JPH10314863A - プレス型のカム構造 - Google Patents

プレス型のカム構造

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JPH10314863A
JPH10314863A JP16321897A JP16321897A JPH10314863A JP H10314863 A JPH10314863 A JP H10314863A JP 16321897 A JP16321897 A JP 16321897A JP 16321897 A JP16321897 A JP 16321897A JP H10314863 A JPH10314863 A JP H10314863A
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JP
Japan
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cam
processing
driver
work
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP16321897A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujii
清志 藤井
Shizuo Uchizono
静男 内園
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大物プレス品の中央部付近の傾斜面に穴明け加
工等を、大型の加工カムを用いることなく、しかもワー
クの曲げまたは外抜き工程と同時加工を可能とするプレ
ス型のカム構造を提供すること。 【解決手段】プレス型の上型100に、縦摺動面と横摺
動面を有するカムベース10を垂下し、このカムベース
10に上下に摺動するカムドライバー20と、横方向に
摺動する加工カム30を摺動自在に設け、上型100の
下降に伴いカムドライバー20と下型200とでワーク
Wを挟持しながら、カムドライバー20の上方移動と上
型100の下降移動とにより加工カム30を傾斜方向に
移動して穴明けポンチ70をワークWに向かって前進せ
しめて、穴明け等の加工をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大物プレス品の
中央部付近の傾斜面に穴明け等の加工を必要とするよう
な場合に、曲げ型又は抜き型等の大物型と同一工程で穴
明け加工等が可能なように、小型の加工カムを採用可能
にしたプレス型のカム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプレス方向に対して傾斜する方
向に穴明け加工、曲げ加工、抜き加工等を行う場合に、
プレス型にカムを内蔵することが行われている。このカ
ム構造は、一般的に図6に示すようにプレス型の下型2
00に固定されたカムドライバー320と、上型100
に垂下され、前記カムドライバー320の駆動面321
と上型100の上部の摺動面121とで加工方向Kに摺
動する加工カム330とから構成されている。
【0003】ところで、プレス部品であるワークWが例
えば自動車ボデーのパネルのような大物部品であって、
穴明け等の加工部が該ワークWの中央付近にあるような
場合には、従来では図6に示すような大型の加工カム3
30を採用せざるをえなかった。即ち、従来のカムドラ
イバー320は下型200に設けたワークWの外周の抜
き線w90より更に外側の下型200の要所に固定され
ている。カムドライバー320を抜き線w90より外側
に固定するのは、前記ワークWの外周の抜き線w90を
切断してもワークWが下型200上にある以上、カムド
ライバー320はワークWの存在しない抜き線w90の
外側にしか設置することができないからである。
【0004】このカムドライバー320には、ワークW
の中央部付近で加工カム330の前端の穴明け加工具7
0の取り付け部333と略直交する穴明け加工方向Kと
平行な駆動面321が形成されている。一方、上型10
0の要所には、後方に前記カムドライバー320の駆動
面321と摺接する被駆動面331を有し、前方の前記
取り付け部333に穴明け加工を行う加工具70を取り
付け、上型100の摺動面121に沿って摺動する加工
カム330が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の加工カム3
30は、図6からも明らかなように、加工具70の取り
付け部333と被駆動面331との距離が離れているた
め、大型にならざるをえず、加工カム330の製作費が
高価になり、また、この加工カムを備えた専用の工程が
必要になるという問題がある。
【0006】また、ワークWの曲げ、抜きなど最も加工
の多い外周部w90が加工カム330により死角とな
り、同一のプレス工程ではこれらの加工ができないた
め、カムドライバー320と加工カム330を有する穴
明け加工のためのプレス型が別途必要となり、プレス型
の費用や工程数が増大するという問題がある。この発明
は、上記の問題を解決するためになされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、プレス型の上型に垂下さ
れ、プレス方向と平行な縦摺動面と該プレス方向とほぼ
直角な横摺動面とを有するカムベースと、該カムベース
