JPH10292018A - ポリマー分散ポリオール、ポリウレタン樹脂およびポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
ポリマー分散ポリオール、ポリウレタン樹脂およびポリウレタンフォームの製造方法Info
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- JPH10292018A JPH10292018A JP9103540A JP10354097A JPH10292018A JP H10292018 A JPH10292018 A JP H10292018A JP 9103540 A JP9103540 A JP 9103540A JP 10354097 A JP10354097 A JP 10354097A JP H10292018 A JPH10292018 A JP H10292018A
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Abstract
するポリマー分散ポリオールを製造する。 【解決手段】アクリルアミド化合物、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシエチル等の親水性モノマーとスチレン、メ
タクリル酸メチル等の疎水性モノマーを必須成分として
併用し、それらを重合の前段と後段に分割して装入す
る。
Description
ールの製造方法ならびにその方法により製造されたポリ
マー分散ポリオールを用いたポリウレタン樹脂およびポ
リウレタンフォームの製造方法に関する。本発明のポリ
マー分散ポリオールを用いることにより湿熱圧縮永久歪
等の耐久性に優れたポリウレタンフォームが得られる。
て得られるポリマー微粒子の分散したポリオールは、従
来ポリマーポリオールまたはポリマー分散ポリオールと
呼ばれ、ポリウレタンフォームやポリウレタンエラスト
マー等の原料として使用されている。
ウレタンフォームに使用した場合、セルの連通化の促
進、フォーム硬度の向上等の効果が得られる。ポリウレ
タンの改質の効果を期待すると、分散するポリマーはマ
トリックスとなるポリウレタンのSP値(溶解性パラメ
ータ)と大きく異なる高SP値を有するものが好まし
く、ビニルモノマーとしてアクリロニトリルが選択され
るのが主流であった。
粘度が高くなるという問題があり、これを解決するため
にスチレンを共重合したポリマー分散ポリオールが広く
使用されるようになった。スチレンの使用により粘度上
昇は抑制され、高ポリマー濃度のポリマー分散ポリオー
ルの製造が可能となった。SP値の観点からはポリマー
粒子とポリウレタンマトリックスの界面がよりなじみや
すくなり、圧縮永久歪等の耐久性も向上する効果も期待
されるのである。しかし実際にはフォーム硬度の低下を
補うために、ポリオール中のポリマー濃度を高くした
り、ポリマー分散ポリオール使用量を増加して用いるの
で、逆に耐久性は改善されず、悪化する傾向にあった。
開昭51―73588号公報はアクリロニトリルとメタ
クリロニトリルのうち少なくとも1種とアクリルアミド
とメタクリルアミドのうち少なくとも1種とを共重合さ
せることを特徴とする重合体―ポリオール組成物の製造
法およびそれを用いたポリウレタンの製造法を教示して
いる。また、特開昭52―997号公報はアクリロニト
リルとアクリルアミドとを水の共存下でラジカル重合さ
せることを特徴とする重合体―ポリオール組成物の製造
法およびそれを用いたポリウレタンの製造法を教示して
いる。このようにアクリルアミド類が重合体―ポリオー
ル組成物の低粘度化に有効であることは公知である。し
かしこの場合、分散ポリマーが親水性であるためにポリ
マー分散ポリオール自身の貯蔵安定性が低いばかりか、
発泡剤としての水、触媒、整泡剤等を混合したレジン液
の貯蔵安定性が悪く、また、ポリウレタンフォームの湿
熱圧縮永久歪が悪化するという問題があることがわかっ
た。しかしながら、アクリルアミド類や(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシアルキルのように分子内にイソシアネー
ト基と反応し得る官能基を有する親水性モノマーをコモ
ノマーとして用いれば、そのポリマー分散ポリオールか
ら得られるポリウレタンの硬度や反発弾性等の物性が向
上することは、本発明者らが確認している。
単量体組成比または単量体種が異なる単量体を分割して
フィードすることにより、ポリマー粒子の中心部から表
面部に向かってポリマー材質を変化させる方法が提示さ
れている。具体的には、モノマーをフィードしていくと
ともに粒子径が増大するので、途中でモノマー組成比を
変えることにより粒子表面の組成を変化させることがで
きるとの記載がある。しかしながら、本願で採用してい
るモノマーを列挙しているにもかかわらず、モノマーの
親水性、疎水性に着目して、ポリマーの中心部から表面
部に向かってポリマーの材質を変化させていく方法が明
示ないし示唆されていない。例えば実施例1および2で
は、1段目と2段目でスチレン(本願の疎水性モノマー
に相当する)の濃度を変えているにすぎない。
安定性良好なポリマー分散ポリオールの製造方法と、硬
度、反発弾性等の物性と湿熱圧縮永久歪等の耐久性に優
れたポリウレタンフォームの製造方法を提供することに
ある。
解決するために鋭意検討した結果、親水性モノマーと疎
水性モノマーを必須成分として併用し、それらを重合の
前段と後段に分割して装入することにより、湿熱圧縮永
久歪等の耐久性が改善されたポリウレタンフォームが得
られることを見いだした。
カル開始剤の存在下、ビニルモノマーを重合させてポリ
マー分散ポリオールを製造する方法において、ビニルモ
ノマーが少なくとも一種の20℃、常圧における水への
溶解度が水100重量部に対して少なくとも10重量部
である親水性モノマー(A)と、少なくとも一種の20
℃、常圧における水への溶解度が水100重量部に対し
て0重量部以上5重量部以下の疎水性モノマー(B)と
からなり、重合の前段に使用する全ての親水性モノマー
(A)を含むモノマー混合液を装入し、重合の後段に使
用する全ての疎水性モノマー(B)を含むモノマー混合
液を装入して重合する、または、重合の前段に使用する
全ての疎水性モノマー(B)を含むモノマー混合液を装
入し、重合の後段に使用する全ての親水性モノマー
(A)を含むモノマー混合液を装入して重合することを
特徴とするポリマー分散ポリオールの製造方法である。
更には本発明は、活性水素化合物とポリイソシアネート
とを反応させて製造するポリウレタン樹脂において、活
性水素化合物として上記の方法により得られたポリマー
分散ポリオールを用いることを特徴とするポリウレタン
樹脂の製造方法、および、活性水素化合物とポリイソシ
アネートとを、触媒、発泡剤、および整泡剤の存在下に
反応させて製造するポリウレタンフォームにおいて、活
性水素化合物として上記の方法により得られたポリマー
分散ポリオールを含むポリオールを用いることを特徴と
するポリウレタンフォームの製造方法である。
て通常用いられるポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオール等を使用することができる。
アルコール等の1価アルコール類、水、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等の
2価アルコール類、グリセリン、ヘキサントリオール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多
価アルコール類、ソルビトール、蔗糖、メチルグルコシ
ド、デキストロース等の糖類、ビスフェノールA、ビス
フェノールF、ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノ
ン、レゾルシン、フロログルシン、ナフタレンジオー
ル、フェノールホルムアルデヒド縮合物等の芳香族化合
物、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等のアルカノールアミン類、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン等の脂肪酸アミン類、トルイレンジアミン、ジフェ
ニルメタンジアミン、ナフタレンジアミン、アミノフェ
ノール、アミノナフトール等の芳香族アミン類からなる
群から任意に選ばれる化合物を開始剤とし、通常アルカ
リ金属化合物とアミン類の少なくとも1種、または複合
金属シアン化物錯体等の触媒を使用して、エチレンオキ
シド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシド等のアルキレンオキシド類を付加
して得られるポリオキシアルキレンポリオールが挙げら
れる。更にこれらのポリオキシアルキレンポリオールの
中から任意に選ばれる2種以上の混合物も使用できる。
グリセリン等の多価アルコールを開始剤とし、ε―カプ
ロラクトン、γ―ブチロラクトン等を開環付加して得ら
れるポリエステルポリオール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ペンタンジオール等のジオール類
とテレフタル酸、無水フタル酸等のジカルボン酸または
テレフタル酸ジメチル等のジカルボン酸エステル類との
縮合により得られるポリエステルポリオール等を挙げら
れる。
常圧における水への溶解度が水100重量部に対して少
なくとも10重量部である親水性モノマー(A)と、少
なくとも一種の20℃、常圧における水への溶解度が水
100重量部に対して0重量部以上5重量部以下の疎水
性モノマー(B)とからなる。
アミド、N,N―ジメチルアクリルアミド、N,N―ジ
エチルアクリルアミド、N―メチルアクリルアミド、N
―エチルアクリルアミド、N―イソプロピルアクリルア
ミド、アクリロイルモルホリン、ジアセトンアクリルア
ミド、N,N―ジメチルアミノプロピルアクリルアミド
等のアクリルアミド化合物、アクリル酸、アクリル酸2
