JPH103107A - カメラ用シャッタ装置 - Google Patents
カメラ用シャッタ装置Info
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- JPH103107A JPH103107A JP15454496A JP15454496A JPH103107A JP H103107 A JPH103107 A JP H103107A JP 15454496 A JP15454496 A JP 15454496A JP 15454496 A JP15454496 A JP 15454496A JP H103107 A JPH103107 A JP H103107A
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- opening
- shutter
- iron core
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Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電磁プランジャを用いて2枚のシャッタ羽根を
作動させるレンズシャッタであって、カメラを落下して
もシャッタ羽根が露光用開口部を開かないようにした簡
単な構成のカメラ用シャッタ装置を提供すること。 【解決手段】シャッタ羽根3はシャッタ羽根4よりも質
量が大きい。図1においてカメラが上方向を下側にして
落下すると、鉄芯部材10は圧縮ばね11に抗して図の
上方へ移動する。同時に、シャッタ羽根3,4にも電磁
プランジャ方向へのモーメントが発生する。両者のモー
メントの差の力が開きばね7の付勢力に抗して働き、開
閉部材5を、鉄芯部材10の移動に追従させない。シャ
ッタ羽根3の反力と開きばね7の付勢力によって、開閉
部材5が時計方向へ回転しようとするときには、既に圧
縮ばね11によって鉄芯部材10が復帰しており、開き
方向へは回転することができないようになっている。
作動させるレンズシャッタであって、カメラを落下して
もシャッタ羽根が露光用開口部を開かないようにした簡
単な構成のカメラ用シャッタ装置を提供すること。 【解決手段】シャッタ羽根3はシャッタ羽根4よりも質
量が大きい。図1においてカメラが上方向を下側にして
落下すると、鉄芯部材10は圧縮ばね11に抗して図の
上方へ移動する。同時に、シャッタ羽根3,4にも電磁
プランジャ方向へのモーメントが発生する。両者のモー
メントの差の力が開きばね7の付勢力に抗して働き、開
閉部材5を、鉄芯部材10の移動に追従させない。シャ
ッタ羽根3の反力と開きばね7の付勢力によって、開閉
部材5が時計方向へ回転しようとするときには、既に圧
縮ばね11によって鉄芯部材10が復帰しており、開き
方向へは回転することができないようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形の露光用開口
部を、2枚のシャッタ羽根の相対的な回転運動によって
開閉するタイプのカメラ用シャッタ装置に関する。
部を、2枚のシャッタ羽根の相対的な回転運動によって
開閉するタイプのカメラ用シャッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシャッタは、一般にレンズシャ
ッタと称され、その駆動方法としては、これまでにも種
々の方法が提案され且つ実施されているが、それらの一
つに、駆動源として電磁プランジャを用いたものがあ
り、実公平4−55308号公報等で知られている。こ
の公報に記載されたものは、考案上たまたま、電磁プラ
ンジャの鉄芯部材(アーマチュア)と開閉部材(シャッ
タ開閉レバー)との間に、二つの連動部材(第一・第二
抑止レバー)を介在させているが、その開閉機構の基本
形態は、連動部材を全く介在させず、電磁プランジャの
鉄芯部材に開閉部材を直接連結させた構成となる。即
ち、一方の連動部材(第一抑止レバー)を開閉部材とし
て、そのピンをシャッタ羽根のスロットに嵌合させた構
成と考えればよい。しかしながら、いずれにしてもそれ
らの構成は、電磁プランジャの鉄芯部材と、シャッタ基
板に直接取り付けられている部材とを、ピン・スロット
結合等による結合関係で連結するため、両サイドの部品
の加工精度を上げなければならず、また両サイド間の組
立調整が面倒であった。
ッタと称され、その駆動方法としては、これまでにも種
々の方法が提案され且つ実施されているが、それらの一
つに、駆動源として電磁プランジャを用いたものがあ
り、実公平4−55308号公報等で知られている。こ
の公報に記載されたものは、考案上たまたま、電磁プラ
ンジャの鉄芯部材(アーマチュア)と開閉部材(シャッ
タ開閉レバー)との間に、二つの連動部材(第一・第二
抑止レバー)を介在させているが、その開閉機構の基本
形態は、連動部材を全く介在させず、電磁プランジャの
鉄芯部材に開閉部材を直接連結させた構成となる。即
ち、一方の連動部材(第一抑止レバー)を開閉部材とし
て、そのピンをシャッタ羽根のスロットに嵌合させた構
成と考えればよい。しかしながら、いずれにしてもそれ
らの構成は、電磁プランジャの鉄芯部材と、シャッタ基
板に直接取り付けられている部材とを、ピン・スロット
結合等による結合関係で連結するため、両サイドの部品
の加工精度を上げなければならず、また両サイド間の組
立調整が面倒であった。
【0003】その点を改善するために、両者の関係を結
合関係ではなく接触関係にしたものが実施されている。
その例としては、電磁プランジャが、ソレノイドと鉄芯
部材と圧縮ばねから構成されていて、鉄芯部材はソレノ
イドに通電されると圧縮ばねに抗して吸引されるように
なっている。また、そのような電磁プランジャと2枚の
シャッタ羽根の間には回転可能な開閉部材が配置されて
いて、その開閉部材は、一方ではその開閉部材に立設さ
れたピンを2枚のシャッタ羽根のスロット(長孔)に嵌
合させ、他方では開きばね(シャッタ羽根に開き作動を
行わせるように開閉部材を付勢しているばねであって、
圧縮ばねよりも付勢力が弱い)に付勢されて係合部を鉄
芯部材に接触させている。そして、ソレノイドが通電さ
れていないときには、鉄芯部材は圧縮ばねの付勢力によ
り、開閉部材を開きばねに抗して回転させ、シャッタ羽
根によって露光用開口部を閉じさせており、ソレノイド
に通電され鉄芯部材が吸引されると、開閉部材は開きば
ねの付勢力によって追従し、シャッタ羽根によって露光
用開口部を開かせるようになっている。
合関係ではなく接触関係にしたものが実施されている。
その例としては、電磁プランジャが、ソレノイドと鉄芯
部材と圧縮ばねから構成されていて、鉄芯部材はソレノ
イドに通電されると圧縮ばねに抗して吸引されるように
なっている。また、そのような電磁プランジャと2枚の
シャッタ羽根の間には回転可能な開閉部材が配置されて
いて、その開閉部材は、一方ではその開閉部材に立設さ
れたピンを2枚のシャッタ羽根のスロット(長孔)に嵌
合させ、他方では開きばね(シャッタ羽根に開き作動を
行わせるように開閉部材を付勢しているばねであって、
圧縮ばねよりも付勢力が弱い)に付勢されて係合部を鉄
芯部材に接触させている。そして、ソレノイドが通電さ
れていないときには、鉄芯部材は圧縮ばねの付勢力によ
り、開閉部材を開きばねに抗して回転させ、シャッタ羽
根によって露光用開口部を閉じさせており、ソレノイド
に通電され鉄芯部材が吸引されると、開閉部材は開きば
ねの付勢力によって追従し、シャッタ羽根によって露光
用開口部を開かせるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にして電磁プランジャによって開閉作動を行わせるシャ
ッタ装置は、カメラが落下したとき、その落下姿勢によ
っては極めて不都合なことが発生する。即ち、カメラ
が、たまたま鉄芯部材の吸引方向を下側にして落下した
場合には、鉄芯部材が、ばねによる付勢力に抗して吸引
方向へ瞬間的に移動してしまうことがあるからである。
そのような場合であっても、上記の公報に記載のもの
は、一方の連動部材(第二抑止レバー)が開閉部材(開
閉レバー)を抑止しているし、最悪の場合でも開閉部材
(開閉レバー)にはガバナーが作用しているので、余り
問題とはならない。しかしながら、上記した基本形態の
構成や改善例として説明した構成の場合には、シャッタ
羽根によって露光用開口部の一部を瞬間的に開いてしま
い、フィルムを露光させてしまうことになる。上記の公
報に記載のものは、他の目的から、このような場合にも
問題の置きにくい構成となっているが、落下時における
不慮の露光を防止するためだけに、このような複雑な構
成を採用するのは適当でない。また、このような不慮の
作動を起こさないように係止部材を設けるようにしたも
のも知られているが、撮影に際して、その係止を解除す
る必要があるので、全体としてやはり複雑な機構とな
り、これも余り適当とは言えない。
にして電磁プランジャによって開閉作動を行わせるシャ
ッタ装置は、カメラが落下したとき、その落下姿勢によ
っては極めて不都合なことが発生する。即ち、カメラ
が、たまたま鉄芯部材の吸引方向を下側にして落下した
場合には、鉄芯部材が、ばねによる付勢力に抗して吸引
方向へ瞬間的に移動してしまうことがあるからである。
そのような場合であっても、上記の公報に記載のもの
は、一方の連動部材(第二抑止レバー)が開閉部材(開
閉レバー)を抑止しているし、最悪の場合でも開閉部材
(開閉レバー)にはガバナーが作用しているので、余り
問題とはならない。しかしながら、上記した基本形態の
構成や改善例として説明した構成の場合には、シャッタ
羽根によって露光用開口部の一部を瞬間的に開いてしま
い、フィルムを露光させてしまうことになる。上記の公
報に記載のものは、他の目的から、このような場合にも
問題の置きにくい構成となっているが、落下時における
不慮の露光を防止するためだけに、このような複雑な構
成を採用するのは適当でない。また、このような不慮の
作動を起こさないように係止部材を設けるようにしたも
のも知られているが、撮影に際して、その係止を解除す
る必要があるので、全体としてやはり複雑な機構とな
り、これも余り適当とは言えない。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、電
磁プランジャを用いて2枚のシャッタ羽根を開閉作動さ
せるレンズシャッタにおいて、カメラが、鉄芯部材の吸
引方向が下側になるようにして落下した場合にも、シャ
ッタ羽根が露光用開口部を開かないようにした構成の簡
単なカメラ用シャッタ装置を提供することである。
めになされたものであり、その目的とするところは、電
磁プランジャを用いて2枚のシャッタ羽根を開閉作動さ
せるレンズシャッタにおいて、カメラが、鉄芯部材の吸
引方向が下側になるようにして落下した場合にも、シャ
ッタ羽根が露光用開口部を開かないようにした構成の簡
単なカメラ用シャッタ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用シャッタ装置は、円形をした露
光用開口部の側方位置において該開口部の接線と略平行
に往復作動可能に配置されソレノイドの非通電時には圧
縮ばねに付勢されて第1の位置へ作動し通電時には該圧
縮ばねに抗して吸引され第2の位置へ作動する鉄芯部材
と、作用部と係合部とを有していて前記開口部の側方位
置に回転可能に配置されている連動部材と、前記作用部
の往復作動に連動して相対的に回転され前記鉄芯部材が
第1の位置から第2の位置へ作動するときには前記開口
部を開き第2の位置から第1の位置へ作動するときには
前記開口部を閉じるようにした2枚のシャッタ羽根とを
備えており、前記シャッタ羽根のうち、その閉じ作動を
前記ソレノイド方向へ行うシャッタ羽根が、他方のシャ
ッタ羽根よりも質量が大であるようにする。
めに、本発明のカメラ用シャッタ装置は、円形をした露
光用開口部の側方位置において該開口部の接線と略平行
に往復作動可能に配置されソレノイドの非通電時には圧
縮ばねに付勢されて第1の位置へ作動し通電時には該圧
縮ばねに抗して吸引され第2の位置へ作動する鉄芯部材
と、作用部と係合部とを有していて前記開口部の側方位
置に回転可能に配置されている連動部材と、前記作用部
の往復作動に連動して相対的に回転され前記鉄芯部材が
第1の位置から第2の位置へ作動するときには前記開口
部を開き第2の位置から第1の位置へ作動するときには
前記開口部を閉じるようにした2枚のシャッタ羽根とを
備えており、前記シャッタ羽根のうち、その閉じ作動を
前記ソレノイド方向へ行うシャッタ羽根が、他方のシャ
ッタ羽根よりも質量が大であるようにする。
【0007】また、本発明のカメラ用シャッタ装置にお
いては、好ましくは、前記連動部材が開閉部材であっ
て、前記作用部が2枚のシャッタ羽根のスロットに嵌合
したピンであるようにする。更に、上記のカメラ用シャ
ッタ装置においては、好ましくは、前記圧縮ばねよりも
付勢力の弱いばねであって前記圧縮ばねの付勢方向と略
対向する方向から前記係合部が前記鉄芯部材に接触する
ように前記開閉部材を付勢する開きばねを備え、前記鉄
芯部材が第1の位置から第2の位置へ作動するとき、前
記開閉部材をそれに追従して回転させるようにする。ま
た、本発明のカメラ用シャッタ装置においては、好まし
くは、質量の大きいシャッタ羽根の厚さが、他方のシャ
ッタ羽根の厚さよりも厚く形成されているようにする。
更に、本発明のカメラ用シャッタ装置においては、好ま
しくは、前記ソレノイドと前記鉄芯部材とが円弧形をし
ており、該鉄芯部材を、光軸に対して略直交する面にお
いて、前記開口部側を中心にして円弧状に往復作動する
ようにして配置する。
いては、好ましくは、前記連動部材が開閉部材であっ
て、前記作用部が2枚のシャッタ羽根のスロットに嵌合
したピンであるようにする。更に、上記のカメラ用シャ
ッタ装置においては、好ましくは、前記圧縮ばねよりも
付勢力の弱いばねであって前記圧縮ばねの付勢方向と略
対向する方向から前記係合部が前記鉄芯部材に接触する
ように前記開閉部材を付勢する開きばねを備え、前記鉄
芯部材が第1の位置から第2の位置へ作動するとき、前
記開閉部材をそれに追従して回転させるようにする。ま
た、本発明のカメラ用シャッタ装置においては、好まし
くは、質量の大きいシャッタ羽根の厚さが、他方のシャ
ッタ羽根の厚さよりも厚く形成されているようにする。
更に、本発明のカメラ用シャッタ装置においては、好ま
しくは、前記ソレノイドと前記鉄芯部材とが円弧形をし
ており、該鉄芯部材を、光軸に対して略直交する面にお
いて、前記開口部側を中心にして円弧状に往復作動する
ようにして配置する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1乃至
図3に示した実施例によって説明する。図1はシャッタ
閉鎖状態を示した実施例の平面図である。図2は図1に
おける要部の構成を分かり易くするために、便宜上、展
開状態にして示した断面図である。図3はシャッタ全開
状態を示した実施例の平面図である。
図3に示した実施例によって説明する。図1はシャッタ
閉鎖状態を示した実施例の平面図である。図2は図1に
おける要部の構成を分かり易くするために、便宜上、展
開状態にして示した断面図である。図3はシャッタ全開
状態を示した実施例の平面図である。
【0009】先ず、本実施例の構成から説明する。二つ
のシャッタ基板1,2は合成樹脂製であって、それらの
間には、シャッタ羽根3,4を収容する羽根室が形成さ
れている。これらの基板1,2には、夫々円形の開口部
1a,2aが同心的に形成されているが、直径の小さい
開口部2aが露光用開口部となっている。シャッタ基板
1には羽根室内に直径の異なる二つの軸1b,1cが立
設されている。他方、シャッタ羽根3,4にも互いに直
径の異なる円孔が形成されており、それらを夫々軸1
b,1cに回転可能に嵌合させている。このように異な
る直径にしているのは、シャッタ羽根3,4の組み付け
位置が逆にならないようにするためである。また、シャ
ッタ羽根3,4は同一材料で製作され、平面形状は略同
じであるが、厚さはシャッタ羽根4の方が約40%薄く
なっており、シャッタ羽根3の方が重くなっている。
のシャッタ基板1,2は合成樹脂製であって、それらの
間には、シャッタ羽根3,4を収容する羽根室が形成さ
れている。これらの基板1,2には、夫々円形の開口部
1a,2aが同心的に形成されているが、直径の小さい
開口部2aが露光用開口部となっている。シャッタ基板
1には羽根室内に直径の異なる二つの軸1b,1cが立
設されている。他方、シャッタ羽根3,4にも互いに直
径の異なる円孔が形成されており、それらを夫々軸1
b,1cに回転可能に嵌合させている。このように異な
る直径にしているのは、シャッタ羽根3,4の組み付け
位置が逆にならないようにするためである。また、シャ
ッタ羽根3,4は同一材料で製作され、平面形状は略同
じであるが、厚さはシャッタ羽根4の方が約40%薄く
なっており、シャッタ羽根3の方が重くなっている。
【0010】シャッタ基板2の表面側には、軸2bとば
ね掛け2cが立設されている。軸2bには開閉部材5が
回転可能に嵌合されており、また抜け止めのため軸2b
の先端部にはリング6が圧入されている。この開閉部材
5には、表面側にばね掛け5aが設けられ、背面側には
ピン5b,5cが設けられている。そして、開閉部材5
は、二つのばね掛け2c,5aに掛けられた開きばね7
によって、図1及び図3において時計方向へ付勢されて
いる。図1及び図3においては図示を省略してあるが図
2から分かるように、シャッタ基板2には長孔2dが形
成されている。ピン5bは、この長孔2dを貫通して羽
根室内に伸びており、シャッタ羽根3,4に形成された
周知のスロットに嵌合している。従って、開閉部材5が
図1の状態から開きばね7によって時計方向へ回転され
ると、シャッタ羽根3,4は相対的に運動し露光用開口
部2aを開くことになる。
ね掛け2cが立設されている。軸2bには開閉部材5が
回転可能に嵌合されており、また抜け止めのため軸2b
の先端部にはリング6が圧入されている。この開閉部材
5には、表面側にばね掛け5aが設けられ、背面側には
ピン5b,5cが設けられている。そして、開閉部材5
は、二つのばね掛け2c,5aに掛けられた開きばね7
によって、図1及び図3において時計方向へ付勢されて
いる。図1及び図3においては図示を省略してあるが図
2から分かるように、シャッタ基板2には長孔2dが形
成されている。ピン5bは、この長孔2dを貫通して羽
根室内に伸びており、シャッタ羽根3,4に形成された
周知のスロットに嵌合している。従って、開閉部材5が
図1の状態から開きばね7によって時計方向へ回転され
ると、シャッタ羽根3,4は相対的に運動し露光用開口
部2aを開くことになる。
【0011】シャッタ基板1は、図2から分かるように
2段形状になっており、その下段に電磁プランジャが取
り付けられている。この電磁プランジャは、コ字状に曲
げられたヨーク8と、そのヨーク8に取り付けられた明
示されていない周知の円筒状のソレノイドと、そのソレ
ノイドを三方から囲んだカバー9と、ソレノイド内で往
復作動可能に取り付けられた鉄芯部材10と、鉄芯部材
10の鍔部10aとヨーク8との間に配置された圧縮ば
ね11とで構成されている。また、この圧縮ばね11の
付勢力は、開きばね7の付勢力よりも大きく設定されて
いる。そして、このような電磁プランジャは、そのヨー
ク8に形成された孔をシャッタ基板1に形成された位置
決め用のピン1dに嵌合させ、ビス12によってシャッ
タ基板1に取り付けられている。また、この電磁プラン
ジャは、ソレノイドに通電すると、鉄芯部材10がソレ
ノイド内、即ち図2において左方向へ圧縮ばね11に抗
して吸引され、通電が断たれると圧縮ばね11によって
図2の状態に復帰するようになっている。このような鉄
芯部材10の左右方向への動きは、夫々図示していない
ストッパによって制限されるようになっていることは言
うまでもない。
2段形状になっており、その下段に電磁プランジャが取
り付けられている。この電磁プランジャは、コ字状に曲
げられたヨーク8と、そのヨーク8に取り付けられた明
示されていない周知の円筒状のソレノイドと、そのソレ
ノイドを三方から囲んだカバー9と、ソレノイド内で往
復作動可能に取り付けられた鉄芯部材10と、鉄芯部材
10の鍔部10aとヨーク8との間に配置された圧縮ば
ね11とで構成されている。また、この圧縮ばね11の
付勢力は、開きばね7の付勢力よりも大きく設定されて
いる。そして、このような電磁プランジャは、そのヨー
ク8に形成された孔をシャッタ基板1に形成された位置
決め用のピン1dに嵌合させ、ビス12によってシャッ
タ基板1に取り付けられている。また、この電磁プラン
ジャは、ソレノイドに通電すると、鉄芯部材10がソレ
ノイド内、即ち図2において左方向へ圧縮ばね11に抗
して吸引され、通電が断たれると圧縮ばね11によって
図2の状態に復帰するようになっている。このような鉄
芯部材10の左右方向への動きは、夫々図示していない
ストッパによって制限されるようになっていることは言
うまでもない。
【0012】次に、本実施例の作動を簡単に説明する。
図1及び図2は、シャッタ羽根3,4が開口部2aを閉
鎖している状態を示したものである。この状態において
は、図示していないソレノイドには通電されておらず、
鉄芯部材10は圧縮ばね11によってソレノイドから一
番突き出た状態にある。そのため、開閉部材5は、ピン
5cを鍔部10aによって押され、開きばね7に抗して
反時計方向へ回転された状態を維持している。このよう
な状態においてカメラのレリーズボタンが押されると、
先ず測光回路と測距回路が働き、測光結果によってフラ
ッシュを発光させるかどうかが決定され、測距結果に応
じて撮影レンズの焦点が自動的に調節される。
図1及び図2は、シャッタ羽根3,4が開口部2aを閉
鎖している状態を示したものである。この状態において
は、図示していないソレノイドには通電されておらず、
鉄芯部材10は圧縮ばね11によってソレノイドから一
番突き出た状態にある。そのため、開閉部材5は、ピン
5cを鍔部10aによって押され、開きばね7に抗して
反時計方向へ回転された状態を維持している。このよう
な状態においてカメラのレリーズボタンが押されると、
先ず測光回路と測距回路が働き、測光結果によってフラ
ッシュを発光させるかどうかが決定され、測距結果に応
じて撮影レンズの焦点が自動的に調節される。
【0013】その後、電磁プランジャのソレノイドに対
して通電が行われ、同時に、測光結果に基づいて露光制
御回路による制御時間(電気秒時と称されている)のカ
ウントが開始される。そして、ソレノイドに通電される
と、鉄芯部材10は圧縮ばね11に抗して吸引され、鍔
部10aが図1において上方へ作動する。そのため、開
閉部材5は、開きばね7によって追従し時計方向へ回転
する。この開閉部材5の回転は、ピン5bによってシャ
ッタ羽根3,4に伝えられ、シャッタ羽根3は軸1bで
時計方向へ回転され、シャッタ羽根4は軸1cで反時計
方向へ回転される。その結果、シャッタ羽根3,4は開
口部2aを開放し、全開後、各部材の作動は停止する。
その全開状態が図3に示されている。
して通電が行われ、同時に、測光結果に基づいて露光制
御回路による制御時間(電気秒時と称されている)のカ
ウントが開始される。そして、ソレノイドに通電される
と、鉄芯部材10は圧縮ばね11に抗して吸引され、鍔
部10aが図1において上方へ作動する。そのため、開
閉部材5は、開きばね7によって追従し時計方向へ回転
する。この開閉部材5の回転は、ピン5bによってシャ
ッタ羽根3,4に伝えられ、シャッタ羽根3は軸1bで
時計方向へ回転され、シャッタ羽根4は軸1cで反時計
方向へ回転される。その結果、シャッタ羽根3,4は開
口部2aを開放し、全開後、各部材の作動は停止する。
その全開状態が図3に示されている。
【0014】露光制御回路により所定の制御時間のカウ
ントが終了すると、電磁プランジャのソレノイドに対す
る通電が断たれる。上記したように、圧縮ばね11の付
勢力は開きばね7の付勢力よりも大きいため、通電が断
たれると、鉄芯部材10は図3の状態から下方へ作動
し、鍔部10aがピン5cを押すことによって、開閉部
材5を反時計方向へ回転させる。そのため、この開閉部
材5の回転は、ピン5bによってシャッタ羽根3,4に
伝えられ、シャッタ羽根3は軸1bで反時計方向へ回転
され、シャッタ羽根4は軸1cで時計方向へ回転され、
開口部2aを閉鎖する。図1は、そのようにして開口部
2aを完全に閉鎖し、各部材の作動が停止した状態を示
している。
ントが終了すると、電磁プランジャのソレノイドに対す
る通電が断たれる。上記したように、圧縮ばね11の付
勢力は開きばね7の付勢力よりも大きいため、通電が断
たれると、鉄芯部材10は図3の状態から下方へ作動
し、鍔部10aがピン5cを押すことによって、開閉部
材5を反時計方向へ回転させる。そのため、この開閉部
材5の回転は、ピン5bによってシャッタ羽根3,4に
伝えられ、シャッタ羽根3は軸1bで反時計方向へ回転
され、シャッタ羽根4は軸1cで時計方向へ回転され、
開口部2aを閉鎖する。図1は、そのようにして開口部
2aを完全に閉鎖し、各部材の作動が停止した状態を示
している。
【0015】このように、電磁プランジャを用いたシャ
ッタ装置においては、シャッタの閉鎖状態は、圧縮ばね
11の付勢力と開きばね7の付勢力との差の力によって
保持されていることになる。そして、作動する部材の中
で一番大きい質量の部材は鉄芯部材10である。従っ
て、何らかの外からの力が作用した場合には、その力が
図1の下方から上方へ加わった場合が問題であり、その
力が上記の保持力を一瞬でも上回るようなことがあれ
ば、シャッタ羽根3,4は開き作動をして、場合によっ
てはフィルムを露光させてしまうことになる。
ッタ装置においては、シャッタの閉鎖状態は、圧縮ばね
11の付勢力と開きばね7の付勢力との差の力によって
保持されていることになる。そして、作動する部材の中
で一番大きい質量の部材は鉄芯部材10である。従っ
て、何らかの外からの力が作用した場合には、その力が
図1の下方から上方へ加わった場合が問題であり、その
力が上記の保持力を一瞬でも上回るようなことがあれ
ば、シャッタ羽根3,4は開き作動をして、場合によっ
てはフィルムを露光させてしまうことになる。
【0016】ところで、図1は、撮影に際しカメラを構
えたときの姿勢を示している。即ち、通常のデザインの
カメラであれば図の上方位置にファインダが配置される
ことになる。一般に、カメラをキャリーバッグ等によっ
て携帯する場合にはこの姿勢をとるのが普通である。そ
のため、誤ってカメラを落とす場合にも、この姿勢で落
とす可能性が一番多いと考えられる。そこで、もしも、
この姿勢のままでカメラが落下した場合には、鉄芯部材
10には下方への慣性モーメントが働くが、ストッパに
よって阻止されているので移動できない。また、当然、
反作用も生じ、その力と開きばね7の付勢力との和の力
は、鉄芯部材10に働く重力と圧縮ばね11の付勢力の
和の力に逆らうことになるが、その影響は比較的小さ
く、鉄芯部材10が、シャッタ羽根3,4に開口部2a
を開かせるほど上方へ移動する確率は極めて少ない。そ
のため、通常は、電磁プランジャがカメラ内においてこ
のような姿勢をとるように配置するのが良いとされてい
る。
えたときの姿勢を示している。即ち、通常のデザインの
カメラであれば図の上方位置にファインダが配置される
ことになる。一般に、カメラをキャリーバッグ等によっ
て携帯する場合にはこの姿勢をとるのが普通である。そ
のため、誤ってカメラを落とす場合にも、この姿勢で落
とす可能性が一番多いと考えられる。そこで、もしも、
この姿勢のままでカメラが落下した場合には、鉄芯部材
10には下方への慣性モーメントが働くが、ストッパに
よって阻止されているので移動できない。また、当然、
反作用も生じ、その力と開きばね7の付勢力との和の力
は、鉄芯部材10に働く重力と圧縮ばね11の付勢力の
和の力に逆らうことになるが、その影響は比較的小さ
く、鉄芯部材10が、シャッタ羽根3,4に開口部2a
を開かせるほど上方へ移動する確率は極めて少ない。そ
のため、通常は、電磁プランジャがカメラ内においてこ
のような姿勢をとるように配置するのが良いとされてい
る。
【0017】しかしながら、カメラは図1において常に
下方へ落下するものとは限らない。逆さまに落下するこ
とも当然ある。また、この種のシャッタ装置はスペース
上、電磁プランジャの占める割合が比較的大きいため、
それがカメラ全体の設計上に大きな制約を及ぼすことに
なる。そのため、図1の状態を逆さまにしてカメラに組
み付けなければならず、その組み付け姿勢で図1の下方
へ落下させてしまうこともある。それらの場合、即ち、
図1において上方を下にして落下させてしまった場合に
は、シャッタ羽根3,4の質量が略同じであるとする
と、極めて不都合なことになる。
下方へ落下するものとは限らない。逆さまに落下するこ
とも当然ある。また、この種のシャッタ装置はスペース
上、電磁プランジャの占める割合が比較的大きいため、
それがカメラ全体の設計上に大きな制約を及ぼすことに
なる。そのため、図1の状態を逆さまにしてカメラに組
み付けなければならず、その組み付け姿勢で図1の下方
へ落下させてしまうこともある。それらの場合、即ち、
図1において上方を下にして落下させてしまった場合に
は、シャッタ羽根3,4の質量が略同じであるとする
と、極めて不都合なことになる。
【0018】もしも、その姿勢でカメラが落下した場合
には、鉄芯部材10には、図1において上方への慣性モ
ーメントが働くことになる。しかし、鉄芯部材10の上
方への動きに対しては圧縮ばね11の付勢力が阻止力と
して作用しているだけであるから、その付勢力に抗して
鉄芯部材10が図の上方へ多かれ少なかれ移動してしま
う。そのため、大きく移動した場合には、開閉部材5が
その移動に追従し、シャッタ羽根3,4を作動させて、
一時的に開口部2aを開いてしまうことになる。勿論、
圧縮ばね11の付勢力を大きく設定しておけば、そのよ
うな現象は生じないが、そのように大きく設定するとい
うことは、他方において、ソレノイドによる吸引力を大
きくしなければならず、消費電力という点から極めて不
利となり、またシャッタ羽根の開き作動特性(立上り特
性とも称する)を所望の通りに得ることが大変難しくな
ってくる。従って、落下による一時的な露光を防止する
ということのために、それらのような基本的な問題を派
生させることは、得策とは言えない。
には、鉄芯部材10には、図1において上方への慣性モ
ーメントが働くことになる。しかし、鉄芯部材10の上
方への動きに対しては圧縮ばね11の付勢力が阻止力と
して作用しているだけであるから、その付勢力に抗して
鉄芯部材10が図の上方へ多かれ少なかれ移動してしま
う。そのため、大きく移動した場合には、開閉部材5が
その移動に追従し、シャッタ羽根3,4を作動させて、
一時的に開口部2aを開いてしまうことになる。勿論、
圧縮ばね11の付勢力を大きく設定しておけば、そのよ
うな現象は生じないが、そのように大きく設定するとい
うことは、他方において、ソレノイドによる吸引力を大
きくしなければならず、消費電力という点から極めて不
利となり、またシャッタ羽根の開き作動特性(立上り特
性とも称する)を所望の通りに得ることが大変難しくな
ってくる。従って、落下による一時的な露光を防止する
ということのために、それらのような基本的な問題を派
生させることは、得策とは言えない。
【0019】そこで、本発明においては、実施例のよう
にシャッタ羽根3の質量が、シャッタ羽根4の質量より
も大きくなるように設定されている。即ち、実施例にお
いては、シャッタ羽根3,4は、同一材料であって且つ
略同一平面形状であるために、その質量を厚さ寸法の違
いによって変えているが、同一厚さ寸法にして、材質を
変えたり、平面形状の大きさを変えるようにしても差し
支えない。本実施例はシャッタ羽根3,4をこのように
設定しているため、上記のような問題は殆ど発生するこ
とがない。
にシャッタ羽根3の質量が、シャッタ羽根4の質量より
も大きくなるように設定されている。即ち、実施例にお
いては、シャッタ羽根3,4は、同一材料であって且つ
略同一平面形状であるために、その質量を厚さ寸法の違
いによって変えているが、同一厚さ寸法にして、材質を
変えたり、平面形状の大きさを変えるようにしても差し
支えない。本実施例はシャッタ羽根3,4をこのように
設定しているため、上記のような問題は殆ど発生するこ
とがない。
【0020】即ち、上記したように、落下によって鉄芯
部材10は図1において上方へ移動するが、同時に、シ
ャッタ羽根3,4にも電磁プランジャ方向(シャッタ羽
根3の閉じ方向)へのモーメントが発生する。しかし、
シャッタ羽根3のモーメントの方がシャッタ羽根4のモ
ーメントよりも大きいため、その差の力が開きばね7の
付勢力に抗して働くことになる。そのため、開閉部材5
を、上記した鉄芯部材10の移動に追従させず、略図1
の姿勢に維持することになる。そして、シャッタ羽根
3,4の反力の差と開きばね7の付勢力との和の力によ
って、開閉部材5が時計方向へ回転しようとする段階に
おいては、既に圧縮ばね11の付勢力によって鉄芯部材
10が復帰をし、仮に開閉部材5が時計方向へ僅かに回
転するようなことがあったとしても、シャッタ羽根3,
4に開口部2aを開かせるようなことはない。
部材10は図1において上方へ移動するが、同時に、シ
ャッタ羽根3,4にも電磁プランジャ方向(シャッタ羽
根3の閉じ方向)へのモーメントが発生する。しかし、
シャッタ羽根3のモーメントの方がシャッタ羽根4のモ
ーメントよりも大きいため、その差の力が開きばね7の
付勢力に抗して働くことになる。そのため、開閉部材5
を、上記した鉄芯部材10の移動に追従させず、略図1
の姿勢に維持することになる。そして、シャッタ羽根
3,4の反力の差と開きばね7の付勢力との和の力によ
って、開閉部材5が時計方向へ回転しようとする段階に
おいては、既に圧縮ばね11の付勢力によって鉄芯部材
10が復帰をし、仮に開閉部材5が時計方向へ僅かに回
転するようなことがあったとしても、シャッタ羽根3,
4に開口部2aを開かせるようなことはない。
【0021】尚、上記の実施例においては、開閉部材5
のピン5cを、開閉ばね7により、鉄芯部材10の鍔部
10aに接触させる構成としているが、本発明は、この
ような構成に限定されず、鉄芯部材10の外周に径方向
へのピンを立設し、それに開閉部材5に形成したスロッ
ト(長孔)を嵌合させた構成にしても差し支えない。そ
の場合、開きばね7を省略することも可能となる。ま
た、実施例においては、鉄芯部材10に開閉部材5を直
接連動させているが、設計の都合によっては、それらの
間に他の連動部材を介在させても構わない。その場合、
開きばねは、連動部材に掛けても開閉部材に掛けてもよ
く、また、鉄芯部材と連動部材との間、及び連動部材と
開閉部材との間を、いずれも上記したようなピンとスロ
ットによる嵌合結合とした場合には、開きばね7を省略
することが可能となる。更に、実施例における鉄芯部材
10は直線的に往復作動するタイプのものであるが、ソ
レノイドと鉄芯部材10を、開口部2a側のいずれかの
点を中心にして円弧状に製作し、鉄芯部材10を円弧状
に往復作動させるように構成しても差し支えない。その
ように構成することによって環状のシャッタ基板にコン
パクトに設置することが可能となる。
のピン5cを、開閉ばね7により、鉄芯部材10の鍔部
10aに接触させる構成としているが、本発明は、この
ような構成に限定されず、鉄芯部材10の外周に径方向
へのピンを立設し、それに開閉部材5に形成したスロッ
ト(長孔)を嵌合させた構成にしても差し支えない。そ
の場合、開きばね7を省略することも可能となる。ま
た、実施例においては、鉄芯部材10に開閉部材5を直
接連動させているが、設計の都合によっては、それらの
間に他の連動部材を介在させても構わない。その場合、
開きばねは、連動部材に掛けても開閉部材に掛けてもよ
く、また、鉄芯部材と連動部材との間、及び連動部材と
開閉部材との間を、いずれも上記したようなピンとスロ
ットによる嵌合結合とした場合には、開きばね7を省略
することが可能となる。更に、実施例における鉄芯部材
10は直線的に往復作動するタイプのものであるが、ソ
レノイドと鉄芯部材10を、開口部2a側のいずれかの
点を中心にして円弧状に製作し、鉄芯部材10を円弧状
に往復作動させるように構成しても差し支えない。その
ように構成することによって環状のシャッタ基板にコン
パクトに設置することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】上記のように、本発明は、電磁プランジ
ャを用いて2枚のシャッタ羽根を開閉作動させるレンズ
シャッタにおいて、カメラが、鉄芯部材の吸引方向が下
側になるようにして落下した場合にも、シャッタ羽根が
露光用開口部を一時的に開いてしまうようなことがな
く、また、その構成が極めて簡単であるという特徴を有
している。
ャを用いて2枚のシャッタ羽根を開閉作動させるレンズ
シャッタにおいて、カメラが、鉄芯部材の吸引方向が下
側になるようにして落下した場合にも、シャッタ羽根が
露光用開口部を一時的に開いてしまうようなことがな
く、また、その構成が極めて簡単であるという特徴を有
している。
【図1】シャッタ閉鎖状態を示した実施例の平面図であ
る。
る。
【図2】図1における要部の構成を分かり易くするため
に、便宜上、展開状態にして示した断面図である。
に、便宜上、展開状態にして示した断面図である。
【図3】シャッタ全開状態を示した実施例の平面図であ
る。
る。
1,2 シャッタ基板 1a,2a 開口部 1b,1c,2b 軸 1d,5b,5c ピン 2c,5a ばね掛け 2d 長孔 3,4 シャッタ羽根 5 開閉部材 6 リング 7 開きばね 8 ヨーク 9 カバー 10 鉄芯部材 10a 鍔部 11 圧縮ばね 12 ビス
Claims (5)
- 【請求項1】 円形をした露光用開口部の側方位置にお
いて該開口部の接線と略平行に往復作動可能に配置され
ソレノイドの非通電時には圧縮ばねに付勢されて第1の
位置へ作動し通電時には該圧縮ばねに抗して吸引され第
2の位置へ作動する鉄芯部材と、作用部と係合部とを有
していて前記開口部の側方位置に回転可能に配置されて
いる連動部材と、前記作用部の往復作動に連動して相対
的に回転され前記鉄芯部材が第1の位置から第2の位置
へ作動するときには前記開口部を開き第2の位置から第
1の位置へ作動するときには前記開口部を閉じるように
した2枚のシャッタ羽根とを備えており、前記シャッタ
羽根のうち、その閉じ作動を前記ソレノイド方向へ行う
シャッタ羽根が、他方のシャッタ羽根よりも質量が大で
あるようにしたことを特徴とするカメラ用シャッタ装
置。 - 【請求項2】 前記連動部材が開閉部材であって、前記
作用部が2枚のシャッタ羽根のスロットに嵌合したピン
であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用シャ
ッタ装置。 - 【請求項3】 前記圧縮ばねよりも付勢力の弱いばねで
あって前記圧縮ばねの付勢方向と略対向する方向から前
記係合部が前記鉄芯部材に接触するように前記開閉部材
を付勢する開きばねを備え、前記鉄芯部材が第1の位置
から第2の位置へ作動するとき、前記開閉部材をそれに
追従して回転させるようにしたことを特徴とする請求項
2に記載のカメラ用シャッタ装置。 - 【請求項4】 質量の大きいシャッタ羽根の厚さが、他
方のシャッタ羽根の厚さよりも厚く形成されていること
を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用
シャッタ装置。 - 【請求項5】 前記ソレノイドと前記鉄芯部材とが円弧
形をしており、該鉄芯部材を、光軸に対して略直交する
面において、前記開口部側を中心にして円弧状に往復作
動するようにして配置したことを特徴とする請求項1乃
至4の何れかに記載のカメラ用シャッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15454496A JPH103107A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | カメラ用シャッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15454496A JPH103107A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | カメラ用シャッタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103107A true JPH103107A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15586583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15454496A Pending JPH103107A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | カメラ用シャッタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103107A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066507A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Nidec Copal Corp | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15454496A patent/JPH103107A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066507A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Nidec Copal Corp | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |