JPH10291426A - 四輪駆動車の駆動装置 - Google Patents
四輪駆動車の駆動装置Info
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- JPH10291426A JPH10291426A JP10416197A JP10416197A JPH10291426A JP H10291426 A JPH10291426 A JP H10291426A JP 10416197 A JP10416197 A JP 10416197A JP 10416197 A JP10416197 A JP 10416197A JP H10291426 A JPH10291426 A JP H10291426A
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- Japan
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- lubricating oil
- ring gear
- transfer
- axle
- transaxle
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0493—Gearings with spur or bevel gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランスファの形状に制約を受けたり、円筒
状の回転体の強度が低下したりすることなく、潤滑油を
円筒状の回転体の内部に供給できる四輪駆動車の駆動装
置を提供する。 【解決手段】 トランスファ104内に封入された潤滑
油は、リングギヤマウントケース150の回転に伴って
掻き上げられて貫通穴238、スペーサ196の内部等
を通して一方の端部140側からリングギヤマウントケ
ース150の内部に供給され、上記リングギヤマウント
ケース150の内周面250と車軸114の外周面25
2との間に設けられた潤滑油路254を通してオイルシ
ール248に到達させられることから、潤滑油をリング
ギヤマウントケース内に供給するために従来必要とされ
ていた開口を設ける必要がなくなるので、上記トランス
ファ104の形状に制約を受けたり、上記リングギヤマ
ウントケース150の強度が低下したりすることがない
四輪駆動車の駆動装置が得られる。
状の回転体の強度が低下したりすることなく、潤滑油を
円筒状の回転体の内部に供給できる四輪駆動車の駆動装
置を提供する。 【解決手段】 トランスファ104内に封入された潤滑
油は、リングギヤマウントケース150の回転に伴って
掻き上げられて貫通穴238、スペーサ196の内部等
を通して一方の端部140側からリングギヤマウントケ
ース150の内部に供給され、上記リングギヤマウント
ケース150の内周面250と車軸114の外周面25
2との間に設けられた潤滑油路254を通してオイルシ
ール248に到達させられることから、潤滑油をリング
ギヤマウントケース内に供給するために従来必要とされ
ていた開口を設ける必要がなくなるので、上記トランス
ファ104の形状に制約を受けたり、上記リングギヤマ
ウントケース150の強度が低下したりすることがない
四輪駆動車の駆動装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの出力を前輪
および後輪の車軸にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動
装置の潤滑に関するものである。
および後輪の車軸にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動
装置の潤滑に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの出力を前輪および後輪の車軸
にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動装置が従来より知
られている。例えば、図16に示す装置はその一例であ
り、トヨタ自動車株式会社サービス部より1990年8
月31日に発行された「トヨタスターレット新型車解説
書」に記載されたものと同様のものである。図16に示
す駆動装置10は、トランスアクスル12およびトラン
スファ14を含んでいる。トランスアクスル12は、図
示しない横置きエンジンに連結される入力軸16とその
入力軸16と平行な出力軸18とを有する平行2軸式の
手動変速装置20と、出力軸18の回転力の一部を左右
の車軸22および24を介して左右の前輪へ伝達する前
輪デファレンシャルギヤ装置26とをトランスアクスル
ケース28内に収容して図示しないエンジンブロックに
連結される。
にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動装置が従来より知
られている。例えば、図16に示す装置はその一例であ
り、トヨタ自動車株式会社サービス部より1990年8
月31日に発行された「トヨタスターレット新型車解説
書」に記載されたものと同様のものである。図16に示
す駆動装置10は、トランスアクスル12およびトラン
スファ14を含んでいる。トランスアクスル12は、図
示しない横置きエンジンに連結される入力軸16とその
入力軸16と平行な出力軸18とを有する平行2軸式の
手動変速装置20と、出力軸18の回転力の一部を左右
の車軸22および24を介して左右の前輪へ伝達する前
輪デファレンシャルギヤ装置26とをトランスアクスル
ケース28内に収容して図示しないエンジンブロックに
連結される。
【0003】上記トランスファ14は、横置きエンジン
の出力を後輪に伝達するものであり、一端部が手動変速
装置20の出力軸18に作動的に連結され且つ拡径部2
9の外周上にリングギヤ30が一体的に取り付けられた
円筒状のリングギヤマウントケース32と、車両前方側
の端部に上記リングギヤ30と噛み合うピニオンギヤ3
4が形成され且つ車両後方側の端部に図示しないプロペ
ラシャフトとの連結部36が形成されたピニオンギヤ部
材38と、上記リングギヤマウントケース32およびピ
ニオンギヤ部材38を共に収容してそれらを中心軸まわ
りの回転可能に支持するとともに上記トランスアクスル
ケース28に連結されるトランスファケース40とを備
えたものであり、さらに上記一方の車軸が、上記リング
ギヤマウントケース32を同心に貫通させられた状態で
配置されたものである。
の出力を後輪に伝達するものであり、一端部が手動変速
装置20の出力軸18に作動的に連結され且つ拡径部2
9の外周上にリングギヤ30が一体的に取り付けられた
円筒状のリングギヤマウントケース32と、車両前方側
の端部に上記リングギヤ30と噛み合うピニオンギヤ3
4が形成され且つ車両後方側の端部に図示しないプロペ
ラシャフトとの連結部36が形成されたピニオンギヤ部
材38と、上記リングギヤマウントケース32およびピ
ニオンギヤ部材38を共に収容してそれらを中心軸まわ
りの回転可能に支持するとともに上記トランスアクスル
ケース28に連結されるトランスファケース40とを備
えたものであり、さらに上記一方の車軸が、上記リング
ギヤマウントケース32を同心に貫通させられた状態で
配置されたものである。
【0004】上記リングギヤマウントケース32の一方
の端部44は、上記車軸24とともにころがり軸受46
により上記トランスファケース40に回転可能に支持さ
れており、他方の端部48は、ころがり軸受50により
上記トランスファケース40に回転可能に支持されると
ともに、その他方の端部48の内周面は上記前輪デファ
レンシャルギヤ装置26のデファレンシャルケース52
の右前輪側に一体的に設けられた円筒状部材54の外周
面とスプライン嵌合されている。
の端部44は、上記車軸24とともにころがり軸受46
により上記トランスファケース40に回転可能に支持さ
れており、他方の端部48は、ころがり軸受50により
上記トランスファケース40に回転可能に支持されると
ともに、その他方の端部48の内周面は上記前輪デファ
レンシャルギヤ装置26のデファレンシャルケース52
の右前輪側に一体的に設けられた円筒状部材54の外周
面とスプライン嵌合されている。
【0005】上記トランスアクスルケース28および上
記トランスファケース40に形成された貫通穴と上記円
筒状部材54の外周面との間には、オイルシール58お
よび60がそれぞれ配設され、また、上記車軸24のト
ランスアクスル12側の端部62の外周面と上記円筒状
部材54の内周面との間の円筒状の空間には、オイルシ
ール64および66が配設されており、上記トランスア
クスル12内に封入されるトランスアクスル12に適合
した潤滑油と上記トランスファ14内に封入されるトラ
ンスファ14に適合した潤滑油とが、上記オイルシール
64および66によって相互に隔絶されている。
記トランスファケース40に形成された貫通穴と上記円
筒状部材54の外周面との間には、オイルシール58お
よび60がそれぞれ配設され、また、上記車軸24のト
ランスアクスル12側の端部62の外周面と上記円筒状
部材54の内周面との間の円筒状の空間には、オイルシ
ール64および66が配設されており、上記トランスア
クスル12内に封入されるトランスアクスル12に適合
した潤滑油と上記トランスファ14内に封入されるトラ
ンスファ14に適合した潤滑油とが、上記オイルシール
64および66によって相互に隔絶されている。
【0006】ところで、上記オイルシール58、60、
64および66は、摺動摩擦による劣化を抑制するため
に潤滑される必要があるので、上記オイルシール58お
よび上記オイルシール64は上記トランスアクスル12
内の潤滑油に容易に潤滑される位置に配設され、上記オ
イルシール60はトランスファ14内の潤滑油に容易に
潤滑される位置に配設されていた。また、上記オイルシ
ール66は、上記リングギヤマウントケース32の両端
部44、48よりも外径が大きくされた前記拡径部29
の外周壁を貫通して設けられた開口70を通ってリング
ギヤマウントケース32の内部に供給され且つ上記円筒
状部材54と上記車軸24との間の円筒状の空間を通っ
てオイルシール66に至る潤滑油によって潤滑されるよ
うになっていた。
64および66は、摺動摩擦による劣化を抑制するため
に潤滑される必要があるので、上記オイルシール58お
よび上記オイルシール64は上記トランスアクスル12
内の潤滑油に容易に潤滑される位置に配設され、上記オ
イルシール60はトランスファ14内の潤滑油に容易に
潤滑される位置に配設されていた。また、上記オイルシ
ール66は、上記リングギヤマウントケース32の両端
部44、48よりも外径が大きくされた前記拡径部29
の外周壁を貫通して設けられた開口70を通ってリング
ギヤマウントケース32の内部に供給され且つ上記円筒
状部材54と上記車軸24との間の円筒状の空間を通っ
てオイルシール66に至る潤滑油によって潤滑されるよ
うになっていた。
【0007】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記従来のト
ランスファ14においては、上記オイルシール66を潤
滑するための潤滑油を上記リングギヤマウントケース3
2の内部に供給するための上記開口70が上記リングギ
ヤマウントケース32の拡径部29に設けられていたの
で、車両走行状態においてリングギヤマウントケース3
2が回転させられると、遠心力によってリングギヤマウ
ントケース32の内部に潤滑油が入りにくくなり、ま
た、一旦入った潤滑油も上記開口70を通ってリングギ
ヤマウントケース32の外部に流出しやすいことから、
上記トランスファケース40の形状を上記開口70への
潤滑油の供給量が多くなるような形状にしなければなら
ないという制約があった。
ランスファ14においては、上記オイルシール66を潤
滑するための潤滑油を上記リングギヤマウントケース3
2の内部に供給するための上記開口70が上記リングギ
ヤマウントケース32の拡径部29に設けられていたの
で、車両走行状態においてリングギヤマウントケース3
2が回転させられると、遠心力によってリングギヤマウ
ントケース32の内部に潤滑油が入りにくくなり、ま
た、一旦入った潤滑油も上記開口70を通ってリングギ
ヤマウントケース32の外部に流出しやすいことから、
上記トランスファケース40の形状を上記開口70への
潤滑油の供給量が多くなるような形状にしなければなら
ないという制約があった。
【0008】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、トランスファ
の形状に制約を受けることなく、オイルシールを潤滑す
るための潤滑油を上記円筒状の回転体の内部に供給でき
る四輪駆動車の駆動装置を提供するところにある。
たものであり、その目的とするところは、トランスファ
の形状に制約を受けることなく、オイルシールを潤滑す
るための潤滑油を上記円筒状の回転体の内部に供給でき
る四輪駆動車の駆動装置を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、一方の端部がトラン
スファケースから外部へ突出し且つ他方の端部がトラン
スアクスル内に到達する車軸を収容して該トランスアク
スルに固定されたトランスファと、該トランスファ内に
おいて前記車軸と同心であって該車軸の外周において回
転可能に支持された円筒状の回転体と、前記トランスア
クスル内において前記車軸と同心であって該車軸の外周
に配設されるとともに前記トランスアクスルから前記ト
ランスファ内へ突き出した端部が前記円筒状の回転体の
前記トランスアクスル側とは反対側の端部と相対回転不
能に嵌合された円筒状部材と、該円筒状部材の内周面と
該円筒状部材内を縦通する前記車軸の他方の端部の外周
面との間に配設され、前記トランスファ内に封入された
潤滑油と前記トランスアクスル内に封入された潤滑油と
を封止して相互を隔絶するオイルシールとを含む四輪駆
動車の駆動装置において、前記トランスファ内に封入さ
れた潤滑油を前記円筒状の回転体の回転にともなって掻
き上げることにより、前記車軸の一方の端部側から前記
円筒状の回転体内に供給する潤滑油供給装置と、前記円
筒状の回転体内に設けられ、該円筒状の回転体内の前記
トランスアクスル側とは反対側の端部内へ供給された潤
滑油を該トランスアクスル側の端部へ導く潤滑油路とを
含むようにすることにある。
めの本発明の要旨とするところは、一方の端部がトラン
スファケースから外部へ突出し且つ他方の端部がトラン
スアクスル内に到達する車軸を収容して該トランスアク
スルに固定されたトランスファと、該トランスファ内に
おいて前記車軸と同心であって該車軸の外周において回
転可能に支持された円筒状の回転体と、前記トランスア
クスル内において前記車軸と同心であって該車軸の外周
に配設されるとともに前記トランスアクスルから前記ト
ランスファ内へ突き出した端部が前記円筒状の回転体の
前記トランスアクスル側とは反対側の端部と相対回転不
能に嵌合された円筒状部材と、該円筒状部材の内周面と
該円筒状部材内を縦通する前記車軸の他方の端部の外周
面との間に配設され、前記トランスファ内に封入された
潤滑油と前記トランスアクスル内に封入された潤滑油と
を封止して相互を隔絶するオイルシールとを含む四輪駆
動車の駆動装置において、前記トランスファ内に封入さ
れた潤滑油を前記円筒状の回転体の回転にともなって掻
き上げることにより、前記車軸の一方の端部側から前記
円筒状の回転体内に供給する潤滑油供給装置と、前記円
筒状の回転体内に設けられ、該円筒状の回転体内の前記
トランスアクスル側とは反対側の端部内へ供給された潤
滑油を該トランスアクスル側の端部へ導く潤滑油路とを
含むようにすることにある。
【0010】
【発明の効果】このようにすれば、上記潤滑油供給装置
によって上記円筒状の回転体の回転にともなって掻き上
げられて上記円筒状の回転体の上記トランスアクスル側
とは反対側の端部内に供給された潤滑油が、上記円筒状
の回転体内に設けられた潤滑油路を通って上記トランス
アクスル側の端部へ導かれるようになるので、前述の従
来のトランスファのリングギヤマウントケースの拡径部
に設けられていたような開口を上記円筒状の回転体に設
けることが不要となり、上記トランスファの形状に制約
を受けることなく、上記円筒状の回転体の内部に潤滑油
を供給することができる。また、上記円筒状の回転体の
強度も向上させることができる。
によって上記円筒状の回転体の回転にともなって掻き上
げられて上記円筒状の回転体の上記トランスアクスル側
とは反対側の端部内に供給された潤滑油が、上記円筒状
の回転体内に設けられた潤滑油路を通って上記トランス
アクスル側の端部へ導かれるようになるので、前述の従
来のトランスファのリングギヤマウントケースの拡径部
に設けられていたような開口を上記円筒状の回転体に設
けることが不要となり、上記トランスファの形状に制約
を受けることなく、上記円筒状の回転体の内部に潤滑油
を供給することができる。また、上記円筒状の回転体の
強度も向上させることができる。
【0011】
【発明の他の態様】ここで、好適には、上記円筒状の回
転体の内周面には、上記車軸の一方の端部側よりも上記
他方の端部側程内径が大きくなるテーパ状内周面が設け
られる。このようにすれば、上記円筒状の回転体の内周
面と上記車軸との間の空間の主として下側に位置する部
分において、潤滑油が重力によって上記車軸の他方の端
部側に移送されるので、上記オイルシールを好適に潤滑
することができる利点がある。
転体の内周面には、上記車軸の一方の端部側よりも上記
他方の端部側程内径が大きくなるテーパ状内周面が設け
られる。このようにすれば、上記円筒状の回転体の内周
面と上記車軸との間の空間の主として下側に位置する部
分において、潤滑油が重力によって上記車軸の他方の端
部側に移送されるので、上記オイルシールを好適に潤滑
することができる利点がある。
【0012】また、好適には、上記円筒状の回転体の前
記トランスアクスル側の端部には、内径が上記内周面の
他の部分よりも小さくされるが上記車軸を貫通させるこ
とができるように上記車軸の上記トランスアクスル側の
端部の外径よりもわずかに大きい径まで縮径された縮径
部が設けられる。このようにすれば、上記車軸がその上
記トランスアクスル側の端部から上記円筒状の回転体、
前記オイルシールの内側等を順次貫通させられて前記ト
ランスファおよび前記トランスアクスル内に組み付けら
れる際に、上記オイルシールの内側を貫通させられる前
に上記縮径部によって予め芯出しが行なわれるので、上
記オイルシールが上記車軸の端部によって損傷を加えら
れる組付け不具合をなくすことができる利点がある。
記トランスアクスル側の端部には、内径が上記内周面の
他の部分よりも小さくされるが上記車軸を貫通させるこ
とができるように上記車軸の上記トランスアクスル側の
端部の外径よりもわずかに大きい径まで縮径された縮径
部が設けられる。このようにすれば、上記車軸がその上
記トランスアクスル側の端部から上記円筒状の回転体、
前記オイルシールの内側等を順次貫通させられて前記ト
ランスファおよび前記トランスアクスル内に組み付けら
れる際に、上記オイルシールの内側を貫通させられる前
に上記縮径部によって予め芯出しが行なわれるので、上
記オイルシールが上記車軸の端部によって損傷を加えら
れる組付け不具合をなくすことができる利点がある。
【0013】また、好適には、上記縮径部には、潤滑油
を上記円筒状の回転体の軸線方向に移送させるために軸
線方向に平行な方向に貫通する複数本の油溝が上記縮径
部の周方向に等間隔に設けられる。このようにすれば、
上記縮径部の存在に起因して潤滑油が上記円筒状の回転
体の軸線方向に移送されにくくなることが好適に回避さ
れる利点がある。
を上記円筒状の回転体の軸線方向に移送させるために軸
線方向に平行な方向に貫通する複数本の油溝が上記縮径
部の周方向に等間隔に設けられる。このようにすれば、
上記縮径部の存在に起因して潤滑油が上記円筒状の回転
体の軸線方向に移送されにくくなることが好適に回避さ
れる利点がある。
【0014】また、好適には、上記円筒状の回転体の内
周面と上記車軸の外周面との少なくとも一方には、車両
前進状態の上記円筒状の回転体の回転にともなって上記
車軸の一方の端部側から他方の端部側に向かって潤滑油
を移送する螺旋状のねじ溝が設けられる。このようにす
れば、重力によって上記螺旋状のねじ溝の上方よりも下
方に位置する部分の内部により多く収容される潤滑油
が、上記円筒状の回転体や上記車軸の車両前進状態にお
ける回転にともなって上記車軸の一方の端部側から他方
の端部側に向かって移送させられるので、上記オイルシ
ールを好適に潤滑できる利点がある。上記螺旋状のねじ
溝は、上記円筒状の回転体の内周面または上記車軸の外
周面に螺旋状のリブが設けられることによりそのリブの
間に形成された螺旋状の空間とされてもよい。
周面と上記車軸の外周面との少なくとも一方には、車両
前進状態の上記円筒状の回転体の回転にともなって上記
車軸の一方の端部側から他方の端部側に向かって潤滑油
を移送する螺旋状のねじ溝が設けられる。このようにす
れば、重力によって上記螺旋状のねじ溝の上方よりも下
方に位置する部分の内部により多く収容される潤滑油
が、上記円筒状の回転体や上記車軸の車両前進状態にお
ける回転にともなって上記車軸の一方の端部側から他方
の端部側に向かって移送させられるので、上記オイルシ
ールを好適に潤滑できる利点がある。上記螺旋状のねじ
溝は、上記円筒状の回転体の内周面または上記車軸の外
周面に螺旋状のリブが設けられることによりそのリブの
間に形成された螺旋状の空間とされてもよい。
【0015】また、好適には、前記円筒状部材と上記円
筒状の回転体との相対回転不能な嵌合が、上記円筒状部
材の内周面と上記円筒状の回転体の外周面とのスプライ
ン嵌合とされる。このようにすれば、上記円筒状部材の
外周面と上記円筒状の回転体の内周面とがスプライン嵌
合させられる従来の場合に比して、上記円筒状の回転体
の外径をその肉厚分だけ小さくすることができるので、
前記トランスファの上記円筒状の回転体を内部において
回転可能に支持する部分の外形を小さくできる一方、駆
動力を伝達する上記車軸の外径を小さくできないために
上記円筒状の回転体の内周面と上記車軸の外周面との間
隔は狭くされる状況下で、前記テーパ状内周面や螺旋状
のねじ溝による潤滑油の移送効果が顕著となる。
筒状の回転体との相対回転不能な嵌合が、上記円筒状部
材の内周面と上記円筒状の回転体の外周面とのスプライ
ン嵌合とされる。このようにすれば、上記円筒状部材の
外周面と上記円筒状の回転体の内周面とがスプライン嵌
合させられる従来の場合に比して、上記円筒状の回転体
の外径をその肉厚分だけ小さくすることができるので、
前記トランスファの上記円筒状の回転体を内部において
回転可能に支持する部分の外形を小さくできる一方、駆
動力を伝達する上記車軸の外径を小さくできないために
上記円筒状の回転体の内周面と上記車軸の外周面との間
隔は狭くされる状況下で、前記テーパ状内周面や螺旋状
のねじ溝による潤滑油の移送効果が顕著となる。
【0016】また、好適には、前記潤滑油供給装置が、
一方の開口が上記円筒状の回転体の内部に上記車軸の一
方の端部側から連通する位置に設けられるとともに、他
方の開口が上記一方の開口よりも上側且つ上記円筒状の
回転体の外部に設けられた潤滑油流入通路と、上記円筒
状の回転体の外周に設けられ、車両前進状態において上
記潤滑油を掻き上げて上記潤滑油流入通路の上記他方の
開口に到達させる掻上げ部材とを含むようにされる。こ
のようにすれば、上記潤滑油が、車両前進状態において
上記円筒状の回転体とともに回転させられる上記掻上げ
部材により掻き上げられて上記潤滑油流入通路の上記他
方の開口に到達させられることから、潤滑油の一部が重
力によって上記他方の開口から上記円筒状の回転体の内
部に連通する上記一方の開口に向かって流されるので、
オイルポンプ等の装置を用いることなく上記潤滑油を上
記円筒状の回転体の内部に好適に供給できる利点があ
る。
一方の開口が上記円筒状の回転体の内部に上記車軸の一
方の端部側から連通する位置に設けられるとともに、他
方の開口が上記一方の開口よりも上側且つ上記円筒状の
回転体の外部に設けられた潤滑油流入通路と、上記円筒
状の回転体の外周に設けられ、車両前進状態において上
記潤滑油を掻き上げて上記潤滑油流入通路の上記他方の
開口に到達させる掻上げ部材とを含むようにされる。こ
のようにすれば、上記潤滑油が、車両前進状態において
上記円筒状の回転体とともに回転させられる上記掻上げ
部材により掻き上げられて上記潤滑油流入通路の上記他
方の開口に到達させられることから、潤滑油の一部が重
力によって上記他方の開口から上記円筒状の回転体の内
部に連通する上記一方の開口に向かって流されるので、
オイルポンプ等の装置を用いることなく上記潤滑油を上
記円筒状の回転体の内部に好適に供給できる利点があ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の駆動装置1
00の図4に示すI−I視断面図であり、図2は上記駆
動装置100のトランスファ104を拡大して示す図で
ある。また、図3は、車両前方から見たトランスファケ
ース134およびトランスファケースカバー136を示
し、図4は、車両左側から見たトランスファケース13
4、トランスファケースカバー136およびエクステン
ションハウジング130を示すものである。また、図5
は、図2におけるJ−J視断面図であり、軸受キャップ
190およびトランスファケース134を示したもので
ある。
基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の駆動装置1
00の図4に示すI−I視断面図であり、図2は上記駆
動装置100のトランスファ104を拡大して示す図で
ある。また、図3は、車両前方から見たトランスファケ
ース134およびトランスファケースカバー136を示
し、図4は、車両左側から見たトランスファケース13
4、トランスファケースカバー136およびエクステン
ションハウジング130を示すものである。また、図5
は、図2におけるJ−J視断面図であり、軸受キャップ
190およびトランスファケース134を示したもので
ある。
【0018】本実施例の駆動装置100は、図1に示す
ように、トランスアクスル102と、トランスファ10
4とを含んでおり、原動機たる図示しない横置きエンジ
ンの出力を前輪および後輪の車軸にそれぞれ伝達するも
のである。
ように、トランスアクスル102と、トランスファ10
4とを含んでおり、原動機たる図示しない横置きエンジ
ンの出力を前輪および後輪の車軸にそれぞれ伝達するも
のである。
【0019】上記トランスアクスル102は、上記横置
きエンジンに図示しないクラッチを介して作動的に連結
される入力軸106とその入力軸106と平行な出力軸
108とを有する平行2軸式の手動変速装置110と、
上記出力軸108の回転力の一部を左右の車軸112お
よび114を介して左右の前輪へ伝達する差動装置たる
前輪デファレンシャルギヤ装置116とをトランスアク
スルケース118内に収容し、図2にも示すように、そ
のトランスアクスル118の組合せ面120において上
記横置きエンジンのエンジンブロック122に連結され
る。
きエンジンに図示しないクラッチを介して作動的に連結
される入力軸106とその入力軸106と平行な出力軸
108とを有する平行2軸式の手動変速装置110と、
上記出力軸108の回転力の一部を左右の車軸112お
よび114を介して左右の前輪へ伝達する差動装置たる
前輪デファレンシャルギヤ装置116とをトランスアク
スルケース118内に収容し、図2にも示すように、そ
のトランスアクスル118の組合せ面120において上
記横置きエンジンのエンジンブロック122に連結され
る。
【0020】上記トランスファ104は、上記横置きエ
ンジンの出力を後輪に伝達するものであり、トランス
アクスルケース118の組合せ面126に密着させられ
る組合せ面128を備えて上記トランスアクスル102
の車両右方側に接続されるとともに、車両後方側に車両
前後方向に延びる貫通穴を有する長手状のエクステンシ
ョンハウジング130が取り付けられ、且つ車両前方側
へ開く開口部132を有するトランスファケース134
と、そのトランスファケース134の開口部132の
周囲に形成された組合せ面138に密着させられること
によりその開口部132を塞ぐトランスファケースカバ
ー136と、一方の端部すなわち上記トランスアクス
ル102側とは反対側の端部140および他方の端部す
なわち上記トランスアクスル102側の端部142にお
いてころがり軸受144および146を介して上記トラ
ンスファケース134に回転可能に支持されるとともに
前記円筒状の回転体を構成するリングギヤマウントケー
ス150と、このリングギヤマウントケース150の軸
線方向の中間部に設けられた拡径部151の外周にボル
トにより固定されたハイポイドギヤであるリングギヤ1
48とを含む第1ギヤ部材152と、車両前方側の一
端部に上記リングギヤ148と噛み合わされるハイポイ
ドギヤであるピニオンギヤ154が形成されるととも
に、車両後方側の端部156が、図示しないプロペラシ
ャフトと連結させられる継手部材158とスプライン嵌
合させられた第2ギヤ部材160とを含むものである。
ンジンの出力を後輪に伝達するものであり、トランス
アクスルケース118の組合せ面126に密着させられ
る組合せ面128を備えて上記トランスアクスル102
の車両右方側に接続されるとともに、車両後方側に車両
前後方向に延びる貫通穴を有する長手状のエクステンシ
ョンハウジング130が取り付けられ、且つ車両前方側
へ開く開口部132を有するトランスファケース134
と、そのトランスファケース134の開口部132の
周囲に形成された組合せ面138に密着させられること
によりその開口部132を塞ぐトランスファケースカバ
ー136と、一方の端部すなわち上記トランスアクス
ル102側とは反対側の端部140および他方の端部す
なわち上記トランスアクスル102側の端部142にお
いてころがり軸受144および146を介して上記トラ
ンスファケース134に回転可能に支持されるとともに
前記円筒状の回転体を構成するリングギヤマウントケー
ス150と、このリングギヤマウントケース150の軸
線方向の中間部に設けられた拡径部151の外周にボル
トにより固定されたハイポイドギヤであるリングギヤ1
48とを含む第1ギヤ部材152と、車両前方側の一
端部に上記リングギヤ148と噛み合わされるハイポイ
ドギヤであるピニオンギヤ154が形成されるととも
に、車両後方側の端部156が、図示しないプロペラシ
ャフトと連結させられる継手部材158とスプライン嵌
合させられた第2ギヤ部材160とを含むものである。
【0021】上記第2ギヤ部材160は、車両前方側す
なわちリングギヤ148側の端部の2箇所において2つ
のころがり軸受164および166を介して回転可能に
支持されて上記トランスファケース134内に装着され
るとともに、車両後方側の端部156が継手部材158
およびすべり軸受168を介して上記エクステンション
ハウジング130に支持されている。なお、上記ころが
り軸受144、146、164および166は、外輪と
それ以外の部分とが分離可能な円すいころ軸受である。
なわちリングギヤ148側の端部の2箇所において2つ
のころがり軸受164および166を介して回転可能に
支持されて上記トランスファケース134内に装着され
るとともに、車両後方側の端部156が継手部材158
およびすべり軸受168を介して上記エクステンション
ハウジング130に支持されている。なお、上記ころが
り軸受144、146、164および166は、外輪と
それ以外の部分とが分離可能な円すいころ軸受である。
【0022】前記右前輪の車軸114は、その一方の端
部すなわち右前輪側の端部172が車軸用軸受たるころ
がり軸受174を介して上記トランスファケース134
に回転可能な状態で支持されるとともに、他方の端部す
なわち前記トランスアクスル102側の端部176が車
軸用軸受たるころがり軸受178を介して前記前輪デフ
ァレンシャルギヤ装置116のデファレンシャルケース
186(図1参照)の車両右側に一体的に設けられた円
筒状部材188の内周面に相対回転可能に支持されてい
る。
部すなわち右前輪側の端部172が車軸用軸受たるころ
がり軸受174を介して上記トランスファケース134
に回転可能な状態で支持されるとともに、他方の端部す
なわち前記トランスアクスル102側の端部176が車
軸用軸受たるころがり軸受178を介して前記前輪デフ
ァレンシャルギヤ装置116のデファレンシャルケース
186(図1参照)の車両右側に一体的に設けられた円
筒状部材188の内周面に相対回転可能に支持されてい
る。
【0023】上記リングギヤマウントケース150の上
記他方の端部142は、前記ころがり軸受146が嵌め
着けられている位置よりも先端側の外周面において、上
記円筒状部材188の先端部の内周面とスプライン嵌合
させられている。このスプライン嵌合により、前記横置
きエンジンの出力が、上記前輪デファレンシャルギヤ装
置116のデファレンシャルケース186、第1ギヤ部
材152、第2ギヤ部材160、継手部材158、図示
しないプロペラシャフト、前輪と後輪との回転数の違い
を許容する差動装置としての図示しないビスカスカップ
リング、図示しない後輪デファレンシャルギヤ装置等を
介して後輪にも伝達される。
記他方の端部142は、前記ころがり軸受146が嵌め
着けられている位置よりも先端側の外周面において、上
記円筒状部材188の先端部の内周面とスプライン嵌合
させられている。このスプライン嵌合により、前記横置
きエンジンの出力が、上記前輪デファレンシャルギヤ装
置116のデファレンシャルケース186、第1ギヤ部
材152、第2ギヤ部材160、継手部材158、図示
しないプロペラシャフト、前輪と後輪との回転数の違い
を許容する差動装置としての図示しないビスカスカップ
リング、図示しない後輪デファレンシャルギヤ装置等を
介して後輪にも伝達される。
【0024】上記リングギヤマウントケース150の前
記一方の端部140に嵌め着けられたころがり軸受14
4は、上記トランスファケース134に上記開口部13
2を通して車両前方側から取り付けられる固定部材すな
わち軸受キャップ190とトランスファケース134と
の間に挟持されている。上記トランスファケース134
にころがり軸受144に向かって形成された円環状の受
面194と上記ころがり軸受144の外輪との間の受面
194側にリング状のスペーサ196が、ころがり軸受
144側にシム198がそれぞれ嵌め入れられている。
上記リングギヤマウントケース150の他方の端部14
2に嵌め着けられたころがり軸受146は、上記トラン
スファケース134の前記トランスアクスル102側に
設けられた段付穴200内に、リング状のシム202と
ともに嵌め入れられている。上記スペーサ196、シム
198、202の厚さを設定することにより、上記2つ
のころがり軸受144および146の予圧が適正に調整
される。
記一方の端部140に嵌め着けられたころがり軸受14
4は、上記トランスファケース134に上記開口部13
2を通して車両前方側から取り付けられる固定部材すな
わち軸受キャップ190とトランスファケース134と
の間に挟持されている。上記トランスファケース134
にころがり軸受144に向かって形成された円環状の受
面194と上記ころがり軸受144の外輪との間の受面
194側にリング状のスペーサ196が、ころがり軸受
144側にシム198がそれぞれ嵌め入れられている。
上記リングギヤマウントケース150の他方の端部14
2に嵌め着けられたころがり軸受146は、上記トラン
スファケース134の前記トランスアクスル102側に
設けられた段付穴200内に、リング状のシム202と
ともに嵌め入れられている。上記スペーサ196、シム
198、202の厚さを設定することにより、上記2つ
のころがり軸受144および146の予圧が適正に調整
される。
【0025】上記軸受キャップ190は、図5に示すよ
うに、前記組合せ面138と平行に上記トランスファケ
ース134の内部に形成された取付面208に2本のボ
ルト210によって取り付けられるとともに、上記ころ
がり軸受144の外周面と略同じ曲率の円筒状の内周面
の一部を形成する凹曲面212が形成されたものであ
る。上記トランスファケース134には、上記凹曲面2
12と対を成し、凹曲面212とともに上記ころがり軸
受144の外周面と略同じ曲率の円筒の内周面を構成す
る凹曲面214が形成されている。これらの凹曲面21
2および214により構成される円筒の内周面によっ
て、上記ころがり軸受144が上記軸受キャップ190
が上記トランスファケース134に取り付けられること
によりトランスファケース134に強固に固定される。
うに、前記組合せ面138と平行に上記トランスファケ
ース134の内部に形成された取付面208に2本のボ
ルト210によって取り付けられるとともに、上記ころ
がり軸受144の外周面と略同じ曲率の円筒状の内周面
の一部を形成する凹曲面212が形成されたものであ
る。上記トランスファケース134には、上記凹曲面2
12と対を成し、凹曲面212とともに上記ころがり軸
受144の外周面と略同じ曲率の円筒の内周面を構成す
る凹曲面214が形成されている。これらの凹曲面21
2および214により構成される円筒の内周面によっ
て、上記ころがり軸受144が上記軸受キャップ190
が上記トランスファケース134に取り付けられること
によりトランスファケース134に強固に固定される。
【0026】上記スペーサ196は、図6の(a)正面
図、(b)左側面図、(c)右側面図および(d)背面
図に詳しく示すように、軸心を挟んで位置する2つの部
位であって相背反する端面に径方向の切欠溝220およ
び222が形成されるとともに、外周面の2箇所に位置
決め用の突起224および226がそれぞれ形成された
ものであり、図7にも示すように、上記突起224およ
び226が、軸受キャップ190の取付面208側に形
成された切欠230および232にそれぞれ嵌め入れら
れた状態で、上記軸受キャップ190の凹曲面212と
トランスファケース134の凹曲面214との間に嵌め
入れられている。上記スペーサ196およびシム198
の外径は、上記ころがり軸受144の外径よりもわずか
に小さくされており、ころがり軸受144が軸受キャッ
プ190とトランスファケース134との間で挟まれて
強固に固定されることがスペーサ196およびシム19
8によって妨げられることはない。上記切欠溝220
は、図7のK−K視断面図である図8にも示すように、
上記凹曲面214とトランスファケース134に形成さ
れた図2に示した平坦部236とにおいてそれぞれ開口
する潤滑油流入通路としての貫通穴238とスペーサ1
96の内周側の空間とが、切欠溝220を通って連通可
能となる位置に形成されている。
図、(b)左側面図、(c)右側面図および(d)背面
図に詳しく示すように、軸心を挟んで位置する2つの部
位であって相背反する端面に径方向の切欠溝220およ
び222が形成されるとともに、外周面の2箇所に位置
決め用の突起224および226がそれぞれ形成された
ものであり、図7にも示すように、上記突起224およ
び226が、軸受キャップ190の取付面208側に形
成された切欠230および232にそれぞれ嵌め入れら
れた状態で、上記軸受キャップ190の凹曲面212と
トランスファケース134の凹曲面214との間に嵌め
入れられている。上記スペーサ196およびシム198
の外径は、上記ころがり軸受144の外径よりもわずか
に小さくされており、ころがり軸受144が軸受キャッ
プ190とトランスファケース134との間で挟まれて
強固に固定されることがスペーサ196およびシム19
8によって妨げられることはない。上記切欠溝220
は、図7のK−K視断面図である図8にも示すように、
上記凹曲面214とトランスファケース134に形成さ
れた図2に示した平坦部236とにおいてそれぞれ開口
する潤滑油流入通路としての貫通穴238とスペーサ1
96の内周側の空間とが、切欠溝220を通って連通可
能となる位置に形成されている。
【0027】上記トランスファケース134の内部に
は、リングギヤ148とピニオンギヤ154との噛み合
い部分、前記ころがり軸受142、144、164、1
66、前記すべり軸受168等を潤滑するための潤滑油
が、車両静止状態におけるその潤滑油の油面の高さが、
図5に二点鎖線で示した位置となるように封入されてい
る。なお、上記潤滑油が上記トランスファケース134
の外部に漏れ出ることを防止するため、図2に示すよう
に、オイルシール242、244および246がトラン
スファケース134に取り付けられている。また、オイ
ルシール248および249によって前記トランスアク
スルケース118と上記トランスファケース134との
内部に封入される潤滑油が互いに混ざり合うことがない
ようにされている。上記トランスファケース134に封
入される潤滑油が、ハイポイドギヤである上記リングギ
ヤ148とピニオンギヤ154とを好適に潤滑するよう
に適合されているものとされているのに対して、トラン
スアクスルケース118に封入される潤滑油はトランス
アクスル102用に適合されたものが使用されるため、
これら種類が異なる2種類の潤滑油が互いに混ざり合わ
ないようにするためである。
は、リングギヤ148とピニオンギヤ154との噛み合
い部分、前記ころがり軸受142、144、164、1
66、前記すべり軸受168等を潤滑するための潤滑油
が、車両静止状態におけるその潤滑油の油面の高さが、
図5に二点鎖線で示した位置となるように封入されてい
る。なお、上記潤滑油が上記トランスファケース134
の外部に漏れ出ることを防止するため、図2に示すよう
に、オイルシール242、244および246がトラン
スファケース134に取り付けられている。また、オイ
ルシール248および249によって前記トランスアク
スルケース118と上記トランスファケース134との
内部に封入される潤滑油が互いに混ざり合うことがない
ようにされている。上記トランスファケース134に封
入される潤滑油が、ハイポイドギヤである上記リングギ
ヤ148とピニオンギヤ154とを好適に潤滑するよう
に適合されているものとされているのに対して、トラン
スアクスルケース118に封入される潤滑油はトランス
アクスル102用に適合されたものが使用されるため、
これら種類が異なる2種類の潤滑油が互いに混ざり合わ
ないようにするためである。
【0028】上記オイルシール242、244、24
6、248および249には、その摺動部分に劣化防止
用の油膜を形成するために、上記ハイポイドギヤ等と同
様に潤滑油が供給される必要がある。上記オイルシール
242、244および246は、車両走行状態における
上記第1ギヤ部材152および第2ギヤ部材160の回
転や車体の振動等にともなって潤滑油が前記トランスフ
ァケース134内を流動させられる際に、図2に複数の
矢印でその流れのパターンの一例を示したように、潤滑
油が十分に行き渡りやすい位置に配設されている。ま
た、上記オイルシール249は、上記トランスアクスル
ケース118内に封入された潤滑油が行き渡りやすい位
置に配設されている。一方、上記オイルシール248が
潤滑されるためには、前記リングギヤマウントケース1
50の内周面250と前記車軸114の外周面252と
の間に設けられた円筒状の潤滑油路254内を、上記車
輪114の前記一方の端部172側から前記他方の端部
176側に向かって移送される必要がある。
6、248および249には、その摺動部分に劣化防止
用の油膜を形成するために、上記ハイポイドギヤ等と同
様に潤滑油が供給される必要がある。上記オイルシール
242、244および246は、車両走行状態における
上記第1ギヤ部材152および第2ギヤ部材160の回
転や車体の振動等にともなって潤滑油が前記トランスフ
ァケース134内を流動させられる際に、図2に複数の
矢印でその流れのパターンの一例を示したように、潤滑
油が十分に行き渡りやすい位置に配設されている。ま
た、上記オイルシール249は、上記トランスアクスル
ケース118内に封入された潤滑油が行き渡りやすい位
置に配設されている。一方、上記オイルシール248が
潤滑されるためには、前記リングギヤマウントケース1
50の内周面250と前記車軸114の外周面252と
の間に設けられた円筒状の潤滑油路254内を、上記車
輪114の前記一方の端部172側から前記他方の端部
176側に向かって移送される必要がある。
【0029】ここで、上記オイルシール242は、後述
するように前記貫通穴238および前記スペーサ196
に形成された前記切欠溝220を通して上記スペーサ1
96の内部に供給される潤滑油によって潤滑される。ま
た、上記オイルシール244には、上記トランスファケ
ース134の上記オイルシール244が取り付けられた
位置と上記トランスファケース134の内部であって上
記ピニオンギヤ154の近傍の位置とを連通させる貫通
穴243を通して潤滑油が供給される。また、上記オイ
ルシール246には、上記ころがり軸受164および1
66や上記トランスファケース134の上記ころがり軸
受164等の近傍に設けられた貫通穴245および24
7を通して前記エクステンションハウジング130の内
部に供給され、エクステンションハウジング130の内
部を示す図2のJ−J視断面図である図9にも示すよう
に、そのエクステンションハウジング130の長手状の
貫通穴の車両後方側の底部に設けられた潤滑油溜り24
0や連通溝241を通して潤滑油が供給される。ここ
で、図9に示した車両静止時の潤滑油面は、図5に示し
た車両静止時の潤滑油面と同じ高さを示している。この
ようにして供給された潤滑油は、前記すべり軸受168
も潤滑することになる。なお、上記潤滑油溜り240
は、車両が下り坂上に位置している等の場合であって、
潤滑油が十分に供給されにくい場合においても、その潤
滑油溜り240の内部に潤滑油を溜めておくことによっ
て、上記オイルシール246およびすべり軸受168に
潤滑油が供給されなくなることを防止するものである。
するように前記貫通穴238および前記スペーサ196
に形成された前記切欠溝220を通して上記スペーサ1
96の内部に供給される潤滑油によって潤滑される。ま
た、上記オイルシール244には、上記トランスファケ
ース134の上記オイルシール244が取り付けられた
位置と上記トランスファケース134の内部であって上
記ピニオンギヤ154の近傍の位置とを連通させる貫通
穴243を通して潤滑油が供給される。また、上記オイ
ルシール246には、上記ころがり軸受164および1
66や上記トランスファケース134の上記ころがり軸
受164等の近傍に設けられた貫通穴245および24
7を通して前記エクステンションハウジング130の内
部に供給され、エクステンションハウジング130の内
部を示す図2のJ−J視断面図である図9にも示すよう
に、そのエクステンションハウジング130の長手状の
貫通穴の車両後方側の底部に設けられた潤滑油溜り24
0や連通溝241を通して潤滑油が供給される。ここ
で、図9に示した車両静止時の潤滑油面は、図5に示し
た車両静止時の潤滑油面と同じ高さを示している。この
ようにして供給された潤滑油は、前記すべり軸受168
も潤滑することになる。なお、上記潤滑油溜り240
は、車両が下り坂上に位置している等の場合であって、
潤滑油が十分に供給されにくい場合においても、その潤
滑油溜り240の内部に潤滑油を溜めておくことによっ
て、上記オイルシール246およびすべり軸受168に
潤滑油が供給されなくなることを防止するものである。
【0030】つぎに、上記オイルシール248を好適に
潤滑するための構成を説明する。上記トランスファケー
ス134に封入された潤滑油の一部は、車両前進状態に
おいて、掻上げ部材として機能する前記リングギヤ14
8により図5の矢印Qの方向に掻き上げられ、その掻き
上げられた潤滑油の流れが図5の矢印Q以外の矢印で流
れのパターンの一例を示すようにリブ256に遮られて
そのリブ256の下方に位置する前記平坦部236に到
達し、図2にも示すように上記平坦部236に開口する
潤滑油流入通路としての前記貫通穴238、前記スペー
サ196の切欠溝220、上記スペーサ196の内周側
の空間等から成る経路を通って、上記潤滑油路254内
に前記トランスアクスル102側とは反対側すなわち上
記一方の端部140側から流入させられることになる。
よって、車両前進状態が継続されるほど、上記一方の端
部140側から上記潤滑油路254内に潤滑油が供給さ
れることになる。本実施例の駆動装置100において
は、上記掻上げ部材としてのリングギヤ148、上記潤
滑油流入通路としての貫通穴238、上記スペーサ19
6の切欠溝220、上記スペーサ196の内周側の空間
等によって潤滑油供給装置258が構成されている。
潤滑するための構成を説明する。上記トランスファケー
ス134に封入された潤滑油の一部は、車両前進状態に
おいて、掻上げ部材として機能する前記リングギヤ14
8により図5の矢印Qの方向に掻き上げられ、その掻き
上げられた潤滑油の流れが図5の矢印Q以外の矢印で流
れのパターンの一例を示すようにリブ256に遮られて
そのリブ256の下方に位置する前記平坦部236に到
達し、図2にも示すように上記平坦部236に開口する
潤滑油流入通路としての前記貫通穴238、前記スペー
サ196の切欠溝220、上記スペーサ196の内周側
の空間等から成る経路を通って、上記潤滑油路254内
に前記トランスアクスル102側とは反対側すなわち上
記一方の端部140側から流入させられることになる。
よって、車両前進状態が継続されるほど、上記一方の端
部140側から上記潤滑油路254内に潤滑油が供給さ
れることになる。本実施例の駆動装置100において
は、上記掻上げ部材としてのリングギヤ148、上記潤
滑油流入通路としての貫通穴238、上記スペーサ19
6の切欠溝220、上記スペーサ196の内周側の空間
等によって潤滑油供給装置258が構成されている。
【0031】上記リングギヤマウントケース150の内
周面250は、リングギヤマウントケース150の上記
一方の端部140の内周面である一端部内周面260
と、前記拡径部151の内側に位置し、上記拡径部15
1の形状に合わせてその内径が変化させられた拡径部内
周面262と、上記他方の端部142の内周面である他
端部内周面264とから成っている。
周面250は、リングギヤマウントケース150の上記
一方の端部140の内周面である一端部内周面260
と、前記拡径部151の内側に位置し、上記拡径部15
1の形状に合わせてその内径が変化させられた拡径部内
周面262と、上記他方の端部142の内周面である他
端部内周面264とから成っている。
【0032】上記他端部内周面264には、図10
(a)にも示すように、上記他方の端部142の先端側
ほど内径が大きくなるテーパ状内周面266と、そのテ
ーパ状内周面266よりもさらに上記先端側の位置にあ
って内径が上記テーパ状内周面266の最小内径よりも
小さく且つ上記車軸114のトランスアクスル102側
の端部176の外径よりもわずかに大きい径まで縮径さ
れた縮径内周面268とが設けられている。上記他方の
端部142のうち内部に上記縮径内周面268が設けら
れた部分は縮径部270とされている。なお、この縮径
部270が設けられている理由については後述する。
(a)にも示すように、上記他方の端部142の先端側
ほど内径が大きくなるテーパ状内周面266と、そのテ
ーパ状内周面266よりもさらに上記先端側の位置にあ
って内径が上記テーパ状内周面266の最小内径よりも
小さく且つ上記車軸114のトランスアクスル102側
の端部176の外径よりもわずかに大きい径まで縮径さ
れた縮径内周面268とが設けられている。上記他方の
端部142のうち内部に上記縮径内周面268が設けら
れた部分は縮径部270とされている。なお、この縮径
部270が設けられている理由については後述する。
【0033】上記テーパ状内周面266は、そのテーパ
状内周面266と上記車軸114の外周面252との間
に位置する上記潤滑油路254の一部分の下部に収容さ
れた潤滑油が、遠心力によって上記他方の端部142の
先端側に向かって移送させられやすくなることを利用
し、縮径内周面268においては重力および表面張力に
よって、潤滑油が前記オイルシール248に到達するこ
とを容易にするものである。
状内周面266と上記車軸114の外周面252との間
に位置する上記潤滑油路254の一部分の下部に収容さ
れた潤滑油が、遠心力によって上記他方の端部142の
先端側に向かって移送させられやすくなることを利用
し、縮径内周面268においては重力および表面張力に
よって、潤滑油が前記オイルシール248に到達するこ
とを容易にするものである。
【0034】以上のように構成されたトランスファ10
4は、以下のように組み立てられる。先ず、図2に示す
ように、シム272ところがり軸受164の外輪とが嵌
め入れられたトランスファケース134に、そのころが
り軸受164の外輪以外の部分が嵌め着けられた第2ギ
ヤ部材160が、端部156側から開口部132を通し
て挿入される。続いて、ころがり軸受166が第2ギヤ
部材160に端部156側から嵌め入れられた後に、締
付部材274が第2ギヤ部材160に固定されることに
より、図2に示したように第2ギヤ部材160が上記ト
ランスファケース134に回転可能に装着される。続い
て、前記シム202およびころがり軸受146の外輪が
トランスファケース134の段付穴200に嵌め入れら
れた後に、そのころがり軸受146の外輪以外の部分と
前記ころがり軸受144とが嵌め着けられ且つ上記リン
グギヤ148がボルトにより取り付けられた上記リング
ギヤマウントケース150すなわち第1ギヤ部材152
が、リングギヤマウントケース150の前記他方の端部
142側から開口部132を通して挿入され、ピニオン
ギヤ154とリングギヤ148とが噛み合わされる。
4は、以下のように組み立てられる。先ず、図2に示す
ように、シム272ところがり軸受164の外輪とが嵌
め入れられたトランスファケース134に、そのころが
り軸受164の外輪以外の部分が嵌め着けられた第2ギ
ヤ部材160が、端部156側から開口部132を通し
て挿入される。続いて、ころがり軸受166が第2ギヤ
部材160に端部156側から嵌め入れられた後に、締
付部材274が第2ギヤ部材160に固定されることに
より、図2に示したように第2ギヤ部材160が上記ト
ランスファケース134に回転可能に装着される。続い
て、前記シム202およびころがり軸受146の外輪が
トランスファケース134の段付穴200に嵌め入れら
れた後に、そのころがり軸受146の外輪以外の部分と
前記ころがり軸受144とが嵌め着けられ且つ上記リン
グギヤ148がボルトにより取り付けられた上記リング
ギヤマウントケース150すなわち第1ギヤ部材152
が、リングギヤマウントケース150の前記他方の端部
142側から開口部132を通して挿入され、ピニオン
ギヤ154とリングギヤ148とが噛み合わされる。
【0035】つぎに、トランスファケース134の受面
194ところがり軸受144との間に、図2に示したよ
うに、スペーサ196およびシム198が嵌め入れられ
た状態で、軸受キャップ190によってころがり軸受1
44がトランスファケース134に離脱不能に固定さ
れ、その後にトランスファケースカバー136がトラン
スファケース134に取り付けられる。エクステンショ
ンハウジング130は、すべり軸受168およびオイル
シール246が嵌め入れられ、第2ギヤ部材160がト
ランスファケース134に回転可能に装着された後にト
ランスファケース134に取り付けられ、続いて継手部
材158が第2ギヤ部材160の端部156に嵌合させ
られる。
194ところがり軸受144との間に、図2に示したよ
うに、スペーサ196およびシム198が嵌め入れられ
た状態で、軸受キャップ190によってころがり軸受1
44がトランスファケース134に離脱不能に固定さ
れ、その後にトランスファケースカバー136がトラン
スファケース134に取り付けられる。エクステンショ
ンハウジング130は、すべり軸受168およびオイル
シール246が嵌め入れられ、第2ギヤ部材160がト
ランスファケース134に回転可能に装着された後にト
ランスファケース134に取り付けられ、続いて継手部
材158が第2ギヤ部材160の端部156に嵌合させ
られる。
【0036】以上のようにして組み立てられたトランス
ファ104が前述のようにトランスアクスル102に固
定された後に、車軸114がトランスアクスル102側
の端部176側からトランスファ104およびトランス
アクスル102内に順次嵌め入れられて組み付けられ
る。その時点では前記円筒状部材188が一体的に設け
られた前記デファレンシャルケース186は、既に上記
トランスアクスル102内に組み付けられ、また、上記
円筒状部材188の内周面には前記オイルシール248
も嵌め入れられている。したがって、上記車軸114の
他方の端部176によって上記オイルシール248が損
傷を受けないようにするためには、上記車軸114が芯
出しが行われた状態でトランスファ104およびトラン
スアクスル102内に嵌め入れられる必要がある。前記
リングギヤマウントケース150の他方の端部142に
設けられた前記縮径部270は、この芯出しを行なうた
めのものであり、上記車軸114の他方の端部176が
上記縮径部270を貫通させられることによって、上記
端部176が上記オイルシール248を貫通させられる
以前に上記車軸114の芯出しが行なわれるようにされ
ているのである。
ファ104が前述のようにトランスアクスル102に固
定された後に、車軸114がトランスアクスル102側
の端部176側からトランスファ104およびトランス
アクスル102内に順次嵌め入れられて組み付けられ
る。その時点では前記円筒状部材188が一体的に設け
られた前記デファレンシャルケース186は、既に上記
トランスアクスル102内に組み付けられ、また、上記
円筒状部材188の内周面には前記オイルシール248
も嵌め入れられている。したがって、上記車軸114の
他方の端部176によって上記オイルシール248が損
傷を受けないようにするためには、上記車軸114が芯
出しが行われた状態でトランスファ104およびトラン
スアクスル102内に嵌め入れられる必要がある。前記
リングギヤマウントケース150の他方の端部142に
設けられた前記縮径部270は、この芯出しを行なうた
めのものであり、上記車軸114の他方の端部176が
上記縮径部270を貫通させられることによって、上記
端部176が上記オイルシール248を貫通させられる
以前に上記車軸114の芯出しが行なわれるようにされ
ているのである。
【0037】なお、図10(b)は、上記縮径部270
の周方向に等間隔に上記リングギヤマウントケース15
0の軸線方向に平行な方向に貫通する複数本の油溝27
6が設けられた別の実施例を示したものである。このよ
うにすれば、上記縮径部270の存在に起因して潤滑油
が上記リングギヤマウントケース150の軸線方向に移
送されにくくなることが好適に回避される利点がある。
の周方向に等間隔に上記リングギヤマウントケース15
0の軸線方向に平行な方向に貫通する複数本の油溝27
6が設けられた別の実施例を示したものである。このよ
うにすれば、上記縮径部270の存在に起因して潤滑油
が上記リングギヤマウントケース150の軸線方向に移
送されにくくなることが好適に回避される利点がある。
【0038】以上に説明したように、前述の各実施例の
駆動装置においては、前記潤滑油供給装置258によっ
て上記リングギヤマウントケース150の回転にともな
って掻き上げられて上記リングギヤマウントケース15
0の上記トランスアクスル102側とは反対側の端部1
40内に供給された潤滑油が、上記リングギヤマウント
ケース150内に設けられた潤滑油路254を通って上
記トランスアクスル102側の端部142へ導かれるよ
うになるので、図16の従来のトランスファ14のリン
グギヤマウントケース32の拡径部68に設けられてい
た開口70を上記リングギヤマウントケース150に設
けることが不要となり、上記トランスファ104の形状
に制約を受けたり、上記リングギヤマウントケース15
0の強度が低下したりすることなく、上記リングギヤマ
ウントケース150の内部に潤滑油を供給することがで
きる。
駆動装置においては、前記潤滑油供給装置258によっ
て上記リングギヤマウントケース150の回転にともな
って掻き上げられて上記リングギヤマウントケース15
0の上記トランスアクスル102側とは反対側の端部1
40内に供給された潤滑油が、上記リングギヤマウント
ケース150内に設けられた潤滑油路254を通って上
記トランスアクスル102側の端部142へ導かれるよ
うになるので、図16の従来のトランスファ14のリン
グギヤマウントケース32の拡径部68に設けられてい
た開口70を上記リングギヤマウントケース150に設
けることが不要となり、上記トランスファ104の形状
に制約を受けたり、上記リングギヤマウントケース15
0の強度が低下したりすることなく、上記リングギヤマ
ウントケース150の内部に潤滑油を供給することがで
きる。
【0039】また、上記リングギヤマウントケース15
0の内周面250には、上記車軸114の一方の端部1
72側よりも上記他方の端部176側程内径が大きくな
るテーパ状内周面266が設けられる。このようにすれ
ば、上記リングギヤマウントケース150の内周面25
0と上記車軸114との間の空間の主として下側に位置
する部分において、潤滑油が遠心力によって上記車軸1
14の他方の端部176側に移送されるので、上記オイ
ルシール248を好適に潤滑することができる利点があ
る。
0の内周面250には、上記車軸114の一方の端部1
72側よりも上記他方の端部176側程内径が大きくな
るテーパ状内周面266が設けられる。このようにすれ
ば、上記リングギヤマウントケース150の内周面25
0と上記車軸114との間の空間の主として下側に位置
する部分において、潤滑油が遠心力によって上記車軸1
14の他方の端部176側に移送されるので、上記オイ
ルシール248を好適に潤滑することができる利点があ
る。
【0040】また、上記リングギヤマウントケース15
0の前記トランスアクスル102側の端部142には、
内径が上記内周面250の他の部分よりも小さくされる
が上記車軸114を貫通させることができるように上記
車軸114の上記トランスアクスル102側の端部17
6の外径よりもわずかに大きい径まで縮径された縮径部
270が設けられる。このようにすれば、上記車軸11
4が上記トランスアクスル102側の端部176から上
記リングギヤマウントケース150、前記オイルシール
248の内側等を順次貫通させられて前記トランスファ
104および前記トランスアクスル102内に組み付け
られる際に、上記オイルシール248の内側を貫通させ
られる以前に上記縮径部270によって予め芯出しが行
なわれるので、上記オイルシール248が上記車軸11
4の端部176によって損傷を加えられる組付け不具合
をなくすことができる利点がある。
0の前記トランスアクスル102側の端部142には、
内径が上記内周面250の他の部分よりも小さくされる
が上記車軸114を貫通させることができるように上記
車軸114の上記トランスアクスル102側の端部17
6の外径よりもわずかに大きい径まで縮径された縮径部
270が設けられる。このようにすれば、上記車軸11
4が上記トランスアクスル102側の端部176から上
記リングギヤマウントケース150、前記オイルシール
248の内側等を順次貫通させられて前記トランスファ
104および前記トランスアクスル102内に組み付け
られる際に、上記オイルシール248の内側を貫通させ
られる以前に上記縮径部270によって予め芯出しが行
なわれるので、上記オイルシール248が上記車軸11
4の端部176によって損傷を加えられる組付け不具合
をなくすことができる利点がある。
【0041】つぎに、本発明の別の実施例を図面に基づ
いて説明する。なお、以下の説明において、前述の実施
例と共通する部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
いて説明する。なお、以下の説明において、前述の実施
例と共通する部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0042】本実施例の駆動装置は、図10(c)に示
すように、円筒状の回転体を構成するリングギヤマウン
トケース280の一方の端部すなわち前記トランスアク
スル102側とは反対側の端部140および拡径部15
1は前述の各実施例のものと同様に構成されているが、
他方の端部すなわち前記トランスアクスル102側の端
部282が前述の各実施例のものと異なっており、上記
リングギヤマウントケース280の内周面284のう
ち、上記他方の端部282の内周面である他端部内周面
286に、螺旋状のねじ溝すなわち左ねじの雌ねじ28
8が設けられている。この雌ねじ288の内径は、前述
の実施例における前記縮径部270の内径と同様に、上
記内周面284の他の部分すなわち前記一端部内周面2
60および前記拡径部内周面262よりも小さく且つ車
軸290の外周面292の外径よりもわずかに大きくさ
れている。これによって、上記他端部内周面286に
は、上記縮径部270が設けられていることと実質的に
同じこととされている。このように、本実施例の駆動装
置の潤滑油路294の上記他方の端部282側の一部分
は上記雌ねじ288のねじ溝によって構成されている。
すように、円筒状の回転体を構成するリングギヤマウン
トケース280の一方の端部すなわち前記トランスアク
スル102側とは反対側の端部140および拡径部15
1は前述の各実施例のものと同様に構成されているが、
他方の端部すなわち前記トランスアクスル102側の端
部282が前述の各実施例のものと異なっており、上記
リングギヤマウントケース280の内周面284のう
ち、上記他方の端部282の内周面である他端部内周面
286に、螺旋状のねじ溝すなわち左ねじの雌ねじ28
8が設けられている。この雌ねじ288の内径は、前述
の実施例における前記縮径部270の内径と同様に、上
記内周面284の他の部分すなわち前記一端部内周面2
60および前記拡径部内周面262よりも小さく且つ車
軸290の外周面292の外径よりもわずかに大きくさ
れている。これによって、上記他端部内周面286に
は、上記縮径部270が設けられていることと実質的に
同じこととされている。このように、本実施例の駆動装
置の潤滑油路294の上記他方の端部282側の一部分
は上記雌ねじ288のねじ溝によって構成されている。
【0043】上記左ねじの雌ねじ288のねじ溝の、軸
線を含んだ状態で空間に固定された仮想的な平面によっ
て切断される部分は、上記リングギヤマウントケース2
80が図5に示した矢印の向きに共に回転させられた状
態で上記リングギヤマウントケース280の一方の端部
140側から他方の端部142側に向かって移動するの
で、重力によって上記雌ねじ288のねじ溝の上方より
も下方に位置する部分の内部により多く収容される潤滑
油が、上記一方の端部140側から上記他方の端部28
2側に向かって移送されることになる。
線を含んだ状態で空間に固定された仮想的な平面によっ
て切断される部分は、上記リングギヤマウントケース2
80が図5に示した矢印の向きに共に回転させられた状
態で上記リングギヤマウントケース280の一方の端部
140側から他方の端部142側に向かって移動するの
で、重力によって上記雌ねじ288のねじ溝の上方より
も下方に位置する部分の内部により多く収容される潤滑
油が、上記一方の端部140側から上記他方の端部28
2側に向かって移送されることになる。
【0044】なお、図10(d)は、図10(c)に示
した上述の実施例のリングギヤマウントケース280の
上記他端部内周面286に上記雌ねじ288が設けられ
る代わりに、上記車軸290の外周面292の上記他方
の端部282の内側に位置する部分に螺旋状のねじ溝を
構成する左ねじの雄ねじ296が設けられるとともに、
上記他方の端部282の内周面295の内径が上記雄ね
じ296の外周よりもわずかに大きくされた別の実施例
を示したものである。本実施例においては、上記雄ねじ
296のねじ溝が潤滑油路298の一部を構成すること
になり、潤滑油は上記リングギヤマウントケース280
および上記車軸290の回転にともなって上述の実施例
と同様に上記一方の端部140側から上記他方の端部2
82側に向かって移送される。
した上述の実施例のリングギヤマウントケース280の
上記他端部内周面286に上記雌ねじ288が設けられ
る代わりに、上記車軸290の外周面292の上記他方
の端部282の内側に位置する部分に螺旋状のねじ溝を
構成する左ねじの雄ねじ296が設けられるとともに、
上記他方の端部282の内周面295の内径が上記雄ね
じ296の外周よりもわずかに大きくされた別の実施例
を示したものである。本実施例においては、上記雄ねじ
296のねじ溝が潤滑油路298の一部を構成すること
になり、潤滑油は上記リングギヤマウントケース280
および上記車軸290の回転にともなって上述の実施例
と同様に上記一方の端部140側から上記他方の端部2
82側に向かって移送される。
【0045】なお、上記リングギヤマウントケース28
0および上記車軸290に、それぞれ前記雌ねじ288
および上記雄ねじ296が共に設けられるようにしても
よい。このような実施例の場合には、潤滑油を収容する
ねじ溝の容積が増加するので移送される潤滑油の量が増
加する利点がある。
0および上記車軸290に、それぞれ前記雌ねじ288
および上記雄ねじ296が共に設けられるようにしても
よい。このような実施例の場合には、潤滑油を収容する
ねじ溝の容積が増加するので移送される潤滑油の量が増
加する利点がある。
【0046】以上に説明したように、図10(c)また
は図10(d)に示した各実施例のリングギヤマウント
ケース280においては、前記潤滑油供給装置258に
よって上記リングギヤマウントケース280の回転にと
もなって掻き上げられて上記リングギヤマウントケース
280の上記トランスアクスル102側とは反対側の端
部140側に供給された潤滑油が、上記リングギヤマウ
ントケース280内に設けられた潤滑油路294または
298を通って上記トランスアクスル102側の端部2
82側へ導かれるようになるので、図16の従来のトラ
ンスファ14のリングギヤマウントケース32の拡径部
68に設けられていた開口70を上記リングギヤマウン
トケース280に設けることが不要となり、上記トラン
スファ104の形状に制約を受けることなく、上記リン
グギヤマウントケース280の内部に潤滑油を供給する
ことができる。また、上記リングギヤマウントケース2
80の強度も向上させることができる。
は図10(d)に示した各実施例のリングギヤマウント
ケース280においては、前記潤滑油供給装置258に
よって上記リングギヤマウントケース280の回転にと
もなって掻き上げられて上記リングギヤマウントケース
280の上記トランスアクスル102側とは反対側の端
部140側に供給された潤滑油が、上記リングギヤマウ
ントケース280内に設けられた潤滑油路294または
298を通って上記トランスアクスル102側の端部2
82側へ導かれるようになるので、図16の従来のトラ
ンスファ14のリングギヤマウントケース32の拡径部
68に設けられていた開口70を上記リングギヤマウン
トケース280に設けることが不要となり、上記トラン
スファ104の形状に制約を受けることなく、上記リン
グギヤマウントケース280の内部に潤滑油を供給する
ことができる。また、上記リングギヤマウントケース2
80の強度も向上させることができる。
【0047】また、上記リングギヤマウントケース28
0の前記トランスアクスル102側の端部282には、
内径が上記内周面284の他の部分よりも小さくされる
が上記車軸290を貫通させることができるように上記
車軸290の外径よりもわずかに大きい径まで縮径され
た内径の上記他端部内周面286が設けられるので、上
記車軸290がその一方の端部176から上記リングギ
ヤマウントケース280、前記オイルシール248の内
側等を順次貫通させられて前記トランスファ104およ
び前記トランスアクスル102内に組み付けられる際
に、上記オイルシール248の内側を貫通させられる前
に上記他端部内周面286によって予め芯出しが行なわ
れるので、上記オイルシール248が上記車軸290の
端部176によって損傷を加えられる組付け不具合をな
くすことができる利点がある。
0の前記トランスアクスル102側の端部282には、
内径が上記内周面284の他の部分よりも小さくされる
が上記車軸290を貫通させることができるように上記
車軸290の外径よりもわずかに大きい径まで縮径され
た内径の上記他端部内周面286が設けられるので、上
記車軸290がその一方の端部176から上記リングギ
ヤマウントケース280、前記オイルシール248の内
側等を順次貫通させられて前記トランスファ104およ
び前記トランスアクスル102内に組み付けられる際
に、上記オイルシール248の内側を貫通させられる前
に上記他端部内周面286によって予め芯出しが行なわ
れるので、上記オイルシール248が上記車軸290の
端部176によって損傷を加えられる組付け不具合をな
くすことができる利点がある。
【0048】また、上記リングギヤマウントケース28
0の前記他端部内周面286と上記車軸290の外周面
292との少なくとも一方には、車両前進状態の上記リ
ングギヤマウントケース280の回転にともなって上記
車軸290の一方の端部172側から他方の端部176
側に向かって潤滑油を移送する螺旋状のねじ溝を構成す
る雌ねじ288または雄ねじ296が設けられているの
で、重力によって上記雌ねじ288または雄ねじ296
のねじ溝の上方よりも下方に位置する部分の内部により
多く収容される潤滑油が、上記リングギヤマウントケー
ス280や上記車軸290の車両前進状態における回転
にともなって上記車軸290の一方の端部172側から
他方の端部176側に向かって移送させられるので、上
記オイルシール248を好適に潤滑できる利点がある。
0の前記他端部内周面286と上記車軸290の外周面
292との少なくとも一方には、車両前進状態の上記リ
ングギヤマウントケース280の回転にともなって上記
車軸290の一方の端部172側から他方の端部176
側に向かって潤滑油を移送する螺旋状のねじ溝を構成す
る雌ねじ288または雄ねじ296が設けられているの
で、重力によって上記雌ねじ288または雄ねじ296
のねじ溝の上方よりも下方に位置する部分の内部により
多く収容される潤滑油が、上記リングギヤマウントケー
ス280や上記車軸290の車両前進状態における回転
にともなって上記車軸290の一方の端部172側から
他方の端部176側に向かって移送させられるので、上
記オイルシール248を好適に潤滑できる利点がある。
【0049】図11は、本発明のさらに別の実施例であ
る本実施例の駆動装置における円筒状の回転体を構成す
るリングギヤマウントケース300の図12におけるM
−M視断面図であり、図12および図13は、それぞれ
その右側面図および左側面図である。また、図14は上
記リングギヤマウントケース300の拡径部302を示
す正面図であり、図15はその平面図である。
る本実施例の駆動装置における円筒状の回転体を構成す
るリングギヤマウントケース300の図12におけるM
−M視断面図であり、図12および図13は、それぞれ
その右側面図および左側面図である。また、図14は上
記リングギヤマウントケース300の拡径部302を示
す正面図であり、図15はその平面図である。
【0050】図11に示すように、本実施例のリングギ
ヤマウントケース300は内周面304の拡径部302
の内側に位置する部分である拡径部内周面306に、左
ねじのねじ山と同じ方向の螺旋を描く螺旋状リブ310
が一体的に設けられたものであり、さらに図12ないし
図15にも示すように、上記拡径部302の外周面の上
記リングギヤマウントケース300の一方の端部すなわ
ち前記トランスアクスル102側とは反対側の端部14
0側に、上記リングギヤマウントケース300の剛性を
向上させるための平板状の二つの補強リブ316、四つ
の補強リブ318および四つの補強リブ320がそれぞ
れ形成されたものである。なお、上記リングギヤマウン
トケース300の外形は、二分割の鋳型により成形され
るものであるため、上記各補強リブ316等は、図12
に示した対称軸Pに対して軸対称な位置であり且つ上記
対称軸Pと平行または直交する方向に設けられている。
ヤマウントケース300は内周面304の拡径部302
の内側に位置する部分である拡径部内周面306に、左
ねじのねじ山と同じ方向の螺旋を描く螺旋状リブ310
が一体的に設けられたものであり、さらに図12ないし
図15にも示すように、上記拡径部302の外周面の上
記リングギヤマウントケース300の一方の端部すなわ
ち前記トランスアクスル102側とは反対側の端部14
0側に、上記リングギヤマウントケース300の剛性を
向上させるための平板状の二つの補強リブ316、四つ
の補強リブ318および四つの補強リブ320がそれぞ
れ形成されたものである。なお、上記リングギヤマウン
トケース300の外形は、二分割の鋳型により成形され
るものであるため、上記各補強リブ316等は、図12
に示した対称軸Pに対して軸対称な位置であり且つ上記
対称軸Pと平行または直交する方向に設けられている。
【0051】上記螺旋状リブ310は、車両前進状態に
おいて上記リングギヤマウントケース300が図11に
矢印Aで示した向きに回転させられると、その螺旋状リ
ブ310の間に形成された螺旋状のねじ溝としての螺旋
状溝324内に収容された潤滑油に螺旋状リブ310に
直交する方向すなわち図11に矢印Bで示した向きに力
を与えることにより、上記車軸114の上記一方の端部
172側から前記他方の端部176側に潤滑油を移送さ
せるものである。
おいて上記リングギヤマウントケース300が図11に
矢印Aで示した向きに回転させられると、その螺旋状リ
ブ310の間に形成された螺旋状のねじ溝としての螺旋
状溝324内に収容された潤滑油に螺旋状リブ310に
直交する方向すなわち図11に矢印Bで示した向きに力
を与えることにより、上記車軸114の上記一方の端部
172側から前記他方の端部176側に潤滑油を移送さ
せるものである。
【0052】上記補強リブ316、318および320
は、上記リングギヤマウントケース300の主として上
記拡径部302の剛性を高めるために設けられたもので
ある。これら補強リブ316等のようなリブによって上
記拡径部302の剛性を高めることにより、拡径部30
2の肉厚を厚くして同じ剛性を得る場合に比してリング
ギヤマウントケース300の重量を軽量化することがで
きる。なお、補強リブ316等は、上記リングマウント
ケース300の回転にともなって、前記トランスファケ
ース134内に封入された潤滑油を掻き上げるための助
けにもなる。
は、上記リングギヤマウントケース300の主として上
記拡径部302の剛性を高めるために設けられたもので
ある。これら補強リブ316等のようなリブによって上
記拡径部302の剛性を高めることにより、拡径部30
2の肉厚を厚くして同じ剛性を得る場合に比してリング
ギヤマウントケース300の重量を軽量化することがで
きる。なお、補強リブ316等は、上記リングマウント
ケース300の回転にともなって、前記トランスファケ
ース134内に封入された潤滑油を掻き上げるための助
けにもなる。
【0053】本実施例の駆動装置においては、前記潤滑
油供給装置258によって上記リングギヤマウントケー
ス300の回転にともなって掻き上げられて上記リング
ギヤマウントケース300の上記トランスアクスル10
2側とは反対側の端部140内に供給された潤滑油が、
上記リングギヤマウントケース300内に設けられた潤
滑油路254を通って上記トランスアクスル102側の
端部142へ導かれるようになるので、図16の従来の
トランスファ14のリングギヤマウントケース32の拡
径部68に設けられていた開口70を上記リングギヤマ
ウントケース300に設けることが不要となり、上記ト
ランスファ104の形状に制約を受けたり、上記リング
ギヤマウントケース300の強度が低下したりすること
なく、上記リングギヤマウントケース300の内部に潤
滑油を供給することができる。
油供給装置258によって上記リングギヤマウントケー
ス300の回転にともなって掻き上げられて上記リング
ギヤマウントケース300の上記トランスアクスル10
2側とは反対側の端部140内に供給された潤滑油が、
上記リングギヤマウントケース300内に設けられた潤
滑油路254を通って上記トランスアクスル102側の
端部142へ導かれるようになるので、図16の従来の
トランスファ14のリングギヤマウントケース32の拡
径部68に設けられていた開口70を上記リングギヤマ
ウントケース300に設けることが不要となり、上記ト
ランスファ104の形状に制約を受けたり、上記リング
ギヤマウントケース300の強度が低下したりすること
なく、上記リングギヤマウントケース300の内部に潤
滑油を供給することができる。
【0054】また、本実施例のリングギヤマウントケー
ス300の拡径部内周面306には、車両前進状態の上
記リングギヤマウントケース300の回転にともなって
上記車軸114の一方の端部172側から他方の端部1
76側に向かって潤滑油を移送する螺旋状溝324が前
記螺旋状リブ310が備えられることによって設けられ
ているので、重力によって上記螺旋状溝324の上方よ
りも下方に位置する部分の内部により多く収容される潤
滑油が、上記リングギヤマウントケース300や上記車
軸114の車両前進状態における回転にともなって上記
車軸114の一方の端部172側から他方の端部176
側に向かって移送させられるので、上記オイルシール2
48を好適に潤滑できる利点がある。
ス300の拡径部内周面306には、車両前進状態の上
記リングギヤマウントケース300の回転にともなって
上記車軸114の一方の端部172側から他方の端部1
76側に向かって潤滑油を移送する螺旋状溝324が前
記螺旋状リブ310が備えられることによって設けられ
ているので、重力によって上記螺旋状溝324の上方よ
りも下方に位置する部分の内部により多く収容される潤
滑油が、上記リングギヤマウントケース300や上記車
軸114の車両前進状態における回転にともなって上記
車軸114の一方の端部172側から他方の端部176
側に向かって移送させられるので、上記オイルシール2
48を好適に潤滑できる利点がある。
【0055】以上に説明したすべての実施例の駆動装置
においては、前記円筒状部材188と上記リングギヤマ
ウントケース150、280または300との相対回転
不能な嵌合が、上記円筒状部材188の内周面と上記リ
ングギヤマウントケース150等の外周面とのスプライ
ン嵌合とされている。このため、前記円筒状部材54の
外周面と前記リングギヤマウントケース32の内周面と
がスプライン嵌合させられる従来の駆動装置10に比し
て、上記リングギヤマウントケース150等の外径をそ
の肉厚分だけ小さくすることができるので、前記トラン
スファ104の上記リングギヤマウントケース150等
を内部において回転可能に支持する部分の外形を小さく
できる一方、駆動力を伝達する上記車軸114または2
90の外径を小さくできないために上記リングギヤマウ
ントケース150等の内周面250等と上記車軸114
または290の外周面252等との間隔は狭くされる状
況下で、前記テーパ状内周面266、前記螺旋状のねじ
溝としての雌ねじ288および雄ねじ296、前記螺旋
状溝324による潤滑油の移送効果が顕著となる。
においては、前記円筒状部材188と上記リングギヤマ
ウントケース150、280または300との相対回転
不能な嵌合が、上記円筒状部材188の内周面と上記リ
ングギヤマウントケース150等の外周面とのスプライ
ン嵌合とされている。このため、前記円筒状部材54の
外周面と前記リングギヤマウントケース32の内周面と
がスプライン嵌合させられる従来の駆動装置10に比し
て、上記リングギヤマウントケース150等の外径をそ
の肉厚分だけ小さくすることができるので、前記トラン
スファ104の上記リングギヤマウントケース150等
を内部において回転可能に支持する部分の外形を小さく
できる一方、駆動力を伝達する上記車軸114または2
90の外径を小さくできないために上記リングギヤマウ
ントケース150等の内周面250等と上記車軸114
または290の外周面252等との間隔は狭くされる状
況下で、前記テーパ状内周面266、前記螺旋状のねじ
溝としての雌ねじ288および雄ねじ296、前記螺旋
状溝324による潤滑油の移送効果が顕著となる。
【0056】また、前記潤滑油供給装置258が、前記
凹曲面214に開口する前記一方の開口が上記リングギ
ヤマウントケース150等の内部に上記車軸114等の
一方の端部172側から連通する位置に設けられるとと
もに、前記平坦部236に開口する前記他方の開口が上
記一方の開口よりも上側且つ上記リングギヤマウントケ
ース150等の外部に設けられた貫通穴238と、上記
リングギヤマウントケース150等の外周に設けられ、
車両前進状態において上記潤滑油を掻き上げて上記貫通
穴238の上記他方の開口に到達させる掻上げ部材とし
て前記リングギヤ148や補強リブ316等を含むよう
にされるので、上記潤滑油が、車両前進状態において上
記リングギヤマウントケース150等とともに回転させ
られる上記掻上げ部材としての前記リングギヤ148や
補強リブ316等により掻き上げられて上記貫通穴23
8の上記他方の開口に到達させられることから、潤滑油
の一部が重力によって上記他方の開口から上記リングギ
ヤマウントケース150等の内部に連通する上記一方の
開口に向かって流されるので、オイルポンプ等の装置を
用いることなく上記潤滑油を上記リングギヤマウントケ
ース150等の内部に好適に供給できる利点がある。
凹曲面214に開口する前記一方の開口が上記リングギ
ヤマウントケース150等の内部に上記車軸114等の
一方の端部172側から連通する位置に設けられるとと
もに、前記平坦部236に開口する前記他方の開口が上
記一方の開口よりも上側且つ上記リングギヤマウントケ
ース150等の外部に設けられた貫通穴238と、上記
リングギヤマウントケース150等の外周に設けられ、
車両前進状態において上記潤滑油を掻き上げて上記貫通
穴238の上記他方の開口に到達させる掻上げ部材とし
て前記リングギヤ148や補強リブ316等を含むよう
にされるので、上記潤滑油が、車両前進状態において上
記リングギヤマウントケース150等とともに回転させ
られる上記掻上げ部材としての前記リングギヤ148や
補強リブ316等により掻き上げられて上記貫通穴23
8の上記他方の開口に到達させられることから、潤滑油
の一部が重力によって上記他方の開口から上記リングギ
ヤマウントケース150等の内部に連通する上記一方の
開口に向かって流されるので、オイルポンプ等の装置を
用いることなく上記潤滑油を上記リングギヤマウントケ
ース150等の内部に好適に供給できる利点がある。
【0057】以上、本発明の実施例を図面に基づいて説
明したが、本発明はその他の態様においても適応でき
る。例えば、前述の各実施例の駆動装置に設けられてい
た前記テーパ状内周面266、雌ねじ288、雄ねじ2
96、螺旋状リブ310は、任意に組み合わせて実施す
ることができる。例えば、上記テーパ状内周面266に
上記雌ねじ288と同じねじ溝を有するテーパねじが設
けられてもよい。
明したが、本発明はその他の態様においても適応でき
る。例えば、前述の各実施例の駆動装置に設けられてい
た前記テーパ状内周面266、雌ねじ288、雄ねじ2
96、螺旋状リブ310は、任意に組み合わせて実施す
ることができる。例えば、上記テーパ状内周面266に
上記雌ねじ288と同じねじ溝を有するテーパねじが設
けられてもよい。
【0058】また、上記テーパ状内周面266とともに
前記縮径部270が設けられる場合には、その縮径部2
70を貫通する前記油溝276が設けられるか否かも任
意である。
前記縮径部270が設けられる場合には、その縮径部2
70を貫通する前記油溝276が設けられるか否かも任
意である。
【0059】また、上記雌ねじ288および雄ねじ29
6は、例えば、図10(b)に示した実施例において、
前記車軸114の外周面252の上記縮径部270に対
向する部分のみに上記雄ねじ296と同様の雄ねじを設
ける等、それらが設けられる位置を任意に変更してもよ
い。
6は、例えば、図10(b)に示した実施例において、
前記車軸114の外周面252の上記縮径部270に対
向する部分のみに上記雄ねじ296と同様の雄ねじを設
ける等、それらが設けられる位置を任意に変更してもよ
い。
【0060】また、上記螺旋状リブ310と同様の螺旋
状のリブは、上記リングギヤマウントケース150等の
前記一方の端部140の内周面である一端部内周面26
0にも設けられるようにしてもよい。
状のリブは、上記リングギヤマウントケース150等の
前記一方の端部140の内周面である一端部内周面26
0にも設けられるようにしてもよい。
【0061】また、前記第2ギヤ部材160の中間部の
外周面に上記雄ねじ296と同様の雄ねじが設けられた
り、螺旋状のリブが設けられるようにしてもよい。
外周面に上記雄ねじ296と同様の雄ねじが設けられた
り、螺旋状のリブが設けられるようにしてもよい。
【0062】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明の一実施例の駆動装置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の駆動装置のトランスファを拡大して示す
図である。
図である。
【図3】上記トランスファの車両前方視を示す図であ
る。
る。
【図4】上記トランスファの車両左側方視を示す図であ
る。
る。
【図5】上記トランスファのトランスファケースの内部
を示す図2におけるJ−J視断面図である。
を示す図2におけるJ−J視断面図である。
【図6】図2に示したスペーサの形状を示す図である。
【図7】上記スペーサが上記トランスファのトランスフ
ァケースに取り付けられた状況を車両左側方視として示
す図である。
ァケースに取り付けられた状況を車両左側方視として示
す図である。
【図8】図7のK−K視断面図である。
【図9】上記トランスファのエクステンションハウジン
グの内部を示す図2におけるJ−J視断面図である。
グの内部を示す図2におけるJ−J視断面図である。
【図10】図2の潤滑油路の一部のいくつかの実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】図2のリングギヤマウントケースの別の実施
例を示す図12におけるM−M視断面図である。
例を示す図12におけるM−M視断面図である。
【図12】図11のリングギヤマウントケースの右側面
図である。
図である。
【図13】図11のリングギヤマウントケースの左側面
図である。
図である。
【図14】図11のリングギヤマウントケースの拡径部
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図15】図11のリングギヤマウントケースの拡径部
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図16】従来の駆動装置の一例を示す断面図である。
100:駆動装置 102:トランスアクスル 104:トランスファ 114、290:車軸 140、142:端部 150、280、300:リングギヤマウントケース
(円筒状の回転体) 176:外周面 248:オイルシール 250、284、304:内周面 288:円筒状部材 254:潤滑油路 258:潤滑油供給装置
(円筒状の回転体) 176:外周面 248:オイルシール 250、284、304:内周面 288:円筒状部材 254:潤滑油路 258:潤滑油供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦田 敏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の端部がトランスファケースから外
部へ突出し且つ他方の端部がトランスアクスル内に到達
する車軸を収容して該トランスアクスルに固定されたト
ランスファと、該トランスファ内において前記車軸と同
心であって該車軸の外周において回転可能に支持された
円筒状の回転体と、前記トランスアクスル内において前
記車軸と同心であって該車軸の外周に配設されるととも
に前記トランスアクスルから前記トランスファ内へ突き
出した端部が前記円筒状の回転体の前記トランスアクス
ル側の端部と相対回転不能に嵌合された円筒状部材と、
該円筒状部材の内周面と該円筒状部材内を縦通する前記
車軸の他方の端部の外周面との間に配設され、前記トラ
ンスファ内に封入された潤滑油と前記トランスアクスル
内に封入された潤滑油とを封止して相互を隔絶するオイ
ルシールとを含む四輪駆動車の駆動装置において、 前記トランスファ内に封入された潤滑油を前記円筒状の
回転体の回転にともなって掻き上げることにより、前記
円筒状の回転体の前記トランスアクスル側とは反対側の
端部内に供給する潤滑油供給装置と、 前記円筒状の回転体の内周面と前記車軸の外周面との間
に設けられ、該円筒状の回転体内の前記トランスアクス
ル側とは反対側の端部内へ供給された潤滑油を該トラン
スアクスル側の端部へ導く潤滑油路とを含むことを特徴
とする四輪駆動車の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416197A JPH10291426A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416197A JPH10291426A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291426A true JPH10291426A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14373345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10416197A Pending JPH10291426A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10291426A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030025530A (ko) * | 2001-09-21 | 2003-03-29 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기의 출력축 어셈블리 |
| DE10015491C2 (de) * | 1999-03-30 | 2003-10-30 | Suzuki Motor Co | Übertragungsgetriebe-Anbringungskonstruktion für ein Fahrzeug mit Vierradgetriebe |
| JP2020070839A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 株式会社Subaru | 差動機構の潤滑構造 |
| WO2025052523A1 (ja) * | 2023-09-04 | 2025-03-13 | 株式会社ジェイテクト | 差動装置 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10416197A patent/JPH10291426A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10015491C2 (de) * | 1999-03-30 | 2003-10-30 | Suzuki Motor Co | Übertragungsgetriebe-Anbringungskonstruktion für ein Fahrzeug mit Vierradgetriebe |
| KR20030025530A (ko) * | 2001-09-21 | 2003-03-29 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기의 출력축 어셈블리 |
| JP2020070839A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 株式会社Subaru | 差動機構の潤滑構造 |
| WO2025052523A1 (ja) * | 2023-09-04 | 2025-03-13 | 株式会社ジェイテクト | 差動装置 |
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