JPH10299931A - 流量制御弁およびその組立方法、弁体開閉制御方法並びに弁体 - Google Patents

流量制御弁およびその組立方法、弁体開閉制御方法並びに弁体

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JPH10299931A
JPH10299931A JP10866697A JP10866697A JPH10299931A JP H10299931 A JPH10299931 A JP H10299931A JP 10866697 A JP10866697 A JP 10866697A JP 10866697 A JP10866697 A JP 10866697A JP H10299931 A JPH10299931 A JP H10299931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弁体を閉じる際の衝撃や負荷を簡単な制御で小
さく抑えることのできる流量制御弁を提供する。 【解決手段】流量制御弁は、流量を調整するための弁体
32が調整軸35の回動により開閉する流量制御弁本体
部20と調整軸35を回動させる図示しないモータ部と
を備えており、弁体を全閉した際にモータ部の出力軸が
その停止位置を検出し得る予め定めた停止角度から弁体
を閉め込む方向に所定角度進んだ角度になるようにモー
タ部と流量制御弁本体部20とが組み付けられている。
これにより、モータ部が停止角度に達した時点で弁体3
2が全閉状態にならないので、停止角度の位置から弁体
32を低速度で徐々に閉め込むようにすれば、衝撃や大
きな負荷をモータに加えることなく弁体32を全閉で
き、耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量を調整するた
めの弁体が所定の調整軸の回動により開閉する流量制御
弁本体部と前記調整軸を回動させるモータ部とを備えた
流量制御弁およびその組立方法、弁体開閉制御方法並び
に弁体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯器の水量制御弁などに用いる
流量制御弁では、その弁体の開閉を駆動用モータで行う
とともに、弁体を開状態から閉状態へ閉め込む際に、駆
動用モータを、弁体が開状態から全閉状態に至るまで、
予め定めた一定速度で駆動するようになっていた。
【0003】また、従来の流量制御弁は、たとえば、円
錐台形状を成した弁体を流体の流入口である円形の開口
部にその先端側から挿入するとともに、その挿入量によ
って弁の開度を調整するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、弁体を開状態から全閉状態まで閉
め込むとき、モータをその間一定速度で駆動し続けるの
で、弁体が流体の入口部へ突き当たる瞬間に大きな衝撃
や負荷がモータに加わる。このため、これら弁体を駆動
するモータや駆動用のギアが劣化あるいは破損し、耐久
上好ましくないという問題があった。また、弁体が円錐
台等の形状を成している場合、弁体を開閉するモータの
回転角と流量との対応付けが難しく、意図どおりの流量
を制御することが困難であった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、その第1の目的は、
弁体を閉じる際の衝撃や負荷を簡単な制御で小さく抑え
ることのできる流量制御弁およびその組立方法並びに弁
体の開閉制御方法を提供することにあり、第2の目的は
モータの回転角を基準に流量の調整を行うことのできる
弁体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]流量を調整するための弁体(32)が所定の調整
軸(35)の回動により開閉する流量制御弁本体部(2
0)と前記調整軸(35)を回動させるモータ部(4
0)とを備えた流量制御弁(20、40)において、前
記弁体(32)を全閉した際に前記調整軸(35)を回
動させる前記モータ部(40)の出力軸(43)がその
停止位置を検出し得る予め定めた停止角度から前記弁体
(32)を閉め込む方向に所定角度進んだ角度になるよ
うに前記モータ部(40)と前記流量制御弁本体部(2
0)とが組み付けられていることを特徴とする流量制御
弁(20、40)。
【0007】[2]流量を調整するための弁体(32)
が所定の調整軸(35)を回動させることで開閉する流
量制御弁本体部(20)に前記調整軸(35)を回動す
るためのモータ部(40)を組み付ける流量制御弁組立
方法において、前記弁体(32)を全閉した際に前記調
整軸(35)を回動させる前記モータ部(40)の出力
軸(43)がその停止位置を検出し得る予め定めた停止
角度から前記弁体(32)を閉め込む方向に所定角度進
んだ角度になるように前記モータ部(40)を前記流量
制御弁本体部(20)に組み付けることを特徴とする流
量制御弁組立方法。
【0008】[3]流量を調整するための弁体(32)
が所定の調整軸(35)を回動させることで開閉する流
量制御弁本体部(20)の前記調整軸(35)と当該調
整軸(35)を回動させるためのモータ部(40)の出
力軸(43)とを同心に嵌合させて前記流量制御弁本体
部(20)に前記モータ部(40)を組み付ける流量制
御弁組立方法であって、前記モータ部(40)の出力軸
(43)と前記調整軸(35)のうちいずれか一方の軸
はその内周面に当該軸と平行に延びる溝を略等角度間隔
に複数備え、他方の軸は、その外周面に前記一方の軸の
内周に形成された溝と係合する凸状の歯を少なくとも1
つ備えるものにおいて、前記流量制御弁本体部(20)
の前記弁体(32)を全閉状態にし、前記モータ部(4
0)の出力軸(43)をその停止位置の検出し得る予め
定めた停止角度より前記弁体(32)の閉め込み方向に
所定角度進ませた角度に設定して保持し、前記モータ部
(40)を前記流体制御弁本体部(20)に取り付ける
ための所定の組み付け位置に合わせた状態でその出力軸
(43)と前記調整軸(35)とを嵌合する際に、前記
凸状の歯と前記溝との位相が合わず前記出力軸(43)
と前記調整軸(35)とが嵌合しないとき、前記凸状の
歯と前記溝の位相が合うまで前記モータ部(40)を前
記弁体(32)の閉め込み方向に回して前記出力軸(4
3)と前記調整軸(35)とを嵌合させ、その後モータ
部(40)を前記閉め込み方向と逆方向に回して前記組
み付け位置まで戻し当該位置で前記モータ部(40)を
前記流体制御弁本体部(20)に固定することを特徴と
する流量制御弁組立方法。
【0009】[4]流量を調整するための弁体(92)
が所定の調整軸(99)の回動により開閉する流量制御
弁本体部(80)と前記調整軸(99)を回動させるモ
ータ部(40)とを備えた流量制御弁(80、40)で
あって、前記弁体(92)を全閉した際に前記調整軸
(99)を回動させる前記モータ部(40)の出力軸
(43)がその停止位置を検出し得る予め定めた停止角
度から前記弁体(92)を閉め込む方向に所定角度進ん
だ角度になるように前記モータ部(40)と前記流量制
御弁本体部(80)とが組み付けられているものの弁体
(92)を開閉する弁体開閉制御方法において、前記弁
体(92)を開状態から全閉状態まで閉め込む際に、前
記停止角度に到達したことが検知されるまで前記モータ
部(40)の出力軸(43)を前記弁体(32)の閉め
込み方向へ第1の速度で回転させ、その後前記第1の速
度より遅い第2の速度で前記出力軸(43)を回転させ
前記弁体(92)を全閉状態まで徐々に閉め込むことを
特徴とする弁体開閉制御方法。
【0010】[5]前記停止角度から前記出力軸(4
3)を前記第2の速度で回した際に前記弁体(32)が
全閉するまでに要する最大時間より長い基準駆動時間を
予め定めておき、前記出力軸(43)が前記停止角度に
到達してから前記基準駆動時間の経過するまでの間一律
に前記モータ部(40)を前記第2の速度で駆動するこ
とにより前記弁体(32)を全閉状態まで徐々に閉め込
むことを特徴とする[4]記載の弁体開閉制御方法。
【0011】[6]前記弁体(92)は弾性部材で止水
する機能を備え、前記停止角度から前記出力軸(43)
を前記第2の速度で回して止水することを特徴とする
[4]または[5]記載の弁体開閉制御方法。
【0012】[7][1]記載の流量制御弁(20、8
0)若しくは[2]または[3]記載の流量制御弁組立方法
により組み立てられる流量制御弁(20、80)に適用
する弁体(32、92)において、前記モータ部(4
0)の出力軸(43)の回転角の変化量と前記流量制御
弁(20、80)内の流量の変化量とが正比例するよう
にその形状を設定したことを特徴とする弁体(32、9
2)。
【0013】前記本発明は次のように作用する。流量制
御弁本体部(20)とモータ部(40)とは、弁体(3
2)を全閉した際にモータ部(40)の出力軸(43)
がその停止位置を検出し得る予め定めた停止角度から弁
体(32)の閉め込み方向に所定角度進んだ角度になる
ように組み付けられているので、モータ部(40)が停
止角度に到達した時点で弁体(32)が全閉状態になる
ことがない。
【0014】また、弁体(92)を開状態から全閉状態
まで閉め込むとき、停止角度に到達するまでモータ部
(40)の出力軸(43)を第1の速度で回転させ、そ
の後、第1の速度より遅い第2の速度で出力軸(43)
を回転させて弁体(92)を全閉状態まで徐々に閉め込
むようにする。
【0015】停止角度は弁体(92)が全閉するよりも
手前側に設定されているので、停止角度までモータを第
1の速度(高速度)で一気に回してもモータに衝撃や大
きな負荷が加わることがない。そして、停止角度以後、
モータを第2の速度(低速度)で駆動することにより、
衝撃や大きな負荷をモータに加えずに弁体(92)を全
閉することができる。
【0016】さらに弁体(92)に弾性部材によって止
水する機能を持たせておけば、第2の速度で除々に閉め
込むことにより衝撃や大きな負荷をモータに加えずに完
全に止水することができる。
【0017】停止角度以後、出力軸(43)を第2の速
度で回した際に弁体(92)が全閉するまでに要する最
大時間より長い基準駆動時間を予め定めておき、出力軸
(43)が停止角度に到達してから基準駆動時間の経過
するまでの間、一律に、モータ部(40)を第2の速度
で駆動する。これにより、全閉したことを実際に検知す
ることなく、弁体(92)を全閉することができ、装置
構成の簡略化を図ることができる。
【0018】このほか、全閉状態になった以後モータに
加わる負荷が大きくなることを基にして弁体(92)が
全閉したことを検知し、モータを停止させるようにして
もよい。たとえば、モータに流れる電流値の変化により
全閉状態を検知することができる。
【0019】また、調整軸(35)と出力軸(43)の
いずれか一方の軸の内周面に軸と平行に延びる溝を設
け、他方の軸の外周面に前記溝と係合する凸状の歯を少
なくとも1つ備えるものにおいて、調整軸(35)と当
該調整軸(35)を回動させるためのモータ部(40)
