JPH1030516A - インナカム式燃料噴射ポンプ - Google Patents

インナカム式燃料噴射ポンプ

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Publication number
JPH1030516A
JPH1030516A JP18496796A JP18496796A JPH1030516A JP H1030516 A JPH1030516 A JP H1030516A JP 18496796 A JP18496796 A JP 18496796A JP 18496796 A JP18496796 A JP 18496796A JP H1030516 A JPH1030516 A JP H1030516A
Authority
JP
Japan
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plunger
cam
rotor
fuel
fuel injection
Prior art date
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Pending
Application number
JP18496796A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kitsukawa
功 橘川
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1030516A publication Critical patent/JPH1030516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧加圧時の燃料洩れを防止し、十分な燃料
加圧を実行する。 【解決手段】 本発明に係るインナカム式燃料噴射ポン
プは、内周面2にカム山3を有したカムリング1と、こ
のカムリング1の径方向内側でエンジンと連動して回転
するロータ4と、このロータ4内部で上記カム山3に押
されて半径方向内方に移動し、燃料を加圧圧送するプラ
ンジャ9であって、半径方向内側の端部10が中実に形
成され、その端部10より半径方向外側に中空部12が
形成されたプランジャ9とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの燃料噴射のために用いられるインナカム式燃料噴射
ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インナカム式燃料噴射ポンプは、特開平
3-85366 号公報や特開平5-126008号公報に開示されてい
るように、ポンプ本体に、内周面にカム山を有したカム
リングを固定し、その径方向内側で、ロータをエンジン
と連動して回転させるようになっている。ロータ内部に
はその半径方向に沿ってシリンダが形成され、シリンダ
にはプランジャが往復摺動自在に収容されている。プラ
ンジャよりロータ半径方向外側にはシューを介してロー
ラが配設され、これらはロータの回転により発生する遠
心力、及びシリンダ内へ充てんされる燃料圧力を受け、
径方向外方に追いやられつつ互いに当接される。そして
ローラがカムリング内周面上を転動することで、シュー
とプランジャとはそのカムリング内周面の形状に合わせ
てロータ半径方向を往復移動する。ローラがカム山に乗
り上げると、これらは半径方向内方に移動し、特にプラ
ンジャがシリンダ内の燃料を加圧圧送するようになる。
【0003】このように、プランジャは、シリンダ内で
燃料を加圧するピストンの如きものであり、加圧時の圧
縮力に十分耐えられるよう、その構造は全体が中実軸状
に形成されるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料を非常
に高い圧力まで加圧すると、プランジャは強大な圧縮力
を受けて樽形に変形し、外径も膨らむようになる。この
ため、これを見越してシリンダの外径は大きめに設定さ
れ、最大に変形した場合でもプランジャの摺動が許容さ
れるようになっている。
【0005】しかし、この構成では、低圧までしか加圧
しない場合にプランジャとシリンダとの隙間が大きくな
り、そこから燃料が洩れて加圧を十分に行えない問題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインナカム
式燃料噴射ポンプは、内周面にカム山を有したカムリン
グと、このカムリングの径方向内側でエンジンと連動し
て回転するロータと、このロータ内部で上記カム山に押
されて半径方向内方に移動し、燃料を加圧圧送するプラ
ンジャであって、半径方向内側の端部が中実に形成さ
れ、その端部より半径方向外側に中空部が形成されたプ
ランジャとを備えたものである。
【0007】上記構成によると、プランジャが高圧縮力
を受けた場合に、中空部の区画壁をプランジャ径方向内
側に膨出させることができ、膨出をプランジャ内部で行
わせることができる。これにより、プランジャ径方向外
側への膨出量を減小することができ、シリンダ内径の縮
小化が図れて燃料洩れを防止できるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】図1は本発明に係るインナカム式燃料噴射
ポンプの縦断正面図、図2は同縦断側面図である。図示
するように、かかる燃料噴射ポンプは、ポンプ本体(図
示せず)に固定されたカムリング1を有する。カムリン
グ1は円環状に形成され、その内周面はカム面2とされ
ると共に、カム面2には径方向内方に突出する4つのカ
ム山3が周方向90°間隔で形成されている。カムリング
1の径方向内側にはロータ4が同心に配設され、ロータ
4は図示しない回転軸からエンジン駆動力を伝達され、
エンジンと連動して矢示方向に回転するようになってい
る。
【0010】ロータ4は大径部5と小径部6とを一体的
に有し、大径部5の内部にはその直径方向に沿ってシリ
ンダボア7が貫通形成されている。そしてこのシリンダ
ボア7により、半径方向に沿って延出する二つの連続し
たシリンダ8が区画形成される。
【0011】各シリンダ8内にはそれぞれ同一のプラン
ジャ9が往復摺動自在に対向配置される。プランジャ9
は、ここでは特に、ロータ半径方向(以下単に半径方向
ともいう)内側ないし中心側の端部をなす中実部10
と、中実部10より半径方向外側の部分をなす中空軸部
11とから一体的に形成されている。中実部10は中実
に形成され、プランジャ9の半径方向内側の端部を閉塞
させる。また中空軸部11はその軸心部に中空部たる中
空穴12を有し、プランジャ9の半径方向外側の端部を
開放させている。こうしてプランジャ9は全体として、
半径方向外側の端部が開放されたカップ状に形成されて
いる。
【0012】シリンダ8の半径方向外側の端部には断面
矩形の摺動溝8aが形成され、この摺動溝8aにはシュ
ー13が半径方向に沿って摺動自在に収容される。そし
てシュー13は、半径方向外側の端面部に断面円弧状の
ローラ受け溝14を有する。ローラ受け溝14には、ロ
ータ軸方向(以下単に軸方向ともいう)に長いローラ1
5が転動自在に係合され、このローラ15はカム面2上
をも転動する。
【0013】ロータ4の小径部6には、その中心に沿っ
て燃料通路16が設けられ、この燃料通路16はシリン
ダボア7にロータ中心で開口され、両シリンダ8に連通
されている。そして燃料通路16には、燃料の充てんを
行うための一つの充てん通路17が設けられ、さらに充
てん通路17と周方向の位置(位相)を異ならせて一つ
の分配通路18が設けられている。
【0014】小径部6には、充てん通路17の外周部
に、コントロールスリーブ19が軸方向及び周方向に摺
動自在に嵌合されると共に、分配通路18の外周部に、
ポンプ本体に固定されたバレル19aが嵌合されてい
る。そしてコントロールスリーブ19には、ロータ4の
回転により、充てん通路17に連通可能な充てんポート
20が設けられる。充てんポート20はエンジンの気筒
数と同数が周方向等間隔で設けられ、ロータ4の回転に
よりそれぞれが充てん通路17と順次連通する。また分
配ポート21もエンジンの気筒数と同数が周方向等間隔
で設けられ、ロータ4の回転によりそれぞれが分配通路
18と順次連通する。
【0015】さて、上記構成にあっては、充てんポート
20の径方向外側の領域に、図示しないフィードポンプ
から供給された燃料が貯留されている。そしてこの燃料
は、調圧弁により常に一定圧力に保持されている。
【0016】ロータ4が回転し、充てんポート20と充
てん通路17とが連通すると、上記一定圧力の燃料がシ
リンダ8内に浸入し、プランジャ9、シュー13及びロ
ーラ15はそれぞれ遠心力並びに燃料圧力を受けて径方
向外方に追いやられ、互いに押し付け合うようになる。
そしてローラ15がカム面2上を転動するので、これら
は一体的にカム面2の形状に合わせてロータ半径方向に
沿って往復移動するようになる。
【0017】特に、ローラ15がカム山3に乗り上げる
と、各プランジャ9は半径方向内方に移動(リフト)し
て互いに接近し、シリンダ8内の燃料を対向方向から加
圧するようになる。そしてこの加圧された燃料は、燃料
通路16に浸入した後、分配通路18及び分配ポート2
1を通じて排出され、図示しないデリバリバルブを経て
所定気筒の燃料噴射弁に圧送される。
【0018】このとき充てん通路17はコントロールス
リーブ19の内壁で閉鎖されているが、ロータ4の回転
が進むとやがては充てんポート20に連通するようにな
る。そして、連通が達成された瞬間、加圧燃料はこれら
通路17及びポート20から逆流方向に排出(スピル)
され、これにより燃料圧力が下がって圧送は終了する。
このように、充てん通路17と充てんポート20とは、
燃料の充てんと排出との両方のために兼用されている。
【0019】なお、コントロールスリーブ19は、図示
しないガバナ機構でロータ中心回りを回転動作されると
共にロータ軸方向に摺動移動され、これにより充てんポ
ート20の連通タイミング及び連通期間は適宜変更させ
られる。こうして、エンジンの運転状態に即した最適時
期、最適量、最適圧力の燃料圧送が可能となる。
【0020】圧送が終了すると、充てんポート20から
充てん通路17、燃料通路16を経てシリンダ8内に燃
料が浸入し、各プランジャ9は半径方向外方に移動(ア
ンリフト)して互いに離間する。なおこのときには、分
配通路18がバレル19aの内壁で閉鎖される。
【0021】こうしてプランジャ9は、ローラ15が一
つのカム山3を一回昇降する度に、燃料の充てん、吐出
(圧送)、排出(スピル)を一回ずつ実行することにな
る。
【0022】ところで、前述したように、プランジャ9
は燃料を加圧する際にロータ半径方向に沿った圧縮力を
受ける。そして図3(a)に示すように、従来の中実軸
状に形成されたプランジャでは、プランジャ全体が樽形
に変形してプランジャ径方向外方への膨出量sが大きく
なり、これを見越してシリンダ内径を大きくしなければ
ならなかった。
【0023】しかしながら、図3(b)に示す本案のプ
ランジャ9によれば、中空部即ち中空穴12を設けたた
め、その中空穴12の内壁をプランジャ径方向内方に膨
出させ、膨出をプランジャ9の内部で行わせることがで
きる。これにより、プランジャ径方向外方への膨出量s
は低減することができ、シリンダ内径を従来よりも小さ
くしてプランジャ9との隙間を減らすことができる。そ
して低圧圧送時における燃料洩れを減少し、十分な燃料
加圧を実行することができるようになる。
【0024】特に、本案のプランジャ9にあっては、中
実部10のロータ半径方向に沿った厚さt1 が比較的大
きい値とされ、中空軸部11のプランジャ径方向に沿っ
た厚さt2 より大きい値とされている。これにより、中
実部10の剛性を強化することができる。
【0025】ここで図4に示すように、中実部10の厚
さt1 が小さいと、中実部10が曲がり変形してプラン
ジャ9が末広がり(猪口形)となり、中空軸部11の膨
出量が増大する可能性があるが、かかるプランジャ9で
はこれを防止し、中空軸部11のみをプランジャ径方向
に確実に膨出変形させるようにしている。
【0026】なお、図3(b)を参照して、中空穴12
の底部の外周壁も、上記の如き変形を防止すべく最適な
R値を有する断面アール状に形成される。一方、中空軸
部11の膨出変形の際には、EHL理論に基づき、油膜
剛性によりシリンダ8が拡径方向に膨出変形され、その
反力で中空軸部11は縮径方向に押し縮められる。
【0027】ところで、かかるプランジャ9にあって
は、中空穴12を設けたことで重量を軽減し、慣性重量
を減らしてプランジャ9のジャンプを防止することがで
きる。即ち、圧送終了時にシリンダ8内圧が減少したと
き、プランジャ9の慣性力が大きいとプランジャ9がシ
ュー13から離れ(つまりジャンプし)、対向側のプラ
ンジャ9と衝突してしまう。そこでかかるプランジャ9
では、軽量化により慣性重量を減らし、シュー13への
追従性を良好としてプランジャ9同士の衝突を防止し得
るものとなっている。
【0028】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、上記プランジャ9にあって、ロータ
径方向外側の開放端部をブリッジ状に掛け渡すこともで
きる。また、プランジャ内部に密閉された中空部を設け
ることもできるし、中空部を複数設けることも、形状変
更することも可能である。プランジャの数も上記には限
定されず、四つ等に増やすことも一つに減らすこともで
きる。
【0029】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0030】(1) 低圧加圧時の燃料洩れを防止し、
十分な加圧を実行できるようになる。
【0031】(2) 慣性重量を低減し、プランジャの
ジャンプを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインナカム式燃料噴射ポンプを示
す縦断正面図である。
【図2】本発明に係るインナカム式燃料噴射ポンプを示
す縦断側面図である。
【図3】プランジャの変形の様子を示す縦断面図で、
(a)は従来、(b)は本案の場合である。
【図4】別のプランジャの変形の様子を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 カムリング 2 カム面 3 カム山 4 ロータ 9 プランジャ 10 中実部 12 中空穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にカム山を有したカムリングと、
    該カムリングの径方向内側でエンジンと連動して回転す
    るロータと、該ロータ内部で上記カム山に押されて半径
    方向内方に移動し、燃料を加圧圧送するプランジャであ
    って、ロータ半径方向内側の端部が中実に形成され、該
    端部よりロータ半径方向外側に中空部が形成されたプラ
    ンジャとを備えたことを特徴とするインナカム式燃料噴
    射ポンプ。
JP18496796A 1996-07-15 1996-07-15 インナカム式燃料噴射ポンプ Pending JPH1030516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18496796A JPH1030516A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 インナカム式燃料噴射ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18496796A JPH1030516A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 インナカム式燃料噴射ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1030516A true JPH1030516A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16162493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18496796A Pending JPH1030516A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 インナカム式燃料噴射ポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPH1030516A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034936A (ja) * 2000-07-24 2002-02-05 Sharp Corp 通信装置および通信方法
JP2017072040A (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 株式会社デンソー プランジャ、及びプランジャの製造方法

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JP2002034936A (ja) * 2000-07-24 2002-02-05 Sharp Corp 通信装置および通信方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

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Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02