JPH10293087A - シフト操作評価装置 - Google Patents

シフト操作評価装置

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JPH10293087A
JPH10293087A JP9103327A JP10332797A JPH10293087A JP H10293087 A JPH10293087 A JP H10293087A JP 9103327 A JP9103327 A JP 9103327A JP 10332797 A JP10332797 A JP 10332797A JP H10293087 A JPH10293087 A JP H10293087A
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shift
shift operation
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Yoshiki Kawasaki
芳樹 川崎
Masahiko Karube
正彦 軽部
Shinichiro Sugino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】官能評価と計器による評価とを安定して一致さ
せたシフト操作評価装置を実現する。 【解決手段】シフト操作時のシフト操作機構の振動レベ
ルを検出し、この振動レベルを該基準波形と比較して各
シフト判定要素毎に波形分離し、複数のシフト判定要素
の基準波形と面積比較することにより各シフト判定要素
毎の判定値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はシフト操作評価装置
に関し、特に自動車の変速機のシフト操作を絶対的に評
価するための装置に関するものである。
【0001】
【従来の技術】従来より、シフト操作は高度の訓練を受
けた人による官能評価によって行われて来ており、この
ような官能評価の一例が下記の表1に示されている。
【0002】
【表1】
【0003】即ち、高度の訓練を積んだ検査員でも、
「粘り」、「引っかかり」、「2段入り」、及び「節度
感」などのシフト判定要素についてのシフト不良が分か
らないようなシフト操作の場合には点数10として評価
され、また全てのユーザーがシフト不良と感じるような
シフト操作は点数5として評価される、というようにな
っている。そして、この点数5以上が例えば変速機を出
荷する場合に許容できる評価レベルである。
【0004】これに対して、全てのユーザーがシフト不
良より悪いシフト不全と感ずるような場合には点数4と
して評価され、シフト操作機構として全く機能しないよ
うな場合には点数1として評価されるようになってい
る。
【0005】一方、上記のような人手による官能評価と
は別に計器を用いた相対評価方式も採用されている。
【0006】図8はこのような計器を用いた従来のシフ
ト操作評価装置を示したもので、トランスアクスル21
にギアコントロールボックス22が取り付けられてお
り、このギアコントロールボックス22はシフトロッド
23を介してシフトレバー24に結合されている。シフ
トレバー24は、その頭部に取り付けられているはシフ
トノブ25がばね秤26の突出部27と当接するように
なっている。
【0007】このようなシフト操作評価装置において
は、オペレータ(検査員)がシフトノブ25を図9に示
すようなシフト方向又はセレクト方向にシフト操作
すると、ばね秤26の突出部28に当たることにより目
盛部28がそのときの操作重量を表示する。
【0008】この場合にも、図10に示すように、「粘
り」、「引っかかり」、「2段入り」、「節度感」のシ
フト判定要素を確認して、総合判定がなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように官能評価
者による評価では人によってバラツキが生じる欠点があ
り、また図8に示した計器によるシフト操作の評価では
最大操作重量しか分からず数量的に正しく判断すること
ができない。
【0010】このため、エキスパートによる官能評価と
計器による評価では評価そのものが異なることが多いと
いう課題があった。
【0011】したがって本発明は、官能評価と計器によ
る評価とを安定して一致させたシフト操作評価装置を実
現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するため、本発明に係るシフト操作評価装置は、シフ
ト操作時のシフト操作機構の振動レベルを検出する振動
センサと、シフト操作に関する複数のシフト判定要素を
基準波形として記憶したメモリと、該振動レベルを該基
準波形と比較して各シフト判定要素毎に波形分離し、該
基準波形と面積比較することにより各シフト判定要素毎
の判定値を演算する演算部と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0013】すなわち、シフト操作機構をシフト操作す
ると、このときのシフト振動レベルが振動センサによっ
て検出される。この振動レベルは演算部に送られ、メモ
リに予め記憶されたシフト操作に関する複数のシフト判
定要素である、粘り、引っかかり、2段入り、及び節度
感などの基準波形と比較される。
【0014】この比較の結果、該振動レベルが各シフト
判定要素毎に波形分離されるとともに、分離された波形
毎にメモリ中の基準波形と面積について比較される。
【0015】そして、面積の大小関係により各シフト判
定要素毎の判定値を演算して出力することにより、該シ
フト操作機構に対する評価が与えられる。これは、絶対
官能評価値となる。
【0016】なお、上記のシフト操作機構は、制御台か
らの指示に基づいて自動的に行う油圧アクチュエータで
構成されているか、又は手動操作機構で構成されてい
る。
【0017】また、該演算部は、各シフト判定要素毎の
判定値を総合した判定値を演算することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るシフト操作評
価装置の実施例(1)を示したもので、図中、1は変速
機を示し、この変速機1にはインプットシャフト2とア
ウトプットシャフト3が結合されており、インプットシ
ャフト2はエンジン(図示せず)に接続され、アウトプ
ットシャフト3は車輪(図示せず)へ接続される。
【0019】また、4はシフト操作機構としての油圧ア
クチュエータであり、振動センサとしてのロードセル5
1が設けられている。この油圧アクチュエータ4には制
御台5に位置するオペレータ6によりシフト操作に対す
る指示が与える。
【0020】すなわち、制御台5の前に座っているオペ
レータ6は上記の官能評価者である必要はなく、図10
に示したシフト操作の指示を制御台5から油圧アクチュ
エータ4にするだけである。
【0021】このロードセル41の出力信号はFFTア
ナライザ7に送られ、その表示部(図示せず)には周波
数に対する振動レベルが分析されて表示されるようにな
っている。
【0022】FFTアナライザ7の分析結果はパーソナ
ルコンピュータ8に与えられ、その官能評価画面10に
表示される。
【0023】そして、オペレータ6はこの周波数分析結
果から、シフト操作の評価を行う。
【0024】図2は、図1に示した油圧アクチュエータ
4の実施例が示されており、制御台5からのセレクト方
向(図10参照)の指令を受ける油圧ユニット42
と、制御台5からのシフト方向(図10参照)の指令
を受ける油圧ユニット43と、これらシフト方向及び
セレクト方向を合成して図示のようにシフト操作を行
うための合成ユニット44とで構成されている。
【0025】上記の実施例では、シフト操作機構として
油圧アクチュエータを用いて自動的にシフト操作を実行
したが、図3に示す実施例のように、オペレータ10が
手動でシフトレバー11を操作し、そのときの振動レベ
ルをロードセル13よりFFTアナライザ7に与えるよ
うにしてもよい。
【0026】上記のような実施例の動作を以下に説明す
る。まず、図1の実施例でも、或いは図3の実施例にお
いても、シフト操作が実行されると、ロードセル13か
ら振動レベル信号が出力されてFFTアナライザ7に入
力され、時間軸信号から周波数軸信号に変換されてパー
ソナルコンピュータ8に与えられる。
【0027】図4は、パーソナルコンピュータ8で実行
されるシフト操作評価のための演算プログラムのフロー
チャートを示したものである。このプログラムにおいて
は、下記の評価演算の前に予めデータを設定保存してお
く必要がある。すなわち、プログラムがスタートすると
(ステップS1)、まず、データファイル名の設定及び
書き込みを行った後(ステップS2)、データファイル
の読み込みを行う(ステップS3)。
【0028】このデータファイルは、基準波形(ソース
波形)データであり、シフト判定要素としての「粘
り」、「引っかかり」、「2段入り」、及び「節度感」
の基準波形は図5に示すようなものであり、パーソナル
コンピュータ8の画面に表示される(ステップS4)。
【0029】なお、この図5では図示の便宜上、FFT
アナライザ7の出力信号として周波数軸ではなく時間軸
に戻してロードセンサ41(又は13)の振幅値をアナ
ログ表示している。したがって、このように波形分析で
きるものであれば、特にFFTアナライザ7を用いなく
てもよい。
【0030】この後、ロードセンサ41(又は13)か
らの振動レベルの波形信号を各シフト判定要素別に波形
分離するとともに分離されたそれぞれの波形の面積を求
める(ステップS5)。
【0031】なお、この波形分離については、例えば各
シフト判定要素の周波数スペクトルが異なる点を利用す
ることができる。すなわち、各シフト判定要素の周波数
スペクトルが異なるので、帯域毎にフィルタ処理により
分割すれば図5の各基準波形に類似した波形を求めるこ
とができる。
【0032】このようにして求めた各シフト判定要素の
波形毎に評価点を算出する。すなわち、まず、検出波形
が「粘り」の場合(ステップS6)には、基準波形の面
積(基準面積)と比較する(ステップS61)。なお、
この基準面積は、図6(1)〜(4)に示すように基準
波形におけるピーク波形部分を特徴的に抽出して設定し
てもよい。
【0033】そして、基準面積より小さいときには評価
点を6〜10点とし(ステップS62)、同じときには
評価点を5点とし(ステップS63)、大きいときには
評価点を1〜4点とした(ステップS64)粘り評価点
を求める(ステップS65)。
【0034】次に、検出波形が「引っかかり」の場合
(ステップS7)には、基準波形の面積(基準面積)と
比較し(ステップS71)、基準面積より小さいときに
は評価点を6〜10点とし(ステップS72)、同じと
きには評価点を5点とし(ステップS73)、大きいと
きには評価点を1〜4点とした(ステップS74)粘り
評価点を求める(ステップS75)。
【0035】検出波形が「2段かかり」の場合(ステッ
プS8)には、基準波形の面積(基準面積)と比較し
(ステップS81)、基準面積より小さいときには評価
点を6〜10点とし(ステップS82)、同じときには
評価点を5点とし(ステップS83)、大きいときには
評価点を1〜4点とした(ステップS84)粘り評価点
を求める(ステップS85)。
【0036】さらに、検出波形が「節度感」の場合(ス
テップS9)には、基準波形の面積(基準面積)と比較
し(ステップS91)、基準面積より小さいときには評
価点を6〜10点とし(ステップS92)、同じときに
は評価点を5点とし(ステップS93)、大きいときに
は評価点を1〜4点とした(ステップS94)粘り評価
点を求める(ステップS95)。
【0037】このようにして各シフト判定要素別に求め
た評価点を合計する(ステップS10)。そして、この
合計点を総合評価点とし(ステップS11)て、この総
合評価点を点数分けする(ステップS12)。
【0038】すなわち、総合評価点が19点以下のとき
には判定値1〜4点とし(ステップS13)、20点の
ときは判定値5点とし(ステップS14)、21点以上
のときは判定値6〜10点とする(ステップS15)。
【0039】この総合評価をパーソナルコンピュータ8
で表示すると、評価画面9に示すようになる。またレー
ダチャートで表すと、図7に示すようになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシフ
ト操作評価装置によれば、シフト操作時のシフト操作機
構の振動レベルを検出し、この振動レベルを該基準波形
と比較して各シフト判定要素毎に波形分離し、複数のシ
フト判定要素の基準波形と面積比較することにより各シ
フト判定要素毎の判定値を演算するように構成したの
で、官能評価者の主観を必要とせずに客観的な安定した
シフト操作の評価が可能となり、以て絶対官能評価と計
器評価とを一致させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシフト操作評価装置の実施例を示
したブロック図である。
【図2】本発明に係るシフト操作評価装置に用いられる
油圧アクチュエータの実施例を示した図である。
【図3】本発明に係るシフト操作評価装置の他の実施例
を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るシフト操作評価装置におけるパー
ソナルコンピュータで実行されるシフト操作評価のプロ
グラムを示したフローチャート図である。
【図5】各シフト判定要素の基準波形を示したグラフ図
である。
【図6】図5に示した基準波形におけるピークを含む特
徴的な基準波形部分を示したグラフ図である。
【図7】本発明に係るシフト操作評価装置による総合評
価を示したレーダチャート図である。
【図8】従来例によるシフト操作評価計器を示したブロ
ック図である。
【図9】シフト操作方向を説明するための図である。
【図10】従来のシフト操作評価の一般的な概念を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 変速機 2 インプットシャフト 3 アウトプットシャフト 4 油圧アクチュエータ 13,41 ロードセル 5 制御台 7 FFTアナライザ 8 パーソナルコンピュータ 9 評価画面 11 シフトレバー 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シフト操作時のシフト操作機構の振動レベ
    ルを検出する振動センサと、シフト操作に関する複数の
    シフト判定要素を基準波形として記憶したメモリと、該
    振動レベルを該基準波形と比較して各シフト判定要素毎
    に波形分離し、該基準波形と面積比較することにより各
    シフト判定要素毎の判定値を演算する演算部と、を備え
    たことを特徴とするシフト操作評価装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該シフト判定要素が、粘り、引っかかり、2段入り、及
    び節度感であることを特徴としたシフト操作評価装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該シフト操作機構が、制御台からの指示に基づいて自動
    的に行う油圧アクチュエータで構成されていることを特
    徴としたシフト操作評価装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該シフト操作機構が、手動操作機構で構成されているこ
    とを特徴としたシフト操作評価装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 該演算部が、各シフト判定要素毎の判定値を総合した判
    定値を演算することを特徴としたシフト操作評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2828280A1 (fr) * 2001-08-01 2003-02-07 Renault Procede et dispositif de surveillance automatique du fonctionnement d'une boite de vitesses de vehicule automobile
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