JPH10305407A - 単板の切断装置 - Google Patents
単板の切断装置Info
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- JPH10305407A JPH10305407A JP11912897A JP11912897A JPH10305407A JP H10305407 A JPH10305407 A JP H10305407A JP 11912897 A JP11912897 A JP 11912897A JP 11912897 A JP11912897 A JP 11912897A JP H10305407 A JPH10305407 A JP H10305407A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベニヤ単板を旋回動作型の切断刃で切断する
装置において、切断刃及び搬送ロールの部品交換サイク
ルを引き延ばし、生産性の向上を図る。 【解決手段】 上下各アンビルロール13、14を、切
断刃17の上から下及び下から上への各方向の旋回動作
に対応して交互に進退動作させる。例えば、切断刃17
の上から下への旋回時には下部アンビルロール14との
間でベニヤ単板12の切断が行われるので、このとき下
部アンビルロール14を切断刃17と接触可能な位置に
定位させ、上部アンビルロール13を切断刃17と接触
不能な位置に定位させる。これにより、一回の切断作業
にて切断刃17とアンビルロールとが衝突する回数は一
回となる。
装置において、切断刃及び搬送ロールの部品交換サイク
ルを引き延ばし、生産性の向上を図る。 【解決手段】 上下各アンビルロール13、14を、切
断刃17の上から下及び下から上への各方向の旋回動作
に対応して交互に進退動作させる。例えば、切断刃17
の上から下への旋回時には下部アンビルロール14との
間でベニヤ単板12の切断が行われるので、このとき下
部アンビルロール14を切断刃17と接触可能な位置に
定位させ、上部アンビルロール13を切断刃17と接触
不能な位置に定位させる。これにより、一回の切断作業
にて切断刃17とアンビルロールとが衝突する回数は一
回となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合板の製造工程に
おいて、原材料となる原木から旋削して得られたシート
状のベニヤ等の単板を定尺長さに連続的に切断したり、
または前後端縁が不整形な乱尺ばら単板から有効長さの
有寸単板を選択切断する単板の切断装置に関する。
おいて、原材料となる原木から旋削して得られたシート
状のベニヤ等の単板を定尺長さに連続的に切断したり、
または前後端縁が不整形な乱尺ばら単板から有効長さの
有寸単板を選択切断する単板の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原木から旋削されたシート状のベニヤ等
の単板を定尺長さに連続的に切断する装置としては、例
えば図7に示すように、上下一対の搬送ロール1、2の
間に単板3を挟持しつつ搬送して、その搬送ロール1、
2より所定の長さまで搬出された単板3を、旋回動作型
の切断刃4により搬送ロール周面との間で切断するとい
った構成のものがある。このような構成の単板切断装置
では、単板3の切断毎に、切断刃4を上から下又は下か
ら上に回動させることで単板切断作業の効率化を図って
いる。
の単板を定尺長さに連続的に切断する装置としては、例
えば図7に示すように、上下一対の搬送ロール1、2の
間に単板3を挟持しつつ搬送して、その搬送ロール1、
2より所定の長さまで搬出された単板3を、旋回動作型
の切断刃4により搬送ロール周面との間で切断するとい
った構成のものがある。このような構成の単板切断装置
では、単板3の切断毎に、切断刃4を上から下又は下か
ら上に回動させることで単板切断作業の効率化を図って
いる。
【0003】このような単板3の切断装置では、切断刃
4及び搬送ロール1、2の摩耗・損傷等を回避して部品
寿命を引き延ばすことを優先するために、切断刃4の旋
回角度範囲を搬送ロール1、2表面に触れる位置の寸前
までに止める場合と、生産性を優先するため、図8に示
すように、切断刃5をその先端の旋回軌跡が各搬送ロー
ル1、2周面とラップする(交わる)範囲で旋回させる
ように構成する場合が考えられる。この構成の場合、切
断刃5は例えば金属製の搬送ロール1、2周面との衝突
の際にその衝撃が緩和されるようにコイルバネ6によっ
て弾性的に支持され、これによって切断刃5及び搬送ロ
