JPH10308123A - ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造装置 - Google Patents
ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造装置Info
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- JPH10308123A JPH10308123A JP9155655A JP15565597A JPH10308123A JP H10308123 A JPH10308123 A JP H10308123A JP 9155655 A JP9155655 A JP 9155655A JP 15565597 A JP15565597 A JP 15565597A JP H10308123 A JPH10308123 A JP H10308123A
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Abstract
設計の自由度を高める。 【解決手段】 載置台28、フィルム貼着台27及びコ
ネクタ接続台24をそれぞれ別個独立に形成し、これら
を任意の配索経路に応じて並び替えて配置する。載置台
28上に複数の電線11を直線状に且つ平行に載置し、
所定の勾配で段差が形成された電線調整治具14を電線
11を当接させつつ押し下げ、各電線11毎に異なった
寸法の弛みを設定し、フィルム12を貼着して設定され
た弛みの寸法偏差を保持する。
Description
器、家電製品又は自動車の内部配線等に使用されるワイ
ヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤ
ーハーネス製造装置に関する。
器、家電製品又は自動車の内部に設置される公知の電気
配線用ワイヤハーネスは、従来、例えば図19のよう
に、CPU、表示装置及び各種のスイッチ部品等の間を
接続するための複数の電線1を略円筒状に束ね、コネク
タ3及び電線1をそれぞれ保持するための治具(図示せ
ず)等を、実際の配索に応じて平板状に配置し、これに
沿って電線1を設置した後、この電線1の周囲に保護用
の粘着テープ2を巻き付け、更に図示しない樹脂成型品
のケースを外装して一定の形状を保持させた後、取り付
け対象となるOA機器、家電製品又は自動車等の内部の
配索形態に対応するように取り付けていた(第1従来
例)。しかしながら、この第1従来例では、製造時に、
かかる治具に電線1を手作業で這わせた後に粘着テープ
2を電線1の周囲に巻回していたため、電線1を這わせ
た後の粘着テープ2の巻回しに多大な時間を要し、作業
効率が悪かった。
に、柔軟性のあるベースフィルム5上に導電路4をパタ
ーン状に印刷してその上からカバーフィルム6をラミネ
ートしたフレキシブルプリント配線(FPC)等の多極
・平面配線(第2従来例)が多用されている。しかしな
がら、導電路4に曲がり部分を有するような複雑なワイ
ヤハーネスの場合、図21のように、製造工程において
パターン毎にエッチングマスクを行い、また大面積のベ
ースフィルムDkにパターンを形成した後に打ち抜き型
でカッティングしていたため、エッチング装置やカッテ
ィング装置等の大がかりな装置を必要とする。また、大
面積のベースフィルムDkを使用するため、多大な作業
空間を必要とし、スペース効率が悪いものとなってい
た。
を直線状に平行に配置してその上下両側をフィルム5,
6でラミネートした後、配索経路に応じて折曲する方法
(第3従来例)もあった。この方法であれば、第2従来
例のような必要な各種装置を省略できる。しかしなが
ら、第3従来例のワイヤハーネスは折曲部7が損傷した
り、あるいは図23のように折曲部7の弾性復元によっ
てラミネートされた部分が離れるように変形してしま
い、配索経路に対してワイヤハーネスの形状が安定しな
い等の問題が生じていた。
れに対応する形状で且つ一定の間隔で精度良く載置して
もよいが、この場合は帯状導体1の形状を整えるための
時間が多大となり、時間効率が悪かった。また、配索経
路に応じた大面積のフィルムが必要となる点で、第2従
来例の問題点が解決されないままとなっている。
ハーネスの設計変更当に容易に対応する必要もある。特
に、第2従来例の場合、ワイヤハーネスの設計変更に伴
って大がかりな装置の変更を強いられるため、そのため
のコストは膨大なものとなっていた。
なく容易に製造可能で、しかも設計変更が容易なワイヤ
ハーネスとその製造方法、かつ簡単な構造を有するワイ
ヤハーネスの製造装置を提供することにある。
るワイヤハーネス、請求項4に係るワイヤハーネスの製
造方法及び請求項7に係るワイヤハーネス製造装置によ
って達成され、本発明の好ましい実施形態は従属項の主
題である。
線、好ましくは絶縁被覆で覆われた複数の電線からな
り、これら電線が所定の間隔で略同心円弧上に湾曲して
配置される少なくとも1つの湾曲部とこの湾曲部に連続
して配置された少なくとも直線部とを有する少なくとも
1つの特定電線群と、湾曲部以外の各電線を一緒に固定
するように少なくとも直線部に設けられる少なくとも1
つの固定手段とを備える。
定手段は少なくとも直線部に貼付けされるシート部材か
らなる。
特にシート部材とは別個独立とされ、該湾曲部に貼り付
けされて、好ましくはその位置にある電線を固定する少
なくとも1つの保護フィルムを更に備える。
ワイヤハーネスの製造方法は、複数の電線を直線状にか
つ略平行に配置する第1の工程、電線長調整手段を各電
線に密接させて仕上りワイヤハーネスの電線の隣接する
弧間の長さの差を補うことにより特定電線群の電線に異
なる弛みを設定する第2の工程、及び弛まされた部分以
外の複数の電線に亘って該シート状部材を貼り着する第
3の工程を備える。
ハーネスの湾曲部及び直線部の所要形状を決め、湾曲部
に保護フィルムを貼着する第4工程を更に備える。
電線は載置台手段の一面の特定位置に設けられた開口に
架かるように配置され、特に該第2工程において、各電
線は該電線長調整手段を用いて開口内で押し下げられ
る。
本発明に係る方法を用いて製造する装置は、複数の電線
を供給する電線供給手段と、複数の電線を直線状に載置
する少なくとも1つの台部を有する載置台手段と、好ま
しくは段差、凹部又は電線位置決め手段を有し、電線に
対して0゜、180゜以外の角度、好ましくはほぼ横切
るように延在し、載置台、好ましくは載置台部上の電線
に押し当てられると電線毎に異なった寸法の弛みを設定
する電線長調整手段を備える。
又は凹部は各電線の異なる弛みの所要の設定に基づいて
決められる所定の勾配で形成されている。
段から供給された複数の電線を略平行に揃える電線揃え
手段を更に備える。
載置台手段、特に1つの載置台部の一面又は2つの隣接
する載置台部間の所定位置に形成されており、該電線長
調整手段はその各位置決め手段、特に段差又は凹部を当
接させた後各電線を押し下げるよう開口内で移動可能で
あり、開口は好ましくは電線が各電線位置決め手段に押
された時にスムーズに曲がるように電線の長さ方向に沿
う幅を有する。
寸法が設された後複数の電線の直線部にシート状部材を
貼着させるシート状部材貼着台、及び/又は複数の電線
の湾曲部に保護フィルムを貼着する保護フィルム貼着台
を更に備える。
法調整手段によって異なる弛み寸法が設定された後、少
なくとも1つのコネクタを複数の電線の少なくとも1部
に接続するコネクタ接続台部を更に備える。
及び/又は載置台手段の縁部に当接する電線長調整手段
の部分は面取り、又は丸くされている。
対応するn番目の段差の高さhnは下記の式により近似
的に表わされる:
さで、aは電線の長さ方向沿った載置台手段の開口の幅
であり、長さLnは好ましくは下記の近似式で表わされ
る:
隣接する電線間の距離であり、n番目の段差の高さ
hn、及び/又はn番目の電線の長さLnを求める式で
は、n≧4である。このため、高さhnを所定の精度レ
ベル内で決定することができる。
段差又は凹部は、好ましくは電線長調整手段の横方向に
互いに離れており、その離間距離は電線の間隔に依存す
る。
ネスの製造装置は、複数の電線を供給する電線供給手段
と、該電線供給手段から供給された複数の該電線を略平
行に揃える線揃え手段と、該線揃え手段で平行に揃えら
れた複数の該電線を略直線状に載置するための載置台
と、該載置台上の該電線に押し当てて該各電線毎に異な
った寸法の弛みを設定するための段差が所定の勾配で好
ましくは形成されてなる電線長調整手段と、該線揃え手
段で平行に揃えられた複数の電線を直線状に載置すると
ともに、該電線長調整手段により弛みが設定された後の
複数の該電線にフィルムを貼着するためのフィルム貼着
台と、該線揃え手段で平行に揃えられた複数の電線を直
線状に載置するとともに該電線長調整手段により弛みが
設定された後の複数の該電線にコネクタを接続するため
のコネクタ接続台とを備え、該載置台、該フィルム貼着
台及び該コネクタ接続台は、離接自在となるよう別個独
立に形成されたことを特徴とするワイヤハーネスの製造
装置。
続台は独立に取り外し可能なので、これらの組み合わせ
を変える事によってワイヤハーネス製造装置を様々に変
える事ができ、これによってワイヤハーネスの設計の自
由度が向上する。
加工具又は電線長調整手段を該電線に当接させつつ押し
下げて該弛みを設定するための開口が形成されている。
該複数の複数の電線を該載置台の該開口に架かるように
直線状に且つ平行に載置し、該開口内で該電線長調整手
段を該電線に当接させつつ押し下げて該弛みを設定すれ
ば、極めて容易な動作だけで各電線について所望の配索
経路に対応した湾曲部を形成できる。
加工具又は電線長調整手段を該電線に当接させつつ押し
下げて該弛みを設定するための開口が形成されているの
で、該複数の複数の電線を該載置台の該開口に架かるよ
うに直線状に且つ平行に載置し、該開口内で該電線長調
整手段を該電線に当接させつつ押し下げて該弛みを設定
することができる。このため、電線は非常な簡単な作業
によって所要の配策経路に対応する湾曲部を有すること
ができる利点がある。
ると、載置台上に複数の電線を直線状に且つ平行に載置
し、所定の勾配で段差が形成された電線長調整治具を該
電線に押し当てて該各電線毎に異なった寸法の弛みを設
定することで、電線を直線状に配置してスペース効率を
向上しつつ、各電線について所望の配索経路に対応した
湾曲部を容易に形成できる。
ついて、その弛みの寸法偏差を保持するため、そのまま
の状態でフィルムに貼着けてもよい。
な構造の製造装置を使用するだけで、湾曲部を有する配
策経路に沿ってワイヤハーネスを部分的に折曲すること
なしにワイヤハーネスを容易に製造できる。
が形成されている。複数の電線を該載置台の該開口に架
かるように直線状に且つ平行に載置し、該開口内で該電
線長調整治具を該電線に当接させつつ押し下げて該弛み
を設定することで、極めて容易な動作だけで各電線につ
いて所望の配索経路に対応した湾曲部を形成できる。
上記方法を実現するためのワイヤハーネスの製造装置
は、複数の電線を供給する電線供給手段と、該電線供給
手段から供給された複数の該電線を平行に揃える線揃え
手段と、該線揃え手段で平行に揃えられた複数の該電線
を直線状に載置するための載置台と、該載置台上の該電
線に押し当てて該各電線毎に異なった寸法の弛みを設定
するよう当接するための段差が所定の勾配で形成されて
なる電線長調整手段とを備える。
加工具又は電線長調整手段を該電線に当接させつつ押し
下げて該弛みを設定するための開口が形成されている。
置は、該弛みが設定された状態の複数の該電線にフィル
ムを貼着するためのフィルム貼着台を更に備える。
と、ワイヤハーネスは複数の電線が所定の間隔の略同心
円状に湾曲して並置された湾曲部と、該湾曲部に連続す
る複数の電線が同一平面上に直線状に且つ平行に配置さ
れた直線部と、該直線部の各電線を固定するよう貼付さ
れたフィルムとを備える。
が形成された所定の載置台上に複数の電線を直線状に且
つ平行に載置し、所定の勾配で段差が形成された電線長
調整治具を該開口内で該電線に当接させつつ押し下げ
て、該各電線毎に異なった曲率半径に応じて寸法の弛み
を設定するとよく、該フィルムは、該湾曲部が該各電線
毎に異なった曲率半径に応じて寸法の弛みを設定された
後に少なくとも該直線部に貼付するとよい。
線は湾曲部で略同心円状に湾曲されるので、複数の電線
が湾曲部で同心円状に湾曲された時の各電線の異なる曲
率半径は、所定の電線長調整治具を電線に押し当てるだ
けで簡単に設定することができる。従って、製造時のス
ペース効率を図るために電線を直線的に配設することに
よって、配策経路に合ったワイヤハーネスを簡単に形成
することができる。
造装置の部品としてだけでなく、直接電線長調整手段又
は加工具に関してもよい。
び利点は下記の詳細な説明を読み及び添付の図面を参照
することによってより明らかになる。
係るワイヤハーネスを示す図である。このワイヤハーネ
スでは、複数の電線11を同一平面上にほぼ等間隔で略
平行に配置し、これらの一部をフィルム12で貼着固定
したある。
て、例えば塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(P
E)又は薄肉の金属板等からなる配線固定用フィルム1
2(シート状部材)を上方から電線の部分に貼付ける。
すべく、湾曲部13について、全電線11が互いにほぼ
一定の間隙を有して略同心円弧状に湾曲されている。
においてはフィルム12の貼付を省略し、湾曲部13a
以外の電線11が直線状の部分(直線部)13bのみフ
ィルム12を貼着している。このため、各電線11はそ
れぞれポリ塩化ビニル(PVC)又はポリエチレン(P
E)等の絶縁性被膜で被覆されたものを使用する。
よっては、配線に耐熱性を要求される場合があり、この
場合には、電線11の被覆材料としてフッ素系樹脂(商
標名「テフロン」)を使用してもよいし、あるいは電線
11としてエナメル線を使用してもよく、また、フィル
ム12として、ポリイミド(PI)又は成型品としての
ポリフェニレンサルファイド(PPS)を使用し、熱硬
化性接着剤によって電線11及びフィルム12を固定し
てもよい。
3でのフィルムの貼付を省略している。しかしながら、
その他の曲率又は折曲も可能である。このため、各電線
11はそれぞれ絶縁性被膜で被覆されたものを使用す
る。なお、この実施形態では、4本の電線11が設置さ
れた例を示すが、電線11が同一平面上に、少なくとも
所定の公差内で、好ましくは等間隔で略平行に配置され
る限り、その数量は4本に限るものではない。また、電
線11は等間隔に配置されてなくてもよい。
軸方向が90゜の曲げ角度で変更された状態を示した図
である。このワイヤハーネスの湾曲部13においては、
各電線11(11a〜11d)が一定間隔wだけ離間し
て配置されているため、これらの長さは全て異なって設
定される必要がある。
wとし、曲率半径を、それぞれ、w,2w,3w,4w
とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の四分の一の長さになる。このため、そ
れぞれ、
長さの偏差は、
長さの偏差(πw/2)を設定しなければならず、その
方法としては、配線経路に応じて電線11を手作業で並
べたり金型等の治具を用いて電線11の形状を整える方
法も考えられるが、作業効率が悪く且つスペース効率も
良くない。そこで、この実施形態では、図3中の破線の
ように電線11を直線状に且つ略平行に設置した後、電
線11a〜11dの一定幅(w)毎に一定の高さΔHの
面取り部、溝部、凹部又は段差15が形成された電線長
調整治具又は手段14(図4に示す電線長調整手段)を
使用し、この調整治具14の段差15を電線11に所定
の方向、例えば下方に押し又は変位させこれを所定の寸
法だけ弛ませることで、図3中の実線のように各電線1
1a〜11dを湾曲部13に適した適正な長さに調整す
る。この電線長調整治具14の各段差15は、各電線1
1a〜11dの外れを防止できるように略円弧状の凹形
状に形成されている。
ような装置を使用する。この製造装置は、複数の電線供
給ドラム20(例には5つのドラムが示されている)を
有してそれぞれ電線11を同時に供給する電線供給部2
1(電線供給手段)と、供給された複数の電線11の離
間幅(w)を揃えるための溝22aが形成された線揃え
治具22(線揃え手段)と、所定のコネクタ23を圧接
し、及び/又は電線11を所定の形態に配置する一般的
なコネクタ圧接部24(コネクタ接続台又は載置台手
段)と、好ましくは前述した電線長調整治具14を用い
て、回路を構成する各電線11(11a〜11d)の長
さを調整する回路又は電線長調整部25と、固定手段1
2を電線11の所定部又は所定位置に固定する、好まし
くはコネクタ圧接部24と回路長調整部25との間及び
回路長調整部25同士の間で電線11にフィルム12等
の保持手段を貼着(布線)するための布線台27(フィ
ルム貼着台又は電線部固定部)とを備えている。ここ
で、回路長調整部25は、図5〜図7のように、載置台
28の天面の中央部に、電線11に対して電線長調整治
具14を押し下げて電線11を弛ませるための開口29
が形成されたものである。これら線揃え治具22、コネ
クタ圧接部24、回路長調整部25の載置台28及び布
線台27はほぼ同じ高さに設定されている。またこれら
は、配索経路に応じてその組み合わせを容易に変更でき
るよう、それぞれ独立したユニットとして引き離し可能
とされている、あるいは一体的に形成されている。
13の長さLnは、このn番目の電線を開口29に押し
込む凹部又は段さ15の高さhnに対応し、この高さh
nは基準高さ14h(図4参照)であり、n番目の段部
の高さΔHnは下記の式により表わされる。
する場合、高さΔHnは全て等しいことが好ましい。電
線が2つ又はそれ以上の曲げ角度ε、ε’、ε”等で配
置される場合は、段差15の高さΔHnは好ましくは各
電線群毎に等しい(例えば図16に示し、後述するよう
に)。
することによって、n番目の段差15の高さhnとn番
目の電線の長さLnの関係を概算することができる。b
が電線11の長さ方向に沿う電線長調整治具14の厚さ
で、aが同方向に沿う開口29の幅であると、長さLn
は下記に近似する。
の式によって近似的に表わされる。
わちbを0に近づけて極限値を取ることにより、高さh
nを得るための式をより簡素化することができる。
に採用するとよい。これは、nがこれより小さい場合
は、偏差が大きくなりすぎ、そのため配線の精度が所定
の誤差水準を下回ることになり得るからである。
ける、また上記の簡素化された式(図7)によって段差
15の高さhnを計算する時の偏差又は誤差をより少な
くするために、段差又は凹部15の先端部15rを図6
に仮想線で示すように丸くしてもよい。更に、電線長調
整治具14が開口29に挿入される時に電線11の傷つ
きや折れを避ける、また電線11をスムーズに曲げるた
めに載置台手段または載置台部28の縁部28rを丸く
してもよい(図6)。
4が挿入される時に、電線11が折れたり、傷つかない
ような、特に載置台手段またはコネクタ接続部24の縁
と電線長調整治具14間の隙間が小さすぎる時に電線長
調整治具14の縁に挟まれない、及び/又は強く曲げら
れることにより折れたり、傷つかないような幅aを有さ
ねばならない。すなわち、開口29は、例えば、挟みこ
み、座屈、又は強い曲げ等で傷ついたり折れたりしない
ように電線11を配置した状態で、電線長調整治具14
が開口29にゆるくカン入又は挿入できるような供給方
向P又は電線11の長さ方向に沿う幅aを有する。
は電線11間の距離又はピッチに従って間隔を開けると
よい。図4及び図5では、電線11間の距離wは全ての
電線11に対して等しく、そのため対応する段差15は
等間隔に開けられている。電線が等間隔に開けられてい
ない(図示されていない)場合は、段差15も従って等
間隔に開けられていない。すなわち、段差、凹部又は面
取り部15は変位される電線11の位置に対応するよう
に形成されている。好ましくは、電線長調整治具14は
傾斜側部を有するように形成されており、この傾斜側部
に段差15が変位される電線11の対応の位置に従って
形成される。
置を使用してワイヤハーネスを製造する方法について説
明する。
ラム20から電線11をそれぞれ供給し、線揃え治具2
2の溝22aを通過させて電線11の所定の離間幅wを
設定しつつ、電線11を、コネクタ圧接部24、回路長
調整部25の載置台28及び布線台27の上面に、直線
状に且つ互いに平行に載置する。
くは、略中央の開口29に架かる電線11(11a〜1
1d)に対して、電線長調整治具14の段差15を当接
させ、そのまま所定寸法だけ押し下げて、各電線11a
〜11dを各段差15の高さhnに応じた寸法だけ弛ま
せる。このとき、弛ませた寸法だけ各電線供給ドラム2
0からの電線11の供給を行う。なお、電線長調整治具
14は、電気的又は電子的に制御される昇降装置を用い
て自動的に押し下げても良いし、及び/又は作業者によ
って手作業で押し下げても良い。
ルム又は固定手段12を電線11、特にその直線部にそ
の上方より貼着して固定するとともに、コネクタ圧接部
24において所定のコネクタ23を圧接し、図1に示し
たワイヤハーネスを完成させる。
の成形部品を使用してもよく、この場合には、かかる成
形部品に、OA機器、家電製品または自動車等の被配線
装置に取り付けるためのロック機構を使用状況に応じて
設ければ、後工程での取り付けが容易になる。
0のように、各電線11の軸方向を例えば45゜の曲げ
角度で変更したい場合、各電線11a〜11dの離間幅
をwとし、曲率半径をそれぞれ w,2w,3w,4w とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の八分の一の長さになるため、それぞ
れ、
差は、
n−1)に対応して電線長調整治具14の隣接する段差
15の高さの差(ΔHn)を設定すればよい。具体的に
は、湾曲部13での各電線11の曲げ角度εが90゜の
場合の電線長調整治具14の段差15の勾配をθ(図
4)とすると、図10のように各電線11の曲げ角度ε
が45゜の場合には電線長調整治具14の段差15の勾
配を図11のようにθ/2に設定する。このように、電
線11の曲げ角度εに対し、電線長調整治具14の段差
15の勾配は(θ×ε/90゜)に設定すればよい。
1の間隔wを得るためのn番目の電線の長さは、(電線
が円弧に沿って曲げられると想定すると)下記の式によ
り表わされる:
に下記で式で表わされる。
合は、上記両式は近似式としてのみ採用できる。しかし
ながら、本発明はそれに制限されていない。段差15の
勾配θはnが充分に大きい、例えば4以上の場合は一定
でもよい。
状に載置した後に段差15を有する電線長調整治具14
を電線11に対して押し下げるといった極めて容易な動
作だけで、各電線11a〜11dを、湾曲部13に適し
た適正な長さに弛ませて調整することができるので、短
い時間で、作業空間を要さずに、しかも第3従来例のよ
うに折曲することなく設置することができる。
4、回路長調整部25の載置台28及び布線台27は、
それぞれ独立したユニットとして引き離し自在とされて
いるので、その組み合わせを様々に変更すれば、様々な
配索経路に対応するワイヤハーネスを形成できる。例え
ば、図12のようにワイヤハーネスのフィルム12が貼
付された布線部の一部12aを長く形成したい場合、図
13中の符号Ar1のように複数の布線台27を並置し
たり、あるいは長さ寸法の異なる別仕様の布線台(図示
せず)を設置すればよい。また、図14のように複数の
電線11のうちの一部をまとめて分岐させ、分岐側の電
線11のみについて該複数の複数の電線を該載置台の該
開口に架かるように直線状に且つ平行に載置し、該開口
内で該電線長調整手段を該電線に当接させつつ押し下げ
て該弛みを設定すれば分を有せしめたい場合等、図15
のように、その配索経路の設計に応じてコネクタ圧接部
24、回路長調整部25及び布線台27等を並び変えれ
ばよい。このように、各ユニットとして引き離し自在と
されているので、その組み合わせを様々に変更すること
で、設計の自由度を高めることができる。
雑な場合、その湾曲部13の数量に応じて回路長調整部
25を増設すればよい。また、湾曲部13が複数ある場
合に、湾曲部13同士の間の距離を変更する場合、コネ
クタ圧接部24や回路長調整部25の間隔を変更して設
計すればよい。
1を同一平面上に配置するようにした例であるが、三次
元的に曲げを加えて配索してもよいことは勿論である。
17を参照して説明する。図17から明らかなように、
ワイヤハーネスが異なる向きに延在する数個の分岐部、
例えば異なる曲げ角度(図17の下側分岐部では90
°、上側分岐部では45°)を有する異なる湾曲部13
−1、13−2を有してもよい。これらの湾曲部13−
1、13−2は、図16に示す電線長調整治具14を使
用して形成してもよい。この電線長調整治具14では、
各電線11(n=1〜4)に対応する段差又は凹部15
は(曲げ角度ε=90゜をもたらす)勾配θを有し、一
方電線11(n=5〜8)に対応する段差15は(曲げ
角度ε=45°をもたらす)勾配θ/2を有する。電線
11(n=1〜4)の長さLnはπnw/2で、電線1
1(n=5〜8)の長さLnはπnw/4である。この
ため、3番目及び6番目の電線に対応する段差の高さh
3及びh6は等しい。
また、異なる方向に湾曲する、例えば下方に湾曲する湾
曲部13−1及び上方に湾曲する湾曲部13−2を有し
てもよく、各湾曲部13−1、13−2の曲げ角度ε−
1、ε−2(図示の実施例ではε−1=90°)ε−2
=45°)はそれぞれ等しくてもよいし、そうでなくて
もよい。
によると、電線長調整治具14を電線11の長さ方向に
対して90゜とは異なる角度に配置して、電線11の弛
み部をその長さ方向を横切る線沿いに位置させるのでは
なく、該長さ方向に対して互いにずれ又は変位させても
よい。この実施例は、始点が異なる電線11の湾曲部1
3の形成、すなわち1つの電線長調整治具14を使用し
て長さ方向に対して互いに異なった位置から始まる湾曲
部13の形成を可能にする。しかし、湾曲部13が同位
置から始まる場合は、電線長調整治具14は電線11の
(又は湾曲される電線部の)長さ方向に対してほぼ横切
るように(すなわち90゜)に配置するとよい。
造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
の曲げ角度が90゜に設定された状態を示す図である。
を示す図である。
の電線長調整治具を示す正面図である。
長さ調整動作を示す斜視図である。
を示す概略断面図である。
る簡素化方法を示す簡素な断面である。
図である。
造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
線の曲げ角度が45゜に設定された状態を示す図であ
る。
ための電線長調整治具を示す正面図である。
って製造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
す平面図である。
製造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
面図である。
線長調整治具である。
造された異なる湾曲部を有するワイヤハーネスの平面図
である。
れた異なる湾曲部を有する平面図である。
す斜視図である。
す一部破断斜視図である。
造工程を示す平面図である。
を示す図である。
した状態を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 複数の電線(11)、好ましくは絶縁被
覆で覆われた複数の電線(11)からなり、これら電線
(11)が所定の間隔で略同心円弧上に湾曲して配置さ
れる少なくとも1つの湾曲部(13)とこの湾曲部(1
3)に連続して配置された少なくとも直線部とを有する
少なくとも1つの特定電線群と、 湾曲部(13)以外の各電線(11)を一緒に固定する
ように少なくとも直線部に設けられる少なくとも1つの
固定手段(12)とを備えたことを特徴とするワイヤハ
ーネス。 - 【請求項2】 該固定手段(12)は少なくとも直線部
に貼付けされるシート部材(12)からなることを特徴
とする請求項1記載のワイヤハーネス。 - 【請求項3】 固定手段(12)、特にシート部材(1
2)とは別個独立とされ、該湾曲部(13)に貼り付け
されて、好ましくはその位置にある電線(11)を固定
する少なくとも1つの保護フィルムを更に備え、この保
護フィルムは好ましくは湾曲部(13)と相似形状であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のワイヤハーネ
ス。 - 【請求項4】 複数の電線(11)を直線状にかつ略平
行に配置する第1の工程、 電線長調整手段(14;25)を各電線(11)に密接
させて仕上りワイヤハーネスの電線の隣接する弧間の長
さの差を補うことにより特定電線群の電線(11)に異
なる弛みを設定する第2の工程、及び弛まされた部分以
外の複数の電線(11)に亘って該シート状部材(1
2)を貼り着する第3の工程を備えることを特徴とする
特に請求項1又は2記載のワイヤハーネスの製造方法。 - 【請求項5】 ワイヤハーネスの湾曲部(13)及び直
線部の所要形状を決め、湾曲部(13)に保護フィルム
を貼着する第4工程を更に備えることを特徴とする請求
項4記載の製造方法。 - 【請求項6】 該第1工程において、複数の電線(1
1)は載置台手段(28)の一面の特定位置に設けられ
た開口(29)に架かるように配置され、 該第2工程において、各電線(11)は該電線長調整手
段(25)を用いて開口(29)内で押し下げられるこ
とを特徴とする請求項4又は5記載の製造方法。 - 【請求項7】 複数の電線(11)を供給する電線供給
手段(21)と、 複数の電線(11)を直線状に載置する少なくとも1つ
の台部を有する載置台手段(28)と、 好ましくは段差、凹部又は電線位置決め手段(15)を
有し、電線(11)に対して0゜、180゜以外の角
度、好ましくはほぼ横切るように延在し、載置台(2
8)、好ましくは載置台部上の電線(11)に押し当て
られると電線(11)毎に異なった寸法の弛みを設定す
る電線長調整手段(25;14)を備えることを特徴と
する特に請求項4乃至6記載の製造方法を使用して、請
求項1又は3記載のワイヤハーネスを製造する装置。 - 【請求項8】 段差又は凹部(15)は各電線(11)
の異なる弛みの所要の設定に基づいて決められる所定の
勾配(θ)で形成されていることを特徴とする請求項7
記載の装置。 - 【請求項9】 該電線供給手段(21)から供給された
複数の電線(11)を略平行に揃える電線揃え手段(2
2)を更に備えることを特徴とする請求項7又は8記載
の装置。 - 【請求項10】 少なくとも1つの開口(29)が載置
台手段(28)、特に1つの載置台部の一面又は2つの
隣接する載置台部間の所定位置に形成されており、該電
線長調整手段(14;25)はその各位置決め手段(1
5)、特に段差又は凹部(15)を当接させた後各電線
(11)を押し下げるよう開口(29)内で移動可能で
あり、開口(29)は好ましくは電線(11)が各電線
位置決め手段(15)に押された時にスムーズに曲がる
ように電線(11)の長さ方向に沿う幅(a)を有する
ことを特徴とする請求項7乃至9記載の装置。 - 【請求項11】 該載置台手段(28)は、異なる弛み
寸法が設された後複数の電線(11)の直線部にシート
状部材を貼着させるシート状部材貼着台(27)、及び
/又は複数の電線(11)の湾曲部(13)に保護フィ
ルムを貼着する保護フィルム貼着台を更に備えることを
特徴とする請求項7乃至10記載の装置。 - 【請求項12】 該載置台手段(28)は、異なる弛み
寸法が設定された後、少なくとも1つのコネクタ(2
3)を複数の電線(11)の少なくとも1部に接続する
コネクタ接続台部(24)を更に備えることを特徴とす
る請求項7乃至11記載の装置。 - 【請求項13】 電線(11)及び/又は載置台手段
(28)の縁部(28r)に当接する電線長調整手段
(14;25)の部分(15r)は面取りされているこ
とを特徴とする請求項7乃至12記載の装置。 - 【請求項14】 複数の電線(11)のn番目の電線に
対応するn番目の段差(15)の高さhnは下記の式に
より近似的に表わされる: 【数1】 ただし、Lnはn番目の電線の湾曲部(13)の長さ
で、aは電線(11)の長さ方向沿った載置台手段(2
8)の開口(29)の幅であり、長さLnは好ましくは
下記の近似式で表わされる: 【数2】 ただし、εは電線(11)の曲げ角度、そしてwは隣接
する電線(11)間の距離であることを特徴とする請求
項7乃至13記載の装置。 - 【請求項15】 n番目の段差(15)の高さhn、及
び/又はn番目の電線の長さLnを求める式では、n≧
4であることを特徴とする請求項14記載の装置。 - 【請求項16】 電線位置決め手段(15)、特に段差
又は凹部(15)は、好ましくは電線長調整手段(1
4)の横方向に互いに離れており、その離間距離は電線
(11)の間隔(w)に依存することを特徴とする請求
項7乃至15記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15565597A JP3606003B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15565597A JP3606003B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308123A true JPH10308123A (ja) | 1998-11-17 |
| JP3606003B2 JP3606003B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=15610720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15565597A Expired - Fee Related JP3606003B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3606003B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114783660A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-07-22 | 亳州联滔电子有限公司 | 线材、铰链组件、电子设备及制造方法 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP15565597A patent/JP3606003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114783660A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-07-22 | 亳州联滔电子有限公司 | 线材、铰链组件、电子设备及制造方法 |
| CN114783660B (zh) * | 2022-05-09 | 2024-05-07 | 亳州联滔电子有限公司 | 线材、铰链组件、电子设备及制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3606003B2 (ja) | 2005-01-05 |
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