に吊り下げられ、後部の摺動面により前記カムベースの
縦摺動面に沿って上下に摺動し、下面にワークと当接す
る当接面を有し、前部に傾斜面を有するカムドライバー
と、上部の摺動面により前記カムベースの横摺動面と、
前記カムドライバーの案内面と摺接する傾斜面とで上型
のプレス動作に伴って横方向に摺動し、前記傾斜面と平
行に加工具を有する加工カムとからなるプレス型のカム
構造である。
【0008】この第1発明によれば、上型が下降すると
先ずカムドライバーの下面が下型に載置されたワークの
上面に当接し、該カムドライバーは上型に垂下されたカ
ムベースの縦摺動面に沿って相対的に上方に移動する。
このカムドライバーの相対的な上方移動に伴って加工カ
ムが前方へ移動するとともに上型の下降と連動して加工
具をワークの加工方向に前進せしめて穴明けなどの加工
をする。したがって、カムドライバーを加工部の付近に
設置したので、ワーク外周の外抜き等の加工のための上
型の加工線を横切ることなく、1つのプレス型の中で中
央部の穴明け加工等が可能になる。
【0009】また、上記課題を解決するための請求項2
に記載の発明は、請求項1記載のプレス型のカム構造に
おいて、前記カムドライバーと加工カムの少なくとも一
側面において、前記カムドライバーの案内面と加工カム
に設けた傾斜面を挟んで保持部材により互いに摺動可能
に保持したことを特徴とするプレス型のカム構造であ
る。この第2発明によれば、カムドライバーをカムベー
スと加工カムに摺動可能に確実に保持できる。
【0010】また、上記課題を解決するための請求項3
に記載の発明は、請求項2記載のプレス型のカム構造に
おいて、前記保持部材は、前記カムドライバー又は加工
カムのいずれか一方に一端を固定し、他端を前記カムド
ライバー又は加工カムのいずれか他方の側面に前記傾斜
面と平行に形成した凹溝に摺動可能に係合せしめたこと
を特徴とするプレス型のカム構造である。この第3発明
によれば、前記カムドライバーと加工カムの保持を簡単
な保持部材で構成できるので、プレス型の費用が安価に
製造できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基ずき
説明する。図1は本発明のカム構造1を示す縦断面図で
あり、プレス上型100が上死点にある状態を示してい
る。上型100は外周に抜き刃101を有し、その内周
に下型とともにワークを押さえるパッド110を上下に
摺動可能に吊り下げている。そのパッド110の切り欠
き部111に、本発明の要部であるカム構造1が上型1
00に垂下されて収納されている。このカム構造1は、
カムベース10とカムドライバー20と加工カム30と
から構成されている。
【0012】カムベース10は、略逆L字型断面を呈し
た底部11の上面で上型100の凹部103に固着され
ている。この底部11から連続して下方に向かう縦部1
2の前側にはカムドライバー20を案内する縦摺動面1
3が設けられている。この縦部12の下端にはカムドラ
イバー20の落下を防止するストッパー14が設けられ
ている。
【0013】このカムベース10の縦摺動面13に摺接
して上下に摺動するカムドライバー20が吊り下げられ
ている。このカムドライバー20は、略五角形を呈し、
前記カムベース10の縦摺動面13に摺接する縦方向の
縦摺動面21と、下型200との間でワークWを押さえ
る下面22と、ワークWの穴明け加工面w91に平行な
面23と、この面23に略直角で加工カム30が摺動す
る案内面24と、上部で前記カムベース10との間でば
ね18により下方に押圧される上面25とからなってい
る。
【0014】次に、加工カム30は、常時カムドライバ
ー20の方向(図示左方、以下、後方という)に押圧さ
れ、上部で前記カムベース10に設けられた摺動面15
に沿って横方向に摺動する摺動面31と、カムベース1
0の要所に当接する後面部32と、前記カムドライバー
20の案内面24と摺接する傾斜面34と、該傾斜面3
4と直角で穴明け加工具70を立設した加工面33と、
カムベース10からばね19を介して押圧される縦面3
5とからなる略五角形となっている。
【0015】なお、カムベース10の縦部12とカムド
ライバー20の縦摺動面21、及びカムベース10の摺
動面15と加工カム30の摺動面31の細部構成を、図
4に示すカムベース10の摺動面15と加工カム30の
摺動面31の縦断面図で代表して説明する。即ち、カム
ベース10の摺動面15は下方に開口した断面コ字状を
なし、その開口部を一部閉鎖するようにストッパ部材1
7、17が設けられている。 そして加工カム30の摺
動面31は、カムベース10のコ字型断面の摺動面15
に摺接し、前記ストッパ部材17で落下しないように保
持されている。
【0016】また、図5に示すようにカムドライバー2
0の側壁面29と加工カム30の側壁面39には、加工
カム30の側壁面39に一端を固定され、他端をカムド
ライバー20の側壁面29に設けた凹溝28に嵌入して
摺動する断面コ字型の強制戻しフォロア40、40が設
けられている。
【0017】一方、下型200はワークWの外周w90
を外抜きする抜き刃210を外周に有し、ワークWを載
置する上面211を有する。該上面211の略中央部に
はプレス方向とは略45度の角度をもってワークWの穴
明け加工部w91を穴明け加工するためのダイ220が
設けられている。該ダイ220の下部には下型200を
貫通して穴抜き後のスクラップを落下させる穴212と
シュート290が設置されている。
【0018】以上のように構成された本発明の作用を説
明する。先ず、図1に示すように上型100が上死点に
あるときには、カムベース10も上型100に吊り下げ
られて上方にあり、該カムベース10に対してカムドラ
イバー20はその自重及びばね18の下方への押圧力に
よりカムベース10の下端に設けたストッパー14に当
接して最下端にある。
【0019】また、加工カム30は、カムドライバー2
0が最下端にあることと、ばね19の押圧力により図中
最後方に位置している。上型100が徐々に下降してく
ると、ワークWを押さえるパッド110がワークW上面
に当たり、該パッド110と下型200とでワークWを
挟持する。この時同時にカムドライバー20の下面22
もワークWに当接し、ワークWを押さえる。(図2の状
態)
【0020】さらに上型100が下降すると、図3に示
すように下型200の外周の抜き刃210に上型100
の抜き刃101が当接してワークWの外抜きが行われる
と同時に、カムベース10も下降するので相対的にカム
ドライバー20が上昇する。このカムドライバー20の
上昇により加工カム30がばね19の押圧力に抗して前
方(図示右方)に移動する。この加工カム30の前方移
動と下降移動との相乗移動により、加工カム30の先端
に設けた穴明けポンチ70がワークWの穴明け加工面w
91に向かって進行し、ワークWに穴明け加工する。こ
れらの外抜きおよび穴明け加工が終了すると、上型10
0を上昇させて図1の状態に戻り、1サイクルのプレス
工程が終了する。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成した本発明のカム構造
によれば、次のような効果がある。即ち、カムドライバ
ーと加工カムをワークの加工部付近の上型にカムベース
を介して吊り下げたので、ワーク外周の外抜き線を横切
ることがなく、従って抜き型などにワーク中央部の穴明
け型を一体に設置でき、プレス型を簡略化することがで
きるとともに、プレス工程を短縮することができる。
【0022】また、カムドライバーの下面がワークを下
型とともに加工部付近を押さえながら穴あけ加工をする
ので、ワークがずれることなく精度良く穴あけ加工が可
能である。
【0023】また、カムベースにカムドライバーと加工
カムを摺動可能に設けたので、ワークの設計変更などで
穴明け加工位置が変更になっても容易にその変更に対応
できる。
【0024】なお、本実施例ではワークの中央部付近を
穴あけ加工する例を示したが、ワークの中央部付近の曲
げ加工等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上型が上死点に位置した本発明のカム構造の縦
断面図
【図2】上型が下降し、カムドライバーの下面がワーク
の上面に当接した状態を示す本発明のカム構造の縦断面
【図3】さらに上型が下降し、ワークの外周が外抜きさ
れ、同時に穴明けポンチの先端がワークに当接して穴明
け加工がなされる直前の状態を示す本発明のカム構造の
縦断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図
【図5】図2のV−V線に沿う断面図
【図6】図3に対応する従来のカム構造の縦断面図
【符号の説明】
1 カム構造 100 上型 10 カムベース 110 パッド 20 カムドライバー 200 下型 30 加工カム W ワーク 40 強制戻しフォロア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス型の上型に垂下され、プレス方向と
    平行な縦摺動面と該プレス方向とほぼ直角な横摺動面と
    を有するカムベースと、 該カムベースに吊り下げられ、後部の摺動面により前記
    カムベースの縦摺動面に沿って上下に摺動し、下面にワ
    ークと当接する当接面を有し、前部に案内面を有するカ
    ムドライバーと、 上部の摺動面により前記カムベースの横摺動面と、前記
    カムドライバーの案内面と摺接する傾斜面とで上型のプ
    レス動作に伴って横方向に摺動し、前記傾斜面と平行に
    加工具を有する加工カムとからなるプレス型のカム構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプレス型のカム構造におい
    て、 前記カムドライバーと加工カムの少なくとも一側面にお
    いて、前記カムドライバーの案内面と加工カムに設けた
    傾斜面を挟んで保持部材により互いに摺動可能に保持し
    たことを特徴とするプレス型のカム構造。
  3. 【請求項3】請求項2記載のプレス型のカム構造におい
    て、 前記保持部材は、前記カムドライバー又は加工カムのい
    ずれか一方に一端を固定し、他端を前記カムドライバー
    又は加工カムのいずれか他方の側面に前記傾斜面と平行
    に形成した凹溝に摺動可能に係合せしめたことを特徴と
    するプレス型のカム構造。
JP16321897A 1997-05-19 1997-05-19 プレス型のカム構造 Pending JPH10314863A (ja)

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