JPH103157A - 現像処理装置の液補充機構 - Google Patents
現像処理装置の液補充機構Info
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- JPH103157A JPH103157A JP8153899A JP15389996A JPH103157A JP H103157 A JPH103157 A JP H103157A JP 8153899 A JP8153899 A JP 8153899A JP 15389996 A JP15389996 A JP 15389996A JP H103157 A JPH103157 A JP H103157A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スクイズローラのメンテナンスの頻度を低減さ
せることができる現像処理装置の液補充機構を提供す
る。 【解決手段】ネガフィルムの像を露光された印画紙を現
像するための現像処理装置において、処理液槽42に補
充液を補充する現像処理装置の液補充機構であって、補
充液を処理槽42の上部に配置された第1の対のスクイ
ズローラ112a,112b上に滴下する供給装置11
0と、第1の対のスクイズローラの少なくとも一方11
2bの下方に配置され、このスクイズローラ112bの
外周面から僅かに離間して外周面に沿うように形成され
た曲面116aを有する拡散部材116と、第1の対の
スクイズローラの下方に配置された第2の対のスクイズ
ローラ118a,118bとを具備する。
せることができる現像処理装置の液補充機構を提供す
る。 【解決手段】ネガフィルムの像を露光された印画紙を現
像するための現像処理装置において、処理液槽42に補
充液を補充する現像処理装置の液補充機構であって、補
充液を処理槽42の上部に配置された第1の対のスクイ
ズローラ112a,112b上に滴下する供給装置11
0と、第1の対のスクイズローラの少なくとも一方11
2bの下方に配置され、このスクイズローラ112bの
外周面から僅かに離間して外周面に沿うように形成され
た曲面116aを有する拡散部材116と、第1の対の
スクイズローラの下方に配置された第2の対のスクイズ
ローラ118a,118bとを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネガフィルムの像
を露光された印画紙を現像するための現像処理装置にお
いて、処理液槽に補充液を補充する現像処理装置の液補
充機構に関するものであって、特には補充液をスクイズ
ローラ上に拡散させる拡散機構に関するものである。
を露光された印画紙を現像するための現像処理装置にお
いて、処理液槽に補充液を補充する現像処理装置の液補
充機構に関するものであって、特には補充液をスクイズ
ローラ上に拡散させる拡散機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印画紙にフィルムの像を露光させて現像
する装置においては、印画紙の現像処理を行うために、
現像液、定着液、洗浄液を各々収容した複数の処理槽が
設けられている。そして、露光された印画紙が、これら
の処理槽中を順次通過することにより現像処理が行われ
る。このような装置においては、処理槽内の処理液を隣
の処理槽に持ち込まないようにするために、印画紙に付
着した処理液を絞り取るためのスクイズローラが配置さ
れている。そして、従来、処理槽に新しい処理液を補充
する場合、この補充液は、処理槽内に直接供給されてい
た。
する装置においては、印画紙の現像処理を行うために、
現像液、定着液、洗浄液を各々収容した複数の処理槽が
設けられている。そして、露光された印画紙が、これら
の処理槽中を順次通過することにより現像処理が行われ
る。このような装置においては、処理槽内の処理液を隣
の処理槽に持ち込まないようにするために、印画紙に付
着した処理液を絞り取るためのスクイズローラが配置さ
れている。そして、従来、処理槽に新しい処理液を補充
する場合、この補充液は、処理槽内に直接供給されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の補充液の供給方法においては、補充液がスクイズ
ローラに直接かからないため、スクイズローラは、印画
紙からの処理液の絞り取りを繰り返すうちに比較的汚れ
が付着しやすく、メンテナンスを頻繁に行う必要がある
という問題点があった。
従来の補充液の供給方法においては、補充液がスクイズ
ローラに直接かからないため、スクイズローラは、印画
紙からの処理液の絞り取りを繰り返すうちに比較的汚れ
が付着しやすく、メンテナンスを頻繁に行う必要がある
という問題点があった。
【0004】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、スクイズ
ローラのメンテナンスの頻度を低減させることができる
現像処理装置の液補充機構を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、スクイズ
ローラのメンテナンスの頻度を低減させることができる
現像処理装置の液補充機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、本発明に係わる現像処理装置の液
補充機構は、ネガフィルムの像を露光された印画紙を現
像するための現像処理装置において、処理液槽に補充液
を補充する現像処理装置の液補充機構であって、前記補
充液を前記処理槽の上部に配置された第1の対のスクイ
ズローラ上に滴下する供給装置と、前記第1の対のスク
イズローラの少なくとも一方の下方に配置され、該スク
イズローラの外周面から僅かに離間して該外周面に沿う
ように形成された曲面を有する拡散部材と、前記第1の
対のスクイズローラの下方に配置された第2の対のスク
イズローラとを具備することを特徴としている。
的を達成するために、本発明に係わる現像処理装置の液
補充機構は、ネガフィルムの像を露光された印画紙を現
像するための現像処理装置において、処理液槽に補充液
を補充する現像処理装置の液補充機構であって、前記補
充液を前記処理槽の上部に配置された第1の対のスクイ
ズローラ上に滴下する供給装置と、前記第1の対のスク
イズローラの少なくとも一方の下方に配置され、該スク
イズローラの外周面から僅かに離間して該外周面に沿う
ように形成された曲面を有する拡散部材と、前記第1の
対のスクイズローラの下方に配置された第2の対のスク
イズローラとを具備することを特徴としている。
【0006】また、この発明に係わる現像処理装置の液
補充機構において、前記第1の対のスクイズローラの少
なくとも一方に接する様に配置され、前記供給装置から
滴下された補充液を前記第1の対のスクイズローラの長
手方向に拡散させるための拡散ローラを更に具備するこ
とを特徴としている。
補充機構において、前記第1の対のスクイズローラの少
なくとも一方に接する様に配置され、前記供給装置から
滴下された補充液を前記第1の対のスクイズローラの長
手方向に拡散させるための拡散ローラを更に具備するこ
とを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わる現像処理装置の液
補充機構において、前記拡散ローラは、その表面にスパ
イラル状の溝を有することを特徴としている。
補充機構において、前記拡散ローラは、その表面にスパ
イラル状の溝を有することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係わる現像
処理装置の概略構成を示す側断面図である。
処理装置の概略構成を示す側断面図である。
【0010】図1において、現像処理装置10は、大き
く分けて露光部12と、印画紙整列部14と、現像処理
部16と、乾燥処理部18とから概略構成されている。
露光部12は、ネガフィルムFに光を照射するための光
源部22と、ネガの像を拡大するためのレンズ24(複
数の倍率を得るため、ズームレンズもしくは切り換え手
段を介して複数の単レンズを備えることが可能)と、印
画紙Pを光源部22の下方で支持するための露光台26
と、露光台26上に印画紙を供給するための印画紙カセ
ット28,30とを備えている。印画紙カセット28,3
0内にはロール状に巻かれた印画紙が収納されており、
