JPH1029558A - 車両のサイドルーフレール構造 - Google Patents
車両のサイドルーフレール構造Info
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- JPH1029558A JPH1029558A JP18625996A JP18625996A JPH1029558A JP H1029558 A JPH1029558 A JP H1029558A JP 18625996 A JP18625996 A JP 18625996A JP 18625996 A JP18625996 A JP 18625996A JP H1029558 A JPH1029558 A JP H1029558A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ルーフトリムの安定感を向上させることがで
きる車両のサイドルーフレール構造を提供する。 【解決手段】 レールインナ2の車室内R側に、ルーフ
トリムに近接する頂面9と、頂面9の両端からレールイ
ンナ2側へ曲折形成された側面10、11と、側面1
0、11の端部に形成されてレールインナ2に接合され
るフランジ12、13とから成る断面概略ハット形のブ
ラケット8を設けると共に、該ブラケット8の側面1
0、11に複数の切欠部14を前後方向に沿って形成し
たものである。ブラケット8の頂面9がルーフトリムに
近接しているため、ルーフトリムを車室内R側から押し
ても動かず安定感が良い。
きる車両のサイドルーフレール構造を提供する。 【解決手段】 レールインナ2の車室内R側に、ルーフ
トリムに近接する頂面9と、頂面9の両端からレールイ
ンナ2側へ曲折形成された側面10、11と、側面1
0、11の端部に形成されてレールインナ2に接合され
るフランジ12、13とから成る断面概略ハット形のブ
ラケット8を設けると共に、該ブラケット8の側面1
0、11に複数の切欠部14を前後方向に沿って形成し
たものである。ブラケット8の頂面9がルーフトリムに
近接しているため、ルーフトリムを車室内R側から押し
ても動かず安定感が良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のサイドルー
フレール構造に関する。
フレール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のルーフパネルの左右両側には前後
方向骨格部材としてのサイドルーフレールがそれぞれ配
されている。このサイドルーフレールはレールインナと
レールアウタとを接合して形成した閉断面構造となって
いる。そして、このサイドルーフレールの車室内側に
は、該サイドルーフレールを覆い隠すためのルーフトリ
ムが所定間隔を介して配されている。サイドルーフレー
ルとルーフトリムとの間にこのような間隔を設けたの
は、ルーフトリムに車室内側から応力が加わった場合
に、ルーフトリムがサイドルーフレール側へ移動して、
そのエネルギーを吸収するためである(類似技術とし
て、特開平6−211161号公報参照)。
方向骨格部材としてのサイドルーフレールがそれぞれ配
されている。このサイドルーフレールはレールインナと
レールアウタとを接合して形成した閉断面構造となって
いる。そして、このサイドルーフレールの車室内側に
は、該サイドルーフレールを覆い隠すためのルーフトリ
ムが所定間隔を介して配されている。サイドルーフレー
ルとルーフトリムとの間にこのような間隔を設けたの
は、ルーフトリムに車室内側から応力が加わった場合
に、ルーフトリムがサイドルーフレール側へ移動して、
そのエネルギーを吸収するためである(類似技術とし
て、特開平6−211161号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ルーフトリムとサイドルー
フレールとの間に所定間隔が設けられているため、乗員
が乗り降りする際に、手でルーフトリムを押してしまっ
たような場合に、このルーフトリムがサイドルーフレー
ル側へ動いてしまい安定感がない。
うな従来の技術にあっては、ルーフトリムとサイドルー
フレールとの間に所定間隔が設けられているため、乗員
が乗り降りする際に、手でルーフトリムを押してしまっ
たような場合に、このルーフトリムがサイドルーフレー
ル側へ動いてしまい安定感がない。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、ルーフトリムの安定感を向上さ
せることができる車両のサイドルーフレール構造を提供
するものである。
てなされたものであり、ルーフトリムの安定感を向上さ
