JPH10315930A - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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Publication number
JPH10315930A
JPH10315930A JP12456097A JP12456097A JPH10315930A JP H10315930 A JPH10315930 A JP H10315930A JP 12456097 A JP12456097 A JP 12456097A JP 12456097 A JP12456097 A JP 12456097A JP H10315930 A JPH10315930 A JP H10315930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
vehicle
frame
upper nozzle
nozzles
Prior art date
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Pending
Application number
JP12456097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morioka
弘 森岡
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Nissei Build Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissei Build Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Build Kogyo Co Ltd filed Critical Nissei Build Kogyo Co Ltd
Priority to JP12456097A priority Critical patent/JPH10315930A/ja
Publication of JPH10315930A publication Critical patent/JPH10315930A/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の自動車Cを適確に洗浄する。 【解決手段】 左右のサイドフレーム11、11、上部
フレーム16を門形に組み立ててなる移動フレーム10
と、各サイドフレーム11に搭載する左右のサイドノズ
ル21、21と、上部フレーム16に搭載する上部ノズ
ル26とを設ける。サイドノズル21、21は、それぞ
れ駆動ロッド23を介して水平位置を調節し、上部ノズ
ル26は、駆動ロッド28を介して高さ位置を調節する
ことにより、それぞれ自動車Cの表面に対して最適位置
に保持して作動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡単な構造によ
り、各種の自動車を適確に洗車することができる洗車装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗車装置は、いわゆる回転ブラシ
式であり、水や洗剤等の洗浄液を霧状に噴射するノズル
と、自動車の表面に接触しながら回転する回転ブラシと
を門形の走行フレームに組み込んで構成されている。な
お、走行フレームの上部に組み込む回転ブラシは、高さ
位置を可変するために、走行フレームに昇降自在に組み
込まれている。そこで、このものは、走行フレーム内に
自動車を入庫し、ノズルと回転ブラシとを作動させなが
ら走行フレームを前後に走行移動させることにより、自
動車の全表面を自動的に洗浄することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、回転ブラシは、自動車の表面に接触しながら回
転するので、自動車の塗装面に細かい傷が付き易い上、
洗浄範囲が回転ブラシの寸法によって制限されるため、
洗浄可能な自動車の車幅、車高等が限定され、適用可能
な自動車の種類やサイズが限定されてしまうという問題
があった。また、自動車の各部に対応させるために、複
数の回転ブラシを組み込む必要があり、しかも、上部の
回転ブラシを昇降させるために、全体構造が極めて複雑
になるという問題もあった。
【0004】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、水平位置が調節可能なサイドノズル
と、高さ位置が調節可能な上部ノズルとを採用すること
によって、全体構造を簡単にし、各種の自動車を適確に
洗車することができる洗車装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、左右のサイドフレーム、上部フ
レームを門形に組み立ててなる移動フレームと、各サイ
ドフレームに内向きに搭載する左右のサイドノズルと、
上部フレームに下向きに搭載する上部ノズルとを備えて
なり、各サイドノズル、上部ノズルは、それぞれ水平位
置、高さ位置が調節可能であることをその要旨とする。
【0006】なお、各サイドノズルは、サイドフレーム
に沿って上下に往復駆動することができ、上部ノズル
は、上部フレームに沿って左右に往復駆動することがで
きる。
【0007】また、各サイドノズルは、自動車の前後方
向、高さ方向について測定記憶する自動車の表面までの
距離データに基づき、また、上部ノズルは、自動車の前
後方向、幅方向について測定記憶する自動車の表面まで
の距離データに基づき、それぞれ自動車の表面に対して
最適位置に保持しながら作動させることができる。
【0008】さらに、各サイドノズル、上部ノズルは、
共通の供給ポンプを介し、それぞれ水タンク、ワックス
タンクの一方または双方に切換え接続することができ
る。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によるときは、移動フレーム
は、左右のサイドフレーム、上部フレームを門形に組み
立て、水平位置が調節可能なサイドノズルをサイドフレ
ームに搭載し、高さ位置が調節可能な上部ノズルを上部
フレームに搭載している。そこで、移動フレームは、入
庫する自動車の前後方向に往復移動し、各サイドノズル
の水平位置、上部ノズルの高さ位置を調節することによ
り、各サイドノズル、上部ノズルと自動車の表面との距
離を最適に保ちながら、各サイドノズル、上部ノズルか
ら高圧のジェット水流を噴射させ、自動車を洗浄するこ
とができる。なお、サイドノズル、上部ノズルからのジ
ェット水流は、洗浄時において、数10〜数100気圧
の噴射圧力とし、特に好ましくは、70〜200気圧と
するのがよい。噴射圧力が不足すると、洗浄効果が不足
する一方、過大な噴射圧力は、取扱いが難しく、ポンプ
の所要動力が過大になるおそれがあるからである。
【0010】各サイドノズル、上部ノズルをそれぞれ上
下、左右に往復駆動するときは、サイドノズル、上部ノ
ズルは、ジェット水流による洗浄効果を広範囲に及ぼ
し、自動車の表面全体を均一に洗浄することができ、洗
浄に必要な水量を最少に抑えることができる。
【0011】各サイドノズル、上部ノズルは、それぞれ
あらかじめ測定記憶する距離データに基づき、自動車の
表面に対して最適位置に保持しながら作動させることに
より、洗浄むらを最少にし、良好な洗浄効果を実現する
ことができる。なお、各サイドノズルについては、自動
車の前後方向、高さ方向について距離データを測定記憶
し、上部ノズルについては、自動車の前後方向、幅方向
について距離データを測定記憶することにより、自動車
の種類やサイズのみならず、自動車の入庫位置が一定で
ない場合であっても、常に均一な洗浄効果を実現するこ
とが可能である。
【0012】水タンク、ワックスタンクの一方または双
方にサイドノズル、上部ノズルを接続すれば、サイドノ
ズル、上部ノズルは、水用、ワックス用に個別のノズル
を用意しなくても、水タンクに接続して水を噴射させ、
ワックスタンクに接続して高濃度のワックス液を噴射さ
せ、水タンク、ワックスタンクの双方に接続して、水に
よって所定濃度に希釈されたワックス液を噴射させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0014】洗車装置は、移動フレーム10と、サイド
ノズル21、21、上部ノズル26とを主要部材として
なる(図1、図2)。
【0015】移動フレーム10は、左右のサイドフレー
ム11、11、上部フレーム16を門形に組み立て、建
物B内に組み込まれている。ただし、建物Bは、左右の
柱B1 、B1 …の上部に屋根B2 を設けて形成されてい
る。移動フレーム10は、サイドフレーム11、11の
両外側において、柱B1 、B1 …に付設する上下のガイ
ドレール13、13…に対し、支持ブラケット14、1
4…を介して前後動自在に支持されている。
【0016】各ガイドレール13は、各面にT字状のガ
イド溝13aを形成する長尺材であり(図2、図3)、
ブラケット13bを介して柱B1 の中間部に装着されて
いる。一方、各支持ブラケット14の先端部下面には、
ガイドレール13の上面のガイド溝13aに摺動自在に
係合するフック部材14aが付設されており(図3、図
4)、支持ブラケット14の上面には、補強板14b、
14bが付設されている。上方の支持ブラケット14、
14には、それぞれ補強板14b、14bを介して駆動
用のチェーン15の両端が連結されており(図2、図
4)、各チェーン15は、上方のガイドレール13の前
後に配設するスプロケット15a、15bに巻き掛けら
れている。支持ブラケット14の補強板14b、14b
には、それぞれチェーン15用の連結点14b1 が形成
されている(図3)。
【0017】後方のスプロケット15b、15bは、共
通の駆動軸15cに連結されている(図2)。また、駆
動軸15cは、スプロケット15c1 、チェーン15
d、スプロケット15e1 を介して駆動モータ15eに
連結されている。そこで、移動フレーム10は、駆動モ
ータ15eを正逆に回転させることにより、チェーン1
5、15を介し、ガイドレール13、13…に沿って前
後に平行移動させることができる。
【0018】サイドフレーム11、11は、それぞれ連
結板11b、11b…を介し、各面にT字状のガイド溝
11a1 を有するガイドレール11a、11aを組み合
わせて形成されている(図4、図5)。ただし、各ガイ
ドレール11aは、ガイドレール13と同一構造に形成
されている。各連結板11bは、ワッシャ11a4 を介
し、ガイド溝11a1 に挿入する板ナット11a2 に止
めねじ11a3 をねじ込むことにより、ガイドレール1
1a、11aにねじ止めされている。なお、各サイドフ
レーム11の上部、中間部の連結板11b、11b…
は、ガイドレール11a、11aの外側に付設されてお
り、下部の連結板11bは、ガイドレール11a、11
aの内側に付設されている。各支持ブラケット14も、
連結板11bと同様にしてガイドレール11a、11a
にねじ止めされている。
【0019】左右のサイドフレーム11、11は、連結
材11cを介し、各前方のガイドレール11a、11a
が上端において連結されている。連結材11cは、ガイ
ドレール11aと同一構造に形成され、両端のブラケッ
ト11c1 、11c1 を介してガイドレール11a、1
1aに連結されている。
【0020】各サイドフレーム11には、上下のスプロ
ケット12b、12bを介し、駆動ピン12a付きのチ
ェーン12がガイドレール11a、11a間に配設され
ている。上側のスプロケット12bは、駆動モータ12
cに連結されており、駆動モータ12cは、ガイドレー
ル11a、11aに付設するベース板12c1 に固定さ
れている。下側のスプロケット12bは、ベース板12
dに回転自在に装着されており、ベース板12dは、両
側の補強板12d1 、12d1 を介し、ガイドレール1
1a、11aに付設されている。また、ベース板12d
は、テンションボルト12e1 を介し、ガイドレール1
1a、11aの最下部に付設するアングル材12eに連
結されている。なお、ベース板12c1 、12d、アン
グル材12eは、それぞれ連結板11bと同様にしてガ
イドレール11a、11aにねじ止めされている。
【0021】中間部の連結板11b、11b、上方の支
持ブラケット14の垂直部には、それぞれブラケット1
2f1 、12f1 を介してガイド材12f、12fが付
設されている。ガイド材12f、12f…は、上下に走
行するチェーン12をガイドすることができる。すなわ
ち、チェーン12は、駆動モータ12cを作動させるこ
とにより、ガイドレール11a、11aに沿って上下に
回転走行し、テンションボルト12e1 は、チェーン1
2に適正なテンションを負荷することができる。
【0022】サイドフレーム11には、チェーン12に
よって上下に往復駆動する駆動ベース22が組み付けら
れている。駆動ベース22には、チェーン12の駆動ピ
ン12aが係合する水平方向の長孔22aが形成されて
いる。ただし、駆動ピン12aは、先端が駆動ベース2
2の前面から突出しない長さに形成されている。駆動ベ
ース22の後面には、左右一対のフック材22b、22
bが付設されており、フック材22b、22bは、ガイ
ドレール11a、11aのガイド溝11a1 、11a1
に摺動自在に係合している。一方、サイドフレーム11
には、各ガイドレール11aの上下に弾性材からなるス
トッパ11d、11dがねじ止めされている。
【0023】駆動ベース22には、L字状のブラケット
22cを介し、駆動ロッド23を水平方向に駆動する駆
動モータ23aが搭載されており(図5、図6)、駆動
ロッド23の先端には、取付板21aを介してサイドノ
ズル21が内向きに装着されている。駆動ロッド23に
は、ラック23c、23c…が形成されており、駆動モ
ータ23aの減速ギヤ機構23bには、ラック23c、
23c…に噛合するピニオンが内蔵されている。なお、
取付板21aは、ボス21a1 を介して駆動ロッド23
の先端に固定されている。また、取付板21aの裏面側
には、駆動ロッド23と平行なガイドロッド21cが立
設されており、ガイドロッド21cは、ブラケット22
cの下面に付設するガイドブロック22dを摺動自在に
貫通している。サイドノズル21は、Uボルト21b、
21bを介して取付板21aに固定されており、また、
取付板21aには、超音波センサ等の距離センサ21d
が併せ搭載されている。
【0024】そこで、左右のサイドノズル21、21
は、それぞれ駆動モータ12cを介してチェーン12を
一方向に回転走行させることにより、駆動ピン12a、
駆動ベース22を介し、サイドフレーム11に沿って上
下に往復駆動することができる。チェーン12に付設す
る駆動ピン12aは、駆動ベース22の長孔22aに係
合しており、チェーン12が回転走行することにより、
長孔22a内を左右に往復移動しながら駆動ベース22
を上下に駆動することができるからである。また、各サ
イドノズル21、距離センサ21dは、駆動モータ23
aを介して駆動ロッド23を軸方向に移動させることに
より、水平位置を任意に調節することができる。
【0025】上部フレーム16は、ブラケット11e、
11eを介し、サイドフレーム11、11の各後方のガ
イドレール11a、11aの上端に取り付けられている
(図1、図7)。上部フレーム16は、連結板16b、
16b…を介し、各面にガイド溝16a1 を有するガイ
ドレール16a、16aを連結して構成されている。な
お、ガイドレール16aは、ガイドレール13、11a
と同一構造に形成されている。
【0026】上部フレーム16には、左右のスプロケッ
ト17b、17bを介し、駆動ピン17a付きのチェー
ン17がガイドレール16a、16a間に組み込まれて
おり、ガイドレール16a、16aに摺動自在に組み付
ける駆動ベース27、ブラケット27cを介し、駆動ロ
ッド28、上部ノズル26、距離センサ26dが下向き
に搭載されている。なお、上部ノズル26、距離センサ
26dは、駆動モータ17cを介してチェーン17を一
方向に回転走行させることにより、駆動ベース27を介
して左右に往復移動可能であり、駆動モータ28aを介
して駆動ロッド28を軸方向に移動させることにより、
高さ位置が任意に調節可能である。すなわち、図7の符
号16、16a、16b、16d、17、26〜28
は、それぞれのサフィクスを含めて図4ないし図6の符
号11、11a、11b、11d、12、21〜23に
対応している。
【0027】サイドノズル21、21、上部ノズル26
は、共通の供給ポンプ31を介して水タンク32、ワッ
クスタンク33に接続されている(図8)。水タンク3
2は、ストレーナ32aを介して供給ポンプ31に接続
されており、ワックスタンク33は、ストレーナ33
a、流量調節弁33b、開閉弁33cを介して供給ポン
プ31に接続されている。供給ポンプ31の出口側は、
開閉弁34a、34b、34cを介し、サイドノズル2
1、21、上部ノズル26に分岐接続されている。そこ
で、サイドノズル21、21、上部ノズル26は、それ
ぞれ開閉弁34a、34b、34cを開くことにより、
水タンク32からの水W1 を高圧噴射することができ、
開閉弁33cを併せて開くことにより、ワックスタンク
33からのワックス液W2 を所定濃度のワックス液とし
て噴射することができる。すなわち、各サイドノズル2
1、上部ノズル26は、それぞれ水タンク32、ワック
スタンク33の一方または双方に切換え接続し、水ノズ
ル、ワックスノズルとして作動させることができる。
【0028】移動フレーム10を前後に駆動する駆動モ
ータ15eには、エンコーダ15fが連結されている
(図9)。また、サイドノズル21、21、距離センサ
21d、21dを搭載する駆動ベース22、22には、
それぞれエンコーダ22eが付設されており、上部ノズ
ル26、距離センサ26dを搭載する駆動ベース27に
は、エンコーダ27eが付設されている。エンコーダ1
5fの出力は、駆動モータ23a、23a、28aに対
応して配設する制御ユニット41、41…に分岐接続さ
れ、各制御ユニット41内において、メモリ41a、コ
ントローラ41bに分岐接続されている。また、エンコ
ーダ22e、22e、27eの各出力は、それぞれ対応
する制御ユニット41のメモリ41a、コントローラ4
1bに分岐接続され、距離センサ21d、21d、26
dの各出力は、それぞれ対応する制御ユニット41のメ
モリ41aに接続されている。なお、メモリ41aの出
力は、コントローラ41bに接続され、各コントローラ
41bの出力は、対応する駆動モータ23a、23a、
28aに接続されている。また、コントローラ41bに
は、最適距離do を設定する設定器41cが付設されて
いる。
【0029】エンコーダ15fは、駆動モータ15fを
介して移動フレーム10を前後に移動させるとき、移動
フレーム10の後退限からの位置xを検出することがで
きる(図10)。一方、各エンコーダ22eは、駆動モ
ータ12c、12cを介してサイドノズル21、21を
上下に往復駆動するとき、各サイドノズル21の高さy
1 、y2 を検出することができ(同図(A))、エンコ
ーダ27eは、駆動モータ17cを介して上部ノズル2
6を左右に往復駆動するとき、上部ノズル26の位置y
3 を検出することができる(同図(B))。
【0030】かかる洗車装置は、移動フレーム10を後
退限に待機させるとともに、各サイドノズル21、距離
センサ21dをサイドフレーム11に最も近い後退限に
待機させ、上部ノズル26、距離センサ26bを上昇限
に待機させておき、移動フレーム10の前方の移動範囲
内に自動車Cを停車させることにより、自動車Cを自動
的に洗浄することができる。
【0031】すなわち、図示しないスタートスイッチを
操作すると、全体がスキャンモードとなって始動する。
【0032】すなわち、駆動モータ15eを介して移動
フレーム10が前進し、駆動モータ12c、12cを介
してサイドノズル21、21、距離センサ21d、21
dが上下に往復移動するとともに、駆動モータ17cを
介して上部ノズル26、距離センサ26dが左右に往復
移動する。そこで、各制御ユニット41のメモリ41
a、41a…は、それぞれエンコーダ15fからの移動
フレーム10の位置xと、エンコーダ22e、22eか
らのサイドノズル21、21の高さy1 、y2 、エンコ
ーダ27eからの上部ノズル26の位置y3 と、距離セ
ンサ21d、21d、26dが検出する自動車Cの表面
までの距離d1 、d2 、d3 とを読み取ることにより、
距離データDi =f(x、yi )(i=1、2、3)と
して記憶することができる。ただし、距離データD1 、
D2 は、自動車Cの前後方向、高さ方向について距離d
1 、d2 を測定記憶し、距離データD3 は、自動車Cの
前後方向、幅方向について距離d3 を測定記憶したもの
である。
【0033】移動フレーム10が前進限に到達すると、
全体が洗浄モードとなる。すなわち、移動フレーム10
は、前進限から後退し始め、供給ポンプ31を始動する
とともに開閉弁34aを開くことにより、一方のサイド
ノズル21から高圧のジェット水流を噴射させ、自動車
Cの片側面を洗浄することができる。また、このとき、
作動中のサイドノズル21に対応する制御ユニット41
は、コントローラ41bを介して駆動モータ23aを制
御し、サイドノズル21を自動車Cの表面に対して最適
距離do に保持することができる。すなわち、コントロ
ーラ41bは、エンコーダ15fからの移動フレーム1
0の位置x、サイドノズル21の高さy1 に応じて、メ
モリ41eから距離データD1 =(x、y1 )を読み出
し、サイドノズル21から自動車Cの表面までの距離d
=do となるように、駆動モータ23aを介してサイド
ノズル21を前進距離da =D1 −do だけ前進させる
(図11)。そこで、このときのサイドノズル21は、
自動車Cの表面形状に倣って水平位置を調節し、自動車
Cの表面に対して最適位置に保持することができる。
【0034】移動フレーム10が後退限に到達すると、
移動フレーム10は、前進に転じ、開閉弁34aを閉じ
て開閉弁34bを開くことにより、他方のサイドノズル
21を作動させて自動車Cの他方の側面を洗浄する。ま
た、このとき、作動中のサイドノズル21に対応する制
御ユニット41は、同様にして、サイドノズル21を前
進距離db =D2 −do =f(x、y2 )−do だけ前
進させ、サイドノズル21を自動車Cの表面に対して最
適位置に保持することができる。
【0035】移動フレーム10が前進限に到達すると、
開閉弁34cを開いて上部ノズル26を作動させ、移動
フレーム10を後退させながら、自動車Cの上面を洗浄
する。このとき、上部ノズル26に対応する制御ユニッ
ト41も、上部ノズル26を前進距離dc =D3 −do
だけ前進させ、上部ノズル26を最適位置に保持するこ
とができる。
【0036】すなわち、サイドノズル21、21、上部
ノズル26は、自動車Cの表面形状に倣って常に最適距
離do を維持しながら作動することができ、自動車Cの
種類やサイズに拘らず、また、移動フレーム10内にお
いて、自動車Cがサイドフレーム11、11のいずれか
一方に片寄ったり、斜めになったりしていても、自動車
Cを適確に洗浄することができる。ただし、図11にお
いて、距離センサ21d、21d、26dは、それぞれ
対応するサイドノズル21、21、上部ノズル26に対
して十分接近して配設されており、したがって、距離セ
ンサ21d、21d、26dが検出する距離d1 、d2
、d3 は、サイドノズル21、21、上部ノズル26
から自動車Cまでの距離d、d…に実質的に一致してい
るものとする。
【0037】このようにして自動車Cの各面を洗浄して
移動フレーム10が後退限に復帰すると、全体がワック
スモードとなる。すなわち、移動フレーム10は、再び
前進に転じ、開閉弁33c、34a、34b、34cを
開くことによってサイドノズル21、21、上部ノズル
26から一斉にワックス液を噴射させる。また、移動フ
レーム10が前進限に到達すると、全体が仕上げモード
となり、開閉弁33cのみを閉じて移動フレーム10を
後退させる。すなわち、サイドノズル21、21、上部
ノズル26は、一斉にジェット水流を噴射し、自動車C
の表面の余剰のワックスを洗い流すことができる。な
お、ワックスモード、仕上げモードにおいて、制御ユニ
ット41、41…は、一斉に作動することにより、サイ
ドノズル21、21、上部ノズル26を最適位置に保持
するものとする。
【0038】仕上げモードにおいて移動フレーム10が
後退限に到達すると、供給ポンプ31を停止させるとと
もに開閉弁34a、34b…を閉じ、駆動モータ12
c、12c、17cを停止させ、各サイドノズル21、
上部ノズル26をそれぞれ後退限、上昇限に復帰させて
全工程を終了する。なお、以上の動作工程は、図12に
まとめて図示されている。
【0039】以上の説明において、各制御ユニット41
の設定器41cは、洗浄モード、ワックスモード、仕上
げモードに対し、それぞれ異なる最適距離do を設定し
てもよい。
【0040】また、各制御ユニット41は、駆動モータ
23a、23a、28aにエンコーダを連結することに
より、各サイドノズル21、上部ノズル26の前進距離
da、db 、dc をフィードバック制御してもよい。
【0041】さらに、各制御ユニット41は、各サイド
ノズル21、上部ノズル26が作動中においても自動車
Cの表面までの距離d1 、d2 、d3 を正しく検出し得
る距離センサ21d、21d、26dを使用することに
より、メモリ41aを削除するとともに、スキャンモー
ドを経由することなく、距離d1 、d2 、d3 に基づい
て各サイドノズル21、上部ノズル26を最適位置に保
持するように制御することも可能である。ただし、この
場合であっても、メモリ41aを設け、スキャンモード
を用意することにより、各制御ユニット41に対し、各
サイドノズル21、上部ノズル26が自動車Cの表面に
接触したりする危険を回避するための保護範囲を設定す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、水平位置、高さ位置が調節可能なサイドノズル、上
部ノズルを移動フレームに搭載することによって、移動
フレームは、自動車の前後方向に往復移動し、サイドノ
ズル、上部ノズルを自動車の表面に対して最適位置に保
ちながら高圧のジェット水流を噴射させ、自動車を洗浄
することができるから、各種の自動車を無接触によって
適確に洗車することができる上、回転ブラシを使用しな
いから、全体構造を極めて簡単にすることができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成正面説明図
【図2】 要部概略斜視図
【図3】 図1の要部拡大断面図
【図4】 要部拡大分解斜視図(1)
【図5】 図4のX−X線矢視相当拡大断面図
【図6】 図1の要部拡大斜視図
【図7】 要部拡大分解斜視図(2)
【図8】 配管系統図
【図9】 制御ブロック系統図
【図10】 動作説明図(1)
【図11】 動作説明図(2)
【図12】 動作説明図(3)
【符号の説明】
C…自動車 Di (i=1、2…)…距離データ 10…移動フレーム 11…サイドフレーム 16…上部フレーム 21…サイドノズル 26…上部ノズル 31…供給ポンプ 32…水タンク 33…ワックスタンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のサイドフレーム、上部フレームを
    門形に組み立ててなる移動フレームと、前記各サイドフ
    レームに内向きに搭載する左右のサイドノズルと、前記
    上部フレームに下向きに搭載する上部ノズルとを備えて
    なり、前記各サイドノズル、上部ノズルは、それぞれ水
    平位置、高さ位置が調節可能であることを特徴とする洗
    車装置。
  2. 【請求項2】 前記各サイドノズルは、前記サイドフレ
    ームに沿って上下に往復駆動することを特徴とする請求
    項1記載の洗車装置。
  3. 【請求項3】 前記上部ノズルは、前記上部フレームに
    沿って左右に往復駆動することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の洗車装置。
  4. 【請求項4】 前記各サイドノズルは、自動車の前後方
    向、高さ方向について測定記憶する自動車の表面までの
    距離データに基づき、自動車の表面に対して最適位置に
    保持しながら作動させることを特徴とする請求項2記載
    の洗車装置。
  5. 【請求項5】 前記上部ノズルは、自動車の前後方向、
    幅方向について測定記憶する自動車の表面までの距離デ
    ータに基づき、自動車の表面に対して最適位置に保持し
    ながら作動させることを特徴とする請求項3記載の洗車
    装置。
  6. 【請求項6】 前記各サイドノズル、上部ノズルは、共
    通の供給ポンプを介し、それぞれ水タンク、ワックスタ
    ンクの一方または双方に切換え接続することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれか記載の洗車装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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