JPH1029438A - 4輪駆動車のトランスファ装置 - Google Patents
4輪駆動車のトランスファ装置Info
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- JPH1029438A JPH1029438A JP8184874A JP18487496A JPH1029438A JP H1029438 A JPH1029438 A JP H1029438A JP 8184874 A JP8184874 A JP 8184874A JP 18487496 A JP18487496 A JP 18487496A JP H1029438 A JPH1029438 A JP H1029438A
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Abstract
好にし、且つ、4WD走行時の走行性能を向上させる4
輪駆動車のトランスファ装置を提供する。 【解決手段】 4輪駆動車のトランスファ装置は、前輪
及び後輪に駆動力をそれぞれ配分して伝達する遊星歯車
型のセンタデフ62と、このセンタデフ62のデフケー
ス64と前輪側の出力部材であるアウタスリーブ76
(出力スプロケット85)との間に設けられた油圧多板
クラッチ88と、駆動モードをフルタイム4WDと2W
Dとの間、また、フルタイム4WDと直結4WDとの間
で切換えるためのカップリングスリーブ82と、このカ
ップリングスリーブ82を作動させるシフトアクチュエ
ータ60とを備えている。
Description
共に駆動される4輪駆動車のトランスファ装置に関す
る。
ば特公平8-25402号公報に開示されており、この公知の
トランスファ装置はトランスミッションからの動力を前
輪及び後輪に配分して伝達するセンタデフと、前輪出力
軸と後輪出力軸との間の差動を制限するビスカスカップ
リングとを備えている。また、公知のトランスファ装置
はその駆動モードが切換え機構を介してフルタイム4輪
駆動、2輪駆動及び直結4輪駆動の何れかに切換え可能
となっている。
装置は、ビスカスカップリングが前輪出力軸と後輪出力
軸との間に配置されているため、2輪駆動時、前後の車
輪間に回転速度差が生じたときのみ、ビスカスカップリ
ングを介して前輪に駆動力が伝達される。それ故、前後
の車輪間に回転速度差が発生していない状態にて、車両
の緊急回避操作が行われても、前輪に駆動力を伝達する
ことができず、走行安定性を十分に確保できない。
構は同期装置を備えていないので、切換え機構のスリー
ブが結合すべきスプラインと円滑に噛み合わず、スリー
ブのスライドが容易ではない。この発明は、上述した事
情に基づいてなされたもので、その主たる目的は、2輪
駆動と4輪駆動との間の切換えに際し、その制御性に優
れた4輪駆動車のトランスファ装置を提供することにあ
る。また、この発明の更なる目的は、4輪駆動時の走行
性能をも向上させる得る4輪駆動車のトランスファ装置
を提供することにある。
によって達成され、請求項1の4輪駆動車のトランスフ
ァ装置は、動力発生装置からの動力を入力要素にて受
け、前輪側及び後輪側出力要素に異なる配分比で前記動
力を伝達し且つ前記前輪側及び後輪側出力要素間の差動
を許容する差動機構と、前輪側及び後輪側出力要素の何
れか一方とその対応車輪に向けて動力を伝達する車輪側
部材との間を断続可能に接続する第1連結手段と、前輪
側出力要素、後輪側出力要素及び入力要素のうちの2つ
の要素の間に設けられ、これら2つの要素間の回転差動
を制御するクラッチ手段とを備えている。
1連結手段による連結が解除された2輪駆動時にあって
は、クラッチ手段を働かせることにより、差動機構の差
動が禁止され、駆動輪に確実に駆動力が伝達される。ま
た、第1連結手段による連結が確立された4輪駆動時、
クラッチ手段を適宜作動させる場合には、前後の車輪へ
の駆動力配分が可変され、走行状態に応じて最適な駆動
力配分に設定される。
装置からの動力を入力要素にて受け、前輪側及び後輪側
出力要素に動力をそれぞれ伝達し且つ前輪側及び後輪側
出力要素間の差動を許容する差動機構と、前輪側及び後
輪側出力要素の何れか一方とその対応車輪に向けて動力
を伝達する車輪側部材との間を断続可能に接続する第1
連結手段と、前輪側及び後輪側出力要素の他方若しくは
入力要素と車輪側部材との間を断続可能に連結するクラ
ッチ手段とを備えている。
な制御の態様としては、第1連結手段による連結が解除
された2輪駆動時にあっても、クラッチ手段による連結
を行うことが考えられる。このようにすれば、2輪駆動
での走行中にも4輪駆動走行に移行することができる。
また、他の好ましい制御の態様としては、第1連結手段
による連結及び切り離しが行われるとき、つまり、2輪
駆動と4輪駆動との間の切替時、クラッチ手段を同期装
置として使用すれば、車輪側部材に連結される前輪側又
は後端側出力要素を同期させることができ、その駆動モ
ードの切換えが円滑に行われる。
第1連結手段による連結が確立された4輪駆動時に、ク
ラッチ手段を制御することにより差動機構の差動回転が
制限される。請求項3のトランスファ装置の差動機構
は、前輪側及び後輪側出力要素に異なる配分比で動力を
伝達するものとなっており、第1連結手段による連結が
行われる4輪駆動時にあっては、クラッチ手段の結合を
可変制御することにより、その駆動力配分が可変され、
走行状態に応じて最適な駆動力配分に設定される。
素、前輪側出力要素及び後輪側出力要素のうちの2つの
要素の間を断続可能に接続する第2連結手段を更に備え
ており、この場合、第2連結手段による連結が確立され
れば、クラッチ手段を作動させずとも、差動機構は確実
にロックされ、クラッチ手段の連結に必要なエネルギを
消費することはない。
しが行われるとき、つまり、差動機構のロック状態とア
ンロック状態との間での切換えが行われるとき、クラッ
チ手段を同期装置として使用すれば、第2連結手段によ
り連結される2つの要素を同期させることができるの
で、第2連結手段による切換えを円滑に行うことができ
る。
とを同一の部材で実現すれば、コンパクトな構成とな
る。
ントエンジン後輪駆動(FR)タイプの4輪駆動の車両
が概要的に示されている。この車両はエンジン2を備え
ており、エンジン2は変速機4を介して4WD用のトラ
ンスファ装置6、つまり、その入力軸8に接続されてい
る。トランスファ装置6の詳細は後述するが、トランス
ファ装置6は入力軸8の駆動力が伝達される後輪側出力
軸10及び前輪側のトランスファスプロケット12を有
しており、後輪側出力軸10はリアプロペラシャフトを
介して後輪デファレンシャル装置(後輪デフ)14に接
続されている。後輪デフ14からは左右一対の後車軸が
延び、これら後車軸に左右の後輪RWがそれぞれ接続さ
れている。一方、トランスファスプロケット12からは
フロントプロペラシャフト16が延びており、フロント
プロペラシャフト16は前輪デファレンシャル装置(前
輪デフ)18に接続されている。前輪デフ18からは左
右一対の前車軸が延び、これら前車軸に左右の前輪FW
がそれぞれ接続されている。
され、分割端のそれぞれにクラッチギヤ20,22が取
り付けられている。図1に示す状態では、クラッチギヤ
20,22はカップリングスリーブ24により相互に連
結されている。つまり、カップリングスリーブ24はそ
の内周面にクラッチギヤ20,24と噛み合い可能な内
歯が形成され、その内歯がクラッチギヤ20,24の双
方と噛み合っている。この場合、分割された右前車軸は
一体にして回転することができる。
しない支持部材に対し、右前車軸の軸線方向に摺動自在
に支持されている。カップリングスリーブ24のフォー
ク溝にはシフトフォーク26のフォーク先端が嵌合され
ており、シフトフォーク26の基端はバキュームアクチ
ュエータ28の出力ロッド30に連結されている。バキ
ュームアクチュエータ28はそのハウジング内を負圧室
32と大気室とに区画するダイヤフラムを備えており、
このダイヤフラムに出力ロッド30が接続されている。
負圧室32には、図示しない電磁切換えバルブにより大
気又は負圧が選択的に供給可能となっており、また、負
圧室32には復帰ばね34が収容されている。負圧室3
2に大気が供給されているとき、復帰ばね34はダイヤ
フラムを介して出力ロッド30を一方向に付勢してお
り、カップリングスリーブ24を通常のロック位置、つ
まり、クラッチギヤ20,24を相互に連結する位置に
位置付けている。これに対し、負圧室32に負圧が供給
されると、この負圧は復帰ばね34の付勢力に抗してダ
イヤフラムを引き付け、出力ロッド30を図1でみて左
側に押し出す。従って、カップリングスリーブ24はロ
ック位置からフリー位置にシフトされ、クラッチギヤ2
0,22間の接続が断たれる結果、左前輪FWは前輪デ
フ18から分離される。なお、バキュームアクチュエー
タ28の負圧室にはエンジン2の吸気系から前述した電
磁切換えバルブを介して供給される。 トランスファ装置:トランスファ装置6は、変速機4の
出力軸に接続された入力軸8と、この入力軸8と同軸上
に位置した中間軸36とを備えている。入力軸8及び中
間軸36はトランスファ装置6のトランスファケース側
に互いに独立して回転自在に支持されている。入力軸8
と中間軸36との間には副変速機構38が配置されてい
る。詳しくは、副変速機構38は一対のクラッチギヤ4
0,42を有しており、これらクラッチギヤ40,42
は入力軸8及び中間軸36の互いに対向する端部にそれ
ぞれ取り付けられている。クラッチギヤ40,42は入
力軸8及び中間軸36と一体に回転する。また、中間軸
36はクラッチギヤ44を回転自在に支持しており、ク
ラッチギヤ44にはローギヤ46が同軸且つ一体にして
備えられている。ローギヤ46はカウンタギヤ48に噛
み合っており、カウンタギヤ48はカウンタシャフト5
0の一端に取り付けられている。カウンタシャフト50
は入力軸8及び中間軸36と並列にして配置され、トラ
ンスファケース側に回転自在に支持されている。カウン
タシャフト50の他端は、一対のギヤ52,54を介し
て入力軸8に接続されている。従って、入力軸8の回転
は、一対のギヤ52,54、カウンタシャフト50及び
カウンタギヤ48を介してローギヤ46に伝達される。
また、ギヤ52の歯数は、ギヤ54の歯数より少なく、
ローギヤ46の歯数はカウンタギヤ48の歯数よりも多
く設定されている。つまり、カウンタシャフト50は入
力軸8の回転より増速されて回転し、ローギヤ46はカ
ウンタシャフト50の回転より減速して回転される。
は、前述したカップリングスリーブ24と同様な構成の
カップリングスリーブ56(第1切換え部材)が配置さ
れており、カップリングスリーブ56は、入力軸8及び
中間軸36に沿って摺動自在に支持されている。図1に
示す状態では、カップリングスリーブ56はクラッチギ
ヤ40,42に噛み合い、これらクラッチギヤ40,4
2を相互に連結した位置(ハイギヤ位置)に位置付けら
れている。この場合、入力軸8はクラッチギヤ40,4
2を介して中間軸36に接続され、入力軸8の回転は中
間軸36に直接的に伝達される。これに対し、カップリ
ングスリーブ56がハイギヤ位置から図1でみてクラッ
チギヤ44側にシフトされると、カップリングスリーブ
56はクラッチギヤ42,44を相互に連結する位置
(ローギヤ位置)に位置付けられる。つまり、ローギヤ
位置のカップリングスリーブ56は、クラッチギヤ4
0,42間の接続を断つ一方、クラッチギヤ42,44
に噛み合い、これらクラッチギヤ42,44間を相互に
接続する。この場合、入力軸8の回転は、カウンタシャ
フト50側からカウンタギヤ48、ローギヤ46、クラ
ッチギヤ44,カップリングスリーブ56およびクラッ
チギヤ42を介して中間軸36に減速して伝達される。
ーク58が係合されており、このシフトフォーク58は
電動型のシフトアクチュエータ60により往復動可能と
なっている。シフトアクチュエータ60に関しては後述
する。中間軸36は、遊星歯車型のセンタデファレンシ
ャル装置(センタデフ:差動機構)62を介して後輪側
出力軸10に接続されている。詳しくは、センタデフ6
2はリングギヤからなるデフケース(後輪側出力要素)
64と、このデフケース64に複数の遊星ギヤ66を介
して噛み合うサンギヤ68と、遊星ギヤ66を回転自在
に支持するキャリア(入力要素)70とを備えており、
このキャリア70には中間軸36の他端が同軸にして連
結され、そして、デフケース64から後輪側出力軸10
が同軸にして延びている。センタデフ62のサンギヤ6
8は、インナスリーブ軸(前輪側出力要素)72の一端
に取り付けられており、このインナスリーブ軸72は中
間軸36上に回転自在に支持されている。センタデフ6
2は、中間軸36からの回転入力つまり駆動力を前輪F
Wへの出力部材であるインナスリーブ軸72及び後輪R
Wへの出力部材であるデフケース64にそれぞれ伝達す
ることかでき、この場合、センタデフ62のギヤ比は、
駆動力配分を前輪FW側が30%、後輪RW側が70%
となるように設定されている。
入力軸8に向けて延び、その他端にクラッチギヤ74が
取り付けられている。更に、インナスリーブ軸72上に
はアウタスリーブ軸76が回転自在に支持されており、
アウタスリーブ軸76はセンタデフ62側からインナス
リーブ軸72のクラッチギヤ74に向けて延びている。
クラッチギヤ74側に位置したアウタスリーブ軸76の
端部にはクラッチギヤ78が取り付けられており、ま
た、中間軸36にはクラッチギヤ78との間に、インナ
スリーブ軸72のクラッチギヤ74を挟むようにしてク
ラッチギヤ80が取り付けられている。
は、カップリングスリーブ82(第1連結手段及び第2
連結手段)が配置されており、カップリングスリーブ8
2は中間軸36の軸線方向に摺動自在にして支持されて
いる。カップリングスリーブ82はその内周面に周溝を
有し、その内歯は2つの部分に分離されている。図1に
示す状態にあるとき、カップリングスリーブ82はクラ
ッチギヤ74,78に噛み合い、これらクラッチギヤ7
4,78を互いに連結した位置(フルタイム4WD位
置)に位置付けられている。このとき、クラッチギヤ8
0はカップリングスリーブ82の周溝内に位置してお
り、これらクラッチギヤ80とカップリングスリーブ8
2との間の噛み合いは解除されている。カップリングス
リーブ82がフルタイム4WD位置からクラッチギヤ8
0側にシフトしてクラッチギヤ74,80に噛み合う位
置(2WD)位置に位置付けられると、これらクラッチ
ギヤ74,80を互いに連結する一方、クラッチギヤ7
4,78間の連結を断つ。これに対し、カップリングス
リーブ82がフルタイム4WD位置から逆方向にシフト
してクラッチギヤ74,78,80の全てに同時に噛み
合う位置(直結4WD位置)に位置付けられると、これ
らを相互に連結する。カップリングスリーブ82もまた
シフトフォーク84に係合されており、このシフトフォ
ーク84は後述するシフトアクチュエータ60により往
復動される。
W側への出力スプロケット85が取り付けられており、
出力スプロケット85と前述したトランスファスプロケ
ット12との間に駆動チェーン86が掛け回されてい
る。更に、アウタスリーブ軸76とセンタデフ62のデ
フケース64との間には、油圧多板クラッチ(クラッチ
手段)88が配置されており、油圧多板クラッチ88は
油圧ポンプを内蔵した電磁制御型のバルブボディ90に
液圧的に接続されている。油圧多板クラッチ88はバル
ブボディ90から供給される油圧、即ち、クラッチ圧の
大きさに応じてアウタスリーブ軸76とデフケース64
との間の接続を断続するとともに、デフケース64から
アウタスリーブ軸76へのトルク伝達を可変することが
できる。また、バルブボディ90は、前述したカウンタ
シャフト50の端部ち接続され、このカウンタシャフト
50の回転により油圧を発生するオイルポンプ92から
の油圧を油圧多板クラッチ88に供給する。なお、バル
ブボディ90の詳細に関しては後述する。
ータ28のための電磁切換えバルブ及びシフトアクチュ
エータ60は、電子コントロールユニット(ECU)9
4からの制御信号を受けて、それらの作動が制御される
ものとなっており、その制御のため、図2に示されてい
るようにECU94には各種のセンサやスイッチ、ま
た、インジケータなどが電気的に接続されている。詳し
くは、センサには、車体の前後加速度(前後G)を検出
する前後Gセンサ96、エンジン2におけるスロットル
バルブの開度を検出するスロットル開度センサ98、ス
テアリングハンドルのハンドル角を検出するハンドル角
センサ100、車速を検出する車速センサ102及び回
転速度センサ104,106,108等がある。
右前車軸に取り付けた検出用ギヤ110の回転数から前
輪FWの回転速度を検出し、回転速度センサ106はト
ランスファスプロケット12の回転数からトランスファ
装置6の出力回転速度を検出し、そして、回転速度セン
サ108は副変速機構38のカウンタギヤ48の回転数
からトランスファ装置6への入力回転速度を検出するも
のとなっている。
は、ブレーキペダルに設けられたブレーキスイッチ11
2、シフトアクチュエータ60の作動状態を検出するト
ランスファ(T/F)ポジションスイッチ114、駆動モー
ド切換えスイッチ115などがある。駆動モード切換え
スイッチ115は、車室のインストルメントパネルに配
置された手動型のロータリスイッチであり、2WDを示
す2H位置、オートモードを示すAUTO位置、ハイ直結4W
Dを示す4HLc位置及びロー直結4WDを示す4LLc位置の
4つの切換え位置を有し、その切換え位置に対応した信
号をEUC94に出力する。更に、図1に示されている
ようにインストルメントパネルには駆動モード切換えス
イッチ115の近傍に4WDインジケータ116が組み
込まれており、4WDインジケータ116は駆動モード
切換えスイッチ115により選択された切換え位置に対
応したトランスファ装置6の駆動モードを表示可能とな
っている。なお、駆動モード切換えスイッチ115がAU
TO位置に切換えられている場合にあってはその時点にて
自動切換えにより選択された駆動モードが表示される。
関してはシフトアクチュエータ60とともに後述する。
更に、ECU94にはエンジン2の出力トルク情報もま
た供給されており、この出力トルク情報は、エンジン2
の回転速度、スロットル開度及び燃料の供給量等に基づ
いて算出されている。 車速センサ:以下、前述した車速センサ102に関し、
図3を参照しながら詳述する。
はリアプロペラシャフト端部のスリーブヨーク118が
接続されているが、このスリーブヨーク118は後輪側
出力軸10にスプライン係合される一方、トランスファ
装置6のハウジングには滑り軸受を介して支持されてい
る。それ故、車両の加減速に伴い、後車軸が前後動して
も、その前後動は後輪側出力軸10に対し、スリーブヨ
ーク118が摺動することで吸収される。
ング部材120が配置されており、リング部材120は
後輪側出力軸10のスプライン部よりもセンタデフ62
側に位置付けられている。リング部材120はセンタデ
フ62側の端部が後輪側出力軸10に固定され、後輪側
出力軸10と一体的に回転する。リング部材120と後
輪側出力軸10との間には環状の空間が確保されてお
り、この空間は、スリーブヨーク118の進入を許容す
ることができる。従って、後輪側出力軸10に対してス
リーブヨーク118がリング部材120側に摺動して
も、リング部材120に干渉することはない。
サ102を駆動するねじ歯車122が形成されており、
このねじ歯車122に車速センサ102のねじ歯車12
4が噛み合っている。車速センサ102は、ねじ歯車1
24に同軸にして取り付けられたリング多極マグネット
(図示しない)を有し、このリング多極マグネットの回
転を磁気抵抗素子により検出して、後輪側出力軸10の
回転速度に比例したパルス信号をECU94に出力する
ものとなっている。
駆動用のねじ歯車122がリング部材120に形成され
ているので、後輪側出力軸10上におけるスリーブヨー
ク118の摺動範囲内に車速センサ102を配置するこ
とができる。この結果、後輪側出力軸10の長さ、即
ち、トランスファ装置6の全体を長さを短縮することが
可能となる。 バルブボディ:次に、前述したバルブボディ90に関
し、図4〜図6を参照しながら詳細に説明する。
しており、油圧ポンプ92は内接型のギヤポンプからな
っている。油圧ポンプ92のポンプ軸は前述したように
トランスファ装置6のカウンタシャフト50に連結され
ており、カウンタシャフト50の回転を受けて油圧ポン
プ92は駆動される。従って、油圧ポンプ92はカウン
タシャフト50の回転方向、つまり、車両の前進又は後
進により、その回転方向が正転又は逆転することにな
る。この実施例の場合、車両の前進時には、油圧ポンプ
92は正転され、これに対し、車両の後進時、油圧ポン
プ92は逆転される。
転方向が異なるため、油圧ポンプ92はその吐出口及び
吸い込み口が回転方向により互いに入れ替わる一対の入
出ポート126,128を有している。具体的には、車
両の前進時、油圧ポンプ92の一方の入出ポート126
が吐出口、他方の入出ポート128が吸い込み口とな
り、これに対し、車両の後進時には逆に入出ポート12
6が吸い込み口、入出ポート128が吐出口となる。
6,128はポンプ制御バルブ130に接続されてお
り、ポンプ制御バルブ130は5ポート3位置のスプー
ルバルブからなっている。詳しくは、ポンプ制御バルブ
130はその弁スプール131の軸線方向に離間した一
対の入出ポート132,134と、これら入出ポート1
32,134の両側にそれぞれ位置した一対の供給ポー
ト136,138と、入出ポート132,134の中央
に位置した1個の出口ポート140とを有しており、一
対の入出ポート132,134が油圧ポンプ92の入出
ポート126,128にそれぞれ接続されている。一対
の供給ポート136,138は一対の分岐供給通路14
2にそれぞれ接続されており、これら分岐供給通路14
2は1本の給排通路144から分岐されている。供給通
路144は圧液のリザーバに接続されており、その途中
にはオイルフィルタ146が介挿されている。
1は、3個のランド148,150,152を有してお
り、その両端は一対の復帰ばね153,155により付
勢されている。油圧ポンプ92が駆動されていないと
き、弁スプール131は一対の復帰ばねの付勢力を受け
て、図4に示すように中立位置に位置付けれられてい
る。この中立位置では、弁スプール131のランド部1
48,150,152は一対の供給ポート136,13
8及び出口ポート140をそれぞれ閉じており、これに
対し、一対の入出ポート132,134は開かれてい
る。中央のランド148とランド150との環状室15
4は弁スプール131の内部通路を通じて、その右端側
のばね室158に連通しており、また、ランド148と
ランド152との間の環状室156もまた弁スプール1
31の内部通路を通じて、その左端側のばね室160に
連通されている。
ると、油圧ポンプ92は入出ポート128が吸い込み
口、入出ポート126が吐出口となり、この際、ポンプ
制御バルブ130においては、一方の環状室156及び
ばね室160内の圧液が吸い出され、これに対し、他方
の環状室154及びばね室158は油圧ポンプ92から
吐出された圧液の供給を受けることになる。従って、弁
スプール131の両端に作用する圧力に差が発生し、弁
スプール131は復帰ばね155の付勢力に抗し、図5
に示すように中立位置から左方の第1切換え位置に移動
される。この第1切換え位置では、弁スプール131の
ランド148,152は出口ポート140及び供給ポー
ト136をそれぞれ開き、これに対し、ランド150は
供給ポート138を閉じた状態に維持する。なお、入出
ポート132,134は常時開いた状態に維持される。
このように第1切換え位置では、供給ポート136と入
出ポート128とが環状室154を介して連通すると同
時に、入出ポート132と出口ポート140とが環状室
156を介して連通するので、油圧ポンプ92はリザー
バ側からポンプ制御バルブ130を介して圧液の供給を
受けることができ、そして、加圧した圧液をポンプ制御
バルブ130の出口ポート140から連続して吐出する
ことができる。油圧ポンプ92の吐出量はその回転速
度、つまり、トランスファ装置6のカウンタシャフト5
0の回転速度が上昇するに連れて増加する。
れると、ポンプ制御バルブ130においては、その弁ス
プール131が復帰ばね153の付勢力に抗し、図6に
示すように中立位置から右方の第2切換え位置に移動さ
れ、この第2切換え位置では第1切換え位置での場合と
は逆に、供給ポート138と入出ポート132との間が
連通し、出口ポート140と入出ポート134との間が
接続される。従って、この場合にも、油圧ポンプ92は
リザーバ側からポンプ制御バルブ130を介して圧液の
供給を受け、加圧した圧液をポンプ制御バルブ130の
出口ポート140から連続して吐出することができる。
0は吐出通路163を介して流量制御バルブ165に接
続されており、流量制御バルブ165は3つのポートを
有したスプールバルブからなっている。流量制御バルブ
165はその弁スプール167の軸線方向でみて、中央
の入口ポート169と、入口ポート169の両側に位置
したそれぞれ出口ポート171及び戻りポート173を
有し、入口ポート169に吐出通路163が接続されて
いる。戻りポート173は戻り通路175を介して供給
通路144に接続されている。
はその一端、即ち、図4でみてその左端に復帰ばね17
7の付勢力を受け、休止位置まで右方に移動して位置付
けられている。休止位置にあるとき、弁スプール167
は、出口ポート171を挟むようにして配置されたラン
ド162,164と、ランド164との間で入口ポート
169を挟み且つ戻りポート173を閉じるランド16
6、戻りポート173の右側に位置したランド179と
を有している。ランド162,164間の環状室、ラン
ド164,166間の環状室及びランド166,179
との間の環状室は弁スプール167の内部通路を通じて
相互に接続されており、その内部通路は弁スプール16
7の両端にも開口している。ランド162は、他のラン
ド164,166,179に比べて僅かに小径で、その
受圧面積が小さくなっている。
にポンプ制御バルブ130から吐出通路163を通じて
圧液が供給されると、この圧液は入口ポート169から
弁スプール167の内部通路を通じて出口ポート171
に導かれる。ここで、油圧ポンプ92からの吐出量が増
加すると、入口ポート169への圧液の流入量に対して
出口ポート171からの圧液の流出量が弁スプール16
7の内部通路により大きく絞られるので、入口ポート1
69での圧力に比べて出口ポート171での圧力が下が
り、また、ランド162の受圧面積がランド164の受
圧面積よりも小さいことから、弁スプール167は休止
位置から図4でみて左方に復帰ばね177の付勢力に抗
して移動される。この結果、戻りポート173が弁スプ
ール167のランド166によって開かれ、入口ポート
171に流入する圧液の一部は弁スプール167の内部
通路を通じて戻りポート173に逃がされ、この結果、
その出口ポート171からの圧液の流出量が調整され
る。
168が分岐されており、このリリーフ通路168はオ
イルフィルタ146よりも下流側にて供給通路144に
接続されている。リリーフ通路168には逆止弁からな
るリリーフバルブ170が介挿されており、このリリー
フバルブ170は、吐出通路163内の圧力が所定のリ
リーフ圧以上になったときに開かれる。
は調量通路172を介して電磁作動型の圧力制御バルブ
174に接続されており、圧力制御バルブ174はスプ
ールバルブ176と、スプールバルブ176を駆動する
電磁ソレノイド178から構成されている。スプールバ
ルブ176は弁スプール192の軸線方向でみて、中央
に位置し且つ調量通路172が接続された入口ポート1
80と、この入口ポート180の両側に位置した一対の
戻りポート182,184と、戻りポート182と入口
ポート180との間に位置した出口ポート186と、入
口ポート180と戻りポート184との間に位置した出
口ポート188との5つのポートを有している。一対の
戻りポート182,184は分岐通路を介して戻り通路
189に接続されており、この戻り通路189はリザー
バ側に接続されている。一方の出口ポート186はトラ
ンスファ装置6内の潤滑油供給系に接続されており、他
方の出口ポート188は調圧通路190を通じて前述し
た油圧多板クラッチ88(図1参照)に接続されてい
る。
は図4でみて、その右端部に復帰ばね193の付勢力を
受けて、休止位置まで左方に移動されている。この休止
位置にて、弁スプール192の左端は電磁ソレノイド1
78のロッド194に当接されている。休止位置にある
とき、弁スプール192は一方の出口ポート186を開
くランド196と、他方の出口ポート188と協働する
段付きランド198とを有しており、入口ポート180
は、ランド196と段付きランド198との間の環状室
195を介して一方の出口ポート186に連通してい
る。段付きランド198は、入口ポート180側に位置
した大径ランド部197及び復帰ばね193側に位置し
た小径ランド部199からなっており、大径ランド部1
97は出口ポート188と環状室195との間の連通を
断ち、これに対して、小径ランド部199は出口ポート
188と戻りポート184との間を互いに連通させてい
る。従って、弁スプール192が休止位置にあるとき、
油圧多板クラッチ88内の圧液は低圧側のリザーバに向
けて逃がされ、油圧多板クラッチ88は解放された状態
にある。
4(図2参照)に電気的に接続されており、ECU94
からの制御信号を受けて通電されるようになっている。
電磁ソレノイド178に通電されると、そのロッド19
4が弁スプール192に向けて押し出され、これによ
り、弁スプール192は復帰ばね193の付勢力に抗
し、図示の休止位置から図4でみて右方に変位される。
この変位により、一方の出口ポート186がランド19
6によって閉じられ、この後、他方の出口ポート188
に関しては、段付きランド198の大径ランド部197
により出口ポート188と環状室195との間、即ち、
出口ポート188と入口ポート180との間が連通され
る。また、段付きランド198の小径ランド部199は
弁スプール192の変位と同時に出口ポート188と戻
りポート184との間の接続を遮断した状態にある。こ
の結果、圧力制御バルブ174の入口ポート180から
環状室195内に供給された圧液は、出口ポート188
から調圧通路190を介して油圧多板クラッチ88に供
給され、油圧多板クラッチ88内の圧力、つまり、その
クラッチ圧が立ち上げられる。
圧以上に達すると、段付きランド198における大径ラ
ンド部197と小径ランド部199との受圧面積差に基
づき、弁スプール192は電磁ソレノイド178のロッ
ド194を押し戻しながら休止位置に向けて変位する。
この変位により、出口ポート188が段付きランド19
8の大径ランド部197によって閉じられた後、出口ポ
ート186はランド196によって開かれる。この結
果、油圧多板クラッチ88内のクラッチ圧は保持され、
入口ポート180から環状室195を介して出口ポート
186が接続されることにより、圧液は出口ポート18
6から潤滑油供給系に供給される。
て立ち上げられるクラッチ圧は、弁スプール192に対
する電磁ソレノイド178のロッド194の押圧力によ
って決定されるので、ECU94は電磁ソレノイド17
8への通電量を制御することにより、油圧多板クラッチ
88のクラッチ圧を制御でき、この結果、油圧多板クラ
ッチ88のトルク伝達力を任意に可変することができ
る。
ブ130、流量制御パルプ165、圧力制御バルブ17
4及び通路の全ては、バルブボディ90内に組み込まれ
ており、これにより、バルブボディ90の小形化が図ら
れている。また、油圧ポンプ92は、トランスファ装置
6のカウンタシャフト50より駆動されるので、車速の
上昇に伴い、その回転速度も増速される結果、油圧ポン
プ92に小さな容量のものを使用でき、このことからも
バルブボディ90の小形化に大きく貢献する。 シフトアクチュエータ:次に、前述したシフトアクチュ
エータ60に関し、図7を参照しながら詳細に説明す
る。
ト202を備えており、モータユニット202は図示し
ないユニットケース内に正逆回転可能な電動モータ20
4を有している。電動モータ204はECU94に電気
的に接続され、ECU94からの制御信号を受けて、そ
の駆動及び回転方向が制御される。電動モータ204の
出力軸にはピニオン206が取り付けられており、ピニ
オン206は駆動ラック208に噛み合わされている。
駆動ラック208は、前述したトランスファ装置6の軸
線と平行に延び、ユニットケースに摺動自在に支持され
ている。
2のユニットケースから突出し、その突出端にはメイン
シフトレール210(駆動部材)が接続されている。即
ち、メインシフトレール210は駆動ラック208と同
軸上に位置付けられ、駆動ラック208から一体的に延
びている。メインシフトレール210の近傍には、メイ
ンシフトレール210と平行にして一対のサブシフトレ
ール212,214が配置されており、これらサブシフ
トレール212,214は互いに同軸上に位置し且つ所
定の間隔を存して離間されている。一方のサブシフトレ
ール212には前述したシフトフォーク58が取り付け
られており、他方のサブシフトレール214にはシフト
フォーク84が取り付けられている。
シフトレール212,214は、トランスファ装置6の
トランスファケース内にて、複数のレール受けに摺動自
在にして支持されている。これらレール受けはトランス
ファケース自体又はそのケース内の固定部材に設けら
れ、より詳しくは、トランスファ装置6の軸線方向に離
間したフロント及びリアレール受け216,218と、
これらの間に位置したセンタレール受け220とからな
っている。フロントレール受け216には支持穴222
が形成されており、この支持穴222に一方のサブシフ
トレール212の一端部が摺動自在に支持されている。
センタレール受け220及びリアレール受け218に
は、支持穴222と同軸にして貫通孔224及び支持穴
226がそれぞれ形成されており、その貫通孔224に
サブシフトレール212(請求項2における第2従動操
作部材)の他端部が摺動自在に支持されている。また、
貫通孔224には他方のサブシフトレール214(請求
項2における第1従動操作部材)の一端部が摺動自在に
支持されており、その他端部はリアレール受け218の
支持穴226に摺動自在に支持されている。更に、セン
タレール受け220には貫通孔224と平行にして別の
貫通孔228が形成され、また、リアレール受け218
には支持穴226と平行にして貫通孔230が形成され
ている。メインシフトレール210の一端部はセンタレ
ール受け220の貫通孔228内をフロントレール受け
216側に貫通して延び、この貫通孔228に摺動自在
に支持されている。メインシフトレール210の他端部
はリアレール受け218の貫通孔230内にて摺動自在
にして支持され、貫通孔230内にて前述した駆動ラッ
ク208に接続されている。即ち、駆動ラック208も
またその先端が貫通孔230内に挿入されている。
ピニオン232,234が配置されており、これらピニ
オン232,234はセンタレール受け220に設けた
軸受部(図示しない)に回転自在に支持されている。一
方のピニオン232(請求項1における第2従動操作部
材及び請求項2における第2ピニオン)は、サブシフト
レール212とメインシフトレール210との間に位置
付けられており、他方のピニオン234(請求項1にお
ける第1従動操作部材及び請求項1における第1ピニオ
ン)はサブシフトレール214とメインシフトレール2
10との間に位置付けられている。また、図7から明か
なように一対のピニオン232,234はその歯の一部
が欠けており、その外周に欠歯部を有している。
6(従動ラック部)が形成されており、このラック部2
36はピニオン232に常時噛み合っている。また、サ
ブシフトレール214にもラック部238(従動ラック
部)が形成されており、このラック部238もまたピニ
オン234に常時噛み合っている。一方、メインシフト
レール210には、ピニオン232,234とそれぞれ
協働する一対のラック部240,242(駆動ラック
部)がメインシフトレール210の軸線方向に離間して
形成されている。なお、これらラック部240,242
は、これらの間にもラック歯を形成した1個のラック部
からなっていてもよい。
ル210のラック部240はピニオン232とは噛み合
っておらず、図7でみてピニオン232の右側に位置付
けられている。このとき、ピニオン232の欠歯部はメ
インシフトレール210上に位置付けられ、その欠歯部
の両端を規定する歯がそれぞれメインシフトレール21
0に当接した状態にある。即ち、メインシフトレール2
10において、ラック部240の左側に連なる部分は平
坦なストッパ面241として形成されており、このスト
ッパ面241はピニオン232の欠歯部の両端を規定す
る歯と当接するに好適した位置に形成されている。従っ
て、ピニオン232はメインシフトレール210のスト
ッパ面241により、その回転が阻止されている(第2
ストッパ手段)。
部242はその右側の終端部にてピニオン234と噛み
合っており、このとき、ピニオン234の欠歯部はその
噛み合い位置から反時計方向に隣接して位置付けられて
いる。また、ラック部242の右側に連なる部分もま
た、前述したストッパ面241と同様なストッパ面24
3として形成されている(第1ストッパ手段)。
ては、一対のサブシフトレール212,214がセンタ
レール受け220の共通の貫通孔224に支持されてい
るので、その支持構造が簡単なものとなっている。 トランスファポジションセンサ:前述したトランスファ
ポジションスイッチ114は、4つのスイッチ244,
246,248,250から構成されており、これらス
イッチはセンタレール受け220に配置されている。詳
しくは、センタレール受け220にはメインシフトレー
ル210側に位置して一対の装着孔が形成されており、
これら装着孔はメインシフトレール210の軸線方向に
離間し、その内端は貫通孔228に臨んでいる。各装着
孔にはスイッチ244,246がそれぞれ装着されてお
り、これらスイッチ244,246はその装着孔の内端
にボール252を有している。一方、メインシフトレー
ル210にはスイッチ244,246のボール252と
