JPH10297920A - ヒドロキシ錫酸塩の製造方法及び難燃剤 - Google Patents
ヒドロキシ錫酸塩の製造方法及び難燃剤Info
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- JPH10297920A JPH10297920A JP12010497A JP12010497A JPH10297920A JP H10297920 A JPH10297920 A JP H10297920A JP 12010497 A JP12010497 A JP 12010497A JP 12010497 A JP12010497 A JP 12010497A JP H10297920 A JPH10297920 A JP H10297920A
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Abstract
熱安定性に優れたヒドロキシ錫酸塩及びその製造方法を
提供する。さらに、樹脂への配合分散が容易で、樹脂の
熱安定性や難燃性にも優れているヒドロキシ錫酸塩系の
難燃剤を提供する。 【解決手段】 周期律表第二族金属の酸化物乃至水酸化
物と第一酸化錫とを、アルカリ、水及び酸素の存在下に
湿式ミリングすることによりヒドロキシ錫酸塩を提供す
る。
Description
及びその製造方法とその用途に関するもので、より詳細
には、粒径が微細であって難燃性に優れ、樹脂への配合
性や加工時の安定性にも優れているヒドロキシ錫酸塩の
製造方法に関する。本発明は更に、上記ヒドロキシ錫酸
塩から成る難燃剤にも関する。
に張り巡らされたケーブルの火災の大きな社会的混乱を
防止するため、又家電装置や産業機械装置やコンピュー
タ等に用いる電気配線用被覆樹脂類及び建築資材として
の内外装用有機合成樹脂類には難燃性の付与が要求され
ている。塩素含有重合体は、熱可塑性樹脂のうちでも比
較的燃えにくいものの一つであるが、一度樹脂成形物に
炎が付くと、容易に自熱するという点で未だ十分に満足
されるものてはない。
種々の無機化合物乃至有機化合物を難燃剤として配合す
ることが行われている。これらの難燃剤のうちでも、三
酸化アンチモンは難燃性に優れたものであるが、一旦燃
焼し始めると多量の発煙を生じるという問題がある。
焼させた後に、電気絶縁性のある固着性燃焼残渣を残す
ことが知られており、またホウ酸亜鉛や錫酸亜鉛或いは
ヒドロキシ錫酸亜鉛は、発煙が少ないという利点を与え
る。
キシ錫(IV)酸亜鉛とも呼ばれ、下記式 ZnSn(OH)6 ・・・(3) で表される化学組成を有するものであり、このものを加
熱脱水させることにより式 ZnSnO3 ・・・(4) の錫酸亜鉛が得られる。従来、ヒドロキシ錫酸塩の合成
についても種々の方法が知られている。
価金属のアルコキシドと錫アルコキシドを混合して反応
させる工程と、この反応生成物を加水分解して含水錫酸
塩を得る工程とを含む錫酸塩の製造方法が記されてい
る。
イオンと亜鉛イオンを含む酸性水溶液とアルカリ金属水
酸化物水溶液とを混合し、混合溶液の最終pH9以上
で、ヒドロキシ錫酸亜鉛沈殿を生成させ、該沈殿を濾別
し乾燥させることを特徴とするヒドロキシ錫酸亜鉛粉末
の製造方法が記載されている。
イオンと亜鉛イオンを含む酸性水溶液と炭酸アンモニウ
ムまたは炭酸水素アンモニウム水溶液とを混合し、水溶
液中で直接に無定形錫酸亜鉛を生成させ、該沈殿を濾別
し乾燥させることを特徴とする高純度無定形錫酸亜鉛粉
末の製造方法が記載されている。
錫酸塩を製造する方法であって、その方法が、固体の金
属酸化物、金属水酸化物または金属炭酸塩を錫酸塩水溶
液と混合し、且つ沈殿した金属錫酸塩を回収し、その固
体の金属酸化物、金属水酸化物または金属炭酸塩を、化
学量論的に錫の量を殆ど超えない量で加えることを特徴
とする製造方法が記載されている。
製造法で製造されるヒドロキシ錫酸塩は、一般に粒径が
数μmとかなり大きいと共に粒度分布も広く、樹脂中へ
の分散性の点でも、難燃性の点でも未だ改善の余地があ
る。即ち、ヒドロキシ錫酸塩やその脱水生成物である錫
酸塩の難燃作用は、それらの粒子表面を通して発現され
るものであるから、これらの粒径が小さいことが難燃作
用の点で有利であり、また粒径が微細であれば、樹脂と
の接触も一層微細且つ均一となるので、この点でも効果
の増大が期待される。
錫酸塩は、純度或いは熱安定性の点でも未だ改善の余地
がある。即ち、ヒドロキシ錫酸塩の脱水吸熱ピークは、
およそ250℃に現れるが、公知のヒドロキシ錫酸塩は
このピーク温度よりもかなり低い温度から重量減少を生
じることが分かった。この重量減少を生じる温度範囲
は、樹脂への配合温度や配合樹脂の成形加工温度と完全
に重複しており、このため、配合樹脂組成物の発泡等の
トラブルを発生しやすい。
ロンのサイズにあり、しかも熱安定性に優れたヒドロキ
シ錫酸塩及びその製造方法を提供するにある。
複分解塩の生成や、これによる汚染がなく、純度に優れ
ていると共に、その製造も容易であるヒドロキシ錫酸塩
の製造方法を提供するにある。
散が容易で、しかも樹脂の熱安定性や難燃性にも優れて
いるヒドロキシ錫酸塩系の難燃剤を提供するにある。
表第二族金属の酸化物乃至水酸化物と第一酸化錫とを、
アルカリ、水及び酸素の存在下に湿式ミリングすること
を特徴とするヒドロキシ錫酸塩の製造方法が提供され
る。
れる化学組成を有し、体積基準メジアン径(D50)が
0.3乃至1.5μmの範囲にあり、且つ熱重量分析に
おいて温度200℃迄の重量減少率が2.0重量%以下
であることを特徴とするヒドロキシ錫酸塩が提供され
る。
れる化学組成を有し、体積基準メジアン径(D50)が
0.3乃至1.5μmの範囲にあり、且つ熱重量分析に
おいて温度200℃迄の重量減少率が2.0重量%以下
であることを特徴とする難燃剤が提供される。
化物乃至水酸化物と第一酸化錫とを、アルカリ、水及び
酸素の存在下に湿式ミリングすると、粒径がサブミクロ
ンでしかも熱安定性に優れたヒドロキシ錫酸塩が生成す
るという新規知見に基づくものである。
れる。 MSn(OH)6の素反応過程 酸化第一錫の還元 錫酸ナトリウムの生成 SnO2+2NaOH+2H2O → Na2Sn(OH)6 ・・・(8) M(OH)2 錫酸塩の生成、NaOHの再生 Na2Sn(OH)6+M(OH)2 → MSn(OH)6+2NaOH ・・・(1 0) (7)+(8)+(9)+(10) この反応は、第一酸化錫の酸素による4価錫への酸化
と、4価錫成分と周期律表第二族金属または鉛(M)成
分との複合水酸化物への水和とが同時に進行する、即ち
一段反応であるという点で画期的なものである。
に消費される成分であるが、反応系中に存在させるアル
カリは、反応を円滑に進行させるために不可欠のもので
はあるが、それ自体消費されない触媒成分である。本発
明の方法においては、湿式ミリングも不可欠のものであ
り、これを行わないと、やはり円滑に反応が進行しな
い。本発明の反応では、湿式ミリングによるメカノケミ
カル的な作用とアルカリによる触媒的作用とにより、高
収率でしかも高純度のサブミクロンヒドロキシ錫酸塩粒
子が生成するものである。また、反応式から、副生塩を
一切含有しないという特徴も明らかとなる。
クロン粒子であり、レーザ回折法で求めた体積基準メジ
アン径(D50)が0.3乃至1.5μm、特に0.4乃
至1.5μmの範囲にあるという特徴を有する。本発明
によるヒドロキシ錫酸亜鉛の粒度分布曲線を図1に、本
発明によるヒドロキシ錫酸カルシウムの粒度分布曲線を
図2に、また市販のヒドロキシ錫酸亜鉛の粒度分布曲線
を図3に示す。
ロキシ錫酸塩は、粒度の微細さにおいて、従来のヒドロ
キシ錫酸塩に比して優れているばかりではなく、粒径の
均斉度においても、従来のものに比して優れていること
が分かる。また、小粒径側からの累積分布において、体
積25%の粒径をD25及び体積75%の粒径をD75
とすると、粒径の均斉度はD25/D75の比で評価で
きるが、従来のものは、この均斉度が0.16(図3)
であるの対して、本発明によるものは、例えば亜鉛塩で
0.26(図1)及びカルシウム塩で0.49(図2)
であった。このことにより粒径の均斉度においても優れ
ていることが証明された。
微細でありながら、しかも結晶がよく発達しているとい
う予想外の事実がある。本発明によるヒドロキシ錫酸亜
鉛(図1のもの)のX線回折像を図4に、本発明による
ヒドロキシ錫酸カルシウム(図2のもの)のX線回折像
を図5に、また市販のヒドロキシ錫酸亜鉛(図3のも
の)のX線回折像を図6に示す。これらのX線回折像の
比較から、従来のものよりも、高い結晶化度を示すこと
が分かる。
量分析において温度200℃迄の重量減少率が2.0重
量%以下、特に1.0重量%以下であり、樹脂加工時の
熱安定性に優れているという利点がある。本発明による
ヒドロキシ錫酸亜鉛(図1のもの)の熱重量分析曲線を
図7に、本発明によるヒドロキシ錫酸カルシウム(図2
のもの)の熱重量分析曲線を図8に、また市販のヒドロ
キシ錫酸亜鉛(図3のもの)の熱重量分析曲線を図9に
示す。これらの熱重量分析曲線の比較から、従来のもの
では200℃までに4重量%もの重量減少を示すのに対
して、本発明ではこれよりもはるかに低く、高い熱安定
性を示すことが分かる。
族金属の酸化物乃至水酸化物としては、亜鉛、カルシウ
ム、マグネシウム、バリウム或いはストロンチウムの酸
化物または水酸化物が使用される。また、リサージ等の
鉛の酸化物を用いることもできる。
ことができ、その粒径は一般に2乃至100μmの範囲
にあるものが好適である。
水酸化物と第一酸化錫との量比は、所謂化学量論的量で
あるのがよいが、一般にこの量よりも数モル%程度の過
不足があっても、生成物の結晶性には悪影響はない。
できるが、一般に水酸化ナトリウムを用いるのがよく、
系中のpHが11乃至14、特に12乃至13となるよ
うに存在させるのがよい。
好ましく、一般に上記原料当たり、5乃至20重量倍の
水を存在させるのがよい。勿論、反応系には、水以外の
液体成分、例えばアルコール類、ケトン類、エーテル類
等が共存していても何ら差し支えない。
系に供給できる。空気を吹き込むことにより反応系に酸
素を存在させるのは経済的であり、一方酸素ガスを使用
すると、反応速度はかなり大きくなる。
ル、振動ミル等を使用して行うのがよい。例えばボール
ミルの場合、ボールの種類によっても相違するが、一般
に30乃至60m/min程度の周速が適当である。
