー12のインナパネ
ル22の端部23b をブラケット片44と重ね合わせて
スポット溶接してある。
2のアウタパネル20の端部21bは、ブラケット片4
2に対面する部位ではカウルサイド補強板16の厚みの
分だけ曲げられており、端部21b とブラケット片42
との間のすきまにカウルサイド補強板16の端を差し込
んで、三者をスポット溶接してある。さらに、カウルの
アッパパネル26と、フロントピラー12のアウタパネ
ル20と、ブラケット片42とを重ね合わせてスポット
溶接してある。また、フロントピラー12のインナパネ
ル22の端部23b をブラケット片44と重ね合わせて
スポット溶接してある。
【0019】前述のように、カウル14とブラケット1
8とが結合された結果、カウル14にねじり力が加わる
とき、せん断力がブラケット18に加わる。ブラケット
18に伝えられたせん断力は、カウルサイド補強板16
を経てピラー補強板24に伝わり、ここで受け止められ
る。これによって、カウル14のねじれを有効に防止で
きる。
8とが結合された結果、カウル14にねじり力が加わる
とき、せん断力がブラケット18に加わる。ブラケット
18に伝えられたせん断力は、カウルサイド補強板16
を経てピラー補強板24に伝わり、ここで受け止められ
る。これによって、カウル14のねじれを有効に防止で
きる。
【0020】自動車のフロントピラー12の前方、か
つ、カウル14の下方にはエプロンメンバ60とフロン
トピラーガセット62とが配置される。図5に示すよう
に、エプロンメンバ60は、上方部61a と下方部61
b と側部61c とからなり、断面形状がコ字状を呈する
ように形成されている。図示の実施例では、カウル14
のロアパネル28から車体幅方向の外方延長上で、か
つ、エプロンメンバ60の上方部61a から車体前後方
向の後方延長上にバルクヘッド64が配置されている。
さらに、エプロンメンバ60の下方部61b から車体前
後方向の後方延長上にバルクヘッド66が配置されてい
る。各バルクヘッド64,66は、フロントピラー12
の閉じ構造10内に配置され、アウタパネル20とイン
ナパネル22とピラー補強板24とにスポット溶接され
ている。
つ、カウル14の下方にはエプロンメンバ60とフロン
トピラーガセット62とが配置される。図5に示すよう
に、エプロンメンバ60は、上方部61a と下方部61
b と側部61c とからなり、断面形状がコ字状を呈する
ように形成されている。図示の実施例では、カウル14
のロアパネル28から車体幅方向の外方延長上で、か
つ、エプロンメンバ60の上方部61a から車体前後方
向の後方延長上にバルクヘッド64が配置されている。
さらに、エプロンメンバ60の下方部61b から車体前
後方向の後方延長上にバルクヘッド66が配置されてい
る。各バルクヘッド64,66は、フロントピラー12
の閉じ構造10内に配置され、アウタパネル20とイン
ナパネル22とピラー補強板24とにスポット溶接され
ている。
【0021】この実施例のように、バルクヘッド64,
66を設けることにより、フロントピラー12の剛性を
高めてその変形を防止できるため、カウル14から加わ
ったせん断力を一層有効に受け止めることができる。
66を設けることにより、フロントピラー12の剛性を
高めてその変形を防止できるため、カウル14から加わ
ったせん断力を一層有効に受け止めることができる。
【図1】本発明に係る自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造の実施例を示す断面図で、図3の概ね1−
1線に沿って切断したものである。
との結合構造の実施例を示す断面図で、図3の概ね1−
1線に沿って切断したものである。
【図2】本発明に係る自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造の実施例を示す断面図で、図3の概ね2−
2線に沿って切断したものである。
との結合構造の実施例を示す断面図で、図3の概ね2−
2線に沿って切断したものである。
【図3】本発明に係る自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造を模式的に示す側面図である。
との結合構造を模式的に示す側面図である。
【図4】本発明に係る自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造によって得られた、フロントピラーとカウ
ルとを示す斜視図である。
との結合構造によって得られた、フロントピラーとカウ
ルとを示す斜視図である。
【図5】本発明に係る自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造を分解した斜視図で、説明の便宜のため結
合される面にクロス線を加入してある。
との結合構造を分解した斜視図で、説明の便宜のため結
合される面にクロス線を加入してある。
10 閉じ構造 12 フロントピラー 14 カウル 16 カウルサイド補強板 18 ブラケット 20 アウタパネル 22 インナパネル 26 アッパパネル 28 ロアパネル 30 中間部 31,32 端部 42,44 ブラケット片
Claims (1)
- 【請求項1】 水平の仮想面で切断した断面が閉じ構造
を呈するように形成されるフロントピラーと、車体の幅
方向へ配置されるカウルとの結合構造であって、 前記仮想面において前記フロントピラーと前記カウルと
にわたるように配置されたカウルサイド補強板と、この
カウルサイド補強板と前記カウルとの間に介在されたブ
ラケットとを備え、 前記カウルサイド補強板は、前記仮想面において、前記
閉じ構造を実質的に横切っている中間部分と、前記閉じ
構造内に配置されたピラー補強板に又は前記フロントピ
ラーに結合された、前記中間部分から伸びている第1の
端部と、前記ブラケットに結合された、前記中間部分か
ら伸びている第2の端部とを有し、 前記ブラケットと前記カウルとは、前記カウルにねじり
力が加わるとき、せん断力が前記ブラケットに加わるよ
うに結合されている、自動車のフロントピラーとカウル
との結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177297A JPH10287272A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177297A JPH10287272A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287272A true JPH10287272A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14569785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11177297A Pending JPH10287272A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 自動車のフロントピラーとカウルとの結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287272A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU728532B1 (en) * | 1999-12-31 | 2001-01-11 | Hyundai Motor Company | Reinforcement structure for front pillar portion of automobile |
| US9333990B2 (en) | 2014-04-14 | 2016-05-10 | Hyundai Motor Company | Connection structure of cowl and front pillar |
| CN107161219A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 现代自动车株式会社 | 使用碳纤增强塑料的车身结构 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP11177297A patent/JPH10287272A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU728532B1 (en) * | 1999-12-31 | 2001-01-11 | Hyundai Motor Company | Reinforcement structure for front pillar portion of automobile |
| US9333990B2 (en) | 2014-04-14 | 2016-05-10 | Hyundai Motor Company | Connection structure of cowl and front pillar |
| CN107161219A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 现代自动车株式会社 | 使用碳纤增强塑料的车身结构 |
| US10232894B2 (en) | 2016-03-08 | 2019-03-19 | Hyundai Motor Company | Vehicle body structure using CFRP |
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