JPH10295178A - 脱穀機の二番処理制御装置 - Google Patents
脱穀機の二番処理制御装置Info
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Abstract
塵される排塵物が揺動選別棚の一側に片寄って落下し、
全体として適確な選別作用が出来なくなることを防止す
る。 【解決手段】 二番処理室3は、扱胴12を軸架した扱
室13の側部に配置し、揺動選別棚を架設している選別
室1の上方に設けている。そして、二番処理室3は、変
速装置4に連結した二番処理胴2を軸架すると共に、処
理中の穀粒流量を検出する穀粒流量検出手段S1を設け
ている。そして、前記変速装置4は、穀粒流量検出手段
S1から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力され
ると、増速側へ変速する制御信号を出力する制御手段か
らアクチュエ−タM1を介して増速される。
Description
制御装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
脱穀機は、扱室や処理室内を移動する穀粒の流量や排塵
物の流量を検出し、その検出情報に基づいてマイクロコ
ンピュ−タを利用したコントロ−ラからの制御信号によ
り、エンジンの回転制御、車速制御、チャフシ−ブ(選
別間隔)の開度調節制御、唐箕出力(選別風量)の増減
制御等を単独で、或いは、併用して行う構成をとってい
る。
は、センサの検出情報に基づいて、各種の脱穀・選別制
御が行われ、処理中の穀粒流量に応じてチャフシ−ブの
選別間隔を自動的に選択(拡・狭調節)したり、唐箕の
選別風量を自動的に選択(増・減調節)して効果的な選
別を行う構成になっている。そして、脱穀機は、選別室
の上方において、二番処理室を扱室の側部に配置して平
面視で一側に片寄った位置に設けねばならない宿命的構
成から、排塵物が揺動選別棚の一側に片寄って落下する
傾向があり穀粒流量が増加するにつれてその傾向が強く
なる構造上の問題点がある。
から選別室に排塵される排塵物が揺動選別棚の一側に片
寄って落下すると均一な揺動選別作用が期待できず、結
局のところ、全体として適確な選別作用ができないばか
りでなく、折角装備されている各種の脱穀・選別制御
も、その機能を充分に発揮できない課題となっていた。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、選別室1の上方に、二番処理胴2を軸架
した二番処理室3が配置され、該二番処理室3に、処理
中の穀粒流量が検出できる穀粒流量検出手段S 1が備え
られ、前記二番処理胴2は、制御調節用のアクチュエ−
タM1に接続されている変速装置4に連結して設けら
れ、該アクチュエ−タM1は、前記穀粒流量検出手段S1
の検出情報に基づいて制御信号を出力する制御手段5に
接続して設けられ、該制御手段5は、前記穀粒流量検出
手段S1から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力
されたとき、前記アクチュエ−タM1に対して増速側へ
の制御信号が出力される構成とした脱穀機の二番処理制
御装置としている。
づいて具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。コンバインは、クロ−ラからなる走行装置6を有す
る走行車体7上に脱穀機8を搭載し、その前側には刈取
装置9や穀稈搬送装置10からなる刈取前処理装置11
を設けて刈取脱穀作業ができる構成としている。
した扱室13を上側に位置し、その下側には揺動可能に
架設した揺動選別棚14と、更に、その下方には選別方
向の上手側から順に、唐箕15と、一番移送螺旋16
と、二番移送螺旋17とを配置して軸架した選別室1を
設けて構成している。そして、脱穀機8は、扱室13の
背後に沿わせて二番処理室3と排塵処理室18とを設け
ている。そして、二番処理室3は、前記二番移送螺旋1
7で収集して二番揚穀装置19によって揚穀された二番
物を二番処理する二番処理胴2を軸架して構成してい
る。更に、二番処理室3は、供給された二番物を扱室1
3の移送方向とは逆に前方向へ移送しながら再処理して
漏下できるものを順次漏下し、排塵物を終端部に開口し
た排塵口20から選別室1の揺動選別棚14の始端部上
方に放出・落下する構成としている。
結して設け、増減速されて回転処理速度を変速できる構
成としている。そして、穀粒流量検出手段S1(以下
「穀粒センサ−S1」とよぶ)は、上述した排塵口20
の上側位置に設け、前述の二番処理胴2の終端部に設け
た拡散翼21によって周囲に拡散される穀粒量を検出し
て後述する制御手段5に入力する構成としている。
した取入口22を前記扱室13の終端部に連通し、中間
部分には処理物の漏下枠23を張設して設け、終端部の
排塵口24を選別室1に開口して構成している。25は
排塵処理胴を示す。そして、フィ−ドチエン26は、前
記扱室13に沿わせて開口させている扱口27に設け、
前記穀稈搬送装置10の終端部から受け継いだ穀稈の株
元を挾持して搬送する構成としている。
方向上手側から移送棚28、チャフシ−ブ29、ストロ
−ラック30の順に配置して一体的に枠組みし、揺動自
由に支架して設け、前記唐箕15によって起風される選
別風との共同作用により選別室1に漏下してきた被選別
物の選別作用を行うように構成している。31は吸引排
塵装置を示す。
場合、図2及び図3に示すように、側壁の内側面に複数
の排塵調節板32を配列し、下部を枢着して上部を回動
自由に設け、室内に持ち回られている処理中の二番物を
排塵口20の方向へ移送案内したり、逆に、移送作用に
ブレ−キをかけたりして排塵調節が出来る構成としてい
る。すなわち、排塵調節板32は、図3に示すように、
後述する制御手段5から出力される信号に基づいて駆動
制御される排塵制御モ−タ−M2に作動杆34を介して
連結して設け、二番物の移送方向に対して傾斜角度を変
更調節できる構成としている。
胴25とは、図6に示すように、同一軸線上に軸架して
設け、二番処理胴2は、プ−リ35を伝動可能に連結
し、排塵処理胴25は、プ−リ36から伝動軸37を介
して連結して設け、両処理胴2、25がそれぞれ独立し
駆動される構成としている。そして、排塵処理胴25
は、図6に示すように、ベルト38とプ−リ39とによ
って扱胴12と伝動可能に連結して設け、扱胴12と回
転比を同一に保つ構成としている。なお、排塵処理胴2
5は、この実施例の場合、扱胴12の外径より小径であ
り、その扱胴12より周速度が大となる関係に構成して
いる。前述した二番処理胴2は、扱胴12及び排塵処理
胴25の周速度より小を保つ構成としている。
は、図6及び図7に示す実施例の場合、それぞれ別々に
構成して組立工程で一体構成に出来る構造とし、分解組
立てをやさしくしてメンテナンスの容易化を図ってい
る。更に、両処理胴2、25は、図6、図8に示すそれ
ぞれの実施例のように、入力を一方側(前側又は後側)
に統一することも出来、又、前後両側から入力プ−リ4
0、41を軸着して設け、別々に入力する構成(図7参
照)にすることも可能である。そして、伝動機構は、ギ
ヤ42、43を軸着した構成(図8参照)にすればコン
パクトになりメンテナンスをよりやり易くすることが出
来る。
制御手段5(以下「コントロ−ラ5」とよぶ)を説明す
る。コントロ−ラ5は、図1に示すように、入力側に自
動スイッチ44と、穀粒センサS1とを接続し、出力側
にアクチュエ−タM1(以下「変速制御モ−タ−M1」云
う)と排塵制御モ−タ−M2とをそれぞれ接続して構成
している。そして、コントロ−ラ5は、自動スイッチ4
4をON操作すると実行状態となり、予め設定した制御
モ−ド及び入力して記憶させているデ−タ−(基準値)
と穀粒センサS1から入力される検出情報とを比較演算
しながら出力する操作信号により変速制御モ−タ−M1
を変速制御し、排塵制御モ−タ−M2を作動制御する構
成としている。そして、本発明の場合、変速制御モ−タ
−M1は、穀粒センサS1から入力される検出情報が基準
値を越えた穀粒流量に達すると、コントロ−ラ5から増
速側への制御信号が出力される構成とされている。
他に、穀稈センサ、車速センサ、エンジン回転センサ、
油圧変速装置の変速位置を検出するポテンショメ−タ−
からなるセンサ、唐箕回転センサ、チャフ開度センサ等
を接続し、各種の制御装置を装備しているが、実施例に
おいては本発明の説明に必要な構成のみを記載し、他は
省略している。
ず、エンジンを始動して機体の回転各部を駆動しながら
作業の準備をするが、そのとき、自動スイッチ44をO
N操作し、コントロ−ラ5を実行状態に立ち上げて準備
を完了する。そして、走行装置6を駆動しながらコンバ
インを前進すると、圃場の穀稈は、走行車体7の前進に
ともなって、前部の刈取前処理装置11の刈取装置9に
よって刈取られ、穀稈搬送装置10の作用によって上方
に搬送され、フィ−ドチエン26に受け継がれて脱穀機
8に供給される。そして、穀稈は、株元をフィ−ドチエ
ン26に挾持されて搬送されながら穂先部分が扱口27
から扱室13に挿入された状態で供給され、回転してい
る扱胴12により脱穀作用を受ける。このようにして、
脱粒処理されている脱穀物は、回転している扱胴12に
よって扱室13内を持ち回られて、更に、脱粒処理作用
を受けながら選別網から漏下して選別室1の揺動選別棚
14に達し揺動選別作用を受ける。
方向に移送されてチャフシ−ブ29に達し、穀粒等が漏
下して長藁等と選別分離される。このとき、唐箕15
は、伝動されて回転しながら選別風を起風して選別室1
内に吹き込み、上述の被選別物に対して風選作用を行
う。そして、排塵物は、吸引排塵装置31に達するもの
と揺動選別棚14の棚先ストロ−ラック30に達するも
のとに分かれてそれぞれ機外に排塵される。
用と選別風による風選作用との共同作用を受けながら選
別されて、一番物(精粒)、二番物、排塵物とに選別分
離され、一番物は一番移送螺旋16に落下して収集され
て機外に収穫され、二番物は二番移送螺旋17に集めら
れて端部から二番揚穀装置19によって揚穀されて二番
処理室3に還元されて二番処理作用を受け、排塵物は、
吸引排塵装置31によって排塵され、ストロ−ラック3
0に達した藁屑が棚先から機外に排塵される。
して回転している扱胴12により持ち回られている未処
理物は、扱室13の終端部分から取入口22を通過して
排塵処理室18に送り込まれる。このとき、排塵物は、
実施例にあっては排塵処理胴25と扱胴とが連動する構
成(図6参照)にあるから、扱室13から排塵処理室1
8への受け継ぎがきわめて円滑にできる。このようにし
て、排塵処理室18に送り込まれた排塵物は、排塵処理
胴25によって処理作用を受けながら送られ、途中で漏
下できるものが漏下枠23から順次選別室1に漏下さ
れ、排塵口24に達した排塵物が選別室1に落下される
ことになる。
いて、コントロ−ラ5は、二番処理室3に装備している
穀粒センサ−S1から入力される検出情報に基づいて二
番処理制御を行っている。すなわち、コントロ−ラ5
は、穀粒センサ−S1から入力される検出情報を、予
め、マイクロコンピュ−タ−に記憶させている基準値と
比較演算しながら変速制御モ−タ−M1に制御信号を出
力して変速制御を行っている。そして、コントロ−ラ5
は、二番処理室3内に二番揚穀装置19から供給される
二番物の量が増加して、拡散翼21によって跳ね上げら
れる穀粒流量が増えて穀粒センサ−S1から入力された
検出情報による数値が基準値を越えてくると、変速制御
モ−タ−M1に増速の制御信号を出力する。したがっ
て、変速装置4は、変速制御モ−タ−M1から増速側に
変速操作されて二番処理胴2を増速回転側に変速する。
れると処理能力が増大するから、二番処理室3内を持ち
回られている二番物に作用して効率的に処理し、特に、
枝梗付着粒を適確に脱粒しながら再処理を行う。そし
て、拡散翼21は、二番処理胴2の終端部分、排塵口2
0の上側において、高速回転しながら排塵物を広範囲に
拡散して選別室1に放出する。したがって、排塵物は、
揺動選別棚14の移送棚28上面に片寄ることなく均等
に拡散されて落下し、事後の選別作用が効果的に行われ
ることになる。
粒流量が増えて穀粒センサ−S1から入力された検出情
報による数値が基準値を越えてくると、コントロ−ラ5
から出力される信号により排塵制御モ−タ−M2を介し
て排塵制御が行われる。すなわち、排塵調節板32は、
排塵制御モ−タ−M2から作動杆34を介して傾斜方向
(角度)が自動調節され排塵移送を助長する側に傾斜し
て排塵物の送りを良くすることになる。また、排塵調節
板32は、穀粒流量が基準値に比較して少量になると排
塵の移送にブレ−キをかける傾斜方向(角度)に制御さ
れる。このように、排塵調節板32は、二番処理室3内
の二番物の量に応じて排塵調節を自動的に行い効果的な
二番処理作用ができる。
粒流量に応じ二番処理胴の回転を制御して実状にあわせ
た二番処理作用を行うものでありながら、多量のときに
は選別室1に落下する排塵物を広い範囲に拡散して揺動
選別板14上の片寄りをなく適確な選別を行うことが出
来るものである。なお、二番処理胴2と排塵処理胴25
は、実施例(図6乃至図8参照)に示すように構成する
ことにより、伝動機構の簡略化が図れて低コストとな
り、着脱が容易となってメンテナンスの向上が出来る実
用的な効果を奏することができる。
の上方に、二番処理胴2を軸架した二番処理室3が配置
され、該二番処理室3に、処理中の穀粒流量が検出でき
る穀粒流量検出手段S1が備えられ、前記二番処理胴2
は、制御調節用のアクチュエ−タM1に接続されている
変速装置4に連結して設けられ、該アクチュエ−タM1
は、前記穀粒流量検出手段S1の検出情報に基づいて制
御信号を出力する制御手段5に接続して設けられ、該制
御手段5は、前記穀粒流量検出手段S1から基準値を越
えた穀粒流量の検出情報が入力されたとき、前記アクチ
ュエ−タM1に対して増速側への制御信号が出力される
構成としたものであるから、二番処理室は、穀粒流量の
増加にともなって二番処理胴の回転速度が増速されて処
理能力が大となり、多量の二番物を適確に脱粒処理でき
るものでありながら、増速に伴って排塵物を広範囲に拡
散しながら選別室の揺動選別棚上に均平に落下供給して
適確な揺動選別作用を行うことが出来る効果を有するも
のである。
ク図である。
断面図である。
図である。
る。
る。
二番処理室 4 変速装置 5 制御手段 M1 アクチュエ−タ S1 穀粒流量検出手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 選別室1の上方に、二番処理胴2を軸架
した二番処理室3が配置され、該二番処理室3に、処理
中の穀粒流量が検出できる穀粒流量検出手段S1が備え
られ、前記二番処理胴2は、制御調節用のアクチュエ−
タM1に接続されている変速装置4に連結して設けら
れ、該アクチュエ−タM1は、前記穀粒流量検出手段S1
の検出情報に基づいて制御信号を出力する制御手段5に
接続して設けられ、該制御手段5は、前記穀粒流量検出
手段S1から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力
されたとき、前記アクチュエ−タM1に対して増速側へ
の制御信号が出力される構成とした脱穀機の二番処理制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10435997A JP3713885B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 脱穀機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10435997A JP3713885B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 脱穀機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295178A true JPH10295178A (ja) | 1998-11-10 |
| JP3713885B2 JP3713885B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=14378656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10435997A Expired - Fee Related JP3713885B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 脱穀機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3713885B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117501999A (zh) * | 2023-11-08 | 2024-02-06 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种破损在线检测的蓖麻清杂脱壳试验装置及方法 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10435997A patent/JP3713885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117501999A (zh) * | 2023-11-08 | 2024-02-06 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种破损在线检测的蓖麻清杂脱壳试验装置及方法 |
| CN117501999B (zh) * | 2023-11-08 | 2025-09-05 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种破损在线检测的蓖麻清杂脱壳试验装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3713885B2 (ja) | 2005-11-09 |
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