JPH10294304A - 基板保持装置およびこれを利用した基板処理装置 - Google Patents

基板保持装置およびこれを利用した基板処理装置

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JPH10294304A
JPH10294304A JP9103553A JP10355397A JPH10294304A JP H10294304 A JPH10294304 A JP H10294304A JP 9103553 A JP9103553 A JP 9103553A JP 10355397 A JP10355397 A JP 10355397A JP H10294304 A JPH10294304 A JP H10294304A
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JP
Japan
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wafer
holding
substrate
rollers
cleaning
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Application number
JP9103553A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Okuda
康彦 奥田
Atsushi Sawada
敦史 澤田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切欠き部を有するほぼ円形の基板が処理対象で
ある場合でも、当該基板を安定に保持することができる
基板保持装置を提供する。 【解決手段】このウエハ保持装置は、6つの保持ローラ
13a 〜13c ,33a 〜33c を備えている。このうち保持ロ
ーラ33a 〜33c はウエハWに回転力を与える駆動ローラ
であり、保持ローラ13a 〜13c はウエハWの回転に伴っ
て回転する従動ローラである。これらの保持ローラ13a
〜13c ,33a 〜33c は、オリフラOFを有するウエハWを
保持する場合に、オリフラOFに掛かる保持ローラ以外の
保持ローラとウエハWとの当接点同士を隣り合う順に結
んで形成される多角形内にウエハWの重心が位置するよ
うに配置されている。これにより、ウエハWを安定保持
できる。また、2つの駆動ローラ33a および33b の間の
間隔d1は、オリフラOFの幅d0よりも広く設定されてい
る。これにより、ウエハWを安定回転させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハなど
のほぼ円形の基板を保持し、かつ回転させることができ
る基板保持装置、および基板保持装置により保持された
基板に対して処理するための基板処理装置に関する。
【0002】
【背景技術】半導体装置の製造工程には、半導体ウエハ
(以下、単に「ウエハ」という。)の表面に成膜やエッ
チングなどの処理を繰り返し施して微細パターンを形成
していく工程が含まれる。微細加工のためにはウエハ自
体の表面およびウエハ表面に形成された薄膜の表面を清
浄に保つ必要があるから、必要に応じてウエハの洗浄が
行われる。たとえば、ウエハの表面上に形成された薄膜
を研磨剤(スラリー)を用いて研磨した後には、スラリ
ーがウエハ表面に残留しているから、このスラリーを除
去する必要がある。
【0003】図7は、上述のようなウエハの洗浄を行う
ためのウエハ洗浄装置の構成例を示す平面図であり、図
8は、図7に示される構成を図7のZ方向から見た側面
図である。このウエハ洗浄装置は、ウエハWの両面を洗
浄するためのもので、ウエハWの端面に当接してウエハ
Wを水平に保持し、かつ回転させる3つの保持ローラ2
51,252および253と、これら保持ローラ25
1,252および253によって保持されたウエハWの
両面に洗浄液をそれぞれ供給する2つの洗浄ノズル21
0とを備えている。
【0004】3つの保持ローラ251,252および2
53は、支持部261,262および263に鉛直軸ま
わりの回転が自在であるように支持されたローラ軸27
1,272および273の上端にそれぞれ固定されてい
る。このうち、保持ローラ251は、モータMで発生さ
れた駆動力が駆動ベルトVを介して伝達される駆動ロー
ラであり、残りの保持ローラ252および253は、ウ
エハWの回転に伴って回転する従動ローラである。
【0005】洗浄が行われる際には、保持ローラ25
1,252および253にウエハWが保持された状態で
駆動ローラ251に駆動力が与えられ、ウエハWが回転
させられる。そして、この状態のウエハWの上面および
下面に各洗浄ノズル210から洗浄液が供給される。こ
のようにして、ウエハWの上面および下面が洗浄され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のウエ
ハ洗浄装置では、オリエンテーションフラット(以下
「オリフラ」という。)およびノッチなどの切欠き部が
形成されているウエハWが処理対象である場合、ウエハ
Wを安定に保持することができず、その結果ウエハWを
良好に洗浄することができないという問題があった。
【0007】すなわち、オリフラを有するウエハWが処
理対象である場合、たとえば図9に示すように、当該オ
リフラOFが保持ローラ252に掛かると、ウエハWは
実質的に残りの保持ローラ251および253の2点で
支持されることになるから、ウエハWの保持状態が非常
に不安定になり、ウエハWを保持できない状態となる場
合すらある。その結果、ウエハWの表面の全域に洗浄液
を万遍なく供給することが非常に困難になったり、ウエ
ハWが脱落し処理を続行できない場合すらあるから、ウ
エハWを良好に洗浄することができなかった。
【0008】しかも、オリフラOFが駆動ローラ251
にかかる位置までくると、それ以上ウエハWを回転させ
ることができないという問題もある。そこで、本発明の
目的は、上述の技術的課題を解決し、周縁部に切欠き部
を有するほぼ円形の基板が処理対象である場合でも、当
該基板を安定に保持することができる基板保持装置を提
供することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、周縁部に切欠
き部を有するほぼ円形の基板が処理対象である場合で
も、当該基板を安定に回転させることができる基板保持
装置を提供することである。さらに、本発明の他の目的
は、上記基板保持装置を備えることによって、基板を良
好に処理できる基板処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、回転駆動力
を発生する回転駆動源と、この回転駆動源から回転駆動
力が伝達される駆動ローラを含み、切欠き部を有するほ
ぼ円形の基板の端面に当接して当該基板を保持し回転す
る少なくとも4つの保持ローラとを備え、上記少なくと
も4つの保持ローラは、上記基板がどの回転位置にあっ
ても上記基板の切欠き部に掛かる保持ローラ以外の保持
ローラと基板との当接点同士を隣り合う順に結んで形成
される多角形内に上記基板の重心が位置するように配置
されていることを特徴とする基板保持装置である。
【0011】本発明によれば、基板の切欠き部が4つの
保持ローラのうちいずれの保持ローラに掛かっても、基
板の重心は、当該切欠き部が掛かっていない保持ローラ
と基板との当接点同士を隣り合う順に結んで形成される
多角形内に位置する。したがって、切欠き部を有する基
板であっても、当該基板を安定に保持することができ
る。そのため、たとえば本発明を基板処理装置に適用す
る場合には、基板を良好に処理することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記駆動ローラ
は、上記切欠き部の幅よりも広い間隔だけ空けて配置さ
れた少なくとも2つの駆動ローラを含むものであること
を特徴とする請求項1に記載の基板保持装置である。本
発明によれば、回転駆動力を基板に伝達する駆動ローラ
が少なくとも2つ備えられており、しかもこれらの間の
間隔は切欠き部の幅よりも広いから、保持されている基
板の切欠き部がこれら駆動ローラに同時に掛かることは
ない。したがって、基板には、2つの駆動ローラのうち
少なくとも1つから回転駆動力が伝達される。そのた
め、切欠き部を有する基板が処理対象であっても、当該
基板を確実に回転させることができる。よって、たとえ
ば本発明を基板処理装置に適用する場合には、基板の安
定保持だけでなく、基板の安定回転をも確保することが
できるから、基板を一層良好に処理することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2に記載の基板保持装置と、上記保持ローラに保持さ
れている基板の両面を洗浄するための両面洗浄手段とを
含むことを特徴とする基板処理装置である。本発明によ
れば、基板を安定に保持することができる基板保持装置
によって保持された基板の両面を洗浄することができ
る。しかも、保持ローラと基板との当接位置は逐一変わ
るから、基板の表面全域を洗浄することができる。その
ため、基板の両面を良好に洗浄することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施形態の基板処理装置であるウエハ洗浄装置
の構成を示す平面図である。また、図2は、図1のII-I
I 断面図であり、一部を省略し、かつ一部を概念的に示
している。
【0015】この装置は、オリエンテーションフラット
(以下「オリフラ」という。)OFを有するウエハWを
処理対象とし、当該ウエハWの表面に形成された薄膜を
研磨するCMP(Chemical Mechanical Polishing) 処理
が行われた後にウエハWの表面に残っているスラリーお
よび余分な薄膜を除去するためのもので、側壁1,2,
3および4によって囲まれた平面視においてほぼ矩形の
処理室5と、この処理室5内においてウエハWを水平に
保持し、かつ回転させることができるウエハ保持装置6
と、ウエハ保持装置6により保持されたウエハWの上面
および下面に洗浄液供給ノズル7,8から洗浄液を供給
しつつウエハWの上面および下面をスクラブ洗浄するた
めの両面洗浄装置9とを備えている。
【0016】ウエハ保持装置6は、処理室5の側壁2お
よび4に直交する方向(以下「保持方向」という。)A
に関して対向配置された一対の保持ハンド10,30を
有している。保持ハンド10,30は、保持方向Aに沿
って移動可能なもので、ベース取付部11,31に取り
付けられたベース部12,32と、ベース部12,32
の上方に配置され、ウエハWを保持するための各々3つ
の保持ローラ13,33とをそれぞれ有している。これ
らの保持ローラ13,33は、ウエハWの端面形状に対
応した円周上に配置されている。ウエハWは、保持ロー
ラ13,33の側面にその端面が当接した状態で保持さ
れる。
【0017】ベース取付部11,31には、保持方向A
に沿って長く形成され、側壁2,4に形成された穴1
4,34を挿通して側壁2,4の外側まで延びたハンド
軸15,35の一端が連結されている。ハンド軸15,
35の他端には、側壁2,4の外側の取付板16,36
上に固定されたシリンダ17,37のロッド18,38
が連結板19,39を介して取り付けられている。ロッ
ド18,38は、保持方向Aに沿って突出したり引っ込
んだりできるようになっている。この構成により、シリ
ンダ17,37を駆動することによって、保持ハンド1
0,30を保持方向Aに沿って互いに反対方向に進退さ
せることができ、ウエハWを保持用ローラ13,33の
間で挾持したり、この挾持を解放したりすることができ
る。
【0018】なお、参照符号20,40は、保持ハンド
10,30の移動とともに伸縮可能なベローズである。
ベローズ20,40は、両面洗浄装置9の洗浄液供給ノ
ズル7,8からウエハWに供給される洗浄液およびその
雰囲気が、ハンド軸15,35に影響を与えないように
するとともに、上記洗浄液や雰囲気が処理室5の外部に
漏れるのを防ぐ。さらに、ベローズ20,40は、シリ
ンダ17,37のロッド18,38やハンド軸15,3
5から発生するパーティクルが処理室5の内部に侵入す
るのを防止する。
【0019】保持ローラ13,33は、ウエハWを保持
した状態で回転させるために、ベース部12,32に回
転可能に設けられている。すなわち、保持ローラ13,
33は、ベース部12,32に鉛直軸まわりの回転が自
在であるように支持されたローラ軸21,41の上端に
固定されている。ウエハWを回転させるために必要な駆
動力は、保持ローラ33に与えられるようになってい
る。すなわち、3つの保持ローラ33のうち中央の保持
ローラ33bには、側壁2の外側に設けられたモータ取
付板42に取り付けられたモータMの駆動力がベルト4
3を介して伝達されるようになっている。さらに、中央
の保持ローラ33bに伝達されてきた駆動力は、ベルト
44,45を介して他の2つの保持ローラ33a,33
cにも伝達されるようになっている。
【0020】以上の構成により、モータMによって中央
の保持ローラ33bが駆動されると、保持ローラ33b
が回転し、これに伴って他の2つの保持ローラ33a,
33cも回転する。その結果、保持ローラ13,33に
保持されているウエハWは回転する。このとき、保持ロ
ーラ13は、ウエハWの回転に従動して回転する。この
ようにして、ウエハWは保持ローラ13,33に保持さ
れた状態で回転方向Bに沿って回転する。この場合にお
けるウエハWの回転速度は、たとえば約10〜20(回
転/分)である。
【0021】このように、保持ローラ33はウエハWに
回転力を与えるのに対して、保持ローラ13はウエハW
の回転に伴って回転するだけである。そこで、以下で
は、説明の便宜上、必要に応じて、保持ローラ33を
「駆動ローラ33」、保持ローラ13を「従動ローラ1
3」ということにする。両面洗浄装置9は、ウエハ保持
装置6により保持されたウエハWの上方および下方に配
置された上面洗浄部60および下面洗浄部80を備えて
いる。上面洗浄部60および下面洗浄部80は、それぞ
れ、保持ハンド10,30に干渉しない位置に、ウエハ
Wの中心部から周縁部に至るウエハWの表面領域であっ
て、全表面領域の一部を覆うように設けられれた洗浄ブ
ラシ66,68を備えている。
【0022】上面洗浄部60および下面洗浄部80は、
ウエハWに対向する側に取付面61,81を有するベー
ス部62,82と、ベース部62,82に取り付けられ
た回転軸63,83とを有し、回転駆動部64,84に
より鉛直方向に沿う回転軸線Oを中心に回転方向Cに沿
って回転できるようにされている。さらに、上面洗浄部
60および下面洗浄部80は、それぞれ、昇降駆動部6
5,85によって上下方向に移動できるようになってい
る。これにより、ウエハ洗浄時においてはウエハWを上
面洗浄部60および下面洗浄部80で挟み込むことがで
き、また、ウエハ洗浄後においては、ウエハWから上面
洗浄部60および下面洗浄部80を離すことができるよ
うになっている。
【0023】上面ベース部62および下面ベース部82
の各取付面61,81には、洗浄ブラシ66,86が設
けられている。洗浄ブラシ66,86の中央付近には、
ウエハWに洗浄液を供給するための洗浄液供給ノズル
7,8がそれぞれ配置されている。洗浄液供給ノズル
7,8には、洗浄用パイプ67,87が連結されてい
る。洗浄用パイプ67,87は、回転軸63,83内に
回転しないように挿通されており、その他端には、三方
弁68,88を介して、フッ酸、硝酸、塩酸、リン酸、
酢酸、アンモニアなどの薬液が図示しない薬液タンクか
ら導かれる薬液供給路69,89、および図示しない純
水タンクから純水が導かれる純水供給路70,90が接
続されている。この構成により、三方弁68,88の切
換えを制御することによって、洗浄用パイプ67,87
に薬液および純水を選択的に供給でき、したがって洗浄
液供給ノズル7,8から薬液および純水を選択的に吐出
させることができる。
【0024】図3は、ウエハ保持装置6の構成をより詳
細に説明するための図である。ウエハ保持装置6に備え
られる6つの保持ローラ13,33は、オリフラOFを
有するウエハWを保持する場合に、オリフラOFに掛か
る保持ローラ以外の保持ローラとウエハWとの当接点同
士を隣り合う順に結んで形成される多角形内にウエハW
の重心OGが位置するように、配置されている。ウエハ
Wの重心OGは、周縁部にオリフラOFを有していた場
合、ウエハWの外周円の中心OWの近傍にある。正確に
言うと、ウエハWの重心OGは、ウエハWの外周円の中
心OWのオリフラOFとは反対側の近傍に位置する。
【0025】たとえば、図3(a) に示すように、オリフ
ラOFが保持ローラ33bに掛かっている場合には、残
り5つの保持ローラ13a,13b,13c,33cお
よび33aとウエハWとの当接点A1,B1,C1,C3および
A3を隣り合う順に結んで形成される五角形PE1 内に、ウ
エハWの重心OGが位置する。また、図3(b) に示すよ
うに、オリフラOFが保持ローラ13cに掛かっている
場合には、残りの5つの保持ローラ13a,13b,3
3c,33bおよび33aとウエハWとの当接点A1,B
1,C3,B3およびA3を隣り合う順に結んで形成される五
角形PE2 内にウエハWの重心OGが位置する。
【0026】このように、ウエハWがどの回転位置にあ
っても常にバランスのとれた状態で保持されるから、当
該ウエハWを安定に保持することができる。また、図3
(c) に示すように、3つの駆動ローラ33のうち2つの
駆動ローラ33aおよび駆動ローラ33bのウエハWと
の当接点A3およびB3の間隔d1は、オリフラOFの幅d0よ
りも広く設定されている。すなわち、オリフラOFが2
つの駆動ローラ33aおよび33bに同時に掛からない
ようにされている。これにより、2つの駆動ローラ33
aおよび33bのうち少なくともいずれか一方からは、
ウエハWに回転力を与えることができるようになってい
る。したがって、オリフラOFがたとえば駆動ローラ3
3aに掛かっても、残りの駆動ローラ33bおよび33
cによってウエハWに回転力が付与される。そのため、
当該ウエハWを確実に回転させることができる。
【0027】次に、図2を参照しつつ、スクラブ洗浄処
理について説明する。洗浄前においては、保持ハンド1
0,30はウエハWを保持する保持位置から退避した待
機位置で待機し、かつ上面洗浄部60および下面洗浄部
80はウエハWを洗浄する洗浄位置から退避した待機位
置で待機している。前工程が終了し図示しない搬送アー
ムによってウエハWが搬送されてくると、シリンダ1
7,37のロッド18,38が引っ込む。その結果、保
持ハンド10,30は互いに近づく。これにより、ウエ
ハWがその端面において保持ローラ13,33に保持さ
れる。その後、回転駆動部64,84によって上面洗浄
部60および下面洗浄部80が回転させられる。これと
同時に、三方弁68,88によって薬液供給路69,8
9と洗浄用パイプ67,87とが接続される。その結
果、洗浄液供給ノズル7,8から薬液がそれぞれウエハ
Wの上面および下面に供給される。
【0028】その後、モータMが駆動され、保持ローラ
33が回転駆動される。これに伴って、ウエハWが低速
回転する。さらに、ウエハWの回転に従って従動ローラ
13も回転する。この場合、上述のとおり、ウエハ保持
装置6は下記およびの条件を満足するような構成で
あるから、ウエハWは安定に保持され、かつ回転させら
れる。 保持ローラ13,33のうちオリフラOFに掛からな
い保持ローラとウエハWとの当接点を隣り合う順に結ん
で形成される多角形内に、保持されているウエハWの重
心OGが位置する。 オリフラOFの幅d0よりも広い間隔d1で2つの駆動ロ
ーラ33aおよび33bを配置している。
【0029】さらに、昇降駆動部65,85によって上
面洗浄部60および下面洗浄部80を互いに近づく方向
に移動させられる。その結果、保持ローラ13,33に
保持されているウエハWは、洗浄ブラシ66,86によ
って挟み込まれ、洗浄ブラシ66,86によりウエハW
の上面および下面が擦られる。このようにして、ウエハ
Wの上面および下面が薬液が供給されつつ洗浄ブラシ6
6,86によってスクラブ洗浄される。
【0030】薬液によるスクラブ洗浄が終了すると、昇
降駆動部65,85によって上面洗浄部60および下面
洗浄部80が互いにウエハWから離反する方向に移動さ
せられ、ウエハWから洗浄ブラシ66,86が離れる。
その後、三方弁68,88によって洗浄用パイプ67,
87と純水供給路70,90とが接続される。その結
果、洗浄液供給ノズル7,8から純水が供給され、ウエ
ハWの上面および下面に残留している薬液等が洗い流さ
れる。
【0031】以上のようにこの実施形態によれば、ウエ
ハ保持装置6が上記およびの条件を満足する構成で
あるから、ウエハWをバランス良く保持することがで
き、かつ3つの駆動ローラ33のうち少なくとも1つか
ら回転力をウエハWに与えることができる。したがっ
て、オリフラOFを有するウエハWが処理対象であって
も、当該ウエハWを安定に保持することができ、かつ回
転させることができる。そのため、両面洗浄装置9によ
ってウエハWの両面を一様に洗浄できる。よって、当該
ウエハWを良好に洗浄することができるから、高品質な
ウエハWを提供できる。
【0032】また、ウエハWの端面に当接して当該ウエ
ハWを回転させつつ洗浄処理を行うようにしているか
ら、ウエハWの表面全域を良好に洗浄することができ
る。さらに、上述の実施形態によれば、オリフラOFを
有するウエハWだけでなく、ノッチを有するウエハWを
処理対象とする場合でも、ウエハWの安定保持および安
定回転を図ることができる。すなわち、ノッチは通常オ
リフラOFの幅よりも狭いから、ノッチが駆動ローラ3
3aおよび33bに同時にかかることはなく、したがっ
てウエハWに回転力を確実に付与できるからである。
【0033】本発明の実施の一形態の説明は以上のとお
りであるが、本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではない。たとえば上記実施形態では、保持ローラ間の
間隔としては、駆動ローラ33aおよび33b間の2つ
の駆動ローラの間隔を規定しているだけである。しか
し、図4に示すように、たとえば、互いに隣接する6つ
の保持ローラの間隔d1を、オリフラOFの幅d0よりも広
く設定し、かつ相互に相等しくするのが最も好ましい。
つまり、6つの保持ローラとウエハWとの当接点は、ほ
ぼ正六角形上に配置される形となる。
【0034】すなわち、この構成では、オリフラOFが
保持ローラに掛かる場合であっても、6つあるうちの1
つにしか掛からないから、残りの5つの保持ローラとウ
エハWとの当接点によって五角形が形成され、さらにこ
の五角形の中には正三角形が常に存在することになる。
たとえば、二点鎖線で示すように、オリフラOFが保持
ローラ13bに掛かっている場合には、五角形PE3 が形
成され、さらにこの五角形PE3 の中に正三角形TRが存在
する。よって、ウエハWの回転中心でもあるウエハWの
外周円の中心OWは、ウエハがどの回転位置にあっても
常に、この正三角形の重心に一致する。このため、ウエ
ハWの重心OGは、ウエハがどの回転位置にあっても常
に、この正三角形内の重心の近傍に位置することにな
る。そのため、ウエハWを最も安定に保持することがで
きる。また、すべての保持ローラ間の間隔はオリフラO
Fの幅d0よりも広いから、ウエハWの安定回転も実現で
きる。
【0035】また、上記実施形態では、6つの保持ロー
ラ13,33によってウエハWを保持する構成について
説明しているが、6つの保持ローラを備えていなければ
ウエハWを安定に保持することができないというわけで
はなく、上記およびに記したような条件を満足する
ことを条件に、少なくとも4つの保持ローラを備えてい
れば足りる。
【0036】図5は、4つの保持ローラ130a,13
0b,330aおよび330b を備える構成を図示して
いる。4つの保持ローラ130a,130b,330a
および330bは、互いに隣接する保持ローラの間隔d1
を、オリフラOFの幅d0よりも広く設定し、かつ相互に
相等しく配置され、オリフラOFが掛かっていない保持
ローラとウエハWとの当接点を隣り合う順に結んで形成
される三角形内にウエハWの重心OGが位置するように
配置されている。つまり、4つの保持ローラとウエハW
との当接点は、ほぼ正方形上に配置される形となる。
【0037】したがって、たとえば二点鎖線で示すよう
に、オリフラOFが保持ローラ130bに掛かっている
場合には、ウエハWの重心OGは、残りの3つの保持ロ
ーラ130a,330bおよび330aとウエハWとの
当接点A10 ,B30 およびA30を隣り合う順に結んで形成
される三角形TR1 内に位置する。より詳しく説明する
と、ウエハWの外周円の中心OWは、A10 とB30 とを結
ぶ直線L1上に位置する。ここで、ウエハWの重心OG
は、ウエハWがどの回転位置にあっても常に、ウエハW
の外周円の中心OWのオリフラOFとは反対側に位置す
るので、直線L1よりも三角形TR1 の内部側に位置するこ
とになる。このことより、オリフラOFがどの保持ロー
ラに掛かった場合でも、ウエハWの重心OGは他の保持
ローラが形成する三角形の内部にあることがわかる。し
たがって、この構成であっても、ウエハWを安定に保持
することができる。
【0038】また、図5では、4つの保持ローラ130
a,130b,330aおよび330のうち、2つを駆
動ローラとしており、この2つの駆動ローラ330aお
よび330bの間の間隔d1は、オリフラOFの幅d0より
も広く設定されている。したがって、ウエハWの安定回
転を実現できる。なお、2つの駆動ローラ330aおよ
び330bの駆動は、図示のように、1つのモータMか
らそれぞれ別個のベルト431および432を介して駆
動力を伝達することによって達成することができる。
【0039】さらに、保持ローラは少なくとも4つ以上
備えられていればよいから、たとえば7つ以上であって
もよい。図6には、7つの保持ローラ131a,131
b,131c,131d,331a,331bおよび3
31cを備える構成を示しており、このうちの3つの保
持ローラ331a,331bおよび331cが駆動ロー
ラ、残りの4つの保持ローラ131a,131b,13
1c,131dが従動ローラとなっている。これら保持
ローラ131a〜131d,331a〜331cは、オ
リフラOFが掛かっていない保持ローラとウエハWとの
当接点同士を隣り合う順に結んで形成される多角形内に
ウエハWの重心OGが位置するように配置されている。
したがって、たとえば二点鎖線で示すように、オリフラ
OFが2つの保持ローラ131cおよび131dに掛か
ったとしても、残りの保持ローラ131a,131b,
331c,331bおよび331aとウエハWとの当接
点A11 ,B11 ,C31 ,B31 およびA31 を隣り合う順に結
んで形成される五角形PE4内にウエハWの重心OGが位
置する。そのため、ウエハWを安定に保持することがで
きる。
【0040】また、2つの駆動ローラ331aおよび3
31bの間隔d1は、オリフラOFの幅d0よりも広く設定
されているから、ウエハWの安定保持を実現できる。さ
らにまた、上記実施形態では、オリフラOFを有するウ
エハWを処理対象とする場合について説明しているが、
本発明は、たとえばノッチを有するウエハWのみを処理
対象とする場合においても適用することができる。この
場合、2つの駆動ローラの間隔は、当該ノッチの幅より
も広く設定しておけばよい。
【0041】さらにまた、上記実施形態では、ウエハW
を洗浄する装置について本発明を適用する場合を例にと
っているが、たとえばウエハWを回転させつつ処理を行
う装置であれば、本発明を適用することが可能である。
さらに、上記実施形態では、基板としてウエハWを例に
とって説明しているが、これに限定されることはなく、
形状がほぼ円形であれば基板として適用することができ
る。
【0042】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基板処理装置であるウエ
ハ洗浄装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1のII-II 断面図である。
【図3】ウエハ保持機構の構成をより詳述するための平
面図である。
【図4】本発明の他の実施形態のウエハ洗浄におけるウ
エハ保持装置の構成を示す平面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態にかかるウエハ洗
浄装置におけるウエハ保持装置の構成を示す平面図であ
る。
【図6】本発明のさらに他の実施形態にかかるウエハ洗
浄装置におけるウエハ保持装置の構成を示す平面図であ
る。
【図7】ウエハの洗浄を行うための従来のウエハ洗浄装
置の構成を示す平面図である。
【図8】図7に示した構成を図7のZ方向から見た側面
図である。
【図9】オリフラを有するウエハを処理対象とした場合
におけるウエハ洗浄装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
6 ウエハ保持装置(基板保持装置) 9 両面洗浄装置(両面洗浄手段) 13,33 保持ローラ 33a,33b 駆動ローラ M モータ(回転駆動源) OF オリフラ(切欠き部) W ウエハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動力を発生する回転駆動源と、 この回転駆動源から回転駆動力が伝達される駆動ローラ
    を含み、切欠き部を有するほぼ円形の基板の端面に当接
    して当該基板を保持し回転する少なくとも4つの保持ロ
    ーラとを備え、 上記少なくとも4つの保持ローラは、上記基板がどの回
    転位置にあっても、上記基板の切欠き部に掛かる保持ロ
    ーラ以外の保持ローラと基板との当接点同士を隣り合う
    順に結んで形成される多角形内に上記基板の重心が位置
    するように配設されていることを特徴とする基板保持装
    置。
  2. 【請求項2】上記駆動ローラは、上記切欠き部の幅より
    も広い間隔だけ空けて配置された少なくとも2つの駆動
    ローラを含むものであることを特徴とする請求項1に記
    載の基板保持装置。
  3. 【請求項3】上記請求項1または2に記載の基板保持装
    置と、 上記保持ローラに保持されている基板の両面を洗浄する
    ための両面洗浄手段とを含むことを特徴とする基板処理
    装置。
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