JPH10304139A - フィルム画像読取り装置 - Google Patents

フィルム画像読取り装置

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JPH10304139A
JPH10304139A JP9110711A JP11071197A JPH10304139A JP H10304139 A JPH10304139 A JP H10304139A JP 9110711 A JP9110711 A JP 9110711A JP 11071197 A JP11071197 A JP 11071197A JP H10304139 A JPH10304139 A JP H10304139A
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film
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JP9110711A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Morisawa
義和 森澤
Katsuyuki Nanba
克行 難波
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 APSフィルムを内蔵したアダプタと135
フィルムをマウントしたホルダの装填部を共用したフィ
ルム画像読取り装置において、既にアダプタが装填され
ているとき、ホルダを重ねて挿入することを回避するこ
と。 【解決手段】 カートリッジに収納されたフィルムを読
み取り用露光窓部22へ給送するアダプタ20及びフィ
ルムをマウントしたホルダ30を選択的に装填可能なフ
ィルム画像読取り装置1。読取り装置1の正面には開閉
自在な蓋2が設けられ、蓋2を開放することでアダプタ
20の装填が可能である。ホルダ30は蓋2を閉じた状
態で蓋2に形成されたスリット3から装填可能である。
アダプタ20は、画像スキャン中を含めて装填されてい
るときは、その一部が外方に突出して蓋2が閉じてしま
うことを妨げている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム画像読取
り装置、詳しくは、現像済みフィルムの画像をセンサで
光学的に読み取ってパソコンやプリンタ等の画像再現機
器へ転送するフィルム画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、銀塩フィルムに撮像/現像
された画像を読み取り、デジタル化された画像情報とし
て出力するフィルム画像読取り装置(フィルムスキャ
ナ)が種々提供されている。一方、読み取りの対象とな
るフィルムは、6駒ずつにカットされた135フィル
ム、カートリッジに収納されている新写真システム(A
PS)用フィルム及び1駒ずつカットされたスライドフ
ィルムが存在している。従って、フィルムスキャナでは
複数タイプのフィルム画像の読み取りが要求されてい
る。
【0003】ところで、135フィルムはホルダにマウ
ントした状態で、及び、スライドフィルムはそのままの
状態でスキャナに挿入すればよい。APSフィルムにあ
っては、カートリッジに収納されているフィルムを給送
する機構を内蔵したアダプタを使用する方式が採用され
ている。そして、いずれのタイプのフィルムであっても
読み取り可能とするため、従来のスキャナはアダプタを
装填可能な装填部を備え、この装填部に設けた蓋部材を
開放してアダプタ及びフィルムホルダを選択的に装填可
能としている。
【0004】しかしながら、アダプタとホルダの装填部
を共用し、アダプタが装填されているときに蓋部材が閉
じてしまう構成であると、アダプタが装填されているこ
とを見過ごして、ホルダを重ねて挿入してしまう可能性
がある。これでは、アダプタやホルダあるいはスキャナ
の内部機構が破損するおそれを有している。
【0005】そこで、本発明の目的は、アダプタとホル
ダの装填部を共用した場合であっても、アダプタの装填
状態を簡単かつ確実に目視によって確認でき、不用意に
ホルダを重ねて挿入してしまう不具合を回避できるフィ
ルム画像読取り装置を提供することにある。
【0006】
【発明の要旨及び効果】以上の目的を達成するため、本
発明に係るフィルム画像読取り装置は、アダプタ及びフ
ィルムホルダを選択的に装填可能な装填部と、この装填
部の入口に設けられ、開放することでアダプタの装填を
可能とし、かつ、閉じた状態でフィルムホルダの挿入を
可能とする開口部を有する蓋部材と、アダプタをフィル
ム露光位置で副走査移動させる移動手段とを備え、前記
アダプタが前記移動手段によって副走査移動中であると
きを含めて装填部に装填されているとき、アダプタの一
部が装填部より外方に突出して前記蓋部材の閉動作を妨
げることを特徴とする。
【0007】以上の本発明において、ホルダは蓋部材を
閉じた状態で蓋部材に形成されている開口部から装填部
へ挿入される。また、アダプタは入口の蓋部材を開放す
ることで装填部へ装填され、画像スキャンのために一定
のストロークで副走査移動する。このアダプタは副走査
移動中を含めて装填部に装填されているとき装填部から
外部に突出し、蓋部材の閉動作を妨げる。
【0008】即ち、本発明によれば、アダプタとホルダ
の装填部を共用するにも拘らず、アダプタが装填されて
いるときは蓋部材が開いた状態を維持しており、かつ、
装填されているアダプタをオペレータが常時目視で確認
することができる。従って、アダプタが装填されている
状態で重ねてホルダを挿入することが防止され、アダプ
タやホルダあるいは読取り装置の内部機構を破損するお
それを回避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフィルム画像
読取り装置の実施形態について添付図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施形態であるフィルム
スキャナ1、フィルムアダプタ20及びフィルムホルダ
30を示す。フィルムスキャナ1はフィルムアダプタ2
0内のフィルム及びフィルムホルダ30にマウントされ
ているフィルムのいずれをもスキャン可能である。
【0011】フィルムホルダ30は現像済みの従来周知
の135フィルムを6駒にカットしたものをマウントす
るためのもので、図2に示すように、窓部に付されてい
る数字は駒番号である。1,2,3駒は矢印A方向にフ
ィルムスキャナ1に挿入され、以下に詳述するように画
像を読み取られ、4,5,6駒はホルダ30を反転させ
て矢印A’方向にフィルムスキャナ1に挿入され、画像
を読み取られる。ホルダ30の上縁及び下縁に形成され
ている切欠き31は、ホルダ30が装填されたこと及び
スキャナ1内で画像露光位置にセットされた駒番号を検
出するためのものである。
【0012】フィルムアダプタ20は新写真システム
(APS)用フィルムを収納したカートリッジを収容す
るためのものである。図3に示すように、カートリッジ
29は蓋21を開いてアダプタ20へセットされ、この
アダプタ20に内蔵されている給送モータによって現像
済みのAPSフィルムがカートリッジ29から引き出さ
れ、露光窓部22へ給送される。アダプタ20の上下面
に設けたガイド部23,24は前記フィルムホルダ30
の厚みと上下高さ寸法を共通にしている。
【0013】ところで、フィルムスキャナ1の正面には
開閉自在な装填蓋2が設けられ、この蓋2にはスリット
3が形成されている。さらに、図4に示すように、電源
スイッチ5及び蓋2の開閉によってオン、オフされる開
閉検出スイッチ6が設置されている。
【0014】フィルムホルダ30は装填蓋2を閉じたま
までスリット3から装填部41に挿入される。また、フ
ィルムアダプタ20は蓋2を開放した状態で装填部4に
装填可能である。このように、アダプタ20は蓋2を開
いた状態でのみ装填部4へ装填可能であり、蓋2が開放
されているときのみAPSフィルムの画像読み取り処理
が許可される。また、ホルダ30が蓋2を閉じた状態で
スリット3から挿入されたときのみ135フィルムの画
像読み取り処理が許可される。ホルダ30は蓋2を開い
た状態であっても装填部4への挿入が可能である。しか
し、この状態での装填はホルダ30が傾いたりした不正
常な挿入のおそれがあるため、本実施形態では蓋2が開
放されているときは135フィルムの画像読み取り処理
を禁止することとした。
【0015】また、アダプタ20及びホルダ30はいず
れもスキャナ1に装填されているとき、約後半部分はス
キャナ1から突出している。特に、アダプタ20は装填
されたときのみならず、画像スキャン時の副走査移動に
よって装填部4へ最大限引き込まれたときであっても
(図6参照)、スキャナ1から外部に突出した状態にあ
り、装填蓋2が閉じることを阻止している。従って、ア
ダプタ20及びホルダ30が装填されていることはオペ
レータが一見して判別することができ、アダプタ20が
装填されているとき、重ねてホルダ30を装填しようと
したり、またはその逆は生じ得ない。
【0016】次に、フィルムスキャナ1の内部構造につ
いて説明する。図5において、スキャナ1の内部にはキ
ャリッジ10、蛍光灯15、ミラー16、結像レンズ1
7、CCD18がそれぞれ定位置に設置されている。キ
ャリッジ10はモータ11によって正逆回転する送りね
じ12によって矢印B,B’方向に移動可能である。こ
の移動は上下一対のガイド軸13によってガイドされ
る。図5はキャリッジ10が前記スリット3から挿入さ
れたフィルムホルダ30を保持している状態を示してい
る。フィルムは蛍光灯15で露光され、フィルムを透過
した光はミラー16で反射され、結像レンズ17を通じ
てCCD18で受光される。CCD18は光の三原色で
あるR,G,Bに感度を有する3本のラインセンサによ
って構成され、矢印B方向に定速で副走査移動するフィ
ルムの画像を1ラインずつR,G,Bごとに読み取る。
【0017】キャリッジ10は図5に示す位置がホーム
ポジションであると共に135フィルムの第1駒又は第
4駒に対するスキャン開始位置である。135フィルム
の画像を読み取るとき、キャリッジ10はホームポジシ
ョンから矢印B方向に副走査移動を開始し、3駒までの
スキャン完了するとホームポジションへ復帰する。ある
いは、オペレータによって指定された駒番号の画像を読
み取るのであれば、キャリッジ10は指定された駒番号
のフィルムの一端を蛍光灯15に対向するスキャン開始
位置まで移動させ、かつ、副走査移動する。
【0018】一方、フィルムアダプタ20がスキャナ1
に装填されると、アダプタ20はガイド部23,24に
よってホームポジションにセットされているキャリッジ
10に保持される。このときアダプタ20の露光窓部2
2の一端は蛍光灯15に対向するスキャン開始位置にセ
ットされる。また、アダプタ20に設けられている端子
25がスキャナ1の端子7と接続され、図7に示すスキ
ャナ1を制御するCPU50とアダプタ20を制御する
CPU70とでデータの交信が行われる。この状態でア
ダプタ20が装填されたとの検出をも兼ねることができ
る。
【0019】アダプタ20はスキャナ1に装填される
と、まず、巻き戻しが完了していることを確認のうえ、
イニシャルロードが実行され、APSフィルムの先端が
カートリッジ29から引き出され、第1駒が露光窓部2
2へ給送される。次に、第1駒から順次画像の読み取り
が開始される。画像読み取りの際、アダプタ20はキャ
リッジ10と共にモータ11によって矢印B方向に副走
査移動される。1駒の画像読み取りが終了すると、キャ
リッジ10はホームポジションへ復帰し、フィルムは次
の駒が露光窓部22へ位置するように駒送りされる。あ
るいは、順次読み取り方式ではなく、オペレータによっ
て指定された駒番号のフィルムを直接露光窓部22へ給
送し、1駒ごとに読み取るようにしてもよい。
【0020】ところで、本実施形態において、フィルム
アダプタ20はオペレータが任意にスキャナ1から引き
抜き可能である。アダプタ20の動作と関連して引き抜
かれるタイミングとしては、以下の態様がある。
【0021】 (A’)フィルム巻き戻し中 (A)フィルム巻き戻し完了後 (B’)イニシャルロード中 (B)イニシャルロード完了後 (C’)フィルム駒送り中 (C)フィルム駒送り完了後
【0022】以上の態様(A’),(B’),(C’)
は引き抜き動作としては不正常な状態であり、このよう
な状態でアダプタ20が引き抜かれた場合、アダプタ2
0に内蔵されているCPU70が不正常な状態で引き抜
かれたことを記憶する。具体的には、以下の制御手順で
説明するように給送フラグを設け、この給送フラグが
「0」にリセットされている場合、不正常な状態で引き
抜かれたことをCPU70が記憶する。そして、アダプ
タ20がスキャナ1に再装填されたとき、給送フラグが
「0」にリセットされていると、フィルムの巻き戻し処
理を実行する。一方、給送フラグが「1」にセットされ
ていれば、アダプタ20の状態は前記(A),(B),
(C)のいずれかであり、このときは、露光窓部22に
給送されているフィルムの駒番号を読み取り、この駒番
号のフィルムに対する画像の読み取りを開始する。
【0023】以上の制御によって、アダプタ20がオペ
レータによってスキャナ1から引き抜かれ、その後再装
填されたときにトラブルなく画像の読み取りを続行する
ことができる。
【0024】図7は前記スキャナ1及びフィルムアダプ
タ20の制御部及び画像読取り部を示す。制御はスキャ
ナ1を制御するCPU50とアダプタ20を制御するC
PU70によって行われる。画像読取り部において、ア
ナログ信号処理部51はCCD18からのR,G,Bそ
れぞれの1ラインずつの画像情報信号のCDS(相関二
重サンプリング)と増幅器を有する。A/D変換部52
は画像情報信号を10ビットのデジタル信号に変換す
る。デジタル信号処理部53はA/D変換された10ビ
ット信号を8ビット×2のデジタル信号に変換する。バ
ッファメモリ54はデジタル信号処理された画像データ
を書き込んで記憶する。アドレスコントローラ55はバ
ッファメモリ54の記憶アドレスを制御する。SCSI
インターフェイス56はバッファメモリ54から画像デ
ータを読み出して外部のパソコン80に転送すると共
に、パソコン80から出力された制御データをCPU5
0へ転送する。CPU50はこれらの画像処理部を制御
すると共に、蛍光灯15のオン、オフ及びスキャンモー
タ11のドライバ14を制御する。
【0025】一方、アダプタ20を制御するCPU70
はEEPROM71を備え、このEEPROM71はフ
ィルムの巻き戻し、イニシャルロード及び駒送りが完了
したか否かを記憶し、さらに、画像読取り位置にセット
されている駒番号等を記憶する。また、CPU70は給
送モータ26のドライバ27を制御する。
【0026】本実施形態において、1駒のフィルム画像
は以下のように読み取られる。図8に示すように、1ラ
インずつの露光はT1−T2の時間帯で行われ、1ライン
ずつの画像情報のバッファメモリ54への書き込み及び
読み出しはT3−T4の時間帯で行われる。詳しくは、R
露光,G露光,B露光が順次行われ、それぞれの画像が
CCD18の各ラインセンサにて読み取られる。各ライ
ンセンサの出力は前記アナログ信号処理部51、A/D
変換部52、デジタル信号処理部53を通じてバッファ
メモリ54へ書き込まれる。この書き込み処理を図8で
はW1,W2,W3で示している。そして、R画像情報
の書き込み処理W1が終了すると、R画像情報の読み出
し処理R1をG画像情報の書き込み処理W2が開始され
るまで行い、読み出したデータをパソコン80へ転送す
る。さらに、G画像情報の書き込み処理W2が終了する
と、B画像情報の書き込み処理W3が開始されるまで読
み出し処理R2を行い、読み出したデータをパソコン8
0へ転送する。ここでの読み出し処理R2は、前記読み
出し処理R1で読み切れなかった残りのR画像情報(も
し残っていれば)とG画像情報である。これと併行して
ラインセンサによるB画像の読み取りが行われ、書き込
み処理W3が終了すると、読み出し処理R3を行い、読
み出したデータをパソコン80へ転送する。ここでの読
み出し処理R3は、前記読み出し処理R2で読み切れな
かった画像情報とB画像情報である。
【0027】従来、書き込み処理W1,W2,W3、及
び、読み出し処理R1,R2,R3はそれぞれシリーズ
に処理されていたが、本実施形態の如く、読み出し処理
R1,R2を書き込み処理W1,W2と重ならない範囲
で画像露光(ラインセンサによる画像読み取り)と併行
して行うことにより、1駒の画像スキャン時間を短縮す
ることができる。換言すれば、従来は、図8に示す処理
時間t1−t2,t3−t4を1ラインのスキャンごとに余
分に必要としていたのである。
【0028】次に、フィルムスキャナ1による画像読み
取りの制御手順について図9〜図12を参照して説明す
る。図9、図10はCPU50の制御手順を示す。スイ
ッチ5によって電源が投入されると、ステップS1で開
閉スイッチ6のオン、オフに基づいて装填蓋2が開放さ
れているか否かを判定する。装填蓋2が開放されていれ
ば、ステップS2でアダプタ20が装填されているか否
かを判定し、装填されていればアダプタ20内のAPS
フィルムの画像読み取りの処理に移行する(ステップS
10〜S22参照)。アダプタ20が装填されていなけ
れば、ステップS3で装填蓋2が閉じられるのを待ち、
閉じられるとステップS4でホルダ30が装填されたか
否かを判定する。一方、前記ステップS1で蓋2が閉じ
られていると判定されたときも、ステップS4でホルダ
30が装填されたか否かを判定する。ホルダ30が装填
されると、ホルダ30にマウントされている135フィ
ルムの画像読み取りの処理に移行する(ステップS5〜
S8参照)。
【0029】135フィルムの画像読み取り処理にあっ
ては、ステップS5でスキャン指示の入力を待ち、スキ
ャン指示が入力されると、ステップS6でキャリッジ1
0を副走査移動させ、ステップS7で画像露光、信号処
理、書き込み、読み出し、パソコン80へのデータ転送
を1ラインずつ計3駒の画像について実行する。その
後、ステップS8でキャリッジ10をホームポジション
へ復帰させる。
【0030】なお、読み取るべきフィルムの駒番号をオ
ペレータによってパソコン80から指定する制御も可能
である。この場合は、ステップS5で駒番号を含めてス
キャン指示を入力し、ステップS6ではキャリッジ10
を指定された駒番号のフィルムがスキャン開始位置へセ
ットされるまで移動させ、その後副走査移動を行う。ス
テップS7では1駒分の画像を読み取ってパソコン80
へ転送することになる。
【0031】APSフィルムの画像読み取り処理にあっ
ては、まず、ステップS10で装填処理を実行する。こ
の装填処理は、図11に示すように、ステップS101
でCPU50がCPU70とデータを交信し、ステップ
S102でフィルムの巻き戻しが完了しているか否かを
判定する。フィルムの巻き戻しとはフィルムをカートリ
ッジ29内へ収納してしまう処理をいう。巻き戻しが完
了していれば、このサブルーチンを終了して直ちにステ
ップS11へ移行する。フィルムが巻き戻されていない
場合は、前回の画像読取り処理でこのアダプタ20は途
中でスキャナ1から引き抜かれたことを意味する。この
場合は、ステップS103で給送フラグが「0」か否か
を判定する。給送フラグは以下に説明するようにステッ
プS34,S37,S40,S43,S47,S50で
それぞれリセット又はセットされる。給送フラグが
「0」にリセットされていれば、フィルムの給送状態が
前記(A’),(B’),(C’)の不正常な状態で引
き抜かれたことを意味する。一方、「1」にセットされ
ていれば、フィルム給送状態が前記(A),(B),
(C)の正常な状態で引き抜かれたことを意味する。
【0032】従って、給送フラグが「0」にリセットさ
れていれば、ステップS104で巻き戻しを指示し、ス
テップS105で巻き戻しの完了を持って、ステップS
106で駒番号をリセットする。その後、ステップS1
1へ移行する。給送フラグが「1」にセットされていれ
ば、ステップS107で駒番号を読み取り、ステップS
108でスキャン指示の入力を持ち、スキャン指示が入
力されると、ステップS14へ移行する。
【0033】一方、前記装填処理でフィルムの巻き戻し
が完了すれば、あるいは完了していれば、ステップS1
1でスキャン指示の入力を待ち、入力されるとステップ
S12でCPU70へイニシャルロードを指示する。イ
ニシャルロードとはフィルムの先端をカートリッジ29
から引き出して第1駒を露光窓部22へセットする処理
である。ステップS13でこのイニシャルロードの完了
が確認されると、ステップS14でキャリッジ10を副
走査移動させる。続いて、ステップS15で画像露光、
信号処理、書き込み、読み出し、パソコン80へのデー
タ転送を1ラインずつ1駒の画像について実行する。そ
の後、ステップS16でキャリッジ10をホームポジシ
ョンへ復帰させる。
【0034】次に、ステップS17で次駒スキャン指示
の入力を確認すると、ステップS18でCPU70へ駒
送りを指示する。ステップS19で駒送りの完了が確認
されると、ステップS14へ移行する。ステップS17
で次駒スキャン指示の入力がなければ、ステップS20
で巻き戻し指示が入力されるのを待ち、巻き戻し指示が
入力されれば(最終駒の画像読み取りが終了すれば、あ
るいは任意の駒番号において巻き戻し指示が入力されれ
ば)、ステップS21でCPU70へ巻き戻しを指示す
る。ステップS22で巻き戻しの完了を確認すると、A
PSフィルムの画像読み取りを終了する。
【0035】なお、APSフィルムの画像読み取りにお
いても、読み取るべきフィルムの駒番号をオペレータに
よってパソコン80から指示する制御も可能である。こ
の場合は、ステップS11,S19,S108で駒番号
を含めてスキャン指示を入力し、入力された駒番号のフ
ィルムを露光窓部22へ給送したうえでステップS1
4,S15,S16を実行することになる。
【0036】図12はアダプタCPU70の制御手順を
示す。アダプタ20がスキャナ1に装填され、端子25
が端子7に接続されると、ステップS31でCPU70
がCPU50とデータを交信し、ステップS32でイニ
シャルロード指示の入力をまつ。イニシャルロード指示
が入力されるとステップS33で巻き戻しの完了を確認
のうえ、ステップS34で給送フラグを「0」にリセッ
トし、ステップS35でイニシャルロードを実行する。
即ち、フィルムの先端をカートリッジ29から引き出
し、第1駒を露光窓部22にセットする。ステップS3
6でイニシャルロードの完了を確認すると、ステップS
37で給送フラグを「1」にセットし、ステップS38
でイニシャルロード完了信号を出力する。
【0037】また、ステップS39で駒送り指示の入力
を待ち、入力されると、ステップS40で給送フラグを
「0」にリセットし、ステップS41で駒送りを実行す
る。ステップS42で駒送りの完了を確認すると、ステ
ップS43で給送フラグを「1」にセットし、ステップ
S44で駒送り完了信号と1駒送られた駒番号を出力す
る。同時に、ステップS45でEEPROM71に駒番
号を記憶する。
【0038】さらに、ステップS46で巻き戻し指示の
入力を待ち、入力されると、ステップS47で給送フラ
グを「0」にリセットし、ステップS48で巻き戻しを
実行する。ステップS49で巻き戻しの完了を確認する
と、ステップS50で給送フラグを「1」にセットし、
ステップS51で巻き戻し完了信号を出力する。同時
に、ステップS52でEEPROM71に巻き戻し完了
を記憶する。
【0039】なお、本発明に係る画像読取り装置は前記
実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更可能である。特に、前記フィルムスキャナ1
は135フィルム及びAPSフィルムの画像を読み取る
ように説明したが、スライドフィルムの画像を読み取る
こともできる。この場合、駒数は1である。また、スキ
ャナ1の装填蓋2の構成や形状あるいはフィルムアダプ
タ20の構造や形状は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるフィルムスキャナ、
フィルムアダプタ及びフィルムホルダを示す斜視図。
【図2】前記フィルムホルダを示す正面図。
【図3】前記フィルムアダプタを示し、(A)は平面
図、(B)は正面図、(C)は側面図。
【図4】スキャナにアダプタを装填した状態を示す斜視
図。
【図5】スキャナの内部構成(キャリッジがホルダを保
持している状態)を示す斜視図。
【図6】アダプタがキャリッジに保持されている状態を
示す立面図。
【図7】スキャナ及びアダプタ制御部及び画像読み取り
部を示すブロック図。
【図8】画像の読み取り処理を示すタイムチャート図。
【図9】スキャナCPUの制御手順を示すフローチャー
ト図。
【図10】スキャナCPUの制御手順を示すフローチャ
ート図、図9の続き。
【図11】装填処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト図。
【図12】アダプタCPUの制御手順を示すフローチャ
ート図。
【符号の説明】
1…フィルムスキャナ 2…装填蓋 3…スリット 4…装填部 10…キャリッジ 20…フィルムアダプタ 29…カートリッジ 30…フィルムホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに収納されたフィルムを読
    み取り位置へ給送するアダプタの内蔵フィルム及びアダ
    プタ以外のホルダに保持されたフィルムのそれぞれの画
    像を読み取り可能なフィルム画像読取り装置において、 前記アダプタ及び前記ホルダを選択的に装填可能な装填
    部と、 前記装填部の入口に設けられ、開放することで前記アダ
    プタの装填を可能とし、かつ、閉じた状態で前記ホルダ
    の挿入を可能とする開口部を有する蓋部材と、 前記アダプタをフィルム露光位置で副走査移動させる移
    動手段と、 を備え、 前記アダプタが前記移動手段によって副走査移動中であ
    るときを含めて装填部に装填されているとき、アダプタ
    の一部が装填部より外方に突出して前記蓋部材の閉動作
    を妨げること、 を特徴とするフィルム画像読取り装置。
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