の出力軸(43)とを同心に嵌合する際に、一方の軸
(43)の内周面に設けられた溝と他方の軸(35)の
外周面に設けられた凸状の歯とを係合させるものでは、
次のような手順で流量制御弁本体部(80)にモータ部
(40)を組み付ける。
【0020】たとえば、出力軸(43)の内周面に溝
が、調整軸(35)の外周面に凸状の歯が形成されてい
るものとする。まず、流量制御弁本体部(20)の弁体
(32)を全閉状態にするとともに、モータ部(40)
の出力軸(43)をその停止位置の検出し得る予め定め
た停止角度より弁体(32)の閉め込み方向に所定角度
進ませた角度に設定して保持する。次に、モータ部(4
0)を流体制御弁本体部の組み付け位置に合わせた状態
でその出力軸(43)と調整軸(35)とを嵌合させ
る。
【0021】この際、調整軸(35)外周面の凸状の歯
と出力軸(43)内周面の溝との位相が合わずこれらが
嵌合しない場合には、凸状の歯と溝の位相が合うまでモ
ータ部(40)を弁体(32)の閉め込み方向に回して
出力軸(43)と調整軸(35)とを嵌合入し、その後
モータ部(40)を逆方向に回して組み付け位置まで戻
し、当該位置でモータ部(40)を流体制御弁本体部に
固定する。
【0022】このような組立手順をとることにより、溝
と凸状の歯の当初の位相ずれは、常に、弁体(32)全
閉時における出力軸(43)の角度が弁体(32)の閉
め込み方向へ進む向きに吸収される。その結果、停止角
度から弁体(32)を全閉状態にするまでに要する回転
角のばらつきが、当初の位相ずれを任意方向に吸収する
場合に比べて半減する。
【0023】このような流量制御弁(20、80)に適
用する弁体(32、92)の形状を、モータ部(40)
の出力軸(43)の回転角の変化量と記流量制御弁(2
0、80)内の流量の変化量とが正比例するように設定
すれば、モータの回転角度により流量を意図する値に容
易に制御することができる。弁体(32、92)は、た
とえば、円錐台形状に対し、その周面を外側に膨らませ
た凸曲線状の形状になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図2は、本発明にかかる流量制御
弁を用いた給湯器の概略構成を示している。給湯器は、
燃焼室10を備えており、当該燃焼室10の下部には、
バーナー11が、燃焼室10の上部には、バーナー11
からの熱を給水に伝える熱交換器12がそれぞれ配置さ
れている。燃焼ファン13によって燃焼室10の下方側
からバーナー11へ給気され、排気は燃焼室10の上部
から排出されるようになっている。
【0025】給水パイプ14は、熱交換器12の流入口
側に連通しており、熱交換器12の流出口側には給湯パ
イプ15が接続されている。また給湯パイプ15の途中
には、熱交換器12で加熱された後の湯の出湯量を調整
するためのメイン側水量制御弁20が取り付けられてい
る。給水パイプ14と給湯パイプ15とは、メイン側水
量制御弁20の下流側においてバイパス路17で接続さ
れており、バイパス路17の途中には、給水パイプ14
からの給水のうち熱交換器12を通さず給湯パイプ15
へバイパスさせる水量を調節するためのバイパス側水量
制御弁80が取り付けられている。
【0026】このほか図2に示す給湯器は、風呂への給
湯および追い焚きを行う機能を備えており、浴槽に通じ
る風呂往パイプ19aおよび風呂戻パイプ19b等が設
けられている。
【0027】図3、図4は、メイン側水量制御弁20を
分解した様子を、図1は、メイン側水量制御弁20の断
面をそれぞれ表している。メイン側水量制御弁20は、
流体の入口部21と出口部22とを備えたケーシングと
しての水調ボディ23と、水調ボディ23の内部に収め
られ入口部21から出口部22への流量調整を行う水調
部30とを備えている。水調ボディ23は、略円筒形を
成し、その側部に出口部22が設けられている。出口部
22は、水調ボディ23の側面から略垂直方向に延びる
短い円形の筒状を成している。
【0028】メイン側水量制御弁20は、水調パッキン
24を挟んで水調部30を水調ボディ23内に収めた
後、水調取付板25で蓋をし、ナベネジ26で水調取付
板25を水調ボディ23に固定して組み立てられる。
【0029】図4に示すように、水調部30は、プッシ
ュナット31、弁体32、ボディージョイント33、オ
ーリング34および水調シャフト35とから構成され
る。水調シャフト35には、中間部分にオーリング34
をはめ込むためのオーリング挿入箇所36と、グリース
を溜めるためのグリースだまり部37が設けられてい
る。
【0030】水調シャフト35は、いわゆるセレーショ
ン軸になっており、その外周面に軸と並行に延びる多数
の凸状の歯が設けられている。凸状の歯は、22.5度
ごとの等角度間隔に合計で16歯設けてある。弁体32
は、略円錐台の形状を成しているが、その周面は、外側
に僅かに膨らむ凸曲線の形状になっている。
【0031】メイン側水量制御弁20の弁体32は、水
調シャフト35を回動させることにより水調シャフト3
5の軸方向に往動するとともに、全開の状態から水調シ
ャフト35を略180度回すことにより弁体32がほぼ
閉位置になり、188度以上の所定角度(組み付け誤差
に依存する)で全閉するようになっている。
【0032】図5は、水量制御弁を駆動するモータ部4
0の要部断面を示している。モータ部40は、内部にモ
ータ41と減速ギア部42を備えている。出力軸43
は、図中では下方を向いており、メイン側水量制御弁2
0の水調シャフト35をはめ込むための雌型になってい
る。出力軸43の内周面には水調シャフト35の有する
凸状の歯と係合する溝44が形成されている。溝44
は、水調シャフト35の凸状の歯と同じく、22.5度
ごとの等角度間隔に合計で16本設けてある。
【0033】モータ部40の出力軸43は、モータ41
を駆動することによって回動するが、減速ギア部42を
有するため、外部から力を加えても出力軸43は容易に
回すことができなくなっている。
【0034】またモータ部40は、ホール素子および周
辺回路をワンチップ化したホールIC47を含む回路基
板45を備えている。また出力軸43には、ホールIC
47と対応する箇所に磁石49が取り付けられている。
ホールIC47は、磁石49からの磁力の有無により出
力軸43の回転位置を検知するようになっている。
【0035】図6は、モータ部40の有するホールIC
47の出力波形を表している。ホールIC47は出力軸
43の回転角度を0度と180度の2箇所について検出
可能になっている。ホールIC47は、ハイレベル
(H)とローレベル(L)の2値から成る位置検出信号
61を出力する。位置検出信号61の値がローレベルか
らハイレベルに変化する点62を回転角0度の位置とす
ると、位置検出信号61がハイレベルからローレベルに
変化する点63が回転角180度の位置となる。
【0036】次にバイパス側水量制御弁80の構成につ
いて説明する。
【0037】図7、図8は、バイパス側水量制御弁80
を分解した様子を、図9は、バイパス側水量制御弁80
の断面をそれぞれ表している。バイパス側水量制御弁8
0は、流体の入口部81と出口部82とを備えた水調ボ
ディ83と、水調ボディ83の内部に収められ入口部8
1から出口部82への流量調整を行う水調部90とを備
えている。
【0038】バイパス側水量制御弁80は、水調部90
の水調シャフト95に水調スプリング84をはめ込み、
さらに水調パッキン85を挟み込むようにして水調部9
0を水調ボディ83内に収めた後、水調取付板86で蓋
をして、ナベネジ87で水調取付板86を水調ボディ8
3に固定して組み立てられる。
【0039】図8に示すように、水調部90は、プッシ
ュナット91、弁体92、水調シート93、水調ガイド
94、水調シャフト95、スプリングピン96、ボディ
ージョイント97、オーリング98および水調軸受け9
9とから構成される。
【0040】水調軸受け99には、その中間部分にオー
リング98をはめ込むためのオーリング挿入箇所100
と、グリースを溜めるためのグリースだまり部101が
設けられている。弁体92は、略円錐台の形状を成して
いるが、その周面は、外側に僅かに膨らむ凸曲線の形状
になっている。また、弁体92の少なくともプッシュナ
ット91近傍部分は、弾性部材としてのゴムで形成され
ており、弁体92を閉め込んだとき完全に止水できるよ
うになっている。
【0041】バイパス側水量制御弁80の弁体92は、
水調軸受け99を回動させることにより水調軸受け99
の軸方向に往動し、全開の状態から水調軸受け99を略
90度回すことにより弁体92が閉位置になり、閉位置
より8度以上進んだ所定角度(組み付け誤差に依存す
る)で全閉して完全な止水状態になるようになってい
る。
【0042】水調部90を駆動するモータ部40は、メ
イン側水量制御弁20を駆動するものとほぼ同様であり
その説明を省略するが、ホールIC47が位置検出する
角度はメイン側水量制御弁20に取り付けられるモータ
部と相違している。
【0043】図10は、水調部90に取り付けられるモ
ータ部40の有するホールIC47の出力波形を表して
いる。ホールIC47は出力軸43の回転角度を90度
ごとに検出可能になっている。その位置検出信号111
は、ハイレベル(H)とローレベル(L)の2値から成
る。
【0044】位置検出信号111がローレベルからハイ
レベルに変化する点112を回転角90度の位置とする
と、位置検出信号111がハイレベルからローレベルに
変化する点113が回転角180度の位置となる。した
がって、弁体92は、出力軸43が180度の位置でほ
ぼ閉じた状態の閉位置となり、188度以上の所定角度
で全閉し止水状態になる。
【0045】図11は、モータ部40の駆動制御回路1
20を表している。駆動制御回路120は、モータ部4
0へ駆動電力を供給するモータ駆動回路121と、モー
タ部40の回転方向、回転速度および回転のオン・オフ
等を統括制御する開閉制御部122を備えている。モー
タ駆動回路121は、モータ部40の回転速度を供給す
る電流のデューティ比によって変化させるパルス幅制御
部123を備えている。
【0046】開閉制御部122には、ホールIC47か
らの位置検出信号61、111および開閉動作の指示信
号124が入力されており、これらの信号を基に開閉制
御部122はモータ駆動回路121へモータ部40の駆
動内容を表した制御信号125を送出するようになって
いる。
【0047】次に、メイン側水量制御弁20にモータ部
40を取り付ける際の取り付け手順を説明する。メイン
側水量制御弁20にモータ部40を組み付ける前準備と
して、図1のように組まれたメイン側水量制御弁20の
弁体32を水調シャフト35を回して全閉状態まで閉め
込む。また、モータ部40の出力軸43の角度を図6に
示すモータ組み込み位置64に設定しておく。
【0048】組み込み位置64への設定は、まず、ホー
ルIC47によって180度の位置(点62)が検出さ
れるまで出力軸43を駆動し、その後、駆動電流のデュ
ーティ比を約30パーセントに下げて設定し、回転角の
進む方向に約1秒間モータ部40を駆動する。これによ
りモータ組み込み位置64として約188度の角度に出
力軸43が設定される。ここでは回転角の進む方向、す
なわち弁体32を閉め込む際に出力軸43の回転する方
向は、時計方向になっている。
【0049】メイン側水量制御弁20、モータ部40を
このように初期設定した後、メイン側水量制御弁20に
モータ部40をねじで固定するための所定の取り付け位
置(ピン穴等を合わせた箇所)にモータ部40を位置合
わせし、メイン側水量制御弁20の水調シャフト35を
出力軸43へはめ込む。
【0050】このとき、水調シャフト35外周面の凸状
の歯と出力軸43内周面の溝44の位相がずれて出力軸
43と水調シャフト35とを嵌合できない場合には、凸
状の歯が最初の溝に嵌まる位置までモータ部40を弁体
32の閉め込む方向、すなわち時計方向に回し、出力軸
43内に水調シャフト35をはめ込む。凸状の歯および
出力軸43の溝44は22.5度刻みに設けられている
ので、最大でもモータ部40を時計方向に22.5度回
す前に出力軸43と水調シャフト35が嵌合する。
【0051】つぎに、モータ部40を反時計方向に回し
て、ピン穴等の位置を合わせた先の取り付け位置まで戻
し、当該位置でメイン側水量制御弁20にモータ部40
をねじ止めし固定する。このようにしてメイン側水量制
御弁20にモータ部40を取り付けると、弁体32が閉
じた状態における出力軸43の回転角は、188度(当
初の組み込み位置)から210.5度の範囲に収まる。
なお、モータ部40をバイパス側水量制御弁80に取り
付ける手順も上記と同様であり、その説明を省略する。
【0052】次に、このようにして組み立てられたメイ
ン側水量制御弁20の弁体32を開状態から閉位置へ閉
め込む際におけるモータ部40の駆動制御について説明
する。
【0053】駆動制御回路120の開閉制御部122
は、弁を閉じる旨の指示を受けると、所定の高速度でモ
ータ部40を弁体32が閉じる方向(ここでは、時計方
向)に駆動する。このときモータ部40に供給される電
流のデューティ比は約70パーセントに設定されてお
り、出力軸43は0度から180度まで7秒から10秒
かけて回転する。
【0054】出力軸43の回転角が略180度になる
と、ホールIC47の出力波形は図6に示すようにハイ
レベルからローレベルに変化し、開閉制御部122は、
これを基に出力軸43が180度の位置まで回転したこ
とを認識し、モータ部40の駆動を停止する。
【0055】メイン側水量制御弁20は、当該位置で閉
め込み動作を完了し、それ以上回して止水状態まで閉め
込むことは行わない。先に説明した方法でメイン側水量
制御弁20にモータ部40を組み付けた場合、弁体32
が全閉状態になるときの出力軸43の回転角は188度
から210.5度の範囲にあり、ホールIC47で位置
検出される180度よりも必ず大きい角度になってい
る。
【0056】したがって、ホールIC47で位置検出さ
れる180度では、弁体32が水調ボディ23と接触せ
ず、衝撃や大きな負荷がモータ部40に加わることがな
い。このため、ホールIC47で位置検出される180
度までモータ部40の出力軸43を、たとえばデューテ
ィ比100パーセントになるような高速度で回転駆動す
ることができ、弁を閉じるための所要時間を短くするこ
とができる。
【0057】次に、バイパス側水量制御弁80の弁体9
2を開状態から全閉位置まで閉め込む際におけるモータ
部40の駆動制御について説明する。
【0058】図12は、バイパス側水量制御弁80の弁
体92を開状態から全閉状態へ閉め込む際に駆動制御回
路120の行う動作の流れを表している。弁を閉じる旨
の指示を受けると(ステップS201;Y)、開閉制御
部122は、第1の速度でモータ部40を弁体92が閉
じる方向(ここでは、時計方向)に駆動する。このとき
モータ部40に供給される電流のデューティ比は約70
パーセントに設定されている。
【0059】出力軸43の回転角が略180度になる
と、ホールIC47の出力波形は図10に示すようにハ
イレベルからローレベルに変化し、開閉制御部122
は、これを基に出力軸43が180度の位置まで回転し
たことを認識する。出力軸43が180度まで回転した
ことを検知すると(ステップS203;Y)、開閉制御
部122は、出力軸43の回転速度を低下させる指示を
パルス幅制御部123に送出し、これを受けたパルス幅
制御部123は、モータ部40に供給する電流のデュー
ティ比を30パーセントに下げる(ステップS20
4)。
【0060】開閉制御部122は、出力軸43の回転速
度を低下させる指示を送出した時点から経過時間の計測
を開始し(ステップS205)、予め定めた基準駆動時
間が経過したとき(ステップS206;Y)、モータ部
40を停止させる(ステップS207)。
【0061】先に説明した方法でバイパス側水量制御弁
80にモータ部40を組み付けた場合、弁体92が全閉
した状態における出力軸43の回転角は188度から2
10.5度の範囲にあり、ホールIC47で位置検出さ
れる180度よりも必ず大きい角度になる。
【0062】したがって、ホールIC47で位置検出さ
れる180度までモータ部40の出力軸43を比較的高
速に回転駆動することができ、弁を閉じるための所要時
間を短くすることができる。また、位置検出後に出力軸
43を低速度で回転駆動するので弁体92が徐々に閉め
込まれ、全閉して止水する際に衝撃や大きな負荷をモー
タ部40に加えることがない。
【0063】なお、低速度でモータ部40の駆動される
基準駆動時間は、第2の速度で回転させたとき、出力軸
43が180度から最もばらつきの大きい210.5度
まで回転するのに要する時間よりやや長い時間に設定し
てある。これにより、弁体92が実際に全閉したか否か
を検知しなくても、弁体92を完全に閉め込むことがで
きる。また、低速度で出力軸43を動かすためのストロ
ークを確保するとともに制御上の余裕を考慮して、モー
タ組み込み位置を、ホールIC47によって位置検出可
能な180度から約8度進ませた188度に設定してあ
る。
【0064】また、たとえば、190度で弁体92が全
閉すると、その後基準駆動時間が経過するまでモータ部
40への通電が行われるが、閉位置から全閉位置へ閉め
込む際には第2の速度で駆動されるのでモータ部40に
流れる電流量が少ない。このため、回転できない状態で
通電を行っても、発熱等によってモータのコイルが焼損
するようなことを防止できる。なお、第2の速度は、モ
ータの回転を基準駆動時間の間強制的に制止しても焼損
が起きない程度に電流量が少なくなる速度に設定するこ
とが望ましい。
【0065】先に説明した組立方法では、バイパス側水
量制御弁80にモータ部40をねじ止めする取り付け位
置に当初合わせた際に水調軸受け99の凸状の歯と出力
軸43の溝44が位相ずれを起こしているとき、作業者
が、モータ部40を時計方向ではなく、その逆の反時計
方向に回して出力軸43と水調軸受け99とを嵌合する
ことが防止されている。すなわち、仮に、作業者が、モ
ータ部40を反時計方向に回して出力軸43と水調軸受
け99とを嵌合させたとしても、モータ部40を取り付
け位置までに戻すことができなくなっている。
【0066】モータ部40は、先に説明したように減速
ギア部42を内部に備えているので、当初設定した組み
込み位置から出力軸43が外部からの力によって回転す
ることはなく、また、弁体92は組立の準備段階で全閉
状態にロックされているので、水調軸受け99をさらに
時計方向(弁体92を閉め込む方向)に回すことはでき
ない。これにより、モータ部40を反時計方向に回して
出力軸43と水調軸受け99とを嵌合させた場合には、
モータ部40を時計方向に回して取り付け位置へ戻すこ
とはできない。その結果、必ず、モータ部40を時計方
向に回して水調軸受け99の凸状の歯と出力軸43の溝
44の位相合わせが行われることになる。
【0067】これに対して、組立の準備段階で、バイパ
ス側水量制御弁80の弁体92を全閉状態に設定しない
場合には、水調軸受け99を時計方向に回すことが可能
なので、モータ部40を反時計方向に回し、出力軸43
と水調軸受け99とを嵌合させた場合であっても、モー
タ部40を時計方向に回して取り付け位置まで戻すこと
が可能になる。
【0068】このため、作業者は、位相を合わせると
き、モータ部40を時計方向と反時計方向のいずれにも
回すことができ、弁体92が全閉した状態で出力軸43
の取り得る回転角の範囲が広くなってしまう。たとえ
ば、出力軸43の組み込み位置を188度に設定してい
る場合には、弁体92が全閉した状態で出力軸43の取
り得る回転角の範囲は、188度±22.5度(16
5.5度〜210.5度)となり、誤差範囲は、位相ず
れを反時計方向だけに回して吸収するように規制されて
いる場合に比べて2倍になる。
【0069】ホールIC47で位置検出される180度
の位置までモータ部40を高速に回転させ、その後回転
速度を遅くして徐々に弁体92を閉じ込むような制御を
行うためには、弁体92が全閉状態になった際における
出力軸43の回転角が、ホールIC47の位置検出可能
な180度より大きくなければならない。このため、組
み込み準備段階で出力軸43の回転角を180度+8度
(停止誤差等に対する余裕量)+22.5度(溝および
歯の間隔)、すなわち210.5度に設定する必要があ
る。
【0070】このとき弁体92が全閉の状態で出力軸4
3の取り得る回転角の範囲は、188度〜233度にな
る。180度以後はモータ部40を低速度で回転させる
ので、全閉時の最大回転角が大きくなると弁体92を全
閉状態にするまでの時間が長くかかるケースが生じる。
また、基準駆動時間はばらつきを考慮した最大回転角で
ある233度を基準に設定する必要があるので、188
度の近傍で弁体92が全閉した場合には、モータ部40
が回転できない状態下で長い時間に渡って駆動パルスが
印加されることになり、モータ部40の劣化が進んでし
まう。
【0071】したがって、組立準備段階で弁体92を全
閉にした状態でバイパス側水量制御弁80へモータ部4
0を組み付けることにより、弁体92が全閉した状態に
おいて出力軸43の取り得る回転角の範囲が狭くなり、
これに伴って基準駆動時間を短く設定でき、モータ部4
0の劣化を防止することができる。
【0072】なお、メイン側水量制御弁20の場合に
は、組立準備段階で弁体32を全閉してメイン側水量制
御弁20へモータ部40を組み付けることにより、閉位
置(180度)から全閉位置に至るまでの回転角のバラ
ツキ範囲が少なくなる。これにより、閉位置における流
量を十分少ない量に維持することができる。
【0073】次に、弁体32、弁体92の形状について
説明する。図13に示すように、通常、弁体131が往
動することによって流入口132と弁体131との隙間
に生じる流路の面積(通過面積)が変わり、これに相応
して流量が変化する。この際、弁体131が円錐台の形
状を成していると、弁体131が全閉状態から矢印13
3の方向へ移動した距離(ストローク)と流量との関係
は図14に示すような曲線141で表される。また、ス
トロークを通過面積に置き換えると、図15に示すよう
な曲線151が得られる。
【0074】次に、たとえば、最大流量までの流量を均
等に5つの段階(a1〜a5)に分け、各段階の流量を
図15のグラフで示すように通過面積に写像すると、各
段階の流量に対応する通過面積(s1〜s5)を取得す
ることができる。すなわち、均等に流量を変化させるた
めに要する各段階の通過面積が得られる。
【0075】次に、弁体131のストローク量を全閉状
態(ストローク量「0」)から最大流量の得られるスト
ローク量までを5等分し(図16、d1〜d5)、図1
5で取得した通過面積s1〜s5をこれらストローク量
d1〜d5に対応させると、図16に示す曲線161が
得られる。すなわち、各ストローク量のとき確保すべき
通過面積の大きさを得ることができる。
【0076】この曲線161を基にして、弁体131の
形状を求めると、円錐台の形状に対して、その周面が外
側にやや凸状に膨らむ形状になる。このような弁体を用
いると、ストローク量に対する流量は、図17に示すよ
うな一次関数で表される直線171となり、ストローク
量と流量が正比例する関係を得ることができる。
【0077】通常、弁体のストローク量とモータの回転
角は比例するので、たとえば、ステッピングモータを用
いれば、モータに加えたパルス数によって単位時間当た
りの流量を意図どおりに制御することができる。
【0078】以上説明した実施の形態では、ホールIC
47で検出し得る停止角度を過ぎた後、モータ部40を
第2の速度で予め求めた基準駆動時間だけ一律に駆動す
るようにしたが、モータに加わる負荷の大きさにより弁
体が全閉したか否かを判別し、弁体が全閉したときモー
タを停止させるようにしてもよい。たとえば、モータに
流れる電流量の変化を基にして全体が全閉したことを検
知することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、弁体を全閉した状態に
おけるモータ部の出力軸の回転角が、出力軸の停止位置
を検出し得る予め定めた停止角度から弁体の閉め込み方
向に所定角度進んだ角度になるので、モータ部が停止角
度に達した時点では弁体が全閉状態になることがない。
このため、停止位置まで弁体を高速に閉め込むことがで
きる。
【0080】また、停止角度の位置から弁体を徐々に低
速度で閉め込むものでは、衝撃や大きな負荷をモータに
加えることなく弁体を全閉して止水できるので、モータ
等の耐久性の向上を図ることができる。
【0081】さらに、停止角度から所定の基準駆動時間
が経過するまでの間、一律に、モータ部を低速度で駆動
するものでは、全閉したか否かを検知しなくとも弁体を
全閉できるので、装置構成を簡略化することができる。
【0082】また、弁体の形状を、モータ部の出力軸の
回転角の変化量と流量制御弁内の流量の変化量とが正比
例するように設定したものでは、モータの回転角度によ
り流量を意図する値に容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る流量制御弁の本体
部を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に流量制御弁を適用した
給湯器の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る流量制御弁本体部
を分解した様子を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る流量制御弁本体部
の水調部を分解した様子を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る流量制御弁のモー
タ部を示す断面図である。
【図6】メイン側水量制御弁に取り付けられるモータ部
の有するホールICの出力波形を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るバイパス側流量制
御弁本体部を分解した様子を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るバイパス側流量制
御弁本体部の水調部を分解した様子を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態に係るバイパス側流量制
御弁の本体部を示す断面図である。
【図10】バイパス側水量制御弁に取り付けられるモー
タ部の有するホールICの出力波形を示す説明図であ
る。
【図11】駆動制御回路の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図12】バイパス側水量制御弁の弁体を開状態から全
閉常態へ閉め込む際に駆動制御回路の行う動作の流れを
表す流れ図である。
【図13】円錐台形状の弁体を示す説明図である。
【図14】円錐台形状の弁体のストローク量に対する流
量の関係を示すグラフを表す説明図である。
【図15】図14のストローク量を流体の通過面積に置
き換えたグラフを表す説明図である。
【図16】図15で取得した各段階の通過面積を均等に
分けたストローク量に対応させた場合の通過面積とスト
ローク量との関係を示すグラフを表す説明図である。
【図17】図16のグラフから求めた形状の弁体を用い
た場合のストローク量と流量の関係を示すグラフを表す
説明図である。
【符号の説明】
20…メイン側水量制御弁 21、81…入口部 22、82…出口部 23、83…水調ボディ23 24、85…水調パッキン 25、86…水調取付板 26、87…ナベネジ 30、90…水調部 31、91…プッシュナット 32、92…弁体32 33、97…ボディージョイント 34、98…オーリング 35…水調シャフト 40…モータ部40 41…モータ 42…減速ギア部 43…出力軸 44…溝 47…ホールIC 49…磁石 61、111…位置検出信号 64…モータ組み込み位置 80…バイパス側水量制御弁80 84…水調スプリング 93…水調シート 94…水調ガイド 95…水調シャフト 96…スプリングピン 99…水調軸受け99 120…駆動制御回路 121…モータ駆動回路 122…開閉制御部 123…パルス幅制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量を調整するための弁体が所定の調整軸
    の回動により開閉する流量制御弁本体部と前記調整軸を
    回動させるモータ部とを備えた流量制御弁において、 前記弁体を全閉した際に前記調整軸を回動させる前記モ
    ータ部の出力軸がその停止位置を検出し得る予め定めた
    停止角度から前記弁体を閉め込む方向に所定角度進んだ
    角度になるように前記モータ部と前記流量制御弁本体部
    とが組み付けられていることを特徴とする流量制御弁。
  2. 【請求項2】流量を調整するための弁体が所定の調整軸
    を回動させることで開閉する流量制御弁本体部に前記調
    整軸を回動するためのモータ部を組み付ける流量制御弁
    組立方法において、 前記弁体を全閉した際に前記調整軸を回動させる前記モ
    ータ部の出力軸がその停止位置を検出し得る予め定めた
    停止角度から前記弁体を閉め込む方向に所定角度進んだ
    角度になるように前記モータ部を前記流量制御弁本体部
    に組み付けることを特徴とする流量制御弁組立方法。
  3. 【請求項3】流量を調整するための弁体が所定の調整軸
    を回動させることで開閉する流量制御弁本体部の前記調
    整軸と当該調整軸を回動させるためのモータ部の出力軸
    とを同心に嵌合させて前記流量制御弁本体部に前記モー
    タ部を組み付ける流量制御弁組立方法であって、前記モ
    ータ部の出力軸と前記調整軸のうちいずれか一方の軸は
    その内周面に当該軸と平行に延びる溝を略等角度間隔に
    複数備え、他方の軸は、その外周面に前記一方の軸の内
    周に形成された溝と係合する凸状の歯を少なくとも1つ
    備えるものにおいて、 前記流量制御弁本体部の前記弁体を全閉状態にし、 前記モータ部の出力軸をその停止位置の検出し得る予め
    定めた停止角度より前記弁体の閉め込み方向に所定角度
    進ませた角度に設定して保持し、 前記モータ部を前記流体制御弁本体部に取り付けるため
    の所定の組み付け位置に合わせた状態でその出力軸と前
    記調整軸とを嵌合する際に、前記凸状の歯と前記溝との
    位相が合わず前記出力軸と前記調整軸とが嵌合しないと
    き、前記凸状の歯と前記溝の位相が合うまで前記モータ
    部を前記弁体の閉め込み方向に回して前記出力軸と前記
    調整軸とを嵌合させ、その後モータ部を前記閉め込み方
    向と逆方向に回して前記組み付け位置まで戻し当該位置
    で前記モータ部を前記流体制御弁本体部に固定すること
    を特徴とする流量制御弁組立方法。
  4. 【請求項4】流量を調整するための弁体が所定の調整軸
    の回動により開閉する流量制御弁本体部と前記調整軸を
    回動させるモータ部とを備えた流量制御弁であって、前
    記弁体を全閉した際に前記調整軸を回動させる前記モー
    タ部の出力軸がその停止位置を検出し得る予め定めた停
    止角度から前記弁体を閉め込む方向に所定角度進んだ角
    度になるように前記モータ部と前記流量制御弁本体部と
    が組み付けられているものの弁体を開閉する弁体開閉制
    御方法において、 前記弁体を開状態から全閉状態まで閉め込む際に、前記
    停止角度に到達したことが検知されるまで前記モータ部
    の出力軸を前記弁体の閉め込み方向へ第1の速度で回転
    させ、その後前記第1の速度より遅い第2の速度で前記
    出力軸を回転させ前記弁体を全閉状態まで徐々に閉め込
    むことを特徴とする弁体開閉制御方法。
  5. 【請求項5】前記停止角度から前記出力軸を前記第2の
    速度で回した際に前記弁体が全閉するまでに要する最大
    時間より長い基準駆動時間を予め定めておき、前記出力
    軸が前記停止角度に到達してから前記基準駆動時間の経
    過するまでの間一律に前記モータ部を前記第2の速度で
    駆動することにより前記弁体を全閉状態まで徐々に閉め
    込むことを特徴とする請求項4記載の弁体開閉制御方
    法。
  6. 【請求項6】前記弁体は弾性部材で止水する機能を備
    え、前記停止角度から前記出力軸を前記第2の速度で回
    して止水することを特徴とする請求項4または5記載の
    弁体開閉制御方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の流量制御弁若しくは請求項
    2または3記載の流量制御弁組立方法により組み立てら
    れる流量制御弁に適用する弁体において、 前記モータ部の出力軸の回転角の変化量と前記流量制御
    弁内の流量の変化量とが正比例するようにその形状を設
    定したことを特徴とする弁体。
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