JPH10293350A - ファインダ光学系 - Google Patents
ファインダ光学系Info
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- JPH10293350A JPH10293350A JP10117397A JP10117397A JPH10293350A JP H10293350 A JPH10293350 A JP H10293350A JP 10117397 A JP10117397 A JP 10117397A JP 10117397 A JP10117397 A JP 10117397A JP H10293350 A JPH10293350 A JP H10293350A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファインダ視野内表示が可能な小型のファイ
ンダ光学系を提供する。 【解決手段】 被写体から瞳EPに至るファインダ系光
路と、フレームマスクM2から瞳EPに至る表示系光路
と、をハーフミラー面T1で重ね合わせることによっ
て、ファインダ視野内表示を被写体像と重ねて観察しう
るようにした。フレームマスクM2からハーフミラー面
T1が光路を重ね合わせる位置までの光路の大部分を、
ファインダ系光路を構成する空間内に配置した。
ンダ光学系を提供する。 【解決手段】 被写体から瞳EPに至るファインダ系光
路と、フレームマスクM2から瞳EPに至る表示系光路
と、をハーフミラー面T1で重ね合わせることによっ
て、ファインダ視野内表示を被写体像と重ねて観察しう
るようにした。フレームマスクM2からハーフミラー面
T1が光路を重ね合わせる位置までの光路の大部分を、
ファインダ系光路を構成する空間内に配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダ光学系
に関するものであり、例えばコンパクトカメラに適した
小型の採光・実像式ファインダ光学系に関するものであ
る。
に関するものであり、例えばコンパクトカメラに適した
小型の採光・実像式ファインダ光学系に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、カメラの小型化が望まれており、
当然ファインダ光学系にも小型化の要求がある。実像式
ファインダ光学系の場合、従来から知られているよう
に、接眼倍率を上げると小型化が可能である。しかし、
接眼倍率を上げると、像面上に付着するゴミが目立ち易
くなり、これが品質確保上重大な問題になる。ゴミが見
えないようにするために像面を空中に配置すると、AF
(autofocus)フレーム等のファインダ視野内表示を像面
上のケガキで表示することができなくなる。これらの問
題を解決するために、ファインダ視野内表示を採光式で
行うファインダ光学系が従来より提案されている。図3
〜図5にその例を示す。
当然ファインダ光学系にも小型化の要求がある。実像式
ファインダ光学系の場合、従来から知られているよう
に、接眼倍率を上げると小型化が可能である。しかし、
接眼倍率を上げると、像面上に付着するゴミが目立ち易
くなり、これが品質確保上重大な問題になる。ゴミが見
えないようにするために像面を空中に配置すると、AF
(autofocus)フレーム等のファインダ視野内表示を像面
上のケガキで表示することができなくなる。これらの問
題を解決するために、ファインダ視野内表示を採光式で
行うファインダ光学系が従来より提案されている。図3
〜図5にその例を示す。
【0003】図3に示す第1の従来例は、反転光学系が
ミラーとプリズムとの組み合わせから成る採光・実像式
ファインダ光学系である。被写体から瞳に至るファイン
ダ系光路は、被写体側から順に、対物レンズLO,プリ
ズム1,ミラー2,視野枠マスクM1,ハーフミラー
3,ミラー4,及び接眼レンズLEで構成される。一
方、ファインダ視野内表示を行うための、採光窓(不図
示)から瞳に至る表示系光路は、採光窓側から順に、ミ
ラー5,フレームマスクM2,ハーフミラー3,ミラー
4,及び接眼レンズLEで構成される。図3から分かる
ように、ファインダ系光路と表示系光路とは、光コンバ
イナーとして作用するハーフミラー3によって重ね合わ
される。
ミラーとプリズムとの組み合わせから成る採光・実像式
ファインダ光学系である。被写体から瞳に至るファイン
ダ系光路は、被写体側から順に、対物レンズLO,プリ
ズム1,ミラー2,視野枠マスクM1,ハーフミラー
3,ミラー4,及び接眼レンズLEで構成される。一
方、ファインダ視野内表示を行うための、採光窓(不図
示)から瞳に至る表示系光路は、採光窓側から順に、ミ
ラー5,フレームマスクM2,ハーフミラー3,ミラー
4,及び接眼レンズLEで構成される。図3から分かる
ように、ファインダ系光路と表示系光路とは、光コンバ
イナーとして作用するハーフミラー3によって重ね合わ
される。
【0004】視野枠マスクM1は、対物レンズLOによ
って形成される対物像面(被写体像面)Iの位置に配置さ
れており、視野枠マスクM1とフレームマスクM2とは
光学的に共役な位置関係にある。また、視野枠マスクM
1にはファインダ視野に相当する穴があいており、フレ
ームマスクM2にはAFフレームに相当する穴があいて
いる。各光路はマスクM1,M2の各穴以外の部分で遮
光されるため、ファインダ視野にAFフレーム表示がス
ーパーインポーズされて、瞳で観察されることになる。
また、対物像面Iは空中に存在するので、ファインダ視
野内にゴミが観察されることはない。
って形成される対物像面(被写体像面)Iの位置に配置さ
れており、視野枠マスクM1とフレームマスクM2とは
光学的に共役な位置関係にある。また、視野枠マスクM
1にはファインダ視野に相当する穴があいており、フレ
ームマスクM2にはAFフレームに相当する穴があいて
いる。各光路はマスクM1,M2の各穴以外の部分で遮
光されるため、ファインダ視野にAFフレーム表示がス
ーパーインポーズされて、瞳で観察されることになる。
また、対物像面Iは空中に存在するので、ファインダ視
野内にゴミが観察されることはない。
【0005】図4に示す第2の従来例は、反転光学系が
プリズムのみから成る採光・実像式ファインダ光学系で
あり、対物レンズLO,接眼レンズLE,マスクM1及
びM2は、前記第1の従来例と同様に構成されている。
被写体から瞳EPに至るファインダ系光路は、被写体側
から順に、対物レンズLO,ダハプリズムPD,視野枠
マスクM1,第1プリズムp1,第2プリズムp2,及
び接眼レンズLEで構成される。一方、ファインダ視野
内表示を行うための、フレームマスクM2から瞳EPに
至る表示系光路は、表示用光源(LED)BR側から順
に、フレームマスクM2,第1プリズムp1,第2プリ
ズムp2,及び接眼レンズLEで構成される。
プリズムのみから成る採光・実像式ファインダ光学系で
あり、対物レンズLO,接眼レンズLE,マスクM1及
びM2は、前記第1の従来例と同様に構成されている。
被写体から瞳EPに至るファインダ系光路は、被写体側
から順に、対物レンズLO,ダハプリズムPD,視野枠
マスクM1,第1プリズムp1,第2プリズムp2,及
び接眼レンズLEで構成される。一方、ファインダ視野
内表示を行うための、フレームマスクM2から瞳EPに
至る表示系光路は、表示用光源(LED)BR側から順
に、フレームマスクM2,第1プリズムp1,第2プリ
ズムp2,及び接眼レンズLEで構成される。
【0006】対物レンズLOを通過した光束は、ダハプ
リズムPDのダハ反射面RDで反射された後、視野枠マ
スクM1の位置で対物像面Iを形成する。そして、第1
プリズムp1の対物光束入射面aに入射し、反射防止コ
ートが施された第1反射面r1で全反射され、ハーフミ
ラーコートが施された第2反射面r2で反射された後、
第1反射面r1を透過する。第1反射面r1を透過した
光束は、第2プリズムp2の第1透過面t1に入射す
る。この第1透過面t1と第1反射面r1との間には狭
い隙間があいている。第1透過面t1を透過した光束
は、第2透過面t2を透過した後、接眼レンズLEを通
って瞳EPに至る。
リズムPDのダハ反射面RDで反射された後、視野枠マ
スクM1の位置で対物像面Iを形成する。そして、第1
プリズムp1の対物光束入射面aに入射し、反射防止コ
ートが施された第1反射面r1で全反射され、ハーフミ
ラーコートが施された第2反射面r2で反射された後、
第1反射面r1を透過する。第1反射面r1を透過した
光束は、第2プリズムp2の第1透過面t1に入射す
る。この第1透過面t1と第1反射面r1との間には狭
い隙間があいている。第1透過面t1を透過した光束
は、第2透過面t2を透過した後、接眼レンズLEを通
って瞳EPに至る。
【0007】一方、表示用光源BRから発せられフレー
ムマスクM2を通過した光束は、第1プリズムp1の第
2反射面r2を透過する。この第2反射面r2が光コン
バイナーとして作用することにより、ファインダ系光路
と表示系光路とが重ね合わされる。前記第1の従来例と
同様、対物像面Iは空中に存在するので、ファインダ視
野内にゴミが観察されることはない。
ムマスクM2を通過した光束は、第1プリズムp1の第
2反射面r2を透過する。この第2反射面r2が光コン
バイナーとして作用することにより、ファインダ系光路
と表示系光路とが重ね合わされる。前記第1の従来例と
同様、対物像面Iは空中に存在するので、ファインダ視
野内にゴミが観察されることはない。
【0008】図5に示す第3の従来例は、第2反射面r
2側にレンズLAが配置された点を除き、前記第2の従
来例と同様に構成されている。レンズLAの透過面t0
には反射防止コートが施されており、透過面t0と第2
反射面r2との間には狭い隙間があいている。図5から
分かるように、第1プリズムp1外に位置する表示系光
路がレンズLAによって短縮された結果、第2の従来例
よりも小型のファインダ光学系となっている。
2側にレンズLAが配置された点を除き、前記第2の従
来例と同様に構成されている。レンズLAの透過面t0
には反射防止コートが施されており、透過面t0と第2
反射面r2との間には狭い隙間があいている。図5から
分かるように、第1プリズムp1外に位置する表示系光
路がレンズLAによって短縮された結果、第2の従来例
よりも小型のファインダ光学系となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来例で
は、ミラー5からハーフミラー3までの表示系光路を構
成する空間が必要である。また、上記第2,第3の従来
例では、フレームマスクM2から第2反射面r2までの
表示系光路(破線部分)を構成する空間が必要である。第
3の従来例は、第2の従来例よりも表示系光路が短縮さ
れてはいるが、設計上の制約(つまり収差性能等の制約)
やレンズ加工上の制約があるため、レンズLAによる光
路長の短縮はあまり有効ではない。このように、表示系
光路がファインダ系光路外において大きな空間を占めて
いるため、ファインダ光学系全体が大きく、カメラを小
型化することができない。
は、ミラー5からハーフミラー3までの表示系光路を構
成する空間が必要である。また、上記第2,第3の従来
例では、フレームマスクM2から第2反射面r2までの
表示系光路(破線部分)を構成する空間が必要である。第
3の従来例は、第2の従来例よりも表示系光路が短縮さ
れてはいるが、設計上の制約(つまり収差性能等の制約)
やレンズ加工上の制約があるため、レンズLAによる光
路長の短縮はあまり有効ではない。このように、表示系
光路がファインダ系光路外において大きな空間を占めて
いるため、ファインダ光学系全体が大きく、カメラを小
型化することができない。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、ファインダ視野内表示が可能な小型の
ファインダ光学系を提供することを目的とする。
たものであって、ファインダ視野内表示が可能な小型の
ファインダ光学系を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明のファインダ光学系は、被写体から瞳に
至るファインダ系光路と、ファインダ視野内表示面から
瞳に至る表示系光路と、をハーフミラー面で重ね合わせ
ることによって、ファインダ視野内表示を被写体像と重
ねて観察しうるようにしたファインダ光学系において、
前記ファインダ視野内表示面から前記ハーフミラー面が
光路を重ね合わせる位置までの光路の大部分が、前記フ
ァインダ系光路を構成する空間内に位置し、以下の条件
式を満足することを特徴とする。 0.7<b/a ただし、 a:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路長、 b:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路のうち、ファインダ系光
路を構成する空間内に位置する部分の光路長である。
に、第1の発明のファインダ光学系は、被写体から瞳に
至るファインダ系光路と、ファインダ視野内表示面から
瞳に至る表示系光路と、をハーフミラー面で重ね合わせ
ることによって、ファインダ視野内表示を被写体像と重
ねて観察しうるようにしたファインダ光学系において、
前記ファインダ視野内表示面から前記ハーフミラー面が
光路を重ね合わせる位置までの光路の大部分が、前記フ
ァインダ系光路を構成する空間内に位置し、以下の条件
式を満足することを特徴とする。 0.7<b/a ただし、 a:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路長、 b:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路のうち、ファインダ系光
路を構成する空間内に位置する部分の光路長である。
【0012】第2の発明のファインダ光学系は、上記第
1の発明の構成において、前記被写体からの光束を反射
させる第0反射面と、該第0反射面からの光束を一旦被
写体側に反射させる第1反射面と、該第1反射面に対し
鋭角をなして配置され、第1反射面で反射された光束を
瞳側に反射させる第2反射面と、前記第1反射面に対し
略平行に配置され、前記第2反射面で反射された後前記
第1反射面を透過した光束を透過させる第1透過面と、
該第1透過面に対し鋭角をなして配置され、前記第0反
射面に入射する光束に対して平行な光束を透過させる第
2透過面と、を有する反転光学系で、前記ファインダ系
光路を構成し、前記第1,第2反射面を第1プリズムで
構成し、前記第1,第2透過面を第2プリズムで構成
し、前記第0反射面又は第2反射面をダハ反射面とし、
前記第1透過面を前記ハーフミラー面とし、前記第1プ
リズムの入射面と前記第2反射面との間に、前記被写体
像と光学的に共役なフレームマスクを前記ファインダ視
野内表示面として配置し、前記フレームマスクを通過し
た光束を、フレームマスク近傍の面から前記第1プリズ
ムに入射させ、前記第1反射面を透過させ、前記第1透
過面を透過させ、前記第2透過面で反射させ、前記第2
透過面に対して略垂直な第3反射面で反射させた後、前
記第1透過面で反射させることにより、前記ファインダ
系光路と前記表示系光路とを重ね合わせることを特徴と
する。
1の発明の構成において、前記被写体からの光束を反射
させる第0反射面と、該第0反射面からの光束を一旦被
写体側に反射させる第1反射面と、該第1反射面に対し
鋭角をなして配置され、第1反射面で反射された光束を
瞳側に反射させる第2反射面と、前記第1反射面に対し
略平行に配置され、前記第2反射面で反射された後前記
第1反射面を透過した光束を透過させる第1透過面と、
該第1透過面に対し鋭角をなして配置され、前記第0反
射面に入射する光束に対して平行な光束を透過させる第
2透過面と、を有する反転光学系で、前記ファインダ系
光路を構成し、前記第1,第2反射面を第1プリズムで
構成し、前記第1,第2透過面を第2プリズムで構成
し、前記第0反射面又は第2反射面をダハ反射面とし、
前記第1透過面を前記ハーフミラー面とし、前記第1プ
リズムの入射面と前記第2反射面との間に、前記被写体
像と光学的に共役なフレームマスクを前記ファインダ視
野内表示面として配置し、前記フレームマスクを通過し
た光束を、フレームマスク近傍の面から前記第1プリズ
ムに入射させ、前記第1反射面を透過させ、前記第1透
過面を透過させ、前記第2透過面で反射させ、前記第2
透過面に対して略垂直な第3反射面で反射させた後、前
記第1透過面で反射させることにより、前記ファインダ
系光路と前記表示系光路とを重ね合わせることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施したファイン
ダ光学系を、図面を参照しつつ説明する。図1に本実施
の形態の光学断面構成,ファインダ系光路及び表示系光
路を示し、図2に光学断面構成の要部を示す。なお、第
1反射面R1と第1透過面T1との間隔は狭いため、図
2では分かりやすくするために実際よりも大きく間隔を
あけて示してある。
ダ光学系を、図面を参照しつつ説明する。図1に本実施
の形態の光学断面構成,ファインダ系光路及び表示系光
路を示し、図2に光学断面構成の要部を示す。なお、第
1反射面R1と第1透過面T1との間隔は狭いため、図
2では分かりやすくするために実際よりも大きく間隔を
あけて示してある。
【0014】本実施の形態は、被写体側よりファインダ
系光路順に、被写体像(対物像面I)を形成するための対
物レンズLOと、被写体像を正立正像とするための反転
光学系と、被写体像を拡大して観察するための接眼レン
ズLEと、を備えた、反転光学系がプリズムのみから成
る採光・実像式ファインダ光学系である。反転光学系
は、被写体側よりファインダ系光路順に、ダハプリズム
PD,第1プリズムP1及び第2プリズムP2から成っ
ており、対物レンズLO,接眼レンズLE,ファインダ
視野を構成する視野枠マスクM1,及びファインダ視野
内表示面を構成するフレームマスクM2は、前述した第
2,第3の従来例と同様に構成されている。
系光路順に、被写体像(対物像面I)を形成するための対
物レンズLOと、被写体像を正立正像とするための反転
光学系と、被写体像を拡大して観察するための接眼レン
ズLEと、を備えた、反転光学系がプリズムのみから成
る採光・実像式ファインダ光学系である。反転光学系
は、被写体側よりファインダ系光路順に、ダハプリズム
PD,第1プリズムP1及び第2プリズムP2から成っ
ており、対物レンズLO,接眼レンズLE,ファインダ
視野を構成する視野枠マスクM1,及びファインダ視野
内表示面を構成するフレームマスクM2は、前述した第
2,第3の従来例と同様に構成されている。
【0015】被写体から瞳EPに至るファインダ系光路
は、被写体側から順に、対物レンズLO,ダハプリズム
PD,視野枠マスクM1,第1プリズムP1,第2プリ
ズムP2,及び接眼レンズLEで構成される。一方、フ
ァインダ視野内表示を行うための、フレームマスクM2
から瞳EPに至る表示系光路は、表示用光源(LED)B
R側から順に、フレームマスクM2,第1プリズムP
1,第2プリズムP2,及び接眼レンズLEで構成され
る。
は、被写体側から順に、対物レンズLO,ダハプリズム
PD,視野枠マスクM1,第1プリズムP1,第2プリ
ズムP2,及び接眼レンズLEで構成される。一方、フ
ァインダ視野内表示を行うための、フレームマスクM2
から瞳EPに至る表示系光路は、表示用光源(LED)B
R側から順に、フレームマスクM2,第1プリズムP
1,第2プリズムP2,及び接眼レンズLEで構成され
る。
【0016】対物レンズLOを通過した光束は、ダハプ
リズムPDのダハ反射面RDで反射された後、視野枠マ
スクM1の位置で対物像面Iを形成する。そして、第1
プリズムP1の対物光束入射面A1に入射し、反射防止
コートが施された第1反射面R1で一旦被写体側に全反
射される。そして、第1反射面R1に対し鋭角をなして
配置され、アルミニウムコートが施された第2反射面R
2で、瞳EP側に反射された後、第1反射面R1を透過
する。
リズムPDのダハ反射面RDで反射された後、視野枠マ
スクM1の位置で対物像面Iを形成する。そして、第1
プリズムP1の対物光束入射面A1に入射し、反射防止
コートが施された第1反射面R1で一旦被写体側に全反
射される。そして、第1反射面R1に対し鋭角をなして
配置され、アルミニウムコートが施された第2反射面R
2で、瞳EP側に反射された後、第1反射面R1を透過
する。
【0017】第1反射面R1を透過した光束は、第1反
射面R1に対し略平行に配置された、第2プリズムP2
の第1透過面T1に入射する。この第1透過面T1には
ハーフミラーコートが施されており、第1透過面T1と
第1反射面R1との間には0.02mm程度の狭い隙間
があいている。第1透過面T1を透過した光束は、第1
透過面T1に対し鋭角をなして配置された第2透過面T
2を透過した後(この第2透過面T2を透過する光束
は、ダハ反射面RDに入射する光束に対して平行であ
る。)、接眼レンズLEを通って瞳EPに至る。なお、
ダハプリズムPDのダハ反射面RDで像反転を行う代わ
りに、第2反射面R2をダハ反射面とすることにより像
反転を行う構成としてもよい。
射面R1に対し略平行に配置された、第2プリズムP2
の第1透過面T1に入射する。この第1透過面T1には
ハーフミラーコートが施されており、第1透過面T1と
第1反射面R1との間には0.02mm程度の狭い隙間
があいている。第1透過面T1を透過した光束は、第1
透過面T1に対し鋭角をなして配置された第2透過面T
2を透過した後(この第2透過面T2を透過する光束
は、ダハ反射面RDに入射する光束に対して平行であ
る。)、接眼レンズLEを通って瞳EPに至る。なお、
ダハプリズムPDのダハ反射面RDで像反転を行う代わ
りに、第2反射面R2をダハ反射面とすることにより像
反転を行う構成としてもよい。
【0018】第1反射面R1での全反射は、第1透過面
T2と第1反射面R1との間に隙間をあけることによっ
て達成されるが、この間隔が広すぎるとファインダ結像
性能が低下してしまう。したがって、第1透過面T2と
第1反射面R1との間隔は0.005〜0.05mm程
度が望ましく、更に望ましくは0.005〜0.03m
m程度が良い。
T2と第1反射面R1との間に隙間をあけることによっ
て達成されるが、この間隔が広すぎるとファインダ結像
性能が低下してしまう。したがって、第1透過面T2と
第1反射面R1との間隔は0.005〜0.05mm程
度が望ましく、更に望ましくは0.005〜0.03m
m程度が良い。
【0019】一方、表示用光源BRから発せられフレー
ムマスクM2を通過した光束は、第1プリズムP1の表
示光束入射面A2を透過する。そして、第1反射面R1
を透過した後、第1透過面T1を透過し、第2透過面T
2で全反射され、アルミニウムコートが施された第3反
射面R3で反射された後、第1透過面T1で瞳EP側に
反射される。このハーフミラー面である第1透過面T1
が光コンバイナーとして作用することにより、ファイン
ダ系光路と表示系光路とが重ね合わされる。
ムマスクM2を通過した光束は、第1プリズムP1の表
示光束入射面A2を透過する。そして、第1反射面R1
を透過した後、第1透過面T1を透過し、第2透過面T
2で全反射され、アルミニウムコートが施された第3反
射面R3で反射された後、第1透過面T1で瞳EP側に
反射される。このハーフミラー面である第1透過面T1
が光コンバイナーとして作用することにより、ファイン
ダ系光路と表示系光路とが重ね合わされる。
【0020】視野枠マスクM1は、対物レンズLOによ
って形成される対物像面(被写体像面)Iの位置に配置さ
れており、視野枠マスクM1とフレームマスクM2とは
光学的に共役な位置関係にある。また、視野枠マスクM
1にはファインダ視野に相当する穴があいており、フレ
ームマスクM2にはAFフレームに相当する穴があいて
いる。各光路はマスクM1,M2の各穴以外の部分で遮
光されるため、ファインダ視野にAFフレーム表示がス
ーパーインポーズされて、瞳EPで観察されることにな
る。また、対物像面Iは空中に存在するので、ファイン
ダ視野内にゴミが観察されることはない。
って形成される対物像面(被写体像面)Iの位置に配置さ
れており、視野枠マスクM1とフレームマスクM2とは
光学的に共役な位置関係にある。また、視野枠マスクM
1にはファインダ視野に相当する穴があいており、フレ
ームマスクM2にはAFフレームに相当する穴があいて
いる。各光路はマスクM1,M2の各穴以外の部分で遮
光されるため、ファインダ視野にAFフレーム表示がス
ーパーインポーズされて、瞳EPで観察されることにな
る。また、対物像面Iは空中に存在するので、ファイン
ダ視野内にゴミが観察されることはない。
【0021】また、本実施の形態では、ファインダ系光
路と表示系光路とを重ね合わせる第1透過面T1が、接
眼レンズLE寄りに配置されているため、フレームマス
クM2から第1透過面T1が光路を重ね合わせる位置ま
での光路の大部分が、ファインダ系光路を構成する空間
(つまり、第1,第2プリズムP1,P2)内に位置して
おり、更に以下の条件式(1)を満足する構成となってい
る。 0.7<b/a …(1) ただし、 a:ファインダ視野内表示面(フレームマスクM2)から
ハーフミラー面(第1透過面T1)が光路を重ね合わせる
位置までの光路長、 b:ファインダ視野内表示面(フレームマスクM2)から
ハーフミラー面(第1透過面T1)が光路を重ね合わせる
位置までの光路のうち、ファインダ系光路を構成する空
間(つまり、第1,第2プリズムP1,P2が占める空
間)内に位置する部分の光路長である。
路と表示系光路とを重ね合わせる第1透過面T1が、接
眼レンズLE寄りに配置されているため、フレームマス
クM2から第1透過面T1が光路を重ね合わせる位置ま
での光路の大部分が、ファインダ系光路を構成する空間
(つまり、第1,第2プリズムP1,P2)内に位置して
おり、更に以下の条件式(1)を満足する構成となってい
る。 0.7<b/a …(1) ただし、 a:ファインダ視野内表示面(フレームマスクM2)から
ハーフミラー面(第1透過面T1)が光路を重ね合わせる
位置までの光路長、 b:ファインダ視野内表示面(フレームマスクM2)から
ハーフミラー面(第1透過面T1)が光路を重ね合わせる
位置までの光路のうち、ファインダ系光路を構成する空
間(つまり、第1,第2プリズムP1,P2が占める空
間)内に位置する部分の光路長である。
【0022】上記構成によって、ファインダ系光路と重
ね合わせる前の表示系光路の大部分が、ファインダ系光
路を構成する第1,第2プリズムP1,P2が占める空
間内に位置することになる。このため、ファインダ系光
路外において表示系光路が占める空間が極めて小さくな
り、表示系光路による空間ロスがゼロに近づいて、スペ
ース効率が向上する。これがファインダ光学系全体の小
型化に寄与し、カメラの小型化を可能にする。なお、条
件式(1)が満たされないと、前述した第3の従来例程度
の小型化しか達成することができない。
ね合わせる前の表示系光路の大部分が、ファインダ系光
路を構成する第1,第2プリズムP1,P2が占める空
間内に位置することになる。このため、ファインダ系光
路外において表示系光路が占める空間が極めて小さくな
り、表示系光路による空間ロスがゼロに近づいて、スペ
ース効率が向上する。これがファインダ光学系全体の小
型化に寄与し、カメラの小型化を可能にする。なお、条
件式(1)が満たされないと、前述した第3の従来例程度
の小型化しか達成することができない。
【0023】また、表示用光源BRとしてLED(light
emitting diode)を用いているため、プリズムP1,P
2外にはLEDの大きさ程度の空間さえ確保すれば済
み、また、ファインダ視野内表示の点灯/消灯も可能で
ある。なお、LEDの代わりに外光を利用した採光光学
系を用いてもよい。
emitting diode)を用いているため、プリズムP1,P
2外にはLEDの大きさ程度の空間さえ確保すれば済
み、また、ファインダ視野内表示の点灯/消灯も可能で
ある。なお、LEDの代わりに外光を利用した採光光学
系を用いてもよい。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施したファインダ光学系の
構成を、コンストラクションデータを挙げて更に具体的
に示す。なお、ここで挙げる実施例は、前述した実施の
形態(図1)に対応するものである。
構成を、コンストラクションデータを挙げて更に具体的
に示す。なお、ここで挙げる実施例は、前述した実施の
形態(図1)に対応するものである。
【0025】表1に、対物像面Iから接眼レンズLEに
至るファインダ系光路についてのコンストラクションデ
ータを示す。面に対する入射角(°)及び軸上間隔(mm)
は、対物レンズLOの光軸を基準としている。また、表
2に、フレームマスクM2から接眼レンズレンズLEに
至る表示系光路についてのコンストラクションデータ、
並びに条件式(1)の対応値及び関連データ(空気換算光路
長)を示す。面に対する入射角(°)及び軸上間隔(mm)
は、接眼レンズLEの光軸をフレームマスクM1まで逆
トレースした光線を基準としている。
至るファインダ系光路についてのコンストラクションデ
ータを示す。面に対する入射角(°)及び軸上間隔(mm)
は、対物レンズLOの光軸を基準としている。また、表
2に、フレームマスクM2から接眼レンズレンズLEに
至る表示系光路についてのコンストラクションデータ、
並びに条件式(1)の対応値及び関連データ(空気換算光路
長)を示す。面に対する入射角(°)及び軸上間隔(mm)
は、接眼レンズLEの光軸をフレームマスクM1まで逆
トレースした光線を基準としている。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァインダ系光路を構成する空間が表示系光路に効果的に
利用されるため、ファインダ視野内表示とファインダ光
学系の小型化とを同時に達成することができる。そし
て、このファインダ光学系を用いれば、カメラの小型化
を有効に達成することができ、また、ファインダ視野内
にゴミが見えないようにすることができる。
ァインダ系光路を構成する空間が表示系光路に効果的に
利用されるため、ファインダ視野内表示とファインダ光
学系の小型化とを同時に達成することができる。そし
て、このファインダ光学系を用いれば、カメラの小型化
を有効に達成することができ、また、ファインダ視野内
にゴミが見えないようにすることができる。
【図1】本発明の実施の形態を断面で示す光学構成図。
【図2】本発明の実施の形態の要部を説明するための断
面図。
面図。
【図3】第1の従来例を示す斜視図。
【図4】第2の従来例を断面で示す光学構成図。
【図5】第3の従来例を断面で示す光学構成図。
LO …対物レンズ PD …ダハプリズム M1 …視野枠マスク(対物像面) BR …表示用光源(LED) M2 …フレームマスク(ファインダ視野内表示面) P1 …第1プリズム P2 …第2プリズム LE …接眼レンズ EP …瞳 RD …ダハ反射面(第0反射面) A1 …対物光束入射面 A2 …表示光束入射面 R1 …第1反射面(反射防止コート) R2 …第2反射面(アルミニウムコート) R3 …第3反射面(アルミニウムコート) T1 …第1透過面(ハーフミラー面) T2 …第2透過面
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体から瞳に至るファインダ系光路
と、ファインダ視野内表示面から瞳に至る表示系光路
と、をハーフミラー面で重ね合わせることによって、フ
ァインダ視野内表示を被写体像と重ねて観察しうるよう
にしたファインダ光学系において、 前記ファインダ視野内表示面から前記ハーフミラー面が
光路を重ね合わせる位置までの光路の大部分が、前記フ
ァインダ系光路を構成する空間内に位置し、以下の条件
式を満足することを特徴とするファインダ光学系; 0.7<b/a ただし、 a:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路長、 b:ファインダ視野内表示面からハーフミラー面が光路
を重ね合わせる位置までの光路のうち、ファインダ系光
路を構成する空間内に位置する部分の光路長である。 - 【請求項2】 前記被写体からの光束を反射させる第0
反射面と、該第0反射面からの光束を一旦被写体側に反
射させる第1反射面と、該第1反射面に対し鋭角をなし
て配置され、第1反射面で反射された光束を瞳側に反射
させる第2反射面と、前記第1反射面に対し略平行に配
置され、前記第2反射面で反射された後前記第1反射面
を透過した光束を透過させる第1透過面と、該第1透過
面に対し鋭角をなして配置され、前記第0反射面に入射
する光束に対して平行な光束を透過させる第2透過面
と、を有する反転光学系で、前記ファインダ系光路を構
成し、 前記第1,第2反射面を第1プリズムで構成し、前記第
1,第2透過面を第2プリズムで構成し、前記第0反射
面又は第2反射面をダハ反射面とし、前記第1透過面を
前記ハーフミラー面とし、 前記第1プリズムの入射面と前記第2反射面との間に、
前記被写体像と光学的に共役なフレームマスクを前記フ
ァインダ視野内表示面として配置し、前記フレームマス
クを通過した光束を、フレームマスク近傍の面から前記
第1プリズムに入射させ、前記第1反射面を透過させ、
前記第1透過面を透過させ、前記第2透過面で反射さ
せ、前記第2透過面に対して略垂直な第3反射面で反射
させた後、前記第1透過面で反射させることにより、前
記ファインダ系光路と前記表示系光路とを重ね合わせる
ことを特徴とする請求項1に記載のファインダ光学系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117397A JPH10293350A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ファインダ光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117397A JPH10293350A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ファインダ光学系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10293350A true JPH10293350A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14293626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10117397A Pending JPH10293350A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ファインダ光学系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10293350A (ja) |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10117397A patent/JPH10293350A/ja active Pending
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