JPH10303752A - ピークホールド回路用a/d変換装置 - Google Patents
ピークホールド回路用a/d変換装置Info
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- JPH10303752A JPH10303752A JP11155597A JP11155597A JPH10303752A JP H10303752 A JPH10303752 A JP H10303752A JP 11155597 A JP11155597 A JP 11155597A JP 11155597 A JP11155597 A JP 11155597A JP H10303752 A JPH10303752 A JP H10303752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の技術によるA/D変換装置と同等の精
度を確保しながらも、A/D変換に要する時間を短縮で
きるA/D変換装置を提供する。 【解決手段】 ピークホールド回路100から出力され
たピークホールド電圧Vpに対応するディジタル値を求
めるピークホールド回路用A/D変換装置において、制
御回路120は、比較器104の比較結果に基づき、積
分回路130の積分電圧Voが基準電圧発生器102の
基準電圧Vrに等しくなるまでのあいだカウンタ値Co
utを更新することによって第1カウント値を求め、ピ
ークホールド回路の作動時を含む期間において、積分電
圧がピークホールド電圧に等しくなるまでのあいだカウ
ント値を更新する一方、等しくなると積分回路の積分動
作を停止しカウンタ値をホールドすることによって第2
カウント値を求め、演算ロジック124は、第1および
第2カウント値に基づいてディジタル値を求める。
度を確保しながらも、A/D変換に要する時間を短縮で
きるA/D変換装置を提供する。 【解決手段】 ピークホールド回路100から出力され
たピークホールド電圧Vpに対応するディジタル値を求
めるピークホールド回路用A/D変換装置において、制
御回路120は、比較器104の比較結果に基づき、積
分回路130の積分電圧Voが基準電圧発生器102の
基準電圧Vrに等しくなるまでのあいだカウンタ値Co
utを更新することによって第1カウント値を求め、ピ
ークホールド回路の作動時を含む期間において、積分電
圧がピークホールド電圧に等しくなるまでのあいだカウ
ント値を更新する一方、等しくなると積分回路の積分動
作を停止しカウンタ値をホールドすることによって第2
カウント値を求め、演算ロジック124は、第1および
第2カウント値に基づいてディジタル値を求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A/D変換装置に
関する。より具体的には、本発明は、ピークホールド回
路からの出力電圧をA/D変換する(つまりアナログ信
号をディジタル信号に変換する)A/D変換装置に関す
る。
関する。より具体的には、本発明は、ピークホールド回
路からの出力電圧をA/D変換する(つまりアナログ信
号をディジタル信号に変換する)A/D変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン制御用ノックコントロ
ールシステムなどのセンサ信号処理においては、ピーク
ホールド回路から出力された電圧をA/D変換すること
が多い。従来の技術によるA/D変換装置としては、特
開昭第64−78028号公報(特に図3)や特開平第
5−83135号公報(特に図6)に記載された二重積
分型A/D変換装置がある。
ールシステムなどのセンサ信号処理においては、ピーク
ホールド回路から出力された電圧をA/D変換すること
が多い。従来の技術によるA/D変換装置としては、特
開昭第64−78028号公報(特に図3)や特開平第
5−83135号公報(特に図6)に記載された二重積
分型A/D変換装置がある。
【0003】図3は、従来の技術による二重積分型A/
D変換装置の一例の回路図である。図4は、図3の回路
の各部の信号を示す波形図である。ピークホールド回路
30は、入力電圧Vi’を受け取り、ゲート信号Gat
e’がHレベルのときにピークホールドをおこない、L
レベルのときにはピークホールドをおこなわない。した
がってピークホールド回路30は、時刻t0〜t1のあ
いだ、入力電圧Vi’がピークホールドされた電圧V
p’を出力する。
D変換装置の一例の回路図である。図4は、図3の回路
の各部の信号を示す波形図である。ピークホールド回路
30は、入力電圧Vi’を受け取り、ゲート信号Gat
e’がHレベルのときにピークホールドをおこない、L
レベルのときにはピークホールドをおこなわない。した
がってピークホールド回路30は、時刻t0〜t1のあ
いだ、入力電圧Vi’がピークホールドされた電圧V
p’を出力する。
【0004】時刻t1〜t2のあいだ、スイッチSW
2’がオンし、スイッチSW3’がオフすることによっ
て、増幅器34は抵抗器32を通して、時刻t1におけ
るピークホールドされた電圧Vp’である電圧Vpo’
を受け取る。本明細書において、「スイッチがオンす
る」および「スイッチがオフする」とは、それぞれ「ス
イッチが導通状態になる」こと、および「スイッチが非
導通状態になる」ことを表す。増幅器34は、キャパシ
タ36とともに積分器を構成する。スイッチSW4’
は、キャパシタ36に蓄えられた電荷を放電することに
よって、積分器をリセットする。時刻t1〜t2のあい
だ、積分器の出力電圧Vo’は、一定の勾配で低くな
る。時刻t1〜t2のあいだ、制御回路38は、カウン
タ40を1ずつインクリメントする。つまり時刻t1〜
t2のあいだに、カウンタ40は、カウント値を1から
N(N:自然数)までインクリメントする。
2’がオンし、スイッチSW3’がオフすることによっ
て、増幅器34は抵抗器32を通して、時刻t1におけ
るピークホールドされた電圧Vp’である電圧Vpo’
を受け取る。本明細書において、「スイッチがオンす
る」および「スイッチがオフする」とは、それぞれ「ス
イッチが導通状態になる」こと、および「スイッチが非
導通状態になる」ことを表す。増幅器34は、キャパシ
タ36とともに積分器を構成する。スイッチSW4’
は、キャパシタ36に蓄えられた電荷を放電することに
よって、積分器をリセットする。時刻t1〜t2のあい
だ、積分器の出力電圧Vo’は、一定の勾配で低くな
る。時刻t1〜t2のあいだ、制御回路38は、カウン
タ40を1ずつインクリメントする。つまり時刻t1〜
t2のあいだに、カウンタ40は、カウント値を1から
N(N:自然数)までインクリメントする。
【0005】時刻t2において、出力電圧Vo’は、−
Vpo’・NT/CRなる値をとる。ここで、Tはカウ
ンタをインクリメントする時間間隔、Cはキャパシタ3
6の容量、Rは抵抗器32の抵抗をそれぞれ表す。した
がって時刻t2におけるVo’=−Vpo’・NT/C
Rは、カウント値Nに比例する。
Vpo’・NT/CRなる値をとる。ここで、Tはカウ
ンタをインクリメントする時間間隔、Cはキャパシタ3
6の容量、Rは抵抗器32の抵抗をそれぞれ表す。した
がって時刻t2におけるVo’=−Vpo’・NT/C
Rは、カウント値Nに比例する。
【0006】時刻t2〜t3のあいだ、スイッチSW
2’がオフし、スイッチSW3’がオンすることによっ
て、増幅器34は抵抗器32を通して、基準電圧Vrを
受け取る。時刻t2〜t3のあいだ、積分器の出力電圧
Vo’は、一定の勾配で高くなる。時刻t2において、
制御回路38は、カウンタ40をリセットする。時刻t
2〜t3のあいだ、制御回路38は、カウンタ40を1
ずつインクリメントする。つまり時刻t2〜t3のあい
だに、カウンタ40は、カウント値を1からn(n:自
然数)までインクリメントする。比較器42は、ゼロボ
ルトと比較した出力電圧Vo’の大小に応じた出力信号
を制御回路38に出力する。制御回路38は、出力電圧
Vo’がゼロボルトに等しくなる時刻t3において、カ
ウンタ40をストップする。
2’がオフし、スイッチSW3’がオンすることによっ
て、増幅器34は抵抗器32を通して、基準電圧Vrを
受け取る。時刻t2〜t3のあいだ、積分器の出力電圧
Vo’は、一定の勾配で高くなる。時刻t2において、
制御回路38は、カウンタ40をリセットする。時刻t
2〜t3のあいだ、制御回路38は、カウンタ40を1
ずつインクリメントする。つまり時刻t2〜t3のあい
だに、カウンタ40は、カウント値を1からn(n:自
然数)までインクリメントする。比較器42は、ゼロボ
ルトと比較した出力電圧Vo’の大小に応じた出力信号
を制御回路38に出力する。制御回路38は、出力電圧
Vo’がゼロボルトに等しくなる時刻t3において、カ
ウンタ40をストップする。
【0007】時刻t2〜t3のあいだに、出力電圧V
o’は、−Vpo’・NT/CRからゼロボルトに変化
するので、カウント値nを用いれば、次の式が成り立
つ。
o’は、−Vpo’・NT/CRからゼロボルトに変化
するので、カウント値nを用いれば、次の式が成り立
つ。
【0008】 Vpo’・NT/CR=Vr・nT/CR カウンタ40は、既知の基準電圧Vrと、上述の操作に
よって得られたカウント値Nおよびnとから、出力電圧
Vpo’=(n/N)・Vrに対応するディジタル値C
out’を出力する。
よって得られたカウント値Nおよびnとから、出力電圧
Vpo’=(n/N)・Vrに対応するディジタル値C
out’を出力する。
【0009】これにより、時間間隔Tや容量C、抵抗R
の誤差要因を含まない精度のよいA/D変換をおこなう
ことができる。
の誤差要因を含まない精度のよいA/D変換をおこなう
ことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4から明
らかなように、従来の技術による二重積分型A/D変換
装置は、ピークホールドが終了する時刻t2から、(N
+n)クロックサイクルだけ経過しないと最終的なA/
D変換されたディジタル値が得られないという問題があ
った。例えば10ビットの分解能のときは、1000〜
2000クロックサイクル程度の時間が必要であった。
らかなように、従来の技術による二重積分型A/D変換
装置は、ピークホールドが終了する時刻t2から、(N
+n)クロックサイクルだけ経過しないと最終的なA/
D変換されたディジタル値が得られないという問題があ
った。例えば10ビットの分解能のときは、1000〜
2000クロックサイクル程度の時間が必要であった。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、従来の技術
によるA/D変換器と同等の精度を確保しながらも、従
来の技術によるものと比べて、短い時間でA/D変換す
ることが可能なピークホールド回路用A/D変換装置を
提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、従来の技術
によるA/D変換器と同等の精度を確保しながらも、従
来の技術によるものと比べて、短い時間でA/D変換す
ることが可能なピークホールド回路用A/D変換装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるピークホー
ルド回路用A/D変換装置は、ピークホールド回路から
出力された入力電圧を受け取り、入力電圧に対応するデ
ィジタル値を求めるピークホールド回路用A/D変換装
置であって、入力される電圧を積分し積分電圧を出力す
る積分電圧出力手段と、基準電圧を発生する基準電圧発
生手段と、積分電圧および基準電圧を比較し、積分電圧
が基準電圧に等しくなるまでのあいだカウンタ値を更新
することによって第1カウント値を求めると共に、ピー
クホールド回路の作動時を含む期間において、積分電圧
および入力電圧を比較し、積分電圧が入力電圧に等しく
なるまでのあいだカウンタ値を更新する一方、積分電圧
が入力電圧に等しくなると積分電圧出力手段の積分動作
を停止しカウンタ値をホールドすることによって第2カ
ウント値を求める計時手段と、を備えており、第1カウ
ント値および第2カウント値に基づいて入力電圧に対応
するディジタル値を求め、そのことにより上記目的が達
成される。
ルド回路用A/D変換装置は、ピークホールド回路から
出力された入力電圧を受け取り、入力電圧に対応するデ
ィジタル値を求めるピークホールド回路用A/D変換装
置であって、入力される電圧を積分し積分電圧を出力す
る積分電圧出力手段と、基準電圧を発生する基準電圧発
生手段と、積分電圧および基準電圧を比較し、積分電圧
が基準電圧に等しくなるまでのあいだカウンタ値を更新
することによって第1カウント値を求めると共に、ピー
クホールド回路の作動時を含む期間において、積分電圧
および入力電圧を比較し、積分電圧が入力電圧に等しく
なるまでのあいだカウンタ値を更新する一方、積分電圧
が入力電圧に等しくなると積分電圧出力手段の積分動作
を停止しカウンタ値をホールドすることによって第2カ
ウント値を求める計時手段と、を備えており、第1カウ
ント値および第2カウント値に基づいて入力電圧に対応
するディジタル値を求め、そのことにより上記目的が達
成される。
【0013】すなわち、上記ピークホールド回路用A/
D変換装置にあっては、積分電圧が基準電圧と等しくな
るまでの積分電圧出力手段の積分動作に要した時間に対
応する第1カウント値および積分電圧が入力電圧と等し
くなるまでの積分電圧出力手段の積分動作に要した時間
に対応する第2カウント値に基づいて入力電圧に対応す
るディジタル値を求めることから、前述した誤差要因を
含まないディジタル値を求めることができ、また、ピー
クホールドの終了を待つことなくピークホールド回路の
作動時から第2カウント値のカウント動作をおこなうこ
とができる。
D変換装置にあっては、積分電圧が基準電圧と等しくな
るまでの積分電圧出力手段の積分動作に要した時間に対
応する第1カウント値および積分電圧が入力電圧と等し
くなるまでの積分電圧出力手段の積分動作に要した時間
に対応する第2カウント値に基づいて入力電圧に対応す
るディジタル値を求めることから、前述した誤差要因を
含まないディジタル値を求めることができ、また、ピー
クホールドの終了を待つことなくピークホールド回路の
作動時から第2カウント値のカウント動作をおこなうこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明によるピークホールド回路
用A/D変換装置の回路図である。ピークホールド回路
100は、入力信号Viおよびゲート信号Gateを受
け取る。入力信号Viは、典型的にはセンサなどから出
力された連続的な電圧値をとりうるアナログ信号であ
る。ゲート信号Gateは、ピークホールド回路100
および後述する制御回路120を制御するための信号で
ある。例えばゲート信号GateがHレベルのときにピ
ークホールド回路100はピークホールド動作をし、ゲ
ート信号GateがLレベルのときにはピークホールド
動作をしない。
用A/D変換装置の回路図である。ピークホールド回路
100は、入力信号Viおよびゲート信号Gateを受
け取る。入力信号Viは、典型的にはセンサなどから出
力された連続的な電圧値をとりうるアナログ信号であ
る。ゲート信号Gateは、ピークホールド回路100
および後述する制御回路120を制御するための信号で
ある。例えばゲート信号GateがHレベルのときにピ
ークホールド回路100はピークホールド動作をし、ゲ
ート信号GateがLレベルのときにはピークホールド
動作をしない。
【0016】ピークホールド回路100は、入力信号V
iを受け取り、ゲート信号GateがHレベルのあいだ
は、入力信号Viのピーク値をホールドし、ピークホー
ルドされた電圧Vpを出力する。
iを受け取り、ゲート信号GateがHレベルのあいだ
は、入力信号Viのピーク値をホールドし、ピークホー
ルドされた電圧Vpを出力する。
【0017】スイッチSW2は、制御回路120から与
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、ピークホールド電圧Vpを比較器1
04の反転入力端子に与える。スイッチSW1は、制御
回路120から与えられる制御信号に基づいて後述する
タイミングでオンすることによって、基準電圧発生器1
02からの一定の基準電圧Vrを比較器104の反転入
力端子に与える。
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、ピークホールド電圧Vpを比較器1
04の反転入力端子に与える。スイッチSW1は、制御
回路120から与えられる制御信号に基づいて後述する
タイミングでオンすることによって、基準電圧発生器1
02からの一定の基準電圧Vrを比較器104の反転入
力端子に与える。
【0018】スイッチSW3は、制御回路120から与
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、負の電源110からの負の電源電圧
−Vccを抵抗器108を通して演算増幅器106の非
反転入力端子に与える。
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、負の電源110からの負の電源電圧
−Vccを抵抗器108を通して演算増幅器106の非
反転入力端子に与える。
【0019】積分回路130は、演算増幅器106、抵
