JPH10314852A - 引張曲げ加工装置におけるワークの端末把持装置 - Google Patents
引張曲げ加工装置におけるワークの端末把持装置Info
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- JPH10314852A JPH10314852A JP12451997A JP12451997A JPH10314852A JP H10314852 A JPH10314852 A JP H10314852A JP 12451997 A JP12451997 A JP 12451997A JP 12451997 A JP12451997 A JP 12451997A JP H10314852 A JPH10314852 A JP H10314852A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の中空ワークの端末把持装置は、コレッ
トチャック式の内外の部材、外側部材の縮径子、これの
駆動装置、内側部材の拡径子、これの駆動装置等を必要
とし、構成部品が多く、構造が複雑であり、ワーク端末
把持部の長さが大きく、材料歩留りが悪い。 【解決手段】 長尺な中空のワークWの両端部を把持
し、該ワークWに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押
し当てることにより、該ワークWに曲げ加工を施すよう
にした引張曲げ加工装置において、ワークWの端末部W
1には拡径段部W4を形成し、該ワークの端末部を把持
する把持部1を、ワーク内面に臨む内面保持部材2、及
びワークの外面に臨む外面保持部材7で構成し、内面保
持部材1、及び外面保持部材7の対向する面には、前記
ワークの段部W4に対応する段部6,11を設け、内面
保持部材2と外面保持部材7との間に前記ワークの端末
部W1を臨ませ、該内面保持部材2と外面保持部材7と
で該ワーク端末部W1を狭持するようにして引張曲げ加
工装置におけるワークの端末把持装置。
トチャック式の内外の部材、外側部材の縮径子、これの
駆動装置、内側部材の拡径子、これの駆動装置等を必要
とし、構成部品が多く、構造が複雑であり、ワーク端末
把持部の長さが大きく、材料歩留りが悪い。 【解決手段】 長尺な中空のワークWの両端部を把持
し、該ワークWに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押
し当てることにより、該ワークWに曲げ加工を施すよう
にした引張曲げ加工装置において、ワークWの端末部W
1には拡径段部W4を形成し、該ワークの端末部を把持
する把持部1を、ワーク内面に臨む内面保持部材2、及
びワークの外面に臨む外面保持部材7で構成し、内面保
持部材1、及び外面保持部材7の対向する面には、前記
ワークの段部W4に対応する段部6,11を設け、内面
保持部材2と外面保持部材7との間に前記ワークの端末
部W1を臨ませ、該内面保持部材2と外面保持部材7と
で該ワーク端末部W1を狭持するようにして引張曲げ加
工装置におけるワークの端末把持装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ型にワークを
引張しつつ押し付け、曲げ型に沿って該ワークを曲げ加
工するようにした引張曲げ加工装置において、ワーク端
末部を把持する把持装置に関する。
引張しつつ押し付け、曲げ型に沿って該ワークを曲げ加
工するようにした引張曲げ加工装置において、ワーク端
末部を把持する把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク両端部を引張しつつ、曲げ型にワ
ークを押し付け、ワークを曲げ加工する引張曲げ加工
は、例えば特開昭59−39423号公報記載の技
術、実開平1−80214号記載の技術として知られ
ている。この技術は、長尺のワークの両端部を把持し、
ワークに引張力を付与しつつ曲げ型に該ワークを押し付
け、該ワークを曲げ型に沿った形状に曲げ加工するもの
である。
ークを押し付け、ワークを曲げ加工する引張曲げ加工
は、例えば特開昭59−39423号公報記載の技
術、実開平1−80214号記載の技術として知られ
ている。この技術は、長尺のワークの両端部を把持し、
ワークに引張力を付与しつつ曲げ型に該ワークを押し付
け、該ワークを曲げ型に沿った形状に曲げ加工するもの
である。
【0003】以上の引張曲げ加工においては、長尺のワ
ークの両端部を把持し、ワークの軸線方向に所定の引張
力を付与し、曲げ型にワークを押し付け、曲げ型に沿っ
た形状にワークを曲げ加工する。従って、ワークの両端
部を把持しつつ、ワークに対し軸線方向に引張力を加え
つつ曲げ加工するので、ワーク両端部の把持を強固、確
実に行なう必要がある。
ークの両端部を把持し、ワークの軸線方向に所定の引張
力を付与し、曲げ型にワークを押し付け、曲げ型に沿っ
た形状にワークを曲げ加工する。従って、ワークの両端
部を把持しつつ、ワークに対し軸線方向に引張力を加え
つつ曲げ加工するので、ワーク両端部の把持を強固、確
実に行なう必要がある。
【0004】以上においては、ワーク両端部を強固に把
持しないと、ワークの把持部で滑りが生じ、ワークに所
定に引張力を付与することができない。又滑りを生じる
と、引張曲げ加工の寸法精度が低下したりする虞もあ
る。
持しないと、ワークの把持部で滑りが生じ、ワークに所
定に引張力を付与することができない。又滑りを生じる
と、引張曲げ加工の寸法精度が低下したりする虞もあ
る。
【0005】以上の引張曲げ加工において、ワークが中
空の場合、ワーク端末部に手がかりが無く、このため、
ワーク端末部の把持を強固に行なうことに困難性を伴
う。従来、中空ワークの端末固定装置として特開平4
−322825号が開示されている。
空の場合、ワーク端末部に手がかりが無く、このため、
ワーク端末部の把持を強固に行なうことに困難性を伴
う。従来、中空ワークの端末固定装置として特開平4
−322825号が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したの技術は、
割れた爪片を放射状に内外に設け、コレットチャック状
の割れ爪筒状の内外の部材を備える。該割れ爪筒状の内
外の部材間に、中空ワークの端末部を差込み、割れ爪状
の外側部材外周に臨む押圧部材を軸方向に移動させ、外
側部材を縮径する。一方、割れ爪筒状の内側部材内に拡
径子を臨ませてこれを軸方向に移動させ、内側部材を拡
径する。この内外部材の縮径、拡径により、ワーク端末
部を狭持する構造である。
割れた爪片を放射状に内外に設け、コレットチャック状
の割れ爪筒状の内外の部材を備える。該割れ爪筒状の内
外の部材間に、中空ワークの端末部を差込み、割れ爪状
の外側部材外周に臨む押圧部材を軸方向に移動させ、外
側部材を縮径する。一方、割れ爪筒状の内側部材内に拡
径子を臨ませてこれを軸方向に移動させ、内側部材を拡
径する。この内外部材の縮径、拡径により、ワーク端末
部を狭持する構造である。
【0007】以上のの技術は、中空ワーク端末部の把
持が、割れ爪状の内外部材の縮径、拡径、という狭持構
造なので、ワーク端末の把持は面における摩擦による形
式である。従って、ワークに大きな引張力を付与して引
張曲げ加工を行なおうとした場合、摩擦、把持なので、
ワーク端末部に滑りを生じる虞がある。又ワークの摩擦
による把持を強固に行なうには、ワーク端末部の把持部
分の長さ(ワークのチャッキング長さ)を大きくとる必
要があり、ワークの曲げ加工後、ワーク端末部の把持部
が長くなり、材料歩留りが悪化する虞がある。
持が、割れ爪状の内外部材の縮径、拡径、という狭持構
造なので、ワーク端末の把持は面における摩擦による形
式である。従って、ワークに大きな引張力を付与して引
張曲げ加工を行なおうとした場合、摩擦、把持なので、
ワーク端末部に滑りを生じる虞がある。又ワークの摩擦
による把持を強固に行なうには、ワーク端末部の把持部
分の長さ(ワークのチャッキング長さ)を大きくとる必
要があり、ワークの曲げ加工後、ワーク端末部の把持部
が長くなり、材料歩留りが悪化する虞がある。
【0008】以上のようにワークの把持端末部を長さを
大きくしても、摩擦による把持構造なので、滑りが発生
する虞を解消することはできない。又コレットチャック
式の爪を強力にワークに挟圧するには大きな反力が生
じ、反力受けのために剛性が極めて高くなり、装置全体
の剛性は極めて大きなものが要求される。又引張曲げ加
工において、ワークの被曲げ加工部の潰れによる変形を
防止し、被曲げ加工部の断面を適正に保持しつつ高精度
に加工するには、芯金をワーク内に挿入することが好ま
しい。このような芯金をワーク内に挿入するに際し、
の技術は、割れ爪状内側部材内に拡径子を挿入し、これ
を軸方向に移動させる構造なので、把持部から芯金を挿
入することが困難であり、芯金を用いたワークの曲げ加
工は困難性を伴う。
大きくしても、摩擦による把持構造なので、滑りが発生
する虞を解消することはできない。又コレットチャック
式の爪を強力にワークに挟圧するには大きな反力が生
じ、反力受けのために剛性が極めて高くなり、装置全体
の剛性は極めて大きなものが要求される。又引張曲げ加
工において、ワークの被曲げ加工部の潰れによる変形を
防止し、被曲げ加工部の断面を適正に保持しつつ高精度
に加工するには、芯金をワーク内に挿入することが好ま
しい。このような芯金をワーク内に挿入するに際し、
の技術は、割れ爪状内側部材内に拡径子を挿入し、これ
を軸方向に移動させる構造なので、把持部から芯金を挿
入することが困難であり、芯金を用いたワークの曲げ加
工は困難性を伴う。
【0009】又以上のの従来の中空ワークの端末把持
装置は、コレットチャック式の内外の部材、外側部材の
縮径子、これの駆動装置、内側部材の拡径子、これの駆
動装置等を必要とし、構成部品が多く、構造が複雑であ
る。
装置は、コレットチャック式の内外の部材、外側部材の
縮径子、これの駆動装置、内側部材の拡径子、これの駆
動装置等を必要とし、構成部品が多く、構造が複雑であ
る。
【0010】本発明は、中空ワークの端末部把持におけ
る以上の課題を解決すべくなされたものである。本発明
の目的とする処は、先ず、中空ワークの端末部を引っ掛
け構造で把持し、引張曲げ加工に際し、ワークの軸線方
向に大きな引張力が付与されても、滑りを生じることな
く、強固、確実に中空のワーク端末を把持し得る把持装
置を提供する。又ワークの端末部の把持長さが短く、材
料歩留りが良好である。更に把持装置の構造が簡素であ
り、部品も少なく、全体として簡素である把持装置を提
供する。更に又中空ワークの引張曲げ加工において、芯
金をワーク内に挿入するに際し、芯金、これの移動用ロ
ッドの挿入スペースを容易に得ることができ、芯金を用
いて引張曲げ曲げ加工を容易に行ない得るようにした把
持装置を提供することにある。
る以上の課題を解決すべくなされたものである。本発明
の目的とする処は、先ず、中空ワークの端末部を引っ掛
け構造で把持し、引張曲げ加工に際し、ワークの軸線方
向に大きな引張力が付与されても、滑りを生じることな
く、強固、確実に中空のワーク端末を把持し得る把持装
置を提供する。又ワークの端末部の把持長さが短く、材
料歩留りが良好である。更に把持装置の構造が簡素であ
り、部品も少なく、全体として簡素である把持装置を提
供する。更に又中空ワークの引張曲げ加工において、芯
金をワーク内に挿入するに際し、芯金、これの移動用ロ
ッドの挿入スペースを容易に得ることができ、芯金を用
いて引張曲げ曲げ加工を容易に行ない得るようにした把
持装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、長尺な中空のワークの両端部を把持し、
該ワークに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押し当て
ることにより、該ワークに曲げ加工を施すようにした引
張曲げ加工装置において、ワークの端末部には拡径段部
を形成し、該ワークの端末部を把持する把持部を、ワー
ク内面に臨む内面保持部材、及びワークの外面に臨む外
面保持部材で構成し、内面保持部材、及び外面保持部材
の対向する面には、前記ワークの段部に対応する段部を
設け、内面保持部材と外面保持部材との間に前記ワーク
の端末部を臨ませ、該内面保持部材と外面保持部材とで
該ワーク端末部を狭持するようにして引張曲げ加工装置
におけるワークの端末把持装置を構成した。
に請求項1は、長尺な中空のワークの両端部を把持し、
該ワークに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押し当て
ることにより、該ワークに曲げ加工を施すようにした引
張曲げ加工装置において、ワークの端末部には拡径段部
を形成し、該ワークの端末部を把持する把持部を、ワー
ク内面に臨む内面保持部材、及びワークの外面に臨む外
面保持部材で構成し、内面保持部材、及び外面保持部材
の対向する面には、前記ワークの段部に対応する段部を
設け、内面保持部材と外面保持部材との間に前記ワーク
の端末部を臨ませ、該内面保持部材と外面保持部材とで
該ワーク端末部を狭持するようにして引張曲げ加工装置
におけるワークの端末把持装置を構成した。
【0012】請求項1においては、中空ワーク端末部に
拡径段部を設け、一方、把持部を、該ワーク端末部内外
面と対応する段部を有する内外の保持部材で構成し、該
ワークの端末部の内外面を内外の保持部材で挟持するよ
うにしたので、中空ワーク端末部は、ワーク自身、内外
の保持部材の対応する段部により、内外の保持部材の挟
圧把持とともに、軸方向に引っ掛けられて把持されるこ
ととなり、単なる挟圧の摩擦と異なって、ワーク端末部
の把持が強固に、確実になされる。
拡径段部を設け、一方、把持部を、該ワーク端末部内外
面と対応する段部を有する内外の保持部材で構成し、該
ワークの端末部の内外面を内外の保持部材で挟持するよ
うにしたので、中空ワーク端末部は、ワーク自身、内外
の保持部材の対応する段部により、内外の保持部材の挟
圧把持とともに、軸方向に引っ掛けられて把持されるこ
ととなり、単なる挟圧の摩擦と異なって、ワーク端末部
の把持が強固に、確実になされる。
【0013】段部を有する内側保持部材を、段部を有す
るワークの内径と嵌合させ、ワーク端末部の外側から対
応する段部を有する外側保持部材を押圧させて、内外の
保持部材でワーク端末部を挟持する構造であり、従っ
て、内側保持部材の軸方向移動機構を不要とし、外側保
持部材を径方向に押圧する機構で構成すれば良い。又コ
レットチャック機構を必要としないので、上記と併せ把
持装置の機構、構造が簡素で足り、又無理な反力が外側
保持部材にかからない。このため、装置全体が上記と併
せ簡素化する。
るワークの内径と嵌合させ、ワーク端末部の外側から対
応する段部を有する外側保持部材を押圧させて、内外の
保持部材でワーク端末部を挟持する構造であり、従っ
て、内側保持部材の軸方向移動機構を不要とし、外側保
持部材を径方向に押圧する機構で構成すれば良い。又コ
レットチャック機構を必要としないので、上記と併せ把
持装置の機構、構造が簡素で足り、又無理な反力が外側
保持部材にかからない。このため、装置全体が上記と併
せ簡素化する。
【0014】又把持に際し、ワーク端末部の長さを大き
く設定する必要が無いので、把持による材料の無駄な部
分が少なく、材料歩留り上極めて有利であり、材料経済
上好ましい。
く設定する必要が無いので、把持による材料の無駄な部
分が少なく、材料歩留り上極めて有利であり、材料経済
上好ましい。
【0015】請求項2は、請求項1において、内面保持
部材には、芯金を前記ワーク内に通す芯金、及び該芯金
のロッド挿入孔を設けた。請求項2においては、中空ワ
ークの芯金を用いた引張曲げ加工に際し、芯金をワーク
内に挿入する必要があるが、内側保持部材の軸方向移動
機構を必要とせず、内側保持部材を固定した状態とする
ので、内側保持部材を中空状部材とすることができ、芯
金、これの移動用ロッドの挿入スペースを容易に得るこ
とができ、芯金を用いて引張曲げ曲げ加工を容易に行な
うことができる。
部材には、芯金を前記ワーク内に通す芯金、及び該芯金
のロッド挿入孔を設けた。請求項2においては、中空ワ
ークの芯金を用いた引張曲げ加工に際し、芯金をワーク
内に挿入する必要があるが、内側保持部材の軸方向移動
機構を必要とせず、内側保持部材を固定した状態とする
ので、内側保持部材を中空状部材とすることができ、芯
金、これの移動用ロッドの挿入スペースを容易に得るこ
とができ、芯金を用いて引張曲げ曲げ加工を容易に行な
うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明にかかる把持装置を含む曲げ
装置の一例を示す説明図、図2は本発明の第1の実施の
形態にかかる把持装置の拡大断面図で、開放状態の図、
図3は同把持状態の図、図4は把持装置に芯金を組込ん
だ状態の断面図、図5〜図7は芯金を用いた引張曲げ加
工の説明図で、図5は曲げ加工直前の状態の図、図6は
曲げ加工開始状態の図、図7は曲げ加工完了状態の図で
ある。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明にかかる把持装置を含む曲げ
装置の一例を示す説明図、図2は本発明の第1の実施の
形態にかかる把持装置の拡大断面図で、開放状態の図、
図3は同把持状態の図、図4は把持装置に芯金を組込ん
だ状態の断面図、図5〜図7は芯金を用いた引張曲げ加
工の説明図で、図5は曲げ加工直前の状態の図、図6は
曲げ加工開始状態の図、図7は曲げ加工完了状態の図で
ある。
【0017】図2においてWは中空状の長尺なワークで
ある。ワークWの端末部W1の端部寄り部分には、拡径
部W2を形成する。端末部W1の拡径部W2と、これの
手前で、拡径部W2よりも少しく径小さい部分の本来径
部分W3との間には、端部方向に上傾するように傾斜し
た段部W4が形成され、段部W4で拡径部W2と本来径
部分W3とは繋がる。
ある。ワークWの端末部W1の端部寄り部分には、拡径
部W2を形成する。端末部W1の拡径部W2と、これの
手前で、拡径部W2よりも少しく径小さい部分の本来径
部分W3との間には、端部方向に上傾するように傾斜し
た段部W4が形成され、段部W4で拡径部W2と本来径
部分W3とは繋がる。
【0018】図2において1はワークWの端末部W2の
把持部で、把持部1は内外の保持部材2、及び7で構成
する。内側保持部材2は筒状で、筒部3の外周には、軸
方向先部にワークWの前記した本来径部分W3の内面と
密に嵌合する小径部4を備え、小径部4は軸方向に所定
長さを有する。
把持部で、把持部1は内外の保持部材2、及び7で構成
する。内側保持部材2は筒状で、筒部3の外周には、軸
方向先部にワークWの前記した本来径部分W3の内面と
密に嵌合する小径部4を備え、小径部4は軸方向に所定
長さを有する。
【0019】筒部3の軸方向基部側には、前記ワークW
の拡径部W2の内面と密に嵌合する大径部5を備え、大
径部5は軸方向に所定長さを有する。この小径部4と大
径部5との間には、端部方向に上傾するように傾斜した
段部6が形成され、段部6で小径部4と大径部5とは繋
がる。尚、大径部5の端部には、取付フランジ2aを設
ける。
の拡径部W2の内面と密に嵌合する大径部5を備え、大
径部5は軸方向に所定長さを有する。この小径部4と大
径部5との間には、端部方向に上傾するように傾斜した
段部6が形成され、段部6で小径部4と大径部5とは繋
がる。尚、大径部5の端部には、取付フランジ2aを設
ける。
【0020】図2で示す7は外側保持部材で、外側保持
部材7は、図では上下に一対設けたが、ワークWを囲む
ように3個、或いは4個設けても良い。上下の外側保持
部材7,7は、対向する面が半円弧状である。この対向
する内面8には、前記したワークWの本来径部W3、又
内側保持部材2の筒部3の小径部4と対応する凸部9備
える。
部材7は、図では上下に一対設けたが、ワークWを囲む
ように3個、或いは4個設けても良い。上下の外側保持
部材7,7は、対向する面が半円弧状である。この対向
する内面8には、前記したワークWの本来径部W3、又
内側保持部材2の筒部3の小径部4と対応する凸部9備
える。
【0021】又外側保持部材7の内面8には、前記した
ワークWの拡径部W2、又内側保持部材2の筒部3の大
径部5と対応する凹部10を備える。この凸部9と凹部
10との間を、ワークWの段部W4、内側保持部材2の
筒部3の段部6と対応する段部11で繋げる。凸部9と
凹部10とは、軸方向に所定長さを有する。
ワークWの拡径部W2、又内側保持部材2の筒部3の大
径部5と対応する凹部10を備える。この凸部9と凹部
10との間を、ワークWの段部W4、内側保持部材2の
筒部3の段部6と対応する段部11で繋げる。凸部9と
凹部10とは、軸方向に所定長さを有する。
【0022】以上の外側保持部材7,7は、夫々半体方
向に延びるロッド12,12の端部に連結されており、
ロッド12,12は、ワークW、内側保持部材2の径方
向外方に延びるように設けられ、後述するワーク挟持用
シリンダユニットに連結され、該シリンダユニットで、
外側保持部材7,7は、図2において上下動する。
向に延びるロッド12,12の端部に連結されており、
ロッド12,12は、ワークW、内側保持部材2の径方
向外方に延びるように設けられ、後述するワーク挟持用
シリンダユニットに連結され、該シリンダユニットで、
外側保持部材7,7は、図2において上下動する。
【0023】図2は把持開放状態を示し、図2の左側に
配置したワークWを矢印aで示すように右側に移動さ
せ、ワークWの端末部W1を把持部1の内側保持部材2
の外周に嵌合する。ワークWの拡径部W2は内側保持部
材2の筒部3の大径部5周に嵌合し、又本来径部分W3
は筒部3の小径部4周に嵌合する。
配置したワークWを矢印aで示すように右側に移動さ
せ、ワークWの端末部W1を把持部1の内側保持部材2
の外周に嵌合する。ワークWの拡径部W2は内側保持部
材2の筒部3の大径部5周に嵌合し、又本来径部分W3
は筒部3の小径部4周に嵌合する。
【0024】この際、段部W4は筒部3の大・小径部分
4,5間の段部6に臨み、これの前面にワークWの段部
W4の裏面が対向することとなる。次にワークWの端末
部W1を把持装置1で把持する。
4,5間の段部6に臨み、これの前面にワークWの段部
W4の裏面が対向することとなる。次にワークWの端末
部W1を把持装置1で把持する。
【0025】ワーク端末部W1の把持は、内側保持部材
2の筒部3の上下に離れ、ワークWの内側保持部材2へ
の嵌合と干渉しないような位置にある外側保持部材7,
7を、図示しないシリンダユニットの駆動で、図3に示
すように矢印b方向に移動させる。外側保持部材7,7
は、内側保持部材2の筒部3に嵌合した状態で、ワーク
Wの端末部W1の上下の面に押し付けられることとな
る。
2の筒部3の上下に離れ、ワークWの内側保持部材2へ
の嵌合と干渉しないような位置にある外側保持部材7,
7を、図示しないシリンダユニットの駆動で、図3に示
すように矢印b方向に移動させる。外側保持部材7,7
は、内側保持部材2の筒部3に嵌合した状態で、ワーク
Wの端末部W1の上下の面に押し付けられることとな
る。
【0026】外側保持部材7,7の凸部9は、ワーク端
末部W1の本来径部分W3の外周面に、又凹部10は大
径部W2の外周面に夫々当接し、外側保持部材7,7の
凹凸部9,10で、ワークWの本来径部分W3、大径部
W2を、対応する内側保持部材2の筒部の大・小径部分
4,5に押し付け、内外の保持部材2,7間でワーク端
末部W1を挟持することとなる。
末部W1の本来径部分W3の外周面に、又凹部10は大
径部W2の外周面に夫々当接し、外側保持部材7,7の
凹凸部9,10で、ワークWの本来径部分W3、大径部
W2を、対応する内側保持部材2の筒部の大・小径部分
4,5に押し付け、内外の保持部材2,7間でワーク端
末部W1を挟持することとなる。
【0027】この際、外側保持部材7,7の段部11,
11と、内側部材2の筒部3に設けた段部6との間で、
ワーク端末部W1の段部W4を軸線方向に挟持すること
となる。この状態を図3で示した。図3はワーク端末部
W1を把持した状態を示す。ワーク端末部W1の拡径部
W2と、これより小径の本来径部分W3との間に形成し
た段部W4は、内外保持部材2,7,7の段部6,11
間に挟まれ、軸方向を規制される。
11と、内側部材2の筒部3に設けた段部6との間で、
ワーク端末部W1の段部W4を軸線方向に挟持すること
となる。この状態を図3で示した。図3はワーク端末部
W1を把持した状態を示す。ワーク端末部W1の拡径部
W2と、これより小径の本来径部分W3との間に形成し
た段部W4は、内外保持部材2,7,7の段部6,11
間に挟まれ、軸方向を規制される。
【0028】ワークWの他端部側の端末部も同様に把持
し、ワークWに、図3において矢印F,Fで示したよう
な向きが反対の軸線方向の引張力を付与し、引張力F,
Fを付与した状態下で、後述する曲げ型にワークWを押
し付け、曲げ型に沿ってワークWを曲げ加工する。
し、ワークWに、図3において矢印F,Fで示したよう
な向きが反対の軸線方向の引張力を付与し、引張力F,
Fを付与した状態下で、後述する曲げ型にワークWを押
し付け、曲げ型に沿ってワークWを曲げ加工する。
【0029】以上の引張曲げ加工時にワークWに引張力
F,Fが付与されるが、ワークWの端末部W1は、把持
装置1の内・外の保持部材2,7,7で該端末部W1を
挟持されているとともに、内・外の保持部材2,7,7
の段部6,11,11がワーク端末部W1の段部W4を
軸方向に挟持することとなる。従って、ワーク端末部W
1は、径方向を挟圧、把持されるとともに、段部W4が
段部6,11,11で挟持されることとなり、軸方向を
拘束されることとなる。
F,Fが付与されるが、ワークWの端末部W1は、把持
装置1の内・外の保持部材2,7,7で該端末部W1を
挟持されているとともに、内・外の保持部材2,7,7
の段部6,11,11がワーク端末部W1の段部W4を
軸方向に挟持することとなる。従って、ワーク端末部W
1は、径方向を挟圧、把持されるとともに、段部W4が
段部6,11,11で挟持されることとなり、軸方向を
拘束されることとなる。
【0030】従って、ワーク端末部W1は、内・外の保
持部材2,7,7で軸方向にも規制され、ワークWに引
張力F,Fが付与されても、該段部W4,6,11,1
1の係合で軸方向の滑りをロックする。ワークWに大き
な引張力が付与されても、内・外の保持部材2,7,7
のワーク端末部W1に対する把持が、大きな挟圧力に専
ら依存することなく、大きな挟圧力を要することなく、
摩擦係合に依存することなく、ワーク端末部W1を把持
し、滑りを生じること無く、ワーク端末部W1の把持を
強固に、確実に行う。
持部材2,7,7で軸方向にも規制され、ワークWに引
張力F,Fが付与されても、該段部W4,6,11,1
1の係合で軸方向の滑りをロックする。ワークWに大き
な引張力が付与されても、内・外の保持部材2,7,7
のワーク端末部W1に対する把持が、大きな挟圧力に専
ら依存することなく、大きな挟圧力を要することなく、
摩擦係合に依存することなく、ワーク端末部W1を把持
し、滑りを生じること無く、ワーク端末部W1の把持を
強固に、確実に行う。
【0031】図1は引張曲げ加工装置30、及び曲げ型
20を示す。曲げ型20は曲げアール部21を備え、図
で表されていない左側にも曲げアール部を備えても良
い。曲げ型20に隣接して曲げ加工装置30を配置し、
曲げ加工装置30は、基台31上に横H字型のフレーム
32を備え、フレーム32の上下の横バー32a,32
aの先端部には前記した上下の外側保持部材7,7の上
下動用シリンダユニット33,33を備え、横バー32
a,32aの後端部には、引張用シリンダユニット3
4,34を備える。
20を示す。曲げ型20は曲げアール部21を備え、図
で表されていない左側にも曲げアール部を備えても良
い。曲げ型20に隣接して曲げ加工装置30を配置し、
曲げ加工装置30は、基台31上に横H字型のフレーム
32を備え、フレーム32の上下の横バー32a,32
aの先端部には前記した上下の外側保持部材7,7の上
下動用シリンダユニット33,33を備え、横バー32
a,32aの後端部には、引張用シリンダユニット3
4,34を備える。
【0032】フレーム32bの高さ方向中間部には、前
記した内側保持部材2を、取付フランジ部2aを介して
固着する。引張用シリンダユニット34,34の図1の
矢印Fで示す右方向への作動で、基台31上において、
フレーム32を右方向に引張し、フレーム32側に固定
されたシリンダユニット33,33を介して外側保持部
材7,7は右方向に、又フレーム32の縦バー32bに
固着された内側保持部材2は、同方向に引張動を行うべ
く移動する。
記した内側保持部材2を、取付フランジ部2aを介して
固着する。引張用シリンダユニット34,34の図1の
矢印Fで示す右方向への作動で、基台31上において、
フレーム32を右方向に引張し、フレーム32側に固定
されたシリンダユニット33,33を介して外側保持部
材7,7は右方向に、又フレーム32の縦バー32bに
固着された内側保持部材2は、同方向に引張動を行うべ
く移動する。
【0033】以上により、基台31上において、内・外
の保持部材2,7,7は、一体にワークWの引張作動を
行う。又基台31は、図1の矢印Bの方向に、曲げアー
ル部21を支点として弧状に移動し、ワークWを曲げ型
に沿って、これに押し付けつつ曲げ加工し、図1の実線
で示したSの位置を曲げ加工スタート位置とし、90°
移動した想像線で示したEの位置を曲げ加工完了の位置
とする。
の保持部材2,7,7は、一体にワークWの引張作動を
行う。又基台31は、図1の矢印Bの方向に、曲げアー
ル部21を支点として弧状に移動し、ワークWを曲げ型
に沿って、これに押し付けつつ曲げ加工し、図1の実線
で示したSの位置を曲げ加工スタート位置とし、90°
移動した想像線で示したEの位置を曲げ加工完了の位置
とする。
【0034】次にワークWの曲げ加工時に、ワークW内
に挿入する芯金機構について説明する。芯金機構を図4
で詳細に示した。前記した内側保持部材2の本体部分を
筒部3とし、従って、筒部3には、軸方向への貫通孔を
備え、この貫通孔を芯金の挿入孔13とする。
に挿入する芯金機構について説明する。芯金機構を図4
で詳細に示した。前記した内側保持部材2の本体部分を
筒部3とし、従って、筒部3には、軸方向への貫通孔を
備え、この貫通孔を芯金の挿入孔13とする。
【0035】内側2の筒部3に形成される挿入孔13
は、図4の想像線で示したように、ワークWの端末部W
1を、前記したように筒部2の外周に嵌合、セットした
状態で、該ワークWの内径部W5と同軸に連通する。芯
金装置40は、先端部の芯金41、これの後部に連結バ
ー42を介して連結された複数の駒43からなり、連結
バー42は芯金41の後部に軸支42aし、駒43相互
も同様に連結バー42で軸支、連結し、最終の駒43A
を芯金位置制御用ロッド45の先端部に連結する。
は、図4の想像線で示したように、ワークWの端末部W
1を、前記したように筒部2の外周に嵌合、セットした
状態で、該ワークWの内径部W5と同軸に連通する。芯
金装置40は、先端部の芯金41、これの後部に連結バ
ー42を介して連結された複数の駒43からなり、連結
バー42は芯金41の後部に軸支42aし、駒43相互
も同様に連結バー42で軸支、連結し、最終の駒43A
を芯金位置制御用ロッド45の先端部に連結する。
【0036】以上の芯金41、駒43…で折曲節44を
構成し、ワークWの曲げ加工に応じて折曲節44は屈曲
し、芯金41はワークWの内径と密に嵌合するが、駒4
3…は、ワークWの曲げ加工時にワーク内径部W5と干
渉しない径に設定する。以上の芯金装置40の内の折曲
節44を構成する駒43…の外径、及びロッド45の外
径よりも、内側保持部材2の筒部3の挿入孔13の内径
は、大きく設定する。
構成し、ワークWの曲げ加工に応じて折曲節44は屈曲
し、芯金41はワークWの内径と密に嵌合するが、駒4
3…は、ワークWの曲げ加工時にワーク内径部W5と干
渉しない径に設定する。以上の芯金装置40の内の折曲
節44を構成する駒43…の外径、及びロッド45の外
径よりも、内側保持部材2の筒部3の挿入孔13の内径
は、大きく設定する。
【0037】前記した基台31には、サブテーブル31
aを介して芯金位置制御用シリンダユニット46を設
け、これのロッド46aを、前記した芯金位置制御用ロ
ッド45に連結する。以上のシリンダユニット46を駆
動し、芯金41を曲げ加工の工程に沿ってワークW内で
移動させてその位置を制御し、中空ワークWを引張曲げ
加工する。尚、図1において47は、ワークWを引張曲
げ加工することから、ワークWの引張量、或いは伸び量
に対する芯金41位置の補正を行うコントラーラであ
る。
aを介して芯金位置制御用シリンダユニット46を設
け、これのロッド46aを、前記した芯金位置制御用ロ
ッド45に連結する。以上のシリンダユニット46を駆
動し、芯金41を曲げ加工の工程に沿ってワークW内で
移動させてその位置を制御し、中空ワークWを引張曲げ
加工する。尚、図1において47は、ワークWを引張曲
げ加工することから、ワークWの引張量、或いは伸び量
に対する芯金41位置の補正を行うコントラーラであ
る。
【0038】図1におけるSのスタート位置からEの加
工終了位置へ曲げ加工装置30を移動させ、これと一体
的に設けた把持装置1、引張用シリンダユニット34,
34、芯金41、及びこれの位置制御用シリンダユニッ
ト46の制御により、ワークWを引張曲げ加工する。
工終了位置へ曲げ加工装置30を移動させ、これと一体
的に設けた把持装置1、引張用シリンダユニット34,
34、芯金41、及びこれの位置制御用シリンダユニッ
ト46の制御により、ワークWを引張曲げ加工する。
【0039】図5〜図7は引張曲げ加工工程を示し、図
5は加工直前の状態を示す。芯金41は、ワークWの被
曲げ加工部W6内に位置し、曲げ加工開始とともに図6
のように後退動させ、芯金41が被曲げ加工部W6の曲
げ部分に臨ませ、この部分から逃げるように後退動し、
被曲げ加工部W6の圧潰変形を抑制する。
5は加工直前の状態を示す。芯金41は、ワークWの被
曲げ加工部W6内に位置し、曲げ加工開始とともに図6
のように後退動させ、芯金41が被曲げ加工部W6の曲
げ部分に臨ませ、この部分から逃げるように後退動し、
被曲げ加工部W6の圧潰変形を抑制する。
【0040】図6は曲げ加工初期の状態を示し、被曲げ
加工部W6の曲げの進捗とともに後退動を継続し、後退
動は前記した図1のシリンダユニット46の駆動で行
う。曲げ加工の継続で、ワークWは順次曲げアール部2
1を含む曲げ型の型面に沿って押し付けられ、最終的に
は図7のように被曲げ加工部W6は完全に曲げ加工され
ることとなる。
加工部W6の曲げの進捗とともに後退動を継続し、後退
動は前記した図1のシリンダユニット46の駆動で行
う。曲げ加工の継続で、ワークWは順次曲げアール部2
1を含む曲げ型の型面に沿って押し付けられ、最終的に
は図7のように被曲げ加工部W6は完全に曲げ加工され
ることとなる。
【0041】このように、ワークWの端末部W1の内外
を挟持しつつ把持する構造でありながら、把持装置1の
内側保持部材2内を、芯金41の位置制御用ロッド45
が自由に往来し、芯金にを用いた中空ワークWの引張曲
げ加工を行うことができる。芯金41を位置制御するロ
ッド45、及び折曲節44は、把持部1を構成する内側
保持部材2が、ワーク内面を把持しつつ、内側保持部材
2内を自由に往来する。
を挟持しつつ把持する構造でありながら、把持装置1の
内側保持部材2内を、芯金41の位置制御用ロッド45
が自由に往来し、芯金にを用いた中空ワークWの引張曲
げ加工を行うことができる。芯金41を位置制御するロ
ッド45、及び折曲節44は、把持部1を構成する内側
保持部材2が、ワーク内面を把持しつつ、内側保持部材
2内を自由に往来する。
【0042】以上のように、内側保持部材2を備えつ
つ、芯金、芯金の位置制御用(芯金の押し引き用)ロッ
ドの作動を円滑に、確実に行うことができ、以上の芯金
41の作動を、内側保持部材2の作動に全く影響を与え
ることなく行うことができる。又内・外の保持部材2,
7,7、特に内側保持部材2の構造の複雑化をもたらす
ことなく、簡素な構造で実現することができる。
つ、芯金、芯金の位置制御用(芯金の押し引き用)ロッ
ドの作動を円滑に、確実に行うことができ、以上の芯金
41の作動を、内側保持部材2の作動に全く影響を与え
ることなく行うことができる。又内・外の保持部材2,
7,7、特に内側保持部材2の構造の複雑化をもたらす
ことなく、簡素な構造で実現することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、長尺な中空のワークの両端部を把持
し、該ワークに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押し
当てることにより、該ワークに曲げ加工を施すようにし
た引張曲げ加工装置において、ワークの端末部には拡径
段部を形成し、該ワークの端末部を把持する把持部を、
ワーク内面に臨む内面保持部材、及びワークの外面に臨
む外面保持部材で構成し、内面保持部材、及び外面保持
部材の対向する面には、前記ワークの段部に対応する段
部を設け、内面保持部材と外面保持部材との間に前記ワ
ークの端末部を臨ませ、該内面保持部材と外面保持部材
とで該ワーク端末部を狭持するようにして引張曲げ加工
装置におけるワークの端末把持装置を構成したので、引
張曲げ加工装置において、ワーク端末部の把持を、ワー
クの拡径段部、把持装置の内外の保持部材の段部で行
い、ワークの引張に際し、ワーク軸方向を係合し、把持
することができる。
する。請求項1は、長尺な中空のワークの両端部を把持
し、該ワークに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押し
当てることにより、該ワークに曲げ加工を施すようにし
た引張曲げ加工装置において、ワークの端末部には拡径
段部を形成し、該ワークの端末部を把持する把持部を、
ワーク内面に臨む内面保持部材、及びワークの外面に臨
む外面保持部材で構成し、内面保持部材、及び外面保持
部材の対向する面には、前記ワークの段部に対応する段
部を設け、内面保持部材と外面保持部材との間に前記ワ
ークの端末部を臨ませ、該内面保持部材と外面保持部材
とで該ワーク端末部を狭持するようにして引張曲げ加工
装置におけるワークの端末把持装置を構成したので、引
張曲げ加工装置において、ワーク端末部の把持を、ワー
クの拡径段部、把持装置の内外の保持部材の段部で行
い、ワークの引張に際し、ワーク軸方向を係合し、把持
することができる。
【0044】従って、中空ワーク端末部は、ワーク自
身、内外の保持部材の対応する段部により、内外の保持
部材の挟圧把持とともに、軸方向に引っ掛けられて把持
されることとなる。このため、単なる挟圧の摩擦係合と
異なって、ワーク端末部の軸方向の把持が、従来の摩擦
係合式のものに対し、飛躍的に強固に、確実になされ、
中空材の引張曲げ加工に際し、多大の利点がある。
身、内外の保持部材の対応する段部により、内外の保持
部材の挟圧把持とともに、軸方向に引っ掛けられて把持
されることとなる。このため、単なる挟圧の摩擦係合と
異なって、ワーク端末部の軸方向の把持が、従来の摩擦
係合式のものに対し、飛躍的に強固に、確実になされ、
中空材の引張曲げ加工に際し、多大の利点がある。
【0045】段部を有する内側保持部材を、段部を有す
るワークの内径と嵌合させ、ワーク端末部の外側から対
応する段部を有する外側保持部材を押圧させて、内外の
保持部材でワーク端末部を挟持する構造であり、従っ
て、内側保持部材の軸方向移動機構が不要であり、外側
保持部材を径方向に押圧する、という外側保持部材押圧
機構のみで構成すれば良い。従って、中空材の端末把持
装置の構造は、画期的に簡素化する。
るワークの内径と嵌合させ、ワーク端末部の外側から対
応する段部を有する外側保持部材を押圧させて、内外の
保持部材でワーク端末部を挟持する構造であり、従っ
て、内側保持部材の軸方向移動機構が不要であり、外側
保持部材を径方向に押圧する、という外側保持部材押圧
機構のみで構成すれば良い。従って、中空材の端末把持
装置の構造は、画期的に簡素化する。
【0046】又内外の把持部分を分割し、分割爪片構造
としたコレットチャック機構を必要としないので、上記
と併せ把持装置の機構、構造が極めて簡素で足る。又無
理な反力が外側保持部材にかからない。このため、装置
全体が上記と併せ簡素化する。
としたコレットチャック機構を必要としないので、上記
と併せ把持装置の機構、構造が極めて簡素で足る。又無
理な反力が外側保持部材にかからない。このため、装置
全体が上記と併せ簡素化する。
【0047】更に又、ワーク端末部の把持に際し、大き
な摩擦係合面を得るべく、ワーク端末部の長さを大きく
設定する必要が無い。このため、ワーク端末部の把持に
よる材料の無駄な部分が少なく、材料歩留り上極めて有
利であり、材料経済上好ましい。
な摩擦係合面を得るべく、ワーク端末部の長さを大きく
設定する必要が無い。このため、ワーク端末部の把持に
よる材料の無駄な部分が少なく、材料歩留り上極めて有
利であり、材料経済上好ましい。
【0048】請求項2は、請求項1において、内面保持
部材には、芯金を前記ワーク内に通す芯金、及び該芯金
のロッド挿入孔を設けたので、中空ワークの芯金を用い
た引張曲げ加工に際し、芯金をワーク内に挿入する必要
があるが、内側保持部材の軸方向移動機構を必要とせ
ず、内側保持部材を固定した状態とし、内側保持部材を
中空状部材とすることができ、芯金の移動用ロッドの挿
入スペースを容易に得ることができる。
部材には、芯金を前記ワーク内に通す芯金、及び該芯金
のロッド挿入孔を設けたので、中空ワークの芯金を用い
た引張曲げ加工に際し、芯金をワーク内に挿入する必要
があるが、内側保持部材の軸方向移動機構を必要とせ
ず、内側保持部材を固定した状態とし、内側保持部材を
中空状部材とすることができ、芯金の移動用ロッドの挿
入スペースを容易に得ることができる。
【0049】従って、中空の内側保持部材により、芯金
を用いる引張曲げ曲げ加工を容易に行なうことができ、
引張曲げ加工において、ワークの被曲げ加工部の断面精
度、形状精度、寸法精度に極めて優れた引張曲げ加工が
行え、上述のように芯金を用いた引張曲げ加工装置を簡
素な構造で得ることができる。
を用いる引張曲げ曲げ加工を容易に行なうことができ、
引張曲げ加工において、ワークの被曲げ加工部の断面精
度、形状精度、寸法精度に極めて優れた引張曲げ加工が
行え、上述のように芯金を用いた引張曲げ加工装置を簡
素な構造で得ることができる。
【図1】本発明にかかる把持装置を含む曲げ装置の一例
を示す説明図
を示す説明図
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる把持装置の
拡大断面図で、開放状態の図
拡大断面図で、開放状態の図
【図3】図2の把持状態の図
【図4】把持装置に芯金を組込んだ状態の断面図
【図5】図5〜図7は芯金を用いた引張曲げ加工の説明
図で、図5は曲げ加工直前の状態の図
図で、図5は曲げ加工直前の状態の図
【図6】曲げ加工開始状態の図
【図7】曲げ加工完了状態の図
1…把持装置、 2…内側保持部材、 6…段部、 7
…外側保持部材、 11…段部、 13…挿入孔、 4
1…芯金、 45…芯金位置制御用ロッド、W…ワー
ク、 W1…端末部、 W4…段部。
…外側保持部材、 11…段部、 13…挿入孔、 4
1…芯金、 45…芯金位置制御用ロッド、W…ワー
ク、 W1…端末部、 W4…段部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀司 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺な中空のワークの両端部を把持し、
該ワークに対して引張力を付与しつつ曲げ型に押し当て
ることにより、該ワークに曲げ加工を施すようにした引
張曲げ加工装置において、 前記ワークの端末部には拡径段部を形成し、 前記ワークの端末部を把持する把持部を、ワーク内面に
臨む内面保持部材、及びワークの外面に臨む外面保持部
材で構成し、 前記内面保持部材、及び外面保持部材の対向する面に
は、前記ワークの段部に対応する段部を設け、 前記内面保持部材と外面保持部材との間に前記ワークの
端末部を臨ませ、該内面保持部材と外面保持部材とで該
ワーク端末部を狭持する、 ようにしたことを特徴とする引張曲げ加工装置における
ワークの端末把持装置。 - 【請求項2】 前記内面保持部材には、芯金を前記ワー
ク内に通す芯金、及び該芯金のロッド挿入孔を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の引張曲げ加工装置におけ
るワークの端末把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451997A JPH10314852A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 引張曲げ加工装置におけるワークの端末把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451997A JPH10314852A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 引張曲げ加工装置におけるワークの端末把持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314852A true JPH10314852A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14887498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12451997A Pending JPH10314852A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 引張曲げ加工装置におけるワークの端末把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10314852A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008093687A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Komatsu Ltd | 鋼管の曲げ加工方法および曲げ加工装置 |
| WO2010050460A1 (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-06 | 住友金属工業株式会社 | 曲げ加工製品の製造方法及び製造装置 |
| CN102574183A (zh) * | 2009-07-14 | 2012-07-11 | 住友金属工业株式会社 | 弯曲构件的制造方法及制造装置 |
| CN102791395A (zh) * | 2010-01-06 | 2012-11-21 | 住友金属工业株式会社 | 弯曲构件的制造方法及制造装置 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12451997A patent/JPH10314852A/ja active Pending
Cited By (9)
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