JPH0123331B2 - - Google Patents
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- JPH0123331B2 JPH0123331B2 JP61071480A JP7148086A JPH0123331B2 JP H0123331 B2 JPH0123331 B2 JP H0123331B2 JP 61071480 A JP61071480 A JP 61071480A JP 7148086 A JP7148086 A JP 7148086A JP H0123331 B2 JPH0123331 B2 JP H0123331B2
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- Japan
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- movable member
- pressure
- receiving surface
- inlet
- pressure receiving
- Prior art date
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は車両用中央差動装置の切替制御装置に
関するものである。本発明の装置は中央差動機構
を備えた4輪駆動車に適用することができる。
関するものである。本発明の装置は中央差動機構
を備えた4輪駆動車に適用することができる。
(従来の技術)
4輪駆動車両において、車両の駆動状態を2輪
駆動状態、差動4輪駆動状態及び直結4輪駆動状
態に、シフトレバーの手操作により機械的に選
択、切替える切替装置を具備した動力分割装置は
特開昭54−162334号公報に開示されている。
駆動状態、差動4輪駆動状態及び直結4輪駆動状
態に、シフトレバーの手操作により機械的に選
択、切替える切替装置を具備した動力分割装置は
特開昭54−162334号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記した特開昭54−162334号公
報に開示された車両用動力分割装置の場合には、
駆動状態の切替操作はシフトレバーの手動操作に
よつて行なつている。そしてこの切替は油圧制御
式ではなく、全く機械的な手段により制御される
よう構成されている。
報に開示された車両用動力分割装置の場合には、
駆動状態の切替操作はシフトレバーの手動操作に
よつて行なつている。そしてこの切替は油圧制御
式ではなく、全く機械的な手段により制御される
よう構成されている。
このため、従来装置は、自動式ではいので、操
作がむつかしい上、特に車両走行時の切替操作は
非常に困難であつた。
作がむつかしい上、特に車両走行時の切替操作は
非常に困難であつた。
本発明は、上記した従来の手動切替操作を、油
圧制御装置を用いて自動化し、切替操作を容易、
かつ迅速に行えるようにした前・後輪駆動車の動
力切換制御装置を提供することを目的とする。
圧制御装置を用いて自動化し、切替操作を容易、
かつ迅速に行えるようにした前・後輪駆動車の動
力切換制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の車両用中央差動装置の切替制御装置
は、車両の前輪と後輪の回転差を吸収すべく、
前、後輪の車軸間に配置された中央差動装置の作
動を制御する切替制御装置であつて、 該切替制御装置は、該中央差動装置の一方の出
力軸側に伸長し、該一方の出力軸の外筒を構成す
る部分を有する該中央差動装置用ケーシングを包
囲し、油圧制御用作動油の第1導入口および第2
導入口とその内周面側に該第1導入口および該第
2導入口と各々連通した第1圧力室および第2圧
力室を形成する外壁ハウシングと、該外壁ハウシ
ングの内周面と軸方向に摺動自在に保持され、該
第1圧力室および該第2圧力室内の油圧により軸
方向で互いに逆方向に圧力を受ける第1受圧面と
該第1受圧面より広い第2受圧面をもつピストン
状の第1可動部材と、該第1可動部材と軸方向に
摺動可能で該第1圧力室内の油圧により該第1受
圧面と同じ方向に圧力を受け、該第1受圧面と合
わせた受圧面積が該第2受圧面より広い第3受圧
面をもち、該第3受圧面の圧力を該第1可動部材
に伝達するとともに所定位置で該外壁ハウシング
に当接して軸方向の動きが阻止されるピストン状
の第2可動部材と、該第1可動部材に対向配置さ
れ、一端が該第1可動部材に固着された一対の弾
性部材と、該第1可動部材に内接して、該一対の
弾性部材間に挾持され、該弾性部材を介して、該
第1可動部材に従動し、該中央差動装置用ケーシ
ングに設けられた第1係合部、該中央差動装置の
該出力軸に設けられた第2係合部、および該出力
軸と係脱する駆動軸に設けられた第3係合部と選
択的に係脱しうる連結部を備えた可動連結部材
と、該第1導入口および該第2導入口の各々一方
および両方に圧油を選択的に供給し、該第1可動
部材を一端、他端および中間位置に選択的に駆動
し、該第1係合部と該第2係合部、該第2係合部
と該第3係合部および該第1、第2および第3係
合部を選択的に連結させるための油圧制御部とで
構成されたことを特徴とするものである。
は、車両の前輪と後輪の回転差を吸収すべく、
前、後輪の車軸間に配置された中央差動装置の作
動を制御する切替制御装置であつて、 該切替制御装置は、該中央差動装置の一方の出
力軸側に伸長し、該一方の出力軸の外筒を構成す
る部分を有する該中央差動装置用ケーシングを包
囲し、油圧制御用作動油の第1導入口および第2
導入口とその内周面側に該第1導入口および該第
2導入口と各々連通した第1圧力室および第2圧
力室を形成する外壁ハウシングと、該外壁ハウシ
ングの内周面と軸方向に摺動自在に保持され、該
第1圧力室および該第2圧力室内の油圧により軸
方向で互いに逆方向に圧力を受ける第1受圧面と
該第1受圧面より広い第2受圧面をもつピストン
状の第1可動部材と、該第1可動部材と軸方向に
摺動可能で該第1圧力室内の油圧により該第1受
圧面と同じ方向に圧力を受け、該第1受圧面と合
わせた受圧面積が該第2受圧面より広い第3受圧
面をもち、該第3受圧面の圧力を該第1可動部材
に伝達するとともに所定位置で該外壁ハウシング
に当接して軸方向の動きが阻止されるピストン状
の第2可動部材と、該第1可動部材に対向配置さ
れ、一端が該第1可動部材に固着された一対の弾
性部材と、該第1可動部材に内接して、該一対の
弾性部材間に挾持され、該弾性部材を介して、該
第1可動部材に従動し、該中央差動装置用ケーシ
ングに設けられた第1係合部、該中央差動装置の
該出力軸に設けられた第2係合部、および該出力
軸と係脱する駆動軸に設けられた第3係合部と選
択的に係脱しうる連結部を備えた可動連結部材
と、該第1導入口および該第2導入口の各々一方
および両方に圧油を選択的に供給し、該第1可動
部材を一端、他端および中間位置に選択的に駆動
し、該第1係合部と該第2係合部、該第2係合部
と該第3係合部および該第1、第2および第3係
合部を選択的に連結させるための油圧制御部とで
構成されたことを特徴とするものである。
ここで中央差動装置とは、フルタイム式4WD
車に常装備され、トランスミツシヨンからの回転
力を前後に分けてそれぞれ前後輪を駆動するが、
同時に前後輪の回転数の差をなくしてスムーズな
回転力を伝える装置のことである。
車に常装備され、トランスミツシヨンからの回転
力を前後に分けてそれぞれ前後輪を駆動するが、
同時に前後輪の回転数の差をなくしてスムーズな
回転力を伝える装置のことである。
切替制御装置とは、中央差動装置を作動状態と
不作動状態間で切替え制御することにより車両の
走行モードを、2輪走行、差動4輪走行、および
直結4輪走行間で選択的に切替るもので制御系に
油圧制御回路および電気制御回路を含んでいる。
不作動状態間で切替え制御することにより車両の
走行モードを、2輪走行、差動4輪走行、および
直結4輪走行間で選択的に切替るもので制御系に
油圧制御回路および電気制御回路を含んでいる。
中央差動装置の出力軸とは、差動による動力を
前輪へ伝動する出力軸と、後輪へ伝動する出力軸
とがあり、その一方とは、これらの出力軸のうち
いずれかのことである。
前輪へ伝動する出力軸と、後輪へ伝動する出力軸
とがあり、その一方とは、これらの出力軸のうち
いずれかのことである。
中央差動装置用ケーシングとは、回転力が入力
軸から伝えられると、回転し、ピニオン、サイド
ギア等差動装置を構成する各要素を作動させる。
このケーシングの回転がロツクされると、サイド
ギア等の回転も停止し、差動作用が生じなくな
る。
軸から伝えられると、回転し、ピニオン、サイド
ギア等差動装置を構成する各要素を作動させる。
このケーシングの回転がロツクされると、サイド
ギア等の回転も停止し、差動作用が生じなくな
る。
第1圧力室とは外壁ハウシングの内周面側に設
けられ、第1導入口と連通して、作動油の供給を
うけ作動用圧力を発生する室である。
けられ、第1導入口と連通して、作動油の供給を
うけ作動用圧力を発生する室である。
第2圧力室とは外壁ハウシングの内周面側に設
けられ第2導通口と連通して、作動油の供給をう
け作動用圧力を発生する室である。
けられ第2導通口と連通して、作動油の供給をう
け作動用圧力を発生する室である。
第1可動部材とは、外壁ハウシングの第1及び
第2導入口を通じて第1及び第2圧力室に選択的
に供給される作動油の圧力を利用して、中央差動
装置の出力軸方向へ変位するピストン状部材のこ
とである。この第1可動部材は、第1圧力室に面
する第1受圧面、及び第2圧力室に面しかつ該第
1受圧面より広い第2受圧面を有している。
第2導入口を通じて第1及び第2圧力室に選択的
に供給される作動油の圧力を利用して、中央差動
装置の出力軸方向へ変位するピストン状部材のこ
とである。この第1可動部材は、第1圧力室に面
する第1受圧面、及び第2圧力室に面しかつ該第
1受圧面より広い第2受圧面を有している。
第2可動部材とは、メインとなる第1可動部材
を少なくとも3位置へ移動させるために必要な補
助的ピストン状部材で、上記第1および第2圧力
室の油圧の変化に応じて移動量が規制される。こ
の第2可動部材は、第1圧力室に面する第3受圧
面を有しており、この第3受圧面と前記第1受圧
面とを合わせた面積は上記第2受圧面より広い。
第2可動部材の該第3受圧面に対する裏面の一部
は上記第1可動部材と対面しており、第3受圧面
の圧力を第1可動部材に伝達するとともに、該裏
面の他の一部は第1可動部材が中間位置にあると
き外壁ハウシングと当接して、第2可動部材の第
2圧力室側への動きが阻止されるようになつてい
る。
を少なくとも3位置へ移動させるために必要な補
助的ピストン状部材で、上記第1および第2圧力
室の油圧の変化に応じて移動量が規制される。こ
の第2可動部材は、第1圧力室に面する第3受圧
面を有しており、この第3受圧面と前記第1受圧
面とを合わせた面積は上記第2受圧面より広い。
第2可動部材の該第3受圧面に対する裏面の一部
は上記第1可動部材と対面しており、第3受圧面
の圧力を第1可動部材に伝達するとともに、該裏
面の他の一部は第1可動部材が中間位置にあると
き外壁ハウシングと当接して、第2可動部材の第
2圧力室側への動きが阻止されるようになつてい
る。
弾性部材とは、圧縮バネ等のことで第1可動部
材の動きを可動連結部材に伝える機能を有し、可
動連結部材の連結部とこれに対応する係合部との
係脱を可能にするため、可動連結部材に対し常時
荷重をかける必要があるため設けたものである。
材の動きを可動連結部材に伝える機能を有し、可
動連結部材の連結部とこれに対応する係合部との
係脱を可能にするため、可動連結部材に対し常時
荷重をかける必要があるため設けたものである。
可動連結部材とは、ハブスリーブ等のことであ
る。
る。
第1係合部とはドツグクラツチ等係脱可能な部
分のことである。
分のことである。
第2係合部とはハブクラツチ等係脱可能な部分
のことである。
のことである。
第3係合部とはドツグクラツチ等係脱可能な部
分のことである。
分のことである。
2輪走行モードとは、可動連結部材が右位置へ
移動し、中央差動装置のケーシングの第1係合部
と可動連結部材の連結部が係合し、一方、可動連
結部材の連結部と駆動軸の第3係合部との係合は
断たれ、動力は中央差動装置の他の一方の出力軸
のみへ伝えられるため2輪駆動状態となることで
ある。
移動し、中央差動装置のケーシングの第1係合部
と可動連結部材の連結部が係合し、一方、可動連
結部材の連結部と駆動軸の第3係合部との係合は
断たれ、動力は中央差動装置の他の一方の出力軸
のみへ伝えられるため2輪駆動状態となることで
ある。
差動4輪走行モードとは、可動連結部材が左位
置を占めたときであり、このとき、中央差動装置
のケーシングの第1係合部と可動連結部材の連結
部との係合は断たれケーシングは回転自在となり
差動作用が発生し、かつ、可動連結部材の連結部
は駆動軸の第3の係合部と係合している。従つて
駆動力は前・後輪へ伝達され作動作用により前・
後輪の回転差が吸収される。
置を占めたときであり、このとき、中央差動装置
のケーシングの第1係合部と可動連結部材の連結
部との係合は断たれケーシングは回転自在となり
差動作用が発生し、かつ、可動連結部材の連結部
は駆動軸の第3の係合部と係合している。従つて
駆動力は前・後輪へ伝達され作動作用により前・
後輪の回転差が吸収される。
直結4輪走行モードとは、可動連結部材が中立
位置にある時で、この場合、可動連結部の連結部
は第1、第2および第3係合部とすべて係合した
状態となり、ケーシングの回転は阻止されるため
差動作用は発生せず、前・後輪へ動力が伝達され
4輪が直結した状態で駆動されることである。
位置にある時で、この場合、可動連結部の連結部
は第1、第2および第3係合部とすべて係合した
状態となり、ケーシングの回転は阻止されるため
差動作用は発生せず、前・後輪へ動力が伝達され
4輪が直結した状態で駆動されることである。
検出部材とは、第1可動部材が所定の位置へ正
確に移動したか否かを確認するための部材で、第
1可動部材の円周上に設けた凹部に嵌入する。検
出の結果、位置ズレが発見された場合、油圧制御
部へ検出結果が入力され、油圧の調圧等がなされ
る。
確に移動したか否かを確認するための部材で、第
1可動部材の円周上に設けた凹部に嵌入する。検
出の結果、位置ズレが発見された場合、油圧制御
部へ検出結果が入力され、油圧の調圧等がなされ
る。
走行モード切換スイツチとは、ボタン等で切換
操作されるもので上記した2輪操走行、差動4輪
走行、直結4輪走行の切換を電気信号として上記
した電気制御回路に入力するものである。
操作されるもので上記した2輪操走行、差動4輪
走行、直結4輪走行の切換を電気信号として上記
した電気制御回路に入力するものである。
(作用)
本発明の構成によれば、油圧制御部により、第
1導入口及び第2導入口を通じて第1圧力室及び
第2圧力室の各々一方及び両方に作動油を選択的
に供給し、第1可動部材及び第2可動部材の各受
圧面に付加される作動油圧を利用して、該第1可
動部材及び第2可動部材を軸方向に可動させるこ
とができる。ここで、第1圧力室の圧力を受ける
のは第1可動部材の第1受圧面と第2可動部材の
第3受圧面であり、第2圧力室の圧力を受けるの
は第1可動部材の第2受圧面である。そして、第
2可動部材は所定位置で外壁ハウシングと当接す
るため、第2圧力室側への動きが規制されてい
る。このため、第1可動部材を第2圧力室側へ変
位させる力は、第2可動部材がハウシングに当接
するまでは第1受圧面及び第3受圧面が受ける油
圧力であり、第2可動部材がハウシングに当接し
てからは第1受圧面のみが受ける油圧力である。
一方、第1可動部材を第1圧力室側へ変位させる
力は、第2受圧面が受ける油圧力である。ここ
で、各受圧面の面積は、(第1受圧面)<(第2受
圧面)<(第1受圧面+第3受圧面)の大小関係に
あり、このため各受圧面が受ける油圧力の大小関
係もこの関係にある。したがつて、第1及び第2
圧力室ともに作動油が供給される場合、第1可動
部材は、上記所定位置、すなわち中間位置で保持
されることとなる。また、一方の圧力室のみに作
動油が供給される場合は、該一方側の受圧面にし
か油圧力が作用しないため、第1可動部材は他方
側に押しやられ一端又は他端に保持される。以上
のような一端、他端および中間位置に選択的に駆
動される第1可動部材の作動が弾性部材を介し
て、切替制御用の可動連結部材に伝達される。こ
れによつて可動連結部が3つの位置へ移動し、可
動連結部材に設けた連結部が、中央差動装置の出
力軸等に設けた対応する係合部と選択的に係脱す
る。これら3つの位置は2輪走行モード、差動4
輪走行モード、直結4輪走行モードに対応するよ
う予め定められているので、可動部材の変位に従
つて3つの走行モードへ切替可能となる。この切
替え操作は油圧制御部の電気制御回路に接続され
た切替スイツチを操作するのみで自由に行うこと
ができる。
1導入口及び第2導入口を通じて第1圧力室及び
第2圧力室の各々一方及び両方に作動油を選択的
に供給し、第1可動部材及び第2可動部材の各受
圧面に付加される作動油圧を利用して、該第1可
動部材及び第2可動部材を軸方向に可動させるこ
とができる。ここで、第1圧力室の圧力を受ける
のは第1可動部材の第1受圧面と第2可動部材の
第3受圧面であり、第2圧力室の圧力を受けるの
は第1可動部材の第2受圧面である。そして、第
2可動部材は所定位置で外壁ハウシングと当接す
るため、第2圧力室側への動きが規制されてい
る。このため、第1可動部材を第2圧力室側へ変
位させる力は、第2可動部材がハウシングに当接
するまでは第1受圧面及び第3受圧面が受ける油
圧力であり、第2可動部材がハウシングに当接し
てからは第1受圧面のみが受ける油圧力である。
一方、第1可動部材を第1圧力室側へ変位させる
力は、第2受圧面が受ける油圧力である。ここ
で、各受圧面の面積は、(第1受圧面)<(第2受
圧面)<(第1受圧面+第3受圧面)の大小関係に
あり、このため各受圧面が受ける油圧力の大小関
係もこの関係にある。したがつて、第1及び第2
圧力室ともに作動油が供給される場合、第1可動
部材は、上記所定位置、すなわち中間位置で保持
されることとなる。また、一方の圧力室のみに作
動油が供給される場合は、該一方側の受圧面にし
か油圧力が作用しないため、第1可動部材は他方
側に押しやられ一端又は他端に保持される。以上
のような一端、他端および中間位置に選択的に駆
動される第1可動部材の作動が弾性部材を介し
て、切替制御用の可動連結部材に伝達される。こ
れによつて可動連結部が3つの位置へ移動し、可
動連結部材に設けた連結部が、中央差動装置の出
力軸等に設けた対応する係合部と選択的に係脱す
る。これら3つの位置は2輪走行モード、差動4
輪走行モード、直結4輪走行モードに対応するよ
う予め定められているので、可動部材の変位に従
つて3つの走行モードへ切替可能となる。この切
替え操作は油圧制御部の電気制御回路に接続され
た切替スイツチを操作するのみで自由に行うこと
ができる。
(発明の実施例)
本発明による切替制御装置の実施例を図に従つ
て説明する。本発明の切替制御装置を含む自動車
の動力伝達系全体の模式図を第1図に示す。
て説明する。本発明の切替制御装置を含む自動車
の動力伝達系全体の模式図を第1図に示す。
エンジン1からの動力は、クラツチ2、変速機
3を介して動力分配作用を行うトランスフア装置
4の入力軸5へ伝達される。入力軸5にはドツグ
クラツチ装置6が一体的に結合されており、クラ
ツチスリーブ7はT/Fレバー(図示せず)の操
作により選択的に動かされ、左方向へ動くことに
より低速段、第1図に示す状態で中立、右方向へ
動くことで高速段が得られるように歯車が配列さ
れている。
3を介して動力分配作用を行うトランスフア装置
4の入力軸5へ伝達される。入力軸5にはドツグ
クラツチ装置6が一体的に結合されており、クラ
ツチスリーブ7はT/Fレバー(図示せず)の操
作により選択的に動かされ、左方向へ動くことに
より低速段、第1図に示す状態で中立、右方向へ
動くことで高速段が得られるように歯車が配列さ
れている。
中間歯車8を介して出力歯車9へ伝達された動
力は、出力歯車と一体的に結合された中央差動装
置10により、出力軸11と12に動力分配され
る仕組みになつている。出力軸11の先端には第
2の係合部であるハブクラツチ13を一体的に結
合した。中央差動装置のケーシング14の端部に
は第1係合部としてドツグクラツチ15を、また
前輪駆動軸16には第3係合部としてドツグクラ
ツチ17を、それぞれハブスリーブからなる可動
連結部材18の連結部と係脱可能に設置した。
力は、出力歯車と一体的に結合された中央差動装
置10により、出力軸11と12に動力分配され
る仕組みになつている。出力軸11の先端には第
2の係合部であるハブクラツチ13を一体的に結
合した。中央差動装置のケーシング14の端部に
は第1係合部としてドツグクラツチ15を、また
前輪駆動軸16には第3係合部としてドツグクラ
ツチ17を、それぞれハブスリーブからなる可動
連結部材18の連結部と係脱可能に設置した。
中央差動装置10と本発明による切替制御装置
の詳細な構成を第2図に、そして可動連結部材1
8の移動態様を第3、第4図に示す。
の詳細な構成を第2図に、そして可動連結部材1
8の移動態様を第3、第4図に示す。
可動弾性部材18は、ハウシング19内に収納
された第1可動部材20の内周側に設置した弾性
部材21,22により保持されるよう構成した。
こうして可動連結部材18は、第1可動部材20
の移動方向に弾性部材21,22を介して移動さ
れるようにした。
された第1可動部材20の内周側に設置した弾性
部材21,22により保持されるよう構成した。
こうして可動連結部材18は、第1可動部材20
の移動方向に弾性部材21,22を介して移動さ
れるようにした。
第2図は、可動連結部材18が中立位置にある
状態を示し、この場合、可動連結部材18の連結
部は、ケーシング14のドツグクラツチ15、出
力軸11のハブクラツチ13および駆動軸16の
ドツグクラツチ17とそれぞれ係合しているた
め、中央差動装置10は差動作用を行わず、動力
は前・後輪駆動軸へ伝達されるので直結4輪走行
モードとなる。
状態を示し、この場合、可動連結部材18の連結
部は、ケーシング14のドツグクラツチ15、出
力軸11のハブクラツチ13および駆動軸16の
ドツグクラツチ17とそれぞれ係合しているた
め、中央差動装置10は差動作用を行わず、動力
は前・後輪駆動軸へ伝達されるので直結4輪走行
モードとなる。
第2図に示す状態から、可動連結部材18が左
方向へ第3図に示す位置へ移動した場合には、可
動連結部材18の連結部は出力軸11のハブクラ
ツチ13および駆動軸16のドツグクラツチ17
とをそれぞれ係合するが、ケーシング14のドツ
グクラツチ15と離脱するため、ケーシング14
は回転自在となり中央差動装置のサイドギア23
a,23b(第2図)は差動可能状態となる。一
方出力軸11と12に動力は分配され、差動4輪
走行モードが得られる。
方向へ第3図に示す位置へ移動した場合には、可
動連結部材18の連結部は出力軸11のハブクラ
ツチ13および駆動軸16のドツグクラツチ17
とをそれぞれ係合するが、ケーシング14のドツ
グクラツチ15と離脱するため、ケーシング14
は回転自在となり中央差動装置のサイドギア23
a,23b(第2図)は差動可能状態となる。一
方出力軸11と12に動力は分配され、差動4輪
走行モードが得られる。
次に、可動連結部材18が第2図に示す中立位
置から右方向へ移動すると第4図に示す状態にな
る。この場合、可動連結部18の連結部はケーシ
ング14のドツグクラツチ15および出力軸11
のハブクラツチ13と係合し、一方駆動軸16の
ドツグクラツチ17との係合が断たれる。この状
態では、動力は駆動軸16へは伝達されず、また
ケーシング14が出力軸11と一体的に係合して
いるため差動作用は発生せず2輪走行モードとな
る。
置から右方向へ移動すると第4図に示す状態にな
る。この場合、可動連結部18の連結部はケーシ
ング14のドツグクラツチ15および出力軸11
のハブクラツチ13と係合し、一方駆動軸16の
ドツグクラツチ17との係合が断たれる。この状
態では、動力は駆動軸16へは伝達されず、また
ケーシング14が出力軸11と一体的に係合して
いるため差動作用は発生せず2輪走行モードとな
る。
ここで、可動連結部材18を移動させる第1可
動部材20および第2可動部材24の作用を説明
する。
動部材20および第2可動部材24の作用を説明
する。
外壁ハウシング19に収納された第1可動部材
20および第2可動部材24に対しては、圧力源
(図示せず)から第1導入口25a、第2導入口
25bを経て第1圧力室250a、第2圧力室2
50bへ作動油が供給される。第2図に示す状態
では、第1導入口および第2導入口25a,25
bから第1圧力室250a及び第2圧力室250
bともに作動油が供給された状態にあり、第1可
動部材20には左右から作動油が作用するため、
第1可動部材20の第1受圧面26cとこれより
ひろい第2受圧面26bおよび第2可動部材24
の前記第1受圧面26cと合わせた受圧面積が第
2受圧面26bより広い第3受圧面26dとの間
の面積比により左右のいずれかへ動かされること
になるが、第1圧力室250aと第2圧力室25
0b内の油圧の力関係をみると第2図の状態では
第2可動部材24が外壁ハウシング19の端面2
6aに押しつけられる力が最も大きく、第2導入
口25bから作動油の供給を受ける第2受圧面2
6bへの油圧力がこれに次ぎ、さらに第1導入口
25aから作動油の供給を受ける第1受圧面26
cへの油圧力がこれに次ぐという関係になる。こ
のため第1可動部材20は中立位置に維持され
る。なお25cは第1および第2可動部材が動く
際の作動油の吐出口である。
20および第2可動部材24に対しては、圧力源
(図示せず)から第1導入口25a、第2導入口
25bを経て第1圧力室250a、第2圧力室2
50bへ作動油が供給される。第2図に示す状態
では、第1導入口および第2導入口25a,25
bから第1圧力室250a及び第2圧力室250
bともに作動油が供給された状態にあり、第1可
動部材20には左右から作動油が作用するため、
第1可動部材20の第1受圧面26cとこれより
ひろい第2受圧面26bおよび第2可動部材24
の前記第1受圧面26cと合わせた受圧面積が第
2受圧面26bより広い第3受圧面26dとの間
の面積比により左右のいずれかへ動かされること
になるが、第1圧力室250aと第2圧力室25
0b内の油圧の力関係をみると第2図の状態では
第2可動部材24が外壁ハウシング19の端面2
6aに押しつけられる力が最も大きく、第2導入
口25bから作動油の供給を受ける第2受圧面2
6bへの油圧力がこれに次ぎ、さらに第1導入口
25aから作動油の供給を受ける第1受圧面26
cへの油圧力がこれに次ぐという関係になる。こ
のため第1可動部材20は中立位置に維持され
る。なお25cは第1および第2可動部材が動く
際の作動油の吐出口である。
第1可動部材20が右に動く場合は第2導入口
25bから第2圧力室250bへの作動油の供給
は遮断され、第1導入口25aから第1圧力室2
50aのみに作動油が供給される。また第1可動
部材20が左に移動する場合は第1導入口25a
から第1圧力室250aへの作動油の給油は遮断
され、第2導入口25bから第2圧力室250b
のみに給油される。
25bから第2圧力室250bへの作動油の供給
は遮断され、第1導入口25aから第1圧力室2
50aのみに作動油が供給される。また第1可動
部材20が左に移動する場合は第1導入口25a
から第1圧力室250aへの作動油の給油は遮断
され、第2導入口25bから第2圧力室250b
のみに給油される。
第1可動部材20の円周上には3つの凹部
(溝)を所定のピツチで穿設した。これらの凹部
27a,27b、および27cは可動連結部材1
8の変位量と同一ピツチで設けてあり、検出部材
28の先端部が嵌入するようになつている。この
検出部材28は、走行モード切替スイツチを含む
電気制御回路41(第6図)からの指示通りの状
態に第1可動部材20、可動連結部材18等が保
たれているかどうかをチエツクし、必要な信号を
電気制御回路41(第6図)へ送り込む機能を有
する。なお、オイルポンプ(後述)を駆動するた
めの動力を有効に使用するため、作動油は電気制
御回路41(第6図)からの指示により、上記検
出部材の出力でON、OFFされるようにした。
(溝)を所定のピツチで穿設した。これらの凹部
27a,27b、および27cは可動連結部材1
8の変位量と同一ピツチで設けてあり、検出部材
28の先端部が嵌入するようになつている。この
検出部材28は、走行モード切替スイツチを含む
電気制御回路41(第6図)からの指示通りの状
態に第1可動部材20、可動連結部材18等が保
たれているかどうかをチエツクし、必要な信号を
電気制御回路41(第6図)へ送り込む機能を有
する。なお、オイルポンプ(後述)を駆動するた
めの動力を有効に使用するため、作動油は電気制
御回路41(第6図)からの指示により、上記検
出部材の出力でON、OFFされるようにした。
可動連結部材18を保持する弾性部材21,2
2は、可動連結部材18を右→左、左→右に移動
させる場合、可動連結部材18の連結部とドツグ
クラツチ15,17が円滑に噛合うようこれを補
助するため常時可動連結部材18に荷重を加えて
おく必要があることから配設したものである。
2は、可動連結部材18を右→左、左→右に移動
させる場合、可動連結部材18の連結部とドツグ
クラツチ15,17が円滑に噛合うようこれを補
助するため常時可動連結部材18に荷重を加えて
おく必要があることから配設したものである。
第1導入口25a(第1圧力室250a)及び
第2導入口25b(第2圧力室250b)に作動
油を送油するための油圧制御回路の概略図を第5
図に示す。
第2導入口25b(第2圧力室250b)に作動
油を送油するための油圧制御回路の概略図を第5
図に示す。
オイルポンプ29の吐出油は、調圧弁30、チ
エツク弁31、チエンジ弁33,34を通つて導
入口25a,25bに導通するよう構成した。第
5図に示す状態ではソレノイド弁35,36が双
方とも閉状態にあることから、調圧弁30にて調
圧された一定圧力が、オリフイス37,38を通
りチエンジ弁33,34に加えられ、これらをバ
ネ39,40に打ち勝つて押していることから作
動油は導入口25a,25bに導通する。この状
態では、動力伝達系は第2図の状態、即ち、直結
4輪走行モードになる。
エツク弁31、チエンジ弁33,34を通つて導
入口25a,25bに導通するよう構成した。第
5図に示す状態ではソレノイド弁35,36が双
方とも閉状態にあることから、調圧弁30にて調
圧された一定圧力が、オリフイス37,38を通
りチエンジ弁33,34に加えられ、これらをバ
ネ39,40に打ち勝つて押していることから作
動油は導入口25a,25bに導通する。この状
態では、動力伝達系は第2図の状態、即ち、直結
4輪走行モードになる。
第5図の状態で、ソレノイド弁36を開
(ON)にすると、オリフイス38を通つていた
作動油はソレノイド弁36により吐出されてしま
うためチエンジ弁34はバネ40によつて右方向
へ動かされ、25bへの給油は遮断される。よつ
て第1および第2可動部材20,24には第1導
入口25aから作動油が給油されることになり第
1および第2可動部材20,24は右方向へ動か
され第4図に示す噛合状態となる。即ち、2輪走
行モードへ切替えられる。
(ON)にすると、オリフイス38を通つていた
作動油はソレノイド弁36により吐出されてしま
うためチエンジ弁34はバネ40によつて右方向
へ動かされ、25bへの給油は遮断される。よつ
て第1および第2可動部材20,24には第1導
入口25aから作動油が給油されることになり第
1および第2可動部材20,24は右方向へ動か
され第4図に示す噛合状態となる。即ち、2輪走
行モードへ切替えられる。
逆にソレノイド弁35を開(ON)にすれば第
3図に示す噛合状態となり差動4輪走行モードへ
切替わる。
3図に示す噛合状態となり差動4輪走行モードへ
切替わる。
各走行モード(2輪、差動4輪、直結4輪)へ
切替えのための概略を説明するフローチヤートを
第6図に示す。図中、電気制御回路41への入力
信号としては、人によつて操作選択される各切替
えスイツチ(2輪走行スイツチ、差動4輪走行ス
イツチ、直結4輪走行スイツチ)(図示せず)第
1可動部材20の動きを検知する検出部材28、
およびT/F位置(低速段となつたら、直結4輪
モードへ自動的に切替えるために用いる)検出部
材(図示せず)がある。電気制御回路41からの
出力信号としてはソレノイド弁35,36を動作
させる信号、直結4輪走行状態および差動4輪走
行状態を認知させるインジケータランプ信号から
なる。またオイルポンプ29からの吐出油は調圧
弁30を通りソレノイド弁35,36を介して導
入口25a,25bと導通され、ソレノイド弁3
5,36は各操作スイツチセンサ(図示せず)に
よりON、OFFされるよう構成した。
切替えのための概略を説明するフローチヤートを
第6図に示す。図中、電気制御回路41への入力
信号としては、人によつて操作選択される各切替
えスイツチ(2輪走行スイツチ、差動4輪走行ス
イツチ、直結4輪走行スイツチ)(図示せず)第
1可動部材20の動きを検知する検出部材28、
およびT/F位置(低速段となつたら、直結4輪
モードへ自動的に切替えるために用いる)検出部
材(図示せず)がある。電気制御回路41からの
出力信号としてはソレノイド弁35,36を動作
させる信号、直結4輪走行状態および差動4輪走
行状態を認知させるインジケータランプ信号から
なる。またオイルポンプ29からの吐出油は調圧
弁30を通りソレノイド弁35,36を介して導
入口25a,25bと導通され、ソレノイド弁3
5,36は各操作スイツチセンサ(図示せず)に
よりON、OFFされるよう構成した。
[発明の効果]
本発明にかかる切替制御装置において、第1可
動部材を第2圧力室側へ変位させる力は、第2可
動部材が所定位置で第2圧力室側への動きが規制
されるまでは第1受圧面及び第3受圧面が受ける
油圧力となり、第2可動部材が該所定位置で規制
された後では第1受圧面のみが受ける油圧力とな
るように構成され、かつ各受圧面が受ける油圧力
は、(第1受圧面)<(第2受圧面)<(第1受圧面
+第3受圧面)の大小関係となるように構成され
ている。したがつて、油圧制御部により、第1導
入口及び第2導入口を通して第1圧力室及び第2
圧力室の両方に作動油を供給した場合、第1可動
部材を上記所定位置、すなわち中間位置であ保持
することができ、また、一方の圧力室のみに作動
油を供給した場合、第1可動部材を他方側に押し
やり一端又は他端に保持することができる。さら
に、本発明の制御装置においては、第1可動部材
を可動にする左右の圧力室の面積(受圧面)が異
なり、圧力室の大きな方に第2可動部材が設けら
れるとともに、第2可動部材の軸方向移動を阻止
するストツパが外壁ハウシング端面に構成されて
いる。したがつて、本発明の切替制御装置では、
作動油圧を変化させることなく一定油圧の作動油
の送断の制御のみで第1可動部材が任意に3ステ
ツプ制御可能となる。そして、このような第1可
動部材の作動は弾性部材を介して可動連結部材に
伝達されることとなるので、該可動連結部材は、
2輪走行モード、差動4輪走行モード、直結4輪
走行モードに対応するように予め定められた3つ
の位置に切替可能となる。
動部材を第2圧力室側へ変位させる力は、第2可
動部材が所定位置で第2圧力室側への動きが規制
されるまでは第1受圧面及び第3受圧面が受ける
油圧力となり、第2可動部材が該所定位置で規制
された後では第1受圧面のみが受ける油圧力とな
るように構成され、かつ各受圧面が受ける油圧力
は、(第1受圧面)<(第2受圧面)<(第1受圧面
+第3受圧面)の大小関係となるように構成され
ている。したがつて、油圧制御部により、第1導
入口及び第2導入口を通して第1圧力室及び第2
圧力室の両方に作動油を供給した場合、第1可動
部材を上記所定位置、すなわち中間位置であ保持
することができ、また、一方の圧力室のみに作動
油を供給した場合、第1可動部材を他方側に押し
やり一端又は他端に保持することができる。さら
に、本発明の制御装置においては、第1可動部材
を可動にする左右の圧力室の面積(受圧面)が異
なり、圧力室の大きな方に第2可動部材が設けら
れるとともに、第2可動部材の軸方向移動を阻止
するストツパが外壁ハウシング端面に構成されて
いる。したがつて、本発明の切替制御装置では、
作動油圧を変化させることなく一定油圧の作動油
の送断の制御のみで第1可動部材が任意に3ステ
ツプ制御可能となる。そして、このような第1可
動部材の作動は弾性部材を介して可動連結部材に
伝達されることとなるので、該可動連結部材は、
2輪走行モード、差動4輪走行モード、直結4輪
走行モードに対応するように予め定められた3つ
の位置に切替可能となる。
したがつて、本発明によれば、油圧制御部によ
り制御される可動連結部材の連結および切断作用
を利用して、2輪走行、差動4輪走行、直結4輪
走行という各走行モードを走行中において、簡単
なスイツチの切換操作のみで自動的かつ迅速に切
替えることが出来る。このため、運転操作性、発
進性、悪路走行性、低燃費走行等の向上を図るこ
とができる。しかも切替制御装置全体がコンパク
トで、構成も簡単であり、このため確実な作動が
得られ、また安価でかつ容易に製造でき、装置の
保守も容易となる。
り制御される可動連結部材の連結および切断作用
を利用して、2輪走行、差動4輪走行、直結4輪
走行という各走行モードを走行中において、簡単
なスイツチの切換操作のみで自動的かつ迅速に切
替えることが出来る。このため、運転操作性、発
進性、悪路走行性、低燃費走行等の向上を図るこ
とができる。しかも切替制御装置全体がコンパク
トで、構成も簡単であり、このため確実な作動が
得られ、また安価でかつ容易に製造でき、装置の
保守も容易となる。
第1図は本発明による切替制御装置を含む動力
伝達系の全体を説明する骨格図である。第2図は
本発明の実施例の詳細な構成を示す断面図であ
り、第3図および第4図は本発明の実施例の作用
態様を示す拡大断面図である。第5図は本発明の
実施例に用いられる油圧制御回路図であり、第6
図は本発明の実施例における走行モード切替えの
概略を説明するフローチヤートである。 10…中央差動装置、11,12…出力軸、1
3…ハブクラツチ(第2係合部)、14…中央差
動装置のケーシング、15…ドツグクラツチ(第
1係合部)、16…駆動軸、17…ドツグクラツ
チ(第3係合部)、18…可動連結部材、19…
外壁ハウジング、20…第1可動部材、21,2
2…弾性部材、24…第2可動部材、25a…第
1導入口、25b…第2導入口、25c…吐出
口、26c…第1受圧面、26b…第2受圧面、
26d…第3受圧面、27a,27b,27c…
凹部、28…検出部材、29…オイルポンプ、3
0…調圧弁、31…チエツク弁、33…第1チエ
ンジ弁、34…第2チエンジ弁、35…第1ソレ
ノイド弁、36…第2ソレノイド弁、41…電気
制御回路、250a…第1圧力室、250b…第
2圧力室。
伝達系の全体を説明する骨格図である。第2図は
本発明の実施例の詳細な構成を示す断面図であ
り、第3図および第4図は本発明の実施例の作用
態様を示す拡大断面図である。第5図は本発明の
実施例に用いられる油圧制御回路図であり、第6
図は本発明の実施例における走行モード切替えの
概略を説明するフローチヤートである。 10…中央差動装置、11,12…出力軸、1
3…ハブクラツチ(第2係合部)、14…中央差
動装置のケーシング、15…ドツグクラツチ(第
1係合部)、16…駆動軸、17…ドツグクラツ
チ(第3係合部)、18…可動連結部材、19…
外壁ハウジング、20…第1可動部材、21,2
2…弾性部材、24…第2可動部材、25a…第
1導入口、25b…第2導入口、25c…吐出
口、26c…第1受圧面、26b…第2受圧面、
26d…第3受圧面、27a,27b,27c…
凹部、28…検出部材、29…オイルポンプ、3
0…調圧弁、31…チエツク弁、33…第1チエ
ンジ弁、34…第2チエンジ弁、35…第1ソレ
ノイド弁、36…第2ソレノイド弁、41…電気
制御回路、250a…第1圧力室、250b…第
2圧力室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の前輪と後輪の回転差を吸収すべく、
前、後輪の車軸間に配置された中央差動装置の作
動を制御する切替制御装置であつて、 該切替制御装置は、該中央差動装置の一方の出
力軸側に伸長し、該一方の出力軸の外筒を構成す
る部分を有する該中央差動装置用ケーシングを包
囲し、油圧制御用作動油の第1導入口および第2
導入口とその内周面側に該第1導入口および該第
2導入口と各々連通した第1圧力室および第2圧
力室を形成する外壁ハウシングと、 該外壁ハウシングの内周面と軸方向に摺動自在
に保持され、該第1圧力室および該第2圧力室内
の油圧により軸方向で互いに逆方向に圧力を受け
る第1受圧面と該第1受圧面より広い第2受圧面
をもつピストン状の第1可動部材と、 該第1可動部材と軸方向に摺動可能で該第1圧
力室内の油圧により該第1受圧面と同じ方向に圧
力を受け、該第1受圧面と合わせた受圧面積が該
第2受圧面より広い第3受圧面をもち、該第3受
圧面の圧力を該第1可動部材に伝達するとともに
所定位置で該外壁ハウジングに当接して軸方向の
動きが阻止されるピストン状の第2可動部材と、 該第1可動部材に対向配置され、一端が該第1
可動部材に固着された一対の弾性部材と、該一対
の弾性部材間に挾持され、該弾性部材を介して、
該第1可動部材に従動し、該中央差動装置用ケー
シングに設けられた第1係合部、該中央差動装置
の該出力軸に設けられた第2係合部、および該出
力軸と係脱する駆動軸に設けられた第3係合部と
選択的に係脱し得る連結部を備えた可動連結部材
と、 該第1導入口および該第2導入口の各々一方お
よび両方に圧油を選択的に供給し、該第1可動部
材を一端、他端および中間位置に選択的に駆動
し、該第1係合部と該第2係合部、該第2係合部
と該第3係合部および該第1、第2および第3係
合部を選択的に連結させるための油圧制御部とで
構成されたことを特徴とする車両用中央差動装置
の切替制御装置。 2 上記可動連結部材は、その連結部が、該第1
係合部に係脱することにより、該中央差動装置の
ロツクおよびロツク解除を行ない、該連結部が該
第2係合部および該第3係合部と係脱することに
より動力の接続および切断を行なう特許請求の範
囲第1項記載の車両用中央差動装置の切替制御装
置。 3 上記第1可動部材の前記一端、他端および中
間位置は、それぞれ、2輪走行モード、差動4輪
走行モードおよび直結4輪走行モードに対応する
特許請求の範囲第1項記載の車両用中央差動装置
の切替制御装置。 4 上記第1可動部材は、円周上に該可動連結部
材の占める位置に対応して穿設された少なくとも
3個の凹部を有し、一方上記外壁ハウジングには
該凹部に嵌入しうる位置検出部材が設けられた特
許請求の範囲第1項記載の車両用中央差動装置。 5 上記油圧制御部は、オイルポンプ、調圧弁、
チエツク弁、上記外壁ハウジングの該第1導入口
および該第2導入口と導通する第1チエンジ弁お
よび第2チエンジ弁、および第1と第2ソレノイ
ド弁とを具備し、これらの弁の連繋動作により、
該第1導入口および該第2導入口への該作動油の
供給および遮断を選択的に行う油圧制御回路と、
該油圧制御回路を構成する該第1および第2ソレ
ノイドの作動を制御すべく、走行モード切換スイ
ツチ等の操作に応じて電気信号を供給する電気制
御回路とからなる特許請求の範囲第1項記載の車
両用中央差動装置の切替制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7148086A JPS62227822A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 車両用中央差動装置の切替制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7148086A JPS62227822A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 車両用中央差動装置の切替制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227822A JPS62227822A (ja) | 1987-10-06 |
| JPH0123331B2 true JPH0123331B2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=13461840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7148086A Granted JPS62227822A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 車両用中央差動装置の切替制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62227822A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2703555B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1998-01-26 | マツダ株式会社 | 四輪駆動車のトランスファー切替装置 |
| JPH02133237A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-22 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | 四輸駆動車の駆動力断続装置 |
| US7211017B2 (en) | 2002-11-06 | 2007-05-01 | Dana Corporation | Inter-axle differential lock shift mechanism |
| ATE458157T1 (de) * | 2006-05-24 | 2010-03-15 | Jen-Chih Liu | Ausgleichsgetriebesystem mit dreistufigem stellantrieb |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54162334A (en) * | 1978-06-12 | 1979-12-22 | Aisin Seiki Co Ltd | Driving force dividing mechanism for vehicle |
| JPS58171772U (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-16 | 三菱自動車工業株式会社 | 車速感応式パワステアリング装置 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP7148086A patent/JPS62227822A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62227822A (ja) | 1987-10-06 |
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