ール1、2周面の摩耗や損傷を最小限に抑えられるよう
にしている。
4及び搬送ロール1、2の摩耗・損傷等を回避して部品
寿命を引き延ばすことを優先するために、切断刃4の旋
回角度範囲を搬送ロール1、2表面に触れる位置の寸前
までに止める場合と、生産性を優先するため、図8に示
すように、切断刃5をその先端の旋回軌跡が各搬送ロー
ル1、2周面とラップする(交わる)範囲で旋回させる
ように構成する場合が考えられる。この構成の場合、切
断刃5は例えば金属製の搬送ロール1、2周面との衝突
の際にその衝撃が緩和されるようにコイルバネ6によっ
て弾性的に支持され、これによって切断刃5及び搬送ロ
ール1、2周面の摩耗や損傷を最小限に抑えられるよう
にしている。
【0004】しかしながら、切断刃4の旋回範囲を搬送
ロール1、2表面に触れる位置の寸前までに止めた場
合、確実な単板切断が保証されなくなり、例えば切断し
きれなった単板3の乱動等によって搬送系に支障をもた
らす等、生産性が低下するという問題がある。一方、切
断刃5と搬送ロール1、2周面とをラップさせる場合、
一回の切断作業つまり切断刃5が一振りされる度に、切
断刃5の先端が上下の各搬送ロール1、2の表面と各々
衝突し、その衝撃がコイルバネ6によりいくらか緩和さ
れるとしても、切断刃5及び搬送ロール1、2の摩耗・
損傷は時々刻々と進み、頻繁な部品交換を余儀なくされ
ると言う問題がある。その対策として衝撃の緩衝力を高
めることが容易に考えられるが、衝撃の緩衝力を高める
と単板3の切断能力も低下してしまう。
ロール1、2表面に触れる位置の寸前までに止めた場
合、確実な単板切断が保証されなくなり、例えば切断し
きれなった単板3の乱動等によって搬送系に支障をもた
らす等、生産性が低下するという問題がある。一方、切
断刃5と搬送ロール1、2周面とをラップさせる場合、
一回の切断作業つまり切断刃5が一振りされる度に、切
断刃5の先端が上下の各搬送ロール1、2の表面と各々
衝突し、その衝撃がコイルバネ6によりいくらか緩和さ
れるとしても、切断刃5及び搬送ロール1、2の摩耗・
損傷は時々刻々と進み、頻繁な部品交換を余儀なくされ
ると言う問題がある。その対策として衝撃の緩衝力を高
めることが容易に考えられるが、衝撃の緩衝力を高める
と単板3の切断能力も低下してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、単板3の
切断性能を高めるためには、旋回駆動する切断刃5と搬
送ロール1、2周面とをラップさせることが有利となる
が、この場合、切断刃5の先端が上下の各搬送ロール
1、2の表面と各々衝突し、切断刃5及び搬送ロール
1、2が著しい速度で摩耗・損傷し、頻繁に部品交換を
行う必要が生じるという問題があった。
切断性能を高めるためには、旋回駆動する切断刃5と搬
送ロール1、2周面とをラップさせることが有利となる
が、この場合、切断刃5の先端が上下の各搬送ロール
1、2の表面と各々衝突し、切断刃5及び搬送ロール
1、2が著しい速度で摩耗・損傷し、頻繁に部品交換を
行う必要が生じるという問題があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、一回の切断作業にて切断刃と搬
送ロールとが衝突する回数を一回に止めることで、切断
刃及び搬送ロールの部品交換サイクルを引き延ばすこと
ができ、しかも生産性の向上を図ることができる単板の
切断装置の提供を目的としている。
になされたものであり、一回の切断作業にて切断刃と搬
送ロールとが衝突する回数を一回に止めることで、切断
刃及び搬送ロールの部品交換サイクルを引き延ばすこと
ができ、しかも生産性の向上を図ることができる単板の
切断装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の単板の切断装置は、単板を挟持しつつ自転
して該単板を搬送する一対の搬送体と、搬送体の下流側
にて往復旋回自在に支持され、各方向の旋回により旋回
方向に対応した一方の搬送体の周面との間で単板を切断
する刃が固定された旋回部材と、旋回部材を往復旋回さ
せたとき、旋回方向に対応した一方の搬送体を順次互い
違いに刃と接触可能な位置に定位させるように各搬送体
を移動させる搬送体移動手段とを具備することを特徴と
している。 本発明の単板の切断装置は、一対の搬送体
により単板を挟持しつつ搬送すると共に、単板を切断す
るための刃が先端に固定された旋回部材を往復旋回させ
ることにより、切断刃の旋回方向に対応した一方の搬送
体の周面上で単板を連続的に切断する。この単板の切断
の際、旋回部材の旋回方向に対応する一方の搬送体は、
搬送体移動手段によって、旋回部材の往復旋回に伴い順
次互い違いに刃と接触可能な位置に定位するように移動
されると共に、他方の搬送体は旋回部材の往復旋回に伴
い順次互い違いに刃と接触不可な位置に定位するように
移動される。このため、一回の切断作業で旋回部材の刃
と搬送体とが衝突する回数は一回だけとなり、切断刃及
び搬送ロールの摩耗・損傷による部品交換サイクルを引
き延ばすことが可能となる。
に、本発明の単板の切断装置は、単板を挟持しつつ自転
して該単板を搬送する一対の搬送体と、搬送体の下流側
にて往復旋回自在に支持され、各方向の旋回により旋回
方向に対応した一方の搬送体の周面との間で単板を切断
する刃が固定された旋回部材と、旋回部材を往復旋回さ
せたとき、旋回方向に対応した一方の搬送体を順次互い
違いに刃と接触可能な位置に定位させるように各搬送体
を移動させる搬送体移動手段とを具備することを特徴と
している。 本発明の単板の切断装置は、一対の搬送体
により単板を挟持しつつ搬送すると共に、単板を切断す
るための刃が先端に固定された旋回部材を往復旋回させ
ることにより、切断刃の旋回方向に対応した一方の搬送
体の周面上で単板を連続的に切断する。この単板の切断
の際、旋回部材の旋回方向に対応する一方の搬送体は、
搬送体移動手段によって、旋回部材の往復旋回に伴い順
次互い違いに刃と接触可能な位置に定位するように移動
されると共に、他方の搬送体は旋回部材の往復旋回に伴
い順次互い違いに刃と接触不可な位置に定位するように
移動される。このため、一回の切断作業で旋回部材の刃
と搬送体とが衝突する回数は一回だけとなり、切断刃及
び搬送ロールの摩耗・損傷による部品交換サイクルを引
き延ばすことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づいて説明する。
態について図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態である単板の
切断装置の構成を示す側面断面図である。
切断装置の構成を示す側面断面図である。
【0010】同図に示すように、この単板の切断装置
は、搬入用コンベア11より受け渡されたベニヤ単板1
2を挟持しつつ搬送する上下一対の搬送体としての上部
アンビルロール13及び下部アンビルロール14と、上
部アンビルロール13及び下部アンビルロール14を個
々にベニヤ単板12の搬送方向に沿って往復方向に進退
移動させる上部シリンダ15及び下部シリンダ16と、
上下の各アンビルロール13、14の間を抜け出たベニ
ヤ単板12を切断する切断刃17とを備えて構成され
る。
は、搬入用コンベア11より受け渡されたベニヤ単板1
2を挟持しつつ搬送する上下一対の搬送体としての上部
アンビルロール13及び下部アンビルロール14と、上
部アンビルロール13及び下部アンビルロール14を個
々にベニヤ単板12の搬送方向に沿って往復方向に進退
移動させる上部シリンダ15及び下部シリンダ16と、
上下の各アンビルロール13、14の間を抜け出たベニ
ヤ単板12を切断する切断刃17とを備えて構成され
る。
【0011】この切断刃17は、所定の角度範囲内を往
復旋回自在に支持され、上から下及び下から上への個々
の旋回動作により、該旋回方向に対応する上下いずれか
一方のアンビルロールの周面との間でベニヤ単板12を
切断するものとされている。すなわち、切断刃17が上
から下へ旋回するときは下部アンビルロール14との間
でベニヤ単板12の切断が行われ、切断刃17が下から
上へ旋回するときは上部アンビルロール13との間でベ
ニヤ単板12の切断が行われるようになっている。
復旋回自在に支持され、上から下及び下から上への個々
の旋回動作により、該旋回方向に対応する上下いずれか
一方のアンビルロールの周面との間でベニヤ単板12を
切断するものとされている。すなわち、切断刃17が上
から下へ旋回するときは下部アンビルロール14との間
でベニヤ単板12の切断が行われ、切断刃17が下から
上へ旋回するときは上部アンビルロール13との間でベ
ニヤ単板12の切断が行われるようになっている。
【0012】この切断刃17の往復旋回の角度範囲は、
上下各アンビルロール13、14との衝突位置よりも外
側に各々若干広くとられており、すなわち、切断刃17
は各々の旋回方向においてアンビルロール周面との衝突
(単板切断)後も僅かな角度だけ同方向に続けて旋回さ
れる。なお、切断刃17はコイルバネ等の図示しない弾
性部材を介して支持されており、この弾性部材の弾性に
より、切断刃17はアンビルロール周面との衝突時にア
ンビルロール周面から後退する方向に微動することで、
アンビルロール周面との衝突後の旋回の継続を可能とし
ている。
上下各アンビルロール13、14との衝突位置よりも外
側に各々若干広くとられており、すなわち、切断刃17
は各々の旋回方向においてアンビルロール周面との衝突
(単板切断)後も僅かな角度だけ同方向に続けて旋回さ
れる。なお、切断刃17はコイルバネ等の図示しない弾
性部材を介して支持されており、この弾性部材の弾性に
より、切断刃17はアンビルロール周面との衝突時にア
ンビルロール周面から後退する方向に微動することで、
アンビルロール周面との衝突後の旋回の継続を可能とし
ている。
【0013】また、切断刃17には、該切断刃17の下
から上への旋回時に切断された単板を上部搬出コンベア
18に導き、また、該切断刃17の上から下への旋回時
に切断された単板を下部搬出コンベア19に導くための
上部仕分部20及び下部仕分部21が各々設けられてい
る。
から上への旋回時に切断された単板を上部搬出コンベア
18に導き、また、該切断刃17の上から下への旋回時
に切断された単板を下部搬出コンベア19に導くための
上部仕分部20及び下部仕分部21が各々設けられてい
る。
【0014】さらに、搬入用コンベア11の上方には、
ベニヤ単板12の形状つまり厚さ、幅、長さ等を検知す
るための検知器22が配設されている。この検知器22
の検出信号は、切断刃17、上下各アンビルロール1
3、14を個々に進退移動する上下各シリンダ15、1
6及び切断刃17等の動作制御を行う制御器23に出力
される。制御器23は、検知器22からの検出信号に基
づいて、ベニヤ単板12を定尺長さに切断する制御や図
2に示されるような、前後端縁が不整形な乱尺ばら単板
24から有効長さの有寸単板を切断する制御を行う。
ベニヤ単板12の形状つまり厚さ、幅、長さ等を検知す
るための検知器22が配設されている。この検知器22
の検出信号は、切断刃17、上下各アンビルロール1
3、14を個々に進退移動する上下各シリンダ15、1
6及び切断刃17等の動作制御を行う制御器23に出力
される。制御器23は、検知器22からの検出信号に基
づいて、ベニヤ単板12を定尺長さに切断する制御や図
2に示されるような、前後端縁が不整形な乱尺ばら単板
24から有効長さの有寸単板を切断する制御を行う。
【0015】また、上述した上部アンビルロール13及
び下部アンビルロール14は、比較的軟らかい特性を有
するアルミニュウム等の金属あるいは少なくともその表
面をゴム等の弾性体により覆って構成されたものであ
り、各々上部シリンダ15及び下部シリンダ16により
独立してベニヤ単板12の搬送方向に沿って往復方向に
移動し得るように構成されている。各アンビルロール1
3、14の移動は、そのロール周面が旋回する切断刃1
7と接触可能な位置と接触不能な位置との間で行われ
る。ここではロール周面と切断刃17の先端の旋回軌跡
とがラップする位置を接触可能な位置とし、逆にラップ
することのない位置を接触不能な位置と定義している。
び下部アンビルロール14は、比較的軟らかい特性を有
するアルミニュウム等の金属あるいは少なくともその表
面をゴム等の弾性体により覆って構成されたものであ
り、各々上部シリンダ15及び下部シリンダ16により
独立してベニヤ単板12の搬送方向に沿って往復方向に
移動し得るように構成されている。各アンビルロール1
3、14の移動は、そのロール周面が旋回する切断刃1
7と接触可能な位置と接触不能な位置との間で行われ
る。ここではロール周面と切断刃17の先端の旋回軌跡
とがラップする位置を接触可能な位置とし、逆にラップ
することのない位置を接触不能な位置と定義している。
【0016】各アンビルロール13、14の進退移動
は、切断刃17による一回の切断動作つまり切断刃17
の上から下及び下から上への各々の方向への旋回動作に
対応して行われるように制御される。すなわち、切断刃
17の上から下への旋回時には下部アンビルロール14
との間でベニヤ単板12の切断が行われるので、このと
き下部アンビルロール14を切断刃17と接触可能な位
置に定位させ、上部アンビルロール13を切断刃17と
接触不能な位置に定位させる(上部アンビルロール13
を初期位置から後退させる。)。同様に、切断刃17の
下から上への旋回時には上部アンビルロール13との間
でベニヤ単板12の切断が行われるので、このとき上部
アンビルロール13を切断刃17と接触可能な位置に定
位させ、下部アンビルロール14を切断刃17と接触不
能な位置に定位させる。これにより、一回の切断作業に
て切断刃17とアンビルロールとが衝突する回数は一回
となる。 次に、このように構成された単板切断装置に
より実際にベニヤ単板12の切断を行う場合について説
明する。
は、切断刃17による一回の切断動作つまり切断刃17
の上から下及び下から上への各々の方向への旋回動作に
対応して行われるように制御される。すなわち、切断刃
17の上から下への旋回時には下部アンビルロール14
との間でベニヤ単板12の切断が行われるので、このと
き下部アンビルロール14を切断刃17と接触可能な位
置に定位させ、上部アンビルロール13を切断刃17と
接触不能な位置に定位させる(上部アンビルロール13
を初期位置から後退させる。)。同様に、切断刃17の
下から上への旋回時には上部アンビルロール13との間
でベニヤ単板12の切断が行われるので、このとき上部
アンビルロール13を切断刃17と接触可能な位置に定
位させ、下部アンビルロール14を切断刃17と接触不
能な位置に定位させる。これにより、一回の切断作業に
て切断刃17とアンビルロールとが衝突する回数は一回
となる。 次に、このように構成された単板切断装置に
より実際にベニヤ単板12の切断を行う場合について説
明する。
【0017】全行程で例えば、ベニヤレース等により原
木から旋削されて得られたシート状のベニヤ単板12が
搬入コンベア11により搬送されてくると、検知器22
により、ベニヤ単板12から所望の形状の単板が得られ
るかどうかが検知される。所望の形状が得られると判断
されると、搬入コンベア11によるベニヤ単板12の搬
送がそのまま続けられ、ベニヤ単板12は、その後上部
アンビルロール13と下部アンビルロール14との回転
駆動により、上部アンビルロール13と下部アンビルロ
ール14との間隙内に取り込まれる。そして、ベニヤ単
板12は上下のアンビルロール13、14の回転駆動に
よって、切断刃17が配設されている搬出方向に向かっ
て挟持されながら搬送される。その後、上下のアンビル
ロール13、14から所定の長さのベニヤ単板12が搬
出されると、検知器22の検出信号に基づく制御器23
の制御により、例えば図3に示されるように、下部アン
ビルロール14は下部シリンダ16を介して切断刃17
と接触可能な位置に定位させられるとともに、上部アン
ビルロール13は上部シリンダ15を介して切断刃17
と接触不能な位置に定位させられる(上部アンビルロー
ル13を初期位置から後退させる。)。次に上部アンビ
ルロール13周面と接触可能であった点から所定の角度
だけ時計方向に旋回して停止していた切断刃17が、下
部アンビルロール14の周面に向かって反時計方向に旋
回する。
木から旋削されて得られたシート状のベニヤ単板12が
搬入コンベア11により搬送されてくると、検知器22
により、ベニヤ単板12から所望の形状の単板が得られ
るかどうかが検知される。所望の形状が得られると判断
されると、搬入コンベア11によるベニヤ単板12の搬
送がそのまま続けられ、ベニヤ単板12は、その後上部
アンビルロール13と下部アンビルロール14との回転
駆動により、上部アンビルロール13と下部アンビルロ
ール14との間隙内に取り込まれる。そして、ベニヤ単
板12は上下のアンビルロール13、14の回転駆動に
よって、切断刃17が配設されている搬出方向に向かっ
て挟持されながら搬送される。その後、上下のアンビル
ロール13、14から所定の長さのベニヤ単板12が搬
出されると、検知器22の検出信号に基づく制御器23
の制御により、例えば図3に示されるように、下部アン
ビルロール14は下部シリンダ16を介して切断刃17
と接触可能な位置に定位させられるとともに、上部アン
ビルロール13は上部シリンダ15を介して切断刃17
と接触不能な位置に定位させられる(上部アンビルロー
ル13を初期位置から後退させる。)。次に上部アンビ
ルロール13周面と接触可能であった点から所定の角度
だけ時計方向に旋回して停止していた切断刃17が、下
部アンビルロール14の周面に向かって反時計方向に旋
回する。
【0018】そして、切断刃17の先端が、図4に示さ
れるようにベニヤ単板12表面と接触し、さらに下部ア
ンビルロール14の周面と衝突し、衝突(単板切断)後
も僅かな角度だけ反時計方向に旋回して下部アンビルロ
ール14の周面から離れた位置で停止する。この際、切
断刃17が旋回することによる旋回力と上下のアンビル
ロール13、14がベニヤ単板12を搬送する搬送力と
によってベニヤ単板12の切断が開始される。さらに、
切断刃17の先端が下部アンビルロール14周面との衝
突(単板切断)後もなお僅かな角度だけ反時計方向に旋
回することにより、ベニヤ単板12から、切断される単
板を引き離す作用が加わり、ベニヤ単板12から所望の
形状の単板を確実に切断することができる。そして、切
断された単板は切断刃17の下部仕分部21により進行
方向を規制され、下部搬送コンベア19により次工程へ
と搬送されて行く。
れるようにベニヤ単板12表面と接触し、さらに下部ア
ンビルロール14の周面と衝突し、衝突(単板切断)後
も僅かな角度だけ反時計方向に旋回して下部アンビルロ
ール14の周面から離れた位置で停止する。この際、切
断刃17が旋回することによる旋回力と上下のアンビル
ロール13、14がベニヤ単板12を搬送する搬送力と
によってベニヤ単板12の切断が開始される。さらに、
切断刃17の先端が下部アンビルロール14周面との衝
突(単板切断)後もなお僅かな角度だけ反時計方向に旋
回することにより、ベニヤ単板12から、切断される単
板を引き離す作用が加わり、ベニヤ単板12から所望の
形状の単板を確実に切断することができる。そして、切
断された単板は切断刃17の下部仕分部21により進行
方向を規制され、下部搬送コンベア19により次工程へ
と搬送されて行く。
【0019】そしてその後、上下のアンビルロール1
3、14から再び所定の長さのベニヤ単板12が搬出さ
れると、検知器22の検出信号に基づく制御器23の制
御により、例えば図5に示されるように、上部アンビル
ロール13は上部シリンダ15を介して切断刃17と接
触可能な位置に定位させられるとともに、下部アンビル
ロール14は下部シリンダ16を介して切断刃17と接
触不能な位置に定位させられる。次に下部アンビルロー
ル14と接触可能であった点から所定の角度だけ時計方
向に旋回して停止していた切断刃17が、上部アンビル
ロール13の周面に向かって時計方向に旋回する。
3、14から再び所定の長さのベニヤ単板12が搬出さ
れると、検知器22の検出信号に基づく制御器23の制
御により、例えば図5に示されるように、上部アンビル
ロール13は上部シリンダ15を介して切断刃17と接
触可能な位置に定位させられるとともに、下部アンビル
ロール14は下部シリンダ16を介して切断刃17と接
触不能な位置に定位させられる。次に下部アンビルロー
ル14と接触可能であった点から所定の角度だけ時計方
向に旋回して停止していた切断刃17が、上部アンビル
ロール13の周面に向かって時計方向に旋回する。
【0020】そして切断刃17の先端が、図6に示され
るようにベニヤ単板12表面と接触し、さらに上部アン
ビルロール13の周面と衝突し、衝突(単板切断)後も
僅かな角度だけ反時計方向に旋回して上部アンビルロー
ル13の周面から離れた位置で停止する。この際、切断
刃17が旋回することによる旋回力と上下のアンビルロ
ール13、14がベニヤ単板12を搬送する搬送力とに
よってベニヤ単板12の切断が開始される。さらに、切
断刃17の先端が上部アンビルロール13周面との衝突
(単板切断)後もなお僅かな角度だけ時計方向に旋回す
ることにより、ベニヤ単板12から、切断される単板を
引き離す作用が加わり、ベニヤ単板12から所望の形状
の単板を確実に切断することができる。そして、ベニヤ
単板12は上部仕分部20により進行方向を規制されな
がら切断されることになり、切断後、切断された単板
は、上部搬送コンベア18により次工程へと搬送されて
行く。そして、以上のような動作を繰り返しながら、次
々とベニヤ単板12が所望の形状に切断され、次工程へ
と搬送されて行く。
るようにベニヤ単板12表面と接触し、さらに上部アン
ビルロール13の周面と衝突し、衝突(単板切断)後も
僅かな角度だけ反時計方向に旋回して上部アンビルロー
ル13の周面から離れた位置で停止する。この際、切断
刃17が旋回することによる旋回力と上下のアンビルロ
ール13、14がベニヤ単板12を搬送する搬送力とに
よってベニヤ単板12の切断が開始される。さらに、切
断刃17の先端が上部アンビルロール13周面との衝突
(単板切断)後もなお僅かな角度だけ時計方向に旋回す
ることにより、ベニヤ単板12から、切断される単板を
引き離す作用が加わり、ベニヤ単板12から所望の形状
の単板を確実に切断することができる。そして、ベニヤ
単板12は上部仕分部20により進行方向を規制されな
がら切断されることになり、切断後、切断された単板
は、上部搬送コンベア18により次工程へと搬送されて
行く。そして、以上のような動作を繰り返しながら、次
々とベニヤ単板12が所望の形状に切断され、次工程へ
と搬送されて行く。
【0021】本実施形態の単板切断装置によれば、上下
各アンビルロール13、14を、切断刃17の上から下
及び下から上への各方向の旋回動作に対応して交互に進
退動作させることにより、一回の切断作業にて切断刃1
7とアンビルロールとが衝突する回数を一回に止めるこ
とができる。これにより、上下のアンビルロール13、
14と切断刃17との摩耗・損傷を最小限に抑えること
が可能となり、部品交換サイクルを引き延ばすことがで
きる。
各アンビルロール13、14を、切断刃17の上から下
及び下から上への各方向の旋回動作に対応して交互に進
退動作させることにより、一回の切断作業にて切断刃1
7とアンビルロールとが衝突する回数を一回に止めるこ
とができる。これにより、上下のアンビルロール13、
14と切断刃17との摩耗・損傷を最小限に抑えること
が可能となり、部品交換サイクルを引き延ばすことがで
きる。
【0022】また、上下のアンビルロール13、14と
切断刃17との摩耗・損傷を最小限に抑えながら、切断
刃17の旋回軌跡が上下のアンビルロール13、14周
面とラップする範囲で切断刃17を旋回させるので、ベ
ニヤ単板12から、切断される単板を引き離す作用が加
わり、ベニヤ単板12から所望の形状の単板を確実に切
断することができる。
切断刃17との摩耗・損傷を最小限に抑えながら、切断
刃17の旋回軌跡が上下のアンビルロール13、14周
面とラップする範囲で切断刃17を旋回させるので、ベ
ニヤ単板12から、切断される単板を引き離す作用が加
わり、ベニヤ単板12から所望の形状の単板を確実に切
断することができる。
【0023】なお、本実施形態では、原木から旋削して
得られた単板が、シート状につながっている単板の切断
について説明したが、原木から旋削された単板が図2に
示した、初期の旋削時に得られる前後端縁が不整形な乱
尺ばら単板24の切断においても、本装置が利用できる
ことは無論である。
得られた単板が、シート状につながっている単板の切断
について説明したが、原木から旋削された単板が図2に
示した、初期の旋削時に得られる前後端縁が不整形な乱
尺ばら単板24の切断においても、本装置が利用できる
ことは無論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の単板の切
断装置によれば、旋回部材の旋回方向に対応している方
の搬送体は、旋回部材の刃と接触可能な位置に定位され
とともに、旋回部材の旋回方向に対応していない方の搬
送体は、旋回部材の刃と接触不能な位置に定位されるの
で、一回の切断作業にて旋回部材の刃と搬送体とが衝突
する回数を一回に止めることができる。したがって、旋
回部材の刃及び搬送体の摩耗・損傷を最小限に抑えるこ
とが可能となり、部品交換サイクルを引き延ばすことが
できる。
断装置によれば、旋回部材の旋回方向に対応している方
の搬送体は、旋回部材の刃と接触可能な位置に定位され
とともに、旋回部材の旋回方向に対応していない方の搬
送体は、旋回部材の刃と接触不能な位置に定位されるの
で、一回の切断作業にて旋回部材の刃と搬送体とが衝突
する回数を一回に止めることができる。したがって、旋
回部材の刃及び搬送体の摩耗・損傷を最小限に抑えるこ
とが可能となり、部品交換サイクルを引き延ばすことが
できる。
【0025】また、本発明の単板の切断装置によれば、
各搬送体と旋回部材の刃との摩耗・損傷を最小限に抑え
ながら、旋回部材の刃の旋回軌跡が各搬送体周面とラッ
プする範囲で旋回部材を旋回させることにより確実に単
板を切断することができるので、例えば切断しきれなっ
た単板の乱動等によって搬送系に支障がもたらされるこ
とがなくなり、生産性の向上を図ることができる。
各搬送体と旋回部材の刃との摩耗・損傷を最小限に抑え
ながら、旋回部材の刃の旋回軌跡が各搬送体周面とラッ
プする範囲で旋回部材を旋回させることにより確実に単
板を切断することができるので、例えば切断しきれなっ
た単板の乱動等によって搬送系に支障がもたらされるこ
とがなくなり、生産性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に用いられる単板切断装置
を示す概略図。
を示す概略図。
【図2】前後端縁が不整形な乱尺ばら単板を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に用いられる単板切断装置
において、切断刃が下部アンビルロールの周面に向かっ
て旋回する時の状態を示す概略図。
において、切断刃が下部アンビルロールの周面に向かっ
て旋回する時の状態を示す概略図。
【図4】本発明の実施の形態に用いられる単板切断装置
において、切断刃が下部アンビルロールの周面上を通過
し、ベニヤ単板が切断されたときの状態を示す概略図。
において、切断刃が下部アンビルロールの周面上を通過
し、ベニヤ単板が切断されたときの状態を示す概略図。
【図5】本発明の実施の形態に用いられる単板切断装置
において、切断刃が上部アンビルロールの周面に向かっ
て旋回する時の状態を示す概略図。
において、切断刃が上部アンビルロールの周面に向かっ
て旋回する時の状態を示す概略図。
【図6】本発明の実施の形態に用いられる単板切断装置
において、切断刃が上部アンビルロールの周面上を通過
し、ベニヤ単板が切断されたときの状態を示す概略図。
において、切断刃が上部アンビルロールの周面上を通過
し、ベニヤ単板が切断されたときの状態を示す概略図。
【図7】従来の単板の切断装置において、切断刃の旋回
範囲を各搬送ロール表面に触れる位置の寸前までに止め
るタイプの切断装置を概略的に示す図。
範囲を各搬送ロール表面に触れる位置の寸前までに止め
るタイプの切断装置を概略的に示す図。
【図8】従来の単板の切断装置において、切断刃の先端
の旋回軌跡が各搬送ロール周面とラップする範囲で旋回
するタイプの切断装置を概略的に示す図。
の旋回軌跡が各搬送ロール周面とラップする範囲で旋回
するタイプの切断装置を概略的に示す図。
11……搬入コンベア 12……ベニヤ単板 13……上部アンビルロール 14……下部アンビルロール 15……上部シリンダ 16……下部シリンダ 17……切断刃 18……上部搬出コンベア 19……下部搬出コンベア 20……上部仕分部 21……下部仕分部 22……検知器 23……制御器
Claims (1)
- 【請求項1】 単板を挟持しつつ自転して該単板を搬送
する一対の搬送体と、 前記搬送体の下流側にて往復旋回自在に支持され、各方
向の旋回により旋回方向に対応した一方の搬送体の周面
との間で前記単板を切断する刃が固定された旋回部材
と、 前記旋回部材を往復旋回させたとき、旋回方向に対応し
た一方の搬送体を順次互い違いに前記刃と接触可能な位
置に定位させるように前記各搬送体を移動させる搬送体
移動手段とを具備することを特徴とする単板の切断装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11912897A JPH10305407A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 単板の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11912897A JPH10305407A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 単板の切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305407A true JPH10305407A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14753639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11912897A Pending JPH10305407A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 単板の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305407A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021094843A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 株式会社名南製作所 | 単板の切断選別装置 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11912897A patent/JPH10305407A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021094843A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 株式会社名南製作所 | 単板の切断選別装置 |
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