―ヒドロキシエチル、アクリル酸2―ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸2―ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸2―ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル等が挙げられる。好ましくは、
アクリルアミド化合物、特にアクリルアミドである。
ン、α―メチルスチレン、フェニルスチレン、クロルス
チレン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸2―エチルヘキシル、アク
リル酸n―ステアリル、アクリル酸テトラヒドロフルフ
リル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸t―ブチル、メタクリル酸2
―エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ト
リデシル、メタクリル酸セチル―ステアリル、メタクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸ベンジル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル
酸テトラヒドロフルフリル、メタクリロニトリル、酢酸
ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げられる。
好ましくは、スチレン、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸グリシジル、アクリル酸ブチル、特にスチレンであ
る。
性モノマー(B)以外のビニルモノマー(C)、例えば
アクリロニトリル等を併用することも可能である。
ビニルモノマーの総重量に対して5〜60重量%、好ま
しくは10〜50重量%である。ビニルモノマーの使用
量が5重量%未満では、ポリウレタンの硬度等、ポリマ
ー分散ポリオールを使用したことによる十分な改質効果
が得られない。ビニルモノマーの使用量が60重量%を
超えると、得られるポリマー分散ポリオールの粘度の上
昇が著しく、また分散安定性も悪化する。
は、5〜80重量%が好ましい。5重量%未満では樹脂
物性の向上効果が小さく、80重量%を超えると得られ
るポリマー分散ポリオールの吸水性が高くなり、発泡剤
としての水、触媒、整泡剤等を混合したレジン液の貯蔵
安定性が悪化する。
は、5〜90重量%が好ましい。5重量%未満では低粘
度化効果、耐久性改善効果が小さく、90重量%を超え
るとポリマー粒子の凝集を招き、分散安定性良好なポリ
マー分散ポリオールが得られない。
重合を開始するラジカル開始剤が用いられる。具体的に
は、2,2’―アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化
合物、ベンゾイルパーオキシド等の過酸化物、パーオキ
シジスルフィド等が挙げられる。重合開始剤の使用量
は、通常ビニルモノマーに対して、0.1〜10.0重
量%、好ましくは0.5〜5.0重量%である。
る。イソプロパノール等のアルコール類、メルカプタン
類、ハロゲン化炭化水素、脂肪族3級アミン、メタリル
スルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム等
が挙げられる。連鎖移動剤の使用量は、ポリオールとビ
ニルモノマーの総重量に対して0.1〜10.0重量%
が好ましい。
定化剤の存在下に重合を行うことも可能である。このよ
うな分散安定化剤として特公昭49―46556号公報
に記載されているような炭素―炭素不飽和結合含有ポリ
エステルポリオールや、アクリル基、メタクリル基、ア
リル基等を末端に有する変性ポリオール等が挙げられ
る。また、実質的に炭素―炭素不飽和結合を含有しない
高分子量ポリオキシアルキレンポリオールやポリエステ
ルポリオールも使用できる。
/または有機溶媒の存在下に行うこともできる。有機溶
媒としては、トルエン、キシレン、アセトニトリル、ヘ
キサン、ヘプタン、ジオキサン、エチレングリコールジ
メチルエーテル、N,N―ジメチルホルムアミド、ブタ
ノール、イソプロパノール等が挙げられる。
より連鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒等を使用して重合
反応を行いポリマー分散ポリオールを製造する。本発明
の重合反応は、連続式でも半回分式でも行なうことがで
きる。重合の前段に使用する全ての親水性モノマー
(A)を含むモノマー混合液を装入し、重合の後段に使
用する全ての疎水性モノマー(B)を含むモノマー混合
液を装入して重合する。または、重合の前段に使用する
全ての疎水性モノマー(B)を含むモノマー混合液を装
入し、重合の後段に使用する全ての親水性モノマー
(A)を含むモノマー混合液を装入して重合する。更に
詳しくは、少量のポリオール液中に、親水性モノマー混
合液と疎水性モノマー混合液を別々に重合の前段、後段
に分割して装入する。