度、特に40乃至90℃の温度で行うのが良く、必要な
反応時間は4乃至12時間程度である。
固液分離し、水洗し、乾燥して製品とする。反応母液中
にはアルカリが残存するが、このアルカリは次の反応に
繰り返し使用することができる。
00℃の温度で加熱脱水して、式 MSnO3 ・・・(12) の錫酸塩とし、これを各種用途に供することもできる。
キシ錫酸塩の特徴は既に述べたとおりであるが、このヒ
ドロキシ錫酸塩が粒径が微細で、粒子形状が立方体状で
ほぼ一定であって、個々の粒子が凝集が少なく独立した
形で存在している。この事実は、電子顕微鏡写真によっ
ても確認できる。本発明によるヒドロキシ錫酸亜鉛(図
1のもの)の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を図10
に、本発明によるヒドロキシ錫酸カルシウム(図2のも
の)のSEM写真を図11に、また市販のヒドロキシ錫
酸亜鉛(図3のもの)のSEM写真を図12に示す。
が0.6乃至0.8g/cm3 の範囲にあり、またジオ
クチルフタレート(DOP)の吸油量は一般に 40乃
至60ml/100gの範囲にある。また、屈折率は、
金属の種類によっても相違するので、一概に規定できな
いが、ヒドロキシ錫酸亜鉛の場合、1.7乃至1.9の
範囲にある。
散性に優れていることも既に指摘したが、粉体としての
ハンドリング性を向上させるために、気相法シリカ、気
相法アルミナ、気相法チタニア等の流動性改良剤を、
0.1乃至10重量%の量で外添することができる。
種々の有機重合体、例えば熱可塑性樹脂、エラストマー
或いは熱硬化性樹脂等に難燃剤として配合できる。適切
な配合量は、要求される難燃性の程度や重合体の種類に
よっても相違するが、一般に、重合体100重量部当た
り1乃至50重量部、特に1乃至10重量部の量で配合
するのがよい。
るのは、熱分解による脱水吸熱反応が燃焼温度を下げ
る。高温域での亜鉛と錫の部分的な揮発による気相反
応が、一酸化炭素の減少をもたらし、燃焼ガス抑制とシ
ェル効果の相乗効果が得られる。錫酸塩中に含まれる
二価金属、特に亜鉛等が脱ハロゲン化反応の触媒として
働き、炭化層の形成を促進し、煙の発生を抑える等にあ
るが、本発明に用いるサブミクロンのヒドロキシ錫酸塩
では、これらの効果に優れており、酸素指数の向上に著
しいものがある。
用いて合成した樹脂は勿論のこと、例えば低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ1
−ブテン、ポリ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチ
レン、ピロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペン
テン等のα−オレフィン同志のランダムあるいはブロッ
ク共重合体等のポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル
共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、エチ
レン・塩化ビニル共重合体等のエチレン・ビニル化合物
共重合体、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン
共重合体、ABS、α−メチルスチレン・スチレン共重
合体等のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、ポリ
アクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のポリビ
ニル化合物、ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン6
−10、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等の熱可塑性ポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リフエニレンオキサイド等あるいはそれらの混合物のい
ずれかの樹脂でもよい。
リル−ブタジエンゴム(NBR),スチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ポリブ
タジエン(BR)、ポリイソプレン(IIB)、ブチル
ゴム、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム(EP
R)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)、ポリウレタン、シリコーンゴム、アクリルゴム
等;熱可塑性エラストマー、例えばスチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体、水素化スチレン−イ
ソプレン−スチレンブロック共重合体等が挙げられる。
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フラン−ホルムアル
デヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド樹脂、ケトン
−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹
脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化性アクリル樹
脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等を挙げることがで
きる。これらの樹脂は単独でも2種以上の組合せでも使
用される。
合体に配合した場合に特に効果が大であり、かかる塩素
含有重合体としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、塩化ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロピレン
共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル
−イソブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロニトリル共
重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重合体、塩化ビニル
−塩化プロピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン−酢酸ビニル三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−
無水マレイン酸三元共重合体、塩化ビニル−アクリル酸
エステル共重合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共
重合体、塩化ビニル−メタクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポ
リ塩化ビニル等の重合体、及びこれらの塩素含有重合体
とポリエチレン、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリスチレ
ン、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体、アクリル酸エステル−ブタジエン−ス
チレン共重合体等のブレンド品を挙げることが出来る。
又は、他の難燃剤であるアンチモン、ジルコン、モリブ
デンの酸化物、水酸化物、硫化物及びホウ酸亜鉛、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム等を合わせて樹脂
に配合する事が出来る。又、これらの難燃剤を用いて摩
砕条件下で、本発明の錫酸塩の表面を被覆処理して使用
してもよい。
種添加剤、例えば安定剤、可塑剤、酸化防止剤、光安定
剤、滑剤、帯電防止剤、防曇剤、造核剤、充填剤等を配
合することが出来る。これらの添加剤は予め重合体又は
本発明の難燃剤中に配合しておくか或いは本発明の難燃
剤と重合体との混練に際して同時に配合してもよい。
行った。
230を使用し、平均粒径及び粒度を測定した。
ステムを用いて、Cu−Kαにて測定した。 ターゲット Cu フィルター 湾曲結晶グラファイトモノクロメーター 検出器 SC 電圧 40KV 電流 20mA カウントフルスケール 700c/s スムージングポイント 25 走査速度 2°/min ステップサンプリング 0.02° スリット DS1° RS0.15mm SS1° 照角 6°
テムを用いて測定した。測定条件としては、標準物質α
−Al2O3 、500℃迄の試料の加熱減量(重量%)
を測定した。
した。
った。
Cに練り込み、錫酸塩の難燃性と安定性能及び分散性を
測定した。 (軟質PVCの配合) PVC(P1050) 100重量部 ジオクチルフタレート 50重量部 三塩基性硫酸鉛 4重量部 錫酸塩 5重量部 (軟質PVCシート作製条件)上記配合物を3.5イン
チロールミルで155℃で6分間混練後、170℃、1
50Kg/cm2で5分間プレスし、厚さ1mmのシー
トを作製した。
し、JIS K 7201B法に準じて、限界酸素指数
(LOI値%)を測定し難燃性を評価した。
熱輻射量2.5W/cm2で試料PVCシートを加熱
し、発煙させ、発煙強度を煙の白色光透過率より算出す
る比視覚密度を用いて評価した。
練し、さらに0.5mmの厚さのシートにして目視にて
判定する。 配合 塩化ビニル樹脂(重合度:1050) 100重量部 DOP 50重量部 ステアリン酸鉛 0.2重量部 試料 3重量部 評価基準 ○ : 分散性良好 △ : 分散性やや劣る × : 分散性劣る
し、シートが黒変劣化するまでの時間を測定した。
亜鉛41.1gに苛性ソーダ10.4gと水1000m
lを加え、ポットミル中で空気を1L/min吹き込み
ながら6時間反応を行った。この時のpHは13.1で
あった。生成した白色沈殿を濾過、洗浄し、90℃で1
昼夜乾燥を行いヒドロキシ錫酸亜鉛を得た。この粉末を
X線回折法で測定したところ図4に示されるように、ヒ
ドロキシ錫酸亜鉛であることが確認された。また、この
粉末の粒度分布は、図1に示すように、平均粒子径が
0.6μmと粗粒の無い粒子であり、図10に示すよう
に単分散性に非常に優れた立方体形状のものであった。
諸粉体物性を表2に、軟質PVCに於ける難燃性能を表
1に示した。
化カルシウム38.6gに苛性ソーダ10.4gと水1
000mlを加え、実施例1と同様の手順で反応を行っ
た。この時のpHは12.8であった。生成した白色沈
殿を濾過、洗浄し、90℃で1昼夜乾燥を行いヒドロキ
シ錫酸カルシウムを得た。この粉末をX線回折法で測定
したところ図5に示されるように、ヒドロキシ錫酸カル
シウムであることが確認された。また、この粉末の粒度
分布は、図2に示すように、平均粒子径が0.4μmの
微粒子であった(SEM図11参照)。諸粉体物性を表
2に、軟質PVCに於ける難燃性能を表1に示した。
00mlを加えた溶液に、塩化錫27.8g含む水溶液
120mlを室温下で撹拌しながら滴下し、ヒドロキシ
錫酸亜鉛の白色沈殿を生成させた。この時のpHは7.
2であった。生成した白色沈殿を濾過、洗浄し、90℃
で1昼夜乾燥を行いヒドロキシ錫酸亜鉛を得た。この粉
末をX線回折法で測定したところ図14に示されるよう
に、ヒドロキシ錫酸亜鉛であることが確認された(図1
3の粒度分布、図15の示差熱分析、図16のSEM写
真を参照)。諸粉体物性を表2に、軟質PVCに於ける
難燃性能を表1に示した。
析を行った。図3に粒度分布、図6にX線回折、図9に
示差熱分析及び図12にSEM写真を示した。諸粉体物
性を表2に、軟質PVCに於ける難燃性能を表1に示し
た。
である。
布曲線である。
である。
ある。
折像である。
ある。
線である。
分析曲線である。
線である。
(倍率:20000倍)である。
M像(倍率:20000倍)である。
(倍率:20000倍)である。
線である。
である。
曲線である。
(倍率:20000倍)である。
Claims (7)
- 【請求項1】 周期律表第二族金属の酸化物乃至水酸化
物と第一酸化錫とを、アルカリ、水及び酸素の存在下に
湿式ミリングすることを特徴とするヒドロキシ錫酸塩の
製造方法。 - 【請求項2】 アルカリを系中のpHが11乃至14と
なるように存在させる請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 空気を吹き込むことにより酸素を存在さ
せる請求項1記載の製造方法。 - 【請求項4】 周期律表第二族金属の酸化物乃至水酸化
物が亜鉛、カルシウム、マグネシウム、バリウム或いは
ストロンチウムの酸化物または水酸化物である請求項1
記載の製造方法。 - 【請求項5】 湿式ミリングを室温以上100℃以下の
温度で行う請求項1記載の製造方法。 - 【請求項6】 下記式 MSn(OH)6 ・・・(1) 式中、Mは周期律表第二族金属または鉛である、で表さ
れる化学組成を有し、体積基準メジアン径(D50)が
0.3乃至1.5μmの範囲にあり、且つ熱重量分析に
おいて温度200℃迄の重量減少率が2.0重量%以下
であることを特徴とするヒドロキシ錫酸塩。 - 【請求項7】 下記式 MSn(OH)6 ・・・(2) 式中、Mは周期律表第二族金属または鉛である、で表さ
れる化学組成を有し、体積基準メジアン径(D50)が
0.3乃至1.5μmの範囲にあり、且つ熱重量分析に
おいて温度200℃迄の重量減少率が2.0重量%以下
であることを特徴とする難燃剤。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP12010497A JP3626323B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ヒドロキシ錫酸塩の製造方法及び難燃剤 |
| GB9808852A GB2324523B (en) | 1997-04-24 | 1998-04-24 | Process for producing hydroxystannate and flame retarding agent |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12010497A JP3626323B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ヒドロキシ錫酸塩の製造方法及び難燃剤 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297920A true JPH10297920A (ja) | 1998-11-10 |
| JP3626323B2 JP3626323B2 (ja) | 2005-03-09 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12010497A Expired - Fee Related JP3626323B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ヒドロキシ錫酸塩の製造方法及び難燃剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3626323B2 (ja) |
| GB (1) | GB2324523B (ja) |
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