JPH10312127A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10312127A JPH10312127A JP9137994A JP13799497A JPH10312127A JP H10312127 A JPH10312127 A JP H10312127A JP 9137994 A JP9137994 A JP 9137994A JP 13799497 A JP13799497 A JP 13799497A JP H10312127 A JPH10312127 A JP H10312127A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- recording paper
- transfer material
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、定着に寄与する消費電力の省エネ
化と、複写開始指令の受信の認識が為されてから最初の
転写材に対する一連の複写動作が終了するに至るまでの
時間の短縮化とが図られていると共に、連続複写におけ
る各転写材間の搬送間隔が変更自在である画像形成装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 サーミスタ感温検知センサ117にて検
知された温度が40℃に達しないときには、一枚目の記
録紙Pの後端部と二枚目の記録紙Pとの先端部との間の
搬送間隔を100mmに設定し、二枚目以降の各記録紙
Pに対する搬送間隔を一律50mmに設定して、連続複
写の為される各記録紙Pを定着フィルム9と加圧ローラ
106との間に形成される定着ニップ部Nへと順次搬送
することにより達成される。
化と、複写開始指令の受信の認識が為されてから最初の
転写材に対する一連の複写動作が終了するに至るまでの
時間の短縮化とが図られていると共に、連続複写におけ
る各転写材間の搬送間隔が変更自在である画像形成装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 サーミスタ感温検知センサ117にて検
知された温度が40℃に達しないときには、一枚目の記
録紙Pの後端部と二枚目の記録紙Pとの先端部との間の
搬送間隔を100mmに設定し、二枚目以降の各記録紙
Pに対する搬送間隔を一律50mmに設定して、連続複
写の為される各記録紙Pを定着フィルム9と加圧ローラ
106との間に形成される定着ニップ部Nへと順次搬送
することにより達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式等を採用する画像形成装置であって、特に、
連続複写における各転写材に対する搬送のための間隔が
変更自在である画像形成装置に関するものである。
電記録方式等を採用する画像形成装置であって、特に、
連続複写における各転写材に対する搬送のための間隔が
変更自在である画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式や静電記録方式等を採用す
る従来の画像形成装置に活用される定着装置にあって
は、未定着像を担持した転写材を予め設定された一定速
度にて搬送しつつ、少なくとも熱供給を為すことにより
上記未定着像を軟化し溶融して上記転写材へと定着する
定着装置、所謂、加熱定着装置が知られ、広く実用に供
されている。
る従来の画像形成装置に活用される定着装置にあって
は、未定着像を担持した転写材を予め設定された一定速
度にて搬送しつつ、少なくとも熱供給を為すことにより
上記未定着像を軟化し溶融して上記転写材へと定着する
定着装置、所謂、加熱定着装置が知られ、広く実用に供
されている。
【0003】一方、近年にあっては、上記加熱定着装置
における定着に寄与する消費電力の省エネ化、画像形成
装置が複写開始指令の受信を認識してから最初の転写材
に対する一連の複写動作が終了するに至るまでの時間
(以下、この時間をファーストプリントタイムと称す
る。)の短縮化などが使用者等から要望されている。
における定着に寄与する消費電力の省エネ化、画像形成
装置が複写開始指令の受信を認識してから最初の転写材
に対する一連の複写動作が終了するに至るまでの時間
(以下、この時間をファーストプリントタイムと称す
る。)の短縮化などが使用者等から要望されている。
【0004】そこで、上述した使用者等からの要望に応
えるべく提案され、今日において実用に供されている加
熱定着装置の代表的な二例に関して、夫々、図9及び図
10に示す。
えるべく提案され、今日において実用に供されている加
熱定着装置の代表的な二例に関して、夫々、図9及び図
10に示す。
【0005】先ず、定着に寄与する消費電力の省エネ化
及びファーストプリントタイムの短縮化を図る加熱定着
装置の代表的な一例として、図9に示す加熱定着装置1
00が知られ、広く実用に供されている。
及びファーストプリントタイムの短縮化を図る加熱定着
装置の代表的な一例として、図9に示す加熱定着装置1
00が知られ、広く実用に供されている。
【0006】上記加熱定着装置100には、共に回動自
在である定着手段たる定着ローラ1014と加圧手段た
る加圧ローラ106とが、未定着像を担持したシート状
の転写材たる記録紙Pを挟んで圧接自在に支持されてい
る。
在である定着手段たる定着ローラ1014と加圧手段た
る加圧ローラ106とが、未定着像を担持したシート状
の転写材たる記録紙Pを挟んで圧接自在に支持されてい
る。
【0007】上記加熱定着装置100に支持された定着
ローラ101は、アルミニウム等の材質にてロール状に
形成された芯金部102の外周面に、記録紙Pに担持さ
れた未定着像のオフセット現象を防止するよう、離型性
に優れた特性を有するポリテトラフルオロエチレン(以
下、PTFEと略称する。)、パーフルオロアルコキシ
テトラフルオロエチレン共重合体(以下、PFAと略称
する。)等の材質より成る離型層103が被覆されてお
り、芯金部102の中空部には、未定着像を軟化し溶融
して記録紙Pへと定着せしめるための熱供給源である発
熱手段たるハロゲンランプ104が設けられている。
ローラ101は、アルミニウム等の材質にてロール状に
形成された芯金部102の外周面に、記録紙Pに担持さ
れた未定着像のオフセット現象を防止するよう、離型性
に優れた特性を有するポリテトラフルオロエチレン(以
下、PTFEと略称する。)、パーフルオロアルコキシ
テトラフルオロエチレン共重合体(以下、PFAと略称
する。)等の材質より成る離型層103が被覆されてお
り、芯金部102の中空部には、未定着像を軟化し溶融
して記録紙Pへと定着せしめるための熱供給源である発
熱手段たるハロゲンランプ104が設けられている。
【0008】又、上記定着ローラ101は、定着に寄与
する消費電力の省エネ化及びファーストプリントタイム
の短縮化を図るべく低熱容量となるよう、芯金部102
が、肉厚を2mm以下、外径を30mm以下に抑えられ
た値に設定されている。
する消費電力の省エネ化及びファーストプリントタイム
の短縮化を図るべく低熱容量となるよう、芯金部102
が、肉厚を2mm以下、外径を30mm以下に抑えられ
た値に設定されている。
【0009】更に、上記定着ローラ101の外周面に
は、定着ローラ101の表面温度の検知のためのサーミ
スタ感温検知センサ105が当接して設けられている。
は、定着ローラ101の表面温度の検知のためのサーミ
スタ感温検知センサ105が当接して設けられている。
【0010】一方、上記加熱定着装置100に支持され
た加圧ローラ106は、アルミニウム等の材質にてロー
ル状に形成された芯金部107の外周面に、シリコーン
ゴム或いはシリコーンゴムを発泡するなどの材質等から
成る弾性層108、PTFE又はPFA等の材質から成
る離型層109の順に積層され、加圧ローラ106の外
径は、定着時における記録紙Pの吸熱により定着ニップ
部Nの温度が急激に低下するのを防止できる熱容量を得
る値に設定されている。
た加圧ローラ106は、アルミニウム等の材質にてロー
ル状に形成された芯金部107の外周面に、シリコーン
ゴム或いはシリコーンゴムを発泡するなどの材質等から
成る弾性層108、PTFE又はPFA等の材質から成
る離型層109の順に積層され、加圧ローラ106の外
径は、定着時における記録紙Pの吸熱により定着ニップ
部Nの温度が急激に低下するのを防止できる熱容量を得
る値に設定されている。
【0011】又、上記加圧ローラ106は、定着時に未
定着像を担持した記録紙Pを介して定着ローラ101へ
と圧接するよう、加熱定着装置100を活用せる画像形
成装置に設けられた加圧機構(図示せず)により定着ロ
ーラ101へと加圧されており、以て、弾性層108の
有する弾性により、両ローラ間には、定着に寄与する熱
供給を為すに十分な記録紙Pへの接触面積を有する定着
ニップ部Nが形成される。
定着像を担持した記録紙Pを介して定着ローラ101へ
と圧接するよう、加熱定着装置100を活用せる画像形
成装置に設けられた加圧機構(図示せず)により定着ロ
ーラ101へと加圧されており、以て、弾性層108の
有する弾性により、両ローラ間には、定着に寄与する熱
供給を為すに十分な記録紙Pへの接触面積を有する定着
ニップ部Nが形成される。
【0012】以上の構成等より成る加熱定着装置100
にあっては、画像形成装置に設けられた温度制御手段
(図示せず)がサーミスタ感温検知センサ105の検知
結果に基づきハロゲンランプ104への通電をON/O
FF制御することにより、定着ローラ101の表面温
度、加圧ローラ106の表面温度及び定着ニップ部Nの
温度等に関する温度調節が図られている。
にあっては、画像形成装置に設けられた温度制御手段
(図示せず)がサーミスタ感温検知センサ105の検知
結果に基づきハロゲンランプ104への通電をON/O
FF制御することにより、定着ローラ101の表面温
度、加圧ローラ106の表面温度及び定着ニップ部Nの
温度等に関する温度調節が図られている。
【0013】よって、上記加熱定着装置100を活用せ
る画像形成装置にあっては、複写開始指令を認識してか
ら短時間の間に複写動作の開始が図れるよう、複写動作
開始前の準備段階であるスタンバイ時において、ハロゲ
ンランプ104への通電のON/OFF制御により定着
ローラ100の表面温度をスタンバイのための所定温度
へと昇温せしめて維持し、複写動作が開始されてから記
録紙Pが定着ニップ部Nへと到達するに至るまでに、再
度、ハロゲンランプ104への通電のON/OFF制御
により、定着ローラ101の表面温度、加圧ローラ10
6の表面温度及び定着ニップ部Nの温度を定着に好適な
温度(以下、これらの温度を温調温度と称する。)へと
昇温せしめて維持することにより、未定着像の記録紙P
への定着に備えられていた。
る画像形成装置にあっては、複写開始指令を認識してか
ら短時間の間に複写動作の開始が図れるよう、複写動作
開始前の準備段階であるスタンバイ時において、ハロゲ
ンランプ104への通電のON/OFF制御により定着
ローラ100の表面温度をスタンバイのための所定温度
へと昇温せしめて維持し、複写動作が開始されてから記
録紙Pが定着ニップ部Nへと到達するに至るまでに、再
度、ハロゲンランプ104への通電のON/OFF制御
により、定着ローラ101の表面温度、加圧ローラ10
6の表面温度及び定着ニップ部Nの温度を定着に好適な
温度(以下、これらの温度を温調温度と称する。)へと
昇温せしめて維持することにより、未定着像の記録紙P
への定着に備えられていた。
【0014】一方、定着に寄与する消費電力の省エネ化
及びファーストプリントタイムの短縮化を図る加熱定着
装置の代表的な他の例として、図10に示す加熱定着装
置110が、例えば特開平4−44075等にて開示さ
れ、実用に供されている。
及びファーストプリントタイムの短縮化を図る加熱定着
装置の代表的な他の例として、図10に示す加熱定着装
置110が、例えば特開平4−44075等にて開示さ
れ、実用に供されている。
【0015】上記加熱定着装置110は、未定着像を軟
化し溶融して記録紙Pへと定着せしめるための熱供給源
である発熱手段たるセラミックヒータ111と、セラミ
ックヒータ111を固定するためのステイホルダ115
と、ステイホルダ115にルーズに外嵌される定着手段
たる定着フィルム116と、回動自在な加圧手段たる加
圧ローラ106とを有している。
化し溶融して記録紙Pへと定着せしめるための熱供給源
である発熱手段たるセラミックヒータ111と、セラミ
ックヒータ111を固定するためのステイホルダ115
と、ステイホルダ115にルーズに外嵌される定着手段
たる定着フィルム116と、回動自在な加圧手段たる加
圧ローラ106とを有している。
【0016】尚、上記加熱定着装置110にあっては、
加熱定着装置100の有する部材等と同様の機能、構成
等である部材等に関して、図9と同符号を付与すること
により説明を省略する。
加熱定着装置100の有する部材等と同様の機能、構成
等である部材等に関して、図9と同符号を付与すること
により説明を省略する。
【0017】上記加熱定着装置110の有するセラミッ
クヒータ111は、図11に示すように、セラミックス
から成る材質にて、例えば厚さ1mm以下に形成された
基板112の一方の面(以下、この面を加熱面HAと称
する。図11参照。)に発熱抵抗層113がスクリーン
印刷され、更に、加熱面HAを層厚の薄い、例えば層厚
100μm以下のガラス保護層114で被覆することに
より保護されるなどの構成となっている。
クヒータ111は、図11に示すように、セラミックス
から成る材質にて、例えば厚さ1mm以下に形成された
基板112の一方の面(以下、この面を加熱面HAと称
する。図11参照。)に発熱抵抗層113がスクリーン
印刷され、更に、加熱面HAを層厚の薄い、例えば層厚
100μm以下のガラス保護層114で被覆することに
より保護されるなどの構成となっている。
【0018】又、上記セラミックヒータ111は、基盤
112の他方の面(すなわち、加熱面HAに対向する面
であり、以下、この面を非加熱面HA’と称する。)に
は、加圧ローラ106の表面温度を検知するための温度
検知手段たるサーミスタ感温検知センサ117が当接し
て設けられている。
112の他方の面(すなわち、加熱面HAに対向する面
であり、以下、この面を非加熱面HA’と称する。)に
は、加圧ローラ106の表面温度を検知するための温度
検知手段たるサーミスタ感温検知センサ117が当接し
て設けられている。
【0019】すなわち、上記セラミックヒータ111
は、一般に厚みを薄く採ることにより外界への熱拡散と
他の部材等との熱平衡とが迅速に為されるため、基盤1
12の非加熱面HA’に当接して設けられたサーミスタ
感温検知センサ117は、セラミックヒータ111を介
して加圧ローラ106の表面温度を検知することが可能
となっている。
は、一般に厚みを薄く採ることにより外界への熱拡散と
他の部材等との熱平衡とが迅速に為されるため、基盤1
12の非加熱面HA’に当接して設けられたサーミスタ
感温検知センサ117は、セラミックヒータ111を介
して加圧ローラ106の表面温度を検知することが可能
となっている。
【0020】上記加熱定着装置110の有するステイホ
ルダ115は、プラスッチック等の材質にて一体成型さ
れており、セラミックヒータ111を固定すると共に、
定着時に定着フィルム116を加熱面HAに摺擦しつ
つ、加熱定着装置110が活用される画像形成装置に設
けられた駆動機構(図示せず)にて回転駆動された加圧
ローラ106の回転に従動せしめるためのガイドを兼ね
ている。
ルダ115は、プラスッチック等の材質にて一体成型さ
れており、セラミックヒータ111を固定すると共に、
定着時に定着フィルム116を加熱面HAに摺擦しつ
つ、加熱定着装置110が活用される画像形成装置に設
けられた駆動機構(図示せず)にて回転駆動された加圧
ローラ106の回転に従動せしめるためのガイドを兼ね
ている。
【0021】上記加熱定着装置110の有する定着フィ
ルム116は、所謂、シームレスフィルムであり、引裂
強度等の機械的強度を保つための基層(図示せず)の外
周面に、記録紙Pに担持された未定着像のオフセット現
象を防止するための離型層(図示せず)を被覆するなど
の構成となっている。
ルム116は、所謂、シームレスフィルムであり、引裂
強度等の機械的強度を保つための基層(図示せず)の外
周面に、記録紙Pに担持された未定着像のオフセット現
象を防止するための離型層(図示せず)を被覆するなど
の構成となっている。
【0022】上記定着フィルム116の有する基層は、
ポリイミド、ポリアミドイミド又はPEEX等の材質に
て形成されているために耐熱性及び高弾性を有してお
り、又、離型層は、PFA、PTFE又はFEP等のフ
ッ素樹脂を10μmのオーダの層厚に設定されている。
ポリイミド、ポリアミドイミド又はPEEX等の材質に
て形成されているために耐熱性及び高弾性を有してお
り、又、離型層は、PFA、PTFE又はFEP等のフ
ッ素樹脂を10μmのオーダの層厚に設定されている。
【0023】よって、上記定着フィルム116は、全層
厚を20〜70μmの範囲に収めた低熱容量とすること
により、発熱抵抗層113の発熱を定着ニップ部Nに達
した未定着像を担持した記録紙Pへと効率良く熱伝導せ
しめ、以て、定着に寄与する消費電力の省エネ化と、加
熱定着装置100よりも更なるファーストプリントタイ
ムの短縮化(クィックスタート)とが図られている。
厚を20〜70μmの範囲に収めた低熱容量とすること
により、発熱抵抗層113の発熱を定着ニップ部Nに達
した未定着像を担持した記録紙Pへと効率良く熱伝導せ
しめ、以て、定着に寄与する消費電力の省エネ化と、加
熱定着装置100よりも更なるファーストプリントタイ
ムの短縮化(クィックスタート)とが図られている。
【0024】以上にて説明されてきた加熱定着装置10
0,110に代表される加熱定着装置を活用せる画像形
成装置にあっては、複数枚の記録紙Pへの連続複写を為
すときには、任意の記録紙Pの後端から次に続く記録紙
Pの先端までの間隔(以下、この間隔を紙間と称す
る。)を一定値に設定して定着ニップ部Nへと搬送し、
特に、各記録紙Pの搬送のための速度を増加することな
く一定時間に定着の為される記録紙Pの枚数を増やすよ
う、各記録紙Pに対する紙間は極力抑えられることがあ
った。
0,110に代表される加熱定着装置を活用せる画像形
成装置にあっては、複数枚の記録紙Pへの連続複写を為
すときには、任意の記録紙Pの後端から次に続く記録紙
Pの先端までの間隔(以下、この間隔を紙間と称す
る。)を一定値に設定して定着ニップ部Nへと搬送し、
特に、各記録紙Pの搬送のための速度を増加することな
く一定時間に定着の為される記録紙Pの枚数を増やすよ
う、各記録紙Pに対する紙間は極力抑えられることがあ
った。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記加
熱定着装置100,110にあっては、定着に好適な定
着ニップ部Nを得るために、加圧ローラ106をある程
度の弾性値に採る必要があると共に、近年、使用者等か
ら要望されている一連の複写動作の迅速化に応えるよう
定着に要する時間の短縮化を図るために、加圧ローラ1
06をある程度の外径値に設定して周速度を速める必要
があることから、加圧ローラ106の有する熱容量は、
定着ローラ101や定着フィルム116と比較して大き
く為らざるを得なかった。
熱定着装置100,110にあっては、定着に好適な定
着ニップ部Nを得るために、加圧ローラ106をある程
度の弾性値に採る必要があると共に、近年、使用者等か
ら要望されている一連の複写動作の迅速化に応えるよう
定着に要する時間の短縮化を図るために、加圧ローラ1
06をある程度の外径値に設定して周速度を速める必要
があることから、加圧ローラ106の有する熱容量は、
定着ローラ101や定着フィルム116と比較して大き
く為らざるを得なかった。
【0026】故に、上記加熱定着装置100,110に
あっては、ハロゲンランプ104又はセラミックヒータ
111による短時間の加熱にて定着ローラ101又は定
着フィルム116の表面温度を迅速に温調温度に達せし
めることができる一方、加圧ローラ106の表面温度は
定着ローラ101又は定着フィルム116ほどの昇温を
望めなかった。
あっては、ハロゲンランプ104又はセラミックヒータ
111による短時間の加熱にて定着ローラ101又は定
着フィルム116の表面温度を迅速に温調温度に達せし
めることができる一方、加圧ローラ106の表面温度は
定着ローラ101又は定着フィルム116ほどの昇温を
望めなかった。
【0027】よって、上記加熱定着装置100,110
を活用する従来の画像形成装置にあっては、熱供給を受
けることにより未定着像を担持した記録紙Pから発生し
た水蒸気が、連続複写の初期等のように表面温度の余り
高くない加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形
成し、以て、離型層109の有する記録紙Pの搬送のた
めの摩擦抵抗が低下するので、次なる記録紙Pは、加圧
ローラ106の周速度にうまく同期できずにスリップし
て定着ニップ部Nを円滑に通過できないことから、次な
る記録紙Pに担持された未定着像がハロゲンランプ10
4又はセラミックヒータ111からの熱供給を過剰に受
けて過剰に溶融し、以て、粘性度の低下をもたらすこと
により、画像光沢度のムラのある粗悪な複写画像が次か
らの各記録紙Pに形成されてしまうことがあった。
を活用する従来の画像形成装置にあっては、熱供給を受
けることにより未定着像を担持した記録紙Pから発生し
た水蒸気が、連続複写の初期等のように表面温度の余り
高くない加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形
成し、以て、離型層109の有する記録紙Pの搬送のた
めの摩擦抵抗が低下するので、次なる記録紙Pは、加圧
ローラ106の周速度にうまく同期できずにスリップし
て定着ニップ部Nを円滑に通過できないことから、次な
る記録紙Pに担持された未定着像がハロゲンランプ10
4又はセラミックヒータ111からの熱供給を過剰に受
けて過剰に溶融し、以て、粘性度の低下をもたらすこと
により、画像光沢度のムラのある粗悪な複写画像が次か
らの各記録紙Pに形成されてしまうことがあった。
【0028】特に、未定着像の印字率の大きい複数枚の
記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、定着の
ための熱供給により任意の記録紙Pから発生した水蒸気
が定着ローラ101又は定着フィルム116側へと流れ
るのを未定着像により遮られるので、連続複写の初期等
には、水蒸気のほとんどが加圧ローラ106の外周面に
結露して薄膜を形成し、以て、離型層109の摩擦抵抗
が一層低下することにより、次なる記録紙Pは、加圧ロ
ーラ106の周速度に全く同期して追従できずにスリッ
プしてしまい定着ニップ部Nへと進入できず、状況によ
っては、未定着像を記録紙Pへと転写するための転写手
段と加熱定着装置100,110との間にある搬送のた
めの経路にて記録紙Pによる紙詰まりが生じることがあ
った。
記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、定着の
ための熱供給により任意の記録紙Pから発生した水蒸気
が定着ローラ101又は定着フィルム116側へと流れ
るのを未定着像により遮られるので、連続複写の初期等
には、水蒸気のほとんどが加圧ローラ106の外周面に
結露して薄膜を形成し、以て、離型層109の摩擦抵抗
が一層低下することにより、次なる記録紙Pは、加圧ロ
ーラ106の周速度に全く同期して追従できずにスリッ
プしてしまい定着ニップ部Nへと進入できず、状況によ
っては、未定着像を記録紙Pへと転写するための転写手
段と加熱定着装置100,110との間にある搬送のた
めの経路にて記録紙Pによる紙詰まりが生じることがあ
った。
【0029】そこで、本発明は、定着に寄与する消費電
力の省エネ化と、複写開始指令の受信が認識されてから
最初の転写材に対する一連の複写動作が終了するに至る
までの時間の短縮化とが図られていると共に、連続複写
時の各転写材に対する搬送のための間隔が変更自在であ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
力の省エネ化と、複写開始指令の受信が認識されてから
最初の転写材に対する一連の複写動作が終了するに至る
までの時間の短縮化とが図られていると共に、連続複写
時の各転写材に対する搬送のための間隔が変更自在であ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、未定着像を加熱してシート状の転写材へ定着せし
める定着手段と、該転写材を介して該定着手段に圧接さ
れることにより定着に寄与する加圧手段と、定着のため
の熱供給源たる発熱手段とを有し、複数枚の転写材に連
続して複写可能である画像形成装置において、任意の自
然数をn、連続して複写の為される転写材の枚数をn+
1、n以下の任意の自然数をk、k番目に複写の為され
る転写材の後端部とk+1番目に複写の為される転写材
の先端部との間の搬送間隔をLk、L2からLnまでの
うちの最大値をLmaxと表すとき、L1>Lmaxを
満たす搬送間隔にて各転写材を上記定着手段と上記加圧
手段との間に形成される定着ニップ部へと連続して搬送
可能であることとする第一の発明により達成される。
的は、未定着像を加熱してシート状の転写材へ定着せし
める定着手段と、該転写材を介して該定着手段に圧接さ
れることにより定着に寄与する加圧手段と、定着のため
の熱供給源たる発熱手段とを有し、複数枚の転写材に連
続して複写可能である画像形成装置において、任意の自
然数をn、連続して複写の為される転写材の枚数をn+
1、n以下の任意の自然数をk、k番目に複写の為され
る転写材の後端部とk+1番目に複写の為される転写材
の先端部との間の搬送間隔をLk、L2からLnまでの
うちの最大値をLmaxと表すとき、L1>Lmaxを
満たす搬送間隔にて各転写材を上記定着手段と上記加圧
手段との間に形成される定着ニップ部へと連続して搬送
可能であることとする第一の発明により達成される。
【0031】又、上記目的は、上記第一の発明におい
て、加圧手段は外径Rのロール状に形成された回動自在
の加圧ローラであり、円周率をπで表すとき、L1は該
加圧ローラの外周長2πR及びLmaxよりも大きい値
に設定されていることとする第二の発明によっても達成
される。
て、加圧手段は外径Rのロール状に形成された回動自在
の加圧ローラであり、円周率をπで表すとき、L1は該
加圧ローラの外周長2πR及びLmaxよりも大きい値
に設定されていることとする第二の発明によっても達成
される。
【0032】更に、上記目的は、上記第一の発明又は上
記第二の発明において、L2はL1>L2>L3を満た
す値に設定されていることとする第三の発明によっても
達成される。
記第二の発明において、L2はL1>L2>L3を満た
す値に設定されていることとする第三の発明によっても
達成される。
【0033】又、上記目的は、上記第一の発明ないし上
記第三の発明のうちのいずれか一つの発明において、加
圧手段の温度を検知するために設けられた温度検知手段
により検知された温度値に基づき各転写材に対する定着
ニップ部への搬送間隔を設定することとする第四の発明
によっても達成される。
記第三の発明のうちのいずれか一つの発明において、加
圧手段の温度を検知するために設けられた温度検知手段
により検知された温度値に基づき各転写材に対する定着
ニップ部への搬送間隔を設定することとする第四の発明
によっても達成される。
【0034】更に、上記目的は、上記第一の発明ないし
上記第二の発明のうちのいずれか一つの発明において、
転写材に形成される複写画像の印字率に基づき各転写材
に対する定着ニップ部への搬送間隔を設定することとす
る第五の発明によっても達成される。
上記第二の発明のうちのいずれか一つの発明において、
転写材に形成される複写画像の印字率に基づき各転写材
に対する定着ニップ部への搬送間隔を設定することとす
る第五の発明によっても達成される。
【0035】又、上記目的は、上記第一の発明ないし上
記第二の発明のうちのいずれか一つの発明において、転
写材の搬送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材
に対する定着ニップ部への搬送間隔を設定することとす
る第六発明によっても達成される。
記第二の発明のうちのいずれか一つの発明において、転
写材の搬送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材
に対する定着ニップ部への搬送間隔を設定することとす
る第六発明によっても達成される。
【0036】更に、上記目的は、未定着像を加熱してシ
ート状の転写材へ定着せしめる定着手段と、該転写材を
介して該定着手段に圧接されることにより定着に寄与す
る加圧手段と、定着のための熱供給源たる発熱手段とを
有し、複数枚の転写材に連続して複写可能である画像形
成装置において、転写材の搬送のための速度を検知する
ための第一速度検知手段及び第二速度検知手段が、各
々、定着ニップ部から搬送方向に沿った直下流の位置及
び直上流の位置に設けられており、上記第一速度検知手
段にて検知された速度値と、上記第二速度検知手段にて
検知された速度値との比較に基づき、次から定着の為さ
れる各転写材に対する上記定着ニップ部への搬送間隔を
設定することとする第七の発明によっても達成される。
ート状の転写材へ定着せしめる定着手段と、該転写材を
介して該定着手段に圧接されることにより定着に寄与す
る加圧手段と、定着のための熱供給源たる発熱手段とを
有し、複数枚の転写材に連続して複写可能である画像形
成装置において、転写材の搬送のための速度を検知する
ための第一速度検知手段及び第二速度検知手段が、各
々、定着ニップ部から搬送方向に沿った直下流の位置及
び直上流の位置に設けられており、上記第一速度検知手
段にて検知された速度値と、上記第二速度検知手段にて
検知された速度値との比較に基づき、次から定着の為さ
れる各転写材に対する上記定着ニップ部への搬送間隔を
設定することとする第七の発明によっても達成される。
【0037】すなわち、上記第一の発明においては、一
枚目の転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着
ニップ部へ到着するに至るまでの間に、加圧手段が定着
手段を介して発熱手段により十分に昇温せしめられる。
枚目の転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着
ニップ部へ到着するに至るまでの間に、加圧手段が定着
手段を介して発熱手段により十分に昇温せしめられる。
【0038】又、上記第二の発明においては、一枚目の
転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ
部へ到着するに至るまでの間に、加圧ローラは一回転し
て全外周面を定着手段を介して発熱手段により十分に昇
温せしめられる。
転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ
部へ到着するに至るまでの間に、加圧ローラは一回転し
て全外周面を定着手段を介して発熱手段により十分に昇
温せしめられる。
【0039】更に、上記第三の発明においては、一枚目
の転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニッ
プ部へ到着するに至るまでの間に、加圧手段が定着手段
を介して発熱手段により十分に昇温せしめられると共
に、二枚目の転写材への定着の終了から三枚目の転写材
が上記定着ニップ部へ到着するに至るまでの間に、上記
加圧手段が、再度、上記定着手段を介して上記発熱手段
により十分に昇温せしめられる。
の転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニッ
プ部へ到着するに至るまでの間に、加圧手段が定着手段
を介して発熱手段により十分に昇温せしめられると共
に、二枚目の転写材への定着の終了から三枚目の転写材
が上記定着ニップ部へ到着するに至るまでの間に、上記
加圧手段が、再度、上記定着手段を介して上記発熱手段
により十分に昇温せしめられる。
【0040】又、上記第四の発明においては、温度検知
手段により検知された加圧手段の温度値に基づき各転写
材に対する定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
手段により検知された加圧手段の温度値に基づき各転写
材に対する定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
【0041】更に、上記第五の発明においては、転写材
に形成される複写画像の印字率に基づき各転写材に対す
る定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
に形成される複写画像の印字率に基づき各転写材に対す
る定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
【0042】又、上記第六の発明においては、転写材の
搬送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材に対す
る定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
搬送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材に対す
る定着ニップ部への搬送間隔が設定される。
【0043】更に、上記第七の発明においては、第一速
度検知手段にて検知された速度値と、第二速度検知手段
にて検知された速度値との比較に基づき、次から定着の
為される各転写材に対する定着ニップ部への搬送間隔が
設定される。
度検知手段にて検知された速度値と、第二速度検知手段
にて検知された速度値との比較に基づき、次から定着の
為される各転写材に対する定着ニップ部への搬送間隔が
設定される。
【0044】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本発明に
おける実施の形態に関して説明する。尚、以下の説明に
て用いられる語句に関しては、従来の画像形成装置の説
明にて為された語句の定義に代えて省略する。
おける実施の形態に関して説明する。尚、以下の説明に
て用いられる語句に関しては、従来の画像形成装置の説
明にて為された語句の定義に代えて省略する。
【0045】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態を示すに好適な一例たる画像形成装置の主要部
に関して図1に基づき説明する。尚、図1は、本実施形
態に好適な画像形成装置の主要部を示す図である。
実施形態を示すに好適な一例たる画像形成装置の主要部
に関して図1に基づき説明する。尚、図1は、本実施形
態に好適な画像形成装置の主要部を示す図である。
【0046】上記画像形成装置は、読み込まれた画像情
報に応じた複写画像の形成を為す画像形成部1と、画像
形成部1にて形成された複写画像をシート状の転写材た
る記録紙Pへと転写する転写ローラ6と、少なくとも熱
供給を為すことにより未定着の複写画像(以下、これを
未定着像と称する。)を記録紙Pへと定着せしめる定着
装置、所謂、加熱定着装置7とを備えている。
報に応じた複写画像の形成を為す画像形成部1と、画像
形成部1にて形成された複写画像をシート状の転写材た
る記録紙Pへと転写する転写ローラ6と、少なくとも熱
供給を為すことにより未定着の複写画像(以下、これを
未定着像と称する。)を記録紙Pへと定着せしめる定着
装置、所謂、加熱定着装置7とを備えている。
【0047】上記画像形成装置に備えられた画像形成部
1は、一次帯電器2、像担持体たる感光ドラム3、現像
装置4及びクリーナ5等にて構成されている。
1は、一次帯電器2、像担持体たる感光ドラム3、現像
装置4及びクリーナ5等にて構成されている。
【0048】上記画像形成部1の有する一次帯電器2
は、予め設定されている所定のタイミング等にて感光ド
ラム3の表面を一様に帯電することにより、次なる複写
画像形成に備えるようになっている。
は、予め設定されている所定のタイミング等にて感光ド
ラム3の表面を一様に帯電することにより、次なる複写
画像形成に備えるようになっている。
【0049】上記画像形成部1の有する感光ドラム3
は、アルミニウムやニッケルなどの材質にてシリンダ状
に形成された部材の外周面にOPC、アモルファスSe
又はアモルファスSiなどの感光材料が塗布される等に
て構成され、画像形成装置に図示された矢印方向へ回動
自在に軸支されており、読み込まれた画像情報に基づく
レーザ光Laが一次帯電器2にて一様に帯電された感光
ドラム3の帯電領域へと露光されることにより、上記画
像情報に応じた静電潜像が形成されるようになってい
る。
は、アルミニウムやニッケルなどの材質にてシリンダ状
に形成された部材の外周面にOPC、アモルファスSe
又はアモルファスSiなどの感光材料が塗布される等に
て構成され、画像形成装置に図示された矢印方向へ回動
自在に軸支されており、読み込まれた画像情報に基づく
レーザ光Laが一次帯電器2にて一様に帯電された感光
ドラム3の帯電領域へと露光されることにより、上記画
像情報に応じた静電潜像が形成されるようになってい
る。
【0050】上記画像形成部1の有する現像装置4は、
感光ドラム3の表面に形成された静電潜像へ現像剤(以
下、トナーと称する。)を付与することにより現像し
て、可視像(以下、トナー像と称する。)とする装置で
あり、本実施形態にあっては、現像装置4による現像方
法として、従来公知である、ジャンピング現像法、2成
分現像法、FEED現像法、或いは、イメージ露光と反
転現像とを組み合わせる現像法等が採用されている。
感光ドラム3の表面に形成された静電潜像へ現像剤(以
下、トナーと称する。)を付与することにより現像し
て、可視像(以下、トナー像と称する。)とする装置で
あり、本実施形態にあっては、現像装置4による現像方
法として、従来公知である、ジャンピング現像法、2成
分現像法、FEED現像法、或いは、イメージ露光と反
転現像とを組み合わせる現像法等が採用されている。
【0051】上記画像形成部1の有するクリーナ5は、
前回の複写画像形成の終了に伴い感光ドラム3の表面に
残留したトナー及び紙片等にて成る残留物を除去して回
収することにより、次なる複写画像形成に備えるように
なっている。
前回の複写画像形成の終了に伴い感光ドラム3の表面に
残留したトナー及び紙片等にて成る残留物を除去して回
収することにより、次なる複写画像形成に備えるように
なっている。
【0052】上記画像形成装置に備えられた転写ローラ
6は、搬送されてきた記録紙Pを予め所定のタイミング
等にてトナーと逆極性に帯電するなどにより、感光ドラ
ム3の表面に担持されたトナー像を記録紙Pへと転写す
るようになっている。
6は、搬送されてきた記録紙Pを予め所定のタイミング
等にてトナーと逆極性に帯電するなどにより、感光ドラ
ム3の表面に担持されたトナー像を記録紙Pへと転写す
るようになっている。
【0053】以上の概略構成より成る画像形成装置にあ
っては、上記画像情報に応じた静電潜像の形成から未定
着像の記録紙Pへの定着に至るまでの一連の複写過程が
以下の要領にて為される。
っては、上記画像情報に応じた静電潜像の形成から未定
着像の記録紙Pへの定着に至るまでの一連の複写過程が
以下の要領にて為される。
【0054】先ず、上記画像形成装置に設けられた露光
系、例えばレーザユニット(図示せず)等から読み込ま
れた画像情報に基づいたレーザ光Laが変調され発光さ
れ、一方、感光ドラム3の表面は、使用者の手動操作等
による複写開始指示などに基づき一次帯電器2により一
様に帯電される。
系、例えばレーザユニット(図示せず)等から読み込ま
れた画像情報に基づいたレーザ光Laが変調され発光さ
れ、一方、感光ドラム3の表面は、使用者の手動操作等
による複写開始指示などに基づき一次帯電器2により一
様に帯電される。
【0055】よって、上記露光系から変調発光されたレ
ーザLaが感光ドラム3の帯電領域に向けて照射されて
露光することにより、上記画像情報に基づいた静電潜像
が帯電領域に形成される。
ーザLaが感光ドラム3の帯電領域に向けて照射されて
露光することにより、上記画像情報に基づいた静電潜像
が帯電領域に形成される。
【0056】次に、上記感光ドラム3の表面に形成され
た静電潜像は、現像装置4からトナーを付与されること
によりトナー像へと現像され、一方、上記画像情報に応
じた複写画像が形成される記録紙Pは、複写開始から所
定の時間後などに給紙系、例えば給紙カセット(図示せ
ず)等から給紙され、感光ドラム3と転写ローラ6との
間に形成される転写ニップ部TNに向けて搬送される。
た静電潜像は、現像装置4からトナーを付与されること
によりトナー像へと現像され、一方、上記画像情報に応
じた複写画像が形成される記録紙Pは、複写開始から所
定の時間後などに給紙系、例えば給紙カセット(図示せ
ず)等から給紙され、感光ドラム3と転写ローラ6との
間に形成される転写ニップ部TNに向けて搬送される。
【0057】よって、上記転写ニップ部TNへと所定の
タイミング等にて搬送された記録紙Pは、転写ローラ6
にてトナーとは逆極性に帯電されて感光ドラム3の表面
に形成されたトナー像を転写されたのちに、加熱定着装
置7へと搬送され、一方、記録紙Pへのトナー像の転写
を終了した感光ドラム3は、クリーナ5による残留物の
除去と一次帯電器2による一様帯電とを為されることに
より次なる記録紙Pへ転写される複写画像の形成に備え
られる。
タイミング等にて搬送された記録紙Pは、転写ローラ6
にてトナーとは逆極性に帯電されて感光ドラム3の表面
に形成されたトナー像を転写されたのちに、加熱定着装
置7へと搬送され、一方、記録紙Pへのトナー像の転写
を終了した感光ドラム3は、クリーナ5による残留物の
除去と一次帯電器2による一様帯電とを為されることに
より次なる記録紙Pへ転写される複写画像の形成に備え
られる。
【0058】一方、上記加熱定着装置7へと達した記録
紙Pは少なくとも熱供給を受けることにより未定着像が
軟化して溶融し混色するなどして定着されたのち、画像
形成装置に設けられた排紙系、例えば排紙ローラ(図示
せず)に画像形成装置の外部へと排紙されることによ
り、任意の記録紙Pに対する一連の複写過程が終了す
る。
紙Pは少なくとも熱供給を受けることにより未定着像が
軟化して溶融し混色するなどして定着されたのち、画像
形成装置に設けられた排紙系、例えば排紙ローラ(図示
せず)に画像形成装置の外部へと排紙されることによ
り、任意の記録紙Pに対する一連の複写過程が終了す
る。
【0059】次に、上記画像形成装置に備えられ、定着
に寄与する消費電力の省エネ化及びファーストプリント
タイムの短縮化を図られた加熱定着装置7に関して図2
に基づき説明する。尚、従来の画像形成装置に活用せる
加熱定着装置110の有する諸部材等と同様の機能、構
成等となる部材等については、図10及び図11と同符
号を付与することにより説明を省略する。
に寄与する消費電力の省エネ化及びファーストプリント
タイムの短縮化を図られた加熱定着装置7に関して図2
に基づき説明する。尚、従来の画像形成装置に活用せる
加熱定着装置110の有する諸部材等と同様の機能、構
成等となる部材等については、図10及び図11と同符
号を付与することにより説明を省略する。
【0060】上記画像形成装置に備えられた加熱定着装
置7には、図2の主断面図に示すように、発熱手段たる
セラミックヒータ111と、セラミックヒータ111を
固定するための断熱ステイホルダ8と、断熱ステイホル
ダ8にルーズに外嵌される定着手段たる定着フィルム9
と、回動自在な加圧手段たる加圧ローラ106とを有し
ている。
置7には、図2の主断面図に示すように、発熱手段たる
セラミックヒータ111と、セラミックヒータ111を
固定するための断熱ステイホルダ8と、断熱ステイホル
ダ8にルーズに外嵌される定着手段たる定着フィルム9
と、回動自在な加圧手段たる加圧ローラ106とを有し
ている。
【0061】上記加熱定着装置7の有するセラミックヒ
ータ111は、セラミックスより成る基盤112の一方
の面(加熱面HA、図11参照。)に発熱抵抗層113
がスクリーン印刷され、更に、加熱面HAを層厚の薄い
ガラス保護層114で被覆することにより保護されるな
どの構成となっており、本実施形態にあっては、基盤1
12の厚みは0.6mmに設定され、又、ガラス保護層
114の厚みは50μmに設定されている。
ータ111は、セラミックスより成る基盤112の一方
の面(加熱面HA、図11参照。)に発熱抵抗層113
がスクリーン印刷され、更に、加熱面HAを層厚の薄い
ガラス保護層114で被覆することにより保護されるな
どの構成となっており、本実施形態にあっては、基盤1
12の厚みは0.6mmに設定され、又、ガラス保護層
114の厚みは50μmに設定されている。
【0062】又、上記セラミックヒータ111は、基盤
112の非加熱面HA’(図11参照。)には加圧ロー
ラ106の表面温度を検知するための温度検知手段たる
サーミスタ感温検知センサ117が当接して設けられて
いる。
112の非加熱面HA’(図11参照。)には加圧ロー
ラ106の表面温度を検知するための温度検知手段たる
サーミスタ感温検知センサ117が当接して設けられて
いる。
【0063】すなわち、本実施形態にあっては、上記サ
ーミスタ感温検知センサ117により検知されたセラミ
ックヒータ111の温度を加圧ローラ106の表面温度
として採用している。 何故ならば、上記定着フィルム
9は低熱容量であることから、外界への熱の拡散性と、
他の部材等との熱平衡性とが高いと共に、セラミックヒ
ータ111の全厚が薄く採られているために、サーミス
タ感温検知センサ117と加圧ローラ106とは、セラ
ミックヒータ111を介して常にほぼ熱平衡状態にある
と見倣すことができるからである。
ーミスタ感温検知センサ117により検知されたセラミ
ックヒータ111の温度を加圧ローラ106の表面温度
として採用している。 何故ならば、上記定着フィルム
9は低熱容量であることから、外界への熱の拡散性と、
他の部材等との熱平衡性とが高いと共に、セラミックヒ
ータ111の全厚が薄く採られているために、サーミス
タ感温検知センサ117と加圧ローラ106とは、セラ
ミックヒータ111を介して常にほぼ熱平衡状態にある
と見倣すことができるからである。
【0064】尚、本発明の温度検知手段として採用され
た上記サーミスタ感温検知センサ117の設置位置は、
本実施形態の設置位置(基盤112における非加熱面H
A’上。図11参照。)に限定されるものではなく、加
圧ローラ106の表面に直接当接する位置に設けられて
いても良い。
た上記サーミスタ感温検知センサ117の設置位置は、
本実施形態の設置位置(基盤112における非加熱面H
A’上。図11参照。)に限定されるものではなく、加
圧ローラ106の表面に直接当接する位置に設けられて
いても良い。
【0065】上記加熱定着装置7の有する断熱ステイホ
ルダ8は、液晶ポリマ、フェノール樹脂、PPS又はP
EEK等の材質にて一体成型されており、セラミックヒ
ータ111を固定すると共に、定着時に定着フィルム9
を加熱面HAに摺擦しつつ、本実施形態における画像形
成装置に設けられた駆動機構(図示せず)により回転駆
動された加圧ローラ106の回転に従動せしめるための
ガイドを兼ね、更には、発熱抵抗層113からの発熱が
定着ニップ部Nへと効率良く熱伝導せしめるように図ら
れており、本実施形態にあっては、断熱ステイホルダ8
の材質はフェノール樹脂に採られている。
ルダ8は、液晶ポリマ、フェノール樹脂、PPS又はP
EEK等の材質にて一体成型されており、セラミックヒ
ータ111を固定すると共に、定着時に定着フィルム9
を加熱面HAに摺擦しつつ、本実施形態における画像形
成装置に設けられた駆動機構(図示せず)により回転駆
動された加圧ローラ106の回転に従動せしめるための
ガイドを兼ね、更には、発熱抵抗層113からの発熱が
定着ニップ部Nへと効率良く熱伝導せしめるように図ら
れており、本実施形態にあっては、断熱ステイホルダ8
の材質はフェノール樹脂に採られている。
【0066】尚、本実施形態にあっては、上記定着フィ
ルム9が加圧ローラ106の回動に従動し易い環境を実
現するために、断熱ステイホルダ8と定着フィルム9と
の間には、耐熱性グリース等に代表される潤滑剤が少量
塗布されており、以て、断熱ステイホルダ8と定着フィ
ルム9との間の摩擦抵抗の低減化が図られている。
ルム9が加圧ローラ106の回動に従動し易い環境を実
現するために、断熱ステイホルダ8と定着フィルム9と
の間には、耐熱性グリース等に代表される潤滑剤が少量
塗布されており、以て、断熱ステイホルダ8と定着フィ
ルム9との間の摩擦抵抗の低減化が図られている。
【0067】上記加熱定着装置7の有する定着フィルム
9は、所謂、シームレスフィルムであり、引裂強度等の
機械的強度を保つための基層(図示せず)の外周面に、
記録紙Pに担持された未定着像のオフセット現象を防止
するための離型層(図示せず)を被覆するなどの構成と
なっている。
9は、所謂、シームレスフィルムであり、引裂強度等の
機械的強度を保つための基層(図示せず)の外周面に、
記録紙Pに担持された未定着像のオフセット現象を防止
するための離型層(図示せず)を被覆するなどの構成と
なっている。
【0068】上記定着フィルム9は、一般に、基層がポ
リイミド、ポリアミドイミド又はPEEX等の材質にて
形成され、以て、耐熱性及び高弾性を付与されており、
又、離型層がPFA、PTFE又はFEP等のフッ素樹
脂を10μmのオーダの層厚に採られている。本実施形
態にあっては、基層は外径25mmのポリイミドにて形
成され、又、離型層は材質をPTFEに形成されること
により、定着フィルム9の全体の層厚は50μmに設定
されている。
リイミド、ポリアミドイミド又はPEEX等の材質にて
形成され、以て、耐熱性及び高弾性を付与されており、
又、離型層がPFA、PTFE又はFEP等のフッ素樹
脂を10μmのオーダの層厚に採られている。本実施形
態にあっては、基層は外径25mmのポリイミドにて形
成され、又、離型層は材質をPTFEに形成されること
により、定着フィルム9の全体の層厚は50μmに設定
されている。
【0069】尚、上記定着フィルム9は、一般に、クイ
ックスタートを可能とするためには全層厚値として10
0μm以下である必要があり、一方、長期に亘る耐久性
を得るためには全層厚値として20μm以上である必要
があることから、全層厚値としては、20μm以上10
0μm以下の範囲にある値が好ましい。
ックスタートを可能とするためには全層厚値として10
0μm以下である必要があり、一方、長期に亘る耐久性
を得るためには全層厚値として20μm以上である必要
があることから、全層厚値としては、20μm以上10
0μm以下の範囲にある値が好ましい。
【0070】上記加熱定着装置7の有する加圧ローラ1
06は、芯金部107の外周面に、弾性層108、離型
層109の順に積層されるなどの構成から成り、本実施
形態にあっては、加圧ローラ106の外径は、定着時に
おける記録紙Pの吸熱により定着ニップ部Nの温度が急
激に低下するのを防止できる熱容量を有するよう、芯金
部107はアルミニウムにて外径25mmに形成され、
又、弾性層108はシリコーンゴムにて層厚4mmに形
成され、更に、離型層109はPFAにて形成されてい
る。
06は、芯金部107の外周面に、弾性層108、離型
層109の順に積層されるなどの構成から成り、本実施
形態にあっては、加圧ローラ106の外径は、定着時に
おける記録紙Pの吸熱により定着ニップ部Nの温度が急
激に低下するのを防止できる熱容量を有するよう、芯金
部107はアルミニウムにて外径25mmに形成され、
又、弾性層108はシリコーンゴムにて層厚4mmに形
成され、更に、離型層109はPFAにて形成されてい
る。
【0071】さて、上記加熱定着装置110を活用せる
従来の画像形成装置にあっては、図10に示されている
ように、定着に好適な定着ニップ部Nを得るために、加
圧ローラ106をある程度の弾性値に採る必要があると
共に、近年、使用者等から要望されている一連の複写動
作の迅速化に応えるよう定着に要する時間の短縮化を図
るために、加圧ローラ106をある程度の外径値に設定
して周速度を速める必要があることから、加圧ローラ1
06の有する熱容量は、定着フィルム116と比較して
大きく為らざるを得なかった。
従来の画像形成装置にあっては、図10に示されている
ように、定着に好適な定着ニップ部Nを得るために、加
圧ローラ106をある程度の弾性値に採る必要があると
共に、近年、使用者等から要望されている一連の複写動
作の迅速化に応えるよう定着に要する時間の短縮化を図
るために、加圧ローラ106をある程度の外径値に設定
して周速度を速める必要があることから、加圧ローラ1
06の有する熱容量は、定着フィルム116と比較して
大きく為らざるを得なかった。
【0072】故に、上記加熱定着装置110にあって
は、セラミックヒータ111による短時間の加熱にて定
着フィルム116の表面温度を迅速に温調温度に到達せ
しめることができる一方、加圧ローラ106の表面温度
は定着フィルム116ほどの昇温を望めなかった。
は、セラミックヒータ111による短時間の加熱にて定
着フィルム116の表面温度を迅速に温調温度に到達せ
しめることができる一方、加圧ローラ106の表面温度
は定着フィルム116ほどの昇温を望めなかった。
【0073】しかしながら、従来の画像形成装置にあっ
ては、上記加圧ローラ106の表面温度値とは無関係に
一定の紙間に設定して各記録紙Pを定着ニップ部Nへと
搬送していた。
ては、上記加圧ローラ106の表面温度値とは無関係に
一定の紙間に設定して各記録紙Pを定着ニップ部Nへと
搬送していた。
【0074】よって、上記加熱定着装置110を活用す
る従来の画像形成装置にあっては、熱供給を受けること
により未定着像を担持した記録紙Pから発生した水蒸気
が、連続複写の初期等のように表面温度の余り高くない
加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形成し、以
て、離型層109の有する記録紙Pの搬送のための摩擦
抵抗が低下するので、次なる記録紙Pは、加圧ローラ1
06の周速度にうまく同期できずにスリップして定着ニ
ップ部Nを円滑に通過できないことから、次なる記録紙
Pに担持された未定着像がセラミックヒータ111から
の熱供給を過剰に受けて過剰に溶融し、以て、粘性度の
低下をもたらすことにより、画像光沢度のムラのある粗
悪な複写画像が次からの各記録紙Pに形成されてしまう
ことがあった。
る従来の画像形成装置にあっては、熱供給を受けること
により未定着像を担持した記録紙Pから発生した水蒸気
が、連続複写の初期等のように表面温度の余り高くない
加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形成し、以
て、離型層109の有する記録紙Pの搬送のための摩擦
抵抗が低下するので、次なる記録紙Pは、加圧ローラ1
06の周速度にうまく同期できずにスリップして定着ニ
ップ部Nを円滑に通過できないことから、次なる記録紙
Pに担持された未定着像がセラミックヒータ111から
の熱供給を過剰に受けて過剰に溶融し、以て、粘性度の
低下をもたらすことにより、画像光沢度のムラのある粗
悪な複写画像が次からの各記録紙Pに形成されてしまう
ことがあった。
【0075】特に、未定着像の占有率の大きい複数枚の
記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、定着の
ための熱供給により任意の記録紙Pから発生した水蒸気
が定着フィルム116側へと流れるのを未定着像により
遮られるので、連続複写の初期などには、水蒸気のほと
んどが加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形成
し、以て、離型層109の摩擦抵抗が一層低下すること
により、次なる記録紙Pは、加圧ローラ106の周速度
に全く同期して追従できずにスリップしてしまい定着ニ
ップ部Nへと進入できず、状況によっては、未定着像を
記録紙Pへと転写するための転写手段と加熱定着装置1
10との間にある搬送のための経路にて記録紙Pによる
紙詰まりが生じることがあった。
記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、定着の
ための熱供給により任意の記録紙Pから発生した水蒸気
が定着フィルム116側へと流れるのを未定着像により
遮られるので、連続複写の初期などには、水蒸気のほと
んどが加圧ローラ106の外周面に結露して薄膜を形成
し、以て、離型層109の摩擦抵抗が一層低下すること
により、次なる記録紙Pは、加圧ローラ106の周速度
に全く同期して追従できずにスリップしてしまい定着ニ
ップ部Nへと進入できず、状況によっては、未定着像を
記録紙Pへと転写するための転写手段と加熱定着装置1
10との間にある搬送のための経路にて記録紙Pによる
紙詰まりが生じることがあった。
【0076】そこで、本実施形態にあっては、上述した
課題を解決すべく連続複写における任意の記録紙Pの後
端部から次なる記録紙Pの先端部との紙間を以下に示す
如く設定可能とし、以て、各記録紙Pを定着ニップ部N
へと搬送することとした。
課題を解決すべく連続複写における任意の記録紙Pの後
端部から次なる記録紙Pの先端部との紙間を以下に示す
如く設定可能とし、以て、各記録紙Pを定着ニップ部N
へと搬送することとした。
【0077】すなわち、本実施形態にあっては、上記加
圧ローラ106の表面温度Tが、画像形成装置における
複写の開始から一枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの
突入前までの間に採る値(以下、このときの表面温度T
を初期温度と称し、T0と表す。)を上記紙間の変更を
決定するための判断材料とし、T0≧40℃であるとき
には各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに採り、T
0<40℃であるときには、一枚目の記録紙Pと二枚目
の記録紙Pとの紙間を100mmに採ると共に、三枚目
以降の各記録紙Pに対する紙間は一律50mmに採るこ
ととした。
圧ローラ106の表面温度Tが、画像形成装置における
複写の開始から一枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの
突入前までの間に採る値(以下、このときの表面温度T
を初期温度と称し、T0と表す。)を上記紙間の変更を
決定するための判断材料とし、T0≧40℃であるとき
には各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに採り、T
0<40℃であるときには、一枚目の記録紙Pと二枚目
の記録紙Pとの紙間を100mmに採ると共に、三枚目
以降の各記録紙Pに対する紙間は一律50mmに採るこ
ととした。
【0078】そこで、本発明者は、本実施形態の如く各
記録紙Pに対する紙間を設定することにより得られる効
果を確かめるべく図3から図6に示す測定を為した。
記録紙Pに対する紙間を設定することにより得られる効
果を確かめるべく図3から図6に示す測定を為した。
【0079】先ず、本発明者は、図3に示すように、各
記録紙Pに対する上記紙間を一律50mmに設定し、初
期温度T0=25℃にて連続複写を為した場合における
加圧ローラ106の表面温度の時間変遷を測定した。
記録紙Pに対する上記紙間を一律50mmに設定し、初
期温度T0=25℃にて連続複写を為した場合における
加圧ローラ106の表面温度の時間変遷を測定した。
【0080】図3は、横軸を上記画像形成装置にて複写
が開始されてからの経過時間に採り、縦軸を加圧ローラ
106の表面温度に採ることにより、各記録紙Pに対す
る紙間を一律50mmに設定し、T0=25℃にて連続
複写を為した場合における加圧ローラ106の表面温度
の時間変遷をグラフ化している。尚、図3の左右に亘り
引かれている点線Lは加圧ローラ106にて記録紙Pの
スリップが発生する臨界温度を示している。
が開始されてからの経過時間に採り、縦軸を加圧ローラ
106の表面温度に採ることにより、各記録紙Pに対す
る紙間を一律50mmに設定し、T0=25℃にて連続
複写を為した場合における加圧ローラ106の表面温度
の時間変遷をグラフ化している。尚、図3の左右に亘り
引かれている点線Lは加圧ローラ106にて記録紙Pの
スリップが発生する臨界温度を示している。
【0081】図3にあっては、各記録紙Pに定着が為さ
れている間は、上記加圧ローラ106から各記録紙Pへ
の熱伝導に基づく吸熱により、加圧ローラ106の表面
温度は、各記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時に比べ
て低下し、又、1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの
突入時よりも2枚目及び3枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時の方が低くなることが分かった。
れている間は、上記加圧ローラ106から各記録紙Pへ
の熱伝導に基づく吸熱により、加圧ローラ106の表面
温度は、各記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時に比べ
て低下し、又、1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの
突入時よりも2枚目及び3枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時の方が低くなることが分かった。
【0082】そこで、本発明者は、上記加圧ローラ10
6の表面温度と、定着ニップ部Nでの記録紙Pによるス
リップとの対応関係を調べたところ、1枚目の記録紙P
を除く2枚目から5枚目までの記録紙P(定着ニップ部
Nへの突入時の加圧ローラ106の表面温度が全て臨界
温度以下である。)への定着時には、上記スリップが発
生し、状況によっては、上記搬送経路に記録紙Pの紙詰
まりが発生しているという結果が得られた。
6の表面温度と、定着ニップ部Nでの記録紙Pによるス
リップとの対応関係を調べたところ、1枚目の記録紙P
を除く2枚目から5枚目までの記録紙P(定着ニップ部
Nへの突入時の加圧ローラ106の表面温度が全て臨界
温度以下である。)への定着時には、上記スリップが発
生し、状況によっては、上記搬送経路に記録紙Pの紙詰
まりが発生しているという結果が得られた。
【0083】このことから、1枚目の記録紙Pの上記定
着ニップ部Nからの搬出から2枚目の記録紙Pの定着ニ
ップ部Nへの突入に至るまでの時間が、一枚目の記録紙
Pに定着が為されることにより加圧ローラ106の表面
に結露して形成された水蒸気の膜がセラミックヒータ1
11からの熱供給により除去されるのに十分ではないこ
とから、二枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時
に、加圧ローラ106は任意の記録紙Pに対する十分な
搬送力が復帰するに至っていないためであると考えられ
る。
着ニップ部Nからの搬出から2枚目の記録紙Pの定着ニ
ップ部Nへの突入に至るまでの時間が、一枚目の記録紙
Pに定着が為されることにより加圧ローラ106の表面
に結露して形成された水蒸気の膜がセラミックヒータ1
11からの熱供給により除去されるのに十分ではないこ
とから、二枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時
に、加圧ローラ106は任意の記録紙Pに対する十分な
搬送力が復帰するに至っていないためであると考えられ
る。
【0084】この結果から、上記記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時における加圧ローラ106の表面温度が
図3に示される臨界温度以下であると、加圧ローラ10
6は任意の記録紙Pに対する十分な搬送力が復帰するに
至らず、以て、定着ニップ部Nでの記録紙Pによるスリ
ップが発生すると考察される。
部Nへの突入時における加圧ローラ106の表面温度が
図3に示される臨界温度以下であると、加圧ローラ10
6は任意の記録紙Pに対する十分な搬送力が復帰するに
至らず、以て、定着ニップ部Nでの記録紙Pによるスリ
ップが発生すると考察される。
【0085】そこで、本発明者は、上記加圧ローラ10
6の表面温度を振ることにより、加圧ローラ106の表
面温度と、記録紙Pと加圧ローラ106との間に働く摩
擦抵抗との比較を為し、以て、加圧ローラ106の表面
の有する動摩擦係数の温度への依存性を測定した。この
結果を図4に示す。
6の表面温度を振ることにより、加圧ローラ106の表
面温度と、記録紙Pと加圧ローラ106との間に働く摩
擦抵抗との比較を為し、以て、加圧ローラ106の表面
の有する動摩擦係数の温度への依存性を測定した。この
結果を図4に示す。
【0086】図4は、横軸を上記加圧ローラ106の表
面温度に採り、縦軸を加圧ローラ106の表面の動摩擦
係数に採ることによって、加圧ローラ106の表面の動
摩擦係数の温度への依存性をグラフ化している。
面温度に採り、縦軸を加圧ローラ106の表面の動摩擦
係数に採ることによって、加圧ローラ106の表面の動
摩擦係数の温度への依存性をグラフ化している。
【0087】図4にあっては、上記加圧ローラ106の
表面温度が昇温するに伴い、加圧ローラ106の表面の
動摩擦係数が増加していることがわかる。よって加圧ロ
ーラ106の表面温度を記録紙Pの十分な搬送力の復帰
となる所定温度以上に達せしめることができれば、初期
温度T0=25℃にて連続複写が開始されても、上記ス
リップの発生を防止可能であるという結果が得られた。
表面温度が昇温するに伴い、加圧ローラ106の表面の
動摩擦係数が増加していることがわかる。よって加圧ロ
ーラ106の表面温度を記録紙Pの十分な搬送力の復帰
となる所定温度以上に達せしめることができれば、初期
温度T0=25℃にて連続複写が開始されても、上記ス
リップの発生を防止可能であるという結果が得られた。
【0088】又、本発明者は、各記録紙Pに対する紙間
の設定変更に対する上記初期温度の基準点を決定するべ
く、各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに設定し、
初期温度T0=40℃にて連続複写を為した場合におけ
る加圧ローラ106の表面温度の時間変遷を測定したと
ころ、図5に示されるグラフ(破線)が得られ、全記録
紙Pに亘り上記スリップを引き起こすことなく、好適な
状態にて定着を為すという結果が得られた。
の設定変更に対する上記初期温度の基準点を決定するべ
く、各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに設定し、
初期温度T0=40℃にて連続複写を為した場合におけ
る加圧ローラ106の表面温度の時間変遷を測定したと
ころ、図5に示されるグラフ(破線)が得られ、全記録
紙Pに亘り上記スリップを引き起こすことなく、好適な
状態にて定着を為すという結果が得られた。
【0089】以上にて得られた結果に鑑み、本発明者
は、上記初期温度T0=25℃に採り、又、一枚目の記
録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を100mmに採
り、更には、三枚目以降の各記録紙Pに関する紙間に対
しては一律50mmに採って連続複写を為して、加圧ロ
ーラ106の表面温度を測定することにより、図6に示
されるグラフが得られ、同時に、定着ニップ部Nでの各
記録紙Pのスリップの検証を為した。
は、上記初期温度T0=25℃に採り、又、一枚目の記
録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を100mmに採
り、更には、三枚目以降の各記録紙Pに関する紙間に対
しては一律50mmに採って連続複写を為して、加圧ロ
ーラ106の表面温度を測定することにより、図6に示
されるグラフが得られ、同時に、定着ニップ部Nでの各
記録紙Pのスリップの検証を為した。
【0090】図6からも分かるように、2枚目以降の記
録紙Pの上記定着ニップ部Nへの突入時での加圧ローラ
106の表面温度は十分に加熱されており、以て、定着
ニップ部Nにおける記録紙Pのスリップの発生も認めら
れなかった。
録紙Pの上記定着ニップ部Nへの突入時での加圧ローラ
106の表面温度は十分に加熱されており、以て、定着
ニップ部Nにおける記録紙Pのスリップの発生も認めら
れなかった。
【0091】以上のことから本実施形態の如く連続複写
時における各記録紙Pに対する紙間の設定変更を為すこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着の終了から二枚目
の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間
に、加圧ローラ106が定着フィルム9を介してセラミ
ックヒータ111により十分に昇温せしめられるので、
一枚目の記録紙Pへの定着により加圧ローラ106の外
周面に結露して形成された水蒸気の膜を、二枚目の記録
紙Pの定着ニップ部Nへ突入に至るまでの間に蒸発して
除去することができ、以て、各記録紙Pへの定着時に
は、離型層109の摩擦抵抗を各記録紙Pの搬送に好適
な値に復帰せしめることができて、画優劣化等による低
品質な複写画像の提供を確実に防止することができる。
時における各記録紙Pに対する紙間の設定変更を為すこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着の終了から二枚目
の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間
に、加圧ローラ106が定着フィルム9を介してセラミ
ックヒータ111により十分に昇温せしめられるので、
一枚目の記録紙Pへの定着により加圧ローラ106の外
周面に結露して形成された水蒸気の膜を、二枚目の記録
紙Pの定着ニップ部Nへ突入に至るまでの間に蒸発して
除去することができ、以て、各記録紙Pへの定着時に
は、離型層109の摩擦抵抗を各記録紙Pの搬送に好適
な値に復帰せしめることができて、画優劣化等による低
品質な複写画像の提供を確実に防止することができる。
【0092】(第二の実施形態)次に、本発明における
第二の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
第二の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
【0093】本実施形態は、連続複写時において二枚目
の記録紙Pへの定着により上記加圧ローラ106の表面
に結露して形成される水蒸気の膜に起因する三枚目以降
の各記録紙Pによる定着ニップ部Nでのスリップの発生
を防止するものである。
の記録紙Pへの定着により上記加圧ローラ106の表面
に結露して形成される水蒸気の膜に起因する三枚目以降
の各記録紙Pによる定着ニップ部Nでのスリップの発生
を防止するものである。
【0094】よって、本実施形態にあっては、上記加圧
ローラ106の初期温度T0が、T0≧40℃であると
きには各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに採り、
T0<40℃であるときには、一枚目の記録紙Pと二枚
目の記録紙Pとの紙間を90mmに採ると共に、二枚目
の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間を70mmに採
り、四枚目以降の各記録紙Pに対する紙間に対しては一
律50mmに採ることとした。
ローラ106の初期温度T0が、T0≧40℃であると
きには各記録紙Pに対する紙間を一律50mmに採り、
T0<40℃であるときには、一枚目の記録紙Pと二枚
目の記録紙Pとの紙間を90mmに採ると共に、二枚目
の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間を70mmに採
り、四枚目以降の各記録紙Pに対する紙間に対しては一
律50mmに採ることとした。
【0095】そこで、本発明者は、本実施形態の如く各
記録紙Pに対する紙間を設定することにより得られる効
果を確かめるべく、1枚目の記録紙Pと2枚目の記録紙
Pとの紙間を90mmに採り、3枚目以降の各記録紙P
に関する紙間に対しては一律50mmに採った比較例と
比較し、この比較により、比較例にあっては3枚目の記
録紙Pに若干の上記スリップが認められたが、本実施形
態にあっては、全記録紙Pに亘り上記スリップが認めら
れないという結果が得られた。
記録紙Pに対する紙間を設定することにより得られる効
果を確かめるべく、1枚目の記録紙Pと2枚目の記録紙
Pとの紙間を90mmに採り、3枚目以降の各記録紙P
に関する紙間に対しては一律50mmに採った比較例と
比較し、この比較により、比較例にあっては3枚目の記
録紙Pに若干の上記スリップが認められたが、本実施形
態にあっては、全記録紙Pに亘り上記スリップが認めら
れないという結果が得られた。
【0096】尚、本実施形態にあっては、上記初期温度
に基づき、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間の設定を為すと共に、二枚目の記録紙Pと三枚目の記
録紙Pとの紙間の設定を為すこととしたが、初期温度に
基づき紙間の設定が為される枚数は連続複写の開始から
二枚目までに限定されるものではなく、本発明の趣旨に
沿う範囲内において、加熱定着装置7の仕様に応じた枚
数であれば良い。
に基づき、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間の設定を為すと共に、二枚目の記録紙Pと三枚目の記
録紙Pとの紙間の設定を為すこととしたが、初期温度に
基づき紙間の設定が為される枚数は連続複写の開始から
二枚目までに限定されるものではなく、本発明の趣旨に
沿う範囲内において、加熱定着装置7の仕様に応じた枚
数であれば良い。
【0097】以上のことから本実施形態の如く連続複写
時における各記録紙Pに対する紙間を枚数増加に伴い減
少して所定の紙間値に収束せしめることにより、一枚目
の記録紙Pへの定着の終了から二枚目の記録紙Pの定着
ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、加圧ローラ10
6が定着フィルム9を介してセラミックヒータ111に
より十分に昇温せしめられるので、一枚目の記録紙Pへ
の定着により加圧ローラ106の外周面に結露して形成
された水蒸気の膜を、二枚目の記録紙Pの定着ニップ部
Nへの突入に至るまでの間に蒸発して除去することがで
きると共に、二枚目の記録紙Pへの定着により加圧ロー
ラ106の外周面に再度結露して形成された水蒸気の膜
を、三枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至る
までの間に蒸発して除去することができ、以て、各記録
紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の外周面の摩擦
抵抗を各記録紙Pの搬送に対してより好適な値に復帰せ
しめることができて、画優劣化等による低品質な複写画
像の提供をより確実に防止することができる。
時における各記録紙Pに対する紙間を枚数増加に伴い減
少して所定の紙間値に収束せしめることにより、一枚目
の記録紙Pへの定着の終了から二枚目の記録紙Pの定着
ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、加圧ローラ10
6が定着フィルム9を介してセラミックヒータ111に
より十分に昇温せしめられるので、一枚目の記録紙Pへ
の定着により加圧ローラ106の外周面に結露して形成
された水蒸気の膜を、二枚目の記録紙Pの定着ニップ部
Nへの突入に至るまでの間に蒸発して除去することがで
きると共に、二枚目の記録紙Pへの定着により加圧ロー
ラ106の外周面に再度結露して形成された水蒸気の膜
を、三枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至る
までの間に蒸発して除去することができ、以て、各記録
紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の外周面の摩擦
抵抗を各記録紙Pの搬送に対してより好適な値に復帰せ
しめることができて、画優劣化等による低品質な複写画
像の提供をより確実に防止することができる。
【0098】(第三の実施形態)次に、本発明における
第三の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
第三の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
【0099】本実施形態は、連続複写時において、上記
加圧ローラ106の表面温度の昇温率に基づき一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更するこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ
106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による二
枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップの発
生を防止するものである。
加圧ローラ106の表面温度の昇温率に基づき一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更するこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ
106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による二
枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップの発
生を防止するものである。
【0100】上記加熱定着装置7にあっては、通常、サ
ーミスタ感温検知センサ117にて検知される加圧ロー
ラ106の表面温度値は、通電を受けて発熱する発熱抵
抗層113からの発熱量の増加に伴い次第に高くなって
いくが、国や地域の違いによる電力事情、発熱抵抗層1
13の有する抵抗値又は加圧ローラ106の初期温度等
により、サーミスタ感温検知センサ117にて検知され
た温度値の昇温率は異なり、以て、同じ時間にて加圧ロ
ーラ106の表面温度が達する温度が異なってしまう。
ーミスタ感温検知センサ117にて検知される加圧ロー
ラ106の表面温度値は、通電を受けて発熱する発熱抵
抗層113からの発熱量の増加に伴い次第に高くなって
いくが、国や地域の違いによる電力事情、発熱抵抗層1
13の有する抵抗値又は加圧ローラ106の初期温度等
により、サーミスタ感温検知センサ117にて検知され
た温度値の昇温率は異なり、以て、同じ時間にて加圧ロ
ーラ106の表面温度が達する温度が異なってしまう。
【0101】すなわち、上記サーミスタ感温検知センサ
117にて検知された温度値の昇温率が速いときには、
連続複写時の1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突
入時には、加圧ローラ106の表面温度は十分に昇温さ
れていると考えられ、逆に、サーミスタ感温検知センサ
117にて検知された温度値の昇温率が遅いときには、
連続複写時の1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突
入に至っても、加圧ローラ106の表面温度は記録紙P
のスリップの防止に十分な温度に達していないと考えら
れる。
117にて検知された温度値の昇温率が速いときには、
連続複写時の1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突
入時には、加圧ローラ106の表面温度は十分に昇温さ
れていると考えられ、逆に、サーミスタ感温検知センサ
117にて検知された温度値の昇温率が遅いときには、
連続複写時の1枚目の記録紙Pの定着ニップ部Nへの突
入に至っても、加圧ローラ106の表面温度は記録紙P
のスリップの防止に十分な温度に達していないと考えら
れる。
【0102】そこで、本発明者は、連続複写時に上記発
熱抵抗層113に通電される電力供給量を振ることによ
りサーミスタ感温検知センサ117にて検知される温度
の昇温率を変化させて、各昇温率に対する二枚目の記録
紙Pのスリップの程度を測定すると同時に、一枚目の記
録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の記
録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各昇
温率ごとに好適な値を測定した。
熱抵抗層113に通電される電力供給量を振ることによ
りサーミスタ感温検知センサ117にて検知される温度
の昇温率を変化させて、各昇温率に対する二枚目の記録
紙Pのスリップの程度を測定すると同時に、一枚目の記
録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の記
録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各昇
温率ごとに好適な値を測定した。
【0103】尚、上記スリップに関する測定にあって
は、定着ニップ部Nへと搬送される各記録紙Pの紙間を
一律50mmとし、又、サーミスタ感温検知センサ11
7にて検知される温度の昇温率は初期温度25℃から4
5℃までに要した時間から概算した。
は、定着ニップ部Nへと搬送される各記録紙Pの紙間を
一律50mmとし、又、サーミスタ感温検知センサ11
7にて検知される温度の昇温率は初期温度25℃から4
5℃までに要した時間から概算した。
【0104】上記測定により得られた結果を以下に示す
表1に示す。ここで、表1中において、○,△,×は、
各々、問題なし,許容範囲,劣悪を意味しており、又、
L1及びL2は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記
録紙Pとの紙間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙
Pと三枚目の記録紙Pとの紙間に関する好適値を表して
おり、更に、Tlは、各電力供給値に対応する1枚目の
記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時の加圧ローラ10
6の表面温度を表している。
表1に示す。ここで、表1中において、○,△,×は、
各々、問題なし,許容範囲,劣悪を意味しており、又、
L1及びL2は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記
録紙Pとの紙間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙
Pと三枚目の記録紙Pとの紙間に関する好適値を表して
おり、更に、Tlは、各電力供給値に対応する1枚目の
記録紙Pの定着ニップ部Nへの突入時の加圧ローラ10
6の表面温度を表している。
【0105】
【表1】 上記表1から分かるように、昇温率50℃/秒のように
サーミスタ感温検知センサ117にて検知される温度の
昇温率が速いときには、1枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入までに加圧ローラ106の表面は十分に昇
温されており、各記録紙Pは順調に未定着像の定着が為
される。
サーミスタ感温検知センサ117にて検知される温度の
昇温率が速いときには、1枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入までに加圧ローラ106の表面は十分に昇
温されており、各記録紙Pは順調に未定着像の定着が為
される。
【0106】しかしながら、昇温率45℃/秒以下のよ
うに上記サーミスタ感温検知センサ117にて検知され
る温度の昇温率が遅いときにあっては、全記録紙Pが定
着ニップ部Nにてスリップするのを防止するには、連続
複写初期に定着の為される各記録紙Pに対する紙間を5
0mmよりも広げる必要があり、特に、昇温率が40℃
/秒以下の場合にあっては、加圧ローラ106の表面を
十分に昇温するために連続複写初期での各記録紙Pに対
する紙間を大きく採る必要がある。
うに上記サーミスタ感温検知センサ117にて検知され
る温度の昇温率が遅いときにあっては、全記録紙Pが定
着ニップ部Nにてスリップするのを防止するには、連続
複写初期に定着の為される各記録紙Pに対する紙間を5
0mmよりも広げる必要があり、特に、昇温率が40℃
/秒以下の場合にあっては、加圧ローラ106の表面を
十分に昇温するために連続複写初期での各記録紙Pに対
する紙間を大きく採る必要がある。
【0107】そこで、本実施形態にあっては、上記表1
の結果に沿ってサーミスタ感温検知センサ117にて検
知された温度の昇温率に基づき連続複写時での各記録紙
Pに対する紙間の設定変更を為すことにより、一枚目の
記録紙Pへの定着により加圧ローラ106の表面に結露
して水蒸気の膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定
着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、セラミックヒ
ータ111による熱供給により水蒸気の膜を除去するこ
とができ、以て、各記録紙Pへの定着時には、加圧ロー
ラ106の記録紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せ
しめることができて、画優劣化等による低品質な複写画
像の提供を確実に防止することができる。
の結果に沿ってサーミスタ感温検知センサ117にて検
知された温度の昇温率に基づき連続複写時での各記録紙
Pに対する紙間の設定変更を為すことにより、一枚目の
記録紙Pへの定着により加圧ローラ106の表面に結露
して水蒸気の膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定
着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、セラミックヒ
ータ111による熱供給により水蒸気の膜を除去するこ
とができ、以て、各記録紙Pへの定着時には、加圧ロー
ラ106の記録紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せ
しめることができて、画優劣化等による低品質な複写画
像の提供を確実に防止することができる。
【0108】(第四の実施形態)次に、本発明における
第四の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
第四の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
【0109】本実施形態は、連続複写時において、画記
録紙Pに形成される複写画像の印字率に基づき一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更するこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ
106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による二
枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップを防
止するものである。
録紙Pに形成される複写画像の印字率に基づき一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更するこ
とにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ
106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による二
枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップを防
止するものである。
【0110】上記加熱定着装置110を活用せる従来の
画像形成装置にあっては、未定着像の印字率の大きい複
数枚の記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、
定着のための熱供給により一枚目の記録紙Pから発生し
た水蒸気が定着フィルム116側へと流れるのを未定着
像により遮られるので、加圧ローラ106の表面が十分
に昇温されていない連続複写の初期などには、水蒸気の
ほとんどが加圧ローラ106の表面に結露して薄膜を形
成し、以て、離型層109の摩擦抵抗が一層低下するこ
とにより、次なる記録紙Pは、加圧ローラ106の周速
度に全く同期して追従できずにスリップしてしまい定着
ニップ部Nへと進入できず、状況によっては、未定着像
を記録紙Pへと転写するための転写手段と加熱定着装置
110との間にある搬送のための経路にて記録紙Pによ
る紙詰まりが生じることがあった。
画像形成装置にあっては、未定着像の印字率の大きい複
数枚の記録紙Pに対する連続複写が為されるときには、
定着のための熱供給により一枚目の記録紙Pから発生し
た水蒸気が定着フィルム116側へと流れるのを未定着
像により遮られるので、加圧ローラ106の表面が十分
に昇温されていない連続複写の初期などには、水蒸気の
ほとんどが加圧ローラ106の表面に結露して薄膜を形
成し、以て、離型層109の摩擦抵抗が一層低下するこ
とにより、次なる記録紙Pは、加圧ローラ106の周速
度に全く同期して追従できずにスリップしてしまい定着
ニップ部Nへと進入できず、状況によっては、未定着像
を記録紙Pへと転写するための転写手段と加熱定着装置
110との間にある搬送のための経路にて記録紙Pによ
る紙詰まりが生じることがあった。
【0111】そこで、本発明者は、上記初期温度25℃
にて連続複写の為される各記録紙Pに形成された複写画
像の印字率を下述する三形態に振ることにより、各印字
率の複写画像を担持した二枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nでのスリップの程度を測定すると同時に、一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の
記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各
印字率ごとに好適な値を測定した。
にて連続複写の為される各記録紙Pに形成された複写画
像の印字率を下述する三形態に振ることにより、各印字
率の複写画像を担持した二枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nでのスリップの程度を測定すると同時に、一枚目の
記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の
記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各
印字率ごとに好適な値を測定した。
【0112】尚、上記スリップに関する測定において
は、定着ニップ部Nへ搬送される各記録紙Pに対する紙
間を一律50mmに設定すると共に、サーミスタ感温検
知センサ117にて検知される温度の昇温率を一律40
℃/秒に設定することとした。
は、定着ニップ部Nへ搬送される各記録紙Pに対する紙
間を一律50mmに設定すると共に、サーミスタ感温検
知センサ117にて検知される温度の昇温率を一律40
℃/秒に設定することとした。
【0113】上記測定により得られた結果を以下に示す
表2に示す。ここで、表2中において、L1及びL2
は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙Pと三枚目の
記録紙Pとの紙間に関する好適値を表している。
表2に示す。ここで、表2中において、L1及びL2
は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙Pと三枚目の
記録紙Pとの紙間に関する好適値を表している。
【0114】
【表2】 上記表2中において、全面印字は任意の記録紙Pの全面
のドット(公知単位。)に亘り複写画像を形成した場合
を表しており、又、交互印字は任意の記録紙Pの全面の
ドットに亘り複写画像の形成と複写画像の非形成とを交
互に繰り替えした場合を表しており、更に、全面非印字
は任意の記録紙Pの全面のドットに亘り複写画像を形成
しなかった場合を表している。
のドット(公知単位。)に亘り複写画像を形成した場合
を表しており、又、交互印字は任意の記録紙Pの全面の
ドットに亘り複写画像の形成と複写画像の非形成とを交
互に繰り替えした場合を表しており、更に、全面非印字
は任意の記録紙Pの全面のドットに亘り複写画像を形成
しなかった場合を表している。
【0115】上記表2から分かるように、連続複写時に
おいて二枚目収降の記録紙Pの印字率が増えるにつれ
て、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによるスリッ
プが起こり易くなるため、連続複写の為される各記録紙
Pに形成される複写画像の印字率の増加に伴い、各記録
紙Pに対する紙間を広げる必要がある。
おいて二枚目収降の記録紙Pの印字率が増えるにつれ
て、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによるスリッ
プが起こり易くなるため、連続複写の為される各記録紙
Pに形成される複写画像の印字率の増加に伴い、各記録
紙Pに対する紙間を広げる必要がある。
【0116】そこで、本実施形態にあっては、表2の結
果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに形成される
複写画像の印字率に基づき、各記録紙Pに対する紙間の
設定変更を為すことにより、複写画像の印字率の高い一
枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ106の表面
に結露して水蒸気の膜が形成されても、二枚目の記録紙
Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、セラミ
ックヒータ111からの熱供給により水蒸気の膜を除去
することができ、以て、各記録紙Pへの定着時には、加
圧ローラ106の記録紙Pに対する搬送力を好適な値に
復帰せしめることができて、画優劣化等による低品質な
複写画像の提供を確実に防止することができる。
果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに形成される
複写画像の印字率に基づき、各記録紙Pに対する紙間の
設定変更を為すことにより、複写画像の印字率の高い一
枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ローラ106の表面
に結露して水蒸気の膜が形成されても、二枚目の記録紙
Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、セラミ
ックヒータ111からの熱供給により水蒸気の膜を除去
することができ、以て、各記録紙Pへの定着時には、加
圧ローラ106の記録紙Pに対する搬送力を好適な値に
復帰せしめることができて、画優劣化等による低品質な
複写画像の提供を確実に防止することができる。
【0117】(第五の実施形態)次に、本発明における
第五の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
第五の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
【0118】本実施形態は、第四の実施形態をより進め
て、連続複写時において、各記録紙Pの未定着像を担持
した面のうちの搬送方向側にある領域(以下、これを前
領域と称する。)に形成される複写画像の印字率に基づ
き一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定
変更することにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い
加圧ローラ106の表面に結露して形成される水蒸気の
膜による二枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのス
リップを防止するものである。
て、連続複写時において、各記録紙Pの未定着像を担持
した面のうちの搬送方向側にある領域(以下、これを前
領域と称する。)に形成される複写画像の印字率に基づ
き一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定
変更することにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い
加圧ローラ106の表面に結露して形成される水蒸気の
膜による二枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのス
リップを防止するものである。
【0119】上記加熱定着装置7にあっては、未定着像
の印字率の大きい複数枚の記録紙Pに対する連続複写が
為されるときであっても上記前領域での複写画像の印字
率が低い場合には、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い発
生した水蒸気が加圧ローラ106の表面に結露して膜を
形成されても、二枚目の記録紙Pの前領域への複写画像
の印字率が低いので、二枚目の記録紙Pの前領域への未
定着像の定着が為される間に、加圧ローラ106の表面
に形成された水蒸気の膜がセラミックヒータ111から
の熱供給によりある程度除去されるため、二枚目の記録
紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、加圧
ローラ106の表面の記録紙Pに対する搬送力がある程
度復帰し、以て、各記録紙Pに対する紙間をある程度短
くすることが可能であると考えられる。
の印字率の大きい複数枚の記録紙Pに対する連続複写が
為されるときであっても上記前領域での複写画像の印字
率が低い場合には、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い発
生した水蒸気が加圧ローラ106の表面に結露して膜を
形成されても、二枚目の記録紙Pの前領域への複写画像
の印字率が低いので、二枚目の記録紙Pの前領域への未
定着像の定着が為される間に、加圧ローラ106の表面
に形成された水蒸気の膜がセラミックヒータ111から
の熱供給によりある程度除去されるため、二枚目の記録
紙Pの定着ニップ部Nへの突入に至るまでの間に、加圧
ローラ106の表面の記録紙Pに対する搬送力がある程
度復帰し、以て、各記録紙Pに対する紙間をある程度短
くすることが可能であると考えられる。
【0120】そこで、本発明者は、連続複写の為される
各記録紙Pの前領域には複写画像を全く形成せず、一
方、残りの領域には全ドットに亘り複写画像を形成し、
記録紙Pの前領域の搬送方向に沿った長さSを30m
m,50mm,75mm,90mm及び105mmに振
って、各S値に設定された二枚目の記録紙Pの定着ニッ
プ部Nでのスリップの程度を測定した。
各記録紙Pの前領域には複写画像を全く形成せず、一
方、残りの領域には全ドットに亘り複写画像を形成し、
記録紙Pの前領域の搬送方向に沿った長さSを30m
m,50mm,75mm,90mm及び105mmに振
って、各S値に設定された二枚目の記録紙Pの定着ニッ
プ部Nでのスリップの程度を測定した。
【0121】尚、上記測定においては、搬送方向に沿っ
た長さが約300mmの記録紙Pを用いると共に、一枚
目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を90mmに
設定し、二枚目の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間
を75mmに設定した。
た長さが約300mmの記録紙Pを用いると共に、一枚
目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を90mmに
設定し、二枚目の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間
を75mmに設定した。
【0122】上記測定により得られた結果を以下に示す
表3に示す。ここで、表3中において、○,△,×は、
各々、問題なし,許容範囲,劣悪を意味している。
表3に示す。ここで、表3中において、○,△,×は、
各々、問題なし,許容範囲,劣悪を意味している。
【0123】
【表3】 上記表3から分かるように、S値が75mm以下、特
に、S値が50mm以下にあっては、第四の実施形態と
同様に、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによるス
リップが起こり易くなるため、連続複写の為される各記
録紙Pに対する紙間を広げる必要があるが、S値が90
mm以上に達する場合には、定着ニップ部Nでの二枚目
の記録紙Pによるスリップの発生が認められなかった。
に、S値が50mm以下にあっては、第四の実施形態と
同様に、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによるス
リップが起こり易くなるため、連続複写の為される各記
録紙Pに対する紙間を広げる必要があるが、S値が90
mm以上に達する場合には、定着ニップ部Nでの二枚目
の記録紙Pによるスリップの発生が認められなかった。
【0124】そこで、本実施形態にあっては、上記表3
の結果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに形成さ
れる複写画像の印字率に基づき、各記録紙Pに対する紙
間の設定変更を為すことにより、第三の実施形態と同様
に各記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記録
紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せしめることがで
きて、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を防止
することができると共に、連続複写の為される各記録紙
Pの前領域への複写画像の印字率が低いときには、一枚
目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚
目の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間を余り広げる
ことなく連続複写を為すことができるという利点が得ら
れる。
の結果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに形成さ
れる複写画像の印字率に基づき、各記録紙Pに対する紙
間の設定変更を為すことにより、第三の実施形態と同様
に各記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記録
紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せしめることがで
きて、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を防止
することができると共に、連続複写の為される各記録紙
Pの前領域への複写画像の印字率が低いときには、一枚
目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚
目の記録紙Pと三枚目の記録紙Pとの紙間を余り広げる
ことなく連続複写を為すことができるという利点が得ら
れる。
【0125】(第六の実施形態)次に、本発明における
第六の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
第六の実施形態の画像形成装置にて為される連続複写時
での各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関して説明す
る。尚、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1及び図2に代えて説明を省略する。
【0126】本実施形態は、連続複写時において、連続
複写の為される各記録紙Pの搬送方向に沿った長さ(以
下、この長さを搬送方向長と称する。)に基づき一枚目
の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更する
ことにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ロー
ラ106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による
二枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップを
防止するものである。
複写の為される各記録紙Pの搬送方向に沿った長さ(以
下、この長さを搬送方向長と称する。)に基づき一枚目
の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙間を設定変更する
ことにより、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い加圧ロー
ラ106の表面に結露して形成される水蒸気の膜による
二枚目以降の記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップを
防止するものである。
【0127】上記加熱定着装置111を活用せる従来の
画像形成装置にあっては、上記搬送方向長の長い複数枚
の記録紙Pに対する連続複写が為されるときに、セラミ
ックヒータ111からの熱供給を受けた一枚目の記録紙
Pから発生した水蒸気が定着フィルム116側へと流れ
るのを未定着像により遮られると共に、加圧ローラ10
6から各記録紙Pへの熱伝導に基づく吸熱による加圧ロ
ーラ106の表面温度の低下が著しくなる。
画像形成装置にあっては、上記搬送方向長の長い複数枚
の記録紙Pに対する連続複写が為されるときに、セラミ
ックヒータ111からの熱供給を受けた一枚目の記録紙
Pから発生した水蒸気が定着フィルム116側へと流れ
るのを未定着像により遮られると共に、加圧ローラ10
6から各記録紙Pへの熱伝導に基づく吸熱による加圧ロ
ーラ106の表面温度の低下が著しくなる。
【0128】よって、一枚目の記録紙Pへの定着に伴い
生じる水蒸気の量は上記搬送方向長が長くなるにつれて
増加し、以て、加圧ローラ106の表面に結露して形成
される水蒸気の膜厚が厚くなるので、搬送方向長が長く
なるにつれて加圧ローラ106の記録紙Pに対する搬送
力が著しく低下して、二枚目の記録紙Pは加圧ローラ1
06の周速度に全く同期して追従できずにスリップして
しまう。
生じる水蒸気の量は上記搬送方向長が長くなるにつれて
増加し、以て、加圧ローラ106の表面に結露して形成
される水蒸気の膜厚が厚くなるので、搬送方向長が長く
なるにつれて加圧ローラ106の記録紙Pに対する搬送
力が著しく低下して、二枚目の記録紙Pは加圧ローラ1
06の周速度に全く同期して追従できずにスリップして
しまう。
【0129】そこで、本発明者は、初期温度25℃にて
連続複写の為される各記録紙Pの上記搬送方向長を下述
する五形態に振ることにより、一枚目の記録紙Pと二枚
目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の記録紙Pと三枚
目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各搬送方向長に応
じた好適な値を測定した。
連続複写の為される各記録紙Pの上記搬送方向長を下述
する五形態に振ることにより、一枚目の記録紙Pと二枚
目の記録紙Pとの紙間、及び、二枚目の記録紙Pと三枚
目の記録紙Pとの紙間の各々に関して各搬送方向長に応
じた好適な値を測定した。
【0130】上記測定により得られた結果を以下に示す
表4に示す。ここで、表4中において、L1及びL2
は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙Pと三枚目の
記録紙Pとの紙間に対する好適値を表している。
表4に示す。ここで、表4中において、L1及びL2
は、各々、一枚目の記録紙Pと二枚目の記録紙Pとの紙
間に対する好適値、及び、二枚目の記録紙Pと三枚目の
記録紙Pとの紙間に対する好適値を表している。
【0131】
【表4】 上記表4から分かるように、連続複写の為される記録紙
Pの上記搬送方向長が長くなるにつれて、加圧ローラ1
06から各記録紙Pへの熱伝導に基づく吸熱量が増加
し、以て、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによる
スリップが起こり易くなるために、連続複写の為される
各記録紙Pの搬送方向長が長くなるにつれて、各記録紙
Pに対する紙間を広げる必要がある。
Pの上記搬送方向長が長くなるにつれて、加圧ローラ1
06から各記録紙Pへの熱伝導に基づく吸熱量が増加
し、以て、定着ニップ部Nでの二枚目の記録紙Pによる
スリップが起こり易くなるために、連続複写の為される
各記録紙Pの搬送方向長が長くなるにつれて、各記録紙
Pに対する紙間を広げる必要がある。
【0132】そこで、本実施形態にあっては、表4の結
果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに対する上記
搬送方向長に基づき各記録紙Pに対する紙間の設定変更
を為すことにより、搬送方向長の長い一枚目の記録紙P
への定着に伴い加圧ローラ106の表面に結露して水蒸
気による膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定着ニ
ップ部Nへの突入時までに、セラミックヒータ111か
らの熱供給により水蒸気の膜を除去することができ、以
て、各記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記
録紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せしめることが
できて、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を防
止することができる。
果に沿って連続複写の為される各記録紙Pに対する上記
搬送方向長に基づき各記録紙Pに対する紙間の設定変更
を為すことにより、搬送方向長の長い一枚目の記録紙P
への定着に伴い加圧ローラ106の表面に結露して水蒸
気による膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定着ニ
ップ部Nへの突入時までに、セラミックヒータ111か
らの熱供給により水蒸気の膜を除去することができ、以
て、各記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記
録紙Pに対する搬送力を好適な値に復帰せしめることが
できて、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を防
止することができる。
【0133】(第七の実施形態)次に、本発明における
第七の実施形態の画像形成装置の構成と、本実施形態の
画像形成装置にて為される連続複写時での各記録紙Pに
対する紙間の設定変更とに関して図7に基づき説明す
る。尚、第一の実施形態の画像形成装置の備える諸装置
等と同様な機能、構成等を有する装置等に関しては図1
及び図2と同符号を付与することにより説明を省略す
る。
第七の実施形態の画像形成装置の構成と、本実施形態の
画像形成装置にて為される連続複写時での各記録紙Pに
対する紙間の設定変更とに関して図7に基づき説明す
る。尚、第一の実施形態の画像形成装置の備える諸装置
等と同様な機能、構成等を有する装置等に関しては図1
及び図2と同符号を付与することにより説明を省略す
る。
【0134】上記画像形成装置は、図7の概略構成図に
示すように、第一速度検知手段たるトップセンサ10及
び第二速度検知手段たる排紙センサ11が、各々、定着
ニップ部Nから記録紙Pの搬送方向における直下流、及
び、直上流に設けられ、トップセンサ10及び排紙セン
サ11を通過する時間を以て搬送のための速度値を検知
することにより、定着ニップ部Nへの突入時の記録紙P
の上記搬送方向長、及び、定着ニップ部Nからの離脱時
の記録紙Pの搬送方向長が決定されている。
示すように、第一速度検知手段たるトップセンサ10及
び第二速度検知手段たる排紙センサ11が、各々、定着
ニップ部Nから記録紙Pの搬送方向における直下流、及
び、直上流に設けられ、トップセンサ10及び排紙セン
サ11を通過する時間を以て搬送のための速度値を検知
することにより、定着ニップ部Nへの突入時の記録紙P
の上記搬送方向長、及び、定着ニップ部Nからの離脱時
の記録紙Pの搬送方向長が決定されている。
【0135】さて、上記加熱定着装置110を備える従
来の画像形成装置にあっては、記録紙Pの種類、表面の
性質及び周辺環境等の違いにも係わらず、複数の記録紙
Pを一定の紙間にて順次定着ニップ部Nへと搬送するこ
とにより連続複写が為されていた。
来の画像形成装置にあっては、記録紙Pの種類、表面の
性質及び周辺環境等の違いにも係わらず、複数の記録紙
Pを一定の紙間にて順次定着ニップ部Nへと搬送するこ
とにより連続複写が為されていた。
【0136】しかしながら、連続複写に用いられる記録
紙Pの種類、表面の性質の違いにより記録紙Pの吸湿量
が異なるために、従来の画像形成装置にて吸湿性の高い
複数の記録紙Pに連続複写を為したときには、定着ニッ
プ部Nにて任意の記録紙Pによるスリップが頻繁に発生
することがあり、又、吸湿性の余り高くない複数の記録
紙Pを連続複写に採用するときであっても、記録紙Pが
多湿な環境に置かれる場合には、やはり、定着ニップ部
Nにて任意の記録紙Pによるスリップが発生することが
あった。
紙Pの種類、表面の性質の違いにより記録紙Pの吸湿量
が異なるために、従来の画像形成装置にて吸湿性の高い
複数の記録紙Pに連続複写を為したときには、定着ニッ
プ部Nにて任意の記録紙Pによるスリップが頻繁に発生
することがあり、又、吸湿性の余り高くない複数の記録
紙Pを連続複写に採用するときであっても、記録紙Pが
多湿な環境に置かれる場合には、やはり、定着ニップ部
Nにて任意の記録紙Pによるスリップが発生することが
あった。
【0137】よって、本実施形態は、従来の画像形成装
置にて危惧されていた問題を解決すべく、連続複写時に
おいて、トップセンサ10及び排紙センサ11の各々に
て検知された同一の記録紙Pに対する各速度値同士の比
較に基づき、記録紙Pによる定着ニップ部Nでのスリッ
プの発生、及び、搬送経路(図7参照。)での記録紙P
の紙詰まりに基づくループ形成(点線にて図示。図7参
照。)の有無を判断し、以て、次に定着の為される各記
録紙Pに対する紙間を設定変更して、搬送経路にて形成
されたループを解消すると共に、次に未定着像の定着が
為される各記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップの発
生を防止するものである。
置にて危惧されていた問題を解決すべく、連続複写時に
おいて、トップセンサ10及び排紙センサ11の各々に
て検知された同一の記録紙Pに対する各速度値同士の比
較に基づき、記録紙Pによる定着ニップ部Nでのスリッ
プの発生、及び、搬送経路(図7参照。)での記録紙P
の紙詰まりに基づくループ形成(点線にて図示。図7参
照。)の有無を判断し、以て、次に定着の為される各記
録紙Pに対する紙間を設定変更して、搬送経路にて形成
されたループを解消すると共に、次に未定着像の定着が
為される各記録紙Pの定着ニップ部Nでのスリップの発
生を防止するものである。
【0138】そこで、本実施形態において為される連続
複写時の各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関する過
程を以下に示す要領にて説明する。
複写時の各記録紙Pに対する紙間の設定変更に関する過
程を以下に示す要領にて説明する。
【0139】本実施形態における画像形成装置にあって
は、トップセンサ10及び排紙センサ11が、各々、各
々のセンサを通過するのに要する時間を検知し、以て、
定着ニップ部Nへの突入時の記録紙Pの上記搬送方向
長、及び、定着ニップ部Nからの離脱時の記録紙Pの搬
送方向長を決定するようになっている。
は、トップセンサ10及び排紙センサ11が、各々、各
々のセンサを通過するのに要する時間を検知し、以て、
定着ニップ部Nへの突入時の記録紙Pの上記搬送方向
長、及び、定着ニップ部Nからの離脱時の記録紙Pの搬
送方向長を決定するようになっている。
【0140】さて、一般に、記録紙Pは、未定着像を定
着されることにより予め吸湿していた水分が除去される
ために、上記定着ニップ部Nを通紙されることにより上
記搬送方向長が短くなることから、正常な定着が為され
るときには、排紙センサ11にて検知された時間Tbは
トップセンサ10にて検知された時間Ttopよりも若
干、例えば0.5%〜1.5%程度短くなることにな
る、すなわち、実数0.995〜0.985の範囲にあ
る定数αを用いて、α×Ttop=Tbの関係式が成り
立つことになる。
着されることにより予め吸湿していた水分が除去される
ために、上記定着ニップ部Nを通紙されることにより上
記搬送方向長が短くなることから、正常な定着が為され
るときには、排紙センサ11にて検知された時間Tbは
トップセンサ10にて検知された時間Ttopよりも若
干、例えば0.5%〜1.5%程度短くなることにな
る、すなわち、実数0.995〜0.985の範囲にあ
る定数αを用いて、α×Ttop=Tbの関係式が成り
立つことになる。
【0141】よって、本実施形態にあっては、上記トッ
プセンサ10にて検知された時間Ttopと排紙センサ
11にて検知された時間Tbとの間に、定数αを用い
て、α×Ttop<Tbの関係が成り立つときには、定
着ニップ部Nにて記録紙Pによるスリップが発生してい
ると判断して、スリップを起こした記録紙Pと次に続く
記録紙Pとの紙間所定の長さを所定の長さ、例えば50
mm長くすることにより、次なる記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時までに加圧ローラ106の表面温度を記
録紙Pの搬送力の復帰に十分である温度まで昇温せしめ
ることとした。
プセンサ10にて検知された時間Ttopと排紙センサ
11にて検知された時間Tbとの間に、定数αを用い
て、α×Ttop<Tbの関係が成り立つときには、定
着ニップ部Nにて記録紙Pによるスリップが発生してい
ると判断して、スリップを起こした記録紙Pと次に続く
記録紙Pとの紙間所定の長さを所定の長さ、例えば50
mm長くすることにより、次なる記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時までに加圧ローラ106の表面温度を記
録紙Pの搬送力の復帰に十分である温度まで昇温せしめ
ることとした。
【0142】そこで、本発明者は、本実施形態の画像形
成装置を用い、上記定数αを振ることにより記録紙Pの
定着ニップ部Nにおけるスリップを回避できるか否か確
認のための測定を為すと共に、スリップの発生していな
いにも拘らず誤検知するか否か確認のための測定を為し
た。
成装置を用い、上記定数αを振ることにより記録紙Pの
定着ニップ部Nにおけるスリップを回避できるか否か確
認のための測定を為すと共に、スリップの発生していな
いにも拘らず誤検知するか否か確認のための測定を為し
た。
【0143】上記測定により得られた結果を以下に示す
表5に示す。ここで、表5中において、○,×は、各
々、問題なし,劣悪を意味している。
表5に示す。ここで、表5中において、○,×は、各
々、問題なし,劣悪を意味している。
【0144】
【表5】 上記表5から分かるように、連続複写時に任意の記録紙
Pによる定着ニップ部Nでのスリップが発生しても、次
なる記録紙Pが上記定着ニップ部Nへと突入するタイミ
ングを遅らせることにより、加圧ローラ106の表面温
度を十分に昇温せしめ、以て、加圧ローラ106の表面
は記録紙Pに対する十分な搬送力を復帰し、次に続く各
記録紙Pは定着ニップ部Nにてスリップすることなく正
常な未定着像の定着が為されることが可能となる。
Pによる定着ニップ部Nでのスリップが発生しても、次
なる記録紙Pが上記定着ニップ部Nへと突入するタイミ
ングを遅らせることにより、加圧ローラ106の表面温
度を十分に昇温せしめ、以て、加圧ローラ106の表面
は記録紙Pに対する十分な搬送力を復帰し、次に続く各
記録紙Pは定着ニップ部Nにてスリップすることなく正
常な未定着像の定着が為されることが可能となる。
【0145】(第八の実施形態)次に、本発明の第八の
実施形態の画像形成装置に活用せる加熱定着装置12に
関して図8に基づき説明する。尚、加熱定着装置100
の有する諸部材と同様の機能、構成等を有す部材等に関
しては図9と同符号を付与することにより説明を省略
し、又、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1に代えて説明を省略する。
実施形態の画像形成装置に活用せる加熱定着装置12に
関して図8に基づき説明する。尚、加熱定着装置100
の有する諸部材と同様の機能、構成等を有す部材等に関
しては図9と同符号を付与することにより説明を省略
し、又、本実施形態に適用される画像形成装置の構成及
び備える諸装置等は第一の実施形態と同様であるとして
図1に代えて説明を省略する。
【0146】上記加熱定着装置12は、図8の主断面図
に示すように、共に回動自在である定着手段たる定着ロ
ーラ101と加圧手段たる加圧ローラ106とが、未定
着像を担持した記録紙Pを挟んで圧接自在に支持されて
いる。
に示すように、共に回動自在である定着手段たる定着ロ
ーラ101と加圧手段たる加圧ローラ106とが、未定
着像を担持した記録紙Pを挟んで圧接自在に支持されて
いる。
【0147】上記加熱定着装置に支持された定着ローラ
101は、芯金部102の外周面に離型層103が被覆
されており、芯金部102の中空部には、発熱手段たる
ハロゲンランプ104が設けられている。
101は、芯金部102の外周面に離型層103が被覆
されており、芯金部102の中空部には、発熱手段たる
ハロゲンランプ104が設けられている。
【0148】又、上記定着ローラ101の外周面には、
定着ローラ101の表面温度の検知のためのサーミスタ
感温検知センサ105が当接して設けられている。
定着ローラ101の表面温度の検知のためのサーミスタ
感温検知センサ105が当接して設けられている。
【0149】一方、上記加熱定着装置100に支持され
た加圧ローラ106は、芯金部107の外周面に、弾性
層108、離型層109の順に積層され、本実施形態に
あっては、加圧ローラ106の外周面に加圧ローラ10
6の表面温度の検知のための温度検知手段たるサーミス
タ感温検知センサ13が当接して設けられている。
た加圧ローラ106は、芯金部107の外周面に、弾性
層108、離型層109の順に積層され、本実施形態に
あっては、加圧ローラ106の外周面に加圧ローラ10
6の表面温度の検知のための温度検知手段たるサーミス
タ感温検知センサ13が当接して設けられている。
【0150】すなわち、本実施形態における画像形成装
置にあっては、サーミスタ感温検知センサ13により加
圧ローラ106の表面温度の検知が為されている。
置にあっては、サーミスタ感温検知センサ13により加
圧ローラ106の表面温度の検知が為されている。
【0151】よって、本実施形態の画像形成装置におい
て、第一の実施形態から第七の実施形態のうちのいずれ
かにて説明された連続複写時での各記録紙Pに対する紙
間の設定変更を為すことにより、一枚目の記録紙Pへの
定着に伴い加圧ローラ106の表面に結露して水蒸気に
よる膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時までに、ハロゲンヒータ104からの熱
供給により水蒸気の膜を除去することができ、以て、各
記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記録紙P
に対する搬送力を好適な値に復帰せしめることができ
て、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を確実に
防止することができる。
て、第一の実施形態から第七の実施形態のうちのいずれ
かにて説明された連続複写時での各記録紙Pに対する紙
間の設定変更を為すことにより、一枚目の記録紙Pへの
定着に伴い加圧ローラ106の表面に結露して水蒸気に
よる膜が形成されても、二枚目の記録紙Pの定着ニップ
部Nへの突入時までに、ハロゲンヒータ104からの熱
供給により水蒸気の膜を除去することができ、以て、各
記録紙Pへの定着時には、加圧ローラ106の記録紙P
に対する搬送力を好適な値に復帰せしめることができ
て、画優劣化等による低品質な複写画像の提供を確実に
防止することができる。
【0152】
【発明の効果】以上にて説明してきたように、上記第一
の発明によれば、一枚目の転写材への定着の終了から二
枚目の転写材が定着ニップ部へ到着するまでの間に、加
圧手段が定着手段を介して発熱手段により十分に昇温せ
しめられるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手
段の外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二
枚目の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に
蒸発して除去することができ、以て、各転写材への定着
時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送
に好適な値に復帰せしめることができる。
の発明によれば、一枚目の転写材への定着の終了から二
枚目の転写材が定着ニップ部へ到着するまでの間に、加
圧手段が定着手段を介して発熱手段により十分に昇温せ
しめられるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手
段の外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二
枚目の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に
蒸発して除去することができ、以て、各転写材への定着
時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送
に好適な値に復帰せしめることができる。
【0153】又、上記第二の発明によれば、一枚目の転
写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ部
へ到着するまでの間に、加圧ローラは一回転して全外周
面を定着手段を介して発熱手段により十分に昇温せしめ
られるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の
外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二枚目
の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸発
して除去することができ、以て、各転写材への定着時に
は、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送に好
適な値に復帰せしめることができる。
写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ部
へ到着するまでの間に、加圧ローラは一回転して全外周
面を定着手段を介して発熱手段により十分に昇温せしめ
られるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の
外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二枚目
の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸発
して除去することができ、以て、各転写材への定着時に
は、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送に好
適な値に復帰せしめることができる。
【0154】更に、上記第三の発明によれば、一枚目の
転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ
部へ到着するまでの間に、加圧手段が定着手段を介して
発熱手段により十分に昇温せしめられると共に、二枚目
の転写材への定着の終了から三枚目の転写材が上記定着
ニップ部へ到着するまでの間に、上記手段が、再度、上
記定着手段を介して上記発熱手段により十分に昇温せし
められるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段
の外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二枚
目の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸
発して除去することができると共に、二枚目の転写材へ
の定着に伴い上記加圧手段の外周面に結露して形成され
た水蒸気による膜を、三枚目の転写材が上記定着ニップ
部へ到着するまでの間に蒸発して除去することができ、
以て、各転写材への定着時には、上記加圧手段の外周面
の摩擦力を転写材の搬送により好適な値に復帰せしめる
ことができる。
転写材への定着の終了から二枚目の転写材が定着ニップ
部へ到着するまでの間に、加圧手段が定着手段を介して
発熱手段により十分に昇温せしめられると共に、二枚目
の転写材への定着の終了から三枚目の転写材が上記定着
ニップ部へ到着するまでの間に、上記手段が、再度、上
記定着手段を介して上記発熱手段により十分に昇温せし
められるので、一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段
の外周面に結露して形成された水蒸気による膜を、二枚
目の転写材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸
発して除去することができると共に、二枚目の転写材へ
の定着に伴い上記加圧手段の外周面に結露して形成され
た水蒸気による膜を、三枚目の転写材が上記定着ニップ
部へ到着するまでの間に蒸発して除去することができ、
以て、各転写材への定着時には、上記加圧手段の外周面
の摩擦力を転写材の搬送により好適な値に復帰せしめる
ことができる。
【0155】又、上記第四の発明によれば、温度検知手
段により検知された加圧手段の温度値に基づき各転写材
の定着ニップ部への搬送間隔が設定されるので、上記加
圧手段の温度が所定温度に満たないときに一枚目の転写
材への定着に伴い上記加圧手段の外周面に結露して水蒸
気による膜が形成されても、二枚目の転写材が上記定着
ニップ部へ到着するまでの間に、上記水蒸気による膜を
蒸発して除去することができ、以て、各転写材への定着
時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送
に好適な値に復帰せしめることができる。
段により検知された加圧手段の温度値に基づき各転写材
の定着ニップ部への搬送間隔が設定されるので、上記加
圧手段の温度が所定温度に満たないときに一枚目の転写
材への定着に伴い上記加圧手段の外周面に結露して水蒸
気による膜が形成されても、二枚目の転写材が上記定着
ニップ部へ到着するまでの間に、上記水蒸気による膜を
蒸発して除去することができ、以て、各転写材への定着
時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送
に好適な値に復帰せしめることができる。
【0156】更に、上記第五の発明によれば、転写材に
形成される複写画像の印字率に基づき各転写材の定着ニ
ップ部への搬送間隔が設定されるので、印字率の多い一
枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の外周面に結露し
て水蒸気による膜が形成されても、二枚目の転写材が上
記定着ニップ部へ到着するまでの間に、上記水蒸気によ
る膜を蒸発して除去することができ、以て、各転写材へ
の定着時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材
の搬送に好適な値に復帰せしめることができる。
形成される複写画像の印字率に基づき各転写材の定着ニ
ップ部への搬送間隔が設定されるので、印字率の多い一
枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の外周面に結露し
て水蒸気による膜が形成されても、二枚目の転写材が上
記定着ニップ部へ到着するまでの間に、上記水蒸気によ
る膜を蒸発して除去することができ、以て、各転写材へ
の定着時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材
の搬送に好適な値に復帰せしめることができる。
【0157】又、上記第六の発明によれば、転写材の搬
送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材の定着ニ
ップ部への搬送間隔が設定されるので、用紙サイズの大
きい一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の外周面に
結露して水蒸気による膜が形成されても、二枚目の転写
材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸発して除
去することができ、以て、各転写材への定着時には、上
記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送に好適な値
に復帰せしめることができる。
送方向に平行な方向への長さに基づき各転写材の定着ニ
ップ部への搬送間隔が設定されるので、用紙サイズの大
きい一枚目の転写材への定着に伴い加圧手段の外周面に
結露して水蒸気による膜が形成されても、二枚目の転写
材が上記定着ニップ部へ到着するまでの間に蒸発して除
去することができ、以て、各転写材への定着時には、上
記加圧手段の外周面の摩擦力を転写材の搬送に好適な値
に復帰せしめることができる。
【0158】更に、上記第七の発明によれば、第一速度
検知手段にて検知された速度値と、第二速度検知手段に
て検知された速度値との比較に基づき、次から定着の為
される各転写材の定着ニップ部への搬送間隔が設定され
るので、加圧手段の外周面に結露して形成された水蒸気
の膜により転写材のスリップが発生しても、次なる転写
材が上記定着ニップ部ヘ達するまでの間に、上記水蒸気
による膜を蒸発して除去することができ、以て、次の転
写材への定着時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を
転写材の搬送に好適な値に復帰せしめることができる。
検知手段にて検知された速度値と、第二速度検知手段に
て検知された速度値との比較に基づき、次から定着の為
される各転写材の定着ニップ部への搬送間隔が設定され
るので、加圧手段の外周面に結露して形成された水蒸気
の膜により転写材のスリップが発生しても、次なる転写
材が上記定着ニップ部ヘ達するまでの間に、上記水蒸気
による膜を蒸発して除去することができ、以て、次の転
写材への定着時には、上記加圧手段の外周面の摩擦力を
転写材の搬送に好適な値に復帰せしめることができる。
【図1】本発明における第一の実施形態の画像形成装置
の主要構成を示す図である。
の主要構成を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置に活用せる加熱定着装置の
概略構成を示す主断面図である。
概略構成を示す主断面図である。
【図3】図2の加熱定着装置の有する加圧ローラの初期
温度が25℃である場合に、一定の搬送間隔にて連続通
紙したときの加圧ローラの表面温度の時間変遷を示すグ
ラフである。
温度が25℃である場合に、一定の搬送間隔にて連続通
紙したときの加圧ローラの表面温度の時間変遷を示すグ
ラフである。
【図4】図2の加圧ローラの有する動摩擦係数と加圧ロ
ーラの表面温度との対応関係を示したグラフである。
ーラの表面温度との対応関係を示したグラフである。
【図5】図2の加圧ローラの初期温度が40℃である場
合に、一定の搬送間隔にて連続通紙したときの加圧ロー
ラの表面温度の時間変遷を示すグラフである。
合に、一定の搬送間隔にて連続通紙したときの加圧ロー
ラの表面温度の時間変遷を示すグラフである。
【図6】図2の加圧ローラの初期温度が25℃である場
合に、一枚目の記録紙と二枚目の記録紙との搬送間隔を
二枚目以降の各記録紙に対する搬送間隔よりも長く設定
した連続通紙したときの加圧ローラの表面温度の時間変
遷を示すグラフである。
合に、一枚目の記録紙と二枚目の記録紙との搬送間隔を
二枚目以降の各記録紙に対する搬送間隔よりも長く設定
した連続通紙したときの加圧ローラの表面温度の時間変
遷を示すグラフである。
【図7】本発明における第七の実施形態の画像形成装置
の主要構成を示す図である。
の主要構成を示す図である。
【図8】本発明における第八の実施形態の画像形成装置
に活用せる加熱定着装置の概略構成を示す主断面図であ
る。
に活用せる加熱定着装置の概略構成を示す主断面図であ
る。
【図9】従来の画像形成装置に活用せる加熱定着装置の
一代表例の概略構成を示す主断面図である。
一代表例の概略構成を示す主断面図である。
【図10】従来の画像形成装置に活用せる加熱定着装置
の他の代表例の概略構成を示す主断面図である。
の他の代表例の概略構成を示す主断面図である。
【図11】図10の加熱定着装置の有するセラミックヒ
ータの概略構成を示す主断面図である。
ータの概略構成を示す主断面図である。
9 定着フィルム(定着手段) 10 トップセンサ(第一速度検知手段) 11 排紙センサ(第二速度検知手段) 13 サーミスタ感温検知センサ(温度検知手段) 101 定着ローラ(定着手段) 104 ハロゲンランプ (発熱手段) 106 加圧ローラ(加圧手段) 111 セラミックヒータ(発熱手段) 116 定着フィルム(定着手段) 117 サーミスタ感温検知センサ(温度検知手段) N 定着ニップ部
Claims (7)
- 【請求項1】 未定着像を加熱してシート状の転写材へ
定着せしめる定着手段と、該転写材を介して該定着手段
に圧接されることにより定着に寄与する加圧手段と、定
着のための熱供給源たる発熱手段とを有し、複数枚の転
写材に連続して複写可能である画像形成装置において、
任意の自然数をn、連続して複写の為される転写材の枚
数をn+1、n以下の任意の自然数をk、k番目に複写
の為される転写材の後端部とk+1番目に複写の為され
る転写材の先端部との間の搬送間隔をLk、L2からL
nまでのうちの最大値をLmaxと表すとき、L1>L
maxを満たす搬送間隔にて各転写材を上記定着手段と
上記加圧手段との間に形成される定着ニップ部へと連続
して搬送可能であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 加圧手段は外径Rのロール状に形成され
た回動自在の加圧ローラであり、円周率をπで表すと
き、L1は該加圧ローラの外周長2πR及びLmaxよ
りも大きい値に設定されていることとする請求項1に記
載の画像形成装置。 - 【請求項3】 L2はL1>L2>L3を満たす値に設
定されていることとする請求項1又は請求項2に記載の
画像形成装置。 - 【請求項4】 加圧手段の温度を検知するために設けら
れた温度検知手段により検知された温度値に基づき各転
写材に対する定着ニップ部への搬送間隔を設定すること
とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか一項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 転写材に形成される複写画像の印字率に
基づき各転写材に対する定着ニップ部への搬送間隔を設
定することとする請求項1ないし請求項3のうちのいず
れか一項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 転写材の搬送方向に平行な方向への長さ
に基づき各転写材に対する定着ニップ部への搬送間隔を
設定することとする請求項1ないし請求項3のうちのい
ずれか一項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 未定着像を加熱してシート状の転写材へ
定着せしめる定着手段と、該転写材を介して該定着手段
に圧接されることにより定着に寄与する加圧手段と、定
着のための熱供給源たる発熱手段とを有し、複数枚の転
写材に連続して複写可能である画像形成装置において、
転写材の搬送のための速度を検知するための第一速度検
知手段及び第二速度検知手段が、各々、定着ニップ部か
ら搬送方向に沿った直下流の位置及び直上流の位置に設
けられており、上記第一速度検知手段にて検知された速
度値と、上記第二速度検知手段にて検知された速度値と
の比較に基づき、次から定着の為される各転写材に対す
る上記定着ニップ部への搬送間隔を設定することを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137994A JPH10312127A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137994A JPH10312127A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312127A true JPH10312127A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15211589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9137994A Pending JPH10312127A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312127A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7130553B2 (en) | 2002-12-26 | 2006-10-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating apparatus with conveyance interval controller and control of electric power in conformity with detected temperature |
| GB2466646A (en) * | 2008-12-31 | 2010-07-07 | Quick Switch | Safety System for a Quick Hitch Coupler |
| JP2016021054A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-02-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2019012114A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置およびシート搬送方法 |
| JP2019056793A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、温度制御方法 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9137994A patent/JPH10312127A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7130553B2 (en) | 2002-12-26 | 2006-10-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating apparatus with conveyance interval controller and control of electric power in conformity with detected temperature |
| GB2466646A (en) * | 2008-12-31 | 2010-07-07 | Quick Switch | Safety System for a Quick Hitch Coupler |
| JP2016021054A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-02-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2019012114A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置およびシート搬送方法 |
| JP2019056793A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、温度制御方法 |
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