印画紙は、この印画紙カセット28あるいは30から巻
き出され、カッター32あるいは33により1枚ずつの
写真の大きさに切断されて、露光台26上に供給され
る。1枚ずつの大きさに切断され、露光台26上に供給
された印画紙Pは、所定時間露光された後、印画紙整列
部14に送られる。
く分けて露光部12と、印画紙整列部14と、現像処理
部16と、乾燥処理部18とから概略構成されている。
露光部12は、ネガフィルムFに光を照射するための光
源部22と、ネガの像を拡大するためのレンズ24(複
数の倍率を得るため、ズームレンズもしくは切り換え手
段を介して複数の単レンズを備えることが可能)と、印
画紙Pを光源部22の下方で支持するための露光台26
と、露光台26上に印画紙を供給するための印画紙カセ
ット28,30とを備えている。印画紙カセット28,3
0内にはロール状に巻かれた印画紙が収納されており、
印画紙は、この印画紙カセット28あるいは30から巻
き出され、カッター32あるいは33により1枚ずつの
写真の大きさに切断されて、露光台26上に供給され
る。1枚ずつの大きさに切断され、露光台26上に供給
された印画紙Pは、所定時間露光された後、印画紙整列
部14に送られる。
【0011】印画紙整列部14は、露光が済んだ印画紙
Pを図2に示すように一列に並んだ状態から、図3に示
すように千鳥状に2列に並んだ状態に変換し、その状態
で、印画紙Pを図中二点鎖線で示す経路に沿って搬送
し、現像処理部16に受け渡す。このように印画紙Pを
2列に並べることにより、現像処理のスピードアップを
図っている。また、印画紙整列部14には、不図示のド
ットマトリックスプリンタが備えられており、印画紙P
の裏面にネガの駒番号等を印刷する。
Pを図2に示すように一列に並んだ状態から、図3に示
すように千鳥状に2列に並んだ状態に変換し、その状態
で、印画紙Pを図中二点鎖線で示す経路に沿って搬送
し、現像処理部16に受け渡す。このように印画紙Pを
2列に並べることにより、現像処理のスピードアップを
図っている。また、印画紙整列部14には、不図示のド
ットマトリックスプリンタが備えられており、印画紙P
の裏面にネガの駒番号等を印刷する。
【0012】現像処理部16は、本実施形態の装置で
は、1つの現像液槽34と、1つの定着液槽36と、3
つの水洗槽38,40,42とを備えている。印画紙P
は、各槽中に挿入された処理ラック44,46,48,5
0,52により、図中二点鎖線で示す経路に沿って、各
槽中を上下方向に往復搬送され、現像、定着、水洗の各
処理が施される。なお、水洗槽38,40,42の下方に
は、現像液槽34に現像液を供給するための現像液補充
タンク54と、定着液槽36に定着液を供給するための
定着液補充タンク56と、水洗槽42に洗浄液を補充す
るための洗浄液補充タンク58とが配置されている。ま
た、これらのタンクの下方には、現像液槽34、定着液
槽36、水洗槽38,40,42からの排液を外部に排出
するためのドレンコック60,62,64が配置されてい
る。
は、1つの現像液槽34と、1つの定着液槽36と、3
つの水洗槽38,40,42とを備えている。印画紙P
は、各槽中に挿入された処理ラック44,46,48,5
0,52により、図中二点鎖線で示す経路に沿って、各
槽中を上下方向に往復搬送され、現像、定着、水洗の各
処理が施される。なお、水洗槽38,40,42の下方に
は、現像液槽34に現像液を供給するための現像液補充
タンク54と、定着液槽36に定着液を供給するための
定着液補充タンク56と、水洗槽42に洗浄液を補充す
るための洗浄液補充タンク58とが配置されている。ま
た、これらのタンクの下方には、現像液槽34、定着液
槽36、水洗槽38,40,42からの排液を外部に排出
するためのドレンコック60,62,64が配置されてい
る。
【0013】水洗が終了して水洗槽42から排出された
印画紙Pは、乾燥処理部18に搬入され、乾燥処理部1
8内に配置された不図示のローラにより上下方向に往復
搬送される。不図示のヒータで温められた空気をこの上
下方向の搬送の間にエアダクト66から送出することに
より、印画紙Pが乾燥される。この乾燥が終了し、出来
上がった写真が排出口68から現像処理装置10の外部
に排出され、不図示のソータにより仕分けされる。
印画紙Pは、乾燥処理部18に搬入され、乾燥処理部1
8内に配置された不図示のローラにより上下方向に往復
搬送される。不図示のヒータで温められた空気をこの上
下方向の搬送の間にエアダクト66から送出することに
より、印画紙Pが乾燥される。この乾燥が終了し、出来
上がった写真が排出口68から現像処理装置10の外部
に排出され、不図示のソータにより仕分けされる。
【0014】なお、現像処理部16の上部には、開閉可
能なカバー70が設けられており、各処理槽中の処理ラ
ックのメンテナンスが必要となった場合には、カバー7
0を図中二点鎖線で示すように開き、処理槽中から処理
ラックを引き上げることによりメンテナンスを行うこと
ができる。
能なカバー70が設けられており、各処理槽中の処理ラ
ックのメンテナンスが必要となった場合には、カバー7
0を図中二点鎖線で示すように開き、処理槽中から処理
ラックを引き上げることによりメンテナンスを行うこと
ができる。
【0015】次に、上記のように構成される現像処理装
置における、本発明の特徴的な部分について説明する。
置における、本発明の特徴的な部分について説明する。
【0016】図5は、現像処理部16の各処理槽34,
36,38,40,42内に挿入される処理ラック44,4
6,48,50,52の代表的な構造として、処理ラック
44の構成を示した側面図である。他の処理ラックも図
5に示したものと同様の構造である。
36,38,40,42内に挿入される処理ラック44,4
6,48,50,52の代表的な構造として、処理ラック
44の構成を示した側面図である。他の処理ラックも図
5に示したものと同様の構造である。
【0017】一般に、各処理槽に配置される処理ラック
には、2本のローラで印画紙を挟んで搬送するものと、
千鳥状にローラを配置して印画紙の腰(剛性)を利用し
て搬送するものがある。本実施形態の処理ラックでは千
鳥状にローラを配置する構成を採っている。
には、2本のローラで印画紙を挟んで搬送するものと、
千鳥状にローラを配置して印画紙の腰(剛性)を利用し
て搬送するものがある。本実施形態の処理ラックでは千
鳥状にローラを配置する構成を採っている。
【0018】処理ラック44は、処理ラック本体72
と、この処理ラック本体72に千鳥状に複数本配置され
た3列の搬送ローラ74,76,78とを備えている。3
列の搬送ローラ74,76,78は、不図示のモータ等の
回転駆動源によりギヤ列を介して一定速度で回転駆動さ
れる。印画紙Pは、図中左上方の印画紙入り口から処理
ラック44内に進入し、図中左側の列の搬送ローラ78
と中央の列の搬送ローラ76の間を下方に向かって搬送
される。そして、処理ラック本体72の下部において上
方に方向転換された後、図中右側の列の搬送ローラ74
と中央の列の搬送ローラ76の間を上方に向かって搬送
され、図中右上方の印画紙出口から搬出される。なお、
各搬送ローラの配設間隔は約30mm程度であり、通常
の同時プリントに使用される印画紙のサイズで長手方向
の長さが約127mmであるので、印画紙Pは、通常少
なくとも4本の搬送ローラにまたがって搬送される。ま
た、印画紙を千鳥状に2列に配列したときの、隣の印画
紙とのずれ量(図3にsで示す寸法)は、80mm程度
である。
と、この処理ラック本体72に千鳥状に複数本配置され
た3列の搬送ローラ74,76,78とを備えている。3
列の搬送ローラ74,76,78は、不図示のモータ等の
回転駆動源によりギヤ列を介して一定速度で回転駆動さ
れる。印画紙Pは、図中左上方の印画紙入り口から処理
ラック44内に進入し、図中左側の列の搬送ローラ78
と中央の列の搬送ローラ76の間を下方に向かって搬送
される。そして、処理ラック本体72の下部において上
方に方向転換された後、図中右側の列の搬送ローラ74
と中央の列の搬送ローラ76の間を上方に向かって搬送
され、図中右上方の印画紙出口から搬出される。なお、
各搬送ローラの配設間隔は約30mm程度であり、通常
の同時プリントに使用される印画紙のサイズで長手方向
の長さが約127mmであるので、印画紙Pは、通常少
