JPH1030633A - リンク装置 - Google Patents

リンク装置

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JPH1030633A
JPH1030633A JP18786296A JP18786296A JPH1030633A JP H1030633 A JPH1030633 A JP H1030633A JP 18786296 A JP18786296 A JP 18786296A JP 18786296 A JP18786296 A JP 18786296A JP H1030633 A JPH1030633 A JP H1030633A
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JP
Japan
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arm
link device
pin
caulking
caulked
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Pending
Application number
JP18786296A
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English (en)
Inventor
Noboru Fujita
昇 藤田
Yukio Matsumoto
幸雄 松本
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アームを滑らかに可動させるとともに、部品点
数の減少および組み立て作業の簡易化を図る。 【解決手段】このリンク装置30では、薄板31に形成
された軸部32がアーム33の取付孔34に挿通されて
回動軸となると共に、かしめ部35が抜け止めとなるこ
とによって、アーム33が回動自在に取り付けられてい
る。かしめ部35は軸部32よりも小径の筒状部分を屈
曲させて形成されたもので、軸部32の外周面に対して
外周方向に鍔状に突出している。また、軸部32の高さ
はアーム33の厚みよりもわずかに大きくまた、直径は
取付孔34に対しわずかに小さく設定されている。した
がって、かしめ部35はアーム33の孔縁部に接触せ
ず、アーム33を滑らかに回動させることができる。ま
た、かしめピン等の別部品を使用しないので、部品点数
の減少および組み立て作業の簡易化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVTRの駆動部など
に使用されるリンク装置に関する。詳しくは、バーリン
グ加工によるアームの回動軸となる円筒部を大径の挿通
部と小径のかしめ部とで構成し、アームの厚みにほぼ等
しい挿通部をアームの取付孔に挿通させた状態で、かし
め部のみをかしめることによってアームを滑らかに回動
させることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】例えばVTRなどの電子機器にはその機
構部に図5および図6に示すようなリンク装置10が使
用されている場合がある。リンク装置10では、アーム
11がバーリング加工により薄板12に形成された円筒
部13に回動自在に取り付けられ、円筒部13の先端部
14がかしめられて抜け止めとされる。
【0003】ここで、先端部14のかしめ方法について
図7を参照して説明する。まず、図7Aに示すように円
筒部13がアーム11の取付孔に挿通された状態でプレ
ス成形機に載置する。円筒部13の内側下半分はやや大
径の挿入部15となっており、ここに受け治具16が挿
嵌されることによって薄板12全体が支持されている。
【0004】次に、図7Bに示すように円筒部13の上
方より先端が円錐形状をしたパンチ17を下降させ、そ
の円錐面を先端部14の内側縁端部に押圧させる。これ
によって、円筒部13の外周の屈曲点18付近が湾曲
し、円筒部13の上側部分が周方向に押し広げられる。
先端部14が斜めに屈曲されたとき、パンチ17の先端
部分が受け治具16の上面に形成された円錐形状の凹部
16aに係合すると共に最下点に達する。
【0005】その後、パンチ17を上昇させ、図7Cに
示すように下端面が平坦に形成されたパンチ19に交換
する。そして、このパンチ19を下降させ、途中まで押
し広げられた先端部14の内側縁端部をさらに押圧し、
先端部14が略水平になるまで押し倒す。ここでパンチ
19は最下点に達し、かしめ加工が終了する。このよう
にしてアーム11が円筒部13を軸として回動自在に取
り付けられる。
【0006】ところで、図8に示すようにアーム11を
薄板12に回動自在に取り付けるのにかしめピン20を
利用する場合もある。かしめピン20はアーム11の取
付孔21および薄板12の孔22に挿通され、下面側か
らかしめられて取り付けられる。かしめピン20の軸部
23はアーム11の回動軸となると共に、かしめピン2
0の上部につば部24が形成されて抜け止めとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
リンク装置10では、円筒部13の先端部14をかしめ
たときに屈曲点18付近が湾曲し、取付孔21の孔縁部
25に接触してしまう。このため、アーム11の滑らか
な回動が妨げられるという問題があった。
【0008】一方、図8に示すリンク装置10aではあ
らかじめ所定の形状に形成されたかしめピン20を使用
することによってアーム11を滑らかに回動させること
ができる。しかし、この場合は部品点数が増えてしま
い、製造コストが増大する。また、アーム11および薄
板12にかしめピン20を挿嵌する作業工程が必要とな
り、組み立て作業に手間がかかるという問題もあった。
【0009】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、アームが滑らかに可動できると共
に、部品点数の減少および組み立て作業の簡易化が可能
なリンク装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係るリンク装置では、アームが板材に回
動又は摺動自在に取り付けられたリンク装置であって、
アームの取付軸となる円筒部が板材に一体的に形成さ
れ、円筒部が大径の挿通部と小径のかしめ部とからな
り、挿通部がアームの取付孔に挿通され、かしめ部が挿
通部に対して周方向に突出するように変形されることに
よってアームの抜け止めとなっていることを特徴とする
ものである。
【0011】この発明において、このリンク装置を組み
立てるときは、挿通部がアームの取付孔に挿通された状
態で、プレス成形機等によってかしめ部を屈曲する。こ
のとき、挿通部は大径に形成されているので変形せず、
小径のかしめ部のみが屈曲される。これによって、屈曲
されたかしめ部が挿通部の形状を変形させることがな
く、アームの取付孔に対する干渉が防止され、アームが
滑らかに回動できる。
【0012】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係るリンク装置
の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】図1および図2はこの発明に係るリンク装
置30の構成を示したものである。このリンク装置30
では、薄板31に形成された軸部(挿通部)32がアー
ム33の取付孔34に挿通されて回動軸となると共に、
かしめ部35が抜け止めとなることによって、アーム3
3が回動自在に取り付けられている。
【0014】このかしめ部35は図4Aに示すように軸
部32よりも小径の筒状部分であるかしめ部35を屈曲
させて形成されたもので、軸部32の外周面に対して鍔
状に突出している。また、軸部32はその高さがアーム
33の厚みよりわずかに大きくまた、直径がアーム33
の取付孔34の直径よりわずかに大きく設定されてい
る。したがって、かしめ部35はアーム33の孔縁部に
接触せず、アーム33が滑らかに回動することができ
る。
【0015】ここで、金型プレス成形機を使用して軸部
32およびかしめ部35を薄板31に一体的に形成する
方法を図3を参照して説明する。
【0016】ここで使用する金型プレス成形機はいわゆ
るバーリング加工に使用する金型の一例で上側の金型3
6および下側の支持台37に、ピン38〜40が挿通さ
れるピン通過孔41,42が垂直に設けられる。金型3
6のピン通過孔41は上側が小径に形成され、下側がこ
れよりも大径とされる。金型36は軸部32およびかし
め部35の外側形状を決定する雌型となり、小径部分が
かしめ部35に対応し、大径部分が軸部32にそれぞれ
対応する。
【0017】さて、この金型プレス成形機において、ま
ず金型36を上昇させると共にピン38を下降させて、
薄板31を載置するための隙間を確保する。ここに既に
所定の大きさの孔43が穿設されている薄板31をその
孔43の中心がピン38の軸方向の中心と一致するよう
に支持台37に載置する。次に、金型36を下降させ、
支持台37と共に薄板31を強く挟持する。
【0018】その後、先端が半球形であって棒状のピン
38をピン通過孔42を通じて上昇させ、図3Aに示す
ように薄板31の孔43周辺の上面を金型36の角部4
4に近接する位置まで押し上げる。
【0019】次に、ピン38を下降させ、図3Bに示す
ようにピン38よりも小径のピン39に交換し、再びピ
ン通過孔42を通じて上昇させる。ピン39は孔43を
挿通し、孔43の周辺は断面略S字状に成形される。
【0020】さらに、ピン39を下降させ、図3Cに示
すようなピン40に交換する。ピン40は軸部32およ
びかしめ部35の内側形状を決定する雄型であり、金型
36の孔41に対応して下側が大径に形成され、先端は
これよりも小径に形成されている。
【0021】ピン40がピン通過孔42を通じて上昇す
ると略S字状に形成されていた薄板31の孔周辺が強制
的に変形させられ、孔41およびピン40の上側の小径
部分に挟まれてかしめ部35が成形され、下側の大径部
分に挟まれて軸部32が成形される。最後にピン40が
下降し、金型36が上昇してこの金型成形が終了する。
【0022】このようにして薄板31に円筒部45が成
形される。この円筒部45は大径の軸部32の先端に小
径のかしめ部35が成形され、かしめ部35の基部に水
平な段部46が円筒部45の全周にわたって形成され
る。
【0023】次に、軸部32にアーム33を取り付ける
手順について説明する。この取り付けにもプレス成形機
が使用され、このプレス成形機では下側に被加工物(薄
板31)を支持する受け治具47が取り付けられ、上側
に例えば油圧によって上下に移動するパンチ48,49
が取り付けられる。
【0024】まず、図4Aに示すようにアーム33の取
付孔34に軸部32を挿通させた状態で薄板31を受け
治具47を挿入部50に挿嵌させて載置する。このと
き、受け治具47はその先端が段部46の下面に当接す
るまで挿嵌される。
【0025】図4Bに示すように先端が円錐形状のパン
チ48を下降させ、その円錐面をかしめ部35の縁部5
1に押圧する。これによって小径のかしめ部35の基部
を屈曲点52としてかしめ部35が外側に押し倒され
る。このとき、軸部32は大径に形成されているので変
形せず、かしめ部35のみが倒される。そして、かしめ
部35が斜めに屈曲されたところで、パンチ48の先端
部分は受け治具47の上面に形成された円錐形状の凹部
53に係合すると共に最下点に達する。
【0026】その後パンチ48を上昇させ、図4Cに示
すように下端面が平坦に形成されたパンチ49に交換し
た後に再び下降させる。このパンチ49は斜めに倒され
ていたかしめ部35をさらに押圧して、略水平になるま
で押し倒す。このとき、かしめ部35の外周面を段部4
6にほぼ密着させる。ここでパンチ49は最下点に達
し、かしめ加工が終了する。最後にパンチ49を上昇さ
せ、リンク装置30を取り出す。
【0027】このようにして、かしめ部35は軸部32
に対して略直角となるように水平方向に屈曲される。し
たがって、従来のリンク装置10(図6)のように屈曲
点18が湾曲して屈曲されるようなことがないので、か
しめ部35がアーム33の取付孔34の孔縁部に接触せ
ず、アーム33を滑らかに回動させることができる。
【0028】なお、本例では図3および図4において3
種類のピン38〜40および2種類のパンチ48,49
が使用されたがこれに限定されることはなく、例えば所
定形状の1種類のピンおよびパンチが使用されてもよ
い。また、図4Cにおいてパンチ49は下端面が平坦で
かしめ部35の全周を均一に上方からプレスするが、下
端面を十字状凸あるいは一字状凸とし部分的にプレスし
屈曲させてもよい。また、アーム33が回動自在に保持
された例を説明したが、例えばアームにスライド溝を設
け、ここに円筒部を挿通させてアームを摺動自在に取り
付けたリンク装置にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るリンク
装置では、アームの回動軸となる円筒部が大径の挿通部
と小径のかしめ部とで構成し、挿通部をアームの取付孔
に挿通し、かしめ部を挿通部に対して周方向に突出する
ように変形してアームの抜け止めとするようにしたもの
である。
【0030】したがって、挿通部が湾曲して屈曲するよ
うなことがないので、アームの取付孔の孔縁部にかしめ
部が接触せず、アームを滑らかに回動させることができ
る。また、かしめピンを使用する場合に比べて、部品点
数を減少させてコストを低減できると共に、作業工数を
減らして組み立て作業の簡易化を図ることができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるリンク装置30の斜
視図である。
【図2】リンク装置30のB−B断面図である。
【図3】薄板31に軸部32およびかしめ部35を一体
成形する手順を示した断面図である。
【図4】薄板31にアーム33を取り付ける手順を示し
た断面図である。
【図5】従来のリンク装置10の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】リンク装置10のA−A断面図である。
【図7】アーム11を薄板12に取り付ける手順を示し
た断面図である。
【図8】従来のリンク装置10aの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11,33 アーム 10,10a,30 リンク装置 12,31,薄板 13,45 円筒部 14 先端部 16,47 受け治具 17,19,48,49 パンチ 18,52 屈曲点 20 かしめピン 22 孔 24 鍔部 25 孔縁部 32 軸部 34 取付孔 35 かしめ部 36 金型 38,39,40 ピン 44 角部 46 段部 51 縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームが板材に回動又は摺動自在に取り
    付けられたリンク装置であって、 上記アームの取付軸となる円筒部が上記板材に一体的に
    形成され、 上記円筒部が大径の挿通部と小径のかしめ部とからな
    り、 上記挿通部が上記アームの取付孔に挿通され、 上記かしめ部が上記挿通部に対して周方向に突出するよ
    うに変形されることによって上記アームの抜け止めとな
    っていることを特徴とするリンク装置。
JP18786296A 1996-07-17 1996-07-17 リンク装置 Pending JPH1030633A (ja)

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