JPH10306879A - リリーフ弁およびブレーキ装置 - Google Patents

リリーフ弁およびブレーキ装置

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JPH10306879A
JPH10306879A JP11574097A JP11574097A JPH10306879A JP H10306879 A JPH10306879 A JP H10306879A JP 11574097 A JP11574097 A JP 11574097A JP 11574097 A JP11574097 A JP 11574097A JP H10306879 A JPH10306879 A JP H10306879A
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JP
Japan
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valve
piston
circuit
brake
hydraulic pressure
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JP11574097A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Kojima
宏昌 兒嶋
Yukio Sudo
幸雄 須藤
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Hitachi Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リリーフ弁の開弁圧をバルブシートを挟んだ
2室の液圧に影響されることなく一定に保つことができ
るようにすること。 【解決手段】 シリンダ21内に第1ピストン22、第
1スプリング24、第2ピストン27、第2スプリング
31と直列に設け、第2ピストン27は、第2室26に
連通された第3室28の液圧を第1ピストン22から離
間する方向に移動するよう受圧する受圧面27f,27
gを有した構成としたため、第2室26の液圧が上昇し
たときに、第1ピストン22における閉弁方向の受圧力
は増加するが、第1ピストン22に対する第1・第2ス
プリング24,31の閉弁方向の付勢力が減少するた
め、第1ピストン22に対して閉弁方向に作用する力を
一定とすることが可能であり、よって、第1ピストン2
2の開弁圧を一定に保たせることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、リリーフ弁およ
びブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、ブレーキ装置に用いられるリリ
ーフ弁として、例えば、PCT出願のWO96/134
13号に記載のものが知られている。この従来のリリー
フ弁は、図5に概略を示すように、シリンダ01にピス
トン02が摺動自在に収納され、シリンダ01内にはピ
ストン02に対向してバルブ穴03が形成されていると
ともに、このバルブ穴03の周囲にバルブシート04が
形成され、このバルブシート04にピストン02がスプ
リング05の付勢力により当接されることにより、バル
ブシート04を挟む第1室06と第2室07とが画成さ
れる構造となっている。そして、この従来技術では、バ
ルブシート04により区画された2室の差圧が、スプリ
ング05の付勢力とピストン02の受圧面積との関係で
決定される所定の開弁圧よりも大きくなるとピストンが
摺動して開弁するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のリリーフ弁にあっては、バルブの開弁圧がスプ
リング05の付勢力により決定される構造であったた
め、バルブシート04で画成されている2室06,07
のうち、第2室07の液圧が高くなった場合、ピストン
02がこの液圧により閉弁方向に押されるため、開弁圧
も高くなることになる。このようにリリーフ弁の開弁圧
が高くなると、第1室06に接続されている回路に存在
する構成部品に高負荷がかかることになるために、これ
ら構成部品も高負荷に耐えられるように設計する必要が
あり、構成部品の大型化・コストアップを招くという問
題があった。このようなリリーフ弁の問題は、以下に説
明する運動安定制御を実行するブレーキ装置において顕
著なものであり、これを図6により簡単に説明すると、
マスタシリンダMCとホイルシリンダWCを結ぶブレー
キ回路011には、ホイルシリンダ圧を減圧・保持・増
圧可能な液圧制御弁012が設けられ、また、この液圧
制御弁012が減圧時にブレーキ液を排出されるドレー
ン回路013ならびにリザーバ014が設けられ、さら
に、このリザーバ014のブレーキ液を吸入回路015
を介して吸入してブレーキ回路011の液圧制御弁01
2よりも上流側位置に吐出回路016を介して吐出する
ポンプPが設けられ、また、ブレーキ回路011の前記
吐出回路016の接続位置よりも上流(マスタシリンダ
側)には常開のアウト側ゲート弁017が設けられてい
るとともに、このアウト側ゲート弁017と並列に、ア
ウト側ゲート弁017の下流(ホイルシリンダ側)のブ
レーキ液を上流に逃がすリリーフ弁018が設けられて
いる。また、前記ポンプPの吸入回路015には、一端
が前記マスタシリンダMCに接続された加給回路019
の他端が接続されており、この加給回路019の途中に
は常閉のイン側ゲート弁020が設けられている。
【0004】このブレーキ装置では、制動時に車輪ロッ
クを防止するABS制御、ならびに制動力を発生させる
ことにより車両姿勢を安定方向に制御する運動安定制御
を実行可能である。ちなみに、運動安定制御は、例え
ば、走行時に駆動輪がスリップしたり、あるいは、コー
ナリング時に車両姿勢が乱れそうになったときに、前者
の場合、駆動輪に制動力を発生させてスリップを抑制さ
せ、また、後者の場合、所定の車輪に制動力を発生させ
ることで車両姿勢を安定させる方向にヨーモーメントを
発生させる制御などを指すものである。
【0005】上述のブレーキ装置では、ABS制御時に
はホイルシリンダ圧を液圧制御弁012により任意に最
適制御する。この時、減圧時にはホイルシリンダWCの
ブレーキ液をドレーン回路013に最適量排出し、ま
た、この排出したブレーキ液はポンプPにより随時液圧
制御弁012の上流に吐出させておいて、液圧制御弁0
12の増圧時には、この液圧をホイルシリンダWCに供
給するものである。
【0006】また、運動安定時制御時には、イン側ゲー
ト弁020を開弁するとともにアウト側ゲート弁017
を閉弁させてポンプPの駆動によってマスタシリンダM
Cのブレーキ液をブレーキ回路011に供給し、液圧制
御弁012によりホイルシリンダ圧を最適制御して所望
の車輪に制動力を発生させる。
【0007】この運動安定制御を実行しているときに運
転者が制動操作を行った場合、この操作により発生した
マスタシリンダ圧は、リリーフ弁018の上流、すなわ
ち図5における第2室07に作用する。したがって、第
1室06と第2室07との差圧により開弁するリリーフ
弁018にあっては、その開弁圧がマスタシリンダ圧が
上昇した分だけ高くなる。よって、この開弁圧の上昇分
だけ、ポンプPに対する負荷が大きくなるからポンプP
の駆動源であるモータの容量もこの負荷に対応できるだ
け大きくする必要があり、かつ、液圧制御弁012やア
ウト側ゲート弁017の耐圧性も向上させる必要があ
る。
【0008】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、リリーフ弁の開弁圧がバルブシートを
挟む室の液圧差(第2室の液圧)に影響されることなく
一定に保つことができるようにすることを第1の目的と
し、また、このリリーフ弁を適用した運動安定制御を実
行可能なブレーキ装置において、ポンプやモータや各弁
に対する負荷が大きくならないようにして、装置の大型
化を防止するとともに低コスト化を図ることを第2の目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために請求項1記載のリリーフ弁は、シリンダに第1ピ
ストンと第2ピストンとが直列に配置されてそれぞれ摺
動可能に収容され、前記第1ピストンが、シリンダに設
けられたバルブ穴の周囲に形成されたシート面に当接さ
れて、シリンダ内がシート面を挟んで前記バルブ穴側の
第1室とピストン側の第2室とに画成され、前記第1ピ
ストンと第2ピストンとの間に設けられた第3室に、両
ピストンを相互に離間する方向に付勢する第1スプリン
グが設けられ、前記第2ピストンの第3室とは反対側の
面とシリンダとの間に設けられた第4室に、前記第2ピ
ストンを第1ピストンに近づく方向に付勢する第2スプ
リングが設けられ、前記第3室が第2室に連通され、前
記第2ピストンには第3室の液圧上昇時にこの上昇液圧
を第2ピストンが第1ピストンから離間する方向に摺動
するよう受圧する受圧面を有していることを特徴とす
る。請求項2記載の発明は、運転者の制動操作に応じて
ブレーキ液圧を発生させる液圧発生手段と、この液圧発
生手段で発生した液圧がブレーキ回路を介して伝達され
車輪に制動力を与える制動作動部と、前記ブレーキ回路
の途中に設けられて制動作動部のブレーキ液圧を減圧・
保持・増圧可能な液圧制御弁と、この液圧制御弁の減圧
時にブレーキ液がドレーンされるドレーン回路に設けら
れてブレーキ液を貯留するリザーバと、このリザーバの
ブレーキ液を吸入回路から吸入し、かつ、前記ブレーキ
回路の液圧制御弁よりも上流に吐出回路から吐出するポ
ンプと、このポンプの吸入回路とブレーキ液源とを結ぶ
加給回路と、前記加給回路を開閉するイン側ゲート弁
と、前記ブレーキ回路における前記ポンプの吐出位置と
液圧発生手段との間に設けられてブレーキ回路を開閉す
るアウト側ゲート弁と、このアウト側ゲート弁を迂回し
てブレーキ回路に並列に設けられて、アウト側ゲート弁
よりも液圧制御弁側の液圧を、アウト側ゲート弁よりも
液圧発生手段側に逃がすリリーフ回路と、前記ポンプ、
液圧制御弁、両ゲート弁の開閉を制御するコントロール
ユニットとを備え、このコントロールユニットが、所定
の車両挙動を検出したときに、イン側ゲート弁を開弁さ
せる一方、アウト側ゲート弁を閉弁させ、運転者の制動
操作に関係なくポンプを駆動させてブレーキ液圧を発生
させるとともに、液圧制御弁により制動作動部の液圧を
所定圧に制御して、車両挙動を安定させる運動安定制御
を実行するよう構成されたブレーキ装置において、前記
リリーフ回路に、請求項1記載のリリーフ弁が、前記第
1室を液圧制御弁側に接続させるとともに、前記第2室
を液圧発生手段側に接続して設けられていることを特徴
とする。請求項3記載の発明は、請求項2記載のブレー
キ装置において、前記ポンプとブレーキ液源とを結ぶ加
給回路に、ブレーキ液源のブレーキ液をポンプに向けて
供給する加給手段を設けたことを特徴とする。請求項4
記載の発明は、請求項3記載のブレーキ装置において、
前記加給手段を、加給ポンプとしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】 請求項1記載の発明では、第1ピストンは第
1スプリングおよび第2スプリングの付勢力によりシー
ト面に当接されている。そして、第1ピストンは、第1
室の液圧をシート面から離間する方向に受圧しており、
この第1室の液圧が所定の開弁圧よりも高くなってその
受圧力が両スプリングによる付勢力を上回ると、第1ピ
ストンがシート面から離間して開弁する。
【0011】ところで、第2室内の液圧が上昇した場
合、この液圧は第3室にも伝達されるため、第1ピスト
ンは第2室および第3室の液圧をシート面に押し付けら
れる方向に受圧する。よって、従来では、第2室の液圧
の上昇分だけ第1ピストンの開弁圧が上昇していた。
【0012】それに対し、本発明では、第2ピストンの
受圧面が第3室の液圧を受圧して、第2ピストンが第1
ピストンから離間する方向に移動する。これにより、第
2スプリングが短縮されるとともに第1スプリングが伸
長されて、第1スプリングに対して閉弁方向に作用して
いた付勢力が減少する。
【0013】このように、第1ピストンでは、前記第2
室の液圧の上昇分だけ閉弁方向の受圧力が増加するのに
対して、両スプリングによる閉弁方向の付勢力が減少
し、これら増加分と減少分とが相殺されるように設定す
ることで、第1ピストンの開弁圧が変化しないようにで
きる。
【0014】次に、請求項2記載の発明では、車両姿勢
を安定方向に制御する運動安定制御時には、イン側ゲー
ト弁を開弁してポンプの吸入側とブレーキ液源とを連通
させる一方で、アウト側ゲート弁を閉弁して液圧発生源
と液圧制御弁との間を遮断する。そして、ポンプを駆動
させ、ブレーキ液源のブレーキ液がブレーキ回路におい
てアウト側ゲート弁と液圧制御弁との間の部位に吐出さ
せ、同時に液圧制御弁を作動させて、ポンプの吐出液圧
を所望の車輪の制動作動部に供給して制動力を発生さ
せ、この制動力により車両姿勢を安定させる。この時、
ブレーキ回路においてポンプからブレーキ液が吐出され
るアウト側ゲート弁と液圧制御弁との間の液圧が所定圧
を越えた高圧になると、この液圧はリリーフ弁の第1室
に伝達されているから、第1ピストンが第1室の液圧に
押されて開弁して、この高圧は液圧発生源側に逃がされ
る。
【0015】ところで、前記リリーフ弁の第2室は、液
圧発生源に連通されているから、運転者が制動操作を行
うと、この第2室の液圧が上昇し、第1ピストンにあっ
ては閉弁方向の受圧力が増加する。しかしながら、上述
のようにこのリリーフ弁にあっては、第2室の液圧の上
昇に応じて第2ピストンが摺動して第1・第2スプリン
グによる第1スプリングに対する付勢力が減少し、第1
ピストンの開弁圧を一定に保つことができる。よって、
ブレーキ回路においてアウト側ゲート弁と液圧制御弁と
の間の液圧が所定圧よりも高くなることがなく、ポンプ
や各弁に対する負荷が大きくなることがない。なお、請
求項3および4記載の発明では、運動安定制御時には、
加給手段、あるいは加給手段としての加給ポンプを作動
させてブレーキ液源の作動液をポンプの吸入側に供給
し、ポンプはこの加給されたブレーキ液を吸入して吐出
する。
【0016】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態の
ブレーキ装置全体構成について図2により説明する。図
において、WCFLは左前輪のホイルシリンダ、WCR
Rは右後輪のホイルシリンダ、WCFRは右前輪のホイ
ルシリンダ、WCRLは左後輪のホイルシリンダ、MC
は各ホイルシリンダWCFL〜RLに供給する液圧発生
源としてのマスタシリンダである。このマスタシリンダ
MCは、ブレーキペダルBPを踏み込むのに連動して、
ブレーキ回路BRに液圧を供給するように構成されてお
り、ブレーキ液を溜めておくリザーバタンクRTが設け
られている。なお、前記ブレーキ回路BRは、左前輪お
よび右後輪側のホイルシリンダWCFL,WCRRに接
続された第1チャンネル回路1と、右前輪および左後輪
側のホイルシリンダWCFR,WCRLに接続された第
2チャンネル回路2とのX配管された2系統の回路を有
している。また、前記ホイルシリンダWCFL〜RLに
ついて、特定のものを指さない場合には、WCと表記す
る。
【0017】以下、構成を詳細に説明するが、両チャン
ネル回路1,2の構成は、同一であるので、以下に第1
チャンネル回路1の構成についてのみ説明するととも
に、両チャンネル回路1,2において同一の構成には同
じ符号を付けて、第2チャンネル回路2の構成の説明を
省略する。
【0018】前記第1チャンネル回路1は、分岐点1d
において右後輪のホイルシリンダWCRRに至る後輪分
岐回路1rと、左前輪のホイルシリンダWCFLに至る
前輪分岐回路1fとに分岐されている。また、分岐点1
dの上流には、アウト側ゲート弁3が設けられ、かつ、
このアウト側ゲート弁3を迂回するゲート弁バイパス回
路1bならびにリリーフ回路1mが設けられている。な
お、前記アウト側ゲート弁3は、非作動時にスプリング
力で第1チャンネル回路1を連通状態とし、一方、作動
時に第1チャンネル回路1を遮断する常開の2ポート2
ポジションの電磁切替弁により構成されている。また、
前記ゲート弁バイパス回路1bは、途中に設けられてい
る一方弁1cによりマスタシリンダMC側からホイルシ
リンダWC側(以下、相対的にマスタシリンダMCに近
い側を上流といい、ホイルシリンダWCに近い側を下流
という)への流通のみが可能に構成されている。また、
リリーフ回路1mの途中には、下流の液圧が所定圧以上
となると液圧を上流に逃がすリリーフ弁20が設けられ
ている。なお、このリリーフ弁20の構成については後
で詳細に説明する。
【0019】前記各分岐回路1r,1fには、各ホイル
シリンダWCのブレーキ液圧を減圧・保持・増圧するた
めの液圧制御弁を構成する流入弁5および流出弁6が設
けられている。すなわち、前記流入弁5は、非作動時に
スプリング力により各分岐回路1r,1fを連通状態と
し、作動時に各分岐回路1r,1fを遮断する常開の2
ポート2ポジションの電磁切替弁により構成されてい
る。また、前記流出弁6は、前記各分岐回路1r,1f
の流入弁5よりも下流(ホイルシリンダWC側)に設け
られた分岐点1e,1eから分岐されてリザーバ7に至
るドレーン回路10の途中に設けられて、非作動時にド
レーン回路10を遮断し、作動時にドレーン回路10を
連通させる常閉の2ポート2ポジションの電磁切替弁に
より構成されている。なお、各分岐回路1r,1fに
は、流入弁5を迂回して途中に下流から上流への流通の
みを許す一方弁1gを有した流入弁バイパス路1hが設
けられている。
【0020】前記ドレーン回路10には、メインポンプ
4の吸入側につながるメイン吸入回路4fが接続され、
このメイン吸入回路4fの途中には、メインポンプ4が
リザーバ7からブレーキ液を吸引するのを許す一方弁構
造の吸入弁4hが設けられている。そして、前記メイン
ポンプ4からブレーキ液が吐出されるメイン吐出回路4
aは、前記分岐点1dに接続されている。そして、この
メイン吐出回路4aの途中には、逆流防止用の一方弁構
造の吐出弁4bと、吐出脈動を吸収するダンパ4cとが
設けられている。さらに、前記メイン吸入回路4fに設
けられている分岐点4jには、加給ポンプ8からブレー
キ液が吐出される加給吐出回路8aが接続されている。
なお、加給吐出回路8aには吸入弁4kが設けられてい
る。前記加給ポンプ8は、運動安定制御時においてメイ
ンポンプ4と直列に駆動してメインポンプ4の吸入側に
マスタシリンダMC側からブレーキ液を供給してメイン
ポンプ4の吐出圧の立ち上がりを向上させるもので、前
記加給ポンプ8の吸入側に接続されている加給吸入回路
8bは、第1チャンネル回路1に接続されているがマス
タシリンダMCあるいはリザーバタンクRTに直接接続
してもよい。なお、前記メインポンプ4および加給ポン
プ8はそれぞれ1つのモータMにより駆動されるように
構成されている。前記加給吸入回路8bの途中には、イ
ン側ゲート弁9と逆流防止用の吸入弁8cが設けられて
いる。前記イン側ゲート弁9は、非作動時はスプリング
力により加給吸入回路8bを遮断し、作動時には加給吸
入回路8bを連通させる常閉の2ポート2ポジションの
電磁切替弁により構成されている。
【0021】図3に示すとおり、前記電磁弁構造の各弁
3,5,6,9およびモータMの作動は、コントロール
ユニットCUにより制御される。すなわち、コントロー
ルユニットCUには、図外車輪の回転速度を検出する車
輪速センサS、車体のヨーレイトを検出するヨーレイト
センサYR、車両の舵角を検出する舵角センサH、制動
操作状態であるか否かを検出するブレーキセンサBS、
車両の前後左右加速度を検出するGセンサGSなどを有
したセンサ群SGが接続されており、コントロールユニ
ットCUは、これらセンサ群SGから入力される信号に
基づいて各車輪のスリップ率を求めて、制動時にスリッ
プ率が所定以上になるとこのスリップ率を所定の範囲に
収めるABS制御を行い、また、車両挙動が安定性を損
なう状態のときにこれを安定させる方向に制動力を制御
する運動安定制御を実行する。この運動安定制御は、駆
動輪スリップが生じた場合にそれを抑制させるトルク制
御と、車両の姿勢が乱れそうな状況のときに、所定の車
輪に制動力を発生させて車両を安定させる方向にヨーレ
イトを発生させるヨーレイト制御との少なくとも一方の
制御で構成されている。なお、各制御の内容については
本願の特徴とするものではないから詳細な説明は省略す
る。
【0022】次に、前記リリーフ弁20について説明す
る。このリリーフ弁20としては、図1に示すものを用
いている。図において21はシリンダであって、このシ
リンダ21には一端が開口されたシリンダ穴21aが形
成され、このシリンダ穴21aに、開口端側からバルブ
シート23,第1ピストン22,第2ピストン27が直
列に収納されている。
【0023】前記第1ピストン22は、シリンダ穴21
aに軸方向に摺動自在に設けられており、有底筒状の本
体22aと、この本体22aの先端部に設けられた球状
のボール弁22cとを備えている。また、このボール弁
22cは、前記シリンダ穴21aの先端部に嵌合された
バルブシート23に設けられたバルブ穴23aを開閉す
るもので、このバルブ穴23aの周囲に設けられたシー
ト面23bに当接されている。そして、前記シート面2
3bにおいて、シリンダ穴21aを第1室25と第2室
26とに画成しており、第1室25は前記リリーフ回路
1mにおいてアウト側ゲート弁3よりも下流に接続され
ている部分に接続され、第2室26はリリーフ回路1m
においてアウト側ゲート弁3よりも上流側に接続されて
いる部分に接続されている。すなわち、リリーフ弁20
は、第1室25が高圧になったときに開弁して第1室2
5側の液圧を第2室26側に逃がすものである。また、
前記第1ピストン22は、その外周とシリンダ穴21a
との間には充分な隙が設けられているとともに、側部を
貫通する貫通孔22bが形成され、両ピストン22,2
7の間に形成された第3室28と前記第2室26とは常
時連通されるよう構成されている。そして、第1ピスト
ン22と前記第2ピストン27との間には、第1スプリ
ング24が介在されている。
【0024】前記第2ピストン27も前記第1シリンダ
穴21aに対して摺動自在に設けられており、大径部2
7aと小径部27bとを有しているとともに、各部27
a,27bには、それぞれOリング27c,27dが設
けられ、さらに、軸方向に貫通孔27eが設けられてい
る。したがって、この第2ピストン27とシリンダ穴2
1aとの間に形成されている第4室29と第5室30と
は相互に画成され、また、第4室29は前記第3室28
と画成されて大気開放されている一方、第5室30は前
記第3室28と連通されている。よって、前記第2ピス
トン27は、図1において下面の第1受圧面27fと図
1において上面の第2受圧面27gとで第2室26と同
圧の液圧を受圧するが、両受圧面27f,27gの面積
差によりって、その受圧力は図中上方向きとなる。ま
た、前記第2ピストン27は、第2スプリング31によ
り第1ピストン22の方向に付勢されている。なお、図
において32,33はOリング、34はナットである。
【0025】次に、実施の形態の作用について説明する
が、この説明にあたりまず、リリーフ弁20の動作につ
いて説明する。前記リリーフ弁20では、第1ピストン
22は、第1スプリング24と第2スプリング31の付
勢力を直列に受けてバルブシート23のシート面23b
に当接されている。そして、第1チャンネル回路1のア
ウト側ゲート弁3よりも下流に接続されている第1室2
5の液圧が所定の開弁圧P3よりも高圧になると、この
高圧をボール弁22cで受圧する第1ピストン22は図
1において上方に移動して開弁することになる。
【0026】ところで、実施の形態では第1チャンネル
回路1のマスタシリンダMC側に接続されている第2室
26が高圧になると、従来技術では、この高圧となった
分だけ開弁圧P3も上昇していたのであるが、本実施の
形態では、この第2室26の液圧が第3室28に伝達さ
れるとともに、貫通孔27eを経て第5室30に伝達さ
れる。そして、第3室28および第5室30の液圧を受
圧する第2ピストン27は、上面の第2受圧面27gの
面積よりも下面の第1受圧面27fの受圧面の面積の方
が大きいため、第2ピストン27は、第2室26が高圧
になると図1において上方に摺動して第2スプリング3
1を短縮させるとともに第1スプリング24を伸長さ
せ、この結果、第1ピストン22に対する図1の下方へ
の付勢力が弱められることになる。すなわち、第1ピス
トン22では、ボール弁22cの分だけ第2室26およ
び第3室28の液圧を受圧しない部分があることから、
第2室26および第3室28の液圧が上昇すると、この
液圧上昇分だけ第1ピストン22に対して図1の下方
へ、すなわち閉弁方向に作用する液圧力が大きくなる
が、その分だけ第1・第2スプリング24,31による
付勢力が軽減されて、開弁圧P3は殆ど変化しない。
【0027】図4は開弁圧特性図であって、横軸がマス
タシリンダ圧すなわち第2室26の液圧、縦軸がリリー
フ弁の開弁圧(リリーフ圧)すなわち第1室25の液圧
であり、実線が本実施の形態のリリーフ弁20の開弁圧
特性を示し、点線が従来の開弁圧特性を示している。こ
の図に示すように、本実施の形態では、開弁圧P3がか
なりの範囲に亘ってほぼ同圧となっているのが解る。
【0028】次に、ブレーキ装置の作動を説明する。な
お、この作動についても第1・第2チャンネル回路1,
2の作動はそれぞれ同様であるので、第1チャンネル回
路1についてのみ説明する。
【0029】a)通常のブレーキ操作時 通常は、各弁3,5,5,6,6,9は、図示の非作動
状態となっており、この状態でブレーキペダルBPを踏
むと、マスタシリンダMCで発生したブレーキ液圧が、
第1チャンネル回路1をアウト側ゲート弁3および流入
弁5を経ながら各分岐回路1f,1rを通って各ホイル
シリンダWCに伝達され、ブレーキペダルBPの踏力に
応じた車輪の制動が行われる。
【0030】b)ABS制御時 上述のブレーキ操作時に、車輪がロックしたり、あるい
はロックしそうな状態となった時には、コントロールユ
ニットCUは、車輪のスリップ率を所定の範囲内に納め
て車輪のロックを防止するABS制御を行う。すなわ
ち、このABS制御は、制動時に車輪がロックしないよ
うにブレーキ液圧を減圧・保持・増圧するもので、ま
ず、上述のブレーキ操作により生じたブレーキ液圧によ
り、左前輪・右後輪のいずれかあるいは両方のスリップ
率が所定値以上となると、モータMの駆動を開始すると
ともに、そのロックしそうな車輪を制動するホイルシリ
ンダWCに接続されている分岐回路1r,1fの流入弁
5を閉弁し、流出弁6を開弁する。この流入弁5の閉弁
の結果、ホイルシリンダWCが増圧されることが無くな
るとともに、ホイルシリンダWCのブレーキ液がドレー
ン回路10を経てリザーバ7に排出されて減圧されて制
動力が弱まる。なお、リザーバ7に貯留されたブレーキ
液は、メインポンプ4に吸入されてメイン吐出回路4a
から第1チャンネル回路1に還流される。そして、この
制動力の低下の結果、車輪のスリップ率が所定値未満に
低下したら、コントロールユニットCUは、流出弁6へ
の通電を停止して流出弁6を閉弁させてホイルシリンダ
FL,RRの液圧を保持させ、さらに、この保持作動の
結果、スリップ率が他の所定値未満まで低下した時に
は、流入弁5への通電をカットして開弁させ、この結
果、高圧となっている第1チャンネル回路1のブレーキ
液がホイルシリンダWCに供給されて制動力が再増加さ
れる。以上の作動を繰り返すことで、ブレーキペダルB
Pを踏んでいる間、各車輪のスリップ率を所定の範囲内
に保持して、車輪のロックを防止させながら最大制動力
が得られるABS制御が成される。なお、以上のABS
制御時には、イン側ゲート弁9は閉弁状態を維持してい
るため、加給ポンプ8はモータMにより駆動されていて
もブレーキ液を吸引できず加給機能は果たしていない。
【0031】c)運動安定制御時 急発進・急加速により駆動輪のスリップ率が高くなった
のに応じてスリップ率を所定の範囲内に納めるトルク制
御や、あるいは車両の姿勢が乱れそうになったのに応じ
て、車両姿勢を安定させる方向にヨーレイトを作用させ
る制動力を発生させるヨーレイト制御などからなる運動
安定制御を行う時には、コントロールユニットCUは、
モータMを駆動させるとともに両ゲート弁3,9に通電
して、アウト側ゲート弁3を閉弁して第1チャンネル回
路1を遮断するとともに、イン側ゲート弁9を開弁して
加給吸入回路8bを連通させる。したがって、加給ポン
プ8が、マスタシリンダMCからブレーキ液を吸引して
加給吐出回路8aにブレーキ液を向けて吐出する結果、
メインポンプ4は、加給吐出回路8aからブレーキ液を
吸引するとともにメイン吐出回路4aにブレーキ液を吐
出し、流入弁5ならびに流出弁6の作動に基づきホイル
シリンダWCの圧力を増圧・保持・減圧して所望の制動
力を発生させる。
【0032】上述のように運動安定制御を実行している
ときには、第1チャンネル回路1において、アウト側ゲ
ート弁3、流入弁5、およびメインポンプ4で囲まれて
いる部分の液圧が高くなるもので、特に、流出弁6が開
弁することなくメインポンプ4が吐出を続けた場合、こ
の部分の圧力が高圧となるし、また、上記運動安定制御
を実行中に運転者が制動操作を行った場合、マスタシリ
ンダ圧がアウト側ゲート弁3よりも下流の第1チャンネ
ル回路1よりも高圧になると、マスタシリンダ圧が一方
弁1cを開弁してこの部分に伝達され、この場合もこの
部分が高圧となる。このようにアウト側ゲート弁3の下
流が高圧になった場合、所定圧を越えるとリリーフ弁2
0が開弁し、アウト側ゲート弁3の下流のブレーキ液が
マスタシリンダ側に還流して減圧される。この時、前述
したように、リリーフ弁20の開弁圧は一定であるた
め、運転者が制動操作を行ってマスタシリンダMC側で
液圧が発生していて、このマスタシリンダ圧がリリーフ
弁20の第2室26に伝達されていても、この開弁圧P
3は変化せずに一定である。なお、運転者が制動操作を
行っていてマスタシリンダ圧が高圧になっていれば、リ
リーフ弁20は開弁しても直ちには減圧されないが、制
動操作を終了してマスタシリンダ圧が低下すると減圧さ
れる。以上説明したように、本実施の形態では、リリー
フ弁20の第1ピストン22と直列に第1スプリング2
4、第2ピストン27、第2スプリング31を設け、第
2ピストン27は、第2室26の液圧を第1ピストン2
2から離間する方向に受圧する構成としたため、第2室
26の液圧が変化してもリリーフ弁20の開弁圧P3が
殆ど変化しないもので、したがって、実施の形態のブレ
ーキ装置において、運動安定制御時に運転者が制動操作
を行ってマスタシリンダ圧が第2室26に伝達されて
も、リリーフ弁20の開弁圧は変わらず、よって、メイ
ンポンプ4や各弁1c,1g,3,5,6に対する負荷
が大きくなることがなく、メインポンプ4およびモータ
Mを高負荷に耐えられる構造とする必要がないととも
に、各弁1c,1g,3,5,6の耐圧性を高くする必
要がなく、装置の大型化を防止するとともに低コスト化
を図ることができるという効果が得られる。
【0033】以上、図面により実施の形態を説明した
が、本願発明は、この実施の形態に限定されるものでは
なく、例えば、実施の形態では、メインポンプ4に加給
する加給ポンプ8を設けて、運動安定制御時の液圧の立
ち上がりを良くした例を示したが、加給ポンプ8は必須
ではない。また、液圧制御弁として流入弁5と流出弁6
との2つの弁から構成したものを示したが、ホイルシリ
ンダWC側をブレーキ回路(第1チャンネル回路1)
と、ドレーン回路10とに選択的に接続する構造の1つ
の弁を用いるようにしてもよい。また、実施の形態で
は、第5室30を第3室28と連通させ、第2ピストン
27は第1・第2受圧面27f,27gに受圧面積の差
を持たせることで第2室26の液圧上昇時に摺動するよ
うに構成したが、第5室30は第3室28と連通させず
に大気開放させても第2ピストン27は、第2室26の
液圧上昇により第1ピストン22から離間する方向に摺
動するものである。
【0034】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明のブレ
ーキ装置は、リリーフ弁を、シリンダ内に第1ピスト
ン、第1スプリング、第2ピストン、第2スプリングと
直列に設け、第2ピストンは、第2室に連通された第3
室の液圧を第1ピストンから離間する方向に移動するよ
う受圧する受圧面を有した構成としたため、第2室の液
圧が上昇したときに、第1ピストンにおける閉弁方向の
受圧力は増加するが、第1ピストンに対する第1・第2
スプリングの閉弁方向の付勢力が減少するため、第1ピ
ストンに対して閉弁方向に作用する力を一定とすること
が可能であり、したがって、第1ピストンの開弁圧を一
定に保たせることが可能となるという効果が得られる。
【0035】また、請求項2記載の発明では、運動安定
制御を実行するブレーキ装置において、アウト側ゲート
弁と並列に設けられたリリーフ回路に、請求項1記載の
リリーフ弁を設けた構成としたため、運動安定制御時に
運転者が制動操作を行って液圧発生手段で発生した液圧
がリリーフ弁の第2室に伝達されても、リリーフ弁の開
弁圧が変化しないようにすることが可能であるため、ポ
ンプや各弁に対する負荷が大きくなることがなく、ポン
プおよびこれの駆動源を高負荷に耐えられる構造とする
必要がないとともに、各弁の耐圧性を高くする必要がな
く、装置の大型化を防止するとともに低コスト化を図る
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のリリーフ弁を示す断面図で
ある。
【図2】本発明実施の形態のブレーキ装置を示す全体図
である。
【図3】実施の形態のブロック図である。
【図4】実施の形態および従来技術のリリーフ弁の開弁
圧特性図である。
【図5】従来のリリーフ弁を示す断面図である。
【図6】従来のブレーキ装置の概略図である。
【符号の説明】
WCFL ホイルシリンダ WCRR ホイルシリンダ WCFR ホイルシリンダ WCRL ホイルシリンダ MC マスタシリンダ(液圧発生手段) BP ブレーキペダル RT リザーバタンク CU コントロールユニット S 車輪速センサ YR ヨーレイトセンサ H 舵角センサ BS ブレーキセンサ GS Gセンサ 1 第1チャンネル回路(ブレーキ回路) 1b ゲート弁バイパス回路 1c 一方弁 1d 分岐点 1f 前輪分岐回路 1g 一方弁 1h 流入弁バイパス回路 1m リリーフ回路 1r 後輪分岐回路 2 第2チャンネル回路(ブレーキ回路) 3 アウト側ゲート弁 4 メインポンプ 4a メイン吐出回路 4b 吐出弁 4f メイン吸入回路 4h 吸入弁 4j 分岐点 4k 吸入弁 5 流入弁(液圧制御弁) 6 流出弁(液圧制御弁) 7 リザーバ 8 加給ポンプ 8a 加給吐出回路 8b 加給吸入回路 8c 吸入弁 9 イン側ゲート弁 10 ドレーン回路 20 リリーフ弁 21 シリンダ 21a シリンダ穴 22 第1ピストン 22a 本体 22b 貫通孔 22c ボール弁 23 バルブシート 23a バルブ穴 23b シート面 24 スプリング 25 第1室 26 第2室 27 第2ピストン 27a 大径部 27b 小径部 27c Oリング 27d Oリング 27e 貫通孔 27f 第1受圧面 27g 第2受圧面 28 第3室 29 第4室 30 第5室 31 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに第1ピストンと第2ピストン
    とが直列に配置されてそれぞれ摺動可能に収容され、 前記第1ピストンが、シリンダに設けられたバルブ穴の
    周囲に形成されたシート面に当接されて、シリンダ内が
    シート面を挟んで前記バルブ穴側の第1室とピストン側
    の第2室とに画成され、 前記第1ピストンと第2ピストンとの間に設けられた第
    3室に、両ピストンを相互に離間する方向に付勢する第
    1スプリングが設けられ、 前記第2ピストンの第3室とは反対側の面とシリンダと
    の間に設けられた第4室に、前記第2ピストンを第1ピ
    ストンに近づく方向に付勢する第2スプリングが設けら
    れ、 前記第3室が第2室に連通され、前記第2ピストンには
    第3室の液圧上昇時にこの上昇液圧を第2ピストンが第
    1ピストンから離間する方向に摺動するよう受圧する受
    圧面を有していることを特徴とするリリーフ弁。
  2. 【請求項2】 運転者の制動操作に応じてブレーキ液圧
    を発生させる液圧発生手段と、 この液圧発生手段で発生した液圧がブレーキ回路を介し
    て伝達され車輪に制動力を与える制動作動部と、 前記ブレーキ回路の途中に設けられて制動作動部のブレ
    ーキ液圧を減圧・保持・増圧可能な液圧制御弁と、 この液圧制御弁の減圧時にブレーキ液がドレーンされる
    ドレーン回路に設けられてブレーキ液を貯留するリザー
    バと、 このリザーバのブレーキ液を吸入回路から吸入し、か
    つ、前記ブレーキ回路の液圧制御弁よりも上流に吐出回
    路から吐出するポンプと、 このポンプの吸入回路とブレーキ液源とを結ぶ加給回路
    と、 前記加給回路を開閉するイン側ゲート弁と、 前記ブレーキ回路における前記ポンプの吐出位置と液圧
    発生手段との間に設けられてブレーキ回路を開閉するア
    ウト側ゲート弁と、 このアウト側ゲート弁を迂回してブレーキ回路に並列に
    設けられて、アウト側ゲート弁よりも液圧制御弁側の液
    圧を、アウト側ゲート弁よりも液圧発生手段側に逃がす
    リリーフ回路と、 前記ポンプ、液圧制御弁、両ゲート弁の開閉を制御する
    コントロールユニットとを備え、 このコントロールユニットが、所定の車両挙動を検出し
    たときに、イン側ゲート弁を開弁させる一方、アウト側
    ゲート弁を閉弁させ、運転者の制動操作に関係なくポン
    プを駆動させてブレーキ液圧を発生させるとともに、液
    圧制御弁により制動作動部の液圧を所定圧に制御して、
    車両挙動を安定させる運動安定制御を実行するよう構成
    されたブレーキ装置において、 前記リリーフ回路に、請求項1記載のリリーフ弁が、前
    記第1室を液圧制御弁側に接続させるとともに、前記第
    2室を液圧発生手段側に接続して設けられていることを
    特徴とするブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプとブレーキ液源とを結ぶ加給
    回路には、ブレーキ液源のブレーキ液をポンプに向けて
    供給する加給手段が設けられていることを特徴とする請
    求項2記載のブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記加給手段が、加給ポンプであること
    を特徴とする請求項3記載のブレーキ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269297A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置
US8038230B2 (en) 2006-03-31 2011-10-18 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle brake hydraulic pressure controller
US8770221B2 (en) 2004-12-15 2014-07-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Pressure regulating valve
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