JPH10308501A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10308501A
JPH10308501A JP9130272A JP13027297A JPH10308501A JP H10308501 A JPH10308501 A JP H10308501A JP 9130272 A JP9130272 A JP 9130272A JP 13027297 A JP13027297 A JP 13027297A JP H10308501 A JPH10308501 A JP H10308501A
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JP
Japan
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well
conductivity type
memory cell
sense amplifier
back bias
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9130272A
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English (en)
Inventor
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Shinji Bessho
真次 別所
Masayuki Taira
雅之 平
Yasushi Takahashi
康 高橋
Koji Arai
公司 荒井
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4074Power supply or voltage generation circuits, e.g. bias voltage generators, substrate voltage generators, back-up power, power control circuits
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/50Peripheral circuit region structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエル分離用の領域を不要にしてレイアウト面
積の縮小化を実現する。 【解決手段】このDRAMでは、トリプルウェル構造を
採用し、単位メモリセルアレイMA、ワード線ドライバ
・バンクWDB、センスアンプ・バンクSABおよびク
ロスエリアCRの全ての領域を下層のN型のディープ
(深層)・ウェル12で囲む。Nウェル14にはワード
線ドライバの電源電圧に対応したバックバイアスVPPが
与えられ、Pウェル16にはメモリセルの特性に応じた
バックバイアスVBBが与えられる。Nウェル14におい
て、バックバイアスVPPにより基板バイアス効果を受け
るセンスアンプのP型MOSトランジスタについては、
そのバイアス効果をキャンセルするようにしきい値電圧
が低い値に設定される。また、Pウェル16において、
バックバイアスVBBによって基板バイアス効果を受ける
センスアンプのN型MOSトランジスタについては、そ
のバイアス効果をキャンセルようにしきい値電圧が低い
値に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、特にDRAM(タ゛イナミック・ランタ゛ム・アクセス・メモリ)等の半導
体装置に関する。
【0020】
【従来の技術】一般に、DRAM(タ゛イナミック・ランタ゛ムアクセス・
メモリ)のメモリセルアレイにおいては、図11に示すよう
に、各行毎に設けられたワード線WLi と各列毎に設け
られたビット線BLj との交差位置に1個のメモリセル
MCijが配置(接続)される。各メモリセルMCijは、
1個のN型MOSトランジスタQijと1個のセルキャパ
シタCijとから構成される。各ワード線WLi は各行の
ワード線ドライバWDiに接続され、各ビット線BLj
は各列のセンスアンプSAj に接続されている。なお、
図11に示すメモリセルアレイの一部分の構造は、説明
を容易にするために簡略化して図示している。
【0030】メモリセルMCijに書き込みを行うとき
は、ワード線ドライバWDi がワード線WLi をHレベ
ルの電位まで駆動または活性化してトランジスタQijを
オンさせ、これと同時にセンスアンプSAj が書込情報
(“1”または“0”)に応じてビット線BLj の電位
をHレベル(VDL)またはLレベル(Vss)にする。こ
れにより、セルキャパシタCijにVDLまたはVssの充電
電圧が得られる。この後に、ワード線ドライバWDi が
ワード線WLi をLレベル(Vss)に下げて、トランジ
スタQijをオフにする。この結果、セルキャパシタCij
に“1”(VDL)または“0”(Vss)の充電電圧また
は電荷が記憶情報として保持される。
【0040】読み出しを行うときは、予めセンスアンプ
SAj がビット線BLj を一定の電位(一般にはVDL/
2)までプリチャージしておいて、ワード線ドライバW
Diがワード線WLi をHレベルに駆動または活性化し
てトランジスタQijをオンさせる。そうすると、ビット
線BLj とセルキャパシタCijとが短絡され、ビット線
BLj 上の電位がセルキャパシタCijの蓄積電荷に応じ
てプリチャージレベルからわずかに変化する。このビッ
ト線BLj 上のわずかな電位変化をセンスアンプSAj
が検知増幅することによって、メモリセルMCijの記憶
情報が識別される。
【0050】ところで、たとえば64メガビットクラス
のような大規模のDRAMでは、1チップ内のメモリセ
ルアレイを複数のブロックまたはサブマットに分割し、
かつ各々のサブマット内でメモリセルアレイを複数の単
位メモリセルアレイに分割したメモリセルアレイ構成を
採用している。
【0060】各サブマット内では、一定数の単位メモリ
セルアレイが一定の間隔を置いてマトリクス状に配置さ
れる。そして、図12に示すように、各単位メモリセル
アレイMAに隣接して、たとえば左右両側にワード線ド
ライバWDの集合回路(ワード線ドライバ・バンク)W
DB,WDBが相対向して配置され、上下両側にセンス
アンプSAの集合回路(センスアンプ・バンク)SA
B,SABが相対向して配置される。また、単位メモリ
セルアレイMAの各斜め隣にはクロスエリアCRが設け
られている。
【0070】なお、図12では、図解の簡略化のため、
相隣接する4個(縦2×横2)の単位メモリセルアレイ
MAとそれらの周辺回路のレイアウトのみを示してい
る。
【0080】単位メモリセルアレイMA内では、所定数
(行)のビット線対BL/BL- と所定数(列)のワー
ド線WLとがマトリクス状に配線され、各ビット線BL
(または各ビット補線BL- )と各ワード線との交差位
置にメモリセルMCが接続されている。アレイMA内の
各ワード線WLは、左右両側のワード線ドライバ・バン
クWDB,WDBに配置された対応するワード線ドライ
バWDに接続されている。また、アレイMA内の各ビッ
ト線/ビット補線は、上下両側のセンスアンプ・バンク
SAB,SABに配置された対応するセンスアンプSA
に接続されている。
【0090】各クロスエリアCRには、これと隣接する
センスアンプ・バンクSAB内のセンスアンプSAを駆
動するためのドライバや、隣接するワード線ドライバ・
バンクWDB内のワード線ドライバWDを駆動するため
のドライバ等(図示せず)等が設けられている。
【0100】図13に、図12のA−A’線についての
要部の部分断面図を模式的に示す。この断面構造は、単
位メモリセルアレイMAとセンスアンプ・バンクSAB
との境界付近のウェル構造を示す。
【0110】このDRAMでは、トリプルウェル構造を
採用しており、単位メモリセルアレイMAの領域および
ワード線ドライバ・バンクWDBの領域(図13では図
示せず)の下にN型のディープ(深層)・ウェル102
が敷設されている。なお、図14に、このNディープ・
ウェル102が配されている範囲(ハッチング部分)を
平面的に示す。
【0120】図13において、単位メモリセルアレイM
AはP型領域であるPウェル104に形成される。すな
わち、単位メモリセルアレイMAに含まれる所定数のメ
モリセルを構成する各N型MOSトランジスタおよびセ
ルキャパシタ(図示せず)がPウェル104の表面ない
し表面上に形成される。
【0130】センスアンプ・バンクSABは、中心部の
N型領域であるNウェル106およびその両側の一対の
Pウェル108,110にわたって形成される。これら
のウェル106,108,110はP型シリコン基板1
00の主面にディープ・ウェルを介さずに形成される。
センスアンプSAの回路を構成する素子のうち、P型M
OSトランジスタがN型ウェル106に形成され、N型
MOSトランジスタがP型ウェル108,110に形成
される。
【0140】単位メモリセルアレイMAとセンスアンプ
・バンクSABとの間には、Nウェル112からなるウ
ェル分離用の領域PGが配置される。単位メモリセルア
レイMAおよびワード線ドライバ・バンクWDBの下に
配されているNディープ・ウェル102は、このウェル
分離用のNウェル112の下まで延びている。
【0150】かかる構成において、Nディープ・ウェル
102には、ワード線ドライバ・バンクWDBのNウェ
ル(図示せず)を介して電位VPP(たとえば3.8V)
のバックバイアスが給電される。ここで、VPPは、ワー
ド線ドライバ・バンクのNウェルに形成されているP型
MOSトランジスタに給電されるワード線駆動用の電源
電圧VPPに相当し、ワード線ドライバ・バンクWDBの
NウェルにもVPPがバックバイアスとして与えられる。
【0160】単位メモリセルアレイMAのPウェル10
4には、周囲回路部から独立した電位VBB(たとえば−
1.0V)のバックバイアスが給電される。このアレイ
MAのPウェル104はウェル分離領域112によって
周辺回路部のPウェルから電気的に分離されているた
め、メモリセルのポーズ特性のための最適なバックバイ
アスが選択可能となっている。
【0170】センスアンプ・バンクSABにおいて、P
型MOSトランジスタが設けられるNウェル106には
Hレベル側のセンシング駆動電圧VDL(たとえば2.2
V)に等しいバックバイアスが給電され、N型MOSト
ランジスタが設けられるPウェル108,110にはL
レベル側のセンシング駆動電圧VSS(たとえば0V)に
等しいバックバイアスが給電される。
【0180】ウェル分離領域PGのNウェル112に
は、Nディープ・ウェル102と同じバックバイアスV
PPが給電される。
【0190】クロスエリアCRと単位メモリセルアレイ
MAないしワード線ドライバ・バンクWDMとの境界部
も、上記と同様の断面構造であり、各部に上記と同様の
バックバイアスが供給されている。
【0200】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
DRAM構造では、単位メモリセルアレイMAとセンス
アンプ・バンクSABとの境界部、およびワード線ドラ
イバ・バンクWDMとクロスエリアCRとの境界部にそ
れぞれウエル分離領域PGを設けている。たとえば、セ
ンスアンプ・バンクSABが40μmの幅サイズに設計
されるとき、ウエル分離領域PGは7μmの幅に選ばれ
る。したがって、センスアンプ部の両側で14μm幅の
スペースをとってしまう。このため、サブマット全体ひ
いてはチップ全体のレイアウト面積を大きくしている。
【0210】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、上記のようなウエル分離用の領域を不要にして
レイアウト面積の縮小化を実現する半導体装置を提供す
ることを目的とする。
【0220】
【課題が解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の半導体装置は、第1導電型の半導
体基板と、前記半導体基板に形成された第2導電型の半
導体層と、前記半導体基板から隔離して前記半導体層の
上に並置して形成された1つまたは複数の第1導電型の
半導体領域および1つまたは複数の第2導電型の半導体
領域と、各々の前記第1導電型の半導体領域内に形成さ
れた1つまたは複数の第2導電型のMOSトランジスタ
と、各々の前記第2導電型の半導体領域内に形成された
1つまたは複数の第1導電型のMOSトランジスタとを
有し、各々の前記第1導電型の半導体領域に共通の第1
のバックバイアスを与えるとともに、前記半導体層およ
び各々の前記第2導電型の半導体領域に共通の第2のバ
ックバイアスを与え、少なくとも1つの前記第2導電型
のMOSトランジスタのしきい値電圧を前記第1のバッ
クバイアスによる基板バイアス効果をキャンセルするよ
うに設定するとともに、少なくとも1つの前記第1導電
型のMOSトランジスタのしきい値電圧を前記第2のバ
ックバイアスによる基板バイアス効果をキャンセルする
ように設定する構成とした。
【0230】また、本発明の第2の半導体装置は、上記
第1の半導体装置において、少なくとも1つの前記第1
導電型の半導体領域内には、1つのメモリセルアレイ部
と、前記メモリセルアレイ部に隣接する1つまたは複数
の周辺回路部の一部とが含まれ、前記周辺回路部の少な
くとも1つの前記第2導電型のMOSトランジスタのし
きい値電圧が前記第1のバックバイアスによる基板バイ
アス効果をキャンセルするように設定される構成とし
た。
【0240】また、本発明の第3の半導体装置は、上記
第2の半導体装置において、前記第1導電型の半導体領
域内に形成された前記周辺回路部の一部と隣接する前記
第2導電型の半導体領域内に前記周辺回路部の残りの部
分が設けられ、前記周辺回路部の少なくとも1つの前記
第1導電型のMOSトランジスタのしきい値電圧が前記
第2のバックバイアスによる基板バイアス効果をキャン
セルするように設定される構成とした。
【0250】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明の実施例を説明する。
【0260】図1に、本発明の一実施例によるDRAM
内のメモリセルアレイのレイアウトを示す。
【0270】このDRAMはたとえば64Mビットの記
憶容量を有し、1チップ(半導体基板)内のメモリアレ
イ(64Mビット)を8個の8Mビット・ブロックまた
はサブマットSMに分割して、各サブマットSM内のメ
モリアレイ(8Mビット)を128個の64Kビット・
アレイまたは単位メモリセルアレイMAに分割してい
る。
【0280】各サブマットSM内では、128個の単位
メモリセルアレイMAが16行×8列のマトリクス・パ
ターンで一定の間隔を置いて離散的に配置されている。
各サブマットSMの左端部にはアレイ・コントローラA
Cが配置されており、このコントローラACの内側に各
行分のメインワード線ドライバMWDが縦方向一列に配
置されている。各サブマットSMの上端部には、各列で
Yアドレス線YSを選択的に駆動するためのYSドライ
バYSDが横方向一列に配置されている。
【0290】図2に、サブマットSM内の一部として、
相隣接する4個(縦2×横2)の単位メモリセルアレイ
MAの領域と周辺回路部の領域のレイアウトを示す。
【0300】単位メモリセルアレイMA内では、たとえ
ば、256組(行)のビット線対BL/BL- と256
本(列)のワード線WLとがマトリクス状に配線され、
各ビット線BL(または各ビット補線BL- )と各ワー
ド線との交差位置にメモリセルMCが接続されている。
【0310】左右両側のワード線ドライバ・バンクWD
B,WDBには、それぞれ128個のワード線ドライバ
WDが千鳥状に配置されている。単位メモリセルアレイ
MA内の256本のワード線WLのうち、たとえば半数
(128本)の奇数番目のワード線WLは左側のサブワ
ード線ドライバ・バンクWDB内の128個のワード線
ドライバWDにそれぞれ接続され、残りの半数(128
本)の偶数番目のワード線WLは右側のワード線ドライ
バ・バンクWDB内の128個のワード線ドライバWD
にそれぞれ接続されている。
【0320】各単位メモリセルアレイMAの上下両側の
センスアンプ・バンクSAB,SABには、それぞれ1
28個のセンスアンプSAが千鳥状に配置されている。
単位メモリセルアレイMA内の256組のビット線対の
うち、たとえば半数(128組)の奇数番目のビット線
対は上側センスアンプ・バンクSAB内の128個のセ
ンスアンプSAにそれぞれ接続され、残りの半数(12
8組)の偶数番目のビット線対は下側センスアンプ・バ
ンクSAB内の128個のセンスアンプSAにそれぞれ
接続されている。
【0330】各クロスエリアCRには、それと隣接する
センスアンプ・バンクSAB内のセンスアンプSAを駆
動するためのドライバ、およびそれらのセンスアンプに
共通接続されているローカルのデータ入出力線をメイン
のデータ入出力線(図示せず)に接続するためのIOス
イッチ、さらにはそれと隣接するワード線ドライバ・バ
ンクWDB内のワード線ドライバWDを選択的に活性化
するためのFXドライバ等が設けられている。
【0340】図3に、図2のA−A’線についてみた要
部の断面構造を模式的に示す。この断面構造は、単位メ
モリセルアレイMAとセンスアンプ・バンクSABとの
境界付近のウェル構造を示す。
【0350】本実施例のDRAMでは、トリプルウェル
構造を採用し、単位メモリセルアレイMA、ワード線ド
ライバ・バンクWDB、センスアンプ・バンクSABお
よびクロスエリアCRの全ての領域を下層のN型のディ
ープ(深層)・ウェル12で囲んでいる。図4に、この
Nディープ・ウェル12が配されている範囲(ハッチン
グ部分)を平面的に示す。
【0360】図3および図4に明示されるように、本実
施例のDRAMでは、ウェル境界部に分離領域(PG)
を設けないため、その分レイアウト面積を縮小化し、チ
ップの小型化を実現している。
【0370】Nディープ・ウェル12は、P型シリコン
基板10の主面にたとえばリンをイオン注入して所定の
深さ(たとえば3μm)に形成される。そして、このN
ディープ・ウェル12の表面に各部(MA、WDB、S
AB、CR)の領域に応じたレイアウトでPウェル、N
ウェルがツィンウェル法の不純物拡散技術により所定の
深さ(たとえば1.6μm)に形成される。
【0380】図3において、単位メモリセルアレイMA
はPウェル14内の所定の区域に設けられる。この単位
メモリセルアレイMAの区域内には、64K個のメモリ
セルがPウェル104の表面ないし表面上に形成され
る。
【0390】図5に、単位メモリセルアレイMA内のメ
モリセルMCの構成を示す。このメモリセルMCは、ス
タックド・キャパシタ・セルのメモリセル構造を有す
る。このメモリセル構造において、Pウェル14上のフ
ィールド酸化膜20によって分離された素子領域にゲー
ト酸化膜22が形成され、この上にポリシリコン等から
なるワード線WLおよびSiO2 層等の絶縁膜24が形
成される。また、Pウェル14には、ワード線WLをマ
スクにしたセルフアライン方式により、N+ 型半導体領
域26(ソース領域)および28(ドレイン領域)が形
成されている。
【0400】絶縁膜24の一部分にはコンタクトホール
30が形成され、そのコンタクトホール30にはポリシ
リコンが充填され、ストレージノードのためのプラグ3
2が形成される。絶縁膜24上にはSiO2 層34が形
成され、そのSiO2 層34および絶縁膜24の一部分
にコンタクトホール36が形成され、そのコンタクトホ
ール36にポリシリコン等の導電性材料が充填されて、
ビット線BLが形成される。また、ビット線BL上に
は、SiO2 層38が形成される。
【0410】SiO2 層34およびSiO2 層38上に
は、SiO2 層40および下地層保護のためのSi3N4
層42が形成され、これらSi3N4 層42、SiO2 層
40およびSiO2 層34の一部分にはプラグ32に達
するスルーホール44が形成され、このスルーホール4
4にポリシリコン層46が形成される。このポリシリコ
ン層46に接して円筒形のポリシリコン層48が形成さ
れ、これらポリシリコン層46,48により下部キャパ
シタ電極が構成される。さらに、ポリシリコン層46,
48の表面に誘電体膜たとえばSi3N4 膜50が被着さ
れ、このSi3N4 膜50上にポリシリコン層52からな
る上部キャパシタ電極(プレート電極)が形成される。
【0420】こうして、上下のキャパシタ電極52,4
8および46と誘電体膜50とでなるキャパシタCap
が、プラグ32を介してソース領域26に接続された構
成となっている。なお、図5に示したメモリセルMC等
の断面構造は、説明を簡略化するために、その構造を一
部簡略化している。
【0430】後述するように、メモリセルMCが形成さ
れる基板(Pウェル14)には、メモリセルのポーズ特
性を最適化するためのバックバイアスVBB(たとえば−
1.0V)が給電されるので、メモリセルMCのMOS
トランジスタ(WL,22,26,28)のしきい値電
圧については他の領域(周辺回路部)の条件に合わせる
必要はなく、メモリセル固有の条件にしたがって設計し
てよい。
【0440】再び図3において、Pウェル14には、上
記したような単位メモリセルアレイMAの他に、センス
アンプ・バンクSABの一部、つまりセンスアンプSA
を構成する素子の中のN型MOSトランジスタ群も設け
られる。また、Nウェル16には、センスアンプ・バン
クSABの残りの部分、つまりセンスアンプSAを構成
する素子の中のP型MOSトランジスタ群が設けられ
る。
【0450】かかるウエル構造において、Nディープ・
ウェル12には、ワード線ドライバ・バンクWDBのN
ウェル(図示せず)を介して電位VPP(たとえば3.8
V)のバックバイアスが給電される。ここで、VPPは、
ワード線ドライバ・バンクのNウェルに形成されている
P型MOSトランジスタに給電されるワード線駆動用の
電源電圧VPPに相当し、ワード線ドライバ・バンクWD
BのNウェルにもVPPがバックバイアスとして与えられ
る。
【0460】Pウェル14には、単位メモリセルアレイ
MA内のメモリセルのポーズ特性を最適化するためのバ
ックバイアスVBB(たとえば−1.0V)が給電され
る。また、Nウェル16には、Nディープ・ウェル12
と同じVPP(3.8V)のバックバイアスが給電され
る。
【0470】このように、本実施例では、各ウエルに対
するバックバイアスを導電型(P型/N型)に応じて共
通化し、Nディープ・ウェル12および各Nウェル16
にはワード線ドライバの電源電圧VPPに対応した共通の
バックバイアスVPPを与えるとともに、各Pウェルには
メモリセルの特性に応じた共通のバックバイアスVBBを
与え、これによってウェル分離用の領域(PG)を削除
している。
【0480】ただし、このような共通のバックバイアス
VPP,VSSによって、センスアンプSA内のMOSトラ
ンジスタおよびクロスエリアCR内のMOSトランジス
タが基板バイアス効果を受けて動作能力の低減を来すお
それがある。本実施例では、この点を勘案して、以下に
説明するような工夫を行っている。
【0490】図6に、Pウェル14内でバックバイアス
VBBを受けるセンスアンプSAの各N型MOSトランジ
スタの構成を模式的に示す。また、図7に、Nウェル1
6内でバックバイアスVPPを受けるセンスアンプSAの
各P型MOSトランジスタの構成を模式的に示す。
【0500】本実施例のセンスアンプSAでは、Pウェ
ル14内の各N型MOSトランジスタのソース(S)に
はバックバイアスVBB(−1.0V)よりも高い電圧た
とえばLレベル側のセンシング駆動電圧VSS(たとえば
0V)が印加され、Nウェル16内の各P型MOSトラ
ンジスタのソース(S)にはバックバイアスVPP(3.
8V)よりも低い電圧たとえばHレベル側のセンシング
駆動電圧VDL(たとえば2.2V)またはVDD(3.3
V)が印加される。
【0510】したがって、そのようなPウェル14内の
N型MOSトランジスタおよびNウェル16内のP型M
OSトランジスタにあっては、基板バイアス効果によっ
て各々のしきい値電圧が上昇する。
【0520】すなわち、Pウェル14内のN型MOSト
ランジスタにあっては、N+ のソース(S)とPウェル
14(基板)との間に逆バイアス(−1.0V)が印加
されることにより、基板の空乏層が広がり、しきい値電
圧が増大する。
【0530】また、Nウェル16内のP型MOSトラン
ジスタにあっては、P+ のソース(S)とNウェル16
(基板)との間に逆バイアス(0.5ないし1.6V)
が印加されることで、やはり基板の空乏層が広がって、
しきい値電圧が増大する。
【0540】そこで、本実施例では、センスアンプSA
を構成するMOSトランジスタについては、上記のよう
な基板バイアス効果をキャンセルするように、各々の原
しきい値電圧を予め低い値に設計する。
【0550】たとえば、N型MOSトランジスタのしき
い値電圧VTHは、次の式(1)で与えられる。 VTH=VTH(0)+K[{2φBP+(VBB−VSS)}1/2 −(2φBP)1/2 ] ………(1)
【0560】ここで、VTH(0)は、基板バイアス効果
がないとき、つまりソース(S)と基板との間の電位差
(VBB−VSS)が零のときのしきい値電圧(原しきい値
電圧)である。また、φBPはSi基板(本実施例ではP
ウェル14)のフェルミ順位であり、Kは基板バイアス
効果係数である。
【0570】P型MOSトランジスタのしきい値電圧V
THについても、上記の式(1)と実質的に同様の式を適
用できる。
【0580】したがって、本実施例では、バックバイア
スVBB、VPPによる基板バイアス効果の下で所期のしき
い値電圧VTHが得られるように、センスアンプSAの各
MOSトランシスタの原しきい値VTH(0)を予め低い
値に設定(設計)する。
【0590】なお、クロスエリアCRと単位メモリセル
アレイMAないしワード線ドライバ・バンクWDMとの
境界付近も、図3と同様の断面構造であり、各ウェル部
に上記と同様のバックバイアスが供給される。
【0600】したがって、クロスエリアCR内に配置さ
れる各MOSトランジスタにおいても、バックバイアス
VBB、VPPによる基板バイアス効果の下で所望のしきい
値電圧VTHが得られるように、各々の原しきい値電圧V
TH(0)を予め低い値に設定する。
【0610】図8に、本実施例におけるセンスアンプお
よびセンスアンプ駆動部の回路構成例を示す。センスア
ンプ駆動部はクロスエリアCRに配置される。
【0620】このセンスアンプ回路において、一対のN
型MOSトランジスタTR1 ,TR2 は、このセンスア
ンプS/Aにビット線対BLj ,BLj-を条件的に接続
するためのトランスファゲートを構成する。3つのN型
MOSトランジスタTR3 ,TR4 ,TR5 は、ビット
線対BLj ,BLj-を所定の電位たとえば電源電圧中間
電位(VDL/2)にプリチャージするためのプリチャー
ジ回路を構成する。一対のP型MOSトランジスタTR
6 ,TR7 および一対のN型MOSトランジスタTR8
,TR9 は、ビット線対上のプリセンス電圧をそれぞ
れ所定レベルまで増幅するための増幅回路を構成する。
一対のN型MOSトランジスタTR10,TR11は、ビッ
ト線対BLj ,BLj-をデータ入出力線対IO,IO-
に条件的に接続するためのトランスファゲートを構成す
る。
【0630】クロスエリアCRにおいて、P型MOSト
ランジスタTR12はセンスアンプ駆動用の第1のHレベ
ル側ドライバであり、そのソース端子がVDD(3.3
V)の電源線に接続され、そのドレイン端子がセンスア
ンプS/A内で一方の増幅回路を構成する上記P型MO
SトランジスタTR6 ,TR7 のソース端子にセンシン
グ駆動線SDPを介して接続され、そのゲート端子には
駆動制御信号SAP1Bが与えられる。
【0640】N型MOSトランジスタTR13はセンスア
ンプ駆動用の第2のHレベル側ドライバであり、そのド
レイン端子がVDL(2.2V)の電源線に接続され、そ
のドレイン端子が上記P型MOSトランジスタTR6 ,
TR7 のソース端子にセンシング駆動線SDPを介して
接続され、そのゲート端子には駆動制御信号SAP2が
与えられる。
【0650】N型MOSトランジスタTR14はセンスア
ンプ駆動用のLレベル側ドライバであり、そのソース端
子がVSS(0V)の電源線に接続され、そのドレイン端
子がセンスアンプS/A内で他方の増幅回路を構成する
上記N型MOSトランジスタTR6 ,TR7 のソース端
子にセンスアンプ駆動線SDNを介して接続され、その
ゲート端子には駆動制御信号SANが与えられる。
【0660】さらに、クロスエリアCR内に形成される
3つのN型MOSトランジスタTR15,TR16,TR17
は、プリチャージ状態の下でセンスアンプ駆動線SD
P,SDNをビット線対のプリチャージ電位(VDL/
2)と同電位に保持するためのイコライズ回路を構成す
る。
【0670】かかる構成のセンスアンプSAにおいて、
単位メモリセルアレイMAと共通のPウェル14に形成
されている各N型MOSトランジスタにはバックバイア
スVBB(−1.0V)が与えられ、Nディープ・ウェル
12と電気的に短絡しているNウェル16に形成されて
いる各P型MOSトランジスタにはバックバイアスVPP
(3.8V)が与えられる。
【0680】また、クロスエリアCRに配置されている
全ての素子についても、同様に、各N型MOSトランジ
スタにはバックバイアスVBBが与えられ、各P型MOS
トランジスタにはバックバイアスVPPが与えられる。
【0690】次に、図9のタイミング図につき、このセ
ンスアンプおよびセンスアンプ駆動部の動作を説明す
る。
【0700】読み出しまたは書き込み前のスタンバイ状
態では、イコライズ制御信号φEがHレベルであり、セ
ンスアンプSAのプリチャージ回路のN型MOSトラン
ジスタTR3,TR4,TR5 はいずれもオン状態になって
おり、クロスエリアCR側のイコライズ回路のN型MO
SトランジスタTR15,TR16,TR17のいずれもオン
状態になっている。一方、プリチャージ給電線VBLR
はVDL/2レベルの電圧を給電している。これによっ
て、このセンスアンプS/Aに接続されているビット線
BLj およびビット補線BLj-はイコライズ(平衡また
は短絡)状態でVDL/2レベル(約1.1V)にプリチ
ャージされており、センシング駆動線SDP,SDNも
VDL/2レベル(約1.1V)にプリチャージされてい
る。駆動制御信号SAP1B,SAP2 ,SANはそれぞ
れHレベル、Lレベル、Lレベルであり、ドライバTR
12,TR13,TR14はそれぞれオフ状態になっている。
【0710】読み出しまたは書き込みのため外部ロウ・
アドレス・ストローブ信号RAS-がLレベルに立ち下
がると、これに応動してイコライズ制御信号φEがLレ
ベルに下がり、センスアンプSA内のプリチャージ・ト
ランジスタTR3 ,TR4 ,TR5 はいずれもオフ状態
になり、クロスエリアCR側のイコライズ・トランジス
タTR15,TR16,TR17のいずれもオフになる。
【0720】次に、選択された列のワード線WLi が、
ワード線ドライバWDにより活性化され、電圧VPPのレ
ベルまで引き上げられる。これにより、そのワード線W
Liに接続されているメモリセルMCi,j の電位情報
(記憶情報)がビット線対の一方たとえばビット線BL
j 上に読み出され、そのビット線BLj の電位が変化す
る。図9の例では、電位情報が“0”であり、ビット線
BLj の電位がVDL/2レベルから低い方へわずかに変
化する。
【0730】次に、駆動制御信号SAP1B,SANがそ
れぞれLレベル、Hレベルになり、ドライバTR12,T
R14がそれぞれオンする。これにより、一方のセンスア
ンプ駆動線SDNがプリチャージレベル(VDL/2)か
ら接地電位VSS(0V)まで引き下げられ、他方のセン
スアンプ駆動線SDPがプリチャージレベル(VDL/
2)から電源電圧VDD(3.3V)まで引き上げられ
る。
【0740】この例の場合、ビット線BLj の電位がV
DL/2レベルから低い方へ変化するために、P型MOS
トランジスタTR7 がオンする。そうすると、このオン
したトランジスタTR7 を介してビット補線BLj-がセ
ンスアンプ駆動線SDPに接続され、ビット補線BLj-
の電位がオーバードライブ用の電源電圧VDDでHレベル
側に強く引き上げられる。一方、トランジスタTR7 が
オンしてビット補線BLj-の電圧が上昇することにより
N型MOSトランジスタTR8 がオンし、このオンした
トランジスタTR8 を介してビット線BLj がセンスア
ンプ駆動線SDNに接続され、ビット線BLj が電源電
圧VSSでLレベル側に引き下げられる。
【0750】次に、ビット補線BLj-の電位が電源電圧
VDL(2.2V)付近のレベルに達した頃に、所定のタ
イミングで駆動制御信号SAP1BがHレベルに変わっ
て、駆動制御信号SAP2 がHレベルになる。これによ
り、ドライバTR12がオフになり、変わってドライバT
R13がオンになる。以後、センスアンプ動作が終了する
まで、オン状態のドライバTR13より定常Hレベルの電
源電圧VDLがセンスアンプ駆動線SDPおよびP型MO
SトランジスタTR7 を介してビット補線BLj-に供給
される。なお、駆動電圧制御信号SAP2 のHレベル
は、VPP(3.8V)の電圧値である。
【0760】次に、Yアドレスデコーダ(図示せず)に
よってYアドレス線YSj が活性化されると、トランス
ファゲートTR10,TR11がオンし、ビット線BLj お
よびビット補線BLj-がそれぞれデータ入出力線IOお
よびデータ入出力補線IO-に接続される。
【0770】これによって、読み出しのときは、メモリ
セルMCi,j からビット線BLj に読み出されたデータ
が、トランスファゲートTR1 およびトランスファゲー
トTR10を介してデータ入出力線IO上に送出される。
書き込みのときは、データ入出力線IO上のデータが、
トランスファゲートTR10およびトランスファゲートT
R1 を介してビット線BLj に送られ、当該メモリセル
(ビット線BLj とワード線WLi との交差位置のメモ
リセル)MCi,j に書き込まれる。
【0780】上記のようなセンスアンプ動作において
は、各MOSトランジスタが安定かつ正確に動作するこ
とが要求される。特に、センスアンプ増幅回路のMOS
トランジスタTR6 〜TR9 は、ビット線対上の電位情
報の微妙な変化を正確に検出して増幅することが肝要で
ある。
【0790】このためには、各MOSトランジスタ(特
に、センスアンプ増幅回路のTR6〜TR9 )のしきい
値電圧VTHを最適値に設定する必要がある。本実施例で
は、センスアンプSAおよびセンスアンプ駆動部を構成
するMOSトランジスタの全てが、ソース電圧に対して
逆バイアスとなるバックバイアスVPPまたはVBBを受
け、基板バイアス効果によって各々のしきい値VTHが上
昇する。しかし、そのような基板バイアス効果をキャン
セルするように、各々の原しきい値電圧VTH(0)を予め
低い値に設計しているので、バックバイアスVPPまたは
VBBの下で各々のしきい値電圧VTHが最適値となり、各
MOSトランジスタが所期の動作を安定かつ正確に行う
ようになっている。
【0800】図10に、本実施例におけるワード線ドラ
イバWDおよびFXドライバFXDの回路構成例を示
す。
【0810】FXドライバFXDは、CMOSインバー
タからなり、アレイコントローラACからのトランジス
タ駆動信号FXiBを反転して出力する。そして、Hレベ
ルの駆動信号FXi を出力するときはP型MOSトラン
ジスタTR20がオンして電源電圧VPP(3.8V)のレ
ベルを出力し、Lレベルの駆動信号FXi を出力すると
きはN型MOSトランジスタTR21がオンして電源電圧
VSS(0V)のレベルを出力する。
【0820】このFXドライバFXDはクロスエリアC
R内に配置され、そのP型MOSトランジスタTR20は
Nウェル16に形成され、そのN型MOSトランジスタ
TR21はPウェル14に形成される。したがって、P型
MOSトランジスタTR20にはバックバイアスVPPが与
えられ、N型MOSトランジスタTR21にはバックバイ
アスVBBが与えられる。
【0830】ワード線ドライバWDは、1個のCMOS
回路(TR22,TR23)と1個のN型MOSトランジス
タTR24とから構成される。CMOS回路(TR22,T
R23)の入力端子にはアレイコントローラACからのメ
インワード線MWLが接続され、CMOS回路(TR2
2,TR23)の出力端子にワード線WLが接続される。
CMOS回路のP型MOSトランジスタTR22のソース
には、対応するFXドライバFXDからの出力信号FX
i が与えられる。N型MOSトランジスタTR23のゲー
トには、アレイコントローラACからのトランジスタ駆
動信号FXiBが与えられる。
【0840】N型MOSトランジスタTR23,TR24は
Pウェル14内に形成され、P型MOSトランジスタT
R22は該Pウェル14と隣接するNウェル(図示せず)
内に形成される。そして、P型MOSトランジスタTR
22にはバックバイアスVPPが与えられ、N型MOSトラ
ンジスタTR23,TR24にはバックバイアスVBBが与え
られる。
【0850】かかる構成において、メインワード線MW
Lおよびトランジスタ駆動信号FXiBが共にLレベルの
時に、N型MOSトランジスタTR21,TR23,TR24
がいずれもオフ状態で、P型MOSトランジスタTR2
0,TR22が共にオンとなり、ワード線WLがVPPのレ
ベルに活性化される。MWLまたはFXiBの少なくとも
一方がHレベルになっている時は、P型MOSトランジ
スタTR20,TR22の少なくとも一方がオフで、N型M
OSトランジスタTR21,TR24とTR23の少なくとも
一方がオンとなり、ワード線WLはVSSのレベルに維持
される。
【0860】これらのワード線ドライバWDおよびFX
ドライバFXDにおいて、P型MOSトランジスタTR
20,TR22は、バックバイアスVPPがソース側の電圧V
PPと等しいため、基板バイアス効果を受けない。一方、
N型MOSトランジスタTR21,TR23,TR24は、バ
ックバイアスVBB(−1.0V)がソース側の電圧VSS
(0V)よりも低いため、基板バイアス効果を受ける。
しかし、ワード線の駆動は、センシングのような微妙な
動作を要求されるものではないので、それらのN型MO
SトランジスタTR21,TR23,TR24については、し
きい値電圧の調整を省くことも可能である。もっとも、
本実施例にしたがって、これらのN型MOSトランジス
タTR21,TR23,TR24においても、原しきい値VTH
(0) を予め低い値に設計することは可能である。
【0870】上記した実施例では、P型シリコン基板を
用いるために、ディープ・ウェル層をN型としたが、そ
れらの極性を逆にして、N型シリコン基板上にP型のデ
ィープ・ウェル層を設けるトリプルウェル構造も可能で
ある。上記実施例では、センスアンプおよびセンスアン
プ駆動部を構成する全てのMOSトランジスタについて
しきい値電圧の調整または補償を行ったが、一部のMO
Sトランジスタについてのみ上記のようなしきい値電圧
の調整を行うことも可能である。また、任意のウェル境
界部分に分離領域を介在させることも可能である。本発
明は、上記実施例のようなDRAM構造に適用して好適
なものであるが、他の半導体装置にも適用可能である。
【0880】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、トリプルウェル構造において、表層の各ウ
エル部の下に共通のディープウエル(半導体層)を全面
的に配して、該ディープウエルおよびこれと同じ導電型
のウェルには同電位のバックバイアスを与えるととも
に、他方の導電型のウェルには上記バックバイアスとは
異なる電位のバックバイアスを与え、各ウェル内の任意
のMOSトランジスタについて上記バックバイアスに起
因する基板バイアス効果をキャンセルするようにしきい
値を設定するようにしたので、ウエル分離用の領域を不
要とし、レイアウト面積の縮小化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるDRAMのメモリセル
アレイのレイアウトを示す図である。
【図2】実施例のサブマットにおける単位メモリセルア
レイ部および周辺回路部のレイアウトを示す図である。
【図3】図2のA−A’線についての略断面図である。
【図4】実施例において、ディープ・ウェルが配される
範囲を平面的に示す図である。
【図5】実施例におけるメモリセルアレイ部内のメモリ
セルの構成を示す部分断面図である。
【図6】実施例において、Pウェルに形成され、かつバ
ックバイアスVBBを与えられるN型MOSトランジスタ
の構成を模式的に示す略断面図である。
【図7】実施例において、Nウェルに形成され、かつバ
ックバイアスVPPを与えられるP型MOSトランジスタ
の構成を模式的に示す略断面図である。
【図8】実施例におけるセンスアンプおよびセンスアン
プ駆動部の回路構成例を示す回路図である。
【図9】実施例におけるセンスアンプおよびセンスアン
プ駆動部の動作を説明するためのタイミング図である。
【図10】実施例におけるワード線駆動部の回路構成例
を示す回路図である。
【図11】DRAMにおけるメモリセルの典型的な回路
よび接続構成を示す図である。
【図12】従来のDRAMにおける単位メモリセルアレ
イ部および周辺回路部のレイアウトを示す図である。
【図13】図12のA−A’線についての略断面図であ
る。
【図14】従来のDRAMにおいてディープ・ウェルが
配される範囲を平面的に示す図である。
【符号の説明】
10 P型シリコン基板 12 Nディープ・ウェル 14 Pウェル 16 Nウェル MC メモリセル MA 単位メモリセルアレイ SA センスアンプ SAB センスアンプ・バンク WD ワード線ドライバ WDB ワード線ドライバ・バンク CR クロスエリア TR1 ,TR2 ,… トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別所 真次 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 平 雅之 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 高橋 康 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 荒井 公司 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 高橋 勉 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板に形成された第2導電型の半導体層と、 前記半導体基板から隔離して前記半導体層の上に並べて
    形成された1つまたは複数の第1導電型の半導体領域お
    よび1つまたは複数の第2導電型の半導体領域と、 各々の前記第1導電型の半導体領域内に形成された1つ
    または複数の第2導電型のMOSトランジスタと、 各々の前記第2導電型の半導体領域内に形成された1つ
    または複数の第1導電型のMOSトランジスタとを有
    し、 各々の前記第1導電型の半導体領域に共通の第1のバッ
    クバイアスを与えるとともに、前記半導体層および各々
    の前記第2導電型の半導体領域に共通の第2のバックバ
    イアスを与え、 少なくとも1つの前記第1導電型の半導体領域において
    少なくとも1つの前記第2導電型のMOSトランジスタ
    のしきい値電圧を前記第1のバックバイアスによる基板
    バイアス効果をキャンセルするように設定するととも
    に、少なくとも1つの前記第2導電型の半導体領域にお
    いて少なくとも1つの前記第1導電型のMOSトランジ
    スタのしきい値電圧を前記第2のバックバイアスによる
    基板バイアス効果をキャンセルするように設定してなる
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの前記第1導電型の半導
    体領域内には、1つのメモリセルアレイ部と、前記メモ
    リセルアレイ部に隣接する1つまたは複数の周辺回路部
    の一部とが含まれ、前記周辺回路部の少なくとも1つの
    前記第2導電型のMOSトランジスタのしきい値電圧が
    前記第1のバックバイアスによる基板バイアス効果をキ
    ャンセルするように設定される請求項1に記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1導電型の半導体領域内に形成さ
    れた前記周辺回路の領域の一部と隣接する前記第2導電
    型の半導体領域内に前記周辺回路部の残りの部分が設け
    られ、前記周辺回路部の少なくとも1つの前記第1導電
    型のMOSトランジスタのしきい値電圧が前記第2のバ
    ックバイアスによる基板バイアス効果をキャンセルする
    ように設定される請求項2に記載の半導体装置。
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