JPH10308033A - 光ディスク原盤の露光方法 - Google Patents
光ディスク原盤の露光方法Info
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- JPH10308033A JPH10308033A JP9117072A JP11707297A JPH10308033A JP H10308033 A JPH10308033 A JP H10308033A JP 9117072 A JP9117072 A JP 9117072A JP 11707297 A JP11707297 A JP 11707297A JP H10308033 A JPH10308033 A JP H10308033A
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- pit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピットの狭小化を図ることができることによ
り記録密度が高くすることができ、かつピットの形状を
整形することができることにより再生信号の変化が少な
く安定して再生信号が得られる光ディスクを製造できる
光ディスク原盤の露光方法を提供する。 【解決手段】 光ディスクの原盤作製工程中の露光工程
において、2つの露光ビームを進行方向に重ね合わせて
露光し、これら2つの露光ビームの各照射スポットSP
1 ,SP2 が重複する部分Sを感光させて露光パターン
を形成する。
り記録密度が高くすることができ、かつピットの形状を
整形することができることにより再生信号の変化が少な
く安定して再生信号が得られる光ディスクを製造できる
光ディスク原盤の露光方法を提供する。 【解決手段】 光ディスクの原盤作製工程中の露光工程
において、2つの露光ビームを進行方向に重ね合わせて
露光し、これら2つの露光ビームの各照射スポットSP
1 ,SP2 が重複する部分Sを感光させて露光パターン
を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクト
ディスク等の光ディスクの原盤の露光方法に係わる。
ディスク等の光ディスクの原盤の露光方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えばコンパクトディスク等の光ディス
クにおいては、いわゆるスタンパーと称される原盤を形
成して、これを用いて光ディスクの製造を行っている。
クにおいては、いわゆるスタンパーと称される原盤を形
成して、これを用いて光ディスクの製造を行っている。
【0003】この光ディスクの原盤の製造工程を、図5
に示す。まず、図5Aに示すように、ガラス基板51上
にフォトレジスト52を塗布し、レジスト盤53を形成
する。次に、図5Bに示すように、所定の露光パターン
となるようにフォトレジスト52を露光する。52aは
フォトレジスト52の露光された部分を示す。
に示す。まず、図5Aに示すように、ガラス基板51上
にフォトレジスト52を塗布し、レジスト盤53を形成
する。次に、図5Bに示すように、所定の露光パターン
となるようにフォトレジスト52を露光する。52aは
フォトレジスト52の露光された部分を示す。
【0004】次に、図5Cに示すように、露光させたフ
ォトレジスト52(52a)を現像し、露光されていな
い部分を残して除去することにより、フォトレジスト5
2が所定のパターンとされたガラス・マスター54を形
成する。
ォトレジスト52(52a)を現像し、露光されていな
い部分を残して除去することにより、フォトレジスト5
2が所定のパターンとされたガラス・マスター54を形
成する。
【0005】次に、図5Dに示すように、ガラス・マス
ター54に対して、フォトレジスト52の表面を覆っ
て、全面的にニッケルメッキ55を形成する。
ター54に対して、フォトレジスト52の表面を覆っ
て、全面的にニッケルメッキ55を形成する。
【0006】次に、図5Eに示すように、ニッケルメッ
キ55の上面を研磨する。続いて、図5Fに示すよう
に、フォトレジスト52及びガラス基板51を剥離し、
洗浄する。このようにして、ニッケルによる光ディスク
原盤(スタンパー)56が形成される。
キ55の上面を研磨する。続いて、図5Fに示すよう
に、フォトレジスト52及びガラス基板51を剥離し、
洗浄する。このようにして、ニッケルによる光ディスク
原盤(スタンパー)56が形成される。
【0007】そして、図5Bに示した、フォトレジスト
52への露光工程によって、フォトレジスト52へ光デ
ィスクのピットや溝に対応する形状を形成し、これを原
盤56へ転写していた。
52への露光工程によって、フォトレジスト52へ光デ
ィスクのピットや溝に対応する形状を形成し、これを原
盤56へ転写していた。
【0008】従来の露光方法においては、例えばピット
の幅は、露光ビームの直径Dに比例して形成されてい
た。この露光ビームの直径Dは、次の数1の関係を満た
している。
の幅は、露光ビームの直径Dに比例して形成されてい
た。この露光ビームの直径Dは、次の数1の関係を満た
している。
【0009】
【数1】D∝λ/N.A. λ:露光ビームの波長 N.A.:対物レンズの開口数
【0010】数1より、露光ビームの直径Dが露光ビー
ムの波長λに比例するので、ピットの幅、即ち露光パタ
ーンの幅を小さくするには、露光ビームに波長λの短い
光を用いる必要がある。
ムの波長λに比例するので、ピットの幅、即ち露光パタ
ーンの幅を小さくするには、露光ビームに波長λの短い
光を用いる必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露光装
置で通常用いられる光学部品の材質から、Krレーザの
351nm程度までの短波長化が限界であり、それに対
応するピットの幅は約0.25μmである。このピット
の幅の限界により、光ディスクへの情報の記録密度をさ
らに高密度化することが困難であった。
置で通常用いられる光学部品の材質から、Krレーザの
351nm程度までの短波長化が限界であり、それに対
応するピットの幅は約0.25μmである。このピット
の幅の限界により、光ディスクへの情報の記録密度をさ
らに高密度化することが困難であった。
【0012】また、従来は、光ディスクのピットは、端
部が丸い形状であり、しかもその曲率半径が小さいため
に、再生信号の立ち上がりが悪く、読みとりのためのス
ライスレベルが変動すると時間軸の変化が生じることが
あった。
部が丸い形状であり、しかもその曲率半径が小さいため
に、再生信号の立ち上がりが悪く、読みとりのためのス
ライスレベルが変動すると時間軸の変化が生じることが
あった。
【0013】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、ピットの狭小化を図ることができることにより
記録密度が高くすることができ、かつピットの形状を整
形することができることにより再生信号の変化が少なく
安定して再生信号が得られる光ディスクを製造できる光
ディスク原盤の露光方法を提供するものである。
いては、ピットの狭小化を図ることができることにより
記録密度が高くすることができ、かつピットの形状を整
形することができることにより再生信号の変化が少なく
安定して再生信号が得られる光ディスクを製造できる光
ディスク原盤の露光方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク原盤
の露光方法は、光ディスクの原盤作製工程中の露光工程
において、2つの露光ビームを進行方向に重ね合わせて
露光し、これら2つの露光ビームの各照射スポットが重
複する部分を感光させて露光パターンを形成するもので
ある。
の露光方法は、光ディスクの原盤作製工程中の露光工程
において、2つの露光ビームを進行方向に重ね合わせて
露光し、これら2つの露光ビームの各照射スポットが重
複する部分を感光させて露光パターンを形成するもので
ある。
【0015】上述の本発明の構成によれば、進行方向に
重ね合わされた2つの露光ビームの照射スポットの重複
部により露光がなされるので、ピット等の露光パターン
を、照射スポットよりも小さい幅に形成できる。また、
従来と同じ曲率半径の露光ビームの照射スポットに対し
て、形成される露光パターンの幅が小さくなるので、例
えばピットを形成したときに、より矩形に近い形状にな
る。
重ね合わされた2つの露光ビームの照射スポットの重複
部により露光がなされるので、ピット等の露光パターン
を、照射スポットよりも小さい幅に形成できる。また、
従来と同じ曲率半径の露光ビームの照射スポットに対し
て、形成される露光パターンの幅が小さくなるので、例
えばピットを形成したときに、より矩形に近い形状にな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、光ディスクの原盤作製
工程中の露光工程において、2つの露光ビームを進行方
向に重ね合わせて露光し、2つの露光ビームの各照射ス
ポットが重複する部分を感光させて露光パターンを形成
する光ディスク原盤の露光方法である。
工程中の露光工程において、2つの露光ビームを進行方
向に重ね合わせて露光し、2つの露光ビームの各照射ス
ポットが重複する部分を感光させて露光パターンを形成
する光ディスク原盤の露光方法である。
【0017】以下、図面を参照して本発明の光ディスク
原盤の露光方法を説明する。図1は、本発明方法に用い
る露光機の一例の構成図を示す。
原盤の露光方法を説明する。図1は、本発明方法に用い
る露光機の一例の構成図を示す。
【0018】この露光機31は、光源としてのレーザ3
2、レーザ光を変調するEOM(電気光学変調器)、ビ
ームスプリッタBS1,BS2,BS3,BS4、音響
光学変調器AOM1,AOM2、レンズL1,L2,L
3,L4,L5、ミラーM1,M2、ビームを合成する
際の位置調整を行うビームステアリングBST、対物レ
ンズ33を有して成り、さらに所定の露光パターンが形
成されるように音響光学変調器AOM1,AOM2に信
号を与えるエンコーダ(フォーマッタ)34を有して成
る。
2、レーザ光を変調するEOM(電気光学変調器)、ビ
ームスプリッタBS1,BS2,BS3,BS4、音響
光学変調器AOM1,AOM2、レンズL1,L2,L
3,L4,L5、ミラーM1,M2、ビームを合成する
際の位置調整を行うビームステアリングBST、対物レ
ンズ33を有して成り、さらに所定の露光パターンが形
成されるように音響光学変調器AOM1,AOM2に信
号を与えるエンコーダ(フォーマッタ)34を有して成
る。
【0019】光源であるレーザ32から発生した光(レ
ーザビーム)は、EOM(電気光学変調器)により変調
された後、ビームスプリッタBS1で2つの光a,bに
分割される(2ビーム法)。
ーザビーム)は、EOM(電気光学変調器)により変調
された後、ビームスプリッタBS1で2つの光a,bに
分割される(2ビーム法)。
【0020】分割された2つの光の一方の光aは、レン
ズL1を通過して音響光学変調器AOM1において、エ
ンコーダ(フォーマッタ)34によって与えられる所定
の信号パターンに変調された後、レンズL3、ビームス
プリッタBS3、ミラーM2を経由する。他方の光bも
同様に、ビームスプリッタBS1及びレンズL2を通過
して、音響光学変調器AOM2においてエンコーダ(フ
ォーマッタ)34によって所定の信号パターンに変調さ
れた後、レンズL4、ビームスプリッタBS4を経由す
る。
ズL1を通過して音響光学変調器AOM1において、エ
ンコーダ(フォーマッタ)34によって与えられる所定
の信号パターンに変調された後、レンズL3、ビームス
プリッタBS3、ミラーM2を経由する。他方の光bも
同様に、ビームスプリッタBS1及びレンズL2を通過
して、音響光学変調器AOM2においてエンコーダ(フ
ォーマッタ)34によって所定の信号パターンに変調さ
れた後、レンズL4、ビームスプリッタBS4を経由す
る。
【0021】そして、ビームステアリングBSTにおい
て、後述するように、2つの光a,bを進行方向にずら
して重ね合わせる。
て、後述するように、2つの光a,bを進行方向にずら
して重ね合わせる。
【0022】その後は、重ね合わせた光cが、レンズL
5、ミラーM1、対物レンズ33を経由して、ガラス基
板41上に形成されたフォトレジスト42に所定のパタ
ーンを形成するように照射される。
5、ミラーM1、対物レンズ33を経由して、ガラス基
板41上に形成されたフォトレジスト42に所定のパタ
ーンを形成するように照射される。
【0023】これにより、ガラス基板41上に所定のパ
ターンのフォトレジスト42が形成されたガラス・マス
ター43が形成される。その後は、このガラス・マスタ
ー43を用いて、前述の図5に示した工程を経て光ディ
スクの原盤を製造することができる。
ターンのフォトレジスト42が形成されたガラス・マス
ター43が形成される。その後は、このガラス・マスタ
ー43を用いて、前述の図5に示した工程を経て光ディ
スクの原盤を製造することができる。
【0024】尚、図1で光路を反射させる位置に用いら
れているビームスプリッタBS2,BS3,BS4は、
通常用いられるミラーの場合と比較して、S波とP波と
の分離ができることから後にビームを整形するのが容易
になる利点を有する。
れているビームスプリッタBS2,BS3,BS4は、
通常用いられるミラーの場合と比較して、S波とP波と
の分離ができることから後にビームを整形するのが容易
になる利点を有する。
【0025】次に重ね合わせる2つのビームの関係と、
これらのビームによるピットの形成について説明する。
これらのビームによるピットの形成について説明する。
【0026】1.ピットの幅のコントロール 本発明においては、上述の図1で示した、分割された2
つのビームa,bを用いて、ビームステアリングBST
等で位置調整を行って、進行方向に並び(先行ビーム及
び後行ビーム)、一部が重複した2つの露光ビームを構
成する。そして、この2つの露光ビームの各照射スポッ
ト(露光スポット)が重複する部分を感光させて露光パ
ターンを形成する。尚、露光ビームの照射スポット(露
光スポット)は、通常円又は楕円となるため、以下これ
を円又は楕円として説明する。
つのビームa,bを用いて、ビームステアリングBST
等で位置調整を行って、進行方向に並び(先行ビーム及
び後行ビーム)、一部が重複した2つの露光ビームを構
成する。そして、この2つの露光ビームの各照射スポッ
ト(露光スポット)が重複する部分を感光させて露光パ
ターンを形成する。尚、露光ビームの照射スポット(露
光スポット)は、通常円又は楕円となるため、以下これ
を円又は楕円として説明する。
【0027】従来のように、1つのビームにより露光を
行うと、図6に示すように、ピットPの幅は、露光スポ
ットSPの径(直径、長径又は短径)とほぼ同じであ
り、ピットの前端部及び後端部の曲率半径が露光スポッ
トSPの曲率半径とほぼ等しくなる。
行うと、図6に示すように、ピットPの幅は、露光スポ
ットSPの径(直径、長径又は短径)とほぼ同じであ
り、ピットの前端部及び後端部の曲率半径が露光スポッ
トSPの曲率半径とほぼ等しくなる。
【0028】これに対して、2つのビームの重複部で露
光を行うようにすると、図2A及び図2Bに示すよう
に、ピットの幅Dpが、2つのビーム、即ち先行ビーム
及び後行ビームの各露光スポットSP1 ,SP2 の重複
部Sの幅に形成される。このとき、2つのビームの重複
部のエネルギー(強度)のみが、フォトレジスト42を
露光できるように、フォトレジスト42の感度を設定す
ることにより、図2A及び2Bに示すように、2つのビ
ームの各露光スポットSP1 ,SP2 の重複部Sの幅を
ピットの幅Dpとして形成することができる。
光を行うようにすると、図2A及び図2Bに示すよう
に、ピットの幅Dpが、2つのビーム、即ち先行ビーム
及び後行ビームの各露光スポットSP1 ,SP2 の重複
部Sの幅に形成される。このとき、2つのビームの重複
部のエネルギー(強度)のみが、フォトレジスト42を
露光できるように、フォトレジスト42の感度を設定す
ることにより、図2A及び2Bに示すように、2つのビ
ームの各露光スポットSP1 ,SP2 の重複部Sの幅を
ピットの幅Dpとして形成することができる。
【0029】また、図2Bに示すように、2つのビーム
の光軸の間隔を拡げて、露光スポットSP1 ,SP2 の
重複部Sの割合を少なくしたときには、重複部Sの幅が
小さくなるので、ピットの幅Dpを小さくすることがで
きる。従って、従来と同じ大きさの露光スポットで、ピ
ットの幅Dpをより狭くすることができる。
の光軸の間隔を拡げて、露光スポットSP1 ,SP2 の
重複部Sの割合を少なくしたときには、重複部Sの幅が
小さくなるので、ピットの幅Dpを小さくすることがで
きる。従って、従来と同じ大きさの露光スポットで、ピ
ットの幅Dpをより狭くすることができる。
【0030】2.矩形ピットの形成 上述の方法によりピットを形成する際にも、従来と同様
にピットの前端部及び後端部の曲率半径は、露光スポッ
トの曲率半径とほぼ等しくなる。図3Aに示すように、
比較的曲率半径の小さい露光スポットSP1 ,SP2 に
よりピットPを形成すると、ピットPの前端部及び後端
部の曲率半径が小さく丸い形状に形成される。この図3
Aの場合でも、図6に示す従来の露光方法の場合より
は、ピットPの幅Dpに対する前端部及び後端部の曲率
半径の比が大きくなるため、従来よりやや矩形に近づ
く。
にピットの前端部及び後端部の曲率半径は、露光スポッ
トの曲率半径とほぼ等しくなる。図3Aに示すように、
比較的曲率半径の小さい露光スポットSP1 ,SP2 に
よりピットPを形成すると、ピットPの前端部及び後端
部の曲率半径が小さく丸い形状に形成される。この図3
Aの場合でも、図6に示す従来の露光方法の場合より
は、ピットPの幅Dpに対する前端部及び後端部の曲率
半径の比が大きくなるため、従来よりやや矩形に近づ
く。
【0031】ここで、図3Bに示すように、露光に用い
るビームの曲率半径を大きく、即ち形成されるべきピッ
トPの幅Dpに比して露光スポットSP1 ,SP2 の径
を充分大きくする。このようにすることにより、ピット
Pの前端部及び後端部の曲率半径もさらに大きくなり、
図3Aの場合よりさらに矩形に近い形のピットPを形成
することができる。
るビームの曲率半径を大きく、即ち形成されるべきピッ
トPの幅Dpに比して露光スポットSP1 ,SP2 の径
を充分大きくする。このようにすることにより、ピット
Pの前端部及び後端部の曲率半径もさらに大きくなり、
図3Aの場合よりさらに矩形に近い形のピットPを形成
することができる。
【0032】また、露光スポットSP1 ,SP2 の重複
部Sの幅(ピットの幅Dpに相当)を大きく変えない
で、ピットPの前端部及び後端部の曲率半径を小さくす
るには、露光スポットSP1 ,SP2 の径をより大きく
してやればよい。
部Sの幅(ピットの幅Dpに相当)を大きく変えない
で、ピットPの前端部及び後端部の曲率半径を小さくす
るには、露光スポットSP1 ,SP2 の径をより大きく
してやればよい。
【0033】尚、良好なピットPの形状を得るために、
先行ビームと後行ビームの露光スポットSP1 ,SP2
は、大きさ及び曲率半径が同じであることが好ましい。
先行ビームと後行ビームの露光スポットSP1 ,SP2
は、大きさ及び曲率半径が同じであることが好ましい。
【0034】3.ピットの形状と再生信号との関係 従来の前端部及び後端部の曲率半径が小さい形状のピッ
トPの場合には、図4Aに示すように、再生信号は正弦
波に近い形状となる。
トPの場合には、図4Aに示すように、再生信号は正弦
波に近い形状となる。
【0035】ここで、スライスレベルの変動があると
き、最小のスライスレベルをSL1、最大のスライスレ
ベルをSL2とし、スライスレベルがSL1の場合の再
生信号が読みとられる時間をt1 、スライスレベルがS
L2の場合の再生信号が読みとられる時間をt2 とす
る。そして、Δt=t1 −t2 とするとき、この場合に
はΔtが大きく、スライスレベルの変動による時間軸の
変化が大きい。従って、再生信号のゆらぎが生じやす
く、所望の正しい再生信号がとれないことがある。
き、最小のスライスレベルをSL1、最大のスライスレ
ベルをSL2とし、スライスレベルがSL1の場合の再
生信号が読みとられる時間をt1 、スライスレベルがS
L2の場合の再生信号が読みとられる時間をt2 とす
る。そして、Δt=t1 −t2 とするとき、この場合に
はΔtが大きく、スライスレベルの変動による時間軸の
変化が大きい。従って、再生信号のゆらぎが生じやす
く、所望の正しい再生信号がとれないことがある。
【0036】一方、図3Bに示したように、矩形に近い
形状のピットPとしたときには、図4Bに示すように、
再生信号の立ち上がりが速く高いレベルを長く維持する
ため、t1 とt2 との差が小さく、Δtが小さくなる。
従って、スライスレベルの変動による時間軸の変化が小
さくなる。
形状のピットPとしたときには、図4Bに示すように、
再生信号の立ち上がりが速く高いレベルを長く維持する
ため、t1 とt2 との差が小さく、Δtが小さくなる。
従って、スライスレベルの変動による時間軸の変化が小
さくなる。
【0037】このように、2つの露光ビームを進行方向
に重ね合わせて露光し、露光スポットの重複部を感光さ
せる露光方法を採って、露光スポットの曲率半径を大き
くすることにより、矩形に近い形状のピットPが形成さ
れ、再生信号の立ち上がりが速くなると共に、再生信号
の変化が少なくなり、いわゆるジッタ特性が良好とな
る。
に重ね合わせて露光し、露光スポットの重複部を感光さ
せる露光方法を採って、露光スポットの曲率半径を大き
くすることにより、矩形に近い形状のピットPが形成さ
れ、再生信号の立ち上がりが速くなると共に、再生信号
の変化が少なくなり、いわゆるジッタ特性が良好とな
る。
【0038】また、上述の露光方法によれば、図1に示
した露光機31のように、現在使用しているレーザ及び
光学部品をそのまま用いても、従来の限界よりパターン
の狭小化を図って高密度なパターンを形成することがで
きる。
した露光機31のように、現在使用しているレーザ及び
光学部品をそのまま用いても、従来の限界よりパターン
の狭小化を図って高密度なパターンを形成することがで
きる。
【0039】本発明の光ディスク原盤の露光方法は、上
述の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
述の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0040】
【発明の効果】上述の本発明の露光方法によれば、現在
使用しているレーザ及び光学部品をそのまま用いて、従
来の限界と比較してパターンの狭小化を図り、より高密
度な露光パターンを形成することができる。従って、こ
の露光方法によりピットを形成すると、ピットの端部の
曲率半径は同じ状態でピットの幅が小さくなるため、ピ
ットの形状が矩形に近づき、光ディスクの再生信号の立
ち上がりが速くなる。
使用しているレーザ及び光学部品をそのまま用いて、従
来の限界と比較してパターンの狭小化を図り、より高密
度な露光パターンを形成することができる。従って、こ
の露光方法によりピットを形成すると、ピットの端部の
曲率半径は同じ状態でピットの幅が小さくなるため、ピ
ットの形状が矩形に近づき、光ディスクの再生信号の立
ち上がりが速くなる。
【0041】また、2つの露光ビームの径を、形成すべ
きピットの幅より充分大としたときには、さらに矩形に
近い形状のピットを形成することができるため、原盤か
ら作製した光ディスクにおいて、立ち上がりの速い再生
信号を得ることができる。
きピットの幅より充分大としたときには、さらに矩形に
近い形状のピットを形成することができるため、原盤か
ら作製した光ディスクにおいて、立ち上がりの速い再生
信号を得ることができる。
【0042】従って本発明により、光ディスクドライブ
の信号読みとりのためのスライスレベルが変動しても、
時間軸の変化が少ない、ジッタ特性の良好な光ディスク
を製造することができる。
の信号読みとりのためのスライスレベルが変動しても、
時間軸の変化が少ない、ジッタ特性の良好な光ディスク
を製造することができる。
【図1】本発明の光ディスク原盤の露光方法に用いる露
光装置の一例の構成図である。
光装置の一例の構成図である。
【図2】2つの露光ビームの露光スポットと形成される
ピットの幅との関係を説明する図である。 A 露光スポットの重複部の割合が大きい場合である。 B 露光スポットの重複部の割合が小さい場合である。
ピットの幅との関係を説明する図である。 A 露光スポットの重複部の割合が大きい場合である。 B 露光スポットの重複部の割合が小さい場合である。
【図3】2つの露光ビームの露光スポットと形成される
ピットの形状との関係を説明する図である。 A 露光スポットの曲率半径が小さい場合である。 B 露光スポットの曲率半径が大きい場合である。
ピットの形状との関係を説明する図である。 A 露光スポットの曲率半径が小さい場合である。 B 露光スポットの曲率半径が大きい場合である。
【図4】ピットの形状による再生信号の違いを示す図で
ある。 A 従来のピット形状の場合である。 B 本発明の露光方法により形成されるピット形状の場
合である。
ある。 A 従来のピット形状の場合である。 B 本発明の露光方法により形成されるピット形状の場
合である。
【図5】A〜F 光ディスクの原盤の製造工程図であ
る。
る。
【図6】従来の単一露光ビームの場合の露光スポットと
形成されるピットとの関係を説明する図である。
形成されるピットとの関係を説明する図である。
31 露光機、32 レーザ、33 対物レンズ、34
エンコーダ(フォーマッタ)、41,51 ガラス基
板、42,52 フォトレジスト、43,54ガラス・
マスター、53 レジスト盤、55 ニッケルメッキ、
56 光ディスク原盤(スタンパー)、L1,L2,L
3,L4,L5 レンズ、BS1,BS2,BS3,B
S4 ビームスプリッタ、AOM1,AOM2 音響光
学変調器、EOM 電気光学変調器、M1,M2 ミラ
ー、BST ビームステアリング、SP,SP1 ,SP
2 露光スポット、P ピット
エンコーダ(フォーマッタ)、41,51 ガラス基
板、42,52 フォトレジスト、43,54ガラス・
マスター、53 レジスト盤、55 ニッケルメッキ、
56 光ディスク原盤(スタンパー)、L1,L2,L
3,L4,L5 レンズ、BS1,BS2,BS3,B
S4 ビームスプリッタ、AOM1,AOM2 音響光
学変調器、EOM 電気光学変調器、M1,M2 ミラ
ー、BST ビームステアリング、SP,SP1 ,SP
2 露光スポット、P ピット
Claims (1)
- 【請求項1】 光ディスクの原盤作製工程中の露光工程
において、 2つの露光ビームを進行方向に重ね合わせて露光し、2
つの該露光ビームの各照射スポットが重複する部分を感
光させて露光パターンを形成することを特徴とする光デ
ィスク原盤の露光方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117072A JPH10308033A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 光ディスク原盤の露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117072A JPH10308033A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 光ディスク原盤の露光方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308033A true JPH10308033A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14702725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9117072A Pending JPH10308033A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 光ディスク原盤の露光方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308033A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010049757A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Sony Corp | 光情報記録媒体、光情報記録装置及び光情報記録方法 |
| JP2011170969A (ja) * | 2011-06-06 | 2011-09-01 | Sony Corp | 光情報記録媒体 |
| US8107331B2 (en) | 2007-12-28 | 2012-01-31 | Sony Corporation | Optical disk apparatus, position control method, and optical pickup |
| US8274875B2 (en) | 2008-05-26 | 2012-09-25 | Sony Corporation | Optical disc device and focus control method |
| US8345521B2 (en) | 2008-07-31 | 2013-01-01 | Sony Corporation | Optical disc apparatus and signal generation method |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9117072A patent/JPH10308033A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8107331B2 (en) | 2007-12-28 | 2012-01-31 | Sony Corporation | Optical disk apparatus, position control method, and optical pickup |
| US8274875B2 (en) | 2008-05-26 | 2012-09-25 | Sony Corporation | Optical disc device and focus control method |
| US8345521B2 (en) | 2008-07-31 | 2013-01-01 | Sony Corporation | Optical disc apparatus and signal generation method |
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| US8102742B2 (en) | 2008-08-22 | 2012-01-24 | Sony Corporation | Optical information recording medium, optical information recordng apparatus, and optical information recording method |
| US8576681B2 (en) | 2008-08-22 | 2013-11-05 | Sony Corporation | Optical information recording medium, optical information recording apparatus and optical information recording method |
| JP2011170969A (ja) * | 2011-06-06 | 2011-09-01 | Sony Corp | 光情報記録媒体 |
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