抗器108およびキャパシタ112を有する。積分回路
130は、スイッチSW3がオンしているときに積分動
作をし単位時間に変化する電圧が一定である積分電圧V
oを発生して、比較器104の非反転入力端子に出力す
るものであり、後述するように、積分電圧Voが基準電
圧Vrよりも小さいときまたは積分電圧Voがピークホ
ールド電圧Vpよりも小さいときに負の電源電圧−Vc
cを積分し、積分電圧Voとして出力する。
抗器108およびキャパシタ112を有する。積分回路
130は、スイッチSW3がオンしているときに積分動
作をし単位時間に変化する電圧が一定である積分電圧V
oを発生して、比較器104の非反転入力端子に出力す
るものであり、後述するように、積分電圧Voが基準電
圧Vrよりも小さいときまたは積分電圧Voがピークホ
ールド電圧Vpよりも小さいときに負の電源電圧−Vc
cを積分し、積分電圧Voとして出力する。
【0020】スイッチSW4は、制御回路120から与
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、キャパシタ112の両端を短絡して
積分回路130の積分電圧Voをゼロボルトにリセット
する。
えられる制御信号に基づいて後述するタイミングでオン
することによって、キャパシタ112の両端を短絡して
積分回路130の積分電圧Voをゼロボルトにリセット
する。
【0021】比較器104は、その非反転入力端子にお
いて積分電圧Voを受け取り、その反転入力端子におい
てピークホールド電圧Vpまたは基準電圧Vrを受け取
る。比較器104は、非反転入力端子および反転入力端
子において入力された電圧を比較し、それらの電圧の大
小関係に対応した出力信号を制御回路120に出力する
ものであり、例えば非反転入力端子に入力された電圧が
反転入力端子に入力された電圧よりも大きいときHレベ
ルの信号を出力し、非反転入力端子に入力された電圧が
反転入力端子に入力された電圧以下であるときLレベル
の信号を出力する。
いて積分電圧Voを受け取り、その反転入力端子におい
てピークホールド電圧Vpまたは基準電圧Vrを受け取
る。比較器104は、非反転入力端子および反転入力端
子において入力された電圧を比較し、それらの電圧の大
小関係に対応した出力信号を制御回路120に出力する
ものであり、例えば非反転入力端子に入力された電圧が
反転入力端子に入力された電圧よりも大きいときHレベ
ルの信号を出力し、非反転入力端子に入力された電圧が
反転入力端子に入力された電圧以下であるときLレベル
の信号を出力する。
【0022】制御回路120は、後述するタイミングで
スイッチSW1〜SW4をオン・オフするための制御信
号をそれぞれのスイッチに出力する。また制御回路12
0は、カウンタ122を後述するタイミングでスタート
したり、ストップしたりするための制御信号をカウンタ
122に出力する。
スイッチSW1〜SW4をオン・オフするための制御信
号をそれぞれのスイッチに出力する。また制御回路12
0は、カウンタ122を後述するタイミングでスタート
したり、ストップしたりするための制御信号をカウンタ
122に出力する。
【0023】カウンタ122は、制御回路120からの
制御信号に基づいてカウント値をカウントしたり、ホー
ルドしたりすることで、積分電圧Voが基準電圧Vrと
等しくなるまでの積分回路130の積分動作に要した時
間および積分電圧Voがピークホールド電圧Vpと等し
くなるまでの積分回路130の積分動作に要した時間に
それぞれ対応するカウント値nおよびNをカウント値C
outとして演算ロジック124に出力する。
制御信号に基づいてカウント値をカウントしたり、ホー
ルドしたりすることで、積分電圧Voが基準電圧Vrと
等しくなるまでの積分回路130の積分動作に要した時
間および積分電圧Voがピークホールド電圧Vpと等し
くなるまでの積分回路130の積分動作に要した時間に
それぞれ対応するカウント値nおよびNをカウント値C
outとして演算ロジック124に出力する。
【0024】演算ロジック124は、カウンタ122か
ら受け取られたカウント値Nおよびnから後述する式を
用いて、ピークホールド電圧Vpに対応するディジタル
値Dout、つまりA/D変換された値を示すディジタ
ルコードを出力する。
ら受け取られたカウント値Nおよびnから後述する式を
用いて、ピークホールド電圧Vpに対応するディジタル
値Dout、つまりA/D変換された値を示すディジタ
ルコードを出力する。
【0025】図2は、本発明によるピークホールド回路
用A/D変換装置の各部の電圧、スイッチの状態、およ
びカウンタの出力値Coutを示すタイミング図であ
る。図2のタイミング図の縦軸は、上から順に、ゲート
信号のレベル、入力電圧Vi(点線)およびピークホー
ルド電圧Vp(実線)、スイッチSW1の状態、スイッ
チSW2の状態、スイッチSW3の状態、積分電圧V
o、およびカウント値Coutである。
用A/D変換装置の各部の電圧、スイッチの状態、およ
びカウンタの出力値Coutを示すタイミング図であ
る。図2のタイミング図の縦軸は、上から順に、ゲート
信号のレベル、入力電圧Vi(点線)およびピークホー
ルド電圧Vp(実線)、スイッチSW1の状態、スイッ
チSW2の状態、スイッチSW3の状態、積分電圧V
o、およびカウント値Coutである。
【0026】時刻t0以前において、制御回路120
は、スイッチSW4をオンすることによって、キャパシ
タ112に蓄積された電荷を放電し、積分電圧Voをゼ
ロボルトにリセットする。また時刻t0以前において、
制御回路120は、カウンタ122をリセットし、その
カウント値Coutをゼロにする。
は、スイッチSW4をオンすることによって、キャパシ
タ112に蓄積された電荷を放電し、積分電圧Voをゼ
ロボルトにリセットする。また時刻t0以前において、
制御回路120は、カウンタ122をリセットし、その
カウント値Coutをゼロにする。
【0027】時刻t0〜t1において、制御回路120
は、スイッチSW1およびSW3をオンし、スイッチS
W2およびSW4をオフする。積分回路130は、時刻
t0から、積分電圧Voが基準電圧Vrと等しくなる時
刻t1まで積分動作をし、電圧上昇率が一定である積分
電圧Voを発生する。「電圧上昇率」とは、単位時間に
電圧が上昇する割合をいい、単位は例えば[ボルト/
秒]である。時刻t0〜t1において、制御回路120
は、カウンタ122のカウント値が1からn(n:自然
数)まで1ずつインクリメントするように、カウンタ1
22をカウント状態に設定する。
は、スイッチSW1およびSW3をオンし、スイッチS
W2およびSW4をオフする。積分回路130は、時刻
t0から、積分電圧Voが基準電圧Vrと等しくなる時
刻t1まで積分動作をし、電圧上昇率が一定である積分
電圧Voを発生する。「電圧上昇率」とは、単位時間に
電圧が上昇する割合をいい、単位は例えば[ボルト/
秒]である。時刻t0〜t1において、制御回路120
は、カウンタ122のカウント値が1からn(n:自然
数)まで1ずつインクリメントするように、カウンタ1
22をカウント状態に設定する。
【0028】時刻t1〜t2において、制御回路120
は、スイッチSW1〜SW4をオフする。またこのと
き、制御回路120は、カウンタ122が保持している
カウント値nをバッファ(不図示)などの一時記憶領域
に待避させ、カウント値Cout自体は、ゼロにリセッ
トする。カウント値nは、後述するようにピークホール
ド電圧Vpに対応するディジタル値(つまり、A/D変
換された値)を求めるときに必要になる。したがって演
算ロジック124は好ましくは、A/D変換された値D
outが求められるまで、カウント値nが保持される。
なお図2のカウント値Coutのグラフにおいて、
「−」で示す期間のカウント値は、例えばゼロである
が、これには限られず不定値をとってもよい。また時刻
t1〜t2においては、ピークホールド回路100は、
ピークホールド動作をおこなわないので、入力電圧Vi
が非ゼロの電圧値をとっていても、ピークホールド電圧
Vpはゼロのままである。
は、スイッチSW1〜SW4をオフする。またこのと
き、制御回路120は、カウンタ122が保持している
カウント値nをバッファ(不図示)などの一時記憶領域
に待避させ、カウント値Cout自体は、ゼロにリセッ
トする。カウント値nは、後述するようにピークホール
ド電圧Vpに対応するディジタル値(つまり、A/D変
換された値)を求めるときに必要になる。したがって演
算ロジック124は好ましくは、A/D変換された値D
outが求められるまで、カウント値nが保持される。
なお図2のカウント値Coutのグラフにおいて、
「−」で示す期間のカウント値は、例えばゼロである
が、これには限られず不定値をとってもよい。また時刻
t1〜t2においては、ピークホールド回路100は、
ピークホールド動作をおこなわないので、入力電圧Vi
が非ゼロの電圧値をとっていても、ピークホールド電圧
Vpはゼロのままである。
【0029】時刻t2〜t8.5において、ゲート信号
GateはHレベルであるので、ピークホールド回路1
00はピークホールド動作をする。つまり入力信号Vi
のピーク値を保持したピークホールド電圧Vpを出力す
る。
GateはHレベルであるので、ピークホールド回路1
00はピークホールド動作をする。つまり入力信号Vi
のピーク値を保持したピークホールド電圧Vpを出力す
る。
【0030】時刻t2〜t3、t4〜t5、t6〜t
7、およびt8〜t9のそれぞれの期間においては、同
様の回路動作であるので、これらの期間を総称して「カ
ウント期間」という。時刻t3〜t4、t5〜t6、お
よびt7〜t8のそれぞれの期間においても、同様の回
路動作であるので、これらの期間を総称して「ホールド
期間」という。これらのカウント期間およびホールド期
間は、ピークホールド電圧Vpおよび積分電圧Voの大
小関係に基づいて、制御回路120によって決定され
る。具体的には、ピークホールド電圧Vpが積分電圧V
oよりも大きいときがカウント期間であるとされ、ピー
クホールド電圧Vpが積分電圧Voよりも大きくないと
き(これには、ピークホールド電圧Vpが積分電圧Vo
と等しいときも含まれる)はホールド期間である。
7、およびt8〜t9のそれぞれの期間においては、同
様の回路動作であるので、これらの期間を総称して「カ
ウント期間」という。時刻t3〜t4、t5〜t6、お
よびt7〜t8のそれぞれの期間においても、同様の回
路動作であるので、これらの期間を総称して「ホールド
期間」という。これらのカウント期間およびホールド期
間は、ピークホールド電圧Vpおよび積分電圧Voの大
小関係に基づいて、制御回路120によって決定され
る。具体的には、ピークホールド電圧Vpが積分電圧V
oよりも大きいときがカウント期間であるとされ、ピー
クホールド電圧Vpが積分電圧Voよりも大きくないと
き(これには、ピークホールド電圧Vpが積分電圧Vo
と等しいときも含まれる)はホールド期間である。
【0031】制御回路120は、カウント期間において
スイッチSW3をオンし、ホールド期間においてスイッ
チSW3をオフする。また制御回路120は、ゲート信
号GateおよびスイッチSW3の制御信号の論理和
(OR)をとり、スイッチSW2の制御信号として出力
する。したがってスイッチSW2がオンである時刻t2
〜t9は、ゲート信号GateがHレベルである時刻t
2〜t8.5が、スイッチSW3がオンである時刻t8
〜t9によって延長されている。しかし、もし時刻t8
〜t9における入力電圧Viのピークが、時刻t8以前
の最大値よりも小さいなら、時刻t8〜t9もホールド
期間となり、その結果、スイッチSW2は、時刻t8.
5においてオン状態からオフ状態に遷移する。この場合
は、スイッチSW2がオンである時刻t2〜t9は、ゲ
ート信号Gateがオンである時刻t2〜t8.5に一
致することとなる。
スイッチSW3をオンし、ホールド期間においてスイッ
チSW3をオフする。また制御回路120は、ゲート信
号GateおよびスイッチSW3の制御信号の論理和
(OR)をとり、スイッチSW2の制御信号として出力
する。したがってスイッチSW2がオンである時刻t2
〜t9は、ゲート信号GateがHレベルである時刻t
2〜t8.5が、スイッチSW3がオンである時刻t8
〜t9によって延長されている。しかし、もし時刻t8
〜t9における入力電圧Viのピークが、時刻t8以前
の最大値よりも小さいなら、時刻t8〜t9もホールド
期間となり、その結果、スイッチSW2は、時刻t8.
5においてオン状態からオフ状態に遷移する。この場合
は、スイッチSW2がオンである時刻t2〜t9は、ゲ
ート信号Gateがオンである時刻t2〜t8.5に一
致することとなる。
【0032】ゲート信号GateがHレベルになり、ピ
ークホールド電圧Vpがゼロボルトより大きくなる結
果、それ以前にリセットされているのでゼロボルトであ
る積分電圧Voより大きくなると、時刻t2においてカ
ウント期間が始まり、時刻t3まで続く。カウント期間
においては、ピークホールド電圧Vpが積分電圧Voよ
り大きい限り、積分電圧Voは一定の電圧上昇率で大き
くなる。またカウント期間においては、制御回路120
は、カウンタ122がカウント値Coutを1ずつイン
クリメントするように制御する。例えば時刻t2〜t3
においては、カウンタ122は、カウント値Coutを
0から2へと2つインクリメントする。なお図2のカウ
ント値Coutの1、2、…、13(=N)は、簡単に
図示するための一例であって、これには限られない。
ークホールド電圧Vpがゼロボルトより大きくなる結
果、それ以前にリセットされているのでゼロボルトであ
る積分電圧Voより大きくなると、時刻t2においてカ
ウント期間が始まり、時刻t3まで続く。カウント期間
においては、ピークホールド電圧Vpが積分電圧Voよ
り大きい限り、積分電圧Voは一定の電圧上昇率で大き
くなる。またカウント期間においては、制御回路120
は、カウンタ122がカウント値Coutを1ずつイン
クリメントするように制御する。例えば時刻t2〜t3
においては、カウンタ122は、カウント値Coutを
0から2へと2つインクリメントする。なお図2のカウ
ント値Coutの1、2、…、13(=N)は、簡単に
図示するための一例であって、これには限られない。
【0033】積分電圧Voが大きくなる結果、ピークホ
ールド電圧Vpが積分電圧Voと等しくなると、時刻t
3においてホールド期間が始まり、時刻t4まで続く。
ホールド期間においては、ピークホールド電圧Vpが積
分電圧Voより大きくない限り、スイッチSW3がオフ
するために積分電圧Voは一定値をとる。またホールド
期間においては、制御回路120は、カウンタ122が
カウント値Coutをホールドするように制御する。例
えば時刻t3〜t4においては、カウンタ122は、カ
ウント値Coutを2のまま保持する。
ールド電圧Vpが積分電圧Voと等しくなると、時刻t
3においてホールド期間が始まり、時刻t4まで続く。
ホールド期間においては、ピークホールド電圧Vpが積
分電圧Voより大きくない限り、スイッチSW3がオフ
するために積分電圧Voは一定値をとる。またホールド
期間においては、制御回路120は、カウンタ122が
カウント値Coutをホールドするように制御する。例
えば時刻t3〜t4においては、カウンタ122は、カ
ウント値Coutを2のまま保持する。
【0034】以下、カウント期間およびホールド期間が
交互に起こり、積分電圧Voがピークホールド電圧Vp
を追従することになる。本発明によれば、このようにピ
ークホールド動作がおこなわれているときに、同時にカ
ウント値Coutのインクリメントがおこなわれる。そ
のため、カウント値Coutのインクリメントがピーク
ホールド動作が終了したあとに初めておこなわれる従来
の技術に比べて、A/D変換に要する時間が短縮され
る。
交互に起こり、積分電圧Voがピークホールド電圧Vp
を追従することになる。本発明によれば、このようにピ
ークホールド動作がおこなわれているときに、同時にカ
ウント値Coutのインクリメントがおこなわれる。そ
のため、カウント値Coutのインクリメントがピーク
ホールド動作が終了したあとに初めておこなわれる従来
の技術に比べて、A/D変換に要する時間が短縮され
る。
【0035】期間t8.5〜t9においては、ゲート信
号Gateは、Lレベルであるが、ピークホールド電圧
Vpが積分電圧Voよりも大きいので、カウント期間が
続く。ピークホールド電圧Vpが積分電圧Voと等しく
なる時刻t9においてカウント値Coutは、N(N:
自然数、図2では13)をとる。
号Gateは、Lレベルであるが、ピークホールド電圧
Vpが積分電圧Voよりも大きいので、カウント期間が
続く。ピークホールド電圧Vpが積分電圧Voと等しく
なる時刻t9においてカウント値Coutは、N(N:
自然数、図2では13)をとる。
【0036】時刻t9以降は、再び時刻t0の状態に戻
るまで、スイッチSW1〜SW4は、制御回路120に
よってオフ状態に制御される。
るまで、スイッチSW1〜SW4は、制御回路120に
よってオフ状態に制御される。
【0037】図2における積分電圧Voおよびカウント
値Coutのグラフからわかるように、以下の等式
(1)および(2)が成り立つ。
値Coutのグラフからわかるように、以下の等式
(1)および(2)が成り立つ。
【0038】 Vr=(Vcc/CR)・nT (1) Vp=(Vcc/CR)・NT (2) ここで、上の2つの式で用いられる変数および定数は、 Vp:ピークホールド電圧Vpの値、 Vr:基準電圧Vrの値、 Vcc:負の電源電圧−Vccの絶対値、 C:キャパシタ112の容量、 R:抵抗器108の抵抗、 n:時刻t0〜t1で得られた基準電圧Vrに対するカ
ウント値Cout、 N:時刻t2〜t9で得られたピークホールド電圧Vp
に対するカウント値Cout、 T:カウンタのクロックサイクル、 をそれぞれ表す。式(1)および(2)をVpについて
解けば、 Vp=(n/N)・Vr (3) となり、定数C、RおよびTに依存しないかたちで表せ
る。したがってカウント値nおよびNと基準電圧Vrと
からピークホールド電圧Vpが求められる。
ウント値Cout、 N:時刻t2〜t9で得られたピークホールド電圧Vp
に対するカウント値Cout、 T:カウンタのクロックサイクル、 をそれぞれ表す。式(1)および(2)をVpについて
解けば、 Vp=(n/N)・Vr (3) となり、定数C、RおよびTに依存しないかたちで表せ
る。したがってカウント値nおよびNと基準電圧Vrと
からピークホールド電圧Vpが求められる。
【0039】演算ロジック124は、ピークホールド電
圧Vpを式(3)に基づいて計算するまでのあいだ、カ
ウンタ122から出力されるカウント値nおよびNを例
えばバッファレジスタに格納しておく。演算ロジック1
24は、カウント値nおよびNと、既知の基準電圧Vr
とからピークホールド電圧Vpを演算して、電圧Vpに
対応するディジタル値Doutとして出力する。演算ロ
ジック124は、典型的にはマイクロプロセッサ、リー
ドオンリーメモリおよびランダムアクセスメモリなどを
用いて実現できる。また制御回路120、カウンタ12
2および演算ロジック124は、必ずしもそれぞれ別個
の機能ブロックに分割されている必要はなく、これらの
少なくとも一部を、単一のロジック回路に統合して実現
してもよい。また制御回路120、カウンタ122およ
び演算ロジック124は、ハードウェアによって実現さ
れてもよく、マイクロプロセッサによって実行されるソ
フトウェアによって実現されてもよい。
圧Vpを式(3)に基づいて計算するまでのあいだ、カ
ウンタ122から出力されるカウント値nおよびNを例
えばバッファレジスタに格納しておく。演算ロジック1
24は、カウント値nおよびNと、既知の基準電圧Vr
とからピークホールド電圧Vpを演算して、電圧Vpに
対応するディジタル値Doutとして出力する。演算ロ
ジック124は、典型的にはマイクロプロセッサ、リー
ドオンリーメモリおよびランダムアクセスメモリなどを
用いて実現できる。また制御回路120、カウンタ12
2および演算ロジック124は、必ずしもそれぞれ別個
の機能ブロックに分割されている必要はなく、これらの
少なくとも一部を、単一のロジック回路に統合して実現
してもよい。また制御回路120、カウンタ122およ
び演算ロジック124は、ハードウェアによって実現さ
れてもよく、マイクロプロセッサによって実行されるソ
フトウェアによって実現されてもよい。
【0040】なお、上述の時刻t0〜t1において、基
準電圧Vrに対するカウント値nを求めるステップは、
例えば、A/D変換装置の電源立ち上げ時におこなうこ
とができる。あるいはこのステップを、ゲート信号Ga
teがLレベルである期間のなかにおいて、A/D変換
が終了するたびに実行すればより好ましい。こうすれ
ば、A/D変換装置を立ち上げた後において基準電圧V
rなどのドリフトが発生しても、これに追従してリアル
タイムにカウント値nを求めることができるので、A/
D変換の誤差を減少できるという効果がある。
準電圧Vrに対するカウント値nを求めるステップは、
例えば、A/D変換装置の電源立ち上げ時におこなうこ
とができる。あるいはこのステップを、ゲート信号Ga
teがLレベルである期間のなかにおいて、A/D変換
が終了するたびに実行すればより好ましい。こうすれ
ば、A/D変換装置を立ち上げた後において基準電圧V
rなどのドリフトが発生しても、これに追従してリアル
タイムにカウント値nを求めることができるので、A/
D変換の誤差を減少できるという効果がある。
【0041】なお基準電圧Vrは、典型的には定電圧ダ
イオードや基準電圧発生用の集積回路などを用いて発生
される。積分電圧Voは、この実施の形態においては、
演算増幅器106、抵抗器108およびキャパシタ11
2を有する積分回路130によって発生されるがこれに
は限られない。例えば定電流源によって一定の割合で電
荷を供給されるキャパシタも、電圧上昇率が一定の積分
電圧を発生できる。
イオードや基準電圧発生用の集積回路などを用いて発生
される。積分電圧Voは、この実施の形態においては、
演算増幅器106、抵抗器108およびキャパシタ11
2を有する積分回路130によって発生されるがこれに
は限られない。例えば定電流源によって一定の割合で電
荷を供給されるキャパシタも、電圧上昇率が一定の積分
電圧を発生できる。
【0042】この実施の形態においては、比較器104
の反転入力端子に与える電圧をスイッチSW1およびS
W2によって基準電圧Vrまたはピークホールド電圧V
pに切り換え、それぞれに対するカウント値Coutを
求めたが、各電圧に対してそれぞれ比較器を設け、各比
較器によって基準電圧Vrに対するカウント値およびピ
ークホールド電圧Vpに対するカウント値Coutを求
めることができる。
の反転入力端子に与える電圧をスイッチSW1およびS
W2によって基準電圧Vrまたはピークホールド電圧V
pに切り換え、それぞれに対するカウント値Coutを
求めたが、各電圧に対してそれぞれ比較器を設け、各比
較器によって基準電圧Vrに対するカウント値およびピ
ークホールド電圧Vpに対するカウント値Coutを求
めることができる。
【0043】ピークホールド電圧Vpの基準値(図2で
はゼロボルト)、電圧上昇率の正負(図2では正)、ゲ
ート信号Gateの論理(図2では正論理)などは、図
1および図2を用いた上述の説明のものには限られな
い。例えばカウンタ122は、カウント値Coutを
「変更」することによって、カウント動作を実現できれ
ばよい。具体的にはカウント値の「変更」には、インク
リメント(増加)およびデクリメント(減少)が含まれ
る。上述の説明では、カウント値Coutを1ずつイン
クリメントしているが、この増分「1」もこれには限ら
れない。
はゼロボルト)、電圧上昇率の正負(図2では正)、ゲ
ート信号Gateの論理(図2では正論理)などは、図
1および図2を用いた上述の説明のものには限られな
い。例えばカウンタ122は、カウント値Coutを
「変更」することによって、カウント動作を実現できれ
ばよい。具体的にはカウント値の「変更」には、インク
リメント(増加)およびデクリメント(減少)が含まれ
る。上述の説明では、カウント値Coutを1ずつイン
クリメントしているが、この増分「1」もこれには限ら
れない。
【0044】基準電圧Vrに対するカウント値nを求め
る期間は、ゲート信号GateがLレベルである期間の
なかである必要はなく、ゲート信号がHレベルである期
間に重なってもあるいはHレベルである期間であっても
よい。また、ピークホールド電圧Vpに対するカウント
値Nを求める期間の始まりはゲート信号GateがHレ
ベルに立ち上がった時刻と一致させる必要はなく、ピー
クホールド動作がおこなわれている期間のなかでピーク
ホールド電圧Vpに対するカウント値Nをカウントする
動作がおこなわれれば、従来の技術に比べてA/D変換
に要する時間を短縮できる一応の効果を得ることができ
る。
る期間は、ゲート信号GateがLレベルである期間の
なかである必要はなく、ゲート信号がHレベルである期
間に重なってもあるいはHレベルである期間であっても
よい。また、ピークホールド電圧Vpに対するカウント
値Nを求める期間の始まりはゲート信号GateがHレ
ベルに立ち上がった時刻と一致させる必要はなく、ピー
クホールド動作がおこなわれている期間のなかでピーク
ホールド電圧Vpに対するカウント値Nをカウントする
動作がおこなわれれば、従来の技術に比べてA/D変換
に要する時間を短縮できる一応の効果を得ることができ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、従来の技術によるA/
D変換器と同等の精度を確保しながらも、A/D変換に
要する時間を短縮できる。
D変換器と同等の精度を確保しながらも、A/D変換に
要する時間を短縮できる。
【図1】本発明によるピークホールド回路用A/D変換
装置の回路図である。
装置の回路図である。
【図2】本発明によるピークホールド回路用A/D変換
装置の各部の電圧、スイッチの状態、およびカウンタの
出力値Coutを示すタイミング図である。
装置の各部の電圧、スイッチの状態、およびカウンタの
出力値Coutを示すタイミング図である。
【図3】従来の技術による二重積分型A/D変換装置の
一例の回路図である。
一例の回路図である。
【図4】図3の回路の各部の信号を示す波形図である。
100 ピークホールド回路 Vi 入力信号 Gate ゲート信号 Vp ピークホールド電圧 Vr 基準電圧 Vo 積分電圧 102 基準電圧発生器 104 比較器 106 演算増幅器 108 抵抗器 110 負の電源 −Vcc 負の電源電圧 120 制御回路 122 カウンタ Cout カウント値 124 演算ロジック Dout ディジタル値 130 積分回路 SW1、SW2、SW3、SW4 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 ピークホールド回路から出力された入力
電圧を受け取り、該入力電圧に対応するディジタル値を
求めるピークホールド回路用A/D変換装置であって、 入力される電圧を積分し、積分電圧を出力する積分電圧
出力手段と、 基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、 前記積分電圧および基準電圧を比較し、前記積分電圧が
前記基準電圧に等しくなるまでのあいだカウンタ値を更
新することによって第1カウント値を求めると共に、前
記ピークホールド回路の作動時を含む期間において、前
記積分電圧および入力電圧を比較し、前記積分電圧が前
記入力電圧に等しくなるまでのあいだカウンタ値を更新
する一方、前記積分電圧が前記入力電圧に等しくなると
前記積分電圧出力手段の積分動作を停止しカウンタ値を
ホールドすることによって第2カウント値を求める計時
手段と、 を備えており、 前記第1カウント値および第2カウント値に基づいて前
記入力電圧に対応するディジタル値を求めるピークホー
ルド回路用A/D変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155597A JPH10303752A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ピークホールド回路用a/d変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155597A JPH10303752A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ピークホールド回路用a/d変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10303752A true JPH10303752A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14564366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11155597A Withdrawn JPH10303752A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ピークホールド回路用a/d変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10303752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100574118B1 (ko) | 2004-06-11 | 2006-04-25 | 삼창기업 주식회사 | 파고 분석기 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11155597A patent/JPH10303752A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100574118B1 (ko) | 2004-06-11 | 2006-04-25 | 삼창기업 주식회사 | 파고 분석기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |