JPH10310484A - 堆肥製造装置 - Google Patents
堆肥製造装置Info
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- JPH10310484A JPH10310484A JP12467497A JP12467497A JPH10310484A JP H10310484 A JPH10310484 A JP H10310484A JP 12467497 A JP12467497 A JP 12467497A JP 12467497 A JP12467497 A JP 12467497A JP H10310484 A JPH10310484 A JP H10310484A
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- screen
- tank
- exhaust
- supply
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 堆肥処理槽に収容する堆肥材料中に、孔開き
パイプを用いて大量の空気を供給して有効微生物の増殖
を促進させるとともに、堆肥の排出を容易に行い得るよ
うにする。 【解決手段】 堆肥処理槽2の上下部にコンベア装置1
5、17を配置して、材料の供給と堆肥の搬出を行わせ
る。槽内には所定の間隔で孔開きパイプ31を配置して
給排気系統に接続し、堆肥Aの内部に空気を供給する。
堆肥処理槽の下部には二重のスクリーン20、21を配
置し、下部スクリーン21を上下動させるとともに、加
振器による振動を付与して、完熟堆肥の排出を行わせ
る。
パイプを用いて大量の空気を供給して有効微生物の増殖
を促進させるとともに、堆肥の排出を容易に行い得るよ
うにする。 【解決手段】 堆肥処理槽2の上下部にコンベア装置1
5、17を配置して、材料の供給と堆肥の搬出を行わせ
る。槽内には所定の間隔で孔開きパイプ31を配置して
給排気系統に接続し、堆肥Aの内部に空気を供給する。
堆肥処理槽の下部には二重のスクリーン20、21を配
置し、下部スクリーン21を上下動させるとともに、加
振器による振動を付与して、完熟堆肥の排出を行わせ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、堆肥製造槽を用い
て堆肥を製造する装置に関し、特に、堆肥処理槽内部に
垂直に配置する多数本の孔開きパイプを介して堆肥中に
空気を供給し、製造中の堆肥中に大量に空気を供給しな
がら、堆肥醗酵を促進させる堆肥製造装置に関する。
て堆肥を製造する装置に関し、特に、堆肥処理槽内部に
垂直に配置する多数本の孔開きパイプを介して堆肥中に
空気を供給し、製造中の堆肥中に大量に空気を供給しな
がら、堆肥醗酵を促進させる堆肥製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】稲藁や穀物の茎、刈り取った草等の農業
廃棄物を材料として堆肥を製造する際には、堆肥材料の
発酵を促進させるような畜舎の廃棄物や水分の多い野菜
の屑等を混入する方法が用いられている。また、前記堆
肥製造中に、定期的に雑排水等を散布して発酵に必要と
される水分を供給することも有効であるとされる。さら
に、堆肥の発酵をさらに促進させるためには、堆肥を定
期的に切り返して発酵を均一化させる等の手段を用いる
ことにより、堆肥層の内部にも空気を多量に供給して、
好気性の細菌や微生物の増殖を促進させるような手段が
用いられる。ところが、従来の堆肥製造方法を用いる場
合には、積み重ねた状態の堆肥の内部に、十分に空気が
入り込まないために、堆肥発酵に要する時間を比較的長
く必要とする他に、比較的広い面積と切り返し等を行う
ための設備等を必要とするという問題があり、堆肥製造
能率を向上させることが望まれている。
廃棄物を材料として堆肥を製造する際には、堆肥材料の
発酵を促進させるような畜舎の廃棄物や水分の多い野菜
の屑等を混入する方法が用いられている。また、前記堆
肥製造中に、定期的に雑排水等を散布して発酵に必要と
される水分を供給することも有効であるとされる。さら
に、堆肥の発酵をさらに促進させるためには、堆肥を定
期的に切り返して発酵を均一化させる等の手段を用いる
ことにより、堆肥層の内部にも空気を多量に供給して、
好気性の細菌や微生物の増殖を促進させるような手段が
用いられる。ところが、従来の堆肥製造方法を用いる場
合には、積み重ねた状態の堆肥の内部に、十分に空気が
入り込まないために、堆肥発酵に要する時間を比較的長
く必要とする他に、比較的広い面積と切り返し等を行う
ための設備等を必要とするという問題があり、堆肥製造
能率を向上させることが望まれている。
【0003】そこで、前述したような問題を解消するた
めに、例えば、特公平5−22674号公報等に示され
るように、ドラム状の容器を用いて堆肥を製造すること
が行われている。前記従来例の堆肥製造装置において
は、水平に設けたドラムの軸を中心にして回転させる手
段を設け、前記ドラムの内側に突出させて配置した羽根
部材により、堆肥材料を混合・攪拌して切り返す動作を
行わせるとともに、製造途中の堆肥内部に多量の空気を
混合するようにしている。そして、前記ドラムを用いた
堆肥製造装置においては、堆肥の切り返しの動作を定期
的に行うことと、必要に応じて水分等を供給することに
より、堆肥製造能率を向上させることができ、完熟堆肥
を容易に得ることができるものとされる。
めに、例えば、特公平5−22674号公報等に示され
るように、ドラム状の容器を用いて堆肥を製造すること
が行われている。前記従来例の堆肥製造装置において
は、水平に設けたドラムの軸を中心にして回転させる手
段を設け、前記ドラムの内側に突出させて配置した羽根
部材により、堆肥材料を混合・攪拌して切り返す動作を
行わせるとともに、製造途中の堆肥内部に多量の空気を
混合するようにしている。そして、前記ドラムを用いた
堆肥製造装置においては、堆肥の切り返しの動作を定期
的に行うことと、必要に応じて水分等を供給することに
より、堆肥製造能率を向上させることができ、完熟堆肥
を容易に得ることができるものとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のドラムを
用いた堆肥製造装置は、ドラムの直径が1〜2m程度の
比較的小型の装置を構成することは容易であり、その装
置の製作と管理が容易に行い得るものとなる。ところ
が、例えばドラムの直径が3m以上の大きな装置を構成
して、大量に堆肥を製造可能な装置とするためには、ド
ラムの構造と強度の点で、多くの解決を要する問題が残
っている。また、前記従来の堆肥製造装置においては、
ドラムの内部で堆肥材料を切り返して、材料の発酵速度
にムラが生じないように混合するとともに、空気を混入
する必要があるために、ドラムの内部に収容可能な堆肥
材料の量が限定されるという問題がある。さらに、多数
のドラムを用いて大量に堆肥を製造しようとする場合に
は、非常に大きな設備を構成する必要が生じることにも
なり、堆肥製造装置の管理が面倒である等の問題が残っ
ている。
用いた堆肥製造装置は、ドラムの直径が1〜2m程度の
比較的小型の装置を構成することは容易であり、その装
置の製作と管理が容易に行い得るものとなる。ところ
が、例えばドラムの直径が3m以上の大きな装置を構成
して、大量に堆肥を製造可能な装置とするためには、ド
ラムの構造と強度の点で、多くの解決を要する問題が残
っている。また、前記従来の堆肥製造装置においては、
ドラムの内部で堆肥材料を切り返して、材料の発酵速度
にムラが生じないように混合するとともに、空気を混入
する必要があるために、ドラムの内部に収容可能な堆肥
材料の量が限定されるという問題がある。さらに、多数
のドラムを用いて大量に堆肥を製造しようとする場合に
は、非常に大きな設備を構成する必要が生じることにも
なり、堆肥製造装置の管理が面倒である等の問題が残っ
ている。
【0005】本発明は、前述したような従来の堆肥製造
装置の問題を解消するもので、大型の箱型の堆肥製造槽
を用いて装置を構成し、前記堆肥製造槽の内部には空気
噴出孔を多数設けた孔開きパイプを配置し、前記パイプ
から堆肥材料中に空気を供給して、堆肥発酵を促進させ
得るような装置を提供することを目的としている。
装置の問題を解消するもので、大型の箱型の堆肥製造槽
を用いて装置を構成し、前記堆肥製造槽の内部には空気
噴出孔を多数設けた孔開きパイプを配置し、前記パイプ
から堆肥材料中に空気を供給して、堆肥発酵を促進させ
得るような装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の堆肥製造装置
は、一定の間隔を介して垂直に配置する多数の孔開きパ
イプを内部に設けた堆肥処理槽と、前記孔開きパイプに
接続する給排気装置と、前記堆肥処理槽に対して堆肥材
料の供給と製造した堆肥を排出させるコンベア装置と、
前記堆肥処理槽の下部の固定位置に配置する上部スクリ
ーンと、前記上部スクリーンに対して離接可能に配置す
る下部スクリーンと、前記下部スクリーンに対する駆動
手段および振動を付与する手段とを設けている。そし
て、堆肥処理槽の内部に大量の堆肥材料を収容した状態
で、材料の中に大量の空気を供給し、堆肥醗酵に寄与す
る有効微生物の増殖を促進して、堆肥醗酵の効率を向上
させることができる。また、堆肥処理槽に対して材料を
供給するコンベアと、製造された堆肥を排出するコンベ
アとを設けているために、堆肥製造に際しての労力を少
なくし、省力化した装置を得ることができる。さらに、
堆肥処理槽の下部から堆肥を排出させる際には、二重の
スクリーンのうちの下部スクリーンを上部スクリーンか
ら離間させるとともに加振器による振動を付与して、排
出作業を容易に行わせることができるとともに、装置の
構造を簡素化することができる。
は、一定の間隔を介して垂直に配置する多数の孔開きパ
イプを内部に設けた堆肥処理槽と、前記孔開きパイプに
接続する給排気装置と、前記堆肥処理槽に対して堆肥材
料の供給と製造した堆肥を排出させるコンベア装置と、
前記堆肥処理槽の下部の固定位置に配置する上部スクリ
ーンと、前記上部スクリーンに対して離接可能に配置す
る下部スクリーンと、前記下部スクリーンに対する駆動
手段および振動を付与する手段とを設けている。そし
て、堆肥処理槽の内部に大量の堆肥材料を収容した状態
で、材料の中に大量の空気を供給し、堆肥醗酵に寄与す
る有効微生物の増殖を促進して、堆肥醗酵の効率を向上
させることができる。また、堆肥処理槽に対して材料を
供給するコンベアと、製造された堆肥を排出するコンベ
アとを設けているために、堆肥製造に際しての労力を少
なくし、省力化した装置を得ることができる。さらに、
堆肥処理槽の下部から堆肥を排出させる際には、二重の
スクリーンのうちの下部スクリーンを上部スクリーンか
ら離間させるとともに加振器による振動を付与して、排
出作業を容易に行わせることができるとともに、装置の
構造を簡素化することができる。
【0007】請求項2の発明では、前記堆肥処理槽の下
部に配置する上部スクリーンに対して、1つまたは複数
の下部スクリーンを配置し、前記下部スクリーンの網目
を、上部スクリーンの網目よりも小さいもので構成し、
前記下部スクリーンの各々を上下動させるスクリーン駆
動装置と振動付与手段を接続可能に構成することを特徴
とする。そして、上部スクリーンと下部スクリーンとを
重ねた状態では、スクリーンの網目を細かくするので、
堆肥醗酵を行っている途中の材料が落下することはな
く、下部スクリーンを下降させた状態で上部スクリーン
を通った完熟堆肥を排出させることができる。また、下
部スクリーンに対して振動を付与することにより、堆肥
処理槽内の堆肥にも振動が伝達され、排出効率を向上さ
せることが可能になる。
部に配置する上部スクリーンに対して、1つまたは複数
の下部スクリーンを配置し、前記下部スクリーンの網目
を、上部スクリーンの網目よりも小さいもので構成し、
前記下部スクリーンの各々を上下動させるスクリーン駆
動装置と振動付与手段を接続可能に構成することを特徴
とする。そして、上部スクリーンと下部スクリーンとを
重ねた状態では、スクリーンの網目を細かくするので、
堆肥醗酵を行っている途中の材料が落下することはな
く、下部スクリーンを下降させた状態で上部スクリーン
を通った完熟堆肥を排出させることができる。また、下
部スクリーンに対して振動を付与することにより、堆肥
処理槽内の堆肥にも振動が伝達され、排出効率を向上さ
せることが可能になる。
【0008】請求項3の発明では、前記堆肥処理槽の内
部に配置する孔開きパイプは、堆肥処理槽を上下に貫通
させるようにして複数の列状に一定の間隔で配置し、前
記孔開きパイプの列を排気側と給気側のグループに分割
して給排気装置に接続し、前記孔開きパイプのグループ
の給排気側を任意に切り換える切換手段を設けることを
特徴とする。したがって、堆肥処理槽の内部で任意の空
気流通経路を設定することが可能で、槽内に収容した堆
肥材料中に空気を流通させることによって、好気性の有
効微生物の増殖を促進でき、短時間で堆肥の製造を行う
ことが可能になる。そして、堆肥処理槽の内部で堆肥の
切り返し等を行わなくても、槽内で均一な堆肥醗酵を行
わせ、完熟堆肥を容易に得ることが可能になる。
部に配置する孔開きパイプは、堆肥処理槽を上下に貫通
させるようにして複数の列状に一定の間隔で配置し、前
記孔開きパイプの列を排気側と給気側のグループに分割
して給排気装置に接続し、前記孔開きパイプのグループ
の給排気側を任意に切り換える切換手段を設けることを
特徴とする。したがって、堆肥処理槽の内部で任意の空
気流通経路を設定することが可能で、槽内に収容した堆
肥材料中に空気を流通させることによって、好気性の有
効微生物の増殖を促進でき、短時間で堆肥の製造を行う
ことが可能になる。そして、堆肥処理槽の内部で堆肥の
切り返し等を行わなくても、槽内で均一な堆肥醗酵を行
わせ、完熟堆肥を容易に得ることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の堆肥製造装置を説明する。図1、2に示される例に
おいて、堆肥製造装置1は周囲と上部を密閉状に形成す
る堆肥処理槽2と、上部フレーム5および下部フレーム
7を建物の内部に配置している。前記建物の屋根として
の上部カバー6を配置し、建物の外周部を任意の構成の
壁部材により覆って外気と遮断し、建物の内部に堆肥処
理槽2と堆肥原料の供給装置や完成した堆肥の搬出装置
を設けている。前記堆肥処理槽2をコンクリートで構成
し、その槽の周囲の壁部材を建物の外壁として用いる場
合には、堆肥処理槽2の上下部のフレーム部分に搬送装
置や他の付属装置を配置して、建物と堆肥処理槽とを一
体化した堆肥製造装置を構成することができる。前記堆
肥処理槽2をコンクリートで構成する場合にも、その上
下部に配置するシュート等の構造物は鉄で構成するもの
であり、また、堆肥処理槽の本体を鉄板やステンレスの
板部材を組み立てた構造物として構成することも可能で
ある。そして、前記堆肥処理槽の内面や構造物には、任
意の塗料等により表面保護層を設け、堆肥発酵により生
成される酸類等から保護することができるようにする。
明の堆肥製造装置を説明する。図1、2に示される例に
おいて、堆肥製造装置1は周囲と上部を密閉状に形成す
る堆肥処理槽2と、上部フレーム5および下部フレーム
7を建物の内部に配置している。前記建物の屋根として
の上部カバー6を配置し、建物の外周部を任意の構成の
壁部材により覆って外気と遮断し、建物の内部に堆肥処
理槽2と堆肥原料の供給装置や完成した堆肥の搬出装置
を設けている。前記堆肥処理槽2をコンクリートで構成
し、その槽の周囲の壁部材を建物の外壁として用いる場
合には、堆肥処理槽2の上下部のフレーム部分に搬送装
置や他の付属装置を配置して、建物と堆肥処理槽とを一
体化した堆肥製造装置を構成することができる。前記堆
肥処理槽2をコンクリートで構成する場合にも、その上
下部に配置するシュート等の構造物は鉄で構成するもの
であり、また、堆肥処理槽の本体を鉄板やステンレスの
板部材を組み立てた構造物として構成することも可能で
ある。そして、前記堆肥処理槽の内面や構造物には、任
意の塗料等により表面保護層を設け、堆肥発酵により生
成される酸類等から保護することができるようにする。
【0010】前記堆肥製造装置1において、図3にも示
されるように、建物3の内部に配置される堆肥処理槽2
の上で、上部カバー6により覆われる空間部には、多数
本の上部コンベア装置15……を配置し、堆肥原料の搬
送を行って堆肥処理槽に供給する。また、堆肥処理槽2
の下部の空間部には、多数本の下部コンベア装置17…
…を所定の間隔で配置して、堆肥処理槽内部で製造され
た完熟堆肥を建物の外部に向けて排出させるようにす
る。さらに、堆肥処理槽の上部に配置する案内レール2
5を介して、スクリーン駆動装置26を移動可能に設
け、後述するように、堆肥処理槽に配置している下部ス
クリーン21を上下動させたり、または上下動と揺動の
動作を組み合わせて加えることにより、槽内の完熟堆肥
を下部コンベア装置に向けて排出させるための駆動源と
して使用するように構成している。
されるように、建物3の内部に配置される堆肥処理槽2
の上で、上部カバー6により覆われる空間部には、多数
本の上部コンベア装置15……を配置し、堆肥原料の搬
送を行って堆肥処理槽に供給する。また、堆肥処理槽2
の下部の空間部には、多数本の下部コンベア装置17…
…を所定の間隔で配置して、堆肥処理槽内部で製造され
た完熟堆肥を建物の外部に向けて排出させるようにす
る。さらに、堆肥処理槽の上部に配置する案内レール2
5を介して、スクリーン駆動装置26を移動可能に設
け、後述するように、堆肥処理槽に配置している下部ス
クリーン21を上下動させたり、または上下動と揺動の
動作を組み合わせて加えることにより、槽内の完熟堆肥
を下部コンベア装置に向けて排出させるための駆動源と
して使用するように構成している。
【0011】前記堆肥処理槽2の内部には、堆肥処理槽
を上下に貫通する状態で、多数本のステンレス製の孔開
きパイプ31……を所定の間隔で配置しており、前記孔
開きパイプ31の堆肥Aに埋没される部分に、空気噴出
用の孔32……を多数設けている。また、前記孔開きパ
イプ31の上下には、給排気源に接続される給排気管路
33、下部管路36をそれぞれ配置しているが、前記孔
開きパイプ31の上部に配置する給排気管路33のみに
より、堆肥処理槽内部での通気を行い得る場合には、下
部管路36を設ける必要はない。そして、前記堆肥処理
槽2の内部に所定の間隔で配置する孔開きパイプ31に
対しては、後で説明するように所定数のパイプ毎にグル
ープ分けしておき、各パイプのグループに対して給気と
排気とを交互に行わせることにより、堆肥Aの中に空気
を流通させて、堆肥醗酵を促進させるようにする。
を上下に貫通する状態で、多数本のステンレス製の孔開
きパイプ31……を所定の間隔で配置しており、前記孔
開きパイプ31の堆肥Aに埋没される部分に、空気噴出
用の孔32……を多数設けている。また、前記孔開きパ
イプ31の上下には、給排気源に接続される給排気管路
33、下部管路36をそれぞれ配置しているが、前記孔
開きパイプ31の上部に配置する給排気管路33のみに
より、堆肥処理槽内部での通気を行い得る場合には、下
部管路36を設ける必要はない。そして、前記堆肥処理
槽2の内部に所定の間隔で配置する孔開きパイプ31に
対しては、後で説明するように所定数のパイプ毎にグル
ープ分けしておき、各パイプのグループに対して給気と
排気とを交互に行わせることにより、堆肥Aの中に空気
を流通させて、堆肥醗酵を促進させるようにする。
【0012】前記堆肥処理槽2の上部には多数の上部シ
ュート10……を配置しており、前記上部シュートに
は、シリンダ装置12により開閉されるゲート11を所
定の間隔で配置し、上部コンベア装置15から堆肥原料
を堆肥処理槽内部に受入れ可能に設ける。前記ゲート1
1は原料投入時または特に開閉を必要とする時以外は、
上部シュート10を閉じた状態に維持し、堆肥処理槽内
部で発生するガス等や、堆肥醗酵の際に発生する臭気等
が外部に漏れ出すことがないようにする。また、堆肥処
理槽2の下部には、上部スクリーン20と下部スクリー
ン21とを所定の間隔を介して配置しているもので、堆
肥原料を上部スクリーン20の上に堆積させる状態で堆
肥醗酵を行わせ、完熟堆肥を排出する際には、下部スク
リーン21を上部スクリーンから離間させて、下部スク
リーンに対して振動を付与し、2つのスクリーンの網目
から完成した堆肥を排出させ、下部シュート13を介し
て下部コンベア装置17に向けて排出させるようにす
る。
ュート10……を配置しており、前記上部シュートに
は、シリンダ装置12により開閉されるゲート11を所
定の間隔で配置し、上部コンベア装置15から堆肥原料
を堆肥処理槽内部に受入れ可能に設ける。前記ゲート1
1は原料投入時または特に開閉を必要とする時以外は、
上部シュート10を閉じた状態に維持し、堆肥処理槽内
部で発生するガス等や、堆肥醗酵の際に発生する臭気等
が外部に漏れ出すことがないようにする。また、堆肥処
理槽2の下部には、上部スクリーン20と下部スクリー
ン21とを所定の間隔を介して配置しているもので、堆
肥原料を上部スクリーン20の上に堆積させる状態で堆
肥醗酵を行わせ、完熟堆肥を排出する際には、下部スク
リーン21を上部スクリーンから離間させて、下部スク
リーンに対して振動を付与し、2つのスクリーンの網目
から完成した堆肥を排出させ、下部シュート13を介し
て下部コンベア装置17に向けて排出させるようにす
る。
【0013】前記2層に配置するスクリーン部材におい
て、例えば、上部スクリーン20としては20×30cm
の網目を有するように、ステンレスのパイプまたは棒材
を溶接したもので構成し、下部スクリーン21として
は、10×15cmの網目を有するようなものとして構成
する。本実施例においては、前記下部スクリーン21を
上下動可能なものとして構成するのであるから、その下
部スクリーンの上下動のためと、振動の付与に耐え得る
ようにするためには、下部スクリーンの周囲に強固な枠
部材を配置し、下部スクリーンの内部にも所定の間隔で
補強部材を配置して構成することが求められる場合もあ
る。また、前記下部スクリーンを吊り下げるためのステ
ンレス製のワイヤの配置間隔の条件等に対応させて、下
部スクリーンに対する補強部材の配置間隔等を任意に設
定することが可能である。なお、前記下部スクリーンの
下降の下限位置を設定するために任意のストッパーを配
置すること、および、前記スクリーンの上限位置で固定
保持させるために、下部スクリーンに対して任意のホル
ダー手段を設けることも、必要に応じて実施例に付加す
ることができる。
て、例えば、上部スクリーン20としては20×30cm
の網目を有するように、ステンレスのパイプまたは棒材
を溶接したもので構成し、下部スクリーン21として
は、10×15cmの網目を有するようなものとして構成
する。本実施例においては、前記下部スクリーン21を
上下動可能なものとして構成するのであるから、その下
部スクリーンの上下動のためと、振動の付与に耐え得る
ようにするためには、下部スクリーンの周囲に強固な枠
部材を配置し、下部スクリーンの内部にも所定の間隔で
補強部材を配置して構成することが求められる場合もあ
る。また、前記下部スクリーンを吊り下げるためのステ
ンレス製のワイヤの配置間隔の条件等に対応させて、下
部スクリーンに対する補強部材の配置間隔等を任意に設
定することが可能である。なお、前記下部スクリーンの
下降の下限位置を設定するために任意のストッパーを配
置すること、および、前記スクリーンの上限位置で固定
保持させるために、下部スクリーンに対して任意のホル
ダー手段を設けることも、必要に応じて実施例に付加す
ることができる。
【0014】図4にも示されるように、前記下部スクリ
ーン21を上下動させるためには、下部スクリーン21
を多数本のワイヤ23……により吊り下げる状態で設け
ておき、前記ワイヤ23を案内プーリ28を介して上部
プーリ27に巻き取らせる。前記下部スクリーン21
は、堆肥処理槽内で任意に区画された部分に対応させて
各々配置されるものであり、前記スクリーンに対応する
上部位置に駆動軸27b……の端部に被駆動用のカップ
リング27cを配置している。そして、駆動装置26の
出力軸のカップリングが接続される状態で、駆動軸27
bに対する駆動伝達を行い、前記駆動軸27bに配置す
るプーリ27、27aを用いて、ワイヤ23、23aに
対する巻取りと巻き戻しの動作を行い、上部スクリーン
20に対して下部スクリーン21を離接させる上下動の
動作を行う。
ーン21を上下動させるためには、下部スクリーン21
を多数本のワイヤ23……により吊り下げる状態で設け
ておき、前記ワイヤ23を案内プーリ28を介して上部
プーリ27に巻き取らせる。前記下部スクリーン21
は、堆肥処理槽内で任意に区画された部分に対応させて
各々配置されるものであり、前記スクリーンに対応する
上部位置に駆動軸27b……の端部に被駆動用のカップ
リング27cを配置している。そして、駆動装置26の
出力軸のカップリングが接続される状態で、駆動軸27
bに対する駆動伝達を行い、前記駆動軸27bに配置す
るプーリ27、27aを用いて、ワイヤ23、23aに
対する巻取りと巻き戻しの動作を行い、上部スクリーン
20に対して下部スクリーン21を離接させる上下動の
動作を行う。
【0015】本実施例において、前記下部スクリーン2
1には加振器29を取付けて、下部スクリーン21に対
して振動を付与することにより、完熟堆肥の排出の作用
を良好に行わせるようにしている。前記加振器29は、
上部スクリーン20に対して配置することも可能である
が、例えば、下部スクリーン21を上下動させる際に
は、スクリーン駆動装置26を上部の巻取り装置に接続
すると同時に、その上下動の対象とされる下部スクリー
ンに加振器を取付けるようにする。したがって、前記下
部スクリーン21の上下動と加振器による振動とを付与
し、完成した堆肥の排出作用を補助させるようにする
と、1つのスクリーン駆動装置と加振器とを設けるのみ
で、堆肥処理槽の下部から完成した堆肥の排出の作業を
行わせることができる。
1には加振器29を取付けて、下部スクリーン21に対
して振動を付与することにより、完熟堆肥の排出の作用
を良好に行わせるようにしている。前記加振器29は、
上部スクリーン20に対して配置することも可能である
が、例えば、下部スクリーン21を上下動させる際に
は、スクリーン駆動装置26を上部の巻取り装置に接続
すると同時に、その上下動の対象とされる下部スクリー
ンに加振器を取付けるようにする。したがって、前記下
部スクリーン21の上下動と加振器による振動とを付与
し、完成した堆肥の排出作用を補助させるようにする
と、1つのスクリーン駆動装置と加振器とを設けるのみ
で、堆肥処理槽の下部から完成した堆肥の排出の作業を
行わせることができる。
【0016】前述したように構成してなる堆肥製造装置
において、堆肥処理槽の底部から完熟堆肥を排出させる
際の動作を以下に説明する。図5に示す例は、上部スク
リーン20の下部に配置する下部スクリーン21を、堆
肥排出の際に上下動させる装置の場合を示しているもの
で、堆肥原料を堆肥処理槽内に受入れてから、堆肥醗酵
が終了するまでの間は、図の実線(符号21)で示すよ
うな位置に固定保持される。そして、堆肥処理槽の内部
に堆肥材料を投入する際には、上部スクリーンと下部ス
クリーンとが重合する状態で、細かい網目の部分で材料
を受け止めることができるために、比較的小さい材料を
投入した場合でも、二重のスクリーンの網目を通って材
料がそのまま落下することがない。また、完熟堆肥を排
出させる際には、図の鎖線で示す位置(符号21a)ま
で下部スクリーン21を下降させて、加振器による振動
を付与しながら、完熟堆肥を落下させるようにするが、
下部スクリーンに加えられる振動は、上部スクリーンに
対しても伝達されるために排出作用は容易に行われる。
において、堆肥処理槽の底部から完熟堆肥を排出させる
際の動作を以下に説明する。図5に示す例は、上部スク
リーン20の下部に配置する下部スクリーン21を、堆
肥排出の際に上下動させる装置の場合を示しているもの
で、堆肥原料を堆肥処理槽内に受入れてから、堆肥醗酵
が終了するまでの間は、図の実線(符号21)で示すよ
うな位置に固定保持される。そして、堆肥処理槽の内部
に堆肥材料を投入する際には、上部スクリーンと下部ス
クリーンとが重合する状態で、細かい網目の部分で材料
を受け止めることができるために、比較的小さい材料を
投入した場合でも、二重のスクリーンの網目を通って材
料がそのまま落下することがない。また、完熟堆肥を排
出させる際には、図の鎖線で示す位置(符号21a)ま
で下部スクリーン21を下降させて、加振器による振動
を付与しながら、完熟堆肥を落下させるようにするが、
下部スクリーンに加えられる振動は、上部スクリーンに
対しても伝達されるために排出作用は容易に行われる。
【0017】図6に示される例は、下部スクリーン21
を斜めに下降させる動作を行わせ、完熟堆肥を排出させ
る場合を示している。例えば、前記下部スクリーン21
を、符号21b、21cとしてそれぞれ示すように、斜
めに下降させる動作を行わせながら、その傾斜の動作と
加振器による振動を加える動作を行わて、最初に下部ス
クリーンを通った細かい完熟堆肥は堆肥処理槽の下部に
排出される。さらに、下部スクリーンが傾斜した状態で
振動が付与されることから、下部スクリーンの網目を通
らない比較的大きなものは、下部スクリーンの傾斜方向
に沿って滑ってその端部から落下することを許容でき
る。なお、前記図6に示すように、下部スクリーンを傾
斜させるためには、前記図4に示すような下部スクリー
ン上下動機構を用いることができないものであることか
ら、ワイヤを上部プーリに取付ける機構や、巻き上げ等
の条件を変更することが必要となる。
を斜めに下降させる動作を行わせ、完熟堆肥を排出させ
る場合を示している。例えば、前記下部スクリーン21
を、符号21b、21cとしてそれぞれ示すように、斜
めに下降させる動作を行わせながら、その傾斜の動作と
加振器による振動を加える動作を行わて、最初に下部ス
クリーンを通った細かい完熟堆肥は堆肥処理槽の下部に
排出される。さらに、下部スクリーンが傾斜した状態で
振動が付与されることから、下部スクリーンの網目を通
らない比較的大きなものは、下部スクリーンの傾斜方向
に沿って滑ってその端部から落下することを許容でき
る。なお、前記図6に示すように、下部スクリーンを傾
斜させるためには、前記図4に示すような下部スクリー
ン上下動機構を用いることができないものであることか
ら、ワイヤを上部プーリに取付ける機構や、巻き上げ等
の条件を変更することが必要となる。
【0018】図7に示す例は、上部スクリーン20の下
部に2層の下部スクリーン21、22を配置して、堆肥
処理槽の下部材を構成する場合を示している。本実施例
において、上部スクリーン20には網目の大きいものを
使用し、下部スクリーン22を網目の細かいものを、下
部スクリーン21は中間の網目の大きさのものを各々使
用することができるもので、前記1つの下部スクリーン
を用いる実施例と同様に、上部スクリーンと下部スクリ
ーン21とを構成し、下部スクリーン22にはさらに目
の細かいものを用いる。そして、堆肥処理槽の内部で堆
肥醗酵が終了した後で、完熟堆肥を排出させる際には、
図の鎖線で示される下部スクリーン21d、22aのよ
うに、上部スクリーン20から2つの下部スクリーンを
離間させる方向に下降させ、各下部スクリーンに対して
加振器による振動を付与し、網目を通して完熟堆肥を排
出させるようにする。
部に2層の下部スクリーン21、22を配置して、堆肥
処理槽の下部材を構成する場合を示している。本実施例
において、上部スクリーン20には網目の大きいものを
使用し、下部スクリーン22を網目の細かいものを、下
部スクリーン21は中間の網目の大きさのものを各々使
用することができるもので、前記1つの下部スクリーン
を用いる実施例と同様に、上部スクリーンと下部スクリ
ーン21とを構成し、下部スクリーン22にはさらに目
の細かいものを用いる。そして、堆肥処理槽の内部で堆
肥醗酵が終了した後で、完熟堆肥を排出させる際には、
図の鎖線で示される下部スクリーン21d、22aのよ
うに、上部スクリーン20から2つの下部スクリーンを
離間させる方向に下降させ、各下部スクリーンに対して
加振器による振動を付与し、網目を通して完熟堆肥を排
出させるようにする。
【0019】図8に示す例は、前記図7に示す例とは別
に、下部スクリーン21、22を傾斜させる状態で、符
号21e、22bとして示す状態に下降させ、完熟堆肥
を排出させる機構を設ける場合を示している。前記図
7、8に示すように、2つの下部スクリーンを上部スク
リーンの下部に配置する場合には、各下部スクリーンに
対して上下動を行わせるための駆動手段と、各下部スク
リーンを支持するワイヤの配置関係等は、各々の下部ス
クリーンの動作に対応させて設定される。また、2つの
下部スクリーンに対して加振器を各々配置して、下部ス
クリーンに対して振動を付与するためにも、スクリーン
駆動装置とワイヤによる支持機構、および加振器の下部
スクリーンに対する装着手段を構成することが必要とな
るが、それ等の下部スクリーンの上下動のための機構と
振動付与のための加振器の構成は、堆肥製造装置の構造
にもとづいて任意に構成することができる。
に、下部スクリーン21、22を傾斜させる状態で、符
号21e、22bとして示す状態に下降させ、完熟堆肥
を排出させる機構を設ける場合を示している。前記図
7、8に示すように、2つの下部スクリーンを上部スク
リーンの下部に配置する場合には、各下部スクリーンに
対して上下動を行わせるための駆動手段と、各下部スク
リーンを支持するワイヤの配置関係等は、各々の下部ス
クリーンの動作に対応させて設定される。また、2つの
下部スクリーンに対して加振器を各々配置して、下部ス
クリーンに対して振動を付与するためにも、スクリーン
駆動装置とワイヤによる支持機構、および加振器の下部
スクリーンに対する装着手段を構成することが必要とな
るが、それ等の下部スクリーンの上下動のための機構と
振動付与のための加振器の構成は、堆肥製造装置の構造
にもとづいて任意に構成することができる。
【0020】前述したように構成される堆肥製造装置に
おいて、堆肥処理槽の内部に垂直状に配置する孔開きパ
イプと給排気装置は、図9に示す給排気装置30のよう
に構成することができる。前記堆肥処理槽10の内部に
垂直に配置する孔開きパイプ31……を含む給排気装置
30においては、前述したように、堆肥処理槽の巾方向
に配置される孔開きパイプを1つのグループとして組み
合わせ、隣接する列を1つのグループとして設ける孔開
きパイプに対して、各グループの各々を給気系統と排気
系統とに区分して給排気を行わせる。そして、槽内に収
容する堆肥材料中に、多量の空気を流通させることによ
り、好気性の有効微生物の増殖を促進させ、堆肥発行の
効率を向上させるようにしている。
おいて、堆肥処理槽の内部に垂直状に配置する孔開きパ
イプと給排気装置は、図9に示す給排気装置30のよう
に構成することができる。前記堆肥処理槽10の内部に
垂直に配置する孔開きパイプ31……を含む給排気装置
30においては、前述したように、堆肥処理槽の巾方向
に配置される孔開きパイプを1つのグループとして組み
合わせ、隣接する列を1つのグループとして設ける孔開
きパイプに対して、各グループの各々を給気系統と排気
系統とに区分して給排気を行わせる。そして、槽内に収
容する堆肥材料中に、多量の空気を流通させることによ
り、好気性の有効微生物の増殖を促進させ、堆肥発行の
効率を向上させるようにしている。
【0021】前記堆肥材料中に多量の空気を流通させる
ために、堆肥処理槽10内部で多数の列状に配置される
孔開きパイプ31……のグループに対して、交互に2つ
のメイン管路35、35aに接続される給排気管路3
3、34…をそれぞれ配置し、前記給排気管路を介して
各孔開きパイプに対する給排気を行わせる機構を設けて
いる。そして、前記孔開きパイプ、給排気管路、および
メイン管路を含む給排気装置30においては、切換弁3
4を介して給気ファン40と排気ファン41とを配置
し、排気の端部には排気処理装置43を設けている。ま
た、前記堆肥処理槽の内部に配置する孔開きパイプは、
例えば、1〜1.5m程度の間隔を介して千鳥状に配置
することができる。前記パイプの配置間隔は、主として
用いられる堆肥材料の性質に応じて配置間隔が設定さ
れ、通気性の良くない材料を用いる場合には、孔開きパ
イプの配置間隔を狭くすることができる。
ために、堆肥処理槽10内部で多数の列状に配置される
孔開きパイプ31……のグループに対して、交互に2つ
のメイン管路35、35aに接続される給排気管路3
3、34…をそれぞれ配置し、前記給排気管路を介して
各孔開きパイプに対する給排気を行わせる機構を設けて
いる。そして、前記孔開きパイプ、給排気管路、および
メイン管路を含む給排気装置30においては、切換弁3
4を介して給気ファン40と排気ファン41とを配置
し、排気の端部には排気処理装置43を設けている。ま
た、前記堆肥処理槽の内部に配置する孔開きパイプは、
例えば、1〜1.5m程度の間隔を介して千鳥状に配置
することができる。前記パイプの配置間隔は、主として
用いられる堆肥材料の性質に応じて配置間隔が設定さ
れ、通気性の良くない材料を用いる場合には、孔開きパ
イプの配置間隔を狭くすることができる。
【0022】前記排気処理装置43は排気中の臭気を除
去するために、ゼオライトや活性炭等の臭気を吸着する
材料を収容したもので構成することが可能であるが、そ
の他に、任意の臭気除去手段を用いることが可能であ
る。また、前記排気処理装置43に対しては、堆肥処理
槽から建物内部に漏れ出した空気をも吸引する排気経路
を接続し、給排気装置の排気の処理と建屋の内部の排気
の処理とを、1つの排気処理装置を用いて同時に行うよ
うにすることもできる。前記給排気装置30において
は、設備を簡素化するために、給排気用の2つのファン
と切換弁42とを組み合わせて、孔開きパイプのグルー
プに対する給排気の切換を容易に行い得るように構成し
ているが、その他に、任意の給排気切換装置を設けるこ
とができる。そして、いずれの排気経路に対しても、排
気処理装置を配置して臭気が外気に放出されないように
すると、環境に対して悪影響を与えることがないように
して、堆肥発酵による臭気とガスの排気の処理を行うこ
とができる。
去するために、ゼオライトや活性炭等の臭気を吸着する
材料を収容したもので構成することが可能であるが、そ
の他に、任意の臭気除去手段を用いることが可能であ
る。また、前記排気処理装置43に対しては、堆肥処理
槽から建物内部に漏れ出した空気をも吸引する排気経路
を接続し、給排気装置の排気の処理と建屋の内部の排気
の処理とを、1つの排気処理装置を用いて同時に行うよ
うにすることもできる。前記給排気装置30において
は、設備を簡素化するために、給排気用の2つのファン
と切換弁42とを組み合わせて、孔開きパイプのグルー
プに対する給排気の切換を容易に行い得るように構成し
ているが、その他に、任意の給排気切換装置を設けるこ
とができる。そして、いずれの排気経路に対しても、排
気処理装置を配置して臭気が外気に放出されないように
すると、環境に対して悪影響を与えることがないように
して、堆肥発酵による臭気とガスの排気の処理を行うこ
とができる。
【0023】図10に示す例は、堆肥処理槽2aを小型
のものとして区切って構成する場合を示している。前記
堆肥処理槽2aの内部には、上下方向に貫通する状態で
孔開きパイプ31……を配置し、前記孔開きパイプに対
しては分岐管路33、34……をそれぞれ接続して、給
排気装置30の給排気および切換を行う装置に接続す
る。そして、堆肥処理槽内部で複数の列状に配置する孔
開きパイプのグループに対して、分岐管路を介して切換
弁42に接続し、前記切換弁42に対しては給気ファン
40と排気ファン41とを各々接続し、排気系の端部に
は排気処理装置43を設けて、排気中の臭気等を除去し
てから、外気に排気を排出させるようにする。なお、こ
の実施例に示されるように、堆肥処理槽2aを小型のも
のとして構成する場合には、堆肥処理槽の上部に1列の
シュート10を設けておき、小型のコンベアを用いて堆
肥材料を供給するような手段を用いても良く、ゲートは
人力で開閉する方式を用いることも可能である。
のものとして区切って構成する場合を示している。前記
堆肥処理槽2aの内部には、上下方向に貫通する状態で
孔開きパイプ31……を配置し、前記孔開きパイプに対
しては分岐管路33、34……をそれぞれ接続して、給
排気装置30の給排気および切換を行う装置に接続す
る。そして、堆肥処理槽内部で複数の列状に配置する孔
開きパイプのグループに対して、分岐管路を介して切換
弁42に接続し、前記切換弁42に対しては給気ファン
40と排気ファン41とを各々接続し、排気系の端部に
は排気処理装置43を設けて、排気中の臭気等を除去し
てから、外気に排気を排出させるようにする。なお、こ
の実施例に示されるように、堆肥処理槽2aを小型のも
のとして構成する場合には、堆肥処理槽の上部に1列の
シュート10を設けておき、小型のコンベアを用いて堆
肥材料を供給するような手段を用いても良く、ゲートは
人力で開閉する方式を用いることも可能である。
【0024】
【実施例】前記堆肥製造装置においては、堆肥処理槽の
上部のゲート部材を開いて堆肥材料を投入して、槽内で
堆肥醗酵を行わせるが、前記堆肥材料を堆肥処理槽内部
に投入する際には、堆肥醗酵に有効に作用する微生物を
混入して、前記材料中に微生物の増殖に必要な水分を調
整する。また、前記堆肥材料とともに完熟堆肥を適量混
入することにより、堆肥処理槽の内部に完熟堆肥と新鮮
な材料とを混合させる状態で微生物とともに堆積される
ようにすることも可能である。前記堆肥処理槽の内部で
堆肥醗酵を行わせる際には、1列置きの孔開きパイプの
グループから給気を行い、他のグループの孔開きパイプ
からは空気を吸引する動作を行わせるようにする。そし
て、堆肥材料中に大量に空気を流通させて、好気性の有
効微生物が増殖するために必要とされる酸素を大量に供
給し、微生物の増殖作用を良好に行わせるとともに、嫌
気性の有害な微生物の増殖を阻止させて、腐敗が生じる
ことを阻止するような処理を行う。
上部のゲート部材を開いて堆肥材料を投入して、槽内で
堆肥醗酵を行わせるが、前記堆肥材料を堆肥処理槽内部
に投入する際には、堆肥醗酵に有効に作用する微生物を
混入して、前記材料中に微生物の増殖に必要な水分を調
整する。また、前記堆肥材料とともに完熟堆肥を適量混
入することにより、堆肥処理槽の内部に完熟堆肥と新鮮
な材料とを混合させる状態で微生物とともに堆積される
ようにすることも可能である。前記堆肥処理槽の内部で
堆肥醗酵を行わせる際には、1列置きの孔開きパイプの
グループから給気を行い、他のグループの孔開きパイプ
からは空気を吸引する動作を行わせるようにする。そし
て、堆肥材料中に大量に空気を流通させて、好気性の有
効微生物が増殖するために必要とされる酸素を大量に供
給し、微生物の増殖作用を良好に行わせるとともに、嫌
気性の有害な微生物の増殖を阻止させて、腐敗が生じる
ことを阻止するような処理を行う。
【0025】前述したようにして、堆肥処理槽の内部で
堆肥醗酵を行わせる際には、隣接する孔開きパイプの列
の間で相互に空気を流通させるようにするが、前記孔開
きパイプのグループでは、一定の時間だけ給気を行った
後で、切換弁を切り換えて給排気の切換を行い、先に給
気していた孔開きパイプからは排気を行わせるようにす
る。そして、前記孔開きパイプにおける給排気の切換を
行うことにより、排気側の孔開きパイプの孔に詰まった
ものを排出させることができるようにし、堆肥の中に供
給する空気の流れる経路が堆肥層の全体に行き渡り、一
部に偏った空気の流れる経路が形成されないようにする
処理を任意のタイミングで行う。
堆肥醗酵を行わせる際には、隣接する孔開きパイプの列
の間で相互に空気を流通させるようにするが、前記孔開
きパイプのグループでは、一定の時間だけ給気を行った
後で、切換弁を切り換えて給排気の切換を行い、先に給
気していた孔開きパイプからは排気を行わせるようにす
る。そして、前記孔開きパイプにおける給排気の切換を
行うことにより、排気側の孔開きパイプの孔に詰まった
ものを排出させることができるようにし、堆肥の中に供
給する空気の流れる経路が堆肥層の全体に行き渡り、一
部に偏った空気の流れる経路が形成されないようにする
処理を任意のタイミングで行う。
【0026】前記装置において、堆肥材料の性質によっ
ては孔開きパイプの孔が詰まるようなことが多発する場
合が想定されるために、そのような材料を用いる場合に
は、高圧の空気を吹き込むことができるようなファンを
配置して、孔開きパイプの孔に詰まったものを吹き飛ば
すような処理を行うこともできる。さらに、前記給排気
系では、孔開きパイプの上下の端部を開放して、孔開き
パイプの内部に溜まった固形物や醗酵生成物等を除去す
る作業を、定期的にまたは随時行うことにより、孔開き
パイプの内部を清掃して、空気の流通を良好に維持でき
るようにする。また、前記孔開きパイプの内部の清掃を
行う場合には、煙突掃除に使用するようなブラシ部材を
孔開きパイプの内部の貫通孔に通し、パイプの内部に付
着しているものを除去させるようにすることも可能であ
る。
ては孔開きパイプの孔が詰まるようなことが多発する場
合が想定されるために、そのような材料を用いる場合に
は、高圧の空気を吹き込むことができるようなファンを
配置して、孔開きパイプの孔に詰まったものを吹き飛ば
すような処理を行うこともできる。さらに、前記給排気
系では、孔開きパイプの上下の端部を開放して、孔開き
パイプの内部に溜まった固形物や醗酵生成物等を除去す
る作業を、定期的にまたは随時行うことにより、孔開き
パイプの内部を清掃して、空気の流通を良好に維持でき
るようにする。また、前記孔開きパイプの内部の清掃を
行う場合には、煙突掃除に使用するようなブラシ部材を
孔開きパイプの内部の貫通孔に通し、パイプの内部に付
着しているものを除去させるようにすることも可能であ
る。
【0027】前記堆肥処理槽に投入した堆肥材料は、発
酵作用が進行するにしたがって次第に嵩が低くなり、堆
肥処理槽の上部に空間が生じるので、堆肥醗酵が進むに
したがって、随時堆肥処理槽の上部から新しい材料を投
入することが必要となる。また、堆肥処理槽の下部には
完熟堆肥が堆積すると、その細かいものはスクリーンを
通過して落下して下部コンベア装置上に堆積するので、
前記下部コンベア装置を随時作動させて外部に向けて完
熟堆肥を排出させる動作を随時行う。さらに、堆肥処理
槽内での堆肥醗酵が進むにつれて堆肥材料の嵩が少なく
なるので、新しい堆肥材料を補給することにより、堆肥
処理槽の内部には常時堆肥材料が充満している状態を設
定し、堆肥処理槽の内部空間を有効に利用できるように
する。なお、前記堆肥処理槽の内部から大量に完熟堆肥
を排出させる際には、前述したように、下部スクリーン
を上下動させながら加振器による振動を付与し、槽内の
完熟堆肥の排出を行う。
酵作用が進行するにしたがって次第に嵩が低くなり、堆
肥処理槽の上部に空間が生じるので、堆肥醗酵が進むに
したがって、随時堆肥処理槽の上部から新しい材料を投
入することが必要となる。また、堆肥処理槽の下部には
完熟堆肥が堆積すると、その細かいものはスクリーンを
通過して落下して下部コンベア装置上に堆積するので、
前記下部コンベア装置を随時作動させて外部に向けて完
熟堆肥を排出させる動作を随時行う。さらに、堆肥処理
槽内での堆肥醗酵が進むにつれて堆肥材料の嵩が少なく
なるので、新しい堆肥材料を補給することにより、堆肥
処理槽の内部には常時堆肥材料が充満している状態を設
定し、堆肥処理槽の内部空間を有効に利用できるように
する。なお、前記堆肥処理槽の内部から大量に完熟堆肥
を排出させる際には、前述したように、下部スクリーン
を上下動させながら加振器による振動を付与し、槽内の
完熟堆肥の排出を行う。
【0028】前述したようにして、堆肥を製造する堆肥
処理槽において、堆肥処理槽本体の側部に開口を配置し
て、槽内部のメンテナンス等に使用することもできる。
例えば、何等かの理由により、堆肥処理槽内部に収容し
た堆肥材料が均一に醗酵し得ない場合が想定されるが、
そのような場合には、槽の側部に設けた開口を開けて醗
酵途中の材料を取り出し、完熟堆肥や性質の異なる材料
等を混入して、再び堆肥処理槽に収容させるような処理
を行う。そして、製造途中の堆肥材料の切り返しを行う
場合には、1つの堆肥処理槽から排出した堆肥を、別の
堆肥処理槽に移し代えて堆肥醗酵の条件を変えることも
可能である。さらに、堆肥処理槽を用いて堆肥醗酵を行
わせる場合には、堆肥処理槽から排出された完熟堆肥を
新しい材料中に混入して、有効微生物を完熟堆肥から供
給させることもでき、微生物を新たに添加する量を少な
くして、製造コストの低下を図ることも可能である。
処理槽において、堆肥処理槽本体の側部に開口を配置し
て、槽内部のメンテナンス等に使用することもできる。
例えば、何等かの理由により、堆肥処理槽内部に収容し
た堆肥材料が均一に醗酵し得ない場合が想定されるが、
そのような場合には、槽の側部に設けた開口を開けて醗
酵途中の材料を取り出し、完熟堆肥や性質の異なる材料
等を混入して、再び堆肥処理槽に収容させるような処理
を行う。そして、製造途中の堆肥材料の切り返しを行う
場合には、1つの堆肥処理槽から排出した堆肥を、別の
堆肥処理槽に移し代えて堆肥醗酵の条件を変えることも
可能である。さらに、堆肥処理槽を用いて堆肥醗酵を行
わせる場合には、堆肥処理槽から排出された完熟堆肥を
新しい材料中に混入して、有効微生物を完熟堆肥から供
給させることもでき、微生物を新たに添加する量を少な
くして、製造コストの低下を図ることも可能である。
【0029】前記本発明の実施例においては、農業廃棄
物を堆肥材料として用いる場合を説明したが、本発明の
堆肥製造装置は、都市の生ごみを処理する装置としても
使用が可能である。例えば、都市の生ごみには、プラス
チック製品等が混入する場合が多くあり、それ等の堆肥
発酵により処理できない成分は、あらかじめ手で選別し
てから堆肥醗酵に利用する必要があるとされている。こ
れに対して、本発明の堆肥製造装置においては、例え
ば、前処理工程で、袋等を破く等の処理を行ってから、
堆肥処理槽に投入して大量の空気を吹き込んで、生ごみ
成分のみを堆肥醗酵させることが可能となる。そして、
製造された完熟堆肥から、プラスチック成分やその他の
堆肥醗酵しない成分と容易に分離することができる。ま
た、任意の堆肥原料を用いる際に、発酵作用により細か
いものとするような、自然の粉砕作用を付与できないよ
うな材料を用いる場合には、前処理工程で裁断処理を行
ってから堆肥処理槽に投入することも可能である。
物を堆肥材料として用いる場合を説明したが、本発明の
堆肥製造装置は、都市の生ごみを処理する装置としても
使用が可能である。例えば、都市の生ごみには、プラス
チック製品等が混入する場合が多くあり、それ等の堆肥
発酵により処理できない成分は、あらかじめ手で選別し
てから堆肥醗酵に利用する必要があるとされている。こ
れに対して、本発明の堆肥製造装置においては、例え
ば、前処理工程で、袋等を破く等の処理を行ってから、
堆肥処理槽に投入して大量の空気を吹き込んで、生ごみ
成分のみを堆肥醗酵させることが可能となる。そして、
製造された完熟堆肥から、プラスチック成分やその他の
堆肥醗酵しない成分と容易に分離することができる。ま
た、任意の堆肥原料を用いる際に、発酵作用により細か
いものとするような、自然の粉砕作用を付与できないよ
うな材料を用いる場合には、前処理工程で裁断処理を行
ってから堆肥処理槽に投入することも可能である。
【0030】前述したように、本発明の堆肥製造装置
は、堆肥製造を行う際に、材料中に大量の空気を供給す
る手段を用いて堆肥醗酵を促進するように構成している
ものであるが、前記堆肥処理槽中で堆肥の製造が終了し
た後で、完熟堆肥を乾燥させることも可能である。例え
ば、堆肥処理槽内部での堆肥醗酵が終了してから、直ち
に排出させずに、孔開きパイプから大量の空気を堆肥中
に送り込むようにして、完熟堆肥中の水分を除去する作
業を行わせることができる。また、堆肥処理槽内の堆肥
を乾燥させる際には、給気ファンに温風装置を接続し
て、暖かい空気を供給することもできる。そして、堆肥
処理槽内で堆肥を乾燥させてから排出する場合には、堆
肥処理槽の下部に配置するスクリーンを容易に通すこと
ができ、下部コンベア装置を介して排出された堆肥は、
臭気を発生せずに容易に取扱い得るものとなる。
は、堆肥製造を行う際に、材料中に大量の空気を供給す
る手段を用いて堆肥醗酵を促進するように構成している
ものであるが、前記堆肥処理槽中で堆肥の製造が終了し
た後で、完熟堆肥を乾燥させることも可能である。例え
ば、堆肥処理槽内部での堆肥醗酵が終了してから、直ち
に排出させずに、孔開きパイプから大量の空気を堆肥中
に送り込むようにして、完熟堆肥中の水分を除去する作
業を行わせることができる。また、堆肥処理槽内の堆肥
を乾燥させる際には、給気ファンに温風装置を接続し
て、暖かい空気を供給することもできる。そして、堆肥
処理槽内で堆肥を乾燥させてから排出する場合には、堆
肥処理槽の下部に配置するスクリーンを容易に通すこと
ができ、下部コンベア装置を介して排出された堆肥は、
臭気を発生せずに容易に取扱い得るものとなる。
【0031】さらに、本発明の堆肥製造装置は、堆肥醗
酵に用いることの他に、草やその他の植物等を乾燥させ
る装置としても使用が可能となる。例えば、雨の多い季
節に乾草を製造して貯蔵しようとする場合でも、スクリ
ーンに代えて棒状の支持部材等を着脱可能に配置し、堆
肥処理槽の内部に投入した草等に大量の空気を供給し
て、乾燥作用を促進させることもできる。その他に、穀
物のような細かいものを乾燥させる際には、非常に目の
細かいスクリーンを上部スクリーンに代えて配置し、大
量の空気を孔開きパイプから噴出させて乾燥作業を行わ
せることも可能である。したがって、本発明の装置にお
いては、堆肥の製造のみでなしに、他の任意の対象物の
乾燥作業を行う装置としても利用が可能となる。
酵に用いることの他に、草やその他の植物等を乾燥させ
る装置としても使用が可能となる。例えば、雨の多い季
節に乾草を製造して貯蔵しようとする場合でも、スクリ
ーンに代えて棒状の支持部材等を着脱可能に配置し、堆
肥処理槽の内部に投入した草等に大量の空気を供給し
て、乾燥作用を促進させることもできる。その他に、穀
物のような細かいものを乾燥させる際には、非常に目の
細かいスクリーンを上部スクリーンに代えて配置し、大
量の空気を孔開きパイプから噴出させて乾燥作業を行わ
せることも可能である。したがって、本発明の装置にお
いては、堆肥の製造のみでなしに、他の任意の対象物の
乾燥作業を行う装置としても利用が可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明の堆肥製造装置は、前述したよう
に構成しているものであるから、堆肥処理槽の内部に大
量の堆肥材料を収容した状態で、材料の中に大量の空気
を供給し、堆肥醗酵に寄与する有効微生物の増殖を促進
して、堆肥醗酵の効率を向上させることができる。ま
た、堆肥処理槽に対して材料を供給するコンベアと、製
造された堆肥を排出するコンベアとを設けているため
に、堆肥製造に際しての労力を少なくし、省力化した装
置を得ることができる。さらに、堆肥処理槽の下部から
堆肥を排出させる際には、二重のスクリーンのうちの下
部スクリーンを上部スクリーンから離間させるとともに
加振器による振動を付与して、排出作業を容易に行わせ
ることができるとともに、装置の構造を簡素化すること
ができる。
に構成しているものであるから、堆肥処理槽の内部に大
量の堆肥材料を収容した状態で、材料の中に大量の空気
を供給し、堆肥醗酵に寄与する有効微生物の増殖を促進
して、堆肥醗酵の効率を向上させることができる。ま
た、堆肥処理槽に対して材料を供給するコンベアと、製
造された堆肥を排出するコンベアとを設けているため
に、堆肥製造に際しての労力を少なくし、省力化した装
置を得ることができる。さらに、堆肥処理槽の下部から
堆肥を排出させる際には、二重のスクリーンのうちの下
部スクリーンを上部スクリーンから離間させるとともに
加振器による振動を付与して、排出作業を容易に行わせ
ることができるとともに、装置の構造を簡素化すること
ができる。
【0033】前記効果に加えて、前記堆肥処理槽の下部
の上部スクリーンと1つまたは複数の下部スクリーンを
配置し、各スクリーンの網目の大きさを調整することに
より、上部スクリーンと下部スクリーンとを重ねた状態
では、スクリーンの網目を細かくするので、堆肥醗酵を
行っている途中の材料が落下することはなく、下部スク
リーンを下降させた状態で上部スクリーンを通った完熟
堆肥を排出させることができる。また、下部スクリーン
に対して振動を付与することにより、堆肥処理槽内の堆
肥にも振動が伝達され、排出効率を向上させることが可
能になる。さらに、本発明においては、堆肥処理槽の内
部に配置する孔開きパイプは、複数の列状に一定の間隔
で配置し、排気側と給気側のグループに分割して給排気
装置に接続しているので、堆肥処理槽の内部で任意の空
気流通経路を設定することが可能である。したがって、
槽内に収容した堆肥材料中に空気を流通させることによ
って、好気性の有効微生物の増殖を促進でき、短時間で
堆肥の製造を行うことが可能になる。そして、堆肥処理
槽の内部で堆肥の切り返し等を行わなくても、槽内で均
一な堆肥醗酵を行わせ、完熟堆肥を容易に得ることが可
能になる。
の上部スクリーンと1つまたは複数の下部スクリーンを
配置し、各スクリーンの網目の大きさを調整することに
より、上部スクリーンと下部スクリーンとを重ねた状態
では、スクリーンの網目を細かくするので、堆肥醗酵を
行っている途中の材料が落下することはなく、下部スク
リーンを下降させた状態で上部スクリーンを通った完熟
堆肥を排出させることができる。また、下部スクリーン
に対して振動を付与することにより、堆肥処理槽内の堆
肥にも振動が伝達され、排出効率を向上させることが可
能になる。さらに、本発明においては、堆肥処理槽の内
部に配置する孔開きパイプは、複数の列状に一定の間隔
で配置し、排気側と給気側のグループに分割して給排気
装置に接続しているので、堆肥処理槽の内部で任意の空
気流通経路を設定することが可能である。したがって、
槽内に収容した堆肥材料中に空気を流通させることによ
って、好気性の有効微生物の増殖を促進でき、短時間で
堆肥の製造を行うことが可能になる。そして、堆肥処理
槽の内部で堆肥の切り返し等を行わなくても、槽内で均
一な堆肥醗酵を行わせ、完熟堆肥を容易に得ることが可
能になる。
【図1】 本発明の堆肥製造装置の構造を示す説明図で
ある。
ある。
【図2】 図1の装置の拡大説明図である。
【図3】 堆肥処理槽の上下に配置する装置の説明図で
ある。
ある。
【図4】 下部スクリーンの駆動装置の説明図である。
【図5】 堆肥処理槽の下部に配置するスクリーン装置
の構成と動作の説明図である。
の構成と動作の説明図である。
【図6】 下部スクリーンの動作の別の説明図である。
【図7】 2層に下部スクリーンを配置した装置の構成
と動作の説明図である。
と動作の説明図である。
【図8】 2つの下部スクリーンを用いた装置の別の構
成と動作の説明図である。
成と動作の説明図である。
【図9】 堆肥処理槽に対する給排気装置の説明図であ
る。
る。
【図10】 小型の堆肥処理槽に対する給排気装置の説
明図である。
明図である。
1 堆肥製造装置、 2 堆肥処理槽、 10
上部シュート、13 下部シュート、 15・17
コンベア装置、20 上部スクリーン、 21・2
2 下部スクリーン、23 ワイヤ、 25 案
内レール、 26 スクリーン駆動装置、29 加
振器、 30 給排気装置、 31 孔開きパイ
プ、33〜36 管路、 40 給気ファン、 4
1 排気ファン、42 切換弁、 43 排気処
理装置。
上部シュート、13 下部シュート、 15・17
コンベア装置、20 上部スクリーン、 21・2
2 下部スクリーン、23 ワイヤ、 25 案
内レール、 26 スクリーン駆動装置、29 加
振器、 30 給排気装置、 31 孔開きパイ
プ、33〜36 管路、 40 給気ファン、 4
1 排気ファン、42 切換弁、 43 排気処
理装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 一定の間隔を介して垂直に配置する多数
の孔開きパイプを内部に設けた堆肥処理槽と、 前記孔開きパイプに接続する給排気装置と、 前記堆肥処理槽に対して堆肥材料の供給と製造した堆肥
を排出させるコンベア装置と、 前記堆肥処理槽の下部の固定位置に配置する上部スクリ
ーンと、 前記上部スクリーンに対して離接可能に配置する下部ス
クリーンと、 前記下部スクリーンに対する駆動手段および振動を付与
する手段と、 を設けることを特徴とする堆肥製造装置。 - 【請求項2】 前記堆肥処理槽の下部に配置する上部ス
クリーンに対して、1つまたは複数の下部スクリーンを
配置し、 前記下部スクリーンの網目を、上部スクリーンの網目よ
りも小さいもので構成し、 前記下部スクリーンの各々を上下動させるスクリーン駆
動装置と振動付与手段を接続可能に構成することを特徴
とする請求項1に記載の堆肥製造装置。 - 【請求項3】 前記堆肥処理槽の内部に配置する孔開き
パイプは、堆肥処理槽を上下に貫通させるようにして複
数の列状に一定の間隔で配置し、 前記孔開きパイプの列を排気側と給気側のグループに分
割して給排気装置に接続し、 前記孔開きパイプのグループの給排気側を任意に切り換
える切換手段を設けることを特徴とする請求項1または
2に記載の堆肥製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12467497A JPH10310484A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 堆肥製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12467497A JPH10310484A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 堆肥製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310484A true JPH10310484A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14891265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12467497A Pending JPH10310484A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 堆肥製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10310484A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007008760A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fujiki:Kk | 発酵ヤードにおける空気供給装置 |
| CN120554152A (zh) * | 2025-06-09 | 2025-08-29 | 温州美第建设有限公司 | 一种市政道路垃圾处理堆肥装置 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP12467497A patent/JPH10310484A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007008760A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fujiki:Kk | 発酵ヤードにおける空気供給装置 |
| CN120554152A (zh) * | 2025-06-09 | 2025-08-29 | 温州美第建设有限公司 | 一种市政道路垃圾处理堆肥装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050719 |