JPH0743521Y2 - 動力伝達装置の潤滑油供給機構 - Google Patents
動力伝達装置の潤滑油供給機構Info
- Publication number
- JPH0743521Y2 JPH0743521Y2 JP1986014476U JP1447686U JPH0743521Y2 JP H0743521 Y2 JPH0743521 Y2 JP H0743521Y2 JP 1986014476 U JP1986014476 U JP 1986014476U JP 1447686 U JP1447686 U JP 1447686U JP H0743521 Y2 JPH0743521 Y2 JP H0743521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- housing
- differential case
- gear
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 13
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 title 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 36
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 29
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、動力伝達装置の潤滑油供給機構に関するも
のである。
のである。
[技術的背景及び問題点] この種の回転体の内部潤滑構造としては、実開昭59−15
7120号公報第2図記載のものである。このものは、ギヤ
の噛合い時の圧力を利用し潤滑油を所望の内部潤滑部へ
導びく構造となっている。
7120号公報第2図記載のものである。このものは、ギヤ
の噛合い時の圧力を利用し潤滑油を所望の内部潤滑部へ
導びく構造となっている。
しかしながら、このような構造のものでは、回転体であ
るギヤの噛合い部に対して常に潤滑油が存在している場
合ならよいが、常時供給がむずかしい形状・構造の場
合、例えばディファレンシャル装置などにおける歯車機
構部に対してケーシングで周囲を包まれていると容易と
は言い難い。
るギヤの噛合い部に対して常に潤滑油が存在している場
合ならよいが、常時供給がむずかしい形状・構造の場
合、例えばディファレンシャル装置などにおける歯車機
構部に対してケーシングで周囲を包まれていると容易と
は言い難い。
又、たとえ潤滑油がギヤ噛合い部に供給されたとして
も、回転にともなう遠心力に抗して内部へと送り込まな
ければならず十分とは言い難い。
も、回転にともなう遠心力に抗して内部へと送り込まな
ければならず十分とは言い難い。
したがって内部潤滑部への潤滑油供給量が不足してしま
い、焼き付き等を起してしまう場合があった。
い、焼き付き等を起してしまう場合があった。
[考案の目的] この考案は、上記問題点に鑑み創案されたもので、回転
状態にある回転体の内部に十分な潤滑油を供給すること
ができる動力伝達装置の潤滑油供給機構の提供を目的と
する。
状態にある回転体の内部に十分な潤滑油を供給すること
ができる動力伝達装置の潤滑油供給機構の提供を目的と
する。
[問題点を解決するための手段] この考案は、その目的を達成するために、ディファレン
シャルケース内にピニオンシャフトと、このピニオンシ
ャフトに回転可能に支持されたピニオンギヤと、このピ
ニオンギヤに噛合う一対のサイドギヤとを組込んで設
け、一方のサイドギヤを貫通し前記ピニオンシャフトに
スプライン連結すると共に他方のサイドギヤの前端開放
の摺動部に後端が回転摺動可能に支持されるように入力
軸を設け、前記ディファレンシャルケースを一方のサイ
ドギヤと一体に形成すると共に第1出力軸にチェーン等
にて連結するように設け、他方のサイドギヤを入力軸と
同軸上の反対側に延長して第2出力軸として設け、この
第2出力軸の後端側をプロペラシャフトのスリーブヨー
クにスプライン連結して設け、前記ディファレンシャル
ケースの両端を車両変速装置のハウジング内の隔壁に
て、また、前記スリーブヨークを前記ハウジングの延長
部にて回転可能に支持し、この後者の支持によりスレー
ブヨークが車両走行時の振動にて第2出力軸及び前記延
長部に対してスライドできるように構成されており、前
記第2出力軸の後端面とスリーブヨークのスプライン嵌
合穴の底面との間の空間をスプライン隙間にて前記ハウ
ジング内の空間に連通する第1油溜として設け、前記第
2出力軸に前記後端面から前記摺動部に至るまで連通す
る貫通孔を設け、前記摺動部に前記ディファレンシャル
ケースの内部に連通する通路を設け、前記ハウジング延
長部の内孔後方部分にハウジング内の空間に連通する密
封状の第2油溜を設け、この第2油溜と第1油溜とを連
通する連通孔を前記スリーブヨークに貫通して設けてな
る構成とした。
シャルケース内にピニオンシャフトと、このピニオンシ
ャフトに回転可能に支持されたピニオンギヤと、このピ
ニオンギヤに噛合う一対のサイドギヤとを組込んで設
け、一方のサイドギヤを貫通し前記ピニオンシャフトに
スプライン連結すると共に他方のサイドギヤの前端開放
の摺動部に後端が回転摺動可能に支持されるように入力
軸を設け、前記ディファレンシャルケースを一方のサイ
ドギヤと一体に形成すると共に第1出力軸にチェーン等
にて連結するように設け、他方のサイドギヤを入力軸と
同軸上の反対側に延長して第2出力軸として設け、この
第2出力軸の後端側をプロペラシャフトのスリーブヨー
クにスプライン連結して設け、前記ディファレンシャル
ケースの両端を車両変速装置のハウジング内の隔壁に
て、また、前記スリーブヨークを前記ハウジングの延長
部にて回転可能に支持し、この後者の支持によりスレー
ブヨークが車両走行時の振動にて第2出力軸及び前記延
長部に対してスライドできるように構成されており、前
記第2出力軸の後端面とスリーブヨークのスプライン嵌
合穴の底面との間の空間をスプライン隙間にて前記ハウ
ジング内の空間に連通する第1油溜として設け、前記第
2出力軸に前記後端面から前記摺動部に至るまで連通す
る貫通孔を設け、前記摺動部に前記ディファレンシャル
ケースの内部に連通する通路を設け、前記ハウジング延
長部の内孔後方部分にハウジング内の空間に連通する密
封状の第2油溜を設け、この第2油溜と第1油溜とを連
通する連通孔を前記スリーブヨークに貫通して設けてな
る構成とした。
[実施例] この考案の一実施例をセンタディファレンシャルに適用
した第1図乃至第3図を参照しながら説明する。まず、
構成を説明する。
した第1図乃至第3図を参照しながら説明する。まず、
構成を説明する。
車両変速装置のハウジング1内の縦方向の2個の隔壁に
設けたころがり軸受3、5によって両端を回転自在に支
承された回転体としてのディファレンシャルケース7に
は、外周にリングギヤ9が設けられている。
設けたころがり軸受3、5によって両端を回転自在に支
承された回転体としてのディファレンシャルケース7に
は、外周にリングギヤ9が設けられている。
このリングギヤ9は、ハイボチェーン11を介しハウジン
グ1内に両端をころがり軸受13、15にて回転自在に支承
された、前輪出力側のドライブシャフト(第1出力軸)
17に一体的に設けられた出力歯車19に連結されている。
グ1内に両端をころがり軸受13、15にて回転自在に支承
された、前輪出力側のドライブシャフト(第1出力軸)
17に一体的に設けられた出力歯車19に連結されている。
前記ディファレンシャルケース7内の歯車伝達機構21
は、ピニオンシャフト23に支持されたピニオンギヤ25、
27と、これと噛合するサイドギヤ29、31と、このサイド
ギヤ29、31の内周部に設けられた入力側のドライブシャ
フト(入力軸)33と、サイドギヤ31と一体にドライブシ
ャフト33と同軸で反対側に延長して形成され、サイドギ
ヤ31側内周部でドライブシャフト33を、内部潤滑部とし
ての摺動部39で後述のように支持する後輪出力側のドラ
イブシャフト(第2出力軸)35とを備えて構成されてい
る。入力側のドライブシャフト33の外周一端にドッグク
ラッチ87を設けた溝付きスリーブ93が摺動自在にスプラ
イン結合されており、この溝付きスリーブ93はディファ
レンシャルケース7に固定されたサイドギヤ29に設けら
れたドッグクラッチ95と着脱自在に噛合するようになっ
ている。また、溝付きスリーブ93はディファレンシャル
ケース7の外周に設けられた溝付スリーブ89と、ピン91
を介して係合している。
は、ピニオンシャフト23に支持されたピニオンギヤ25、
27と、これと噛合するサイドギヤ29、31と、このサイド
ギヤ29、31の内周部に設けられた入力側のドライブシャ
フト(入力軸)33と、サイドギヤ31と一体にドライブシ
ャフト33と同軸で反対側に延長して形成され、サイドギ
ヤ31側内周部でドライブシャフト33を、内部潤滑部とし
ての摺動部39で後述のように支持する後輪出力側のドラ
イブシャフト(第2出力軸)35とを備えて構成されてい
る。入力側のドライブシャフト33の外周一端にドッグク
ラッチ87を設けた溝付きスリーブ93が摺動自在にスプラ
イン結合されており、この溝付きスリーブ93はディファ
レンシャルケース7に固定されたサイドギヤ29に設けら
れたドッグクラッチ95と着脱自在に噛合するようになっ
ている。また、溝付きスリーブ93はディファレンシャル
ケース7の外周に設けられた溝付スリーブ89と、ピン91
を介して係合している。
前輪出力側のサイドギヤ29とディファレンシャルケース
7とは、溶接等により一体的に形成してある。
7とは、溶接等により一体的に形成してある。
入力軸であるドライブシャフト33は、サイドギヤ29を貫
通した上でピニオンシャフト23とスプライン37により係
合し、サイドギヤ31の内周部を経て、これと一体の出力
側のドライブシャフト35の基端側に係合しており、係合
先端部位即ち後端(第1図中の右方端)がドライブシャ
フト35に対し、前端が開放されており、相対的に回転可
能な摺動部39が形成されている。この摺動部39には第3
図に示す如く、潤滑油通路41が切欠形成されている。
通した上でピニオンシャフト23とスプライン37により係
合し、サイドギヤ31の内周部を経て、これと一体の出力
側のドライブシャフト35の基端側に係合しており、係合
先端部位即ち後端(第1図中の右方端)がドライブシャ
フト35に対し、前端が開放されており、相対的に回転可
能な摺動部39が形成されている。この摺動部39には第3
図に示す如く、潤滑油通路41が切欠形成されている。
後輪出力側のドライブシャフト35には、軸心方向に歯車
伝達機構21,摺動部39に潤滑油を供給するため、潤滑油
供給孔(貫通孔)43が貫通して設けてある。
伝達機構21,摺動部39に潤滑油を供給するため、潤滑油
供給孔(貫通孔)43が貫通して設けてある。
この潤滑油供給孔43は、上記摺動部39に形成された潤滑
油通路41と連通し、この潤滑油通路41を介して潤滑油供
給孔43とディファレンシャルケース7の内部とが連通し
ている。
油通路41と連通し、この潤滑油通路41を介して潤滑油供
給孔43とディファレンシャルケース7の内部とが連通し
ている。
さらに、ディファレンシャルケース7に設けられた開口
(図示省略)を介してハウジング1の内部と連通してい
る。
(図示省略)を介してハウジング1の内部と連通してい
る。
後輪出力側のドライブシャフト35の後端側(第1図にて
右側)には、プロペラシャフト47がスリーブヨーク49お
よびユニバーサルジョイント51を介して連結されてい
る。
右側)には、プロペラシャフト47がスリーブヨーク49お
よびユニバーサルジョイント51を介して連結されてい
る。
なお、前記スリーブヨーク49とハウジング1に一体的に
設けた軸受部(ハウジング延長部)53との間に装着した
ブッシュ55と、スリーブヨーク49とドライブシャフト35
とが噛合するスプライン57により、プロペラシャフト47
の上下振動および前後移動が許容されるようになってい
る。
設けた軸受部(ハウジング延長部)53との間に装着した
ブッシュ55と、スリーブヨーク49とドライブシャフト35
とが噛合するスプライン57により、プロペラシャフト47
の上下振動および前後移動が許容されるようになってい
る。
前記ユニバーサルジョイント51の構造は、片側にはスリ
ーブヨーク49に設けたフランジ59と結合するフランジ61
を備えたフランジヨークを有し、他側はジヤーナル65を
介してプロペラシャフト47と連結して構成されている。
ーブヨーク49に設けたフランジ59と結合するフランジ61
を備えたフランジヨークを有し、他側はジヤーナル65を
介してプロペラシャフト47と連結して構成されている。
上記の構成によりドライブシャフト35の後端面(第1図
右端)とスリーブヨーク49のスプライン嵌合穴の底面と
の間に密封状の空隙が形成されており、この密封状の空
隙が潤滑油の第1油溜69となっている。この第1油溜69
はスプライン57の隙間を介してハウジング1内の空間に
連通する。また、ハウジング1より一体的に設けた軸受
部53に組込まれたブッシュ55の後端面と、軸受部先端に
設けたオイルシール73との間、即ち、軸受部53の内孔後
方部分に密封状の第2油溜め75が設けられており、この
第2油溜75と第1油溜69とはスリーブヨーク49に貫通し
て設けられた連通孔71により連通している。この第2油
溜75へ潤滑油を流し込むため、ケース1内上方側にハイ
ボチェーン11の回転によって掻き上げられた潤滑油を導
く潤滑油流路45が設けられているために、ブッシュ55に
は確実に多量の潤滑油が供給され、ブッシュ55の内面に
はハウジング11内に連通するように螺旋溝77か施され、
十分な潤滑油の供給がなされるようになっている。
右端)とスリーブヨーク49のスプライン嵌合穴の底面と
の間に密封状の空隙が形成されており、この密封状の空
隙が潤滑油の第1油溜69となっている。この第1油溜69
はスプライン57の隙間を介してハウジング1内の空間に
連通する。また、ハウジング1より一体的に設けた軸受
部53に組込まれたブッシュ55の後端面と、軸受部先端に
設けたオイルシール73との間、即ち、軸受部53の内孔後
方部分に密封状の第2油溜め75が設けられており、この
第2油溜75と第1油溜69とはスリーブヨーク49に貫通し
て設けられた連通孔71により連通している。この第2油
溜75へ潤滑油を流し込むため、ケース1内上方側にハイ
ボチェーン11の回転によって掻き上げられた潤滑油を導
く潤滑油流路45が設けられているために、ブッシュ55に
は確実に多量の潤滑油が供給され、ブッシュ55の内面に
はハウジング11内に連通するように螺旋溝77か施され、
十分な潤滑油の供給がなされるようになっている。
なお、カバー79は、スリーブヨーク49の後部近傍から突
出し、軸受部53の外周に遊嵌状に挿入されていて異物の
進入を防ぐ役目をなしている。
出し、軸受部53の外周に遊嵌状に挿入されていて異物の
進入を防ぐ役目をなしている。
また、サイドギヤ29と入力側のドライブシャフト33とを
着脱自在に係合するシフト機構81が設けられてあり、こ
のシフト機構81はシフトロッド83に嵌合するシフトフォ
ーク85が上記溝付スリーブ89と係合している。
着脱自在に係合するシフト機構81が設けられてあり、こ
のシフト機構81はシフトロッド83に嵌合するシフトフォ
ーク85が上記溝付スリーブ89と係合している。
この溝付スリーブ89は、ディファレンシャルケース7を
貫通するピン91を介してドライブシャフト33の外周にス
プライン係合する一端側にドッグクラッチ87を形成して
内側の溝付スリーブ93と係止されサイドギヤ29側に設け
られたドッグクラッチ95と、シフトロッド83の移動によ
るシフトフォーク85の移動で着脱自在に係合する。
貫通するピン91を介してドライブシャフト33の外周にス
プライン係合する一端側にドッグクラッチ87を形成して
内側の溝付スリーブ93と係止されサイドギヤ29側に設け
られたドッグクラッチ95と、シフトロッド83の移動によ
るシフトフォーク85の移動で着脱自在に係合する。
この係合状態でサイドギヤ29と入力軸のドライブシャフ
ト33とが一体化してデフロックが行なわれる。
ト33とが一体化してデフロックが行なわれる。
次に上記の構成からなるこの考案の一実施例の作用を説
明する。
明する。
車両の進行中においては、プロペラシャフト47は上下振
動及び前後移動を発生させている。この動きはプロペラ
シャフト47に連結したユニバーサルショイント51および
スリーブヨーク49に伝わり、スリーブヨーク49とドライ
ブシャフト35が噛合しているスプライン37により動きが
許容され、ドライブシャフト35からの動力は的確かつ円
滑に後車輪に伝達されることとなる。
動及び前後移動を発生させている。この動きはプロペラ
シャフト47に連結したユニバーサルショイント51および
スリーブヨーク49に伝わり、スリーブヨーク49とドライ
ブシャフト35が噛合しているスプライン37により動きが
許容され、ドライブシャフト35からの動力は的確かつ円
滑に後車輪に伝達されることとなる。
前記スリーブヨーク49のスライドによる前後移動によ
り、ドライブシャフト35とスリーブヨーク49との端部間
に形成された潤滑油の第1油溜69、及びハウジング1の
軸受部53に設けた第2油溜75には、ハウジング1内から
潤滑油が、第1油溜69にはスプライン57を通り、また第
2油溜75にはブッシュ55に設けた螺旋溝77を通って吸引
貯油される。
り、ドライブシャフト35とスリーブヨーク49との端部間
に形成された潤滑油の第1油溜69、及びハウジング1の
軸受部53に設けた第2油溜75には、ハウジング1内から
潤滑油が、第1油溜69にはスプライン57を通り、また第
2油溜75にはブッシュ55に設けた螺旋溝77を通って吸引
貯油される。
そして第1油溜69の潤滑油は押し出され、潤滑油供給孔
43から摺動部39の潤滑油通路41を経て、ディファレンシ
ャルケース7の内部内に供給されることとなる。
43から摺動部39の潤滑油通路41を経て、ディファレンシ
ャルケース7の内部内に供給されることとなる。
このとき、第2油溜75には潤滑油流路45により常時多量
の潤滑油が充満しているので、スリーブヨーク49の前後
移動により、常に新しい潤滑油を連通孔71を通って第1
油溜69へ途切れることなく供給することができるわけで
ある。
の潤滑油が充満しているので、スリーブヨーク49の前後
移動により、常に新しい潤滑油を連通孔71を通って第1
油溜69へ途切れることなく供給することができるわけで
ある。
また、ブッシュ55への潤滑は、常に新しい潤滑油が流れ
ているためブッシュの摩耗を防ぐという別の効果も得る
ことができる。
ているためブッシュの摩耗を防ぐという別の効果も得る
ことができる。
このようにディファレンシャルケース7の内部への潤滑
油の供給は、回転するディファレンシャルケース7の遠
心力による吸込みに加えて、プロペラシャフト49の上下
振動及び前後移動による強制給油が行なわれるので、特
に潤滑の必要な差動回転時にもディファレンシャルケー
ス7内の歯車伝達機構21の潤滑は十分かつ確実に行なわ
れることとなる。
油の供給は、回転するディファレンシャルケース7の遠
心力による吸込みに加えて、プロペラシャフト49の上下
振動及び前後移動による強制給油が行なわれるので、特
に潤滑の必要な差動回転時にもディファレンシャルケー
ス7内の歯車伝達機構21の潤滑は十分かつ確実に行なわ
れることとなる。
[考案の効果] この考案に係る潤滑油供給機構によるときは、プロペラ
シャフトの走行中の上下振動及び前後移動を利用し、ス
リーブヨークの前後移動により、多量の潤滑油を供給で
きる第2油溜と連通した第1油溜が拡縮さることとな
り、回転状態にある回転体の内部潤滑部に確実に多量の
潤滑油を供給することができるので、歯車伝達機構を十
分かつ確実に潤滑することができる。
シャフトの走行中の上下振動及び前後移動を利用し、ス
リーブヨークの前後移動により、多量の潤滑油を供給で
きる第2油溜と連通した第1油溜が拡縮さることとな
り、回転状態にある回転体の内部潤滑部に確実に多量の
潤滑油を供給することができるので、歯車伝達機構を十
分かつ確実に潤滑することができる。
第1図は本考案の動力伝達装置の潤滑油供給機構の全体
断面図、第2図は第2の油溜を示す要部拡大断面図、第
3図は第1図のIII−III線断面図である。 1…ハウジング 7…ディファレンシャルケース(回転体) 17…ドライブシャフト(第1出力軸) 21…歯車伝達機構 33…ドライブシャフト(入力軸)、35…ドライブシャフ
ト(第2出力軸) 39…摺動部、41…潤滑油通路 43…潤滑油供給孔(貫通孔)、47…プロペラシャフト 49…スリーブヨーク、51…ユニバーサルジョイント 53…軸受部(延長部)、69…第1油溜 71…連通孔、75…第2油溜
断面図、第2図は第2の油溜を示す要部拡大断面図、第
3図は第1図のIII−III線断面図である。 1…ハウジング 7…ディファレンシャルケース(回転体) 17…ドライブシャフト(第1出力軸) 21…歯車伝達機構 33…ドライブシャフト(入力軸)、35…ドライブシャフ
ト(第2出力軸) 39…摺動部、41…潤滑油通路 43…潤滑油供給孔(貫通孔)、47…プロペラシャフト 49…スリーブヨーク、51…ユニバーサルジョイント 53…軸受部(延長部)、69…第1油溜 71…連通孔、75…第2油溜
Claims (1)
- 【請求項1】ディファレンシャルケース内にピニオンシ
ャフトと、このピニオンシャフトに回転可能に支持され
たピニオンギヤと、このピニオンギヤに噛合う一対のサ
イドギヤとを組込んで設け、一方のサイドギヤを貫通し
前記ピニオンシャフトにスプライン連結すると共に他方
のサイドギヤの前端開放の摺動部に後端が回転摺動可能
に支持されるように入力軸を設け、前記ディファレンシ
ャルケースを一方のサイドギヤと一体に形成すると共に
第1出力軸にチェーン等にて連結するように設け、他方
のサイドギヤを入力軸と同軸上の反対側に延長して第2
出力軸として設け、この第2出力軸の後端側をプロペラ
シャフトのスリーブヨークにスプライン連結して設け、
前記ディファレンシャルケースの両端を車両変速装置の
ハウジング内の隔壁にて、また、前記スリーブヨークを
前記ハウジングの延長部にて回転可能に支持し、この後
者の支持によりスリーブヨークが車両走行時の振動にて
第2出力軸及び前記延長部に対してスライドできるよう
に構成されており、前記第2出力軸の後端面とスリーブ
ヨークのスプライン嵌合穴の底面との間の空間をスプラ
イン隙間にて前記ハウジング内の空間に連通する第1油
溜として設け、前記第2出力軸に前記後端面から前記摺
動部に至るまで連通する貫通孔を設け、前記摺動部に前
記ディファレンシャルケースの内部に連通する通路を設
け、前記ハウジング延長部の内孔後方部分にハウジング
内の空間に連通する密封状の第2油溜を設け、この第2
油溜と第1油溜とを連通する連通孔を前記スリーブヨー
クに貫通して設けてなる動力伝達装置の潤滑油供給機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986014476U JPH0743521Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 動力伝達装置の潤滑油供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986014476U JPH0743521Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 動力伝達装置の潤滑油供給機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62128270U JPS62128270U (ja) | 1987-08-14 |
| JPH0743521Y2 true JPH0743521Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=30804497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986014476U Expired - Lifetime JPH0743521Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 動力伝達装置の潤滑油供給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743521Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2572075B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1997-01-16 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 4輪駆動車用動力伝達装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0689839B2 (ja) * | 1983-12-27 | 1994-11-14 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | エクステンシヨンハウジングの潤滑装置 |
| JPS60196054U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-27 | スズキ株式会社 | 自動車推進軸の潤滑装置 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP1986014476U patent/JPH0743521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62128270U (ja) | 1987-08-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6113804Y2 (ja) | ||
| JP5053107B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPS581377Y2 (ja) | 車両用終駆動機の潤滑装置 | |
| JP3719582B2 (ja) | 終減速装置の潤滑構造 | |
| JPH0743521Y2 (ja) | 動力伝達装置の潤滑油供給機構 | |
| US4287783A (en) | Mechanism for lubricating bearings of a counter shift gear for a gear transmission | |
| JP2964519B2 (ja) | 四輪駆動用変速機 | |
| JPH0546506Y2 (ja) | ||
| JPH0233904B2 (ja) | Sharyoyosadosochi | |
| JPH10291426A (ja) | 四輪駆動車の駆動装置 | |
| JPH063204Y2 (ja) | 歯車変速機の潤滑機構 | |
| JPH0444928Y2 (ja) | ||
| JPH07239011A (ja) | 4輪駆動車用動力伝達装置の潤滑構造 | |
| JPS6318256Y2 (ja) | ||
| JPH062078Y2 (ja) | 差動歯車の潤滑装置 | |
| JPH0621630B2 (ja) | 4輪駆動用変速機の潤滑装置 | |
| JPS592977Y2 (ja) | 車両用減速差動装置の潤滑装置 | |
| JPH0413470Y2 (ja) | ||
| JPH0438128Y2 (ja) | ||
| JPH0621631B2 (ja) | 4輪駆動用変速機の潤滑回路 | |
| JPS6231730Y2 (ja) | ||
| JPH0442236Y2 (ja) | ||
| JPH0522670Y2 (ja) | ||
| JPS6330846Y2 (ja) | ||
| JPH0536116Y2 (ja) |