JPH1029206A - L形擁壁及び角部のl形コンクリートブロック成形型枠 - Google Patents
L形擁壁及び角部のl形コンクリートブロック成形型枠Info
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- JPH1029206A JPH1029206A JP20532796A JP20532796A JPH1029206A JP H1029206 A JPH1029206 A JP H1029206A JP 20532796 A JP20532796 A JP 20532796A JP 20532796 A JP20532796 A JP 20532796A JP H1029206 A JPH1029206 A JP H1029206A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 10
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度的にも外観的にも好ましいL形擁壁の角
部の構造及び当該角部のコンクリートブロックを成形す
る簡単な構造の可変角度式の型枠を得る。 【解決手段】 外側板7と、断面逆L形の内側板4とを
備え、外側板7及び内側板4の一方の小口端側が内側板
の水平面5と直交する軸心Pを中心とする円弧面に形成
され、当該一方の側の小口板19は軸心Pまわりに回動
かつ所望回動位置で固定自在に設けられている。小口面
板19は長い水平部17を備え、好ましい態様では、水
平部17は他方の小口面板の水平部と等しい長さの位置
で外側に直角に屈曲している。回動可能な小口板19
を、所望位置に回動して固定することにより、擁壁の角
部の頂角αに対応させる。水平部17を90度屈曲した
構造のものでは、当該型枠によって成形された角部のブ
ロック31と、通常の直線部分構築用のブロック32と
を突き合わせて角部を構築できる。
部の構造及び当該角部のコンクリートブロックを成形す
る簡単な構造の可変角度式の型枠を得る。 【解決手段】 外側板7と、断面逆L形の内側板4とを
備え、外側板7及び内側板4の一方の小口端側が内側板
の水平面5と直交する軸心Pを中心とする円弧面に形成
され、当該一方の側の小口板19は軸心Pまわりに回動
かつ所望回動位置で固定自在に設けられている。小口面
板19は長い水平部17を備え、好ましい態様では、水
平部17は他方の小口面板の水平部と等しい長さの位置
で外側に直角に屈曲している。回動可能な小口板19
を、所望位置に回動して固定することにより、擁壁の角
部の頂角αに対応させる。水平部17を90度屈曲した
構造のものでは、当該型枠によって成形された角部のブ
ロック31と、通常の直線部分構築用のブロック32と
を突き合わせて角部を構築できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、断面L形のコン
クリートブロックを成形する型枠に関するもので、特に
擁壁等の角部に用いるコンクリートブロックを成形する
型枠、及び当該型枠で成形された角部のコンクリートブ
ロックを備えた擁壁の構造に関するものである。
クリートブロックを成形する型枠に関するもので、特に
擁壁等の角部に用いるコンクリートブロックを成形する
型枠、及び当該型枠で成形された角部のコンクリートブ
ロックを備えた擁壁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】L形コンクリートブロック擁壁は、鉛直
方向の壁部と水平方向の控部とからなる断面L形のコン
クリートブロックを左右方向に並べて設置することによ
り構築される。L形断面のコンクリートブロックは、図
10に示すように、壁部の外面を成形する外側板7と、
壁部の内面及び控部の上面を成形する逆L形の内側板4
と、壁部の頂部を成形する底板3と、控部の端辺を成形
する端板11と、小口面を成形する両側の小口板14、
19とを備えた型枠を用いて、天地逆にして成形され
る。
方向の壁部と水平方向の控部とからなる断面L形のコン
クリートブロックを左右方向に並べて設置することによ
り構築される。L形断面のコンクリートブロックは、図
10に示すように、壁部の外面を成形する外側板7と、
壁部の内面及び控部の上面を成形する逆L形の内側板4
と、壁部の頂部を成形する底板3と、控部の端辺を成形
する端板11と、小口面を成形する両側の小口板14、
19とを備えた型枠を用いて、天地逆にして成形され
る。
【0003】この種のブロックを用いて擁壁等を構築す
るときの重要な問題の一つは、屈曲した角部の処理であ
る。L形擁壁の場合には、従来図11に示すように、角
部42の両側に位置するブロックの一方の小口面を角部
の頂角αの2分の1の角度になるように成形し、この斜
めにした小口面相互を突き合わせることによって角部を
成形する構造と、図12に示すように、中央を角部の頂
角αに合わせて屈折した形状のコーナ用ブロック43を
用いる構造とが知られている。前者の構造は、ブロック
を成形する型枠の構造を簡単にできるが、最も土圧がか
かるコーナ部にブロックの突合せ面が形成されるので、
強度上の問題を生じやすいこと、及び角部の稜線がずれ
たり欠けたりしやすく、ごつごつした外観になるという
問題がある。一方後者の構造は、強度上も美観上も優れ
ているが、コーナ用ブロックを成形する型枠の構造が複
雑になるという問題がある。
るときの重要な問題の一つは、屈曲した角部の処理であ
る。L形擁壁の場合には、従来図11に示すように、角
部42の両側に位置するブロックの一方の小口面を角部
の頂角αの2分の1の角度になるように成形し、この斜
めにした小口面相互を突き合わせることによって角部を
成形する構造と、図12に示すように、中央を角部の頂
角αに合わせて屈折した形状のコーナ用ブロック43を
用いる構造とが知られている。前者の構造は、ブロック
を成形する型枠の構造を簡単にできるが、最も土圧がか
かるコーナ部にブロックの突合せ面が形成されるので、
強度上の問題を生じやすいこと、及び角部の稜線がずれ
たり欠けたりしやすく、ごつごつした外観になるという
問題がある。一方後者の構造は、強度上も美観上も優れ
ているが、コーナ用ブロックを成形する型枠の構造が複
雑になるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】擁壁の角部を構築する
際に特に問題となるのは、角部の頂角αが一定しないこ
とである。特に土地が狭隘で自然の山地が多い我が国に
おいては、擁壁を土地の境界線や地形に沿って構築しな
ければならない場合が多く、角部の頂角αが一定しな
い。従って、図11のブロックの小口面の傾斜角や、図
12のコーナ用ブロック43の中央部の屈曲角は、角部
毎に異なる角度となることが多く、そうするとそれぞれ
の角度に応じた型枠を製作しなければならない。図11
のブロックは、図10に示すように、直線部のブロック
を成形する型枠のキャビティを斜めに仕切る仕切板44
を装着することによって成形され、この仕切板を所望の
小口面の角度に応じて交換することによって、頂角の異
なる角部に対応させている。一方、図12に示すコーナ
用ブロック43は、本願出願人らが提唱した実開昭63
−3406号公報に示すように、中央部の屈折角を任意
の角度に設定できる内側板と外側板とを備えた型枠を用
いることによって、擁壁の頂角の変化に対応している。
際に特に問題となるのは、角部の頂角αが一定しないこ
とである。特に土地が狭隘で自然の山地が多い我が国に
おいては、擁壁を土地の境界線や地形に沿って構築しな
ければならない場合が多く、角部の頂角αが一定しな
い。従って、図11のブロックの小口面の傾斜角や、図
12のコーナ用ブロック43の中央部の屈曲角は、角部
毎に異なる角度となることが多く、そうするとそれぞれ
の角度に応じた型枠を製作しなければならない。図11
のブロックは、図10に示すように、直線部のブロック
を成形する型枠のキャビティを斜めに仕切る仕切板44
を装着することによって成形され、この仕切板を所望の
小口面の角度に応じて交換することによって、頂角の異
なる角部に対応させている。一方、図12に示すコーナ
用ブロック43は、本願出願人らが提唱した実開昭63
−3406号公報に示すように、中央部の屈折角を任意
の角度に設定できる内側板と外側板とを備えた型枠を用
いることによって、擁壁の頂角の変化に対応している。
【0005】しかし頂角の異なる一体のコーナ用ブロッ
クを成形することを可能にした型枠は、頂角の異なる型
枠を個別に製作するよりはるかに経済的であるとはい
え、型枠構造が相当に複雑になり、また角度を変更する
作業にも時間がかかるという問題があった。
クを成形することを可能にした型枠は、頂角の異なる型
枠を個別に製作するよりはるかに経済的であるとはい
え、型枠構造が相当に複雑になり、また角度を変更する
作業にも時間がかかるという問題があった。
【0006】すなわち小口面を斜めにしたブロックを用
いる構造は、型枠構造が簡単になり、成形時の作業性も
比較的良好であるが、構築される擁壁に上述したような
問題があり、また、一体のコーナ用ブロックを用いる従
来構造は、型枠の構造が複雑になり、角度変更時の段取
り作業にも時間がかかるという問題があった。そこでこ
の発明は、これらの問題点を解決して、強度的にも外観
的にも好ましい構造のL形擁壁の角部の構造及び当該構
造に使用するコンクリートブロックを成形する簡単な構
造の型枠を得ることを課題としている。
いる構造は、型枠構造が簡単になり、成形時の作業性も
比較的良好であるが、構築される擁壁に上述したような
問題があり、また、一体のコーナ用ブロックを用いる従
来構造は、型枠の構造が複雑になり、角度変更時の段取
り作業にも時間がかかるという問題があった。そこでこ
の発明は、これらの問題点を解決して、強度的にも外観
的にも好ましい構造のL形擁壁の角部の構造及び当該構
造に使用するコンクリートブロックを成形する簡単な構
造の型枠を得ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の角部のL
形コンクリートブロック成形型枠は、外側板7と、外側
板に対向する断面逆L形の内側板4と、外側板7及び内
側板4の下端に位置する底板3と、内側板の水平面の端
辺に位置する端板11と、これらによって形成される空
所の両小口端に位置する小口板14、19とを備えたL
形コンクリートブロック成形型枠において、外側板7及
び内側板4がその一方の小口端側において内側板の水平
面5と直交する軸心Pを中心とする円弧面に形成され、
当該一方の側の小口板19は外側板7と内側板4と底板
3とで形成される空所に外側板7及び内側板4と直交し
て挿入される小口面板18を備えており、かつ当該一方
の小口板19は前記直交する軸心Pまわりに回動かつ所
望回動位置で固定自在に設けられており、前記小口面板
18は他方の小口板の水平部より長い水平部17を備
え、端板11は着脱又は移動可能であることを特徴とす
るものである。
形コンクリートブロック成形型枠は、外側板7と、外側
板に対向する断面逆L形の内側板4と、外側板7及び内
側板4の下端に位置する底板3と、内側板の水平面の端
辺に位置する端板11と、これらによって形成される空
所の両小口端に位置する小口板14、19とを備えたL
形コンクリートブロック成形型枠において、外側板7及
び内側板4がその一方の小口端側において内側板の水平
面5と直交する軸心Pを中心とする円弧面に形成され、
当該一方の側の小口板19は外側板7と内側板4と底板
3とで形成される空所に外側板7及び内側板4と直交し
て挿入される小口面板18を備えており、かつ当該一方
の小口板19は前記直交する軸心Pまわりに回動かつ所
望回動位置で固定自在に設けられており、前記小口面板
18は他方の小口板の水平部より長い水平部17を備
え、端板11は着脱又は移動可能であることを特徴とす
るものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のL
形コンクリートブロック成形型枠において、外側板及び
内側板の円弧部29、30が頂角90度以上の円弧部で
あり、前記一方の小口面板の水平部17は他方の小口面
板の水平部と等しい長さの位置で外側に直角に屈曲して
延在していることを特徴とするものである。
形コンクリートブロック成形型枠において、外側板及び
内側板の円弧部29、30が頂角90度以上の円弧部で
あり、前記一方の小口面板の水平部17は他方の小口面
板の水平部と等しい長さの位置で外側に直角に屈曲して
延在していることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載のL形コンクリートブロック
擁壁の角部の構造は、断面L形のコンクリートブロック
を左右に並べて配置して構築されたL形コンクリートブ
ロック擁壁の角部の構造において、角部の擁壁面が円筒
または円錐面であり、当該円筒または円錐面が角部を挟
んで配置されたL形コンクリートブロックの一方31の
一方の小口端側に一体に形成されており、角部を挟む他
方のブロック32は、屈曲しない一平面の擁壁面を備え
ていることを特徴とするものである。
擁壁の角部の構造は、断面L形のコンクリートブロック
を左右に並べて配置して構築されたL形コンクリートブ
ロック擁壁の角部の構造において、角部の擁壁面が円筒
または円錐面であり、当該円筒または円錐面が角部を挟
んで配置されたL形コンクリートブロックの一方31の
一方の小口端側に一体に形成されており、角部を挟む他
方のブロック32は、屈曲しない一平面の擁壁面を備え
ていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構造のこの発明の型枠では、軸心Pまわり
に回動自在に装着された一方の小口板19を、所望位置
に回動して固定することにより、擁壁の角部の頂角αに
対応させることができる。回動自在な小口板の小口面板
の水平部17を真っ直ぐに延在させたときは、当該型枠
で一方の小口面が斜めになり、かつ当該斜めになった小
口面側の擁壁面が円筒ないし円錐状に成形されたブロッ
ク25を得ることができる。従って、回動自在な小口板
を右側に設けた型枠と左側に設けた型枠とを用い、擁壁
の角部の両側に位置するブロックを成形してやれば、傾
斜した小口端を角部で突き合わせた構造の角部の擁壁面
が円筒ないし円錐面となった擁壁を構築することができ
る。
に回動自在に装着された一方の小口板19を、所望位置
に回動して固定することにより、擁壁の角部の頂角αに
対応させることができる。回動自在な小口板の小口面板
の水平部17を真っ直ぐに延在させたときは、当該型枠
で一方の小口面が斜めになり、かつ当該斜めになった小
口面側の擁壁面が円筒ないし円錐状に成形されたブロッ
ク25を得ることができる。従って、回動自在な小口板
を右側に設けた型枠と左側に設けた型枠とを用い、擁壁
の角部の両側に位置するブロックを成形してやれば、傾
斜した小口端を角部で突き合わせた構造の角部の擁壁面
が円筒ないし円錐面となった擁壁を構築することができ
る。
【0011】一方、回動可能な小口板の小口面板の水平
部17を、他方の小口板の面板の水平部の長さと等しい
位置で外側に90度屈曲した構造のものでは、角部の円
筒ないし円錐形の擁壁面のすべてを一体に備えたL形ブ
ロック31を成形することができ、かつそのブロックの
控部33には、角部を挟んで配置される他方のブロック
32の直角の控部34を受け入れる直角の切欠35が形
成される。従って当該型枠によって成形された角部の円
弧面を有するブロック31と、通常の直線部分構築用の
ブロック32とを突き合わせて接続することにより、円
筒または円錐形の擁壁面を角部に備えた擁壁を構築する
ことができる。しかもこの場合には、角部の両側に位置
するブロックの突合せ部が、角部の円弧部分に存在しな
い構造となるので、強度上より有利である。
部17を、他方の小口板の面板の水平部の長さと等しい
位置で外側に90度屈曲した構造のものでは、角部の円
筒ないし円錐形の擁壁面のすべてを一体に備えたL形ブ
ロック31を成形することができ、かつそのブロックの
控部33には、角部を挟んで配置される他方のブロック
32の直角の控部34を受け入れる直角の切欠35が形
成される。従って当該型枠によって成形された角部の円
弧面を有するブロック31と、通常の直線部分構築用の
ブロック32とを突き合わせて接続することにより、円
筒または円錐形の擁壁面を角部に備えた擁壁を構築する
ことができる。しかもこの場合には、角部の両側に位置
するブロックの突合せ部が、角部の円弧部分に存在しな
い構造となるので、強度上より有利である。
【0012】この発明の角部の構造を備えた擁壁は、上
記後者の構造の型枠を用いて成形したブロック31を、
角部を挟むブロックの一方として用いることにより構築
することができる。
記後者の構造の型枠を用いて成形したブロック31を、
角部を挟むブロックの一方として用いることにより構築
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図1ないし5に示す実施例を
参照して、この発明の実施の形態を説明する。
参照して、この発明の実施の形態を説明する。
【0014】図1ないし3は、型枠の実施例を示したも
のである。図の型枠は、H形鋼またはコ字形鋼からなる
脚部材1を備えており、この脚部材で基台2が支持され
ている。基台2には、底板3を一体に設けた逆L形の内
側板4が、その水平面5の先端辺側をステイ6で支えら
れた状態で固着されている。一方外側板7は、脚部材1
に形成したレールに沿って走行自在な車輪8を備えた台
車9により、内側板4に対向して接離自在に装着されて
いる。外側板7の直線部にはブロック表面に凹凸模様を
付けるためのモザイク用カセット10が装着されてい
る。内側板の水平面5の端辺に沿って端板11が装着さ
れている。この端板11は、その長手方向の長孔12に
挿通したボルトによって内側板4に固定されており、当
該ボルトを緩めることによって、当該長孔に沿って移動
させることができる。外側板7、底板3、内側板4及び
端板11によって形成される空所13の一方の小口端を
閉鎖する小口板14は、当該空所の端部に嵌まり込む形
で内側板4に固定されて設けられている。外側板7が閉
鎖されたとき及び端板11の位置が固定されたときは、
これらの外側板及び端板もボルトその他の締結具によ
り、小口板14に締着される。
のである。図の型枠は、H形鋼またはコ字形鋼からなる
脚部材1を備えており、この脚部材で基台2が支持され
ている。基台2には、底板3を一体に設けた逆L形の内
側板4が、その水平面5の先端辺側をステイ6で支えら
れた状態で固着されている。一方外側板7は、脚部材1
に形成したレールに沿って走行自在な車輪8を備えた台
車9により、内側板4に対向して接離自在に装着されて
いる。外側板7の直線部にはブロック表面に凹凸模様を
付けるためのモザイク用カセット10が装着されてい
る。内側板の水平面5の端辺に沿って端板11が装着さ
れている。この端板11は、その長手方向の長孔12に
挿通したボルトによって内側板4に固定されており、当
該ボルトを緩めることによって、当該長孔に沿って移動
させることができる。外側板7、底板3、内側板4及び
端板11によって形成される空所13の一方の小口端を
閉鎖する小口板14は、当該空所の端部に嵌まり込む形
で内側板4に固定されて設けられている。外側板7が閉
鎖されたとき及び端板11の位置が固定されたときは、
これらの外側板及び端板もボルトその他の締結具によ
り、小口板14に締着される。
【0015】固定の小口板14を設けた側と反対の側の
外側板7及び内側板4は、内側板4の水平面5の一箇所
に立設した旋回ピン16の軸心Pを中心とする円弧面を
形成するように屈曲されている。そして空所13の断面
と等しい外形を有し、かつ水平部17を長く延在させた
形状の小口面板18を備えた旋回小口板19が、小口面
板18が旋回ピンの軸心Pを通る位置関係で旋回ピン1
6に軸着されている。旋回小口板19の上縁の外側板側
には、上方へ撥ね上げ可能に枢着した締結具21が装着
されており、この締結具に設けたネジ22により、旋回
小口板19と外側板7とは所定の旋回位置で締結され
る。外側板7の下方部は、基台2との間に設けた締結具
(図ではネジ)23により締結されて、旋回小口板19
及び底板3に密着する。なお底板3の反固定小口板側の
端部外縁も、前記軸心Pを中心とする円弧に形成されて
いる。旋回小口板19の水平部17は、旋回ピン16の
上端に螺合したボルトによって締結される押え板などに
よって、内側板の水平面5に締着される。必要があれ
ば、旋回小口板の水平部17の延在方向にたとえばC形
クランプ等の締結具を用いて、旋回小口板の水平部24
と内側板の水平面5とを締結する。旋回小口板19の位
置が決まった後、端板11をその長孔に沿って移動し
て、エッジ状に形成した端部20を小口面板18に当接
させた状態で固定する。
外側板7及び内側板4は、内側板4の水平面5の一箇所
に立設した旋回ピン16の軸心Pを中心とする円弧面を
形成するように屈曲されている。そして空所13の断面
と等しい外形を有し、かつ水平部17を長く延在させた
形状の小口面板18を備えた旋回小口板19が、小口面
板18が旋回ピンの軸心Pを通る位置関係で旋回ピン1
6に軸着されている。旋回小口板19の上縁の外側板側
には、上方へ撥ね上げ可能に枢着した締結具21が装着
されており、この締結具に設けたネジ22により、旋回
小口板19と外側板7とは所定の旋回位置で締結され
る。外側板7の下方部は、基台2との間に設けた締結具
(図ではネジ)23により締結されて、旋回小口板19
及び底板3に密着する。なお底板3の反固定小口板側の
端部外縁も、前記軸心Pを中心とする円弧に形成されて
いる。旋回小口板19の水平部17は、旋回ピン16の
上端に螺合したボルトによって締結される押え板などに
よって、内側板の水平面5に締着される。必要があれ
ば、旋回小口板の水平部17の延在方向にたとえばC形
クランプ等の締結具を用いて、旋回小口板の水平部24
と内側板の水平面5とを締結する。旋回小口板19の位
置が決まった後、端板11をその長孔に沿って移動し
て、エッジ状に形成した端部20を小口面板18に当接
させた状態で固定する。
【0016】以上のように形成した型枠の空所13にコ
ンクリートを打ち込んで固化させることにより、図4に
示すコーナ部のコンクリートブロック25を成形する。
上記の型枠で形成されたコンクリートブロック25は、
その小口面26の一方が斜めになっており、図1〜3に
示したものと左右逆構造の型枠で成形した左右逆形状の
ブロックと、その斜めになった小口面相互を突き合わす
ことにより、所望の頂角27を備えた擁壁の角部を形成
する。
ンクリートを打ち込んで固化させることにより、図4に
示すコーナ部のコンクリートブロック25を成形する。
上記の型枠で形成されたコンクリートブロック25は、
その小口面26の一方が斜めになっており、図1〜3に
示したものと左右逆構造の型枠で成形した左右逆形状の
ブロックと、その斜めになった小口面相互を突き合わす
ことにより、所望の頂角27を備えた擁壁の角部を形成
する。
【0017】図6は、旋回小口板の形状が上記と異なる
第2実施例の型枠を示したものである。この第2実施例
のものにおいては、旋回小口板19の小口面板18の水
平部17が、固定側小口板14の小口面板15の水平部
の長さと等しい長さの位置の所で、外側すなわち反固定
小口板側に90度屈曲されている。また外側板7、底板
3及び内側板4の反固定小口板側に形成した旋回ピンの
軸心Pまわりの円弧形状は、少なくとも90度、望まし
くは90度を超える角度で形成する。これらの円弧部2
9、30を90度を超える角度で形成したときに、外側
板7の開閉が問題となるときは、外側板7が反固定小口
板側へと横移動しながら開閉されるようにレール28、
28を斜めに設けるか、外側板の円弧部分29を直線部
分の端部に鉛直方向の枢軸まわりに開閉自在な構造とし
てやればよい。
第2実施例の型枠を示したものである。この第2実施例
のものにおいては、旋回小口板19の小口面板18の水
平部17が、固定側小口板14の小口面板15の水平部
の長さと等しい長さの位置の所で、外側すなわち反固定
小口板側に90度屈曲されている。また外側板7、底板
3及び内側板4の反固定小口板側に形成した旋回ピンの
軸心Pまわりの円弧形状は、少なくとも90度、望まし
くは90度を超える角度で形成する。これらの円弧部2
9、30を90度を超える角度で形成したときに、外側
板7の開閉が問題となるときは、外側板7が反固定小口
板側へと横移動しながら開閉されるようにレール28、
28を斜めに設けるか、外側板の円弧部分29を直線部
分の端部に鉛直方向の枢軸まわりに開閉自在な構造とし
てやればよい。
【0018】上記のように構成された第2実施例の型枠
は、旋回小口板19を構築しようとする擁壁の角部の頂
角αと等しい角度旋回して固定した状態でブロックを成
形する。そして成形されたコーナ用ブロック31と直線
用の標準構造のブロック32とを突き合わせることによ
り、図8に示すように角部を形成する。第2実施例の型
枠で成形したコンクリートブロックには、壁部に円弧状
の角部が形成されるとともに、控部33に突き合わされ
る標準ブロックの控部34が嵌まり込む直角の切欠35
が形成されるので、標準形状のブロックをこの切欠に嵌
め込んで突き合わせることにより、図8に示す擁壁の角
部の構造が得られる。
は、旋回小口板19を構築しようとする擁壁の角部の頂
角αと等しい角度旋回して固定した状態でブロックを成
形する。そして成形されたコーナ用ブロック31と直線
用の標準構造のブロック32とを突き合わせることによ
り、図8に示すように角部を形成する。第2実施例の型
枠で成形したコンクリートブロックには、壁部に円弧状
の角部が形成されるとともに、控部33に突き合わされ
る標準ブロックの控部34が嵌まり込む直角の切欠35
が形成されるので、標準形状のブロックをこの切欠に嵌
め込んで突き合わせることにより、図8に示す擁壁の角
部の構造が得られる。
【0019】図7は、第2実施例の型枠で成形されたブ
ロックの模式的な斜視図である。この斜視図には、突き
合わされるブロック相互を締結するインサートナットを
備えた矩形の凹所36が示されている。これらの凹所3
6は、旋回小口板の小口面板18に、図6に示すような
コ字形の突起37を設け、これらの突起37の頂面にイ
ンサートナット38を固定した状態で、コンクリートを
打ち込むことにより成形される。突き合わされる反対側
のブロックにも同様な凹所を設けておき、図9に示すよ
うに、矩形枠状の金具39を介してボルト40をインサ
ートナット38にねじ込むことにより、突き合わされる
ブロック相互を連結する。また、旋回小口板19を旋回
ピン16に軸着する部分に設けられるボスのために生じ
る凹み41は、特に強度上及び機能上の問題を生じない
が、所望によりコンクリートを流し込んで塞いでやれば
よい。
ロックの模式的な斜視図である。この斜視図には、突き
合わされるブロック相互を締結するインサートナットを
備えた矩形の凹所36が示されている。これらの凹所3
6は、旋回小口板の小口面板18に、図6に示すような
コ字形の突起37を設け、これらの突起37の頂面にイ
ンサートナット38を固定した状態で、コンクリートを
打ち込むことにより成形される。突き合わされる反対側
のブロックにも同様な凹所を設けておき、図9に示すよ
うに、矩形枠状の金具39を介してボルト40をインサ
ートナット38にねじ込むことにより、突き合わされる
ブロック相互を連結する。また、旋回小口板19を旋回
ピン16に軸着する部分に設けられるボスのために生じ
る凹み41は、特に強度上及び機能上の問題を生じない
が、所望によりコンクリートを流し込んで塞いでやれば
よい。
【図1】第1実施例の型枠の平面図
【図2】図1のA部断面図
【図3】図1のB部矢視図
【図4】図1の型枠で成形したブロックの斜視図
【図5】擁壁の角部の連結状態を示す断面図
【図6】第2実施例の型枠の平面図
【図7】図6の型枠で成形したブロックの斜視図
【図8】擁壁の角部の平面図
【図9】連結金具を示す正面図
【図10】従来の型枠の斜視図
【図11】第1従来例の擁壁の平面図
【図12】第2従来例の擁壁の平面図
3 底板 4 内側板 5 水平面 7 外側板 11 端板 14 小口板 16 旋回ピン 17 水平部 18 小口面板 19 旋回小口板 31 コーナブロック 32 標準構造のブロック 33 控部 34 控部 35 切欠
Claims (3)
- 【請求項1】 外側板(7) と、外側板に対向する断面逆
L形の内側板(4) と、外側板(7) 及び内側板(4) の下端
に位置する底板(3) と、内側板の水平面の端辺に位置す
る端板(11)と、これらによって形成される空所の両小口
端に位置する小口板(14,19) とを備えたL形コンクリー
トブロック成形型枠において、外側板(7) 及び内側板
(4) がその一方の小口端側において内側板の水平面(5)
と直交する軸心(P) を中心とする円弧面に形成され、当
該一方の側の小口板(19)は外側板(7) と内側板(4) と底
板(3) とで形成される断面L形の空所に直角に挿入され
る小口面板(18)を備えており、かつ当該一方の小口板(1
9)は前記軸心(P) まわりに回動かつ所望回動位置で固定
自在に設けられており、前記小口面板(18)は他方の小口
板の水平部より長い水平部(17)を備え、端板(11)は着脱
又は移動可能であることを特徴とする、角部のL形コン
クリートブロック成形型枠。 - 【請求項2】 外側板及び内側板の円弧部(29,30) が頂
角90度以上の円弧部であり、前記一方の小口面板の水
平部(17)は他方の小口面板の水平部と等しい長さの位置
で外側に直角に屈曲して延在していることを特徴とす
る、請求項1記載の角部のL形コンクリートブロック成
形型枠。 - 【請求項3】 断面L形のコンクリートブロックを左右
に並べて配置して構築されたL形コンクリートブロック
擁壁の角部の構造において、角部の擁壁面が円筒または
円錐面であり、当該円筒または円錐面が角部を挟んで配
置されたL形コンクリートブロックの一方(31)に一体に
形成されており、角部を挟む他方のブロック(32)は、屈
曲しない一平面の擁壁面を備えていることを特徴とす
る、L形コンクリートブロック擁壁の角部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532796A JPH1029206A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | L形擁壁及び角部のl形コンクリートブロック成形型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532796A JPH1029206A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | L形擁壁及び角部のl形コンクリートブロック成形型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029206A true JPH1029206A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16505100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20532796A Pending JPH1029206A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | L形擁壁及び角部のl形コンクリートブロック成形型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115503087A (zh) * | 2022-11-22 | 2022-12-23 | 中铁建设集团华北工程有限公司 | 一种l形墙构件生产模具及l形墙构件生产方法 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP20532796A patent/JPH1029206A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115503087A (zh) * | 2022-11-22 | 2022-12-23 | 中铁建设集团华北工程有限公司 | 一种l形墙构件生产模具及l形墙构件生产方法 |
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