JPH10314156A - X線検出器及びこれを用いたx線ct装置 - Google Patents
X線検出器及びこれを用いたx線ct装置Info
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- JPH10314156A JPH10314156A JP9139162A JP13916297A JPH10314156A JP H10314156 A JPH10314156 A JP H10314156A JP 9139162 A JP9139162 A JP 9139162A JP 13916297 A JP13916297 A JP 13916297A JP H10314156 A JPH10314156 A JP H10314156A
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出素子アレイとコリメータアレイを基準ピ
ンとそれに嵌合する穴を設けて組み合わせて行った場
合、各アレイの内寸法の小さい方に合わせるため、コリ
メータアレイを小さくせねばならず、加工及び組み立て
工数が増大する。 【解決手段】 検出素子アレイ1は所定数のX線検出素
子7を備えて構成され、検出素子アレイ1上には、X線
発生源の焦点方向以外から入射する散乱X線を除去する
ためのコリメータ板5を並列配置したコリメータアレイ
3が設置されている。コリメータアレイ3の両側には、
基準穴9を有する保持板6a,6bが配設され、この基
準穴9を用いて保持板6a,6b、コリメータアレイ3
及び検出素子アレイ1の位置決め基準とし、位置決めを
行う。
ンとそれに嵌合する穴を設けて組み合わせて行った場
合、各アレイの内寸法の小さい方に合わせるため、コリ
メータアレイを小さくせねばならず、加工及び組み立て
工数が増大する。 【解決手段】 検出素子アレイ1は所定数のX線検出素
子7を備えて構成され、検出素子アレイ1上には、X線
発生源の焦点方向以外から入射する散乱X線を除去する
ためのコリメータ板5を並列配置したコリメータアレイ
3が設置されている。コリメータアレイ3の両側には、
基準穴9を有する保持板6a,6bが配設され、この基
準穴9を用いて保持板6a,6b、コリメータアレイ3
及び検出素子アレイ1の位置決め基準とし、位置決めを
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線CT装置に関
し、被検体によって散乱されるX線による画像劣化を低
減し、より正確な計測を行なうことができるX線検出器
及びこれを用いたX線CT装置に関するものである。
し、被検体によって散乱されるX線による画像劣化を低
減し、より正確な計測を行なうことができるX線検出器
及びこれを用いたX線CT装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置の検出素子は、X線管焦点
と検出素子中心を結んだ線上(計測パス)にある被検体
の部分の減弱を計測するが、被検体の他の部分からの散
乱X線があると、計測に誤差を生じることになる。散乱
X線が入射することよりその検出素子の出力は大きくな
り計測パス上の被検体の減弱が見かけ上小さくなるよう
に計測される。このような誤差が増えてくると、これら
のデ−タを使って再構成されたCT画像では分解能の低
下が起こってくる。特に、濃度分解能と呼ばれる低コン
ストラスト分解能の低下が問題となる。そのほか、臨床
的にはリブファーチファクトと呼ばれる助骨の内側のC
T値が沈み込み画像上に黒い領域が現れたり、肝臓の中
のCT値が場所によってばらつく等の現象が生じる。
と検出素子中心を結んだ線上(計測パス)にある被検体
の部分の減弱を計測するが、被検体の他の部分からの散
乱X線があると、計測に誤差を生じることになる。散乱
X線が入射することよりその検出素子の出力は大きくな
り計測パス上の被検体の減弱が見かけ上小さくなるよう
に計測される。このような誤差が増えてくると、これら
のデ−タを使って再構成されたCT画像では分解能の低
下が起こってくる。特に、濃度分解能と呼ばれる低コン
ストラスト分解能の低下が問題となる。そのほか、臨床
的にはリブファーチファクトと呼ばれる助骨の内側のC
T値が沈み込み画像上に黒い領域が現れたり、肝臓の中
のCT値が場所によってばらつく等の現象が生じる。
【0003】図12は電離箱検出器の模式的構成を示
し、高圧電極板41と信号電極板42が交互に平行配置
され、高圧電極板41と信号電極板42の間には、出力
に寄与する電離空間48が形成されている。この電離箱
検出器は、電極板41,42が或る程度のコリメータの
効果を持ち、X線管焦点方向から入射するX線43の感
度に比べ、斜めから入射するX線44の感度はかなり低
くなる。
し、高圧電極板41と信号電極板42が交互に平行配置
され、高圧電極板41と信号電極板42の間には、出力
に寄与する電離空間48が形成されている。この電離箱
検出器は、電極板41,42が或る程度のコリメータの
効果を持ち、X線管焦点方向から入射するX線43の感
度に比べ、斜めから入射するX線44の感度はかなり低
くなる。
【0004】図13は固体検出器の模式的構成を示し、
シンチレータ45、この後端に配設された光−電変換素
子46(以下、検出素子という)及びシンチレータ45
間を仕切る隔壁板47より構成されている。この固体検
出器ではコリメータ効果がないので、斜めから入射する
X線44はX線管焦点方向から入射するX線43よりも
チャンネル幅が狭くなる。このため、X線管焦点方向か
ら入射するX線43と斜めから入射するX線44とで
は、感度の差はあまりない。したがって、電離箱検出器
では画像アーチファクトとしてあまり問題とならなかっ
たレベルの散乱線であっても、固体検出器では画質の低
下を生じることが多い。
シンチレータ45、この後端に配設された光−電変換素
子46(以下、検出素子という)及びシンチレータ45
間を仕切る隔壁板47より構成されている。この固体検
出器ではコリメータ効果がないので、斜めから入射する
X線44はX線管焦点方向から入射するX線43よりも
チャンネル幅が狭くなる。このため、X線管焦点方向か
ら入射するX線43と斜めから入射するX線44とで
は、感度の差はあまりない。したがって、電離箱検出器
では画像アーチファクトとしてあまり問題とならなかっ
たレベルの散乱線であっても、固体検出器では画質の低
下を生じることが多い。
【0005】固体検出器における上記の問題点は、検出
器入射部分にチャンネル方向コリメータ板を配置すれば
解決できる。具体的には、図13のように、隔壁板47
を設けることで解決される。この隔壁板47により、入
射してきたX線のシンチレータでの発光や散乱が、隣接
チャンネルに入り込んでクロストークを生じるのを防止
することができる。なお、隔壁板47によって仕切られ
た素子境界部は、構造的に入射X線に対しての感度を持
たない。
器入射部分にチャンネル方向コリメータ板を配置すれば
解決できる。具体的には、図13のように、隔壁板47
を設けることで解決される。この隔壁板47により、入
射してきたX線のシンチレータでの発光や散乱が、隣接
チャンネルに入り込んでクロストークを生じるのを防止
することができる。なお、隔壁板47によって仕切られ
た素子境界部は、構造的に入射X線に対しての感度を持
たない。
【0006】入射してきたX線は、隔壁板47(チャン
ネル方向コリメータ板)によって吸収され、後方へは達
しない。したがって、入射X線の利用効率を考慮する
と、コリメータ板(不図示)は検出素子の感度がない検
出素子境界部分に配置するのが望ましい。検出素子の感
度がない検出素子境界部分にコリメータ板を配置すると
き、その位置合わせ精度が悪いと入射してきたX線が検
出素子の有感部に隔壁板47の影を落とすことになり、
その影響によりチャンネル間或いはチャンネル内での出
力の一様性が悪化し、最終的には、得られる画像にアー
チファクトを生じさせることになる。
ネル方向コリメータ板)によって吸収され、後方へは達
しない。したがって、入射X線の利用効率を考慮する
と、コリメータ板(不図示)は検出素子の感度がない検
出素子境界部分に配置するのが望ましい。検出素子の感
度がない検出素子境界部分にコリメータ板を配置すると
き、その位置合わせ精度が悪いと入射してきたX線が検
出素子の有感部に隔壁板47の影を落とすことになり、
その影響によりチャンネル間或いはチャンネル内での出
力の一様性が悪化し、最終的には、得られる画像にアー
チファクトを生じさせることになる。
【0007】このように、検出素子の前面に隔壁板47
を設置するときには、その位置合わせ精度が検出器全体
の性能を左右する。特に、コリメータの位置合わせ精度
はスライス方向に関しては多少の位置ずれ(0.5mm
程度)があっても検出素子の特性は殆ど変わらないが、
チャンネル方向には厳しくする必要がある。
を設置するときには、その位置合わせ精度が検出器全体
の性能を左右する。特に、コリメータの位置合わせ精度
はスライス方向に関しては多少の位置ずれ(0.5mm
程度)があっても検出素子の特性は殆ど変わらないが、
チャンネル方向には厳しくする必要がある。
【0008】しかし、ポリゴン状に配置した検出素子ア
レイと全チャンネルが一体で組み立てられたコリメータ
板の位置合わせを行う場合、検出器の全チャンネルにわ
たって両者のチャンネルピッチが揃っていないと一部の
チャンネルでは最適に位置合わせがされているものの、
他のチャンネルでは位置ずれが生じている。全チャンネ
ルにわたり均一なチャンネルピッチを確保しようとする
と、検出素子アレイをポリゴン状に配置して組み立てる
ときの位置合わせは、全チャンネルでの累積誤差を抑え
ようとすれば、1ヶ所については高精度で行う必要があ
る。
レイと全チャンネルが一体で組み立てられたコリメータ
板の位置合わせを行う場合、検出器の全チャンネルにわ
たって両者のチャンネルピッチが揃っていないと一部の
チャンネルでは最適に位置合わせがされているものの、
他のチャンネルでは位置ずれが生じている。全チャンネ
ルにわたり均一なチャンネルピッチを確保しようとする
と、検出素子アレイをポリゴン状に配置して組み立てる
ときの位置合わせは、全チャンネルでの累積誤差を抑え
ようとすれば、1ヶ所については高精度で行う必要があ
る。
【0009】しかし、検出素子アレイ数が40〜50個
程度で、全体の累積の位置ずれを50μm以下にしよう
とすると、1ヶ所あたり1μm以下で組み立てねばなら
ず、極めて困難になる。
程度で、全体の累積の位置ずれを50μm以下にしよう
とすると、1ヶ所あたり1μm以下で組み立てねばなら
ず、極めて困難になる。
【0010】このように、検出素子アレイの配列体とコ
リメータアレイの配列体を夫々別に組み立ててから位置
合わせを行うと、問題が生じる。例えば、USP4,3
38,521に示されるように、検出素子アレイとチャ
ンネル方向のコリメータアレイとを精度良く合わせる方
法として、検出素子アレイの上に位置決めピンを設け、
コリメータアレイをこのピンを基準として組み合わせる
ことにより搭載する方法がある。しかし、この方法は検
出素子アレイやコリメータアレイの形状が複雑になり、
工数がかかると共に、検出素子アレイとコリメータアレ
イのチャンネル数を同じにしなければならないという制
約がある。
リメータアレイの配列体を夫々別に組み立ててから位置
合わせを行うと、問題が生じる。例えば、USP4,3
38,521に示されるように、検出素子アレイとチャ
ンネル方向のコリメータアレイとを精度良く合わせる方
法として、検出素子アレイの上に位置決めピンを設け、
コリメータアレイをこのピンを基準として組み合わせる
ことにより搭載する方法がある。しかし、この方法は検
出素子アレイやコリメータアレイの形状が複雑になり、
工数がかかると共に、検出素子アレイとコリメータアレ
イのチャンネル数を同じにしなければならないという制
約がある。
【0011】検出素子アレイの大きさは、検出換素子の
大きさによって制限される。検出素子の代表であるフォ
トダイオードはシリコンを材料にしているため、使用す
るウェハサイズによって大きさが決定される。受光素子
アレイの寸法以内であれば、その寸法を大きくすること
は可能であるが、受光素子アレイの寸法を大きくする
と、1枚のシリコンウェハから製作できる素子アレイ数
が少なくなり、その分、シリコンウェハの利用率が低下
するため、高価格になる。現在、実用的な寸法範囲とし
ては、受光素子アレイの一辺は20〜30mm程度であ
る。
大きさによって制限される。検出素子の代表であるフォ
トダイオードはシリコンを材料にしているため、使用す
るウェハサイズによって大きさが決定される。受光素子
アレイの寸法以内であれば、その寸法を大きくすること
は可能であるが、受光素子アレイの寸法を大きくする
と、1枚のシリコンウェハから製作できる素子アレイ数
が少なくなり、その分、シリコンウェハの利用率が低下
するため、高価格になる。現在、実用的な寸法範囲とし
ては、受光素子アレイの一辺は20〜30mm程度であ
る。
【0012】また、仮に大面積の受光素子アレイを使用
できたとしても、検出素子アレイを容器内にポリゴン状
に配置する場合、ポリゴンの一辺の長さが大きくなる
と、円弧を近似して排列しているポリゴン面上での位置
ずれが大きくなり、計測誤差による画像アーチファクト
を発生する原因になる。このため、現在のCT装置の標
準的な検出素子配列の1000mm程度の半径では、ポ
リゴンの一辺の大きさは30mm程度に制限される。
できたとしても、検出素子アレイを容器内にポリゴン状
に配置する場合、ポリゴンの一辺の長さが大きくなる
と、円弧を近似して排列しているポリゴン面上での位置
ずれが大きくなり、計測誤差による画像アーチファクト
を発生する原因になる。このため、現在のCT装置の標
準的な検出素子配列の1000mm程度の半径では、ポ
リゴンの一辺の大きさは30mm程度に制限される。
【0013】これに対して、コリメータアレイは使用部
分による大きさの制限がない。また、コリメータ板を円
弧上に配置していくので、検出素子アレイをポリゴン状
に配置していった場合の位置ずれという問題も生じな
い。このため、コリメータアレイに関しては、加工や組
み立てのし易い範囲で大型化した方が、高い精度で安価
に製造する目的には有利である。更に、コリメータアレ
イを大型にすることで、容器内に配列をする場合、相対
位置精度の要求されるコリメータアレイ間のつなぎ部分
の数が少なくなり、組み立てが容易になる。
分による大きさの制限がない。また、コリメータ板を円
弧上に配置していくので、検出素子アレイをポリゴン状
に配置していった場合の位置ずれという問題も生じな
い。このため、コリメータアレイに関しては、加工や組
み立てのし易い範囲で大型化した方が、高い精度で安価
に製造する目的には有利である。更に、コリメータアレ
イを大型にすることで、容器内に配列をする場合、相対
位置精度の要求されるコリメータアレイ間のつなぎ部分
の数が少なくなり、組み立てが容易になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCT装
置用X線検出器によれば、検出素子アレイとコリメータ
アレイの相対位置精度を確保するため、検出素子アレイ
とコリメータアレイに基準ピンとそれに嵌合する穴を設
けて組み付けを行うと、各検出素子アレイの内寸法の小
さい方に両者を合わせる必要があり、必然的にコリメー
タアレイを30mm程度に小さくしなければならず、加
工の工数や組み立ての工数が増大するという問題があ
る。
置用X線検出器によれば、検出素子アレイとコリメータ
アレイの相対位置精度を確保するため、検出素子アレイ
とコリメータアレイに基準ピンとそれに嵌合する穴を設
けて組み付けを行うと、各検出素子アレイの内寸法の小
さい方に両者を合わせる必要があり、必然的にコリメー
タアレイを30mm程度に小さくしなければならず、加
工の工数や組み立ての工数が増大するという問題があ
る。
【0015】本発明は、検出素子アレイとコリメータア
レイの位置ずれをなくし、検出特性を向上させることの
できるX線検出器を提供することを目的としている。
レイの位置ずれをなくし、検出特性を向上させることの
できるX線検出器を提供することを目的としている。
【0016】また、本発明の他の目的は、検出素子アレ
イとコリメータアレイの位置ずれをなくして検出特性を
向上させたX線検出器を用いたX線CT装置を提供する
ことにある。
イとコリメータアレイの位置ずれをなくして検出特性を
向上させたX線検出器を用いたX線CT装置を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、被検体を透過したX線が照射されるシン
チレータ材、該シンチレータ材に照射されたX線により
生じる可視光を光−電変換する所定数のX線検出素子、
及び該X線検出素子の相互間を分離してチャンネルを形
成する隔壁板の各々を備えた検出素子アレイが放射状に
配置されたX線検出器において、X線発生源の焦点方向
以外から入射する散乱X線を除去するコリメータ板が前
記X線検出素子の総チャンネル数に応じて前記X線検出
素子のX線入射側に放射状に配置されたコリメータアレ
イと、該コリメータアレイを両側から保持する保持板
と、前記検出素子アレイと前記コリメータ板の相対位置
精度を確保する基準設定手段を備えて前記保持板、前記
コリメータアレイ及び前記X線検出素子の一体化及び位
置決めを行うモジュール部材を備えたX線検出器にして
いる。
達成するため、被検体を透過したX線が照射されるシン
チレータ材、該シンチレータ材に照射されたX線により
生じる可視光を光−電変換する所定数のX線検出素子、
及び該X線検出素子の相互間を分離してチャンネルを形
成する隔壁板の各々を備えた検出素子アレイが放射状に
配置されたX線検出器において、X線発生源の焦点方向
以外から入射する散乱X線を除去するコリメータ板が前
記X線検出素子の総チャンネル数に応じて前記X線検出
素子のX線入射側に放射状に配置されたコリメータアレ
イと、該コリメータアレイを両側から保持する保持板
と、前記検出素子アレイと前記コリメータ板の相対位置
精度を確保する基準設定手段を備えて前記保持板、前記
コリメータアレイ及び前記X線検出素子の一体化及び位
置決めを行うモジュール部材を備えたX線検出器にして
いる。
【0018】この構成によれば、検出素子アレイ及びコ
リメータアレイをモジュール部材に取り付ける際、モジ
ュール部材に設けた基準設定手段により基準に沿って位
置合わせされる。したがって、検出素子アレイとコリメ
ータアレイの相対位置精度を確保でき、検出素子アレイ
とコリメータアレイの間の位置ずれをなくし、X線検出
特性に優れたX線検出器を得ることができる。また、検
出素子アレイ及びコリメータアレイの取り付けの完了し
たモジュール部材を容器内に配置するときにも、基準設
定手段を利用して取り付けることでモジュール部材相互
の位置楕度を確保することが可能になる。
リメータアレイをモジュール部材に取り付ける際、モジ
ュール部材に設けた基準設定手段により基準に沿って位
置合わせされる。したがって、検出素子アレイとコリメ
ータアレイの相対位置精度を確保でき、検出素子アレイ
とコリメータアレイの間の位置ずれをなくし、X線検出
特性に優れたX線検出器を得ることができる。また、検
出素子アレイ及びコリメータアレイの取り付けの完了し
たモジュール部材を容器内に配置するときにも、基準設
定手段を利用して取り付けることでモジュール部材相互
の位置楕度を確保することが可能になる。
【0019】また、上記の目的は、被検体を透過したX
線を可視光化し、これを所定数の複数のX線検出素子を
備えた検出素子アレイで光−電変換するX線検出器を用
いて前記被検体部分のX線の減弱を計測することにより
CT画像を得るX線CT装置において、前記X線検出器
は、X線発生源の焦点方向以外から入射する散乱X線を
除去するコリメータ板が前記X線検出素子の総チャンネ
ル数に応じて前記X線検出素子のX線入射側に放射状に
配置されたコリメータアレイと、該コリメータアレイを
両側から保持する保持板と、前記検出素子アレイと前記
コリメータ板の相対位置精度を確保する基準設定手段を
備えて前記保持板、前記コリメータアレイ及び前記X線
検出素子の一体化及び位置決めを行うモジュール部材を
備えたX線CT装置によって達成される。
線を可視光化し、これを所定数の複数のX線検出素子を
備えた検出素子アレイで光−電変換するX線検出器を用
いて前記被検体部分のX線の減弱を計測することにより
CT画像を得るX線CT装置において、前記X線検出器
は、X線発生源の焦点方向以外から入射する散乱X線を
除去するコリメータ板が前記X線検出素子の総チャンネ
ル数に応じて前記X線検出素子のX線入射側に放射状に
配置されたコリメータアレイと、該コリメータアレイを
両側から保持する保持板と、前記検出素子アレイと前記
コリメータ板の相対位置精度を確保する基準設定手段を
備えて前記保持板、前記コリメータアレイ及び前記X線
検出素子の一体化及び位置決めを行うモジュール部材を
備えたX線CT装置によって達成される。
【0020】この構成によれば、X線検出器の組み付け
に際し、検出素子アレイ及びコリメータアレイをモジュ
ール部材に取り付ける際、モジュール部材に設けた基準
設定手段により基準に沿って位置合わせされる。したが
って、このX線検出器を用いたX線CT装置は、検出素
子アレイとコリメータアレイの間の位置ずれをなくせる
ため、CT画像の劣化が低減され、計測精度の向上が可
能になる。
に際し、検出素子アレイ及びコリメータアレイをモジュ
ール部材に取り付ける際、モジュール部材に設けた基準
設定手段により基準に沿って位置合わせされる。したが
って、このX線検出器を用いたX線CT装置は、検出素
子アレイとコリメータアレイの間の位置ずれをなくせる
ため、CT画像の劣化が低減され、計測精度の向上が可
能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
るCT装置用X線検出器を示す斜視図である。検出素子
アレイ1はモジュール部材2a,2bのポリゴン面20
1に取り付けられている。また、モジュール部材の対向
した空間には、コリメータアレイ3がネジ4によって固
定されている。コリメータアレイ3は、コリメータ板
5、及びコリメータ板5を固定するための保持板6から
構成されている。検出素子アレイ1の基板上には、シン
チレータと光電変換素子(いずれも不図示)を組み合わ
せたX線検出素子7が並べられており、各々の出力は他
端に置かれたコネクタ8によって外部回路に接続するこ
とができる。
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
るCT装置用X線検出器を示す斜視図である。検出素子
アレイ1はモジュール部材2a,2bのポリゴン面20
1に取り付けられている。また、モジュール部材の対向
した空間には、コリメータアレイ3がネジ4によって固
定されている。コリメータアレイ3は、コリメータ板
5、及びコリメータ板5を固定するための保持板6から
構成されている。検出素子アレイ1の基板上には、シン
チレータと光電変換素子(いずれも不図示)を組み合わ
せたX線検出素子7が並べられており、各々の出力は他
端に置かれたコネクタ8によって外部回路に接続するこ
とができる。
【0022】図2はモジュール部材2aの詳細構成を示
している。図2の(a)のように、モジュール部材2a
には検出素子アレイ1及びコリメータアレイ3を取り付
ける側面のほかに、位置合わせのための基準穴9(基準
設定手段)、モジュール部材2を容器内に配置するとき
の固定用ネジ穴10、コリメータアレイ3を取り付ける
ための穴11の各々が設けられている。図2の(d)に
示すように、コリメータアレイ3の取付穴11にはザグ
リ11aが設けられており、モジュール部材2aを容器
内に取り付けるときにコリメータアレイ固定用ネジ4の
頭部が取付面に突出しないようになっている。モジュー
ル部材2aのポリゴン面201の中心にはネジ穴12が
設けられており、検出素子アレイ1はネジによってモジ
ュール部材2aに固定される。位置合わせ用の基準穴9
は、図2の(c)に示すように、モジュール部材2aを
貫通するように設けられている。なお、モジュール部材
2aについてのみ説明したが、モジュール部材2bも向
きが逆になるだけで同一構造である。
している。図2の(a)のように、モジュール部材2a
には検出素子アレイ1及びコリメータアレイ3を取り付
ける側面のほかに、位置合わせのための基準穴9(基準
設定手段)、モジュール部材2を容器内に配置するとき
の固定用ネジ穴10、コリメータアレイ3を取り付ける
ための穴11の各々が設けられている。図2の(d)に
示すように、コリメータアレイ3の取付穴11にはザグ
リ11aが設けられており、モジュール部材2aを容器
内に取り付けるときにコリメータアレイ固定用ネジ4の
頭部が取付面に突出しないようになっている。モジュー
ル部材2aのポリゴン面201の中心にはネジ穴12が
設けられており、検出素子アレイ1はネジによってモジ
ュール部材2aに固定される。位置合わせ用の基準穴9
は、図2の(c)に示すように、モジュール部材2aを
貫通するように設けられている。なお、モジュール部材
2aについてのみ説明したが、モジュール部材2bも向
きが逆になるだけで同一構造である。
【0023】次に、モジュール部分の組立方法について
説明する。図3はコリメータアレイ3の詳細を示してい
る。コリメータアレイ3は、弧状を成した一対の保持板
6a,6bと、これらに挟み込まれたコリメータ板5よ
り成る。コリメータ板5は保持板6に所定の角度及びピ
ッチで配置され固定されている。保持板6a,6bの側
面の中央部には、基準穴9と同一径の位置合わせ用の基
準穴13(基準設定手段)が設けられている。コリメー
タ板5の取り付けは、保持板6a,6bの側面に設けら
れた溝に挿入してから接着剤で固定し、或いは、治具を
使用してコリメータ板5の位置決めを行ってから保持板
6a,6bの側面に接着剤を用いて固定する。
説明する。図3はコリメータアレイ3の詳細を示してい
る。コリメータアレイ3は、弧状を成した一対の保持板
6a,6bと、これらに挟み込まれたコリメータ板5よ
り成る。コリメータ板5は保持板6に所定の角度及びピ
ッチで配置され固定されている。保持板6a,6bの側
面の中央部には、基準穴9と同一径の位置合わせ用の基
準穴13(基準設定手段)が設けられている。コリメー
タ板5の取り付けは、保持板6a,6bの側面に設けら
れた溝に挿入してから接着剤で固定し、或いは、治具を
使用してコリメータ板5の位置決めを行ってから保持板
6a,6bの側面に接着剤を用いて固定する。
【0024】このとき、コリメータ板5のチャンネル方
向の位置合わせは、基準穴13を基に行われる。これに
は、保持板6a,6bの溝加工時の固定治其に基準穴1
3に嵌合するピンを設けたり、コリメータ板5の位置決
めを行う治具に基準穴13に嵌合するピンを設けること
により、コリメータ板5と基準穴13との相対位置を合
わせることができる。保持板6a,6bのコリメータ板
5を接着する面と反対側の側面にはコリメータアレイ固
定用のネジ穴14が設けられている。
向の位置合わせは、基準穴13を基に行われる。これに
は、保持板6a,6bの溝加工時の固定治其に基準穴1
3に嵌合するピンを設けたり、コリメータ板5の位置決
めを行う治具に基準穴13に嵌合するピンを設けること
により、コリメータ板5と基準穴13との相対位置を合
わせることができる。保持板6a,6bのコリメータ板
5を接着する面と反対側の側面にはコリメータアレイ固
定用のネジ穴14が設けられている。
【0025】図4はコリメータアレイ3とモジュール部
材2a,2bとを位置合わせして固定する方法を示して
いる。位置合わせ・組立用の治具15は3つの部分(治
具側板15a,15b,15c)から構成されている。
治具側板15a,15bは治具底板15cの上に対向し
て固定されている。図4の(b)に示すように、治具側
板15a,15bの中央には位置決め用の穴16が設け
られており、この穴16の径は基準穴9及び基準穴13
と同一径にしてある。モジュールの組立では、まず、治
具側板15a,15bにモジュール部材2a,2bを位
置決めして固定する。治具側板15a,15bの中央の
穴16にピン17a,17bを挿入し、このピン17a
に基準穴9を合わせ、モジュール部材2aを治其側板1
5a,15bにネジ18を用いて固定する。このとき、
治具側板15a,15bに挿入されているピン19(基
準設定手段)にモジュール部材2a,2bのX線入射側
の円弧部分を当接させれば、夫々の位置及び角度を合わ
せることができる。この段階では、位置合わせ用のピン
17a,17bはモジュール部材2a,2bのコリメー
タアレイ取付面より突出させないように半挿入の状態に
しておく。
材2a,2bとを位置合わせして固定する方法を示して
いる。位置合わせ・組立用の治具15は3つの部分(治
具側板15a,15b,15c)から構成されている。
治具側板15a,15bは治具底板15cの上に対向し
て固定されている。図4の(b)に示すように、治具側
板15a,15bの中央には位置決め用の穴16が設け
られており、この穴16の径は基準穴9及び基準穴13
と同一径にしてある。モジュールの組立では、まず、治
具側板15a,15bにモジュール部材2a,2bを位
置決めして固定する。治具側板15a,15bの中央の
穴16にピン17a,17bを挿入し、このピン17a
に基準穴9を合わせ、モジュール部材2aを治其側板1
5a,15bにネジ18を用いて固定する。このとき、
治具側板15a,15bに挿入されているピン19(基
準設定手段)にモジュール部材2a,2bのX線入射側
の円弧部分を当接させれば、夫々の位置及び角度を合わ
せることができる。この段階では、位置合わせ用のピン
17a,17bはモジュール部材2a,2bのコリメー
タアレイ取付面より突出させないように半挿入の状態に
しておく。
【0026】次に、冶具15に固定したモジュール部材
2aと2bの間にコリメータアレイ3を置き、保持板6
a,6bの中央の基準穴13にピン17a,17bを挿
入する。コリメータアレイ3についても、X線入射側円
弧部分がピン19に接するようにすることで角度を合わ
せることができる。ピン17a,17b及びピン19に
よってモジュール部材2a,2b及びコリメータアレイ
3の位置及び角度を合わせることができるので、この状
態でネジ4によりモジュール部材2a,2bとコリメー
タアレイ3を固定する。
2aと2bの間にコリメータアレイ3を置き、保持板6
a,6bの中央の基準穴13にピン17a,17bを挿
入する。コリメータアレイ3についても、X線入射側円
弧部分がピン19に接するようにすることで角度を合わ
せることができる。ピン17a,17b及びピン19に
よってモジュール部材2a,2b及びコリメータアレイ
3の位置及び角度を合わせることができるので、この状
態でネジ4によりモジュール部材2a,2bとコリメー
タアレイ3を固定する。
【0027】図5は検出素子アレイ1の詳細を示してい
る。検出素子モジュール1は基板20、この基板20上
に搭載されたX線検出素子7、及び基板20の一端に設
けられたコネクタ8を備えて構成されている。基板20
は、その幅をX線検出素子に等しくしており、X線検出
素子7の両側には取付固定用の穴21が設けられてい
る。
る。検出素子モジュール1は基板20、この基板20上
に搭載されたX線検出素子7、及び基板20の一端に設
けられたコネクタ8を備えて構成されている。基板20
は、その幅をX線検出素子に等しくしており、X線検出
素子7の両側には取付固定用の穴21が設けられてい
る。
【0028】図6は図4のモジュール部材2a,2bと
コリメータアレイ3に検出素子アレイ1を組み付けた状
態を示している。まず、コリメータアレイ3とモジュー
ル部材2a,2bの位置決めに使用したピン17a,1
9を利用して位置決め治具22を組み合わせる。位置決
め用治具22には、ピン19を挿通可能な穴(不図示が
開けられており、この穴にピン19を通してからピン1
7aに位置決め用治具22の側面が接触する位置で検出
素子モジュール1の位置合わせ面221が所定の位置に
なるように設計されている。この位置決め治具22をセ
ットし、位置合わせ面221に検出素子アレイ1の側面
を押し当てた状態で固定用ネジ23を使用して検出素子
アレイ1をモジュール部材2a,2bに固定する。検出
素子アレイ1の搭載位置に合わせて寸法の異なる位置決
め用治具22を用意しておけば、モジュール部材2a,
2bの各ポリゴン面に検出素子アレイ1を精度よく配置
することができる。コリメータアレイ3とモジュール部
材2a,2bと検出素子アレイ1との位置合わせ及び固
定が完了した後、治具15に固定されているネジ18を
外して解放する。このようにしてコリメータアレイ3と
検出素子アレイ1を組み合わせたモジュールが完成す
る。
コリメータアレイ3に検出素子アレイ1を組み付けた状
態を示している。まず、コリメータアレイ3とモジュー
ル部材2a,2bの位置決めに使用したピン17a,1
9を利用して位置決め治具22を組み合わせる。位置決
め用治具22には、ピン19を挿通可能な穴(不図示が
開けられており、この穴にピン19を通してからピン1
7aに位置決め用治具22の側面が接触する位置で検出
素子モジュール1の位置合わせ面221が所定の位置に
なるように設計されている。この位置決め治具22をセ
ットし、位置合わせ面221に検出素子アレイ1の側面
を押し当てた状態で固定用ネジ23を使用して検出素子
アレイ1をモジュール部材2a,2bに固定する。検出
素子アレイ1の搭載位置に合わせて寸法の異なる位置決
め用治具22を用意しておけば、モジュール部材2a,
2bの各ポリゴン面に検出素子アレイ1を精度よく配置
することができる。コリメータアレイ3とモジュール部
材2a,2bと検出素子アレイ1との位置合わせ及び固
定が完了した後、治具15に固定されているネジ18を
外して解放する。このようにしてコリメータアレイ3と
検出素子アレイ1を組み合わせたモジュールが完成す
る。
【0029】図7は図6のように完成したモジュールを
容器内に配置した状態を示している。容器は側板24,
底板27,端板28,及び前部カバー29を備えて構成
され、側板24には各モジュールの搭載位置に合わせて
位置合わせ用のピン25,26が設けられている。ピン
25はモジュール部材2aの中央の位置合わせ用基準穴
9に対応する位置に設けられている。ピン26はモジュ
ール部材2aのX線入射側円弧面が接する位置に設けら
れている。各モジュールを側板24のピン25に嵌合さ
せ、更に、図8に示すように、ピン26にモジュール部
材2aの円弧面を押し当てた位置で容器側板24とモジ
ュール部材2aを固定する。各モジュールをこの様に固
定していくことにより、モジュール間の相対位置が精度
よく決定しながら固定することができる。各モジュール
の配置が完了した後、その他の容器構成部材を取り付け
れば、図8のようにCT装置用X線検出器の全体が完成
する。
容器内に配置した状態を示している。容器は側板24,
底板27,端板28,及び前部カバー29を備えて構成
され、側板24には各モジュールの搭載位置に合わせて
位置合わせ用のピン25,26が設けられている。ピン
25はモジュール部材2aの中央の位置合わせ用基準穴
9に対応する位置に設けられている。ピン26はモジュ
ール部材2aのX線入射側円弧面が接する位置に設けら
れている。各モジュールを側板24のピン25に嵌合さ
せ、更に、図8に示すように、ピン26にモジュール部
材2aの円弧面を押し当てた位置で容器側板24とモジ
ュール部材2aを固定する。各モジュールをこの様に固
定していくことにより、モジュール間の相対位置が精度
よく決定しながら固定することができる。各モジュール
の配置が完了した後、その他の容器構成部材を取り付け
れば、図8のようにCT装置用X線検出器の全体が完成
する。
【0030】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図9はモジュールの第2の実施の形態を示してい
る。検出素子アレイ1はモジュール部材2a,2bのポ
リゴン面201に取り付けられている。また、モジュー
ル部材2a,2bの対向した空間には、コリメータアレ
イ3がネジ4によって固定されている。
る。図9はモジュールの第2の実施の形態を示してい
る。検出素子アレイ1はモジュール部材2a,2bのポ
リゴン面201に取り付けられている。また、モジュー
ル部材2a,2bの対向した空間には、コリメータアレ
イ3がネジ4によって固定されている。
【0031】このモジュールにおいては、モジュール部
材2a,2b及びコリメータアレイ3の位置合わせが図
4に示した様な穴とピンではなく、図10の(a),
(b)に示す様にモジュール部材2a,2bの両側に設
けた矩形状の張り出し部202a,202bと、保持板
6a,6bに設けた切り欠き部61a,61bを嵌合す
ることにより行っている。保持板6a,6bの切り欠き
部61a,61bとモジュール部材2aの張り出し部2
02b,202aを嵌め合わせることにより、モジュー
ル部材2a,2bとコリメータアレイ3の相対位置を精
度よく合わせることができる。張り出し部202bは、
モジュール部材2ヘの検出素子アレイ1の取付時の位置
合わせの基準に利用され、最終的には図4で説明した様
に、組み立てたモジュールを容器に組み込む際の位置合
わせの基準となる。
材2a,2b及びコリメータアレイ3の位置合わせが図
4に示した様な穴とピンではなく、図10の(a),
(b)に示す様にモジュール部材2a,2bの両側に設
けた矩形状の張り出し部202a,202bと、保持板
6a,6bに設けた切り欠き部61a,61bを嵌合す
ることにより行っている。保持板6a,6bの切り欠き
部61a,61bとモジュール部材2aの張り出し部2
02b,202aを嵌め合わせることにより、モジュー
ル部材2a,2bとコリメータアレイ3の相対位置を精
度よく合わせることができる。張り出し部202bは、
モジュール部材2ヘの検出素子アレイ1の取付時の位置
合わせの基準に利用され、最終的には図4で説明した様
に、組み立てたモジュールを容器に組み込む際の位置合
わせの基準となる。
【0032】以上のように、本発明によるX線検出器に
よれば、コリメータアレイの大きさは複数の検出素子ア
レイに対応した寸法になり、加工や組み立てに適した大
きさに設定することが可能になる。このため、位置精度
が要求されるコリメータアレイ間のつなぎ部分の数を少
なくでき、組み立てが容易になる。また、複数の検出素
子アレイに対応した寸法にすることで、1台のX線検出
器に要するコリメータアレイ数を少なくできるため、コ
リメータアレイ部品の製作に関しても準備や段取りに要
する工数が全体として低滅される。
よれば、コリメータアレイの大きさは複数の検出素子ア
レイに対応した寸法になり、加工や組み立てに適した大
きさに設定することが可能になる。このため、位置精度
が要求されるコリメータアレイ間のつなぎ部分の数を少
なくでき、組み立てが容易になる。また、複数の検出素
子アレイに対応した寸法にすることで、1台のX線検出
器に要するコリメータアレイ数を少なくできるため、コ
リメータアレイ部品の製作に関しても準備や段取りに要
する工数が全体として低滅される。
【0033】また、上記の説明においては、X線検出器
についてのみ示したが、このX線検出器を用いたX線C
T装置を構成することにより、X線検出器で説明した効
果がそのままX線CT装置に反映されることは言うまで
もない。
についてのみ示したが、このX線検出器を用いたX線C
T装置を構成することにより、X線検出器で説明した効
果がそのままX線CT装置に反映されることは言うまで
もない。
【0034】さらに、「放射状」とはポリゴン状,円弧
状を含むことはいうまでもない。
状を含むことはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、加
工及び組み立てに適した複数の検出素子アレイに対応し
た寸法のコリメータアレイと検出素子アレイとの相対値
を精度良く合わせて配置することができるため、コリメ
ータ板と検出素子との位置ずれがなく、検出特性の良好
なX線CT装置用の検出器及びX線CT装置を得ること
が可能となる。
工及び組み立てに適した複数の検出素子アレイに対応し
た寸法のコリメータアレイと検出素子アレイとの相対値
を精度良く合わせて配置することができるため、コリメ
ータ板と検出素子との位置ずれがなく、検出特性の良好
なX線CT装置用の検出器及びX線CT装置を得ること
が可能となる。
【図1】本発明の第lの実施の形態によるモジュールの
外観を示した図である。
外観を示した図である。
【図2】第1の実施の形態におけるモジュール部材を示
し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)
のA−A部分の断面図、(d)は(a)のB−B断面図
である。
し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)
のA−A部分の断面図、(d)は(a)のB−B断面図
である。
【図3】図1のコリメータアレイの外観を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】コリメータアレイとモジュール部材を治具に収
めた状態を示し、(a)は上面図、(b)は側面図であ
る。
めた状態を示し、(a)は上面図、(b)は側面図であ
る。
【図5】図1の検出素子アレイの詳細を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図4のモジュール部材とコリメータアレイに検
出素子アレイを組み付けた状態を示し、(a)は上面
図、(b)は側面図である。
出素子アレイを組み付けた状態を示し、(a)は上面
図、(b)は側面図である。
【図7】図6のように完成したモジュールを容器内に配
置した状態を示し、(a)は上面図、(b)は側面図で
ある。
置した状態を示し、(a)は上面図、(b)は側面図で
ある。
【図8】本発明のCT装置用X線検出器の組み立てが完
成した状態を示す断面図である。
成した状態を示す断面図である。
【図9】第2の実施の形態におけるモジュールの外観を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図10】図9のモジュールに用いるモジュール部材を
示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図11】図9のモジュールに用いるコリメータアレイ
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図12】電離箱検出器に斜入する散乱X線の影響を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図13】固体検出器に斜入する散乱X線の影響を説明
する説明図である。
する説明図である。
1 検出素子アレイ 2a,2b モジュ一ル部材 3 コリメータアレイ 5 コリメータ板 6a,6b 保持板 7 X線検出素子 9,13 基準穴 15 治具 15a,15b 治具側板 15c 治具底板 19 ピン 20 基板 22 位置決め治具 61a,61b 切り欠き部 201a,201b ポリゴン面 202b,202a 張り出し部
Claims (2)
- 【請求項1】 被検体を透過したX線が照射されるシン
チレータ材、該シンチレータ材に照射されたX線により
生じる可視光を光−電変換する所定数のX線検出素子、
及び該X線検出素子の相互間を分離してチャンネルを形
成する隔壁板の各々を備えた検出素子アレイが放射状に
配置されたX線検出器において、X線発生源の焦点方向
以外から入射する散乱X線を除去するコリメータ板が前
記X線検出素子の総チャンネル数に応じて前記X線検出
素子のX線入射側に放射状に配置されたコリメータアレ
イと、該コリメータアレイを両側から保持する保持板
と、前記検出素子アレイと前記コリメータ板の相対位置
精度を確保する基準設定手段を備えて前記保持板、前記
コリメータアレイ及び前記X線検出素子の一体化及び位
置決めを行うモジュール部材を具備することを特徴とす
るX線検出器。 - 【請求項2】 被検体を透過したX線を可視光化し、こ
れを所定数の複数のX線検出素子を備えた検出素子アレ
イで光−電変換するX線検出器を用いて前記被検体部分
のX線の減弱を計測することによりCT画像を得るX線
CT装置において、前記X線検出器は、X線発生源の焦
点方向以外から入射する散乱X線を除去するコリメータ
板が前記X線検出素子の総チャンネル数に応じて前記X
線検出素子のX線入射側に放射状に配置されたコリメー
タアレイと、該コリメータアレイを両側から保持する保
持板と、前記検出素子アレイと前記コリメータ板の相対
位置精度を確保する基準設定手段を備えて前記保持板、
前記コリメータアレイ及び前記X線検出素子の一体化及
び位置決めを行うモジュール部材を具備することを特徴
とするX線CT装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139162A JPH10314156A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | X線検出器及びこれを用いたx線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139162A JPH10314156A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | X線検出器及びこれを用いたx線ct装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314156A true JPH10314156A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15239032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9139162A Pending JPH10314156A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | X線検出器及びこれを用いたx線ct装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10314156A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002071819A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Toshiba Corp | 検出器ユニット、x線コンピュータ断層撮影装置及びx線コンピュータ断層撮影装置の製造方法 |
| EP1643903A4 (en) * | 2003-06-20 | 2009-06-17 | Jack E Juni | COMPUTERIZED TOMOGRAPHY SYSTEM FOR MONOPHOTONIC TRANSMISSION |
| US7767972B2 (en) | 1999-04-14 | 2010-08-03 | Juni Jack E | Single photon emission computed tomography system |
| WO2024143168A1 (ja) * | 2022-12-26 | 2024-07-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 電磁波検出ユニットの製造方法 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP9139162A patent/JPH10314156A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7767972B2 (en) | 1999-04-14 | 2010-08-03 | Juni Jack E | Single photon emission computed tomography system |
| JP2002071819A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Toshiba Corp | 検出器ユニット、x線コンピュータ断層撮影装置及びx線コンピュータ断層撮影装置の製造方法 |
| EP1643903A4 (en) * | 2003-06-20 | 2009-06-17 | Jack E Juni | COMPUTERIZED TOMOGRAPHY SYSTEM FOR MONOPHOTONIC TRANSMISSION |
| WO2024143168A1 (ja) * | 2022-12-26 | 2024-07-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 電磁波検出ユニットの製造方法 |
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