JPH10290968A - 廃棄物埋設用遮水緩衝材 - Google Patents
廃棄物埋設用遮水緩衝材Info
- Publication number
- JPH10290968A JPH10290968A JP9117503A JP11750397A JPH10290968A JP H10290968 A JPH10290968 A JP H10290968A JP 9117503 A JP9117503 A JP 9117503A JP 11750397 A JP11750397 A JP 11750397A JP H10290968 A JPH10290968 A JP H10290968A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- water
- waste
- fibrous reinforcing
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引っ張り強度を向上させることができ、搬送
の際の破損を防いで作業性の向上に寄与できる廃棄物埋
設用遮水緩衝材を提供する。 【解決手段】 遮水緩衝材10は、上方に開口する中空
有底円筒状の本体11とその開口部を閉塞する円盤状の
蓋12とで構成され、それぞれベントナイトに骨材とし
ての礫とけい砂及び繊維状補強材としてのガラス繊維を
混合した混合物を圧縮成形することによって全体にガラ
ス繊維が混入して形成されている。
の際の破損を防いで作業性の向上に寄与できる廃棄物埋
設用遮水緩衝材を提供する。 【解決手段】 遮水緩衝材10は、上方に開口する中空
有底円筒状の本体11とその開口部を閉塞する円盤状の
蓋12とで構成され、それぞれベントナイトに骨材とし
ての礫とけい砂及び繊維状補強材としてのガラス繊維を
混合した混合物を圧縮成形することによって全体にガラ
ス繊維が混入して形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩盤に穿設された
埋設穴内に廃棄物を収容した容器を挿置して埋設する際
に、埋設穴の内面と容器の外面との間に介装される廃棄
物埋設用遮水緩衝材に関する。
埋設穴内に廃棄物を収容した容器を挿置して埋設する際
に、埋設穴の内面と容器の外面との間に介装される廃棄
物埋設用遮水緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】有害な廃棄物の廃棄方法の一つとして、
近時、容器に収容して地中深く埋設することが考えられ
ている。即ち、耐食・耐圧性の金属によって形成された
容器に廃棄物を収容し、この容器を岩盤に穿設した埋設
穴に挿置して埋設しようとするものである。
近時、容器に収容して地中深く埋設することが考えられ
ている。即ち、耐食・耐圧性の金属によって形成された
容器に廃棄物を収容し、この容器を岩盤に穿設した埋設
穴に挿置して埋設しようとするものである。
【0003】ところが、このように地中に埋設する場
合、その容器は塩分等を含んだ地下水に長期間曝される
こととなり、このような状況は耐食・耐圧性の容器とい
えども好ましいことではない。また、地殻の変位によっ
て容器が損傷する虞がある。
合、その容器は塩分等を含んだ地下水に長期間曝される
こととなり、このような状況は耐食・耐圧性の容器とい
えども好ましいことではない。また、地殻の変位によっ
て容器が損傷する虞がある。
【0004】このため、埋設穴の内面と容器の外面との
間にベントナイトを主成分とする遮水緩衝材を介装し、
この遮水緩衝材によって地下水と容器とを遮断すると共
に、地殻の変位を吸収して容器の損傷を防ぐことが考え
られる。
間にベントナイトを主成分とする遮水緩衝材を介装し、
この遮水緩衝材によって地下水と容器とを遮断すると共
に、地殻の変位を吸収して容器の損傷を防ぐことが考え
られる。
【0005】遮水緩衝材は、ベントナイトに礫等の骨材
を混合し、圧縮成形によって所定形状に形成される。
を混合し、圧縮成形によって所定形状に形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとく骨材とベントナイトとの混合物を圧縮成形して成
る遮水緩衝材は、所望の形状に一体成形することが可能
であって作業性の向上に寄与できるものの、引っ張り強
度が低く破損し易いために搬送が困難であるという問題
があった。特に、経済性を高めるためにベントナイトの
含有率を下げると強度の劣化は著しく、このため、小さ
なブロック状に分割形成したものを積み上げるように用
いなければならなくなって一体成形によるメリットを享
受できないものであった。
ごとく骨材とベントナイトとの混合物を圧縮成形して成
る遮水緩衝材は、所望の形状に一体成形することが可能
であって作業性の向上に寄与できるものの、引っ張り強
度が低く破損し易いために搬送が困難であるという問題
があった。特に、経済性を高めるためにベントナイトの
含有率を下げると強度の劣化は著しく、このため、小さ
なブロック状に分割形成したものを積み上げるように用
いなければならなくなって一体成形によるメリットを享
受できないものであった。
【0007】本発明は、上記解決課題に鑑みてなされた
ものであって、引っ張り強度を向上させることができ、
搬送の際の破損を防いで作業性の向上に寄与できる廃棄
物埋設用遮水緩衝材を提供することを目的とする。
ものであって、引っ張り強度を向上させることができ、
搬送の際の破損を防いで作業性の向上に寄与できる廃棄
物埋設用遮水緩衝材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る廃棄物埋設用遮水緩衝材は、岩盤に穿設された
埋設穴内に廃棄物を収容した容器を挿置して埋設する際
に、前記埋設穴の内面と前記容器の外面との間に介装さ
れるものであって、骨材とガラス繊維等の繊維状補強材
とベントナイトの混合物が圧縮成形によって予め所定形
状に成形され構成されていることを特徴とする。
明に係る廃棄物埋設用遮水緩衝材は、岩盤に穿設された
埋設穴内に廃棄物を収容した容器を挿置して埋設する際
に、前記埋設穴の内面と前記容器の外面との間に介装さ
れるものであって、骨材とガラス繊維等の繊維状補強材
とベントナイトの混合物が圧縮成形によって予め所定形
状に成形され構成されていることを特徴とする。
【0009】また、上記繊維状補強材は、高引っ張り力
作用部位に集中して混入されて構成されていることを特
徴とする。
作用部位に集中して混入されて構成されていることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る廃
棄物埋設用遮水緩衝材の外観斜視図であり、図2はその
遮水緩衝材の使用態様である廃棄物収容容器の埋設状態
を示す断面図である。
の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る廃
棄物埋設用遮水緩衝材の外観斜視図であり、図2はその
遮水緩衝材の使用態様である廃棄物収容容器の埋設状態
を示す断面図である。
【0011】図示遮水緩衝材10は、上方に開口する中
空有底円筒状の本体11とその開口部を閉塞する円盤状
の蓋12とで構成され、それぞれ図3に示すようにベン
トナイトに骨材としての礫とけい砂及び繊維状補強材と
してのガラス繊維を混合した混合物を圧縮成形すること
によって全体にガラス繊維が混入して形成されている。
空有底円筒状の本体11とその開口部を閉塞する円盤状
の蓋12とで構成され、それぞれ図3に示すようにベン
トナイトに骨材としての礫とけい砂及び繊維状補強材と
してのガラス繊維を混合した混合物を圧縮成形すること
によって全体にガラス繊維が混入して形成されている。
【0012】圧縮成形は、本体11の例を図4に示すよ
うに、ゴム等の弾性素材によって形成されたキャビティ
21内に、ベントナイトに骨材及びガラス繊維を混合し
た混合物20を充填すると共に内空部と対応するコア2
2を挿置し、キャビティ21の外部から液圧を外面に均
等に作用させることによって行われる。
うに、ゴム等の弾性素材によって形成されたキャビティ
21内に、ベントナイトに骨材及びガラス繊維を混合し
た混合物20を充填すると共に内空部と対応するコア2
2を挿置し、キャビティ21の外部から液圧を外面に均
等に作用させることによって行われる。
【0013】このように構成された遮水緩衝材10は、
図2に示すように地盤1に穿設された埋設穴2に本体1
1が挿置され、その中空部内に廃棄物収容容器3が挿置
された後、本体11の開口部を蓋12が塞ぐように配設
される。本体11の中空部の内周面と廃棄物収容容器3
の外周面との隙間には、ベントナイトが充填されてベン
トナイト層4が形成される。
図2に示すように地盤1に穿設された埋設穴2に本体1
1が挿置され、その中空部内に廃棄物収容容器3が挿置
された後、本体11の開口部を蓋12が塞ぐように配設
される。本体11の中空部の内周面と廃棄物収容容器3
の外周面との隙間には、ベントナイトが充填されてベン
トナイト層4が形成される。
【0014】而して、上記のごとく繊維状補強材として
のガラス繊維が混入された遮水緩衝材10は、ガラス繊
維によって高い引っ張り強度が得られて破損し難くな
り、移動の際の破損を防ぐことができる。即ち、本構成
例の本体11の形状では、その上部を支持して持ち上げ
ると底部近傍の側壁部に最大応力が生じてガラス繊維が
混入されていないものでは当該部位で破損し易く成形し
ても搬送が困難であるが、本構成ではそのような虞がな
く容易に搬送することができるものである。また、ガラ
ス繊維によって強度が向上するためにベントナイトの含
有率を低下させることが可能となり、コストも低減でき
る。
のガラス繊維が混入された遮水緩衝材10は、ガラス繊
維によって高い引っ張り強度が得られて破損し難くな
り、移動の際の破損を防ぐことができる。即ち、本構成
例の本体11の形状では、その上部を支持して持ち上げ
ると底部近傍の側壁部に最大応力が生じてガラス繊維が
混入されていないものでは当該部位で破損し易く成形し
ても搬送が困難であるが、本構成ではそのような虞がな
く容易に搬送することができるものである。また、ガラ
ス繊維によって強度が向上するためにベントナイトの含
有率を低下させることが可能となり、コストも低減でき
る。
【0015】尚、上記構成例は繊維状補強材としてガラ
ス繊維を用いた例であるが、繊維状補強材はこれに限る
ものではなく、炭素繊維等他の繊維であっても良いもの
である。
ス繊維を用いた例であるが、繊維状補強材はこれに限る
ものではなく、炭素繊維等他の繊維であっても良いもの
である。
【0016】また、遮水緩衝材の全体に繊維状補強材が
混入されている例を示したが、図5に示す本体11′の
ように大きな応力の生ずる底部角部11Aのみに繊維状
補強材を選択的に混入して構成しても良い。即ち、成形
時においてキャビティ内に混合物を充填する際に、底部
角部11Aに繊維状補強材を混入した混合物を位置させ
ることで、大きな応力が作用する部位のみを補強するこ
とができるものである。これによれば、全体に繊維状補
強材を混入するものに比べより効率的に補強することが
できてコスト削減にも寄与できる。
混入されている例を示したが、図5に示す本体11′の
ように大きな応力の生ずる底部角部11Aのみに繊維状
補強材を選択的に混入して構成しても良い。即ち、成形
時においてキャビティ内に混合物を充填する際に、底部
角部11Aに繊維状補強材を混入した混合物を位置させ
ることで、大きな応力が作用する部位のみを補強するこ
とができるものである。これによれば、全体に繊維状補
強材を混入するものに比べより効率的に補強することが
できてコスト削減にも寄与できる。
【0017】更に、遮水緩衝材の形状は、上記構成例の
形状に限らず適宜設定可能なものであり、上記構成例の
形状を分割して形成したり、ブロック状のものに適用し
ても良いものである。
形状に限らず適宜設定可能なものであり、上記構成例の
形状を分割して形成したり、ブロック状のものに適用し
ても良いものである。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る廃棄物
埋設用遮水緩衝材によれば、骨材と繊維状補強材とベン
トナイトの混合物が圧縮成形によって予め所定形状に成
形され構成されていることにより、引っ張り強度を向上
させることができ、移送の際の破損を防ぐことができ
る。従って、所望形状に一体成形したものを用いること
が可能となり作業性を向上できるものである。
埋設用遮水緩衝材によれば、骨材と繊維状補強材とベン
トナイトの混合物が圧縮成形によって予め所定形状に成
形され構成されていることにより、引っ張り強度を向上
させることができ、移送の際の破損を防ぐことができ
る。従って、所望形状に一体成形したものを用いること
が可能となり作業性を向上できるものである。
【0019】また、強度が向上することによりベントナ
イトの含有率を減少させることができ、コストを低減で
きるものである。
イトの含有率を減少させることができ、コストを低減で
きるものである。
【0020】更に、繊維状補強材が高引っ張り力作用部
位に集中して混入されて構成されていることにより、よ
り一層コストを低減できる。
位に集中して混入されて構成されていることにより、よ
り一層コストを低減できる。
【図1】本発明に係る廃棄物埋設用遮水緩衝材の外観斜
視図である。
視図である。
【図2】遮水緩衝材の使用態様である廃棄物収容容器の
埋設状態を示す断面図である。
埋設状態を示す断面図である。
【図3】遮水緩衝材の製造工程を示す図である。
【図4】遮水緩衝材の成形工程を示す図である。
【図5】遮水緩衝材の異なる構成例の断面図である。
1 岩盤 2 埋設穴 3 廃棄物収容容器 10 遮水緩衝材(廃棄物埋設用遮水緩衝材) 11 本体(廃棄物埋設用遮水緩衝材) 11′ 本体(廃棄物埋設用遮水緩衝材) 11A 底部角部(高引っ張り力作用部位) 12 蓋(廃棄物埋設用遮水緩衝材)
Claims (3)
- 【請求項1】 岩盤に穿設された埋設穴内に廃棄物を収
容した容器を挿置して埋設する際に、前記埋設穴の内面
と前記容器の外面との間に介装されるものであって、 骨材と繊維状補強材とベントナイトの混合物が圧縮成形
によって予め所定形状に成形され構成されていることを
特徴とする廃棄物埋設用遮水緩衝材。 - 【請求項2】 上記繊維状補強材は、高引っ張り力作用
部位に集中して混入されて構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の廃棄物埋設用遮水緩衝材。 - 【請求項3】 上記繊維状補強材はガラス繊維であるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の廃棄物埋設用遮
水緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117503A JPH10290968A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 廃棄物埋設用遮水緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117503A JPH10290968A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 廃棄物埋設用遮水緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10290968A true JPH10290968A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14713368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9117503A Pending JPH10290968A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 廃棄物埋設用遮水緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10290968A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003040523A1 (fr) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Kajima Corporation | Procede de construction de galeries souterraines par utilisation d'un systeme de transfert pneumatique, et procede de stockage permanent de strate |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP9117503A patent/JPH10290968A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003040523A1 (fr) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Kajima Corporation | Procede de construction de galeries souterraines par utilisation d'un systeme de transfert pneumatique, et procede de stockage permanent de strate |
| US7063657B2 (en) | 2001-11-09 | 2006-06-20 | Kajima Corporation | Method of constructing underground gallery by using pneumatic transfer system and stratum disposal method |
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