協働する2個の穴254a,254bが形成されてお
り、これら穴254もまたメインシフトレール210の
軸線方向に所定の間隔を存して離間している。図7の状
態では、スイッチ244はそのボール252が穴254
aから抜け出し、メインシフトレール210によってリ
フトされた状態にあり、スイッチ244はオフ信号をE
CU94に出力している。一方、スイッチ246はその
ボール252が穴254bに落ち込み、オン信号をEC
U94に出力している。
スイッチ244,246と同様な構成を有しているが、
これらスイッチ248,250はサブシフトレール21
2,214側にそれぞれ配置され、センタレール受け2
20と一体的な部材に取り付けられている。即ち、図7
の状態では、スイッチ248はそのボール252がサブ
シフトレール214の穴254から抜け出し、オフ信号
をECU94に出力しており、これに対し、スイッチ2
50はそのボール252がサブシフトレール212の穴
254に落ち込み、オン信号をECU94に出力してい
る。
レール受け220に全て取り付けられているので、セン
タレール受け220をスイッチユニットとして構成する
ことが可能となる。 トランスファ装置の駆動モード:次に、トランスファ装
置6の駆動モードに関し、その駆動モード毎に以下に説
明する。 フルタイム4WD:図7の状態にあるとき、サブシフト
レール212のシフトフォーク58は、副変速機構38
のカップリングスリーブ56をハイ位置に位置付けてお
り、一方、サブシフトレール214のシフトフォーク8
4はトランスファ装置6のカップリングスリーブ82を
フルタイム4WD位置に位置付けている。従って、図8
に示されているようにカップリングスリーブ56はクラ
ッチギヤ40,42を相互に連結しており、トランスフ
ァ装置6の入力軸8は中間軸36に直接的に接続されて
いる。一方、カップリングスリーブ82はクラッチギヤ
74,78を相互に連結しており、これにより、インナ
スリーブ軸72及びアウタスリーブ軸76は一体的に回
転される。
センタデフ62からデフケース64を介して後輪側出力
軸10に伝達され、そして、後輪側出力軸10からリア
プロペラシャフト及び後輪デフ14を介して左右の後輪
RWに伝達されることにより、これら後輪RWが回転さ
れる。一方、中間軸36の駆動力は、センタデフ62か
らインナスリーブ軸72にも伝達されているので、この
インナスリーブ軸72からアウタスリーブ軸76を介し
て出力スプロケット85にも伝達され、これにより、出
力スプロケット85もまた回転される。この結果、出力
スプロケット85の回転力は駆動チェーン86及びトラ
ンスファスプロケット12を介してフロントプロペラシ
ャフト16に伝達され、そして、フロントプロペラシャ
フト16から前輪デフ18を介して左右の前輪FWに伝
達される結果、これら前輪FWもまた回転され、車両は
4輪駆動で走行する。このとき、図8から明かなように
ECU94は、バキュームアクチュエータ28を介して
スリーブ24をロック位置に位置付けており、左右の前
車軸は前輪デフ18を介して相互に接続された状態にあ
る。 センタデフ62は、前輪FW及び後輪RWへの駆
動力配分、つまり、前後駆動力配分を3:7に設定して
いるので、急な登り坂を発進する際、車両の荷重が後輪
側に移動しても、この場合、後輪RWの駆動力は大き
く、車両の発進を良好に行うことができる。また、旋回
中、車両が加速されている状況にあっては、そのステア
リング特性がニュートラルステアとなり、車両の旋回性
もまた向上する。
ラッチ88のクラッチ圧を制御することができるので、
油圧多板クラッチ88内のクラッチ圧を立ち上げ、油圧
多板クラッチ88を係合させれば、センタデフ62の差
動を制限することができる。また、ECU94は油圧多
板クラッチ88のクラッチ圧、つまり、トルク伝達力を
任意に可変することができるので、前後輪の駆動力配分
を3:7から5:5までの範囲で任意に制御することが
でき、車両の走行状態に応じてセンタデフ62の差動を
制限し、最適な駆動力配分を選択することができる。な
お、センタデフ62の差動制限制御の一例は例えば特開
昭62-261538号公報及び特開昭62-279137号公報に開示さ
れている。 ハイ直結4WD:シフトアクチュエータ60が図7の状
態にあって、モータユニット202の電動モータ204
がECU94からの指令信号を受けて一方向(図7でみ
て反時計方向)に回転されると、ピニオン206及び駆
動ラック208を介してメインシフトレール210が図
7中左方に摺動され、シフトアクチュエータ60は図9
に示す状態に移行する。つまり、メインシフトレール2
10の摺動により、その一方のラック部240はピニオ
ン232の直前位置まで達し、そして、他方のラック部
242はピニオン234を図7でみて時計方向に回転さ
せてピニオン234から抜け出す。このときのピニオン
234の回転により、サブシフトレール214はメイン
シフトレール210とは逆方向に摺動され、この結果、
シフトフォーク84はトランスファ装置6のカップリン
グスリーブ82をフルタイム4WD位置から直結4WD
位置にシフトさせる。ピニオン234の回転はその欠歯
部がメインシフトレール210のストッパ面243と対
向した時点で停止される。なお、このとき、ピニオン2
32はその回転がメインシフトレール210のストッパ
面241により阻止された状態にあるので、サブシフト
レール212が摺動されることはない。
ブシフトレール214の摺動に伴い、図9から明らかな
ようにスイッチ246はそのボール252がメインシフ
トレール210の穴254bから抜け出し、オフ信号を
ECU94に出力し、また、スイッチ248はそのボー
ル252がサブシフトレール214の穴254に落ち込
み、オン信号をECU94に出力する。この場合、EC
U94は、スイッチ248の出力がオフからオンに切り
替わった時点で、電動モータ204の回転を停止させ
る。
ブ82が直結4WD位置にあると、図10から明らかな
ようにカップリングスリーブ82はクラッチギヤ74,
78に加えて、中間軸36のクラッチギヤ80もまた相
互に連結する。それ故、中間軸36とインナスリーブ7
2が直接接続されてセンタデフ62がロック状態とな
り、また、中間軸36がアウタスリーブ軸76に直接接
続される結果、前輪FW側の駆動系と後輪RW側の駆動
系とが機械的に連結されて、前後輪にはその分担荷重に
等しい駆動力(約5:5)が伝達される。 ロー直結4WD:シフトアクチュエータ60が図9の状
態にあって、モータユニット202の電動モータ204
が一方向(図7でみて反時計方向)に更に回転される
と、メインシフトレール210は図11に示されている
ように左方に更に摺動される。それ故、メインシフトレ
ール210のラック部240はピニオン232に噛み合
いながら移動し、ピニオン232は時計方向に回転され
る。この回転に伴い、サブシフトレール212はメイン
シフトレール210とは反対側に摺動し、この結果、サ
ブシフトレール212のシフトフォーク58は、副変速
機構38のカップリングスリーブ56をハイギヤ位置か
らローギヤ位置にシフトさせる。このとき、ピニオン2
34はメインシフトレール210のラック部242と噛
み合っておらず、また、その回転はメインシフトレール
210のストッパ面243により阻止された状態にある
から、サブシフトレール214が摺動されることはな
い。この結果、サブシフトレール214のシフトフォー
ク84は、トランスファ装置6のカップリングスリーブ
82を直結4WD位置に保持した状態にある。
ブシフトレール212の摺動に伴い、スイッチ246は
そのボール252がはメインシフトレール210の穴2
54aに落ち込み、オン信号をECU94に出力し、ま
た、スイッチ250はそのボール252がサブシフトレ
ール212の穴254から抜け出し、オフ信号をECU
94に出力する。ECU94は、スイッチ246からの
出力がオフからオンに切り替わった時点で、電動モータ
204の回転を停止させる。
12から明らかなように副変速機構38のクラッチギヤ
42,44間を相互に連結しているので、入力軸8の駆
動力はカウンタシャフト50からローギヤ46及びクラ
ッチギヤ44,42を介して中間軸36に伝達されるこ
とになり、中間軸36の回転速度は減速される。なお、
中間軸36から後輪RW側及び前輪FW側への駆動力の
伝達は、前述したハイ直結4WDでの場合と同様であ
る。
ーブ56は、車両の停止状態でシフトされる。 2WD:シフトアクチュエータ60が図7の状態にあっ
て、モータユニット202の電動モータ204が逆方向
(図7でみて時計方向)に回転されると、メインシフト
レール210は図13から明らかなように右方に摺動さ
れる。この場合、ピニオン234はメインシフトレール
210のラック部242との噛み合いにより反時計方向
に回転され、この回転はサブシフトレール214をメイ
ンシフトレール210とは反対方向に摺動させる。従っ
て、サブシフトレール214のシフトフォーク84はト
ランスファ装置6のカップリングスリーブ82をフルタ
イム4WD位置から中間軸36のクラッチギヤ80とイ
ンナスリーブ軸72のクラッチギヤ74とを相互に連結
する位置(2WD位置)までシフトさせる。この場合、
ピニオン232はメインシフトレール210のラック部
240と噛み合うことはなく、メインシフトレール21
0のストッパ面214によりその回転が阻止された状態
にある。従って、サブシフトレール212は摺動するこ
とはなく、サブシフトレール212のシフトフォーク5
8は副変速機構38のカップリングスリーブ56をハイ
ギヤ位置に保持している。
ブシフトレール214の摺動により、スイッチ244は
そのボール252がメインシフトレール210の穴25
4aに落ち込み、オン信号をECU94に出力する一
方、スイッチ246はそのボール252がメインシフト
レール210の穴254bから抜け出し、オフ信号をE
CU94に出力する。ECU94はスイッチ244から
の出力がオフからオンに切り替わった時点で、電動モー
タ204の回転を停止させる。
ングスリーブ82は、図14から明らかなように中間軸
36のクラッチギヤ80とインナスリーブ軸72のクラ
ッチギヤ74とを相互に連結するので、センタデフ62
はロック状態となり、油圧多板クラッチ88の係合が解
除されていれば、中間軸36の駆動力はセンタデフ62
を介して後輪側出力軸10のみに伝達され、前輪出力ス
プロケット85には中間軸36の駆動力が伝達されるこ
とはない。従って、車両は後輪RWの2輪のみが駆動さ
れる。
ュエータ32を駆動し、スリーブ24をフリー位置に摺
動させている。従って、前車軸のクラッチギヤ20,2
2間の連結は断たれており、これにより、フロントプロ
ペラシャフト16の回転は停止した状態にある。このよ
うにフロントプロペラシャフト16の回転が停止される
と、燃費の点で優れるばかりでなく、その回転に伴う騒
音を解消することができる。
グスリーブ24がクラッチギヤ20とクラッチギヤ24
とを切り離しており、且つ、カップリングスリーブ82
がクラッチギヤ80とクラッチギヤ74とを結合する一
方、クラッチギヤ78をクラッチギヤ74から切り離し
た状態にあり、そして、フロントプロペラシャフト16
か停止した状態にあるとき)に、不意に4WD走行モー
ドへの切換え要求があった場合、ECU94は先ず、油
圧多板クラッチ88を結合させてアウタスリーブ軸76
を回転させる。これにより、フロントプロペラシャフト
16が回転し、この回転は前輪デフ18のデフケースを
回転させる結果、前車軸のクラッチギヤ20を前進方向
への回転に切り換える(なお、フロントプロペラシャフ
ト16が停止状態にある前進走行中には、クラッチギヤ
20は後退方向に回転しており、フロントプロペラシャ
フト16を回転させることで、クラッチギヤ20の回転
方向は逆転することになる。)そして、前述した回転速
度センサ104,106からの出力信号に基づき、EC
U94は油圧多板クラッチ88の油圧を制御することに
よりクラッチギヤ20,22の回転をほぼ同期させる。
ついで、ECU94は、バキュームアクチュエータ28
によりカップリングスリーブ24を移動させてクラッチ
ギヤ20,22を連結する。これにより、4輪駆動状態
が成立するため、この後は前輪FWへの要求駆動力を油
圧多板クラッチ88の締結力の調整により制御し、過渡
的に必要とされる4輪駆動走行が可能となる。なお、こ
の際、油圧多板クラッチ88を完全に結合させると、前
後輪が直結された直結4WD状態と等価な状態となる。
て、一時的な4輪駆動要求が消滅したとき、ECU94
は先ず、バキュームアクチュエータ28に対しカップリ
ングスリーブ24の切り離しのための信号を発し、これ
により、クラッチギヤ20,22の切り離しが終了した
とき、油圧多板クラッチ88の結合を解除する指令信号
を発生する。この結果、フロントプロペラシャフト16
は再び停止状態となり定常的な2輪駆動走行状態に戻る
ことになる。
4輪駆動走行が要求されたときには、油圧多板クラッチ
88を制御し、カップリングスリーブ24の結合を行う
動作を行うだけで速やかに4輪駆動走行への移行が達成
されることになる。一方、2輪駆動走行から定常的なフ
ルタイム4輪駆動走行への切換えを行うときには、上述
した不意の4輪駆動走行要求時と同様にしてカップリン
グスリーブ24によるクラッチギヤ20,22の結合を
行った後、ECU94は、前述した回転速度センサ10
6,108からの出力信号に基づき、前輪FW側と後輪
RW側との間の回転、つまり、インナスリーブ軸72の
クラッチギヤ74とアウタスリーブ軸76のクラッチギ
ヤ78との回転をほぼ同期させるべく、油圧多板クラッ
チ88の結合状態を制御する。そして、結合がなされた
センタデフ62がロック状態に近い状態になると、クラ
ッチ圧を維持した状態でECU94はシフトアクチュエ
ータ60を駆動し、トランスファ装置6のカップリング
スリーブ82を2WD位置からクラッチギヤ78側へ摺
動させる。そして、クラッチギヤ74,78の歯先同士
が一致したとき、カップリングスリーブ82の内歯82
aがクラッチギヤ78との噛み合いを開始し、一時的に
クラッチギヤ74,78,80を相互に連結させた状態
を経た後、カップリングスリーブ82はクラッチギヤ7
8側に更に摺動し、クラッチギヤ74,78のみを連結
させる。これにより、フルタイム4WD位置へのシフト
が完了する。なお、この実施例では、油圧多板クラッチ
88を結合させるときにその完全な結合を避けてクラッ
チギヤ74とクラッチギヤ78との若干の回転差を許容
するようにし、完全に直結状態にした場合の不具合、つ
まり、クラッチギヤ74とクラッチギヤ78と間に歯ズ
レが生じ、クラッチギヤ78へのカップリングスリーブ
82の進行が阻害されるのを防止している。
が完了した後、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧は解
放されるが、その後のフルタイム4WD走行中にあって
は走行状態に応じて油圧多板クラッチ88のクラッチ圧
が制御されることにより、走行状態に応じた最適なトル
ク配分制御を行うことができる。上述したようにカップ
リングスリーブ24による連結を解除することにより、
フロントプロペラシャフト16の回転が停止された2輪
駆動状態からフルタイム4輪駆動状態に切り換えるとき
には、先ず、クラッチ手段(油圧多板クラッチ88)を
結合させてクラッチギヤ20,22間の相互の回転を同
期させることによりカップリングスリーブ24の摺動が
スムーズに行われ、次いで、油圧多板クラッチ88の結
合状態をクラッチギヤ74,78,80の同期に適合さ
せることにより、カップリングスリーブ82をスムーズ
に摺動させることができ、2WDから4WDへの切換え
が容易に行える。
結4WDに切り換えるには、ECU94は先ず、クラッ
チギヤ74,80をほぼ同期回転させるべく回転速度セ
ンサ106,108の出力信号に基づき油圧多板クラッ
チ88を結合させる。そして、同期回転に近い状態が達
成されると、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を維持
した状態で、ECU94はシフトアクチュエータ60を
駆動し、カップリングスリーブ82をフルタイム4WD
位置からクラッチギヤ78側へ摺動させ、カップリング
スリーブ82の内歯82bによりカップリングスリーブ
82とクラッチギヤ80とを連結した状態、つまり、ク
ラッチギヤ74,78,80を相互に連結した状態の直
結4WD位置にシフトさせる。この後、油圧多板クラッ
チ88のクラッチ圧が解放される。
合させてクラッチギヤ74,80をほぼ同期させること
により、カップリングスリーブ82をスムーズに摺動さ
せることができ、フルタイム4WD位置から直結4WD
位置への切換えを容易に行うことができる。また、カッ
プリングスリーブ82によりクラッチギヤ74,78,
80を直結状態にすることにより、油圧多板クラッチ8
8を結合させなくとも、前後輪にその前後輪の分担荷重
に等しい駆動力を確実に伝えることができ、クラッチ結
合に必要な油圧を発生させるためのエネルギの消費を無
くし、エネルギロスを減少させることができる。
ム4WDに切り換えるには、ECU94は油圧多板クラ
ッチ88を作動させることなく、シフトアクチュエータ
60を駆動し、カップリングスリーブ82を直結4WD
位置からクラッチギヤ80側に摺動させ、カップリング
スリーブ82の内歯82bとクラッチギヤ80との連結
が解除された状態、つまり、クラッチギヤ74,78の
みを相互に連結した状態のフルタイム4WD位置にシフ
トさせる。この後、ECU94は、油圧多板クラッチ8
8のクラッチ圧を制御することにより、走行状態に応じ
た最適なトルク配分を行うことができる。
る前に、クラッチギヤ74,80間の同期回転を維持す
るように油圧多板クラッチ88を結合させ、油圧多板ク
ラッチ88を結合した状態でカップリングスリーブ82
を摺動させてフルタイム4WD位置にシフトさせてもよ
い。この場合、フルタイム4WD位置へのシフトが完了
後、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧が解放される
が、この後、ECU94は走行状態に応じて油圧多板ク
ラッチ88のクラッチ圧を制御する。
WDに切り換えるには、ECU94は先ず、油圧多板ク
ラッチ88を結合させて、クラッチギヤ74,78,8
0の回転をほぼ同期させ、そして、油圧多板クラッチ8
8のクラッチ圧を維持した状態でシフトアクチュエータ
60によりカップリングスリーブ82をクラッチギヤ8
0側へ摺動させ、カップリンクスリーブ82の内歯82
aによりクラッチギヤ74,78,80をそれぞれ連結
させる。更に、カップリングスリーブ82がクラッチギ
ヤ80側に摺動されると、カップリングスリーブ82
は、クラッチギヤ78との連結を解除した状態の2WD
位置にシフトする。そして、ECU94はバキュームア
クチュエータ28の駆動を開始させ、カップリングスリ
ーブ24によるクラッチギヤ20,22相互の連結を解
除させる。この後、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧
が解放される。ここで、カップリングスリーブ24によ
るクラッチギヤ20,22間の連結解除を先に行うの
は、逆にクラッチ圧を先に解放すると、クラッチギヤ2
0に逆方向の回転力が加わり、その後のカップリングス
リーブ24の摺動が困難になるためである。
合させ、クラッチギヤ74,78,80の回転をほぼ同
期させることにより、カップリングスリーブ82をスム
ーズに摺動させることができ、フルタイム4WDから2
WDへの切換えが容易に行える。 シフトアクチュエータの駆動モード検出:前述の説明か
ら明らかなようにECU94は、下記の表1に示される
ようにシフトアクチュエータ60のトランスファポジシ
ョンスイッチ114、即ち、4つのスイッチ244,2
46,248,250からの出力の組合せにより、その
駆動モードを検出することができる。
スイッチ114は4つの駆動モード位置を検出するため
に4つのスイッチ246〜250を備えているが、表1
から明らかなようにトランスファポジションスイッチ1
14は、その何れか1つのスイッチを省略しても、その
残りのスイッチからの出力の組合せにより、4つの駆動
モード位置を識別することが可能である。
ードの切換えにあたり、各駆動モード毎に対応したメイ
ンシフトレール210の往復動範囲が互いに連続してい
るが、これらの往復動範囲は互いに離間していてもよい
し、その一部がオーバラップしていてもよい。 オートモード走行:前述したインストルメントパネルの
駆動モード切換えスイッチ115がAUTO位置に操作され
ていると、ECU94は、車両の走行状態に応じてシフ
トアクチュエータ60の作動を制御し、トランスファ装
置6の駆動モードをフルタイム4WDをベースとして例
えば自動的に以下のように切換えることができる。 (1) ベース エンジン2のイグニッションキースイッチがオン操作さ
れると、ECU94はシフトアクチュエータ60を図4
の状態とし、駆動モードをフルタイム4WDに設定す
る。 (2) フルタイム4WD→2WD 以下の条件が全て満たされたとき、駆動モードはフルタ
イム4WDから2WDに切換えられる。
且つアスファルトなど良路、c)ハンドル操作が緩や
か。 (3) 2WD→フルタイム4WD 以下の条件の少なくとも1つが満たされたとき、駆動モ
ードは2WDからフルタイム4WDに切換えられる。
砂地、悪路又は雪路の何れか、c)ハンドル操作が急、
d)車輪のスリップが大。 (4) フルタイム4WD→ハイ直結4WD 車両が低速走行時にあるとき、以下の条件の少なくとも
1つが満たされたとき、駆動モードはフルタイム4WD
からハイ直結4WDに切換えられる。
スリップが連続して大。 (5) ハイ直結4WD→フルタイム4WD 車両が中高速走行に移行したとき、駆動モードはハイ直
結4WDからフルタイム4WDに切換えられる。 マニュアルモード:駆動モード切換えスイッチ115が
AUTO位置から、4HLc位置、4LLc位置又は2H位置の何れか
に操作されている場合、ECU94はシフトアクチュエ
ータ60の作動を制御し、切換えスイッチ115の位置
に応じて駆動モードをハイ直結4WD、ロー直結4WD
又は2WDに切換える。
モードの切換えは駆動モード切換えスイッチ115の操
作だけで行えることから、その駆動モードの切換えが容
易となる。また、駆動モードがAUTO位置に操作されてい
れば、殆どの走行状態をカバーできるので、車両のイー
ジードライブが可能となる。また、切換えスイッチ11
5の切換え位置に4H位置(フルタイム4WD)が設けら
れていてもよい。
れるものではなく種々の変形が可能である。例えば、第
2実施例として、図15に示されているようなトランス
ファ装置を用いることも可能である。このトランスファ
装置は、第1実施例のものと比べると、その油圧多板ク
ラッチ88が入力要素であるセンタデフ62のキャリア
70とアウタスリーブ軸76との間に配置されてものと
なっている。この場合、第2実施例のトランスファ装置
の作用及び効果は、第1実施例のものと基本的に同様で
ある。つた、第1実施例ではクラッチギヤ74,78,
80間の噛み合い状態を1つのカップリングスリーブ8
2で行うようにしているが、このカップリングスリーブ
82を図示されているように2つのカップリングスリー
ブ82c,82dに分割し、これらカップリングスリー
ブ82c,82dをシフトアクチュエータにより独立し
て摺動させることも可能である。この場合、シフトアク
チュエータ60においては、そのサブシフトレールが追
加されることになる。
チュエータ60などの故障によりカップリングスリーブ
82c,82dにおける連結がなされない場合には、油
圧多板クラッチ88を結合させるとともにバキュームア
クチュエータ28の駆動を停止して前車軸間を結合する
ことにより、入力要素、つまりキャリア7070からの
駆動力が前輪側出力部材であるアウタスリーブ軸76に
直接に伝達され、この駆動力により前輪が駆動されるこ
とにより、緊急時での回避操作なども可能となる。
センタデフ62が前輪FW側と後輪RW側との駆動力配
分を異ならせている例を挙げたが、このような構成に限
らず、駆動力配分が等しくなるように設定されているも
の、例えばベベルギヤ式のデフ装置を用いてもよい。こ
の場合、フルタイム4WDの状態におけるトルク配分制
御を行うことはできないが、フルタイム4WD状態にお
いては油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を制御するこ
とにより、前後輪の差動を制限することができる。ま
た、第1及び第2実施例と同様に、駆動モード切換え時
の同期作用を行うことができ、駆動モード切換えを容易
に行える。
示されているようなトランスファ装置を用いることも可
能である。このトランスファ装置のセンタデフ(差動機
構)62もまた、駆動力配分を前輪FW側と後輪RW側
とで異ならせるべく、例えば前輪FW側が30%、後輪
RW側が70%となるように、そのギヤ比が設定されて
いる。そして、油圧多板クラッチ(クラッチ手段)88
は、センタデフ62のデフケース(後輪側出力要素)6
4とインナスリーブ軸(前輪側出力要素)72との間に
配置されている。また、インナスリーブ軸72のクラッ
チギヤ74とアウタスリーブ軸(車輪側部材)76のク
ラッチギヤ78とを連結可能なカップリングスリーブ8
2cと、インナスリーブ軸72のクラッチギヤ74と中
間軸36のクラッチギヤ80とを連結可能なカップリン
グスリーブ82d(第2連結手段)が設けられている。
2dは第2実施例の場合と同様にシフトアクチュエータ
60により独立して摺動可能となっている。先ず、車両
が2WDで走行中にあるときには、カップリングスリー
ブ82dによりクラッチギヤ74,80が相互に連結さ
れており、カップリングスリーブ82cによるクラッチ
ギヤ74,78間の連結はなされていない。また、バキ
ュームアクチュエータ28は駆動されており、カップリ
ングスリーブ24による前車軸のクラッチギヤ20,2
2間の連結はなされていない。よって、センタデフ62
を機械的にロック状態にすることにより確実に後輪RW
側へ駆動力を伝達することができるとともに、クラッチ
ギヤ20,22間の連結及びクラッチギヤ74,78間
の連結を断つことにより、フロントプロペラシャフト1
6の回転は停止され、燃費の点で優れるばかりでなく、
その回転に伴う騒音を解消することができる。
には、停車中等にて、ECU94は先ず、シフトアクチ
ュエータ60を駆動し、トランスファ装置6のカップリ
ングスリーブ82cをクラッチギヤ78側に摺動させ
て、クラッチギヤ74,78を相互に連結させる。クラ
ッチギヤ74,78間の連結により、停止していたフロ
ントプロペラシャフト16が回転し、この回転は前輪デ
フ18のデフケースを回転させることで、前車軸のクラ
ッチギヤ20を前進方向への回転に切り換える。次い
で、ECU94は、バキュームアクチュエータ28の駆
動を停止させることで、カップリングスリーブ24を摺
動させ、クラッチギヤ20,22間を連結させる。この
後、ECU94は、クラッチギヤ74,80の同期回転
を維持するように油圧多板クラッチ88を結合させ、油
圧多板クラッチ88のクラッチ圧を維持した状態で、シ
フトアクチュエータ60を更に駆動してカップリングス
リーブ82dをクラッチギヤ78側に摺動させ、クラッ
チ岐阜74,78間の連結を解除する。これにより、フ
ルタイム4WD位置へのシフトが完了する。そして、フ
ルタイム4WD位置へのシフトの完了後、油圧多板クラ
ッチ88のクラッチ圧が解放される。この後、フルタイ
ム4WDでの走行中、ECU94はその走行状態に応じ
て油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を制御することに
より、走行状態に応じた最適なトルク配分制御を行うこ
とができる。
の同期回転を維持するように油圧多板クラッチ88を結
合させることにより、カップリングスリーブ82dをス
ムーズに摺動させることができ、2WDからフルタイム
4WDへの切換えが容易に行える。なお、クラッチギヤ
74,78の間にシンクロ機構等の同期装置を設けてお
けば、その走行中にもスムーズな連結が可能となる。
また、フルタイム4WDから直結4WDに切り換えるに
は、ECU94は先ず、クラッチギヤ74,78をほぼ
同期回転させるべく回転速度センサ106,108の出
力に基づき油圧多板クラッチ88を結合させる。そし
て、同期回転に近い状態が達成されると、ECU94
は、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を維持した状態
でシフトアクチュエータ60を駆動し、カップリングス
リーブ82dを更にクラッチギヤ78側へ摺動させる。
クラッチギヤ74,80の歯先同士が一致したとき、カ
ップリングスリーブ82dはクラッチギヤ80との噛み
合いを開始し、クラッチギヤ74,80を相互に連結し
た状態、つまり、カップリングスリーブ82c,82d
によりクラッチギヤ74,78、80を相互に連結した
状態の直結4WD位置にシフトされる。この後、油圧多
板クラッチ88のクラッチ圧が解放される。
合させてクラッチギヤ74,80をほぽ同期させること
により、カップリングスリーブ82dをスムーズに摺動
させることができ、フルタイム4WDから直結4WDへ
の切換えが容易に行える。また、カップリングスリーブ
82dによりクラッチギヤ74,80を機械的に直結状
態にすることにより、油圧多板クラッチ88を結合させ
なくとも、前後輪にその前後輪の分担荷重に等しい駆動
力を確実に伝えることができ、油圧多板クラッチ88の
クラッチ結合に必要な油圧を発生させるためのエネルギ
を消費することがなく、エネルギロスを減少させること
ができる。
切り換えるには、ECU94はシフトアクチュエータ6
0を駆動し、カップリングスリーブ82dを直結4WD
からクラッチギヤ80側へ摺動させてクラッチギヤ7
4,80間の連結を解除し、フルタイム4WDが達成さ
れる。そして、フルタイム4WD位置へのシフトの完了
後、ECU94はフルタイム4WD走行中、その走行状
態に応じて油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を制御す
ることにより、走行状態に応じた最適なトルク配分を行
うことができる。
る前にクラッチギヤ74,80間の回転同期を維持する
ように油圧多板クラッチ88を結合させ、油圧多板クラ
ッチ88を結合した状態でカップリングスリーブ82d
を摺動させてフルタイム4WD位置にシフトさせてもよ
い。この場合、フルタイム4WD位置へのシフトが完了
した後、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧が解放され
るが、この後、ECU94は走行状態に応じて油圧多板
クラッチ88のクラッチ圧を制御する。
換えるには、ECU94は先ず、油圧多板クラッチ88
を結合し、クラッチギヤ74,80の回転をほぼ同期さ
せ、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を維持した状態
で、シフトアクチュエータ60を駆動してカップリング
スリーブ82dをクラッチギヤ80側に摺動させ、クラ
ッチギヤ74,80を相互に連結させる。そして、EC
U94は、油圧多板クラッチ88のクラッチ圧を解放
し、バキュームアクチュエータ28の駆動を開始させ
て、カップリングスリーブ24によるクラッチギヤ2
0,22相互の連結を解除させる。この後、ECU94
はシフトアクチュエータ60を更に駆動してカップリン
グスリーブ82cをクラッチギヤ80側へ摺動させ、ク
ラッチギヤ74,78間の連結を解除させて2WDを達
成させる。
合させ、クラッチギヤ74,80の回転をほぼ同期させ
ることにより、カップリングスリーブ82dをスムーズ
に摺動させることができ、フルタイム4WDから2WD
への切換えが容易に行える。また、カップリングスリー
ブ82dにてクラッチギヤ74,80間を連結させるこ
とにより、油圧多板クラッチ88を結合させなくとも、
センタデフ62をロック状態にすることができ、油圧多
板クラッチ88のクラッチ結合に必要な油圧の発生のた
めにエネルギを消費することはなく、エネルギロスを減
少させることができる。
障によりカップリングスリーブ82dによる連結がなさ
れない場合には、油圧多板クラッチ88を結合すること
により、センタデフ62をロック状態に近い状態にする
ことができ、2WDのときには確実に後輪側に駆動力を
伝えることができ、フルタイム4WDのときには直結4
WD状態にすることができる。
88をインナスリーブ軸72とセンタデフ62のデフケ
ース64との間に配置した例を挙げたが、デフケース6
4とセンタデフ62のキャリア(入力要素)70との
間、または、インナスリーブ軸72とセンタデフ62の
キャリア70との間に配置してもよい。言うまでもな
く、第2実施例及び第3実施例のトランスファ装置にお
いても、カップリングスリーブ82c,82dによるク
ラッチギヤ74,78,80の連結を1つのカップリン
グスリーブにより行うようにしてもよい。
て、カップリングスリーブ82c,82dは中間軸36
とインナスリーブ軸72の間を連結させているが、中間
軸36とデフケース64との間、または、インナスリー
ブ軸72とデフケース64との間を連結させてもよい。
好ましくは、中間軸36とインナスリーブ軸72との間
を連結させることにより、トランスファ装置をコンパク
トに構成することができる。
項2〜4に対応し、第3実施例は請求項1,4に対応し
た構成となっている。
車のトランスファ装置によれば、2輪駆動走行と4輪駆
動走行との切換えが可能な車両において、その切換えに
関しての制御性に優れたトランスファ装置を得ることが
できる。そして、連結手段による連結がなされていない
状態、つまり、2輪駆動走行時にクラッチ手段の働きに
より差動機構の差動を禁止することで確実に駆動輪へ駆
動力を伝達することができる。
においても、2輪駆動走行と4輪駆動走行との切換えが
可能な車両において、その切換えの制御性に優れたトラ
ンスファ装置を得ることができる。請求項3の4輪駆動
車のトランスファ装置によれば、前後輪の回転差動を許
容して走行可能な4輪駆動時にあっては、クラッチ手段
を適宜作動させることにより前後の車輪への駆動力配分
を可変でき、走行状態に応じて最適な駆動力配分に設定
することができる。
によれば、第2連結手段により機械的に差動機構をロッ
クさせることができるので、クラッチ手段を結合させる
必要はなく、クラッチ手段の結合に必要なエネルギを消
費することもなく、エネルギロスを抑えることができ
る。
成図である。
ック図である。
である。
ィ内の油圧回路図である。
換え位置を示した図てある。
である。
アクチュエータの縦断面図である。
した概略図である。
エータの縦断面図である。
た概略図である。
ュエータの縦断面図である。
た概略図である。
の縦断面図である。
である。
略図である。
た概略図である。
段) 82c カップリンクスリーブ(第1連結手段) 82d カップリングスリーブ(第2連結手段) 88 油圧多板クラッチ(クラッチ手段) 94 ECU
Claims (4)
- 【請求項1】 動力発生装置からの動力を入力要素にて
受け、前輪側及び後輪側出力要素に異なる配分比で前記
動力を伝達し且つ前記前輪側及び後輪側出力要素間の差
動を許容する差動機構と、 前記前輪側及び後輪側出力要素の何れか一方とその対応
車輪に向けて動力を伝達する車輪側部材との間を断続可
能に接続する第1連結手段と、 前記前輪側出力要素、前記後輪側出力要素及び前記入力
要素のうちの2つの要素の間に設けられ、これら2つの
要素間の回転差動を制御するクラッチ手段とを具備した
ことを特徴とする4輪駆動車のトランスファ装置。 - 【請求項2】 動力発生装置からの動力を入力要素にて
受け、前輪側及び後輪側出力要素に動力をそれぞれ伝達
し且つ前記前輪側及び後輪側出力要素間の差動を許容す
る差動機構と、 前記前輪側及び後輪側出力要素の何れか一方とその対応
車輪に向けて動力を伝達する車輪側部材との間を断続可
能に接続する第1連結手段と、 前記前輪側及び後輪側出力要素の他方若しくは前記入力
要素と前記車輪側部材との間を断続可能に連結するクラ
ッチ手段とを具備したことを特徴とする4輪駆動車のト
ランスファ装置。 - 【請求項3】 前記差動機構は、前記前輪側及び後輪側
出力要素に異なる配分比で動力を伝達することを特徴と
する請求項2に記載の4輪駆動車のトランスファ装置。 - 【請求項4】 前記入力要素、前記前輪側出力要素及び
前記後輪側出力要素のうちの2つの要素の間を断続可能
に接続する第2連結手段を更に備えることを特徴とする
請求項1に記載の4輪駆動車のトランスファ装置。
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| JP (1) | JP3132391B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012111394A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Toyota Motor Corp | 四輪駆動車の動力伝達装置及び動力伝達方法 |
| JP2019064335A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 株式会社Subaru | ハイブリッド車両のパワーユニット |
| US11649416B2 (en) | 2017-10-13 | 2023-05-16 | Conopco, Inc. | Aqueous spray composition comprising silicone and perfume microemulsions |
| US11807834B2 (en) | 2017-10-13 | 2023-11-07 | Conopco, Inc. | Aqueous spray composition |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP08184874A patent/JP3132391B2/ja not_active Expired - Fee Related
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