JPH10291489A - 車両用連動ブレーキ装置 - Google Patents
車両用連動ブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH10291489A JPH10291489A JP10430797A JP10430797A JPH10291489A JP H10291489 A JPH10291489 A JP H10291489A JP 10430797 A JP10430797 A JP 10430797A JP 10430797 A JP10430797 A JP 10430797A JP H10291489 A JPH10291489 A JP H10291489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- cylinder
- master cylinder
- wheel brake
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧式前輪ブレーキを作動するマスタシリン
ダのブレーキレバーにより、機械式の後輪ブレーキをボ
ーデン式のブレーキケーブルを介して作動させる場合、
ブレーキレバーの操作時には、ブレーキケーブルの伸び
や緩みに拘らず、前輪及び後輪ブレーキの同時作動を可
能にする。 【解決手段】 マスタシリンダMの発生油圧により作動
されるスレーブシリンダSを設け、このスレーブシリン
ダSのピストン34と後輪ブレーキBrの静止部24と
でブレーキケーブルCのアウタチューブ22の両端を支
持し、ブレーキケーブルCのインナワイヤ21の両端を
マスタシリンダMのブレーキレバー3と後輪ブレーキB
rの作動レバー20に接続し、マスタシリンダの発生油
圧によるスレーブシリンダの作動により、アウタチュー
ブを圧縮して、その伸びや緩みを除去する。
ダのブレーキレバーにより、機械式の後輪ブレーキをボ
ーデン式のブレーキケーブルを介して作動させる場合、
ブレーキレバーの操作時には、ブレーキケーブルの伸び
や緩みに拘らず、前輪及び後輪ブレーキの同時作動を可
能にする。 【解決手段】 マスタシリンダMの発生油圧により作動
されるスレーブシリンダSを設け、このスレーブシリン
ダSのピストン34と後輪ブレーキBrの静止部24と
でブレーキケーブルCのアウタチューブ22の両端を支
持し、ブレーキケーブルCのインナワイヤ21の両端を
マスタシリンダMのブレーキレバー3と後輪ブレーキB
rの作動レバー20に接続し、マスタシリンダの発生油
圧によるスレーブシリンダの作動により、アウタチュー
ブを圧縮して、その伸びや緩みを除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一のブレーキ操
作子により、二つの車輪ブレーキ、例えば自動二輪車の
前輪ブレーキ及び後輪ブレーキを同時に作動させ得るよ
うにした、車両用連動ブレーキ装置に関する。
作子により、二つの車輪ブレーキ、例えば自動二輪車の
前輪ブレーキ及び後輪ブレーキを同時に作動させ得るよ
うにした、車両用連動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車用連動ブレーキ装置と
して、例えば特開昭56−67681号公報に開示され
ているように、機械式の前輪ブレーキと、同じく機械式
の後輪ブレーキとを機械的に連動させたものと、例えば
特開昭56−154378号公報に開示されているよう
に、いずれも油圧式の前輪ブレーキ及び後輪ブレーキを
共通のマスタシリンダの発生油圧により作動させるよう
にしたものが知られている。
して、例えば特開昭56−67681号公報に開示され
ているように、機械式の前輪ブレーキと、同じく機械式
の後輪ブレーキとを機械的に連動させたものと、例えば
特開昭56−154378号公報に開示されているよう
に、いずれも油圧式の前輪ブレーキ及び後輪ブレーキを
共通のマスタシリンダの発生油圧により作動させるよう
にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、比較的軽量
な自動二輪車には、前輪ブレーキを油圧式、後輪ブレー
キを機械式にそれぞれ構成したものが多く使用されてい
るが、それらにおいて油圧式前輪ブレーキ及び機械式後
輪ブレーキ間を連動させたものは、今のところ実用化さ
れていない。
な自動二輪車には、前輪ブレーキを油圧式、後輪ブレー
キを機械式にそれぞれ構成したものが多く使用されてい
るが、それらにおいて油圧式前輪ブレーキ及び機械式後
輪ブレーキ間を連動させたものは、今のところ実用化さ
れていない。
【0004】そこで、油圧式車輪ブレーキを作動するマ
スタシリンダのブレーキ操作子に、機械式車輪ブレーキ
をボーデン式ブレーキケーブルを介して連結し、単一の
ブレーキ操作子により、形式の異なる二つの車輪ブレー
キを作動させることが考えられるが、マスタシリンダの
操作子に、機械式車輪ブレーキに連なるブレーキケーブ
ルを単に接続した場合には、ブレーキ操作子の操作時、
ブレーキケーブルの多少の伸びや緩みに起因して、機械
式車輪ブレーキの作動が油圧式車輪ブレーキより遅れる
ことが懸念される。
スタシリンダのブレーキ操作子に、機械式車輪ブレーキ
をボーデン式ブレーキケーブルを介して連結し、単一の
ブレーキ操作子により、形式の異なる二つの車輪ブレー
キを作動させることが考えられるが、マスタシリンダの
操作子に、機械式車輪ブレーキに連なるブレーキケーブ
ルを単に接続した場合には、ブレーキ操作子の操作時、
ブレーキケーブルの多少の伸びや緩みに起因して、機械
式車輪ブレーキの作動が油圧式車輪ブレーキより遅れる
ことが懸念される。
【0005】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子により操作
されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を発生するマ
スタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2車輪ブレー
キとの間に接続され、該ブレーキ操作子による牽引操作
により第2車輪ブレーキを作動するボーデン式のブレー
キケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ装置におい
て、前記ブレーキ操作子の操作時には、前記ブレーキケ
ーブルの伸びや緩みに拘らず、第1及び第2車輪ブレー
キの同時作動を可能にすることを目的とする。
で、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子により操作
されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を発生するマ
スタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2車輪ブレー
キとの間に接続され、該ブレーキ操作子による牽引操作
により第2車輪ブレーキを作動するボーデン式のブレー
キケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ装置におい
て、前記ブレーキ操作子の操作時には、前記ブレーキケ
ーブルの伸びや緩みに拘らず、第1及び第2車輪ブレー
キの同時作動を可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子
により操作されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を
発生するマスタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2
車輪ブレーキとの間に接続され、該ブレーキ操作子によ
る牽引操作により第2車輪ブレーキを作動するボーデン
式のブレーキケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ
装置において、前記マスタシリンダの発生油圧により作
動されるスレーブシリンダを設け、このスレーブシリン
ダのピストンと第2車輪ブレーキの静止部とで前記ブレ
ーキケーブルのアウタチューブの両端を支持し、該ブレ
ーキケーブルのインナワイヤの両端を前記ブレーキ操作
子及び第2車輪ブレーキにそれぞれ接続したことを第1
の特徴とする。
に、本発明は、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子
により操作されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を
発生するマスタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2
車輪ブレーキとの間に接続され、該ブレーキ操作子によ
る牽引操作により第2車輪ブレーキを作動するボーデン
式のブレーキケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ
装置において、前記マスタシリンダの発生油圧により作
動されるスレーブシリンダを設け、このスレーブシリン
ダのピストンと第2車輪ブレーキの静止部とで前記ブレ
ーキケーブルのアウタチューブの両端を支持し、該ブレ
ーキケーブルのインナワイヤの両端を前記ブレーキ操作
子及び第2車輪ブレーキにそれぞれ接続したことを第1
の特徴とする。
【0007】この特徴によれば、ブレーキ操作子による
マスタシリンダの作動時に、その発生油圧によりスレー
ブシリンダのピストンが前進作動して、ブレーキケーブ
ルのアウタチューブを圧縮するので、該ケーブルの伸び
や弛みを速やかに除去することができる。したがって、
ブレーキ操作子の操作の進みに応じて、マスタシリンダ
の発生油圧の上昇とブレーキケーブルのインナワイヤの
牽引力の増加とが同時に得られ、第1及び第2車輪ブレ
ーキを同時に作動させることができる。
マスタシリンダの作動時に、その発生油圧によりスレー
ブシリンダのピストンが前進作動して、ブレーキケーブ
ルのアウタチューブを圧縮するので、該ケーブルの伸び
や弛みを速やかに除去することができる。したがって、
ブレーキ操作子の操作の進みに応じて、マスタシリンダ
の発生油圧の上昇とブレーキケーブルのインナワイヤの
牽引力の増加とが同時に得られ、第1及び第2車輪ブレ
ーキを同時に作動させることができる。
【0008】また、本発明は、上記特徴に加えて、前記
マスタシリンダ及び前記スレーブシリンダの両シリンダ
ボディを一体に形成したことを第2の特徴とする。
マスタシリンダ及び前記スレーブシリンダの両シリンダ
ボディを一体に形成したことを第2の特徴とする。
【0009】この特徴によれば、マスタシリンダ及びス
レーブシリンダの両シリンダボディの一体化により、構
造の簡素化、延いてはコストの低減を図ることができ
る。
レーブシリンダの両シリンダボディの一体化により、構
造の簡素化、延いてはコストの低減を図ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0011】先ず図1において、自動二輪車の操向ハン
ドルHには、そのハンドルグリップHaの内端に近接し
てマスタシリンダMのシリンダボディ1が固着される。
このシリンダボディ1に一体に形成されたレバーホルダ
2にブレーキレバー3(ブレーキ操作子)が軸支され
る。このブレーキレバー3を操作することにより、マス
タシリンダMを作動して油圧式の前輪ブレーキBf(第
1車輪ブレーキ)を作動させると共に、ボーデン式のブ
レーキケーブルCを介して機械式の後輪ブレーキBr
(第2車輪ブレーキ)を作動させるようになっている。
ドルHには、そのハンドルグリップHaの内端に近接し
てマスタシリンダMのシリンダボディ1が固着される。
このシリンダボディ1に一体に形成されたレバーホルダ
2にブレーキレバー3(ブレーキ操作子)が軸支され
る。このブレーキレバー3を操作することにより、マス
タシリンダMを作動して油圧式の前輪ブレーキBf(第
1車輪ブレーキ)を作動させると共に、ボーデン式のブ
レーキケーブルCを介して機械式の後輪ブレーキBr
(第2車輪ブレーキ)を作動させるようになっている。
【0012】即ち、マスタシリンダMの出力ポート4
は、油圧式の前輪ブレーキBfの入力ポート5に油圧ホ
ース6を介して接続される。この前輪ブレーキBfは、
自動二輪車のフロントフォークFfに取付けられ、前記
入力ポート5を有するブレーキキャリパ9と、図示しな
い前輪と共に回転するブレーキディスク10とからなっ
ており、ブレーキキャリパ9は、入力ポート5に油圧を
供給されると、図示しない摩擦パッドをブレーキディス
ク10に圧接させて制動力を発揮するようになってい
る。
は、油圧式の前輪ブレーキBfの入力ポート5に油圧ホ
ース6を介して接続される。この前輪ブレーキBfは、
自動二輪車のフロントフォークFfに取付けられ、前記
入力ポート5を有するブレーキキャリパ9と、図示しな
い前輪と共に回転するブレーキディスク10とからなっ
ており、ブレーキキャリパ9は、入力ポート5に油圧を
供給されると、図示しない摩擦パッドをブレーキディス
ク10に圧接させて制動力を発揮するようになってい
る。
【0013】後輪ブレーキBrは、自動二輪車のリアフ
ォークFrの後端に回転不能に支持されたバックプレー
ト13と、このバックプレート13の固設したアンカ1
4に各一端を揺動可能に支承されて相対向する一対のブ
レーキシュー15と、バックプレート13に回動自在に
支持されると共に両ブレーキシュー15の他端に係合し
て、これを拡張作動し得るカム軸16と、両ブレーキシ
ュー15間に張設されてこれらを収縮方向に付勢するシ
ュー戻しばね17とを備え、ブレーキシュー15は、そ
の拡張時、図示しない後輪に固設されたブレーキドラム
の内周面に圧接して制動力を付与するようになってい
る。上記カム軸16の外端に作動レバー20が固着さ
れ、これとブレーキレバー3とにブレーキケーブルCの
インナワイヤ21の両端の膨大端子21a,21bがそ
れぞれ係止される。
ォークFrの後端に回転不能に支持されたバックプレー
ト13と、このバックプレート13の固設したアンカ1
4に各一端を揺動可能に支承されて相対向する一対のブ
レーキシュー15と、バックプレート13に回動自在に
支持されると共に両ブレーキシュー15の他端に係合し
て、これを拡張作動し得るカム軸16と、両ブレーキシ
ュー15間に張設されてこれらを収縮方向に付勢するシ
ュー戻しばね17とを備え、ブレーキシュー15は、そ
の拡張時、図示しない後輪に固設されたブレーキドラム
の内周面に圧接して制動力を付与するようになってい
る。上記カム軸16の外端に作動レバー20が固着さ
れ、これとブレーキレバー3とにブレーキケーブルCの
インナワイヤ21の両端の膨大端子21a,21bがそ
れぞれ係止される。
【0014】ブレーキケーブルCのアウタチューブ22
の、後輪ブレーキBr側の端部筒22bは、バックプレ
ート13と一体のケーブルホルダ24に螺着された調節
ボルト25の頭部に嵌合して支持される。アウタチュー
ブ22の、ブレーキレバー3側の端部筒22aの支持構
造については後述する。
の、後輪ブレーキBr側の端部筒22bは、バックプレ
ート13と一体のケーブルホルダ24に螺着された調節
ボルト25の頭部に嵌合して支持される。アウタチュー
ブ22の、ブレーキレバー3側の端部筒22aの支持構
造については後述する。
【0015】自動二輪車の車体Bにはブレーキペダル2
7が軸支されており、これが後輪ブレーキBrの前記作
動レバー20に第2のボーデン式ブレーキケーブルC2
を介して連結され、ブレーキペダル27の操作によれ
ば、後輪ブレーキBrのみを作動させるようになってい
る。
7が軸支されており、これが後輪ブレーキBrの前記作
動レバー20に第2のボーデン式ブレーキケーブルC2
を介して連結され、ブレーキペダル27の操作によれ
ば、後輪ブレーキBrのみを作動させるようになってい
る。
【0016】図2及び図3において、マスタシリンダM
は、シリンダボディ1のシリンダ孔1aにピストン28
を嵌装して構成される。ピストン28は、シリンダ孔1
aの前端壁との間に油圧室29を画成するもので、その
後退限から前進するとき、出力ポート4から出力するよ
うになっている。ピストン28の後退限は、シリンダ孔
1aの内周面に係止されたストッパ環30により規定さ
れ、その後退限に向かってピストン28を付勢する戻し
ばね31が油圧室29に縮設される。
は、シリンダボディ1のシリンダ孔1aにピストン28
を嵌装して構成される。ピストン28は、シリンダ孔1
aの前端壁との間に油圧室29を画成するもので、その
後退限から前進するとき、出力ポート4から出力するよ
うになっている。ピストン28の後退限は、シリンダ孔
1aの内周面に係止されたストッパ環30により規定さ
れ、その後退限に向かってピストン28を付勢する戻し
ばね31が油圧室29に縮設される。
【0017】ブレーキレバー3は、これを支持する枢軸
32側からハンドルグリップHa側へ延びる比較的長い
操作腕3aと、前記枢軸32を挟んで互いに反対方向に
延びる比較的短い第1及び第2作動腕3b,3cと、こ
れら作動腕3b,3cの中間部に位置するストッパ腕3
dとからなっており、第1作動腕3bはピストン28の
後端に当接し、ストッパ腕3dは、ピストン28が後退
限に位置するとき、シリンダボディ1に当接してブレー
キレバー3の非操作位置を規定する。また、第2作動腕
3cに前記インナワイヤ21の膨大端子21aが係止さ
れる。
32側からハンドルグリップHa側へ延びる比較的長い
操作腕3aと、前記枢軸32を挟んで互いに反対方向に
延びる比較的短い第1及び第2作動腕3b,3cと、こ
れら作動腕3b,3cの中間部に位置するストッパ腕3
dとからなっており、第1作動腕3bはピストン28の
後端に当接し、ストッパ腕3dは、ピストン28が後退
限に位置するとき、シリンダボディ1に当接してブレー
キレバー3の非操作位置を規定する。また、第2作動腕
3cに前記インナワイヤ21の膨大端子21aが係止さ
れる。
【0018】マスタシリンダMには、その発生油圧に応
動するスレーブシリンダSが連設される。このスレーブ
シリンダSは、マスタシリンダMのシリンダボディ1と
一体に形成されたシリンダボディ33を有し、このシリ
ンダボディ33のシリンダ孔33aの内端壁と、このシ
リンダ孔33aに嵌装されたピストン34との間に画成
される油圧室35は、油路36を介してマスタシリンダ
Mの油圧室29に連通する。この場合、スレーブシリン
ダSのピストン34の受圧面積は、マスタシリンダMの
ピストン28のそれと同等若しくはそれより小さく設定
することが望ましい。
動するスレーブシリンダSが連設される。このスレーブ
シリンダSは、マスタシリンダMのシリンダボディ1と
一体に形成されたシリンダボディ33を有し、このシリ
ンダボディ33のシリンダ孔33aの内端壁と、このシ
リンダ孔33aに嵌装されたピストン34との間に画成
される油圧室35は、油路36を介してマスタシリンダ
Mの油圧室29に連通する。この場合、スレーブシリン
ダSのピストン34の受圧面積は、マスタシリンダMの
ピストン28のそれと同等若しくはそれより小さく設定
することが望ましい。
【0019】スレーブシリンダSのピストン34には、
前記ブレーキケーブルC側に屈曲したケーブルホルダ3
7が一体に形成されており、このケーブルホルダ37を
インナワイヤ21が摺動自在に貫通し、このケーブルホ
ルダ37に形成された支持孔38にアウタチューブ22
の前記端部筒22aが嵌合して支持される。
前記ブレーキケーブルC側に屈曲したケーブルホルダ3
7が一体に形成されており、このケーブルホルダ37を
インナワイヤ21が摺動自在に貫通し、このケーブルホ
ルダ37に形成された支持孔38にアウタチューブ22
の前記端部筒22aが嵌合して支持される。
【0020】次に、この実施例の作用について説明す
る。
る。
【0021】いま、ブレーキレバー3をハンドルグリッ
プHa側へ回動すると、第1作動腕3bがマスタシリン
ダMのピストン28を押圧すると共に、第2作動腕3c
がインナワイヤ21を牽引する。このインナワイヤ21
の牽引当初は、ブレーキケーブルCに多少とも存在する
伸びや緩みのため、その牽引力が後輪ブレーキBrまで
伝達されない。
プHa側へ回動すると、第1作動腕3bがマスタシリン
ダMのピストン28を押圧すると共に、第2作動腕3c
がインナワイヤ21を牽引する。このインナワイヤ21
の牽引当初は、ブレーキケーブルCに多少とも存在する
伸びや緩みのため、その牽引力が後輪ブレーキBrまで
伝達されない。
【0022】そこで、第1作動腕3bの押圧によるマス
タシリンダMのピストン28の前進により油圧室29に
油圧が発生すると、その油圧は、出力ポート4から油圧
ホース6を介して前輪ブレーキBfに供給されると同時
に、油路36を通してスレーブシリンダSの油圧室35
に供給され、ピストン34を前進させる。このピストン
34の前進作動によれば、それと一体のケーブルホルダ
37がアウタチューブ22を圧縮するように移動するの
で、ブレーキケーブルCの伸びや緩みを速やかに除去す
ることができる。
タシリンダMのピストン28の前進により油圧室29に
油圧が発生すると、その油圧は、出力ポート4から油圧
ホース6を介して前輪ブレーキBfに供給されると同時
に、油路36を通してスレーブシリンダSの油圧室35
に供給され、ピストン34を前進させる。このピストン
34の前進作動によれば、それと一体のケーブルホルダ
37がアウタチューブ22を圧縮するように移動するの
で、ブレーキケーブルCの伸びや緩みを速やかに除去す
ることができる。
【0023】したがって、その後のブレーキレバー3の
回動操作により、マスタシリンダMの油圧室29の昇圧
とインナワイヤ21の牽引力の増加とが同時に得られ、
前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrを同時に作動さ
せることができる。
回動操作により、マスタシリンダMの油圧室29の昇圧
とインナワイヤ21の牽引力の増加とが同時に得られ、
前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrを同時に作動さ
せることができる。
【0024】また、マスタシリンダM及びスレーブシリ
ンダSの両シリンダボディ1,33は一体に形成される
ので、構造の簡素化を図ることができる。
ンダSの両シリンダボディ1,33は一体に形成される
ので、構造の簡素化を図ることができる。
【0025】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子により操作
されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を発生するマ
スタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2車輪ブレー
キとの間に接続され、該ブレーキ操作子による牽引操作
により第2車輪ブレーキを作動するボーデン式のブレー
キケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ装置におい
て、前記マスタシリンダの発生油圧により作動されるス
レーブシリンダを設け、このスレーブシリンダのピスト
ンと第2車輪ブレーキの静止部とで前記ブレーキケーブ
ルのアウタチューブの両端を支持し、該ブレーキケーブ
ルのインナワイヤの両端を前記ブレーキ操作子及び第2
車輪ブレーキにそれぞれ接続したので、ブレーキ操作子
によるマスタシリンダの作動時には、その発生油圧によ
りスレーブシリンダの作動により、ブレーキケーブルの
伸びや弛みを速やかに除去して、第1及び第2車輪ブレ
ーキの同時作動を確実に行うことができる。
ば、ブレーキ操作子と、このブレーキ操作子により操作
されて、第1車輪ブレーキを作動する油圧を発生するマ
スタシリンダと、前記ブレーキ操作子と第2車輪ブレー
キとの間に接続され、該ブレーキ操作子による牽引操作
により第2車輪ブレーキを作動するボーデン式のブレー
キケーブルとを備えた、車両用連動ブレーキ装置におい
て、前記マスタシリンダの発生油圧により作動されるス
レーブシリンダを設け、このスレーブシリンダのピスト
ンと第2車輪ブレーキの静止部とで前記ブレーキケーブ
ルのアウタチューブの両端を支持し、該ブレーキケーブ
ルのインナワイヤの両端を前記ブレーキ操作子及び第2
車輪ブレーキにそれぞれ接続したので、ブレーキ操作子
によるマスタシリンダの作動時には、その発生油圧によ
りスレーブシリンダの作動により、ブレーキケーブルの
伸びや弛みを速やかに除去して、第1及び第2車輪ブレ
ーキの同時作動を確実に行うことができる。
【0027】また、本発明は、前記マスタシリンダ及び
前記スレーブシリンダの両シリンダボディを一体に形成
したので、マスタシリンダ及びスレーブシリンダの両シ
リンダボディの一体化により、構造の簡素化、延いては
コストの低減を図ることができる。
前記スレーブシリンダの両シリンダボディを一体に形成
したので、マスタシリンダ及びスレーブシリンダの両シ
リンダボディの一体化により、構造の簡素化、延いては
コストの低減を図ることができる。
【図1】本発明の実施例に係る自動二輪車用連動ブレー
キ装置の全体図。
キ装置の全体図。
【図2】図1のマスタシリンダ部の縦断平面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
Bf・・・・前輪ブレーキ(第1車輪ブレーキ) Br・・・・後輪ブレーキ(第2車輪ブレーキ) C・・・・・ブレーキケーブル M・・・・・マスタシリンダ S・・・・・スレーブシリンダ 1・・・・・マスタシリンダのシリンダボディ 3・・・・・ブレーキレバー(ブレーキ操作子) 21・・・・インナワイヤ 22・・・・アウタチューブ 24・・・・ケーブルホルダ(第2車輪ブレーキの静止
部) 28・・・・マスタシリンダのピストン 33・・・・スレーブシリンダのシリンダボディ 34・・・・スレーブシリンダのピストン
部) 28・・・・マスタシリンダのピストン 33・・・・スレーブシリンダのシリンダボディ 34・・・・スレーブシリンダのピストン
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレーキ操作子(3)と、このブレーキ
操作子(3)により操作されて、第1車輪ブレーキ(B
f)を作動する油圧を発生するマスタシリンダ(M)
と、前記ブレーキ操作子(3)と第2車輪ブレーキ(B
r)との間に接続され、該ブレーキ操作子(3)による
牽引操作により第2車輪ブレーキ(Br)を作動するボ
ーデン式のブレーキケーブル(C)とを備えた、車両用
連動ブレーキ装置において、 前記マスタシリンダ(M)の発生油圧により作動される
スレーブシリンダ(S)を設け、このスレーブシリンダ
(S)のピストン(34)と第2車輪ブレーキ(Br)
の静止部(24)とで前記ブレーキケーブル(C)のア
ウタチューブ(22)の両端を支持し、該ブレーキケー
ブル(C)のインナワイヤ(21)の両端を前記ブレー
キ操作子(3)及び第2車輪ブレーキ(Br)にそれぞ
れ接続したことを特徴とする、車両用連動ブレーキ装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記マスタシリンダ(M)及び前記スレーブシリンダ
(S)の両シリンダボディ(1,33)を一体に形成し
たことを特徴とする、車両用連動ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10430797A JPH10291489A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 車両用連動ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10430797A JPH10291489A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 車両用連動ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291489A true JPH10291489A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14377275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10430797A Pending JPH10291489A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 車両用連動ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10291489A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1616746A2 (en) | 2004-07-15 | 2006-01-18 | Hitachi, Ltd. | Vehicle control system |
| JP2007153270A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用連動ブレーキ機構 |
| JP2010235031A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の連動ブレーキ装置 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10430797A patent/JPH10291489A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1616746A2 (en) | 2004-07-15 | 2006-01-18 | Hitachi, Ltd. | Vehicle control system |
| US7630807B2 (en) | 2004-07-15 | 2009-12-08 | Hitachi, Ltd. | Vehicle control system |
| EP2177413A2 (en) | 2004-07-15 | 2010-04-21 | Hitachi Ltd. | Vehicle control system |
| US8645022B2 (en) | 2004-07-15 | 2014-02-04 | Hitachi, Ltd. | Vehicle control system |
| US9650038B2 (en) | 2004-07-15 | 2017-05-16 | Hitachi, Ltd. | Vehicle control system |
| JP2007153270A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用連動ブレーキ機構 |
| JP2010235031A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の連動ブレーキ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2684788A2 (en) | Straddle type vehicle interlocking brake system and straddle type vehicle | |
| JP3634269B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
| JP3203417B2 (ja) | バーハンドル車両用ブレーキ装置 | |
| JPS5819888B2 (ja) | デイスクブレ−キ装置 | |
| JPH10273087A (ja) | バーハンドル車両用ブレーキ装置 | |
| JP2002178893A (ja) | 自動車用マスタシリンダの取付構造 | |
| JPH10291489A (ja) | 車両用連動ブレーキ装置 | |
| JPH0657548B2 (ja) | 車両の制動レバ−位置調整装置 | |
| JP3502704B2 (ja) | 車両用連動ブレーキ装置 | |
| JP3513691B2 (ja) | バーハンドル車両用ブレーキ装置 | |
| JPH09267788A (ja) | 車両用ブレーキ装置 | |
| JP3561341B2 (ja) | 車両用連動ブレーキ装置 | |
| JP2995457B2 (ja) | 車両用連動ブレーキ装置 | |
| JP3608123B2 (ja) | バーハンドル車両用ブレーキ装置 | |
| JPH10258787A (ja) | バーハンドル車両用連動ブレーキ装置 | |
| JPH0958556A (ja) | 車両用連動ブレーキ装置 | |
| JP2000043778A (ja) | 二輪車用ブレーキ装置 | |
| JP3572539B2 (ja) | バーハンドル車両用連動ブレーキ装置のパーキングブレーキ機構 | |
| JP3691206B2 (ja) | バーハンドル車両用連動ブレーキ装置 | |
| JPH10218067A (ja) | バーハンドル車両用二系統式ディスクブレーキ装置 | |
| JPH1179048A (ja) | 車両用ブレーキ装置 | |
| JPH08104280A (ja) | 車両用前後連動ブレーキ装置 | |
| JPH107066A (ja) | 車両用ブレーキ装置 | |
| JPH10250667A (ja) | バーハンドル車両用ブレーキ装置 | |
| JP2001260975A (ja) | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |