JPH10316196A - コンクリート躯体壁面のライニング工法及びライニング構造 - Google Patents

コンクリート躯体壁面のライニング工法及びライニング構造

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JPH10316196A
JPH10316196A JP9129909A JP12990997A JPH10316196A JP H10316196 A JPH10316196 A JP H10316196A JP 9129909 A JP9129909 A JP 9129909A JP 12990997 A JP12990997 A JP 12990997A JP H10316196 A JPH10316196 A JP H10316196A
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lining
wall surface
frame
mounting
integrated
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JP9129909A
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Inventor
Riichi Hayashi
利一 林
Kazuhiko Tanaka
和彦 田中
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Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライニング部材取付フレームを、簡単に位置
精度良く固定できて効率良くスムーズに施工できるとと
もに、裏込材層の剛性を一段と向上させる。 【解決手段】 複数の取付フレーム30を連結部材38
を介して連結一体化してなる一体化フレーム群F1を準
備する工程と、コンクリート躯体壁面1aにアンカーボ
ルト10を固植する工程と、アンカーボルト10を介し
て一体化フレーム群F1を躯体壁面1aに固定する工程
と、ライニング部材40を一体化フレーム群F1の取付
フレーム30に係合して面状に配置する工程と、ライニ
ング部材40を仮設抑止手段によって抑止した状態で、
躯体壁面1とライニング部材40との間に裏込材を充填
する工程と、裏込材硬化後、仮設抑止手段を除去する工
程とを含むコンクリート躯体壁面のライニング工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば下水の集
積処理槽、汚泥の処理槽等のコンクリート製液槽等のコ
ンクリート躯体壁面のライニング工法及びライニング構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】下水処理槽としての液槽等は、一般に鉄
筋コンクリート製のものとして地中に埋設状態に設置さ
れている。かかる液槽等は、その内部に貯溜される下水
等からの揮発成分、特に細菌によって発生する硫酸、そ
の他の酸化物成分等の影響により、内面腐食を生じ、周
壁内面がぼろぼろになって構造強度が損なわれる事態を
生じる。このため腐食したコンクリート製液槽は、安全
性のためにも、爾後的に補修を施し、望ましくは以降の
腐食防止を恒久的に図ることが強く求められる。
【0003】例えば従来、腐食したコンクリート液槽等
のコンクリート躯体壁面を改修する工法として、コンク
リート躯体壁面にアンカーボルトを介して複数の金属製
取付フレームを固定し、その取付フレームに複数の硬質
合成樹脂製板を係合して面状に並べて配置し、そしてそ
れらの合成樹脂板を型枠とし、コンクリート躯体壁面と
合成樹脂板との間にコンクリートを打設して養生硬化さ
せることによって、コンクリート躯体壁面に、新規なコ
ンクリート層を介して合成樹脂板をライニングする工法
が採用されることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなライニング
工法において、複数の取付フレームを躯体壁面に固定し
た際、各フレームが、その相互の位置関係が適切に保持
されない状態で固定されていると、取付フレームに係合
する合成樹脂板を正確に配列できず施工不良が発生する
ことがある。従って、複数の取付フレームは、それぞれ
位置精度良く躯体壁面に固定しておく必要がある。
【0005】しかしながら、躯体壁面は、素地調整等に
より欠陥部が除去されて凹凸面となっているため、各取
付フレームを、相互の位置関係を適切に保持しながら、
躯体壁面に位置精度良く固定することは非常に困難であ
り、各取付フレームの固定位置にずれが生じることがあ
る。このため従来においては、取付フレームを固定した
後、合成樹脂板に合わせて、改めて、各取付フレームの
位置を調整したり、また位置ずれがひどい場合には、取
付フレームを付け直して、位置を調整するようにしてい
た。このように従来のライニング工法においては、各取
付フレームの位置調整に多大な労力と時間が必要であ
り、効率良く施工できず、工期の長期化及びコストの増
大を来す等の問題があった。
【0006】一方、上記従来のライニング工法において
は、施工後、取付フレームが新規のコンクリート層内に
補強部材として埋設されるので、コンクリート層に十分
な剛性を確保することができるものの、耐久性等の向上
を、より一層図るためには、コンクリート層の剛性を、
より一層向上させることが望まれている。
【0007】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、複数のライニング部材取付フレームを、相互の位置
関係を適切に保持した状態に、簡単かつ位置精度良く固
定することができて効率良くスムーズに施工でき、例え
ば施工期間の短縮及びコストの削減を図ることができ、
しかも裏込材層の剛性を一段と高めることができて、十
分な耐久性のある液槽等のコンクリート構造物を得るこ
とができるコンクリート躯体壁面のライニング工法及び
ライニング構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1の発明のコンクリート躯体壁面のライニング
工法は、所定間隔おきに平行に配置された複数の金属製
取付フレームを、金属製連結部材により相互に連結一体
化してなる一体化フレーム群を準備する工程と、コンク
リート躯体壁面の所定位置に複数のアンカーボルトを固
植する工程と、前記一体化フレーム群を、その各取付フ
レームを前記躯体壁面に沿わせて垂直に配置した状態
で、前記アンカーボルトを介して前記躯体壁面に固定す
る工程と、硬質合成樹脂からなる複数の板状ライニング
部材を、前記一体化フレーム群の対応する取付フレーム
に係合して、前記躯体壁面から所定間隔をおいて面状に
並べて配置する工程と、上記各ライニング部材を仮設抑
止手段によって躯体壁面側に抑止した状態で、前記躯体
壁面と前記ライニング部材との間にコンクリート等の裏
込材を注入充填する工程と、前記裏込材を養生硬化させ
た後、前記仮設抑止手段を除去する工程と、を含むもの
を要旨としている。
【0009】第1発明のライニング工法は、並列状に配
置された複数の取付フレームを連結部材により連結一体
化してなる一体化フレーム群を使用するものであるた
め、各取付フレームを躯体壁面に固定するにあたって、
躯体壁面に凹凸等があろうとも、一体化フレーム群の一
部のみを固定するだけで、各取付フレームは、相互の位
置関係が適切に保持されてそれぞれ所定位置に正確に配
置される。
【0010】また裏込材層の補強部材を兼ねる複数の取
付フレームが相互に一体化されているため、裏込材層の
強度を、一段と高めることができる。
【0011】一方、本第2の発明のコンクリート躯体壁
面のライニング構造は、上記第1発明の工法の実施によ
り得られる構造を特定したものである。
【0012】すなわち第2の発明のライニング構造は、
コンクリート躯体壁面の所定位置に複数のアンカーボル
トが固植され、所定間隔おきに平行に配置された複数の
金属製取付フレームが、金属製連結部材により相互に連
結一体化されてなる一体化フレーム群が、その各取付フ
レームが前記躯体壁面に沿うよう垂直に配置された状態
で、前記アンカーボルトを介して前記躯体壁面に固定さ
れ、硬質合成樹脂からなる複数の板状ライニング部材
が、前記一体化フレーム群の対応する取付フレームに係
合されて、前記躯体壁面から所定の間隔をおいて面状に
並べて配置され、前記躯体壁面と前記ライニング部材と
の間に、コンクリート等の裏込材が充填硬化されてなる
ものを要旨としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態であるラ
イニング工法を用いて、コンクリート製液槽の垂直内壁
面をライニングする場合について説明する。
【0014】本実施形態のライニング工法は、図1ない
し図4に示すように改修すべき液槽におけるコンクリー
ト躯体(1)の内壁面(2a)(2b)に、一体化フレ
ーム群(F1)(F2)を介してライニング部材(4
0)(14)を取り付けるものであり、現場での施工を
開始する前に、あらかじめ内壁面(2a)(2b)の寸
法等に合わせて、一体化フレーム群(F1)(F2)を
準備しておく。
【0015】本実施形態において、一体化フレーム群
(F1)(F2)としては、図1ないし図7に示すよう
に、内壁面(2a)(2b)にそれぞれ設置される壁面
用一体化フレーム群(F1)と、内壁面(2a)(2
b)間の壁面間コーナー部(2c)に設置されるコーナ
ー用一体化フレーム群(F2)とが使用される。
【0016】壁面用一体化フレーム群(F1)は、水平
断面ハット型の長尺部材からなる複数の金属製取付フレ
ーム(30)を有している。このフレーム(30)は、
図21に示すように、前壁(31)と、両側折曲片(3
2)と、取付フランジ(35)とを有しており、一方側
折曲片(32)の略中間位置から前壁(31)を通って
他方側折曲片(32)の略中間部に至る開口部(33)
が、長さ方向に沿って所定間隔おきに複数形成されると
ともに、各開口部(33)の下縁部は、上方へ延設され
て抜止め片(34)が形成されている。また取付フラン
ジ(35)には、長さ方向に沿って所定の間隔おきに、
ボルト挿通用長孔(36)が複数形成されている。
【0017】このような構成の複数の取付フレーム(3
0)を、図5(a)及び図(6)に示すように、横方向
(水平方向)に所定の間隔をおきながら、それぞれ縦方
向(垂直方向)に対し平行に配置し、その状態で隣り合
う取付フレーム(30)(30)間に水平方向に沿って
架け渡すように配置された金属製の連結部材(38)の
両端を、取付フレーム(30)(30)のフランジ(3
5)(35)に、リベットやボルト等の固着具(39)
(39)を介して固定し、これにより複数の取付フレー
ム(30)を連結一体化して、上記壁面用一体化フレー
ム群(F1)を形成している。
【0018】またフレーム群(F1)における各取付フ
レーム(30)の所定位置には、図1及び図6に示すよ
うに、帯状の取付座金(20)がそれぞれ取り付けられ
ている。すなわちこの座金(20)には、長さ方向に延
びるボルト挿通用長孔(21)が形成されており、その
座金(20)が、取付フレーム(30)のフランジ(3
5)の裏面側に重ね合わされた状態で、ボルト(22)
が、座金(20)及び取付フレーム(30)のボルト挿
通用長孔(21)(36)に裏面側からそれぞれ挿通さ
れてナット(23)に締結されることによって、取付座
金(20)が取付フレーム(30)に固定されている。
もっとも、本発明においては、帯状座金(20)、ボル
ト(22)及びナット(23)等は、現場で取付施工す
るようにしても良い。
【0019】なお、固定用ボルト(22)は、現場施工
を行う前の状態では、比較的緩めに締結されており、座
金(20)が、取付フレーム(30)に対し、長孔(2
1)(36)の範囲内において上下左右方向に自在に移
動できるようにしている。
【0020】一方、図5(b)及び図7に示すように、
コーナー用一体化フレーム群(F2)は、平面視L型の
L型連結部材(138)を有している。このL型連結部
材(138)の内面側所定位置に、上記と同構成の複数
の取付フレーム(30)が所定の姿勢で重ね合わされた
状態で、取付フレーム(30)のフランジ(35)がL
型連結部材(138)に、ビス等の固着具(39)によ
り連結固定され、これにより一体化フレーム群(F2)
が形成されている。
【0021】また一体化フレーム群(F2)において、
L型連結部材(138)のコーナー部両側に配置される
2本の取付フレーム(30)(30)には、その間を架
け渡すようにして、コーナー用ライニング部材取付金具
(130)が、上下方向に所定の間隔おきに複数配置さ
れている。
【0022】コーナー用ライニング部材取付金具(13
0)は、図22及び図23にも示すように、L型形状の
金具本体(131)と、その本体(131)の両側片先
端に連設された折曲片(132)(132)と、折曲片
(132)(132)の先端に連設され、後述するコー
ナー用ライニング部材(140)の長さ方向に対応する
方向に延び、かつ長さ方向に沿ってボルト挿通用長孔
(136)が形成された取付フランジ(135)(13
5)とを備えている。
【0023】この構成の取付金具(130)の取付フラ
ンジ(135)(135)が、図6ないし図8に示すよ
うに、コーナー部両側に配置された2本の取付フレーム
(30)(30)の対応するフランジ(35)表面上に
配置されるとともに、各取付フレーム(30)のフラン
ジ(35)裏面側に、帯状の取付座金(20)がそれぞ
れ配置された状態で、ボルト(22)が、取付座金(2
0)のボルト挿通用長孔(21)、取付フレーム(3
0)のボルト挿通用長孔(36)及び取付金具(13
0)のボルト挿通用長孔(136)に、裏面側から挿通
されてナット(23)に締結されることにより、取付金
具(130)及び取付座金(20)が各取付フレーム
(30)の所定位置にそれぞれ固定されている。
【0024】この場合、固定用ボルト(22)は、上記
壁面用一体化フレーム群(F1)と同様で、現場施工を
行う前の状態では、比較的緩めに締結されており、取付
座金(20)が、取付フレーム(30)に対し、長孔
(21)(36)の範囲内において上下左右方向に自在
に移動できるとともに、取付金具(130)が、取付フ
レーム(30)に対し、長孔(136)の範囲内におい
て上下方向に自在に移動できるようにしている。
【0025】なお、コーナー用一体化フレーム群(F
2)には、その取付金具(130)に、現場施工を行う
前に、後に詳述するコーナー用ライニング部材(14
0)をあらかじめ取り付けておいても良い。
【0026】本実施形態においては、以上の構成のフレ
ーム群(F1)(F2)を、適当数用いて、以下に説明
するようにして、コンクリート液槽内面のライニング施
工を行う。
【0027】まず図1ないし図4に示すように、改修す
べき液槽において、腐食したコンクリート躯体(1)の
内壁面(2a)(2b)は、多くの場合ぼろぼろの状態
であるので、その腐食欠陥部を適宜の掻取り工具等を用
いて除去した後、その表面に素地調整を施す。
【0028】次に、内壁面(2a)(2b)の所定位置
に、穴(3)を穿設し、これにアンカーボルト(10)
を挿入して、その雄ねじ部に第1ナット(13)を螺合
してアンカー部を強制拡開することにより、2本一組の
複数本のアンカーボルト(10)を固植する。
【0029】次に、上記アンカーボルト(10)を利用
して、上記コーナー用一体化フレーム群(F2)を、コ
ンクリート躯体(1)の一方側内壁面(2a)から他方
側内壁面(2b)にかけての領域に固定する。すなわち
一体化フレーム群(F2)の複数の取付金具(130)
を、内壁面(2a)(2b)間に形成される壁面間コー
ナー部(2c)の入り隅線に対応させつつ、各取付フレ
ーム(30)を上下方向に沿うようにして内壁面(2
a)(2b)上に配置する。
【0030】そして取付座金(20)を、上記したよう
に上下左右に適当に移動させて、対応するアンカーボル
ト(10)に対して位置決めして、その後、取付座金
(20)における長孔(21)の両側に、対応するアン
カーボルト(10)(10)を挿通して、そのボルト
(10)(10)の挿通端部に、ナット(14)(1
4)を締結する。これにより取付座金(20)が内壁面
(2a)(2b)に固定されて、コーナー用一体化フレ
ーム群(F2)が一方側内壁面(2a)から他方側内壁
面(2b)にかけての領域に固定される。
【0031】なおコーナー用一体化フレーム群(F2)
は、改修すべき液槽内の4つのコーナー部にそれぞれ固
定される。
【0032】次に、内壁面(2a)(2b)のうち、コ
ーナー用一体化フレーム群(F2)が固定されていない
平坦な壁面領域に、壁面用一体化フレーム群(F1)を
それぞれ固定する。
【0033】すなわち、フレーム群(F1)の各取付フ
レーム(30)を上下方向に沿うようにして内壁面(2
a)(2b)上に配置する。
【0034】そして上記と同様に、取付座金(20)
を、上下左右に適当に移動させて、対応するアンカーボ
ルト(10)に対して位置決めして、その後、取付座金
(20)における長孔(21)の両側に、対応するアン
カーボルト(10)(10)を挿通して、そのボルト
(10)(10)の挿通端部に、ナット(14)(1
4)を締結するとともに、ボルト(22)及びナット
(23)を固く締結して、取付フレーム(40)を取付
座金(20)に対し本固定する。
【0035】こうして液槽内に、壁面用及びコーナー用
一体化フレーム群(F1)(F2)が固定されることに
よって、液槽内のすべての内壁面に、取付フレーム(3
0)が水平方向に所定の間隔おきに配置されるととも
に、液槽内のすべてのコーナー部に、取付金具(13
0)が上下方向に所定の間隔おきに配置される。
【0036】なお隣り合う壁面用及びコーナー用一体化
フレーム群(F1)(F2)は、リベット等の固着具に
より、互いに固定するようにしても良い。
【0037】次に、図3及び図18に示すようにコンク
リート躯体(1)の内壁面(2a)(2b)における所
定位置に、複数本の抑止桟固定用アンカーボルト(5)
を固植する。例えば、コンクリート躯体の内壁面側から
穴(6)を穿設し、その穴(6)にケミカルアンカー
(7)等の硬化材を充填してからアンカーボルト(5)
を挿入して、ケミカルアンカー(7)を硬化させること
により、抑止桟固定用アンカーボルト(5)を立設固定
する。
【0038】続いて、コーナー用ライニング部材(14
0)を施工する。
【0039】コーナー用ライニング部材(140)は、
図4及び図24等に示すように、長尺な硬質合成樹脂製
押出成形体からなるものであって、幅方向の中間に円弧
状の曲成部(141a)を有する断面略山型ないしはL
型形状のライニング部材本体(141)と、その本体
(141)の外面側に一体形成され、長さ方向に沿って
連続する断面鉤状の2本の埋設固着片(142)(14
2)とを有している。
【0040】更にコーナー用ライニング部材(140)
には、その両端部において、埋設固着片(142)の基
端部が切り取られることによって、長さ方向外側に向け
て開放する嵌合溝(142a)(142a)が形成され
ている。
【0041】また図14に示すように、コーナー用ライ
ニング部材(140)の本体(141)の上下両端縁に
は、パッキン挿着溝(144)(144)が形成される
とともに、図15に示すように、本体(141)の表面
側両側端縁には、パッキン挿着用段部(145)(14
5)が形成されている。
【0042】本実施形態において、コーナー用ライニン
グ部材(140)としては、耐薬品性等に優れた硬質合
成樹脂からなるものを使用する必要があるが、特にコス
ト面等を考慮した場合、硬質塩化ビニル樹脂からなるも
のを使用するのが好ましい。
【0043】なおコーナー用ライニング部材(140)
の曲成部(141a)は、その曲率半径を20〜150
mmに設定するのが良く、より好ましくは下限値を30
mm以上、上限値を100mm以下に設定するのが良
い。この曲率半径が小さ過ぎると、施工後において、曲
成部(141a)に熱応力が局部的に集中して発生する
恐れがあり、また逆に曲率半径が大き過ぎると、曲成部
(141a)外側のデッドスペースが大きくなり、スペ
ースの有効利用を図ることが困難になる恐れがある。
【0044】そして図4及び図9に示すように、上記構
成のコーナー用ライニング部材(140)を、以下のよ
うにしてコーナー用一体化フレーム群(F2)の取付金
具(130)に取り付ける。すなわちコーナー用ライニ
ング部材(140)を、その円弧状曲成部(141a)
を、壁面間コーナー部(2c)に対応させながら、下端
側の嵌合溝(142a)をそれに対応する取付金具(1
30)の金具本体(131)に上方から挿入して係合す
る。このとき下端側の取付金具(130)において、ボ
ルト(22)及びナット(23)をあらかじめ固く締結
しておくことにより、下端側取付金具(130)及び取
付フレーム(30)を取付座金(20)に対し本固定し
ておくのが良い。
【0045】続いて図9に示すように、上側の取付金具
(130)を上方へスライドさせおき、ライニング部材
(140)を、入り隅線に沿って上下方向に配置し、そ
の状態で上側の取付金具(130)を下方へスライドさ
せて、金具本体(131)をライニング部材(140)
の上端側の嵌合溝(142a)内に挿入して係合する。
その後、ボルト(22)及びナット(23)を固く締結
することにより、上端側の取付金具(130)及び取付
フレーム(30)を取付座金(20)に対し本固定す
る。これにより、ライニング部材(140)が、内壁面
(2a)(2b)ないしは壁面間コーナー部(2c)か
ら所定の間隔をおいた状態に取り付けられる。
【0046】以下同様にして、複数のコーナー用ライニ
ング部材(140)を入り隅線に沿って取り付けてい
く。このとき上下に隣接するライニング部材(140)
(140)の連結部は、図14に示すように、互いに対
向するパッキン挿入溝(144)(144)内に収容す
るようにしてゴムパッキン(146)を介在させるとと
もに、ライニング部材(140)(140)間の表面側
(内面側)に介在させるように、シーリング材(14
7)を充填しておく。
【0047】なお本実施形態においては、コーナー用ラ
イニング部材(140)を、現場で施工するようにして
いるが、本発明においては、既述したように、コーナー
用ライニング部材(140)を、あらかじめコーナー用
一体化フレーム群(F2)に取り付けておいて、そのフ
レーム群(F2)を、現場で壁面(2a)(2b)に固
定するようにしても良い。
【0048】次に、壁面用ライニング部材(40)を施
工する。
【0049】壁面用ライニング部材(40)は、図25
ないし図27に示すように、硬質合成樹脂からなるもの
であって、パネル本体(41)と、その裏面側に、上下
方向に所定の間隔をおいて3本設けられた埋設固着片
(42)とを有している。
【0050】埋設固着片(42)は、パネル本体(4
1)の裏面側から裏面方向へ突出する水平部(42a)
と、その水平部先端から上方へ延びる垂直部(42b)
とを有する鉤状のものによって構成されている。
【0051】更に埋設固着片(42)はパネル幅方向に
沿って連続して形成され、両側端部が、パネル本体(4
1)の両側端縁より少し内側まで形成されるものであ
り、その埋設固着片(42)の両側端部におけるパネル
本体(41)との間に、上記取付フレーム(30)の抜
止片(34)を挿入可能な抜止片挿入用スリット(4
3)が形成されている。
【0052】またパネル本体(41)の上端縁及び下端
縁には、パッキン挿着溝(44)が形成されるととも
に、パネル本体(41)の裏面側両側端にパッキン挿着
用段部(45)が形成されている。
【0053】なお、壁面用ライニング部材(40)の材
質としては、上記コーナー用ライニング部材(140)
と同様のものを使用するのが良い。
【0054】そしてこの構成の壁面用ライニング部材
(40)を、以下のように一体化フレーム群(F1)
(F2)の取付フレーム(30)に取り付ける。すなわ
ち図10及び図11に示すようにライニング部材(4
0)の埋設固着片(42)の両側端部を、対応する取付
フレーム(30)の開口部(33)に前面側からそれぞ
れ嵌め込み、その嵌め込み状態でライニング部材(4
0)を下方へスライドさせる。これにより、ライニング
部材(40)側の抜止片挿入用スリット(43)内に取
付フレーム(30)側の抜止片(34)が挿入されると
ともに、ライニング部材(40)の埋設固着片(42)
の両側下面が、取付フレーム(30)の両側折曲片(3
2)における開口部(33)下縁部に係合して、ライニ
ング部材(40)が内壁面(2a)(2b)から内方に
所定の間隔をおいた状態に取り付けられる。
【0055】以下同様にして、複数枚のライニング部材
(40)を順次取り付けて、各内壁面(2a)(2b)
に、縦横配列で面状にそれぞれ配置する。このとき、図
13及び図15に示すように、上記コーナー用ライニン
グ部材(140)の両側に配置される壁面用ライニング
部材(40)は、その側端縁を、コーナー用ライニング
部材(140)の両側端縁に突き合わせ状態に配置し、
ライニング部材(40)(140)の連結部において、
対応し合う凹段部(45)(145)間にゴムパッキン
(46)を介在させるとともに、ライニング部材(4
0)(140)間の表面側(内面側)にシーリング材
(147)を充填しておく。
【0056】更に図12に示すように、上下に隣接する
壁面用ライニング部材(40)(40)間には、パッキ
ン挿着溝(44)内に収容するようにして、ゴムパッキ
ン(46)を介在して、表面側にシーリング材(47)
を充填するとともに、図16に示すように、左右に隣接
する壁面用ライニング部材(40)(40)間にも、段
部(45)に配置させるようにゴムパッキン(46)を
介在しておく。
【0057】以上のようにライニング部材(40)(1
40)を液槽の内壁面全域に固定した後、図3及び図1
8に示すように、壁面用ライニング部材(40)におけ
る上記抑止桟固定用アンカーボルト(5)に対応する位
置に、それぞれボルト挿通孔(40a)を穿設する。
【0058】続いて図17及び図18に示すように、ラ
イニング部材(40)のボルト挿通孔(40a)にシー
ボルト(5a)等の連結ボルトをそれぞれ挿入配置し
て、上記アンカーボルト(5)に締結する。これによ
り、シーボルト(5a)の一部がライニング部材(4
0)の表面側に突出するように配置される。
【0059】その後、ライニング部材(40)(14
0)の表面側全域に、複数個の金属製枠付抑止パネル
(50)を並べて配置する。
【0060】この枠付抑止パネル(50)は、図28に
も示すように、矩形枠体(51)と、矩形枠体(51)
の一面側に取り付けられたパネル体(52)と、矩形枠
体(51)の内部に縦横に架け渡された補強板(53)
とを有している。更に矩形枠体(51)には複数の開口
部(54)が形成されるとともに、パネル体(52)に
は、上記シーボルト(5a)を挿通可能なボルト挿通孔
(55)が形成されている。
【0061】そして図17及び図18に示すように、複
数個の枠付抑止パネル(50)を、各ボルト挿通孔(5
5)内に上記シーボルト(5a)が挿通配置されるよう
にして、縦横配列で面状に積み上げていき、ライニング
部材(40)の表面全域に枠付抑止パネル(50)を配
置する。このとき図13の想像線に示すように、コーナ
ー用ライニング部材(140)の曲成部(141a)を
除く平坦領域にも枠付抑止パネル(50)の一部が配置
されるように、抑止パネル(50)を積み上げていく。
【0062】なお、枠付抑止パネル(50)を積み上げ
ていく際、図28に示すように矩形枠体(51)の開口
部(54)を利用して隣り合うパネル(50)同士を連
結固定するようにしても良い。
【0063】次に、枠付抑止パネル(50)の表面側に
複数本のリップ溝型鋼からなる抑止桟(60)を固定す
る。すなわち抑止桟(60)を2本一組にして、その間
に上記シーボルト(5a)を位置させるようにして、抑
止パネル(50)上面に沿って配置する。
【0064】続いて図17ないし図19に示すように、
金属製の抑え板(61)をその中央孔内にシーボルト
(5a)を挿通させるようにして抑止桟(60)上にそ
れぞれ配置し、その後、シーボルト(5a)にナット
(9)を螺合することにより、抑止桟(60)及び抑止
パネル(50)を壁面用及びコーナー用ライニング部材
(40)(140)に押圧するものとする。
【0065】ここで本実施形態において、枠付抑止パネ
ル(50)、抑止桟(60)、抑え板(61)、アンカ
ーボルト(5)、シーボルト(5a)及びナット(9)
により、仮設抑止手段が構成されている。
【0066】なお本実施形態においては、シーボルト
(5a)の取付ピッチを適宜設定して、各枠付抑止パネ
ル(50)をパネルごとにほぼ一箇所ずつ固定し、枠付
抑止パネル(50)の固定を確実に行うのが良い。
【0067】次に図13及び図18に示すように、ライ
ニング部材(40)(140)を上記仮設抑止手段によ
り押圧した状態において、コンクリート躯体(1)と、
ライニング部材(40)(140)との間の空間部内に
コンクリート等の裏込材(70)を充填する。このと
き、充填された裏込材(70)の内部に、ライニング部
材(40)(140)の埋設固着片(42)(142)
が埋設されることとなる。
【0068】続いて、上記裏込材(70)が養生硬化し
た後、図20に示すようにシーボルト(5a)のナット
(9)を取り外し、抑え板(61)、抑止桟(60)及
び枠付抑止パネル(50)を撤去し、更にシーボルト
(5a)をアンカーボルト(5)から取り外して撤去す
る。
【0069】そして最後に、ポリ塩化ビニル製のキャッ
プ(80)を、ライニング部材(40)のボルト挿通孔
(40a)に嵌め込んで、抑止桟固定用アンカーボルト
(5)に冠着する。
【0070】これにより、本実施形態のライニング工法
によるコンクリート液槽内壁面の改修施工が完了する。
【0071】以上のように、本実施形態のライニング工
法によれば、躯体内壁面(2a)(2b)が、ライニン
グ部材(40)(140)からなるライニング壁により
被覆されるものであるから、恒久的に優れた耐腐食性を
得ることができる。
【0072】また本実施形態のライニング工法によれ
ば、複数の取付フレーム(40)及び複数の取付金具
(140)を、連結部材(38)(138)により連結
一体化してなる一体化フレーム群(F1)(F2)を使
用しているため、各取付フレーム(40)を内壁面(2
a)(2b)に固定するにあたって、内壁面(2a)
(2b)に凹凸等があろうとも、一体化フレーム群(F
1)(F2)の一部のみを固定するだけで、各取付フレ
ーム(30)は、相互の位置関係が適切に保持されてそ
れぞれ所定位置に精度良く配置されるので、例えば従来
のように、複数の取付フレームをひとつずつ固定してそ
れぞれ位置調整するという面倒な作業は必要なく、その
分、労力が軽減されて効率良くスムーズに施工でき、施
工期間の短縮及びコストの削減を図ることができる。
【0073】更に上記と同様で、一体化フレーム群(F
2)の一部を、内壁面(2a)(2b)に固定するだけ
で、各取付金具(140)が、それぞれ適切位置に配置
されるので、取付金具(140)の位置調整も、簡単か
つ正確に行えて、より一層効率良くスムーズに施工する
ことができる。
【0074】また本実施形態においては、壁面間コーナ
ー部(2c)に、円弧状の曲成部(141a)を有する
断面略山型形状のコーナー用ライニング部材(140)
を配置するとともに、そのライニング部材(140)の
両側端縁に、板状の壁面用ライニング部材(40)の側
端縁を突き合わせ状態に配置するものである。このた
め、ライニング壁のコーナー部分に熱応力が発生したと
しても、その応力はライニング部材(140)の曲成部
(141a)全域に分散するように作用し、局部的に集
中するようなことはない。従ってライニング部材(14
0)に、上記応力による悪影響が及ぶことがなく、亀裂
の発生等を確実に防止でき、コンクリート躯体(1)の
腐食及び早期劣化を防止することができる。
【0075】また本実施形態においては、壁面間コーナ
ー部(2c)にコーナー用ライニング部材(140)を
配置して、その両側に壁面用ライニング部材(40)を
配置するものであるため、コーナー用ライニング部材
(140)を基準にしてその両側に壁面用ライニング部
材(40)を施工していくことにより、壁面間コーナー
部周辺におけるライニング部材(40)の位置合せを精
度良くスムーズに行うことができ、一段と効率良く施工
することができる。
【0076】更に壁面間コーナー部(2c)に配置され
たコーナー用ライニング部材(140)の両側端縁に、
壁面用ライニング部材(40)の側端縁を突き合わせる
ものであるため、その突き合わせ部はライニング壁面の
入り隅位置には形成されず、平面位置に形成されるの
で、平面位置の突き合わせ部にシール処理を施せば良
い。このため例えば、板状ライニング部材の端縁同士を
直角に突き付けて、その入り隅位置の突き付け部をシー
ル処理するという面倒な作業を必要とせず、適切なシー
ル処理を施すことができ、十分な水密性及び良好な仕上
がり具合を得ることができる。
【0077】また本実施形態のコーナー用ライニング部
材(140)は、長さ方向に沿って同一の断面を有する
形状のものであるため、押出成形等によって効率良く製
造することができ、構成部材の製作を容易に行うことが
できる。
【0078】更に本実施形態においては、壁面用ライニ
ング部材(40)を取り付けるための取付フレーム(3
0)と、コーナー用ライニング部材(140)を取り付
けるための取付金具(130)とを、ひとつの固着具、
すなわちボルト(22)及びナット(23)により固定
するようにしているため、部品の共用化により、部品点
数が削減されてコストの削減を図ることができる。
【0079】また本実施形態においては、ライニング部
材(40)(140)の埋設固着片(42)(142)
が、硬化裏込材内に埋設されて構造的に固着するもので
あるため、ライニング部材(40)(140)に、十分
な取付強度を得ることができる。
【0080】また本実施形態は、ライニング部材(4
0)(140)を、型枠としても利用し裏込材(70)
を充填するものであるから、別途木材等により型枠を組
んで裏込材注入を行う場合と比べて、資材の節減、工期
の短縮、労務の軽減を図ることができる。
【0081】更に裏込材(70)内に取付フレーム(3
0)及び取付金具(130)等の金属補強部材が埋設さ
れるので、改修建造物全体の強度が高められて、液槽等
として十分な耐久性を得ることができる。しかも複数の
取付フレーム(30)及び複数の取付金具(130)
は、連結部材(38)(138)により相互に連結され
ているため、裏込材(70)層の強度を、より一層高め
ることができ、液槽等のコンクリート構造物として耐久
性を一段と向上させることができる。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本第1の発明のライニン
グ工法によれば、並列状に配置された複数の取付フレー
ムを連結部材により連結一体化してなる一体化フレーム
群を、コンクリート躯体壁面に固定し、その取付フレー
ムに取り付けたライニング部材と躯体壁面との間に裏込
材を注入するものである。このため、各取付フレームを
躯体壁面に固定するにあたって、躯体壁面に凹凸等があ
ろうとも、一体化フレーム群の一部のみを固定するだけ
で、各取付フレームは、相互の位置関係が適切に保持さ
れてそれぞれ所定位置に位置精度良く配置されるので、
例えば複数の取付フレームをひとつずつ固定してそれぞ
れ位置調整するというような面倒な位置調整作業を必要
とせず、その分、労力が軽減されて効率良くスムーズに
施工でき、施工期間の短縮及びコストの削減等を図るこ
とができる。また裏込材層の補強部材を兼ねる複数の取
付フレームが相互に一体化されているため、裏込材層の
強度を、一段と高めることができ、十分な耐久性を有す
る液槽等のコンクリート構造物を提供できるという効果
がある。
【0083】本第2の発明のライニング構造は、上記第
1発明の工法の実施により得られる構造を特定したもの
であるため、その実施によって、上記と同様の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態工法による一体化フレーム
群の取付状態を分解して示す斜視図である。
【図2】実施形態工法による壁面用ライニング部材の取
付状態を分解して示す斜視図である。
【図3】上記壁面用ライニング部材の取付状態を示す一
部切欠正面図である。
【図4】実施形態工法によるコーナー用ライニング部材
の取付状態を分解して示す斜視図である。
【図5】図5(a)は実施形態工法に使用された壁面用
一体化フレーム群を示す水平断面図、図5(b)は実施
形態に使用されたコーナー用一体化フレーム群を示す水
平断面図である。
【図6】上記壁面用一体化フレーム群を示す正面図であ
る。
【図7】上記コーナー用一体化フレーム群を示す正面図
である。
【図8】上記コーナー用一体化フレーム群の取付金具周
辺を拡大して示す斜視図である。
【図9】実施形態工法によるコーナー用ライニング部材
の取付状態を示す側面断面図である。
【図10】上記壁面用ライニング部材の取付状態を示す
要部拡大側面断面図である。
【図11】上記壁面用ライニング部材の取付状態を示す
要部拡大斜視図である。
【図12】上記壁面用ライニング部材の取付状態を示す
側面断面図である。
【図13】実施形態工法による壁面間コーナー部周辺の
水平断面図である。
【図14】実施形態工法において上下に隣接するコーナ
ー用ライニング部材の連結部周辺を示す側面断面図であ
る。
【図15】実施形態工法においてコーナー用及び壁面用
ライニング部材の連結部周辺を示す水平断面図である。
【図16】実施形態工法において左右に隣接する壁面用
ライニング部材の連結部周辺を示す水平断面図である。
【図17】実施形態工法による仮設抑止手段の取付状態
を示す分解斜視図である。
【図18】実施形態工法による仮設抑止手段の取付状態
を示す側面断面図である。
【図19】実施形態工法による仮設抑止手段の取付状態
を示す正面図である。
【図20】実施形態工法によるライニング部材取付完了
状態を示す側面断面図である。
【図21】実施形態工法に使用された壁面用ライニング
部材取付フレームを示す図であって、同図(a)は正面
図、同図(b)は側面図、同図(c)は底面図である。
【図22】実施形態工法に使用されたコーナー用ライニ
ング部材取付金具を示す斜視図である。
【図23】上記コーナー用ライニング部材取付金具を示
す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は平面
図である。
【図24】実施形態工法に使用されたコーナー用ライニ
ング部材を示す図であって、同図(a)は側面図、同図
(b)は平面図、同図(c)は底面図である。
【図25】実施形態工法に使用された壁面用ライニング
部材を示す図であって、同図(a)は正面図、同図
(b)は側面図、同図(c)は平面図である。
【図26】図25の一点鎖線Pで囲まれる部分の拡大図
である。
【図27】図25の一点鎖線Qで囲まれる部分の拡大図
である。
【図28】実施形態工法に使用された枠付抑止パネルを
示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1…コンクリート躯体 2a、2b…内壁面 10…アンカーボルト 30…取付フレーム 38、138…連結部材 40…ライニング部材 70…裏込材 F1、F2…一体化フレーム群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔おきに平行に配置された複数の
    金属製取付フレームを、金属製連結部材により相互に連
    結一体化してなる一体化フレーム群を準備する工程と、 コンクリート躯体壁面の所定位置に複数のアンカーボル
    トを固植する工程と、 前記一体化フレーム群を、その各取付フレームを前記躯
    体壁面に沿わせて垂直に配置した状態で、前記アンカー
    ボルトを介して前記躯体壁面に固定する工程と、 硬質合成樹脂からなる複数の板状ライニング部材を、前
    記一体化フレーム群の対応する取付フレームに係合し
    て、前記躯体壁面から所定間隔をおいて面状に並べて配
    置する工程と、 上記各ライニング部材を仮設抑止手段によって躯体壁面
    側に抑止した状態で、前記躯体壁面と前記ライニング部
    材との間にコンクリート等の裏込材を注入充填する工程
    と、 前記裏込材を養生硬化させた後、前記仮設抑止手段を除
    去する工程と、を含むことを特徴とするコンクリート躯
    体壁面のライニング工法。
  2. 【請求項2】 コンクリート躯体壁面の所定位置に複数
    のアンカーボルトが固植され、 所定間隔おきに平行に配置された複数の金属製取付フレ
    ームが、金属製連結部材により相互に連結一体化されて
    なる一体化フレーム群が、その各取付フレームが前記躯
    体壁面に沿うよう垂直に配置された状態で、前記アンカ
    ーボルトを介して前記躯体壁面に固定され、 硬質合成樹脂からなる複数の板状ライニング部材が、前
    記一体化フレーム群の対応する取付フレームに係合され
    て、前記躯体壁面から所定の間隔をおいて面状に並べて
    配置され、 前記躯体壁面と前記ライニング部材との間に、コンクリ
    ート等の裏込材が充填硬化されてなることを特徴とする
    コンクリート躯体壁面のライニング構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001269536A (ja) * 2000-03-27 2001-10-02 Shimizu Corp 脱硫装置におけるライニング構造
KR100949071B1 (ko) 2010-01-25 2010-03-19 주식회사 복주 라이닝용 패널유닛 및 이를 사용한 저수조
KR101321743B1 (ko) * 2013-03-08 2013-11-04 진미경 수처리 시설의 구조물 보호 시스템

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