JPH10290106A - Nrd線路、nrd線路共振器、nrd線路フィルタ、およびnrd線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器 - Google Patents
Nrd線路、nrd線路共振器、nrd線路フィルタ、およびnrd線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器Info
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- JPH10290106A JPH10290106A JP9097667A JP9766797A JPH10290106A JP H10290106 A JPH10290106 A JP H10290106A JP 9097667 A JP9097667 A JP 9097667A JP 9766797 A JP9766797 A JP 9766797A JP H10290106 A JPH10290106 A JP H10290106A
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Landscapes
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- Waveguides (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝搬モードや電流に悪影響を与えることなく
誘電体ストリップの固定強度を高めることができ、かつ
固定後の誘電体ストリップの固定位置の調整が容易なN
RD線路共振器を提供する 【解決手段】 誘電体ストリップを複数の導電体板で挟
持して構成されたNRD線路共振器において、前記導電
体板の誘電体ストリップと接する面に刻みを設ける。
誘電体ストリップの固定強度を高めることができ、かつ
固定後の誘電体ストリップの固定位置の調整が容易なN
RD線路共振器を提供する 【解決手段】 誘電体ストリップを複数の導電体板で挟
持して構成されたNRD線路共振器において、前記導電
体板の誘電体ストリップと接する面に刻みを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてNRD線
路、NRD線路共振器、NRD線路フィルタ、およびN
RD線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器等に関
し、より具体的には車載レーダ、無線LAN等のマイク
ロ波帯やミリ波帯で用いられる各種モジュールに使用さ
れるNRD線路、およびNRD線路共振器等に関するも
のである。
路、NRD線路共振器、NRD線路フィルタ、およびN
RD線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器等に関
し、より具体的には車載レーダ、無線LAN等のマイク
ロ波帯やミリ波帯で用いられる各種モジュールに使用さ
れるNRD線路、およびNRD線路共振器等に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信システムの需要の急速
な拡大に伴い、マイクロ波帯からミリ波帯へ使用周波数
帯域が拡大されようとしている。
な拡大に伴い、マイクロ波帯からミリ波帯へ使用周波数
帯域が拡大されようとしている。
【0003】このようなマイクロ波帯やミリ波帯で用い
られる誘電体共振器として、従来より、図6に示すよう
な、NRD線路を用いて構成された誘電体共振器が用い
られている。図6は、従来例のNRD線路共振器101
の構造を示す分解斜視図である。図6において、NRD
線路共振器101は、略平行な2枚の導電体板102a
・102bの間に誘電体ストリップ103が配置されて
構成されている。
られる誘電体共振器として、従来より、図6に示すよう
な、NRD線路を用いて構成された誘電体共振器が用い
られている。図6は、従来例のNRD線路共振器101
の構造を示す分解斜視図である。図6において、NRD
線路共振器101は、略平行な2枚の導電体板102a
・102bの間に誘電体ストリップ103が配置されて
構成されている。
【0004】上記NRD線路共振器101において、導
電体板102a・102bには、誘電体ストリップ10
3の伝搬する磁界成分の漏洩を防止するために、アルミ
合金等の金属が用いられている。誘電体ストリップ10
3には、磁界成分を誘電体ストリップ103付近に集中
させるために、フッ素系樹脂等が用いられている。
電体板102a・102bには、誘電体ストリップ10
3の伝搬する磁界成分の漏洩を防止するために、アルミ
合金等の金属が用いられている。誘電体ストリップ10
3には、磁界成分を誘電体ストリップ103付近に集中
させるために、フッ素系樹脂等が用いられている。
【0005】ところで、以上のように構成されたNRD
線路共振器101において、誘電体ストリップ103は
2枚の導電体板102a・102bによって挟持されて
固定されているが、誘電体ストリップ103と導電体板
102a・102bとの接合面が双方ともに平滑である
ために、誘電体ストリップ103を固定する力が弱く、
誘電体ストリップ103が導電体板102a・102b
中で移動する事態が生じる。例えばNRD線路共振器に
おいて、該共振器を構成する誘電体ストリップがその固
定位置から移動すると、共振周波数や結合係数が変化す
るため、共振器としての特性が劣化するという問題を引
き起こす。
線路共振器101において、誘電体ストリップ103は
2枚の導電体板102a・102bによって挟持されて
固定されているが、誘電体ストリップ103と導電体板
102a・102bとの接合面が双方ともに平滑である
ために、誘電体ストリップ103を固定する力が弱く、
誘電体ストリップ103が導電体板102a・102b
中で移動する事態が生じる。例えばNRD線路共振器に
おいて、該共振器を構成する誘電体ストリップがその固
定位置から移動すると、共振周波数や結合係数が変化す
るため、共振器としての特性が劣化するという問題を引
き起こす。
【0006】この問題を解決するために、誘電体ストリ
ップ103の固定方法として以下のような方法が提案さ
れている。
ップ103の固定方法として以下のような方法が提案さ
れている。
【0007】まず第1の固定方法としては、エポキシ系
樹脂等の接着剤を用いて、誘電体ストリップ103を導
電体板102a・102bに接着・固定する方法が提案
されている。
樹脂等の接着剤を用いて、誘電体ストリップ103を導
電体板102a・102bに接着・固定する方法が提案
されている。
【0008】また第2の固定方法として、誘電体ストリ
ップ103の導電体板102a・102bとの接合面に
複数個の小突起を離間させて形成するとともに、導電体
板102a・102bの所定の位置に前記小突起に嵌合
する凹部を形成し、前記小突起と前記凹部とを嵌合させ
ることによって、誘電体ストリップ103を固定する方
法が提案されている(詳細は特開平8−65015を参
照)。
ップ103の導電体板102a・102bとの接合面に
複数個の小突起を離間させて形成するとともに、導電体
板102a・102bの所定の位置に前記小突起に嵌合
する凹部を形成し、前記小突起と前記凹部とを嵌合させ
ることによって、誘電体ストリップ103を固定する方
法が提案されている(詳細は特開平8−65015を参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のNRD線路共振器101は、以下のような問題点
を有していた。
来例のNRD線路共振器101は、以下のような問題点
を有していた。
【0010】まず、エポキシ系樹脂等の接着剤を用いて
誘電体ストリップ103を固定する場合に於いては、一
旦誘電体ストリップ103を固定してしまうと、その後
に固定位置の調整を行うことが困難であった(例えば、
共振器の共振周波数を調整するためには、誘電体ストリ
ップ103を導電体板102a・102bから剥がす必
要があるため、周波数調整作業を効率的に行えなくな
る)。また、接着剤自体の有する誘電率の影響、および
硬化の際の接着剤の縮みによる誘電体ストリップ103
の位置のズレ等によって、共振器の特性の劣化を引き起
こしていた。
誘電体ストリップ103を固定する場合に於いては、一
旦誘電体ストリップ103を固定してしまうと、その後
に固定位置の調整を行うことが困難であった(例えば、
共振器の共振周波数を調整するためには、誘電体ストリ
ップ103を導電体板102a・102bから剥がす必
要があるため、周波数調整作業を効率的に行えなくな
る)。また、接着剤自体の有する誘電率の影響、および
硬化の際の接着剤の縮みによる誘電体ストリップ103
の位置のズレ等によって、共振器の特性の劣化を引き起
こしていた。
【0011】さらに、誘電体ストリップ103に小突起
を形成して固定する場合、固定位置が一定の箇所に決定
されているため、誘電体ストリップ103の固定位置を
調整することが不可能であった。加えて、誘電体ストリ
ップ103に突起部分が存在することにより、NRD線
路での信号伝搬モードであるLSMモードの電界ベクト
ルに乱れが生じるため、誘電体ストリップの長さ方向と
直角な方向に流れる電流の損失が大きくなり、伝搬特性
の劣化を招いていた。
を形成して固定する場合、固定位置が一定の箇所に決定
されているため、誘電体ストリップ103の固定位置を
調整することが不可能であった。加えて、誘電体ストリ
ップ103に突起部分が存在することにより、NRD線
路での信号伝搬モードであるLSMモードの電界ベクト
ルに乱れが生じるため、誘電体ストリップの長さ方向と
直角な方向に流れる電流の損失が大きくなり、伝搬特性
の劣化を招いていた。
【0012】従って、本発明の目的は、上述の技術的問
題点を解決するためになされたものであって、伝搬モー
ドや電流に悪影響を与えることなく誘電体ストリップの
固定強度を高めることができ、かつ固定後の誘電体スト
リップの固定位置の調整が容易なNRD線路共振器を提
供することにある。
題点を解決するためになされたものであって、伝搬モー
ドや電流に悪影響を与えることなく誘電体ストリップの
固定強度を高めることができ、かつ固定後の誘電体スト
リップの固定位置の調整が容易なNRD線路共振器を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のNRD線路は、誘電体スト
リップを複数の導電体板で挟持して構成されたNRD線
路であって、前記導電体板の誘電体ストリップと接する
面に刻みを設けた。
に、本発明の請求項1記載のNRD線路は、誘電体スト
リップを複数の導電体板で挟持して構成されたNRD線
路であって、前記導電体板の誘電体ストリップと接する
面に刻みを設けた。
【0014】このように、導電体板に刻みを設けたこと
により、アンカー効果によって、誘電体ストリップの固
定強度を高めることができる。
により、アンカー効果によって、誘電体ストリップの固
定強度を高めることができる。
【0015】また、本発明の請求項2記載のNRD線路
は、前記刻みが、誘電体ストリップの長さ方向と直角な
方向に設けられている。
は、前記刻みが、誘電体ストリップの長さ方向と直角な
方向に設けられている。
【0016】このような方向に刻みを設けることによ
り、LSMモードでの信号の伝搬に際して、伝搬特性を
悪化させないですむ。さらに、本発明の請求項3におい
ては、請求項1または請求項2記載のNRD線路を用い
てNRD線路共振器を構成した。
り、LSMモードでの信号の伝搬に際して、伝搬特性を
悪化させないですむ。さらに、本発明の請求項3におい
ては、請求項1または請求項2記載のNRD線路を用い
てNRD線路共振器を構成した。
【0017】加えて、本発明の請求項4においては、請
求項3記載のNRD線路共振器を用いてNRD線路フィ
ルタを構成した。
求項3記載のNRD線路共振器を用いてNRD線路フィ
ルタを構成した。
【0018】そして、本発明の請求項5においては、請
求項3記載のNRD線路共振器を用いて電圧制御発振器
を構成した。
求項3記載のNRD線路共振器を用いて電圧制御発振器
を構成した。
【0019】これによって、誘電体ストリップの固定位
置の調整が容易で、かつ高い伝搬特性を実現したNRD
線路共振器、NRD線路フィルタ、および電圧制御発振
器を得られる。
置の調整が容易で、かつ高い伝搬特性を実現したNRD
線路共振器、NRD線路フィルタ、および電圧制御発振
器を得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、添付図面を参照して説明する。
き、添付図面を参照して説明する。
【0021】[第1実施例、図1〜図2]図1は第1の
実施例に係るNRD線路共振器1を示す分解斜視図であ
る。図2は、図1のX−X線における断面図である。
実施例に係るNRD線路共振器1を示す分解斜視図であ
る。図2は、図1のX−X線における断面図である。
【0022】第1実施例のNRD線路共振器1は、図1
に示すように、略平行な2枚の導電体板2a・2bの間
に、誘電体ストリップ3が配置されて構成されている。
に示すように、略平行な2枚の導電体板2a・2bの間
に、誘電体ストリップ3が配置されて構成されている。
【0023】上記NRD線路共振器1において、導電体
板2a・2bには、誘電体ストリップ3の伝搬する磁界
成分の漏洩を防止するために、アルミ合金等の金属が用
いられている。誘電体ストリップ3には、磁界成分を誘
電体ストリップ3付近に集中させるために、いわゆる非
放射性誘電体、例えばフッ素系樹脂等が用いられてい
る。
板2a・2bには、誘電体ストリップ3の伝搬する磁界
成分の漏洩を防止するために、アルミ合金等の金属が用
いられている。誘電体ストリップ3には、磁界成分を誘
電体ストリップ3付近に集中させるために、いわゆる非
放射性誘電体、例えばフッ素系樹脂等が用いられてい
る。
【0024】本実施例においては、図1、図2(a)に
示すように、導電体板2a・2bの誘電体ストリップ3
と接する面に刻みが設けられている。設けられる刻みの
形状は、図2(a)に示す形状に限定するものではな
い。例えば図2(b)、(c)に示すような刻み形状を
挙げうる。以上のような形状の刻みを導電体板2a・2
bに設けることにより、導電体板2a・2bで誘電体ス
トリップ3を挟持する際、刻みの先端部が誘電体ストリ
ップ3にくい込み、アンカー効果によって誘電体ストリ
ップ3の固定強度を高めることができる。誘電体ストリ
ップ3に、フッ素系樹脂等の柔らかい素材を用いた場合
には、特に固定強度を高めることができる。
示すように、導電体板2a・2bの誘電体ストリップ3
と接する面に刻みが設けられている。設けられる刻みの
形状は、図2(a)に示す形状に限定するものではな
い。例えば図2(b)、(c)に示すような刻み形状を
挙げうる。以上のような形状の刻みを導電体板2a・2
bに設けることにより、導電体板2a・2bで誘電体ス
トリップ3を挟持する際、刻みの先端部が誘電体ストリ
ップ3にくい込み、アンカー効果によって誘電体ストリ
ップ3の固定強度を高めることができる。誘電体ストリ
ップ3に、フッ素系樹脂等の柔らかい素材を用いた場合
には、特に固定強度を高めることができる。
【0025】なお、この刻みは、誘電体ストリップ3の
長さ方向と直角な方向に設けられる。これは、刻みをこ
のような方向に設けることにより、誘電体ストリップ3
の伝搬する信号の、伝搬モードを乱す恐れがないからで
ある。この点について、以下で詳細に説明する。
長さ方向と直角な方向に設けられる。これは、刻みをこ
のような方向に設けることにより、誘電体ストリップ3
の伝搬する信号の、伝搬モードを乱す恐れがないからで
ある。この点について、以下で詳細に説明する。
【0026】まず、本発明のように、導電体板2a・2
bに刻みを形成して誘電体ストリップ3を挟持する場
合、刻みの先端部が誘電体ストリップ3にくい込むた
め、導電体板側の刻みの形状に対応して誘電体ストリッ
プ3の表面にスジ状の変形が生じることになる。そこ
で、この変形が伝搬モードを乱し、NRD線路共振器1
の特性を劣化させることが懸念される。
bに刻みを形成して誘電体ストリップ3を挟持する場
合、刻みの先端部が誘電体ストリップ3にくい込むた
め、導電体板側の刻みの形状に対応して誘電体ストリッ
プ3の表面にスジ状の変形が生じることになる。そこ
で、この変形が伝搬モードを乱し、NRD線路共振器1
の特性を劣化させることが懸念される。
【0027】ところで、一般にNRD線路においては、
高周波信号はLSMモードで伝搬される。そして、LS
Mモードの電界成分は誘電体ストリップの長さ方向と直
角な方向を向いている。従って、本実施例のように誘電
体ストリップの長さ方向と直角な方向に刻みが設けられ
た場合、誘電体ストリップ3に生じるスジ状の変形の方
向と、LSMモードの電界成分の方向とは同一方向とな
る。このように、変形の方向とLSMモードの電界成分
の方向とが平行的な位置関係にあるため、誘電体ストリ
ップ3の変形は電界成分に対して影響を与えない。そし
て結果的に、伝搬モードは乱される恐れがないのであ
る。
高周波信号はLSMモードで伝搬される。そして、LS
Mモードの電界成分は誘電体ストリップの長さ方向と直
角な方向を向いている。従って、本実施例のように誘電
体ストリップの長さ方向と直角な方向に刻みが設けられ
た場合、誘電体ストリップ3に生じるスジ状の変形の方
向と、LSMモードの電界成分の方向とは同一方向とな
る。このように、変形の方向とLSMモードの電界成分
の方向とが平行的な位置関係にあるため、誘電体ストリ
ップ3の変形は電界成分に対して影響を与えない。そし
て結果的に、伝搬モードは乱される恐れがないのであ
る。
【0028】次に、誘電体ストリップ3の変形によるL
SMモードの電流経路の変化について検討する。一般に
LSMモードでは、電流は導電体板上の誘電体ストリッ
プと接する表面付近に集中して流れている。そして、そ
の電流の方向は誘電体ストリップの長さ方向と直角な方
向を向いている。従って、誘電体ストリップ3の表面に
生じるスジ状の変形の方向と、LSMモードの電流の方
向とは同一方向となる。このように、変形の方向とLS
Mモードの電流経路とが平行的な位置関係にあるため、
誘電体ストリップ3の変形は電流経路ひいては表面抵抗
に影響を与えない。この点からも、伝搬モードが乱され
る恐れはないと言える。
SMモードの電流経路の変化について検討する。一般に
LSMモードでは、電流は導電体板上の誘電体ストリッ
プと接する表面付近に集中して流れている。そして、そ
の電流の方向は誘電体ストリップの長さ方向と直角な方
向を向いている。従って、誘電体ストリップ3の表面に
生じるスジ状の変形の方向と、LSMモードの電流の方
向とは同一方向となる。このように、変形の方向とLS
Mモードの電流経路とが平行的な位置関係にあるため、
誘電体ストリップ3の変形は電流経路ひいては表面抵抗
に影響を与えない。この点からも、伝搬モードが乱され
る恐れはないと言える。
【0029】以上の説明から明らかなように、本実施例
の構成によれば、誘電体ストリップの固定位置を調整で
き、かつ高い伝搬特性を実現したNRD線路共振器を得
られる。
の構成によれば、誘電体ストリップの固定位置を調整で
き、かつ高い伝搬特性を実現したNRD線路共振器を得
られる。
【0030】[第2実施例、図3]図3は、第2の実施
例に係るNRD線路フィルタを示す分解斜視図である。
例に係るNRD線路フィルタを示す分解斜視図である。
【0031】第2実施例のNRD線路フィルタ11は、
図3に示すように、2個のNRD線路共振器13a・1
3b、入出力線路14・15、および前記NRD線路共
振器13a・13b・入出力線路14・15を上下から
挟持する2枚の導電体板12a・12bとから構成され
ている。導電体板12a・12bには、第1実施例の場
合と同様の刻みが設けられている。NRD線路フィルタ
11を構成する各部分の素材等は、第1実施例と変わる
ところはないのでその説明を省略する。入出力線路14
・15は、NRD線路共振器13a・13bと同様にフ
ッ素系樹脂等の非放射性誘電体からなる。
図3に示すように、2個のNRD線路共振器13a・1
3b、入出力線路14・15、および前記NRD線路共
振器13a・13b・入出力線路14・15を上下から
挟持する2枚の導電体板12a・12bとから構成され
ている。導電体板12a・12bには、第1実施例の場
合と同様の刻みが設けられている。NRD線路フィルタ
11を構成する各部分の素材等は、第1実施例と変わる
ところはないのでその説明を省略する。入出力線路14
・15は、NRD線路共振器13a・13bと同様にフ
ッ素系樹脂等の非放射性誘電体からなる。
【0032】以上のようにNRD線路フィルタ11を構
成することにより、フィルタ11の特性を劣化させるこ
となく、NRD線路共振器13a・13bおよび入出力
線路14・15の固定強度を高めることができる。
成することにより、フィルタ11の特性を劣化させるこ
となく、NRD線路共振器13a・13bおよび入出力
線路14・15の固定強度を高めることができる。
【0033】なお、NRD線路フィルタ11は以下のよ
うに作用する。
うに作用する。
【0034】まず、入力線路14に送られてきた高周波
信号は、共振器13aと磁界結合する。そして、共振器
13aに入力された信号のうち、共振器13aの共振周
波数と合致する信号が共振し、該共振信号の一部が隣接
する共振器13bと磁界結合する。共振器13bにおい
ても同様に共振器13bの共振周波数と合致する信号が
共振し、該共振信号の一部が伝送線路15と磁界結合
し、出力される。以上のように、NRD線路フィルタ1
1は機能する。
信号は、共振器13aと磁界結合する。そして、共振器
13aに入力された信号のうち、共振器13aの共振周
波数と合致する信号が共振し、該共振信号の一部が隣接
する共振器13bと磁界結合する。共振器13bにおい
ても同様に共振器13bの共振周波数と合致する信号が
共振し、該共振信号の一部が伝送線路15と磁界結合
し、出力される。以上のように、NRD線路フィルタ1
1は機能する。
【0035】[第3実施例、図4〜図5]図4〜図5
に、第3の実施例にかかる電圧制御発振器を示す。
に、第3の実施例にかかる電圧制御発振器を示す。
【0036】図4は、電圧制御発振器21を構成する回
路基板25上の各種パターンなどを示す平面図である。
図5は、回路基板25を上下の導電体板22a・22b
間に配置した状態における、図4のX−X線断面図であ
る。
路基板25上の各種パターンなどを示す平面図である。
図5は、回路基板25を上下の導電体板22a・22b
間に配置した状態における、図4のX−X線断面図であ
る。
【0037】本実施例の電圧制御発振器21は、図4・
図5に示すように、略平行な導電体板22a・22bの
間に誘電体基板よりなる回路基板25が配置されて構成
されている。そして、回路基板25の上下には、非放射
性誘電体よりなる誘電体ストリップ23a・23b、2
4a・24bが配置され、それぞれ発振器21の主線路
23と副線路24とを構成している。主線路23と副線
路24との間には円柱状の誘電体共振器26が配置され
ており、接着剤等により回路基板25に固定されてい
る。誘電体共振器26は、主線路23と所望の結合量が
得られる位置に配置される。導電体板22a、22bの
各誘電体ストリップと接する面には、第1実施例の場合
と同様に、各誘電体ストリップの長さ方向と直角な方向
に刻みが設けられている。
図5に示すように、略平行な導電体板22a・22bの
間に誘電体基板よりなる回路基板25が配置されて構成
されている。そして、回路基板25の上下には、非放射
性誘電体よりなる誘電体ストリップ23a・23b、2
4a・24bが配置され、それぞれ発振器21の主線路
23と副線路24とを構成している。主線路23と副線
路24との間には円柱状の誘電体共振器26が配置され
ており、接着剤等により回路基板25に固定されてい
る。誘電体共振器26は、主線路23と所望の結合量が
得られる位置に配置される。導電体板22a、22bの
各誘電体ストリップと接する面には、第1実施例の場合
と同様に、各誘電体ストリップの長さ方向と直角な方向
に刻みが設けられている。
【0038】回路基板25上には、パターン形成・部品
の実装などが施されて電圧制御発振器21の回路が組ま
れているが、その機能によって大きく発振部・変調部の
2つの部分に区別される。
の実装などが施されて電圧制御発振器21の回路が組ま
れているが、その機能によって大きく発振部・変調部の
2つの部分に区別される。
【0039】まず、発振部は、ガンダイオード27、主
線路23、主線路23近傍に配置された誘電体共振器2
6、およびガンダイオード27に電圧を供給するための
導体32等からなる。主線路23の一端は基板25上に
形成された印刷抵抗29に接続されて終端しており、他
端は外部回路に出力されている。
線路23、主線路23近傍に配置された誘電体共振器2
6、およびガンダイオード27に電圧を供給するための
導体32等からなる。主線路23の一端は基板25上に
形成された印刷抵抗29に接続されて終端しており、他
端は外部回路に出力されている。
【0040】一方、変調部は、PINダイオード30、
副線路24、副線路24近傍に配置された誘電体共振器
26、およびPINダイオード30に電圧を供給するた
めの導体31a、31bからなる。
副線路24、副線路24近傍に配置された誘電体共振器
26、およびPINダイオード30に電圧を供給するた
めの導体31a、31bからなる。
【0041】以下、本実施例の電圧制御発振器21の作
用について説明する。
用について説明する。
【0042】まず、ガンダイオード27に電圧が加えら
れて信号が増幅されると、該信号が主線路23へ送り出
される。主線路23へ送り出された信号のうち、所定の
周波数の信号は誘電体共振器26と共振し、ガンダイオ
ード27との間で共振・増幅を繰り返す。そして、この
ようにして増幅の繰り返された共振信号の一部は、次第
に主線路23の前記他端から定常的に外部回路へ出力さ
れるようになり、所定の周波数の信号を発振する発振器
として作用することとなる。この時、発振器21の発振
周波数は誘電体共振器26と副線路24とが構成する変
調部の誘電率によって決定されており、PINダイオー
ド30に電圧を加えたり、誘電体共振器26の固定位置
を調整したり、回路基板25を挟んで対向する誘電体ス
トリップ24a・24bの固定位置を調整するなどし
て、変調部の実効誘電率を変化させることによって、発
振器21の発振周波数を変化させる。
れて信号が増幅されると、該信号が主線路23へ送り出
される。主線路23へ送り出された信号のうち、所定の
周波数の信号は誘電体共振器26と共振し、ガンダイオ
ード27との間で共振・増幅を繰り返す。そして、この
ようにして増幅の繰り返された共振信号の一部は、次第
に主線路23の前記他端から定常的に外部回路へ出力さ
れるようになり、所定の周波数の信号を発振する発振器
として作用することとなる。この時、発振器21の発振
周波数は誘電体共振器26と副線路24とが構成する変
調部の誘電率によって決定されており、PINダイオー
ド30に電圧を加えたり、誘電体共振器26の固定位置
を調整したり、回路基板25を挟んで対向する誘電体ス
トリップ24a・24bの固定位置を調整するなどし
て、変調部の実効誘電率を変化させることによって、発
振器21の発振周波数を変化させる。
【0043】電圧制御発振器21を以上のように構成す
ることによって、発振する信号の伝搬特性を良好に保ち
つつ、発振周波数の調整を行いやすい電圧制御発振器を
提供することができる。
ることによって、発振する信号の伝搬特性を良好に保ち
つつ、発振周波数の調整を行いやすい電圧制御発振器を
提供することができる。
【0044】[その他の実施例]なお、本発明は上述の
実施例のみに限定するものではない。
実施例のみに限定するものではない。
【0045】例えば、上述の実施例においては、導電体
板の誘電体ストリップと接する面のうち、底面のみにし
か刻みを形成していない。この点に関して、刻みを導電
体板の側面に形成する事も可能である。なおこの場合に
於いても、刻みは誘電体ストリップの長さ方向と直角な
方向に設けることが望ましい。
板の誘電体ストリップと接する面のうち、底面のみにし
か刻みを形成していない。この点に関して、刻みを導電
体板の側面に形成する事も可能である。なおこの場合に
於いても、刻みは誘電体ストリップの長さ方向と直角な
方向に設けることが望ましい。
【0046】また、上述の実施例では、NRD線路共振
器を主体として説明を加えたが、これに限らずNRD線
路一般についても本発明を適用しうる。すなわち、NR
D線路を構成する誘電体ストリップの固定強度を高め
る、という本発明の効果を享受しうる。
器を主体として説明を加えたが、これに限らずNRD線
路一般についても本発明を適用しうる。すなわち、NR
D線路を構成する誘電体ストリップの固定強度を高め
る、という本発明の効果を享受しうる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のNRD線路を用いることにより、伝搬モードや電流に
悪影響を与えることなく誘電体ストリップの固定強度を
高めることができる。また、固定後においても、誘電体
ストリップの固定位置の調整を容易に調整することがで
きる。
のNRD線路を用いることにより、伝搬モードや電流に
悪影響を与えることなく誘電体ストリップの固定強度を
高めることができる。また、固定後においても、誘電体
ストリップの固定位置の調整を容易に調整することがで
きる。
【0048】また、本発明のNRD線路を用いてNRD
線路共振器を構成した場合、その固定強度が高いので、
誘電体ストリップが導電体板を移動するおそれが少な
く、安定した特性を実現できる。また、固定位置の調整
が容易なので、共振周波数の調整作業を効率的に行うこ
とができる。
線路共振器を構成した場合、その固定強度が高いので、
誘電体ストリップが導電体板を移動するおそれが少な
く、安定した特性を実現できる。また、固定位置の調整
が容易なので、共振周波数の調整作業を効率的に行うこ
とができる。
【0049】また、前記NRD線路共振器を用いること
により、周波数特性の調整の容易で、かつ特性の安定し
たNRD線路フィルタや電圧制御発振器を提供すること
ができる。
により、周波数特性の調整の容易で、かつ特性の安定し
たNRD線路フィルタや電圧制御発振器を提供すること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例の誘電体共振器を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のX−X線における拡大断面図である。
【図3】第2実施例のNRD線路フィルタを示す分解斜
視図である。
視図である。
【図4】第3実施例の電圧制御発振器の回路基板を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】図4のX−X線における断面図である。
【図6】従来例の誘電体共振器を示す分解斜視図であ
る。
る。
1、13a・13b NRD線路共振器 2a・2b、12a・12b 導電体板 3 誘電体ストリップ 11 NRD線路フィルタ 14、15 入出力線路 21 電圧制御発振器 22a・22b 導電体板 23 主線路 23a・23b、24a・24b 誘電体ストリップ 24 副線路 25 回路基板 26 誘電体共振器 27 ガンダイオード 29 終端抵抗(印刷抵抗) 30 PINダイオード 31a・31b、32 導体 101 NRD線路共振器 102a・102b 導電体板 103 誘電体ストリップ
Claims (5)
- 【請求項1】 誘電体ストリップを複数の導電体板で挟
持して構成されたNRD線路であって、前記導電体板の
誘電体ストリップと接する面に刻みが設けられているこ
とを特徴とするNRD線路。 - 【請求項2】 前記刻みが、前記誘電体ストリップの長
さ方向と直角な方向に設けられていることを特徴とする
請求項1記載のNRD線路。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のNRD線
路を用いて構成したことを特徴とするNRD線路共振
器。 - 【請求項4】 請求項3記載のNRD線路共振器を用い
て構成したことを特徴とするNRD線路フィルタ。 - 【請求項5】 請求項3記載のNRD線路共振器を用い
て構成したことを特徴とする電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9097667A JPH10290106A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | Nrd線路、nrd線路共振器、nrd線路フィルタ、およびnrd線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9097667A JPH10290106A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | Nrd線路、nrd線路共振器、nrd線路フィルタ、およびnrd線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10290106A true JPH10290106A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14198399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9097667A Pending JPH10290106A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | Nrd線路、nrd線路共振器、nrd線路フィルタ、およびnrd線路共振器を用いて構成した電圧制御発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10290106A (ja) |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9097667A patent/JPH10290106A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050422 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050907 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |