JPH1030343A - 充填剤注入用アタチメント - Google Patents
充填剤注入用アタチメントInfo
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Abstract
易かつ低コストで行ない得る充填剤注入用アタチメント
を提供する。 【解決手段】 建築物の構成面の一部に補修用の充填剤
を注入する際に使用される充填剤注入用アタチメントに
おいて、中空部材の外方端部に接続部を、内方端部に軸
線方向の切割を有する複数個の係止爪を、および中間部
に複数個の注入口を設け、前記接続部に押え板を係合さ
せ、前記係止爪の内周面にめねじを刻設すると共に、こ
のめねじにおねじ部材を軸線方向移動可能に螺合させ、
前記構成面に設けた穿孔部に前記中空部材の内方側を挿
入離脱可能かつ前記押え板の内端面を前記構成面に当接
離脱可能に、および前記おねじ部材の軸線方向の移動に
より前記係止爪を拡径縮径可能に形成し、前記おねじに
充填剤注入手段を着脱自在に設け、前記注入口を介して
前記穿孔部内に充填剤を注入可能に構成する。
Description
面等の構成面の一部に、例えば接着剤その他の補修用の
充填剤を注入する際に使用される充填剤注入用アタチメ
ントに関し、特にタイル張りの構成面における浮きタイ
ルを損傷することなく、確実に固定する際に使用される
充填剤注入用アタチメントに関するものである。
は、耐久性および美観を向上させるために、コンクリー
ト躯体の表面に下地モルタルを介してタイルを貼着する
構成のものがある。しかしながら、目地からの雨水の侵
入、凍結その他の原因により、貼着されたタイルが下地
モルタルと完全に密着せず、両者間に間隙が発生し、タ
イルが浮き上がることがある。この場合、タイルと下地
モルタルとの間にスラリー状の接着剤を注入することに
より、浮上状態の浮きタイルを下地モルタルに固着する
補修作業が必要となる。
方法(補修方法)には、タイル間に形成された目地に穿
孔して注入接着するものと、タイル面に直接穿孔して注
入接着するものとがある。
接着方法の例を示す要部正面図である。図13におい
て、51は長方形状のタイルであり、穿孔部52はタイ
ル51,51間に形成される目地53の部分に設けら
れ、この穿孔部52から接着剤を注入し、タイル51の
裏面に充填させるのである。この補修方法には、穿孔部
52の形成態様により、下記の3種類がある。
部断面図である。図14において54はコンクリートか
らなる躯体、55は下地モルタル、56は接着剤注入
器、57は注入された接着剤である。図14において、
穿孔部52はタイル51,51間に形成された目地53
のみに設けられ、この穿孔部52内に接着剤57を圧力
注入することにより、接着剤57がタイル51と下地モ
ルタル55との間隙58内に充填され、両者を接着固定
するのである。
部断面図であり、同一部分は図14と同一の参照符号で
示す。以下の図20まで同じである。図15において穿
孔部52は、タイル51の縁辺部から数mmの範囲51a
を含むように目地53に設けられる。このような方法に
よれば、タイル51縁辺部近傍に付着した下地モルタル
55が除去されるから、間隙58内に接着剤57を確実
に注入することができる。
の第3例を示す要部断面図である。両図に示すように、
穿孔部52は躯体54の表面から約30mmの深さまで形
成すると共に、穿孔部52には接着剤57を注入すると
共に、全ねじピン59(図16)またはアンカー60
(図17)を打込んで下地モルタル55も含めて補強す
るのである。
入後において全ねじピン59を挿入し、その頭部にエポ
キシ樹脂または樹脂モルタルによる閉塞部61を形成す
る。一方図17に示すものにおいては、穿孔部52内に
予めアンカー60を挿入固定後において、接着剤57を
注入し、その後閉塞部61を形成する。
着方法を示す要部正面図である。この補修方法は、図1
8に示すように、穿孔部52をタイル51の面に設ける
ものであるが、穿孔部52の深さによって下記の2種類
がある。
部断面図である。図19において穿孔部52は前記図1
4および図15におけるものと同様に形成し、接着剤注
入器(図示せず、図14および図15における符号56
参照)により接着剤57が注入される。この場合、穿孔
部52はタイル51と下地モルタル55との間隙58と
連通する確率が大であるため、接着剤57を間隙58に
効率よく注入することができる。穿孔部52の開口部に
は閉塞部61を形成し、その表面をタイル51の近似色
に着色する。
部断面図である。図20において、穿孔部52は前記図
16および図17に示すものと同様に、躯体54の表面
から約60mmの深さまで形成すると共に、二段状に形成
し、アンカー60を挿入固定後において、接着剤57を
注入し、開口部にタイル51の近似色に着色したキャッ
プ62を嵌着封印する。上記の構成による作用効果は、
前記図19に示すものと同様である。なお図20に示す
ものは、タイル51の近似色のキャップ62の嵌着封印
により、穿孔部52の存在を目立たなくすることができ
るので、タイル51が大形のものに対して特に有効であ
る。
来の補修方法においては、下記のような問題点がある。
まず何れの補修方法においても、硬質である磁器質材料
からなるタイル51に対する穿孔が可能である穿孔機器
の開発および改良が進んでいる反面において、接着剤5
7の注入工具若しくはアタチメントに対するものが未だ
不充分である。特に短時間内において接着剤57を注入
する場合には、注入圧力を大にする傾向があり、この大
なる注入圧力によってタイル51が本来の固着位置から
外方に押し出されて浮き上がり状態となり、目地53に
界面剥離や欠損を招来するという問題点がある。
入器56を図14および図15に示すように、穿孔部5
2の開口部に直接当接させた状態で行なうのが一般的で
あり、注入した接着剤57が穿孔部52の開口部から外
方に溢出し、目地53および/またはタイル51の表面
を汚染することがある。このような場合には、接着剤5
7を注入後において余剰の溢出した接着剤57を清拭す
る必要があるが、接着剤57の固化後においては極めて
煩雑な作業を強いることとなり、補修コストが極めて高
騰すると共に、美観を低下させることともなるという問
題点がある。
入器56を穿孔部52の部位に保持する手段がないた
め、補修作業における接着剤注入器56の支持は人力に
よるのが通例であり、作業性が著しく低下するのみなら
ず、作業効率もまた低く、作業時間および作業工数が大
となるという問題点がある。特に接着剤57の充填率を
高めるために低圧注入システムを採用した場合には、接
着剤57の注入に長時間を要するため、上記問題点が更
に顕著になると共に、接着剤注入器56の所要個数が増
大し、補修コストの高騰を招来するという問題点があ
る。
を解決し、タイルの非所望な浮き上がりを防止すると共
に、補修作業を容易かつ安価に行ない得る充填剤注入用
アタチメントを提供することを課題とする。
に、本発明においては、建築物の構成面の一部に補修用
の充填剤を注入する際に使用される充填剤注入用アタチ
メントにおいて、中空部材の外方端部に接続部を、内方
端部に軸線方向の切割を有する複数個の係止爪を、およ
び中間部に複数個の注入口を設け、前記接続部に押え板
を係合させ、前記係止爪の内周面にめねじを刻設すると
共に、このめねじにおねじ部材を軸線方向移動可能に螺
合させ、前記構成面に設けた穿孔部に前記中空部材の内
方側を挿入離脱可能かつ前記押え板の内端面を前記構成
面に当接離脱可能に、および前記おねじ部材の軸線方向
の移動により前記係止爪を拡径縮径可能に形成し、前記
おねじに充填剤注入手段を着脱自在に設け、前記注入口
を介して前記穿孔部内に充填剤を注入可能に構成する、
という技術的手段を採用した。
て一体に形成することができる。
る中空部材を示す説明図であり、(a)は縦断面、
(b)は左側面を示す。図1において、1は中空部材で
あり、外方端部((a)における右端部)におねじ2を
刻設し、接続部を形成する。次に内方端部((b)にお
ける左端部)には複数個の係止爪3を設ける。この係止
爪3は、例えば軸線方向に横断面十文字状の切割4を設
けることによって形成すると共に、係止爪3の内周面に
はめねじ5を刻設する。6は注入口であり、中空部材1
の軸線方向の中間部に例えば4個設けられる。
材の組合わせ状態を示す要部縦断面説明図であり、同一
部分は前記図1と同一の参照符号で示す。図2におい
て、7はおねじ部材であり、例えば六角穴付小ねじによ
って形成し、中空部材1の係止爪3の内周面に設けられ
ためねじ5に螺合させる。次に8は押え板であり、例え
ば円板状に形成し、その中心部に設けためねじ9を介し
て、中空部材1のおねじ2に着脱可能に螺合させる。1
0は六角棒レンチであり、ハンドル11を有し、前記お
ねじ部材7を回転させることにより軸線方向に移動させ
るための工具である。
注入用アタチメントを建築物構成面に装着した状態を示
す要部断面図であり、同一部分は前記図2および図13
ないし図20と同一の参照符号で示す。図3において、
まず建築物の例えば壁面に設けられた穿孔部52内に、
中空部材1の内方端部ないし中間部を挿入し、押え板8
の左端面をタイル51の表面に当接させて穿孔部52の
開口部を閉塞する。
材1内に挿入し、おねじ部材7の係合部と係合させ、図
3において例えば反時計方向に回転させると、おねじ部
材7が右方に移動する。おねじ部材7の右方への移動に
より、係止爪3はその外径が拡径され、穿孔部52の内
周面に食い込んで固定される。
用して、壁面の浮きタイルを固定補修する工程について
説明する。図4ないし図8は夫々本発明の実施の形態に
おける補修工程の例を示す要部断面説明図であり、同一
部分は前記図1ないし図3と同一の参照符号で示す。
14により、タイル51,51間に形成された目地53
に穿孔部52を形成する。この場合の穿孔部52の深さ
は、タイル51および/または下地モルタル55の浮き
防止の場合には躯体54の表層近辺までとするが、躯体
54と下地モルタル55との間に間隙が形成されている
場合において、補強を兼ねるときには、躯体54の表層
から30〜60mmの深さとする。
ータブルドリル14を抜去した状態である。この場合に
おいて、穿孔部52に臨むタイル51の縁辺部に下地モ
ルタル55の一部55aが付着しており、タイル51と
下地モルタル55との間に形成されている間隙58と穿
孔部52とが連通していないときには、穿孔部52内に
注入した接着剤が前記間隙58内に充填されないという
不都合がある。
去する状態を示している。すなわち、小径の切削工具1
5を装着した回転工具16により、前記図5に示す下地
モルタル55の一部55a(塞ぎモルタル)を切削除去
し、穿孔部52と前記間隙58との連通状態を形成する
のである。
メントを装着して接着剤を注入する状態を示す。すなわ
ち、前記図3に示す状態において、接着剤注入器の吐出
口を接続部を形成するおねじ2に接続し、接着剤注入器
を作動させれば、接着剤を注入口6を経て穿孔部52内
に注入することができ、この接着剤を更に下地モルタル
55とタイル51との間に形成された間隙58内に注入
し、両者を接着固定することができる。
各々自動注入器およびカートリッジガンを示しており、
低圧自動注入(一次注入)およびダメ直し注入(二次注
入)の状態を示している。なお図7に示す自動注入器1
7は、例えばシリンダ17a内に介装されたピストン1
7bを、ゴムのような弾性部材17cによって押圧する
ことにより、シリンダ17a内に封入された接着剤に対
して注入圧力を付与するような構成とすることができ
る。
アダプター12を接続し、このアダプター12に自動注
入器17を接続する。またカートリッジガン18は、自
動注入器17を取外した後、他のアダプター13を接続
し、このアダプター13を介して接続すればよい。
2の開口部は押え板8によって閉塞されているため、付
圧された接着剤が穿孔部52から外方に溢出することが
ない。
7を図2に示す六角棒レンチ10を介しておねじ部材7
を時計方向に回転させると、おねじ部材7が左方に移動
し、係止爪3は弾性によりその外径を縮径して穿孔部5
2の内周面から離脱する。従って中空部材1を穿孔部5
2から除去することができる。
モルタルを充填して閉塞し、既存目地の風合いに合わせ
て補修部位の目立ちを解消し、更に周辺の洗浄を行なっ
て補修作業を終了する。
図であり、同一部分は前記図3と同一の参照符号で示
す。図9は複数個の接着剤注入用アタチメントに同時に
接着剤注入を行う場合に有効かつ能率的な手段の例であ
る。まず前記図3に示すようにして中空部材1および押
え板8を建築物構成面21に装着した後、接続部を形成
するおねじ2に夫々接続金具22を介してホース23を
接続する。これらのホース23はコック24を有する分
配器25に接続されている。従ってカートリッジガン1
8から主ホース26、分配器25および複数本のホース
23を介して、接着剤を夫々の中空部材1に供給するこ
とができるのである。
中空部材を示す説明図であり、(a)は縦断面、(b)
は左側面を示し、同一部分は前記図1と同一の参照符号
で示す。図10において、係止爪3の先端部には凹円錐
面27を形成すると共に、切割4を中空部材1の中間部
まで延長して設け、前記図1における注入口6とを連続
して一体に形成した構成とする。
構成部材の組合わせ状態を示す要部縦断面説明図であ
り、同一部分は前記図2および図10と同一の参照符号
で示す。図11において、おねじ部材7は中空部材1の
外方端部、すなわち右方から挿入して六角棒レンチ10
を介してめねじ5と螺合させる。
着剤注入用アタチメントを建築物構成面に装着した状態
を示す要部断面図であり、同一部分は前記図3および図
11と同一の参照符号で示す。図12において、まず建
築物の壁面に設けられた穿孔部52内に中空部材1を挿
入し、押え板8の左端面をタイル51の表面に当接させ
て穿孔部52の開口部を閉塞する。
部材1内に挿入し、おねじ部材7の係合部と係合させ、
図12において例えば時計方向に回転させると、おねじ
部材7が左方に移動する。このおねじ部材7の左方への
移動により、係止爪3はその外径が拡径され、穿孔部5
2の内周面に食い込んで固定される。以後の接着剤の注
入工程は前記図1ないし図3に示すものと同様である。
7を図11に示す六角棒レンチ10を介しておねじ部材
7を反時計方向に回転させると、おねじ部材7が右方に
移動し、係止爪3は弾性によりその外径を縮径して穿孔
部52の内周面から離脱する。従って中空部材1を穿孔
部52から除去することができる。
54がコンクリートの場合について説明したが、他の材
料からなる躯体若しくは建築物であってもよく、また補
修対象は壁面以外に広く床、天井等の建築物構成面とす
ることができる。従ってタイル51の浮き上がり防止の
みならず建築物構成面の補修作業についても適用可能で
ある。
ー状のものであっても当然に使用可能である。更に本発
明の充填剤注入用アタチメントは、タイル目地穿孔によ
るもののみならず、タイル面穿孔によるものに対しても
当然に適用可能である。
用であるから、下記のような効果を奏し得る。
しくは要補修部分に、接着剤等の充填剤が容易かつ確実
に充填され得るので、充填剤に余剰な注入圧力を付与す
る必要がない。
口部を完全に閉塞することができるため、充填剤が開口
部から外部に溢出することがなく、補修部分およびその
周辺を汚染することがない。
建築物構成面を現状のまま挟着保持することができるた
め、要補修部分が充填剤の注入圧により更に浮上すると
いう不都合が完全に防止され得る。
保できるため、例えばカプセル自動注入時間を有効に活
用することができ、作業能率が大幅に向上する。
明図であり、(a)は縦断面、(b)は左側面を示す。
せ状態を示す要部縦断面説明図である。
チメントを建築物構成面に装着した状態を示す要部断面
図である。
す要部断面説明図である。
す要部断面説明図である。
す要部断面説明図である。
す要部断面説明図である。
す要部断面説明図である。
示す説明図であり、(a)は縦断面、(b)は左側面を
示す。
組合わせ状態を示す要部縦断面説明図である。
アタチメントを建築物構成面に装着した状態を示す要部
断面図である。
例を示す要部正面図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
を示す要部正面図である。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 建築物の構成面の一部に補修用の充填剤
を注入する際に使用される充填剤注入用アタチメントに
おいて、 中空部材の外方端部に接続部を、内方端部に軸線方向の
切割を有する複数個の係止爪を、および中間部に複数個
の注入口を設け、前記接続部に押え板を係合させ、前記
係止爪の内周面にめねじを刻設すると共に、このめねじ
におねじ部材を軸線方向移動可能に螺合させ、前記構成
面に設けた穿孔部に前記中空部材の内方側を挿入離脱可
能かつ前記押え板の内端面を前記構成面に当接離脱可能
に、および前記おねじ部材の軸線方向の移動により前記
係止爪を拡径縮径可能に形成し、前記おねじに充填剤注
入手段を着脱自在に設け、前記注入口を介して前記穿孔
部内に充填剤を注入可能に構成したことを特徴とする充
填剤注入用アタチメント。 - 【請求項2】 切割と注入口とを連続して一体に形成し
たことを特徴とする請求項1記載の充填剤注入用アタチ
メント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187497A JPH1030343A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 充填剤注入用アタチメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187497A JPH1030343A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 充填剤注入用アタチメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030343A true JPH1030343A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16207104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187497A Pending JPH1030343A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 充填剤注入用アタチメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030343A (ja) |
Cited By (5)
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-
1996
- 1996-07-17 JP JP8187497A patent/JPH1030343A/ja active Pending
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