JPH10315938A - 自動車用緊急自動ブレーキ装置 - Google Patents

自動車用緊急自動ブレーキ装置

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JPH10315938A
JPH10315938A JP14449497A JP14449497A JPH10315938A JP H10315938 A JPH10315938 A JP H10315938A JP 14449497 A JP14449497 A JP 14449497A JP 14449497 A JP14449497 A JP 14449497A JP H10315938 A JPH10315938 A JP H10315938A
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JP
Japan
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brake
emergency
braking
pedal
pipe
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JP14449497A
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Tetsuo Taniguchi
哲夫 谷口
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Ship Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の緊急制動時における停止距離を短縮
し、衝突等の事故を回避し、または事故発生時の車両の
速度を低減して安全性を向上する。 【解決手段】 緊急の制動動作時、足15がアクセル・
ペダル8からブレーキ・ペダル9に踏み替える動作をア
クセル位置センサ12とかかと部接地センサ13とで検
出する。検出結果からブレーキ制御装置29で緊急制動
であると判定すると、制動力負荷装置17へ制御信号を
送出する。制動力負荷装置17ではソレノイドバルブ2
2の作動により、ブレーキ用圧力源装置18から緊急ブ
レーキ・パイプ19に加えられている油圧をソレノイド
バルブ22、緊急ブレーキ・パイプ20を介してブレー
キ・パイプ11に加え、ホイール・シリンダ7、ブレー
キ・シュー5を作動させる。運転者がブレーキ・ペダル
9を操作する前にブレーキ装置を作動させて車両の制動
力を発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の運転者が
緊急の制動動作を行おうとした際に自動的にブレーキを
動作させるために用いる自動車用緊急自動ブレーキ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動車では、車両の加速と制動
を行うに際し、別々の操作ペダルを共に右足で操作する
方式のものが多い。この方式の自動車において、走行中
に運転者がブレーキをかけようとするときには、右足を
アクセル・ペダルから離し、ブレーキ・ペダルの方へ踏
み替える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにアクセル・
ペダルからブレーキ・ペダルに踏み替える方式では、運
転者がブレーキ操作の必要性のあることを判断した後、
実際にブレーキが動作するまでの間には、アクセル・ペ
ダルからブレーキ・ペダルへ踏み替える時間と、ブレー
キ・ペダルを踏み込む時間とが必要とされる。この時間
は、一般に空走時間と言われており、緊急を要する制動
では、この時間の間、運転者は制動を意図しているにも
かかわらず、車両としては制動待ちの空走状態となって
いる。
【0004】したがって、この空走時間を短くすること
は、緊急制動時における車両の停止距離を短縮し、安全
性を高めるために非常に重要な問題とされてきた。この
ため、従来において、各ペダルの動作高さ、位置関係な
どが検討されてきたが、ペダル踏み替え時間自体はこの
種の運転方法による限り、必要とするものであり、これ
を飛躍的に短くする方法は実現できていないのが実状で
ある。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、自動車の緊急制動時における停止距離
を短縮することができ、したがって、衝突等の事故を回
避し、または事故発生時の車両の速度を低減して安全性
を向上させることができるようにした自動車用緊急自動
ブレーキ装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の自動車用緊急自動ブレーキ装置は、アクセル
・ペダルの戻り速度を検出するアクセル位置センサと、
上記アクセル・ペダルの下方床面に配置され、上記アク
セル・ペダルを操作する足のかかと部の接地状態の変化
を検出するかかと部接地センサと、制動力を発生させる
ための制動力負荷装置と、上記アクセル位置センサおよ
びかかと部接地センサからの出力をもとに運転者が緊急
制動を行おうとしている状態であるか否かを判定し、緊
急制動を行おうとしている状態であると判定すると、上
記制動力負荷装置を動作させるブレーキ制御装置とを備
えたものである。
【0007】上記課題を解決するために本発明の他の自
動車用緊急自動ブレーキ装置は、上記構成において、ブ
レーキ・ペダルの操作の有無を検出するブレーキ操作セ
ンサを備え、ブレーキ制御装置が、上記ブレーキ操作セ
ンサからの出力をもとに制動力負荷装置により緊急自動
ブレーキがかけられた後、一定時間内に上記ブレーキ・
ペダルが操作されなかったと判定した場合および上記ブ
レーキ・ペダルが操作されたが、その後、その操作を止
めたと判定した場合に、上記制動力負荷装置の動作を解
除するように構成したものである。
【0008】そして、上記構成において、制動力負荷装
置が、ブレーキ用圧力源装置と、このブレーキ用圧力源
装置とブレーキ・ペダルの操作に伴うブレーキ用流体を
供給するブレーキ・ペダルとの間でブレーキ用流体の供
給と復帰を行うための緊急ブレーキ・パイプと、この緊
急ブレーキ・パイプをブレーキ制御装置からの制御信号
により上記ブレーキ・パイプと選択的に連通させ、若し
くは遮断する切替手段とを備えることができ、または制
動力負荷装置が、ブレーキ・ペダルとマスタ・シリンダ
との間に挿入されたバキューム・ブースタにおけるパワ
ーピストンの片側の負圧室に気体を流入させるパイプ
と、このパイプの途中に設けられ、ブレーキ制御装置か
らの制御信号により開閉する切替手段とを備えることが
できる。
【0009】上記のように構成された本発明によれば、
自動車の運転者が緊急の制動動作を行おうとするとき、
足がアクセル・ペダルからブレーキ・ペダルに踏み替え
る動作をアクセル位置センサとかかと部接地センサとで
検出し、この検出結果をもとにブレーキ制御装置が緊急
制動であると判定すると、運転者がブレーキ・ペダルを
操作する前に制動力負荷装置を動作させて車両の制動力
を発生させることができ、これにより自動車の緊急制動
時における停止距離を短縮することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態による自動車用緊急自動ブレーキ装置を示す概略構
成図である。
【0011】図1において、1は自動車の車輪であり、
タイヤ2の内側にブレーキ・ドラム3が設けられ、ブレ
ーキ・ドラム3の内側にライニング4が設けられ、ライ
ニング4の内側で一対のブレーキ・シュー5が回動可能
に支持され、ブレーキ・シュー5がばね6によりライニ
ング4から離隔する側に付勢されている。一対のブレー
キ・シュー5間にはホイール・シリンダ7の両側に突出
するピストンロッド7aが連結されている。8は右側の
足で操作することにより自動車の走行速度を加減するこ
とができるアクセル・ペダル、9は右側の足で操作する
ブレーキ・ペダル、10はブレーキ・ペダル9の操作に
よりピストンロッド10aが作動されるマスタ・シリン
ダ、11はマスタ・シリンダ10とホイール・シリンダ
7とを連通するブレーキ・パイプである。そして、ブレ
ーキ・ペダル9を踏み込むことにより、マスタ・シリン
ダ10のピストンロッド10aおよびピストン(図示省
略)が押され、油圧がブレーキ・パイプ11の中を伝わ
り、各車輪1のホイール・シリンダ7のピストン(図示
省略)およびピストンロッド7aを作動させ、ブレーキ
・シュー5をばね6の弾性に抗して押し広げ、ブレーキ
・ドラム3の内側のライニング4に圧着し、その摩擦で
車輪1の回転を停止させることができる。
【0012】12はアクセル・ペダル8の戻り速度を検
出するアクセル位置センサ、13はかかと部接地センサ
であり、アクセル・ペダル8の下方床面14に配置さ
れ、アクセル・ペダル8を操作する右側の足15のかか
と部15aの接地状態である接地力、あるいは接地位置
の変化を検出する。16はブレーキ・ペダル9の操作の
有無を検出するブレーキ操作センサである。
【0013】17は制動力負荷装置であり、ブレーキ用
圧力源装置18と、このブレーキ用圧力源装置18から
圧油をブレーキ・パイプ11に供給し、ブレーキ・パイ
プ11から圧油をブレーキ用圧力源装置18へ復帰させ
るための第1、第2、第3の緊急ブレーキ・パイプ1
9、20、21と、緊急ブレーキ・パイプ19、20、
21をブレーキ・パイプ11と選択的に連通させ、若し
くは遮断するように切替えるソレノイドバルブ22とか
ら構成されている。ブレーキ用圧力源装置18は圧油タ
ンク23と、この圧油タンク23内の圧油24を送り出
すポンプ25と、このポンプ25を駆動するモータ26
と、ポンプ25から送り出す圧油24の逆流を防止する
逆止弁27と、逆止弁27から送り出された圧油の第1
の緊急ブレーキ・パイプ19に対する圧力保持(蓄圧)
を行うためのアキュムレータ28とから構成されてい
る。モータ26はアキュムレータ28の作動によりこれ
に連通されている第1の緊急ブレーキ・パイプ19内が
所定の圧力になると駆動停止してポンプ25の駆動を停
止させ、圧力が低下すると自動的に駆動してポンプ25
を駆動させるように構成されている。そして、第2の緊
急ブレーキ・パイプ20がブレーキ・パイプ11に連通
され、第3の緊急ブレーキ・パイプ21が圧油タンク2
3に開放されている。また、上記ソレノイドバルブ22
は緊急ブレーキ・パイプ19、20、21を遮断し、緊
急ブレーキ・パイプ19と20を連通させ、緊急ブレー
キ・パイプ20と21を連通させることができるように
構成されている。
【0014】29はブレーキ制御装置であり、メモリ部
30と論理回路部31と制御出力部32とから構成され
ている。メモリ部30はアクセル位置センサ12、かか
と部接地センサ13、ブレーキ操作センサ16から出力
される検出信号を一時的に記憶することができる。論理
回路部31はメモリ部30に記憶されている検出信号を
もとに運転者が緊急制動を行おうとしている状態である
か否かを判定するとともに、制動の解除について判定す
ることができる。出力制御部32は論理回路部31によ
る判定結果をもとに制御信号を送出してソレノイドバル
ブ22の切替え動作を制御する。すなわち、平常時には
第1、第2、第3の緊急ブレーキ・パイプ19、20、
21をすべて遮断し、自動ブレーキ動作時には第1と第
2の緊急ブレーキ・パイプ19と20を連通させ、自動
ブレーキ解除時には第2と第3の緊急ブレーキ・パイプ
20と21を連通させることができる。
【0015】以上の構成について、以下、その動作と共
に更に詳細に説明する。本装置が立上がると、モータ2
6によりポンプ25を駆動し、圧油タンク23内の圧油
24を逆止弁27を介して第1の緊急ブレーキ・パイプ
19に圧送する。そして、アキュムレータ28が所定の
圧力を蓄積すると、モータ26およびポンプ25が駆動
停止し、この状態を保持する。ここで、運転者が緊急制
動を行おうとしてアクセル・ペダル8からブレーキ・ペ
ダル9に踏み替えたとすると、まず、アクセル位置セン
サ12により運転者操作によるアクセル・ペダル8の戻
り速度が一定値以上であることおよびアクセル・ペダル
8が元位置(オフ位置)に復帰したことを検出し、続い
て、かかと部接地サンセ13により運転者の足15のか
かと部15aの接地力、あるいは接地位置に変化がある
ことを検出する。
【0016】これらの検出信号はブレーキ制御装置29
のメモリ部30に一時的に格納し、これらの検出信号を
もとに論理回路部31において、アクセル位置センサ1
2およびかかと部接地センサ13の両者の検出が一定の
短時間内であり、運転者が緊急制動を行おうとしている
状態であると予測・判定すると、制御出力部32から制
御信号を出力してソレノイドバルブ22を作動させ、第
1の緊急ブレーキ・パイプ19と第2の緊急ブレーキ・
パイプ20とをブレーキ・パイプ11に連通させて圧力
を加える。これに伴い、ホイール・シリンダ7のピスト
ンおよびピストンロッド7aを作動させ、ブレーキ・シ
ュー5をばね6の弾性に抗して押し広げ、ブレーキ・ド
ラム3の内側に圧着させて制動状態とすることができ
る。そして、運転者がブレーキ・ペダル9を踏み込んだ
後においては、上記のようにマスタ・シリンダ10の作
動によりブレーキ・パイプ11に圧力を加え、緊急ブレ
ーキ・パイプ19、20から加わる圧力とで制動状態を
継続し、車両を停止させることができる。
【0017】このように、緊急制動時に運転者がアクセ
ル・ペダル8を戻し、ブレーキ・ペダル9に踏み替える
動作を判定し、逸速く車両を制動状態とすることができ
る。したがって、従来のブレーキ操作において必要であ
ったペダル踏み替えによる空走時間をほとんど無くすこ
とが可能となる。
【0018】一般に、上記空走時間は、0.1秒〜0.
4秒程度と言われているが、59人の運転者により実験
した結果、各被検者について5回ずつ行った実験の空走
時間(踏み替え時間+踏み込み時間)の最大値は、平均
で約0.3秒であった。空走時間の短縮を0.3秒と
し、本装置による制動の減速度を1Gとすれば、緊急制
動が必要なとき、走行速度をブレーキ操作が行われる前
に約10km/h減速させておけることとなる。また、
このことを停止距離で言えば、速度60km/hで走行
していた車両であれば約5m手前で、同じく120km
/hであれば約10m手前で停止できることになる。
【0019】また、ブレーキ操作センサ16からの検出
信号の有無を論理回路部31がメモリ部30において確
認し、本装置による制動動作後、短時間内に運転者によ
りブレーキ・ペダル9が操作されなかったと判定した場
合および運転者によりブレーキ・ペダル9が操作された
が、その後、その操作を止めたと判定した場合、制御出
力部32から制御信号を出力させ、ソレノイドブルブ2
2を作動させて第2の緊急ブレーキ・パイプ20と第3
の緊急ブレーキ・パイプ21を連通させ、ブレーキ・パ
イプ11に対する加圧を解除する。これに伴い、ブレー
キシュー5をばね6の反撥弾性によりブレーキ・ドラム
3から離隔させ、ホイール・シリンダ7のピストンロッ
ド7aの後退に伴ってホイール・シリンダ7から排出さ
れた圧油を第2の緊急ブレーキ・パイプ20、ソレノイ
ドバルブ22、第3の緊急ブレーキ・パイプ21を介し
て圧油タンク23に戻す。一方、ブレーキ制御装置29
においては論理回路部31がメモリ部30をクリアす
る。解除後、制御出力部32からの制御信号によりソレ
ノイドバルブ22を復帰作動させて第1、第2、第3の
緊急ブレーキ・パイプ19、20、21を遮断して通常
動作状態に復帰させ、次回の緊急ブレーキに対応させ
る。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態において説
明する。図2は本発明の第2の実施形態による自動車用
緊急自動ブレーキ装置を示す要部の概略構成図である。
【0021】本実施形態の特徴とするところは、図2に
示すように、制動力負荷装置17がブレーキ・ペダル9
とマスタ・シリンダ10との間に挿入されたブレーキの
バキュームサーボ用のバキューム・ブースタ33と、こ
のバキューム・ブースタ33を作動させるために連通さ
れ、大気を供給するエアクリーナ34および緊急ブレー
キ・パイプ35と、この緊急ブレーキ・パイプ35の途
中に挿入され、ブレーキ制御装置29(図1参照)から
の制御信号により制御されるソレノイドバルブ36とか
ら構成された点にある。その他の構成については上記第
1の実施形態と同様である。
【0022】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
と同様に、緊急制動時にブレーキ制御装置29から出力
された制御信号によりソレノイドバルブ36を開けるこ
とにより、エアクリーナ34、緊急ブレーキ・パイプ3
5を介してバキューム・ブースタ33のパワーピストン
の片側の負圧室に大気を流入させ、これにより上記第1
の実施形態と同様にブレーキを動作させることができ
る。
【0023】本実施形態によれば、あらかじめバキュー
ム・ブースタ33を備えた形式の自動車にあっては補助
ブレーキ・パイプ35を接続することにより、特に、簡
単に、かつ安価に実現することができるが、あらかじめ
バキューム・ブースタ33を備えていない形式の自動車
にあっては、バキューム・ブースタ33等を新たに備え
ればよい。
【0024】上記各実施の形態では、走行する車両の路
面の状態如何にかかわらず、所定の制動動作を行うこと
になるので、滑りやすい路面等において車両の運動が不
安定にならないようにするために、必要に応じ、車輪の
スリップ等を検知し、ブレーキ・パイプ11に対する圧
力を制御してブレーキ力を制御する調整装置(ABSシ
ステム)を併用することができる。
【0025】なお、本発明は、緊急制動を必要とすると
きに少しでも早く車両を制動状態とするためのものであ
るので、ブレーキ制御装置29からの信号出力後にブレ
ーキ装置を制動状態とするための制動力負荷装置17自
体については、上記第1、第2の実施形態以外の方式を
採用することができる。また、ブレーキ装置も油圧方式
に限定されるものではなく、それ以外にも空気圧方式
等、種々の方式のものに適用することができ、また、ブ
レーキ形態もディスク式等、種々の形態のものに適用す
ることができる。また、緊急制動の解除についてはブレ
ーキ操作センサ16によるブレーキ・ペダル9の検出に
替えてスイッチの操作等により実現することもできる。
本発明は、このほか、その基本的技術思想を逸脱しない
範囲で種々設計変更することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動車の運転者が緊急の制動動作を行おうとするとき、足
がアクセル・ペダルからブレーキ・ペダルに踏み替える
動作をアクセル位置センサとかかと部接地センサとで検
出し、この検出結果をもとにブレーキ制御装置が緊急制
動であると判定すると、運転者がブレーキ・ペダルを操
作する前に制動力負荷装置を動作させて車両の制動力を
発生させることができ、これにより自動車の緊急制動時
における停止距離を短縮することができる。したがっ
て、衝突等の事故を回避し、または事故発生時の車両の
速度を低減して安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による自動車用緊急
自動ブレーキ装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による自動車用緊急
自動ブレーキ装置を示す要部の概略構成図である。
【符号の説明】
1 車輪 3 ブレーキ・ドラム 5 ブレーキ・シュー 7 ホイール・シリンダ 8 アクセル・ペダル 9 ブレーキ・ペダル 10 マスタ・シリンダ 11 ブレーキ・パイプ 12 アクセル位置センサ 13 かかと部接地センサ 16 ブレーキ操作センサ 17 制動力負荷装置 18 ブレーキ用圧力源装置 19 緊急ブレーキ・パイプ 20 緊急ブレーキ・パイプ 21 緊急ブレーキ・パイプ 22 ソレノイドバルブ 28 アキュムレータ 29 ブレーキ制御装置 33 バキューム・ブースタ 35 緊急ブレーキ・パイプ 36 ソレノイドバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル・ペダルの戻り速度を検出する
    アクセル位置センサと、上記アクセル・ペダルの下方床
    面に配置され、上記アクセル・ペダルを操作する足のか
    かと部の接地状態の変化を検出するかかと部接地センサ
    と、制動力を発生させるための制動力負荷装置と、上記
    アクセル位置センサおよびかかと部接地センサからの出
    力をもとに運転者が緊急制動を行おうとしている状態で
    あるか否かを判定し、緊急制動を行おうとしている状態
    であると判定すると、上記制動力負荷装置を動作させる
    ブレーキ制御装置とを備えた自動車用緊急自動ブレーキ
    装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキ・ペダルの操作の有無を検出す
    るブレーキ操作センサを備え、ブレーキ制御装置が、上
    記ブレーキ操作センサからの出力をもとに制動力負荷装
    置の動作により緊急自動ブレーキがかけられた後、一定
    時間内に上記ブレーキ・ペダルが操作されなかったと判
    定した場合および上記ブレーキ・ペダルが操作された
    が、その後、その操作を止めたと判定した場合に、上記
    制動力負荷装置の動作を解除するように構成された請求
    項1記載の自動車用緊急自動ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 制動力負荷装置が、ブレーキ用圧力源装
    置と、このブレーキ用圧力源装置とブレーキ・ペダルの
    操作に伴うブレーキ用流体を供給するブレーキ・パイプ
    との間でブレーキ用流体の供給と復帰を行うための緊急
    ブレーキ・パイプと、この緊急ブレーキ・パイプをブレ
    ーキ制御装置からの制御信号により上記ブレーキ・パイ
    プと選択的に連通させ、若しくは遮断する切替手段とを
    備えた請求項1または2記載の自動車用緊急自動ブレー
    キ装置。
  4. 【請求項4】 制動力負荷装置が、ブレーキ・ペダルと
    マスタ・シリンダとの間に挿入されたバキューム・ブー
    スタにおけるパワーピストンの片側の負圧室に気体を流
    入させるパイプと、このパイプの途中に設けられ、ブレ
    ーキ制御装置からの制御信号により開閉する切替手段と
    を備えた請求項1または2記載の自動車用緊急自動ブレ
    ーキ装置。
JP14449497A 1997-05-20 1997-05-20 自動車用緊急自動ブレーキ装置 Pending JPH10315938A (ja)

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