なくとも4本の搬送ローラにまたがって搬送される。ま
た、印画紙を千鳥状に2列に配列したときの、隣の印画
紙とのずれ量(図3にsで示す寸法)は、80mm程度
である。
【0019】このような千鳥状にローラが配置され、紙
の腰を利用して印画紙を搬送するものにおいて、図3に
示すように配列された印画紙P1,P2,P3,…を搬送
した場合、一番先頭の印画紙P1だけが、図4に破線で
示すように他の印画紙に対してしだいに後方にずれてい
くという問題が生ずる。
の腰を利用して印画紙を搬送するものにおいて、図3に
示すように配列された印画紙P1,P2,P3,…を搬送
した場合、一番先頭の印画紙P1だけが、図4に破線で
示すように他の印画紙に対してしだいに後方にずれてい
くという問題が生ずる。
【0020】その理由を以下に説明する。
【0021】まず、印画紙Pが搬送されていく過程で、
印画紙Pの先端部が隣の搬送ローラ76(ここでは、印
画紙Pが搬送ローラ74から搬送ローラ76に向かって
移動される場合を例として説明する)に接触するとき、
印画紙Pの先端は、搬送ローラの外周面に対して接線方
向に接触するのではなく、図6にAで示すように搬送ロ
ーラの外周面に対してある角度をもって接触する。この
とき、印画紙PがAで示す位置から二点鎖線で示すBの
位置まで移動したとすると、印画紙Pの繰り出し距離d
に対して搬送ローラ76はdよりも大きい距離であるL
だけ回転することになり、印画紙Pが接線方向に接触す
る場合よりも搬送ローラ76は速い速度で回転されるこ
ととなる。搬送ローラ76の駆動系は、印画紙Pが搬送
ローラの接線方向に接触する場合を基準とする速度で搬
送ローラを駆動しているため、搬送ローラ76は駆動系
のバックラッシュ分だけ駆動力よりも先行して回転す
る。そして、搬送ローラ76がバックラッシュ分だけ先
行回転した後は、駆動系の定速回転が、印画紙にとって
は搬送力ではなく逆に抵抗となり、印画紙Pにブレーキ
がかかる。このブレーキ力は、印画紙Pを後方にずらせ
ようとする。
印画紙Pの先端部が隣の搬送ローラ76(ここでは、印
画紙Pが搬送ローラ74から搬送ローラ76に向かって
移動される場合を例として説明する)に接触するとき、
印画紙Pの先端は、搬送ローラの外周面に対して接線方
向に接触するのではなく、図6にAで示すように搬送ロ
ーラの外周面に対してある角度をもって接触する。この
とき、印画紙PがAで示す位置から二点鎖線で示すBの
位置まで移動したとすると、印画紙Pの繰り出し距離d
に対して搬送ローラ76はdよりも大きい距離であるL
だけ回転することになり、印画紙Pが接線方向に接触す
る場合よりも搬送ローラ76は速い速度で回転されるこ
ととなる。搬送ローラ76の駆動系は、印画紙Pが搬送
ローラの接線方向に接触する場合を基準とする速度で搬
送ローラを駆動しているため、搬送ローラ76は駆動系
のバックラッシュ分だけ駆動力よりも先行して回転す
る。そして、搬送ローラ76がバックラッシュ分だけ先
行回転した後は、駆動系の定速回転が、印画紙にとって
は搬送力ではなく逆に抵抗となり、印画紙Pにブレーキ
がかかる。このブレーキ力は、印画紙Pを後方にずらせ
ようとする。
【0022】ここで、図3における先頭の印画紙P1と
2番目の印画紙P2との間の距離s(約80mm)内に
は、既に述べたように3本程度の搬送ローラが存在し、
これら3本の搬送ローラは全てバックラッシュ分だけ駆
動力に対して先行した状態となっているので、印画紙P
1には3本の搬送ローラのブレーキ力がかかり、印画紙
P1は、後方にずらされることとなる。これに対し、2
番目の印画紙P2の先端が搬送ローラに接触するときに
は、その搬送ローラは1番目の印画紙P1に押さえられ
ているので、印画紙P2に押されて速く回転することは
なく、通常の定速回転を保持しているので、バックラッ
シュ分だけ自由回転することはないが、定速で回転して
いる以上、この搬送ローラは2番目の印画紙P2に対し
てブレーキ力を生ずる。しかしながら、2番目の印画紙
P2を搬送している他の3本の搬送ローラは、既にバッ
クラッシュが逆方向に片寄せられて、駆動力が先行する
状態に転じているので、2番目の印画紙P2は、先頭の
1本の搬送ローラのブレーキ力を受けるのみで、印画紙
P2を後方にずらそうとする力は小さい。従って、先頭
の印画紙P2に比較して、後方にずらされる量は少な
い。また、2枚目以降の印画紙は、すべて搬送ローラと
の接触条件が同一であるため、ずれたとしても、すべて
の印画紙がほぼ同じ量だけ平行にずれる。そのため、大
きなブレーキ力がかかる先頭の印画紙P1のみが、搬送
が進むにつれて徐々に後方に大きくずれてしまうことと
なる。
2番目の印画紙P2との間の距離s(約80mm)内に
は、既に述べたように3本程度の搬送ローラが存在し、
これら3本の搬送ローラは全てバックラッシュ分だけ駆
動力に対して先行した状態となっているので、印画紙P
1には3本の搬送ローラのブレーキ力がかかり、印画紙
P1は、後方にずらされることとなる。これに対し、2
番目の印画紙P2の先端が搬送ローラに接触するときに
は、その搬送ローラは1番目の印画紙P1に押さえられ
ているので、印画紙P2に押されて速く回転することは
なく、通常の定速回転を保持しているので、バックラッ
シュ分だけ自由回転することはないが、定速で回転して
いる以上、この搬送ローラは2番目の印画紙P2に対し
てブレーキ力を生ずる。しかしながら、2番目の印画紙
P2を搬送している他の3本の搬送ローラは、既にバッ
クラッシュが逆方向に片寄せられて、駆動力が先行する
状態に転じているので、2番目の印画紙P2は、先頭の
1本の搬送ローラのブレーキ力を受けるのみで、印画紙
P2を後方にずらそうとする力は小さい。従って、先頭
の印画紙P2に比較して、後方にずらされる量は少な
い。また、2枚目以降の印画紙は、すべて搬送ローラと
の接触条件が同一であるため、ずれたとしても、すべて
の印画紙がほぼ同じ量だけ平行にずれる。そのため、大
きなブレーキ力がかかる先頭の印画紙P1のみが、搬送
が進むにつれて徐々に後方に大きくずれてしまうことと
なる。
【0023】本実施形態の処理ラックでは、この問題を
解決するために、図5に示すようにユニットの上下方向
の略中央に位置する搬送ローラ76aの両側に自由回転
可能な押し付けローラ80を配置している。このように
押し付けローラ80と搬送ローラ76aとで印画紙を挟
んで搬送することにより、この部分では印画紙Pとロー
ラのスリップが発生せず、1枚目の印画紙P1に大きな
ブレーキ力がかかっても印画紙P1を所定距離だけ正確
に搬送することができる。これにより、先頭の印画紙P
1だけが後方に大きくずれてしまうことが解消できる。
解決するために、図5に示すようにユニットの上下方向
の略中央に位置する搬送ローラ76aの両側に自由回転
可能な押し付けローラ80を配置している。このように
押し付けローラ80と搬送ローラ76aとで印画紙を挟
んで搬送することにより、この部分では印画紙Pとロー
ラのスリップが発生せず、1枚目の印画紙P1に大きな
ブレーキ力がかかっても印画紙P1を所定距離だけ正確
に搬送することができる。これにより、先頭の印画紙P
1だけが後方に大きくずれてしまうことが解消できる。
【0024】図7は、このような印画紙のずれを防止す
る機構の変形例であり、処理ラックの上下方向の略中央
に位置する搬送ローラ76の両側の搬送ローラ74及び
78にベルト82をかけ、このベルト82と搬送ローラ
76とで印画紙Pを挟んで印画紙Pのスリップを防止す
るようにしたものである。このような構成でも、やはり
1枚目の印画紙P1のずれを防止することができる。
る機構の変形例であり、処理ラックの上下方向の略中央
に位置する搬送ローラ76の両側の搬送ローラ74及び
78にベルト82をかけ、このベルト82と搬送ローラ
76とで印画紙Pを挟んで印画紙Pのスリップを防止す
るようにしたものである。このような構成でも、やはり
1枚目の印画紙P1のずれを防止することができる。
【0025】次に、図8は、各処理ラックの中間に配置
されるリターンローラを示した図である。
されるリターンローラを示した図である。
【0026】例えば、処理ラック44と46を例に挙げ
て説明すると、処理ラック44から排出された印画紙P
は、リターンローラ84にぶつかって下方に方向転換さ
れ、処理ラック46に搬入される。このとき、リターン
ローラ84は、印画紙Pの動きにつれて自由に回転する
ことが印画紙にダメージを与えないためには好ましい。
そのため、リターンローラ84は自由回転可能に支持さ
れている。
て説明すると、処理ラック44から排出された印画紙P
は、リターンローラ84にぶつかって下方に方向転換さ
れ、処理ラック46に搬入される。このとき、リターン
ローラ84は、印画紙Pの動きにつれて自由に回転する
ことが印画紙にダメージを与えないためには好ましい。
そのため、リターンローラ84は自由回転可能に支持さ
れている。
【0027】従来このようなリターンローラ84は、図
9に示すように幅方向に連続した1本のローラから構成
されていた。このようなリターンローラ84を用いて、
図3のように2列に並んだ印画紙の方向転換をさせよう
とした場合、1枚目の印画紙P1がリターンローラ84
にぶつかるときには、リターンローラ84は自由回転す
るが、2枚目の印画紙P2がリターンローラ84にぶつ
かるときには、リターンローラ84は、まだ1枚目の印
画紙P1に拘束されているため、完全な自由回転状態と
はならない。そのため、2枚目以降の印画紙の先端部が
リターンローラとの衝突によりダメージを受けるという
問題があった。
9に示すように幅方向に連続した1本のローラから構成
されていた。このようなリターンローラ84を用いて、
図3のように2列に並んだ印画紙の方向転換をさせよう
とした場合、1枚目の印画紙P1がリターンローラ84
にぶつかるときには、リターンローラ84は自由回転す
るが、2枚目の印画紙P2がリターンローラ84にぶつ
かるときには、リターンローラ84は、まだ1枚目の印
画紙P1に拘束されているため、完全な自由回転状態と
はならない。そのため、2枚目以降の印画紙の先端部が
リターンローラとの衝突によりダメージを受けるという
問題があった。
【0028】本実施形態では、この問題を解決するため
に、図10に示すようにリターンローラ84を2つのロ
ーラ84aと84bに分割し、夫々のローラがフレーム
85に対して独立に自由回転することができるようにし
ている。このようにすることにより、図3に示す2列の
印画紙Pが、隣の列の印画紙に影響されることなくリタ
ーンローラを回転させることが出来るため、印画紙の先
端部のダメージをなくすことができる。
に、図10に示すようにリターンローラ84を2つのロ
ーラ84aと84bに分割し、夫々のローラがフレーム
85に対して独立に自由回転することができるようにし
ている。このようにすることにより、図3に示す2列の
印画紙Pが、隣の列の印画紙に影響されることなくリタ
ーンローラを回転させることが出来るため、印画紙の先
端部のダメージをなくすことができる。
【0029】次に、図11は、処理ラック44,46,4
8,50,52のメンテナンスを行うときに役立てるため
の構造を示した図であり、図12は、処理ラックを側面
から見た図である。すべての処理ラックは、図11及び
図12に示すような構造となっているが、図11及び図
12では、それらを代表して処理ラック44の構造を示
している。
8,50,52のメンテナンスを行うときに役立てるため
の構造を示した図であり、図12は、処理ラックを側面
から見た図である。すべての処理ラックは、図11及び
図12に示すような構造となっているが、図11及び図
12では、それらを代表して処理ラック44の構造を示
している。
【0030】図11及び図12において、処理ラック本
体72の側部には、上下方向に離間して、3つの引っ掛
けレバー86,88,90がピン92,94,96により紙
面内で回動自在に取り付けられている。現像処理装置1
0の通常の動作状態においては、引っ掛けレバー86,
88,90は、図11に矢印Cで示すように閉じられて
おり、処理ラック44は処理槽34中に収納されてい
る。この状態では、処理ラック44は、スクイズローラ
98の部分より下方が、液中に浸されている。
体72の側部には、上下方向に離間して、3つの引っ掛
けレバー86,88,90がピン92,94,96により紙
面内で回動自在に取り付けられている。現像処理装置1
0の通常の動作状態においては、引っ掛けレバー86,
88,90は、図11に矢印Cで示すように閉じられて
おり、処理ラック44は処理槽34中に収納されてい
る。この状態では、処理ラック44は、スクイズローラ
98の部分より下方が、液中に浸されている。
【0031】処理ラック44は、それに設けられたロー
ラ類のクリーニング等のメンテナンスために液槽34か
ら上方に引き出されるが、その時、図11に示すよう
に、引っ掛けレバー86を矢印D方向に回動させて二点
鎖線で示す位置まで引き出し、液槽34の上端部に引っ
掛ける。これにより、処理ラック44が、液槽34の上
方に突出した状態で支持される。引っ掛けレバーは、既
に述べたように上下方向の3ヶ所に設けられているの
で、スクイズローラ98の部分のみのメンテナンスを行
うのであれば、最上部の引っ掛けレバー86を液槽34
の上端部に引っ掛け、スクイズローラ98の部分を液槽
34の上方に突出させる。また、スクイズローラ98よ
りも下方の部分にメンテナンスが必要となった場合に
は、必要に応じて引っ掛けレバー88又は90を引き出
して処理ラック44の突出量を変化させる。このよう
に、処理ラックを液槽の上方に突出させた状態で保持で
きる機構を備えることにより、処理ラックを手で保持し
ておく必要がなくなり、処理ラックのメンテナンスを容
易に行うことができる。また、処理ラックを液槽から完
全に取り出して清掃する場合でも、引っ掛けレバー90
を用いて処理ラックを液中から完全に引き出した状態で
しばらく放置しておくことにより、処理ラックの液切り
も容易に行うことができる。なお、引っ掛けレバー8
6,88,90には、ストッパー部86a,88a,90a
が設けられており、この部分が処理ラック本体72に当
接することにより、図11に二点鎖線で示した位置で止
まるようになされている。
ラ類のクリーニング等のメンテナンスために液槽34か
ら上方に引き出されるが、その時、図11に示すよう
に、引っ掛けレバー86を矢印D方向に回動させて二点
鎖線で示す位置まで引き出し、液槽34の上端部に引っ
掛ける。これにより、処理ラック44が、液槽34の上
方に突出した状態で支持される。引っ掛けレバーは、既
に述べたように上下方向の3ヶ所に設けられているの
で、スクイズローラ98の部分のみのメンテナンスを行
うのであれば、最上部の引っ掛けレバー86を液槽34
の上端部に引っ掛け、スクイズローラ98の部分を液槽
34の上方に突出させる。また、スクイズローラ98よ
りも下方の部分にメンテナンスが必要となった場合に
は、必要に応じて引っ掛けレバー88又は90を引き出
して処理ラック44の突出量を変化させる。このよう
に、処理ラックを液槽の上方に突出させた状態で保持で
きる機構を備えることにより、処理ラックを手で保持し
ておく必要がなくなり、処理ラックのメンテナンスを容
易に行うことができる。また、処理ラックを液槽から完
全に取り出して清掃する場合でも、引っ掛けレバー90
を用いて処理ラックを液中から完全に引き出した状態で
しばらく放置しておくことにより、処理ラックの液切り
も容易に行うことができる。なお、引っ掛けレバー8
6,88,90には、ストッパー部86a,88a,90a
が設けられており、この部分が処理ラック本体72に当
接することにより、図11に二点鎖線で示した位置で止
まるようになされている。
【0032】次に、図13は、スクイズローラの処理ラ
ック内での配置状態を示した図である。図13において
は、処理ラック44,46について示しているが、他の
処理ラックにも同様のスクイズローラが配置されてい
る。
ック内での配置状態を示した図である。図13において
は、処理ラック44,46について示しているが、他の
処理ラックにも同様のスクイズローラが配置されてい
る。
【0033】図13において、スクイズローラ98a,
98bは、印画紙Pに付着している処理液を絞りとっ
て、隣の処理槽への処理液の持ち込みを防止する役目を
果たす。また、最終の水洗槽42に配置されている処理
ラック52では、印画紙Pに付着している洗浄液を絞り
とることにより、次の乾燥工程での乾燥効率を向上させ
る役目を果たす。
98bは、印画紙Pに付着している処理液を絞りとっ
て、隣の処理槽への処理液の持ち込みを防止する役目を
果たす。また、最終の水洗槽42に配置されている処理
