JPH10288681A - 表示切換装置 - Google Patents

表示切換装置

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JPH10288681A
JPH10288681A JP9097531A JP9753197A JPH10288681A JP H10288681 A JPH10288681 A JP H10288681A JP 9097531 A JP9097531 A JP 9097531A JP 9753197 A JP9753197 A JP 9753197A JP H10288681 A JPH10288681 A JP H10288681A
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JP
Japan
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display
switch
contact piece
switch mechanism
switching operation
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JP9097531A
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Inventor
Iwao Yokoyama
巌 横山
Takashi Ataka
尊史 安宅
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GEIN UNION KK
Original Assignee
GEIN UNION KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の切換操作部材を備え、この切換操作部
材を操作して表示器の表示モード及び表示値の修正,設
定操作を行うことにより操作性の向上を図る。 【解決手段】 表示器3と、同一円周上に位置する多数
個の第1のスイッチ作動部29が形成された円盤状基部
27と、一端が操作部とされかつ他端が第2のスイッチ
作動部とされた支軸部28とからなる切換操作部材13
と、少なくとも3個の弾条接点片組23乃至25からな
り中央弾条接点片23が第1のスイッチ作動部29によ
って駆動される可動弾条接点片とされた第1のスイッチ
機構14と、第2のスイッチ作動部と対向配置された第
2のスイッチ機構15とを備える。切換操作部材13を
スライド操作して第2のスイッチ機構15を作動して表
示器3の表示モード切換を行い、切換操作部材13を双
方向に回転操作して表示器3の表示値をプラス方向又は
マイナス方向に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子クロックや各
種電子測定器等の表示器を有する電子機器に備えられ
て、表示器の表示やモードの切り換えを行う表示切換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子クロックにおいては、デジ
タル表示器によって現在時刻をデジタル表示するととも
に、タイマー機能やアラーム機能(目覚し機能)が備え
られている。電子クロックは、これらタイマー機能やア
ラーム機能を設定する場合或いは設定した場合に、デジ
タル表示器の表示が現在時刻からタイマー時間或いはア
ラーム設定時間に切り換えられる。勿論、電子クロック
は、現在時刻に合わせてデジタル表示器の表示の修正操
作が行われる。
【0003】電子クロックにおいては、一般に、複数個
の押しボタンスイッチが備えられており、これら押しボ
タンスイッチを適宜選択して押圧操作することによりデ
ジタル表示器の表示の切換や修正を行うようにしてい
る。かかる電子クロックは、例えばモード切換用の押し
ボタンスイッチを押圧操作して時刻修正モードに設定し
た状態で、表示値の修正用押しボタンスイッチが押圧操
作することにより表示時刻の修正が行われる。また、電
子クロックは、同様にモード切換用の押しボタンスイッ
チを押圧操作してアラーム設定モードに設定した状態
で、表示値の修正用押しボタンスイッチが押圧操作され
てアラーム時刻の設定が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種の電子
機器等においては、押しボタンスイッチの押圧操作によ
って起動・停止動作を行う方法が一般的である。一方、
従来の電子クロックにおいては、上述したように表示モ
ードの切換操作と同様に、時刻の修正操作や設定操作に
ついても押しボタンスイッチを押圧することによるスイ
ッチング操作によって行われる。このスイッチング操作
は、押しボタンスイッチが押圧されている状態でデジタ
ル表示器の表示値が順次変更され、所定の表示値に達し
た時点で押しボタンスイッチを開放することによって行
われる。このようなスイッチング操作は、各種の電子機
器等における押しボタンスイッチの操作と比較して不自
然な操作であり、デジタル表示器を所定の表示値で正確
に停止させることが困難であるといった問題があった。
【0005】このため、電子クロックにおいては、一般
に表示値を高速で変換する早送り機能と低速で変換する
間欠送り機能とが備えられ、最初に早送りモードに設定
して所定の表示値の近くまで高速で変換操作を行った後
に低速モードに切り換えて時刻等の設定操作を行うよう
にしている。したがって、電子クロックは、モード切換
の操作が必要となり、時刻の修正操作や設定操作の操作
性が悪いといった問題があった。また、電子クロック
は、いわゆる順送り方式によって表示値の変換が行われ
るために、所定の表示値を超えてしまった場合に再度の
操作を必要とするといった問題があった。
【0006】電子クロックは、上述したような各種機能
を設定するための多数個の押しボタンスイッチを備える
ことから、押しボタンスイッチの操作部を大型化して操
作性の向上を図るといった対策を講じることが困難であ
った。一方、電子クロックは、押しボタンスイッチの機
能を複合化してその数を減らすことにより押しボタンス
イッチの操作部の大型化を図った場合には、操作回数や
操作押しボタンスイッチの選択等が面倒となり操作性が
悪くなる。
【0007】したがって、本発明は、大型の回転操作部
材を備え、この操作部材を介して表示器の表示切換を行
うことにより操作性の大幅な向上を達成する表示切換装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る表示切換装置は、表示器と、同一円周上に位置
された多数個のスイッチ作動部からなる第1のスイッチ
作動部を有する円盤状基部とこの円盤状基部に一体に突
設されて一方側が操作部とされかつ他方側が第2のスイ
ッチ作動部とされた支軸部とからなり回転自在かつ軸方
向にスライド自在に支持された切換操作部材と、この切
換操作部材の円盤状基部の外周部に配設された互いに平
行に対峙する少なくとも3個の弾条接点片組からなり中
央に位置する弾条接点片がその自由端を上記円盤状基部
に形成された第1のスイッチ作動部に臨ませられてその
スイッチ作動部によって弾性変位される可動接点片とさ
れるとともに両側の弾条接点片が固定接点片とされてな
る第1のスイッチ機構と、切換操作部材の支軸部の第2
のスイッチ作動部に対向して配設された第2のスイッチ
機構とから構成される。
【0009】以上のように構成された本発明に係る表示
切換装置によれば、切換操作部材を押圧操作して第2の
スイッチ作動部によって第2のスイッチ機構を作動する
ことにより表示器の表示モードの切換が行われる。表示
切換装置は、切換操作部材を回転操作すると第1のスイ
ッチ作動部により第1のスイッチ機構が作動されて表示
器の表示切換が行われる。
【0010】切換操作部材は、双方向に回転自在とさ
れ、第1の方向に回転操作されることによって第1のス
イッチ機構の可動接点片を弾性変位させて一方の固定接
点片と短絡させて表示器の表示をプラス方向に変換す
る。切換操作部材は、第2方向に回転操作されることに
よって第1のスイッチ機構の可動接点片を弾性変位させ
て他方の固定接点片に短絡させて表示器の表示をマイナ
ス方向に変換する。
【0011】切換操作部材は、押圧操作されことにより
第2のスイッチ作動部によって第2のスイッチ機構を作
動し、表示器の第1の表示モードと第2の表示モードと
をそれぞれ設定モードに切り換える。切換操作部材は、
第1の方向又は第2の方向に所定の角度を超えて回転操
作されることにより設定モードに切り換えた第1の表示
モード又は第2の表示モードの個別モードの選択を行
う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態とし
て示すデジタル電子クロック(デジタルクロック)につ
いて添付図面に基づいて詳細に説明する。デジタルクロ
ック1は、図1に示すように、表示部2に配置されたデ
ジタル表示器3が上下2段に配置された現在時刻を表示
する時刻表示部4とアラーム時刻を表示するアラーム表
示部5とを有して構成される。このデジタルクロック1
は、現在時刻及びアラーム時刻を、午前、午後それぞれ
12時間制でデジタル表示する。時刻表示部4には、後
述するように時刻修正操作に際して点滅表示することに
よって操作中を表示するセット表示部4aが設けられて
いる。また、アラーム表示部5にも、アラーム設定操作
に際して点滅表示することによって操作中を表示するセ
ット表示部5aが設けられている。
【0013】デジタルクロック1は、図2に示すよう
に、側面に大きな外径を有するダイヤルツマミ6が設け
られており、このダイヤルツマミ6を双方向に回転操作
及び押圧操作することによって後述する表示切換装置1
0を駆動して時刻修正或いはアラーム設定操作が行われ
る。デジタルクロック1は、天井部にスヌーズ押しボタ
ン7が設けられており、このスヌーズ押しボタン7の押
圧操作によってスヌーズ機能(アラームの一時解除機
能)の設定或いは解除が行われる。また、スヌーズ押し
ボタン7は、表示部2に設けられた図示しないバックラ
イトを点灯、消灯するスイッチボタンを兼用している。
なお、デジタルクロック1は、図示しない背面にアラー
ム機能のオンーオフを設定する切換スイッチや音量スイ
ッチが設けられている。
【0014】表示切換装置10は、図3及び図4に示す
ように、合成樹脂製のケース体11と側板部材12及び
切換部材13と、第1のスイッチ機構14及び第2のス
イッチ機構15とから構成される。ケース体11は、全
体箱状を呈しており、一方側面11aの内面に詳細を後
述する軸受け部16が一体に形成されるとともに、天井
面11bにスイッチ取付部17が一体に形成されてい
る。ケース体11は、側面11aと対向する側面部11
cが開放されており、内部の四隅に一体に形成したスタ
ッド部11dを介して側板部材12が取り付けられる。
ケース体11には、側面11aに第1のスイッチ機構1
4を構成する後述する可動弾条接点片23の先端部を内
部に貫通させるガイド孔11eが設けられている。
【0015】軸受け部16は、側面11aのほぼ中央部
に一体に形成された筒状凸部によって構成され、側面1
1aを貫通する軸孔16aが形成されている。また、軸
受け部16には、その外周部に、円周方向に12等分し
てクリック凹凸部16bが一体に形成されている。軸受
け部16は、後述するように切換部材13を回転自在か
つ軸方向に対してスライド自在に支持する一方の軸受け
部を構成する。また、クリック凹凸部16bは、後述す
るように切換部材13に一体に形成したクリック部30
のクリック凸部30aが相対係合することにより、この
切換部材13を回転方向に対して安定した状態で保持す
る。
【0016】スイッチ取付部17は、図4及び図5に示
すように、ケース体11の天井面11bから一体に突設
された互いにL字状をなす立壁によって構成される。ス
イッチ取付部17は、側面11aと平行な一方立壁がガ
イド孔11eに対応位置されており、その主面のやや側
方に位置して略コ字状をなす接点片保持部17aが一体
に突設されている。スイッチ取付部17には、接点片保
持部17aの内部に位置して取付孔17bが形成される
とともにガイド孔11eの上方に位置して位置決め孔1
7cが形成されている。なお、スイッチ取付部17は、
他方の立壁が第1のスイッチ機構14を構成する固定弾
条接点片24の側方に延在し、機械的強度の保持と第1
のスイッチ機構14の保護作用を奏するようにしてい
る。
【0017】さらに、スイッチ取付部17には、ケース
体11の天井面11bと位置決め孔17cとの間に位置
してスイッチ片保持部材18が接合されている。スイッ
チ片保持部材18は、ウレタンやゴム等の絶縁弾性材に
よって形成されており、後述する可動弾条接点片23及
び第1の固定弾条接点片24,第2の固定弾条接点片2
5をそれぞれ挟み込んで互いに電気的に隔離する高さ方
向の溝が形成されている。
【0018】第1のスイッチ機構14は、それぞれ板バ
ネ材によって短冊状に形成された可動弾条接点片23
と、この可動弾条接点片23の両側にそれぞれ位置され
た第1の固定弾条接点片24及び第2の固定弾条接点片
25とを備えている。第1のスイッチ機構14は、これ
ら各弾条接点片23乃至25がケース体11の側面11
aと平行な方向に互いに隣り合わされて合成樹脂製のス
イッチホルダ26によって互いに絶縁保持されて組み合
わされて弾条接点組を構成している。
【0019】スイッチホルダ26は、一端側にスイッチ
取付部17の接点片保持部17aに嵌合される取付孔2
6bを有する嵌合部26aが突出形成されるとともに背
面側に位置決めダボ26cが突設されている。第1のス
イッチ機構14は、図4に示すように嵌合部26aを接
点片保持部17aに嵌合するとともに位置決めダボ26
cを位置決め孔17cに貫通させた状態でねじ止めする
ことによってスイッチ取付部17に取り付けられる。
【0020】第1のスイッチ機構14は、可動弾条接点
片23が、スイッチ取付部17に取り付けられた状態に
おいてガイド孔11eを介してケース体11の内部に進
入して後述する切換部材13のスイッチ作動ピン29と
係合可能とされる長さ寸法を有するように構成されてい
る。また、第1のスイッチ機構14は、第1の固定弾条
接点片24と第2の固定弾条接点片25とが、スイッチ
取付部17に取り付けられた状態においてケース体11
の天井面11bの上方に位置する長さ寸法を有するよう
に構成されている。可動弾条接点片23には、その先端
部に耐磨耗性、潤滑性を有する合成樹脂製の係合部材片
23aが取り付けられている。
【0021】第1のスイッチ機構14は、後述するよう
に可動弾条接点片23が切換部材13の回転操作によっ
て揺動動作されて第1の固定弾条接点片24又は第2の
固定弾条接点片25とに間欠的に接触する。第1のスイ
ッチ機構14は、この可動弾条接点片23と第1の固定
弾条接点片24又は第2の固定弾条接点片25とのスイ
ッチング動作によって後述するようにデジタル表示器3
のドライバーを駆動して時刻表示部4或いはアラーム表
示部5の表示値をプラス方向或いはマイナス方向に変換
させる。
【0022】側板部材12は、ケース体11の開放側面
11cを閉塞するに足る外形を有する板状に形成されて
おり、その四隅にスタッド部11dにそれぞれ対応して
取付孔12aが形成されている。また、側板部材12に
は、第2のスイッチ機構15を構成する後述するスイッ
チ基板22を取り付けるための取付部12bが複数個一
体に形成されている。そして、側板部材12には、その
中央部に位置して軸受け部19が一体に形成されてい
る。この軸受け部19には、上述したケース体11の軸
受け部16に設けられた軸孔16aと軸線を一致させて
軸孔19aが設けられている。
【0023】軸受け部19には、図6に示すようにその
軸孔19aを後述する切換部材13の軸部28の先端に
構成される作動部28bが貫通される。そして、軸受け
部19は、ケース体11の軸受け部16とによって、後
述する切換部材13の軸部28を回転自在かつ軸方向に
スライド自在に支持する。
【0024】側板部材12には、図4及び図6に示すよ
うに、その外側面に軸受け部19の軸孔19aと同心円
をなすバネ片収納凹部20が凹設されている。このバネ
片収納凹部20には、第2のスイッチ機構15を構成す
る接点バネ片21が装着される。接点バネ片21は、弾
性板バネ材によって全体略皿状に形成されてなり凸部を
側板部材12側に位置させてバネ片収納凹部20に装着
される。側板部材12には、その外側面に取付部12b
を介してスイッチ基板22が重ね合わされるようにして
取り付けられる。
【0025】第2のスイッチ機構15は、上述した接点
バネ片21とスイッチ基板22とによって構成されてい
る。スイッチ基板22は、側板部材12との対向面に、
接点バネ片21と中心軸を一致させて円形の内周接点部
22aが形成されるとともに、この内周接点部22aを
取り囲んで環状の外周接点部22bが形成され、さらに
上端部に接続端子部22cが形成されてなる。内周接点
部22aは、接点バネ片21の外径よりも小径とされて
いる。また、外周接点部22bは、接点バネ片21の外
径よりも大径とされている。
【0026】第2のスイッチ機構15は、図6(A)に
示すように、通常接点バネ片21がその外周縁部を外周
接点部22bと接触して電気的に接続された状態とされ
るとともに、この接点バネ片21と内周接点部22aと
が非接触状態とされている。第2のスイッチ機構15
は、後述するように切換部材13がスライド動作するこ
とによって中央部分を押圧された接点バネ片21が弾性
変形して内周接点部22aと接触することにより、接点
バネ片21を介して内周接点部22aと外周接点部22
bとが短絡する。第2のスイッチ機構15は、このスイ
ッチング動作によって後述するようにデジタル表示器3
のドライバーを駆動してモード切換を行わさせる。
【0027】切換部材13は、ダイヤルツマミ6を介し
て回転動作されることによって第1のスイッチ機構14
を動作させるとともに、押圧されてスライド動作するこ
とによって第2のスイッチ機構15を動作させる。切換
部材13は、円盤状基部27と、この円盤状基部27を
貫通するようにしてその両側面に一体に突設された軸部
28とから構成されている。軸部28は、その一端部2
8aがケース体11の軸受け部16の軸孔16aを貫通
されて外方に露呈される。一端部28aは、図4に示す
ようにダイヤルツマミ6が嵌合されることによって操作
部として構成される。また、軸部28は、その他端部2
8bが側板部材12の軸受け部19の軸孔19aを貫通
されて第2のスイッチ機構15の接点バネ片21に対向
位置される。この他端部28bは、切換部材13がスラ
イド動作される際、接点バネ片21を弾性変位させる作
動部として構成される。
【0028】円盤状基部27は、その一方側面に、同一
円周上に位置して軸方向に一体に突設された12個のピ
ンからなるスイッチ作動ピン29が形成されている。こ
れらスイッチ作動ピン29は、断面円形を呈しかつ円周
方向に対してそれぞれ等しい間隔を以って形成されてい
る。また、スイッチ作動ピン29は、ガイド孔11eの
開口形状、換言すれば可動弾条接点片23の幅寸法より
もやや大とされた長さ寸法を有している。スイッチ作動
ピン29には、ガイド孔11eから挿通された第1のス
イッチ機構14の可動弾条接点片23の係合部材片23
aがその円周上に臨んで位置されている。
【0029】円盤状基部27には、軸部28を中心とし
て、軸受け部16の外径と等しい半径位置に一対のクリ
ック部30が一体に形成されている。クリック部30
は、図5に示すように、円盤状基部27の内側面から軸
方向に立ち上がり形成された薄肉の矩形枠状を呈する部
位によって構成され、相対向する側面にそれぞれ断面円
弧状のクリック凸部30aが形成されてなる。クリック
部30は、切換部材13をケース体11に組み合わせた
状態においてクリック凸部30aがそれぞれ軸部28を
中心として対称位置で軸受け部16の外周部に形成した
クリック凹凸部16bと相対係合される。切換部材13
は、これによって円周方向に対して安定した状態に保持
される。
【0030】切換部材13は、上述したようにケース体
11と側板部材12とによって回転自在かつスライド自
在に支持されるが、クリック凹凸部16bとクリック凸
部30aとが相対係合することにより、図5に示すよう
に隣り合うスイッチ作動ピン29がガイド孔11eを挟
んでそれぞれ位置されている。したがって、第1のスイ
ッチ機構14は、通常可動弾条接点片23が、同図に示
すように隣り合うスイッチ作動ピン29の中間に位置し
第1の固定弾条接点片24と第2の固定弾条接点片25
に対して中立状態に保持されている。
【0031】以上のように構成された表示切換装置10
は、初期状態では、図6(A)に示すように切換部材1
3がその作動部28bを第2のスイッチ機構15の接点
バネ片21に突き当てられてケース体11の一方側面1
1a側に付勢されている。そして、表示切換装置10
は、接点バネ片21とスイッチ基板22の内周接点部2
2aとが非接触状態にあることから、第2のスイッチ機
構15が開放された状態に保持されている。また、表示
切換装置10は、初期状態では、図5に示すように可動
弾条接点片23が隣り合うスイッチ作動ピン29の中間
に位置して第1の固定弾条接点片24と第2の固定弾条
接点片25に対して中立状態に保持されることから、第
1のスイッチ機構14が開放された状態に保持されてい
る。
【0032】表示切換装置10は、この初期状態からダ
イヤルツマミ6を押圧操作して図6(B)の矢印で示す
ように切換部材13がスライド動作されることによっ
て、第2のスイッチ機構15が動作される。切換部材1
3は、作動部28bによって接点バネ片21の中心部を
押圧してこれを弾性変位させる。接点バネ片21は、こ
れによってスイッチ基板22の内周接点部22aと接触
して、この内周接点部22aと外周接点部22bとを短
絡する。第2のスイッチ機構15は、このスイッチング
動作によってデジタル表示器3のドライバーに対してモ
ード切換の出力を送出する。
【0033】表示切換装置10は、図5に示した初期状
態からダイヤルツマミ6を介して切換部材13を回転操
作することによって第1のスイッチ機構14が動作され
る。切換部材13は、例えば図7(A)に示すように時
計方向に回転されると、スイッチ作動ピン29が係合部
材片23aと衝合して可動弾条接点片23を反時計方向
へと弾性変位させる。第1のスイッチ機構14は、この
スイッチング動作によって可動弾条接点片23と第1の
固定弾条接点片24とが短絡して、デジタル表示器3の
ドライバーに対してデジタル表示器3の表示値をプラス
方向に変換させる出力を送出する。
【0034】また、切換部材13は、例えば図7(B)
に示すように反時計方向に回転されると、スイッチ作動
ピン29が係合部材片23aと衝合して可動弾条接点片
23を時計方向へと弾性変位させる。第1のスイッチ機
構14は、このスイッチング動作によって可動弾条接点
片23と第2の固定弾条接点片25とが短絡して、デジ
タル表示器3のドライバーに対してデジタル表示器3の
表示値をマイナス方向に変換させる出力を送出する。
【0035】なお、可動弾条接点片23は、切換部材1
3が一定角度(15°)を超えて回動されると、スイッ
チ作動ピン29との係合状態が解除されて初期位置へと
復帰する。切換部材13は、そのクリック部30のクリ
ック凸部30aが軸受け部16の次のクリック凹凸部1
6bに相対係合される。したがって、第1のスイッチ機
構14は、切換部材13が30°を超えて回動操作され
る毎に、可動弾条接点片23と第1の固定弾条接点片2
4又は第2の固定弾条接点片25とが短絡してスイッチ
ング動作を行う。
【0036】なお、上述した表示切換装置10において
は、切換部材13が30°を超えて回動操作される毎に
第1のスイッチ機構14のスイッチング動作が行われる
ように構成したが、スイッチ作動ピン29或いは軸受け
部16のクリック凹凸部16bの数を任意に設定するこ
とによって、スイッチング動作のタイミングが適宜設定
されることは勿論である。また、表示切換装置10は、
第2のスイッチ機構15の接点バネ片21によって切換
部材13を初期位置に付勢するように構成したが、かか
る構成に限定されないことは勿論である。切換部材13
は、例えばその軸部28に、ケース体11の側面11a
と側板部材12との間に位置して圧縮状態のコイルスプ
リングを装着することにより、初期位置への復帰習性を
付与するようにしてもよい。
【0037】以上のように構成された表示切換装置10
を備えるデジタルクロック1について、以下図8及び図
9を参照して時刻の修正操作及びアラーム時刻の設定操
作について説明する。デジタルクロック1は、時刻の修
正操作及びアラーム時刻の設定操作を行う場合に、図8
に示すように最初にダイヤルツマミ6を1秒以上押圧す
る操作が行われる(ステップ1)。デジタルクロック1
は、この操作によって表示切換装置10の第2のスイッ
チ機構15が切換部材13を介してスイッチング動作さ
てドライバーに出力を送出することから、デジタル表示
器3の時刻表示部4に付設された「TIMESET」を
表示するセット表示部4a及び「ARAMSET」を表
示するアラーム表示部5に付設されたセット表示部5a
がともに点滅表示される(ステップ2)。
【0038】デジタルクロック1は、ダイヤルツマミ6
を時計方向又は反時計方向に、半回転以上回転させる操
作が行われる(ステップ3)。デジタルクロック1は、
この操作によって表示切換装置10の第1のスイッチ機
構14が6回以上のスイッチング動作を行って、その出
力がドライバーに出力が送出される。デジタルクロック
1は、ダイヤルツマミ6が反時計方向(左回転)された
場合において、デジタル表示器3が、時刻表示部4のセ
ット表示部4aの点滅が保持されるとともにアラーム表
示部5のセット表示部5aが消灯した状態に切り換得ら
れる(ステップ4)。デジタルクロック1は、上述した
操作によって時刻修正モードの設定が行われ後述するダ
イヤルツマミ6の回転操作によって時刻修正の操作が行
われる。
【0039】また、デジタルクロック1は、ダイヤルツ
マミ6が時計方向(右回転)された場合において、デジ
タル表示器3が、アラーム表示部5のセット表示部5a
が点滅が保持されるとともに時刻表示部4のセット表示
部4aが消灯した状態に切り換得られる(ステップ
5)。デジタルクロック1は、上述した操作によってア
ラーム設定モードの設定が行われ、後述するダイヤルツ
マミ6の回転操作によってアラーム設定の操作が行われ
る。
【0040】次にデジタルクロック1について、図9に
示した時刻修正操作フローチャートを参照して、その操
作について代表して説明する。デジタルクロック1は、
上述した操作によって時刻修正モードに設定された状態
において、ダイヤルツマミ6が押圧操作される(ステッ
プ10)。デジタルクロック1は、これによって切換部
材13を介して第2のスイッチ機構15のスイッチング
動作が行われてドライバーに出力が送出され、デジタル
表示器3の時刻表示部4の時位の表示値が点滅してその
状態を表示する時位の修正モードに設定される(ステッ
プ11)。デジタルクロック1は、この状態でダイヤル
ツマミ6の回転操作が行われる(ステップ12)。
【0041】デジタルクロック1は、ダイヤルツマミ6
が時計方向(右回転)に回転されると、30°回転する
毎に切換部材13を介してスイッチング動作される第1
のスイッチ機構14からの出力がドライバーに送出され
てデジタル表示器3の時刻表示部4の時位の表示値が
「1」ずつプラス方向に変換される。デジタルクロック
1は、時刻表示部4が所定の表示値に達するまでダイヤ
ルツマミ6を回動操作することによって時位の表示値の
修正が行われる(ステップ13)。
【0042】なお、デジタルクロック1は、時位修正モ
ードの設定状態において、ダイヤルツマミ6が反時計方
向(左回転)されると、30°回転する毎に切換部材1
3を介してスイッチング動作される第1のスイッチ機構
14からの出力がドライバーに送出される。デジタルク
ロック1は、これによってデジタル表示器3の時刻表示
部4の時位表示値が「1」ずつマイナス方向に変換され
る(ステップ14)。
【0043】デジタルクロック1は、上述した時位の表
示値の修正操作を行った後に、ダイヤルツマミ6が再び
押圧操作される。デジタルクロック1は、これによって
切換部材13を介して第2のスイッチ機構15のスイッ
チング動作が行われてドライバーに出力が送出され、デ
ジタル表示器3の時刻表示部4の分位の表示値が点滅し
てその状態を示す分位の修正モードに設定される(ステ
ップ15)。デジタルクロック1は、この状態でダイヤ
ルツマミ6の回転操作が行われる(ステップ16)。
【0044】デジタルクロック1は、ダイヤルツマミ6
が時計方向(右回転)に回転されると、30°回転する
毎に切換部材13を介してスイッチング動作される第1
のスイッチ機構14からの出力がドライバーに送出され
てデジタル表示器3の時刻表示部4の分位の表示値が
「1」ずつプラス方向に変換される。デジタルクロック
1は、時刻表示部4が所定の表示値に達するまでダイヤ
ルツマミ6を回動操作することによって分位の修正が行
われる(ステップ17)。
【0045】なお、デジタルクロック1は、分位修正モ
ードの設定状態において、ダイヤルツマミ6が反時計方
向(左回転)されると、30°回転する毎に切換部材1
3を介してスイッチング動作される第1のスイッチ機構
14からの出力がドライバーに送出される。デジタルク
ロック1は、これによってデジタル表示器3の時刻表示
部4の分値表示値が「1」ずつマイナス方向に変換され
る(ステップ18)。
【0046】デジタルクロック1は、上述した分位の表
示値の修正操作を行った後に、ダイヤルツマミ6が再び
押圧操作される(ステップ19)。デジタルクロック1
は、これによって切換部材13を介して第2のスイッチ
機構15のスイッチング動作が行われてドライバーに出
力が送出され.。デジタルクロック1は、デジタル表示
器3が、時刻表示部4のセット表示部4aの「TIME
SET」の点滅状態が解除されて通常モードの表示に切
り換わる(ステップ20)。
【0047】なお、デジタルクロック1は、上述したス
テップ11による時刻修正モードの設定状態において、
時刻修正操作を不要とする場合には、ダイヤルツマミ6
を連続して2回押圧操作することによって通称モードの
表示に切り換することができる(ステップ21)。
【0048】デジタルクロック1は、アラーム時刻を設
定する場合には、上述したアラーム設定モードに設定し
た状態において、時刻修正操作と同様の方法によってそ
れぞれ時位と分位の設定操作が行われる。勿論、デジタ
ルクロック1は、時刻の修正操作及びアラーム時刻の設
定操作を上述した操作フローチャートに限定されるもの
ではなく、ダイヤルツマミ3の操作回数や回転方向に基
づいて切換られる操作モードや表示値の加算,減算も適
宜設定される。
【0049】デジタルクロック1は、上述したように大
きなダイヤルツマミ3を操作することによって各モード
の切換や時刻修正等の操作を行うことができることか
ら、扱いが極めて簡便である。また、デジタルクロック
1は、ダイヤルツマミ3を双方向に回転操作することに
よって表示値をプラス方向とマイナス方向とに任意に変
換することができることから時刻の修正或いはアラーム
時刻の設定を簡単かつ正確に行うことができる。
【0050】また、本発明にかかる表示切換装置は、上
述したデジタルクロック1に付設されて時刻の修正或い
はアラーム時刻の設定を行うための表示切換装置10に
限定されるものではない。表示切換装置は、複数の表示
モードを有する表示器を備えその表示モード及び表示値
の修正や設定が行われる各種の電子機器等にも搭載され
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る表示切換装置によれば、複数の表示モードを有する表
示器を備える電子機器等に搭載され、比較的大型で回転
自在かつスライド自在な切換操作部材を操作することに
よって第1のスイッチ機構と第2のスイッチ機構とを選
択して作動するようにしたことから、スイッチ操作部材
の個数を減らして構造の簡易化、コストの低減が図られ
るとともにモードの切換や表示値の設定の操作等を極め
て簡単にかつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示切換装置を備えたデジタルク
ロックの斜視図である。
【図2】同デジタルクロックの側面図である。
【図3】同デジタルクロックに備えられた表示切換装置
の構成を説明する一部切欠き分解斜視図である。
【図4】同表示切換装置の要部縦断面図である。
【図5】同表示切換装置の要部縦断面図である。
【図6】同表示切換装置において、切換部材をスライド
操作して第2のスイッチ機構を作動してモードの切換を
行う第2のスイッチ機構の作動操作を説明する要部縦断
面図であり、同図(A)は通常状態を示し、同図(B)
はモード切換動作状態を示す。
【図7】同表示切換装置において、切換部材を回転操作
して第1のスイッチ機構を作動してデジタル表示器の表
示値の変換を行う第1のスイッチ機構の作動操作を説明
する要部縦断面図であり、同図(A)は表示値をプラス
方向に変換する状態を示し、同図(B)は表示値をプラ
ス方向に変換する状態を示す。
【図8】同デジタルクロックにおいて、表示切換装置に
より時刻修正及びアラーム設定操作を行う場合の、表示
切換切換操作を説明するフローチャートである。
【図9】同表示切換装置により時刻修正操作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルクロック、2 表示部、3 デジタル表示
器、4 時刻表示部、5 アラーム表示部、6 ダイヤ
ルツマミ、10 表示切換装置、11 ケース体、12
側板部材、13 切換部材(切換操作部材)、14
第1のスイッチ機構、15 第2のスイッチ機構、16
軸受け部、17 スイッチ取付部、19 軸受け部、
21 第2のスイッチ機構を構成する接点バネ片、22
同スイッチ基板、22a 内周接点部、22b 外周
接点部、23 第1のスイッチ機構を構成する可動弾条
接点片、24 同第1の固定弾条接点片、25 同第2
の固定弾条接点片、27 切換部材の円盤状基部、28
同軸部(支軸部)、28a 操作部、28b 作動部
(第2のスイッチ作動部)、29 スイッチ作動ピン
(第1のスイッチ作動部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器と、 同一円周上に位置された多数個のスイッチ作動部からな
    る第1のスイッチ作動部が一体に形成された円盤状基部
    と、この円盤状基部の両側面から一体に突設されて一方
    側が操作部とされかつ他方側が第2のスイッチ作動部と
    された支軸部とからなり、回転自在かつ軸方向にスライ
    ド自在に支持された切換操作部材と、 この切換操作部材の上記円盤状基部の外周部に配設され
    た互いに平行に対峙する少なくとも3個の弾条接点片組
    からなり、中央に位置する弾条接点片がその自由端を上
    記円盤状基部に形成された第1のスイッチ作動部に臨ま
    せられてそのスイッチ作動部によって弾性変位される可
    動接点片とされるとともに両側の弾条接点片が固定接点
    片とされてなる第1のスイッチ機構と、 上記切換操作部材の支軸部の第2のスイッチ作動部に対
    向して配設された第2のスイッチ機構とから構成され、 上記切換操作部材を押圧操作して上記第2のスイッチ作
    動部により上記第2のスイッチ機構を作動して上記表示
    器の表示モードの切換を行うとともに、上記切換操作部
    材を回転操作して上記第1のスイッチ作動部により上記
    第1のスイッチ機構を作動して上記表示器の表示切換を
    行うことを特徴とする表示切換装置。
  2. 【請求項2】 上記切換操作部材は、双方向に回転自在
    とされ、 第1の方向に回転操作されることによって上記第1のス
    イッチ機構の可動接点片を弾性変位させて一方の固定接
    点片と短絡させて上記表示器の表示をプラス方向に変換
    し、 第2方向に回転操作されることによって上記第1のスイ
    ッチ機構の可動接点片を弾性変位させて他方の固定接点
    片に短絡させて上記表示器の表示をマイナス方向に変換
    することを特徴とする請求項1に記載の表示切換装置。
  3. 【請求項3】 上記切換操作部材は、押圧操作されこと
    により上記第2のスイッチ作動部によって上記第2のス
    イッチ機構を作動し、上記表示器の第1の表示モードと
    第2の表示モードとをそれぞれ設定モードに切り換える
    とともに、 第1の方向又は第2の方向に所定の角度を超えて回転操
    作されることにより設定モードに切り換えた上記第1の
    表示モード又は第2の表示モードの個別モードの選択を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の表示切換装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のスイッチ機構は、上記切換操
    作部材の回転操作に対応して上記スイッチ作動部を介し
    て上記可動接点片が複数回弾性変位され、この可動接点
    片が弾性変位する毎に一方の固定接点片と短絡して上記
    表示器の駆動出力を送出することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示切換装置。
JP9097531A 1997-04-15 1997-04-15 表示切換装置 Withdrawn JPH10288681A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074163B2 (en) 1999-05-21 2011-12-06 Sony Corporation Information processing method and apparatus
CN119665091A (zh) * 2025-02-24 2025-03-21 上海申淼多媒体科技有限公司 一种智能型液晶显示器

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US8127218B2 (en) 1999-05-21 2012-02-28 Sony Corporation Information processing method and apparatus
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