JPH10304633A - 永久磁石併用同期回転機およびその駆動方法 - Google Patents
永久磁石併用同期回転機およびその駆動方法Info
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- JPH10304633A JPH10304633A JP9108693A JP10869397A JPH10304633A JP H10304633 A JPH10304633 A JP H10304633A JP 9108693 A JP9108693 A JP 9108693A JP 10869397 A JP10869397 A JP 10869397A JP H10304633 A JPH10304633 A JP H10304633A
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Abstract
層された薄板を一体に固定することができる回転機の実
現を目的とする。 【解決手段】 ロータ1200に挿入された磁石128
0によりロータ1200外周はN磁極,S磁極の各磁極
を構成しているが、N磁極の磁束はN磁極側軟磁性体ピ
ン1281、ロータヨーク1220のN磁極側リブ部1
223、円筒状鉄心1231、S磁極側リブ部1223
およびS磁極側軟磁性体ピン1281を通ってS磁極に
短絡している。これにより、ステータ1100側への有
効磁束を分流、短絡し減少させている。
Description
範囲の広い電気自動車用の回転機として利用できる永久
磁石併用同期回転機に関する。
行モータに適用する場合の問題の一つに、坂道下降時タ
イヤから回転機が回されるモードになったとき、回転機
誘起電圧がそれに繋がる電力変換器素子の耐電圧以下に
なるように設定する必要がある。これにより回転機設計
自由度が下がり、そのため必要以上に大きな体格の回転
機或いは電力変換器が必要となってくる。
するとき、発電量の調整はステータ巻線からの反作用起
磁力で制御する必要がある。この場合無制御の状態が出
力最大となり安全上問題となるため、永久磁石同期形回
転機は一般に発電機として使用されない。また永久磁石
には常に反作用磁界が減磁界として加わり、不可逆減磁
が生じ易い。
ー351206号公報に示すハイブリッド励磁形の永久
磁石形同期回転機においては、永久磁石部と鉄心部を設
けたロータを、ステータ側から直流励磁し、鉄心部をN
極またはS 極に励磁することで、ステータ上で永久磁石
の磁束の方向を変えて、ステータ巻線に鎖交する量を調
整することで誘起電圧量を制御している。しかし、この
方法ではステータ内の磁束が電磁鋼板シートを貫通する
方向に鎖交し、鉄損を増やすことになる。
石形同期回転機においては、ステータ内の磁束が電磁鋼
板シートを貫通する方向に鎖交し、鉄損を増やすことに
なり、効率の低下が生じる。そこで、本発明は、これら
の問題点を解決するためになされたもので、永久磁石同
期回転機の回転子側に界磁巻線を設け、永久磁石による
回転子から固定子への磁束を調整することで、モータ動
作時の高速回転域効率の向上、低回転数域出力の向上、
電力変換器の小型化の実現を目的とする。
成するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、
請求項1の発明によれば、磁性体よりなる薄板を軸方向
に積層した回転子コアに磁石と、この磁石の磁束を磁気
的に短絡する知絡手段と、この短絡手段に流れる磁束量
を制御するための界磁巻線を設けたものであり、短絡手
段により回転子コアの薄板を一体にするものである。そ
れにより、部品点数が増すことなく、確実に回転子コア
を作ることができる。
成することで、固定子からの起磁力変動により磁極表面
に発生する鉄損を低減できるため回転機単体効率を向上
することが可能である。そして、発電機としての作動時
には外部励磁回路により固定子への磁束量が制御可能な
ため、高効率な発電出力調整が容易に実現できる。また
モータ駆動時には、低回転数域で磁束量を増加し、高回
転数域で磁束を減少させることで、固定子巻線への必要
入力電流を抑えることができる。そのため回転機効率が
向上し、更に小型の電力変換器が使用できる。
され、また制御巻線は回転子回転軸を中心として巻装さ
れるため、共に遠心力に強い構造となっている。
発明の第1実施例を示す。図1の断面図(図3のA−A
線に沿う断面図)に示す如く、回転機1000はフロン
トフレーム1910およびエンドフレーム1911の内
部に固定子に相当するステータ1100と、フロントフ
レーム1910およびエンドフレーム1911に対して
ベアリング1920、1921によりステータ1100
内側をエアギャップを介して回転可能な回転子に相当す
るロータ1200と、ロータ1200の回転位置を測定
するレゾルバロータ1930、レゾルバステータ193
1とを有する。
イル1110及び電磁鋼板を積層したステータコア11
20で構成され、ステータコア1120は3相コイル1
110を挿入するスロット1121、ティース1122
およびコアバック1123により構成される。ロータ1
200はロータヨーク1210、1220と、ロータヨ
ーク1210の内部に設けられた界磁巻線1230で磁
気回路ブロック1250を構成し、さらに、磁気回路ブ
ロック1250の両側にそれぞれ非磁性プレート126
0が設けられている。また、円筒状鉄心1231の内側
には、先端にスプライン1241をもつシャフト124
0を有しており、界磁巻線1230は、ブラシホルダ1
310、ブラシ1320、スリップリング1330およ
びシャフト1240内部に樹脂モールド等の絶縁部13
40を介して設けられているリード部1350を介して
外部から給電を受ける。
ものであり、ロータヨーク1210は円環状電磁鋼板を
積層したものでn個の軸方向磁石挿入穴1211が周方
向に等間隔で設けられ、また隣り合う2つの磁石挿入穴
1211の周方向中央部に丸穴1212が形成されてい
る。また図3は図1のC−C線に沿う断面を示したもの
であり、図3に示すように、ロータヨーク1220は電
磁鋼板が積層されたものであり、円環部1221とボス
部1222と、円環部からボス部へのn/2個の径方向
リブ1223で構成される。
同様、軸方向磁石挿入穴1224が周方向に等間隔で設
けられている。磁石挿入穴1211および1224は説
明上符号が異なっているが共に同一寸法形状をなす。ま
た磁石挿入穴1224間には周方向中央部に丸穴122
5が設けらている。これも前記図2に示す丸穴1212
と同一寸法形状をなす。リブ1223は円環部1221
の丸穴1225位置の内周から(720/n)°の間隔
で径方向に配置され、ボス部1222と繋がる。ボス部
1222は中央にシャフト1240の挿入穴をもつ円環
状の部材である。
ャフト1240のセレ−ションに圧入された円筒状鉄心
1231とその外周に設けられた樹脂ボビン1232、
樹脂ボビン1232に一方向に巻装された界磁巻線12
30を設け、その両端を一対のロータヨーク1220で
そのリブ1223が互いに対向しないようにずらして挟
みこむことで構成されている。
1280が隣合う磁石の磁極が同磁極となる向きに軸方
向から挿入され、また丸穴1212、1225には丸穴
1213および1225と同一形状の短絡手段をなす軟
磁性体ピン1281が軸方向から圧入されている。この
ピン1281により、複数の積層した円環状電磁鋼板か
らなるロータヨーク1210を一体に固定している。
力変換器200に、電力変換器200はバッテリ300
に結線される。またブラシ1320は界磁回路400に
接続され、レゾルバステータ1931は信号処理回路5
00に接続される。さらにインバータ200、界磁回路
400、信号処理回路500を制御する制御回路600
を有する。
1280は、周方向に着磁され、この磁石1280によ
りロータ1200外周はN磁極,S磁極の各磁極を構成
するが、N磁極の磁束はN磁極側軟磁性体ピン128
1、ロータヨーク1220のN磁極側リブ部1223、
円筒状鉄心1231、S磁極側リブ部1223およびS
磁極側軟磁性体ピン1281を通ってS磁極に短絡して
いる。これにより、ステータ1100側への有効磁束を
分流、短絡し減少させている。
を等価的に示す。ステータ側の磁気抵抗Rs、エアギャ
ップ磁気抵抗Rg,磁石部磁気抵抗Rm,短絡部磁気抵
抗Rr,磁石起磁力Fm,界磁巻線起磁力Fcとする
と、ステータ側に流れる有効磁束量Φ1は次式で表わせ
る。 Φ1=(RmFc+RrFm)/(RrRm+Rm(R
g+Rs)+(Rg+Rs)Rr) 各パラメータの設定により有効磁束量Φ1は任意に設定
できる。例えば界磁巻線に電流を流さないとき(Fc=
0)、 Φ10=RrFm/(RrRm+Rm(Rg+Rs)+
(Rg+Rs)Rr) となり、短絡部磁気抵抗Rrが小のときはΦ10≒0と
なる。短絡部磁気抵抗Rrは軟磁性体ピン1281、リ
ブ部1223、円筒状鉄心1231および各部材の接合
部の磁気抵抗により決定されるため、各部の断面積およ
び長さを設定することで、界磁巻線1230に電流を流
さない時の有効磁束量Φ10を調整することができる。
ここではロータ1200からステータ1100への磁路
が構成磁性体のB−H(磁束密度−磁界)カーブ線形領
域で使用できる様、磁束密度を1T(テスラ)以下に設
定する。
力Fc分の磁束Φ1c Φ1c =RmFc/(RrRm+Rm(Rg+Rs)+
(Rg+Rs)Rr) が加算され、有効磁束量Φ11は Φ1=Φ10+Φ1c となり、界磁巻線通電電流により有効磁束量を調整する
ことが可能である。
モータの様な広使用回転数域のモータに適用した場合に
ついて記載する。つまり、シャフト1240が、電気自
動車の車輪に接続される。弱め界磁制御が不要なモータ
低回転数域においては、界磁巻線への通電電流を増加
し、作用磁束量Φ1を増加する。モータ発生トルクは作
用磁束量Φ1とトルク電流に比例するため、作用磁束量
Φ1を増加することでステータ巻線に流れるトルク電流
を低減することが可能である。
め、モータ駆動に弱め界磁制御が必要な高回転数域にお
いては、界磁巻線への通電電流をゼロとし磁石による磁
束Φ10のみにすることで、トルク電流とは別な本来必
要無い弱め界磁電流を減少させることができる。これに
より、ステータ最大電流を減らすことができるため、巻
線部の発熱が抑えられ回転機の小型化が可能となる。ま
た、電力変換器の電流容量も低減することができるた
め、電力変換器の小型化と低コスト化が実現可能であ
る。
損に比べてわずかであるため、本発明のような界磁巻線
部で弱め界磁を行う制御方法は、ステータ巻線のみから
の弱め界磁を行う従来の永久磁石式回転機の制御方法に
比べて銅損が少ないため効率が良い。また一般にステー
タ巻線はスロットに集中的に巻装されるため、例えステ
ータ巻線に歪のない正弦波電流が流れた場合でも、ある
瞬間を見れば、ステータ内周およびロータ外周間のエア
ギャップにおけるステータ側からロータ側への発生界磁
(ステータ界磁)は、ステータの周方向位置に対して空
間的に階段状である。この階段状磁界により例えば空間
的に正弦波分布をしたロータ磁界を打ち消す場合、ロー
タ磁界の波長に相当する基本波レベルで打ち消せてもそ
の差の高調波磁界が残り、これがエアギャップ、ステー
タコアおよびロータコアに交番する高調波磁束となる
(図5)。この高調波磁束は周波数が高いことからステ
ータ鉄損及びロータ表面鉄損を大幅に増加する原因とな
り好ましくない。
力を直接減らす制御法であるため、ステータ巻線の弱め
界磁電流がわずか或いはゼロでよい(但しステータ巻線
にはトルク電流分の電流は流れている)ため高調波磁束
の発生が抑えられ、それによるステータおよびロータ表
面に発生する鉄損を最小限に抑えることが可能である。
効磁束量Φ10を有効磁路内構成部材磁気特性のB−H
カーブの線形領域で設定した理由は、有効磁束量Φ10
による反作用誘起電圧が印加電圧以上となる高回転数域
でモータ駆動する必要が生じたとき、ステータからの弱
め界磁に必要なステータ電流を最小限に抑えることが可
能であるためである。図6において説明すると、ステー
タ磁界により有効磁束をΦ1からΦ2に減少させる場
合、B−Hカーブが線形であるときの必要ATをATa
,非線形であるときの必要ATをATb とするとATa
<ATb となって、ステータ巻線の巻数が同じである
場合、その差はステータ巻線電流の差となるためであ
る。
作させた時のT−N(トルク−回転数)カーブにおける
効率マップ(図7)に対して、本発明の回転機を上記制
御方法にて駆動した場合のT−Nカーブにおける効率マ
ップは図8のようになり、効率マップ上の最大効率範囲
が拡大する。また、本発明のロータ磁極構造では従来の
埋め込み磁石形回転機同様、横軸インダクタンスが直軸
インダクタンスと比較して大きくなるため、リラクタン
ストルクを出力トルクとして利用でき、主磁束トルクの
みの場合に対して出力トルクが増加する。
する場合は、Φ10を車両用常用負荷のレベルに設定し
ておき、それ以上の出力が要求されるときのみ界磁巻線
に通電すれば、界磁巻線の銅損が低減でき高効率の発電
が可能である。従来、ロータからの界磁をコントロール
できる同期回転機として突極形同期機、クローポール形
同期機があげられる。両者は共に界磁巻線のみにより、
有効磁束を得ており、必要最小限を界磁巻線で補う本発
明に対して界磁巻線での抵抗損が大きい。また両者とも
リラクタンストルクによるトルク向上は期待できない。
各極に集中巻した構造であるため遠心力に対して強度が
無いが、界磁巻線が回転軸に対して集中巻される本発明
は遠心力に対して有利であり、高速化による小型化に対
応可能である。また、クローポール形同期機に対して
は、ロータ磁極表面が電磁鋼板シートにより構成される
ため、ロータ磁極表面での鉄損を抑えることが可能であ
る。
第1実施例に対して磁石挿入位置を変更したもので、軟
磁性体ピン1281の内側に磁石1282を、磁界が径
方向を向き、隣合う磁石の極が異なるように配置する。
ここでは磁石の両端部に磁束もれ防止用穴1284を設
けて、隣合う磁石1282の磁束が円環状電磁鋼板内で
短絡するのを防止する。
0は図9の磁束もれ防止用穴1284に補助磁石128
3を挿入したものであり、磁石1282が円環状電磁鋼
板に作る磁極と接する面が前記磁極と同極とすること
で、第2実施例に対して更に有効磁束量を増やすことが
可能となる。図11に本発明の第4実施例を示す。図1
1は第1実施例を軸長の長いタイプの回転機に適用した
例である。
ントフレーム1910およびエンドフレーム1911内
部に固定子に相当するステータ1100と、フロントフ
レーム1910およびエンドフレーム1911に対して
ベアリング1920、1921によりステータ1100
内側をエアギャップを介して回転可能な回転子に相当す
るロータ1200とロータ1200の回転位置を測定す
るレゾルバロータ1930、レゾルバステータ1931
を有する。
イル1110及び電磁鋼板を積層したステータコア11
20で構成され、ステータコア1120は3相コイル1
110を挿入するスロット1121、ティース1122
およびコアバック1123により構成される。ロータ1
200はロータヨーク1210、ロータヨーク1220
と、ロータヨーク1210の内部に設けられた界磁巻線
1230で構成された複数の磁気回路ブロック1250
と、磁気回路ブロック1250を複数重ねたものの両端
に設けられた円板状の非磁性プレート1260と、先端
にスプライン1241をもつシャフト1240を有して
おり、ブラシホルダ1310、ブラシ1320、スリッ
プリング1330およびシャフト1240内部に樹脂モ
ールド等の絶縁部1340を介して設けられているリー
ド部1350を介して外部から給電を受けている。
たものであり、図2に示す如く、ロータヨーク1210
は円環状電磁鋼板を積層したもので、n個の軸方向磁石
挿入穴1211が周方向に等間隔で設けられ、また隣り
合う2つの磁石挿入穴1211の周方向中央部に丸穴1
212が設けらている。また図3は図11のC−C線に
沿う断面を示したものであり、ロータヨーク1220は
電磁鋼板が積層されたものであり、円環部1221とボ
ス部1222と、円環部からボス部へのn/2個の径方
向リブ1223で構成される。円環部1221にはロー
タヨーク1210同様、軸方向磁石挿入穴1224が周
方向に等間隔で設けられている。磁石挿入穴1211お
よび1224は説明上符号が異なっているが共に同一寸
法形状をなす。また磁石挿入穴1224間には周方向中
央部に丸穴1225が設けらている。これも前記図2に
示す丸穴1212と同一寸法形状をなす。リブ1223
は円環部1221の丸穴1225位置の内周から(72
0/n)°の間隔で径方向に配置され、ボス部1222
と繋がる。ボス部1222は中央にシャフト1240の
挿入穴をもつ円環状の部材である。
ロック1250および非磁性プレート1260の各穴を
貫通をし、また磁石は各磁気回路ブロック1250で独
立したものでなくても良く、実施例では2つの磁気回路
ブロック1250に対して共通化している。なお、磁石
の磁束をロータ内にて短絡する原理、有効磁路に有効磁
束を発生する原理および基本効果については第1実施例
と同様である。
第4実施例にそのまま適用できる。第5実施例を図1
2、図13および図14に示す。(なお、断面図につい
ては図2を参照のこと)第5実施例は第1実施例のロー
タヨーク1220を電磁鋼板から軟磁性体鉄心に変更し
た例であり、第1実施例(図1)に対してロータが異な
るのみであるため、ロータのみを図12、図13、図1
4で説明する。ここで図13は図12のロータのP視
を、図14は図12のロータのQ視を示す。
造加工したものであり、円板部1291と、円板部12
91内径側に構成されるボス部1292と、円板部12
91から径方向に放射状に張り出したn/2個のリブ部
1293で構成される。ボス部1292は、中心軸にシ
ャフト1240の挿入穴をもち、リブ部1293に丸穴
1295が設けらている。これは図2に示す丸穴121
2と同一寸法形状をなす。
ク1210の内周側に樹脂ボビン1232と、樹脂ボビ
ンに一方向に巻装された界磁巻線1230を設け、その
両端をロータヨーク1290でそのリブ部1293が互
いに対向しないようにずらして挟みこんだものである。
磁石挿入穴1211には、磁石1280が隣合う磁石の
磁極が同磁極となる向きに軸方向から挿入され、また丸
穴1212、1295には丸穴1212および1295
と同一形状の軟磁性体ピン1281が軸方向から圧入さ
れている。
路以外に電磁鋼板で構成されるロータヨーク1210の
軸方向への動きを拘束する部材を兼ねることができるた
め、非磁性プレートを廃止することが可能となる。な
お、磁石の磁束をロータ内にて短絡する原理、有効磁路
に有効磁束を発生する原理および基本効果については第
1実施例と同様である。
実施例にそのまま適用できる。第6実施例を図15、図
16図17に示す(なお、断面図については図2を参照
のこと)。第5実施例のロータをブラシレス化したもの
であり、第5実施例(図12)に対してロータが異なる
のみであるため、ロータのみを図15、図16、図17
および図2(第1実施例と共通でE−E断面を示す)で
説明する。ここで図16は図15のロータのP視を、図
17は図15のロータのQ視を示す。
複数の電磁鋼板で構成されたロータヨーク1210、軟
磁性体鉄心よりなるロータヨーク1270およびロータ
ヨーク1275と、ロータヨーク1270とロータヨー
ク1275を機械的に繋ぐ非磁性材料で構成されたリン
グ1950と、ロータヨーク1210およびロータヨー
ク1275の内側に設けられ、軟磁性体よりなる界磁巻
線ボビン1274と、先端にスプライン1241をもつ
シャフト1240を有している。
30が一方向に巻装され、またフレーム1911に対し
てボルト1940で固定される。界磁巻線1230はリ
ード部1350を介して外部から給電を受けている。図
15および図16に示すように、ロータヨーク1270
は軟磁性体鉄心を鍛造加工したものであり、円板部12
71と、円板部1271内径側に構成されるボス部12
72と、円板部1271から径方向に放射状に張り出し
たn/2個のリブ部1273で構成される。ボス部12
72は、中心軸にシャフト1240の挿入穴をもち、リ
ブ部1273に丸穴1278が設けらている。これは前
記図2に示す丸穴1212と同一寸法形状をなす。
1275は軟磁性体鉄心を鍛造加工したものであり、円
環部1276と、円環部1276から径方向に放射状に
張り出したn/2個のリブ部1277で構成される。ま
たリブ部1277には丸穴1279が設けられている。
磁石挿入穴1211には、磁石1280が隣合う磁石の
磁極が同磁極となる向きに軸方向から挿入され、また丸
穴1212、1278および1279には丸穴121
2、1278および1279と同一形状の軟磁性体ピン
1281が軸方向から圧入されている。
に係わらず、本実施例ではブラシレス回転機を実現して
いる。なお、磁石の磁束をロータ内にて短絡する原理、
有効磁路に有効磁束を発生する原理および基本効果につ
いては第1実施例と同様である。また第2および第3実
施例の磁石配置も本実施例にそのまま適用できる。
磁石形回転子の中に有効磁束をコントロール可能な界磁
巻線を設けることにより、回転機の全回転数領域におい
て効率最大となる制御が可能となる。また、磁極を円環
状電磁鋼板により構成しているため遠心力に対して強
く、磁極表面に発生する鉄損を低減することができる。
ある。
線,図15のE−E線に沿う断面図である。
る。
性図である。
特性図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 固定子巻線が巻装された固定子と、 磁性体よりなる薄板を軸方向に積層した回転子コアと、 前記回転子コアの磁極表面から前記固定子に磁束を供給
すると共に、前記回転子コア上にN極及びS極の磁極を
構成するように設けられた磁石と、 前記回転子コアのN極及びS極を磁気的に短絡する短絡
手段と、 前記短絡手段に流れる磁束量を制御するための界磁巻線
とを備え、 前記短絡手段により前記回転子コアの薄板を一体にした
ことを特徴とする永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項2】 前記回転子コアの軸方向に設けられた複
数の第1の穴を設けると共に、 前記磁石は第1の穴に挿入することで、前記回転子コア
上にN極及びS極の磁極を構成したことを特徴とする請
求項1に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項3】 前記短絡手段は、前記回転子コアの前記
磁極の軸方向に設けられた複数の第2の穴に軸方向に挿
入された磁性体ピンであることを特徴とする請求項1も
しくは2に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項4】 前記回転子は、 前記短絡手段と前記界磁巻線とを組み合わせて、軸方向
に直列に複数配置したことを特徴とする請求項1ないし
3のいずれか1項に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項5】 前記回転子コアの第1の穴は、前記回転
子コアの中心軸側から放射状に伸びた矩形穴であり、 前記回転子コアの磁極は、第1の穴間に形成されると共
に、 前記矩形穴の外径側および内径側に設けられた前記磁極
間を接続する接続部とを有し、 着磁の方向が前記回転子コアの周方向に沿い、かつ隣り
合う前記磁石の対向し合う極が同極となるように挿入さ
れたことを特徴とする請求項1ないし4のいづれか1項
に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項6】 前記第1の穴は、前記回転子コアの前記
ピン挿入穴より内径側に設けられ、 前記第1の穴間には、漏洩磁束防止用の抜き穴が設けら
れると共に、 前記磁石は径方向に着磁され、隣合う磁極が交互に異な
るように前記第1の穴に挿入されることを特徴とする請
求項3に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項7】 前記漏洩磁束防止用の抜き穴に、着磁の
方向がコアの周方向に沿い、かつ前記磁石により磁化さ
れる前記回転子コアの前記磁極に対して同じ極が対向す
るように挿入される補助磁石とを有することを特徴とす
る請求項6に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項8】 前記短絡磁路は、 前記回転子コアと、 前記回転子コアの軸方向両端部に設けられると共に、軸
方向に形成された鉄心ヨークとを有し、 前記磁性体ピンは前記鉄心ヨークに設けられた穴に圧入
することで、前記回転子コアと前記鉄心ヨ−クとを固定
することを特徴とする請求項1ないし7のいづれか1項
に記載の永久磁石併用同期回転機。 - 【請求項9】 前記請求項1から8のいづれか1項に記
載の永久磁石併用同期回転機をモータ及び発電機として
駆動する場合において、 前記永久磁石併用同期回転機の前記固定子巻線に電気的
に結線され交流電力を供需給する電力変換回路と、 前記界磁巻線に電気的に結線され直流電力を供給する界
磁回路と、を備え、 前記電力変換回路により前記固定子巻線に流れる電流の
位相と量と、 前記界磁制御回路により前記界磁巻線に流れる電流量
と、を調整して、 前記永久磁石併用同期回転機内損失を最小にて駆動する
ことを特徴とする永久磁石併用同期回転機の駆動方法。 - 【請求項10】 前記請求項1から8のいづれか1項に
記載の永久磁石併用同期回転機をモータとして駆動する
場合において、 前記永久磁石併用同期回転機の前記固定子巻線に電気的
に結線され交流電力を供需給する電力変換回路と、 前記界磁巻線に電気的に結線され直流電力を供給する界
磁回路と、を備え、 前記界磁巻線に通電する電流量を低回転数域で大きく、
高回転数域で小さくすることを特徴とする永久磁石併用
同期回転機の駆動方法。 - 【請求項11】 前記請求項1から8のいづれか1項に
記載の永久磁石併用同期回転機を発電機として駆動する
場合において、 前記界磁巻線に電気的に結線され直流電力を供給する界
磁回路と、を備え、 前記界磁巻線に通電する電流量を増減して出力を調整す
ることを特徴とする永久磁石併用同期回転機の駆動方
法。
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