であり、必要により連鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒を
含む。
親水性モノマー(A)、ポリオール、重合開始剤からな
り、必要により、AおよびB以外のモノマー(C)、連
鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒を含む。これらは混合液
として一括して装入してもよいし、例えばモノマー混合
液(水溶液)と開始剤のポリオール溶液等の、2系列以
上に分割して同時装入してもよい。
疎水性モノマー(B)、ポリオール、重合開始剤からな
り、必要により、AおよびB以外のモノマー(C)、連
鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒を含む。これらは混合液
として一括して装入してもよいし、例えばモノマー混合
液と開始剤のポリオール溶液等の、2系列以上に分割し
て同時装入してもよい。
られる連鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒は任意の比率で
重合の前段と後段に分割できるが、ポリオール、重合開
始剤は分割されるモノマー比率に応じて分割されるのが
好ましい。また、ポリオール、重合開始剤、必要により
用いられる連鎖移動剤、分散安定化剤、溶媒は重合の前
段と後段で同じものでもよいし、異なるものでもよい。
性モノマー混合液を後段に装入してもよいし、疎水性モ
ノマー混合液を前段に装入し親水性モノマー混合液を後
段に装入してもよい。
が、触媒の分解温度以上、好ましくは60〜200℃、
更に好ましくは80〜160℃で行う。また重合反応は
加圧系でも常圧系でも行うことができる。重合の前段、
後段で重合条件が同じでもよいし、異なってもよい。
リオールはそのままポリウレタン等の原料として使用で
きるが、未反応モノマー、触媒の分解生成物や連鎖移動
剤、溶媒等を減圧下に留去した後に使用することが好ま
しい。
るビニルポリマーの濃度は、得られたポリマー分散ポリ
オールに対し5〜60重量%である。
るビニルポリマーの平均粒子径は、ビニルポリマーの分
散安定性とポリウレタンフォームの物性に与える影響の
観点から、0.01〜10μmであることが好ましい。
このような粒径にするには、前記の連鎖移動剤、分散安
定化剤、溶媒の種類と使用量、モノマーの重量組成比等
を適宜調整することで行うことができる。
上記ポリマー分散ポリオールを含むポリオールとポリイ
ソシアネートとを、必要により触媒およびその他の助剤
の存在下に反応させて得られるものである。
ての上記ポリマー分散ポリオールを含むポリオールとポ
リイソシアネートとを水などの発泡剤、触媒、有機珪素
界面活性剤等の整泡剤および必要により、架橋剤、可塑
剤、着色剤等のその他の助剤の存在下に反応させて得ら
れるものである。
を含むポリオールが用いられる。本発明のポリマー分散
ポリオールの1種または2種以上の混合物、本発明のポ
リマー分散ポリオールと従来技術で製造したポリマー分
散ポリオールとの混合物、本発明のポリマー分散ポリオ
ールと前記したポリオールの混合物、本発明のポリマー
分散ポリオールと従来技術で製造したポリマー分散ポリ
オールと前記したポリオールの混合物等が挙げられる。
子中に2個以上有する芳香族系、脂肪族系、脂環族系な
どのポリウレタンの製造に用いられる公知のものが使用
できる。例えば2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、これら有機ポリイ
ソシアネートの80/20重量比(TDI−80/2
0)、65/35重量比(TDI−65/35)の異性
体混合物、多官能性タールを含有する粗製トリレンジイ
ソシアネート(多官能性タールとは、イソシアネートを
製造する際に副生し、イソシアネート基を分子内に2個
以上含有するタール状の物質の混合物である。以下同
じ。)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネートの任意の異性体混合物、3
核体以上の多官能性タールを含有する粗製ジフェニルメ
タンジイソシアネート(ポリメリックMDI)、トルイ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ナフタレンジイソシアネート、パラフェニレ
ンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネートお
よびこれらの有機ポリイソシアネートのカルボジイミド
変性体、ビュレット変性体、または、これらをポリオー
ル、モノオール単独でまたは併用して変性したプレポリ
マーなどが挙げられる。上記のポリイソシアネート化合
物は任意の割合で混合して用いることもできる。
ームを製造する際には、ポリマー分散ポリオールを含む
ポリオール、水、架橋剤等の活性水素化合物中の活性水
素基の当量に対するポリイソシアネート化合物中の遊離
イソシアネート基の当量の比であるイソシアネートイン
デックス(以降、NCOindexと略する。)は0.
50〜2.0の範囲が好ましい。
のをすべて使用できる。例えば、アミン系触媒として
は、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメ
チレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモ
ルホリン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ビス[2−
(ジメチルアミノ)エチル]エーテル、トリエチレンジ
アミンおよびトリエチレンジアミンの塩等、ジブチルア
ミン−2−エチルヘキソエート等のアミン塩、有機金属
系触媒としては、酢酸錫、オクチル酸錫、オレイン酸
錫、ラウリル酸錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロリド、2−エチルヘ
キシル酸錫、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸
ニッケルおよびナフテン酸コバルト等が挙げられる。こ
れらの触媒は任意に混合して使用でき、その使用量は活
性水素化合物100重量部に対して、0.0001〜1
0.0重量部である。
ロジフルオロメタン、2,2−ジクロロ−1,1,1−
トリフルオロエタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタン、メチレンクロリド、トリクロロトリフルオロエ
タン、ジブロモテトラフルオロエタン、トリクロロエタ
ン、ペンタン、ヘキサン等の1種または2種以上の混合
物である。
ば、日本ユニカー社製のL−520、L−532、L−
540、L−544、L−550、L−3600、L−
3601、L−5305、L−5307、L−5309
等、東レ・ダウコーニング社製のSRX−253、SR
X−274C、SF−2961、SF−2962等、信
越シリコーン社製のF−114、F−121、F−12
2、F−220、F−230、F−258、F−260
B、F−317、F−341、F−601、F−606
等、東芝シリコーン社製のTFA−4200、TFA−
4202等が挙げられる。これらの整泡剤は任意に混合
して使用でき、その使用量は活性水素化合物100重量
部に対して、0.1〜10重量部である。
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール
等のポリオール、トリエタノールアミン、ジエタノール
アミン、等のアルカノールアミン類、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等
の脂肪族ポリアミン、アニリン、2,4−トリレンジア
ミン、2,6−トリレンジアミン等の芳香族ポリアミ
ン、およびこれらの活性水素化合物にエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド等を付加して得られる水酸基価
200mgKOH/g以上の化合物である。その他、ハ
イドロキノン、レゾルシン等にエチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等を付加して得られる水酸基価200m
gKOH/g以上の化合物も使用できる。
媒、その他助剤、および所定のNCOindexに合わ
せたポリイソシアネートを計量し、攪拌混合した後、減
圧下に脱泡する。反応液を、所定の温度、例えば30〜
100℃に温度調節された型に注入し、所定の温度、例
えば60〜200℃のオーブンで所定の時間、例えば1
〜3日間硬化させ、ポリウレタン樹脂を脱型して所望の
ポリウレタン樹脂を得る。
剤、触媒、整泡剤およびその他助剤の所定量を混合した
レジン液を調製し、所定の温度、例えば20〜30℃に
調整する。ポリイソシアネートを所定のNCOinde
xに合わせて計量し、所定の温度、例えば20〜30℃
に調整する。その後、レジン液とポリイソシアネートを
急速混合し、フリー発泡を行ったり、あるいは、所定の
温度、例えば30〜70℃に温度調節された型に注入す
る。型内に注入成形する場合には、反応液が型内に発泡
充填後、必要により所定の温度、例えば60〜200℃
のオーブンで所定の時間、例えば1〜20分硬化させ、
ポリウレタンフォームを脱型し、必要によりフォームを
クラッシングしてセルを連通化し、所望のポリウレタン
フォームを得る。
を明らかにするが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。実施例、比較例に用いた原料、略語及び
分析方法を以下に説明する。 ポリオールA;グリセリンにプロピレンオキシド、次い
でエチレンオキシドを付加重合して得られる水酸基価3
4mgKOH/g、エチレンオキシド含量14重量%の
ポリオキシエチレンオキシプロピレントリオール ポリオールB;ポリオールAと無水マレイン酸の反応生
成物にプロピレンオキシドを付加した水酸基価30mg
KOH/gのポリエーテルエステルポリオール AN;アクリロニトリル St;スチレン AAM;アクリルアミド HEMA;メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 水;イオン交換水 IPA;イソプロパノール AIBN;アゾビスイソブチロニトリル 粘度;JIS K1557に準じて測定する。 粒径;粒子アナライザーCOULTER LS230を
使用し、体積平均粒径を測定する。 ポリイソシアネートA;ポリメリックMDI(NCO%
=31.3%、三井東圧化学社製) 触媒A;トリエチレンジアミンの16.5重量%ジプロ
ピレングリコール溶液 ポリウレタン樹脂の硬度;JIS K7215に記載の
タイプAデュロメータを使用し、円筒形サンプルの表面
硬度を測定する。 ポリウレタン樹脂の反発弾性;JIS K6301に記
載のリュプケ式反発弾性試験機を使用し、円筒形サンプ
ルの反発弾性を測定する。 架橋剤;KL−210(水酸基価830mgKOH/g
のアミン系架橋剤、三井東圧化学社製) 触媒B;Minico L−1020(アミン系触媒、
活材ケミカル社製) 触媒C;Niax A−1(アミン系触媒、ARCO社
製) 整泡剤;SRX−274C(シリコーン整泡剤、東レ・
ダウコーニング社製) ポリイソシアネートB;TM−20(2,4−トリレン
ジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネート
との80:20重量比の混合物80部とポリメリックM
DI20部とからなるポリイソシアネート混合物、三井
東圧化学社製) フォーム物性;JIS K6401、K6402に準じ
て測定する。
合槽にポリオールAを20重量部仕込み、攪拌しながら
100℃に昇温した。予め表1に示す組成比で混合した
前段フィード液を均一な速度で1時間かけて装入し、次
いで後段フィード液を均一な速度で1時間かけて装入し
て、そのまま1時間熟成反応を行った。反応終了後、未
反応モノマー、溶媒、開始剤、開始剤の分解物等を、6
65Pa(5mmHg)の減圧下、120℃で除去し
て、表1に記載のポリマー分散ポリオールA〜Dを得
た。得られたポリマー分散ポリオールの性能を評価する
ため、以下の方法でポリウレタン樹脂を作製した。ポリ
マー分散ポリオールA〜D100gを500mlのポリ
カップに秤量し、触媒A0.03gとNCOindex
1.00となるイソシアネートAとを加え、攪拌機(3
00rpm)で3分間攪拌し、15分減圧下に混合液を
脱泡した。予め80℃に保温したアルミ製モールド(直
径30mm×深さ12mmの円筒型)に混合液を流し込
み、窒素雰囲気下、80℃で48時間硬化させた後脱型
し、ポリウレタン樹脂を得た。ポリマー分散ポリオール
の性状およびポリウレタン樹脂の物性を表1に示す。
合したフィード液を均一な速度で2時間かけて装入し、
そのまま1時間熟成反応を行った。反応終了後、実施例
1〜4と同様の方法で未反応モノマー等を除去し、ポリ
マー分散ポリオールE〜Gを得た。実施例1〜4と同様
の方法でポリウレタン樹脂を作製し、評価した。ポリマ
ー分散ポリオールの性状およびポリウレタン樹脂の物性
を表2に示す。
に温度調整した。 ポリオールA 50部 ポリマー分散ポリオール 50部 架橋剤 3.0部 水 3.4部 触媒B 0.4部 触媒C 0.1部 整泡剤 1.0部 ポリイソシアネートBをNCOindex1.05とな
るように秤量し、23℃に温度調整した。上記レジン液
とポリイソシアネートBを、6秒間急速攪拌混合した
後、予め60℃に温度調整しておいた内寸(縦:横:深
さ)比4:4:1のアルミ製モールドへ注入し、ふたを
閉めて発泡させた。100℃の熱風オーブン中で5分間
加熱硬化させた後、フォームをモールドから取り出し、
クラッシングした。得られたフォームの物性を表3、表
4に示す。
従来のアクリロニトリル系のポリマーポリオールに比較
して、コモノマーとしてアクリルアミド、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル等の親水性モノマーを使用する
と、ポリウレタン樹脂の硬度、反発弾性が向上すること
がわかる。また、実施例5〜8、比較例4〜6の結果か
ら、親水性モノマーと疎水性モノマーを重合の前段と後
段に別々に装入することにより、ポリウレタンフォーム
の湿熱圧縮永久歪を大きく改善するポリマー分散ポリオ
ールが得られることがわかる。
により、硬度、反発弾性等の向上したポリウレタン樹脂
と湿熱圧縮永久歪を大きく改善したポリウレタンフォー
ムを提供し得るポリマー分散ポリオールが得られる。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリオール中でラジカル開始剤の存在
下、ビニルモノマーを重合させてポリマー分散ポリオー
ルを製造する方法において、 ビニルモノマーが少なくとも一種の20℃、常圧におけ
る水への溶解度が水100重量部に対して少なくとも1
0重量部である親水性モノマー(A)と、少なくとも一
種の20℃、常圧における水への溶解度が水100重量
部に対して0重量部以上5重量部以下の疎水性モノマー
(B)とからなり、 重合の前段に使用する全ての親水性モノマー(A)を含
むモノマー混合液を装入し、重合の後段に使用する全て
の疎水性モノマー(B)を含むモノマー混合液を装入し
て重合する、または、 重合の前段に使用する全ての疎水性モノマー(B)を含
むモノマー混合液を装入し、重合の後段に使用する全て
の親水性モノマー(A)を含むモノマー混合液を装入し
て重合することを特徴とするポリマー分散ポリオールの
製造方法。 - 【請求項2】 親水性モノマー(A)がアクリルアミド
化合物、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチルから選ばれる少
なくとも一種のモノマーからなる請求項1記載のポリマ
ー分散ポリオールの製造方法。 - 【請求項3】 親水性モノマー(A)が少なくとも一種
のアクリルアミド化合物からなる請求項1記載のポリマ
ー分散ポリオールの製造方法。 - 【請求項4】 疎水性モノマー(B)がスチレン、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸
ブチルから選ばれる少なくとも一種のモノマーからなる
請求項1、2、または3記載のポリマー分散ポリオール
の製造方法。 - 【請求項5】 活性水素化合物とポリイソシアネートと
を反応させて製造するポリウレタン樹脂において、活性
水素化合物として請求項1記載の方法によって得られた
ポリマー分散ポリオールを用いることを特徴とするポリ
ウレタン樹脂の製造方法。 - 【請求項6】 活性水素化合物とポリイソシアネートと
を、触媒、発泡剤、および整泡剤の存在下に反応させて
製造するポリウレタンフォームにおいて、活性水素化合
物として請求項1記載の方法によって得られたポリマー
分散ポリオールを含むポリオールを用いることを特徴と
するポリウレタンフォームの製造方法。
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- 1997-04-21 JP JP10354097A patent/JP3933245B2/ja not_active Expired - Fee Related
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