JPH1030514A - 膜式燃料ポンプの逆止弁取付構造 - Google Patents

膜式燃料ポンプの逆止弁取付構造

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JPH1030514A
JPH1030514A JP20292296A JP20292296A JPH1030514A JP H1030514 A JPH1030514 A JP H1030514A JP 20292296 A JP20292296 A JP 20292296A JP 20292296 A JP20292296 A JP 20292296A JP H1030514 A JPH1030514 A JP H1030514A
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JP
Japan
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check valve
pump
side check
suction
fuel pump
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Application number
JP20292296A
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English (en)
Inventor
Kenichi Oikawa
憲一 及川
Tomoaki Chiba
智陽 千葉
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Mikuni Adec Corp
Original Assignee
Mikuni Adec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ筐体が熱可塑性樹脂の成形になる膜式
燃料ポンプにおいて、逆止弁のポンプ筐体への取付構造
を改良し、ポンプ作用室の深さを減じてエンジンの始動
を容易にすると共にポンプ形態をコンパクト化し、併せ
てコスト低減を計ること。 【解決手段】 撓み振動する可撓性膜体3との間にポン
プ作用室9を形成するポンプ筐体1の隔壁4に、柱状突
起14を一体に形成し、逆止弁に設けた挿通孔に挿通し
て端部のカシメめによって、逆止弁を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性膜体の撓み振
動によってポンプ作用が行われる膜式燃料ポンプにおけ
るポンプ作用室の吸入通路及び吐出通路への逆止弁の取
付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は本出願人が平成8年特許願第50
936号を以て提案した膜式燃料ポンプを例にとって、
本出願が適用される膜式燃料ポンプの従来構成の例を示
す図であって、符号1はポンプ筐体、2はポンプ筐体1
の一方の端面側に配置された蓋体、3はポンプ筐体1と
蓋体2との間に挾持された可撓性膜体、4はポンプ筐体
1の両端面間に形成された隔壁で、該隔壁4には吸入側
逆止弁5を備えた吸入通路6と、吐出側逆止弁7を備え
た吐出通路8とが開口して、前記可撓性膜体3と前記隔
壁4との間に、可撓性膜体3の撓み振動によってポンプ
作用が行われるポンプ作用室9が形成されている。図4
に示されているその他の構成部分は本出願の適用範囲を
限定するものではないから説明を省略する。
【0003】図4で示した膜式燃料ポンプでは吸入側逆
止弁5と吐出側逆止弁7とは何れも、円形の樹脂膜から
なり、該樹脂膜の中心部に明けられた透孔とポンプ筐体
の隔壁4に明けられた透孔とに、弾力性のあるゴム材料
からなるグロメット10が挿通されて固定されている
が、ねじ部材をポンプ筐体1の隔壁4に螺合させて固定
されたものも見受けられる(実開昭61−88084号
公報)。図5において符号4はポンプ筐体1の隔壁、5
又は7は吸入側逆止弁又は吐出側逆止弁、6又は8は吸
入通路又は吐出通路、11は前記隔壁4に螺合するねじ
部材である。又図6において、図5中の符号と同一の符
号は図5の場合と同一の部分を示し、10はグロメット
である。
【0004】而してねじ部材11を隔壁4に螺合して吸
入側逆止弁5又は吐出側逆止弁7を固定する図5の構成
では、ねじ部材として安価なものを使用すると錆が発生
するおそれがあるため、不銹材料、例えばSUS材を使
用するとコストの増加を招き、又ねじ部材を使用する
と、これを隔壁4に螺合させる際に切粉が発生し、又エ
ンジンの振動によってねじ部材の締付けに緩みが生ずる
おそれがある。図6に示すようにグロメットを使用すれ
ば錆、切粉及び振動による緩みの発生はないが高価とな
る。
【0005】膜式燃料ポンプにおいてはポンプ作用室9
の容積は小さいほど、即ち図4において符号dで示すポ
ンプ作用室9の深さが浅いほど始動性が向上する。例え
ばリコイルによってエンジンを始動する際に、少ないリ
コイル回数でポンプ作用室9の中に存在する空気又は燃
料蒸気が速かに排除され、速かに燃料がエンジンに供給
されてエンジンの始動が容易となる。然るに他方では可
撓性膜体3が撓み振動の際、吸入側逆止弁5を固定して
いるねじ部材11の頭、又はグロメット10の頭に接触
すると、可撓性膜体3の撓み振動が妨げられてポンプ作
用が損われるから、ポンプ作用室9の深さd(図4)は
ねじ部材11の頭の高さh又はグロメット10の頭の高
さh(図5、図6)によって制約される。既製のねじ部
材11の頭の高さhは決まっており、又グロメット10
の頭の高さhも、吸入側逆止弁5又は吐出側逆止弁7を
隔壁4に締付ける強さを必要とすることから、いたずら
に低くすることができない。ポンプ作用室9の深さdを
浅くすることができれば、エンジンの始動性を向上でき
るだけでなく、ポンプ筐体1の高さも低くでき、膜式燃
料ポンプのコンパクト化にも有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】吸入側逆止弁5又は吐
出側逆止弁7の、それぞれ吸入通路6又は吐出通路8へ
の取付構造の改良によって、ポンプ作用室9の深さを減
じ、エンジンの始動性を向上すると共に膜式燃料ポンプ
のコンパクト化を可能とし、併せて膜式燃料ポンプのコ
スト低減を計ることが本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】ポンプ筐体1の一方の端
面と、該端面側の蓋体2との間に挾持されて可撓性膜体
3が配置され、前記ポンプ筐体1の両端面間に形成され
た隔壁4に、吸入側逆止弁5を備えた吸入通路6と、吐
出側逆止弁7を備えた吐出通路8とが開口して前記可撓
性膜体3と前記隔壁4との間に前記可撓性膜体3の撓み
振動によってポンプ作用が行われるポンプ作用室9が形
成されている膜式燃料ポンプであって、前記ポンプ筐体
1が熱可塑性樹脂の成形になるものにおいて、前記隔壁
4に柱状突起を該隔壁と一体に形成し、前記吸入側逆止
弁5及び吐出側逆止弁7に、前記柱状突起の挿通孔を開
孔し、該挿通孔に前記柱状突起を挿通後、該柱状突起の
端部の熱カシメによって、前記吸入側逆止弁5又は吐出
側逆止弁7を前記隔壁4に固定した構成とする。
【0008】
【作用及び効果】ポンプ筐体1が熱可塑性樹脂の成形に
なるものにおいては、隔壁4に形成した柱状突起の端部
を加熱押圧によって変形させることが可能であるから吸
入側逆止弁5、吐出側逆止弁7に設けた挿通孔に前記柱
状突起を挿通後、該柱状突起の端面を加熱押圧し、熱カ
シメによって、吸入側逆止弁5、吐出側逆止弁7を隔壁
4に固定することができる。柱状突起の熱カシメされて
大径に形成された端部の厚さは、前記ねじ部材11の
頭、又はグロメット10の頭の高さhよりも低くするこ
とができるから、ポンプ作用室9の深さdを浅くするこ
とができ、ポンプ筐体1の高さHも低くなって膜式燃料
ポンプのコンパクト化が可能となる。ポンプ筐体1が熱
硬化性樹脂又はアルミ又は亜鉛合金の成形になるもので
は、柱状突起を形成しても、端部の熱カシメを行うこと
はできない。
【0009】吸入側逆止弁5、吐出側逆止弁7をポンプ
筐体1の隔壁4に取付けるための部品が不要となり、又
熱カシメ工数はねじ部材11又はグロメット10の取付
工数よりも小さいから膜式燃料ポンプのコスト低減効果
がある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の逆止弁取付構造が
適用されている膜式燃料ポンプの一例の断面図である。
図1はエンジンのクランクケ−ス又は吸気管に発生する
脈動圧力で可撓性膜体3が撓み振動してポンプ作用が行
われる脈圧式膜式燃料ポンプを例として画いてあるが本
発明の適用は脈圧式膜式燃料ポンプに限定されるもので
はなく、てこ式、プッシュロッド式などのように、機械
的に可撓性膜体3を撓み振動させる膜式燃料ポンプにも
適用されるものである。図1において、1から9に至る
各符号は図4中に示した各符号と同一の部分を示し、1
2はポンプ筐体1の隔壁4に、該隔壁4と一体に形成し
た柱状突起(後述)の、熱カシメによって大径になった
端部である。13は燃料吸入口である。
【0011】前記熱カシメによって大径となった端部1
2の高さが低いこと、吐出側逆止弁7の取付手段として
は、ポンプ作用室9側には突き出ているものが何もない
ことによってポンプ作用室9の深さdを浅くすることが
でき、エンジンの始動が容易となり従ってポンプ筐体1
の高さが低くなり、膜式燃料ポンプのコンパクト化に効
果がある。
【0012】図2は熱カシメを行う前の状態を示す図1
の部分拡大図で、14はポンプ筐体1の隔壁4に、該隔
壁4と一体に形成した前記柱状突起、15は柱状突起1
4の端部の熱カシメを行うための加熱されたこてで、柱
状突起14の端面を矢印方向に押圧して熱カシメを行
う。図2において、5又は7が、それぞれ吸入側逆止弁
又は吐出側逆止弁、6又は8がそれぞれ吸入通路又は吐
出通路であることは図1又は図4の場合と同様である。
【0013】図1、図2では円形の樹脂膜からなる吸入
側逆止弁5又は吐出側逆止弁7の中心部を、ポンプ筐体
1の隔壁4に形成した柱状突起14の熱カシメによって
取付けた例を示しているが、本発明は、1個の透孔から
なる吸入通路6又は吐出通路8を開閉する長形の吸入側
逆止弁5又は吐出側逆止弁7を長手方向中心線上で、偏
心固定する、いわゆる片持形逆止弁にも適用される。図
3において5又は7が長形の吸入側逆止弁又は吐出側逆
止弁、6又は8が吸入通路又は吐出通路、12は隔壁4
の柱状突起14の熱カシメ後の端部である。長手方向偏
心位置で固定されている、いわゆる片持形逆止弁は固定
位置のまわりに旋回すると吸入通路6又は吐出通路8が
閉じられなくなるから、隔壁4には他の突起16を、片
持形逆止弁には開口部17が設けられ、該突起16と開
口部17との係合によって旋回が防止される。片持形逆
止弁は樹脂膜又は弾力性のある金属の薄板によって作ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膜式燃料ポンプの逆止弁取付構造が適
用されている膜式燃料ポンプの一例の断面図。
【図2】逆止弁を逆止弁の中心部で固定する本発明の構
造例を示す拡大図。
【図3】逆止弁を逆止弁の偏心位置で固定する本発明の
構造例を示す拡大図。
【図4】従来の逆止弁取付構造を有する膜式燃料ポンプ
の例を示す図。
【図5】ねじ部材を使用した従来の逆止弁取付構造を示
す部分拡大図。
【図6】グロメットを使用した従来の逆止弁取付構造を
示す部分拡大図。
【符号の説明】
1 ポンプ筐体 2 蓋体 3 可撓性膜体 4 ポンプ筐体の隔壁 5 吸入側逆止弁 6 吸入通路 7 吐出側逆止弁 8 吐出通路 9 ポンプ作用室 10 グロメット 11 ねじ部材 12 隔壁に形成した柱状突起の熱カシメ後の端部 13 燃料吸入口 14 柱状突起 15 加熱されたこて 16 他の突起 17 他の突起が挿通される開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ筐体(1)の一方の端面と、該端
    面側の蓋体(2)との間に挾持されて可撓性膜体(3)
    が配置され、前記ポンプ筐体(1)の両端面間に形成さ
    れた隔壁(4)に吸入側逆止弁(5)を備えた吸入通路
    (6)と吐出側逆止弁(7)を備えた吐出通路(8)と
    が開口して、前記可撓性膜体(3)と前記隔壁(4)と
    の間に、前記可撓性膜体(3)の撓み振動によってポン
    プ作用が行われるポンプ作用室(9)が形成されている
    膜式燃料ポンプであって、前記ポンプ筐体(1)が熱可
    塑性樹脂の成形になるものにおいて、前記隔壁(4)に
    柱状突起(14)を隔壁(4)と一体に形成し、前記吸
    入側逆止弁(5)及び吐出側逆止弁(7)に前記柱状突
    起(14)の挿通孔を開孔し、該挿通孔に前記柱状突起
    (14)を挿通後、該柱状突起(14)の端部の熱カシ
    メによって、前記吸入側逆止弁(5)又は吐出側逆止弁
    (7)を前記隔壁(4)に固定したことを特徴とする膜
    式燃料ポンプの逆止弁取付構造。
JP20292296A 1996-07-12 1996-07-12 膜式燃料ポンプの逆止弁取付構造 Pending JPH1030514A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111542693A (zh) * 2017-07-03 2020-08-14 维特思科科技美国有限责任公司 燃料传送单元组装和操作
US12523213B2 (en) 2016-08-01 2026-01-13 Walbro Llc Method of forming a diaphragm for a liquid pump

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