JPH10315499A - インクジェット記録用インク切れ検出装置および方法並びにインクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インクジェット記録用インク切れ検出装置および方法並びにインクジェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体

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JPH10315499A
JPH10315499A JP12409897A JP12409897A JPH10315499A JP H10315499 A JPH10315499 A JP H10315499A JP 12409897 A JP12409897 A JP 12409897A JP 12409897 A JP12409897 A JP 12409897A JP H10315499 A JPH10315499 A JP H10315499A
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ink
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JP12409897A
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Naoki Igushi
直樹 伊串
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク切れ検出センサ18の構成部品の性能
に大きなばらつきが存在していてもインク切れを正確に
検出する。 【解決手段】 記録用紙6にインク滴を吹き付けて形成
された検査マーク19の濃度検出値としきい値とを比較
することによりインク切れを検出するものである。検査
マーク19の濃度を検出し、入力電流に応じた検出出力
を濃度検出値として出力するインク切れ検出センサ18
および検出出力部51と、入力電流を変更可能な電流変
更部52と、入力電流設定モード時に、基準濃度に設定
された基準用紙の濃度をインク切れ検出センサ18によ
り検出させ、インク切れ検出センサ18から検出出力部
51を介して得られた検出出力が予め定められた目標値
に近づくように、電流変更部52により入力電流を変更
設定する制御部40とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙にインク
滴を吹き付けて形成された検査マークの濃度を検出する
ことによりインク切れを検出するインクジェット記録用
インク切れ検出装置および方法並びにインクジェット記
録用インク切れ検出プログラムを記録した記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置は、通常、文字や図
形からなるデータを視覚情報として記録するように、こ
れらのデータを記録用紙に印字可能な記録装置を有して
いる。この記録装置には、インパクト方式や感熱方式、
インクジェット方式等の各種の印字方式が採用されてい
るが、近年においては、静粛性に優れていると共に各種
材質の記録用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、多数の
ノズルを有したインクジェットヘッドと記録用紙とを対
向配置し、インクジェットヘッドを主走査しながら、印
字データに対応するノズルからインクを噴射させて記録
用紙に吹き付けて文字や図形を印字するようになってい
る。従って、このような動作により印字するインクジェ
ット記録装置は、インクの全量を消費する直前まで初期
の印字濃度を維持して良好な読み取りが可能であるが、
インク切れになると、全く印字できずに読み取りが不可
能になるという問題がある。特に、この問題は、受信し
たデータを記憶装置に格納せずに印字出力でのみ記録す
る仕様のファクシミリ装置において大きなものである。
【0004】そこで、インクジェット記録装置は、記録
用紙に吹き付けられたインクの濃度を検出し、入力電流
に応じた検出出力で出力する反射型光センサからなるイ
ンク切れ検出センサを備えており、このセンサを用いて
インク切れを検出するようになっている。即ち、従来
は、インク切れの判定基準となるしきい値を予め設定し
ておき、印字を行う前後において、記録用紙の先端部や
後端部にインクを吹き付けて検査マークを形成し、この
検査マークの濃度を一定の入力電流が供給されるインク
切れ検出センサにより検出する。そして、検査マークの
濃度検出値としきい値とを比較し、検査マークの濃度検
出値がしきい値以上であるか否かを判定することによっ
て、インク切れを検出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、インク切れ検出センサ内の発光ダイオー
ド等の構成部品に性能のばらつきが存在しているため、
インク切れ検出センサに一定の入力電流が供給され、且
つ一定濃度の検査マークが形成されていても、この検査
マークの濃度を検出したときに、各検出センサ間におい
て構成部品の性能のばらつきに応じた検出出力のばらつ
きが生じることになる。そして、この検出出力のばらつ
きが大きなものであると、検出出力から得られる濃度検
出値がインク切れの有無に拘わらず常にしきい値の一方
側に偏ることによって、インク切れを正確に検出できな
いようになるという問題がある。また、このような問題
は、インク切れ検出センサを取り付けたときの記録用紙
に対する角度や距離等の取付け状態のばらつきによって
も生じるものである。
【0006】従って、本発明は、インク切れ検出センサ
の構成部品の性能に大きなばらつきが存在していても、
インク切れを正確に検出することができるインクジェッ
ト記録用インク切れ検出装置および方法並びにインクジ
ェット記録用インク切れ検出プログラムを記録した記録
媒体を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、記録用紙にインク滴を吹き付け
て形成された検査マークの濃度検出値としきい値とを比
較することによりインク切れを検出するインクジェット
記録用インク切れ検出装置であって、前記検査マークの
濃度を検出し、入力電流に応じた検出出力を濃度検出値
として出力する濃度検出手段と、前記入力電流を変更可
能な電流変更手段と、入力電流設定モード時に、基準濃
度に設定された基準濃度手段の濃度を前記濃度検出手段
により検出させ、該濃度検出手段からの検出出力が予め
定められた目標値に近づくように、前記電流変更手段に
より入力電流を変更設定する電流設定手段とを有してい
ることを特徴としている。
【0008】これにより、基準濃度手段の濃度を検出し
たときの検出出力が目標値に近づく入力電流となるよう
に電流変更手段により入力電流を設定するので、濃度検
出手段間の構成部品の性能のばらつきに起因した検出出
力のばらつきを抑制することができる。従って、各装置
の濃度検出手段がインク有りの濃度およびインク無しの
濃度に対してそれぞれ一定の検出出力を出力するため、
検出出力から得た濃度検出値が常にしきい値の一方側に
偏るという不具合を防止することができ、インク切れを
確実に検出することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録用インク切れ検出装置であって、前記濃度
検出手段は、光を照射して反射光を受光するように設置
された反射型光センサであることを特徴としている。
【0010】これにより、光量や記録用紙までの距離、
記録用紙への照射角度にばらつきを生じ易い反射型光セ
ンサであっても、反射型光センサを設置した後に、適正
な入力電流を設定するため、インク切れを確実に検出す
ることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のインクジェット記録用インク切れ検出装置であって、
前記基準濃度手段が所定濃度に設定された基準用紙であ
り、前記濃度検出手段は、記録用紙に記録を行う際の搬
送経路上で濃度の検出を行うことを特徴としている。
【0012】これにより、記録用紙の搬送経路に所定濃
度の基準用紙を搬送させながら濃度検出を行うので、検
査マークの濃度を検出する場合と同一条件で基準用紙の
濃度検出を行うことができる。従って、精度良く基準用
紙の濃度検出を行うことができるため、その検出結果を
用いて入力電流を設定することによって、各濃度検出手
段の検出出力のばらつきを一層抑制することができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記電流変更手段は、入力電流を複数段階
に切り替え可能であり、前記電流設定手段は、前記複数
段階の入力電流の中から、前記濃度検出手段からの検出
出力が前記目標値に最も近づく入力電流を選択すること
を特徴としている。
【0014】これにより、予め用意された複数段階の入
力電流の中から、適切な入力電流が選択されるので、例
えば濃度検出手段の検出出力に基づいて各種演算処理を
行って変更すべき入力電流の値を求め、その入力電流に
変更する場合のような複雑な処理、或いは制御回路を用
いることなく、効率良く入力電流を設定することができ
る。
【0015】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記電流設定手段は、前記濃度検出手段か
らの検出出力に基づき、その検出出力が予め設定された
最大値よりも大きいか、或いは予め定められた最小値よ
りも小さいかを判断することにより、前記濃度検出手段
の異常を検出する検出手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0016】これにより、入力電流の設定を行う処理と
共通してセンサ不良または検出出力調整部不良を検出す
ることができるため、センサ不良等を検出するための専
用の処理や装置を備える必要がなく、コストを低下させ
ることができる。
【0017】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置は、記録用紙にインクを吹き付けるインクジェット方
式で記録するファクシミリ装置に搭載されることを特徴
としている。
【0018】これにより、夜間や休日等のオペレータの
存在しない状況下においても、インク切れを検出してイ
ンク切れに対する処置を採ることができる。
【0019】請求項7の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成された検査マークの濃度を濃度検出手段
により検出させ、該濃度検出手段から出力される入力電
流に応じた検出出力を濃度検出値として獲得し、該濃度
検出値としきい値とを比較することによりインク切れを
検出するインクジェット記録用インク切れ検出方法であ
って、入力電流設定モード時に、基準濃度に設定された
基準濃度手段の濃度を前記濃度検出手段により検出さ
せ、該濃度検出手段からの検出出力が予め定められた目
標値に近づくように、前記電流変更手段により入力電流
を変更設定することを特徴としている。
【0020】これにより、基準濃度手段の濃度を検出し
たときの検出出力が目標値に近づく入力電流となるよう
に設定すると、濃度検出手段間の構成部品の性能のばら
つきに起因した検出出力のばらつきを抑制することがで
きる。従って、各装置の濃度検出手段がインク有りの濃
度およびインク無しの濃度に対してそれぞれ一定の検出
出力を出力するため、検出出力から得た濃度検出値が常
にしきい値の一方側に偏るという不具合を防止すること
ができ、インク切れを確実に検出することができる。そ
して、この方法であれば、コンピュータにより自動で入
力電流を設定することが可能であると共に、オペレータ
により手動で入力電流を設定することが可能である。
【0021】請求項8の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成された検査マークの濃度を濃度検出手段
により検出させ、該濃度検出手段から出力される入力電
流に応じた検出出力を濃度検出値として獲得し、該濃度
検出値としきい値とを比較することによりインク切れを
コンピュータにより検出させるインクジェット記録用イ
ンク切れ検出プログラムを記録した記録媒体であって、
前記検出プログラムは、前記コンピュータに対して入力
電流設定モード時に、基準濃度に設定された基準濃度手
段の濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該濃度検
出手段からの検出出力が予め定められた目標値に近づく
ように、前記電流変更手段により入力電流を変更設定さ
せることを特徴としている。
【0022】これにより、濃度検出手段間の構成部品の
性能のばらつきに起因した検出出力のばらつきを抑制
し、各装置の濃度検出手段がインク有りの濃度およびイ
ンク無しの濃度に対してそれぞれ一定の検出出力を出力
するように濃度検出手段への入力電流をコンピュータに
設定させることによって、インク切れを確実に検出する
ことが可能なインクジェット記録用インク切れ検出装置
を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図7に基づいて以下に説明する。本実施形態に係るイン
クジェット記録用インク切れ検出装置は、図3に示すよ
うに、ファクシミリ装置に内蔵されている。ファクシミ
リ装置は、筐体となる下カバー2および上カバー3を備
えた装置本体1と、装置本体1の側方に配置された受話
器4とを有している。装置本体1は、図4に示すよう
に、原稿20を上カバー3の上方から機内に取り込んだ
後、開口3aから排出する原稿送り装置21と、原稿送
り装置21により搬送される原稿20の画像を読み取る
画像読取装置22と、上カバー3の後部上面に設けられ
た用紙収容ケース5とを備えている。
【0024】上記の用紙収容ケース5には、多数の記録
用紙6が収容されるようになっている。これらの記録用
紙6は、用紙収容ケース5の底部に配置された給紙ロー
ラ7に圧接されており、給紙ローラ7は、用紙収容ケー
ス5内の記録用紙6を給紙口5aから紙送り装置8に給
紙するようになっている。記録用紙6が給紙される紙送
り装置8は、記録用紙6の進行方向を規制するペーパー
ガイド9と、記録用紙6に当接することにより記録用紙
6の先端を検出してオンオフ信号を出力する給紙センサ
11と、記録用紙6を送り出す紙送りローラ10とを有
している。
【0025】上記の紙送りローラ10の送給方向には、
記録用紙6に対して印字を行う印字部30が配置されて
いる。印字部30は、記録用紙6の裏面を支持するプラ
テン13と、記録用紙6の表面にインク滴を吹き付けて
印字するインクジェット記録装置本体12とを有してい
る。インクジェット記録装置本体12は、図1にも示す
ように、インク滴を噴出するインクジェットヘッド31
と、インクジェットヘッド31に接合されたキャリッジ
32と、キャリッジ32を主走査方向Xに移動自在に支
持するガイド部材34a・34bと、キャリッジ32を
ガイド部材34a・34bに沿わせて主走査方向Xに往
復移動(主走査)させる走行機構33とを有している。
【0026】上記のインクジェットヘッド31は、図5
に示すように、圧電素子の駆動によりインク滴を噴出す
るノズル31bを例えば64チャンネル分有している。
尚、インクジェットヘッド31は、バブル方式によりイ
ンクを噴出するようになっていても良い。これらのノズ
ル31bは、記録用紙6に対向するノズル面31aに設
けられており、主走査方向Xに対して直交する副走査方
向Yに一定間隔で配列されている。これにより、図1に
示すように、印字部30においては、インクジェット記
録装置本体12によるインクジェットヘッド31の主走
査と、紙送りローラ10による記録用紙6の副走査とが
繰り返されることによって、記録用紙6の全面または一
部にインク滴の吹き付けによる黒ドットの印字が施され
るようになっている。
【0027】上記の印字部30から記録用紙6の搬出側
には、図4に示すように、印字された記録用紙6の進行
方向を規制するペーパーガイド14と、記録用紙6を機
外に排出させる排出ローラ15とがこの順に配置されて
いる。さらに、排出ローラ15の排出方向には、記録用
紙6に当接することにより記録用紙6を検出してオンオ
フ信号を出力する排紙センサ16と、インク切れの検出
に使用される反射型光センサからなるインク切れ検出セ
ンサ18とがこの順に配置されている。
【0028】上記のインク切れ検出センサ18は、図2
に示すように、例えば5Vの直流電源に接続され、入力
電流に応じた発光量で光を出射する発光ダイオード18
aと、受光量に比例した光電流を出力するフォトトラン
ジスタ18bとを有している。そして、インク切れ検出
センサ18は、検出出力調整部50に接続されており、
検出出力調整部50は、フォトトランジスタ18bの光
電流に比例した電圧の検出出力を生成する検出出力部5
1と、発光ダイオード18aの入力電流を任意の電流量
に変更可能な電流変更部52とを有している。
【0029】上記の検出出力部51は、フォトトランジ
スタ18bのコレクタ端子にベース端子を接続してダー
リントン回路を構成した検出用トランジスタ51aと、
検出用トランジスタ51aのコレクタ端子および直流電
源間に接続された検出用抵抗51bとを有している。そ
して、検出出力部51は、フォトトランジスタ18bか
らの光電流を検出用トランジスタ51aにおいて増幅
し、増幅した光電流と検出用抵抗51bとで得られる電
圧を検出出力として出力するようになっている。一方、
検出出力調整部50の電流変更部52は、発光ダイオー
ド18aのカソード側に並列接続された第1スイッチ部
53と第2スイッチ部54とを有している。各スイッチ
部53・54は、発光ダイオード18aの入力電流を制
限する電流制限抵抗53a・54aと、各電流制限抵抗
53a・54aにそれぞれ接続され、ハイレベルのスイ
ッチ信号の入力時にオン状態に切り替わるトランジスタ
53b・54bとを有している。尚、電流制限抵抗53
a・54aは、電流制限抵抗53aの抵抗値が電流制限
抵抗54aの抵抗値よりも大きな値となるように設定さ
れている。そして、電流変更部52は、トランジスタ5
3b・54bのオン(ON)状態およびオフ(OFF)
状態を組み合わせることによって、電流制限抵抗53a
・54aによる抵抗値を3段階に切り替え可能に構成さ
れており、これらの抵抗値に応じた入力電流で発光ダイ
オード18aを発光させるようになっている。
【0030】上記の検出出力調整部50は、図1に示す
ように、検出出力部51および電流変更部52が制御部
40のA/D変換部42およびI/O部41aにそれぞ
れ接続されている。A/D変換部42は、検出出力部5
1からの検出出力をデジタル値に変換して濃度検出値と
して出力するようになっている。また、I/O部41a
には、上記の電流変更部52が接続されている他、上述
の図4の給紙センサ11や排紙センサ16等のようにオ
ンオフ信号を出力するセンサが接続されている。
【0031】上記のA/D変換部42やI/O部41a
を備えた制御部40は、I/O部41aと同様に制御部
40の外部とで信号の送受信を可能にするI/O部41
bと、各種のデータやプログラムを記憶するメモリ44
と、プログラムに従って各種の処理動作を実行するCP
U部43とを有している。上記のメモリ44は、印字デ
ータや濃度検出値のデータ等を一時的に記憶可能なRA
M、制御データや制御プログラムを固定的に記憶したR
OM、および後述のスイッチ設定データを書換え可能に
保持するE2 PROMを有している。そして、上記の制
御プログラムは、図6に示すように、入力電流設定モー
ドと受信処理モードとを少なくとも選択可能になってお
り、入力電流設定モードが選択されたときに、インク切
れ検出センサ18から得られた基準用紙の濃度検出値が
予め定められた目標値に近づくように、インク切れ検出
センサ18に対する3段階の入力電流の中から最適な入
力電流を求めるようになっている。
【0032】また、図1に示すように、制御部40のI
/O部41bには、図3の上カバー3の前面側に配置さ
れたキー入力部45が接続されており、このキー入力部
45からテンキーデータやファンクションデータ、モー
ド指定データ等の各種のデータが入力されるようになっ
ている。さらに、制御部40のI/O部41bには、表
示部46およびヘッド駆動部47が接続されており、ヘ
ッド駆動部47は、制御部40から黒ドットを指示する
印字データが入力されたときに、印字データに対応する
チャンネルに駆動電圧を印加して図5のノズル31bか
らインク滴を噴射させるようになっている。また、表示
部46は、液晶表示器からなっており、制御部40から
の表示データを基にして制御結果や制御内容、インク切
れ等の異常内容を画面表示するようになっている。
【0033】上記の構成において、インク切れ検出装置
の動作を説明する。図4に示すように、画像読取装置2
2やインクジェット記録装置本体12、インク切れ検出
センサ18等を所定位置に組み付けてファクシミリ装置
を組み立てた後、各駆動機器が正常に動作することが確
認されると、ファクシミリ装置に電源を投入して図6の
制御ルーチンをCPU部43に実行させる。CPU部4
3が制御ルーチンを実行すると、キー入力部45からの
処理モードの選択を受け付け(S1)、処理モードの内
容を判定する(S2)。
【0034】選択された処理モードが入力電流設定モー
ドである場合には(S2,YES)、基準濃度に設定さ
れた基準用紙が用紙収容ケース5にセットされるまで待
機する。キー入力部45からセット信号が入力されるこ
とによって、基準用紙のセットが完了したことを確認す
ると(S3)、給紙ローラ7等を駆動して基準用紙を装
置内に取り込んで搬送させる(S4)。この後、図2に
示すように、ハイレベルのスイッチ信号を第1スイッチ
部53のトランジスタ53bに出力すると共に、ローレ
ベルのスイッチ信号を第2スイッチ部54のトランジス
タ54bに出力することによって、第1スイッチ部53
をオン(ON)状態および第2スイッチ部54をオフ
(OFF)状態にそれぞれ設定する。そして、第1スイ
ッチ部53の大きな抵抗値を有した電流制限抵抗53a
で決定される最小(第1段目)の入力電流を発光ダイオ
ード18aに供給し、入力電流に対応した光量の光を出
射させることによって、インク切れ検出センサ18によ
る濃度検出を可能な状態にする。また、このような設定
状態となるスイッチ信号の出力形態をスイッチ設定デー
タとしてメモリ44のRAMに形成されたスイッチ設定
記憶領域に格納する(S5)。
【0035】次に、基準用紙が印字部30を通過して排
紙センサ16により検出されたときに、経過時間の計数
を開始する。そして、基準用紙がインク切れ検出センサ
18の検出位置に到達したと考えられる所定時間の経過
後に、インク切れ検出センサ18から検出出力部51を
介して得られた検出出力である濃度検出値を取り込み
(S6)、この濃度検出値が下限値以上か否かを判定す
る(S7)。濃度検出値が下限値未満である場合には
(S7,NO)、インク切れ検出センサ18が異常であ
ると判断し、センサ不良または検出出力調整部50の不
良である旨を表示部46に表示させたり、センサ不良等
である旨の警報音を発生してオペレータに報知する(S
8)。そして、基準用紙を排出し(S20)、本ルーチ
ンを終了する。
【0036】一方、濃度検出値が下限値以上である場合
には(S7,YES)、続いて、濃度検出値が目標値以
上であるか否かを判定する(S9)。濃度検出値が目標
値未満である場合には(S9,NO)、現在の電流変更
部52における第1および第2スイッチ部53・54の
設定状態が最適であると判断し、メモリ44からスイッ
チ設定データを読み出してE2 PROMに書き込んだ後
(S10)、基準用紙を排出し(S20)、本ルーチン
を終了する。これにより、以後の動作においては、E2
PROMのスイッチ設定データを基にして第1スイッチ
部53がオン(ON)状態、第2スイッチ部54がオフ
(OFF)状態に設定されることによって、第1スイッ
チ部53の電流制限抵抗53aで決定される最小(第1
段目)の入力電流を用いてインク切れ検出センサ18に
よる濃度の検出が行われることになる。
【0037】一方、濃度検出値が目標値以上である場合
には(S9,YES)、ローレベルのスイッチ信号を第
1スイッチ部53のトランジスタ53bに出力すると共
に、ハイレベルのスイッチ信号を第2スイッチ部54の
トランジスタ54bに出力することによって、第1スイ
ッチ部53をオフ(OFF)状態および第2スイッチ部
54をオン(ON)状態にそれぞれ設定する。そして、
第2スイッチ部54の小さな抵抗値を有した電流制限抵
抗54aで決定される中間(第2段目)の入力電流を発
光ダイオード18aに供給し、入力電流に対応した光量
の光を出射させることによって、インク切れ検出センサ
18による濃度検出を可能な状態にする。また、このよ
うな設定状態となるスイッチ信号の出力形態をスイッチ
設定データとしてメモリ44のRAMに形成されたスイ
ッチ設定記憶領域に格納する(S11)。
【0038】この後、インク切れ検出センサ18から検
出出力部51を介して得られた検出出力である濃度検出
値を取り込み(S12)、この濃度検出値が目標値以上
か否かを判定する(S13)。濃度検出値が目標値未満
である場合には(S13,NO)、現在の電流変更部5
2における第1および第2スイッチ部53・54の設定
状態が最適であると判断し、メモリ44からスイッチ設
定データを読み出してE2 PROMに書き込んだ後(S
14)、基準用紙を排出し(S20)、本ルーチンを終
了する。これにより、以後の動作においては、E2 PR
OMのスイッチ設定データを基にして第1スイッチ部5
3がオフ(OFF)状態、第2スイッチ部54がオン
(ON)状態に設定されることによって、第2スイッチ
部54の電流制限抵抗54aで決定される中間(第2段
目)の入力電流を用いてインク切れ検出センサ18によ
る濃度の検出が行われることになる。
【0039】一方、濃度検出値が目標値以上である場合
には(S13,YES)、ハイレベルのスイッチ信号を
両スイッチ部53・54のトランジスタ53b・54b
に出力することによって、両スイッチ部53・54をオ
ン(ON)状態にそれぞれ設定する。そして、並列接続
された両電流制限抵抗53a・54aで決定される最大
(第3段目)の入力電流を発光ダイオード18aに供給
し、入力電流に対応した光量の光を出射させることによ
って、インク切れ検出センサ18による濃度検出を可能
な状態にする。また、このような設定状態となるスイッ
チ信号の出力形態をスイッチ設定データとしてメモリ4
4のRAMに形成されたスイッチ設定記憶領域に格納す
る(S15)。
【0040】この後、インク切れ検出センサ18から検
出出力部51を介して得られた検出出力である濃度検出
値を取り込み(S16)、この濃度検出値が上限値未満
か否かを判定する(S17)。濃度検出値が上限値以上
である場合には(S17,NO)、現在の電流変更部5
2における第1および第2スイッチ部53・54の設定
状態が最適であると判断し、メモリ44からスイッチ設
定データを読み出してE2 PROMに書き込んだ後(S
18)、基準用紙を排出し(S20)、本ルーチンを終
了する。これにより、以後の動作においては、E2 PR
OMのスイッチ設定データを基にして第1および第2ス
イッチ部53・54がオン(ON)状態にそれぞれ設定
されることによって、両スイッチ部53・54の電流制
限抵抗53a・54aで決定される最大(第3段目)の
入力電流を用いてインク切れ検出センサ18による濃度
の検出が行われることになる。
【0041】一方、濃度検出値が上限値以上である場合
には(S17,YES)、インク切れ検出センサ18が
異常であると判断し、センサ不良または検出出力調整部
50の不良である旨を表示部46に表示させたり、セン
サ不良等である旨の警報音を発生してオペレータに報知
する(S19)。そして、基準用紙を排出し(S2
0)、本ルーチンを終了する。
【0042】次に、S1において、受信モードが選択さ
れた場合には、入力電流設定モードでないと判定するこ
とによって(S2,NO)、受信処理を実行する(S3
0)。即ち、図7に示すように、相手先からの印字デー
タを受信したか否かを判定し(S31)、受信していな
ければ(S31,NO)、図6のS1から再実行し、受
信処理モード以外の処理モードが選択されるまで、S2
での処理モードの判定とS30の受信処理とを繰り返
す。
【0043】この後、S31において印字データを受信
したと判定した場合には(S31,YES)、受信した
印字データをメモリ44内のRAMに形成された印字デ
ータ記憶領域に順次格納する。また、図4に示すよう
に、用紙収容ケース5から1枚の記録用紙6を給紙ロー
ラ7により取り込み、紙送り装置8および紙送りローラ
10を介して印字部30の所定位置に搬送して待機させ
る。この後、印字データの受信データ量がインクジェッ
トヘッド31のチャンネル数に対応した64ライン(副
走査方向の第64段目)を越えたときに、インクジェッ
トヘッド31を走行させながら印字データを印字データ
記憶領域から読み出してヘッド駆動部47に出力し、1
バンド(行)分の印字を行う。そして、1バンド分の印
字が終了すると、記録用紙6を1バンド幅送り出した
後、次バンド分の印字を行う(S32)。
【0044】上記のようにして1バンド分の印字と1バ
ンド幅の記録用紙6の送り出しとを交互に繰り返すこと
によって、1ページ分の印字が完了すると、図1に示す
ように、ページの終端部に例えば矩形状の黒ベタ印字と
なるようにインク滴を吹き付けて検査マーク19を印字
する(S33)。そして、上述のS10やS14、S1
8においてE2 PROMに格納したスイッチ設定データ
を読み出し、このスイッチ設定データに基づいてハイレ
ベルまたはローレベルのスイッチ信号を電流変更部52
に出力することにより第1および第2スイッチ部53・
54をオン(ON)状態あるいはオフ(OFF)状態に
設定し、所定の入力電流をインク切れ検出センサ18に
供給する。この後、図4に示すように、排出ローラ15
により排出される記録用紙6の後端を排紙センサ16に
より検出したときに、経過時間の計数を開始し、検査マ
ーク19がインク切れ検出センサ18の検出位置に到達
したと考えられる所定時間の経過後に、インク切れ検出
センサ18からの検出出力である濃度検出値を取り込
み、メモリ44のRAMに形成された検査マーク記憶領
域に格納することによって、検査マークの濃度を検出す
る(S34)。
【0045】検査マーク記録領域に濃度検出値を格納す
ると、メモリ44に予め記憶されていたしきい値を読み
出し、検査マーク19の濃度検出値がしきい値よりも黒
側に存在するか否かを判定する(S35)。しきい値よ
りも黒側に存在していれば(S35,YES)、インク
切れが生じていないと判断してS31を再実行し、以降
の印字データの受信の有無を判定して印字処理を継続ま
たは終了する。一方、しきい値よりも黒側に存在してい
なければ(S35,NO)、インク切れが生じていると
判断し、インク切れになった旨を表示部44に表示させ
たり、インク切れになった旨の警報音を発生してオペレ
ータに報知する(S36)。
【0046】以上のように、本実施形態のインク切れ検
出装置は、図1に示すように、記録用紙6にインク滴を
吹き付けて形成された検査マーク19の濃度検出値とし
きい値とを比較することによりインク切れを検出するも
のであって、検査マーク19の濃度を検出し、入力電流
に応じた検出出力を濃度検出値として出力するインク切
れ検出センサ18および検出出力部51(濃度検出手
段)と、入力電流を変更可能な電流変更部52(電流変
更手段)と、入力電流設定モード時に、基準濃度に設定
された基準用紙(基準濃度手段)の濃度をインク切れ検
出センサ18により検出させ、該インク切れ検出センサ
18から検出出力部51を介して得られた検出出力が予
め定められた目標値に近づくように、電流変更部52に
より入力電流を変更設定する制御部40(電流設定手
段)とを有した構成にされている。
【0047】尚、本実施形態においては、黒インクを用
いて印字するインクジェット記録装置に適用した場合に
ついて説明しているが、これに限定されることはなく、
赤や緑等のカラーインクを用いて印字するインクジェッ
ト記録装置に適用することもできる。
【0048】これにより、基準用紙の濃度を検出したと
きの検出出力が目標値に近づく入力電流となるように電
流変更部52を制御部40により変更設定すると、発光
ダイオード18a等の性能のばらつきに起因したインク
切れ検出センサ18間の検出出力のばらつきを抑制する
ことができる。従って、各装置のインク切れ検出センサ
18がインク有りの濃度およびインク無しの濃度に対し
てそれぞれ一定の検出出力を出力するため、検出出力か
ら得た濃度検出値が常にしきい値の一方側に偏るという
不具合を防止することができ、インク切れを確実に検出
することができる。
【0049】また、本実施形態において、インク切れ検
出センサ18は、光を照射して反射光を受光するように
設置された反射型光センサで構成されている。これによ
り、光量や記録用紙6までの距離、記録用紙6への照射
角度にばらつきを生じ易い反射型光センサであっても、
反射型光センサを設置した後に、適正な入力電流を設定
するため、インク切れを確実に検出することができる。
【0050】また、本実施形態においては、所定濃度に
設定された基準用紙を使用し、記録用紙6に記録を行う
際の搬送経路上で濃度の検出を行うように構成されてい
る。これにより、記録用紙6の搬送経路に所定濃度の基
準用紙を搬送させながら濃度検出を行うので、検査マー
ク19の濃度を検出する場合と同一条件で用紙の濃度検
出を行うことができる。そして、このように精度良く基
準用紙の濃度検出を行って得た検出結果を用いて入力電
流を設定することによって、各インク切れ検出センサ1
8の検出出力のばらつきを一層抑制することができる。
尚、このような基準用紙を使用する代わりに、記録用紙
6にドット密度を調整した所定濃度の検査マーク19を
形成し、この検査マーク19を用いて入力電流を決定す
るようになっていても良い。
【0051】また、本実施形態において、電流変更部5
2は、図2に示すように、第1スイッチ部53および第
2スイッチ部54により入力電流を3段階(複数段階)
に切り替え可能であり、制御部40は、3段階の入力電
流の中から、インク切れ検出センサ18からの検出出力
が目標値に最も近づく入力電流を選択するように構成さ
れている。尚、入力電流の切り替え段数は、3段階に限
定されるものではなく、第1スイッチ部53等の回路構
成を複数並列接続することによって、任意の段数に設定
することができる。
【0052】これにより、予め用意された複数段階の入
力電流の中から、適切な入力電流が選択されるので、例
えばインク切れ検出センサ18の検出出力に基づいて各
種演算処理を行って変更すべき入力電流の値を求め、そ
の入力電流に変更する場合のような複雑な処理、或いは
制御回路を用いることなく、効率良く入力電流を設定す
ることができる。
【0053】また、本実施形態において、制御部40
は、インク切れ検出センサ18からの検出出力に基づ
き、その検出出力が予め設定された最大値よりも大きい
か、或いは予め定められた最小値よりも小さいかを判断
することにより、インク切れ検出センサ18あるいは検
出出力調整部50の異常を検出する検出手段(図6のS
7、S17))を備えた構成である。これにより、入力
電流の設定を行う処理と共通してセンサ不良を検出する
ことができるため、センサ不良を検出するための専用の
処理や装置を備える必要がなく、コストを低下させるこ
とができる。
【0054】また、本実施形態において、インク切れ検
出装置は、記録用紙6にインクを吹き付けるインクジェ
ット方式で記録するファクシミリ装置に搭載された構成
である。これにより、夜間や休日等のオペレータの存在
しない状況下においても、インク切れを検出してインク
切れに対する処置を採ることができる。
【0055】また、本実施形態におけるインク切れ検出
方法は、図1に示すように、入力電流設定モード時に、
基準濃度に設定された基準用紙(基準濃度手段)の濃度
をインク切れ検出センサ18により検出させ、インク切
れ検出センサ18からの検出出力が予め定められた目標
値に近づくように、電流変更部52により入力電流を変
更設定するように構成されている(図6のS3〜S2
0)。
【0056】これにより、基準用紙の濃度を検出したと
きの検出出力が目標値に近づく入力電流となるように設
定すると、発光ダイオード18a等の性能のばらつきに
起因したインク切れ検出センサ18間の検出出力のばら
つきを抑制することができる。従って、各装置のインク
切れ検出センサ18がインク有りの濃度およびインク無
しの濃度に対してそれぞれ一定の検出出力を出力するた
め、検出出力から得た濃度検出値が常にしきい値の一方
側に偏るという不具合を防止することができ、インク切
れを確実に検出することができる。そして、この方法で
あれば、コンピュータにより自動で入力電流を設定する
ことが可能であると共に、オペレータにより手動で入力
電流を設定することが可能である。
【0057】尚、本実施形態においては、入力電流設定
処理(図6のS3〜S20)が制御プログラムの一部と
して予めメモリ44に格納されているが、これに限定さ
れることはなく、入力電流設定処理をコンピュータに実
行させる入力電流設定プログラムが磁気テープや磁気デ
ィスク、光ディスク等の記録媒体に記録されていても良
い。
【0058】即ち、コンピュータに対して入力電流設定
モード時に、基準濃度に設定された基準用紙の濃度をイ
ンク切れ検出センサ18により検出させ、インク切れ検
出センサ18からの検出出力が予め定められた目標値に
近づくように、電流変更部52により入力電流を変更設
定させる入力電流設定プログラムを記録した記録媒体を
用いることによって、入力電流設定処理を行うようにな
っていても良い。そして、この場合には、ファクシミリ
装置が読み取り装置を備えていたり、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置に接続可能にされていれば、記
録媒体から入力電流設定プログラムを読み取ることによ
って、ファクシミリ装置側や情報処理装置側のコンピュ
ータに入力電流を設定させることができるため、インク
切れ検出センサ18間の検出出力のばらつきを抑制する
ことが可能となり、結果としてインク切れを確実に検出
することが可能なインクジェット記録用インク切れ検出
装置を実現できる。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明は、記録用紙にインク滴
を吹き付けて形成された検査マークの濃度検出値としき
い値とを比較することによりインク切れを検出するイン
クジェット記録用インク切れ検出装置であって、前記検
査マークの濃度を検出し、入力電流に応じた検出出力を
濃度検出値として出力する濃度検出手段と、前記入力電
流を変更可能な電流変更手段と、入力電流設定モード時
に、基準濃度に設定された基準濃度手段の濃度を前記濃
度検出手段により検出させ、該濃度検出手段からの検出
出力が予め定められた目標値に近づくように、前記電流
変更手段により入力電流を変更設定する電流設定手段と
を有している構成である。
【0060】これにより、基準濃度手段の濃度を検出し
たときの検出出力が目標値に近づく入力電流となるよう
に電流変更手段により入力電流を設定するので、濃度検
出手段間の構成部品の性能のばらつきに起因した検出出
力のばらつきを抑制することができる。従って、各装置
の濃度検出手段がインク有りの濃度およびインク無しの
濃度に対してそれぞれ一定の検出出力を出力するため、
検出出力から得た濃度検出値が常にしきい値の一方側に
偏るという不具合を防止することができ、インク切れを
確実に検出することができるという効果を奏する。
【0061】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録用インク切れ検出装置であって、前記濃度
検出手段は、光を照射して反射光を受光するように設置
された反射型光センサである構成である。
【0062】これにより、光量や記録用紙までの距離、
記録用紙への照射角度にばらつきを生じ易い反射型光セ
ンサであっても、反射型光センサを設置した後に、適正
な入力電流を設定するため、インク切れを確実に検出す
ることができるという効果を奏する。
【0063】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のインクジェット記録用インク切れ検出装置であって、
前記基準濃度手段が所定濃度に設定された基準用紙であ
り、前記濃度検出手段は、記録用紙に記録を行う際の搬
送経路上で濃度の検出を行う構成である。
【0064】これにより、記録用紙の搬送経路に所定濃
度の基準用紙を搬送させながら濃度検出を行うので、検
査マークの濃度を検出する場合と同一条件で基準用紙の
濃度検出を行うことができる。従って、精度良く基準用
紙の濃度検出を行うことができるため、その検出結果を
用いて入力電流を設定することによって、各濃度検出手
段の検出出力のばらつきを一層抑制することができると
いう効果を奏する。
【0065】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記電流変更手段は、入力電流を複数段階
に切り替え可能であり、前記電流設定手段は、前記複数
段階の入力電流の中から、前記濃度検出手段からの検出
出力が前記目標値に最も近づく入力電流を選択する構成
である。
【0066】これにより、予め用意された複数段階の入
力電流の中から、適切な入力電流が選択されるので、例
えば濃度検出手段の検出出力に基づいて各種演算処理を
行って変更すべき入力電流の値を求め、その入力電流に
変更する場合のような複雑な処理、或いは制御回路を用
いることなく、効率良く入力電流を設定することができ
るという効果を奏する。
【0067】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置であって、前記電流設定手段は、前記濃度検出手段か
らの検出出力に基づき、その検出出力が予め設定された
最大値よりも大きいか、或いは予め定められた最小値よ
りも小さいかを判断することにより、前記濃度検出手段
の異常を検出する検出手段を備えた構成である。
【0068】これにより、入力電流の設定を行う処理と
共通してセンサ不良または検出出力調整部不良を検出す
ることができるため、センサ不良等を検出するための専
用の処理や装置を備える必要がなく、コストを低下させ
ることができるという効果を奏する。
【0069】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかに記載のインクジェット記録用インク切れ検出装
置は、記録用紙にインクを吹き付けるインクジェット方
式で記録するファクシミリ装置に搭載される構成であ
る。
【0070】これにより、夜間や休日等のオペレータの
存在しない状況下においても、インク切れを検出してイ
ンク切れに対する処置を採ることができるという効果を
奏する。
【0071】請求項7の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成された検査マークの濃度を濃度検出手段
により検出させ、該濃度検出手段から出力される入力電
流に応じた検出出力を濃度検出値として獲得し、該濃度
検出値としきい値とを比較することによりインク切れを
検出するインクジェット記録用インク切れ検出方法であ
って、入力電流設定モード時に、基準濃度に設定された
基準濃度手段の濃度を前記濃度検出手段により検出さ
せ、該濃度検出手段からの検出出力が予め定められた目
標値に近づくように、前記電流変更手段により入力電流
を変更設定する構成である。
【0072】これにより、基準濃度手段の濃度を検出し
たときの検出出力が目標値に近づく入力電流となるよう
に設定すると、濃度検出手段間の構成部品の性能のばら
つきに起因した検出出力のばらつきを抑制することがで
きる。従って、各装置の濃度検出手段がインク有りの濃
度およびインク無しの濃度に対してそれぞれ一定の検出
出力を出力するため、検出出力から得た濃度検出値が常
にしきい値の一方側に偏るという不具合を防止すること
ができ、インク切れを確実に検出することができる。そ
して、この方法であれば、コンピュータにより自動で入
力電流を設定することが可能であると共に、オペレータ
により手動で入力電流を設定することが可能であるとい
う効果を奏する。
【0073】請求項8の発明は、記録用紙にインク滴を
吹き付けて形成された検査マークの濃度を濃度検出手段
により検出させ、該濃度検出手段から出力される入力電
流に応じた検出出力を濃度検出値として獲得し、該濃度
検出値としきい値とを比較することによりインク切れを
コンピュータにより検出させるインクジェット記録用イ
ンク切れ検出プログラムを記録した記録媒体であって、
前記検出プログラムは、前記コンピュータに対して入力
電流設定モード時に、基準濃度に設定された基準濃度手
段の濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該濃度検
出手段からの検出出力が予め定められた目標値に近づく
ように、前記電流変更手段により入力電流を変更設定さ
せる構成である。
【0074】これにより、濃度検出手段間の構成部品の
性能のばらつきに起因した検出出力のばらつきを抑制
し、各装置の濃度検出手段がインク有りの濃度およびイ
ンク無しの濃度に対してそれぞれ一定の検出出力を出力
する入力電流となるようにコンピュータに設定させるこ
とによって、インク切れを確実に検出することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の制御部や印字部の説
明図である。
【図2】検出出力調整部の回路図である。
【図3】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図4】ファクシミリ装置の概略構成図である。
【図5】インクジェットヘッドの斜視図である。
【図6】制御ルーチンのフローチャートである。
【図7】受信処理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
5 用紙収容ケース 7 給紙ローラ 8 紙送り装置 9 ペーパーガイド 10 紙送りローラ 11 給紙センサ 12 インクジェット記録装置本体 13 プラテン 14 ペーパーガイド 15 排出ローラ 16 排紙センサ 18 インク切れ検出センサ 18a 発光ダイオード 18b フォトトランジスタ 19 検査マーク 20 原稿 21 原稿送り装置 22 画像読取装置 31 インクジェットヘッド 31b ノズル 32 キャリッジ 33 走行機構 51 検出出力部 52 電流変更部 53 第1スイッチ部 54 第2スイッチ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙にインク滴を吹き付けて形成さ
    れた検査マークの濃度検出値としきい値とを比較するこ
    とによりインク切れを検出するインクジェット記録用イ
    ンク切れ検出装置であって、 前記検査マークの濃度を検出し、入力電流に応じた検出
    出力を濃度検出値として出力する濃度検出手段と、 前記入力電流を変更可能な電流変更手段と、 入力電流設定モード時に、基準濃度に設定された基準濃
    度手段の濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該濃
    度検出手段からの検出出力が予め定められた目標値に近
    づくように、前記電流変更手段により入力電流を変更設
    定する電流設定手段とを有していることを特徴とするイ
    ンクジェット記録用インク切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度検出手段は、光を照射して反射
    光を受光するように設置された反射型光センサであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用イ
    ンク切れ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記基準濃度手段が所定濃度に設定され
    た基準用紙であり、前記濃度検出手段は、記録用紙に記
    録を行う際の搬送経路上で濃度の検出を行うことを特徴
    とする請求項1または2記載のインクジェット記録用イ
    ンク切れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電流変更手段は、入力電流を複数段
    階に切り替え可能であり、前記電流設定手段は、前記複
    数段階の入力電流の中から、前記濃度検出手段からの検
    出出力が前記目標値に最も近づく入力電流を選択するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録用インク切れ検出装置。
  5. 【請求項5】 前記電流設定手段は、前記濃度検出手段
    からの検出出力に基づき、その検出出力が予め設定され
    た最大値よりも大きいか、或いは予め定められた最小値
    よりも小さいかを判断することにより、前記濃度検出手
    段の異常を検出する検出手段を備えたことを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載のインクジェット記
    録用インク切れ検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録用インク切れ検出装置は、記録用紙に
    インクを吹き付けるインクジェット方式で記録するファ
    クシミリ装置に搭載されることを特徴とするインクジェ
    ット記録用インク切れ検出装置。
  7. 【請求項7】 記録用紙にインク滴を吹き付けて形成さ
    れた検査マークの濃度を濃度検出手段により検出させ、
    該濃度検出手段から出力される入力電流に応じた検出出
    力を濃度検出値として獲得し、該濃度検出値としきい値
    とを比較することによりインク切れを検出するインクジ
    ェット記録用インク切れ検出方法であって、 入力電流設定モード時に、基準濃度に設定された基準濃
    度手段の濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該濃
    度検出手段からの検出出力が予め定められた目標値に近
    づくように、前記電流変更手段により入力電流を変更設
    定することを特徴とするインクジェット記録用インク切
    れ検出方法。
  8. 【請求項8】 記録用紙にインク滴を吹き付けて形成さ
    れた検査マークの濃度を濃度検出手段により検出させ、
    該濃度検出手段から出力される入力電流に応じた検出出
    力を濃度検出値として獲得し、該濃度検出値としきい値
    とを比較することによりインク切れをコンピュータによ
    り検出させるインクジェット記録用インク切れ検出プロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 前記検出プログラムは、前記コンピュータに対して入力
    電流設定モード時に、基準濃度に設定された基準濃度手
    段の濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該濃度検
    出手段からの検出出力が予め定められた目標値に近づく
    ように、前記電流変更手段により入力電流を変更設定さ
    せることを特徴とするインクジェット記録用インク切れ
    検出プログラムを記録した記録媒体。
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