JPH10305209A - 除湿素子の製造法 - Google Patents

除湿素子の製造法

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JPH10305209A
JPH10305209A JP9131677A JP13167797A JPH10305209A JP H10305209 A JPH10305209 A JP H10305209A JP 9131677 A JP9131677 A JP 9131677A JP 13167797 A JP13167797 A JP 13167797A JP H10305209 A JPH10305209 A JP H10305209A
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JP
Japan
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water glass
fiber paper
glass powder
dehumidifying element
inorganic fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP9131677A
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English (en)
Inventor
Hideo Miyoshi
英雄 三好
Yuji Matsumura
裕司 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリカゲルの原料である水ガラスを無機質繊
維紙またはハニカム構造体に多量に、かつ均一に担持さ
せることのできる除湿素子の製造法を提供する。 【解決手段】 ガラス繊維紙またはセラミック繊維紙等
の無機質繊維紙に、水ガラス粉末、非水系有機バインダ
ー、非水系溶剤を主成分として混合して得たスラリーを
塗工して除湿素子を構成する。 【効果】 非水系有機バインダーは水ガラス粉末を無機
質繊維紙に固定するように働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生除湿器や全熱
交換器に用いられる除湿素子の製造法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、除湿素子の一つとして、ガラス繊
維、セラミック繊維等の無機質繊維から作った紙または
不織布と、それを波形に成形したものとを交互に重ね合
わせて接合して構成したハニカム構造体に除湿剤を担持
したものが知られている。前記除湿剤の一つとして、シ
リカゲルを使用したものがあり、シリカゲルを担持した
ハニカム構造除湿素子の代表的なものには、ハニカム構
造体に水ガラスを含浸させ、次いで酸処理によって珪酸
アルカリを珪酸ゲルに変換した後乾燥する製造法(例え
ば、特公昭51−30384号公報参照)が知られてい
る。
【0003】また、無機質繊維紙を使用し、除湿素子の
形状でハニカム構造体に成形する成形工程の前、または
後において無機質繊維に水ガラスを含浸して、含水量3
〜20%の和水水ガラス状になるまで乾燥濃縮し、酸に
浸漬してシリカヒドロゲルを生成せしめ、乾燥した湿気
交換素子の製造法(特開昭61−101228号公報参
照)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た除湿素子の製造法にあっては、除湿素子の形状に成形
する成形工程の前、または後において、無機質繊維紙に
水ガラスを含浸する方法をとっているため、例えば、除
湿素子の成形工程前に無機質繊維紙に水ガラスを含浸す
る場合には、水ガラスを半乾燥した状態でコルゲート加
工しなければならず、加工機に水ガラスが付着する等に
より、効率よく成形体を製造することが難しいという問
題点がある。また、ハニカム構造体成形工程後に水ガラ
スを含浸する場合には、水ガラスを多量に付着させる
と、ハニカム孔に目詰まりを生じ、また全体均一に水ガ
ラスを付着することが困難という問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点を解消す
るためになされたものであって、従来のシリカゲル担持
除湿素子の製造工程で、水ガラスを無機質繊維紙または
そのハニカム構造体に含浸する場合、シリカゲルの原料
である水ガラスを粉末状態で無機質繊維紙に多量に、か
つ均一に塗工させることのできる、改良された除湿素子
の製造法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による除湿素子の
製造法は、水ガラス粉末、非水系有機バインダーおよび
非水系溶剤を主成分として混合して得たスラリーを無機
質繊維紙に塗工し、それを成形体に成形し、水ガラス粉
末をシリカゲルに変化させることを要旨としている。
【0007】本発明の水ガラス粉末としては、1号ない
し3号の珪酸ソーダ粉末をいずれも使用することができ
る。特に結晶水を含み水に対する溶解性の良好な水ガラ
ス粉末が好ましく使用される。これらに代わる珪酸アル
カリ粉末も代替使用が可能である。水ガラス粉末の粒径
は5〜50μmのものが適当で、5μm以下では水ガラ
ス粉末は湿気を吸い、塊となり、取り扱いが困難とな
る。また50μm以上ではスラリー下部に水ガラス粉末
が沈降し、均一なスラリーを得られにくい。
【0008】非水系の有機バインダーは水ガラス粉末を
無機質繊維紙に固定するもので、この非水系有機バイン
ダーとしては、可塑剤が不要なアクリル系バインダー、
またはDBP、DOP等の可塑剤を添加したPVB(ポ
リビニルブチラール)等の有機バインダーが適当であ
る。その理由は、バインダーによる固定後の無機質繊維
紙に柔軟性を与えることにより、ハニカム構造体を成形
するためのコルゲート加工(波形加工)を可能にするこ
とができるからである。
【0009】非水系有機バインダーは、粘度を調整する
ため、アルコール類、トルエン、キシレン、酢酸エチ
ル、MEK等の汎用の溶剤で3〜10倍に希釈したもの
を使用し、スラリー全重量に対する有機バインダー添加
量は不揮発分で5〜20%としたものがよく、非水系有
機バインダーには、除湿の効果がなく、ハニカム成形後
不必要であるため、水ガラス粉末を充分固定できるため
の最小量にとどめておく。
【0010】水ガラス粉末の担体となる無機質繊維紙と
しては、ガラス繊維やセラミック繊維の使用が好ましい
が、特にそれらに限定されるのではなく、その無機質繊
維紙の種類、寸法等製品に応じて適当なものを任意に選
択使用できる。また、水ガラスを固定した無機質繊維紙
をコルゲート加工したハニカム構造体の形状、寸法は適
当なものを任意に選択することができる。しかし、無機
質繊維紙には、除湿素子製造工程において酸等と接触し
たときの特性劣化がなるべく少ない素材から成るものを
使用することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態とし
て、水ガラス粉末60〜100重量部、非水系有機バイ
ンダー10〜30重量部、溶剤70〜140重量部を混
合して得たスラリーは粘度10〜100psに調整し、
ロールコータにより無機質繊維紙に塗工し、これにより
水ガラス粉末を100〜150g/m2固定し、このよ
うにして水ガラス粉末を非水系有機バインダーで固定し
た無機質繊維紙を用いてコルゲート加工した波形紙と、
加工しない平面紙を交互に重ね合わせて接合して成るハ
ニカム構造体とした後、固定した水ガラス粉末の含水率
を調整し、酸で処理することにより、所定の細孔構造を
有するシリカゲルに変化させ、400℃の焼成により、
シリカゲルを担持した除湿素子を作成した。
【0012】
【実施例】
実施例1 ガラス繊維紙に結晶水を含む粒径10μmに調整した水
ガラス粉末100重量部、アクリル系バインダー25重
量部、トルエン75重量部を混合し、粘度70psのス
ラリーとした。次いで、ロールコータを用いて前記スラ
リーを前記ガラス繊維紙上に均一に塗工した後、110
℃で乾燥し、溶剤トルエンを除去した。製作した塗工紙
には水ガラス粉末が140g/m2固定され、塗工紙は
充分な柔軟性を有し、後工程のコルゲート加工に際して
何ら問題がなかった。上記の塗工紙をセルピッチ3.3
mm、山高1.9mmのセル寸法のハニカム構造体に成
形した後、水ガラス含水率を調整し、酸処理することに
より水ガラスをシリカゲルに変化させたところ、シリカ
ゲルが150kg/m3固定された除湿素子を得た。
【0013】実施例2 セラミック繊維紙に平均粒径20μmに調整した水ガラ
ス粉末30重量部、PVB7重量部、エタノール60重
量部、可塑剤DBP3重量部を混合し、粘度60psの
スラリーとした。次いで、実施例1と同様にロールコー
タを用いてセラミック繊維紙に均一に塗工した後、10
0℃で乾燥し、溶剤を除去した。塗工したセラミック繊
維紙には水ガラス粉末が100g/m2固定され、作製
した塗工紙は充分な柔軟性を有し、後工程のコルゲート
加工に際して何ら問題がなかった。前記塗工紙を、実施
例1と同様に、ハニカム構造体に成形した後、シリカゲ
ルに変化させたところ、シリカゲルが105kg/m3
固定された除湿素子を得た。
【0014】比較例1 セラミック繊維紙をセルピッチ3.3mm、山高1.9
mmのセル寸法のハニカム構造体に成形した後、固形分
濃度27%の水ガラスに含浸し、100℃で乾燥した。
この含浸−乾燥操作を3回繰り返し、水ガラスを140
kg/m3固定した。実施例1と同様に、水ガラス含水
率を調整した後、酸処理しシリカゲルに変化させたとこ
ろ、シリカゲルが100kg/m3固定された除湿素子
を得た。
【0015】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、水ガラス粉末を多量かつ、均一に固定することがで
き、酸処理後はシリカゲルを多量、かつ均一に担持した
除湿素子が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水ガラス粉末、非水系有機バインダーお
    よび非水系溶剤を主成分として混合して得たスラリーを
    無機質繊維紙に塗工し、それを成形体に成形し、水ガラ
    ス粉末をシリカゲルに変化させたことを特徴とする除湿
    素子の製造法。
  2. 【請求項2】 水ガラス粉末に、粒径が5〜50μmの
    範囲のものを用いた請求項1に記載の除湿素子の製造
    法。
JP9131677A 1997-05-06 1997-05-06 除湿素子の製造法 Pending JPH10305209A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020164192A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 デンカ株式会社 窒化ホウ素粉末の梱包体、化粧料及びその製造方法
CN114682045A (zh) * 2022-03-17 2022-07-01 青岛华世洁环保科技有限公司 一种抗菌家用除湿转轮及其制备方法
CN115888340A (zh) * 2022-12-07 2023-04-04 江苏苏净集团有限公司 一种利用转轮回收废料制备除湿材料的方法及其制成的除湿材料

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