JPH10287537A - 口腔用組成物 - Google Patents
口腔用組成物Info
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- JPH10287537A JPH10287537A JP11189397A JP11189397A JPH10287537A JP H10287537 A JPH10287537 A JP H10287537A JP 11189397 A JP11189397 A JP 11189397A JP 11189397 A JP11189397 A JP 11189397A JP H10287537 A JPH10287537 A JP H10287537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイドロキシアパタイトの結晶生成抑制活性
が優れた歯石形成抑制効果を有し、更に安全性上の問題
もなく、各種剤型に調製して幅広く使用することができ
る口腔用組成物を得る。 【解決手段】 無水グルコースを構成単位とする多糖類
から誘導されるポリカルボン酸又はその塩を配合する。
が優れた歯石形成抑制効果を有し、更に安全性上の問題
もなく、各種剤型に調製して幅広く使用することができ
る口腔用組成物を得る。 【解決手段】 無水グルコースを構成単位とする多糖類
から誘導されるポリカルボン酸又はその塩を配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたハイドロキ
シアパタイトの結晶生成抑制活性を有し、歯石予防効果
の高い口腔用組成物に関する。
シアパタイトの結晶生成抑制活性を有し、歯石予防効果
の高い口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯石形
成過程の詳細については必ずしも明らかにされているわ
けではないが、歯面に存在するプラークを構成する細菌
あるいは粘着性デキストラン等の有機基質に、唾液や浸
出液から供給されるカルシウム及びリンが吸着し、これ
が結晶化するプラークの石灰化現象ととらえることがで
きる。そして、その無機成分はハイドロキシアパタイト
様の石灰化物である。従って、プラーク中に沈着したリ
ン酸カルシウム分がハイドロキシアパタイト結晶に転移
し、更に成長していくのを抑制することにより、歯石の
形成を抑制することができる。
成過程の詳細については必ずしも明らかにされているわ
けではないが、歯面に存在するプラークを構成する細菌
あるいは粘着性デキストラン等の有機基質に、唾液や浸
出液から供給されるカルシウム及びリンが吸着し、これ
が結晶化するプラークの石灰化現象ととらえることがで
きる。そして、その無機成分はハイドロキシアパタイト
様の石灰化物である。従って、プラーク中に沈着したリ
ン酸カルシウム分がハイドロキシアパタイト結晶に転移
し、更に成長していくのを抑制することにより、歯石の
形成を抑制することができる。
【0003】従来、このような考えのもとに歯石形成の
予防に対する可溶性リン酸塩の効果が報告されている
〔アーカイブ・オーラル・バイオロジー(Arch.O
ral.Biol.)Vol.15、p.893〜89
6(1970)〕。更に、特開昭52−108029号
公報や特開昭59−42311号公報等にはピロリン酸
塩、ポリリン酸塩等の縮合リン酸塩による歯石予防法
が、特開昭49−118839号公報や特開平4−33
4314号公報等には、縮合リン酸と類似の化学構造を
有するジホスホネート化合物を使用した歯石予防法が提
案されている。
予防に対する可溶性リン酸塩の効果が報告されている
〔アーカイブ・オーラル・バイオロジー(Arch.O
ral.Biol.)Vol.15、p.893〜89
6(1970)〕。更に、特開昭52−108029号
公報や特開昭59−42311号公報等にはピロリン酸
塩、ポリリン酸塩等の縮合リン酸塩による歯石予防法
が、特開昭49−118839号公報や特開平4−33
4314号公報等には、縮合リン酸と類似の化学構造を
有するジホスホネート化合物を使用した歯石予防法が提
案されている。
【0004】また、構成単位中にカルボン酸基、ホスホ
ン酸基を持っていたり、構成単位に酸性アミノ酸を使用
した合成高分子化合物を単独で又は上記の縮合リン酸塩
と組み合わせて使用することにより、ハイドロキシアパ
タイトの結晶成長を抑制する方法が提案されている(特
開昭61−165317号公報、特開平4−27521
2号公報、特開昭64−71808号公報、特開平2−
4708号公報)。
ン酸基を持っていたり、構成単位に酸性アミノ酸を使用
した合成高分子化合物を単独で又は上記の縮合リン酸塩
と組み合わせて使用することにより、ハイドロキシアパ
タイトの結晶成長を抑制する方法が提案されている(特
開昭61−165317号公報、特開平4−27521
2号公報、特開昭64−71808号公報、特開平2−
4708号公報)。
【0005】また、上記のアニオン性物質による歯石予
防法以外の方法としては、アルカリ土類金属塩を利用す
る方法が特開昭52−108029号公報、特開昭61
−36211号公報等に提案されており、これらは縮合
リン酸塩との併用を訴求したものである。亜鉛塩を利用
する方法も特開昭60−233008号公報、特開昭6
2−252714号公報、特開昭64−13015号公
報等に提案されている。
防法以外の方法としては、アルカリ土類金属塩を利用す
る方法が特開昭52−108029号公報、特開昭61
−36211号公報等に提案されており、これらは縮合
リン酸塩との併用を訴求したものである。亜鉛塩を利用
する方法も特開昭60−233008号公報、特開昭6
2−252714号公報、特開昭64−13015号公
報等に提案されている。
【0006】一方、口腔用組成物が人の口腔内で使用さ
れることを考慮したとき、高安全性に加えて味の良さ、
味覚への影響の無さが重要な特性となるが、縮合リン酸
塩等の無機塩類は、多量に配合したとき、塩味、苦味等
の不快味を呈するという問題があった。このため、より
使用感及び安全性に優れた高い歯石形成抑制効果を有す
る口腔用組成物の開発が望まれる。
れることを考慮したとき、高安全性に加えて味の良さ、
味覚への影響の無さが重要な特性となるが、縮合リン酸
塩等の無機塩類は、多量に配合したとき、塩味、苦味等
の不快味を呈するという問題があった。このため、より
使用感及び安全性に優れた高い歯石形成抑制効果を有す
る口腔用組成物の開発が望まれる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、優れたハイドロキシアパタイトの結晶生成抑制活性
を有し、歯石予防効果が高い上、使用感及び安全性に優
れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
で、優れたハイドロキシアパタイトの結晶生成抑制活性
を有し、歯石予防効果が高い上、使用感及び安全性に優
れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記の目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、無水グルコースを構成単位とする多糖類から誘導さ
れるポリカルボン酸又はその塩、特に無水グルコースを
構成単位とする多糖類を遷移金属触媒の存在下に酸化す
ることにより誘導されるものであって、酸型のポリカル
ボン酸を中和滴定するのに要するアルカリが、水酸化ナ
トリウム換算で該ポリカルボン酸1g当たり435mg
以上で、且つその分子量が重量平均で2,000以上の
ものが、優れたハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活
性を有し、更に2価金属イオンを併用することにより、
ハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活性を相乗的に向
上させることができ、しかもこれら成分は不快味を呈す
ることがなく人体への悪影響もほとんどないこと、それ
故、上記ポリカルボン酸又はその塩、更には2価金属イ
オンを配合することにより、優れた歯石形成抑制効果を
有し、かつ使用感及び安全性の良好な口腔用組成物が得
られることを見出した。
発明者は上記の目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、無水グルコースを構成単位とする多糖類から誘導さ
れるポリカルボン酸又はその塩、特に無水グルコースを
構成単位とする多糖類を遷移金属触媒の存在下に酸化す
ることにより誘導されるものであって、酸型のポリカル
ボン酸を中和滴定するのに要するアルカリが、水酸化ナ
トリウム換算で該ポリカルボン酸1g当たり435mg
以上で、且つその分子量が重量平均で2,000以上の
ものが、優れたハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活
性を有し、更に2価金属イオンを併用することにより、
ハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活性を相乗的に向
上させることができ、しかもこれら成分は不快味を呈す
ることがなく人体への悪影響もほとんどないこと、それ
故、上記ポリカルボン酸又はその塩、更には2価金属イ
オンを配合することにより、優れた歯石形成抑制効果を
有し、かつ使用感及び安全性の良好な口腔用組成物が得
られることを見出した。
【0009】なお、特開昭63−130522号公報に
は、水溶性アニオン性高分子化合物と多価金属イオンの
併用が示されており、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシメチルセルロース或いはカラギナンとアルカリ土
類金属塩又は亜鉛塩との併用が例示されているが、この
提案は、研磨剤、顔料等の粉体を造粒するときの粘結剤
に関するものであり、歯石予防を目的としたものではな
い。
は、水溶性アニオン性高分子化合物と多価金属イオンの
併用が示されており、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシメチルセルロース或いはカラギナンとアルカリ土
類金属塩又は亜鉛塩との併用が例示されているが、この
提案は、研磨剤、顔料等の粉体を造粒するときの粘結剤
に関するものであり、歯石予防を目的としたものではな
い。
【0010】更に、多糖類の酸化生成物については、特
公昭49−1281号公報、特開昭60−226502
号公報、特開昭62−247837号公報、特開平4−
175301号公報、特開平4−233901号公報等
に記載が見られるが、これら記載にはハイドロキシアパ
タイトの結晶生成抑制作用及び歯石形成抑制作用に関す
る記述は認められない。
公昭49−1281号公報、特開昭60−226502
号公報、特開昭62−247837号公報、特開平4−
175301号公報、特開平4−233901号公報等
に記載が見られるが、これら記載にはハイドロキシアパ
タイトの結晶生成抑制作用及び歯石形成抑制作用に関す
る記述は認められない。
【0011】また、本出願人は、特願平7−35157
2号に分子量1,000〜100,000の低分子量ア
ニオン性高分子化合物と2価金属イオンとを併用するこ
とにより、高いハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活
性を得られることを提案したが、低分子量アニオン性高
分子化合物について更に検討を行った結果、意外にも無
水グルコースを構成単位とする多糖類から誘導されるポ
リカルボン酸又はその塩が、他の低分子量アニオン性高
分子化合物に比べて単独使用においても非常に高いハイ
ドロキシアパタイト結晶生成抑制活性を有すること、更
に上記ポリカルボン酸又はその塩と2価金属イオンとを
併用すると、ハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活性
を相乗的に向上させることができ、極めて高い歯石形成
抑制効果が発揮されることを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
2号に分子量1,000〜100,000の低分子量ア
ニオン性高分子化合物と2価金属イオンとを併用するこ
とにより、高いハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活
性を得られることを提案したが、低分子量アニオン性高
分子化合物について更に検討を行った結果、意外にも無
水グルコースを構成単位とする多糖類から誘導されるポ
リカルボン酸又はその塩が、他の低分子量アニオン性高
分子化合物に比べて単独使用においても非常に高いハイ
ドロキシアパタイト結晶生成抑制活性を有すること、更
に上記ポリカルボン酸又はその塩と2価金属イオンとを
併用すると、ハイドロキシアパタイト結晶生成抑制活性
を相乗的に向上させることができ、極めて高い歯石形成
抑制効果が発揮されることを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
【0012】従って、本発明は、無水グルコースを構成
単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又はそ
の塩を配合してなることを特徴とする口腔用組成物を提
供する。
単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又はそ
の塩を配合してなることを特徴とする口腔用組成物を提
供する。
【0013】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状歯磨等の
歯磨類、洗口液、チューインガム、うがい用錠剤、義歯
用洗浄剤などとして調製、適用されるもので、歯石形成
抑制有効成分として無水グルコースを構成単位とする多
糖類から誘導されるポリカルボン酸又はその塩を配合し
たものである。
明の口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状歯磨等の
歯磨類、洗口液、チューインガム、うがい用錠剤、義歯
用洗浄剤などとして調製、適用されるもので、歯石形成
抑制有効成分として無水グルコースを構成単位とする多
糖類から誘導されるポリカルボン酸又はその塩を配合し
たものである。
【0014】ここで、本発明に使用される無水グルコー
スを構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン
酸又はその塩は、上記多糖類を遷移金属触媒の存在下に
次亜ハロゲン酸塩又はサラシ粉等の既存の酸化剤で酸化
することにより得ることができる。
スを構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン
酸又はその塩は、上記多糖類を遷移金属触媒の存在下に
次亜ハロゲン酸塩又はサラシ粉等の既存の酸化剤で酸化
することにより得ることができる。
【0015】ここで、無水グルコースを構成単位とする
多糖類としては、特に限定はないが、例えば澱粉、デキ
ストリン、セルロースやこれらの加水分解物、あるいは
澱粉を分画して得られるアミロースやアミロペクチン等
が挙げられ、これらを単独で又は2種以上混合して使用
することができる。これらの多糖類のうち、入手の容易
さや経済性から澱粉、セルロースの使用が好ましく、特
に澱粉の使用が好ましい。
多糖類としては、特に限定はないが、例えば澱粉、デキ
ストリン、セルロースやこれらの加水分解物、あるいは
澱粉を分画して得られるアミロースやアミロペクチン等
が挙げられ、これらを単独で又は2種以上混合して使用
することができる。これらの多糖類のうち、入手の容易
さや経済性から澱粉、セルロースの使用が好ましく、特
に澱粉の使用が好ましい。
【0016】なお、これらの多糖類の起源も特に限定さ
れず、澱粉の場合には、例えばトウモロコシ澱粉、小麦
澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉等が、セルロースの場合に
は、例えば針葉樹、広葉樹、綿等から得られるセルロー
スを使用することができる。
れず、澱粉の場合には、例えばトウモロコシ澱粉、小麦
澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉等が、セルロースの場合に
は、例えば針葉樹、広葉樹、綿等から得られるセルロー
スを使用することができる。
【0017】また、遷移金属触媒としては、例えばR
u、Os、Rh、Ir、Pt、Pd等が好適に使用され
るが、特にルテニウム触媒、オスミウム触媒が好適であ
る。これらの遷移金属触媒は、塩化物、硫化物、酸化物
のような形でも、あるいは金属元素のままで使用しても
差し支えない。
u、Os、Rh、Ir、Pt、Pd等が好適に使用され
るが、特にルテニウム触媒、オスミウム触媒が好適であ
る。これらの遷移金属触媒は、塩化物、硫化物、酸化物
のような形でも、あるいは金属元素のままで使用しても
差し支えない。
【0018】遷移金属触媒の使用量は、多糖類の無水グ
ルコース単位に対して0.05〜10モル%、特に0.
1〜7モル%が好適である。
ルコース単位に対して0.05〜10モル%、特に0.
1〜7モル%が好適である。
【0019】更に、酸化剤としては、次亜ハロゲン酸塩
(例えば、Na塩、K塩、Ca塩、Mg塩等)又はサラ
シ粉を好適に使用することができ、中でも次亜ハロゲン
酸塩が好適である。
(例えば、Na塩、K塩、Ca塩、Mg塩等)又はサラ
シ粉を好適に使用することができ、中でも次亜ハロゲン
酸塩が好適である。
【0020】上記酸化剤の使用量は、最終的に得ようと
するポリカルボン酸中のカルボキシル基の含有量によっ
て異なるが、多糖類の無水グルコース単位当たり通常
3.5〜12倍モル、特に4〜9倍モルが好適である。
するポリカルボン酸中のカルボキシル基の含有量によっ
て異なるが、多糖類の無水グルコース単位当たり通常
3.5〜12倍モル、特に4〜9倍モルが好適である。
【0021】本発明に使用される無水グルコースを構成
単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又はそ
の塩は、無水グルコースを構成単位とする多糖類と遷移
金属触媒を水に分散し、この分散液のpHを一定の範囲
に保ちながら、上記酸化剤を添加することにより製造す
ることができる。この場合、酸化剤の添加方法は、通常
連続的に又は分割して添加される。
単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又はそ
の塩は、無水グルコースを構成単位とする多糖類と遷移
金属触媒を水に分散し、この分散液のpHを一定の範囲
に保ちながら、上記酸化剤を添加することにより製造す
ることができる。この場合、酸化剤の添加方法は、通常
連続的に又は分割して添加される。
【0022】上記酸化反応条件は特に制限されないが、
通常10〜50℃で2〜8時間とすることができる。
通常10〜50℃で2〜8時間とすることができる。
【0023】また、反応時のpHは6〜13、特に7〜
12の範囲に保たれることが望ましい。pHの調整は、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、アンモニア、アルキ
ルアミン、アルカノールアミン等のアミン類を用いて行
うことができるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムが好適である。
12の範囲に保たれることが望ましい。pHの調整は、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、アンモニア、アルキ
ルアミン、アルカノールアミン等のアミン類を用いて行
うことができるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムが好適である。
【0024】無水グルコースを構成単位とする多糖類か
ら誘導されるポリカルボン酸は、カルボキシル基が酸の
状態のものでも、アルカリ金属、アンモニウム、アミン
等との塩の状態のものでも使用することができる。な
お、塩として具体的には、Na、K、Li等のアルカリ
金属、アンモニア、アルキルアミン、アルカノールアミ
ン等のアミンが例示されるが、製造上の容易さからNa
塩、K塩が好ましい。また、カルボキシル基の一部だけ
が塩になっていてもよい。
ら誘導されるポリカルボン酸は、カルボキシル基が酸の
状態のものでも、アルカリ金属、アンモニウム、アミン
等との塩の状態のものでも使用することができる。な
お、塩として具体的には、Na、K、Li等のアルカリ
金属、アンモニア、アルキルアミン、アルカノールアミ
ン等のアミンが例示されるが、製造上の容易さからNa
塩、K塩が好ましい。また、カルボキシル基の一部だけ
が塩になっていてもよい。
【0025】無水グルコースを構成単位とする多糖類か
ら誘導されるポリカルボン酸又はその塩は、反応条件を
適当に選択することで、重量平均分子量や反応前の無水
グルコース単位当たりに導入される平均カルボキシル基
数を適宜変化させることができる。
ら誘導されるポリカルボン酸又はその塩は、反応条件を
適当に選択することで、重量平均分子量や反応前の無水
グルコース単位当たりに導入される平均カルボキシル基
数を適宜変化させることができる。
【0026】上記ポリカルボン酸又はその塩は、反応前
の無水グルコース単位当たりに導入される平均カルボキ
シル基数にも特に限定はないが、酸型のポリカルボン酸
を中和滴定するのに要する水酸化ナトリウムがポリカル
ボン酸1g当たり417mg以上、特に435mg以上
となるものが好ましく、220mg未満では満足なハイ
ドロキシアパタイト抑制効果が得られない場合がある。
の無水グルコース単位当たりに導入される平均カルボキ
シル基数にも特に限定はないが、酸型のポリカルボン酸
を中和滴定するのに要する水酸化ナトリウムがポリカル
ボン酸1g当たり417mg以上、特に435mg以上
となるものが好ましく、220mg未満では満足なハイ
ドロキシアパタイト抑制効果が得られない場合がある。
【0027】上記ポリカルボン酸又はその塩の重量平均
分子量は特に制限されないが、1,000〜100,0
00が好ましく、特に2,000〜20,000が好ま
しい。重量平均分子量が1,000よりも小さかった
り、100,000より大きいと、歯石予防効果が低下
する場合がある。
分子量は特に制限されないが、1,000〜100,0
00が好ましく、特に2,000〜20,000が好ま
しい。重量平均分子量が1,000よりも小さかった
り、100,000より大きいと、歯石予防効果が低下
する場合がある。
【0028】本発明で得られるポリカルボン酸は、その
構造が複雑なため、明確な構造式を示すことは困難であ
るが、澱粉を原料とした場合に、一般式で表示すると、
下記の式(1)のように表わされ、中和滴定に要する水
酸化ナトリウムの量から推定すると、無水グルコース単
位当たり、平均して2.1個以上のカルボキシル基を有
するポリカルボン酸であるといえる。
構造が複雑なため、明確な構造式を示すことは困難であ
るが、澱粉を原料とした場合に、一般式で表示すると、
下記の式(1)のように表わされ、中和滴定に要する水
酸化ナトリウムの量から推定すると、無水グルコース単
位当たり、平均して2.1個以上のカルボキシル基を有
するポリカルボン酸であるといえる。
【0029】
【化1】
【0030】その理由は、例えば、無水グルコースのC
2〜C3結合が酸化開裂して生じる、無水グルコース当た
り2個のカルボキシル基を有するポリカルボン酸(即
ち、ジカルボキシル多糖、上記の構造式p=0、n=0
に相当する)の場合は、中和滴定に要する水酸化ナトリ
ウムの量は、酸型のポリカルボン酸1g当たり、417
mgにしかならないからである。
2〜C3結合が酸化開裂して生じる、無水グルコース当た
り2個のカルボキシル基を有するポリカルボン酸(即
ち、ジカルボキシル多糖、上記の構造式p=0、n=0
に相当する)の場合は、中和滴定に要する水酸化ナトリ
ウムの量は、酸型のポリカルボン酸1g当たり、417
mgにしかならないからである。
【0031】本発明組成物において、無水グルコースを
構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又
はその塩の配合量は、組成物全体に対し0.01〜10
%(重量%、以下同じ)、特に0.05〜5%が好まし
い。配合量が0.01%より少ないとハイドロキシアパ
タイト結晶生成抑制活性が十分でない場合があり、10
%より多いと口腔用組成物の安定性を劣化させる場合が
ある。
構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸又
はその塩の配合量は、組成物全体に対し0.01〜10
%(重量%、以下同じ)、特に0.05〜5%が好まし
い。配合量が0.01%より少ないとハイドロキシアパ
タイト結晶生成抑制活性が十分でない場合があり、10
%より多いと口腔用組成物の安定性を劣化させる場合が
ある。
【0032】本発明の口腔用組成物は、無水グルコース
を構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸
又はその塩を必須成分とするものであるが、更に、2価
金属イオンを併用することによりハイドロキシアパタイ
ト結晶生成抑制活性を相乗的に向上させることができ
る。
を構成単位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸
又はその塩を必須成分とするものであるが、更に、2価
金属イオンを併用することによりハイドロキシアパタイ
ト結晶生成抑制活性を相乗的に向上させることができ
る。
【0033】この場合、2価金属イオンとしては、例え
ばマグネシウム、ストロンチウム、バリウム等のアルカ
リ土類金属イオン、亜鉛、銅、鉄等の2価の遷移金属イ
オンが挙げられ、これらの2価金属イオンの1種を単独
で又は2種以上を混合して使用することができる。本発
明では、これらの2価金属イオンの中でもマグネシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛イオン、特にマグ
ネシウムイオン、亜鉛イオンの使用が好ましい。
ばマグネシウム、ストロンチウム、バリウム等のアルカ
リ土類金属イオン、亜鉛、銅、鉄等の2価の遷移金属イ
オンが挙げられ、これらの2価金属イオンの1種を単独
で又は2種以上を混合して使用することができる。本発
明では、これらの2価金属イオンの中でもマグネシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛イオン、特にマグ
ネシウムイオン、亜鉛イオンの使用が好ましい。
【0034】これらの2価金属イオンを与える物質とし
て具体的には、塩化マグネシウム、塩化ストロンチウ
ム、塩化バリウム、塩化亜鉛、塩化銅(II)、塩化鉄
(II)等の塩化物、硫酸マグネシウム、硫酸ストロン
チウム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、硫酸銅(II)、硫
酸鉄(II)等の硫酸塩、硝酸マグネシウム、硝酸スト
ロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸銅(I
I)、硝酸鉄(II)等の硝酸塩、酢酸マグネシウム、
クエン酸マグネシウム、酢酸亜鉛、クエン酸亜鉛、グル
コン酸銅(II)等の有機酸塩などが例示されるが、こ
れらの塩に限定されるものではない。
て具体的には、塩化マグネシウム、塩化ストロンチウ
ム、塩化バリウム、塩化亜鉛、塩化銅(II)、塩化鉄
(II)等の塩化物、硫酸マグネシウム、硫酸ストロン
チウム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、硫酸銅(II)、硫
酸鉄(II)等の硫酸塩、硝酸マグネシウム、硝酸スト
ロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸銅(I
I)、硝酸鉄(II)等の硝酸塩、酢酸マグネシウム、
クエン酸マグネシウム、酢酸亜鉛、クエン酸亜鉛、グル
コン酸銅(II)等の有機酸塩などが例示されるが、こ
れらの塩に限定されるものではない。
【0035】上記2価金属イオンの配合量は、組成物全
体に対し0.0001〜1%、特に0.001〜0.1
%の範囲が好ましい。配合量が0.0001%より少な
いと、上記ポリカルボン酸又はその塩との併用による相
乗効果が十分でない場合があり、1%より多いと口腔用
組成物の安定性や味を劣化させる場合がある。
体に対し0.0001〜1%、特に0.001〜0.1
%の範囲が好ましい。配合量が0.0001%より少な
いと、上記ポリカルボン酸又はその塩との併用による相
乗効果が十分でない場合があり、1%より多いと口腔用
組成物の安定性や味を劣化させる場合がある。
【0036】更に、上記2価金属イオンの配合量は、ポ
リカルボン酸に対して0.001〜2倍重量、好ましく
は0.01〜1倍重量、特に0.05〜0.5倍重量の
範囲が好ましく、0.001倍重量に満たないと上記ポ
リカルボン酸又はその塩との併用による相乗効果が十分
でない場合があり、2倍重量より多いと口腔用組成物の
安定性や味を劣化させる場合がある。
リカルボン酸に対して0.001〜2倍重量、好ましく
は0.01〜1倍重量、特に0.05〜0.5倍重量の
範囲が好ましく、0.001倍重量に満たないと上記ポ
リカルボン酸又はその塩との併用による相乗効果が十分
でない場合があり、2倍重量より多いと口腔用組成物の
安定性や味を劣化させる場合がある。
【0037】本発明の口腔用組成物は、上記必須成分以
外にその他の成分として組成物の種類等に応じた適宜な
成分を本発明の効果を損ねない範囲で使用し、剤型に応
じて通常の方法で調製することができる。任意成分とし
ては、例えばリン酸水素カルシウム二水和物、リン酸水
素カルシウム無水物、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、酸化アルミニウム、無水ケイ酸等の研磨剤、グリ
セリン、ソルビット、プロピレングリコール等の粘稠
剤、通常の分子量10万を越えるカルボキシメチルセル
ロースナトリウム、カラギナン、キサンサンガム等の粘
結剤、ラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤、サッカ
リン等の甘味剤、その他防腐剤、香料、着色剤、pH調
整剤、賦形剤、各種薬効成分等を配合することができ
る。なお、これら任意成分の配合量は、本発明の効果を
妨げない範囲で通常量とすることができる。
外にその他の成分として組成物の種類等に応じた適宜な
成分を本発明の効果を損ねない範囲で使用し、剤型に応
じて通常の方法で調製することができる。任意成分とし
ては、例えばリン酸水素カルシウム二水和物、リン酸水
素カルシウム無水物、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、酸化アルミニウム、無水ケイ酸等の研磨剤、グリ
セリン、ソルビット、プロピレングリコール等の粘稠
剤、通常の分子量10万を越えるカルボキシメチルセル
ロースナトリウム、カラギナン、キサンサンガム等の粘
結剤、ラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤、サッカ
リン等の甘味剤、その他防腐剤、香料、着色剤、pH調
整剤、賦形剤、各種薬効成分等を配合することができ
る。なお、これら任意成分の配合量は、本発明の効果を
妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、ハイドロキシ
アパタイトの結晶生成抑制活性が優れた歯石形成抑制効
果を有し、更に安全性上の問題もないもので、各種剤型
に調製して幅広く使用することができる。
アパタイトの結晶生成抑制活性が優れた歯石形成抑制効
果を有し、更に安全性上の問題もないもので、各種剤型
に調製して幅広く使用することができる。
【0039】
【実施例】以下、実験例及び実施例を示し本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、以下において、「重量平均分子量」
は「MW]、「カルボキシル基含有量」は「C含有量」
と省略して記載する。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、以下において、「重量平均分子量」
は「MW]、「カルボキシル基含有量」は「C含有量」
と省略して記載する。
【0040】〔実験例1〕撹拌機、酸化剤滴下ロート、
水酸化ナトリウム水溶液滴下口、pH電極、温度計を取
り付けた500ml容のセパラブルフラスコに、絶乾重
量で10gのトウモロコシ澱粉と、イオン交換水100
g及びRuCl3・nH2O(Ru含有量38重量%)
0.49g(澱粉の無水グルコース単位に対して3モル
%)を秤り取った。次いで、20℃の水浴で冷却し、内
温が20℃になった時点で12重量%の次亜塩素酸ナト
リウム水溶液230g(澱粉の無水グルコース単位に対
して6倍モル)を3時間にわたって添加した。この間、
pHスタットを用いて2規定の水酸化ナトリウム溶液を
添加し、系内のpHを9にコントロールした。
水酸化ナトリウム水溶液滴下口、pH電極、温度計を取
り付けた500ml容のセパラブルフラスコに、絶乾重
量で10gのトウモロコシ澱粉と、イオン交換水100
g及びRuCl3・nH2O(Ru含有量38重量%)
0.49g(澱粉の無水グルコース単位に対して3モル
%)を秤り取った。次いで、20℃の水浴で冷却し、内
温が20℃になった時点で12重量%の次亜塩素酸ナト
リウム水溶液230g(澱粉の無水グルコース単位に対
して6倍モル)を3時間にわたって添加した。この間、
pHスタットを用いて2規定の水酸化ナトリウム溶液を
添加し、系内のpHを9にコントロールした。
【0041】次亜塩素酸ナトリウムの添加後、更に2時
間撹拌を続けた後、約1リットルのエタノール中に反応
混合液をゆっくり注ぎ、反応生成物を沈殿させた。得ら
れた沈殿を150mlのイオン交換水に溶解し、イオン
交換水で5日間拡散透析を行って精製した後、凍結乾燥
によりポリカルボン酸(1)ナトリウムの粉末7.5g
を得た。
間撹拌を続けた後、約1リットルのエタノール中に反応
混合液をゆっくり注ぎ、反応生成物を沈殿させた。得ら
れた沈殿を150mlのイオン交換水に溶解し、イオン
交換水で5日間拡散透析を行って精製した後、凍結乾燥
によりポリカルボン酸(1)ナトリウムの粉末7.5g
を得た。
【0042】得られたポリカルボン酸ナトリウムのC含
有量、MWを以下に示す方法により求めた結果、C含有
量は521mg、MWは5,800であった。
有量、MWを以下に示す方法により求めた結果、C含有
量は521mg、MWは5,800であった。
【0043】カルボキシル基の含有量(C含有量)の測
定法:酸型のポリカルボン酸約0.2g(絶乾重量)を
精秤して200ml容のコニカルビーカーに秤り取り、
イオン交換水約50mlを加えて溶解し、フェノールフ
タレインを指示薬として、1/10規定の水酸化ナトリ
ウム標準液で滴定した。酸型のポリカルボン酸1gを中
和するのに要する水酸化ナトリウムのmgとしてC含有
量を表示する。
定法:酸型のポリカルボン酸約0.2g(絶乾重量)を
精秤して200ml容のコニカルビーカーに秤り取り、
イオン交換水約50mlを加えて溶解し、フェノールフ
タレインを指示薬として、1/10規定の水酸化ナトリ
ウム標準液で滴定した。酸型のポリカルボン酸1gを中
和するのに要する水酸化ナトリウムのmgとしてC含有
量を表示する。
【0044】C含有量を測定しようとするポリカルボン
酸の一部又は全部が塩の形になっていることが明らかな
場合には、ポリカルボン酸塩の約1重量%水溶液を調製
し、カチオン交換樹脂(DOWEX50W−X18)を
充填したカラム中に流し、カチオン交換を行うことによ
り、酸型のポリカルボン酸に変換した。溶出液を凍結乾
燥或いは減圧乾燥(40℃以下)することにより酸型の
ポリカルボン酸を粉末状で得た。なお、カチオン交換樹
脂は、ポリカルボン酸の1重量%水溶液1g当たり10
ml使用した。
酸の一部又は全部が塩の形になっていることが明らかな
場合には、ポリカルボン酸塩の約1重量%水溶液を調製
し、カチオン交換樹脂(DOWEX50W−X18)を
充填したカラム中に流し、カチオン交換を行うことによ
り、酸型のポリカルボン酸に変換した。溶出液を凍結乾
燥或いは減圧乾燥(40℃以下)することにより酸型の
ポリカルボン酸を粉末状で得た。なお、カチオン交換樹
脂は、ポリカルボン酸の1重量%水溶液1g当たり10
ml使用した。
【0045】重量平均分子量(MW)の測定法:C含有
量の測定に使用したのと同一のポリカルボン酸粉末約5
mgを0.3モル/lの塩化ナトリウムを含む0.1モ
ル/lリン酸緩衝液(pH7)5mlに溶解し、以下に
示す条件でGPCにより測定し、重量平均分子量で表示
した。 使用カラム:東ソー(株)製 G−4000PW+G−
2500PW 溶離液 :0.3モル/lの塩化ナトリウムを含む
0.1モル/lリン酸緩衝液(pH7) 溶離速度 :0.5ml/分 カラム温度:40℃ サンプル注入量:200μl 検量線 :ポリサイエンス社製標準ポリアクリル酸ナ
トリウム(重量平均分子量2,100、5,000、2
0,000、35,000、165,300)を使用
量の測定に使用したのと同一のポリカルボン酸粉末約5
mgを0.3モル/lの塩化ナトリウムを含む0.1モ
ル/lリン酸緩衝液(pH7)5mlに溶解し、以下に
示す条件でGPCにより測定し、重量平均分子量で表示
した。 使用カラム:東ソー(株)製 G−4000PW+G−
2500PW 溶離液 :0.3モル/lの塩化ナトリウムを含む
0.1モル/lリン酸緩衝液(pH7) 溶離速度 :0.5ml/分 カラム温度:40℃ サンプル注入量:200μl 検量線 :ポリサイエンス社製標準ポリアクリル酸ナ
トリウム(重量平均分子量2,100、5,000、2
0,000、35,000、165,300)を使用
【0046】次に、表1に示すように、上記の方法で得
たポリカルボン酸(1)ナトリウム、アルギン酸ナトリ
ウムをアルカリ加水分解した後、透析により分子量分布
を1,000〜10,000とした低分子量アルギン酸
ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウムを
アルカリ加水分解した後、透析により分子量分布を1,
000〜10,000とした低分子量カルボキシメチル
セルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム(M
W約20万)及びメトキシエチレン・マレイン酸ナトリ
ウム共重合体(MW約7万)を用い、インビトロ(in
vitro)におけるハイドロキシアパタイト結晶の
生成に対する抑制効果を下記方法で評価した。結果を表
1に示す。
たポリカルボン酸(1)ナトリウム、アルギン酸ナトリ
ウムをアルカリ加水分解した後、透析により分子量分布
を1,000〜10,000とした低分子量アルギン酸
ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウムを
アルカリ加水分解した後、透析により分子量分布を1,
000〜10,000とした低分子量カルボキシメチル
セルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム(M
W約20万)及びメトキシエチレン・マレイン酸ナトリ
ウム共重合体(MW約7万)を用い、インビトロ(in
vitro)におけるハイドロキシアパタイト結晶の
生成に対する抑制効果を下記方法で評価した。結果を表
1に示す。
【0047】ハイドロキシアパタイト結晶の生成に対す
る抑制効果評価方法:上記各成分を表1に示す濃度で含
む4mMリン酸ナトリウム溶液24mlに4mM塩化カ
ルシウム溶液1mlを加え、析出した不定形のリン酸カ
ルシウムが転移してハイドロキシアパタイト結晶を生成
するまでの時間に及ぼす効果を測定した。
る抑制効果評価方法:上記各成分を表1に示す濃度で含
む4mMリン酸ナトリウム溶液24mlに4mM塩化カ
ルシウム溶液1mlを加え、析出した不定形のリン酸カ
ルシウムが転移してハイドロキシアパタイト結晶を生成
するまでの時間に及ぼす効果を測定した。
【0048】評価は、下記反応式1−(b)に示すハイ
ドロキシアパタイトへの転移反応で消費されたOHイオ
ンを補給するために滴下された0.1規定水酸化ナトリ
ウム溶液の経時変化を測定することにより行った。な
お、コントロールとしては、上記各成分の代わりに蒸留
水を添加したリン酸ナトリウム溶液を用いた。下記反応
式1にカルシウムイオンとリン酸イオンからハイドロキ
シアパタイトの生成する反応を示した。下記反応式1−
(a)は不定形のリン酸カルシウムの生成反応であり、
下記反応式1−(b)は不定形のリン酸カルシウムから
ハイドロキシアパタイト結晶への転移反応である。カル
シウムイオンとリン酸イオンが接触すると、瞬時に下記
式1−(a)の反応が起こり、引き続いて下記式1−
(b)の転移反応が徐々に進行する。これらはいずれも
反応の進行と共にOHイオンが消費され、溶液は酸性に
変化していく。このOHイオンの消費量は、溶液のpH
を常に一定に保つために外部より加えられる水酸化ナト
リウム溶液の添加量をモニターすることにより知ること
ができる。
ドロキシアパタイトへの転移反応で消費されたOHイオ
ンを補給するために滴下された0.1規定水酸化ナトリ
ウム溶液の経時変化を測定することにより行った。な
お、コントロールとしては、上記各成分の代わりに蒸留
水を添加したリン酸ナトリウム溶液を用いた。下記反応
式1にカルシウムイオンとリン酸イオンからハイドロキ
シアパタイトの生成する反応を示した。下記反応式1−
(a)は不定形のリン酸カルシウムの生成反応であり、
下記反応式1−(b)は不定形のリン酸カルシウムから
ハイドロキシアパタイト結晶への転移反応である。カル
シウムイオンとリン酸イオンが接触すると、瞬時に下記
式1−(a)の反応が起こり、引き続いて下記式1−
(b)の転移反応が徐々に進行する。これらはいずれも
反応の進行と共にOHイオンが消費され、溶液は酸性に
変化していく。このOHイオンの消費量は、溶液のpH
を常に一定に保つために外部より加えられる水酸化ナト
リウム溶液の添加量をモニターすることにより知ること
ができる。
【0049】反応の進行と水酸化ナトリウム溶液の添加
量との関係を図1に示した。ここで、の変化は、式1
−(a)の不定形リン酸カルシウムの形成に対応する。
また、の変化は、式1−(b)の不定形リン酸カルシ
ウムが転移してハイドロキシアパタイト結晶が生成する
反応に対応する。即ち、式1−(a)の反応後、式1−
(b)の反応が始まるまでの時間(以後、Thapと記
載する)が長いほど、ハイドロキシアパタイト結晶の生
成が抑えられている。
量との関係を図1に示した。ここで、の変化は、式1
−(a)の不定形リン酸カルシウムの形成に対応する。
また、の変化は、式1−(b)の不定形リン酸カルシ
ウムが転移してハイドロキシアパタイト結晶が生成する
反応に対応する。即ち、式1−(a)の反応後、式1−
(b)の反応が始まるまでの時間(以後、Thapと記
載する)が長いほど、ハイドロキシアパタイト結晶の生
成が抑えられている。
【0050】
【化2】
【0051】表1の結果より、無水グルコースを構成単
位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸(1)ナ
トリウム(括弧中の数字は実験例で得たポリカルボン酸
のNo.である。以下、同様)は、表1に示すような低
分子量化したアニオン性多糖類や比較的大きな分子量の
合成アニオン性高分子化合物に比べて、ハイドロキシア
パタイト結晶が生成するまでの時間(Thap)が非常
に大きく、高いハイドロキシアパタイト結晶生成抑制効
果のあることがわかった。
位とする多糖類から誘導されるポリカルボン酸(1)ナ
トリウム(括弧中の数字は実験例で得たポリカルボン酸
のNo.である。以下、同様)は、表1に示すような低
分子量化したアニオン性多糖類や比較的大きな分子量の
合成アニオン性高分子化合物に比べて、ハイドロキシア
パタイト結晶が生成するまでの時間(Thap)が非常
に大きく、高いハイドロキシアパタイト結晶生成抑制効
果のあることがわかった。
【0052】
【表1】
【0053】〔実験例2〕表2に示すように多糖類の種
類、触媒の種類・量、次亜塩素酸ナトリウム(NaCl
O)の量、反応時のpH等の反応条件を変化させて、実
験例1と同様にしてポリカルボン酸(2)〜(7)ナト
リウムを得た。
類、触媒の種類・量、次亜塩素酸ナトリウム(NaCl
O)の量、反応時のpH等の反応条件を変化させて、実
験例1と同様にしてポリカルボン酸(2)〜(7)ナト
リウムを得た。
【0054】得られたポリカルボン酸を使用し、実験例
1と同様の実験条件でインビトロでのハイドロキシアパ
タイト結晶の生成に対する抑制効果を評価した。ポリカ
ルボン酸の合成条件と性状及びインビトロ評価の溶液組
成と結果をまとめて表2に示す。
1と同様の実験条件でインビトロでのハイドロキシアパ
タイト結晶の生成に対する抑制効果を評価した。ポリカ
ルボン酸の合成条件と性状及びインビトロ評価の溶液組
成と結果をまとめて表2に示す。
【0055】表2の結果より、反応条件を変化させるこ
とで得られた種々の性状の本発明に係るポリカルボン酸
(2)〜(7)ナトリウムは、いずれも高いハイドロキ
シアパタイト結晶生成抑制効果を有することが明らかと
なった。
とで得られた種々の性状の本発明に係るポリカルボン酸
(2)〜(7)ナトリウムは、いずれも高いハイドロキ
シアパタイト結晶生成抑制効果を有することが明らかと
なった。
【0056】
【表2】
【0057】〔実験例3〕撹拌機、酸化剤滴下ロート、
水酸化ナトリウム水溶液滴下口、pH電極、温度計を取
り付けた500ml容のセパラブルフラスコに、絶乾重
量で10gのトウモロコシ澱粉と、イオン交換水100
gを秤り取った。次いで20℃の水浴で冷却し、内温が
20℃になった時点で、12重量%の次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液230g(澱粉の無水グルコース単位に対し
て6倍モル)を18時間にわたって添加した。この間、
pHスタットを用いて2規定の水酸化カリウム溶液を添
加し、系内のpHを10にコントロールした。次亜塩素
酸ナトリウムの添加後、反応溶液を約1リットルのエタ
ノール中にゆっくり注ぎ込み、反応生成物を沈殿させ
た。得られた沈殿を150mlのイオン交換水に溶解
し、イオン交換水で5日間拡散透析を行って精製した
後、凍結乾燥によりポリカルボン酸(8)カリウムの粉
末8gを得た。得られたポリカルボン酸(8)カリウム
のC含有量は234mgであり、MWは5,500であ
った。
水酸化ナトリウム水溶液滴下口、pH電極、温度計を取
り付けた500ml容のセパラブルフラスコに、絶乾重
量で10gのトウモロコシ澱粉と、イオン交換水100
gを秤り取った。次いで20℃の水浴で冷却し、内温が
20℃になった時点で、12重量%の次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液230g(澱粉の無水グルコース単位に対し
て6倍モル)を18時間にわたって添加した。この間、
pHスタットを用いて2規定の水酸化カリウム溶液を添
加し、系内のpHを10にコントロールした。次亜塩素
酸ナトリウムの添加後、反応溶液を約1リットルのエタ
ノール中にゆっくり注ぎ込み、反応生成物を沈殿させ
た。得られた沈殿を150mlのイオン交換水に溶解
し、イオン交換水で5日間拡散透析を行って精製した
後、凍結乾燥によりポリカルボン酸(8)カリウムの粉
末8gを得た。得られたポリカルボン酸(8)カリウム
のC含有量は234mgであり、MWは5,500であ
った。
【0058】同様に、次亜塩素酸ナトリウムの量、反応
時のpH、反応温度、pH調整剤の種類を変えてポリカ
ルボン酸(9)塩及びポリカルボン酸(10)塩を得
た。反応条件、ポリカルボン酸塩の性状及びインビトロ
評価の溶液組成と結果をまとめて表3に示す。
時のpH、反応温度、pH調整剤の種類を変えてポリカ
ルボン酸(9)塩及びポリカルボン酸(10)塩を得
た。反応条件、ポリカルボン酸塩の性状及びインビトロ
評価の溶液組成と結果をまとめて表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】表3の結果より、金属触媒を用いず、既存
の酸化剤だけで反応させて得たポリカルボン酸塩(本発
明品(8)〜(10))も、Thapを延長させる効果
のあることが明らかとなった。但し、金属触媒を使用し
て調製した本発明品(1)〜(7)のポリカルボン酸塩
に比較してC含有量が小さく、ハイドロキシアパタイト
結晶生成抑制効果が低いことがわかった。
の酸化剤だけで反応させて得たポリカルボン酸塩(本発
明品(8)〜(10))も、Thapを延長させる効果
のあることが明らかとなった。但し、金属触媒を使用し
て調製した本発明品(1)〜(7)のポリカルボン酸塩
に比較してC含有量が小さく、ハイドロキシアパタイト
結晶生成抑制効果が低いことがわかった。
【0061】〔実験例4〕実験例1で調製したポリカル
ボン酸(1)ナトリウムを使用し、表4に示すように種
々の金属イオンと併用したときのインビトロでのハイド
ロキシアパタイト結晶生成抑制効果を評価した。なお、
実験条件等は実験例1と同様である。結果を表4に示
す。
ボン酸(1)ナトリウムを使用し、表4に示すように種
々の金属イオンと併用したときのインビトロでのハイド
ロキシアパタイト結晶生成抑制効果を評価した。なお、
実験条件等は実験例1と同様である。結果を表4に示
す。
【0062】表4の結果より、ポリカルボン酸(1)ナ
トリウムを2価金属イオンであるマグネシウムイオン又
は亜鉛イオンと併用した場合、Thapが大きく延長
し、ポリカルボン酸との相乗作用によるハイドロキシア
パタイト結晶生成抑制効果の大きな向上が確認された。
一方、1価金属イオンであるカリウムイオン又は3価金
属イオンである鉄(III)イオンと併用した場合に
は、ポリカルボン酸単独使用の場合のThapとほぼ等
しく、両者の相乗作用は認められないことがわかった。
トリウムを2価金属イオンであるマグネシウムイオン又
は亜鉛イオンと併用した場合、Thapが大きく延長
し、ポリカルボン酸との相乗作用によるハイドロキシア
パタイト結晶生成抑制効果の大きな向上が確認された。
一方、1価金属イオンであるカリウムイオン又は3価金
属イオンである鉄(III)イオンと併用した場合に
は、ポリカルボン酸単独使用の場合のThapとほぼ等
しく、両者の相乗作用は認められないことがわかった。
【0063】
【表4】
【0064】次に、実施例を示す。なお、下記実施例中
のポリカルボン酸(1)〜ポリカルボン酸(10)は、
それぞれ上記実験例で合成したポリカルボン酸を示す。 〔実施例1〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 50% グリセリン 20 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ポリカルボン酸(1)ナトリウム 1.0精製水 残部 計 100.0%
のポリカルボン酸(1)〜ポリカルボン酸(10)は、
それぞれ上記実験例で合成したポリカルボン酸を示す。 〔実施例1〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 50% グリセリン 20 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ポリカルボン酸(1)ナトリウム 1.0精製水 残部 計 100.0%
【0065】 〔実施例2〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45% 60%ソルビット液 25 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロース 0.7 カラギナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 安息香酸ナトリウム 0.2 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 塩化マグネシウム六水和物 0.254 (マグネシウムイオンとして 0.03) ポリカルボン酸(2)カリウム 2.0精製水 残部 計 100.0%
【0066】 〔実施例3〕練歯磨 無水ケイ酸 25% グリセリン 30 60%ソルビット液 25 ポリエチレングリコール400 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 硫酸マグネシウム七水和物 1.56 (マグネシウムイオンとして 0.15) ポリカルボン酸(7)ナトリウム 1.0精製水 残部 計 100.0%
【0067】 〔実施例4〕練歯磨 水酸化アルミニウム 45% 60%ソルビット液 25 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 ポリカルボン酸(4)ナトリウム 5.0精製水 残部 計 100.0%
【0068】 〔実施例5〕液状歯磨 無水ケイ酸 15% グリセリン 35 60%ソルビット液 35 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 キサンタンガム 0.2 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 塩化マグネシウム六水和物 0.05 (マグネシウムイオンとして 0.006) ポリカルボン酸(3)カリウム 1.0精製水 残部 計 100.0%
【0069】 〔実施例6〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45% グリセリン 20 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 N−ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 カラギナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 パラオキシ安息香酸ブチル 0.1 トラネキサム酸 0.1 ポリカルボン酸(8)ナトリウム 1.0精製水 残部 計 100.0%
【0070】 〔実施例7〕洗口剤 エタノール 20% サッカリンナトリウム 0.05 香料 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 0.3 ポリカルボン酸(6)カリウム 0.5 クエン酸ナトリウム 0.5 クエン酸 0.3精製水 残部 計 100.0%
【0071】 〔実施例8〕洗口剤 エタノール 30% 第2リン酸ナトリウム 0.8 第1リン酸カリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 香料 0.5 グリチルリチン酸塩 0.1 塩化マグネシウム六水和物 0.13 (マグネシウムイオンとして 0.015) ポリカルボン酸(9)ナトリウム 0.2精製水 残部 計 100.0%
【0072】 〔実施例9〕チューインガム ガムベース 40% 炭酸カルシウム 2.0 水アメ 15.0 砂糖 35.0 香料 0.5 クエン酸マグネシウム九水和物 2.55 (マグネシウムイオンとして 0.03) ポリカルボン酸(1)ナトリウム 0.3精製水 残部 計 100.0%
【0073】 〔実施例10〕うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム 55% 第2リン酸ナトリウム 10.0 ポリエチレングリコール400 3.0 香料 1.0 オレイン酸 0.1 塩酸クロルヘキシジン 0.05 クエン酸 17.0 硫酸マグネシウム七水和物 3.1 (マグネシウムイオンとして 0.3) ポリカルボン酸(5)ナトリウム 5.0精製水 残部 計 100.0%
【0074】 〔実施例11〕義歯洗浄用ペースト 無水ケイ酸 3.0% 増粘性シリカ 10.0 ポリエチレングリコール400 5.0 グリセリン 35 60%ソルビット液 30 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5 香料 1.0 塩化亜鉛 0.42 (亜鉛イオンとして 0.2) ポリカルボン酸(7)アンモニウム 5.0精製水 残部 計 100.0%
【0075】実施例1〜11に示した口腔用組成物は、
いずれも優れた歯石形成抑制効果を示した。
いずれも優れた歯石形成抑制効果を示した。
【図1】図1は、カルシウムイオンとリン酸イオンから
ハイドロキシアパタイトが形成されるとき、溶液のpH
を一定に保つために添加された水酸化ナトリウム溶液の
経時による変化を示したグラフである。
ハイドロキシアパタイトが形成されるとき、溶液のpH
を一定に保つために添加された水酸化ナトリウム溶液の
経時による変化を示したグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 無水グルコースを構成単位とする多糖類
から誘導されるポリカルボン酸又はその塩を含有してな
ることを特徴とする口腔用組成物。 - 【請求項2】 ポリカルボン酸に対して0.001倍重
量から2倍重量の2価金属イオンを含有する請求項1記
載の口腔用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11189397A JPH10287537A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 口腔用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11189397A JPH10287537A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 口腔用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287537A true JPH10287537A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14572787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11189397A Pending JPH10287537A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 口腔用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025163966A1 (ja) * | 2024-01-30 | 2025-08-07 | 日本歯科薬品株式会社 | 義歯安定剤除去剤 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP11189397A patent/JPH10287537A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025163966A1 (ja) * | 2024-01-30 | 2025-08-07 | 日本歯科薬品株式会社 | 義歯安定剤除去剤 |
| JPWO2025163966A1 (ja) * | 2024-01-30 | 2025-08-07 |
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