JPH10306173A - 発泡成形用プロピレン系樹脂粒子、発泡性プロピレン系樹脂粒子、プロピレン系樹脂予備発泡粒子及びプロピレン系樹脂発泡成形体 - Google Patents
発泡成形用プロピレン系樹脂粒子、発泡性プロピレン系樹脂粒子、プロピレン系樹脂予備発泡粒子及びプロピレン系樹脂発泡成形体Info
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- JPH10306173A JPH10306173A JP11561797A JP11561797A JPH10306173A JP H10306173 A JPH10306173 A JP H10306173A JP 11561797 A JP11561797 A JP 11561797A JP 11561797 A JP11561797 A JP 11561797A JP H10306173 A JPH10306173 A JP H10306173A
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Abstract
樹脂発泡成形体を得るために、特殊な重合法を必要とす
る特殊なポリプロピレン単独重合体を使用したり、また
設備コストのかかる危険なドカン法を使用することな
く、発泡成形体を製造することができる樹脂粒子、予備
発泡粒子等提供する。 【解決手段】 融点が155〜165℃、重量平均分子
量(Mw)とZ平均分子量(Mz)との比であるMz/
Mwが3〜6であり、かつメルトインデックスが10〜
150g/10minの樹脂粒子を発泡成形用樹脂粒子
とする。
Description
れた剛性等を有するプロピレン系樹脂発泡成形体とこの
発泡成形体を得るための樹脂粒子、発泡性粒子、予備発
泡粒子に関し、特に低密度にまで容易に発泡成形できる
プロピレン系樹脂の粒子、発泡性粒子、予備発泡粒子と
発泡成形体に関する。
形して得た発泡成形体は、軽量性、緩衝性、耐薬品性等
に優れた発泡体として広く使用されている。このような
プロピレン系樹脂発泡成形体を得るための方法として、
例えば、特開平8−259724号公報には、ポリプロ
ピレン系樹脂発泡粒子として、ポリプロピレン樹脂中に
コモノマー成分として特定量のエチレン、ブテン−1を
含有させた樹脂に発泡剤を使用して、密閉容器内にて前
記樹脂と分散剤とを含む水性媒体中に分散させ、該容器
内の圧力を発泡剤の蒸気圧以上に保ちながら、前記樹脂
をその軟化温度以上に加熱した後、前記容器内の圧力を
減圧することなく低圧の雰囲気に放出することで発泡さ
せて予備発泡粒子を製造する、いわゆるドカン法によっ
て予備発泡粒子を製造できたことが記載されている。
は、特定の引張り弾性率とDSC曲線にピークの熱量が
30〜60J/gである高温ピークを有する特殊なポリ
プロピレン単独重合体を使用して、しかも上記と同様の
ドカン法を使用することによって予備発泡粒子が製造で
き、この予備発泡粒子を使用することで発泡成形体を製
造することが記載されている。
59724号公報のようなエチレン、1ーブテン等のオ
レフィンを含有したプロピレンの共重合体を使用した発
泡成形体は、基材樹脂が前述のような共重合体であるが
故に、耐熱性、成形体の剛性の面では未だ不充分なもの
であった。加えて、予備発泡粒子を得るためにドカン法
を使用する必要があるので、特殊な設備を必要とし、ま
た、耐圧密閉容器からこの容器内圧力を減圧することな
く、低圧域に瞬時に放出して発泡させるので、作業の安
全に細心の注意を払う必要があり、また、発泡時の樹脂
の温度や放出の初期と最後での容器内の圧力が変化しや
いすのでこれを制御することが難しく、このような条件
を厳密に制御しないと均一な嵩密度の予備発泡粒子が得
られないという問題があった。
うにポリプロピレン単独重合体を使用した発泡成形体は
耐熱性、剛性に優れたものとすることができるが、その
ためには、ポリプロピレン単独重合体として、特殊な重
合法によって特定の引張り弾性率とDSC曲線にピーク
の熱量が30〜60J/gである高温ピークを有する特
殊なポリプロピレン単独重合体を使用することが必要で
あった。さらに、上記したと同じドカン法を使用する必
要があったため、特殊な設備を必要とし、また、耐圧密
閉容器からこの容器内圧力を減圧することなく、低圧域
に瞬時に放出して発泡させるので、作業の安全に細心の
注意を払う必要があり、また、発泡時の樹脂の温度や放
出の初期と最後での容器内の圧力が変化しやいすのでこ
れを制御することが難しく、このような条件を厳密に制
御しないと均一な嵩密度の予備発泡粒子が得られないと
いう問題点は未だ解決されていないのである。
り弾性率とDSC曲線にピークの熱量が30〜60J/
gである高温ピークを有する特殊なポリプロピレン単独
重合体を使用することなく、また、予備発泡粒子の製造
に特殊な設備を必要とすることなく、さらに、均一性や
再現性に問題のあるドカン法を使用することなく、従来
から知られているビーズ発泡法等の方法を使用して容易
に発泡密度が小さく、かつ優れた耐熱性と剛性とを有し
た発泡成形体を得ることを目的とするものである。ここ
でいう、ビーズ発泡法とは、プロピレン系樹脂を密閉容
器内に分散剤を有する水性媒体中に分散させ、次いで発
泡剤を供給し、発泡剤の蒸気圧下で樹脂中に発泡剤を含
浸させ、冷却し除圧した後、水性媒体と分離して発泡性
樹脂粒子を製造し、次いで、この発泡性樹脂粒子を水蒸
気等の熱媒体で樹脂の軟化温度以上に加熱して発泡させ
予備発泡粒子を製造する方法である。
〜165℃、重量平均分子量(Mw)とZ平均分子量
(Mz)との比であるMz/Mwが3〜6であり、かつ
メルトインデックスが10〜150g/10minであ
ることを特徴とする発泡成形用プロピレン系樹脂粒子
と、前記樹脂粒子に発泡剤を含有したことを特徴とする
発泡性プロピレン系樹脂粒子と、前記発泡性プロピレン
系樹脂粒子を予備発泡した嵩密度が0.2〜0.025
g/cm3、かつ連続気泡率が0〜30%であることを
特徴とするプロピレン系樹脂予備発泡粒子、及び前記プ
ロピレン系樹脂予備発泡粒子を発泡成形してなる密度が
0.3〜0.03g/cm3のプロピレン系樹脂発泡成
形体である。
は、融点が155〜165℃、重量平均分子量(Mw)
とZ平均分子量(Mz)との比であるMz/Mwが3〜
6であり、かつメルトインデックス(以下、MIと称
す。)が10〜150g/10minである必要があ
る。MIが10未満では低密度の予備発泡粒子を得られ
難く、150以上では発泡用プロピレン粒子の形状が不
安定になり易いので好ましくない。さらに好ましいMI
の範囲は20〜150g/10minである。また、M
z/Mwが3未満の場合は、これを基材樹脂とした発泡
性プロピレン系樹脂粒子を発泡し、成形した成形体は融
着と成形体の表面伸びが劣るものしか得られず、Mz/
Mwが6を越える場合には、低密度の予備発泡粒子が得
られ難くなるので好ましくない。また、融点が155℃
より低いと得られた発泡成形体の耐熱性が不十分とな
り、融点が165℃より高いと発泡成形する場合に加熱
時の水蒸気圧力が非常に高くする必要があり、生産設備
が高価になったり、低密度の予備発泡粒子が得られ難く
なるので好ましくない。
さは特に限定されるものではないが、平均直径が約0.
5〜8.0mmの球状、楕円球状、ペレット形状等のも
のを使用することができる。本発明の上記樹脂粒子を得
る方法として、例えば融点が155〜165℃、重量平
均分子量(Mw)とZ平均分子量(Mz)との比である
Mz/Mwが3〜6である一般に市販されているプロピ
レン系樹脂をMIが10〜150g/10minになる
ように熱処理することで得ることができる。このような
熱処理は具体的には、例えば、プロピレン系樹脂とラジ
カル発生剤とを分散剤を有する水性媒体中で加熱処理す
る方法や、プロピレン系樹脂とラジカル発生剤とを押出
機を使用して加熱溶融混合して押出する方法が挙げられ
る。しかし、これらに限定されるものではない。これら
の方法の中でも、加熱処理と同時に任意の大きさの樹脂
粒子に加工できることから押出機を使用して押出する方
法が好ましい。なお、ラジカル発生剤は、予めプロピレ
ン系樹脂と有機過酸化物とをVブレンダー、ナウタミキ
サー、スパーミキサー等の混合機で混合した後、押出機
に投入する方法や、プロピレン樹脂と有機過酸化物とを
単独で添加する方法等を適宜採用できる。プロピレン樹
脂と有機過酸化物とを混合機で混合したする場合、ブテ
ン1等の展着剤を少量使用することが好ましい。
融点が155〜165℃、重量平均分子量(Mw)とZ
平均分子量(Mz)との比であるMz/Mwが3〜6で
あれば特に制限されないが、プロピレンの単独重合体が
好ましい。また、特に融点が155〜165℃を超えな
い範囲で、エチレン、1ーブテン或いは他のαオレフィ
ン等の一種又は2種以上のオレフィンとのブロック共重
合体、エチレンや1ーブテン或いは他のαオレフィン等
の一種又は2種以上のオレフィンを少量含有したプロピ
レンランダム共重合体を使用することもできる。
添加するラジカル発生剤としては、熱によりフリーラジ
カルが発生する有機過酸化物が好ましく、その中でも分
解半減期が1分間の場合の分解温度が120℃以上のも
のが好ましく、150℃以上のものがさらに好ましい。
具体例には、メチルエチルケトンパーオキサイド、tー
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジクミル
パーオキシド、クメンヒドロハーオキシド、2、5ージ
メチルー2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2、5ージメチルー2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキシン−3、ジーt−ブチルパーオキシフタレ
ート等挙げられる。これらは一種もしくは二種以上を混
合して使用することもできる。また、これらの有機過酸
化物の添加量は、特に限定されるものではないが、ポリ
プロピレン粒子のMIを10〜150g/10minの
範囲に制御できる量添加する必要がある。押出機に添加
する方法としては、過酸化物の種類や押出条件により調
整するが、プロピレン系樹脂100重量部に対して0.
01〜1.0重量%使用することが好ましく、さらに好
ましくは0.025〜0.2重量%である。
子には、必要に応じて各種添加剤、例えば充填剤(シリ
カ、アルミナ、酸化チタン、タルク、クレー、炭酸カル
シウム等)、滑剤(流動パラフィン、脂肪酸エステル、
金属セッケン)難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤等を添加
することもできる。
密閉した耐圧容器内で発泡成形用プロピレン系樹脂粒子
を分散剤を有する水性媒体中に分散させ、発泡剤を圧入
し60〜150℃下で接触させることにより、樹脂粒子
に発泡剤を含浸させ、冷却し除圧した後、水性媒体と分
離して得ることができる。この際に、各種添加剤、分散
助剤、発泡助剤、滑剤等を添加することができる
ては、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタ
ン、イソペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シク
ロブタン、シクロペンタン等の環状脂肪族炭化水素、メ
チレンクロライド、エチルクロライド等のハロゲン化炭
化水素、トリクロロフロロメタン、ジクロロジフロロメ
タン、ジクロロテトラフロロメタン等のハロゲン化フッ
素系炭化水素、1.1.1.2ーテトラフルオロメタン
(F−134a)、1.1.1.2.2ーペンタフルオ
ロエタン(Fー125)、1.2ージフルオロブタン
(Fー245fa)、1.1ジフルオロブタン(f−2
45eb)、1.1.2トリフルオロブタン(Fー23
6fa)等の2以上のフッ素原子で置換された炭素数2
〜6のフッ素系炭化水素や窒素、二酸化炭素、空気等の
無機気体、又はこれらの混合物が挙げられる。中でも2
以上のフッ素原子で置換された炭素数2〜6のフッ素系
炭化水素がプロピレン系樹脂粒子からの逸散速度が極め
て遅いため該発泡剤を含有した発泡性プロピレン系樹脂
粒子は、他の発泡剤を含有した発泡性樹脂粒子と異な
り、含浸終了後直ちに発泡し予備発泡粒子にさせる必要
がない。また、この予備発泡粒子は2次発泡力に優れる
ため、発泡成形前に予備発泡粒子に空気等で内圧を付与
させる等の処理が不要である等の理由で特に好ましく使
用できる。但し、この発明では発泡成形前に予備発泡粒
子に空気等で内圧を付与させる等の処理を否定するもの
ではない。発泡性プロピレン系樹脂粒子中の発泡剤の含
有量は、発泡剤の種類により適宜調整するが、約2〜1
5重量%が好ましく、さらに約3〜10重量%とするの
が好ましい。
ネシウム、酸化マグネシウム、第三リン酸カルシウム等
の水に難溶性の無機質微粉末を使用できる。また、分散
助剤として、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム
等のアニオン界面活性剤を併用することができる。ま
た、発泡助剤として、トルエン、エチルベンゼン、シク
ロヘキサン、イソパラフィン等が挙げられる。滑剤とし
ては、脂肪酸エステル、金属セッケン等が挙げられる。
上記のようにして得た発泡性プロピレン系樹脂粒子を水
蒸気等の熱媒体で樹脂の軟化温度以上に加熱して発泡さ
せることで得ることができる。本発明のプロピレン系樹
脂予備発泡粒子は、嵩密度が0.2〜0.025g/c
m3、かつ連続気泡率が0〜30%である必要がある。
嵩密度が0.2g/cm3より大きい場合には均一な密
度の予備発泡粒子が得られ難くなるから好ましくなく、
0.025g/cm3未満であると連続気泡率が高くな
るから好ましくない。また、連続気泡率が30%より大
きいと発泡成形した成形体の表面伸びが低下するので0
〜30%の範囲である必要がある。本発明のプロピレン
系樹脂予備発泡粒子は、例えば、耐圧仕様の予備発泡槽
内で約3.0〜5.0kg/cm2・ゲージ圧(約14
3〜158℃)の水蒸気を使用して、加熱時間約10〜
60秒とすることで得られる。
上述したプロピレン系樹脂予備発泡粒子を発泡成形する
ことで得ることができる。上記予備発泡粒子を閉鎖しう
るが密閉しえない型内で約1.8〜3.0倍に加熱発泡
することにより、密度が0.3〜0.03g/cm3の
プロピレン系発泡成形体を製造することができる。具体
的には、発泡成形用の成形型内に約3.0〜6.0kg
/cm2・ゲージ圧の水蒸気を加熱時間約10〜60秒
とすることで発泡成形体が得られる。本発明のプロピレ
ン系発泡成形体の密度が0.3g/cm3より大きい場
合には均一な密度の成形体が得られ難くなるから好まし
くなく、また密度が0.03g/cm3未満であると成
形体の融着が悪く成形体の表面伸びが劣るものしか得ら
れ難いから好ましくない。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。 実施例1.融点が160℃、重量平均分子量(Mw)が
74万、Mz/Mwが5.0、MIが3g/10min
のポリプロピレン(ハイモント社製PFー814)と、
ラジカル発生剤として2、5ージメチル2、5ジ(tー
ブチルパーオキシ)ヘキサンを前記ポリプロピレン10
0重量部に対して0.1重量%添加して、30φ口径の
2軸押出機を使用して、溶融混練し、押出機先端に設け
たストランド金型からストランド状に押出して、次いで
水中で急冷した後切断し発泡成形用プロピレン系樹脂粒
子を得た。押出に際して、押出機のシリンダー温度及び
金型温度は200℃に設定し行った。得られた発泡成形
用プロピレン系樹脂粒子は、その直径が1.5mm、長
さ2.0mmのペレット形状であった。この樹脂粒子の
特性を測定した結果を表1に示した。
レーブに上記ペレット形状の発泡成形用プロピレン系樹
脂粒子1kgと水2kg、複分解法ピロリン酸マグネシ
ウム5g、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム
0.5gからなる分散液とを投入した。次いで密閉した
後、攪拌状態下で発泡剤として1、1、1、2ーテトラ
フルオロエタン(F−134a)を200g圧入した。
引き続きオートクレーブ内の温度を約95℃とし約10
時間に維持した後、容器内の温度を約20℃まで冷却
し、常圧まで除圧した後、分散液を分離し、発泡剤を含
有した発泡性プロピレン系樹脂粒子を得た。
脂粒子を耐圧予備発泡装置を使用して、圧力を4.0及
び4.6kg/cm2・ゲージ圧の水蒸気(各々約15
1、155℃)で約30秒間加熱した発泡性能を表1に
示した。次いで、発泡性ポリプロピレン樹脂粒子を耐圧
予備発泡装置を使用して、圧力を4.4kg/cm2・
ゲージ圧の水蒸気(約154℃)で約30秒間加熱して
嵩密度0.040g/cm3のプロピレン系樹脂予備発
泡粒子を得た。この予備発泡粒子の特性を表1に示し
た。この予備発泡粒子の気泡径は30〜100μmであ
った。
で約24時間放置した後、金型寸法が300×400×
30mmである発泡成形型に充填し、圧力を5.6kg
/cm2・ゲージ圧である水蒸気で約15秒間加熱して
発泡成形し、次いで冷却した後、金型より取り出し発泡
成形体を得た。得られた発泡成形体の密度は0.045
g/cm3であった。この発泡成形体の物性を表1に示
した。
粒子の特性や発泡成形体の物性の測定、評価方法等は、
次の方法によって行った。 (融点測定方法)示差走査熱量測定で得られるDSC曲
線の吸熱ピーク温度を融点とした。具体的には、樹脂粒
子2〜4mgを試料とし、示差走査熱量計によって10
℃/分の速度で室温から220℃まで昇温しDSC曲線
を得、この曲線上に認められる吸熱ピークの温度をポリ
マーの融点とした。
(Mz)の測定方法)重量平均分子量(Mw)とZ平均
分子量(Mz)はルパ−ミエイションクロマトグラフで
求めた。具体的条件は次の通りである。 測定装置:Waters社、GPC 150−C型 測定条件:Column KF−80M 2本(SHO
DEX) Column温度:145℃ Injec.温度:145℃ ポンプ温度 :60℃ 感度 :32 使用溶剤 :O−ジクロロベンゼン(1.0ml
/min) Run time :50分 Injec.容積:400μl ここで得られたMw、Mzに基づきMw/Mzを計算し
た。
試験条件No.14に準拠して行った。
計1000型(東京サイエンス社製)を使用し、下記の
式から算出した。 連続気泡率(%)=(見かけ体積ー測定値)÷見かけ体
積×100 見かけ体積:試料の厚み、縦、横の寸法をノギスで測定
し算出した体積値 測定値:1ー1/2ー1気圧法により空気比較式比重計で
測定した体積値
り、縦150mm、横150mm、厚さ25mmに切断して得
られた試験片を使用示、測定温度を120±1℃とした
以外はJISK6767に準拠して加熱寸法変化率を測
定した。
み方向に破断し、破断面に対する材質破壊した割合を目
視で判断した。割合が50%以上の場合は○、50%未
満の場合は×とした。
表面状態を目視で観察し、以下の基準で評価した。 発泡粒子間でほとんど凹凸がない場合・・・○ 発泡粒子間に部分的に凹凸がある場合・・・△ 発泡粒子間の全部に凹凸がある場合・・・・×
泡体より縦 50mm、横 50mm、厚みを原寸法に切
断した試験片を使用し、JISK6767に準拠して圧
縮応力を測定、試料の元の厚みの50%圧縮したときの
応力を50%圧縮強度とした。
たと同じ発泡性プロピレン系樹脂粒子を使用して、嵩密
度がそれぞれ0.1、0.06g/cm3の予備発泡粒
子を製造し、同様の方法で発泡成形して発泡成形体の密
度がそれぞれ0.11、0.062g/cm3の発泡成
形体を得た。その結果を表1に示す。
5ージメチル2、5ジ(tーブチルパーオキシ)ヘキサ
ンをポリプロピレンに対してそれぞれ0.025、0.
05、0.15、0.20重量%使用した以外は実施例
1と同様にして発泡成形用プロピレン系樹脂粒子を得、
これを実施例1と同様の方法で発泡性プロピレン系樹脂
粒子とし、さらに同様にプロピレン系樹脂予備発泡粒
子、発泡成形体を得た。表1にこれらの特性、性能を示
した。
ロピレン系樹脂粒子に発泡剤としてブタンを使用した以
外は実施例1と同様にして発泡性プロピレン系樹脂粒子
を得た。次いで、4.7kg/cm2・ゲージ圧の水蒸
気(約156℃)で30秒間加熱し、嵩密度0.04g
/cm3の予備発泡粒子を得た。この予備発泡粒子を密
閉容器で空気により4kg/cm2・ゲージ圧の圧力で
24時間加圧してポリプロピレン予備発泡粒子に内圧を
付与した。この予備発泡粒子を水蒸気圧を5.5kg/
cm2・ゲージ圧にした以外は実施例1と同様にした発
泡成形体を得た。表1にこれらの特性、性能を示した。
この予備発泡粒子の気泡径は100〜300μmであっ
た。
発泡成形用プロピレン系樹脂粒子を作成した以外は、実
施例1と同様にして、発泡性プロピレン樹脂粒子、予備
発泡粒子、発泡成形体を得た。表1にこれらの特性、性
能を示した。
168℃、重量平均分子量(Mw)が28万、Mz/M
wが3.9、MIが50g/10minのエチレンープ
ロピレンブロックム共重合体樹脂(住友化学製:AX9
61)を使用した以外は実施例1と同様にして発泡成形
用プロピレン系樹脂粒子を得た。得られた樹脂粒子を
5.0kg/cm2・ゲージ圧の水蒸気で30秒間加熱
して0.1g/cm3の予備発泡粒子とし、同じく水蒸
気圧を5.6kg/cm2・ゲージ圧で15秒間加熱し
て同様に発泡成形したが、成形体として成形型より取り
出すことができず、形が崩れ満足な成形体を得ることが
出来なかった。表1にこれらの特性、性能を示した。
163℃、重量平均分子量(Mw)が49.2万、Mz
/Mwが2.95、MIが3g/10minのポリプロ
ピレン(三井石油化学製:Jー400)を使用し、ラジ
カル発生剤を添加しない以外は実施例1と同様にして、
発泡成形用プロピレン系樹脂粒子を得た。この樹脂粒子
を4.7kg/cm2・ゲージ圧の水蒸気で30秒間加
熱して嵩比重0.10g/cm3の予備発泡粒子を得
て、実施例1と同様に発泡成形体を得た。表1にこれら
の特性、性能を示した。
137℃、重量平均分子量(Mw)が42万、Mz/M
wが2.7、MIが1.2g/10minのエチレンー
プロピレンラムダム共重合体樹脂(エチレン含有量が6
重量%)を使用し、ラジカル発生剤を添加しない以外は
実施例1と同様にして発泡成形用プロピレン系樹脂粒子
を得た。得られた樹脂粒子を2.5kg/cm2・ゲー
ジ圧の水蒸気で30秒間加熱して嵩比重が0.1g/c
m3の予備発泡粒子とし、同じく水蒸気圧を3.0kg
/cm2・ゲージ圧で15秒間加熱して同様に発泡成形
体を得た。表1にこれらの特性、性能を示した。
150℃、重量平均分子量(Mw)が33万、Mz/M
wが2.6、MIが7.5g/10minのエチレンー
プロピレンラムダム共重合体樹脂(エチレン含有量2.
7重量%)を使用し、ラジカル発生剤を添加しない以外
は実施例1と同様にして発泡成形用プロピレン系樹脂粒
子を得た。得られた樹脂粒子を3.2kg/cm2・ゲ
ージ圧の水蒸気(約145℃)で30秒間加熱して嵩比
重が0.088g/cm3の予備発泡粒子とし、水蒸気
圧を4.0kg/cm2・ゲージ圧で15秒間加熱して
同様に発泡成形体を得た。表1にこれらの特性、性能を
示した。
曲線にピークの熱量が30〜60J/gである高温ピー
クを有する特殊なポリプロピレン単独重合体を使用する
ことなく、また、予備発泡粒子の製造に特殊な設備を必
要とすることなく、さらに、均一性や再現性に問題のあ
るドカン法を使用することなく、従来から知られている
ビーズ発泡法等の方法を使用して容易・安全に発泡密度
が小さい予備発泡粒子をを得ることができる。また、本
発明のプロピレン系樹脂発泡成形体は軽量性、緩衝性、
耐薬品性等に優れた発泡体であることはもちろん、耐熱
性、剛性にも優れたものとすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 融点が155〜165℃、重量平均分子
量(Mw)とZ平均分子量(Mz)との比であるMz/
Mwが3〜6であり、かつメルトインデックスが10〜
150g/10minであることを特徴とする発泡成形
用プロピレン系樹脂粒子。 - 【請求項2】 融点が155〜165℃、重量平均分子
量(Mw)とZ平均分子量(Mz)との比であるMz/
Mwが3〜6であり、かつメルトインデックスが10〜
150g/10minであるプロピレン系樹脂粒子に発
泡剤を含有させたことを特徴とする発泡性プロピレン系
樹脂粒子。 - 【請求項3】 請求項2に記載の発泡性プロピレン系樹
脂粒子を予備発泡した嵩密度が0.2〜0.025g/
cm3、かつ連続気泡率が0〜30%であることを特徴
とするプロピレン系樹脂予備発泡粒子。 - 【請求項4】 請求項3に記載の予備発泡粒子を発泡成
形してなる密度が0.3〜0.03g/cm3のプロピ
レン系樹脂発泡成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11561797A JP3453647B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 発泡成形用プロピレン系樹脂粒子、発泡性プロピレン系樹脂粒子、プロピレン系樹脂予備発泡粒子及びプロピレン系樹脂発泡成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11561797A JP3453647B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 発泡成形用プロピレン系樹脂粒子、発泡性プロピレン系樹脂粒子、プロピレン系樹脂予備発泡粒子及びプロピレン系樹脂発泡成形体 |
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| JPH10306173A true JPH10306173A (ja) | 1998-11-17 |
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| JP11561797A Expired - Lifetime JP3453647B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 発泡成形用プロピレン系樹脂粒子、発泡性プロピレン系樹脂粒子、プロピレン系樹脂予備発泡粒子及びプロピレン系樹脂発泡成形体 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002020233A1 (en) * | 2000-09-07 | 2002-03-14 | Calp Corporation | Process for producing thermoplastic resin composition and thermoplastic resin composition obtained thereby |
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-
1997
- 1997-05-06 JP JP11561797A patent/JP3453647B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002020233A1 (en) * | 2000-09-07 | 2002-03-14 | Calp Corporation | Process for producing thermoplastic resin composition and thermoplastic resin composition obtained thereby |
| WO2005056268A1 (de) * | 2003-12-12 | 2005-06-23 | Basf Aktiengesellschaft | Expandierbare styrolpolymergranulate |
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