ラック52では、印画紙Pに付着している洗浄液を絞り
とることにより、次の乾燥工程での乾燥効率を向上させ
る役目を果たす。
【0034】このようなスクイズローラにおいては、ロ
ーラが常時回転しているため、印画紙Pからスクイズロ
ーラに付着した処理液が、ローラが1回転したときに再
び印画紙Pに付着してしまうという問題点がある。その
ため、本実施形態では、スクイズローラ98a,98b
に先端が接するように、弾性を有するブレード100
a,100bが配置されており、印画紙Pから乗り移っ
た処理液を処理槽中に払い落とすようにしている。これ
により、一旦印画紙Pからローラに乗り移った処理液
が、ローラ98a,98bが1回転したときに再び印画
紙Pに戻ってしまうことが防止され、隣の処理槽への処
理液の持ち込み量が低減される。なお、ブレード100
a,100bは、耐薬品性、耐磨耗性が高く、摩擦係数
の低い材料から形成されていることが好ましい。
ーラが常時回転しているため、印画紙Pからスクイズロ
ーラに付着した処理液が、ローラが1回転したときに再
び印画紙Pに付着してしまうという問題点がある。その
ため、本実施形態では、スクイズローラ98a,98b
に先端が接するように、弾性を有するブレード100
a,100bが配置されており、印画紙Pから乗り移っ
た処理液を処理槽中に払い落とすようにしている。これ
により、一旦印画紙Pからローラに乗り移った処理液
が、ローラ98a,98bが1回転したときに再び印画
紙Pに戻ってしまうことが防止され、隣の処理槽への処
理液の持ち込み量が低減される。なお、ブレード100
a,100bは、耐薬品性、耐磨耗性が高く、摩擦係数
の低い材料から形成されていることが好ましい。
【0035】図14は、スクイズローラ98aとブレー
ド100aを拡大して示した図であり、図示したよう
に、スクイズローラ98aに付着した処理液がブレード
100aにより払い落とされる。
ド100aを拡大して示した図であり、図示したよう
に、スクイズローラ98aに付着した処理液がブレード
100aにより払い落とされる。
【0036】また、図15は、最終の水洗槽42に配置
されたスクイズローラを示した図であり、上記と同様に
スクイズローラ102aに付着した洗浄液をブレード1
04で払い落とすことにより、次の乾燥工程の乾燥効率
を向上させることができる。
されたスクイズローラを示した図であり、上記と同様に
スクイズローラ102aに付着した洗浄液をブレード1
04で払い落とすことにより、次の乾燥工程の乾燥効率
を向上させることができる。
【0037】なお、図16は、処理ラックでの、スクイ
ズローラの具体的な配置構成を示している。
ズローラの具体的な配置構成を示している。
【0038】次に、図17は、水洗槽38,40,42で
のスクイズローラの配置構成を示した図である。
のスクイズローラの配置構成を示した図である。
【0039】水洗槽38,40,42は、夫々洗浄液の水
位が異なっており、水洗槽38が最も水位が低く、水洗
槽40がそれよりも水位が高く、水洗槽42が最も高く
なっている。そして、水洗槽38,40,42に新しい洗
浄液を補充するときには、最終段の水洗槽42に洗浄液
を補充し、そこで補充した分だけオーバーフローした洗
浄液が前段の水洗槽40に供給され、更にそこでオーバ
ーフローした洗浄液が更に前段の水洗槽38に供給され
る。最も前段の水洗槽38でオーバーフローした洗浄液
は、水洗槽38の下部から排液として排液タンクへと排
出される。このようにすることにより、新しい洗浄液
が、最もきれいな水洗槽42に供給され、まだ汚れの少
ない水洗槽42内の洗浄液が前段の水洗槽40へと供給
され、更に水洗槽40内の洗浄液が更に前段の水洗槽3
8に供給される。そして、隣の定着液槽38からの処理
液が持ち込まれていて最も汚れた水洗槽38内の洗浄液
を排液として排出することができる。これにより、新し
い洗浄液の有効利用を図ることができる。
位が異なっており、水洗槽38が最も水位が低く、水洗
槽40がそれよりも水位が高く、水洗槽42が最も高く
なっている。そして、水洗槽38,40,42に新しい洗
浄液を補充するときには、最終段の水洗槽42に洗浄液
を補充し、そこで補充した分だけオーバーフローした洗
浄液が前段の水洗槽40に供給され、更にそこでオーバ
ーフローした洗浄液が更に前段の水洗槽38に供給され
る。最も前段の水洗槽38でオーバーフローした洗浄液
は、水洗槽38の下部から排液として排液タンクへと排
出される。このようにすることにより、新しい洗浄液
が、最もきれいな水洗槽42に供給され、まだ汚れの少
ない水洗槽42内の洗浄液が前段の水洗槽40へと供給
され、更に水洗槽40内の洗浄液が更に前段の水洗槽3
8に供給される。そして、隣の定着液槽38からの処理
液が持ち込まれていて最も汚れた水洗槽38内の洗浄液
を排液として排出することができる。これにより、新し
い洗浄液の有効利用を図ることができる。
【0040】ここで、このように洗浄液を最終段の水洗
槽及び隣の水洗槽に供給する場合、本実施形態において
は、供給する洗浄液をスクイズローラに注いで、スクイ
ズローラのクリーニングも同時に行うようにしている。
具体的には、図17において、水洗槽42に新しい洗浄
液を供給する場合、供給部110に供給された洗浄液
は、スクイズローラ112aの略中央部に滴下され、隣
のスパイラルローラ114によりローラの長手方向に拡
散されて、スクイズローラ112aのクリーニングを行
う。スパイラルローラ114は、図18に示すようにロ
ーラ本体にその長手方向の中央部に対して対称なスパイ
ラル状の溝が形成されたローラであり、溝114aに沿
って洗浄液がスクイズローラ112aの中央部から両端
部に向けて拡散される。スクイズローラ112aをクリ
ーニングした洗浄液は、次に隣のスクイズローラ112
bに乗り移り、スクイズローラ112bのクリーニング
を行う。スクイズローラ112bの下方には、その外周
面に対して僅かに隙間を有するように形成された曲面1
16aを有する拡散部材116が配置されている。スク
イズローラ112bをクリーニングした洗浄液は、その
表面張力によりスクイズローラ112bと曲面116a
の間で拡散され、スクイズローラ118a,118bに
供給されて、スクイズローラ118a,118bをクリ
ーニングする。このように、スクイズローラ112bの
下部に拡散部材116を設けることにより、スクイズロ
ーラ112bをクリーニングした洗浄液が水洗槽42内
にそのまま落ちてしまうことがなく、スクイズローラ1
18a,118bのクリーニングにまで用いることが出
来るので、洗浄液の有効利用を図ることができる。
槽及び隣の水洗槽に供給する場合、本実施形態において
は、供給する洗浄液をスクイズローラに注いで、スクイ
ズローラのクリーニングも同時に行うようにしている。
具体的には、図17において、水洗槽42に新しい洗浄
液を供給する場合、供給部110に供給された洗浄液
は、スクイズローラ112aの略中央部に滴下され、隣
のスパイラルローラ114によりローラの長手方向に拡
散されて、スクイズローラ112aのクリーニングを行
う。スパイラルローラ114は、図18に示すようにロ
ーラ本体にその長手方向の中央部に対して対称なスパイ
ラル状の溝が形成されたローラであり、溝114aに沿
って洗浄液がスクイズローラ112aの中央部から両端
部に向けて拡散される。スクイズローラ112aをクリ
ーニングした洗浄液は、次に隣のスクイズローラ112
bに乗り移り、スクイズローラ112bのクリーニング
を行う。スクイズローラ112bの下方には、その外周
面に対して僅かに隙間を有するように形成された曲面1
16aを有する拡散部材116が配置されている。スク
イズローラ112bをクリーニングした洗浄液は、その
表面張力によりスクイズローラ112bと曲面116a
の間で拡散され、スクイズローラ118a,118bに
供給されて、スクイズローラ118a,118bをクリ
ーニングする。このように、スクイズローラ112bの
下部に拡散部材116を設けることにより、スクイズロ
ーラ112bをクリーニングした洗浄液が水洗槽42内
にそのまま落ちてしまうことがなく、スクイズローラ1
18a,118bのクリーニングにまで用いることが出
来るので、洗浄液の有効利用を図ることができる。
【0041】なお、水洗槽38,40にも図17に示し
たような洗浄液の供給部110が設けられており、水洗
槽40においては、隣の水洗槽42でオーバーフローし
た洗浄液が、この水洗槽40の供給部110に供給さ
れ、図17の場合と同様にスクイズローラのクリーニン
グを行う。また、水洗槽38においては、隣の水洗槽4
0でオーバーフローした洗浄液が、この水洗槽38の供
給部110に供給され、やはり同様にスクイズローラの
クリーニングを行う。
たような洗浄液の供給部110が設けられており、水洗
槽40においては、隣の水洗槽42でオーバーフローし
た洗浄液が、この水洗槽40の供給部110に供給さ
れ、図17の場合と同様にスクイズローラのクリーニン
グを行う。また、水洗槽38においては、隣の水洗槽4
0でオーバーフローした洗浄液が、この水洗槽38の供
給部110に供給され、やはり同様にスクイズローラの
クリーニングを行う。
【0042】また、水洗槽38,40,42内の洗浄液が
蒸発して洗浄液の水位が所定値よりも低下した場合に
は、上記と同様に洗浄液の補充が行われ、スクイズロー
ラのクリーニングが行われる。
蒸発して洗浄液の水位が所定値よりも低下した場合に
は、上記と同様に洗浄液の補充が行われ、スクイズロー
ラのクリーニングが行われる。
【0043】また、水洗槽38,40,42のスクイズロ
ーラにも洗浄液の払い落とし用のブレードが設けられて
いるが、水洗槽の場合には、スクイズローラ112bか
ら落下した洗浄液がスクイズローラ118a,118b
に供給される必要があるため、スクイズローラ118
b,120bの部分にのみ、ブレード122,124が設
けられている。
ーラにも洗浄液の払い落とし用のブレードが設けられて
いるが、水洗槽の場合には、スクイズローラ112bか
ら落下した洗浄液がスクイズローラ118a,118b
に供給される必要があるため、スクイズローラ118
b,120bの部分にのみ、ブレード122,124が設
けられている。
【0044】次に、図19及び図20は排液タンクを示
した図である。
した図である。
【0045】既に説明したように、水洗槽38,40,4
2では、新しい洗浄液が水洗槽42に供給され、水洗槽
38の下部から汚れた洗浄液が排液として少しずつ排出
される。この排出された排液は、排液タンク130に収
容される。また、現像液槽34及び定着液槽36におい
ても新たな処理液は、各槽の上部に供給され、各槽の下
部から排液が少しずつ排出される。これらの排液のう
ち、現像液の排液は排液タンク134に収容され、定着
液の排液は排液タンク136に収容される。この排液タ
ンクには、通常排液の満水状態を検出するためのセンサ
が設けられており、このセンサが満水を検出したときに
それが外部に報知され、作業者が排液タンク内から排液
を抜き取る作業を行う。しかしながら、このセンサが故
障したときには、排液が排液タンクから溢れてしまう場
合があり、溢れた液の除去作業に手間取ることがある。
本実施形態では、この排液タンクからの排液の溢れを防
止するようにしている。
2では、新しい洗浄液が水洗槽42に供給され、水洗槽
38の下部から汚れた洗浄液が排液として少しずつ排出
される。この排出された排液は、排液タンク130に収
容される。また、現像液槽34及び定着液槽36におい
ても新たな処理液は、各槽の上部に供給され、各槽の下
部から排液が少しずつ排出される。これらの排液のう
ち、現像液の排液は排液タンク134に収容され、定着
液の排液は排液タンク136に収容される。この排液タ
ンクには、通常排液の満水状態を検出するためのセンサ
が設けられており、このセンサが満水を検出したときに
それが外部に報知され、作業者が排液タンク内から排液
を抜き取る作業を行う。しかしながら、このセンサが故
障したときには、排液が排液タンクから溢れてしまう場
合があり、溢れた液の除去作業に手間取ることがある。
本実施形態では、この排液タンクからの排液の溢れを防
止するようにしている。
【0046】具体的には、図19及び図20に示すよう
に、排液タンク130,132,134の上部にオーバー
フロー口136,138,140を設け、排液タンク13
0,132,134でオーバーフローした排液を抜き取る
ようにする。抜き取られた排液は、配管142により直
接作業者の目に触れる位置に配置されたトレイ144に
排出される。配管142は、3つの排液タンクのオーバ
ーフロー口136,138,140に共通に接続されてい
るので、3つの排液タンクのうちのいずれかがオーバー
フローしたときに、トレイ144に排液が排出される。
ただし、本実施形態においても、排液の満水を検出する
センサは設けられており、トレイ144に排液が排出さ
れるのは、センサの故障などの特別の場合である。作業
者は、トレイ144に排液が溢れていることを発見した
場合に、排液タンク130,132,134の下部に配管
150,148,146を介して接続されているドレンコ
ック60,62,64から排液を抜き取る。また、同時に
トレイ144の清掃を行う。なお、ドレンコック60,
62,64は、トレイ144の直上方に配置されてお
り、トレイ144は、ドレンコック60,62,64から
排液容器に排液を収容するときに、排液が床等にこぼれ
ないようにする受け皿としての機能も果たすようになさ
れている。
に、排液タンク130,132,134の上部にオーバー
フロー口136,138,140を設け、排液タンク13
0,132,134でオーバーフローした排液を抜き取る
ようにする。抜き取られた排液は、配管142により直
接作業者の目に触れる位置に配置されたトレイ144に
排出される。配管142は、3つの排液タンクのオーバ
ーフロー口136,138,140に共通に接続されてい
るので、3つの排液タンクのうちのいずれかがオーバー
フローしたときに、トレイ144に排液が排出される。
ただし、本実施形態においても、排液の満水を検出する
センサは設けられており、トレイ144に排液が排出さ
れるのは、センサの故障などの特別の場合である。作業
者は、トレイ144に排液が溢れていることを発見した
場合に、排液タンク130,132,134の下部に配管
150,148,146を介して接続されているドレンコ
ック60,62,64から排液を抜き取る。また、同時に
トレイ144の清掃を行う。なお、ドレンコック60,
62,64は、トレイ144の直上方に配置されてお
り、トレイ144は、ドレンコック60,62,64から
排液容器に排液を収容するときに、排液が床等にこぼれ
ないようにする受け皿としての機能も果たすようになさ
れている。
【0047】このように、排液タンクの上部にオーバー
フロー口を設けておくことにより、センサが故障した場
合などでも排液が床面上に溢れてしまうようなことが防
止される。
フロー口を設けておくことにより、センサが故障した場
合などでも排液が床面上に溢れてしまうようなことが防
止される。
【0048】次に、図21は処理液の補充用タンクにお
ける撹拌機構の概略構成を示した側断面図である。
ける撹拌機構の概略構成を示した側断面図である。
【0049】通常、現像液、定着液、洗浄液等の処理液
は、2〜3種類の化学薬品を混合してつくられるもので
あり、従来では、現像処理装置の外部で各化学薬品を人
手により混合した後、出来上がった処理液を補充用タン
クに移すようにしていた。本実施形態では、この手間を
軽減するために、補充用タンクに直接、混合すべき化学
薬品を投入し、補充用タンク内で撹拌混合を行うように
している。
は、2〜3種類の化学薬品を混合してつくられるもので
あり、従来では、現像処理装置の外部で各化学薬品を人
手により混合した後、出来上がった処理液を補充用タン
クに移すようにしていた。本実施形態では、この手間を
軽減するために、補充用タンクに直接、混合すべき化学
薬品を投入し、補充用タンク内で撹拌混合を行うように
している。
【0050】図21において、補充用タンク58(5
4,56)の端部には、薬品の投入口150が形成され
ており、略中央部に、薬品を撹拌するための撹拌棒15
2を挿入するための挿入口154が形成されている。挿
入口154には、これを封止するための蓋156が装着
されており、この蓋156には、撹拌棒152が回転自
在に支持されている。撹拌棒152の上端部には、回転
アーム158が固定されている。補充用タンク58(5
4,56)の上方には、プーリ160が配置されてお
り、このプーリ160は、不図示のブラケットを介して
補充タンク58(54,56)に回転自在に支持されて
いる。プーリ160には回転板162が固定されてお
り、回転板162の外周部に固定されたピン164が回
転アーム158の先端部158aと当接されている。従
って、プーリ160が回転することにより撹拌棒152
が回転される。プーリ160の右方には、プーリ160
が支持されているブラケットと同じブラケットにモータ
166が固定されており、モータ166の回転軸に取り
付けられたプーリ168とプーリ160の間にベルト1
70が掛け渡されている。
4,56)の端部には、薬品の投入口150が形成され
ており、略中央部に、薬品を撹拌するための撹拌棒15
2を挿入するための挿入口154が形成されている。挿
入口154には、これを封止するための蓋156が装着
されており、この蓋156には、撹拌棒152が回転自
在に支持されている。撹拌棒152の上端部には、回転
アーム158が固定されている。補充用タンク58(5
4,56)の上方には、プーリ160が配置されてお
り、このプーリ160は、不図示のブラケットを介して
補充タンク58(54,56)に回転自在に支持されて
いる。プーリ160には回転板162が固定されてお
り、回転板162の外周部に固定されたピン164が回
転アーム158の先端部158aと当接されている。従
って、プーリ160が回転することにより撹拌棒152
が回転される。プーリ160の右方には、プーリ160
が支持されているブラケットと同じブラケットにモータ
166が固定されており、モータ166の回転軸に取り
付けられたプーリ168とプーリ160の間にベルト1
70が掛け渡されている。
【0051】また、投入口150には、軸172を中心
に開閉自在に支持された蓋174が配置されており、蓋
174の背面にはマグネット176が取り付けられてい
る。蓋174が破線で示すように開いたときにマグネッ
ト176と対向する位置に、磁気センサ178が配置さ
れており、蓋174が開いたことを検出することが出来
るようになされている。なお、磁気センサ178及びモ
ータ166はともに制御装置179に接続されており、
制御装置179は、磁気センサ178の検出信号に基づ
いてモータ166の回転を制御する。
に開閉自在に支持された蓋174が配置されており、蓋
174の背面にはマグネット176が取り付けられてい
る。蓋174が破線で示すように開いたときにマグネッ
ト176と対向する位置に、磁気センサ178が配置さ
れており、蓋174が開いたことを検出することが出来
るようになされている。なお、磁気センサ178及びモ
ータ166はともに制御装置179に接続されており、
制御装置179は、磁気センサ178の検出信号に基づ
いてモータ166の回転を制御する。
【0052】このように構成される撹拌機構200にお
いては、蓋174が開くと磁気センサ178がこれを検
出し、この検出信号が制御装置179に送られ、制御装
置179がモータ166を回転させて撹拌棒152が回
転することにより、薬品の撹拌が自動的に行われる。
いては、蓋174が開くと磁気センサ178がこれを検
出し、この検出信号が制御装置179に送られ、制御装
置179がモータ166を回転させて撹拌棒152が回
転することにより、薬品の撹拌が自動的に行われる。
【0053】次に、図22は、撹拌機構200を上方か
ら見た平面図であり、3つの補充タンク54,56,58
の夫々に配置された撹拌棒152を1つのモータ166
で同時に駆動する構成を示している。夫々の補充タンク
に配置された撹拌棒152には、プーリ160a,16
0b,160cが取り付けられており、これらのプーリ
160a,160b,160cとモータ166のプーリ1
68との間にはベルト170が掛け渡されている。ま
た、現像液補充タンク54のプーリ160cには、ワン
ウェイクラッチ180が配置されており、モータ166
が例えば時計回転方向に回転した場合のみ、プーリ16
0cの回転が撹拌棒に伝達されるように構成されてい
る。
ら見た平面図であり、3つの補充タンク54,56,58
の夫々に配置された撹拌棒152を1つのモータ166
で同時に駆動する構成を示している。夫々の補充タンク
に配置された撹拌棒152には、プーリ160a,16
0b,160cが取り付けられており、これらのプーリ
160a,160b,160cとモータ166のプーリ1
68との間にはベルト170が掛け渡されている。ま
た、現像液補充タンク54のプーリ160cには、ワン
ウェイクラッチ180が配置されており、モータ166
が例えば時計回転方向に回転した場合のみ、プーリ16
0cの回転が撹拌棒に伝達されるように構成されてい
る。
【0054】このように構成される撹拌機構200にお
いては、3つの補充タンクの蓋174a,174b,17
4cのうちいずれかが開かれると、磁気センサ178
a,178b,178cのいずれかが反応し、制御装置1
79がモータ168を回転させる。このとき、洗浄液補
充タンク58、定着液補充タンク56の磁気センサ17
8a,178bのいずれか、あるいは両方が蓋174a,
174bが開いたことを検出し、磁気センサ178cが
蓋174cが開いたことを検出しなかった場合には、制
御装置179は、モータ168を反時計回転方向に回転
させる。従って、洗浄液補充タンク58及び定着液補充
タンク56の撹拌棒のみが回転し、現像液補充タンク5
4の撹拌棒はワンウェイクラッチ180の作用により回
転しない。また、現像液補充タンク54の蓋174cが
開いたことを磁気センサ178cが検出した場合には、
制御装置179は、他の磁気センサ178a,178b
の検出状態にかかわらず、モータ166を無条件に時計
回転方向に回転させる。これにより、現像液補充タンク
54の撹拌棒、定着液補充タンク56の撹拌棒、洗浄液
補充タンク58の撹拌棒がともに回転する。
いては、3つの補充タンクの蓋174a,174b,17
4cのうちいずれかが開かれると、磁気センサ178
a,178b,178cのいずれかが反応し、制御装置1
79がモータ168を回転させる。このとき、洗浄液補
充タンク58、定着液補充タンク56の磁気センサ17
8a,178bのいずれか、あるいは両方が蓋174a,
174bが開いたことを検出し、磁気センサ178cが
蓋174cが開いたことを検出しなかった場合には、制
御装置179は、モータ168を反時計回転方向に回転
させる。従って、洗浄液補充タンク58及び定着液補充
タンク56の撹拌棒のみが回転し、現像液補充タンク5
4の撹拌棒はワンウェイクラッチ180の作用により回
転しない。また、現像液補充タンク54の蓋174cが
開いたことを磁気センサ178cが検出した場合には、
制御装置179は、他の磁気センサ178a,178b
の検出状態にかかわらず、モータ166を無条件に時計
回転方向に回転させる。これにより、現像液補充タンク
54の撹拌棒、定着液補充タンク56の撹拌棒、洗浄液
補充タンク58の撹拌棒がともに回転する。
【0055】このように、3つの補充タンクの撹拌棒の
回転状態を異ならせるのは以下のような理由による。即
ち、定着液及び洗浄液に比較して現像液は酸化により劣
化しやすい性質を有している。そのため、定着液及び洗
浄液は、他の処理液の撹拌のときに、同時に撹拌されて
も酸化により劣化することはあまりない。従って、他の
処理液の補充のときに撹拌棒が回転しても問題がない。
これに対し、現像液は、他の処理液のみの補充のときに
同時に撹拌されてしまうと酸化による劣化を生ずること
となる。そのため、本実施形態においては、現像液の撹
拌棒のみにワンウェイクラッチを設け、現像液は、現像
液の補充のときのみ撹拌されるようにしている。このよ
うにして、現像液の酸化による劣化が防止される。
回転状態を異ならせるのは以下のような理由による。即
ち、定着液及び洗浄液に比較して現像液は酸化により劣
化しやすい性質を有している。そのため、定着液及び洗
浄液は、他の処理液の撹拌のときに、同時に撹拌されて
も酸化により劣化することはあまりない。従って、他の
処理液の補充のときに撹拌棒が回転しても問題がない。
これに対し、現像液は、他の処理液のみの補充のときに
同時に撹拌されてしまうと酸化による劣化を生ずること
となる。そのため、本実施形態においては、現像液の撹
拌棒のみにワンウェイクラッチを設け、現像液は、現像
液の補充のときのみ撹拌されるようにしている。このよ
うにして、現像液の酸化による劣化が防止される。
【0056】以上説明したように、上記の実施形態にお
いては、各処理槽に補充液を供給するときに、その補充
液を上部のスクイズローラに滴下し、この上部のスクイ
ズローラから落下する補充液を、下部のスクイズローラ
に供給出来るように拡散部材を有しているので、スクイ
ズローラがもれなく新しい補充液で洗浄されることとな
り、スクイズローラの汚れの程度を軽減させることがで
きる。
いては、各処理槽に補充液を供給するときに、その補充
液を上部のスクイズローラに滴下し、この上部のスクイ
ズローラから落下する補充液を、下部のスクイズローラ
に供給出来るように拡散部材を有しているので、スクイ
ズローラがもれなく新しい補充液で洗浄されることとな
り、スクイズローラの汚れの程度を軽減させることがで
きる。
【0057】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理液を処理槽に補充するときに、この処理液をスクイ
ズローラに滴下することにより、まだきれいな補充液に
よりスクイズローラの洗浄を行うことができ、スクイズ
ローラの汚れの程度を軽減させることが可能となり、メ
ンテナンスの頻度を少なくすることができる。
処理液を処理槽に補充するときに、この処理液をスクイ
ズローラに滴下することにより、まだきれいな補充液に
よりスクイズローラの洗浄を行うことができ、スクイズ
ローラの汚れの程度を軽減させることが可能となり、メ
ンテナンスの頻度を少なくすることができる。
【0059】また、上部のスクイズローラから落下する
補充液を下部のローラに供給するための拡散部材を有し
ているので、上部のスクイズローラから下部のスクイズ
ローラまで、もれなく補充液により洗浄することができ
る。
補充液を下部のローラに供給するための拡散部材を有し
ているので、上部のスクイズローラから下部のスクイズ
ローラまで、もれなく補充液により洗浄することができ
る。
【0060】また、スクイズローラに隣接して拡散ロー
ラを有しているので、スクイズローラに滴下された補充
液をスクイズローラの長手方向に効率良く拡散させるこ
とができる。
ラを有しているので、スクイズローラに滴下された補充
液をスクイズローラの長手方向に効率良く拡散させるこ
とができる。
【0061】
【図1】本発明の一実施形態にかかわる現像処理装置の
概略構成を示す側断面図である。
概略構成を示す側断面図である。
【図2】印画紙が1列に並んだ状態を示す図である。
【図3】印画紙が千鳥状に2列に並んだ状態を示す図で
ある。
ある。
【図4】先頭の印画紙が少しずつ遅れる状態を示した図
である。
である。
【図5】処理ラックの代表的な構造を示す側断面図であ
る。
る。
【図6】搬送ローラが速く回転される様子を示した図で
ある。
ある。
【図7】処理ラックの構造の変形例を示す図である。
【図8】処理ラックの中間に配置されるリターンローラ
を示した図である。
を示した図である。
【図9】従来のリターンローラを示した図である。
【図10】本実施形態のリターンローラを示した図であ
る。
る。
【図11】処理ラックを処理槽に対して突出させた状態
に保持する構成を示した図である。
に保持する構成を示した図である。
【図12】処理ラックを処理槽に対して突出させた状態
に保持する構成を示した図である。
に保持する構成を示した図である。
【図13】スクイズローラの処理ラック内での配置状態
を示した図である。
を示した図である。
【図14】スクイズローラとそれに接するブレードの拡
大図である。
大図である。
【図15】最終段の水洗槽でのスクイズローラの配置状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図16】処理ラック内でのスクイズローラの具体的な
配置構成を示した図である。
配置構成を示した図である。
【図17】水洗槽でのスクイズローラの配置構成を示し
た図である。
た図である。
【図18】スパイラルローラの構成を示した図である。
【図19】排液タンクを示した図である。
【図20】排液タンクからの排液の排出経路を示した図
である。
である。
【図21】処理液の補充用タンクにおける撹拌機構の概
略構成を示した図である。
略構成を示した図である。
【図22】撹拌機構を上方から見た平面図である。
10 現像処理装置 12 露光部 14 印画紙整列部 16 現像処理部 18 乾燥処理部 20 ネガ 22 光源部 24 ズームレンズ 26 露光台 28,30 印画紙カセット 32,33 カッター 34 現像液槽 36 定着液槽 38,40,42 水洗槽 44,46,48,50,52 処理ラック 54 現像液補充タンク 56 定着液補充タンク 58 洗浄液補充タンク 60,62,64 ドレンコック 66 エアダクト 68 排出口 70 カバー 72 処理ラック本体 74,76,78 搬送ローラ 80 押し付けローラ 82 ベルト 84 リターンローラ 86,88,90 引っ掛けレバー 92,94,96 ピン 98,102,112,118,120 スクイズローラ 100,104,122,124 ブレード 114 スパイラルローラ 116 拡散部材 130,132,134 排液タンク 136,138,140 オーバーフロー口 142,146,148,150 配管 144 トレイ 152 撹拌棒 154 挿入口 156,174 蓋 158 回転アーム 160,168 プーリ 162 回転板 164 ピン 166 モータ 170 ベルト 172 軸 176 マグネット 178 磁気センサ 200 撹拌機構
Claims (3)
- 【請求項1】 ネガフィルムの像を露光された印画紙を
現像するための現像処理装置において、処理液槽に補充
液を補充する現像処理装置の液補充機構であって、 前記補充液を前記処理槽の上部に配置された第1の対の
スクイズローラ上に滴下する供給装置と、 前記第1の対のスクイズローラの少なくとも一方の下方
に配置され、該スクイズローラの外周面から僅かに離間
して該外周面に沿うように形成された曲面を有する拡散
部材と、 前記第1の対のスクイズローラの下方に配置された第2
の対のスクイズローラとを具備することを特徴とする現
像処理装置の液補充機構。 - 【請求項2】 前記第1の対のスクイズローラの少なく
とも一方に接する様に配置され、前記供給装置から滴下
された補充液を前記第1の対のスクイズローラの長手方
向に拡散させるための拡散ローラを更に具備することを
特徴とする請求項1に記載の現像処理装置の液補充機
構。 - 【請求項3】 前記拡散ローラは、その表面にスパイラ
ル状の溝を有することを特徴とする請求項2に記載の現
像処理装置の液補充機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153899A JPH103157A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 現像処理装置の液補充機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153899A JPH103157A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 現像処理装置の液補充機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103157A true JPH103157A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15572549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8153899A Withdrawn JPH103157A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 現像処理装置の液補充機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103157A (ja) |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8153899A patent/JPH103157A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |