JPH1029330A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
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- JPH1029330A JPH1029330A JP18620296A JP18620296A JPH1029330A JP H1029330 A JPH1029330 A JP H1029330A JP 18620296 A JP18620296 A JP 18620296A JP 18620296 A JP18620296 A JP 18620296A JP H1029330 A JPH1029330 A JP H1029330A
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- JP
- Japan
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- intermediate transfer
- ink
- thermal head
- drum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボンのインクをサーマルヘッドによ
り選択的に溶融して中間転写体にインクを転写する際の
熱時剥離を良好に行ない、所望の記録結果を得ること。 【解決手段】 サーマルヘッド3に整列配置した発熱素
子3aを発熱させてインクリボン5のインク6を中間転
写体に熱溶融転写し、この中間転写体に転写された前記
インク6を圧接手段により記録媒体8に圧接して再転写
することにより記録を行なう熱転写プリンタであって、
前記サーマルヘッド3はその発熱素子3aが前記中間転
写体を支持しているプラテンローラ1の中心線上より印
字方向下流側に寄った位置に接離自在に配設すること。
り選択的に溶融して中間転写体にインクを転写する際の
熱時剥離を良好に行ない、所望の記録結果を得ること。 【解決手段】 サーマルヘッド3に整列配置した発熱素
子3aを発熱させてインクリボン5のインク6を中間転
写体に熱溶融転写し、この中間転写体に転写された前記
インク6を圧接手段により記録媒体8に圧接して再転写
することにより記録を行なう熱転写プリンタであって、
前記サーマルヘッド3はその発熱素子3aが前記中間転
写体を支持しているプラテンローラ1の中心線上より印
字方向下流側に寄った位置に接離自在に配設すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンタに
関し、特にインクリボンのインクをサーマルヘッドによ
り選択的に溶融して中間転写体にインクを転写し、この
インクを記録媒体(記録紙)に再転写することにより所
望の記録を行なう熱転写プリンタに関する。
関し、特にインクリボンのインクをサーマルヘッドによ
り選択的に溶融して中間転写体にインクを転写し、この
インクを記録媒体(記録紙)に再転写することにより所
望の記録を行なう熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクリボンのインク層をサ
ーマルヘッドの熱によって選択的に溶融して中間転写体
に一旦インクを転写し、このインクを記録紙に再転写す
ることにより所望の記録を行なう中間転写式の熱転写プ
リンタが知られている。
ーマルヘッドの熱によって選択的に溶融して中間転写体
に一旦インクを転写し、このインクを記録紙に再転写す
ることにより所望の記録を行なう中間転写式の熱転写プ
リンタが知られている。
【0003】このような従来の熱転写プリンタにおいて
は、図8に示すように、円筒形に形成された金属部材の
表面に中間転写体としてのゴム材を被覆した中間転写ロ
ーラ1が回転自在に配設されており、この中間転写ロー
ラ1の内部には中間転写ローラ1を加熱するためのロー
ラヒータ2が配設されている。前記中間転写ローラ1に
対しては、サーマルヘッド3が接離自在にして配設され
ている。このサーマルヘッド3は、中間転写ローラ1の
中心点に対向するように直線状に整列配置された複数の
発熱素子(発熱部)3aを有している。このサーマルヘ
ッド3の両側には、インクリボン5を前記中間転写ロー
ラ1とサーマルヘッド3との間にほぼ直線状に案内する
ボビン4,4に装着された繰出し側と巻取り側との1対
のリボンロール4a,4bが配設されている。
は、図8に示すように、円筒形に形成された金属部材の
表面に中間転写体としてのゴム材を被覆した中間転写ロ
ーラ1が回転自在に配設されており、この中間転写ロー
ラ1の内部には中間転写ローラ1を加熱するためのロー
ラヒータ2が配設されている。前記中間転写ローラ1に
対しては、サーマルヘッド3が接離自在にして配設され
ている。このサーマルヘッド3は、中間転写ローラ1の
中心点に対向するように直線状に整列配置された複数の
発熱素子(発熱部)3aを有している。このサーマルヘ
ッド3の両側には、インクリボン5を前記中間転写ロー
ラ1とサーマルヘッド3との間にほぼ直線状に案内する
ボビン4,4に装着された繰出し側と巻取り側との1対
のリボンロール4a,4bが配設されている。
【0004】また、前記中間転写ローラ1の前記サーマ
ルヘッド3と直径方向の反対位置には、前記中間転写ロ
ーラ1に対して強い圧接力で圧接される圧接手段たるド
ラム7が図示しないステッピングモータの駆動によって
回転自在に配設されている。このドラム7の内部には、
ドラム7を加熱するためのドラムヒータ10が配設され
ている。また、前記ドラム7の表面には普通紙やOHP
フィルム等の所定の記録紙8の一端部を挟持するクラン
パ9が配設されている。
ルヘッド3と直径方向の反対位置には、前記中間転写ロ
ーラ1に対して強い圧接力で圧接される圧接手段たるド
ラム7が図示しないステッピングモータの駆動によって
回転自在に配設されている。このドラム7の内部には、
ドラム7を加熱するためのドラムヒータ10が配設され
ている。また、前記ドラム7の表面には普通紙やOHP
フィルム等の所定の記録紙8の一端部を挟持するクラン
パ9が配設されている。
【0005】そして、このように構成された熱転写プリ
ンタにおいては、まず、前記中間転写ローラ1を回転駆
動させてインクリボン5を一定の速度で搬送させるとと
もに、前記インクリボン5を巻取側のリボンロール4b
に巻き取りながら、前記サーマルヘッド3の各発熱素子
3aを所望の記録信号に基づいて発熱させる。そして、
前記ドラム7を回転駆動させて記録紙8を搬送させると
ともに、前記サーマルヘッド3の各発熱素子3aの選択
的な発熱によりインクリボン5のインク6を部分的に溶
融させて中間転写ローラ1の表面に転写させる。このよ
うにして中間転写ローラ1の表面に形成された一次記録
像を搬送された記録紙8に前記ドラム7の圧接力により
再転写させて所望の記録を得るものである。
ンタにおいては、まず、前記中間転写ローラ1を回転駆
動させてインクリボン5を一定の速度で搬送させるとと
もに、前記インクリボン5を巻取側のリボンロール4b
に巻き取りながら、前記サーマルヘッド3の各発熱素子
3aを所望の記録信号に基づいて発熱させる。そして、
前記ドラム7を回転駆動させて記録紙8を搬送させると
ともに、前記サーマルヘッド3の各発熱素子3aの選択
的な発熱によりインクリボン5のインク6を部分的に溶
融させて中間転写ローラ1の表面に転写させる。このよ
うにして中間転写ローラ1の表面に形成された一次記録
像を搬送された記録紙8に前記ドラム7の圧接力により
再転写させて所望の記録を得るものである。
【0006】なお、この記録に用いられる前記インクリ
ボン5のインク6は熱溶融性インクであることはいうま
でもなく、前記中間転写ローラ1の表面に対する一次記
録像の形成は、熱時剥離印字(熱溶融性インクが溶融状
態にある間に熱溶融性インクと被転写媒体とを分離させ
て画像を形成する)により行なわれることとなる。
ボン5のインク6は熱溶融性インクであることはいうま
でもなく、前記中間転写ローラ1の表面に対する一次記
録像の形成は、熱時剥離印字(熱溶融性インクが溶融状
態にある間に熱溶融性インクと被転写媒体とを分離させ
て画像を形成する)により行なわれることとなる。
【0007】また、図9は前記熱転写プリンタのサーマ
ルヘッド3のプラテンローラとしての中間転写ローラ1
に対する圧接状態を示す要部拡大図であるが、前述した
ように、従来の熱転写プリンタにおいてサーマルヘッド
3は、その直線状に整列配置された複数の発熱素子(発
熱部)3aが前記中間転写ローラ1の中心点(中心線
上)に対向するようにして配設されている。
ルヘッド3のプラテンローラとしての中間転写ローラ1
に対する圧接状態を示す要部拡大図であるが、前述した
ように、従来の熱転写プリンタにおいてサーマルヘッド
3は、その直線状に整列配置された複数の発熱素子(発
熱部)3aが前記中間転写ローラ1の中心点(中心線
上)に対向するようにして配設されている。
【0008】そして、前記中間転写ローラ1は、通常、
剛性を確保できる材質からなる芯金の外表面にゴムを成
形して、その上に転写用の層をコーティングして形成さ
れる。この従来例においては、中間転写ローラ1の外径
寸法を32mmとし、芯金として炭素鋼にNiメッキを
施したものを用いており、その芯金に厚さ0.5mmの
シリコーンゴムを成形して、さらにその表面に前記シリ
コーンゴムとは材質が異なる厚さ150μm、硬度30
度のシリコーンゴム層をコーティングして形成されてい
る。
剛性を確保できる材質からなる芯金の外表面にゴムを成
形して、その上に転写用の層をコーティングして形成さ
れる。この従来例においては、中間転写ローラ1の外径
寸法を32mmとし、芯金として炭素鋼にNiメッキを
施したものを用いており、その芯金に厚さ0.5mmの
シリコーンゴムを成形して、さらにその表面に前記シリ
コーンゴムとは材質が異なる厚さ150μm、硬度30
度のシリコーンゴム層をコーティングして形成されてい
る。
【0009】このように、中間転写ローラ1の表面には
硬度の低い材料を使用しているため、中間転写ローラ1
の中心線上にサーマルヘッド3の発熱素子3aが位置す
るようにすると、図9に示すように、サーマルヘッドに
3かかる荷重によって、サーマルヘッド3が中間転写ロ
ーラ1の外周面に沈み込むような形で接触することとな
る。そのため、サーマルヘッド3と中間転写ローラ1と
のニップ幅は、図中矢印Aに示すように、サーマルヘッ
ド3の発熱素子3aのみが中間転写ローラ1に接触する
場合(図中矢印A’で示す)に比べて大きくなってい
る。
硬度の低い材料を使用しているため、中間転写ローラ1
の中心線上にサーマルヘッド3の発熱素子3aが位置す
るようにすると、図9に示すように、サーマルヘッドに
3かかる荷重によって、サーマルヘッド3が中間転写ロ
ーラ1の外周面に沈み込むような形で接触することとな
る。そのため、サーマルヘッド3と中間転写ローラ1と
のニップ幅は、図中矢印Aに示すように、サーマルヘッ
ド3の発熱素子3aのみが中間転写ローラ1に接触する
場合(図中矢印A’で示す)に比べて大きくなってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】つまり、前述したよう
に、この熱転写プリンタは前記中間転写ローラ1の表面
に対する一次記録像の形成は、熱時剥離印字により行な
うものである。したがって、サーマルヘッド3の発熱素
子3a部分においてインク6が溶融した後、インクリボ
ン5が中間転写ローラ1から剥離されるまでの距離が長
いということは、一度溶融したインク6が再び固化する
状態をつくりだすこととなり、良好な記録結果を得るた
めには好ましくない。
に、この熱転写プリンタは前記中間転写ローラ1の表面
に対する一次記録像の形成は、熱時剥離印字により行な
うものである。したがって、サーマルヘッド3の発熱素
子3a部分においてインク6が溶融した後、インクリボ
ン5が中間転写ローラ1から剥離されるまでの距離が長
いということは、一度溶融したインク6が再び固化する
状態をつくりだすこととなり、良好な記録結果を得るた
めには好ましくない。
【0011】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、インクリボンのインクをサーマルヘッドにより選択
的に溶融して中間転写体にインクを転写する際の熱時剥
離を良好に行なうことで、所望の記録結果を得ることの
できる熱転写プリンタを提供することを目的とするもの
である。
で、インクリボンのインクをサーマルヘッドにより選択
的に溶融して中間転写体にインクを転写する際の熱時剥
離を良好に行なうことで、所望の記録結果を得ることの
できる熱転写プリンタを提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に記載の熱転写プリンタは、サーマル
ヘッドに整列配置した発熱素子を発熱させてインクリボ
ンのインクを中間転写体に熱溶融転写し、この中間転写
体に転写された前記インクを圧接手段により記録媒体に
圧接して再転写することにより記録を行なう熱転写プリ
ンタであって、前記サーマルヘッドはその発熱素子が前
記中間転写体を支持しているプラテンローラの中心線上
より印字方向下流側に寄った位置に接離自在に配設され
ていることを特徴とし、請求項2の熱転写プリンタは、
請求項1に記載の熱転写プリンタであって、前記発熱素
子が前記中間転写体を支持しているプラテンローラの中
心線上より印字方向下流側に寄せられているその寄り幅
を0.1mm〜2.0mmとすることを特徴とするもの
である。
本発明の請求項1に記載の熱転写プリンタは、サーマル
ヘッドに整列配置した発熱素子を発熱させてインクリボ
ンのインクを中間転写体に熱溶融転写し、この中間転写
体に転写された前記インクを圧接手段により記録媒体に
圧接して再転写することにより記録を行なう熱転写プリ
ンタであって、前記サーマルヘッドはその発熱素子が前
記中間転写体を支持しているプラテンローラの中心線上
より印字方向下流側に寄った位置に接離自在に配設され
ていることを特徴とし、請求項2の熱転写プリンタは、
請求項1に記載の熱転写プリンタであって、前記発熱素
子が前記中間転写体を支持しているプラテンローラの中
心線上より印字方向下流側に寄せられているその寄り幅
を0.1mm〜2.0mmとすることを特徴とするもの
である。
【0013】本発明に係る熱転写プリンタによれば、イ
ンクリボンから中間転写体に対してインクを熱溶融転写
する際の引き剥がし距離を短くして、インクの溶融時に
引き剥がして、インクの転写を確実に行なわせることが
できる。
ンクリボンから中間転写体に対してインクを熱溶融転写
する際の引き剥がし距離を短くして、インクの溶融時に
引き剥がして、インクの転写を確実に行なわせることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱転写プリンタの
各実施の形態を図1乃至図7を参照して説明する。な
お、従来の熱転写プリンタと同様の構成については同一
の符号を付して説明する。
各実施の形態を図1乃至図7を参照して説明する。な
お、従来の熱転写プリンタと同様の構成については同一
の符号を付して説明する。
【0015】図1から図3は本発明の1実施形態を示し
ており、本第1実施形態においては、図1に示すよう
に、サーマルヘッド3はその発熱部3aが中間転写ロー
ラ1の中心線上に対し、印字方向下流側に寄った位置に
接離自在に配置されている。この寄り幅は、サーマルヘ
ッド3の形状(全面グレーズヘッドや部分グレーズヘッ
ド等)やプラテンゴム硬度、サーマルヘッドの圧接荷重
により変化するが、0.1mm〜2.0mm程度、望ま
しくは0.5〜1.0mmである。その他の構成は図
2、図3並びに従来の図8と同様に形成されている。
ており、本第1実施形態においては、図1に示すよう
に、サーマルヘッド3はその発熱部3aが中間転写ロー
ラ1の中心線上に対し、印字方向下流側に寄った位置に
接離自在に配置されている。この寄り幅は、サーマルヘ
ッド3の形状(全面グレーズヘッドや部分グレーズヘッ
ド等)やプラテンゴム硬度、サーマルヘッドの圧接荷重
により変化するが、0.1mm〜2.0mm程度、望ま
しくは0.5〜1.0mmである。その他の構成は図
2、図3並びに従来の図8と同様に形成されている。
【0016】その他の構成を説明すると、本熱転写プリ
ンタには、中間転写体として円筒形の中間転写ローラ1
が回転駆動自在に配設されている。この中間転写ローラ
1の内側には、この中間転写ローラ1を所定温度に加熱
するためのローラヒータ2が内蔵されている。前記中間
転写ローラ1は、円筒形に形成された芯金の表面に図示
しないゴム材としてのシリコーンゴムを被覆してゴム部
を形成し、そのゴム部の表面には、そのゴム部と材質の
異なるシリコーンゴムからなる密着性を有する図示しな
い薄層状の中間転写体が被膜されており、プラテンロー
ラとしての役割をも果たせるようになっている。そし
て、前記中間転写ローラ1はモータ等の図示しない駆動
装置が接続されている。
ンタには、中間転写体として円筒形の中間転写ローラ1
が回転駆動自在に配設されている。この中間転写ローラ
1の内側には、この中間転写ローラ1を所定温度に加熱
するためのローラヒータ2が内蔵されている。前記中間
転写ローラ1は、円筒形に形成された芯金の表面に図示
しないゴム材としてのシリコーンゴムを被覆してゴム部
を形成し、そのゴム部の表面には、そのゴム部と材質の
異なるシリコーンゴムからなる密着性を有する図示しな
い薄層状の中間転写体が被膜されており、プラテンロー
ラとしての役割をも果たせるようになっている。そし
て、前記中間転写ローラ1はモータ等の図示しない駆動
装置が接続されている。
【0017】前記中間転写ローラ1は、その剛性を確保
する観点から直径20mm以上のものが望ましいが、芯
金の材質により剛性が確保できればさらに小さくするこ
とも可能である。本第1実施形態においては、芯金の外
径を31mm、内径を28mmとし、芯金の材質に炭素
鋼にNiメッキを施したものを使用している。また、本
第1実施形態における前記中間転写ローラ1の芯金の表
面に前記シリコーンゴムを被覆してなるゴム部の厚さは
0.5mmとし、そのゴム部の表面に積層されてなる前
記中間転写体は、ゴム部のシリコーンゴムとは異なる材
質からなるシリコーンゴムからなり、その層の厚さは1
50μmとした。なお、本第1実施形態の前記ローラヒ
ータ2としては、500Wのハロゲンランプを使用して
いるが、この500Wのハロゲンランプの他にも、前記
中間転写ローラ1の表面に転写されたインクリボン5の
インク6の溶融、軟化状態を持続させることができる熱
量を発生させ得るローラヒータ2であればよく、例え
ば、200Wのカートリッジヒータ等を使用することも
できる。なお、前記中間転写ローラ1を加熱保温するの
は、中間転写ローラ1上にインク6を熱時剥離させるた
めの温度保持と、記録紙8へ再転写されるまでインク6
を溶融あるいは半溶融状態に保つためである。
する観点から直径20mm以上のものが望ましいが、芯
金の材質により剛性が確保できればさらに小さくするこ
とも可能である。本第1実施形態においては、芯金の外
径を31mm、内径を28mmとし、芯金の材質に炭素
鋼にNiメッキを施したものを使用している。また、本
第1実施形態における前記中間転写ローラ1の芯金の表
面に前記シリコーンゴムを被覆してなるゴム部の厚さは
0.5mmとし、そのゴム部の表面に積層されてなる前
記中間転写体は、ゴム部のシリコーンゴムとは異なる材
質からなるシリコーンゴムからなり、その層の厚さは1
50μmとした。なお、本第1実施形態の前記ローラヒ
ータ2としては、500Wのハロゲンランプを使用して
いるが、この500Wのハロゲンランプの他にも、前記
中間転写ローラ1の表面に転写されたインクリボン5の
インク6の溶融、軟化状態を持続させることができる熱
量を発生させ得るローラヒータ2であればよく、例え
ば、200Wのカートリッジヒータ等を使用することも
できる。なお、前記中間転写ローラ1を加熱保温するの
は、中間転写ローラ1上にインク6を熱時剥離させるた
めの温度保持と、記録紙8へ再転写されるまでインク6
を溶融あるいは半溶融状態に保つためである。
【0018】前記中間転写ローラ1の近傍には、サーマ
ルヘッド3が接離自在に配設されている。このサーマル
ヘッド3は、直線状に整列配置された複数の発熱素子
(発熱部)3aを有する200dpi〜600dpiの
ラインヘッドであり、幅は75mm〜300mmのもの
を使用する。本第1実施形態においては、300dp
i、幅220mmで、ドット数は2560ドットのもの
を使用する。
ルヘッド3が接離自在に配設されている。このサーマル
ヘッド3は、直線状に整列配置された複数の発熱素子
(発熱部)3aを有する200dpi〜600dpiの
ラインヘッドであり、幅は75mm〜300mmのもの
を使用する。本第1実施形態においては、300dp
i、幅220mmで、ドット数は2560ドットのもの
を使用する。
【0019】前記サーマルヘッド3の両側には、1対の
ボビン4,4に装着したリボンロール4a,4bをもっ
てインクリボン5を前記中間転写ローラ1とサーマルヘ
ッド3との間にほぼ直線状に案内するようにされてい
る。なお、前記インクリボン5は、一般に使用されてい
る熱転写用インクリボン5と同じ構成のものを使用す
る。本実施の形態においては、ベースフィルムにPET
3.5μmを用い、インク層は厚さ約2μmのWAX層
としたインクリボン5を使用した。
ボビン4,4に装着したリボンロール4a,4bをもっ
てインクリボン5を前記中間転写ローラ1とサーマルヘ
ッド3との間にほぼ直線状に案内するようにされてい
る。なお、前記インクリボン5は、一般に使用されてい
る熱転写用インクリボン5と同じ構成のものを使用す
る。本実施の形態においては、ベースフィルムにPET
3.5μmを用い、インク層は厚さ約2μmのWAX層
としたインクリボン5を使用した。
【0020】また、前記中間転写ローラ1の前記サーマ
ルヘッド3と直径方向の反対位置には、前記中間転写ロ
ーラ1に対して強い圧接力で圧接される圧接手段たる円
筒形のドラム7が回転自在に配設されている。
ルヘッド3と直径方向の反対位置には、前記中間転写ロ
ーラ1に対して強い圧接力で圧接される圧接手段たる円
筒形のドラム7が回転自在に配設されている。
【0021】前記ドラム7は、記録媒体としての記録紙
8を巻き付けるのに十分な外周長を有しており、図2に
示すように、その表面には前記記録紙8の一端部を挟持
してドラム7に固定するための平板状の1対のクランパ
9がドラム7の軸方向と平行に配設されている。
8を巻き付けるのに十分な外周長を有しており、図2に
示すように、その表面には前記記録紙8の一端部を挟持
してドラム7に固定するための平板状の1対のクランパ
9がドラム7の軸方向と平行に配設されている。
【0022】前記ドラム7の外周面7eのうち前記クラ
ンパ9を配設する位置が平面状の平坦面7d(Dカット
面ともいう)となるようにカットされており、この平坦
面7dに配設されたクランパ9の上端部9aが前記ドラ
ム7の外周面7eよりも内側に位置するようにされてい
る。このクランパ9は、図示しない機構により上下に動
作して前記記録紙8を挟持し、あるいは開放するように
されている。
ンパ9を配設する位置が平面状の平坦面7d(Dカット
面ともいう)となるようにカットされており、この平坦
面7dに配設されたクランパ9の上端部9aが前記ドラ
ム7の外周面7eよりも内側に位置するようにされてい
る。このクランパ9は、図示しない機構により上下に動
作して前記記録紙8を挟持し、あるいは開放するように
されている。
【0023】なお、本第1実施形態においてはドラム7
に巻回される記録紙8のサイズをA4レターサイズとし
たので、ドラム7の外周長として記録紙長(約300m
m)と前記クランパ9の設置スペース(約14mm)と
を確保するため、前記ドラム7の直径は100mmとし
た。なお、前記記録紙8は一般的な印字用紙でよく、さ
らにはOHP用フィルムでもよい。
に巻回される記録紙8のサイズをA4レターサイズとし
たので、ドラム7の外周長として記録紙長(約300m
m)と前記クランパ9の設置スペース(約14mm)と
を確保するため、前記ドラム7の直径は100mmとし
た。なお、前記記録紙8は一般的な印字用紙でよく、さ
らにはOHP用フィルムでもよい。
【0024】また、前記ドラム7は、図2に示すよう
に、ドラム7の両端面から突出する軸7aにフランジ7
bが挿入され、図示しないねじ等の固定部材により固定
されている。前記フランジ7bは、図3に示すようにカ
ム部7cが形成されており、このカム部7cが、前記ド
ラム7のクランパ9が配設された外周部に位置するよう
にして取付けられる。フランジ7bのカム部7c以外の
直径は、圧接時の中間転写ローラ1のゴム部乃至中間転
写体の厚さの変形を考慮して前記ドラム7の直径より僅
かに小さく形成されている。前記カム部7cは、このド
ラム7に圧接する中間転写ローラ1がドラム7に配設さ
れたクランパ9を乗り越えるだけの高さ(1mm〜5m
m)が有れば十分である。この高さは、大きいほど中間
転写ローラ1とクランパ9との接触のリスクを回避でき
るが、カム部7cを有するフランジ7bを回転させるた
めの回転力が余分に必要となるため、小さくしておくこ
とが望ましい。よって、本実施形態においては1.5m
mに形成した。
に、ドラム7の両端面から突出する軸7aにフランジ7
bが挿入され、図示しないねじ等の固定部材により固定
されている。前記フランジ7bは、図3に示すようにカ
ム部7cが形成されており、このカム部7cが、前記ド
ラム7のクランパ9が配設された外周部に位置するよう
にして取付けられる。フランジ7bのカム部7c以外の
直径は、圧接時の中間転写ローラ1のゴム部乃至中間転
写体の厚さの変形を考慮して前記ドラム7の直径より僅
かに小さく形成されている。前記カム部7cは、このド
ラム7に圧接する中間転写ローラ1がドラム7に配設さ
れたクランパ9を乗り越えるだけの高さ(1mm〜5m
m)が有れば十分である。この高さは、大きいほど中間
転写ローラ1とクランパ9との接触のリスクを回避でき
るが、カム部7cを有するフランジ7bを回転させるた
めの回転力が余分に必要となるため、小さくしておくこ
とが望ましい。よって、本実施形態においては1.5m
mに形成した。
【0025】また、前記ドラム7の内側には、このドラ
ム7を所定温度に加熱するためのドラムヒータ10が内
蔵されている。本第1実施形態においては、前記ドラム
ヒータ10として1KWのハロゲンランプを使用してい
る。しかし、このドラムヒーータ10は、ドラム7に巻
回される記録紙8を加熱保温してインク6の再転写性能
を高めることができる熱量を発生させ得るものであれば
よい。なお、前記ドラム7を加熱保温するのは、ドラム
7に巻回される記録紙8を加熱保温して中間転写ローラ
1のインク6を記録紙8へ再転写するのを補助するため
である。
ム7を所定温度に加熱するためのドラムヒータ10が内
蔵されている。本第1実施形態においては、前記ドラム
ヒータ10として1KWのハロゲンランプを使用してい
る。しかし、このドラムヒーータ10は、ドラム7に巻
回される記録紙8を加熱保温してインク6の再転写性能
を高めることができる熱量を発生させ得るものであれば
よい。なお、前記ドラム7を加熱保温するのは、ドラム
7に巻回される記録紙8を加熱保温して中間転写ローラ
1のインク6を記録紙8へ再転写するのを補助するため
である。
【0026】次に、本第1実施形態の作用について説明
する。
する。
【0027】初期状態では、前記サーマルヘッド3およ
びドラム7は、図9中の矢印BおよびC方向に移動して
待機しており、サーマルヘッド3とインクリボン5は離
間しており、インクリボン5と中間転写ローラ1、中間
転写ローラ1とドラム7も離間した状態となっている。
びドラム7は、図9中の矢印BおよびC方向に移動して
待機しており、サーマルヘッド3とインクリボン5は離
間しており、インクリボン5と中間転写ローラ1、中間
転写ローラ1とドラム7も離間した状態となっている。
【0028】この熱転写プリンタに電源が投入される
と、ローラヒータ2およびドラムヒータ10に電流が流
れて前記中間転写ローラ1、ドラム7をそれぞれ加熱し
はじめる。さらに、サーマルヘッド3にも所定のパルス
を断続的に与えることでサーマルヘッド1の温度を上昇
させる。なお、これらの温度制御は、図示しないサーミ
スタまたは赤外線放射温度センサ等で感知しながら所定
の温度まで加熱して保温するようになされている。そし
て具体的な温度としては、サーマルヘッド3、中間転写
ローラ1、ドラム7は40℃〜70℃の間で全て同じ温
度に制御する。さらには、50℃〜60℃の間の温度で
制御するのが望ましい。この設定温度はインクリボン5
の種類により各々最適な温度条件に設定される。本実施
の形態で説明したWAXリボンでは約55〜58℃で制
御しているが、例えば、ベースフィルム上にインク層を
形成し、その上に金属の蒸着層を形成してなるメタリッ
クリボンでは約65〜70℃が適当であり、ベースフィ
ルム上に2層のインク層を形成し、下層を離型層となる
WAX層とし、上層をインク層となる樹脂層(レジン
層)となるリボンでは約60〜65℃が適当である。
と、ローラヒータ2およびドラムヒータ10に電流が流
れて前記中間転写ローラ1、ドラム7をそれぞれ加熱し
はじめる。さらに、サーマルヘッド3にも所定のパルス
を断続的に与えることでサーマルヘッド1の温度を上昇
させる。なお、これらの温度制御は、図示しないサーミ
スタまたは赤外線放射温度センサ等で感知しながら所定
の温度まで加熱して保温するようになされている。そし
て具体的な温度としては、サーマルヘッド3、中間転写
ローラ1、ドラム7は40℃〜70℃の間で全て同じ温
度に制御する。さらには、50℃〜60℃の間の温度で
制御するのが望ましい。この設定温度はインクリボン5
の種類により各々最適な温度条件に設定される。本実施
の形態で説明したWAXリボンでは約55〜58℃で制
御しているが、例えば、ベースフィルム上にインク層を
形成し、その上に金属の蒸着層を形成してなるメタリッ
クリボンでは約65〜70℃が適当であり、ベースフィ
ルム上に2層のインク層を形成し、下層を離型層となる
WAX層とし、上層をインク層となる樹脂層(レジン
層)となるリボンでは約60〜65℃が適当である。
【0029】次に、前記サーマルヘッド3を矢印D方向
へ移動させて前記インクリボン5を挟んで前記中間転写
ローラ1に圧接し、前記ドラム7も前記サーマルヘッド
3と同時に前記中間転写ローラ1に圧接するように矢印
E方向へ移動させる。
へ移動させて前記インクリボン5を挟んで前記中間転写
ローラ1に圧接し、前記ドラム7も前記サーマルヘッド
3と同時に前記中間転写ローラ1に圧接するように矢印
E方向へ移動させる。
【0030】このときの圧接圧は、サーマルヘッド3の
場合には100〜300g/cm2とされており、本実
施形態では200g/cm2 とされている。また、前記
ドラム7の前記中間転写ローラ1に対する圧接圧は1〜
10Kg/cm2 であり、本実施形態では5Kg/cm
2 とされている。
場合には100〜300g/cm2とされており、本実
施形態では200g/cm2 とされている。また、前記
ドラム7の前記中間転写ローラ1に対する圧接圧は1〜
10Kg/cm2 であり、本実施形態では5Kg/cm
2 とされている。
【0031】このような圧接圧により圧接された後に、
中間転写ローラ1が回転して、その摩擦力によりインク
リボン5も搬送される。前記ドラム7も記録紙8を介し
た中間転写ローラ1との摩擦力により回転するようにな
っている。
中間転写ローラ1が回転して、その摩擦力によりインク
リボン5も搬送される。前記ドラム7も記録紙8を介し
た中間転写ローラ1との摩擦力により回転するようにな
っている。
【0032】なお、前記インクリボン5は図示しないモ
ータにより独自に巻き取られるようになっており、この
巻取速度は中間転写ローラ1の搬送速度よりも常に大き
くなるように設定されている。そして、これらの速度差
はスリップ機構(図示せず)によりスリップされること
で転写終了後のインクリボン5が常に弛まないようにさ
れている。
ータにより独自に巻き取られるようになっており、この
巻取速度は中間転写ローラ1の搬送速度よりも常に大き
くなるように設定されている。そして、これらの速度差
はスリップ機構(図示せず)によりスリップされること
で転写終了後のインクリボン5が常に弛まないようにさ
れている。
【0033】そして、前記温度制御を行なうとともに記
録紙8をドラム7に巻回させる動作も並行して行なわれ
る。前記記録紙8は、図示しない給紙トレイから1枚ず
つドラム7に搬送されるものとする。この搬送された記
録紙8は前記ドラム7上のクランパ9に一端部を挟持さ
れた後、前記ドラム7の回転に従って前記ドラム7の外
周に沿って巻回されるようにして初期記録位置まで搬送
されることとなる。
録紙8をドラム7に巻回させる動作も並行して行なわれ
る。前記記録紙8は、図示しない給紙トレイから1枚ず
つドラム7に搬送されるものとする。この搬送された記
録紙8は前記ドラム7上のクランパ9に一端部を挟持さ
れた後、前記ドラム7の回転に従って前記ドラム7の外
周に沿って巻回されるようにして初期記録位置まで搬送
されることとなる。
【0034】そして、前記記録紙8が所望の記録開始位
置まで搬送されると、前記ドラム7の回転を停止すべく
前記中間転写ローラ1の回転を停止させる。
置まで搬送されると、前記ドラム7の回転を停止すべく
前記中間転写ローラ1の回転を停止させる。
【0035】このようにして前記記録紙8を初期記録位
置まで搬送するとともに、インクリボン5を搬送し所望
のカラーのインク6の頭出しを行なう。
置まで搬送するとともに、インクリボン5を搬送し所望
のカラーのインク6の頭出しを行なう。
【0036】本第1実施形態では、Y、M、C、Bkの
4色のカラーダンダラリボンを使用しており、記録順序
はY→M→C→Bkとされているから、まずYインク6
の先頭位置がサーマルヘッド3と相対する位置となるよ
うに前記インクリボン5をカラ搬送する。このときのイ
ンク色の判別は、図示しないフォトセンサ等が前記イン
クリボン5の各色間に印刷されているマーカーを認識す
ることにより行なう。
4色のカラーダンダラリボンを使用しており、記録順序
はY→M→C→Bkとされているから、まずYインク6
の先頭位置がサーマルヘッド3と相対する位置となるよ
うに前記インクリボン5をカラ搬送する。このときのイ
ンク色の判別は、図示しないフォトセンサ等が前記イン
クリボン5の各色間に印刷されているマーカーを認識す
ることにより行なう。
【0037】なお、モノクロインクリボン5(以下、M
kと略す)を使用する際にはインク6を識別する必要は
ないので、前記インクリボン5のカラ搬送は行なわれな
いが、インクリボン5の弛みをなくすためにカラ搬送を
行なう場合もある。
kと略す)を使用する際にはインク6を識別する必要は
ないので、前記インクリボン5のカラ搬送は行なわれな
いが、インクリボン5の弛みをなくすためにカラ搬送を
行なう場合もある。
【0038】そして、このカラ搬送によりYインク6の
先頭位置がサーマルヘッド3と相対する位置にくると、
前記サーマルヘッド3は矢印D方向に移動して前記イン
クリボン5を介して前記中間転写ローラ1に圧接され、
前記サーマルヘッド3の発熱によりインクリボン5のY
インク6は中間転写ローラ1に溶融転写される。
先頭位置がサーマルヘッド3と相対する位置にくると、
前記サーマルヘッド3は矢印D方向に移動して前記イン
クリボン5を介して前記中間転写ローラ1に圧接され、
前記サーマルヘッド3の発熱によりインクリボン5のY
インク6は中間転写ローラ1に溶融転写される。
【0039】前記中間転写ローラ1の表面は、前述のよ
うに中間転写体とされており、記録紙8への再転写性能
を考えて離型性のよい材料が選ばれている。そして、こ
の中間転写体への画像の書込みは前述した熱時剥離が行
なわれる。つまり、溶融状態にあるインク6の付着力で
中間転写体上にインク6が付着するものとする。
うに中間転写体とされており、記録紙8への再転写性能
を考えて離型性のよい材料が選ばれている。そして、こ
の中間転写体への画像の書込みは前述した熱時剥離が行
なわれる。つまり、溶融状態にあるインク6の付着力で
中間転写体上にインク6が付着するものとする。
【0040】そして、本第1実施形態のサーマルヘッド
3は、図1に示したように、その発熱素子3aが中間転
写ローラ1の中心線上に対し、印字方向下流側に1.0
mmほど寄った位置に配置されている。したがって、サ
ーマルヘッド3にかかる荷重によって、サーマルヘッド
3が中間転写ローラ1の外周面に沈み込むような形で接
触しても、前記サーマルヘッド3と中間転写ローラ1と
のニップ幅は、図中矢印Fに示すように小さく、そのた
め、熱時剥離を良好に行なうことができる。
3は、図1に示したように、その発熱素子3aが中間転
写ローラ1の中心線上に対し、印字方向下流側に1.0
mmほど寄った位置に配置されている。したがって、サ
ーマルヘッド3にかかる荷重によって、サーマルヘッド
3が中間転写ローラ1の外周面に沈み込むような形で接
触しても、前記サーマルヘッド3と中間転写ローラ1と
のニップ幅は、図中矢印Fに示すように小さく、そのた
め、熱時剥離を良好に行なうことができる。
【0041】前記溶融転写されたYインク6は、前記中
間転写ローラ1がローラヒータ2により加熱されている
ため前記中間転写ローラ1上で溶融状態あるいは半溶融
状態を保持しながら回転移動する。その後、このYイン
ク6は、前記ドラム7の前記中間転写ローラ1に対する
圧接力と、前記ドラム7内に配設されたドラムヒータ1
0の加熱により、前記ドラム7に巻回されている記録紙
8に確実に再転写される。
間転写ローラ1がローラヒータ2により加熱されている
ため前記中間転写ローラ1上で溶融状態あるいは半溶融
状態を保持しながら回転移動する。その後、このYイン
ク6は、前記ドラム7の前記中間転写ローラ1に対する
圧接力と、前記ドラム7内に配設されたドラムヒータ1
0の加熱により、前記ドラム7に巻回されている記録紙
8に確実に再転写される。
【0042】この時、本第1実施形態においては、中間
転写ローラ1への書込みの開始位置が再転写時に記録紙
8の先頭にくるようにドラム7の位置決めがなされてい
るため、前記クランパ9は、中間転写ローラ1への書込
み終了後に前記中間転写ローラ1と対向することとな
る。
転写ローラ1への書込みの開始位置が再転写時に記録紙
8の先頭にくるようにドラム7の位置決めがなされてい
るため、前記クランパ9は、中間転写ローラ1への書込
み終了後に前記中間転写ローラ1と対向することとな
る。
【0043】しかし、前記フランジ7bにカム部7cを
形成したため、このカム部7cによりドラム7が押し下
げられ、前記クランパ9は前記中間転写ローラ1の中間
転写体1cに接触することはなく通過させることができ
る。
形成したため、このカム部7cによりドラム7が押し下
げられ、前記クランパ9は前記中間転写ローラ1の中間
転写体1cに接触することはなく通過させることができ
る。
【0044】また、このフランジ7bのカム部7c以外
の直径はドラム7の直径より僅かに小さく形成されてい
るため、中間転写ローラ1から記録紙8への再転写を行
なっているときは、前記フランジ9と中間転写ローラ1
とが接触することはなく、適正な再転写圧力を得ること
ができる。
の直径はドラム7の直径より僅かに小さく形成されてい
るため、中間転写ローラ1から記録紙8への再転写を行
なっているときは、前記フランジ9と中間転写ローラ1
とが接触することはなく、適正な再転写圧力を得ること
ができる。
【0045】そして、前記インクリボン5のYインク6
での記録が終了し、次のMインク6での記録を施すとき
には、前記中間転写ローラ1に対する前記ドラム7の圧
接状態や、前記中間転写ローラ1に対する前記サーマル
ヘッド3の圧接状態を解除することなく、そのままMイ
ンク6による記録が開始される。
での記録が終了し、次のMインク6での記録を施すとき
には、前記中間転写ローラ1に対する前記ドラム7の圧
接状態や、前記中間転写ローラ1に対する前記サーマル
ヘッド3の圧接状態を解除することなく、そのままMイ
ンク6による記録が開始される。
【0046】このようにYインク6の記録が終了して
も、次のMインク6による記録を施すために、その都度
サーマルヘッド3およびドラム7の中間転写ローラ1に
対する圧接の解除や前記インクリボン5のMインク6の
先頭位置の検出のためのカラ搬送をしなくてもよいの
は、前色での記録終了後自動的に次色のインク6の先頭
位置が、サーマルヘッド3に相対する位置まで搬送され
るように予めインクリボン5の各色の長さを決定してい
るからである。
も、次のMインク6による記録を施すために、その都度
サーマルヘッド3およびドラム7の中間転写ローラ1に
対する圧接の解除や前記インクリボン5のMインク6の
先頭位置の検出のためのカラ搬送をしなくてもよいの
は、前色での記録終了後自動的に次色のインク6の先頭
位置が、サーマルヘッド3に相対する位置まで搬送され
るように予めインクリボン5の各色の長さを決定してい
るからである。
【0047】したがって、4色分の転写および再転写を
連続的に繰り返すことができる。
連続的に繰り返すことができる。
【0048】そして、Y、M、C、Bkインク6につい
てすべての記録が終了すると、前記サーマルヘッド3は
矢印B方向へ移動して前記中間転写ローラ1から離間
し、また前記ドラム7は矢印D方向へ移動して前記中間
転写ローラ1から離間し、それぞれ前記中間転写ローラ
1に対する圧接が解除され、前記記録紙8はドラム7上
のクランパ9から開放されて排紙される。
てすべての記録が終了すると、前記サーマルヘッド3は
矢印B方向へ移動して前記中間転写ローラ1から離間
し、また前記ドラム7は矢印D方向へ移動して前記中間
転写ローラ1から離間し、それぞれ前記中間転写ローラ
1に対する圧接が解除され、前記記録紙8はドラム7上
のクランパ9から開放されて排紙される。
【0049】なお、本第1実施形態では4色の記録を連
続的に行なうこととしたが、これをインクリボン5の各
色の先頭位置の検出→中間転写ローラ1とサーマルヘッ
ド3および中間転写ローラ1とドラム7との圧接→1次
転写→再転写→圧接解除の各動作を各色ごとの記録動作
間に取り込みながら記録を行なってもよい。
続的に行なうこととしたが、これをインクリボン5の各
色の先頭位置の検出→中間転写ローラ1とサーマルヘッ
ド3および中間転写ローラ1とドラム7との圧接→1次
転写→再転写→圧接解除の各動作を各色ごとの記録動作
間に取り込みながら記録を行なってもよい。
【0050】また、本第1実施形態においてはカラー記
録を想定して説明したため、前記記録紙8をクランパ9
によりドラム7上にチャッキングするようにしたが、B
kインク6等の単色記録を行なう場合には、再転写と同
時に記録紙8を排紙すればよいため必ずしも記録紙8を
チャッキングする必要はない。
録を想定して説明したため、前記記録紙8をクランパ9
によりドラム7上にチャッキングするようにしたが、B
kインク6等の単色記録を行なう場合には、再転写と同
時に記録紙8を排紙すればよいため必ずしも記録紙8を
チャッキングする必要はない。
【0051】このように本第1実施形態によれば、サー
マルヘッド3の発熱素子3aを中間転写ローラ1の中心
線上に対し、印字方向下流側に1.0mmほど寄った位
置に配置し、前記サーマルヘッド3と中間転写ローラ1
とのニップ幅を小さくすることで、インクリボン5から
中間転写ローラ1へのインク6の転写の際の熱時剥離を
良好に行なうことができ、よって、その後の中間転写ロ
ーラ1から記録紙8への再転写を確実に為すことで高品
質の記録を得ることができる。
マルヘッド3の発熱素子3aを中間転写ローラ1の中心
線上に対し、印字方向下流側に1.0mmほど寄った位
置に配置し、前記サーマルヘッド3と中間転写ローラ1
とのニップ幅を小さくすることで、インクリボン5から
中間転写ローラ1へのインク6の転写の際の熱時剥離を
良好に行なうことができ、よって、その後の中間転写ロ
ーラ1から記録紙8への再転写を確実に為すことで高品
質の記録を得ることができる。
【0052】つぎに、本発明の熱転写プリンタの第2実
施形態を図4を参照しつつ説明する。
施形態を図4を参照しつつ説明する。
【0053】なお、前述した本発明の第1実施形態にお
いて説明した構成と同一の構成については同一の符号を
付し、再度の説明は省略する。
いて説明した構成と同一の構成については同一の符号を
付し、再度の説明は省略する。
【0054】本第2実施形態においては、前述の中間転
写ローラ1が中間転写ベルト21とされ、この中間転写
ベルト21はプラテンローラ22とプレッシヤーローラ
23とによりテンションをかけられながら回転する構成
となっている。
写ローラ1が中間転写ベルト21とされ、この中間転写
ベルト21はプラテンローラ22とプレッシヤーローラ
23とによりテンションをかけられながら回転する構成
となっている。
【0055】前記中間転写ベルト21としてはシームレ
スベルトが適しているが、その他のつなぎ目を有するベ
ルト等であっても、そのつなぎ目位置におけるインク6
の転写、再転写を回避しながら使用すれば問題はない。
本第2実施形態において前記中間転写ベルト21として
厚さ50μmのポリイミドからなるシームレスベルトを
使用した。さらに、この中間転写ベルト21には、転写
用のコーティングゴム層を150μmの膜厚で形成して
いる。
スベルトが適しているが、その他のつなぎ目を有するベ
ルト等であっても、そのつなぎ目位置におけるインク6
の転写、再転写を回避しながら使用すれば問題はない。
本第2実施形態において前記中間転写ベルト21として
厚さ50μmのポリイミドからなるシームレスベルトを
使用した。さらに、この中間転写ベルト21には、転写
用のコーティングゴム層を150μmの膜厚で形成して
いる。
【0056】また、前記プラテンローラ22とプレッシ
ャーローラ23とは、それぞれ機能が独立しており、前
記プラテンローラ22は前記中間転写ベルト21へのイ
ンク6の転写をするものであり、前記プレッシャーロー
ラ23は前記記録紙8へのインク6の再転写を行なうも
のである。
ャーローラ23とは、それぞれ機能が独立しており、前
記プラテンローラ22は前記中間転写ベルト21へのイ
ンク6の転写をするものであり、前記プレッシャーロー
ラ23は前記記録紙8へのインク6の再転写を行なうも
のである。
【0057】本第2実施形態でのプラテンローラ22
は、芯金として直径16mmのアルミニウム合金を使用
し、その外周にはシリコーンゴムによる膜厚1mmのゴ
ム部22aが形成されている。さらに、このプラテンロ
ーラ22の内部には、第1ローラヒータ2aとして消費
電力200Wのハロゲンランプを使用して、前記中間転
写ベルト21の表面温度が所定の温度(本第2実施形態
においては40℃)になるように温度制御を行なってい
る。
は、芯金として直径16mmのアルミニウム合金を使用
し、その外周にはシリコーンゴムによる膜厚1mmのゴ
ム部22aが形成されている。さらに、このプラテンロ
ーラ22の内部には、第1ローラヒータ2aとして消費
電力200Wのハロゲンランプを使用して、前記中間転
写ベルト21の表面温度が所定の温度(本第2実施形態
においては40℃)になるように温度制御を行なってい
る。
【0058】また、本第2実施形態でのプレッシャーロ
ーラ23は、芯金として直径16mmのアルミニウム合
金を使用し、その外周にはシリコーンゴムからなる膜厚
0.1mmのゴム部23aが形成されている。さらに、
このバックアップローラ23の内部には、第2ローラヒ
ータ2bとして消費電力200Wのハロゲンランプを使
用し前記中間転写ベルト21の表面温度が所定の温度
(本第2実施形態においては65℃)になるように温度
制御を行なっている。
ーラ23は、芯金として直径16mmのアルミニウム合
金を使用し、その外周にはシリコーンゴムからなる膜厚
0.1mmのゴム部23aが形成されている。さらに、
このバックアップローラ23の内部には、第2ローラヒ
ータ2bとして消費電力200Wのハロゲンランプを使
用し前記中間転写ベルト21の表面温度が所定の温度
(本第2実施形態においては65℃)になるように温度
制御を行なっている。
【0059】このように、本第2実施形態においては、
転写部、再転写部のそれぞれの構成や温度制御を独立し
て最適な条件に設定可能としている。
転写部、再転写部のそれぞれの構成や温度制御を独立し
て最適な条件に設定可能としている。
【0060】また、本第2実施形態においても、図1に
示すように、サーマルヘッド3はその発熱素子3aがプ
ラテンローラ22の中心線上に対し、印字方向下流側に
寄った位置に配置する。この寄り幅は、サーマルヘッド
3の形状(前面グレーズヘッドや部分グレーズヘッド
等)やプラテンゴム硬度、サーマルヘッドの圧接荷重に
より変化するものであり、0.1〜2mm程度、望まし
くは0.5〜1mmとすることも前述の第1実施形態の
場合と同様である。
示すように、サーマルヘッド3はその発熱素子3aがプ
ラテンローラ22の中心線上に対し、印字方向下流側に
寄った位置に配置する。この寄り幅は、サーマルヘッド
3の形状(前面グレーズヘッドや部分グレーズヘッド
等)やプラテンゴム硬度、サーマルヘッドの圧接荷重に
より変化するものであり、0.1〜2mm程度、望まし
くは0.5〜1mmとすることも前述の第1実施形態の
場合と同様である。
【0061】つぎに、本第2実施形態の作用を説明す
る。
る。
【0062】まず、サーマルヘッド3をインクリボン5
および中間転写ベルト21を介してプラテンローラ22
に圧接させるとともに、前記サーマルヘッド3の複数の
発熱素子を選択的に発熱させて、前記中間転写ベルト2
1へ前記インクリボン5のインク6を一次的に転写す
る。このとき、前述したように、サーマルヘッド3の発
熱素子3aをプラテンローラ22の中心線上に対し、印
字方向下流側に寄った位置に配置することで熱時剥離を
良好に行ない、インクリボン5からインク6を確実に中
間転写ベルト21へ転写することができる。
および中間転写ベルト21を介してプラテンローラ22
に圧接させるとともに、前記サーマルヘッド3の複数の
発熱素子を選択的に発熱させて、前記中間転写ベルト2
1へ前記インクリボン5のインク6を一次的に転写す
る。このとき、前述したように、サーマルヘッド3の発
熱素子3aをプラテンローラ22の中心線上に対し、印
字方向下流側に寄った位置に配置することで熱時剥離を
良好に行ない、インクリボン5からインク6を確実に中
間転写ベルト21へ転写することができる。
【0063】そして、前記プラテンローラ22が図示し
ない駆動源により回転駆動されると、前記プラテンロー
ラ22とバックアップローラ23との間に緊張状態で巻
回されている中間転写ベルト21は矢印G方向へ搬送さ
れ、さらに、前記インクリボン5も前記中間転写ベルト
21との摩擦力により一定速度で搬送される。
ない駆動源により回転駆動されると、前記プラテンロー
ラ22とバックアップローラ23との間に緊張状態で巻
回されている中間転写ベルト21は矢印G方向へ搬送さ
れ、さらに、前記インクリボン5も前記中間転写ベルト
21との摩擦力により一定速度で搬送される。
【0064】前記中間転写ベルト21上のインク6が、
前記ドラム7と前記バックアップローラ23との間まで
搬送されると、前記ドラム7が矢印E方向へ移動して前
記記録紙8と前記中間転写ベルト21とを前記バックア
ップローラ23に圧接する。このとき、前記中間転写ベ
ルト21は前記バックアップローラ23を介して前記第
2ヒータにより加熱されており、また、前記ドラム7も
前記ドラムヒータ10により加熱されているため、前記
インク6は記録紙8に確実に再転写することができる。
前記ドラム7と前記バックアップローラ23との間まで
搬送されると、前記ドラム7が矢印E方向へ移動して前
記記録紙8と前記中間転写ベルト21とを前記バックア
ップローラ23に圧接する。このとき、前記中間転写ベ
ルト21は前記バックアップローラ23を介して前記第
2ヒータにより加熱されており、また、前記ドラム7も
前記ドラムヒータ10により加熱されているため、前記
インク6は記録紙8に確実に再転写することができる。
【0065】前記中間転写ベルト21が搬送されるに伴
い、前記記録紙8も搬送されて順次インク6が再転写さ
れて最終的な記録が得られる。この後、前記ドラム7が
矢印C方向へ後退して圧接状態が解除される。
い、前記記録紙8も搬送されて順次インク6が再転写さ
れて最終的な記録が得られる。この後、前記ドラム7が
矢印C方向へ後退して圧接状態が解除される。
【0066】以上のように本第2実施形態においては、
サーマルヘッド3の発熱素子3aをプラテンローラ22
の中心線上に対して印字方向下流側に1.0mmほど寄
った位置に配置し、前記サーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ22とのニップ幅を小さくすることで、インクリボ
ン5からプラテンローラ22へのインク6の転写の際の
熱時剥離を良好に行なうことができ、転写を行なう位置
と再転写を行なう位置とがそれぞれプラテンローラ22
とバックアップローラ23とに分割して形成されている
ため、各転写に対応して最適な条件下での記録を施すこ
とができる。
サーマルヘッド3の発熱素子3aをプラテンローラ22
の中心線上に対して印字方向下流側に1.0mmほど寄
った位置に配置し、前記サーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ22とのニップ幅を小さくすることで、インクリボ
ン5からプラテンローラ22へのインク6の転写の際の
熱時剥離を良好に行なうことができ、転写を行なう位置
と再転写を行なう位置とがそれぞれプラテンローラ22
とバックアップローラ23とに分割して形成されている
ため、各転写に対応して最適な条件下での記録を施すこ
とができる。
【0067】なお、前述の本発明の各実施形態において
は、記録紙8の片面だけに記録を施す場合について説明
した。しかし、記録紙8の両面に記録を施す場合であっ
ても記録紙8の表面と裏面に、前述の実施の形態による
記録をそれぞれ繰り返すことで両面記録を施すことがで
きる。
は、記録紙8の片面だけに記録を施す場合について説明
した。しかし、記録紙8の両面に記録を施す場合であっ
ても記録紙8の表面と裏面に、前述の実施の形態による
記録をそれぞれ繰り返すことで両面記録を施すことがで
きる。
【0068】そこで、記録紙8の両面に記録を施す際の
記録紙8の搬送手段について図5乃至図7を参照しつつ
説明する。
記録紙8の搬送手段について図5乃至図7を参照しつつ
説明する。
【0069】図5に両面記録を施すための記録紙8の搬
送手段の1つを示す。
送手段の1つを示す。
【0070】これは、前述の熱転写プリンタを使用して
前記記録紙8の一方の面に記録を施し、そのまま排紙さ
れた記録紙8をユーザーが取り出して、この記録紙8を
反対面に記録できるように再び給紙トレイ25にセット
し、両面記録を施すようにする手段である。
前記記録紙8の一方の面に記録を施し、そのまま排紙さ
れた記録紙8をユーザーが取り出して、この記録紙8を
反対面に記録できるように再び給紙トレイ25にセット
し、両面記録を施すようにする手段である。
【0071】また、図6に示す記録紙8の搬送手段は、
原理的には図5と同様であるが、前述のユーザーによる
手作業を簡便化したものである。
原理的には図5と同様であるが、前述のユーザーによる
手作業を簡便化したものである。
【0072】すなわち、給紙用トレイとしても使用でき
る排紙用スタッカ26を使用するものであり、まず、一
方の面に記録され、排紙された記録紙8を前記排紙用ス
タッカ26にためておき、つぎにこの排紙用スタッカ2
6を給紙用トレイとして上下を逆にして装着し、前記記
録紙8の反対面に記録を施すようにして両面記録を施す
ようにする手段である。
る排紙用スタッカ26を使用するものであり、まず、一
方の面に記録され、排紙された記録紙8を前記排紙用ス
タッカ26にためておき、つぎにこの排紙用スタッカ2
6を給紙用トレイとして上下を逆にして装着し、前記記
録紙8の反対面に記録を施すようにして両面記録を施す
ようにする手段である。
【0073】また、図7は両面記録に係る記録紙8の搬
送を、すべて熱転写プリンタ内で行なうようにした搬送
手段である。
送を、すべて熱転写プリンタ内で行なうようにした搬送
手段である。
【0074】これは、一方の面に記録された記録紙8は
排紙されず、搬送ルート27aを通って熱転写プリンタ
内の保管用スタッカ28に一旦保管され、その後記録面
が反対面となるように前記保管用スタッカ28から搬送
ルート27bを通り、反対面を記録した後排出ルート2
7cを通って排紙用スタッカ26に排紙されるようにし
た搬送手段である。
排紙されず、搬送ルート27aを通って熱転写プリンタ
内の保管用スタッカ28に一旦保管され、その後記録面
が反対面となるように前記保管用スタッカ28から搬送
ルート27bを通り、反対面を記録した後排出ルート2
7cを通って排紙用スタッカ26に排紙されるようにし
た搬送手段である。
【0075】このような搬送手段を使用することによ
り、両面記録を容易に行なうことができる。
り、両面記録を容易に行なうことができる。
【0076】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る熱転写プ
リンタは、サーマルヘッドの発熱素子によりインクリボ
ンのインクが溶融した後、前記インクリボンが中間転写
体から剥離されるまでの距離を短くすることで良好なイ
ンクの転写を行なうことができ、その後の中間転写体か
ら記録紙への再転写を確実に為すことで高品質の記録を
得ることができる等の効果を奏する。
リンタは、サーマルヘッドの発熱素子によりインクリボ
ンのインクが溶融した後、前記インクリボンが中間転写
体から剥離されるまでの距離を短くすることで良好なイ
ンクの転写を行なうことができ、その後の中間転写体か
ら記録紙への再転写を確実に為すことで高品質の記録を
得ることができる等の効果を奏する。
【図1】 本発明に係る熱転写プリンタの第1実施形態
の熱転写プリンタの要部拡大断面図
の熱転写プリンタの要部拡大断面図
【図2】 図1の熱転写プリンタのドラムの構造を示す
斜視図
斜視図
【図3】 図2のドラムのフランジの形状を示す正面図
【図4】 本発明に係る熱転写プリンタの第2実施形態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図5】 本発明に係る熱転写プリンタの各実施形態に
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
【図6】 本発明に係る熱転写プリンタの各実施形態に
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
【図7】 本発明に係る熱転写プリンタの各実施形態に
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
おける両面記録を施す際の記録紙の搬送手段の説明図
【図8】 従来の熱転写プリンタを示す要部断面図
【図9】 従来の熱転写プリンタを示す要部拡大断面図
1 中間転写ローラ 2 ローラヒータ 3 サーマルヘッド 5 インクリボン 6 インク 8 記録紙 21 中間転写ベルト 22 プラテンローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 博光 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 座間 宏芳 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 サーマルヘッドに整列配置した発熱素子
を発熱させてインクリボンのインクを中間転写体に熱溶
融転写し、この中間転写体に転写された前記インクを圧
接手段により記録媒体に圧接して再転写することにより
記録を行なう熱転写プリンタであって、前記サーマルヘ
ッドはその発熱素子が前記中間転写体を支持しているプ
ラテンローラの中心線上より印字方向下流側に寄った位
置に接離自在に配設されていることを特徴とする熱転写
プリンタ。 - 【請求項2】 前記発熱素子が前記中間転写体を支持し
ているプラテンローラの中心線上より印字方向下流側に
寄せられている寄り幅は、0.1mm〜2.0mmとす
ることを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18620296A JPH1029330A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18620296A JPH1029330A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029330A true JPH1029330A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16184170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18620296A Pending JPH1029330A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029330A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019081280A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写装置 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18620296A patent/JPH1029330A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019081280A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写装置 |
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