JPH1030069A - 水性親水性付与剤及びその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材の製造方法 - Google Patents
水性親水性付与剤及びその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材の製造方法Info
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- JPH1030069A JPH1030069A JP8999097A JP8999097A JPH1030069A JP H1030069 A JPH1030069 A JP H1030069A JP 8999097 A JP8999097 A JP 8999097A JP 8999097 A JP8999097 A JP 8999097A JP H1030069 A JPH1030069 A JP H1030069A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に、親水性持続性が優れた水性の親水性付
与剤を提供するとともに、優れた親水性が得られ、ロー
ル巻きにした場合においてもブロッキングが発生しない
高品質な熱交換器用プレコートフィン材を製造し得る方
法を提供する。 【解決手段】 水性の親水性付与剤、分散粒子径が5〜
100nmのコロイダルシリカと、少なくともカルボン
酸ポリマーを含む水溶性ポリマーと、水とで組成されて
なり、上記コロイダルシリカと水溶性ポリマーはその固
形分重量比が30:70〜70:30、その合計含有量
が4〜20重量%であるとともに水溶性ポリマーに含ま
れるカルボン酸ポリマー中のカルボキシル基の含有量が
20〜63重量%であり、且つ、全体のpH値が1〜5
である。プレコートフィン材の製造の製造方法は、この
親水性付与剤を、アルミニウム製フィン基材上に固形分
付着量が0.3〜1.5g/m2 になるように塗布して
加熱乾燥するものである。
与剤を提供するとともに、優れた親水性が得られ、ロー
ル巻きにした場合においてもブロッキングが発生しない
高品質な熱交換器用プレコートフィン材を製造し得る方
法を提供する。 【解決手段】 水性の親水性付与剤、分散粒子径が5〜
100nmのコロイダルシリカと、少なくともカルボン
酸ポリマーを含む水溶性ポリマーと、水とで組成されて
なり、上記コロイダルシリカと水溶性ポリマーはその固
形分重量比が30:70〜70:30、その合計含有量
が4〜20重量%であるとともに水溶性ポリマーに含ま
れるカルボン酸ポリマー中のカルボキシル基の含有量が
20〜63重量%であり、且つ、全体のpH値が1〜5
である。プレコートフィン材の製造の製造方法は、この
親水性付与剤を、アルミニウム製フィン基材上に固形分
付着量が0.3〜1.5g/m2 になるように塗布して
加熱乾燥するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にアルミニウム
材の表面に親水性を付与するに好適な水性親水性付与剤
とその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材
の製造方法に関するものである。
材の表面に親水性を付与するに好適な水性親水性付与剤
とその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物や自動車等に使用される空
調機器等の熱交換器においては、アルミニウム材(以
下、アルミニウム又はアルミニウム合金を意味する)を
用いて所定のフィン形状に成形加工してなるフィン材が
使用されている。このようなフィン材は、熱交換効率を
上げる目的や空調機器の小型化の影響等によりそのフィ
ンどうしの間隔が狭められているため、冷房時等におい
てフィン表面で凝縮した水が球状になってフィン間にブ
リッジを形成する現象が発生し、この結果、通風抵抗が
増加して熱交換能力が低下してしまうという不具合があ
る。
調機器等の熱交換器においては、アルミニウム材(以
下、アルミニウム又はアルミニウム合金を意味する)を
用いて所定のフィン形状に成形加工してなるフィン材が
使用されている。このようなフィン材は、熱交換効率を
上げる目的や空調機器の小型化の影響等によりそのフィ
ンどうしの間隔が狭められているため、冷房時等におい
てフィン表面で凝縮した水が球状になってフィン間にブ
リッジを形成する現象が発生し、この結果、通風抵抗が
増加して熱交換能力が低下してしまうという不具合があ
る。
【0003】このため、従来においては、そのフィン基
材に対してフィン加工前に予め親水性付与剤を塗布して
フィン表面に親水性を付与する表面処理が施されてい
る。これは、フィン表面の親水性を高めることによって
フィン表面に付着した水分が球状に凝集することなく表
面全域に広がるようにし、これにより前記したブリッジ
現象の発生を回避しようとするものである。なお、この
ような親水性付与剤等を成形加工前に予め塗布処理して
使用するフィン材は、通常、プレコートフィン材とも呼
ばれている。
材に対してフィン加工前に予め親水性付与剤を塗布して
フィン表面に親水性を付与する表面処理が施されてい
る。これは、フィン表面の親水性を高めることによって
フィン表面に付着した水分が球状に凝集することなく表
面全域に広がるようにし、これにより前記したブリッジ
現象の発生を回避しようとするものである。なお、この
ような親水性付与剤等を成形加工前に予め塗布処理して
使用するフィン材は、通常、プレコートフィン材とも呼
ばれている。
【0004】そして、このような親水性付与剤として
は、例えば、シリカと有機ポリマーを主成分とするもの
が知られている(特開昭53−92846号、特開昭5
5−99976号、特開平6−221786号等の公
報)。
は、例えば、シリカと有機ポリマーを主成分とするもの
が知られている(特開昭53−92846号、特開昭5
5−99976号、特開平6−221786号等の公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリカ
と有機ポリマーを主成分とする従来の親水性付与剤は、
初期段階では親水性が良好に発揮されるものの、経時的
には乾湿状態の繰り返しや空気中の炭化水素類等の付着
等によりその親水性が次第に劣化してしまう傾向にあ
り、親水性持続力の向上が望まれている。
と有機ポリマーを主成分とする従来の親水性付与剤は、
初期段階では親水性が良好に発揮されるものの、経時的
には乾湿状態の繰り返しや空気中の炭化水素類等の付着
等によりその親水性が次第に劣化してしまう傾向にあ
り、親水性持続力の向上が望まれている。
【0006】また、上記公報等で提案されている親水性
付与材は、そのいずれも組成内容等からみてその浴はア
ルカリ性であり、後述するようにフィン基材に塗布した
後の表面が比較的平滑なものとなる傾向がある。そし
て、このようなフィン塗布面では親水性持続力が不十分
であるばかりか、水がはじかれるという別の現象がみら
れる。特開平6−221786号公報においては、その
実施例1に、ケイ酸塩(ケイ酸ソーダ)と水溶性樹脂
(ポリアクリル酸ソーダ)と水との混合液(アルカリ
性)をアルミニウム板上に塗布し、平均粒径0.5μm
のシリカ粒子がある親水性皮膜を形成するプレコートフ
ィン材が示されているが、成膜される皮膜自体がアルカ
リ性をおび、フィン加工時に揮発性プレス油を発泡劣化
させるとともにフィン材の耐蝕性を阻害し、アルカリの
溶出により皮膜構造が経時的に変化する等の問題があ
る。
付与材は、そのいずれも組成内容等からみてその浴はア
ルカリ性であり、後述するようにフィン基材に塗布した
後の表面が比較的平滑なものとなる傾向がある。そし
て、このようなフィン塗布面では親水性持続力が不十分
であるばかりか、水がはじかれるという別の現象がみら
れる。特開平6−221786号公報においては、その
実施例1に、ケイ酸塩(ケイ酸ソーダ)と水溶性樹脂
(ポリアクリル酸ソーダ)と水との混合液(アルカリ
性)をアルミニウム板上に塗布し、平均粒径0.5μm
のシリカ粒子がある親水性皮膜を形成するプレコートフ
ィン材が示されているが、成膜される皮膜自体がアルカ
リ性をおび、フィン加工時に揮発性プレス油を発泡劣化
させるとともにフィン材の耐蝕性を阻害し、アルカリの
溶出により皮膜構造が経時的に変化する等の問題があ
る。
【0007】さらに、プレコートフィン材は、その成形
加工等の前には通常ロール巻きにして保管しており、こ
のフィン材に従来の親水性付与剤を塗布処理した場合に
は、フィンどうしが付着して剥がれない、いわゆるブロ
ッキングが発生することがある。
加工等の前には通常ロール巻きにして保管しており、こ
のフィン材に従来の親水性付与剤を塗布処理した場合に
は、フィンどうしが付着して剥がれない、いわゆるブロ
ッキングが発生することがある。
【0008】本発明の目的は、例えばアルミニウム材料
の表面に塗布した場合、優れた親水性が初期段階におい
て得られることはもちろんのこと、比較的長期にわたっ
ても持続して得られる水性の親水性付与剤を提供するこ
とにある。また、他の目的は、そのような優れた親水性
が得られることに加え、ロール巻きにした場合において
もブロッキングが発生しない高品質なプレコートフィン
材を製造できる熱交換器用プレコートフィン材の製造方
法を提供することにある。
の表面に塗布した場合、優れた親水性が初期段階におい
て得られることはもちろんのこと、比較的長期にわたっ
ても持続して得られる水性の親水性付与剤を提供するこ
とにある。また、他の目的は、そのような優れた親水性
が得られることに加え、ロール巻きにした場合において
もブロッキングが発生しない高品質なプレコートフィン
材を製造できる熱交換器用プレコートフィン材の製造方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の水性親水性付与
剤は、分散粒子径が5〜100nmのコロイダルシリカ
と、少なくともカルボン酸ポリマーを含む水溶性ポリマ
ーと、水とで組成されてなり、上記コロイダルシリカと
水溶性ポリマーはその固形分重量比が30:70〜7
0:30、その合計含有量が4〜20重量%であるとと
もに水溶性ポリマーに含まれるカルボン酸ポリマー中の
カルボキシル基の含有量が20〜63重量%であり、且
つ、全体のpH値が1〜5であることを特徴とするもの
である。
剤は、分散粒子径が5〜100nmのコロイダルシリカ
と、少なくともカルボン酸ポリマーを含む水溶性ポリマ
ーと、水とで組成されてなり、上記コロイダルシリカと
水溶性ポリマーはその固形分重量比が30:70〜7
0:30、その合計含有量が4〜20重量%であるとと
もに水溶性ポリマーに含まれるカルボン酸ポリマー中の
カルボキシル基の含有量が20〜63重量%であり、且
つ、全体のpH値が1〜5であることを特徴とするもの
である。
【0010】また、本発明の熱交換器用プレコートフィ
ン材の製造方法は、分散粒子径が5〜100nmのコロ
イダルシリカと、少なくともカルボン酸ポリマーを含む
水溶性ポリマーと、水とで組成されてなり、上記コロイ
ダルシリカと水溶性ポリマーはその固形分重量比が3
0:70〜70:30、その合計含有量が4〜20重量
%であるとともに水溶性ポリマーに含まれるカルボン酸
ポリマー中のカルボキシル基の含有量が20〜63重量
%であり、且つ、全体のpH値が1〜5である水性親水
性付与剤を、アルミニウム製フィン基材の表面に直接又
はその表面に形成する耐蝕性下地皮膜を介して固形分付
着量が0.3〜1.5g/m2 になるように塗布し、加
熱乾燥することを特徴とするものである。
ン材の製造方法は、分散粒子径が5〜100nmのコロ
イダルシリカと、少なくともカルボン酸ポリマーを含む
水溶性ポリマーと、水とで組成されてなり、上記コロイ
ダルシリカと水溶性ポリマーはその固形分重量比が3
0:70〜70:30、その合計含有量が4〜20重量
%であるとともに水溶性ポリマーに含まれるカルボン酸
ポリマー中のカルボキシル基の含有量が20〜63重量
%であり、且つ、全体のpH値が1〜5である水性親水
性付与剤を、アルミニウム製フィン基材の表面に直接又
はその表面に形成する耐蝕性下地皮膜を介して固形分付
着量が0.3〜1.5g/m2 になるように塗布し、加
熱乾燥することを特徴とするものである。
【0011】コロイダルシリカは、水性分散液として提
供される、酸(pH1〜4)安定型のシリカゾル又はア
ルカリ(pH9〜10.5)安定型のシリカゾルのいず
れであってもよく、その分散粒子径が5〜100nm、
好ましくは10〜30nmのものが使用される。アルカ
リ安定型のコロイダルシリカを使用する場合には、その
コロイダルシリカはカルボン酸の酸により中和されるこ
とになるが、pH値1〜5の浴中においてシリカの凝集
を最小限にするため、そのアルカリ安定型コロイダルシ
リカが浴中でpH値5〜7の中性域を通過(滞留)する
時間を極力短縮させることが重要である。分散粒子径が
5nm未満では、シリカが凝集しやすくなり、必要な粗
面化状態の塗布表面が得られず親水性レベルも低くな
る。反対に100nmを超えると、シリカどうしが合体
して浴の安定性が悪化する。
供される、酸(pH1〜4)安定型のシリカゾル又はア
ルカリ(pH9〜10.5)安定型のシリカゾルのいず
れであってもよく、その分散粒子径が5〜100nm、
好ましくは10〜30nmのものが使用される。アルカ
リ安定型のコロイダルシリカを使用する場合には、その
コロイダルシリカはカルボン酸の酸により中和されるこ
とになるが、pH値1〜5の浴中においてシリカの凝集
を最小限にするため、そのアルカリ安定型コロイダルシ
リカが浴中でpH値5〜7の中性域を通過(滞留)する
時間を極力短縮させることが重要である。分散粒子径が
5nm未満では、シリカが凝集しやすくなり、必要な粗
面化状態の塗布表面が得られず親水性レベルも低くな
る。反対に100nmを超えると、シリカどうしが合体
して浴の安定性が悪化する。
【0012】水溶性ポリマーは、水溶性カルボン酸ポリ
マーと、必要に応じて併用する後述の他のポリマー材料
とを含むものである。この水溶性ポリマーは、そのポリ
マーに存在するカルボン酸ポリマー中のカルボキシル基
の含有量、即ちカルボン酸ポリマ−の全重量中に占める
カルボキシル基(COOH)の重量割合が20〜63重
量%である。この含有量が20重量%未満では水に対す
る溶解性が悪くなり、一方、含有量の上限値(63重量
%)は全量がアクリル酸ポリマーとするときの理論計算
値上の上限値なので、この値を超えることは実際にはあ
り得ない。このカルボキシル基の含有量については、例
えば、塗布前の液状態時には化学的分析方法(例えば中
和滴定により反応量を求めて換算する)により測定し、
塗布後の皮膜状態時には赤外分光分析方法により測定す
る。
マーと、必要に応じて併用する後述の他のポリマー材料
とを含むものである。この水溶性ポリマーは、そのポリ
マーに存在するカルボン酸ポリマー中のカルボキシル基
の含有量、即ちカルボン酸ポリマ−の全重量中に占める
カルボキシル基(COOH)の重量割合が20〜63重
量%である。この含有量が20重量%未満では水に対す
る溶解性が悪くなり、一方、含有量の上限値(63重量
%)は全量がアクリル酸ポリマーとするときの理論計算
値上の上限値なので、この値を超えることは実際にはあ
り得ない。このカルボキシル基の含有量については、例
えば、塗布前の液状態時には化学的分析方法(例えば中
和滴定により反応量を求めて換算する)により測定し、
塗布後の皮膜状態時には赤外分光分析方法により測定す
る。
【0013】水溶性カルボン酸ポリマーは、塗布前の付
与剤として存在するときはpH調整剤として機能し、塗
布による皮膜形成時にはコロイダルシリカ粒子の造膜保
持剤やバインダーとして機能する。このカルボン酸ポリ
マーとしては、ポリアクリル酸樹脂、ポリメタクリル酸
樹脂、ポリアクリル酸系共重合体、ポリアクリル酸のエ
ステル化物等のアクリル酸系ポリマーが単独で又は混合
されて使用される。ちなみに、アクリル酸系ポリマー単
体の水溶液(濃度:20重量%)のpH値は1〜3であ
る。また、カルボン酸ポリマーは平均分子量が2,00
0〜500,000、好ましくは15,000〜10
0,000であるとよい。この分子量が2,000未満
では、塗膜が水に簡単に溶解してしまい、反対に50
0,000を超えると、塗料としての粘度が異常に高く
なり水に溶解し難くなり、また、他のポリマーとの相溶
性が悪くなり、塗布時に糸曳き現象が発生するようにな
って良好な塗布ができなくなる。
与剤として存在するときはpH調整剤として機能し、塗
布による皮膜形成時にはコロイダルシリカ粒子の造膜保
持剤やバインダーとして機能する。このカルボン酸ポリ
マーとしては、ポリアクリル酸樹脂、ポリメタクリル酸
樹脂、ポリアクリル酸系共重合体、ポリアクリル酸のエ
ステル化物等のアクリル酸系ポリマーが単独で又は混合
されて使用される。ちなみに、アクリル酸系ポリマー単
体の水溶液(濃度:20重量%)のpH値は1〜3であ
る。また、カルボン酸ポリマーは平均分子量が2,00
0〜500,000、好ましくは15,000〜10
0,000であるとよい。この分子量が2,000未満
では、塗膜が水に簡単に溶解してしまい、反対に50
0,000を超えると、塗料としての粘度が異常に高く
なり水に溶解し難くなり、また、他のポリマーとの相溶
性が悪くなり、塗布時に糸曳き現象が発生するようにな
って良好な塗布ができなくなる。
【0014】水溶性ポリマーにおいて併用するポリマー
としては、例えば、分子中にエーテル結合を有する樹脂
(ポリエチレングリコール、ポリエーテル系ウレタン、
ポリグリシジルエーテル化合物など)等が挙げられる。
このエーテル結合を有する樹脂を使用した場合には、熱
黄変性の少ない付与剤の塗膜が得られる。
としては、例えば、分子中にエーテル結合を有する樹脂
(ポリエチレングリコール、ポリエーテル系ウレタン、
ポリグリシジルエーテル化合物など)等が挙げられる。
このエーテル結合を有する樹脂を使用した場合には、熱
黄変性の少ない付与剤の塗膜が得られる。
【0015】水溶性ポリマーには、カルボン酸ポリマー
を水に不溶化させるための架橋剤や造膜軟化剤として機
能するポリマー材料等を配合することができる。架橋剤
として機能させるポリマーとしては、ジエチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール等の多価アル
コール類、水溶性エポキシ樹脂、水溶性メラミン樹脂、
イソシアネート等の水溶性ウレタンポリマー等が使用さ
れる。また、造膜軟化剤として機能させるポリマーとし
ては、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、
ポリビニルアルコール、水溶性ポリエステル等が使用さ
れる。これらの配合量については、架橋剤ではカルボン
酸の等量値を限度とし、造膜軟化剤では水溶性ポリマー
の配合量からカルボン酸ポリマーと架橋剤の合計配合量
を除いた量を限度とする。
を水に不溶化させるための架橋剤や造膜軟化剤として機
能するポリマー材料等を配合することができる。架橋剤
として機能させるポリマーとしては、ジエチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトール等の多価アル
コール類、水溶性エポキシ樹脂、水溶性メラミン樹脂、
イソシアネート等の水溶性ウレタンポリマー等が使用さ
れる。また、造膜軟化剤として機能させるポリマーとし
ては、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、
ポリビニルアルコール、水溶性ポリエステル等が使用さ
れる。これらの配合量については、架橋剤ではカルボン
酸の等量値を限度とし、造膜軟化剤では水溶性ポリマー
の配合量からカルボン酸ポリマーと架橋剤の合計配合量
を除いた量を限度とする。
【0016】コロイダルシリカと水溶性ポリマーは、固
形分重量比が30:70〜70:30、好ましくは4
0:60〜70:30となるように配合される。コロイ
ダルシリカの固形分重量比が30未満では塗膜の全表面
積に占める親水基の濃度が不十分なため親水性持続量が
低下してしまい、反対にその重量比が70を超えて水溶
性ポリマーの配合量がすくなくなると塗膜がもろくな
る。
形分重量比が30:70〜70:30、好ましくは4
0:60〜70:30となるように配合される。コロイ
ダルシリカの固形分重量比が30未満では塗膜の全表面
積に占める親水基の濃度が不十分なため親水性持続量が
低下してしまい、反対にその重量比が70を超えて水溶
性ポリマーの配合量がすくなくなると塗膜がもろくな
る。
【0017】また、コロイダルシリカと水溶性ポリマー
は、付与剤全体に対して、その合計含有量が4〜20重
量%となるように配合される。この合計配合量が4重量
%未満では所望レベルの親水性を付与することができず
塗膜の均一性が低下し、反対に40重量%を超えると液
の粘度が上昇して塗布作業性が低下したり塗膜の均一性
が低下する。
は、付与剤全体に対して、その合計含有量が4〜20重
量%となるように配合される。この合計配合量が4重量
%未満では所望レベルの親水性を付与することができず
塗膜の均一性が低下し、反対に40重量%を超えると液
の粘度が上昇して塗布作業性が低下したり塗膜の均一性
が低下する。
【0018】水としては、特に限定されるものではない
が、脱イオン水、純水等が使用される。この水は付与剤
全体のうちコロイダルシリカと水溶性ポリマーを除いた
残部に相当するため、その含有量は後述する任意成分も
含めて80〜96重量%である。
が、脱イオン水、純水等が使用される。この水は付与剤
全体のうちコロイダルシリカと水溶性ポリマーを除いた
残部に相当するため、その含有量は後述する任意成分も
含めて80〜96重量%である。
【0019】付与剤全体のpH値は1〜5であるが、p
Hが1未満では付与剤の浴安定性が悪く、塗膜形成時に
アルミニウム材料面や耐蝕性下地皮膜を溶解するおそれ
もあるため適当ではなく、pHが5を超えると皮膜形成
時にコロイダルシリカが球状となって表層部に析出しな
い。このpH値の調整は、カルボン酸ポリマーの配合量
を調整することにより行うが、硝酸或いは酢酸等の揮発
性酸を用いて行ってもよい。
Hが1未満では付与剤の浴安定性が悪く、塗膜形成時に
アルミニウム材料面や耐蝕性下地皮膜を溶解するおそれ
もあるため適当ではなく、pHが5を超えると皮膜形成
時にコロイダルシリカが球状となって表層部に析出しな
い。このpH値の調整は、カルボン酸ポリマーの配合量
を調整することにより行うが、硝酸或いは酢酸等の揮発
性酸を用いて行ってもよい。
【0020】この付与剤には、必要に応じて、水溶性有
機溶剤、レベリング剤、消泡剤、界面活性剤、防腐剤、
抗菌剤、抗かび剤等の任意成分を添加することができ、
その場合には付与剤全体に対して合計含有量が30重量
%を超えない範囲内で添加する。また、任意成分ごとの
各含有量は付与剤全体に対して0.1〜10重量%の範
囲内とする。なお、付与剤の浴中にはクロムイオン等の
多価の金属イオンを添加しないことが必要である。この
クロムイオンを添加した場合には、浴保存中において水
溶性ポリマーとしてのアクリル酸ポリマーの重合硬化が
進行して、適切な塗膜を形成することが困難となる。
機溶剤、レベリング剤、消泡剤、界面活性剤、防腐剤、
抗菌剤、抗かび剤等の任意成分を添加することができ、
その場合には付与剤全体に対して合計含有量が30重量
%を超えない範囲内で添加する。また、任意成分ごとの
各含有量は付与剤全体に対して0.1〜10重量%の範
囲内とする。なお、付与剤の浴中にはクロムイオン等の
多価の金属イオンを添加しないことが必要である。この
クロムイオンを添加した場合には、浴保存中において水
溶性ポリマーとしてのアクリル酸ポリマーの重合硬化が
進行して、適切な塗膜を形成することが困難となる。
【0021】水溶性有機溶剤は、水溶性ポリマーを希釈
するために添加するものであり、具体的にはメチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチ
ルアルコール、エチレングリコール等のアルコール類等
が使用される。レベリング剤は、付与剤の表面張力を低
下させるために添加するものであり、具体的にはポリシ
ロキサン、シリコンオリゴマー等のシリコン系レベリン
グ剤や、パーフルオロアルキル等のフッ素系レベリング
剤や、ポリアクリレート等のアクリル系レベリング剤等
が使用される。消泡剤は、付与剤の調製時や塗布時にお
ける泡発生を抑制するために添加するもので、具体的に
はポリプロピレングリコール等のグリコール類や、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール等の低級アルコール類や、金属せっ
けん等の高級脂肪酸金属せっけん等が使用される。界面
活性剤は、付与剤の表面張力を低下させて塗布性を向上
させたり塗膜における初期の親水性付与剤として機能さ
せるために添加するものであり、具体的にはアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等のア
ニオン系界面活性剤や、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオ
ン系界面活性剤等が使用される。なお、カチオン系界面
活性剤は付与剤の浴安定性から好ましくない。防腐剤、
抗菌剤、抗かび剤等は、腐食臭やかび発生によるかび臭
が発生するのを防止するために添加し、具体的には2
(4チアゾリル)−ベンゾイミダゾ−ル、2−ベンズイ
ミダゾ−ルカルバミン酸メチル、2−ジカルボキシイミ
ド・o−フェニルフェノール等のイミダゾール系のもの
等が使用される。この防腐剤、抗菌剤、抗かび剤等は固
形分配合量が総量として5〜20重量%となるように添
加することが好ましい。
するために添加するものであり、具体的にはメチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチ
ルアルコール、エチレングリコール等のアルコール類等
が使用される。レベリング剤は、付与剤の表面張力を低
下させるために添加するものであり、具体的にはポリシ
ロキサン、シリコンオリゴマー等のシリコン系レベリン
グ剤や、パーフルオロアルキル等のフッ素系レベリング
剤や、ポリアクリレート等のアクリル系レベリング剤等
が使用される。消泡剤は、付与剤の調製時や塗布時にお
ける泡発生を抑制するために添加するもので、具体的に
はポリプロピレングリコール等のグリコール類や、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール等の低級アルコール類や、金属せっ
けん等の高級脂肪酸金属せっけん等が使用される。界面
活性剤は、付与剤の表面張力を低下させて塗布性を向上
させたり塗膜における初期の親水性付与剤として機能さ
せるために添加するものであり、具体的にはアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等のア
ニオン系界面活性剤や、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオ
ン系界面活性剤等が使用される。なお、カチオン系界面
活性剤は付与剤の浴安定性から好ましくない。防腐剤、
抗菌剤、抗かび剤等は、腐食臭やかび発生によるかび臭
が発生するのを防止するために添加し、具体的には2
(4チアゾリル)−ベンゾイミダゾ−ル、2−ベンズイ
ミダゾ−ルカルバミン酸メチル、2−ジカルボキシイミ
ド・o−フェニルフェノール等のイミダゾール系のもの
等が使用される。この防腐剤、抗菌剤、抗かび剤等は固
形分配合量が総量として5〜20重量%となるように添
加することが好ましい。
【0022】本発明の付与剤は、コロイダルシリカ、水
溶性ポリマー、水、必要に応じて任意添加成分を前記し
た各条件で配合することにより水性の組成物(塗料)と
して調製される。この付与剤は、塗布手段に応じて、表
面張力が40dyn以下、粘度が5〜100cps(2
0°C)となるように調製される。また、この付与剤
は、アルミニウム又はその合金に塗布して使用される
が、例えば結露防止の目的で他の金属材料に適用しても
よい。
溶性ポリマー、水、必要に応じて任意添加成分を前記し
た各条件で配合することにより水性の組成物(塗料)と
して調製される。この付与剤は、塗布手段に応じて、表
面張力が40dyn以下、粘度が5〜100cps(2
0°C)となるように調製される。また、この付与剤
は、アルミニウム又はその合金に塗布して使用される
が、例えば結露防止の目的で他の金属材料に適用しても
よい。
【0023】本発明の付与剤を使用して熱交換器のプレ
コートフィン材を製造するに際しては、その付与剤をア
ルミニウム製フィン基材の表面に直接、或いはその表面
に形成する耐蝕性下地皮膜上に塗布した後、加熱乾燥す
る。付与材を直接塗布する場合には、フィン基材の表面
を脱脂処理等をしておく。また、耐蝕性下地皮膜として
は、クロム酸クロメート処理、りん酸クロメート処理、
塗布型クロメート処理等による無機皮膜や、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂等の耐蝕性樹脂皮膜を形成する。この
場合、無機皮膜の膜厚は0.01〜0.2μm、耐蝕性
樹脂皮膜の膜厚は0.5〜3μmであることが好まし
い。
コートフィン材を製造するに際しては、その付与剤をア
ルミニウム製フィン基材の表面に直接、或いはその表面
に形成する耐蝕性下地皮膜上に塗布した後、加熱乾燥す
る。付与材を直接塗布する場合には、フィン基材の表面
を脱脂処理等をしておく。また、耐蝕性下地皮膜として
は、クロム酸クロメート処理、りん酸クロメート処理、
塗布型クロメート処理等による無機皮膜や、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂等の耐蝕性樹脂皮膜を形成する。この
場合、無機皮膜の膜厚は0.01〜0.2μm、耐蝕性
樹脂皮膜の膜厚は0.5〜3μmであることが好まし
い。
【0024】付与剤のフィン基材への塗布は、ロールコ
ート法、バーコート法、スプレー法、浸漬法等の塗布手
段を用いて固形分付着量が0.3〜1.5g/m2 にな
るように行う。この付着量が0.3g/m2 未満では塗
膜における親水性レベルが低く、塗布むらが発生した場
合には部分的に必要な親水性が得られなくなる。反対に
1.5g/m2 を超えると、親水性レベルの更なる向上
がなく、また、フィン成形加工時に塗膜が剥離する等の
問題が発生する。
ート法、バーコート法、スプレー法、浸漬法等の塗布手
段を用いて固形分付着量が0.3〜1.5g/m2 にな
るように行う。この付着量が0.3g/m2 未満では塗
膜における親水性レベルが低く、塗布むらが発生した場
合には部分的に必要な親水性が得られなくなる。反対に
1.5g/m2 を超えると、親水性レベルの更なる向上
がなく、また、フィン成形加工時に塗膜が剥離する等の
問題が発生する。
【0025】塗布後の加熱乾燥は、加熱温度が200〜
280°C、加熱時間が5〜60秒という条件で行うこ
とが好ましい。加熱温度が200°C未満ではポリマー
成分が未硬化となり、その塗膜が水に触れた際に溶解乃
至は湿潤してしまい、反対に280°Cを超えるとポリ
マー成分の硬化が進み過ぎて塗膜がもろくなる。また、
加熱時間が60秒を超えると、塗膜性能の向上がみられ
ないばかりか、生産コストの上昇を招く。このため加熱
時間は好ましくは10〜30秒である。
280°C、加熱時間が5〜60秒という条件で行うこ
とが好ましい。加熱温度が200°C未満ではポリマー
成分が未硬化となり、その塗膜が水に触れた際に溶解乃
至は湿潤してしまい、反対に280°Cを超えるとポリ
マー成分の硬化が進み過ぎて塗膜がもろくなる。また、
加熱時間が60秒を超えると、塗膜性能の向上がみられ
ないばかりか、生産コストの上昇を招く。このため加熱
時間は好ましくは10〜30秒である。
【0026】このようにして得られたプレコートフィン
材は、必要に応じてロール巻きにして保管した後、揮発
性プレス油を塗布してからスリット加工やコルゲート加
工等の成形加工を施すことにより、所望の形態からなる
熱交換器用フィン材とする。そして、そのフィン材を加
熱してその表面から揮発性プレス油を揮散させることに
より親水性皮膜を露出させる。
材は、必要に応じてロール巻きにして保管した後、揮発
性プレス油を塗布してからスリット加工やコルゲート加
工等の成形加工を施すことにより、所望の形態からなる
熱交換器用フィン材とする。そして、そのフィン材を加
熱してその表面から揮発性プレス油を揮散させることに
より親水性皮膜を露出させる。
【0027】本発明の付与剤は、コロイダルシリカが安
定なコロイド溶液として液中に存在しており、塗布して
加熱乾燥する段階で水分が揮発して酸性度が上昇しつつ
(pHが1以下になりつつ)皮膜が形成される際に、コ
ロイダルシリカが独立した状態で球状化し、塗膜表面が
粗面化状態となる。また、塗膜の密着性も良好である。
これにより、高レベルの親水性が得られるようになり、
しかも、この優れた親水性は初期段階のみならず長期に
わたって維持される。皮膜形成時に形成される球状のシ
リカゲルの独立粒径は0.1〜2.5μm、好ましくは
0.2〜1.5μmである。
定なコロイド溶液として液中に存在しており、塗布して
加熱乾燥する段階で水分が揮発して酸性度が上昇しつつ
(pHが1以下になりつつ)皮膜が形成される際に、コ
ロイダルシリカが独立した状態で球状化し、塗膜表面が
粗面化状態となる。また、塗膜の密着性も良好である。
これにより、高レベルの親水性が得られるようになり、
しかも、この優れた親水性は初期段階のみならず長期に
わたって維持される。皮膜形成時に形成される球状のシ
リカゲルの独立粒径は0.1〜2.5μm、好ましくは
0.2〜1.5μmである。
【0028】また、この付与剤を塗布した熱交換器用プ
レコートフィン材は、その塗膜表面に粒状のシリカゲル
が密集して存在して塗膜表面が粗面化状態にあるため、
フィン材をロール巻きしたり重ね合わせたとしても、ブ
ロッキングが発生することはない。また、この付与剤を
塗布したプレコートフィン材は後工程の成形加工性がき
わめて良好なものとなる。
レコートフィン材は、その塗膜表面に粒状のシリカゲル
が密集して存在して塗膜表面が粗面化状態にあるため、
フィン材をロール巻きしたり重ね合わせたとしても、ブ
ロッキングが発生することはない。また、この付与剤を
塗布したプレコートフィン材は後工程の成形加工性がき
わめて良好なものとなる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、実施例等を挙げて本発明に
ついてさらに詳細に説明する。なお、本発明がこれらの
実施例に限定されるものではないことは言うまでもな
い。
ついてさらに詳細に説明する。なお、本発明がこれらの
実施例に限定されるものではないことは言うまでもな
い。
【0030】実施例1 ポリアクリル酸樹脂水溶液(商品名:アキュマー151
0、ローム&ハス社製、固形分25%、平均分子量6
0,000、カルボキシル基の含有量62重量%)16
gと、コロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST
−0、日産化学株式会社製、固形分20%、粒径10〜
20nm、pH2〜4)20gとを、固形分重量比5
0:50で混合し、これに脱イオン水を加えて希釈して
全重量が100gになるように調製した組成物浴である
親水性付与剤を得た。得られた浴のpHは2.6であっ
た。この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に
固形分付着量が0.8g/m2 となるようにコーターに
より塗布した後、240℃で30秒間加熱乾燥し、プレ
コートフィン材を作製した。
0、ローム&ハス社製、固形分25%、平均分子量6
0,000、カルボキシル基の含有量62重量%)16
gと、コロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST
−0、日産化学株式会社製、固形分20%、粒径10〜
20nm、pH2〜4)20gとを、固形分重量比5
0:50で混合し、これに脱イオン水を加えて希釈して
全重量が100gになるように調製した組成物浴である
親水性付与剤を得た。得られた浴のpHは2.6であっ
た。この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に
固形分付着量が0.8g/m2 となるようにコーターに
より塗布した後、240℃で30秒間加熱乾燥し、プレ
コートフィン材を作製した。
【0031】得られたフィン材の塗膜特性を知るため、
その塗膜の初期親水性、親水性持続力、湿潤密着性およ
びシリカゾルの独立平均粒径について調べた。初期親水
性については、塗膜表面に10μl(マイクロリット
ル)の脱イオン水を滴下した時の水滴の広がり径(mm
φ)を測定した。親水性持続力については、フィン材を
流水中に7時間浸漬した後に20℃の温度下で17時間
放置して乾燥するという乾湿繰り返し試験を10回繰り
返した後、初期親水性と同じように水滴の広がり径(m
mφ)を測定した。湿潤密着性については、フィン材を
流水中に100時間浸漬してから室温乾燥した後、碁盤
目セロテープを剥離したときの剥離長さを測定した。独
立平均粒径については、塗膜表面の拡大写真から実寸法
を個々に測定した。
その塗膜の初期親水性、親水性持続力、湿潤密着性およ
びシリカゾルの独立平均粒径について調べた。初期親水
性については、塗膜表面に10μl(マイクロリット
ル)の脱イオン水を滴下した時の水滴の広がり径(mm
φ)を測定した。親水性持続力については、フィン材を
流水中に7時間浸漬した後に20℃の温度下で17時間
放置して乾燥するという乾湿繰り返し試験を10回繰り
返した後、初期親水性と同じように水滴の広がり径(m
mφ)を測定した。湿潤密着性については、フィン材を
流水中に100時間浸漬してから室温乾燥した後、碁盤
目セロテープを剥離したときの剥離長さを測定した。独
立平均粒径については、塗膜表面の拡大写真から実寸法
を個々に測定した。
【0032】結果は、初期親水性が10mmφ以上、親
水性持続力が10mmφ以上、湿潤密着性が100/1
00、独立粒径が0.3〜1.4μmであった。また、
塗膜上の粒状シリカゾルの表面被覆率をプラニメータを
用いて測定したところ、その被覆率は93%であった。
さらに、浴の寿命について調べたところ30日間を経過
した後も安定した状態であった。この浴の寿命について
は後記する実施例2、3においても同じ結果が得られ
た。
水性持続力が10mmφ以上、湿潤密着性が100/1
00、独立粒径が0.3〜1.4μmであった。また、
塗膜上の粒状シリカゾルの表面被覆率をプラニメータを
用いて測定したところ、その被覆率は93%であった。
さらに、浴の寿命について調べたところ30日間を経過
した後も安定した状態であった。この浴の寿命について
は後記する実施例2、3においても同じ結果が得られ
た。
【0033】実施例2 グリセリンを0.3g添加して全重量が100gになる
ように調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与
剤をつくった。その浴のpHは2.6であった。そし
て、この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に
実施例1と同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプ
レコートフィン材を作製した。
ように調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与
剤をつくった。その浴のpHは2.6であった。そし
て、この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に
実施例1と同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプ
レコートフィン材を作製した。
【0034】この実施例の場合における塗膜特性は、初
期親水性が10mmφ以上、親水性持続力が10mmφ
以上、湿潤密着性が100/100、独立粒径が0.3
〜1.4μm、表面被覆率が93%であった。
期親水性が10mmφ以上、親水性持続力が10mmφ
以上、湿潤密着性が100/100、独立粒径が0.3
〜1.4μm、表面被覆率が93%であった。
【0035】実施例3 実施例1の親水性付与剤を、固形分付着量が0.6g/
m2 となるように塗布した以外は実施例1と同じ条件で
塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフィン材を作
製した。
m2 となるように塗布した以外は実施例1と同じ条件で
塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフィン材を作
製した。
【0036】この実施例の場合における塗膜特性は、初
期親水性が10mmφ以上、親水性持続力が10mmφ
以上、湿潤密着性が100/100、独立粒径が0.2
〜0.9μm、表面被覆率が90%であった。また、こ
のときの塗膜表面を拡大して撮影した顕微鏡写真(図
1)から、シリカゾルが確実に独立した粒状形態でしか
も密集して形成されているのがわかる。従って、本発明
付与剤による塗膜表面は独立粒子の集合体で構成された
構造になると言える。
期親水性が10mmφ以上、親水性持続力が10mmφ
以上、湿潤密着性が100/100、独立粒径が0.2
〜0.9μm、表面被覆率が90%であった。また、こ
のときの塗膜表面を拡大して撮影した顕微鏡写真(図
1)から、シリカゾルが確実に独立した粒状形態でしか
も密集して形成されているのがわかる。従って、本発明
付与剤による塗膜表面は独立粒子の集合体で構成された
構造になると言える。
【0037】実施例4 7重量%に相当する量の2(4チアゾリル)−ベンゾイ
ミダゾ−ルを添加して全重量が100gになるように調
製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつく
った。その浴のpHは2.6であった。そして、この付
与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に実施例1と
同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフ
ィン材を作製した。
ミダゾ−ルを添加して全重量が100gになるように調
製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつく
った。その浴のpHは2.6であった。そして、この付
与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に実施例1と
同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフ
ィン材を作製した。
【0038】このフィン材の抗菌性や抗かび性について
は、切り出した3×3cm角のサンプルを細菌用寒天培
地及びカビ用寒天培地を用いて恒温基中で28℃と37
℃で48時間それぞれ保存して発育状況を調べたとこ
ろ、細菌及びカビのいずれも検出されなかった。
は、切り出した3×3cm角のサンプルを細菌用寒天培
地及びカビ用寒天培地を用いて恒温基中で28℃と37
℃で48時間それぞれ保存して発育状況を調べたとこ
ろ、細菌及びカビのいずれも検出されなかった。
【0039】実施例5 実施例1と同じポリアクリル酸樹脂水溶液を8gとし、
水溶性エポキシ樹脂(商品名:デナコールEX313、
ナガセ化成株式会社製、固形分100%、エポキシ当量
141)を2g配合した以外は実施例1と同じ条件で親
水性付与剤をつくった。その浴のpHは2.8であっ
た。そして、この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィ
ン基材に実施例1と同じ条件で塗布するとともに加熱乾
燥してプレコートフィン材を作製した。
水溶性エポキシ樹脂(商品名:デナコールEX313、
ナガセ化成株式会社製、固形分100%、エポキシ当量
141)を2g配合した以外は実施例1と同じ条件で親
水性付与剤をつくった。その浴のpHは2.8であっ
た。そして、この付与剤を、脱脂したアルミニウムフィ
ン基材に実施例1と同じ条件で塗布するとともに加熱乾
燥してプレコートフィン材を作製した。
【0040】この実施例の場合における塗膜特性は、初
期親水性が10mmφ、親水性持続力が10mmφ、湿
潤密着性が100/100、独立粒径が0.1〜0.2
μm、表面被覆率が93%であった。また、このフィン
材を350℃の雰囲気中に5分間保持した後に塗膜表面
の黄変度を色差計で計ったところ、黄変の度合いを表す
b値が8であった。ちなみに、この黄変度測定を実施例
1のフィン材についても行ったところ、そのb値は16
であった。この結果、本実施例のフィン材の黄変度は実
施例1の場合に比べて半減し、改善されていることがわ
かる。
期親水性が10mmφ、親水性持続力が10mmφ、湿
潤密着性が100/100、独立粒径が0.1〜0.2
μm、表面被覆率が93%であった。また、このフィン
材を350℃の雰囲気中に5分間保持した後に塗膜表面
の黄変度を色差計で計ったところ、黄変の度合いを表す
b値が8であった。ちなみに、この黄変度測定を実施例
1のフィン材についても行ったところ、そのb値は16
であった。この結果、本実施例のフィン材の黄変度は実
施例1の場合に比べて半減し、改善されていることがわ
かる。
【0041】比較例1 カセイソーダを添加して浴のpH値が9.0になるよう
に調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤を
つくった。そして、この付与剤を、脱脂したアルミニウ
ムフィン基材に実施例1と同じ条件で塗布するとともに
加熱乾燥してプレコートフィン材を作製した。
に調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤を
つくった。そして、この付与剤を、脱脂したアルミニウ
ムフィン基材に実施例1と同じ条件で塗布するとともに
加熱乾燥してプレコートフィン材を作製した。
【0042】この場合は、初期親水性が9mmφ、親水
性持続力が5.5mmφ(水がはじかれた)、湿潤密着
性が100/100、独立粒径が0.01μm未満であ
り、塗膜表面に独立粒子は見られなかった。浴寿命は3
0日経過後も安定したものであった。また、このときの
塗膜表面を拡大して撮影した顕微鏡写真(図2)から、
ほぼ平滑な表面状態であることがわかる。
性持続力が5.5mmφ(水がはじかれた)、湿潤密着
性が100/100、独立粒径が0.01μm未満であ
り、塗膜表面に独立粒子は見られなかった。浴寿命は3
0日経過後も安定したものであった。また、このときの
塗膜表面を拡大して撮影した顕微鏡写真(図2)から、
ほぼ平滑な表面状態であることがわかる。
【0043】比較例2 実施例1のコロイダルシリカを8gとしてポリアクリル
酸ポリマーとの固形分重量比を28:72とした以外は
実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつくった。この浴
のpH値は2.5であった。そして、この付与剤を、脱
脂したアルミニウムフィン基材に固形分付着量が0.6
g/m2 となるように塗布した以外は実施例1と同じ条
件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフィン材
を作製した。
酸ポリマーとの固形分重量比を28:72とした以外は
実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつくった。この浴
のpH値は2.5であった。そして、この付与剤を、脱
脂したアルミニウムフィン基材に固形分付着量が0.6
g/m2 となるように塗布した以外は実施例1と同じ条
件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコートフィン材
を作製した。
【0044】この場合は、初期親水性が7〜8mmφ、
親水性持続力が6mmφ、湿潤密着性が100/100
であった。また、このときの塗膜表面を拡大して撮影し
た顕微鏡写真(図3)から、シリカゾルが互いに連なっ
た不定形状態になっていることがわかる。このため初期
親水性と親水性持続力のいずれも実施例1のものに比べ
て劣るものであった。
親水性持続力が6mmφ、湿潤密着性が100/100
であった。また、このときの塗膜表面を拡大して撮影し
た顕微鏡写真(図3)から、シリカゾルが互いに連なっ
た不定形状態になっていることがわかる。このため初期
親水性と親水性持続力のいずれも実施例1のものに比べ
て劣るものであった。
【0045】比較例3 3価のクロムイオンを0.7重量%分、フッ素イオンを
0.1重量%分添加して全重量が100gになるように
調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつ
くった。この浴のpHは1.9であった。そして、この
付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に実施例1
と同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコート
フィン材を作製した。
0.1重量%分添加して全重量が100gになるように
調製した以外は実施例1と同じ条件で親水性付与剤をつ
くった。この浴のpHは1.9であった。そして、この
付与剤を、脱脂したアルミニウムフィン基材に実施例1
と同じ条件で塗布するとともに加熱乾燥してプレコート
フィン材を作製した。
【0046】この場合は、初期親水性が9mmφ、親水
性持続力が6mmφ、湿潤密着性が90/100、独立
粒径が0.01未満であり、塗膜表面には独立粒子が見
られなかった。浴寿命は5日以内で不安定になった。
性持続力が6mmφ、湿潤密着性が90/100、独立
粒径が0.01未満であり、塗膜表面には独立粒子が見
られなかった。浴寿命は5日以内で不安定になった。
【0047】比較例4 自己架橋型のアクリルエマルジョン(商品名:ジュリマ
ーSEK−301、日本純薬株式会社製、固形分40
%、pH8.5〜9.5)10gと、コロイダルシリカ
(商品名:スノーテックスST−20、日産化学株式会
社製、固形分20%、粒径10〜20nm、pH9.5
〜10)20gとを、固形分重量比で50:50で混合
し、全重量が100gになるように調製した以外は実施
例1と同じ条件で親水性付与剤をつくった。この浴のp
Hは9.7であった。そして、この付与剤を、脱脂した
アルミニウムフィン基材に実施例1と同じ条件で塗布す
るとともに加熱乾燥してプレコートフィン材を作製し
た。
ーSEK−301、日本純薬株式会社製、固形分40
%、pH8.5〜9.5)10gと、コロイダルシリカ
(商品名:スノーテックスST−20、日産化学株式会
社製、固形分20%、粒径10〜20nm、pH9.5
〜10)20gとを、固形分重量比で50:50で混合
し、全重量が100gになるように調製した以外は実施
例1と同じ条件で親水性付与剤をつくった。この浴のp
Hは9.7であった。そして、この付与剤を、脱脂した
アルミニウムフィン基材に実施例1と同じ条件で塗布す
るとともに加熱乾燥してプレコートフィン材を作製し
た。
【0048】この場合は、初期親水性が10mmφ、親
水性持続力が6mmφ、湿潤密着性が100/100で
あった。また、この塗膜表面も比較例1と同様の平滑な
ものであった。
水性持続力が6mmφ、湿潤密着性が100/100で
あった。また、この塗膜表面も比較例1と同様の平滑な
ものであった。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の親水性付
与剤によれば、その付与剤を例えばアルミニウム材料の
表面に塗布した場合、その塗膜表部にコロイダルシリカ
が球状化された状態で独立形成されて塗膜表面を粗面状
態にし、また塗膜の密着性も良好であるため、高レベル
の親水性が得られ、しかも、その優れた親水性が初期段
階はもちろんのこと長期にわたっても持続して得られ
る。
与剤によれば、その付与剤を例えばアルミニウム材料の
表面に塗布した場合、その塗膜表部にコロイダルシリカ
が球状化された状態で独立形成されて塗膜表面を粗面状
態にし、また塗膜の密着性も良好であるため、高レベル
の親水性が得られ、しかも、その優れた親水性が初期段
階はもちろんのこと長期にわたっても持続して得られ
る。
【0050】また、本発明の製造方法によれば、上記し
た良好な親水性が得られることに加え、ロール巻きにし
た場合においてもブロッキングが発生しない高品質なプ
レコートフィン材が得られる。また、そのプレコートフ
ィン材は成形時のプレス加工性が良好である。
た良好な親水性が得られることに加え、ロール巻きにし
た場合においてもブロッキングが発生しない高品質なプ
レコートフィン材が得られる。また、そのプレコートフ
ィン材は成形時のプレス加工性が良好である。
【図1】 実施例3に係るフィン材の塗膜表面の構造を
示す顕微鏡写真である。
示す顕微鏡写真である。
【図2】 比較例1に係るフィン材の塗膜表面の構造を
示す顕微鏡写真である。
示す顕微鏡写真である。
【図3】 比較例2に係るフィン材の塗膜表面の構造を
示す顕微鏡写真である。
示す顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高澤 令子 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内
Claims (2)
- 【請求項1】 分散粒子径が5〜100nmのコロイダ
ルシリカと、少なくともカルボン酸ポリマーを含む水溶
性ポリマーと、水とで組成されてなり、 上記コロイダルシリカと水溶性ポリマーはその固形分重
量比が30:70〜70:30、その合計含有量が4〜
20重量%であるとともに水溶性ポリマーに含まれるカ
ルボン酸ポリマー中のカルボキシル基の含有量が20〜
63重量%であり、且つ、全体のpH値が1〜5である
ことを特徴とする水性親水性付与剤。 - 【請求項2】 分散粒子径が5〜100nmのコロイダ
ルシリカと、少なくともカルボン酸ポリマーを含む水溶
性ポリマーと、水とで組成されてなり、上記コロイダル
シリカと水溶性ポリマーはその固形分重量比が30:7
0〜70:30、その合計含有量が4〜20重量%であ
るとともに水溶性ポリマーに含まれるカルボン酸ポリマ
ー中のカルボキシル基の含有量が20〜63重量%であ
り、且つ、全体のpH値が1〜5である水性親水性付与
剤を、 アルミニウム製フィン基材の表面に直接又はその表面に
形成する耐蝕性下地皮膜を介して固形分付着量が0.3
〜1.5g/m2 になるように塗布し、加熱乾燥するこ
とを特徴とする熱交換器用プレコートフィン材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8999097A JPH1030069A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-26 | 水性親水性付与剤及びその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-97379 | 1996-03-28 | ||
| JP9737996 | 1996-03-28 | ||
| JP8999097A JPH1030069A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-26 | 水性親水性付与剤及びその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030069A true JPH1030069A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=26431377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8999097A Pending JPH1030069A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-26 | 水性親水性付与剤及びその付与剤を使用する熱交換器用プレコートフィン材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030069A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256579A (ja) * | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Nippon Light Metal Co Ltd | 親水性塗料組成物及びその組成物からなる親水性皮膜 |
| US7371272B2 (en) | 2001-03-27 | 2008-05-13 | Nippon Paint Co., Ltd. | Modifier for hydrophilicity, hydrophilic modification method and aluminum material or aluminum alloy material modified hydrophilic thereby |
| JPWO2012014761A1 (ja) * | 2010-07-24 | 2013-09-12 | 株式会社日本触媒 | 親水化処理剤 |
| JP5497971B1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-05-21 | 日本パーカライジング株式会社 | 排水性に優れたアルミニウム含有金属製熱交換器の親水性表面処理剤 |
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| JP2016037526A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 関西ペイント株式会社 | 親水性塗料組成物及び熱交換器用アルミニウムフィン材 |
| JP2016164479A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 株式会社Uacj | プレコートフィン及びこれを用いた熱交換器 |
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| KR20230056459A (ko) | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 원광대학교산학협력단 | 열 교환기 표면에 친수성 전착 코팅막을 형성하는 방법 및 이러한 방법으로 형성된 열 교환기 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP8999097A patent/JPH1030069A/ja active Pending
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| US9534132B2 (en) | 2013-03-21 | 2017-01-03 | Nihon Parkerizing Co., Ltd. | Hydrophilic surface treatment agent for aluminum-containing metal heat exchangers having excellent drainage |
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