せることができる車両のサイドルーフレール構造を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ルーフパネルの左右両側にレールインナとレールアウタ
とで閉断面に形成されたサイドルーフレールを前後方向
に沿って配し、該サイドルーフレールを覆い隠すための
ルーフトリムがレールインナの車室内側に所定間隔を介
して配されている車両のサイドルーフレール構造におい
て、前記レールインナの車室内側に、ルーフトリムに近
接する頂面と、頂面の両端からレールインナ側へ曲折形
成された側面と、側面の端部に形成されてレールインナ
に接合されるフランジとから成る断面概略ハット形のブ
ラケットを設けると共に、該ブラケットの側面に複数の
切欠部を前後方向に沿って形成したものである。
ルーフパネルの左右両側にレールインナとレールアウタ
とで閉断面に形成されたサイドルーフレールを前後方向
に沿って配し、該サイドルーフレールを覆い隠すための
ルーフトリムがレールインナの車室内側に所定間隔を介
して配されている車両のサイドルーフレール構造におい
て、前記レールインナの車室内側に、ルーフトリムに近
接する頂面と、頂面の両端からレールインナ側へ曲折形
成された側面と、側面の端部に形成されてレールインナ
に接合されるフランジとから成る断面概略ハット形のブ
ラケットを設けると共に、該ブラケットの側面に複数の
切欠部を前後方向に沿って形成したものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、レールイン
ナの車室内側に設けたブラケットの頂面がルーフトリム
に近接しているため、ルーフトリムを車室内側から押し
ても動かず安定感が良い。また、このようなブラケット
を設けたものでありながら、そのブラケットの側面には
切欠部が設けられているため、ルーフトリムに対して車
室内側から応力が加わるような場合には、ブラケットの
側面が容易に座屈変形して、応力のエネルギーを十分に
吸収することができる。しかも、このような構造によれ
ば、切欠部の量を調整することによりブラケットの変形
モードを容易にコントロールすることができる。
ナの車室内側に設けたブラケットの頂面がルーフトリム
に近接しているため、ルーフトリムを車室内側から押し
ても動かず安定感が良い。また、このようなブラケット
を設けたものでありながら、そのブラケットの側面には
切欠部が設けられているため、ルーフトリムに対して車
室内側から応力が加わるような場合には、ブラケットの
側面が容易に座屈変形して、応力のエネルギーを十分に
吸収することができる。しかも、このような構造によれ
ば、切欠部の量を調整することによりブラケットの変形
モードを容易にコントロールすることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、切欠部がフランジ
も一緒に切欠いた形状である。
も一緒に切欠いた形状である。
【0008】請求項2記載の発明によれば、切欠部がフ
ランジも一緒に切欠いた形状であるため、切欠部の形成
が容易である。
ランジも一緒に切欠いた形状であるため、切欠部の形成
が容易である。
【0009】請求項3記載の発明は、ブラケットの頂面
にレールインナ側へ向けた切起部を前後方向に沿って複
数形成したものである。
にレールインナ側へ向けた切起部を前後方向に沿って複
数形成したものである。
【0010】請求項3記載の発明によれば、ブラケット
の頂面に切起部を形成したため、ブラケットの側面が座
屈変形する際の初期反力を高めて、より効率的なエネル
ギー吸収を行うことができる。
の頂面に切起部を形成したため、ブラケットの側面が座
屈変形する際の初期反力を高めて、より効率的なエネル
ギー吸収を行うことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、切起部の折れ線に
三角ビードを設けたものである。
三角ビードを設けたものである。
【0012】請求項4記載の発明によれば、切起部の折
れ線に三角ビードを設けたため、切起部の剛性が向上
し、前記初期反力を高めることができる。
れ線に三角ビードを設けたため、切起部の剛性が向上
し、前記初期反力を高めることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、切起部の折れ線の
両側に切込部を形成したものである。
両側に切込部を形成したものである。
【0014】請求項5記載の発明によれば、切起部の折
れ線の両側に切込部を形成したため、ブラケットの頂面
が三次元的に変化する面形状であっても、切起部を単な
る曲げ加工で形成することができる。
れ線の両側に切込部を形成したため、ブラケットの頂面
が三次元的に変化する面形状であっても、切起部を単な
る曲げ加工で形成することができる。
【0015】請求項6記載の発明は、ブラケットの頂面
と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が上側の
角度よりも小さく設定されている。
と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が上側の
角度よりも小さく設定されている。
【0016】請求項6記載の発明によれば、ブラケット
の頂面と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が
上側の角度よりも小さく設定されているため、頂面に対
して略直角に応力が加わるような場合に、ブラケットは
下側へ倒れるように変形し、応力のエネルギーを更に確
実に吸収できるようになる。
の頂面と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が
上側の角度よりも小さく設定されているため、頂面に対
して略直角に応力が加わるような場合に、ブラケットは
下側へ倒れるように変形し、応力のエネルギーを更に確
実に吸収できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図4に基づいて説明する。自動車の車室内Rの
左右上方部位には、前後方向骨格部材としてのサイドル
ーフレール1が各々配されている。このサイドルーフレ
ール1はレールインナ2とレールアウタ3とを接合した
閉断面構造をしている。レールアウタ3にはドリップ部
材4を介してルーフパネル5の両端部が取付けられてい
る。
を図1〜図4に基づいて説明する。自動車の車室内Rの
左右上方部位には、前後方向骨格部材としてのサイドル
ーフレール1が各々配されている。このサイドルーフレ
ール1はレールインナ2とレールアウタ3とを接合した
閉断面構造をしている。レールアウタ3にはドリップ部
材4を介してルーフパネル5の両端部が取付けられてい
る。
【0018】このサイドルーフレール1の車室内R側に
は、該サイドルーフレール1を覆い隠すためのルーフト
リム6が所定間隔D(図2参照)を介して配されてい
る。ルーフトリム6は図示せぬクリップ手段によりサイ
ドルーフレール1に取付けられている。このルーフトリ
ム6の端末はサイドルーフレール1の下方の接合フラン
ジに設けられたウエザストリップ7にて支持されてい
る。
は、該サイドルーフレール1を覆い隠すためのルーフト
リム6が所定間隔D(図2参照)を介して配されてい
る。ルーフトリム6は図示せぬクリップ手段によりサイ
ドルーフレール1に取付けられている。このルーフトリ
ム6の端末はサイドルーフレール1の下方の接合フラン
ジに設けられたウエザストリップ7にて支持されてい
る。
【0019】そして、サイドルーフレール1におけるレ
ールインナ2には断面概略ハット形のブラケット8が前
後方向に沿って取付けられている。このブラケット8
は、ルーフトリム6に近接する頂面9と、頂面9の両端
からレールインナ2側へ曲折形成された側面10、11
と、側面10、11の端部に形成されてレールインナ2
に接合されるフランジ12、13とから成っている。
ールインナ2には断面概略ハット形のブラケット8が前
後方向に沿って取付けられている。このブラケット8
は、ルーフトリム6に近接する頂面9と、頂面9の両端
からレールインナ2側へ曲折形成された側面10、11
と、側面10、11の端部に形成されてレールインナ2
に接合されるフランジ12、13とから成っている。
【0020】また、このブラケット8の側面10、11
には、該側面10、11の途中部分からフランジ12、
13にかけて切欠いた形状の切欠部14が前後方向に沿
って複数形成されている。この切欠部14はフランジ1
2、13も一緒に切欠いた形状のため、側面10、11
だけに形成する場合に比べて、該切欠部14の形成が容
易である。
には、該側面10、11の途中部分からフランジ12、
13にかけて切欠いた形状の切欠部14が前後方向に沿
って複数形成されている。この切欠部14はフランジ1
2、13も一緒に切欠いた形状のため、側面10、11
だけに形成する場合に比べて、該切欠部14の形成が容
易である。
【0021】更に、このブラケット8の頂面9にはレー
ルインナ2側へ向けた切起部15が曲折形成されてい
る。この切起部15はブラケット8の前後方向に沿って
複数形成されており、その先端はレールインナ2に近接
した状態となっている。
ルインナ2側へ向けた切起部15が曲折形成されてい
る。この切起部15はブラケット8の前後方向に沿って
複数形成されており、その先端はレールインナ2に近接
した状態となっている。
【0022】この切起部15の折れ線15a部分(図4
参照)には中央に三角ビード16が形成されており、該
切起部15の剛性を高めている。この切起部15の折れ
線15aの両側には切込部17が形成されている。この
切込部17の存在により、切起部15は単なる曲げ加工
で形成することができる。すなわち、ブラケット8の頂
面9はサイドルーフレール1の形状に応じて三次元的に
変化する微妙な面形状を呈しているが、切起部15の始
点となる折れ線15a部分の両側に切込部17が形成さ
れているため、この切込部17が「緩衝」となって頂面
9の面形状の影響を受けずに切起部15を単なる曲げ加
工だけで形成することができる。
参照)には中央に三角ビード16が形成されており、該
切起部15の剛性を高めている。この切起部15の折れ
線15aの両側には切込部17が形成されている。この
切込部17の存在により、切起部15は単なる曲げ加工
で形成することができる。すなわち、ブラケット8の頂
面9はサイドルーフレール1の形状に応じて三次元的に
変化する微妙な面形状を呈しているが、切起部15の始
点となる折れ線15a部分の両側に切込部17が形成さ
れているため、この切込部17が「緩衝」となって頂面
9の面形状の影響を受けずに切起部15を単なる曲げ加
工だけで形成することができる。
【0023】そして、このブラケット8における頂面9
と各側面10、11とのなす角度α、βのうち、下側の
角度βの方が上側の角度αよりも小さく設定されている
(図4参照)。
と各側面10、11とのなす角度α、βのうち、下側の
角度βの方が上側の角度αよりも小さく設定されている
(図4参照)。
【0024】この実施形態によれば、前述のように、ブ
ラケット8の頂面9がルーフトリム6に近接しており、
乗り降りの際に乗員の手によりルーフトリム6が押され
ても、ルーフトリム6がブラケット8により支持された
状態となるため安定感が良い。
ラケット8の頂面9がルーフトリム6に近接しており、
乗り降りの際に乗員の手によりルーフトリム6が押され
ても、ルーフトリム6がブラケット8により支持された
状態となるため安定感が良い。
【0025】次に、ルーフトリム6に応力エネルギーF
が加わった場合の作用を説明する。応力がルーフトリム
6に作用すると、その応力エネルギーFは直ちにブラケ
ット8の頂面9に伝達される。頂面9に応力エネルギー
Fが加わると、その応力エネルギーFが側面10、11
に加わる。側面10、11には複数の切欠部14が形成
されているため、応力エネルギーFを受けることにより
座屈変形する。従って、側面10、11の座屈変形に伴
って頂面9及びルーフトリム6がサイドルーフレール1
側へ移動し、その間に応力エネルギーFを十分に吸収す
ることができる。
が加わった場合の作用を説明する。応力がルーフトリム
6に作用すると、その応力エネルギーFは直ちにブラケ
ット8の頂面9に伝達される。頂面9に応力エネルギー
Fが加わると、その応力エネルギーFが側面10、11
に加わる。側面10、11には複数の切欠部14が形成
されているため、応力エネルギーFを受けることにより
座屈変形する。従って、側面10、11の座屈変形に伴
って頂面9及びルーフトリム6がサイドルーフレール1
側へ移動し、その間に応力エネルギーFを十分に吸収す
ることができる。
【0026】側面10、11の変形モードは、切欠部1
4の量(切欠部14の大きさや、隣接する切欠部14同
士の間隔)を調整することにより容易にコントロールす
ることができる。従って、この実施形態の場合は、この
ブラケット8の形状(断面サイズ・板厚など)におい
て、応力エネルギーを吸収するのに最適な切欠部14の
量が設定されている。
4の量(切欠部14の大きさや、隣接する切欠部14同
士の間隔)を調整することにより容易にコントロールす
ることができる。従って、この実施形態の場合は、この
ブラケット8の形状(断面サイズ・板厚など)におい
て、応力エネルギーを吸収するのに最適な切欠部14の
量が設定されている。
【0027】また、ブラケット8の頂面9には切起部1
5が形成されるため、この切起部15がレールインナ2
に当たって折れ変形することにより、側面10、11が
座屈変形する際の初期反力が高まり、応力エネルギーF
をより効率的に吸収することができる。特に、この切起
部15の折れ線15aに三角ビード16を形成し、切起
部15自体の剛性を高めているため、前記初期反力を十
分に高めることができる。
5が形成されるため、この切起部15がレールインナ2
に当たって折れ変形することにより、側面10、11が
座屈変形する際の初期反力が高まり、応力エネルギーF
をより効率的に吸収することができる。特に、この切起
部15の折れ線15aに三角ビード16を形成し、切起
部15自体の剛性を高めているため、前記初期反力を十
分に高めることができる。
【0028】更に、ブラケット8の上下の角度α、βの
うち、下側の角度βの方が上側αの角度よりも小さいた
め、頂面9に対して略直角に応力エネルギーFが加わっ
た場合には、ブラケット8は下側へ倒れるように変形し
(図3中、矢印方向)、応力エネルギーFを更に確実に
吸収できるようになる。
うち、下側の角度βの方が上側αの角度よりも小さいた
め、頂面9に対して略直角に応力エネルギーFが加わっ
た場合には、ブラケット8は下側へ倒れるように変形し
(図3中、矢印方向)、応力エネルギーFを更に確実に
吸収できるようになる。
【0029】尚、以上の実施形態では、ブラケット8の
側面10、11からフランジ12、13にかけて切欠部
14を形成する例を示したが、側面10、11だけに楕
円状、円形状、長方形状、菱形状その他の形状の「切欠
部」を複数形成しても良い。要は、ブラケット8の側面
10、11の座屈変形を誘起できる形状の「切欠部」が
形成してあれば良い。
側面10、11からフランジ12、13にかけて切欠部
14を形成する例を示したが、側面10、11だけに楕
円状、円形状、長方形状、菱形状その他の形状の「切欠
部」を複数形成しても良い。要は、ブラケット8の側面
10、11の座屈変形を誘起できる形状の「切欠部」が
形成してあれば良い。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レールイ
ンナの車室内側に設けたブラケットの頂面がルーフトリ
ムに近接しているため、ルーフトリムを車室内側から押
しても動かず安定感が良い。また、このようなブラケッ
トを設けたものでありながら、そのブラケットの側面に
は切欠部が設けられているため、ルーフトリムに対して
車室内側から応力が作用したような場合には、ブラケッ
トの側面が容易に座屈変形して、応力エネルギーを十分
に吸収することができる。しかも、このような構造によ
れば、切欠部の量を調整することによりブラケットの変
形モードを容易にコントロールすることができる。
ンナの車室内側に設けたブラケットの頂面がルーフトリ
ムに近接しているため、ルーフトリムを車室内側から押
しても動かず安定感が良い。また、このようなブラケッ
トを設けたものでありながら、そのブラケットの側面に
は切欠部が設けられているため、ルーフトリムに対して
車室内側から応力が作用したような場合には、ブラケッ
トの側面が容易に座屈変形して、応力エネルギーを十分
に吸収することができる。しかも、このような構造によ
れば、切欠部の量を調整することによりブラケットの変
形モードを容易にコントロールすることができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、切欠部がフ
ランジも一緒に切欠いた形状であるため、切欠部の形成
が容易である。
ランジも一緒に切欠いた形状であるため、切欠部の形成
が容易である。
【0032】請求項3記載の発明によれば、ブラケット
の頂面に切起部を形成したため、ブラケットの側面が座
屈変形する際の初期反力を高めて、より効率的なエネル
ギー吸収を行うことができる。
の頂面に切起部を形成したため、ブラケットの側面が座
屈変形する際の初期反力を高めて、より効率的なエネル
ギー吸収を行うことができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、切起部の折
れ線に三角ビードを設けたため、切起部の剛性が向上
し、前記初期反力を高めることができる。
れ線に三角ビードを設けたため、切起部の剛性が向上
し、前記初期反力を高めることができる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、切起部の折
れ線の両側に切込部を形成したため、ブラケットの頂面
が三次元的に変化する面形状であっても、切起部を単な
る曲げ加工で形成することができる。
れ線の両側に切込部を形成したため、ブラケットの頂面
が三次元的に変化する面形状であっても、切起部を単な
る曲げ加工で形成することができる。
【0035】請求項6記載の発明によれば、ブラケット
の頂面と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が
上側の角度よりも小さく設定されているため、頂面に対
して略直角に応力が作用した場合に、ブラケットは下側
へ倒れるように変形し、応力エネルギーを更に確実に吸
収できるようになる。
の頂面と各側面とのなす角度のうち、下側の角度の方が
上側の角度よりも小さく設定されているため、頂面に対
して略直角に応力が作用した場合に、ブラケットは下側
へ倒れるように変形し、応力エネルギーを更に確実に吸
収できるようになる。
【図1】この発明の一実施形態を示す車室内斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】切欠部の部分を断面した図2相当の断面図。
【図4】ブラケットを示す拡大斜視図。
1 サイドルーフレール 2 レールインナ 3 レールアウタ 5 ルーフパネル 6 ルーフトリム 8 ブラケット 9 頂面 10、11 側面 12、13 フランジ 14 切欠部 15 切起部 15a 折れ線 16 三角ビード 17 切込部 R 車室内 D 所定間隔 α、β 角度 F 応力エネルギー
Claims (6)
- 【請求項1】 ルーフパネルの左右両側にレールインナ
とレールアウタとで閉断面に形成されたサイドルーフレ
ールを前後方向に沿って配し、該サイドルーフレールを
覆い隠すためのルーフトリムがレールインナの車室内側
に所定間隔を介して配されている車両のサイドルーフレ
ール構造において、 前記レールインナの車室内側に、ルーフトリムに近接す
る頂面と、頂面の両端からレールインナ側へ曲折形成さ
れた側面と、側面の端部に形成されてレールインナに接
合されるフランジとから成る断面概略ハット形のブラケ
ットを設けると共に、該ブラケットの側面に複数の切欠
部を前後方向に沿って形成したことを特徴とする車両の
サイドルーフレール構造。 - 【請求項2】 切欠部がフランジも一緒に切欠いた形状
である請求項1記載の車両のサイドルーフレール構造。 - 【請求項3】 ブラケットの頂面にレールインナ側へ向
けた切起部を前後方向に沿って複数形成した請求項1又
は請求項2記載の車両のサイドルーフレール構造。 - 【請求項4】 切起部の折れ線に三角ビードを設けた請
求項3記載の車両のサイドルーフレール構造。 - 【請求項5】 切起部の折れ線の両側に切込部を形成し
た請求項3又は請求項4記載の車両のサイドルーフレー
ル構造。 - 【請求項6】 ブラケットの頂面と各側面とのなす角度
のうち、下側の角度の方が上側の角度よりも小さく設定
されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両の
サイドルーフレール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18625996A JPH1029558A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 車両のサイドルーフレール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18625996A JPH1029558A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 車両のサイドルーフレール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029558A true JPH1029558A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16185154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18625996A Pending JPH1029558A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 車両のサイドルーフレール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029558A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000053025A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-22 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のサイドルーフレール構造 |
| EP2333094A1 (en) | 2005-02-08 | 2011-06-15 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | Production of polyunsaturated fatty acids using novel cell treatment method |
| CN107309360A (zh) * | 2017-07-07 | 2017-11-03 | 宁波港瑞汽车零部件有限公司 | 一种汽车天窗导轨加工工艺 |
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1996
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